JP2015029209A - 受信装置、送信装置、及び送受信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】より高い利便性を有する受信装置、送信装置、及び送受信システムを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る送信装置は、MHL規格に基づくMHLケーブルにより接続された受信装置にストリームを送信する送信装置であって、文字を入力する為の文字入力欄を含む表示画面を生成するブラウザ部と、前記表示画面に基づいてストリームを生成し、生成した前記ストリームを前記受信装置に対して出力するストリーム出力部と、前記受信装置から制御信号を受け取る制御信号受信部と、前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、前記制御信号に基づいて文字列を生成する文字入力部と、を具備する。
【選択図】図5
【解決手段】一実施形態に係る送信装置は、MHL規格に基づくMHLケーブルにより接続された受信装置にストリームを送信する送信装置であって、文字を入力する為の文字入力欄を含む表示画面を生成するブラウザ部と、前記表示画面に基づいてストリームを生成し、生成した前記ストリームを前記受信装置に対して出力するストリーム出力部と、前記受信装置から制御信号を受け取る制御信号受信部と、前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、前記制御信号に基づいて文字列を生成する文字入力部と、を具備する。
【選択図】図5
Description
本発明の実施形態は、受信装置、送信装置、及び送受信システムに関する。
従来、映画、テレビ番組、またはゲームなどの映像コンテンツ(ストリーム)を記録(録画)、及び再生することができる電子機器が一般的に普及している。
また、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)、及びMHL(Mobile High-definition Link)(登録商標)などのストリームを伝送する為の規格に対応した電子機器が一般的に普及している。
ストリームを出力する側の電子機器(ソース機器)は、ストリームを受信する側の電子機器(シンク機器)に対してストリームを出力する。シンク機器は、受信したストリームを再生し、再生した映像をディスプレイに表示させる。また、ソース機器及びシンク機器は、互いにMHLにより接続されている場合、相互的に相手の機器を操作及び制御することができる。
例えば、文字入力機能を備えるソース機器がある。しかし、シンク機器からソース機器を制御する場合に、シンク機器の操作手段がソース機器の操作手段に対応していない為にソース機器の文字入力機能を制御することができない場合があるという課題がある。
本発明の目的は、より高い利便性を有する受信装置、送信装置、及び送受信システムを提供することである。
一実施形態に係る送信装置は、MHL規格に基づくMHLケーブルにより接続された受信装置にストリームを送信する送信装置であって、文字を入力する為の文字入力欄を含む表示画面を生成するブラウザ部と、前記表示画面に基づいてストリームを生成し、生成した前記ストリームを前記受信装置に対して出力するストリーム出力部と、前記受信装置から制御信号を受け取る制御信号受信部と、前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、前記制御信号に基づいて文字列を生成する文字入力部と、を具備する。
以下、図を参照しながら、一実施形態に係る受信装置、送信装置、及び送受信システムについて詳細に説明する。
図1は、複数の電子機器により構成される送受信システム1の例を示す。送受信システム1は、例えば、映像処理装置100、携帯端末200、及び無線通信端末300などを有する。
映像処理装置100は、例えば、放送信号、または記憶媒体に記憶されている映像コンテンツなどを再生することができる放送受信装置などの電子機器である。映像処理装置100は、リモートコントローラ163と無線通信することができる。
携帯端末200は、ディスプレイ、操作部、及び通信部を備える電子機器である。携帯端末200は、例えば、携帯電話端末、タブレット型PC、携帯音楽プレイヤー、ゲーム機、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、セットトップボックス、または他の電子機器である。
無線通信端末300は、映像処理装置100及び携帯端末200と無線または有線で通信することができる。即ち、無線通信端末300は、無線通信のアクセスポイントとして機能する。また、無線通信端末300は、外部のクラウドサービスなどのネットワーク400に接続することができる。即ち、無線通信端末300は、映像処理装置100または携帯端末200からのリクエストに応じてネットワーク400にアクセスすることができる。これにより、映像処理装置100及び携帯端末200は、無線通信端末300を介してネットワーク400上のサーバから種々のデータを取得することができる。
また、映像処理装置100は、携帯端末200とMHLに対応した通信ケーブル(MHLケーブル)により接続されている。MHLケーブルは、一方にHDMI規格に対応した形状の端子(HDMI端子)を有し、他方にUSB規格(例えばmicro USB)に対応した形状の端子(USB端子)を有するケーブルである。
MHLは、映像及び音声を含む動画データ(ストリーム)を伝送することができるインタフェース規格である。MHLでは、ストリームを出力する側の電子機器(ソース機器)が、ストリームを受信する側の電子機器(シンク機器)に対してMHLケーブルによりストリームを出力する。シンク機器は、受信したストリームを再生し、再生した映像をディスプレイに表示させることができる。また、ソース機器及びシンク機は、MHLケーブルで接続された機器にコマンドを送信することにより、相手の機器を操作及び制御することができる。
図2は、一実施形態に係る映像処理装置100の例を示す。
映像処理装置100は、例えば、放送信号、または記憶媒体に記憶されている映像コンテンツなどを再生することができる放送受信装置、またはレコーダなどの電子機器である。
映像処理装置100は、例えば、放送信号、または記憶媒体に記憶されている映像コンテンツなどを再生することができる放送受信装置、またはレコーダなどの電子機器である。
