JP2017033747A - 照明装置及び照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】人の覚醒を促進する。【解決手段】第2点灯回路部は、制御部から指示される調光比に応じて、定格値の倍の電流を第2光源部に供給する。一方、第1点灯回路部は、制御部から指示される調光比に応じて、第1光源部への給電を停止する。つまり、特定モードにおける照明光は、全灯状態の頂点X1から横軸と平行に延長した直線と、右側の頂点X3から縦軸と平行に延長した直線との交点Y1の位置に対応した全調光比(100%)及び光色(第2光色)となる。ゆえに、本実施形態に係る照明装置は、通常モードのときよりも光量が大きく、かつ、相対色温度の高い光色(第2光色)の照明光を照射することにより、照明空間に滞在する人の覚醒を促進することができる。【選択図】図2
Description
本発明は、照明装置及び照明器具に関し、より詳細には、調光と調色が可能な照明装置、及び当該照明装置を用いた照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明装置を例示する。特許文献1記載の照明装置(以下、従来例という)は、互いに色温度の異なる第1光源部及び第2光源部と、第1光源部を点灯する第1点灯回路部と、第2光源部を点灯する第2点灯回路部と、第1点灯回路部及び第2点灯回路部を制御する制御部とを備える。制御部は、第1光源部の光出力と第2光源部の光出力との割合を変化させるように第1点灯回路部及び第2点灯回路部を制御し、第1光源部及び第2光源部から照明空間に照射される照明光を調色及び調光するように構成される。
ところで、従来例では人の覚醒を促進する照明環境を再現することが困難であった。そのため、人の覚醒を促進することのできる照明装置及び照明器具が望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、人の覚醒を促進することを目的とする。
本発明の照明装置は、第1光色の光を放射する第1光源部と、前記第1光色よりも相対色温度の高い第2光色の光を放射する第2光源部と、前記第1光源部を調光点灯する第1点灯回路部と、前記第2光源部を調光点灯する第2点灯回路部と、前記第1点灯回路部及び前記第2点灯回路部を制御して照明空間に照射される照明光の光量と光色を調整する制御部とを備え、前記制御部は、前記第1光源部及び前記第2光源部のそれぞれの光量をゼロから定格値までの範囲で調整する通常モードと、前記照明光を前記通常モードの前記範囲から外れた光量又は光色とする特定モードとを有し、所定のトリガ信号を受け取ったとき、前記特定モードを実行した後に前記通常モードに切り替わるように構成されることを特徴とする。
本発明の照明器具は、前記照明装置と、前記照明装置を支持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明の照明装置及び照明器具は、人の覚醒を促進することができるという効果がある。
以下、本実施形態に係る照明装置及び照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
<実施形態1>
本実施形態に係る照明装置1は、図1Aに示すように第1光源部10及び第2光源部11、第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13、制御部14、力率改善回路15、リモコン受信部16などを備える。第1光源部10は、第1光色(例えば、相関色温度2700[K])の光を放射する1個又は複数個の発光ダイオード10Aの直列回路を有している(図1B参照)。また、第2光源部11は、第2光色(例えば、相関色温度6500[K])の光を放射する1個又は複数個の発光ダイオード11Aの直列回路を有している(図1B参照)。これら第1光源部10と第2光源部11は、発光ダイオード10A、11Aの定格電圧に個数を乗じた電圧(以下、駆動電圧と呼ぶ)が印加されることで電流が流れて発光(点灯)する。
