JP2017027862A - 電流遮断装置とそれを用いた蓄電装置 - Google Patents

電流遮断装置とそれを用いた蓄電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 変形板の作動圧力の変化を抑制することができる技術を開示する。
【解決手段】 電流遮断装置10は、ケース1内に収容されており、通電板20、第1変形板30、絶縁性のホルダ80及び金属部材90を備える。金属部材90はホルダ80及び通電板20の外側に配置されており、電極組立体3、通電板20、第1変形板30及び端子7から絶縁されている。金属部材90は、基部90bと第1屈曲部90aと第2屈曲部90cを有する。ホルダ80の外縁部及び通電板20の外縁部は、第1屈曲部90aと第2屈曲部90cの間に配置され、第1屈曲部90aと第2屈曲部90cによって挟持されている。ホルダ80は、第1屈曲部90aを屈曲した状態から直線状に延びる状態に変形させたときに第1屈曲部90aが通過する空間92内には配置されていない。第1屈曲部90aの長さは、第1屈曲部90aの屈曲位置からケース1の壁面112までの距離よりも短い。
【選択図】 図2

Description

本明細書に開示の技術は、電流遮断装置とそれを用いた蓄電装置に関する。
特許文献1に開示の蓄電装置は、ケース内の圧力が上昇したときに、通電経路を遮断する電流遮断装置を有している。電流遮断装置は、ケース内の発電要素と電気的に接続された集電体と、集電体と電極端子とを電気的に接続する感圧部材と、集電体を支持するホルダとを有している。ケース内の圧力が上昇すると、感圧部材が変形して、電極端子と発電要素との電気的接続が遮断される。集電体は、熱カシメ処理によってホルダに固定されている。
特開2013−225500号公報
特許文献1の蓄電装置では、集電体として用いられる通電板を熱カシメ処理によってホルダに固定する。このため、熱カシメ処理時の熱が感圧部材(いわゆる変形板)に伝わり、感圧部材の作動圧力が変化する虞がある。本明細書は、変形板の作動圧力の変化を抑制することができる技術を開示する。
本明細書に開示する電流遮断装置は、ケース内に収容されている。電流遮断装置は、ケースに収容された電極組立体と、ケースの壁面に固定された正極又は負極の端子とを電気的に接続し、ケースの内圧が所定値を超えて上昇したときに電極組立体と端子とを電気的に接続する通電経路を遮断する。電流遮断装置は、通電板と、第1変形板と、絶縁性のホルダと、金属部材とを備える。通電板は、電極組立体に電気的に接続されている。第1変形板は、端子に電気的に接続されていると共に、通電板に対向して配置される。ホルダは、ケースの壁面と通電板の間に配置されており、第1変形板を収容する。金属部材は、ホルダ及び通電板の外側に配置されており、電極組立体、通電板、第1変形板及び端子から絶縁されており、ホルダと通電板を挟持する。第1変形板は、電極組立体と端子とが導通しているときは通電板と通電板の中央部において当接した状態で電気的に接続しており、電極組立体と端子とが非導通のときは通電板から離間した状態で通電板と電気的に非接続である。金属部材は、基部と、第1屈曲部と、第2屈曲部を有する。基部は、ホルダの外側面に沿って延びている。第1屈曲部は、基部のケースの壁面側の端部に設けられている。第2屈曲部は、基部の通電板側の端部に設けられている。第1屈曲部と第2屈曲部のそれぞれは、基部に対してホルダ及び通電板の内側に屈曲して内側に延びている。ホルダの外縁部及び通電板の外縁部は、第1屈曲部と第2屈曲部の間に配置され、第1屈曲部と第2屈曲部によって挟持されている。ホルダは、第1屈曲部を基部に対して屈曲した状態から直線状に延びる状態に変形させたときに第1屈曲部が通過する空間内には配置されていない。第1屈曲部の長さは、第1屈曲部が屈曲する位置からケースの壁面までの距離よりも短い。
上記の電流遮断装置では、金属部材が第1屈曲部と第2屈曲部を有しており、第1屈曲部及び第2屈曲部がホルダの外縁部及び通電板の外縁部を挟持することにより、通電板がホルダに固定される。このため、熱カシメ処理が不要となり、熱により変形板の作動圧力が変化することを抑制することができる。
また、本明細書は、上記の電流遮断装置を備えた蓄電装置を開示する。また、上記の蓄電装置は、二次電池であってもよい。この構成によると、電流が端子間を適切に流れることができる。
本明細書が開示する技術の詳細、及び、さらなる改良は、発明を実施するための形態、及び、実施例にて詳しく説明する。
