JP2017027857A - 電池接続制御装置、電池接続制御方法、およびプログラム - Google Patents

電池接続制御装置、電池接続制御方法、およびプログラム Download PDF

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孝 須藤
貴志 榎本
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貴志 榎本
岳史 大澤
Takeshi Osawa
岳史 大澤
村上 学
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学 村上
豊壽 藤沼
Toyohisa Fujinuma
豊壽 藤沼
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Mitsuhiro Hoshino
光弘 星野
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信二 岡本
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達也 森根
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Abstract

【課題】複数の二次電池が並列に接続される構成の大型化を抑制しやすい電池接続制御装置を得る。【解決手段】実施形態の電池接続制御装置は、取得部と、接続制御部と、を備える。取得部は、並列接続部に接続されていない接続対象の二次電池の電圧値と、並列接続部に接続されている二次電池によって構成された電池部の電圧値と、を取得する。接続制御部は、並列接続部と接続対象の二次電池との間に介在したスイッチ部を制御して、接続対象の二次電池の電圧値が電池部の電圧値よりも低い場合、電池部が充電中のときにのみ接続対象の二次電池を並列接続部に接続し、接続対象の二次電池の電圧値が電池部の電圧値よりも高い場合、電池部が放電中のときにのみ接続対象の二次電池を並列接続部に接続する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、電池接続制御装置、電池接続制御方法、およびプログラムに関する。
従来、互いに並列に接続された複数の二次電池を備えた二次電池システムが知られている。このような二次電池システムでは、当該二次電池システムの稼働中(縮退運転中)に、二次電池の交換を行うことが可能なものがある。
特開2013−38831号公報 特開2012−113856号公報 特開2004−185915号公報
この種の二次電池システムでは、交換された二次電池の電圧値と他の二次電池の電圧値とが異なると、交換された二次電池と他の二次電池との間に横流電流が流れて稼働中の二次電池システムに流れる電流の最大値が増大してしまう場合がある。このような横流電流によって増大する電流に耐え得るように、二次電池システムの各部の許容電流値が大きく設定されることにより、二次電池システムが大型化してしまうという問題がある。
実施形態の電池接続制御装置は、取得部と、接続制御部と、を備える。前記取得部は、二次電池が接続され、接続された複数の前記二次電池を並列に接続し、接続された前記二次電池の充放電による電流が流れる並列接続部、に接続されていない接続対象の前記二次電池、の電圧値と、前記並列接続部に接続されている前記二次電池によって構成された電池部の電圧値と、を取得する。前記接続制御部は、前記並列接続部と前記接続対象の二次電池との間に介在したスイッチ部を制御して、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも低い場合、前記電池部が充電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続し、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも高い場合、前記電池部が放電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続する。
図1は、実施形態の二次電池システムの例示的な構成図である。 図2は、実施形態の電池ユニットのMPUの機能構成の例示的なブロック図である。 図3は、実施形態の電池接続処理の手順を示す例示的なフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。以下に示される実施形態の構成や制御、ならびに当該構成や制御によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成や制御以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成や制御によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)を得ることが可能である。
図1は、本実施形態の二次電池システム1の例示的な構成図である。二次電池システム1は、電力の放充電が可能な複数の電池ユニット10と、複数の電池ユニット10を並列に接続する並列接続部11と、並列接続部11を介して電池ユニット10と接続される電力変換装置12と、を備えている。二次電池システム1は、例えば、図示されない電力供給対象(負荷)の非常用電源(バックアップ電源)として用いられる。電力供給対象は、例えば、携帯通信基地局等である。電池ユニット10は、二次電池装置等とも称され得る。
電力変換装置12は、例えば、電力供給対象と商用電源(図示されず)とに接続される。電力変換装置12は、電池ユニット10から供給された直流電力を交流電力に変換して電力供給対象に供給する。また、電力変換装置12は、商用電源から供給された交流電力を直流電力に変換して電池ユニット10に供給する。
