JP2017030115A - ピッキング装置、ピッキング方法及びピッキングプログラム - Google Patents

ピッキング装置、ピッキング方法及びピッキングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ピッキングの生産性を高める。【解決手段】複数の物体を1対の画像からなるステレオ画像として上方から撮像する撮像部と、基準画像内の検出対象領域にマッチングするマッチング領域を、探索を行う画素数を示す探索画素数によって定められた比較画像上の探索範囲内で探索する探索部と、視差を検出する視差検出部と、視差検出部が検出した視差に基づいて、撮像部から物体までの距離を算出する距離算出部と、姿勢が異なる物体を所定の位置から見た場合の形状それぞれを形状情報として予め記憶している記憶部と、撮像部が撮像したステレオ画像、及び記憶部が記憶している形状情報に基づいて、複数の物体の中から少なくとも1つを選定する選定部と、選定部が選定した物体を取り上げる取上げ部と、を有し、探索部は、選定部が選定した物体に対して視差検出部が検出した視差を示す画素数に基づいて、その後に探索する場合の探索画素数を定める。【選択図】図3

Description

本発明は、ピッキング装置、ピッキング方法及びピッキングプログラムに関する。
バラ積みされたワーク(物体)の3次元形状を認識してワークを1つずつ掴んでいくロボットを使ったピッキング装置が知られている。例えば、3次元形状を認識するために、測距手段としてステレオカメラが用いられる。
また、特許文献1には、ステレオ画像でマッチング領域を探索し、ステレオ画像内に存在する物体の撮影地点からの距離に応じて、当該ステレオ画像の次に取得されるステレオ画像についての探索範囲を変更する位置検出装置が開示されている。
しかしながら、従来は、生産性の高いピッキングを行うためには、測距速度が十分でないことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ピッキングの生産性を高めることができるピッキング装置、ピッキング方法及びピッキングプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上下方向に無作為に積まれた複数の物体を上方から逐次に取り上げるピッキング装置であって、複数の前記物体を1対の画像からなるステレオ画像として上方から撮像する撮像部と、前記ステレオ画像のうち一方を基準画像とし、他方を比較画像として、基準画像内の検出対象領域にマッチングするマッチング領域を、探索を行う画素数を示す探索画素数によって定められた比較画像上の探索範囲内で探索する探索部と、前記基準画像内の前記検出対象領域の位置、及び前記探索部が探索した前記比較画像内の前記マッチング領域の位置から、視差を検出する視差検出部と、前記視差検出部が検出した視差に基づいて、前記撮像部から前記物体までの距離を算出する距離算出部と、姿勢が異なる前記物体を所定の位置から見た場合の形状それぞれを形状情報として予め記憶している記憶部と、前記撮像部が撮像した前記ステレオ画像、及び前記記憶部が記憶している前記形状情報に基づいて、複数の前記物体の中から少なくとも1つを選定する選定部と、前記選定部が選定した前記物体を取り上げる取上げ部と、を有し、前記探索部は、前記選定部が選定した前記物体に対して前記視差検出部が検出した視差を示す画素数に基づいて、その後に探索する場合の探索画素数を定めることを特徴とする。
本発明によれば、ピッキングの生産性を高めることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態にかかるピッキング装置のハードウェア構成及びその周辺を示す図である。 図2は、ステレオカメラの構成例を示す図である。 図3は、ピッキング装置が有する機能を示す図である。 図4は、ワークが遠い場合と近い場合の視差の違いを示す図である。 図5は、視差画像と、登録されているワークの画像との照合による整合を示す図である。 図6は、一番ピッキングしやすいワークを示す図である。 図7は、ワークが多い場合と少ない場合との差異を示す図である。 図8は、ピッキング装置が探索画素数を減らすことができる原理を示す図である。 図9は、ステレオカメラに写った画像と、収容器及び収容器までの距離とを示す図である。 図10は、ピッキング装置による処理例を示すフローチャートである。 図11は、視差を利用して距離を算出する原理を示す図である。 図12は、視差の求め方を示す図である。 図13は、計測対象物までの距離と視差との関係を示すグラフである。