映像処理装置100は、チューナ111、復調部112、信号処理部113、音声処理部121、映像処理部131、表示処理部133、制御部150、ストレージ160、操作入力部161、受光部162、LANインターフェース171、及び有線通信部173を備える。また、映像処理装置100は、さらにスピーカ122及びディスプレイ134を備える。
チューナ111は、例えばアンテナ101により受信されたディジタル放送信号を受け取ることができる。アンテナ101は、例えば、地上ディジタル放送信号、BS(broadcasting satellite)ディジタル放送信号、及び/または、110度CS(communication satellite)ディジタル放送信号を受信することができる。チューナ111は、上記したディジタル放送信号により供給される番組などのコンテンツのデータ(ストリーム)を受け取ることができる。
チューナ111は、ディジタル放送信号用のチューナである。チューナ111は、受け取ったディジタル放送信号のチューニング(選局)を行う。チューナ111は、チューニングしたディジタル放送信号を復調部112に送信する。なお、映像処理装置100は、複数のチューナ111を備えていてもよい。映像処理装置100は、複数のチューナにより複数の放送信号を同時に選局することができる。
復調部112は、受信したディジタル放送信号を復調する。これにより、復調部112は、ディジタル放送信号からトランスポートストリーム(TS)などの動画データ(以下ストリームと称する)を取得する。復調部112は、取得したストリームを信号処理部113に入力する。なお、映像処理装置100は、複数の復調部112を備えていてもよい。複数の復調部112は、複数のチューナ111により選局された複数の信号をそれぞれ復調することができる。
上記のように、アンテナ101、チューナ111、及び復調部112は、ストリームを受信する受信手段として機能する。
信号処理部113は、ストリームの分離などの信号処理を行う。即ち、信号処理部113は、ストリームをディジタル映像信号、ディジタル音声信号、及びその他のデータ信号に分離する。なお、信号処理部113は、複数の復調部112により復調された複数のストリームを分離することができる。信号処理部113は、音声処理部121にディジタル音声信号を供給する。また、信号処理部113は、映像処理部131にディジタル映像信号を供給する。さらに、信号処理部113は、制御部150にデータ信号を供給する。
また、信号処理部113は、制御部150の制御に基づいて、上記のストリームを録画可能な状態のデータ(録画ストリーム)に変換することができる。信号処理部113は、制御部150の制御に基づいて、録画ストリームをストレージ160または他のモジュールに供給することができる。
またさらに、信号処理部113は、ストリームのビットレートをオリジナルのビットレートから他のビットレートに変換(トランスコード)することができる。即ち、信号処理部113は、放送信号などに基づいて取得したオリジナルのビットレートのストリームを、より低いビットレートのストリームにトランスコードすることができる。これにより、信号処理部113は、より容量の少ない状態でコンテンツを録画させることができる。
音声処理部121は、信号処理部113から受信したディジタル音声信号を、スピーカ122により再生可能なフォーマットの信号(オーディオ信号)に変換する。例えば、音声処理部121は、ディジタル音声信号をディジタル/アナログ変換によりオーディオ信号に変換する。音声処理部121は、オーディオ信号をスピーカ122に供給する。スピーカ122は、供給されるオーディオ信号に基づいて音を再生する。
映像処理部131は、信号処理部113から受信したディジタル映像信号を、ディスプレイ134で再生可能なフォーマットの映像信号に変換する。即ち、映像処理部131は、信号処理部113から受信したディジタル映像信号を、ディスプレイ134で再生可能なフォーマットの映像信号にデコード(再生)する。映像処理部131は、映像信号を表示処理部133に出力する。
表示処理部133は、例えば、制御部150からの制御に基づいて、受信した映像信号に対して色味、明るさ、シャープ、コントラスト、またはその他の画質調整処理を行う。表示処理部133は、画質調整を施した映像信号をディスプレイ134に供給する。ディスプレイ134は、供給される映像信号に基づいて映像を表示する。
ディスプレイ134は、例えば、マトリクス状に配列された複数の画素を備える液晶表示パネルと、この液晶パネルを照明するバックライトとを備える液晶表示装置などを備える。ディスプレイ134は、表示処理部133から供給される映像信号に基づいて映像を表示する。
なお、映像処理装置100は、ディスプレイ134の代わりに、映像信号を出力する出力端子を備える構成であってもよい。また、映像処理装置100は、スピーカ122の代わりに、オーディオ信号を出力する出力端子を備える構成であってもよい。また、映像処理装置100は、ディジタル映像信号とディジタル音声信号とを出力する出力端子を備える構成であってもよい。
制御部150は、映像処理装置100の各部の動作を制御する制御手段として機能する。制御部150は、CPU151、ROM152、RAM153、及びEEPROM(不揮発性メモリ)154などを備えている。制御部150は、操作入力部161から供給される操作信号に基づいて、種々の処理を行う。
CPU151は、種々の演算処理を実行する演算素子などを備える。CPU151は、ROM152、またはEEPROM154などに記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
ROM152は、映像処理装置100を制御する為のプログラム、及び各種の機能を実現する為のプログラムなどを記憶する。CPU151は、操作入力部161から供給される操作信号に基づいて、ROM152に記憶されているプログラムを起動する。これにより、制御部150は、各部の動作を制御する。
RAM153は、CPU151のワークメモリとして機能する。即ち、RAM153は、CPU151の演算結果、CPU151により読み込まれたデータなどを記憶する。
EEPROM154は、各種の設定情報、及びプログラムなどを記憶する不揮発性メモリである。
ストレージ160は、コンテンツを記憶する記憶媒体を有する。例えば、ストレージ160は、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステイトドライブ(SSD)、または半導体メモリなどにより構成される。ストレージ160は、信号処理部113から供給された録画ストリームを記憶することができる。
