JP2017032403A - 液体クロマトグラフの制御装置、液体クロマトグラフィの実行方法及び液体クロマトグラフの制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、これによって、効率の良い液体クロマトグラフィを行うことができる液体クロマトグラフの制御装置を提供することを目的とするものである。
前記実測値記憶手段に記憶された前記特定混合比に対する移動度Rfの実測値に基づいて、溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料の溶出時間を算出するための一般式を作成する計算式作成手段、
前記一般式に基づいて、実施候補となる溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料中の各成分の溶出時間の対応関係を算出し、作業者にこれを提示するための液体クロマトグラフィ結果予測手段、
前記液体クロマトグラフィ条件提示手段に基づいて作業者が液体クロマトグラフィ条件を決定する液体クロマトグラフィ条件決定手段、
前記液体クロマトグラフィ条件決定手段に基づいて作業者によって選択された溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに基づいてカラムに送液される前記溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンを制御する制御信号を出力するための混合比制御手段を備えており、
前記計算式作成手段は、TLCの結果に基づいて下記式(1)
logk’=alogB+b (1)
(ただし、式中、k’は下記式(2)で算出される保持力である。
k’=(tR-t0)/t0 (2)
B:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数)
で表される溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成するものである
ことを特徴とする液体クロマトグラフの制御装置である。
logk’T=alogBT+bT (1−1)
(ただし、式中、
BT:TLCにおける溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数
k’T:TLCにおいて下記式(3)で算出される保持力。
k’T=(1/Rf)−1 (3)
で表されるTLCにおける溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成し、
次いで、これを
Δ=logBT−logBC (4)
(Δ:クロマトグラフィ条件によって決定される定数)
で表されるΔを用い、
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
(但し、式中、k’Cは、
k’C=(tR-t0)/t0 (5)
BC:液体クロマトグラフィにおける溶媒比率
tR:液体クロマトグラフィにおけるサンプルの溶出時間
t0:溶出溶媒が特定のカラム中を通過するのに必要とされる時間)
として、液体クロマトグラフィにおける一般式(1−2)のBcとk’Cとの関係式を得るものであってもよい。
前記第1の工程で求められた移動度Rfの実測値に基づいて、溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料の溶出時間を算出するための一般式を作成する第2の工程、
実施候補となる溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料中の各成分の溶出時間の対応関係を算出し、作業者にこれを提示する第3の工程、
第3の工程によって定時された内容に基づいて作業者が液体クロマトグラフィ条件を決定する第4の工程、
前記第4の工程によって選択された液体クロマトグラフィ条件の溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに基づいてカラムに送液される前記溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンを制御する制御信号を出力するための混合比制御手段
からなり、
前記第2の工程は、第1の工程の結果にもとづいて下記式(1)
logk’=alogB+b (1)
(ただし、式中、k’は下記式(2)で算出される保持力である。
k’=(tR-t0)/t0 (2)
B:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数)
で表される溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成するものであることを特徴とする液体クロマトグラフィの実行方法でもある。
logk’T=alogBT+bT (1−1)
(ただし、式中、
BT:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数
k’T:下記式(2)で算出される保持力。
k’T=(1/Rf)−1 (3)
で表されるTLCにおける溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成し、
次いで、これを
Δ=logBT−logBC (4)
(Δ:クロマトグラフィ条件によって決定される定数)
で表されるΔを用い、
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
(但し、式中、k’Cは、
k’C=(tR-t0)/t0 (5)
tR:液体クロマトグラフィにおけるサンプルの溶出時間
t0:溶出溶媒が特定のカラム中を通過するのに必要とされる時間)
として、液体クロマトグラフィにおける一般式(1−2)のBcとk’Cとの関係式を得るものであってもよい。