実施例1の蓄電装置の縦断面図。 図1の二点鎖線部200の部分拡大図。 金属部材の第1屈曲部近傍の部分拡大図。 実施例2の蓄電装置の負極端子近傍の部分拡大図。 ホルダの凹部近傍の部分拡大図。 実施例3の蓄電装置の負極端子近傍の部分拡大図であり、電流遮断装置が動作していない状態を示す。 実施例3の蓄電装置の負極端子近傍の部分拡大図であり、電流遮断装置が動作した状態を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1) 本明細書に開示する電流遮断装置では、ホルダの外側面に、ホルダの内側に凹んでいる凹部が設けられていてもよい。金属部材の第1屈曲部は、凹部に配置されていてもよい。凹部の内壁面は、第1屈曲部を基部に対して屈曲した状態から直線状に延びる状態に変形させたときに第1屈曲部が通過する空間内には配置されていなくてもよい。ホルダは、第1屈曲部とケースの壁面との間に位置する部分を有していてもよい。この構成によると、金属部材の第1屈曲部とケースの壁面との間にホルダの一部が介在するため、ケースの壁面が何らかの要因で内側に変形しても、ケースの壁面が第1屈曲部に接触し難くなる。このため、両者の接触に起因する腐食を抑制でき、電流遮断装置の特性が低下することを抑制できる。また、この電流遮断装置では、第1屈曲部を基部に対して屈曲した状態から直線状に延びる状態に変形させたときに第1屈曲部が通過する空間内には、ホルダの凹部の内壁面が配置されていない。このため、第1屈曲部を基部に対して凹部内で屈曲することができる。この構成によると、金属部材の第1屈曲部を基部に対して屈曲させてホルダ及び通電板を挟持する際に、ホルダ及び通電板がずれたりぐらついたりすることを抑制でき、これらを確実に挟持できる。
(特徴2) 本明細書に開示する電流遮断装置では、金属部材の第1屈曲部によって挟持されているホルダの被挟持面と、被挟持面から通電板側に延びるホルダの外側面とが成す角が鈍角であってもよい。この構成によると、一方向から力を加えて第1屈曲部を屈曲する際に、第1屈曲部に、ホルダの被挟持面を押圧する力を比較的に容易に加えることができる。
(特徴3) 本明細書に開示する電流遮断装置は、通電板に対して第1変形板とは反対側に配置されているとともに、通電板の中央部に向かって突出している突起が設けられている第2変形板をさらに備えていてもよい。第2変形板は、電極組立体と端子とが導通しているときは突起が第1位置に位置して通電板と第1変形板とが当接している第1状態と、電極組立体と端子とが非導通のときは突起が第1位置から通電板側の第2位置に移動して通電板と第1変形板とを離間させる第2状態とに切り替えられてもよい。
以下、図1〜図3を参照して実施例1の蓄電装置100について説明する。蓄電装置100は、二次電池の一種であるリチウムイオン二次電池である。図1に示すように、蓄電装置100は、ケース1と、ケース1に収容された電極組立体3と、ケース1に固定された端子5、7とを備えている。電極組立体3と端子5、7とは電気的に接続されている。また、蓄電装置100は、電極組立体3と端子7との間に配置された電流遮断装置10を備えている。ケース1の内部は、電解液が注入されており、電極組立体3は、電解液に浸漬している。
ケース1は、金属製であり、略直方体形状の箱型部材である。ケース1は、本体111と、本体111に固定された蓋部112とを備えている。蓋部112は、本体111の上部を覆っている。ケース1の蓋部112には、取付孔11、13が形成されている。端子5は、取付孔11に固定されており、ケース1の内外に通じている。端子7は、取付孔13に固定されており、ケース1の内外に通じている。なお、蓋部112は「ケースの壁面」の一例に相当する。
電極組立体3は、正極シートと、負極シートと、正極シートと負極シートとの間に配置されたセパレータとを備えている。電極組立体3は、複数の正極シート、複数の負極シート及び複数のセパレータが積層されて構成されている。正極シート及び負極シートは、集電部材と、集電部材上に形成されている活物質層とを備えている。集電部材としては、正極シートに用いられるものは例えばアルミ箔であり、負極シートに用いられるものは例えば銅箔である。また、電極組立体3は、正極集電タブ41及び負極集電タブ42を備えている。正極集電タブ41は、正極シートの上端部に形成されている。負極集電タブ42は、負極シートの上端部に形成されている。正極集電タブ41及び負極集電タブ42は、電極組立体3の上方に突出している。正極集電タブ41は正極リード43に固定されている。負極集電タブ42は負極リード44に固定されている。
正極リード43は、正極集電タブ41と端子5とに接続されている。正極リード43を介して、正極集電タブ41と端子5とが電気的に接続されている。正極リード43とケース1との間には、絶縁部材72が配置されている。絶縁部材72は、正極リード43とケース1の蓋部112とを絶縁している。
