JP2017027246A - 監視システム及び監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視システムにおいて、連続的な行動から犯罪や危険行為の監視を行い、多数の人が集まり、各動体がカメラの視点から重なったり接触したりすることがあっても、個々の移動経路を判定する。
【解決手段】監視システムは、動体の存在するメッシュ座標から各動体の経路を判定する移動経路情報判定手段と、各動体の移動のベクトル情報に基づき、各動体の接触の前後の経路の選択を行う動体接触時の経路選択手段とを有する。そして、移動経路情報判定手段は、動体がメッシュ座標上隣合わせになったとき、複数の経路を生成して、経路情報テーブルに経路として保存する。経路選択手段は、前記経路情報テーブルに保存されたメッシュ座標上隣合わせになったときの生成された複数の経路の内、各々の動体の移動のベクトルの方向の要素の変化量と速度の要素の変化量に基づき、経路選択を行う。
【選択図】 図18

Description

本発明は、監視システムに係り、特に、監視している動体の移動経路に着目して、警戒情報を発令するに好適な監視システムに関する。
監視システムは、駅、空港、広場、ホールなど、不特定多数の人が集まる公共の場所で、監視カメラによる監視を行い、その映像データをサーバに蓄積したり、また、監視員がモニタにより確認して、セキュリティを高めるシステムである。特に、監視システムにおいては、犯罪や危険行為を早期に検出する手段として、不審人物を検出する技術が望まれている。
特許文献1に記載の監視システムでは、複数の動体を含む群衆を撮影した映像において、各動体の移動ベクトルを算出することにより、他と異なる異常な動きをする動体を検出する技術が開示されている。
特開2012−22370号公報
特許文献1に記載された従来技術では、単に監視を行っている時点における各動体の移動情報(ベクトル情報)だけを用いて動作を監視しているが、犯罪や危険行為の監視は人物の連続的な行動を監視する必要があると考えられるため、この方法は監視方法としては不十分であり、犯罪や危険行為を見極めることができないという問題点がある。
また、不特定多数の人が集まる場所では、人物同士が非常に接近したり接触したりすることが想定されるが、特許文献1では、監視対象の各動体が接触したり、監視カメラの視点から重なったりした際の識別方法がないため、監視ができないという問題点もある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、監視時点だけでなく連続的な行動から犯罪や危険行為の監視を行うことができる監視システムを提供することにある。また、多数の人が集まり、各動体がカメラの視点から重なったり接触したりすることがあっても、個々の移動経路を判定することができる監視システムを提供することにある。
本発明の監視システムは、映像データを入力し、映像データから移動体を検出し、その移動体の移動経路を観測してアラームを発生する監視システムである。監視システムは、動体ごとに、メッシュ座標と時刻情報のフィールドを含む動体の経路情報を保存する経路情報テーブルと、映像を撮影し映像データとして出力する映像撮影手段と、映像データを保存する映像保存手段と、映像データから動体を検出し、動体の存在するメッシュ座標を判定するメッシュ座標情報判定手段と、動体の存在するメッシュ座標から各動体の経路を判定する移動経路情報判定手段と、各動体の経路情報の差分から、方向と速度の要素を含む各動体の移動のベクトル情報を算出するベクトル情報算出手段と、各動体の移動のベクトル情報に基づき、各動体の接触の前後の経路の選択を行う動体接触時の経路選択手段と、各動体の経路情報をもとに、異常な移動経路をとる動体がないかどうかを監視する移動経路の監視手段と、移動経路の監視の際に異常な経路での移動が発見された際のアラーム発生手段を備える。そして、移動経路情報判定手段は、第一の動体と第二の動体がメッシュ座標上隣合わせになったとき、複数の経路を生成して、前記経路情報テーブルに経路として保存し、経路選択手段は、前記経路情報テーブルに保存されたメッシュ座標上隣合わせになったときの生成された複数の経路の内、各々の動体の移動のベクトルの方向の要素の変化量と速度の要素の変化量に基づき、経路選択を行うようにしたものである。
