JP2017021565A - 電子機器、及びリードライト動作の制御方法 - Google Patents

電子機器、及びリードライト動作の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部記憶媒体が接続された場合に安定したリードライト動作を保証することができる電子機器、及びリードライト動作の制御方法を提供することである。【解決手段】実施形態に係る電子機器は、記憶媒体が接続される接続部と、記憶媒体が接続部に接続された際に、記憶媒体から記憶媒体のファイルシステム情報を取得し、ファイルシステム情報に基づいて、前記記憶媒体に対してリード動作のみを実行する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電子機器、及びリードライト動作の制御方法に関する。
近年、外部ストレージデバイス(外部記憶装置)をUSB(Universal Serial Bus)ポート等の接続端子に接続可能なデジタルテレビやHDDレコーダ等が普及しつつある。このようなデジタルテレビやHDDレコーダでは、USBポートに接続された外部記録装置に対して録画を行ったり、或いは外部記録装置に記録された画像データ(静止画像データ及び動画像データ)を再生したりする機能を有する。
ここで、外部記録装置に用いられるファイルシステムとしては複数が考えられる。例えば、FAT(File Allocation Table)やXFSがある。FATは、管理領域の小ささや高速アクセス性、対応する装置が多く、汎用性が高い等のメリットがあり、例えばメモリカード当の可搬性の記憶媒体等に使用される。一方、XFSは、安定性や信頼性に優れると共に、帯域保証等の機能もあることから、例えば、録画用の記録装置等の用途に使用するのに優れている。しかしながら、自機と異なるファイルシステムを有する記憶媒体が接続された電子機器は、想定外の不具合を生じる場合がある。
特開2013−175273号公報
実施形態が解決しようとする課題は、外部記憶媒体が接続された場合に安定したリードライト動作を保証することができる電子機器、及びリードライト動作の制御方法を提供することである。
実施形態に係る電子機器は、記憶媒体が接続される接続部と、前記記憶媒体が前記接続部に接続された際に、当該記憶媒体から当該記憶媒体のファイルシステム情報を取得し、前記ファイルシステム情報に基づいて、前記記憶媒体に対してリード動作のみを実行する制御部と、を備える。
図1は、電子機器本体を中心として構成される電子機器の一例を概略図である。 図2は、第1の実施形態の電子機器本体の一例を示すブロック図である。 図3は、ファイルシステムの情報のテーブルの一例を示す図である。 図4(a)は、個体性能の一例を示す図であり、図4(b)は、個体情報のテーブルの一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態の電子機器のリード及びライト動作の制御方法を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態の電子機器本体の一例を示すブロック図である。 図7は、第2の実施形態の外部記憶媒体のファイルシステムの情報のテーブルの一例を示す図である。 図8は、第2の実施形態の電子機器のリード及びライト動作の制御方法を示すフローチャートである。 図9は、変形例に係るポップアップの一例を示す図である。 図10(a)は、変形例に係るポップアップの一例を示す図であり、図10(b)は、変形例に係るポップアップの一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態の説明をする。
(第1の実施形態)
図1は、電子機器本体5を中心として構成される電子機器1の一例を概略図である。
電子機器1は、例えば、第1の記憶媒体306、及び/又は第2の記憶媒体308等と接続される電子機器本体5である。電子機器本体5は、例えば、テレビジョン(TV)受信機、表示装置に接続されるレコーダ、パーソナルコンピュータ(PC)、又はサーバ等である。第1の記憶媒体306は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、及びソリッドステートドライブ(SSD)等である。第2の記憶媒体308は、例えば、SD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)、メモリスティック、及びユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブ等である。
電子機器本体5は、衛星及び/又は地上波(地上デジタル)等のデジタル放送で配信されるコンテンツの構成する信号を受信し、受信したコンテンツの構成する信号を変換してコンテンツとして表示する。電子機器本体5には、第1の記憶媒体306や第2の記憶媒体308が着脱可能になっており、電子機器本体5は、録画番組等の動画、写真等の静止画や音楽等の情報を第1の記憶媒体306や第2の記憶媒体308に記録(ライト)及び/又は再生(リード)することができる。
図2は、本実施形態の電子機器本体5の一例を示すブロック図である。
本実施形態の電子機器本体5は、アンテナ部104と、外部入力端子105と、外部出力端子106及び107と、入力部111と、復調部112と、信号処理部113と、OSD信号生成部115と、グラフィック処理部116と、映像処理部117と、表示部118と、音声処理部119と、音声出力部(スピーカ)120と、操作部201と、受信部202と、通信インターフェース(I/F)203と、ネットワーク制御部204と、USB(Universal Serial Bus)インターフェース(I/F)205と、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)インターフェース(I/F)206と、カードインターフェース(I/F)207と、カードホルダ208と、システムコントローラ(システム制御部(制御部))250と、を備えている。