まず、本発明に用いられる測距方法について説明する。ステレオカメラを用いてワークまでの測距を行う場合、例えば計測対象であるワークを2つのカメラで撮影し、得られた2つの画像間に生じる視差を利用して、三角測量の原理によりワークまでの距離を算出する。
まず、視差を利用して距離を算出する原理を図11、図12を用いて説明する。図11は、計測対象物5を同一の光学系(レンズ、撮像素子)からなる2つのカメラ40a、40bを用いて撮影している。レンズ400aを通して得た計測対象物像と、レンズ400bを通して得た計測対象物像は、2次元撮像素子402a、402bにそれぞれ写る。このとき撮像素子上で計測対象物の写る位置の違いが視差Δである。視差Δは、2次元撮像素子上の画素数で示される。
ここで、レンズ400a、400bの光軸間の距離は基線長と呼ばれ、これをBとし、レンズと計測対象物との距離をA、レンズ400a、400bの焦点距離をfとし、A≫fであるときには下式1が成り立つ。
A=Bf/Δ ・・・(1)
上式1により、基線長B、及びレンズの焦点距離fは既知であるから、視差Δを検出すれば計測対象物までの距離Aを算出することができる。上式1からわかるように、距離Aが大きい(=遠い)場合には視差Δは小さく、距離Aが小さい(=近い)場合には視差Δは大きくなる。
図12を用いて視差Δの求め方を説明する。計測対象物5は、2次元撮像素子402b上に写っている場合、2次元撮像素子402a上では2次元撮像素子402bと視差Δだけ異なる位置に写っている。位置がどれくらい異なっているかを検出するために「パターンマッチング」と呼ばれる手法が用いられる。これは、対象物が一方の画像(基準画像という。ここでは2次元撮像素子402bの画像)に対して、他方の画像(比較画像という。ここでは2次元撮像素子402aの画像)内のどこに存在するかを探索することであり、この探索には、SAD(Sum of Absolute Difference)法等の相関処理が一般的によく用いられている。
相関処理は、基準画像の中にあるブロック(例えば7×7画素)をテンプレートとして、比較画像上の探索範囲内でテンプレートと同サイズのウインドウ41を動かし、テンプレートと最も相関のあるブロックを決定する処理である。この同じ画像(ブロック)を探すときは、1画素ずつずらしながら1画素、2画素・・・と順に探すため、探索画素数を大きくするほど測定できる距離は拡大する。
一例として、基線長B=100mm、レンズ焦点距離10mm、撮像素子の画素サイズ5μmとした場合は、上式1から計測対象物までの距離Aと視差Δの関係は図13に示すようになる。図13は、計測対象物までの距離と視差との関係を示すグラフである。
例えば、計測対象物までの距離Aが1300mmの場合には視差は154画素であり、距離が1000mmの場合には視差は200画素であり、さらに距離が700mmの場合には視差は286画素となる。このように、近いものを検出する場合は視差が大きくなるため、パターンマッチングを行うときの探索を行う画素数を示す探索画素数を増やす必要がある。
例えば、バラ積みピッキングでは、ステレオカメラから取り込んだ画像を用いてワークの距離情報を取得し、これを認識ソフトウェアに取り込むことで各ワークがバラ積みのどの位置に、どのような向きに存在しているか認識している。そして認識ソフトウェアは、たくさんあるワークの中からどのワークがピッキングしやすいか順位付けを行い、最もピッキングしやすいワークを選んでそのワークをロボットコントローラに伝える。ロボットは、指定されたワークをピッキングする。ロボットがピッキングを終えると、再びカメラが画像を取り込み、取り込んだ画像を用いてワークの距離情報を取得し、これを認識ソフトウェアに取り込むことでピッキングが繰り返される。
このような過程では、ロボットは認識ソフトウェアが最もピッキングしやすいと判断したワークをピッキングしている。認識ソフトウェアが最もピッキングしやすいと判断するワークは、認識ソフトウェアがあらかじめ保持しているワークの形状データと整合する率が最も高いワークである。形状が完全に一致すれば整合率100%である。そのため整合率が高いワークとは、ステレオカメラからワーク形状全体が見えているワーク、すなわちバラ積みの一番上にあるワークが最もピッキングしやすいと判断されるケースが確率的に高い。