操作入力部161は、例えば、ユーザによる操作入力に応じて操作信号を生成する操作キー、またはタッチパッドなどを備える。また、操作入力部161は、キーボード、マウス、または操作信号を生成する事ができる他の入力装置などから操作信号を受け取る構成であってもよい。操作入力部161は、操作信号を制御部150に供給する。
なお、タッチパッドは、静電容量式センサ、サーモセンサ、または他の方式に基づいて位置情報を生成するデバイスを含む。また、映像処理装置100がディスプレイ134を備える場合、操作入力部161は、ディスプレイ134と一体に形成されるタッチパネルなどを備える構成であってもよい。
受光部162は、例えば、リモートコントローラ163からの操作信号を受信するセンサなどを備える。受光部162は、受信した信号を制御部150に供給する。制御部150は、受光部162から供給された信号を受信し、受信した信号を増幅させてA/D変換を行うことにより、リモコン163から送信された元の操作信号を復号する。
リモートコントローラ163は、種々の操作キーを有する。リモートコントローラ163は、それぞれのキーの操作に応じて操作信号を生成し、生成した操作信号を出力する。即ち、リモートコントローラ163は、ユーザの操作入力に基づいて操作信号を生成する。リモートコントローラ163は、生成した操作信号を赤外線通信により受光部162に送信する。なお、受光部162及びリモートコントローラ163は、電波などの他の無線通信により操作信号の送受信を行う構成であってもよい。
リモートコントローラ163は、映像処理装置100に選局、文字列の入力などを行わせる為の数字キーを備える。また、リモートコントローラ163は、映像処理装置100に種々の処理を行わせるためのカーソルキーを備える。カーソルキーは、例えば、十字キー、決定キー、番組表キー、録画リストキー、戻るキー、終了キーなどを備える。映像処理装置100は、十字キー及び決定キーに応じた操作信号に基づいて、画面上で種々の項目の選択などを行う。
LANインターフェース171は、LANまたは無線LANにより無線通信端末300経由でネットワーク400上の他の機器と通信を行なうことができる。これにより、映像処理装置100は、無線通信端末300に接続されている他の機器と通信することができる。例えば、映像処理装置100は、LANインターフェース171によりネットワーク400上の機器に記録されているストリームを取得し、再生することができる。
有線通信部173は、HDMI及びMHLなどの規格に基づいて通信を行うインターフェースである。有線通信部173は、HDMIケーブル及びMHLケーブルを接続することができる図示されない複数のHDMI端子と、HDMI規格に基づいて信号処理を行うHDMI処理部174と、MHL規格に基づいて信号処理を行うMHL処理部175とを備える。
なお、MHLケーブルの映像処理装置100に接続される側の端子は、HDMIケーブルと互換性のある構造を備えている。なお、MHLケーブルは、通信に用いられない端子(検知用端子)間に抵抗が接続されている。有線通信部173は、検知用端子に電圧を印加することにより、HDMI端子にMHLケーブルが接続されているかHDMIケーブルが接続されているかを認識することができる。
映像処理装置100は、有線通信部173のHDMI端子に接続された機器(ソース機器)から出力されたストリームを受信し、再生することができる。また、映像処理装置100は、有線通信部173のHDMI端子に接続された機器(シンク機器)に対してストリームを出力することができる。
制御部150は、有線通信部173により受信したストリームを信号処理部113に入力させる。信号処理部113は、受信したストリームからディジタル映像信号、及びディジタル音声信号などを分離する。信号処理部113は、分離したディジタル映像信号を映像処理部131に送信し、分離したディジタル音声信号を音声処理部121に送信する。これにより、映像処理装置100は、有線通信部173により受け取ったストリームを再生することができる。
また、映像処理装置100は、図示しない電源部を備える。電源部は、ACアダプタなどを介して商用電源などから電力を受け取る。電源部は、受け取った交流の電力を直流に変換し、映像処理装置100内の各部へ供給する。
図3は、一実施形態に係る携帯端末200の例を示す。
携帯端末200は、制御部250、操作入力部264、通信部271、MHL処理部273、及び記憶装置274を備える。さらに、携帯端末200は、スピーカ222、マイク223、ディスプレイ234、タッチセンサ235を備える。
携帯端末200は、制御部250、操作入力部264、通信部271、MHL処理部273、及び記憶装置274を備える。さらに、携帯端末200は、スピーカ222、マイク223、ディスプレイ234、タッチセンサ235を備える。
制御部250は、携帯端末200の各部の動作を制御する制御部として機能する。制御部250は、CPU251、ROM252、RAM253、及び不揮発性メモリ254などを備えている。制御部250は、操作入力部264、またはタッチセンサ235から供給される操作信号に基づいて、種々の処理を行う。
CPU251は、種々の演算処理を実行する演算素子などを備える。CPU251は、ROM252、または不揮発性メモリ254などに記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。
ROM252は、携帯端末200を制御する為のプログラム、及び各種の機能を実現する為のプログラムなどを記憶する。CPU251は、操作入力部264から供給される操作信号に基づいて、ROM252に記憶されているプログラムを起動する。これにより、制御部250は、各部の動作を制御する。
RAM253は、CPU251のワークメモリとして機能する。即ち、RAM253は、CPU251の演算結果、CPU251により読み込まれたデータなどを記憶する。
不揮発性メモリ254は、各種の設定情報、及びプログラムなどを記憶する不揮発性メモリである。
また、CPU251は、記憶装置274に格納されているアプリケーションなどのデータに基づいて、種々の処理を実行することができる。
また、制御部250は、CPU251が実行しているアプリケーションに応じて、種々の画面などの表示用の映像信号を生成し、ディスプレイ234に表示させることができる。また、制御部250は、CPU251が実行しているアプリケーションに応じて、種々の音声などの再生用の音声信号を生成し、スピーカ222により出力させることができる。
スピーカ222は、供給されるオーディオ信号に基づいて音を再生する。
マイク223は、携帯端末200の外部の音に基づいて信号(録音信号)を生成する集音部である。マイク223は、録音信号を制御部250に供給する。