前記実測値記憶手段に記憶された前記特定混合比に対する移動度Rfの実測値に基づいて、溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料の溶出時間を算出するための一般式を作成する計算式作成手段、
前記一般式に基づいて、実施候補となる溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料中の各成分の溶出時間の対応関係を算出し、作業者にこれを提示するための液体クロマトグラフィ結果予測手段、
前記液体クロマトグラフィ条件提示手段に基づいて作業者が液体クロマトグラフィ条件を決定する液体クロマトグラフィ条件決定手段、
前記液体クロマトグラフィ条件決定手段に基づいて作業者によって選択された溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに基づいてカラムに送液される前記溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンを制御する制御信号を出力するための混合比制御手段を備え、
前記計算式作成手段は、下記式(1)
logk’=alogB+b (1)
(ただし、式中、k’は下記式(2)で算出される保持力である。
k’=(tR-t0)/t0 (2)
B:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数)
で表される溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成するものであり、
液体クロマトグラフィを制御するためにコンピュータを機能させるものであることを特徴とする液体クロマトグラフィの制御プログラムであってもよい。
logk’T=alogBT+bT (1−1)
(ただし、式中、
BT:TLCにおける溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数
k’T:TLCにおいて下記式(3)で算出される保持力。
k’T=(1/Rf)−1 (3)
で表されるTLCにおける溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成し、
次いで、これを
Δ=logBT−logBC (4)
(Δ:クロマトグラフィ条件によって決定される定数)
で表されるΔを用い、
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
(但し、式中、k’Cは、
k’C=(tR-t0)/t0 (5)
tR:液体クロマトグラフィにおけるサンプルの溶出時間
t0:溶出溶媒が特定のカラム中を通過するのに必要とされる時間)
として、液体クロマトグラフィにおける一般式(1−2)のBcとk’Cとの関係式を得るものであってもよい。
(本発明の計算式について)
本発明者は、液体クロマトグラフィについて、溶媒の混合比と溶出時間との関係について多くの実験データを採取し、これらの関係について精査を行うことによって、
logk’=alogB+b (1)
(ただし、
保持力:k’=(tR-t0)/t0 (2)
溶媒比率:B
溶出に使用される溶媒系によって決定される定数:a)
との関係式が成立することを見出した。
本発明においては、以下の式(2)
k’=(tR-t0)/t0 (2)
によって保持力k’を定義する。
ここで、t0は溶出溶媒が特定のカラム中を通過するのに必要とされる時間であり、カラムのサイズ、形状等によって決定されるカラム固有の値である。
tRは、対象となるサンプルが特定のカラム中を通過するのに必要とされる溶出時間である。t0はカラム固有の定数であるから、このk’を求めることで特定カラムを使用した場合の溶出時間tRを求めることができる。
logk’=alogB+b (1)
で表される関係を有する。
ここで、Bは、溶媒の混合比であり、例えば、X,Yの2種の溶剤の混合系での液体クロマトグラフィを行う場合、いずれか一方の溶媒の割合を示す値である。当該混合比は、モル分率(mol%)、体積比(vol%)、重量比(wt%)等のいずれであっても、一定の相関性を示すため、これらのうち、任意のものを使用することができる。なお、以下の実施例においては、モル分率(mol%)を基準としたものについての実験結果を示した。
aは、溶媒系及び充填剤種に応じて決定される定数である。すなわち、同一の溶媒の組み合わせ、充填剤種等のクロマトグラフィ条件が同一である限り、溶質であるサンプルの種類に関わらずaは一定であることを本願の発明者は発見した。この点が本発明の完成において重要な点となる。
上述した一般式(1)で示された関係式を得ることができれば、これによって簡便に液体クロマトグラフィの結果を実験前に予測することができる。そして、このような一般式(1)を得るためには、TLCを行い、その結果として得られたBCとRfとの関係を利用して上記一般式を得られれば、非常に簡便な手法で液体クロマトグラフィの結果を予測できる点で好ましい。
(A)薄層クロマトグラフィの結果とから上述した一般式(1)を得るための数学的方法を説明し、
次いで、
(B)TLCの結果と、液体クロマトグラフィの結果のずれの補正について説明する。
なお、(A)の要素は、本発明の必須要件であるが、(B)の要素は、TLCの結果と液体クロマトグラフィの結果のずれが大きい場合においてのみ適用する任意の要件である。
一般に、薄層クロマトグラフィのRfと液体クロマトグラフィにおけるt0とtRの間には、
tR=t0/Rf
の関係が成立することが知られている。
このため、Rfを測定すれば、これによって、t0とtRとの関係が明らかとなり、これを一般式(2)に代入することで、上記一般式のk’が求められる。
k’=(1/Rf)−1
である。