本実施形態に係る照明装置1は、図1Aに示すように第1光源部10及び第2光源部11、第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13、制御部14、力率改善回路15、リモコン受信部16などを備える。第1光源部10は、第1光色(例えば、相関色温度2700[K])の光を放射する1個又は複数個の発光ダイオード10Aの直列回路を有している(図1B参照)。また、第2光源部11は、第2光色(例えば、相関色温度6500[K])の光を放射する1個又は複数個の発光ダイオード11Aの直列回路を有している(図1B参照)。これら第1光源部10と第2光源部11は、発光ダイオード10A、11Aの定格電圧に個数を乗じた電圧(以下、駆動電圧と呼ぶ)が印加されることで電流が流れて発光(点灯)する。
力率改善回路15は、例えば、昇圧チョッパ回路で構成されることが好ましい。力率改善回路15は、商用の交流電源100から供給される交流電圧を、当該交流電圧の実効値よりも高い直流電圧に変換することで力率を改善するように構成される。
第1点灯回路部12は、力率改善回路15から出力される直流電圧を所望の直流電圧(第1光源部10の駆動電圧)まで降圧するスイッチング電源回路を有する。同様に、第2点灯回路部13は、力率改善回路15から出力される直流電圧を所望の直流電圧(第2光源部11の駆動電圧)まで降圧するスイッチング電源回路を有する。
第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13は、図1Bに示すように降圧チョッパ回路と、降圧チョッパ回路を駆動する駆動回路120、130とで構成される。降圧チョッパ回路は、力率改善回路15の正極側の出力端子にダイオードD1のカソードが電気的に接続され、ダイオードD1のアノードと力率改善回路15の負極側の出力端子との間にスイッチング素子Q1及び抵抗R1の直列回路が挿入される。また、ダイオードD1のカソード・アノード間に、電解コンデンサからなる平滑コンデンサC1及びインダクタL1が電気的に直列接続され、平滑コンデンサC1の両端に放電用の抵抗R2が電気的に接続される。なお、第1光源部10及び第2光源部11の各発光ダイオード10A、11Aが平滑コンデンサC1の両端間に電気的に直列接続される。このように構成される降圧チョッパ回路の動作は従来周知であって、スイッチング素子Q1が高周波でスイッチングされることにより、入力電圧(力率改善回路15の出力電圧)から降圧された直流電圧が平滑コンデンサC1の両端より第1光源部10や第2光源部11に出力される。また駆動回路120、130は、制御部14から与えられる制御信号に応じてスイッチング素子Q1をスイッチングするように構成される。
制御部14は、マイクロコントローラ及びメモリなどのハードウェアと、メモリに保存されてマイクロコントローラのCPU(中央演算処理装置)で実行されるプログラム(ソフトウェア)とで構成されることが好ましい。そして、以下に説明する制御部14の動作(処理)は、マイクロコントローラのCPUがプログラムを実行することで実現される。なお、本実施形態に係る照明装置1は、電源回路を備えることが好ましい。電源回路は、例えば、力率改善回路15の出力電圧から、第1点灯回路部12、第2点灯回路部13、制御部14、力率改善回路15、リモコン受信部16の動作電源(5ボルトや3.3ボルトの直流電圧など)を作成するように構成される。
ここで、制御部14は、第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13のスイッチング電源回路を間欠動作させ、かつ、間欠動作の周期に対する動作期間(オン期間)のデューティ比を100%から下限値(例えば、5%)の範囲で増減する。これにより、制御部14は、第1光源部10及び第2光源部11の光量(光束)を調整(調光)することができる。つまり、デューティ比が高くなるほど、第1光源部10及び第2光源部11の光量が増加し、デューティ比が低くなるほど、第1光源部10及び第2光源部11の光量が減少する。そして、デューティ比が100%(調光範囲の上限)の場合はスイッチング電源回路が常時動作して第1光源部10及び第2光源部11が定格点灯する。なお、以下の説明では、上述したデューティ比を調光比と呼ぶ。