ディスプレイ234は、例えば、マトリクス状に配列された複数の画素を備える液晶表示パネルと、この液晶パネルを照明するバックライトとを備える液晶表示装置などを備える。ディスプレイ234は、映像信号に基づいて映像を表示する。
タッチセンサ235は、静電容量式センサ、サーモセンサ、または他の方式に基づいて位置情報を生成するデバイスである。例えば、タッチセンサ235は、ディスプレイ234と一体に設けられる。これにより、タッチセンサ235は、ディスプレイ234に表示されている画面上での操作に基づいて操作信号を生成し、制御部250に供給することができる。
操作入力部264は、例えば、ユーザによる操作入力に応じて操作信号を生成するキーを備える。操作入力部264は、例えば、音量を調整する為の音量調整キー、ディスプレイ234の表示輝度を調整する為の輝度調整キー、及び、携帯端末200電源状態を切り替える為の電源キーなどを備える。また、操作入力部264は、種々の選択操作などを携帯端末200に実行させる為のトラックボールなどをさらに備えていてもよい。操作入力部264は、上記したキーの操作に応じて操作信号を生成し、操作信号を制御部250に供給する。
また、操作入力部264は、キーボード、マウス、または操作信号を生成する事ができる他の入力装置などから操作信号を受け取る構成であってもよい。例えば、携帯端末200がUSB端子、またはBluetooth(登録商標)のモジュールなどを備えている場合、操作入力部264は、USB、またはBluetoothにより接続された入力装置から操作信号を受け取り、制御部250に供給する。
通信部271は、LANまたは無線LANにより無線通信端末300経由でネットワーク400上の他の機器と通信を行なうことができる。また、通信部271は、携帯電話網経由でネットワーク400上の他の機器と通信を行なうことができる。これにより、携帯端末200は、無線通信端末300に接続されている他の機器と通信することができる。例えば、携帯端末200は、通信部271によりネットワーク400上の機器に記録されている動画、写真、音楽データ、及びWEBコンテンツなどを取得し、再生することができる。
MHL処理部273は、MHL規格に基づいて通信を行うインターフェースである。MHL処理部273は、MHL規格に基づいて信号処理を行う。また、MHL処理部273は、MHLケーブルを接続することができる図示されないUSB端子を有する。
携帯端末200は、MHL処理部273のUSB端子に接続された機器(ソース機器)から出力されたストリームを受信し、再生することができる。また、携帯端末200は、MHL処理部273のUSB端子に接続された機器(シンク機器)に対してストリームを出力することができる。
またさらに、MHL処理部273は、表示用映像信号及び再生用音声信号を重畳し、ストリームを生成することができる。即ち、MHL処理部273は、ディスプレイ234に表示させる映像及びスピーカ222から出力させる音声を含むストリームを生成することができる。
例えば、MHL処理部273のUSB端子にMHLケーブルが接続されており、ソース機器として動作する場合、制御部250は、表示用映像信号及び再生用音声信号をMHL処理部273に供給する。MHL処理部273は、表示用映像信号及び再生用音声信号を用いて種々のフォーマット(例えば1080i,60Hz)のストリームを生成することができる。即ち、携帯端末200は、ディスプレイ234に表示させる表示画面及びスピーカ222から再生される音声をストリームに変換することができる。制御部250は、生成したストリームをUSB端子に接続されたシンク機器に対して出力することができる。
また、携帯端末200は、図示しない電源部を備える。電源部は、バッテリーと、商用電源などから電力を受け取るアダプタと接続する為の端子(例えばDCジャック)と、を備える。電源部は、商用電源から受け取った電力をバッテリーに充電する。また、電源部は、バッテリーに充電されている電力を携帯端末200内の各部へ供給する。
記憶装置274は、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステイトドライブ(SSD)、または半導体メモリなどを備える。記憶装置274は、制御部250のCPU251により実行されるプログラム、アプリケーション、動画などのコンテンツ、及び種々のデータなどを記憶することができる。
図4は、MHL規格に基づいた通信の例を示す。なお、この実施形態では、携帯端末200がソース機器であり、映像処理装置100がシンク機器であるとして説明する。
携帯端末200のMHL処理部273は、トランスミッタ276と図示されないレシーバとを有する。また、映像処理装置100のMHL処理部175は、図示されないトランスミッタとレシーバ176とを有する。
トランスミッタ276とレシーバ176とは、MHLケーブルにより接続される。MHLケーブルは、VBUS、GND、CBUS、MHL+、及びMHL−などのラインを有する。
VBUSは、電力を伝送する為のラインである。例えば、シンク機器は、VBUSによりソース機器に+5Vの電力を供給する。ソース機器は、シンク機器からVBUSにより供給された電力により動作することができる。例えば、ソース機器である携帯端末200の電源部は、シンク機器からVBUSにより供給された電力をバッテリーに充電することができる。GNDは、接地されたラインである。
CBUSは、例えばコマンドなどの制御信号を伝送する為のラインである。CBUSは、例えば、DDC(Display Data Channel)コマンドまたはMSC(MHL Sideband channel)コマンドなどを双方向で伝送するために使用される。DDCコマンドは、EDID(Extended Display Identification Data)の読み出し、及びHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)認証などに使用される。EDIDは、ディスプレイなどのスペックに応じて予め設定されたディスプレイ情報のリストである。また、MSCコマンドは、図示されない各種レジスタのリードライト及びリモコン制御等に使用される。
例えば、シンク機器である映像処理装置100は、CBUSによりコマンドをソース機器である携帯端末200に対して出力する。携帯端末200は、受信したコマンドに応じて種々の処理を実行することができる。
ソース機器は、シンク機器に対してDDCコマンドを送信することにより、シンク機器とHDCP認証を行い、シンク機器からEDIDを読み出すことができる。