負極リード44は、負極集電タブ42と接続端子46とに接続されている。接続端子46は、電流遮断装置10を介して端子7に電気的に接続されている。よって、負極リード44、接続端子46及び電流遮断装置10を介して、負極集電タブ42と端子7とが電気的に接続されている。これにより、電極組立体3と端子7とを接続する通電経路が形成されている。電流遮断装置10は、この通電経路を遮断可能である。電流遮断装置10の構成については後述する。負極リード44とケース1との間には、絶縁部材73が配置されている。絶縁部材73は、負極リード44とケース1とを絶縁している。
蓋部112の上面には、樹脂製のガスケット62、63が配置されている。ガスケット62、は端子5に固定されている。ガスケット62の上面には、平板状の外部端子60が配置されている。外部端子60には、貫通孔60aが形成されている。貫通孔60aは、上面側に比べ、下面側のサイズが大きくなっている。ガスケット62は、蓋部112と外部端子60を絶縁している。ボルト64が、貫通孔60aを通過している。具体的には、ボルト64の頭部が、貫通孔60a内に収容されている。また、ボルト64の軸部が、貫通孔60aを通って外部端子60の上方に突出している。端子5、外部端子60及びボルト64は、互いに電気的に接続されており、正極端子を構成している。ガスケット63は、端子7に固定されている。ガスケット63の上面には、平板状の外部端子61が配置されている。外部端子61には外部端子60の貫通孔60aと同様の貫通孔が形成されており、貫通孔内にボルト65の頭部が収容され、ボルト65の軸部が貫通孔を通って外部端子61の上方に突出している。ガスケット63、外部端子61及びボルト65の構成は、上述したガスケット62、外部端子60及びボルト64の構成と同様である。端子7、外部端子61及びボルト65は、互いに電気的に接続されており、負極端子を構成している。
ここで、図2を参照して端子7について説明する。図2に示すように、端子7は、ケース1にカシメ固定されている。端子7は、円筒部14、基底部15及び固定部16を備えている。円筒部14は取付孔13に挿通されている。円筒部14には貫通孔14aが形成されている。基底部15は環状に形成されている。基底部15は円筒部14の下端部に位置しており、ケース1の内部に配置されている。基底部15には、凹所15aが形成されている。凹所15aは貫通孔14aと連通しており、凹所15a内は大気圧に保たれる。固定部16は環状に形成されている。固定部16は円筒部14の上端部に位置しており、ケース1の外部に配置されている。端子7は、固定部16によりケース1の蓋部112に固定されている。
ケース1の蓋部112と端子7との間には、シール部材19が配置されている。シール部材19は環状であり、端子7の円筒部14を一巡している。シール部材19は、ケース1の蓋部112の下面及び取付孔13の内周面と、端子7の基底部15及び円筒部14に当接しており、これにより、ケース1の内外をシールしている。シール部材19は、絶縁性及び耐電解液性を有する材料(本実施例ではパーフルオロアルコキシアルカン(PFA))によって形成されている。蓋部112と端子7とは、シール部材19によって絶縁されている。なお、シール部材19の材料はこれに限られず、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリプロピレン(PP)等であってもよい。
次に、図2〜図3を参照して電流遮断装置10について説明する。図2に示すように、電流遮断装置10は、変形板30と、通電板20と、ホルダ80と、金属部材90を備えている。変形板30は、下方に凸となった円形の導電性のダイアフラムであり、本実施例では銅によって形成されている。変形板30は、通電板20の上方に、通電板20に対向して配置されている。変形板30は、内周側に中央部32を、外周側に外周部31を有している。中央部32は、通電板20の中央部22(後述)と接続されている。外周部31は、端子7の基底部15の外周部と接続されている。即ち、変形板30は端子7に電気的に接続されている。基底部15の凹所15aは変形板30により覆われている。凹所15a内は大気圧に保たれているため、変形板30の上面には大気圧が作用する。なお、変形板30は、「第1変形板」の一例に相当する。