一番上にあるワークをピッキングすると、バラ積みの高さは低くなるためワークとステレオカメラとの距離が遠くなる。距離が遠くなるとパターンマッチングを行うときに探索する画素数は少なくてすむようになっていく。以下に説明するピッキング装置の実施形態は、ピッキングが進むにしたがって探索する画素数を順次に減らしていくことにより、測距速度を高速化し、ロボットピッキングの生産性を高めている。
次に、添付図面を参照して、実施形態にかかるピッキング装置について説明する。図1は、実施形態にかかるピッキング装置1のハードウェア構成及びその周辺を示す図である。図1に示すように、ピッキング装置1は、ステレオカメラ2、PC(Personal Computer)12、ロボットコントローラ14、及びロボット16を有するロボットピッキング装置である。ピッキング装置1とPC12とは、例えばLANケーブル19によって接続されている。PC12は、ピッキング装置1を構成する各部を、プログラムを実行することによって制御する。ロボットコントローラ14は、PC12からの制御に応じてロボット16の動作を制御する。ステレオカメラ2の下方には、収容器(容器)18が配置されている。収容器18は、上部が開口しており、内部に複数のワーク(物体)180が無作為にバラ積みされて収容されている。
ステレオカメラ2は、図11、図12を用いて説明したステレオカメラ4と同様の構成である。ピッキング装置1は、2つのカメラから得られた画像を用いてパターンマッチングを行い、その視差からピッキングするワーク180までの距離を求めることができる。
次に、図2を用いてステレオカメラ2の構成について詳述する。図2は、ステレオカメラ2の構成例を示す図である。2つのカメラ20a、20bを用いて撮影した画像は、レンズ200a、200bを介して2次元撮像素子202a、202bにそれぞれ写る。2次元撮像素子202a、202b上に写った画像は、それぞれ前処理部22a、22bに送られて画像の歪みなどが補正される。これにより、特に画像周辺の歪みが補正されて、ピンホールカメラで撮ったような歪みのない画像に補正される。
視差演算部24は、前処理部22a、22bが補正した2つの画像を用いて視差演算を行う。具体的には、視差演算部24は、基準画像(ここでは2次元撮像素子202bの画像)を複数のブロック(例えば7×7画素)に分割し、その中の1つのブロックをテンプレートとして、比較画像(2次元撮像素子202aの画像)上をテンプレートと同サイズのウインドウ21(図4参照)を動かし、テンプレートと最も相関のあるブロックを決定する。
なお、ピッキング装置1が同じ画像(ブロック)を探すときは、1画素ずつずらしながら1画素、2画素・・・と順に探すため、遠くのものは探索画素数が小さくても見つけ出すことができるが、図4に示したように、近くのものは探索画素数を大きくしないと見つけ出すことができない。これを全てのブロックに対して探索を行い、画面全体に対してそれぞれ何画素ずれているか(=視差Δ)を見つけ出すことにより「視差画像」を得ることができる。
ステレオカメラ2が前処理部22a、22bと視差演算部24を有することにより、ステレオカメラ2からは「視差画像」と「輝度画像」(基準画像)が出力される。出力は、FA用カメラでは、高速でケーブル長を長くできるGigE(ギガビットイーサネット(登録商標))インターフェースで出力されることが多い。なお、前処理部22a、22b及び視差演算部24は、PC12が備えていてもよい。
ステレオカメラ2からの出力はLANケーブル19を介してPC12へと取り込まれる。PC12には、認識ソフトウェア120がインストールされており、ワーク180の形状があらかじめ登録、保持されている。具体的には、ステレオカメラ2を用いてワーク180をいろいろな方向から撮影した複数のデータが登録されている。
次に、ピッキング装置1が有する機能について説明する。図3は、ピッキング装置1が有する機能を示す図である。図3に示すように、ピッキング装置1は、記憶部30、撮像部31、探索部32、視差検出部33、距離算出部34、選定部35及び取出部(取上げ部)36を有する。