アンテナ部104は、放送波等を受信し、入力部111に出力する。
外部入力端子105は、専用回線、端末機器及び/又は外部機器等と接続するための端子である。
外部出力端子(音声出力端子)106は、後述する音声処理部119から出力される音声信号を接続される音声機器に出力するための端子である。
外部出力端子(映像出力端子)107は、後述する映像処理部117から出力される映像を接続される表示機器に出力するための端子である。
入力部111は、受信信号を選択する少なくとも1つのチューナを備える。入力部111は、例えば、図5に示すように、地上デジタル放送信号、BS(Broadcasting satellite)放送信号、及びCS(Communications satellite)信号放送等に対応する8つのチューナを備えている。入力部111は、アンテナ部104で受信される放送事業者が放送用回線及び/又は空間波により供給されるコンテンツを構成する信号を少なくとも1つのチューナで取得する。入力部111は、外部入力端子105から信号を取得することもできる。入力部111は、取得した信号を復調部112に出力する。
ここで、地上デジタル放送信号は、地上波放送であり、地上放送波として空間波や回線等で伝送される信号であり、BS及びCS放送信号は、衛星波放送であり、衛星波として無線通信によって伝送される信号である。ここで、地上放送波及び衛星波をまとめて放送波と称する場合もある。
復調部112は、変調されている信号を復調する。復調部112は、複数のチューナに対応する複数の復調部を備えている。復調部112は、例えば、伝送路で伝送するために適合するように変調された映像信号及び音声信号を復調し、復調した映像信号及び音声信号を信号処理部113へ出力する。なお、復調部112は、入力部111と一体に形成されていてもよい。
信号処理部113は、入力部111から取得した放送の信号を映像信号(ビデオ)と音声信号(オーディオ)と表示制御情報とに分離する。さらに、信号処理部113は、符号化された映像信号に対して復元処理(復号処理)を実行する。信号処理部113は、復元処理によって復号した映像信号をグラフィック処理部116へ出力し、音声信号を音声処理部119に出力する。また、信号処理部113は、コンテンツ再生時には、後述するシステムコントローラ250から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部116及び音声処理部119に出力する。
OSD信号生成部115は、OSD(On Screen Display)信号を生成する。OSD信号生成部115は、生成したOSD信号をグラフィック処理部116に出力する。
グラフィック処理部116は、信号処理部113から供給されるデジタルの映像信号に、OSD信号生成部115で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部116は、信号処理部113の出力映像信号と、OSD信号生成部115の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力を組み合わせて映像処理部117へ出力することができる。
映像処理部117は、映像信号及びOSD信号を表示可能な所定の解像度及び出力方式に変換し、変換した映像信号を出力する。例えば、後述する表示部118が電子機器本体5に接続されている場合、映像処理部117は、表示部118での表示に適した解像度及び出力方式に変換し、表示部118へ出力する。映像処理部117は、外部機器として接続される外部モニタ装置あるいは投影装置(プロジェクタ装置)等の出力端に前述の映像信号を出力してもよい。
音声処理部119は、入力部111が受信する番組の音声/音響信号(オーディオ)をデコードし、音声出力部120に出力する。
音声出力部120は、音声を出力する機器等であり、例えば、スピーカ等である。
操作部201は、ユーザによる直接操作に対応する制御コマンドを後述するシステムコントローラ250に入力する。
受信部202は、外部端末、例えば、リモコン302、及び携帯型端末等からの入力信号に対応する制御コマンドを後述するシステムコントローラ250に入力する。
通信インターフェース(I/F)203は、例えば、WiFi(Wireless Fidelity)規格等に準拠する近距離無線通信機器との間の無線通信を実現する。なお、近距離無線通信規格としては、例えばBluetooth(登録商標)規格やNFC(Near Field Communication)等も利用可能である。通信インターフェース121は、また、有線方式/無線方式のいずれであってもよく、例えば、ワイヤレスキーボードやマウス等との間の信号の送受信が可能な通信ユニット等が接続する。また、通信インターフェース121は、例えば、非接触のカード媒体との間の通信が可能なカードリーダ(読取部)304等との通信もできる。
ネットワーク制御部204は、外部ネットワーク、例えば、インターネット(IPネットワーク)へのアクセスを制御する。ネットワーク制御部204は、インターネット(IPネットワーク)上で情報の送受信(ネットワーク通信)を実行する。例えば、ネットワーク制御部204は、IPネットワークを介して拡張映像の情報を受信することもできる。この場合、ネットワーク制御部204は、CPU251の指示信号に従って入力部111に拡張映像信号に入力する。なお、ネットワーク制御部204は、基準映像信号及び/又は拡張映像信号を受信し、入力部111に出力していてもよい。
USBインターフェース(I/F)205は、例えば、USB規格に準拠する外部機器、例えば、外付けの記憶媒体(記憶装置)である第1の記憶媒体306等が接続される。
HDMIインターフェース(I/F)206は、HDMI規格またはMHL(Mobile High-definition Link)規格を利用する複数の機器の間の有線通信を可能にする。