好ましくは、本発明の監視システムは、経路選択手段が、方向の要素の変化量と速度の要素の変化量の大きさが小さい方を経路として選択するようにしたものである。
本発明によれば、監視時点だけでなく連続的な行動から犯罪や危険行為の監視を行うことができる監視システムを提供することができる。また、本発明によれば、多数の人が集まり、各動体がカメラの視点から重なったり接触したりすることがあっても、個々の移動経路を判定することができる監視システムを提供することができる。
一実施形態に係る監視システムの実施形態を表すハードウェア構成図である。 監視カメラ101のハードウェア構成図である。 PC102のハードウェア構成図である。 スピーカ106のハードウェア構成図である。 パトロールランプ107のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る監視システムの機能ブロック図である。 一実施形態に係る監視システムで用いられるDBテーブルである。 一実施形態に係る監視システムの処理を示すゼネラルフローチャートである。 映像の撮影処理S702の詳細を示すフローチャートである。 メッシュ座標情報判定処理S703の詳細を示すフローチャートである。 処理S902,S903の詳細を説明した図である。 移動経路情報判定処理S704の詳細を表すフローチャートである。 処理S1102の詳細を説明する図である。 処理S1104で複数のケースを残す処理の詳細を説明する図である。 ベクトル情報算出の詳細処理を示すフローチャートである。 処理S1402のベクトルを算出する処理の詳細を説明する図である。 動体接触時の経路選択の処理の詳細を示すフローチャートである。 処理S1604でベクトルの変移を比較して自然な動作を採用する処理の詳細を示す図である。 異常な移動経路の監視の処理詳細を示すフローチャートである。 アラーム発生時の動作の詳細処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る監視システムを、図1ないし図20を用いて説明する。
図1は、一実施形態に係る監視システムの実施形態を表すハードウェア構成図である。図2は、監視カメラ101のハードウェア構成図である。図3は、PC102のハードウェア構成図である。図4は、スピーカ106のハードウェア構成図である。図5は、パトロールランプ107のハードウェア構成図である。図6は、一実施形態に係る監視システムの機能ブロック図である。
本実施形態の監視システムは、図1に示すように、監視カメラ101と、汎用的なPC(Personal Computer)102(モニタ103、入力装置104を含む)と、監視情報を管理する管理DB105と、スピーカ(警報装置)106と、パトロールランプ(警報装置)107を有している。監視カメラ101は、あたりの風景や様子を撮影して、異常がないかを判定するための映像データを取得する装置である。PC102は、映像データを解析して、モニタ103に表示したり、監視員が必要な入力をして処置を行うための装置である。管理DB105は、映像データやシステム情報を管理するためのデータベースである。スピーカ106は、異常があったときに警報音を発生する装置である。パトロールランプ107は、異常があったときに、光によって知らせる表示灯である。
なお、図1における監視カメラ101、PC102、管理DB(Data Base)105、スピーカ106と、パトロールランプ107は、LAN(Local Area Network)108によって接続されている。
監視カメラ101は、図2に示されように映像撮影部201と、演算装置202と、LAN I/F203を有する。映像撮影部201は、レンズから光を取り込んで信号に変換する部分である。演算装置202は、撮影した映像をデジタルデータ化して映像データとする装置である。LAN I/F(Interface)203は、撮影した映像データをLANで送信するためのインタフェースである。なお、監視カメラ101は、通常、駅、空港、広場、ホールなど、監視したい領域の上部に設置し、監視対象の領域を俯瞰して撮影する。