記憶部30は、PC12が備えるハードディスクなどによって構成され、認識ソフトウェア120によってワーク180の複数の形状情報を記憶する。撮像部31は、ステレオカメラ2によって実現されている。
探索部32、視差検出部33、距離算出部34、及び選定部35が有する機能の一部又は全部は、ステレオカメラ2又はPC12の内部にハードウェア、又はCPUが実行するソフトウェアとして構成される。
探索部32は、ステレオ画像のうち一方を基準画像とし、他方を比較画像として、基準画像内の所定の大きさに分割されたブロック(検出対象領域)にマッチングするマッチング領域を、探索を行う画素数を示す探索画素数によって定められた比較画像上の探索範囲内で探索する機能を有する。また、探索部32は、選定部35が選定したワーク180に対して視差検出部33が検出した視差を示す画素数に基づいて、その後に探索する場合の探索画素数を定める機能も有する。
視差検出部33は、基準画像内の検出対象領域の位置、及び探索部32が探索した比較画像内のマッチング領域の位置から、視差を検出する。距離算出部34は、視差検出部33が検出した視差に基づいて、撮像部31からワーク180までの距離を算出する。選定部35は、撮像部31が撮像したステレオ画像、及び記憶部30が記憶している形状情報に基づいて、複数のワーク180の中から少なくとも1つを選定する。取出部36は、ロボット16によって実現され、選定部35が選定したワーク180を取り上げる取上げ部となっている。
図5は、視差画像と、登録されているワーク180の画像との照合による整合を示す図である。ステレオカメラ2から出力される視差画像は図5(a)のように単なる距離データの集まりであるが、PC12に登録されているワーク180の画像(図5(b))と照合するとデータの集まりの中に登録されているワーク180の画像とよく一致する画像(太枠)が2つあることがわかる(図5(c))。
このように、ステレオカメラ2からの出力画像と登録された画像とを照合して、よく一致する画像を探し出し、その中でもどのワーク180が一番ピッキングしやすいかを見つけ出すことが認識ソフトウェア120の役割である。一番ピッキングしやすいワーク180は、登録した画像と一致する割合が高いワークとなるため、多くの場合はバラ積みされたワークの一番上、すなわちステレオカメラ2から見て一番近い距離にあるワークである。
図6(a)に示すように、登録されている画像と一番良く一致する画像(太枠)は横から見るとバラ積みの一番上にあり、ステレオカメラ2から一番近い距離にある場合が多い(図6(b))。こうして認識ソフトウェア120が一番ピッキングしやすいワーク180として抽出したワーク180の情報は、ロボットコントローラ14へと伝えられる。伝えられる情報は、抽出したワーク180の位置座標(X,Y,Z)、傾き方向(X軸回り、Y軸回り、Z軸回り)などである。ロボットコントローラ14は、その情報を受け取ってロボット16に抽出されたワーク180をピッキングするように指示を送る。
ロボット16は、ロボットコントローラ14からの指示に従ってワーク180をピッキングする。このとき、ロボット16は、ワーク180の位置、傾きなどの情報から最もピッキングしやすいようにロボットアームの先端(ハンド部)を動かしてピッキングする。ピッキング装置1は、1つのワーク180をピッキングすると、再度ステレオカメラ2が撮影を行い、同様の手順で次のワーク180をピッキングしていく。
この過程において、バラ積みされたワーク180は、ピッキングが進むにつれて数が減っていく。ワーク180の数が減るに従い、ステレオカメラ2からピッキングするワーク180までの距離は遠ざかっていく(図7)。ステレオカメラ2からピッキングするワーク180までの距離が遠くなれば、図13に示したようにステレオカメラ2で得られる視差量は小さくなる。
したがって、ピッキング装置1は、探索画素数を少なくしても、ワーク180までの距離を見つけ出すことができる。ピッキング装置1は、探索画素数が少なければ計算量が減るため、視差演算にかかる時間が短縮されて、高速に測距できるようになる。よって、ピッキング装置1は、高速にピッキングできるようになり、生産性が向上する。
具体的には、図13に示した例を用いて説明すると、ステレオカメラ2とワーク180までの距離が800mmでは視差が250画素であるため、探索画素数が250画素以上必要である。ピッキングによりワーク180が減っていくと、例えばステレオカメラ2とワーク180との距離が1000mmとなり、その時は視差が200画素となる。そのため、探索画素数は、200画素以上あればよい。