システムコントローラ(システム制御部)250は、電子機器本体5の各部の動作を制御するメインコントローラである。すなわち、システムコントローラ250は、入力部111、復調部112、信号処理部113、OSD信号生成部115、グラフィック処理部116、映像処理部117と、表示部118、音声処理部119、音声出力部120、操作部201、受信部202、通信インターフェース203、ネットワーク制御部204、USBインターフェース205、HDMIインターフェース206、カードI/F207、及びカードホルダ208等を制御する。
システムコントローラ250は、受信部202、通信インターフェース203、ネットワーク制御部204、USBインターフェース205、HDMIインターフェース206、及びカードホルダ208等に接続される各種機器を制御することもできる。例えば、システムコントローラ250は、第1の記憶媒体306及び第2の記憶媒体308が接続された場合これらを制御することもできる。また、システムコントローラ250は、携帯型端末、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット、及びノートPC等からの入力信号(操作指示信号)を制御する信号を出力する。
なお、システムコントローラ250は、信号処理部113から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を取得することもできる。この場合、システムコントローラ250は、これら入力された情報からEPGや字幕を表示するための画像生成処理を実行し、この生成した画像情報をグラフィック処理部116へ出力する。
システムコントローラ250は、CPU251と、ROM(Read Only Memory)252と、RAM(Random Access Memory)253と、NVM(Non-Volatile Memory)254と、リード/ライト(リードライト、リード及びライト)制御部255と、ファイルシステム判定部256と、個体判定部257とを含む。システムコントローラ250は、これらを回路としてそれぞれを電気的に接続し、各種制御を実行する。また、システムコントローラ250は、これらをファームウェアとして備えていてもよい。
CPU251は、電子機器本体5の動作を制御するメインプロセッサである。また、CPU251は、システムコントローラ250に含まれる複数の回路もそれぞれ制御する。CPU251は、電子機器本体5に設けられた操作部201からの操作情報、又はリモコン302から送信される操作情報を、受信部202を介して受けることにより、これらの操作情報に従って電子機器本体5の各部をそれぞれ制御する。
ROM(読取専用メモリ)252は、システムコントローラ250が実行する制御プログラムを保持する。
RAM(ランダムアクセスメモリ(ワークメモリ))253は、システムコントローラ250に作業エリアを提供する。
NVM(不揮発性メモリ)254は、電子機器本体5の各種の設定情報、制御情報や、番組表の構築内容情報等の各種データを格納する。
リード/ライト(記録再生)制御部255は、番組等のコンテンツや各種情報のリード(再生)や、コンテンツや各種情報のライト(記録、記憶又は録画)を制御する。リード/ライト制御部255は、後述するファイルシステム判定部256や、個体判定部257で取得された情報や判定結果を参照して、接続される外部記憶装置への各種データのリード動作及びライト動作を制御することもできる。
ファイルシステム判定部256は、通信I/F203、ネットワーク制御部204、USBインターフェース205、HDMIインターフェース206や、カードホルダ208を介して接続される外部記憶媒体、例えば、第1の記憶媒体306及び第2の記憶媒体308をマウントする。ここで、マウントとは、外部記憶媒体を認識し、電子機器本体5から利用、制御可能な状態とすることとする。
外部記憶媒体が接続された場合、ファイルシステム判定部256は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体のファイルシステムの情報を取得し、このファイルシステムの情報、具体的には、ファイルシステム名、性能やデータ修復機能の有無等と電子機器本体5の情報とを参照して、接続された外部記憶媒体が電子機器本体5で正常に動作可能(以下、適合)であるかどうかを判定する。ここで、正常に動作可能とは、例えば、録画データに欠けがおきない状態や、再生中の映像データに遅れがでない(動画がカクつかない)、すなわち電子機器本体5及び外部記憶媒体の間でのデータ転送に遅れが発生しない状態で、電子機器本体5が、接続された外部記憶媒体でデータを記録及び再生できることを示す。
また、ファイルシステム判定部256は、予め、又は適宜、分析やネットワーク制御部204を介してネットワーク等でファイルシステムの情報を取得することもできる。このとき、ファイルシステム判定部256は、ファイルシステム名を取得するのみで、ファイルシステム名に紐付けられたファイルシステムの情報と電子機器本体5の情報とを参照して、接続された外部記憶媒体が電子機器本体5に適合するかどうかを判定することができる。
ファイルシステム判定部256は、取得したファイルシステムの各種情報や判定結果をファイルシステムの情報のテーブルとしてROM252、RAM253、及び/又はNVM254等の記憶媒体に格納する。
図3は、ファイルシステムの情報のテーブルT1の一例を示す図である。
図3のテーブルT1(以下、第1のテーブルT1)は、ファイルシステム名と、リード/ライト性能と、ファイルシステムのデータ修復機能の有無と、適合するかどうかの判定結果等のファイルシステムの情報を含むテーブルである。ファイルシステム判定部256は、例えば、ファイルシステムの情報のテーブルとして第1のテーブルT1をROM252、RAM253、及び/又はNVM等の記憶媒体に格納している。例えば、ファイルシステム判定部256は、外部記憶媒体としてUSBインターフェース205に第1の記憶媒体306が接続された場合、第1の記憶媒体306のファイルシステムの情報を取得し、電子機器本体5に適合するかどうかを判定する。
