JP2017028875A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】インシュレータでコアとコアに巻回されたコイルとが絶縁された回転電機においてコイルからの放熱効率を向上させた回転電機を提供する。
【解決手段】外周壁25a,26aの端部25a1,26a1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離は、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長くなっている。コイルエンド3に面する側の表面に開口する貫通孔41の開口41aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離は、パイプ32に面する側の表面に開口する貫通孔41の開口41bのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離よりも短く、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離以下である。
【選択図】図1
【解決手段】外周壁25a,26aの端部25a1,26a1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離は、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長くなっている。コイルエンド3に面する側の表面に開口する貫通孔41の開口41aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離は、パイプ32に面する側の表面に開口する貫通孔41の開口41bのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離よりも短く、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離以下である。
【選択図】図1
Description
この発明は回転電機に係り、特に、インシュレータでコアとコアに巻回されたコイルとが絶縁された回転電機に関する。
特許文献1には、ステータのスロットに挿入可能なスロットセル一体型のインシュレータが記載されている。このインシュレータは、第1部材及び第2部材からなり、それぞれをスロットの両端のそれぞれから挿入してスロット内部で組み合わせるようになっている。
特許文献1に記載のインシュレータは、第1部材及び第2部材を組み合わせる際にその位置を間違えてしまうことを防止するものであって、コイルからの放熱効率を向上するものではない。
この発明は、インシュレータでコアとコアに巻回されたコイルとが絶縁された回転電機においてコイルからの放熱効率を向上させた回転電機を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機は、回転軸と一体回転可能なロータの外周面に対して隙間をあけて配置され複数のスロットを有するコアと、スロットに巻回されるコイルと、コアとコイルとを絶縁するインシュレータと、コアに対してロータとは反対側に配置されコアの両端から突出するコイルの一部であるコイルエンドに冷却媒体を供給する外周側供給部と、回転軸内を通る冷却媒体を、回転軸の回転による遠心力によりコイルエンドに供給する内周側供給部とを備え、インシュレータは、スロット内に挿入されるスロット絶縁部と、コアの両端に配置されるコイルエンド絶縁部とを備え、コイルエンド絶縁部は、コイルエンドをコアの外周面側から囲む外周壁と、コイルエンドをコアの内周面側から囲む内周壁とを備え、コイルエンドの端部とコアの端面との間の距離及び外周壁の端部とコアの端面との間の距離は、内周壁の端部とコアの端面との間の距離よりも長く、外周壁には、外周側供給部から供給された冷却媒体が流通して、コイルエンドに冷却媒体を供給する貫通孔が設けられ、コイルエンドに面する側の貫通孔の開口とコアの端面との間の距離は、内周壁の端部とコアの端面との間の距離以下である。
コイルエンドに面する側の貫通孔の開口とコアの端面との間の距離は、外周側供給部側の貫通孔の開口とコアの端面との間の距離よりも短くてもよい。
インシュレータは、一端が貫通孔に連通するとともに他端がスロット内でコイルに面するように開口する供給通路を有する。
回転電機は、ロータと、ロータの外周面に対して隙間をあけて配置されたステータとを備え、コアはステータのコアであってもよい。
回転電機は、ロータであるインナーロータと、インナーロータの外周面に対して隙間をあけて配置されたアウターロータとを備えるダブルロータモータであり、コアはアウターロータのコアであってもよい。
コイルエンドに面する側の貫通孔の開口とコアの端面との間の距離は、外周側供給部側の貫通孔の開口とコアの端面との間の距離よりも短くてもよい。
インシュレータは、一端が貫通孔に連通するとともに他端がスロット内でコイルに面するように開口する供給通路を有する。
回転電機は、ロータと、ロータの外周面に対して隙間をあけて配置されたステータとを備え、コアはステータのコアであってもよい。
回転電機は、ロータであるインナーロータと、インナーロータの外周面に対して隙間をあけて配置されたアウターロータとを備えるダブルロータモータであり、コアはアウターロータのコアであってもよい。