並列接続部11には、電池ユニット10の電池モジュール21が接続される。並列接続部11は、接続された複数の電池モジュール21を並列に接続する。並列接続部11には、接続された電池モジュール21の充放電による電流が流れる。詳細には、並列接続部11は、一対の電源ラインL1,L2を有している。電源ラインL1,L2は、電池ユニット10と電力変換装置12との間に介在している。電源ラインL1には、電池ユニット10の正極端子台10aが接続され、電源ラインL2には、電池ユニット10の負極端子台10bが接続される。電源ラインL1,L2は、例えばケーブルによって構成されている。電源ラインL1,L2は、電力供給ラインや接続ライン等とも称され得る。また、正極端子台10aおよび負極端子台10bは、正極端子および負極端子とも称され得る。
各電池ユニット10は、電池モジュール21と、電池管理装置22と、を有しており、各電池ユニット10の構成は、互いに同様である。なお、図1では、一つの電池ユニット10A以外の電池ユニット10Bの構成は、概略的に示されている。電池モジュール21は、二次電池(蓄電池)の一例であり、電池管理装置22は、電池接続制御装置の一例である。
電池モジュール21は、直列に接続された複数の電池セル23を有し、組電池として構成されている。電池セル23は、例えば、リチウムイオン二次電池として構成されている。なお、電池セル23は、ニッケル水素電池や、ニッケルカドミウム電池、鉛二次電池等、他の二次電池であってもよい。電池モジュール21は、正極端子21aと負極端子21bとを有している。正極端子21aは、電源ラインL3を介して正極端子台10aに接続され、負極端子21bは、電源ラインL4を介して負極端子台10bに接続される。電池セル23は、単電池部とも称され得る。
電池管理装置22は、MPU(Micro Processing Unit)24と、メモリ25と、DC−DCコンバータ26と、電圧温度測定回路27と、電流センサ28と、通信コントローラ29と、通信コネクタ30と、スイッチ部31と、運転スイッチ32と、アドレススイッチ33と、を有している。また、電池管理装置22は、正極端子台10a、負極端子台10b、および電源ラインL3,L4を含む。MPU24は、制御部の一例であり、メモリ25は、記憶部の一例である。
電圧温度測定回路27は、各電池セル23の電圧および温度と、電池モジュール21の電圧と、を測定し、測定結果(電圧値、温度値)をMPU24に送信する。電圧温度測定回路27は、例えば、AFE−IC(Analog Front End−Integrated Circuit)によって構成されている。
電流センサ28は、電池モジュール21に直列に接続され、電池モジュール21に流れる電流を測定する。電流センサ28は、測定結果(電流値)をMPU24に送信する。
通信コントローラ29は、一例として、通信コネクタ30に接続された通信ケーブル(図示されず)を介して、他の電池管理装置22との間でデータ通信を行う。データ通信は、一例として、CAN(Control Area Network)通信である。
スイッチ部31は、スイッチ35〜37を含み、並列接続部11と電池モジュール21との間に介在している。スイッチ35は、電源ラインL3に設けられている。スイッチ36は、抵抗38と直列に接続された状態で、スイッチ35に並列に接続されている。スイッチ37は、電源ラインL4に設けられている。各スイッチ35〜37は、例えば、DCリレーやMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)によって構成され得る。スイッチ35〜37は、MPU24の制御によってオン状態(閉状態)とオフ状態(開状態)とが切り替えられる。本実施形態では、スイッチ35,36のいずれかとスイッチ37とがオン状態である場合が、スイッチ部31のオン状態(閉状態)であり、スイッチ35〜37がオフ状態である場合が、スイッチ部31のオフ状態(開状態)である。並列接続部11への接続が完了し稼働中の電池ユニット10では、スイッチ35,37がオン状態でスイッチ36がオフ状態である。
MPU24は、電池管理装置22の各部を制御する。MPU24は、電池モジュール21の放充電状態を検出する機能を有する。充放電状態は、充電中、放電中、非充放電中(待機中、停止中)の状態を含む。MPU24は、検出した電池モジュール21の放充電状態を通信コントローラ29を介して他の電池ユニット10に送信する。MPU24には、電池モジュール21の電力がDC−DCコンバータ26によって所定の電圧に変換されて供給される。
メモリ25は、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含み、MPU24が実行するプログラムや各種の情報を記憶している。例えば、メモリ25は、抵抗値テーブルを記憶している。抵抗値テーブルは、電池モジュール21の電圧値と電池モジュール21の内部抵抗値との対応付けをした情報である。この抵抗値テーブルから、ある電圧値における電池モジュール21の内部抵抗値が分かる。また、メモリ25は、電池モジュール21の許容電流値を記憶している。本実施形態では、抵抗値テーブルおよび許容電流値は、各電池モジュール21で同じものである。
次に、MPU24が行う電池接続処理(電池接続制御方法)について説明する。電池接続処理は、例えば、電池ユニット10の交換や追加の際に、交換または追加される電池ユニット10の電池モジュール21を並列接続部11に接続させる処理である。以下では、交換または追加されて電池接続処理が行われる対象の電池ユニット10(一例として、図1中の複数の電池ユニット10のうち左端に位置された電池ユニット10)を電池ユニット10Aとも称し、電池ユニット10A以外の全ての電池ユニット10、すなわち既に並列接続部11に接続されている稼働中の各電池ユニット10を電池ユニット10Bとも称する。また、電池ユニット10Aの電池モジュール21を電池モジュール21Aとも称し、電池ユニット10Bの電池モジュール21を電池モジュール21Bとも称する。この場合、電池モジュール21Aが並列接続部11への接続対象である。また、並列接続部11に接続されている全ての電池モジュール21Bによって電池部39が構成されている。電池部39は、稼働電池部や既接続電池部とも称され得る。