図3において、ファイルシステム判定部256は、リード/ライト性能が100Mbps以上であり、かつデータ修復機能を有する記憶媒体を、電子機器本体5に適合する外部記憶媒体の基準に設定しているものとする。
例えば、ファイルシステム判定部256が、ファイスシステム1を備える第1の記憶媒体306が電子機器本体5に接続された場合、ファイルシステム名(ファイルシステム1)、リード/ライト性能(100Mbps)、及びデータ修復機能の有無(有り)等の情報を第1の記憶媒体306から取得する。ファイルシステム判定部256は、リード/ライト性能(100Mbps)及びデータ修復機能の有無(有り)の情報と電子機器本体5の情報とから、ファイルシステム1が電子機器本体5に適合すると判定する。このとき、ファイルシステム判定部256は、ファイルシステム1が電子機器本体5に適合することを示す判定結果のフラグ、例えば、図3に示すように“OK”をファイルシステム1の判定結果の欄に設定する。
また、例えば、ファイルシステム判定部256が、ファイスシステム2を備える第1の記憶媒体306が電子機器本体5に接続された場合、ファイルシステム名(ファイルシステム2)、リード/ライト性能(100Mbps)、及びデータ修復機能が有無(有り)等の情報を第1の記憶媒体306から取得する。ファイルシステム判定部256は、リード/ライト性能(100Mbps)及びデータ修復機能の有無(有り)の情報と電子機器本体5の情報とから、ファイルシステム2が電子機器本体5で正常に動作できないと判定する。このとき、ファイルシステム判定部256は、ファイルシステム2が電子機器本体5に適合しないことを示す判定結果のフラグ、例えば、図3に示すように“NG”をファイルシステム2の判定結果の欄に設定する。
例えば、ファイルシステム判定部256が、ファイスシステム3を備える第1の記憶媒体306が電子機器本体5に接続された場合、ファイルシステム名(ファイルシステム3)、リード/ライト性能(100Mbps)、及びデータ修復機能の有無等の情報を第1の記憶媒体306から取得する。ファイルシステム判定部256は、データ修復機能が無いことから、ファイルシステム3が電子機器本体5で正常に動作できないと判定する。このとき、ファイルシステム判定部256は、ファイルシステム3が電子機器本体5に適合しないことを示す判定結果のフラグ、例えば、図3に示すように“NG”とファイルシステム3の判定結果の欄に設定する。
ここで、ファイルシステムは、一例として、XFS、FAT、及びext4等が挙げられる。XFSは、安定性や信頼性に優れる他、帯域保証等の機能もあり、外部機器である第1の記憶媒体306等に記録する場合でも、データ転送の遅れ等による録画エラー等が発生し難い。FATは、管理領域の小ささや高速アクセス性、対応する装置が多く、汎用性が高い等のメリットがある。
個体判定部257は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体の個体情報を取得し、接続された外部記憶媒体の個体性能、例えば、転送速度等と、第1のテーブルT1と、電子機器本体5の情報とを参照して、接続された外部記憶媒体の個体性能で、電子機器本体5と外部記憶媒体との間でデータの転送が正常に実行されるかどうかを判定する。すなわち、個体判定部257は、外部記憶媒体の処理速度が電子機器本体5及びファイルシステムに適合するかどうかを判定する。ここで、データ転送が正常に実行されることとは、例えば、電子機器本体5と外部記憶媒体との間でのデータ転送に遅れが発生しない状態で、電子機器本体5が、接続された外部記憶媒体(第1の記憶媒体306及び第2の記憶媒体308)とデータの転送ができることを示す。また、処理速度は、外部記憶媒体がHDDである場合には回転速度(rpm)等である。
また、個体判定部257は、予め、又は適宜、分析やネットワーク制御部204を介してネットワーク等で固体情報を取得することもできる。このとき、個体判定部257は、個体名を取得するのみで、個体名に紐付けられた個体性能と、第1のテーブルT1と、電子機器本体5の情報とを参照して、電子機器本体5と接続された外部記憶媒体と間でデータ転送が正常に実行されるかどうか判定することができる。
個体判定部257は、取得した個体性能や判定結果を個体情報のテーブルとしてROM252、RAM253、及び/又はNVM254等の記憶媒体に格納する。
図4(a)は、個体の転送速度の関係の一例を示し、図4(b)は、個体情報のテーブルT2の一例を示す図である。
図4(a)に示すように、転送速度V1は、転送速度V2及びV3よりも大きいものとする。また、転送速度V2は、転送速度V3よりも大きいものとする。
図4(b)のテーブルT2(以下、第2のテーブルT2)は、個体名と、識別番号と、転送速度と、電子機器本体5に適合するかどうかの判定結果等の個体情報を含むテーブルである。個体判定部257は、例えば、個体情報のテーブルとして第2のテーブルT2をROM252、RAM253、及び/又はNVM254等の記憶媒体に格納している。例えば、個体判定部257は、USBインターフェース205に第1の記憶媒体306が接続された場合や、カードホルダ208に第2の記憶媒体308が接続された場合、第1の記憶媒体306や第2の記憶媒体308の個体情報を取得し、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体が適合するかどうかを判定する。
図4(b)において、個体判定部257は、転送速度V2以上である記憶媒体(記憶装置)を電子機器本体5に適合する外部記憶媒体の基準に設定しているものとする。また、電子機器本体5には、外部記憶媒体として第1の記憶媒体306が接続されるものとする。