この発明によれば、コイルエンドに面する側の貫通孔の開口とコアの端面との間の距離が内周壁の端部とコアの端面との間の距離以下であることにより、供給部から供給された冷却媒体は、貫通孔を介してコイルエンドに供給された後、内周壁と外周壁との間に保持される。また、外周壁の端部とコアの端面との間の距離が内周壁の端部とコアの端面との間の距離よりも長いことにより、ロータの回転軸内を通る冷却媒体は、コイルエンドに向かって供給された後、内周壁と外周壁との間に保持される。冷却媒体が内周壁と外周壁との間に保持されることにより、コイルエンドの冷却が十分に行われるようになるので、コイルからの放熱効率を向上することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、この発明の実施の形態に係る回転電機であるモータ1は、ステータ10とロータ30とを有している。ステータ10は、ロータ30の外周面30aに対して隙間をあけて配置されている。ロータ30は、図示しない磁石を有し、回転軸31とともに回転可能である。ステータ10に対してロータ30とは反対側にはパイプ32が設けられている。パイプ32には、冷却媒体が流通する流通経路36と、一端がパイプ32の外周面に開口するとともに他端が流通経路36に開口する供給開口35が形成されている。流通経路36を流通する冷却媒体は、供給開口35を介してステータ10に供給可能となっており、パイプ32と流通経路36と供給開口35とは、外周側供給部を構成する。回転軸31の内部には、冷却媒体が流通可能な流通経路33と、一端が回転軸31の外周面に開口するとともに他端が流通経路33に開口する供給開口34とが形成されている。流通経路33を流通する冷却媒体は、回転軸31の回転による遠心力により供給開口34を介してステータ10に供給可能となっており、回転軸31と流通経路33と供給開口34とは、内周側供給部を構成する。尚、ステータ10及びパイプ32は、図示しないハウジング等に固定され、回転軸31は、図示しないハウジング等に回転可能に支持されている。
図1に示されるように、この発明の実施の形態に係る回転電機であるモータ1は、ステータ10とロータ30とを有している。ステータ10は、ロータ30の外周面30aに対して隙間をあけて配置されている。ロータ30は、図示しない磁石を有し、回転軸31とともに回転可能である。ステータ10に対してロータ30とは反対側にはパイプ32が設けられている。パイプ32には、冷却媒体が流通する流通経路36と、一端がパイプ32の外周面に開口するとともに他端が流通経路36に開口する供給開口35が形成されている。流通経路36を流通する冷却媒体は、供給開口35を介してステータ10に供給可能となっており、パイプ32と流通経路36と供給開口35とは、外周側供給部を構成する。回転軸31の内部には、冷却媒体が流通可能な流通経路33と、一端が回転軸31の外周面に開口するとともに他端が流通経路33に開口する供給開口34とが形成されている。流通経路33を流通する冷却媒体は、回転軸31の回転による遠心力により供給開口34を介してステータ10に供給可能となっており、回転軸31と流通経路33と供給開口34とは、内周側供給部を構成する。尚、ステータ10及びパイプ32は、図示しないハウジング等に固定され、回転軸31は、図示しないハウジング等に回転可能に支持されている。
図2に示されるように、ステータ10の円筒形状のコア11には、一方の端面11aから他方の端面11bまで貫通する複数のスロット12が、コア11の円周方向に向かって等間隔に形成されている。各スロット12の径方向内側には、コア11の内周面11cに開口するスリット13が形成されている。
樹脂製のインシュレータ20は、第1部材21及び第2部材22から構成されている。第1部材21及び第2部材22はそれぞれ、スロット12に挿入されるスロット絶縁部23,24と、コア11の端面11a,11bに配置されるコイルエンド絶縁部25,26とを備えている。第1部材21及び第2部材22は、それぞれのスロット絶縁部23,24をコア11の端面11a,11b側からスロット12に挿入し、スロット12内において第1部材21のスロット絶縁部23の先端部分を第2部材22のスロット絶縁部24に挿入させることで、コア11に組み付けられる。
図1に示されるように、各スロット12には、スロット絶縁部23,24が挿入されており、スロット絶縁部23,24にコイル2が挿入されるようにして、インシュレータ20によってコイル2とコア11とが絶縁された状態でコイル2がコア11に巻回されている。コイル2の一部は、コア11の端面11a,11bから突出しており、この突出したコイル2の一部がコイルエンド3を構成している。
コイルエンド絶縁部25,26はそれぞれ、コア11の外周面11d側からコイルエンド3を囲む外周壁25a,26aと、コア11の内周面11c側からコイルエンド3を囲む内周壁25b,26bとを有している。外周壁25a,26aの端部25a1,26a1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離は、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長くなっている。また、コイルエンド3の両端部3a,3aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離は、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長くなっているが、外周壁25a,26aの端部25a1,26a1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも短くなっている。