HDCPは、機器間で伝送される信号を暗号化する方式である。映像処理装置100及び携帯端末200は、HDCPに準拠した手順で鍵などの送受信を行い、相互認証を行う。互いに認証された場合、映像処理装置100及び携帯端末200は、互いに暗号化された信号をやりとりすることができる。携帯端末200は、映像処理装置100とのHDCP認証の途中で、EDIDを映像処理装置100から読み取る。
なお、携帯端末200は、HDCP認証の最中ではなく、別のタイミングでEDIDを映像処理装置100から取得する構成であってもよい。
また、携帯端末200は、映像処理装置100から取得したEDIDを解析し、映像処理装置100により処理が可能な解像度、色深度、及び伝送周波数などのフォーマットを示すディスプレイ情報を認識する。携帯端末200は、映像処理装置100が処理可能な解像度、色深度、及び伝送周波数などのフォーマットでストリームを生成する。
MHL+及びMHL−は、データを伝送する為のラインである。MHL+及びMHL−は、2つのラインで1対のツイストペアとして機能する。例えば、MHL+及びMHL−は、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)方式でデータを伝送するTMDS channelとして機能する。また、MHL+及びMHL−は、TMDS方式での同期信号(MHLクロック)を伝送することができる。
例えば、ソース機器は、TMDS channelによりストリームをシンク機器に対して出力することができる。即ち、ソース機器として機能するする携帯端末200は、ディスプレイ234に表示される映像(表示画面)及びスピーカ222から出力される音声が変換されたストリームをシンク機器である映像処理装置100に伝送することができる。映像処理装置100は、TMDS channelにより送信されたストリームを受け取り、受け取ったストリームに対して信号処理を施し、再生する。
また、映像処理装置100は、不揮発性メモリ154に記憶されているプログラムまたはアプリケーションを実行することにより、ネットワーク上の種々の情報をユーザに閲覧させる為のブラウザを起動することができる。映像処理装置100は、操作信号に応じて、ブラウザ上の種々の処理を実現することができる。例えば、映像処理装置100は、操作信号に応じて、ブラウザ上の項目の選択、及び文字入力欄の選択などを行うことができる。
また、映像処理装置100は、不揮発性メモリ154に記憶されているプログラムまたはアプリケーションを実行することにより、画面上で文字をユーザに選択させることにより文字列を生成することができるソフトウェアキーボード(文字入力機能)を起動することができる。映像処理装置100は、操作信号に応じて、ソフトウェアキーボード上の文字に対応したボタンなどをユーザに選択させる。映像処理装置100は、選択されたボタンに応じて文字列を生成することができる。
映像処理装置100は、操作に応じてブラウザを起動した場合、リモートコントローラ163のカーソルキーによる操作に応じてブラウザ上の項目を選択する。また、映像処理装置100は、カーソルキーによる操作によりブラウザ上の文字入力欄が選択された場合、ソフトウェアキーボードを起動する。映像処理装置100は、ソフトウェアキーボード起動中の数字キーによる操作により、文字列を生成することができる。映像処理装置100は、生成した文字列をMHLケーブルを介して携帯端末200に出力することができる。
また、携帯端末200の記憶装置274または不揮発性メモリ254は、例えば、オペレーティングシステム(OS)、及びOS上で実行可能な種々のアプリケーションを記憶している。記憶装置274または不揮発性メモリ254は、例えば、ブラウジングアプリケーション(ブラウザアプリ)、及び文字入力アプリケーション(文字入力アプリ)などを有する。
ブラウザアプリは、インターネットを閲覧する為のブラウザである。文字入力アプリは、タッチセンサ235による文字入力を容易にする為のプログラム(文字入力機能)である。
携帯端末200は、記憶装置274または不揮発性メモリ254に記憶されているブラウザアプリを実行することにより、ネットワーク上の種々の情報をユーザに閲覧させる為のブラウザを起動することができる。携帯端末200は、操作信号に応じて、ブラウザ上の種々の処理を実現することができる。例えば、携帯端末200は、操作信号に応じて、ブラウザ上の項目の選択、及び文字入力欄の選択などを行うことができる。
また、携帯端末200は、記憶装置274または不揮発性メモリ254に記憶されている第2の文字入力アプリを実行することにより、画面上で文字をユーザに選択させることにより文字列を生成することができるソフトウェアキーボードを起動することができる。携帯端末200は、操作信号に応じて、ソフトウェアキーボード上の文字に対応したボタンなどをユーザに選択させる。携帯端末200は、選択されたボタンに応じて文字列を生成することができる。携帯端末200は、生成した文字列を文字入力欄に入力する。また、携帯端末200は、MHLケーブルを介して映像処理装置100から出力された文字列を受信することができる。携帯端末200は、受信した文字列を文字入力欄に入力する。
これにより、携帯端末200は、文字入力欄に入力された文字列をキーワードとしてネットワーク400上からデータを取得することができる。携帯端末200は、取得したデータをディスプレイ234に表示させることができる。
さらに、映像処理装置100は、リモートコントローラ163または操作入力部161などにより生成された操作信号に基づいて、MHLケーブルにより接続された携帯端末を制御する為の制御信号を生成してもよい。この場合、映像処理装置100は、MHLケーブルのCBUSを介して制御信号を携帯端末200に送信する。これにより、映像処理装置100は、携帯端末200のブラウザアプリの動作を制御することができる。
なお、以下、映像処理装置100の文字入力機能を第1の文字入力機能と称し、携帯端末の文字入力機能を第2の文字入力機能と称して説明する。
図5は、送受信システム1の動作の例を示す。なお、図5は、携帯端末200上でブラウザが起動している場合の動作の例を示す。また、図6は、MHLケーブルにより映像が携帯端末200から映像処理装置100に出力されている場合の表示例を示す。
映像処理装置100は、リモートコントローラ163から送信された操作信号を受信する(ブロックB11)。映像処理装置100は、受信した操作信号を用いて制御信号を生成する。映像処理装置100は、生成した制御信号をMHLケーブルを介して携帯端末200に送信する(ブロックB12)。