例えば、個体判定部257が、個体1の第1の記憶媒体306が電子機器本体5に接続された場合、個体名(個体1)、識別番号A1、及び転送速度V1等の情報を第1の記憶媒体306から取得する。個体判定部257は、転送速度V1と、第1のテーブルT1と、電子機器本体5の情報とを参照して、個体1が電子機器本体5に適合するかどうかを判定する。このとき、個体判定部257は、個体1が電子機器本体5に適合することを示す判定結果のフラグ、例えば、図4(b)に示すように“OK”を個体1の判定結果の欄に設定する。
例えば、個体判定部257が、個体2の第1の記憶媒体306が電子機器本体5に接続された場合、個体名(個体3)、識別番号A2、及び転送速度V2等の情報を第1の記憶媒体306から取得する。個体判定部257は、転送速度V2と、第1のテーブルT1と、電子機器本体5の情報とを参照して、個体2が電子機器本体5に適合するかどうかを判定する。このとき、個体判定部257は、個体2が電子機器本体5に適合することを示す判定結果のフラグ、例えば、図4(b)に示すように“OK”を個体2の判定結果の欄に設定する。
例えば、個体判定部257が、個体3の第1の記憶媒体306が電子機器本体5に接続された場合、個体名(個体3)、識別番号A3、及び転送速度V3等の情報を第1の記憶媒体306から取得する。個体判定部257は、転送速度V3と、第1のテーブルT1と、電子機器本体5の情報と、を参照して、個体3が電子機器本体5に適合するかどうかを判定する。このとき、個体判定部257は、個体3が電子機器本体5に適合しないことを示す判定結果のフラグ、例えば、図4(b)に示すように“NG”を個体3の判定結果の欄に設定する。
図5は、本実施形態の電子機器1のリード/ライト動作の制御方法を示すフローチャートである。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に外部記憶媒体(第1の記憶媒体306及び/又は第2の記憶媒体308等)が接続されたことを検出する(S501)。
システムコントローラ250は、電子機器本体5の情報と第1のテーブルT1(例えば、リード/ライト性能とデータ修復機能の有無と)とを参照して、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体のファイルシステムが適合するかどうかを判定する(S502)。
外部記憶媒体のファイルシステムが電子機器本体5に適合すると判定した場合(S502のYES)、システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体の個体情報を参照して、外部記憶媒体の個体性能が電子機器本体5に適合するかどうかを判定する(S503)。外部記憶媒体のファイルシステムが電子機器本体5に適合しないと判定した場合(S502のNO)、システムコントローラ250は、後述するS506の処理へ進む。
外部記憶媒体の個体性能が電子機器本体5に適合すると判定した場合(S503のYES)、システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体をリード/ライト可能な記憶媒体として認識する(S504)。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体で各種データをリード/ライト動作を実行可能に制御する(S505)。
S503の処理へ戻って、外部記憶媒体の個体性能が電子機器本体5に適合しないと判定した場合、すなわち、外部機器媒体及び電子機器本体5の間でデータ転送に遅れ等が発生すると判定した場合(S503のNO)、システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体をリードのみ可能な記憶媒体として認識する(S506)。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体で各種データをリード動作のみを実行可能に制御する(S507)。
本実施形態によれば、電子機器1は、外部記憶媒体が電子機器本体5に接続された場合、接続された外部記憶媒体のファイルシステム及び個体性能に応じて、リード/ライト動作を実行可能であるかどうかを制御する。その結果、電子機器1は、外部記憶媒体が接続された場合に安定したリード/ライト動作を保証することができる。
次に他の実施形態に係る磁気ディスク装置、および測定方法について説明する。他の実施形態において、前述の実施形態と同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
(第2実施形態)
第2の実施形態の電子機器本体5は、コンテンツ保護機能に対応している。コンテンツ保護機能は、電子機器本体5で受信される映像又は高画質映像等のコンテンツを同等のコンテンツ保護機能を備える機器以外でのライト及び/又はリード動作を制限する機能である。ここで、コンテンツ保護機能は、例えば、SeeQVault(登録商標)である。SeeQVaultは、デジタルテレビ放送の番組(HD番組)を録画した電子機器以外の対応機器間における再生互換性と強固なセキュリティとを同時に実現するコンテンツ保護技術である。
図6は、第2の実施形態の電子機器本体5の一例を示すブロック図である。
電子機器本体5のシステムコントローラ250は、さらに、データ判定部258と、フォーマット部259とを備える。システムコントローラ250は、これらを回路としてそれぞれを電気的に接続し、各種制御を実行する。また、システムコントローラ250は、これらをファームウェアとして備えていてもよい。
データ判定部258は、外部記憶媒体、例えば、第1の記憶媒体306及び第2の記憶媒体308が接続された場合に外部記憶媒体にライトされているデータを判定する。例えば、データ判定部258は、接続された外部記憶媒体が、コンテンツ保護機能に対応しているデータ、すなわちコンテンツ保護機能で保護されているデータ(以下、コンテンツ保護機能用データ(保護データ))、コンテンツ保護機能に対応していないデータ(以下、PVR用データ)、又はデータを保持していないかどうかを判定する。データ判定部258は、取得したデータの情報や判定結果をROM252、RAM253、及び/又はNVM254等の記憶媒体に格納する。