外周壁25a,26aのそれぞれには、パイプ32に面する側の表面に一端が開口するとともにコイルエンド3に面する側の表面に他端が開口する貫通孔41が形成されている。コイルエンド3に面する側の表面に開口する貫通孔41の開口41aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離は、パイプ32に面する側の表面に開口する貫通孔41の開口41bのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離よりも短く、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離以下である。この構成により、貫通孔41をコア11の径方向内側に向かって延長した仮想的な延長線Lを想定すると、この延長線Lは内周壁25b,26bにぶつかることになる。
インシュレータ20には、外周壁25a及びスロット絶縁部23と、外周壁26a及びスロット絶縁部24とのそれぞれの内部において、一端が貫通孔41に連通する第1供給通路42が形成されている。また、スロット絶縁部23,24のそれぞれには、一端が第1供給通路42の他端に連通するとともにコイルエンド3に面する側の表面に他端が開口する第2供給通路43が形成されている。ここで、第1供給通路42及び第2供給通路43は供給通路を構成する。
次に、この発明の実施の形態に係る回転電機であるモータ1の動作を図1に基づいて説明する。
コイル2に電流が流れると、コイル2とステータ10の図示しない磁石との間に電動トルクが発生する。この電動トルクを受けて、ロータ30が回転軸31とともに回転する。回転軸31内の流通経路33には、冷却媒体が流通している。回転軸31が回転するとその遠心力により、流通経路33に連通するように形成された供給開口34から冷却媒体が径方向外側に向かって放出される。供給開口34から放出された冷却媒体は、インシュレータ20のコイルエンド絶縁部25,26それぞれの内周壁25b,26bを越えて、コイルエンド3に到達する。外周壁25a,26aの端部25a1,26a1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離は、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長いので、コイルエンド3に達した冷却媒体は、内周壁25b,26bと外周壁25a,26aとの間に保持され、コイルエンド3を冷却する。
コイル2に電流が流れると、コイル2とステータ10の図示しない磁石との間に電動トルクが発生する。この電動トルクを受けて、ロータ30が回転軸31とともに回転する。回転軸31内の流通経路33には、冷却媒体が流通している。回転軸31が回転するとその遠心力により、流通経路33に連通するように形成された供給開口34から冷却媒体が径方向外側に向かって放出される。供給開口34から放出された冷却媒体は、インシュレータ20のコイルエンド絶縁部25,26それぞれの内周壁25b,26bを越えて、コイルエンド3に到達する。外周壁25a,26aの端部25a1,26a1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離は、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長いので、コイルエンド3に達した冷却媒体は、内周壁25b,26bと外周壁25a,26aとの間に保持され、コイルエンド3を冷却する。
一方、パイプ32を流通する冷却媒体は、パイプ32に形成された供給開口35を介してステータ10に供給される。供給開口35から供給された冷却媒体は、インシュレータ20のコイルエンド絶縁部25,26それぞれの外周壁25a,26aに形成された貫通孔41を通って、その一部がコイルエンド3に供給される。貫通孔41は、貫通孔41をコア11の径方向内側に向かって延長した仮想的な延長線Lが内周壁25b,26bにぶつかる構成となっているので、コイルエンド3に供給された冷却媒体が内周壁25b,26bを越えてステータ10とロータ30との間に漏れてしまうことを抑制できる。その結果、コイルエンドに供給された冷却媒体は、内周壁25b,26bと外周壁25a,26aとの間に保持され、コイルエンド3を冷却する。
また、貫通孔41を通る冷却媒体の一部は第1供給通路42に流入する。第1供給通路42に流入した冷却媒体は、第2供給通路43を介してスロット12内においてコイル2に供給される。コイル2に供給された冷却媒体は、スロット12内においてコイル2を冷却し、その結果、コイルエンド3を含めコイル2の全体を冷却する効果が向上する。
このように、コイルエンド3に面する側の貫通孔41の開口41aとコア11の端面11a,11bとの間の距離が内周壁25b,26bの端部25b1,26b1とコア11の端面11a,11bとの間の距離以下であることにより、パイプ32から供給された冷却媒体は、貫通孔41を介してコイルエンド3に供給された後、内周壁25b,26bと外周壁25a,26aとの間に保持される。また、外周壁25a,26aの端部25a1,26a1とコア11の端面11a,11bとの間の距離が内周壁25b,26bの端部25b1,26b1とコア11の端面11a,11bとの間の距離よりも長いことにより、ロータ30の回転軸31内を通る冷却媒体は、コイルエンド3に向かって供給された後、内周壁25b,26bと外周壁25a,26aとの間に保持される。冷却媒体が内周壁25b,26bと外周壁25a,26aとの間に保持されることにより、コイルエンド3の冷却が十分に行われるようになるので、コイル2からの放熱効率を向上することができる。