通電板20は、導電性を有する金属部材であり、本実施例では銅によって形成されている。通電板20は、平面視において変形板30よりも大径である円形状に形成されており、変形板30の下方に配置されている。通電板20の上面は平坦であり、ケース1の蓋部112と略平行である。通電板20には接続端子46が接続されている。即ち、通電板20は、接続端子46及び負極リード44を介して電極組立体3に電気的に接続されている。通電板20は、中央部22と外周部21を有している。外周部21は、通電板20の半径方向において、後述の通気孔20bより外周側に位置している。通電板20の下面には溝部20aが形成されている。溝部20aは中央部22の周囲に形成されており、溝部20aの内側で通電板20の中央部22と変形板30の中央部32とが接続されている。溝部20aが形成された位置における通電板20の機械的強度は、溝部20a以外の位置における通電板20の機械的強度よりも低い。通電板20には通気孔20bが形成されており、変形板30と通電板20との間の空間50が通気孔20bを介してケース1内の空間と連通している。変形板30の外周部31と通電板20の外周部21との間には環状の絶縁部材75が配置されている。
図2に示すように、ホルダ80は、ケース1の蓋部112と通電板20の間に配置されている。ホルダ80は、その内部に端子7の基底部15と、変形板30と、絶縁部材75を収容する。ホルダ80は環状であり、その中心には端子7が挿通されている。ホルダ80は、絶縁性及び耐電解液性を有する材料(本実施例ではポリフェニレンサルファイド(PPS))によって形成されている。
ホルダ80は、上端部77と側部78を有する。上端部77は、ケース1の蓋部112と端子7の基底部15の間に配置されている。上端部77は、蓋部112の下面と基底部15の上面に当接しており、蓋部112と基底部15との間隔を決定するスペーサの役割を果たす。蓋部112と基底部15とは、上端部77によって絶縁されている。側部78は、上端部77の外周縁から下方に延びている。側部78は、その内部に基底部15と変形板30と絶縁部材75を収容する。
図2に示すように、側部78の外周部の上方は、全周において内周側に凹んでおり、側部78の外側面には段差が形成されている。図3に示すように、側部78の外側面は、面78a、面78b及び面78cを有する。面78aと面78cは、ケース1の蓋部112と略直交する方向に延びている。面78bは、面78aの下端と面78cの上端を接続する傾斜面(正確には、円錐台の側面となる面)であり、面78aと成す角a1及び面78cと成す角a2はそれぞれ鈍角となっている(a1=a2)。即ち、ホルダ80をその軸線を含む平面で切断した断面において、面78aと面78bの成す角a1と、面78bと面78cの成す角a2は鈍角となっている。図2に示すように、側部78の下面は平坦であり、通電板20の上面と当接している。なお、面78bは「ホルダの被挟持面」の一例に相当し、面78cは「被挟持面から通電板側に延びるホルダの外側面」の一例に相当する。
図2に示すように、金属部材90は、ホルダ80及び通電板20の外周側に配置されている。金属部材90は環状であり、ステンレス鋼(SUS)によって形成されている。金属部材90は、ホルダ80によって端子7及び変形板30から絶縁されており、絶縁部材76(後述)によって通電板20から絶縁されている。また、金属部材90は、電極組立体3からも絶縁されている(図1参照)。金属部材90は、上方の端部に設けられた第1屈曲部90aと、下方の端部に設けられた第2屈曲部90cと、第1屈曲部90aの下端と第2屈曲部90cの上端を接続する基部90bを有する。基部90bは、ケース1の蓋部112と略直交する方向に延びており、側部78の面78c(図3参照)及び絶縁部材76に当接している。図3に示すように、第1屈曲部90aは、屈曲位置Bにおいて、基部90bに対してホルダ80及び通電板20の内周側に屈曲しており、その下面は側部78の面78bに当接して直線状に延びている。第1屈曲部90aの基部90bに対する屈曲角は、180°−a2(即ち、鋭角)である。図2に示すように、第2屈曲部90cは、基部90bに対して内周側に略直角に屈曲しており、その上面は、絶縁部材76を介して通電板20の下方に配置されている。第1屈曲部90aと第2屈曲部90cは、側部78、通電板20及び絶縁部材76を介して対向している。側部78の外周部、通電板20の外周部21の最外周部分及び絶縁部材76は、第1屈曲部90aと第2屈曲部90cの間に配置され、第1屈曲部90aと第2屈曲部90cによって上下方向に挟持されている。これにより、通電板20がホルダ80に固定される。なお、金属部材90の上方は「ホルダに対してケースの壁面側」の一例に相当し、金属部材90の下方は「ホルダに対して通電板側」の一例に相当する。