また、本実施形態に係る照明装置1では、第1光源部10の第1光色と第2光源部11の第2光色が異なっている。したがって、制御部14が第1光源部10の光量(調光比)と第2光源部11の光量(調光比)との割合を変化させることにより、照明光の光色を第1光色と第2光色の間で調整(調色)することができる(図2参照)。つまり、第1光源部10の光量(調光比)の割合が高くなるほど光色が第1光色に近く(相対色温度が低く)なり、第2光源部11の光量(調光比)の割合が高くなるほど光色が第2光色に近く(相対色温度が高く)なる。そして、第1光源部10の調光比が0%よりも高く、かつ、第2光源部11の調光比が0%の場合は、照明光の光色が第1光色に等しくなる。一方、第1光源部10の調光比が0%、かつ、第2光源部11の調光比が0%よりも高い場合は、照明光の光色が第2光色に等しくなる。なお、以下の説明では、第1光源部10の調光比と第2光源部11の調光比との割合(比率)を調色比と呼び、第1光源部10の調光比と第2光源部11の調光比の総和を全調光比と呼ぶ。全調光比は、照明光の光量を表しており、第1光源部10の調光比が100%(全調光比50%)、かつ、第2光源部11の調光比が100%(全調光比50%)のときに100%となる。
図2は、第1光源部10及び第2光源部11の調光比と調色比及び全調光比の関係を模式的に表した図である。図2において二等辺三角形の相等しい2辺が交わる頂点X1の位置は、第1光源部10の調光比と第2光源部11の調光比が双方とも100%(調光範囲の上限)に設定された調光・調色状態に対応している。以下では、この状態を「全灯状態」と呼ぶ。なお、全灯状態における照明光の光色は第1光色と第2光色の中間色、例えば、相対色温度が4600[K]の光色となる。また、図2における二等辺三角形の他の2つの頂点のうちで左側の頂点X2の位置は、第1光源部10の調光比が100%、第2光源部11の調光比が調光下限(又は消灯)に設定された調光・調色状態に対応している。一方、右側の頂点X3の位置は、第2光源部11の調光比が100%、第1光源部10の調光比が調光下限(又は消灯)に設定された調光・調色状態に対応している。
ゆえに、図2における三角形の部分は、全調光比が50%以上となる範囲で第1光源部10の調光比と第2光源部11の調光比が任意の値に設定された調光・調色状態に対応している。また、図2における長方形の部分は、全調光比が50%未満となる範囲で第1光源部10の調光比と第2光源部11の調光比が任意の値に設定された調光・調色状態に対応している。そして、二等辺三角形と長方形とを組み合わせた図形(五角形)の内部(ただし、各辺を含む)の任意の位置が照明光の調光・調色状態に対応している。
リモコン受信部16は、リモートコントローラ(以下、リモコンと略す)から送信される赤外線信号を受信(受光)し、受信した赤外線信号から復調した制御コードを制御部14に出力する。そして、制御部14は、制御コードに対応した動作、例えば、制御コードで指示される全調光比及び調色比となるように、第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13を制御して第1光源部10及び第2光源部11の調光比を調整する。ただし、リモコン受信部16は、赤外線信号の代わりに、電波を媒体とする無線信号や信号線を介した電気信号をリモコンから受信するように構成されても構わない。
ここで、制御部14は、複数の動作モードを有し、それら複数の動作モードを随時切り替えて実行しながら、第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13を制御して、照明光を調光及び調色するように構成される。また、複数の動作モードには、少なくとも、通常モードと特定モードの2つのモードが含まれている。制御部14は、通常モードを実行しているとき、リモコン受信部16から受け取る制御コードや、マイクロコントローラに内蔵されたタイマの割込みなどに応じて、図2の五角形の範囲内で照明光を調光及び調色する。
一方、制御部14は、なんらかのトリガ信号(例えば、特定の制御コードやタイマの割込みなど)を受け取ったときに特定モードを実行する。そして、制御部14は、特定モードを実行しているとき、照明光を通常モードの範囲から外れた光量とするように第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13を制御する。例えば、制御部14は、特定モードの実行開始を指示する制御コードを受け取ると、第2点灯回路部13に対して、100%よりも高い調光比(例えば、200%)を指示し、第1点灯回路部12に対して、0%の調光比を指示する。第2点灯回路部13は、制御部14から指示される調光比に応じて、定格値の倍の電流を第2光源部11に供給する。一方、第1点灯回路部12は、制御部14から指示される調光比に応じて、第1光源部10への給電を停止する。