映像処理装置100は、リモートコントローラ163から送信された操作信号を受信する(ブロックB11)。映像処理装置100は、受信した操作信号を用いて制御信号を生成する。映像処理装置100は、生成した制御信号をMHLケーブルを介して携帯端末200に送信する(ブロックB12)。
携帯端末200は、MHLケーブルを介して映像処理装置100から出力された制御信号を受信する(ブロックB21)。携帯端末200は、受信した制御信号に従って動作することにより、ブラウザ上で動作を実行する。また、携帯端末200は、タッチセンサ235または操作入力部264により生成された操作信号に従って、ブラウザ上での動作を実行する。即ち、携帯端末200は、映像処理装置100から出力された制御信号、または携帯端末200の操作手段により生成された操作信号に基づいてブラウザを動作させる。
例えば、図6に示されるように、携帯端末200は、文字入力欄601を含む画面をディスプレイ234に表示させる。また、携帯端末200は、MHLケーブルを介してストリームを映像処理装置100に出力する。これにより、映像処理装置100は、携帯端末200での表示画面をディスプレイ134に表示させることができる。即ち、映像処理装置100は、文字入力欄601を含む画面をディスプレイ134に表示させることができる。
さらに、携帯端末200は、携帯端末200のブラウザ上で文字入力欄が選択されたことを検知することができる。携帯端末200は、ブラウザ上で文字入力欄が選択されたことを検知した場合、文字入力欄を選択した動作が映像処理装置100から出力された制御信号によるものか、携帯端末200の操作手段により生成された操作信号によるものかを判定する(ブロックB22)。
携帯端末200は、文字入力欄を選択した動作が映像処理装置100から出力された制御信号によるものであると判定した場合、文字入力欄が選択されたことを示す情報を生成し、MHLケーブルを介して映像処理装置100に送信する(ブロックB23)。
映像処理装置100は、文字入力欄が選択されたことを示す情報を受信する(ブロックB13)。映像処理装置100は、文字入力欄が選択されたことを示す情報を受信した場合、第1の文字入力機能を起動する(ブロックB14)。
例えば、映像処理装置100は、第1の文字入力機能を起動した場合、文字を入力する為のウィンドウ602をディスプレイ134に表示させる。この場合、映像処理装置100は、携帯端末200から出力されたストリームにウィンドウ602を重畳させて表示させる。
ウィンドウ602は、表示領域603、文字ボタン604、及び確定ボタン605を含む。表示領域603は、文字ボタン604により入力された文字列が表示される欄である。
文字ボタン604は、リモートコントローラ163の数字キーなどに対応するボタンが複数配置されたボタン郡である。即ち、文字ボタン604は、文字とリモートコントローラ163の数字キーとを対応付ける入力インターフェースである。映像処理装置100の制御部150は、文字ボタン604に対する操作に応じて、文字列を生成する。制御部150は、生成した文字列を表示領域603に表示させる。
確定ボタン605は、表示領域603に表示されている文字列を確定する為のボタンである。
映像処理装置100は、ウィンドウ602表示中のリモートコントローラ163の数字キーの操作に基づいて、文字列を生成することができる(ブロックB15)。
映像処理装置100は、文字列の生成を文字列が確定されるまで実行する(ブロックB16)。例えば、映像処理装置100は、確定ボタン605の操作に応じて文字列を確定させる。なお、映像処理装置100は、リモートコントローラ163のカーソルキー及び決定キーなどの操作に基づいて、確定ボタン605を選択することができる。
映像処理装置100は、確定ボタン605が選択された場合、表示領域603に表示されている文字列をMHLケーブルを介して携帯端末200に送信する(ブロックB17)。
携帯端末200は、映像処理装置100から出力された文字列を受信する(ブロックB24)。この場合、携帯端末200は、受信した文字列を表示画面中の文字入力欄601に表示させる。
さらに、携帯端末200は、表示画面の文字入力欄601に表示されている文字列をキーワードとしてネットワーク400上で検索を実行する(ブロックB25)。この結果、携帯端末200は、ネットワーク400上からデータを取得することができる(ブロックB26)。携帯端末200は、取得したデータをディスプレイ234に表示させる(ブロックB27)。これにより、携帯端末200は、映像処理装置100から出力された文字列に基づいてネットワーク400上から取得したデータを映像処理装置100のディスプレイ134にも表示させることができる。
また、ブロックB22で、文字入力欄を選択した動作が携帯端末200の操作手段により生成された操作信号によるものであると判定した場合、携帯端末200の制御部250は、第2の文字入力機能を起動する(ブロックB28)。
携帯端末200は、第2の文字入力機能を起動した場合、文字を入力する為のウィンドウをディスプレイ234に表示させる。この場合、携帯端末200は、第2の文字入力アプリの起動中の操作に応じて、文字列を生成する(ブロックB29)。
さらに、携帯端末200は、ブロックB29で生成した文字列をキーワードとしてネットワーク400上で検索を実行する(ブロックB30)。この結果、携帯端末200は、ネットワーク400上からデータを取得することができる(ブロックB26)。携帯端末200は、取得したデータをディスプレイ234に表示させる(ブロックB27)。これにより、携帯端末200は、映像処理装置100から出力された文字列に基づいてネットワーク400上から取得したデータを映像処理装置100のディスプレイ134にも表示させることができる。
上記したように、携帯端末200は、シンク機器である映像処理装置100から送信された信号に基づいて携帯端末200のアプリケーション内の文字入力欄が選択された場合、文字入力欄が選択されたことを映像処理装置100に通知する。この場合、映像処理装置100は、自身の第1の文字入力機能を実行し、文字列を生成し、生成した文字列を携帯端末200に送信する。
これにより、携帯端末200は、シンク機器の操作によって文字入力欄が選択された場合、シンク機器により操作が可能な第1の文字入力機能をシンク機器に実行させることができる。即ち、シンク機器である映像処理装置100は、ソース機器である携帯端末200の文字入力機能を制御することができる。この結果、より高い利便性を有する受信装置、送信装置、及び送受信システムを提供することができる。
なお、携帯端末200は、映像処理装置100側の第1の文字入力機能により生成された文字列を用いるのではなく、携帯端末200側の第2の文字入力機能を映像処理装置100に制御させる構成であってもよい。