PC102は、図3に示すようにLAN I/F301と、メモリ302と、CPU(Central Processing Unit)303と、HDD(Hard Disk Drive)304を有する。
LAN I/F301は、ネットワークに接続された他の情報処理装置とデータを送受信するためのインタフェースである。メモリ302は、主記憶装置とも呼ばれ、ワークデータや映像データ、また、実行するプログラムをロードして一時保存を行う半導体記憶装置である。CPU303は、メモリ302上のプログラムを実行したり、PC102の各部の制御を行う処理装置である。HDD304は、映像データやプログラムを保存する大容量の記憶装置である。
スピーカ106は、図4に示されるようにLAN I/F401と、演算装置402と、D/A変換・アンプ部403と、鳴動部404を有する。
LAN I/F401は、LAN経由でPC102などとの通信を行うためインタフェースである。演算装置402は、音声データを再生するため演算処理を行うための装置である。D/A変換・アンプ部403は、音声データをデジタル/アナログ変換して増幅する部分である。鳴動部404は、磁気的原理によりコーンを振動させて音声を再生する部分である。
パトロールランプ107は、図5に示されるようにLAN I/F501と、演算装置502と、パトロールランプ制御部503と、ランプ504を有する。
LAN I/F501は、LAN経由でPC102などとの通信を行うためインタフェースである。演算装置502は、ランプの点灯のための演算処理を行うための装置である。パトロールランプ制御部503は、制御情報を処理すると、制御情報に従いパトロールランプを制御する部分である。ランプ504は、表示部分が回転しながら発光する表示灯である。
次に、図6を用いて一実施形態に係る監視システムの機能について説明する。
監視システムの機能としては、図6に示されるように映像撮影部601、監視情報管理部602、アラーム発生部603、604、ネットワーク部605、ネットワークインタフェース部607、データ一時保管部608、映像保存部609、演算処理部610からなる。さらに、演算処理部610は、メッシュ座標情報判定部611、移動経路情報判定部612、ベクトル情報算出部613、動体接触時経路選択部614、異常移動経路監視部615のサブ機能部に分割される。
映像撮影部601は、周囲の様子を撮影する部分であり、ハードウェアとしての監視カメラ101により実現される。監視情報管理部602は、監視情報を管理し、アクセスする手段を与える部分であり、管理DBとして実装される。アラーム発生部604は、異常があったときに、アラームを発生して報知する部分であり、ハードウェアとしてのスピーカ106とパトロールランプとして実現される。ネットワーク部605は、PC102の演算処理部610と外部とのデータ送受信を行う部分であり、LAN108により実現される。ネットワークインタフェース部607は、ネットワークのインタフェースをつかさどる部分であり、LAN I/F部203により実現される。データ一時保管部608は、映像データなどのワークデータを一時的に保管する部分であり、メモリ302により実現される。映像保存部609aは、映像データを保存する部分であり、ハードウェアとしてのHDD304で実現される。プログラム保存部609bは、システムで実行するプログラムを保存する部分であり、これもハードウェアとしてのHDD304で実現される。 また、映像保存部609a、プログラム保存部609bは、ハードウェアとしてのSSD(Solid State Drive)で実現されてもよい。演算処理部610は、映像データを演算し、必要な情報を得る部分であり、これは、プログラム保存部606b(HDD304)に保存されているデータ一時保管部608(メモリ302)にロードされて、CPU303がそれを実行することにより実現される。演算処理部610のサブ機能部であるメッシュ座標情報判定部611、移動経路情報判定部612、ベクトル情報算出部613、動体接触時経路選択部614、異常移動経路監視部615は、それぞれメッシュ座標情報判定処理、移動経路情報判定処理、ベクトル情報算出処理、動体接触時経路選択処理、異常移動経路監視処理(それぞれの処理については、後述)を行う部分である。