つまり、このときの照明光は、図2において、全灯状態の頂点X1から横軸と平行に延長した直線と、右側の頂点X3から縦軸と平行に延長した直線との交点Y1の位置に対応した全調光比(100%)及び光色(第2光色)となる。このように、本実施形態に係る照明装置1が、通常モードのときよりも光量が大きく、かつ、相対色温度の高い光色(第2光色)の照明光を照射することにより、照明空間に滞在する人の覚醒を促進することができる。一般に、光療法(高照度光療法とも呼ばれる)という、太陽光やそれと同等の光を与えることにより、人の体内時計を調節して生体リズムを整える治療法が知られている。この光療法では、朝、太陽光または高照度光療法器具を使用して2500ルクス以上の光を目から取り入れることにより、人の体内時計をリセットしてメリハリのある生体リズムをつくり出している。したがって、より日中の太陽光に近い光色(第2光色)、かつ、高い照度(大きい光量)の光(照明光)を照射することにより、人の覚醒を促進することができる。例えば、深夜に勉強する学生や、深夜労働する労働者などが本実施形態に係る照明装置1を利用することにより、覚醒が促進されることで勉強や労働の効率の向上を図ることができる。あるいは、本実施形態に係る照明装置1が外光の入りにくい(日当たりの悪い)部屋に設置される場合、朝に起床した人の覚醒を促進することができる。制御部14が特定モードを実行する時間(第1時間)は、数分から数十分あるい数時間でも構わない。ただし、第1時間には第2光源部11に定格値よりも大きい電流を流すことになるので、人の覚醒を促進可能な時間と、第2光源部11の寿命とを考慮して、適当な時間に設定されることが好ましい。
さらに、制御部14は、特定モードを実行した後に通常モードに切り替わる。つまり、制御部14は、人がリモコンなどを操作しなくても自動的に特定モードから通常モードに切り替わるので、第1時間が必要以上に長くならず、第2光源部11の短寿命化を抑制することができる。なお、特定モードにおける光量及び光色は、交点Y1に対応する値(全調光比100%、第2光色)に限定されない。例えば、特定モードにおける光量及び光色は、図2において、2つの頂点X1とX3を結ぶ二等辺三角形の斜辺よりも全調光比が高く、かつ、調色比が頂点X1とX3の間の値となる範囲(ハッチングされた範囲)Z1内の光量及び光色であってもよい。
上述のように本実施形態に係る照明装置1は、第1光色の光を放射する第1光源部10と、第1光色よりも相対色温度の高い第2光色の光を放射する第2光源部11とを備える。また、照明装置1は、第1光源部10を調光点灯する第1点灯回路部12と、第2光源部11を調光点灯する第2点灯回路部13と、第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13を制御して照明空間に照射される照明光の光量と光色を調整する制御部14とを備える。制御部14は、第1光源部10及び第2光源部11のそれぞれの光量をゼロから定格値までの範囲で調整する通常モードを有する。また、制御部14は、照明光を通常モードの範囲から外れた光量又は光色とする特定モードを有する。さらに、制御部14は、所定のトリガ信号を受け取ったとき、特定モードを実行した後に通常モードに切り替わるように構成される。
本実施形態に係る照明装置1が上述のように構成されれば、制御部14で特定モードが実行されることにより、通常モードの実行時よりも大きい光量の照明光を照射する。本実施形態に係る照明装置1は、通常モードの実行時よりも大きい光量の照明光を照射することにより、人の覚醒を促進することができる。
また、本実施形態に係る照明装置1において、制御部14は、特定モードの実行時に、第2点灯回路部13から第2光源部11へ供給する電流を定格値よりも大きくするように構成されることが好ましい。
本実施形態に係る照明装置1が上述のように構成されれば、制御部14が通常モードを実行するときのハードウェアに新たなハードウェアを追加しなくても、制御部14が特定モードを実行することができる。
<実施形態2>
本実施形態に係る照明装置1は、図3に示すように、実施形態1に係る照明装置1に対して、第3光源部17及び第3点灯回路部18が追加されている。
本実施形態に係る照明装置1は、図3に示すように、実施形態1に係る照明装置1に対して、第3光源部17及び第3点灯回路部18が追加されている。