この実施の形態では、供給経路は、外周壁25a,26a及びスロット絶縁部23,24の内部に形成された第1供給通路42と、第2供給通路43とから構成されていたが、この形態に限定するものではない。図3に示されるように、一端が貫通孔41に連通するとともに長さ方向の全体にわたってコイル2に面する側の表面に開口した溝の形態の供給通路44であってもよい。この供給通路44は、他端のみではなくその長さ方向の全体にわたってコイル2に面するように開口している。
この実施の形態では、回転電機は、ステータ10とロータ30とを有するモータ1であったが、この形態に限定するものではない。図4に示されるように、回転電機は、インナーロータ51と、インナーロータ51の外周面51aに対して隙間をあけて配置されたアウターロータ52とを有するダブルロータモータ50であってもよい。この場合、実施の形態におけるロータ30(図1参照)及びコア11(図1参照)に相当するものはそれぞれ、インナーロータ51及びアウターロータ52のコア53となる。
この実施の形態では、外周壁25a,26aの端部25a1,26a1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離は、コイルエンド3の両端部3a,3aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長くなっているが、内周壁25b,26bの端部25b1,26b1のそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも長ければ、コイルエンド3の両端部3a,3aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの間の距離よりも短くてもよい。
この実施の形態では、貫通孔41の開口41aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離は、貫通孔41の開口41bのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離よりも短くなっているが、貫通孔41の開口41aのそれぞれとコア11の端面11a,11bのそれぞれとの距離が内周壁25b,26bの端部25b1,26b1とコア11の端面11a,11bとの間の距離以下であれば、両距離は同じであってもよい。
1 モータ(回転電機)、2 コイル、3 コイルエンド、10 ステータ、11,53 コア、11a,11b (コアの)端面、12 スロット、20 インシュレータ、23,24 スロット絶縁部、25,26 コイルエンド絶縁部、25a,26a 外周壁、25a1,26a1 (外周壁の)端部、25b,26b 内周壁、25b1,26b1 (内周壁の)端部、30 ロータ、30a (ロータの)外周面、31 回転軸(内周側供給部)、32 パイプ(外周側供給部)、33 流通経路(内周側供給部)、34 供給開口(内周側供給部)、35 供給開口(外周側供給部)、36 流通経路(外周側供給部)、41 貫通孔、42 第1供給通路(供給通路)、43 第2供給通路(供給通路)、44 供給通路、50 ダブルロータモータ(回転電機)、51 インナーロータ(ロータ)、51a (インナーロータの)外周面、52 アウターロータ。
Claims (5)
- 回転軸と一体回転可能なロータの外周面に対して隙間をあけて配置され、複数のスロットを有するコアと、
前記スロットに巻回されるコイルと、
前記コアと前記コイルとを絶縁するインシュレータと、
前記コアに対して前記ロータとは反対側に配置され、前記コアの両端から突出するコイルの一部であるコイルエンドに冷却媒体を供給する外周側供給部と、
前記回転軸内を通る冷却媒体を、前記回転軸の回転による遠心力により前記コイルエンドに供給する内周側供給部と
を備え、
前記インシュレータは、
前記スロット内に挿入されるスロット絶縁部と、
前記コアの両端に配置されるコイルエンド絶縁部と
を備え、
該コイルエンド絶縁部は、
前記コイルエンドを前記コアの外周面側から囲む外周壁と、
前記コイルエンドを前記コアの内周面側から囲む内周壁と
を備え、
前記コイルエンドの端部と前記コアの端面との間の距離及び前記外周壁の端部と前記コアの端面との間の距離は、前記内周壁の端部と前記コアの端面との間の距離よりも長く、
前記外周壁には、前記外周側供給部から供給された前記冷却媒体が流通して、前記コイルエンドに前記冷却媒体を供給する貫通孔が設けられ、
前記コイルエンドに面する側の前記貫通孔の開口と前記コアの端面との間の距離は、前記内周壁の端部と前記コアの端面との間の距離以下である、回転電機。 - 前記コイルエンドに面する側の前記貫通孔の開口と前記コアの端面との間の距離は、前記外周側供給部側の前記貫通孔の開口と前記コアの端面との間の距離よりも短い、請求項1に記載の回転電機。
- 前記インシュレータは、一端が前記貫通孔に連通するとともに他端が前記スロット内で前記コイルに面するように開口する供給通路を有する、請求項1または2に記載の回転電機。
- 前記回転電機は、
前記ロータと、
該ロータの外周面に対して隙間をあけて配置されたステータと
を備え、
前記コアは前記ステータのコアである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機。 - 前記回転電機は、
前記ロータであるインナーロータと、
該インナーロータの外周面に対して隙間をあけて配置されたアウターロータと
を備えるダブルロータモータであり、
前記コアは前記アウターロータのコアである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機。
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