図3に示すように、第1屈曲部90aの長さL(即ち、屈曲位置Bから第1屈曲部90aの上端までの長さ)は、屈曲位置Bからケース1の蓋部112の下面までの距離Dよりも短い。また、第1屈曲部90aを、基部90bに対して屈曲した状態から直線状に延びる状態(図3に破線で示す状態(別言すれば、屈曲する前の状態))に変形させたときに第1屈曲部90aが通過する空間92(面78bは含まない)には、ホルダ80が配置されておらず、また、その他のいかなる部材も配置されていない。この構成によると、金属部材90(第1屈曲部90aが屈曲する前の状態の金属部材90)をホルダ80及び通電板20の外周側に配置して位置決めした状態で、基部90bに対して第1屈曲部90aを屈曲することが可能となる。即ち、電流遮断装置10を、以下の手順で製造することが可能となる。まず、端子7の外周側にホルダ80及びシール部材19を配置した状態で、端子7をケース1の蓋部112の取付孔13に固定する。次に、端子7の基底部15に変形板30を接続する。続いて、変形板30の外周部の下方に絶縁部材75、通電板20及び絶縁部材76を配置する。次いで、組付け前の金属部材90(即ち、第2屈曲部90cが既に屈曲していると共に、第1屈曲部90aが未だ屈曲していない状態の金属部材90)を、絶縁部材76の下方から嵌め込み、金属部材90を絶縁部材76及びホルダ80の面78cに当接させる。これにより、金属部材90がホルダ80及び通電板20に対して位置決めされる。この状態で、治具を用いて第1屈曲部90aに図3の矢印で示す方向(即ち、面78bと略直交する方向)から力を作用させて、第1屈曲部90aを屈曲位置Bにおいて屈曲して、面78bに当接させる。次いで、ケース1の外部から端子7の貫通孔14aを介してレーザビームを変形板30に照射して、変形板30の中央部32と通電板20の中央部22を溶接により接合する。これにより、電流遮断装置10が製造される。
上記の製造方法では、第1屈曲部90aを上方から下方に屈曲することにより、金属部材90をホルダ80及び通電板20の外周にカシメ固定する。このため、カシメ時の荷重をホルダ80の下方で受けることができる。これに対し、既に屈曲した第1屈曲部90aを面78b上に配置した状態で、未だ屈曲していない第2屈曲部90cを下方から上方に屈曲して金属部材90をカシメ固定する構成では、カシメ時の荷重がホルダ80の上方に及ぶ。このため、ホルダ80の形状によっては、カシメ時にホルダ80及び通電板20がずれたりぐらついたりすることがあり、ホルダ80及び通電板20を適切に挟持できない可能性がある。本実施例の構成によると、カシメ時の荷重がホルダ80の上方に及ぶことがないため、ホルダ80の形状によらず、ホルダ80及び通電板20を確実に挟持できる。
また、面78bが面78cと成す角が直角又は鋭角の場合は、面78bと略直交する方向から第1屈曲部90aに力を作用することができない。このため、第1屈曲部90aに面78bを押圧する力を加えるためには、治具を2以上の方向に移動させる必要がある。これに対し、本実施例では、面78bは面78cと鈍角を成して傾斜している。このため、第1屈曲部90aを屈曲する際に、面78bと略直交する方向から力を作用することができる(図3参照)。従って、治具を一方向に移動させるだけで、第1屈曲部90aに面78bを押圧する力を加えることができ、簡易な方法で金属部材90をホルダ80及び通電板20の外周にカシメ固定することができる。
上述した説明から明らかなように、電流遮断装置10は、接続端子46と、通電板20と、変形板30と、端子7とを直列につなぐ通電経路を有している。このため、電極組立体3と端子7は、電流遮断装置10の通電経路を介して電気的に接続されている。
ここで、電流遮断装置10の遮断動作について説明する。上述した蓄電装置100においては、変形板30は、通電板20と、通電板20の中央部22において当接した状態で電気的に接続しており、端子5と端子7との間が通電可能な導通状態となっている。蓄電装置100の過充電等によってケース1内の圧力が上昇すると、通気孔20bを介して変形板30の下面に作用する圧力が上昇する。一方、変形板30の上面には大気圧が作用する。このため、ケース1の内圧が上昇して所定値に達すると、変形板30が反転して、上方に凸の状態に変化する。すると、変形板30の中央部32に接続されていた通電板20が、機械的に脆弱な溝部20aを起点に破断し、変形板30が通電板20の残部(通電板20のうち溝部20aの外周側の部分)から離間する。これによって、通電板20と変形板30とを接続する通電経路が遮断され、電極組立体3と端子7とが非導通状態となる。このとき、変形板30は接続端子46から絶縁されると共に、通電板20は端子7から絶縁される。