距離が800mmから1000mmに遠ざかるにつれて、視差は250画素から200画素に減っていく。必ずしもピッキングするたびに毎回探索画素数を減らす必要は無く、5回ピッキングするごとに探索画素数を減らすようなやり方でもよい。
少しでも探索画素数を減らして高速化を図るためには、最もステレオカメラ2に近い位置にあるワーク180までの視差を検出し、次回のピッキング時にはその視差量を探索できる範囲を探索画素数とすればよい。
図8は、ピッキング装置1が探索画素数を減らすことができる原理を示す図である。ピッキングするワーク180が収容器18の中にバラ積みされた最初の状態が図8(a)である。このとき、初期の探索画素数はN(初期値)としておく。具体的には、ステレオカメラ2から収容器18の最上部(最もステレオカメラ2に近い部分)までの距離が800mmであると設定すると、それより近い距離まで探索するようにしておく。
図13に示した場合を例にすると、距離800mmの時は視差250画素なので、800mmより近い距離、仮に700mmまで探索するとすれば探索画素数はN=286画素となる。これを初期探索画素数Nとする。ピッキング装置1は、初期探索画素数N=286画素を探索して、ステレオカメラ2から最も近い距離にあるワークAまでの視差を検出する。ワークAまでの視差がXAだとすると、XA≦Nとなるはずである。
ステレオカメラ2から最も近い距離にあるワークA、すなわちバラ積みされたワークの一番上にあるワークAをピッキングすると、図8(b)の状態になる。ワークAがなくなったため、次はワークBがバラ積みされたワークの一番上になる。ワークBはワークAよりステレオカメラ2から遠くにあるため、ワークBまでの視差XBは、XB≦XAとなるはずである。したがって、探索画素数は、XAとすればよい。XA≦Nであるから、初期状態では探索画素数NであったのがXAに減少したことになる。これにより、視差演算量が減り、ワークBは、ワークAより高速に視差演算できることになる。
同様に、ワークBをピッキングすると図8(c)の状態になる。ワークBがなくなったため、次はワークCがバラ積みされたワークの一番上になる。ワークCはワークBよりステレオカメラ2から遠くにあるため、ワークCまでの視差XCはXC≦XBとなるはずである。したがって、探索画素数はXBとすればよい。XB≦XA≦Nであるから、初期状態では探索画素数NであったのがXAに減少し、さらにXBに減少したことになる。これにより視差演算量が減り、ワークCはワークB、ワークAより高速に視差演算できることになる。
このように、ピッキングするたびにバラ積みの高さが低くなってステレオカメラ2からワーク180までの距離が遠くなっていく。したがって、ピッキング装置1は、前回ピッキングしたときの最もステレオカメラ2に近いワーク180までの視差量に応じて次回の探索画素数を定めることにより、必要最低限の画素数を探索することになり、無駄な視差演算時間をなくして高速に測距、ピッキングできるようになる。
図13からもわかるように、距離と視差はリニアな関係ではなく、距離が近い時は視差の変化が大きく、距離が遠い時は視差の変化が小さい。そのため、ピッキング回数が増えてステレオカメラ2と最も近いワーク180までの距離が遠ざかると、ピッキングで距離が変わってもステレオカメラ2から出力される視差はあまり変化しなくなる。
例えば図13において、ステレオカメラ2から最も近いワーク180までの距離が800mmの時は、ピッキングにより最も近いワーク180までの距離が850mmになると視差は250画素から235画素に減少する。ステレオカメラ2から最も近いワーク180までの距離が1150mmの時は、ピッキングにより最も近いワーク180までの距離が1200mmになると、視差が174画素から167画素に減少する。
このように、距離が同じ50mmの変化をしても、距離が800mmの時は視差が15画素減少するのに対して、距離が1200mmの時は視差が7画素しか減少しない。すなわち、距離が800mmの時は1回のピッキングで3.3mm(=50/15)だけ距離が変われば、次のピッキング時には探索画素数を1画素減らすことができるが、距離が1200mmの時は1回のピッキングで7.1mm(=50/7)距離が変わらなければ、次のピッキング時には探索画素数を1画素減らすことはできない。