図2は、本実施形態の電池ユニット10のMPU24の機能構成の例示的なブロック図である。電池接続処理は、電池ユニット10AのMPU24が実行する。電池ユニット10AのMPU24は、メモリ25に記憶されているプログラムを実行することで、取得部41および接続制御部42等と機能(動作)して、電池接続処理を行う。なお、プログラムには、一例として、図2に示される各ブロックに対応したモジュールが含まれ得る。電池接続処理の開始時には、電池ユニット10Aは、正極端子台10aが電源ラインL1に接続され、負極端子台10bが電源ラインL2に接続され、通信コネクタ30がケーブルを介して他の電池ユニット10の通信コネクタ30と接続されているとともに、各スイッチ35〜37がオフ状態すなわちスイッチ部31がオフ状態である。
取得部41は、各電池モジュール21に関する情報を取得する。例えば、取得部41は、当該取得部41を有する電池ユニット10Aの電池モジュール21A、すなわち並列接続部11に接続されていない接続対象の電池モジュール21Aの電圧値と、他の電池ユニット10Bの電池モジュール21Bの電圧値と、各電池モジュール21の内部抵抗値と、電池部39の電圧値と、電池モジュール21Bの充放電状態の情報と、を取得する。
詳細には、取得部41は、電池ユニット10Aの電圧温度測定回路27が測定して送信した電池モジュール21Aの電圧値を、受信する。また、取得部41は、電池ユニット10Bの電圧温度測定回路27が測定して送信した電池モジュール21Bの電圧値を、通信コントローラ29を介して受信する。また、取得部41は、受信した電圧値と抵抗値テーブルとに基づいて、各電池モジュール21の内部抵抗値を求める。
また、取得部41は、電池モジュール21Bの電圧値に基づいて、電池部39の電圧値を取得する。取得部41は、一例として、電池部39が複数の電池モジュール21Bによって構成されている場合、各電池モジュール21Bの電圧値および抵抗値とに基づいて、複数の電池モジュール21Bの電圧値の合成電圧値を算出し、当該合成電圧値を電池部39の電圧値とする。取得部41は、各電池モジュール21Bの電圧値が同じであるときには、当該電圧値を電池部39の電圧値とする。また、電池部39が一つの電池モジュール21Bによって構成されている場合、取得部41は、当該電池モジュール21Bの電圧値を電池部39の電圧値とする。なお、一例として、取得部41は、電池部39を構成する電池モジュール21Bの数に関わらず、並列接続部11の電源ラインL1と電源ラインL2との間の電圧を計測する計測器(図示されず)の計測結果を、電池部39の電圧値としてもよい。
また、取得部41は、他の電池ユニット10BのMPU24から電池モジュール21Bの放充電状態の情報を通信コントローラ29を介して受信する。
接続制御部42は、当該接続制御部42を有する電池ユニット10Aのスイッチ部31、すなわち並列接続部11と接続対象の電池モジュール21Aとの間に介在したスイッチ部31を制御して、接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。
詳細には、接続制御部42は、取得部41によって取得された接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が取得部41によって取得された電池部39の電圧値V2よりも低い場合、電池部39が充電中のときにのみ接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。すなわち、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも低い場合、電池部39が充電中であることが、接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する条件となる。この場合、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも低いので、充電中の電池部39から電池モジュール21Aへ横流電流が流れる。よって、並列接続部11や電池モジュール21等に流れる電流の電流値が横流電流によって増大されるのが、抑制される。詳しくは、電池モジュール21Aの交換の際、電池モジュール21Aが並列接続部11から外されると、商業電源から供給される電流が電池モジュール21A以外の他の電池モジュール21Bに分配されることになるため、電池モジュール21に流れる電流は増大するが、横流電流は充電中の電池部39から電池モジュール21Aへ流れるので、並列接続部11や電池モジュール21等に流れる電流の電流値が横流電流によって増大されるのは、抑制される。
また、接続制御部42は、取得部41によって取得された接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が取得部41によって取得された電池部39の電圧値V2よりも高い場合、電池部39が放電中のときにのみ接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。すなわち、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも高い場合、電池部39が放電中であることが接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する条件となる。この場合、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも高いので、電池モジュール21Aから放電中の電池部39へ横流電流が流れる。よって、並列接続部11や電池モジュール21等に流れる電流の電流値が横流電流によって増大されるのが、抑制される。詳しくは、電池モジュール21Aの交換の際、電池モジュール21Aが並列接続部11から外されると、電力供給対象へ供給する電流を他の電池モジュール21Bで分担することになるため、並列接続部11等や電池モジュール21に流れる電流は増大するが、横流電流は電池モジュール21Aから放電中の電池部39へ流れるので、並列接続部11や電池モジュール21等に流れる電流の電流値が横流電流によって増大されるのは、抑制される。