実施例1の電流遮断装置10の作用効果について説明する。上記の電流遮断装置10では、金属部材90の第1屈曲部90aと第2屈曲部90cがホルダ80の外周部及び通電板20の外周部21の最外周部分を挟持することにより、通電板20がホルダ80に固定される。このため、通電板20をホルダ80に固定する際に熱カシメ処理が不要となるため、熱により変形板30の作動圧力が変化することを抑制することができる。
次に、図4及び図5を参照して実施例2の蓄電装置について説明する。以下では、実施例1と相違する点についてのみ説明し、実施例1と同一の構成についてはその詳細な説明を省略する。図4の二点鎖線部300は、図1の二点鎖線部200に相当する。この蓄電装置では、ホルダ180の構成が、実施例1のホルダ80と異なっている。ホルダ180は、上端部77と側部178を有する。側部178の外側面には、全周において内周側に凹んでいる凹部170が形成されている。凹部170の内壁面は、面178a、178b及び面178dを有する。面178bの下端は面178cに接続されており、面178dの上端は面178eに接続されている。面178a、面178b及び面178cの位置関係は、実施例1の面78a、面78b及び面78cの位置関係と同一である。面178eは、ケース1の蓋部112と略直交する方向に延びており、蓋部112を平面視すると面178cと重なる位置に位置している。面178dは、面178eの下端と面178aの上端を接続する傾斜面であり、面178eと成す角a3及び面178aと成す角a4はそれぞれ鈍角となっている(a3=a4)。金属部材90の第1屈曲部90aは、凹部170の内部に配置されており、面178bと当接している。なお、面178bは「ホルダの被挟持面」の一例に相当し、面178cは「被挟持面から通電板側に延びるホルダの外側面」の一例に相当する。
第1屈曲部90aを、基部90bに対して屈曲した状態から直線状に延びる状態に変形させたときに第1屈曲部90aが通過する空間92(面178bは含まない)には、凹部170の内壁面178a、178b、178dが配置されておらず、また、その他のいかなる部材も配置されていない。この構成によると、第1屈曲部90aを、凹部170の内部において上方から下方に屈曲することができる。このため、実施例1と同様に、カシメ時の荷重をホルダ180の下方で受けることができる。特に、本実施例では、ホルダ180は、凹部170の上方に、面178aに対して外周側に突出する部分179を有する。部分179の上面とケース1の蓋部112の下面との間には隙間94が形成されている。このため、第2屈曲部90cを下方から上方に屈曲して金属部材90をカシメ固定する構成とした場合は、カシメ時にホルダ180が隙間94内にずれることがあり、ホルダ180及び通電板20を適切に挟持できない可能性がある。本実施例の構成によると、このような事態の発生を抑制でき、ホルダ180の上方に隙間94が形成されていても、ホルダ180及び通電板20を確実に挟持できる。
また、本実施例では、ホルダ180の部分179は、ケース1の蓋部112を平面視した状態では、第1屈曲部90aとケース1の蓋部112との間に位置している。この構成によると、第1屈曲部90aとケース1の蓋部112との間に部分179が介在するため、蓋部112が何らかの要因で内側に変形しても、第1屈曲部90aに接触し難くなる。即ち、部分179が第1屈曲部90aの保護部材として機能する。ケース1の内部には電解液が注入されているため、仮に蓋部112と第1屈曲部90aとの接触部が電解液に浸漬すると、当該接触部が腐食(いわゆる異種金属接触腐食)する可能性がある。本実施例によると、このような事態の発生を抑制でき、結果として電流遮断装置110の特性が低下することを抑制できる。さらに、本実施例においても通電板20をホルダ180に固定する際に熱カシメ処理が不要となるため、熱により変形板30の作動圧力が変化することを抑制することができる。
次に、図6及び図7を参照して実施例3の蓄電装置について説明する。図6の二点鎖線部400は、図1の二点鎖線部200に相当する。この蓄電装置では、電流遮断装置210の構成が実施例1の電流遮断装置10と異なっている。電流遮断装置210は、第1変形板230と、通電板220と、ホルダ80と、金属部材90と、第2変形板240を備えている。第1変形板230、通電板220及び第2変形板240はいずれも銅によって形成されている。
第1変形板230及び通電板220は、実施例1の変形板30及び通電板20とそれぞれ略同一の構成を有する。第1変形板230と通電板220との間の空間250は、通電板220の通気孔220bを介して、通電板220と第2変形板240との間の空間254(後述)と連通している。ホルダ80の内周側の下面には、切欠部80aが形成されている。切欠部80aには、シール部材290が配置されている。シール部材290は、ホルダ80と通電板220の両者に当接しており、これにより、ケース1内の空間と、空間250及び空間254とをシールしている。