1回のピッキングにより変化する距離は、ステレオカメラ2からワーク180までの距離に関係なく平均すればほぼ同じはずである。そのため、ステレオカメラ2からワーク180までの距離が遠くなった場合は、前回のピッキング時よりも探索画素数を減らさなくてもよい場合が増えてくる。特に、ワーク180のサイズが小さい場合や、ワーク180が紙、書類、又は郵便物のように薄い場合、1回のピッキングでステレオカメラ2からワーク180までの距離の変化が少ないため、前回のピッキング時に比べて何画素減らすべきか探索画素数を設定するルーチンを省略することができる。
ステレオカメラ2からワーク180までの距離がある程度遠ざかった場合は、ピッキングするたびに毎回探索画素数を減らす検討をするのではなく、複数回ピッキングしたら探索画素数を減らす検討をするようにすればより高速にピッキングできるようになる。さらに、この複数回も距離に応じて3回ピッキングしたら探索画素数を減らす設定としたり、10回ピッキングしたら探索画素数を減らす設定としたりすれば、より高速にピッキングできるようになる。
また、ピッキング装置1は、さらに探索画素数を減らして高速化を図るため、ワーク180が入った収容器18の内部だけを視差演算するように構成されてもよい。例えば、収容器18に入ったワーク180は、ステレオカメラ2から見ると図9(a)に示したように見える。ワーク180は、収容器18の中にあるため、ピッキングに必要な情報は収容器18の内側にあるワーク180の距離(視差)データである。したがって、ステレオカメラ2で得られた画像から収容器18の位置を把握して、その内部の距離(視差)データを得ることができればワーク180をピッキングすることができる。ステレオカメラ2で撮った全画面の中から収容器18内部の距離(視差)データだけを使えばデータ量は少なくなるため視差演算量が減って高速に測距できる。
ステレオカメラ2に写った画像(図9(a))から収容器18の形状を検出するためには、認識ソフトウェア120に収容器18の形状をあらかじめ登録しておけばよい。収容器18をステレオカメラ2側からみた画像(黒色実線)の形状と認識ソフトウェア120にあらかじめ登録された形状が一致すると、例えば画面上に枠(点線)が表示される。この枠の内側にワークがあり、このワークがある領域の距離(視差)データを得ればピッキングできることになる。
さらに、図9(b)に示すように、ステレオカメラ2と収容器18の最上部までの距離をL1として、そのときの視差をL2とすれば、ピッキングするワーク180は収容器18の内部にあるため、ステレオカメラ2からワーク180までの距離L3は収容器18の最上部までの距離L1よりも大きい。したがって、視差で比べると収容器18の最上部までの視差L2の方がワーク180までの視差L4よりも大きい。そのため図8で示した初期探索画素数Nを収容器18の最上部までの視差L2に応じて定めれば、さらに探索画素数を減らすことが可能である。
また、例えば収容器18の中のワーク180を全てピッキングし終えると、新しいワーク180が収容器18の中に注ぎ込まれる。又は、新しい収容器18に入った複数の新しいワーク180がステレオカメラ2の下方に運ばれてくる場合もある。いずれの場合も、ワーク180とステレオカメラ2の距離は近くなる。そのため、ピッキングするにしたがって減らしてきた探索画素数を元に戻して増やさなければならない。初期状態の探索画素数Nに戻してもよいし、収容器18は固定で新しいワーク180が注ぎ込まれる場合は、収容器18の最上部までの距離L1は変わらないため、探索画素数をL2に戻してもよい。
図10は、ピッキング装置1による処理例を示すフローチャートである。ピッキング装置1がピッキングを行う場合、まずステレオカメラ2が始動する(S100)。複数のワーク180が収容器18に収容されて搬送される場合には、ワーク180をステレオカメラ2から撮像可能な位置に設置する(S102)。ピッキング装置1は、ステレオカメラ2が移動してワーク180を撮像するように構成されてもよい。
そして、ピッキング装置1は、視差演算を行う画素の範囲を設定する。初期値では全画面(例えば1280×960画素)に設定する(S104)。S104の処理は、2回目以降のピッキングでは、収容器18の位置から視差演算する範囲を設定する。