当該数式を用い、TLCの結果によって得られたRfからk’を算出し、k’とBとを式(1)に代入し、事前に明らかになっているaを利用すれば、bを求めることができる。
上述したTLCによって得られた上記一般式(1)と、液体クロマトグラフィにおけるk’TとBTとの関係式とは完全には一致しない場合がある。
このため、本発明者らは、このような相違を補正する手段についても、検討を行った。
(A)TLCと液体クロマトグラフィのいずれであっても、aの値に大きな差異は存在しない。
(B)Δ=logBT−logBC (4)
(なお、式(4)中のBT及びBCは、特定のk’に対応するBT(TLCにおける溶媒比)、BC(液体クロマトグラフィにおける溶媒比)を意味する)
として算出されるΔは、化合物種に無関係であり、クロマトグラフィの条件のみによって決定される値である。
という2点が明らかとなった。以下、これらの知見に基づいた、TLCと液体クロマトグラフィの差異の補正について詳述する。
logk’T=alogBT+bT (1−1)
k’T=(1/Rf)−1 (3)
とする。
このような変換は、(4)の関係を(1−1)に代入するだけでよく、これによって、
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
を得ることができる。
当該式中の、a及びΔは、クロマトグラフィ条件によって決定される定数であるから、これらを事前に測定しておき、TLCの結果からbTを算出すれば、上述した一般式(1−2)によって、k’CとBCとを関連付けることができる。
なお、本発明におけるクラジエントパターンとは、液体クロマトグラフィを行うに際して、時間とともに溶媒の混合比を変化させて行う場合の変化パターンを指す。例えば、図2の上図に示したようなものを意味する。グラジエントを行うこと自体は、液体クロマトグラフィにおける汎用的な方法である。
logk’=alogB+b (1)
又は
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
の関係式が明らかになっていれば、溶媒混合比、すなわち、Bを時間に応じて変化させるようなグラジエントをかけた液体クロマトグラフィを行う場合であっても、aとbとが明らかになっていれば、
logk’=alogB(t)+b (1−3)
又は
logk’C=a(logBC(t)+Δ)+bT (1−4)
(B(t)又はBC(t)は、Bの時間変化を示す関係式である))
の式をtによって積分することで、当該グラジエントパターンに応じた溶出時間を知ることができる。
本発明は、上述した計算式を用いて、効率よく液体クロマトグラフィを行うものである。このような理論を実際に液体クロマトグラフィに適用するに際しては、液体クロマトグラフの制御装置、液体クロマトグラフィの実行方法及び液体クロマトグラフの制御プログラム等の装置の形態とするものである。
これらの発明は、実測値記憶手段、計算式作成手段、液体クロマトグラフィ結果予測手段、液体クロマトグラフィ条件決定手段、混合比制御手段を備えたものである。
以下に、これらの各手段について詳述する。
上記実測値記憶手段は、薄層クロマトグラフィの結果を記憶する手段である。
本発明における計算式作成手段は、上述した薄層クロマトグラフィの結果に基づいて、特定の成分についての特定の溶媒系に対する一般式(1)を作成する手段である。当該計算式については、既に詳細に説明を行っていることから、幾つかの点について補足的に説明する。
分離が必要なすべてのサンプルについてbを決定されると、任意の溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターン及び使用するカラムに対応した溶出時間が予測できる状況ができあがる。よって、作業者が液体クロマトグラフィ条件を入力すると、これに応じた溶出時間が直ちに提示される。作業者は、これを見ることによって、複数種の液体クロマトグラフィ条件の良否を容易に判断することができる。これによって、容易に最適な液体クロマトグラフィ条件を実験前に選択することができることとなる。
そして、描出された溶出曲線が、好適でない場合には、新たな液体クロマトグラフィ条件を作成し、これに対応した溶出曲線を表示させることができる。このような作業を繰り返すことで、最適な液体クロマトグラフィ条件を設定することができる。
本発明は、上述した液体クロマトグラフィ条件決定手段による決定に基づいて、液体クロマトグラフィが行われるものである。混合比制御手段は、前記液体クロマトグラフィ条件決定手段に基づいて作業者によって選択された液体クロマトグラフィ条件に基づいて、カラムに送液される前記溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンを制御する制御信号を出力するための手段である。なお、当該混合比制御手段は、公知のものを使用することができ、例えば、特許文献1に開示されたようなものを使用することができる。
以下、図に基づいて本発明の液体クロマトグラフの制御装置の態様の一例を更に詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す図面に記載されたものに限定されるものではない。
本発明は、必要な要素を備えた液体クロマトグラフィ装置及びこれを制御するコンピュータによって、上述したような各手段によって液体クロマトグラフィを制御する制御装置に関するものである。
上述したような手法を実際の装置として運用する上での態様の一例について、以下詳述する
本発明は、上述したような実測値記憶手段、計算式作成手段、液体クロマトグラフィ結果予測手段、液体クロマトグラフィ条件決定手段、混合比制御手段を用いて、液体クロマトグラフィを実行する方法でもある。
本発明は、上述したような実測値記憶手段、計算式作成手段、液体クロマトグラフィ結果予測手段、液体クロマトグラフィ条件決定手段、混合比制御手段を有し、これらによってコンピュータを機能させるための液体クロマトグラフィの制御プログラムでもある。