図7は、送受信システム1の動作の他の例を示す。なお、図7は、携帯端末200上でブラウザが起動している場合の動作の例を示す。また、図8は、MHLケーブルにより映像が携帯端末200から映像処理装置100に出力されている場合の表示例を示す。
映像処理装置100は、リモートコントローラ163から送信された操作信号を受信する(ブロックB41)。映像処理装置100は、受信した操作信号を用いて制御信号を生成する。映像処理装置100は、生成した制御信号をMHLケーブルを介して携帯端末200に送信する(ブロックB42)。
携帯端末200は、MHLケーブルを介して映像処理装置100から出力された制御信号を受信する(ブロックB51)。携帯端末200は、受信した制御信号に従って動作することにより、ブラウザ上で動作を実行する。また、携帯端末200は、タッチセンサ235または操作入力部264により生成された操作信号に従って、ブラウザ上での動作を実行する。即ち、携帯端末200は、映像処理装置100から出力された制御信号、または携帯端末200の操作手段により生成された操作信号に基づいてブラウザを動作させる。
例えば、図8に示されるように、携帯端末200は、文字入力欄801を含む画面をディスプレイ234に表示させる。また、携帯端末200は、MHLケーブルを介してストリームを映像処理装置100に出力する。これにより、映像処理装置100は、携帯端末200での表示画面をディスプレイ134に表示させることができる。即ち、映像処理装置100は、文字入力欄801を含む画面をディスプレイ134に表示させることができる。
さらに、携帯端末200は、携帯端末200のブラウザ上で文字入力欄が選択されたことを検知することができる。携帯端末200は、ブラウザ上で文字入力欄が選択されたことを検知した場合、文字入力欄を選択した動作が映像処理装置100から出力された制御信号によるものか、携帯端末200の操作手段により生成された操作信号によるものかを判定する(ブロックB52)。
携帯端末200は、文字入力欄を選択した動作が映像処理装置100から出力された制御信号によるものであると判定した場合、第2の文字入力機能を起動する(ブロックB53)。即ち、携帯端末200は、第2の文字入力機能を起動した場合、文字を入力する為のウィンドウ802をディスプレイ134に表示させる(ブロックB53)。
ウィンドウ802は、シンク機器である映像処理装置100から送信された信号に基づいて文字列を生成する為の入力インターフェースである。携帯端末200は、記憶装置274、または不揮発性メモリ254に複数の種類の文字入力用の画面を保持している。
携帯端末200は、MHLケーブルにより接続されている映像処理装置100の種類、及び仕様などに基づいて、記憶装置274または不揮発性メモリ254から文字入力用の画面を読み出す。携帯端末200は、読み出した文字入力画面を用いて、ウィンドウ802を生成する。即ち、携帯端末200は、MHLケーブルにより接続されている映像処理装置100に応じたウィンドウ802をディスプレイ234及び映像処理装置100のディスプレイ134に表示させることができる。
ウィンドウ802は、表示領域803、文字ボタン804、及び確定ボタン805を含む。表示領域803は、文字ボタン804により入力された文字列が表示される欄である。
文字ボタン804は、映像処理装置100のリモートコントローラ163の数字キーなどに対応するボタンが複数配置されたボタン郡である。即ち、文字ボタン804は、文字とリモートコントローラ163の数字キーとを対応付ける入力インターフェースである。
映像処理装置100は、リモートコントローラ163から送信された操作信号を受信する(ブロックB43)。映像処理装置100は、受信した操作信号を用いて携帯端末200に送信する制御信号を生成する。映像処理装置100は、生成した制御信号をMHLケーブルを介して携帯端末200に送信する(ブロックB44)。即ち、映像処理装置100は、リモートコントローラ163により1つの入力毎に制御信号を生成し、携帯端末200に送信する。
携帯端末200は、映像処理装置100から出力された制御信号を受信する(ブロックB54)。この場合、携帯端末200は、受信した制御信号に基づいて文字列を生成する(ブロックB55)。携帯端末200は、生成した文字列を表示画面中の文字入力欄801に表示させる。これにより、携帯端末200は、映像処理装置100のディスプレイ134に表示されている文字入力欄に逐次文字列を表示させることができる。
確定ボタン805は、表示領域803に表示されている文字列を確定する為のボタンである。
例えば、映像処理装置100から確定ボタン805を選択する制御信号を受け取った場合、携帯端末200の制御部250は、確定ボタン805が選択されたと判断する。この場合、携帯端末200は、表示領域803に表示されている文字列を確定させる。即ち、携帯端末200は、表示領域803に表示されている文字列を文字入力欄801に入力する。なお、映像処理装置100は、リモートコントローラ163のカーソルキー及び決定キーなどの操作に基づいて、確定ボタン805を選択させる制御信号を生成することができる。
上記したように、映像処理装置100から確定ボタン805を選択する制御信号を受け取った場合、携帯端末200は、表示画面の文字入力欄801に表示されている文字列をキーワードとしてネットワーク400上で検索を実行する(ブロックB56)。この結果、携帯端末200は、ネットワーク400上からデータを取得することができる(ブロックB57)。携帯端末200は、取得したデータをディスプレイ234に表示させることができる(ブロックB58)。これにより、携帯端末200は、映像処理装置100の操作により生成された文字列に基づいてネットワーク400上から取得したデータを映像処理装置100のディスプレイ134にも表示させることができる。
また、ブロックB52で、文字入力欄を選択した動作が携帯端末200の操作手段により生成された操作信号によるものであると判定した場合、携帯端末200の制御部250は、第2の文字入力機能を起動する(ブロックB59)。
携帯端末200は、第2の文字入力機能を起動した場合、文字を入力する為のウィンドウをディスプレイ234に表示させる。この場合、携帯端末200は、第2の文字入力アプリの起動中の操作に応じて、文字列を生成する(ブロックB60)。