ピッキング装置1は、最もカメラ20a、20bに近いワーク180までの距離が前回の処理(初回を除く)に比べて近いか遠いかを判定する(S106)。距離が前回の処理に比べて近い場合(S106:近い)には、距離に応じた探索画素数を設定する(S108)。距離が前回の処理に比べて遠い場合(S106:遠い)には、S110の処理に進む。すなわち、カメラ20a、20bからワーク180までの距離が遠い場合は、毎回探索画素数を設定しなくてもよい。
ピッキング装置1は、新たに探索画素数を設定する(S108)。探索画素数は、初期値では収容器18の最上部よりカメラ20a、20bに近い距離に応じて設定される。S108の処理において、ピッキング装置1は、2回目以降のピッキングでは、バラ積みされた複数のワーク180のうち、最もカメラ20a、20bに近いワーク180までの視差に応じて探索画素数を設定する。
そして、ステレオカメラ2が撮影を行い(S110)、視差演算部24が視差演算を行って視差画像を得る(S112)。
認識ソフトウェア120は、視差画像と、あらかじめ保有しているワーク180と収容器18のデータとを照合して整合をとる(S114)。
そして、ピッキング装置1は、収容器18の位置、カメラ20a、20bから収容器18までの距離、及びバラ積みされたワーク180の最もカメラ20a、20bに近い距離を検出し(S116)、最もピッキングしやすいワーク180を選定する(118)。ロボット16は、選定されたワーク180をロボットアームでピッキングする(S120)。
ピッキング装置1は、収容器18の中にワーク180が残っているか否かを判定する(S122)。ピッキング装置1は、ワーク180が残っていると判定した場合(S122:有り)には、S104の処理に戻る。また、ピッキング装置1は、ワーク180が残っていないと判定した場合(S122:無し)には、S124の処理に進む。
そして、ピッキング装置1は、収容器18にワーク180が追加されるか否かを判定する(S124)。ピッキング装置1は、追加のワーク180が有ると判定した場合(S124:有り)には、S102の処理に戻る。また、ピッキング装置1は、追加のワーク180が無いと判定した場合(S124:無し)には、処理を終了する。
このように、ピッキング装置1は、ワーク180をピッキングするに従って探索画素数を減らしていくので、視差演算にかかる時間を減らすことができ、高速なロボットピッキングを実現できる。
また、ピッキング装置1が実行するピッキングプログラムは、ROM等のメモリに予め組み込まれて提供されてもよい。また、ピッキング装置1が実行するピッキングプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルにされ、CD−ROM、又はDVD等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に書き込まれたコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供されてもよい。
1 ピッキング装置
2 ステレオカメラ
12 PC
14 ロボットコントローラ
16 ロボット
18 収容器
19 LANケーブル
20a、20b カメラ
22a、22b 前処理部
24 視差演算部
30 記憶部
31 撮像部
32 探索部
33 視差検出部
34 距離算出部
35 選定部
36 取出部
120 認識ソフトウェア
180 ワーク
200a、200b レンズ
202a、202b 2次元撮像素子
特開2011−13064号公報

Claims (7)

  1. 上下方向に無作為に積まれた複数の物体を上方から逐次に取り上げるピッキング装置であって、
    複数の前記物体を1対の画像からなるステレオ画像として上方から撮像する撮像部と、
    前記ステレオ画像のうち一方を基準画像とし、他方を比較画像として、基準画像内の検出対象領域にマッチングするマッチング領域を、探索を行う画素数を示す探索画素数によって定められた比較画像上の探索範囲内で探索する探索部と、
    前記基準画像内の前記検出対象領域の位置、及び前記探索部が探索した前記比較画像内の前記マッチング領域の位置から、視差を検出する視差検出部と、
    前記視差検出部が検出した視差に基づいて、前記撮像部から前記物体までの距離を算出する距離算出部と、