第2変形板240は、通電板220の下方に配置されている。即ち、第2変形板240は、通電板220に対して第1変形板230とは反対側に配置されている。第2変形板240は、その中央部が下方に突出している。第2変形板240の外周部は、通電板220の外周部221に接続されている。第2変形板240の上面中央には、上方に突出する突出部242が設けられている。突出部242の上方には通電板220の中央部222(溝部220aに囲まれた部分)が位置している。第2変形板240の上面には空間254の圧力が作用し、第2変形板240の下面にはケース1内の空間の圧力が作用する。なお、突出部242は、「突起」の一例に相当する。
図6に示すように、電流遮断装置210は、接続端子46と、通電板220と、第1変形板230と、端子7とを直列につなぐ通電経路を有している。このため、電極組立体3と端子7は、電流遮断装置210の通電経路を介して電気的に接続されている。
ここで、電流遮断装置210の遮断動作について説明する。上述した蓄電装置では端子5と端子7の間が通電可能な状態となっている。ケース1の内圧が上昇すると、第2変形板240の下面に作用する圧力が上昇する。一方、第2変形板240の上面には、ケース1内の空間からシールされた空間254の圧力が作用する。このため、ケース1内の圧力が所定値を超えると、第2変形板240が下方に凸の状態から上方に変位した状態に変化する(図7参照)。このとき、空間254内の空気は通気孔220bを通って空間250に移動し、空間250内の圧力が上昇する。また、第2変形板240が上方に変位すると、第2変形板240の突出部242が通電板220の中央部222に衝突し、通電板220が溝部220aで破断する。これにより、第1変形板230が反転し、第1変形板230及び通電板220の中央部222が上方に変位する(図7参照)。このため、通電板220と第1変形板230を接続する通電経路が遮断され、電極組立体3と端子7との間の導通が遮断される。このとき、第1変形板230は接続端子46から絶縁されると共に、通電板220は端子7から絶縁されている。なお、第2変形板240が下方に凸の状態のときの突出部242の位置が「第1位置」の一例に相当し、第2変形板240が上方に変位した状態のときの突出部242の位置が「第2位置」の一例に相当する。また、通電板220が破断しておらず、中央部222において第1変形板230と当接している状態が「第1状態」の一例に相当し、通電板220が破断し、通電板220と第1変形板230とが電気的に離間した状態が「第2状態」の一例に相当する。この構成によっても、実施例1の蓄電装置100と同様の作用効果を奏することができる。なお、上記の電流遮断装置210は、実施例2の蓄電装置に取付けられてもよい。
以上、本明細書が開示する技術の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、本明細書が開示する電流遮断装置とそれを用いた蓄電装置は、上記の実施例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の実施例では、金属部材90は環状であり、第1屈曲部90aは全周において面78bに当接すると共に、第2屈曲部90cは全周において絶縁部材76の下面に当接していたが、この構成に限られない。例えば、第1屈曲部90aは、周方向に間隔をおいて基部90bの上端に接続される複数の部分屈曲部を有していてもよいし、同様に、第2屈曲部90cは、周方向に間隔をおいて基部90bの下端に接続される複数の部分屈曲部を有していてもよい。或いは、金属部材90は環状の一部材とする構成ではなく、複数の金属部材を環状に配置して構成されていてもよい。この場合、複数の金属部材を周方向に間隔をおいてホルダ80及び通電板20の外周にカシメ固定することにより、ホルダ80と通電板20を固定してもよい。
また、上記の実施例では角a1〜a4は鈍角であったが、直角でもよいし、鋭角でもよいし、これらの組合わせであってもよい。
また、電流遮断装置10は、端子5側に設けられてもよいし、端子5と端子7の双方に設けられてもよい。また、上記の実施例では、変形板30が反転することで通電板20との導通が遮断される。しかしながら、変形板30の変形の仕方は反転に限られない。例えば、変形板30の中央部が上方に撓むことで通電板20が溝部20aを起点に破断し、変形板30と通電板20との導通が遮断される構成であってもよい。変形板30は、変形板30と通電板20との導通が遮断されるのであればどのように変形してもよい。第2変形板240についても同様である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:ケース