さらに、リード/ライト制御部255は、データ判定部258で取得された情報及び判定結果と電子機器本体5の情報とに応じて、外部記憶媒体へのリード及びライト動作を制御することができる。リード/ライト制御部255は、電子機器本体5がコンテンツ保護機能に対応しているかどうか等を判定し、外部記憶媒体への各種データ、例えば、HD番組の録画データ等のリード/ライト動作を制御する。
ファイルシステム判定部256は、外部記憶媒体が電子機器本体5に接続された場合、ファイルシステムがコンテンツ保護(例えば、SeeQVault)用データ、及びPVR(Personal Video Recorder)用データに対応しているかどうかを示す情報を取得できる。ファイルシステム判定部256は、取得したファイルシステムの各種データへの対応情報をファイルシステムの情報としてROM252、RAM253、及び/又はNVM254等の記憶媒体に格納する。
また、ファイルシステム判定部256は、予め、又は適宜、分析やネットワーク制御部204を介してネットワーク等で、各ファイルシステムの各種データへの対応情報を取得することもできる。このとき、ファイルシステム判定部256は、ファイルシステム名を取得するのみで、ファイルシステム名に紐付けられた各種データへの対応情報を確認することができる。
ファイルシステム判定部256は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体のファイルシステムが所定の性能や各種データへ対応していない場合、この外部記憶媒体を電子機器本体5で使用できない記憶媒体として認識する。
フォーマット部259は、外部記憶媒体を任意のファイルシステムでフォーマットする。フォーマット部259は、ファイルシステム判定部256、個体判定部257、及びデータ判定部258で取得された情報や判定結果等を参照して、接続される外部記憶装置にフォーマットを実行することもできる。ここで、フォーマットとは、例えばXSFやFAT等のファイルシステムとして認識/利用可能とするための初期化(イニシャライズ)作業のことをいう。このフォーマット処理には、例えばファイルシステムの識別子やパーティション情報、ディレクトリやファイルの名前や構成情報等の初期値を記憶する処理等が含まれる。例えば、フォーマット部259は、ファイルシステム判定部256によって電子機器本体5で使用できない記憶媒体と認識された外部記憶媒体、例えば、第1の記憶媒体306及び第2の記憶媒体を電子機器本体5で使用可能なデータ記録方式にフォーマットする。
図7は、本実施形態の外部記憶媒体のファイルシステムの情報のテーブルT3の一例を示す図である。
例えば、ファイルシステム判定部256は、外部記憶媒体としてUSBインターフェース205に第1の記憶媒体306やカードホルダ208に第2の記憶媒体308等が接続された場合、外部記憶媒体のファイルシステムの情報を取得し、図7に示すように外部記憶媒体のファイルシステムの情報のテーブルT3(以下、第3のテーブルT3)としてROM252、RAM253、及び/又はNVM254等の記憶媒体に格納する。
図7の第3のテーブルT3に示すように、リード/ライト性能は、ファイルシステム4がファイルシステム5及びその他のファイルシステムよりも高いものとする。また、ファイルシステム5は、その他のファイルシステムよりもリード/ライト性能が高い。なお、図7では、ファイルシステムのリード/ライト性能をファイルシステム毎に相対的に示したが、ファイルシステム判定部256は、電子機器本体5に外部記憶媒体が接続された場合、各ファイルシステムのリード/ライト性能を個別の絶対値として取得することもできる。
例えば、ファイルシステム4、ファイルシステム5、及びその他のファイルシステムは、それぞれ、XFS、FAT、及びext4等のいずれかである。ここで、その他のファイルシステムは、ファイルシステム4及びファイルシステム5以外のファイルシステムである。なお、本実施形態において、外部記憶媒体のファイルシステムがファイルシステム5及びその他のファイルシステムの場合、外部記憶媒体が電子機器本体5で正常に動作できないものとする。
図7に示すように、ファイルシステム4は、データ修復機能を有し、コンテンツ保護機能用データに対応し、PVR用データに対応するものとする。ファイルシステム5は、データ修復機能を有し、コンテンツ保護機能用データに対応し、PVR用データに非対応とする。その他のファイルシステムは、データ修復機能が無く、コンテンツ保護機能用データに非対応であり、PVR用データに対応するものとする。
図8は、本実施形態の電子機器1のリード/ライト動作の制御方法を示すフローチャートである。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に外部記憶媒体(第1の記憶媒体306及び/又は第2の記憶媒体308等)が接続されたことを検出する(S801)。
システムコントローラ250は、接続された外部記憶媒体がコンテンツ保護機能、例えば、SeeQVaultに対応しているかどうかを判定する(S802)。
コンテンツ保護機能に対応していると判定した場合(S802のYES)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体のファイルシステムを確認する(S803)。
外部記憶媒体のファイルシステムが図7に示すファイルシステム4であると判定した場合(S803のファイルシステム4)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体の個体性能が電子機器本体5に適合するかどうかを判定する(S804)。
外部記憶媒体の個体性能が電子機器本体5に適合すると判定した場合(S804のYES)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体に格納されているデータを確認する(S805)。外部記憶媒体の個体性能が電子機器本体5に適合しないと判定した場合(S804のNO)、システムコントローラ250は、後述するS808の処理へ進む。
