JP2017024270A - 吸音性能を有するホワイトボード用面材 - Google Patents

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高士 齋藤
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高士 齋藤
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Abstract

【課題】吸音のために表面に多数形成される吸音孔の径が1mm以下であって目立たないピンホールであって、その存在によって見栄えが損なわれることがなく、しかも、吸音性能に優れていて、学校、公共施設、病院、図書館等の静粛が要請される施設に設置するホワイトボードの面材として好適な、吸音性能を有するホワイトボード用面材を提供することを課題とする。
【解決手段】白色の樹脂フィルム1と、樹脂フィルム1に合着されて樹脂フィルム1を支持する薄手のメタルプレート3とから成り、樹脂フィルム1からメタルプレート3を貫くように無数の孔径1mm以下のピンホール2,4が穿設される。
【選択図】図1

Description

本発明は吸音性能を有するホワイトボード用面材に関するものであり、より詳細には、学校、公共施設、病院、図書館、会社の会議室等に配備するのに好適なホワイトボードを構築するための面材で、見栄えがよく且つ吸音性能に優れたホワイトボード用面材に関するものである。
従来、表面に多数の穴部を形成することにより、消音・吸音機能を持たせたホワイトボード用面材が提案されている(特開2012−20468号公報、特開2012−12761号公報)。
しかし、従来のこれらのホワイトボード用面材は、ホーロー用鋼板の表面をホーロー層で被覆したものであって、製造に手間とコストがかかるだけでなく、表面に多数形成される穴部の穴径は5〜30mmとされていて、大きく目立つために、見た目が損なわれるという問題がある。また、筆記は、穴部を避けるようにして行わなければならないという筆記上の制約を伴う。
特開2012−20468号公報 特開2012−12761号公報
上述したように、従来提案されている多孔性ホワイトボードの場合は、表面に多数形成される穴部の穴径は5〜30mmと大きくて目立つため、見た目が損なわれるおそれがあり、また、筆記は、穴部を避けるようにして行わなければならないという煩わしさがあった。
そこで本発明は、吸音のために表面に多数形成される吸音孔の径が1mm以下であって目立たないピンホールであって、その存在によって見栄えが損なわれることがなく、しかも、吸音性能に優れていて、学校、公共施設、病院、図書館等の静粛が要請される施設に設置するホワイトボードの面材として好適な、吸音性能を有するホワイトボード用面材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、白色の樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムに合着されて前記樹脂フィルムを支持する薄手のメタルプレートとから成り、前記樹脂フィルムから前記メタルプレートを貫くように無数の孔径1mm以下のピンホールが穿設されていることを特徴とするホワイトボード用面材である。
一実施形態においては、前記ピンホールは縦横4mm間隔置きに穿設される。また、前記メタルプレートの裏面に吸音材が配設され、吸音材の厚みは10〜50mmの範囲内とされる。
上述したように、本発明に係るホワイトボード用面材は、白色の樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムに合着されて前記樹脂フィルムを支持する薄手のメタルプレートとから成り、前記樹脂フィルムから前記メタルプレートを貫くように無数の孔径1mm以下のピンホールが形成されていることを特徴とするものであって、吸音孔として機能するピンホールは、孔径が1mm以下であるために、壁面に配置された場合に殆ど視認不可状態となるので、その存在によってホワイトボード筆記面に違和感を覚えることがないという効果がある。
また、ピンホールは孔径が1mm以下であって、その上を通過させて筆記することができるので、一般的な無孔のホワイトボード面と何ら変わりのない感覚での筆記が可能であるだけでなく、ピンホールを罫線代わりに利用しての筆記が可能となる効果がある。
更に、室内の騒音、雑音は無数のピンホールの作用で減音・消音されるので、本発明に係るホワイトボード用面材を用いて構築されるホワイトボードは、特に、学校、公共施設、病院、図書館、会社の会議室その他、消音が必要な施設に配置するのに好適なものとなる。