また、接続制御部42は、上記のように接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する場合、以下の式(1)を満たすことを条件に、接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。
ΔV≦I×(R1+R2)・・・(1)
但し、ΔVは、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値と電池部39の電圧値との差分の絶対値を表す。すなわち、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値をV1とし、電池部39の電圧値をV2とした場合、ΔV=|V1−V2|である。また、Iは、電池モジュール21の許容電流値を表し、R1は、接続対象の電池モジュール21Aの内部抵抗値を表し、R2は、電池部39の内部抵抗値を表す。電池部39の内部抵抗値R2は、電池部39が複数の電池モジュール21Bによって構成されている場合、複数の電池モジュール21Bの内部抵抗値の合成抵抗値であり、電池部39が一つの電池モジュール21Bによって構成されている場合、電池モジュール21Bの内部抵抗値であり、メモリ25に記憶されている。また、電池モジュール21A,21Bの内部抵抗値は、取得部41が抵抗値テーブルから取得したものである。(R1+R2)は、電池モジュール21Aを電池部39に並列接続した場合の回路抵抗を表す。
ここで、電池モジュール21Aと電池部39との間に流れる横流電流の電流値をIaとすると、電流値Iaは、以下の式(2)で表せる。
Ia=ΔV/(R1+R2)・・・(2)
式(1),(2)から、式(1)を満たすことにより、電池モジュール21Aと電池部39との間に流れる横流電流の電流値Iaが電池モジュール21の許容電流値I以下になることが分かる。
接続制御部42は、電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する場合、まず、スイッチ36,37をオフ状態からオン状態に切り替える。次に、接続制御部42は、スイッチ35をオフ状態からオン状態に切り替える。次に、接続制御部42は、スイッチ36をオン状態からオフ状態に切り替える。
次に、電池接続処理の手順について説明する。図3は、実施形態の電池接続処理の手順を示す例示的なフローチャートである。まず、取得部41は、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1と電池部39の電圧値V2とを取得する(ステップS1)。
次に、接続制御部42は、ΔV≦I×(R1+R2)であるかを判定する(ステップS2)。接続制御部42は、ΔV≦I×(R1+R2)ではないと判定した場合(ステップS2:No)、ステップS1に戻り、ΔV≦I×(R1+R2)であると判定した場合(ステップS2のYes)、ステップS3に進む。
ステップS3では、接続制御部42は、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも低いかを判定する。接続制御部42は、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも低いと判定した場合(ステップS3:Yes)、ステップS4に進み、電池部39が充電中であるかを判定する。接続制御部42は、電池部39が充電中であると判定した場合(ステップS4:Yes)、スイッチ部31を制御して、電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する(ステップS5)。一方、接続制御部42は、電池部39が充電中ではないと判定した場合(ステップS4:No)、ステップS1に戻る。
また、接続制御部42は、ステップS3において、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも低くないと判定した場合(ステップS3:No)、ステップS6に進み、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも高いかを判定する。接続制御部42は、ステップS6において、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも高いと判定した場合(ステップS6:Yes)、ステップS7に進み、電池部39が放電中であるかを判定する。接続制御部42は、電池部39が放電中であると判定した場合(ステップS7:Yes)、ステップS5に進み、スイッチ部31を制御して、電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。一方、接続制御部42は、電池部39が放電中ではないと判定した場合(ステップS7:No)、ステップS1に戻る。
また、接続制御部42は、電池モジュール21Aの電圧値V1と電池部39の電圧値V2とが同じであると判定した場合(ステップS3:No、ステップS6:No)、ステップS5に進み、スイッチ部31を制御して、電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。
以上、説明したように、本実施形態では、接続制御部42は、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも低い場合、電池部39が充電中のときにのみ接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続し、接続対象の電池モジュール21Aの電圧値V1が電池部39の電圧値V2よりも高い場合、電池部39が放電中のときにのみ接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。これにより、並列接続部11や電池モジュール21等に流れる電流の電流値が横流電流によって増大されるのが抑制される。よって、横流電流対策のために並列接続部11や電池モジュール21等の二次電池システム1の各部の許容電流値が増大化されるのが抑制されるので、二次電池システム1の各部の通電部(配線等)の大きさ(幅や径)の増大化が抑制される。したがって、複数の電池モジュール21が並列に接続される構成である二次電池システム1の大型化が抑制されやすい。つまり、二次電池システム1のエネルギー密度の低下が抑制される。また、二次電池システム1のコスト低減がされやすい。