(実施例1)
溶媒として酢酸エチルとn−ヘキサンとの混合溶媒を使用し、N−フェニルマレイミド、4−アミノベンゾニトリル、4−ニトロアニリン、4−ニトロアニリン、o−エトキシベンズアミドをサンプルとしてTLCを行った。
その際、混合溶媒として、酢酸エチル10体積%、20体積%、30体積%、40体積%、50体積%、60体積%、70体積%、80体積%、90体積%、100体積%のものを使用し、これらそれぞれについて、TLCを行い、Rf値を求めた。更に表中Bは、酢酸エチルのモル分率を基準としてBの算出を行った。
その結果、いずれも高い相関係数を有する直線関係が得られた。そして、3つのすべてのサンプルについて、aが同一であった。
以上の結果より、クロマトグラフィにおいては、上記一般式(1)の関係が成立し、溶媒系が同一であると、aは同一で、bのみがクロマトグラフィの対象化合物によって変化することが明らかである。
図7においては、狭い範囲で見れば(例えば、30〜60体積%の範囲に限定して見れば)一次直線で近似することができるが、10〜100体積%という幅広い範囲にわたって見ると、完全に直線状態の関係式とはならなかった。
よって、図7の関係を一次式に近似して、当該一次式に基づいて液体クロマトグラフィの結果を近似的に予測した場合、混合比の変化割合が小さい範囲内においては、充分な予測を行うことができるが、体積比で10〜100%という非常に幅広い範囲で溶媒比の混合を変化させた場合には、本願発明のほうが精度よく液体クロマトグラフィの結果を予測できることは明らかである。
N−フェニルマレイミド、4−アミノベンゾニトリル、4−ニトロアニリン、o−エトキシベンズアミドについて、酢酸エチルとn−ヘキサンとの混合溶媒を使用し、TLC及び液体クロマトグラフィによってそれぞれB及びk’との関係を測定した。これらをプロットした結果を図8(N−フェニルマレイミド)、図9(4−アミノベンゾニトリル)、図10(4−ニトロアニリン)、図11(o−エトキシベンズアミド)に示す。
Δ=logBT−logBC (4)
で表されるΔは、化合物の種類に関わらず、ほぼ一定であることが明らかになった。
2 シリカゲル薄層板
3 試料
4 溶離液
5 容器
6 検出器
11 液体クロマトグラフ装置
12、13 容器
14 電磁弁
15 混合器
16 ポンプ
17 インジェクター
18 カラム
20 フラクションコレクター
Claims (6)
- 薄層クロマトグラフィの分離において複数の溶媒を特定混合比で含む溶離液を用いて分離を行ったときの試料の移動度Rfの実測値を前記特定混合比に関連づけて記憶するための実測値記憶手段、
前記実測値記憶手段に記憶された前記特定混合比に対する移動度Rfの実測値に基づいて、溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料の溶出時間を算出するための一般式を作成する計算式作成手段、
前記一般式に基づいて、実施候補となる溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料中の各成分の溶出時間の対応関係を算出し、作業者にこれを提示するための液体クロマトグラフィ結果予測手段、
前記液体クロマトグラフィ条件提示手段に基づいて作業者が液体クロマトグラフィ条件を決定する液体クロマトグラフィ条件決定手段、
前記液体クロマトグラフィ条件決定手段に基づいて作業者によって選択された溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに基づいてカラムに送液される前記溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンを制御する制御信号を出力するための混合比制御手段を備えており、
前記計算式作成手段は、TLCの結果に基づいて下記式(1)
logk’=alogB+b (1)
(ただし、式中、k’は下記式(2)で算出される保持力である。
k’=(tR-t0)/t0 (2)
B:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数)
で表される溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成するものである
ことを特徴とする液体クロマトグラフの制御装置。 - 前記計算式作成手段は、TLCの結果に基づいて下記式(1−1)
logk’T=alogBT+bT (1−1)
(ただし、式中、
BT:TLCにおける溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数
k’T:TLCにおいて下記式(3)で算出される保持力。
k’T=(1/Rf)−1 (3)
で表されるTLCにおける溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成し、
次いで、これを
Δ=logBT−logBC (4)
(Δ:クロマトグラフィ条件によって決定される定数)
で表されるΔを用い、
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
(但し、式中、k’Cは、
k’C=(tR-t0)/t0 (5)
BC:液体クロマトグラフィにおける溶媒比率
tR:液体クロマトグラフィにおけるサンプルの溶出時間
t0:溶出溶媒が特定のカラム中を通過するのに必要とされる時間)
として、液体クロマトグラフィにおける一般式(1−2)のBcとk’Cとの関係式を得るものである
ことを特徴とする請求項1記載の液体クロマトグラフの制御装置。 - 複数の成分を特定混合比で含む溶離液を用いたときの試料の移動度Rfの実測値を薄層クロマトグラフィを行って求める第1の工程、