本発明に係るホワイトボード用面材の構成を示す破断斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態につき、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明に係る吸音性能を有するホワイトボード用面材は、白色の樹脂フィルム1と、樹脂フィルム1の内側に配置されて樹脂フィルム1を支持する薄手のメタルプレート3とから成り、樹脂フィルム1からメタルプレート3を貫くように無数の孔径1mm以下のピンホール2,4が形成されていることを特徴とするものである。
表層となる、換言すれば、人目に晒されることになる白色の樹脂フィルム1は、一般のホワイトボードと同様に、マーカーで筆記可能であり、且つ、イレーザーで拭き消し可能である。
一般にマーカーはペン先が幅広なフェルトペンであるため、孔径が1mm以下のピンホール2,4の上を通過させて筆記することができる。従って、本ホワイトボード用面材を用いたホワイトボードの場合、一般的な無孔のホワイトボードと何ら変わりのない感覚での筆記が可能となるだけでなく、ピンホール2,4を罫線代わりに利用して、文字や図形をきれいに書くことが可能となる。また、ピンホール2,4は孔径が1mm以下であって、インクが入り込み難いため、拭き取りやすいものとなる。
樹脂フィルム1としては、例えば、ピグメント添加等の特殊加工を施したポリ塩化ビニル樹脂フィルム、ポリエステルフィルム、あるいは、フッ素系樹脂フィルム等が用いられる。この樹脂フィルム1が、アクリル樹脂系粘着剤等の粘着層を介してメタルプレート3に合着される。メタルプレート3としては、通例、厚さ0.6mm程度の薄手のアルミニウム合金板が用いられる。
樹脂フィルム1とメタルプレート3には、その全面に亘り、それぞれ互いに連通し合う孔径1mm以下のピンホール2,4が穿設される。ピンホール2,4は、樹脂フィルム1とメタルプレート3の合着前にそれぞれに透設しておき、それらを合わせて合着することも考えられるが、実際問題として、孔径1mm以下のピンホール2,4同士をきれいに合わせることは困難である。従って、ピンホール2,4は、樹脂フィルム1とメタルプレート3を合着した後に、樹脂フィルム1からメタルプレート3にかけて一気に穿設することとする。
ピンホール2,4は、例えば、縦横4mm置きに定間隔に又はランダムに穿設されるが、孔径が1mm以下という目立たないサイズであり、孔径がこのレベルであると、ホワイトボードとして壁面に配設された場合に、ほとんど視認することができないものとなる。従って、穴部の穴径が5〜30mmである従来の多孔性ホワイトボードの場合のように、穴部が目立って、ホワイトボードの筆記面の見た目が損なわれて違和感を覚えるようなことは一切起こらない。
このホワイトボード用面材を用いて構築されるホワイトボードは、一般のホワイトボードと同様に、マーカーで筆記可能であり、且つ、イレーザーで拭き消し可能なものとなり、また、プロジェクターによる投影スクリーンともなり得るものである。なお、このホワイトボード用面材を張着する下地材が磁着材である場合は、マグネットタイプのホワイトボードとなる。
また、一実施形態においては、消音効果を高めるために、メタルプレート3の裏面に、厚さ10〜50mm程の薄手のグラスウール、発泡樹脂等の吸音材5が配設される。この実施形態の場合は、無数のピンホール2,4を通して吸音材5に吸収される室内の騒音、雑音が、より効果的に消音・減音されることになる。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに更に異なる実施形態を構成することができることは言うまでもない。従って、この発明は、添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 樹脂フィルム
2 ピンホール
3 メタルプレート
4 ピンホール
5 吸音材

Claims (4)

  1. 白色の樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムに合着されて前記樹脂フィルムを支持する薄手のメタルプレートとから成り、前記樹脂フィルムから前記メタルプレートを貫くように無数の孔径1mm以下のピンホールが穿設されていることを特徴とするホワイトボード用面材。
  2. 前記ピンホールは縦横4mm間隔置きに穿設されている、請求項1に記載のホワイトボード用面材。
  3. 前記メタルプレートの裏面に吸音材が配設される、請求項1又は2に記載のホワイトボード用面材。
  4. 前記吸音材の厚みは10〜50mmの範囲内である、請求項3に記載のホワイトボード用面材。
JP2015145436A 2015-07-23 2015-07-23 吸音性能を有するホワイトボード用面材 Pending JP2017024270A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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