また、本実施形態の監視システムは、複数の動体を含んでなる群集を監視するが、動体は、人に限定されず、動物、人が乗った自転車などであってもよい。
次に、図7を用いて監視システムで用いられるテーブルの構造について説明する。
監視用パラメータテーブル2001は、監視画面のメッシュに関する情報、監視周期や動体検知に関する情報を格納するためのテーブルである。監視用パラメータテーブル2001は、図7(a)に示されるようにメッシュ座標取得周期2001a、監視周期2001b、動体検知時の閾値2001c、メッシュ一辺の長さ2001d、メッシュ分割数(x軸)2001e、メッシュ分割数(y軸)2001fの各フィールドよりなる。
メッシュ座標情報テーブル2002は、メッシュ上の動体に関する情報を格納するためのテーブルである。メッシュ座標情報テーブル2002は、図7(b)に示されるようにメッシュ座標2002a、Time(始点)2002b、Time(始終点)2002cの各フィールドよりなる。メッシュ座標2002aは、監視カメラにより捉えられるメッシュ上の動体が存在する位置をパターンとして示したものであり、Time(始点)2002b、Time(始終点)2002cは、そのメッシュ座標2002a観測時刻の始点と終点である。
経路情報テーブル2003は、動体ごとの経路に関する情報である。経路情報テーブル2003は、図7(c)に示されるように動体ID2003a、座標2003b、重ね合わせの動体ID2003c、case2003d、Time(始点)2003e、Time(終点)2003fの各フィールドよりなる。
重ね合わせの動体ID2003cは、近隣に存在する動体に関する動体IDを格納する欄である(詳細は、後述)。case2003d、は、経路を複製したときの経路を区別するための場合分けに用いられるフィールドである(詳細は、後述)。
ベクトル情報テーブル2004は、動体ごとに移動に関するベクトル情報を格納するためのテーブルである。ベクトル情報テーブル2004は、図7(d)に示されるように動体ID2004a、方向2004b、速度2004c、case2004d、Time(始点)2004e、Time(終点)2004fの各フィールドよりなる。case2004dは、動体の移動するベクトルのパターンを分類する情報を格納するフィールドである。
NG経路情報テーブル2005は、動体の移動経路が異常であると判断するためのNG経路に関する情報を格納するためのテーブルである。NG経路情報テーブル2005は、図7(e)に示されるようにNG経路ID2005a、NG経路2005bの各フィールドよりなる。NG経路2005bには、経路を示すために複数のメッシュ座標を格納する。なお、NG経路については、後述する。
次に、図8ないし図20を用いて一実施形態に係る監視システムの処理について説明する。図8は、一実施形態に係る監視システムの処理を示すゼネラルフローチャートである。図9は、映像の撮影処理S702の詳細を示すフローチャートである。図10は、メッシュ座標情報判定処理S703の詳細を示すフローチャートである。図11は、処理S902,S903の詳細を説明した図である。図12は、移動経路情報判定処理S704の詳細を表すフローチャートである。図13は、処理S1102の詳細を説明する図である。図14は、処理S1104で複数のケースを残す処理の詳細を説明する図である。図15は、ベクトル情報算出の詳細処理を示すフローチャートである。図16は、処理S1402のベクトルを算出する処理の詳細を説明する図である。図17は、動体接触時の経路選択の処理の詳細を示すフローチャートである。図18は、処理S1604でベクトルの変移を比較して自然な動作を採用する処理の詳細を示す図である。図19は、異常な移動経路の監視の処理詳細を示すフローチャートである。図20は、アラーム発生時の動作の詳細処理を示すフローチャートである。
先ず、図8を用いて一実施形態に係る監視システムの処理の概要について説明する。
先ず、監視システムは、監視が実行中か否かの判定を行う(S701)。
監視が実行中の場合(S701:YES)、映像の撮影を行う(S702)。
次に、メッシュ座標情報判定処理を行う(S703)。メッシュ座標情報判定処理は、映像撮影部で撮影した映像データ中から動体を検出し、動体の存在する地点をメッシュと呼ばれる複数の領域のメッシュ座標で表現する処理である。