第3光源部17は、第3光色(例えば、相関色温度9000[K])の光を放射する1個又は複数個の発光ダイオードの直列回路を有することが好ましい。第3点灯回路部18は、第1点灯回路部12及び第2点灯回路部13と共通の回路構成を有することが好ましい。すなわち、第3点灯回路部18は、力率改善回路15から出力される直流電圧を所望の直流電圧(第3光源部17の駆動電圧)まで降圧するスイッチング電源回路を有することが好ましい。さらに、第3点灯回路部18は、制御部14によってスイッチング電源回路が間欠動作させられることにより、例えば、0%から100%までの調光比で第3光源部17を調光点灯するように構成されることが好ましい。
制御部14は、通常モードを実行しているとき、リモコン受信部16から受け取る制御コードや、マイクロコントローラに内蔵されたタイマの割込みなどに応じて、図4の五角形の範囲内で照明光を調光及び調色することが好ましい。つまり、制御部14は、通常モードを実行しているときは、第3点灯回路部18を停止して第3光源部17を消灯させることが好ましい。
一方、制御部14は、特定モードを実行するとき、例えば、第1光源部10の調光比を0%とし、第2光源部11及び第3光源部17の調光比をそれぞれ100%とすることが好ましい。第3光源部17の光色(第3光色)は第2光色よりも相対色温度が高いので、第2光源部11から放射される光と第3光源部17から放射される光が混ざることにより、照明光の光色(相対色温度)が第2光色よりも高くなる。つまり、このときの照明光は、図4において、右側の頂点X3から縦軸と平行に延長した直線よりも右側、かつ、頂点X3から横軸に平行に延長した直線よりも上側の範囲(ハッチングされた範囲)Z2内の任意の位置(例えば、Y2)の光量及び光色となる。
本実施形態に係る照明装置1は、特定モードにおける照明光の光色を、実施形態1に係る照明装置1よりも高い相対色温度とすることにより、より人の覚醒を促進することができる。しかも、本実施形態に係る照明装置1は、第2光源部11に定格値よりも大きい電流を流さないので、第2光源部11の短寿命化を抑制することができる。
上述のように本実施形態に係る照明装置1において、第2光色よりも相対色温度の高い第3光色の光を放射する第3光源部17と、第3光源部17を調光点灯する第3点灯回路部18とを備えることが好ましい。制御部14は、特定モードの実行時に、第3点灯回路部18を制御して第3光源部17を調光点灯するように構成されることが好ましい。
本実施形態に係る照明装置1が上述のように構成されれば、人の覚醒を更に促進することができる。
<実施形態3>
本実施形態に係る照明器具2の分解斜視図を図5に示す。本実施形態に係る照明器具2は、引掛シーリングに着脱自在に取り付けられて天井に配置される照明器具であって、一般にシーリングライトと呼称される照明器具である。ただし、本実施形態に係る照明器具2は、シーリングライトに限定されない。
本実施形態に係る照明器具2の分解斜視図を図5に示す。本実施形態に係る照明器具2は、引掛シーリングに着脱自在に取り付けられて天井に配置される照明器具であって、一般にシーリングライトと呼称される照明器具である。ただし、本実施形態に係る照明器具2は、シーリングライトに限定されない。
本実施形態に係る照明器具2は、器具本体20、給電部21、4つのLEDユニット22、配光パネル23、カバー24などを備える。器具本体20は、金属製の板材によって円盤状に形成される。給電部21は、器具本体20の中央部分に配置される。給電部21は、引掛シーリングと電気的かつ機械的に着脱自在に結合するように構成される。LEDユニット22は、円弧状に湾曲形成された実装基板22Aの表面(下面)に複数個の発光ダイオードが弧状に2列に並べて実装されて構成されている。各LEDユニット22の実装基板22Aには、第1光源部10を構成する発光ダイオードと第2光源部11を構成する発光ダイオードが混在して実装されている。なお、これら4つのLEDユニット22は、給電部21を中心とする円周方向に並べて器具本体20の下面に取り付けられる。
配光パネル23は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって円環状に形成される。配光パネル23は、4つのLEDユニット22の下面を被うように器具本体20に固定される。配光パネル23における各発光ダイオードとの対向部分には、発光ダイオードから放射される光の配光を制御するための光学部品(レンズ)23Aが一体に形成されている。