外部記憶媒体に格納されているデータがコンテンツ保護機能用データであると判定した場合(S805のコンテンツ保護)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体をリード/ライト可能なコンテンツ保護機能に対応した記憶媒体として認識する(S806)。外部記憶媒体にデータが格納されていないと判定した場合(S805の無し)、システムコントローラ250は、後述するS811の処理へ進む。外部記憶媒体に格納されているデータがPVR用データであると判定した場合(S805のPVR)、システムコントローラ250は、後述するS817の処理へ進む。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体でコンテンツ保護機能用データをリード/ライト動作を実行可能に制御する(S807)。
S803の処理に戻って、外部記憶媒体のファイルシステムが図7に示すファイルシステム5であると判定した場合、すなわち、外部機器媒体及び電子機器本体5の間でデータ転送に遅れ等が発生すると判定した場合(S803のファイルシステム5)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体に格納されているデータを確認する(S808)。
外部記憶媒体に格納されているデータがコンテンツ保護機能用データである判定した場合(S808のコンテンツ保護)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体をリードのみ可能なコンテンツ保護機能に対応した記憶媒体として認識する(S809)。外部記憶媒体にデータが格納されていないと判定した場合(S808の無し)、システムコントローラ250は、後述するS811の処理へ進む。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶装置でコンテンツ保護機能用データをリード動作のみを実行可能に制御する(S810)。
S803の処理に戻って、外部記憶媒体のファイルシステムが図7に示すその他のファイルシステムであると判定した場合(S803のその他のファイルシステム)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体を電子機器本体5でそのままでは使用できない記憶媒体として認識する(S811)。
システムコントローラ250は、外部記憶媒体を電子機器本体5で使用されるファイルシステム、例えば、ファイルシステム4でコンテンツ保護機能に対応する記憶媒体としてフォーマットする(S812)。
システムコントローラ250は、外部記憶媒体をリード/ライト可能なコンテンツ保護機能に対応した記憶媒体として認識する(S813)。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体でコンテンツ保護機能用データをリード/ライト動作を実行可能に制御する(S814)。
S802の処理に戻って、コンテンツ保護機能に対応していないと判定した場合(S802のNO)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体のファイルシステムを確認する(S815)。
外部記憶媒体のファイルシステムが図7に示すファイルシステム4であると判定した場合(S815のファイルシステム4)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体に格納されているデータを確認する(S816)。外部記憶媒体のファイルシステムが図7に示すその他のファイルシステムであると判定した場合(S815のその他のファイルシステム)、システムコントローラ250は、後述するS819の処理へ進む。
外部記憶媒体に格納されているデータがPVR用データであると判定した場合(S816のPVR)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体をリード/ライト可能なPVR等の記憶媒体として認識する(S817)。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体でPVR用データをリード/ライト動作を実行可能に制御する(S818)。
S816の処理に戻って、外部記憶媒体のファイルシステムが図7に示すその他のファイルシステムであると判定した場合(S816のその他のファイルシステム)、システムコントローラ250は、外部記憶媒体を電子機器本体5でそのままでは使用できない記憶媒体として認識する(S819)。
システムコントローラ250は、外部記憶媒体を電子機器本体5で使用されるファイルシステム、例えば、ファイルシステム4でPVR用データに対応する記憶媒体としてフォーマットする(S820)。
システムコントローラ250は、外部記憶媒体をリード/ライト可能なPVR等の記憶媒体として認識する(S821)。
システムコントローラ250は、電子機器本体5に接続された外部記憶媒体でPVR用データをリード/ライト動作を実行可能に制御する(S822)。
本実施形態によれば、電子機器1は、外部記憶媒体がコンテンツ保護機能に対応しているかどうかを判定し、外部記憶媒体へのリード/ライト動作を制御する。その結果、電子機器1は、コンテンツ保護機能に対応及び非対応に関わらず、外部記憶媒体が接続された場合に安定したリード/ライト動作を保証することができる。
次に第2の実施形態に係る磁気ディスク装置の変形例について説明する。変形例において、前述した実施形態と同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
(変形例1)
変形例1の電子機器本体5は、外部記憶媒体が接続された場合、システムコントローラの判定結果に応じて表示部118に各種ポップアップを表示する。
図9、図10(a)及び図10(b)は、変形例に係るポップアップの一例を示す図である。