前記第1の工程で求められた移動度Rfの実測値に基づいて、溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料の溶出時間を算出するための一般式を作成する第2の工程、
実施候補となる溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料中の各成分の溶出時間の対応関係を算出し、作業者にこれを提示する第3の工程、
第3の工程によって定時された内容に基づいて作業者が液体クロマトグラフィ条件を決定する第4の工程、
前記第4の工程によって選択された液体クロマトグラフィ条件の溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに基づいてカラムに送液される前記溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンを制御する制御信号を出力するための混合比制御手段
からなり、
前記第2の工程は、第1の工程の結果にもとづいて下記式(1)
logk’=alogB+b (1)
(ただし、式中、k’は下記式(2)で算出される保持力である。
k’=(tR-t0)/t0 (2)
B:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数)
で表される溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成するものであることを特徴とする液体クロマトグラフィの実行方法。 - 前記第2の工程は、TLCの結果に基づいて下記式(1−1)
logk’T=alogBT+bT (1−1)
(ただし、式中、
BT:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数
k’T:下記式(2)で算出される保持力。
k’T=(1/Rf)−1 (3)
で表されるTLCにおける溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成し、
次いで、これを
Δ=logBT−logBC (4)
(Δ:クロマトグラフィ条件によって決定される定数)
で表されるΔを用い、
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
(但し、式中、k’Cは、
k’C=(tR-t0)/t0 (5)
tR:液体クロマトグラフィにおけるサンプルの溶出時間
t0:溶出溶媒が特定のカラム中を通過するのに必要とされる時間)
として、液体クロマトグラフィにおける一般式(1−2)のBcとk’Cとの関係式を得るものである
ことを特徴とする請求項3記載の液体クロマトグラフィの実行方法。 - 薄層クロマトグラフィの分離において複数の溶媒を特定混合比で含む溶離液を用いて分離を行ったときの試料の移動度Rfの実測値を前記特定混合比に関連づけて記憶するための実測値記憶手段、
前記実測値記憶手段に記憶された前記特定混合比に対する移動度Rfの実測値に基づいて、溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料の溶出時間を算出するための一般式を作成する計算式作成手段、
前記一般式に基づいて、実施候補となる溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに対応した試料中の各成分の溶出時間の対応関係を算出し、作業者にこれを提示するための液体クロマトグラフィ結果予測手段、
前記液体クロマトグラフィ条件提示手段に基づいて作業者が液体クロマトグラフィ条件を決定する液体クロマトグラフィ条件決定手段、
前記液体クロマトグラフィ条件決定手段に基づいて作業者によって選択された溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンに基づいてカラムに送液される前記溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンを制御する制御信号を出力するための混合比制御手段を備え、
前記計算式作成手段は、下記式(1)
logk’=alogB+b (1)
(ただし、式中、k’は下記式(2)で算出される保持力である。
k’=(tR-t0)/t0 (2)
B:溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数)
で表される溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成するものであり、
液体クロマトグラフィを制御するためにコンピュータを機能させるものであることを特徴とする液体クロマトグラフィの制御プログラム。 - 前記計算式作成手段は、TLCの結果に基づいて下記式(1−1)
logk’T=alogBT+bT (1−1)
(ただし、式中、
BT:TLCにおける溶媒比率
a:溶出に使用される溶媒系によって決定される定数
k’T:TLCにおいて下記式(3)で算出される保持力。
k’T=(1/Rf)−1 (3)
で表されるTLCにおける溶離液の混合比又は溶離液の混合比のグラジエントパターンと溶出時間との関係式を作成し、
次いで、これを
Δ=logBT−logBC (4)
(Δ:クロマトグラフィ条件によって決定される定数)
で表されるΔを用い、
logk’C=a(logBC+Δ)+bT (1−2)
(但し、式中、k’Cは、
k’C=(tR-t0)/t0 (5)
tR:液体クロマトグラフィにおけるサンプルの溶出時間
t0:溶出溶媒が特定のカラム中を通過するのに必要とされる時間)
として、液体クロマトグラフィにおける一般式(1−2)のBcとk’Cとの関係式を得るものである
ことを特徴とする請求項5記載の液体クロマトグラフィの制御プログラム。
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