次に、移動経路情報判定処理を行う(S704)。移動経路情報判定処理は、メッシュ座標情報判定処理S703で判定した動体の存在するメッシュ座標情報の差分から、各動体がメッシュ間の移動を行ったか否かを判定する処理である。
次に、ベクトル情報算出処理を行う(S705)。ベクトル情報算出処理は、移動経路情報判定処理S704の移動経路情報判定で得られた動体ごとのメッシュ座標の情報から、ベクトル(移動方向と移動速度)を算出する処理である。
次に、動体接触時の経路選択処理を行う(S706)。動体接触時の経路選択処理は、移動経路情報判定処理S704において判定された複数ケースの経路について、「自然な動作」と思われる移動経路を採用する処理である。
次に、異常な移動経路の監視処理とアラーム発生を行う(S707)。異常な移動経路の監視処理は、動体が異常な移動経路をとっていないか否かを監視し、異常があるときには、アラームを発生させる処理である。
次に、図9を用いて映像の撮影処理S702の詳細について説明する。
先ず、監視システムは、映像撮影部601により映像データの撮影を行う(S801)。
撮影された映像データは、データの一時保存部608に一時保存され(S802)、映像保存部609aに保存される(S803)。
次に、図10及び図11を用いてメッシュ座標情報判定処理S703の詳細について説明する。
先ず、監視システムは、データの一時保存部608に一時保存された画像を取り出す(S901)。画像の取り出しは、監視用パラメータテーブル2001のメッシュ座標取得周期2001aごとに行い、本実施形態においては、100[msec]と設定している。
次に、取り出した2画像の各画素におけるRGB値を比較した差を算出し、監視用パラメータテーブル2001の動体検知時の閾値2001cを超えた部分に動体があると検知する(S902)。
そして、処理S902で動体が存在した場合、動体が存在するメッシュを”1”、動体が存在しないメッシュを”0”とし、メッシュ座標の情報をメッシュ座標情報テーブル2002のメッシュ座標2002aに追加する(S903)。
図11(a)は、動体の検知の処理を説明するものである。メッシュ座標取得周期ごとに取得した2画像09:43:10.00と09:43.10.10に撮影した2画像)を比較し、各画素のRGBの値の差分が動体検知時の閾値を超える部分に動体があると判定する。図の例では2人の人物が移動しているため動体として検知される例を示している。
図11(b)は、メッシュ座標情報の取得方法の詳細を説明するものである。監視画面は図のように複数のメッシュと呼ばれる領域に区切られており、処理S902で検知された動体が存在するメッシュを”1”、存在しないメッシュを”0”と表現する。
また、動体が複数のメッシュにまたがっているときは、図10(c)に示すように、動体の中心座標がどちらのメッシュの領域内にあるかで判定を行う。
なお、メッシュの大きさは、監視対象の大きさや、監視対象がメッシュ座標取得周期の間に移動可能な最大の距離が複数メッシュをまたがないようにすることを考慮してユーザが設定することができる。例の場合では監視対象は人であるが、俯瞰的に撮影した人がメッシュに十分に収まるようにするため、メッシュの1辺の長さを2〜3メートル程度になるよう設定している。
次に、図12を用いて移動経路情報判定処理S704の詳細について説明する。移動経路情報判定処理では、メッシュ座標情報判定処理S703で判定した動体の存在するメッシュ座標情報の差分から、各動体がメッシュ間の移動を行ったか否かを判定することにより、各動体を識別する動体IDを割り当てる。そして、監視システムは、以降動体IDごとに座標データの履歴を蓄積することで、動体IDごとの移動経路の情報として扱うことができる。
また、上記の移動経路情報判定処理において、複数の動体が交差や並走することによって隣接したメッシュ座標に存在する場合、動体同士の位置がメッシュ上で入れ違いになり、割り当てられた動体IDが不正確となる可能性がある。このような場合は、動体が入れ違いになっている可能性を考慮し、複数ケースの経路を監視の対象に入れる。
先ず、管理DBのメッシュ座標情報テーブル2002から、メッシュ座標取得周期間隔の二つのメッシュ座標情報を取得する(S1101)。