また、本実施形態では、接続制御部42は、ΔV≦I×(R1+R2)を満たすことを条件に、接続対象の電池モジュール21Aを並列接続部11に接続する。これにより、電池モジュール21Aと電池部39との間に流れる横流電流の電流値Iaを電池モジュール21の許容電流値I以下にすることができる。よって、電池モジュール21が保護されやすい。
なお、本実施形態では、二次電池として、複数の電池セル23、すなわち複数の蓄電部を有した電池モジュール21の例を説明したが、これに限るものではない。二次電池は、一つの電池セル23、すなわち一つの蓄電部を有する構成であってもよい。
また、本実施形態では、電池接続制御装置として、電池ユニット10に設けられた電池管理装置22の例を説明したが、これに限るものではない。電池接続制御装置は、電池ユニット10とは別に設けられていてもよい。
また、本実施形態では、ΔV≦I×(R1+R2)の計算で用いられる電池モジュール21A,21Bの内部抵抗値として、抵抗値テーブルから取得される内部抵抗値、すなわち電圧値V1,V2の測定時での電池モジュール21A,21Bの内部抵抗値の例を説明したが、これに限るものではない。例えば、電池モジュール21A,21Bの内部抵抗値は、電池モジュール21A,21Bが取り得る最小の内部抵抗値であってもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記の新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…並列接続部、21,21A,21B…電池モジュール(二次電池)、22…電池管理装置(電池接続制御装置)、31…スイッチ部、39…電池部、41…取得部、42…接続制御部。

Claims (4)

  1. 二次電池が接続され、接続された複数の前記二次電池を並列に接続し、接続された前記二次電池の充放電による電流が流れる並列接続部、に接続されていない接続対象の前記二次電池、の電圧値と、前記並列接続部に接続されている前記二次電池によって構成された電池部の電圧値と、を取得する取得部と、
    前記並列接続部と前記接続対象の二次電池との間に介在したスイッチ部を制御して、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも低い場合、前記電池部が充電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続し、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも高い場合、前記電池部が放電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続する接続制御部と、
    を備えた電池接続制御装置。
  2. 前記接続対象の二次電池の電圧値と前記電池部の電圧値との差分の絶対値がΔVで表され、前記二次電池の許容電流値がIで表され、前記接続対象の二次電池の内部抵抗がR1で表され、前記電池部の内部抵抗がR2で表された場合に、
    前記接続制御部は、ΔV≦I×(R1+R2)を満たすことを条件に、前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続する、請求項1に記載の電池接続制御装置。
  3. 取得部が、二次電池が接続され、接続された複数の前記二次電池を並列に接続し、接続された前記二次電池の充放電による電流が流れる並列接続部、に接続されていない接続対象の前記二次電池、の電圧値と、前記並列接続部に接続されている前記二次電池によって構成された電池部の電圧値と、を取得するステップと、
    接続制御部が、前記並列接続部と前記接続対象の二次電池との間に介在したスイッチ部を制御して、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも低い場合、前記電池部が充電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続し、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも高い場合、前記電池部が放電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続するステップと、
    を含む電池接続制御方法。
  4. コンピュータに、
    二次電池が接続され、接続された複数の前記二次電池を並列に接続し、接続された前記二次電池の充放電による電流が流れる並列接続部、に接続されていない接続対象の前記二次電池、の電圧値と、前記並列接続部に接続されている前記二次電池によって構成された電池部の電圧値と、を取得するステップと、
    前記並列接続部と前記接続対象の二次電池との間に介在したスイッチ部を制御して、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも低い場合、前記電池部が充電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続し、前記接続対象の二次電池の電圧値が前記電池部の電圧値よりも高い場合、前記電池部が放電中のときにのみ前記接続対象の二次電池を前記並列接続部に接続するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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