システムコントローラ250は、外部記憶媒体でリード動作のみを実行可能に制御する場合、「読み取り専用で認識しました。」という表示信号を生成し、OSD信号生成部115を介してグラフィック処理部116へ出力する。グラフィック処理部116は、信号処理部113から供給される映像信号にOSD信号を重畳して映像処理部117へ出力する。映像処理部117は、映像信号及びOSD信号を表示可能な出力方式に変換して、表示部118へ出力する。図9に示すように、表示部118は、ポップアップ<読み取り専用で認識しました。>P91を表示する。
また、システムコントローラ250は、外部機能媒体でコンテンツ保護用にフォーマットする場合、「コンテンツ保護用にフォーマットしますか?」とい表示信号を生成する。このとき、図10(a)に示すように、表示部118は、ポップアップ<コンテンツ保護機能用にフォーマットしますか?>P101を表示する。このとき、ポップアップP101は、<YES>ボタンB101と、<NO>ボタンB102と、を備えている。ユーザは、リモコン302等の携帯端末を介して、<YES>ボタンB101、又は<NO>ボタンB102を選択することによって、外部記憶媒体をコンテンツ保護機能用にフォーマットを実行するかどうかを選択することができる。ユーザが<YES>ボタンB101を選択した場合、システムコントローラ250は、外部記憶媒体をコンテンツ保護機能用に所定のファイルシステムでフォーマットする。ユーザが<NO>ボタンB102を選択した場合、システムコントローラ250は、外部記憶媒体にフォーマットを実行しない。
システムコントローラ250は、外部機能媒体でPVR用にフォーマットする場合、「PVR用にフォーマットしますか?」とい表示信号を生成する。このとき、図10(b)に示すように、表示部118は、ポップアップ<PVR用にフォーマットしますか?>P102を表示する。このとき、ポップアップP102は、<YES>ボタンB103と、<NO>ボタンB104と、を備えている。ユーザは、リモコン302等の携帯端末を介して、<YES>ボタンB103、又は<NO>ボタンB104を選択することによって、外部記憶媒体をPVR用にフォーマットを実行するかどうかを選択することができる。ユーザが<YES>ボタンB103を選択した場合、システムコントローラ250は、外部記憶媒体をPVR用に所定のファイルシステムでフォーマットする。ユーザが<NO>ボタンB104を選択した場合、システムコントローラ250は、外部記憶媒体にフォーマットを実行しない。
変形例1によれば、電子機器本体5は、外部記憶媒体が接続された場合、システムコントローラの判定結果に応じて表示部118に各種ポップアップを表示する。その結果、ユーザは、接続された外部記憶媒体で可能な動作を容易に把握することができる。また、ユーザは、接続された外部記憶媒体のデータをフォーマットするかどうかを選択することができる。
前述の実施形態によれば、電子機器1は、外部記憶媒体が接続された場合に安定したリード/ライト動作を保証することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許の請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…電子機器、104…アンテナ部、105…外部入力端子、106、107…外部出力端子、111…入力部、112…復調部、113…信号処理部、115…OSD信号生成部、116…グラフィック処理部、117…映像処理部、118…表示部、119…音声処理部、120…音声出力部、201…操作部、202…受信部、203…通信インターフェース、204…ネットワーク制御部、205…USBインターフェース、206…HDMIインターフェース、207…カードインターフェース、208…カードホルダ、250…システムコントローラ、251…CPU、252…ROM、253…RAM、254…NVM、255…リード/ライト制御部、256…ファイルシステム判定部、257…個体判定部、258…データ判定部、259…フォーマット部、306…第1の記憶媒体、308…第2の記憶媒体。

Claims (6)

  1. 記憶媒体が接続される接続部と、
    前記記憶媒体が前記接続部に接続された際に、当該記憶媒体から当該記憶媒体のファイルシステム情報を取得し、前記ファイルシステム情報に基づいて、前記記憶媒体に対してリード動作のみを実行する制御部と、を備える電子機器。
  2. 前記制御部は、前記ファイルシステム情報に含まれるデータの転送速度とデータ修復機能の有無に応じて、前記記憶媒体に対してリード動作のみを実行する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記記憶媒体が前記接続部に接続された際に当該記憶媒体から個体情報を取得し、前記転送速度及び前記データ修復機能の有無と、前記個体情報に含まれる前記記憶媒体の処理速度とに基づいて、前記記憶媒体に対してリード動作のみを実行する、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記記憶媒体がコンテンツ保護機能により保護された保護データを格納し、且つデータ転送で遅れが発生する前記転送速度、又は前記処理速度である場合、前記記憶媒体に対して前記保護データのリード動作のみを実行する、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記記憶媒体がデータ転送で遅れが発生する前記転送速度、若しくは前記処理速度、又は前記データ修復機能を有しない際に、前記記憶媒体に対してリードのみを実行する、請求項3に記載の電子機器。
  6. 記憶媒体が接続された際に、当該記憶媒体から当該記憶媒体のファイルシステム情報を取得し、
    前記ファイルシステム情報に基づいて、前記記憶媒体に対してリード動作のみを実行する、リードライト動作の制御方法。
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