3:電極組立体
5、7:端子
10:電流遮断装置
11、13:取付孔
20:通電板
21:外周部
22:中央部
30:変形板
78a、78b、78c:面
80:ホルダ
90:金属部材
90a:第1屈曲部
90b:基部
90c:第2屈曲部
92:空間
100:蓄電装置
112:ケースの蓋部
170:凹部
178a、178b、178d:内壁面
179:部分
220:通電板
221:外周部
222:中央部
230:第1変形板
240:第2変形板
242:突出部

Claims (6)

  1. ケース内に収容されており、前記ケースに収容された電極組立体と、前記ケースの壁面に固定された正極又は負極の端子とを電気的に接続し、前記ケースの内圧が所定値を超えて上昇したときに前記電極組立体と前記端子とを電気的に接続する通電経路を遮断する電流遮断装置であり、
    前記電極組立体に電気的に接続されている通電板と、
    前記端子に電気的に接続されていると共に、前記通電板に対向して配置される第1変形板と、
    前記ケースの前記壁面と前記通電板の間に配置されており、前記第1変形板を収容する絶縁性のホルダと、
    前記ホルダ及び前記通電板の外側に配置されており、前記電極組立体、前記通電板、前記第1変形板及び前記端子から絶縁されており、前記ホルダと前記通電板を挟持する金属部材と、を備えており、
    前記第1変形板は、前記電極組立体と前記端子とが導通しているときは前記通電板と前記通電板の中央部において当接した状態で電気的に接続しており、前記電極組立体と前記端子とが非導通のときは前記通電板から離間した状態で前記通電板と電気的に非接続であり、
    前記金属部材は、前記ホルダの外側面に沿って延びる基部と、前記基部の前記ケースの前記壁面側の端部に設けられた第1屈曲部と、前記基部の前記通電板側の端部に設けられた第2屈曲部を有しており、
    前記第1屈曲部と前記第2屈曲部のそれぞれは、前記基部に対して前記ホルダ及び前記通電板の内側に屈曲して内側に延びており、
    前記ホルダの外縁部及び前記通電板の外縁部は、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部の間に配置され、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部によって挟持されており、
    前記ホルダは、前記第1屈曲部を前記基部に対して前記屈曲した状態から直線状に延びる状態に変形させたときに前記第1屈曲部が通過する空間内には配置されておらず、
    前記第1屈曲部の長さは、前記第1屈曲部が屈曲する位置から前記ケースの前記壁面までの距離よりも短い、電流遮断装置。
  2. 前記ホルダの前記外側面には、前記ホルダの内側に凹んでいる凹部が設けられており、
    前記金属部材の前記第1屈曲部は、前記凹部に配置されており、
    前記凹部の内壁面は、前記第1屈曲部を前記基部に対して前記屈曲した状態から直線状に延びる状態に変形させたときに前記第1屈曲部が通過する空間内には配置されておらず、
    前記ホルダは、前記第1屈曲部と前記ケースの前記壁面との間に位置する部分を有している、請求項1に記載の電流遮断装置。
  3. 前記金属部材の前記第1屈曲部によって挟持されている前記ホルダの被挟持面と、前記被挟持面から前記通電板側に延びる前記ホルダの外側面とが成す角は鈍角である、請求項1又は2に記載の電流遮断装置。
  4. 前記通電板に対して前記第1変形板とは反対側に配置されているとともに、前記通電板の前記中央部に向かって突出している突起が設けられている第2変形板をさらに備えており、
    前記第2変形板は、前記電極組立体と前記端子とが導通しているときは前記突起が第1位置に位置して前記通電板と前記第1変形板とが当接している第1状態と、前記電極組立体と前記端子とが非導通のときは前記突起が前記第1位置から前記通電板側の第2位置に移動して前記通電板と前記第1変形板とを離間させる第2状態とに切り替えられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電流遮断装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電流遮断装置を備える蓄電装置。
  6. 前記蓄電装置は、二次電池である請求項5に記載の蓄電装置。

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