さらに、携帯端末200は、ブロックB60で生成した文字列をキーワードとしてネットワーク400上で検索を実行する(ブロックB56)。この結果、携帯端末200は、ネットワーク400上からデータを取得することができる(ブロックB57)。携帯端末200は、取得したデータをディスプレイ234に表示させることができる(ブロックB58)。これにより、携帯端末200は、映像処理装置100の操作により生成された文字列に基づいてネットワーク400上から取得したデータを映像処理装置100のディスプレイ134にも表示させることができる。
上記したように、携帯端末200は、シンク機器である映像処理装置100から送信された信号に基づいて携帯端末200のアプリケーション内の文字入力欄が選択された場合、第2の文字入力機能を起動する。さらに、携帯端末200は、映像処理装置100から供給された信号に基づいて文字列を逐次生成する。
これにより、携帯端末200は、シンク機器の操作によって文字入力欄が選択された場合、第2の文字入力機能をシンク機器により制御させることができる。この結果、より高い利便性を有する受信装置、送信装置、及び送受信システムを提供することができる。
なお、上記の実施形態では、映像処理装置100が第1の文字入力機能を備える構成であると説明したが、この構成に限定されない。映像処理装置100は、第1の文字入力機能を備えていなくてもよい。この場合、携帯端末200は、映像処理装置100が第1の文字入力機能を備えているか否か判断し、判断した結果に応じて処理を切り替える。
例えば、携帯端末200は、映像処理装置100が第1の文字入力機能を備えていると判断した場合、図5のブロックB23乃至B25の処理を行う。また、携帯端末200は、映像処理装置100に図5のブロックB13乃至B17の処理を実行させる。
また、例えば、携帯端末200は、映像処理装置100が第1の文字入力機能を備えていないと判断した場合、図7のブロックB53乃至B55の処理を行う。また、携帯端末200は、映像処理装置100に図7のブロックB43乃至B44の処理を実行させる。
これにより、携帯端末200は、映像処理装置100が第1の文字入力機能を備えているか否かに応じて適した文字の入力方法を切り替える事ができる。
またさらに、携帯端末200は、予め設定された設定に基づいて、文字の入力方法を切り替える構成であってもよい。即ち、携帯端末200は、予め図5の処理と図7の処理のどちらを実行するかが設定されていてもよい。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…送受信システム、100…映像処理装置、101…アンテナ、111…チューナ、112…復調部、113…信号処理部、121…音声処理部、122…スピーカ、131…映像処理部、133…表示処理部、134…ディスプレイ、150…制御部、151…CPU、152…ROM、153…RAM、154…EEPROM、160…ストレージ、161…操作入力部、162…受光部、163…リモートコントローラ、171…LANインターフェース、173…有線通信部、174…HDMI処理部、175…MHL処理部、200…携帯端末、222…スピーカ、223…マイク、234…ディスプレイ、235…タッチセンサ、250…制御部、251…CPU、252…ROM、253…RAM、254…不揮発性メモリ、264…操作入力部、271…通信部、273…MHL処理部、274…記憶装置、300…無線通信端末、400…ネットワーク。
Claims (6)
- MHL規格に基づくMHLケーブルにより接続された受信装置にストリームを送信する送信装置であって、
文字を入力する為の文字入力欄を含む表示画面を生成するブラウザ部と、
前記表示画面に基づいてストリームを生成し、生成した前記ストリームを前記受信装置に対して出力するストリーム出力部と、
前記受信装置から制御信号を受け取る制御信号受信部と、
前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、前記制御信号に基づいて文字列を生成する文字入力部と、
を具備する送信装置。 - 前記文字入力部は、前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、前記受信装置の文字入力機能を起動させる請求項1に記載の送信装置。
- 前記文字入力部は、前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、文字を入力する為の文字入力画面を前記表示画面に重畳させる請求項1に記載の送信装置。
- 前記文字入力部は、前記受信装置の種類に応じて予め設定された複数の文字入力画面を備え、前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、前記受信装置に応じた文字入力画面を前記表示画面に重畳させる請求項3に記載の送信装置。
- MHL規格に基づくMHLケーブルにより接続された送信装置から送信されたストリームを受信する受信装置であって、
前記送信装置から送信されたストリームを受信するストリーム受信部と、
前記ストリームを再生するストリーム再生部と、
操作入力に基づいて制御信号を生成する制御信号生成部と、
前記制御信号を前記送信装置に送信する制御信号送信部と、
前記送信装置で前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、操作に基づいて文字列を生成し、生成した文字列を前記制御信号として前記送信装置に送信する文字入力部と、
を具備する受信装置。 - ストリームを送信する送信装置と、MHL規格に基づくMHLケーブルにより接続された前記送信装置から送信されたストリームを受信する受信装置と、を有する送受信システムであって、
前記送信装置は、
文字を入力する為の文字入力欄を含む表示画面を生成するブラウザ部と、
前記表示画面に基づいてストリームを生成し、生成した前記ストリームを前記受信装置に対して出力するストリーム出力部と、
前記受信装置から制御信号を受け取る制御信号受信部と、
前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、前記制御信号に基づいて第1の文字列を生成する文字入力部と、
を具備し、
前記受信装置は、
前記送信装置から送信されたストリームを受信するストリーム受信部と、
前記ストリームを再生するストリーム再生部と、
操作入力に基づいて制御信号を生成する制御信号生成部と、
前記制御信号を前記送信装置に送信する制御信号送信部と、
前記送信装置で前記制御信号により文字入力欄が選択された場合、操作に基づいて文字列を生成し、生成した文字列を前記制御信号として前記送信装置に送信する第2の文字入力部と、
を具備する送受信システム。
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