カバー24は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂により、上面が開口した扁平な円筒形状に形成される。カバー24は、LEDユニット22や配光パネル23を内部に収納するようにして器具本体20の下面に着脱自在に取り付けられる。ただし、器具本体20に対するカバー24の取付構造については、一般的なシーリングライトにおいて周知な構造であるから詳細な説明を省略する。
なお、照明装置1を構成する各部のうちで第1光源部10及び第2光源部11を除く第1点灯回路部12、第2点灯回路部13、制御部14、力率改善回路15、リモコン受信部16などは、器具本体20の上面側における給電部21の周囲に配置される。また、力率改善回路15は、給電線を介して給電部21と電気的に接続されることにより、商用の交流電源100から給電される。
上述のように本実施形態に係る照明器具2は、実施形態1に係る照明装置1又は実施形態2に係る照明装置1と、照明装置1を支持する器具本体20とを備える。
本実施形態に係る照明器具2が上述のように構成されれば、通常モードの実行時よりも大きい光量、かつ、相対的に高い相対色温度の光色の照明光を照射することにより、人の覚醒を促進することができる。
1 照明装置
2 照明器具
10 第1光源部
11 第2光源部
12 第1点灯回路部
13 第2点灯回路部
14 制御部
17 第3光源部
18 第3点灯回路部
20 器具本体
2 照明器具
10 第1光源部
11 第2光源部
12 第1点灯回路部
13 第2点灯回路部
14 制御部
17 第3光源部
18 第3点灯回路部
20 器具本体
Claims (4)
- 第1光色の光を放射する第1光源部と、前記第1光色よりも相対色温度の高い第2光色の光を放射する第2光源部と、前記第1光源部を調光点灯する第1点灯回路部と、前記第2光源部を調光点灯する第2点灯回路部と、前記第1点灯回路部及び前記第2点灯回路部を制御して照明空間に照射される照明光の光量と光色を調整する制御部とを備え、
前記制御部は、前記第1光源部及び前記第2光源部のそれぞれの光量をゼロから定格値までの範囲で調整する通常モードと、前記照明光を前記通常モードの前記範囲から外れた光量又は光色とする特定モードとを有し、所定のトリガ信号を受け取ったとき、前記特定モードを実行した後に前記通常モードに切り替わるように構成されることを特徴とする照明装置。 - 前記制御部は、前記特定モードの実行時に、前記第2点灯回路部から前記第2光源部へ供給する電流を定格値よりも大きくするように構成されることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
- 前記第2光色よりも相対色温度の高い第3光色の光を放射する第3光源部と、前記第3光源部を調光点灯する第3点灯回路部とを備え、
前記制御部は、前記特定モードの実行時に、前記第3点灯回路部を制御して前記第3光源部を調光点灯するように構成されることを特徴とする請求項1記載の照明装置。 - 請求項1〜3のいずれかの照明装置と、前記照明装置を支持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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JP2018147598A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 任天堂株式会社 | 発光制御装置、及び、電子機器 |
JP2019061805A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置 |
JP2020030926A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | Led照明器具 |
JP2020140765A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明装置 |
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2015
- 2015-07-31 JP JP2015152095A patent/JP2017033747A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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