    姿勢が異なる前記物体を所定の位置から見た場合の形状それぞれを形状情報として予め記憶している記憶部と、
    前記撮像部が撮像した前記ステレオ画像、及び前記記憶部が記憶している前記形状情報に基づいて、複数の前記物体の中から少なくとも1つを選定する選定部と、
    前記選定部が選定した前記物体を取り上げる取上げ部と、
    を有し、
    前記探索部は、
    前記選定部が選定した前記物体に対して前記視差検出部が検出した視差を示す画素数に基づいて、その後に探索する場合の探索画素数を定めること
    を特徴とするピッキング装置。
  2. 前記探索部は、
    前記撮像部と前記物体との距離が長いほど多く繰り返すように設定された回数にわたって探索画素数を変えないこと
    を特徴とする請求項1に記載のピッキング装置。
  3. 複数の前記物体それぞれは、
    上部が開口している収容器の中に収容されており、
    前記探索部は、
    前記基準画像内に撮像された前記収容器の内側を探索範囲とすること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のピッキング装置。
  4. 複数の前記物体それぞれは、
    上部が開口している収容器の中に収容されており、
    前記探索部は、
    前記撮像部と前記収容器の最上部との距離に対応する視差を示す画素数に基づいて、探索画素数の初期値を定めること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のピッキング装置。
  5. 前記探索部は、
    前記物体が新たに積まれた場合、探索画素数を初期値に戻すこと
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のピッキング装置。
  6. 上下方向に無作為に積まれた複数の物体を上方から逐次に取り上げるピッキング方法であって、
    複数の前記物体を1対の画像からなるステレオ画像として上方から撮像する工程と、
    前記ステレオ画像のうち一方を基準画像とし、他方を比較画像として、基準画像内の検出対象領域にマッチングするマッチング領域を、探索を行う画素数を示す探索画素数によって定められた比較画像上の探索範囲内で探索する工程と、
    前記基準画像内の前記検出対象領域の位置、及び探索した前記比較画像内の前記マッチング領域の位置から、視差を検出する工程と、
    検出した視差に基づいて、撮像位置から前記物体までの距離を算出する工程と、
    撮像した前記ステレオ画像、及び記憶部が予め記憶している姿勢が異なる前記物体を所定の位置から見た場合の形状それぞれを示す形状情報に基づいて、複数の前記物体の中から少なくとも1つを選定する工程と、
    選定した前記物体を取り上げる工程と、
    前記物体を取り上げた後に探索する場合、選定した前記物体に対して検出した視差を示す画素数に基づいて探索画素数を定める工程と、
    を含むピッキング方法。
  7. 上下方向に無作為に積まれた複数の物体を上方から逐次に取り上げるピッキングプログラムであって、
    複数の前記物体を1対の画像からなるステレオ画像として上方から撮像するステップと、
    前記ステレオ画像のうち一方を基準画像とし、他方を比較画像として、基準画像内の検出対象領域にマッチングするマッチング領域を、探索を行う画素数を示す探索画素数によって定められた比較画像上の探索範囲内で探索するステップと、
    前記基準画像内の前記検出対象領域の位置、及び探索した前記比較画像内の前記マッチング領域の位置から、視差を検出するステップと、
    検出した視差に基づいて、撮像位置から前記物体までの距離を算出するステップと、
    撮像した前記ステレオ画像、及び記憶部が予め記憶している姿勢が異なる前記物体を所定の位置から見た場合の形状それぞれを示す形状情報に基づいて、複数の前記物体の中から少なくとも1つを選定するステップと、
    選定した前記物体を取り上げるステップと、
    前記物体を取り上げた後に探索する場合、選定した前記物体に対して検出した視差を示す画素数に基づいて探索画素数を定めるステップと、
    をコンピュータに実行させるためのピッキングプログラム。
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