次に、二つの座標データの差分を比較することにより、各動体のメッシュ間の移動を検出する(S1102)。
処理S1102の詳細を図解すると、図13に示すようになる。(a)現在時点09:43:10.10と、(b)メッシュ座標取得周期が1周期前の時点09:43:10.00の二つのメッシュ座標情報の比較を行うことにより、各動体のメッシュ座標上の移動を検出する。なお、以下の説明と図では、左上を原点とし、左から右にx座標、上から下にy座標を設定している。
各動体のメッシュ間の移動を判定するため、各メッシュ座標の値に対し、現在時点のメッシュ座標情報(a)から前の時点のメッシュ座標情報(b)を減算することで、差分(c)を算出する。減算によって得られた値から、各メッシュに対して以下の(1)〜(4)のような移動の判定を行い、管理DBの経路情報テーブル2003(d)に動体IDと座標を設定する。
(1)他と隣接せずに−1がある場合:動体が監視カメラによる監視エリア外に出て行った場合である。この動体は、監視対象から外れるので、経路情報テーブル2003から該当する動体IDのデータを全て削除する。
(2)移動していない場合:動体がメッシュをまたがった移動をしていない場合である。前の時点と同じ動体IDと座標を経路情報テーブル2003に設定する。
(3)−1の周辺のメッシュに+1がある場合:動体が−1から+1の方向に移動したとみなし、移動前と同じ動体IDで移動先の座標を経路情報テーブル2003に設定する。
(4)他と隣接せずに+1がある場合:動体が新しく監視エリア内に現れたとみなし、新しい動体IDを割り当て、動体の座標を保存する。
次に、隣接した座標に複数の動体が存在しているか否かを判定し(S1103)、隣接した座標に複数の動体が存在していると判定したとき(S1103:Yes)、複数の動体が隣接している場合に動体同士が入れ違いになっている可能性を考慮し、複数の経路のケースを残す処理を行う(S1104)。
複数のケースを残す処理の詳細を図解すると、図14に示すようになる。Time=09:43.12.00において、動体ID:0001の動体と動体ID:0002の動体は、隣接したメッシュに位置している。
ケース1では、動体ID:0001が座標(3,3)に、動体ID:0002が座標(4,3)に位置するが、隣接したメッシュに位置する2動体は入れ違いになっている可能性がある。すなわち、ケース2のように動体ID:0001が座標(4,3)に、動体ID:0002が座標(3,3)に位置している可能性も考えられ、ケース1とケース2が重ね合わせの状態にある。
従って、複数の動体が隣接するメッシュに位置する場合は、動体IDを入れ替えたケースを複製し、隣接している他方の動体IDを重ね合わせの動体IDとする。
次に、上記処理により得られた経路情報を経路情報テーブル2003に保存する(S1105)。ここで、ケースごとの番号を経路情報テーブル2003のcase2003dに設定する。
次に、図15を用いてベクトル情報算出処理S705の詳細について説明する。
先ず、管理DBの経路情報テーブル2003から、動体IDごとに一定時間間隔の二つの経路情報を取得する(S1401)。この一定時間間隔を「監視周期」と呼ぶ。本実施形態においては、監視周期を2秒とし、現在時刻09:43:12.00の時点の経路情報と、2秒前の現在時刻09:43:10.00を取得している。
次に、取得した二つの経路情報の差からベクトルを算出し(S1402)、算出したベクトル情報をベクトル情報テーブル2004に保存する(S1403)。一般にベクトルとは、方向と大きさを持つ量として定義されるが、ここでのベクトルの要素としては、方向と速度を計算することにする。
処理S1002のベクトルを算出する処理の詳細を図解すると、図16に示されるようになる。ここでは、動体ID:0001の動体が、09:43:10.00の時点でメッシュ座標(2,4)に存在し、監視周期が1周期後の09:43:13.00の時点でメッシュ座標(3,2)に移動した際に、この動体のベクトルを算出する例を示している。
図16(a)では、二つの経路情報の差からx座標方向の移動距離Δxとy座標方向の移動距離Δyから移動の直線距離Δzを算出している。
図16(b)では、ΔxとΔyから移動方向θ[度]を算出し、図16(c)では、Δzと更新周期tupdata、メッシュ1辺の長さから移動速度ν[km/h]を算出している。
次に、図17を用いて動体接触時の経路選択処理S706の詳細を説明する。動体接触時の経路選択は、移動経路情報判定処理S704において検討した複数ケースの経路を、各動体のベクトル情報と照らし合わせ、ベクトルの変移が少なく「自然な動作」と思われるケースを選択することにより、移動経路の選択を行うものである。
先ず、監視周期ごとに経路情報テーブル2003から経路情報データを取得する(S1601)。
次に、処理S1601で取得したデータのうち、座標がメッシュ上で隣接している動体がないかどうかを確認する(S1602)。隣接している動体がある場合は(S1602:Yes)、隣接している動体のベクトル情報を取得する(S1603)。
そして、隣接している動体同士でベクトル情報の変移を比較し、ベクトルの変移の少ないほうのケースを自然な動作として採用する(S1604)。
処理S1604のベクトルの変移を比較して自然な動作を採用する処理の詳細を図解すると、図18に示されるようになる。ケース1では、動体ID:0001、0002ともにほぼ一定の方向と速度で移動しているが、ケース2の例では大きく方向を変えて移動していることが分かる。本発明では、動体の移動としてベクトルが急激に変化するものを「不自然な」動作とし、自然な動作であるケース1を採用し、ケース2の移動経路情報を移動経路テーブル2003から削除する。
この判定は、例えば、次の(式1)で表されるA指標を判定に用いることができる。
A=KΔd+KΔv …(式1)
ここで、K,Kは、正の定数、Δdは、方向の変化量、Δvは、速度の変化量である。そして、Aが大きい方を「不自然な」動作と判定する。例えば、K=1/360、K=100として、ケース1、ケース2の場合の動体ID:0001のA指標を計算すると、それぞれA(1)=1/360×(270−270)+100×(0.1)=1、A(2)=1/360×(315−90)+100×(2.1)=581.6で、ケース2の場合が「不自然な」動作であると判定される。
次に、図19を用いて異常な移動経路の監視処理S707の詳細について説明する。異常な移動経路の監視処理では、動体IDごとの移動経路が、NG経路に指定された経路と一致するか否かを確認することにより、不審な動作が行われていないかを確認する。NG経路は、動体がその経路をとったときに、不審であると判断される経路であり、予めNG経路情報テーブル2005にNG経路を格納しておく。
先ず、経路情報テーブル2003から動体IDごとに移動経路の情報を取得する(S1801)。
次に、NG経路情報テーブル2005からNG経路の情報を取得する(S1802)。
次に、処理S1801で取得した各動体の移動経路と、処理S1802で取得したNG経路が一致するか否かを判定し(S1803)、一致する場合(S1803:Yes)、動体が異常な経路での移動をしているとみなし、次のアラーム発生時の動作処理を実行する(S1804)。
次に、図20を用いてアラーム発生時の動作処理S1804の詳細について説明する。
先ず、アラーム発生部603を作動させる(S1901)。具体的には、スピーカ106よりアラーム音を発し、パトロールランプ107を点灯させる。
次に、異常な移動経路をとる動体が監視カメラの映像外に出たか否かを判定し(S1902)、対象となる動体が監視カメラの画面内にいる間は(S1902:No)、警報を発し続け、監視カメラの画面外に出たときには(S1902:Yes)、警報の発生を停止する(S1903)。
101…監視カメラ、102…PC、103…モニタ、104…入力装置、105…管理DB、106…スピーカ、107…パトロールランプ。

Claims (6)

  1. 映像データを入力し、前記映像データから動体を検出し、その動体の移動経路を観測してアラームを発生する監視システムであって、
    前記動体ごとに、メッシュ座標と時刻情報のフィールドを含む動体の経路情報を保存する経路情報テーブルと、
    映像を撮影し映像データとして出力する映像撮影手段と、
    前記映像データを保存する映像保存手段と、
    前記映像データから動体を検出し、動体の存在するメッシュ座標を判定するメッシュ座標情報判定手段と、
    前記動体の存在するメッシュ座標から各動体の経路を判定する移動経路情報判定手段と、
    前記各動体の経路情報の差分から、方向と速度の要素を含む各動体の移動のベクトル情報を算出するベクトル情報算出手段と、
    前記各動体の移動のベクトル情報に基づき、各動体の接触の前後の経路の選択を行う動体接触時の経路選択手段と、
    前記各動体の経路情報をもとに、異常な移動経路をとる動体がないかどうかを監視する移動経路の監視手段と、
    前記移動経路の監視の際に異常な経路での移動が発見された際のアラーム発生手段を備え、
    移動経路情報判定手段は、第一の動体と第二の動体がメッシュ座標上隣合わせになったとき、前記第一の動体と前記第二の動体がとりうる異なった複数の経路を生成して、前記経路情報テーブルに経路として保存し、
    前記経路選択手段は、前記経路情報テーブルに保存された前記メッシュ座標上隣合わせになったときの生成された複数の経路の内、各々の動体の移動のベクトルの前記方向の要素の変化量と前記速度の要素の変化量に基づき、経路選択を行うことを特徴とする監視システム。
  2. 前記経路選択手段は、前記方向の要素の変化量と前記速度の要素の変化量の大きさが小さい方を経路として選択することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  3. さらに、異常の経路の候補となる経路を格納するNG経路情報テーブルを有し、
    前記移動経路の監視手段は、前記動体の移動経路が、前記NG経路情報テーブルに格納されたNG経路と一致するときに、前記動体が異常な移動経路をとると判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  4. 映像データを入力し、前記映像データから動体を検出し、その動体の移動経路を観測してアラームを発生する監視システムの監視方法であって、
    前記監視システムは、前記動体ごとに、メッシュ座標と時刻情報のフィールドを含む動体の経路情報を保存する経路情報テーブルを有し、
    映像を撮影し映像データとして出力する映像撮影ステップと、
    前記映像データを保存する映像保存ステップと、
    前記映像データから動体を検出し、動体の存在するメッシュ座標を判定するメッシュ座標情報判定ステップと、
    前記動体の存在するメッシュ座標から各動体の経路を判定する移動経路情報判定ステップと、
    前記各動体の経路情報の差分から、方向と速度の要素を含む各動体の移動のベクトル情報を算出するベクトル情報算出ステップと、
    前記各動体の移動のベクトル情報に基づき、各動体の接触の前後の経路の選択を行う動体接触時の経路選択ステップと、
    前記各動体の経路情報をもとに、異常な移動経路をとる動体がないかどうかを監視する移動経路の監視ステップと、
    前記移動経路の監視の際に異常な経路での移動が発見された際のアラーム発生ステップを備え、
    前記移動経路情報判定ステップにおいて、第一の動体と第二の動体がメッシュ座標上隣合わせになったとき、前記第一の動体と前記第二の動体がとりうる異なった複数の経路を生成して、前記経路情報テーブルに経路として保存し、
    前記動体の移動のベクトルは、方向と速度の要素を有し、
    前記経路選択ステップにおいて、前記経路情報テーブルに保存された前記メッシュ座標上隣合わせになったときの生成された複数の経路の内、各々の動体の移動のベクトルの前記方向の要素の変化量と前記速度の要素の変化量に基づき、経路選択を行うことを特徴とする監視方法。
  5. 前記経路選択ステップにおいて、前記方向の要素の変化量と前記速度の要素の変化量の大きさが小さい方を経路として選択することを特徴とする請求項4記載の監視方法。
  6. さらに、前記監視システムは、異常の経路の候補となる経路を格納するNG経路情報テーブルを有し、
    前記移動経路の監視ステップにおいて、前記動体の移動経路が、前記NG経路情報テーブルに格納されたNG経路と一致するときに、前記動体が異常な移動経路をとると判定することを特徴とする請求項4記載の監視方法。
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