JP2017020755A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Hirotoshi Watanabe
浩俊 渡邊
義明 藤木
Yoshiaki Fujiki
義明 藤木
康位 山崎
Yasutaka Yamazaki
康位 山崎
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【課題】扉を全開に引き出したときでも貯蔵室側のストッパに加わる衝撃を抑制することが可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】枠部材180と接触しながら当該枠部材180を前後方向に移動可能に支持する箱ベアリング182と、枠部材180の背面側に設けられて枠部材180の正面側への移動を制限する突起176と、箱側レール178に形成された溝189内を回転しながら前後方向に移動可能な枠ベアリング181と、溝189の正面側に設けられて枠ベアリング181の正面側への移動を制限するストッパ部材183と、を備え、箱ベアリング182と突起176との当接位置から枠ベアリング181とストッパ部材183との当接位置までの距離以上に前記枠ベアリングが移動するようにした。
【選択図】図16

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫では、引き出された収納容器に食品等を入れたり、又は、収納容器から食品等を取り出したりする際には、収納容器の出し入れのし易さの観点から、引き出される収納容器の開口は広く設けられることが好ましい。そこで、扉の引き出し量を大きくする技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1には、収納ケース(収納容器)を支持するフレームと、フレームの後部に形成されるとともに貯蔵室の側壁に面して開口する前後に延びた案内溝と、案内溝内を前後にスライドするスライダと、スライダの後部に水平軸で軸支される移動ローラと、貯蔵室の側壁に前後に延びて突設されて移動ローラを案内する固定レールとを備えた冷蔵庫が記載されている。
特開2009−14266公報
しかしながら、収納容器の開口を広く(全開に)引き出したときに、貯蔵室側に設けられたストッパに衝撃が加わるため、ストッパの強度を高めるなどしてストッパの破損を防止する必要があった。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、扉を全開にしたときでも貯蔵室側のストッパに加わる衝撃を抑制することが可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、貯蔵室と、前記貯蔵室に収納される収納容器と、前記収納容器を前記貯蔵室から引き出し、及び、前記収容容器を前記貯蔵室に収容する収納容器引出収容機構と、を備える冷蔵庫において、前記収納容器引出収容機構は、前記貯蔵室に設けられて前後方向に延在する貯蔵室レールと、前記収納容器を支持する枠部材と、前記貯蔵室レールに沿って延在するインナーメンバ、前記インナーメンバに対向して配置されるアウターメンバ、及び、前記インナーメンバと前記アウターメンバの双方に接触しながら回転することで前記インナーメンバと前記アウターメンバとを独立して移動可能にする転動体と、を備えたスライドレールと、を有し、前記インナーメンバ及び前記アウターメンバのうちの一方が前記枠部材に固定され、前記枠部材と接触しながら当該枠部材を前記前後方向に移動可能に支持する箱ベアリングと、前記枠部材の背面側に設けられて前記枠部材の正面側への移動を制限する第1のストッパと、前記貯蔵室レールに形成された溝内を回転しながら前記前後方向に移動可能な枠ベアリングと、前記溝の正面側に設けられて前記枠ベアリングの正面側への移動を制限する第2のストッパと、を備え、前記箱ベアリングと前記第1ストッパとの当接位置から前記枠ベアリングと前記第2のストッパとの当接位置までの距離以上に前記枠ベアリングが移動することを特徴とする。
本発明によれば、扉を全開に引き出したときでも貯蔵室側のストッパに加わる衝撃を抑制することが可能な冷蔵庫を提供できる。
第1実施形態の冷蔵庫の正面図である。 収納容器を野菜室から最大に引き出したときの斜視図である。 収納容器を野菜室から最大に引き出したときの縦断面図である。 収納容器を支持するフレームを背面右側から見たときの斜視図である。 収納容器を支持するフレームを背面左側から見たときの斜視図である。 フレームを野菜室から最大に引き出した状態を示す斜視図である。 フレームが野菜室に収容されたときの様子を示す斜視図である。 枠部材とスライドレールを示す分解斜視図である。 枠部材とスライドレールの組立後を示す側面図である。 図9のA−A線断面図である。 図9の部材の後端を枠ベアリング側から見たときの斜視図である。 図9の部材の後端を枠部材側から見たときの側面図である。 貯蔵室側に設けられる箱側レールを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は(a)のC−C線断面図、(d)は(a)のD−D線断面図である。 枠部材とスライドレールと箱側レールの構成を示す断面図である。 図6のE−E線断面図である。 収納容器を野菜室から引き出すときの動作説明図であり、(a)は枠ベアリングがストッパ部材に当接した状態、(b)は枠部材が箱ベアリングに当接した状態である。 収納容器が最大限正面側に引き出されたときの縦断面図である。 枠部材とインナーメンバとの固定方法の第2実施形態を示す側面図である。
以下、図面を適宜参照しながら、本発明を実施するための形態(本実施形態)を説明する。なお、以下で適宜参照する図面では、図示の簡略化のために、特に断らない限り、収納容器101の図示を省略することがある。また、以下の説明におけるフルオープンとは、野菜室100(貯蔵室)から収納容器101の全体が引き出されている状態を意味する(図3参照)。
図1は、第1実施形態の冷蔵庫10の正面図である。図1に示す冷蔵庫10は、冷蔵庫本体1の正面に、冷蔵室左扉2と、冷蔵室右扉3と、製氷室扉4aと、急速冷凍室扉4bと、冷凍室扉5と、野菜室扉6とを備えている。冷蔵室左扉2は、上ヒンジ7a及び下ヒンジ8aにより、紙面手前方向に回動可能になっている。さらに、冷蔵室右扉3は、上ヒンジ7b及び下ヒンジ8bにより、紙面手前方向に回動可能になっている。即ち、冷蔵室左扉2及び冷蔵室右扉3は観音開き可能に備えられ、これらと冷蔵庫本体1とにより形成される空間に、冷蔵室(図示しない)が形成されている。
また、製氷室扉4a、急速冷凍室扉4b及び冷凍室扉5は、紙面手前方向に引き出し可能になっている。そして、これらと冷蔵庫本体1とにより形成される空間に、製氷室、急速冷凍室及び冷凍室(いずれも図示しない)がそれぞれ形成されている。野菜室扉6も同様に、紙面手前方向に引き出し可能になっている。さらに、これと冷蔵庫本体1とにより構成される空間に、野菜室100(野菜等の貯蔵物が貯蔵される野菜室、図4参照)が形成されている。
図2は、収納容器を野菜室から最大に引き出したときの斜視図である。なお、収納容器101には、野菜等が収納されるほか、ボトル飲料等が収納される。
図2に示すように、野菜室100では、冷蔵庫本体1の内箱124が野菜室100の壁面(左壁100a、右壁100b、底壁100c及び後壁100d)を構成している。また、野菜室100と冷凍室(不図示)とを仕切る断熱仕切壁(図示せず)によって、野菜室100の上壁が構成されている。従って、野菜室100では、壁面(左壁100a、右壁100b、底壁100c及び後壁100d)と図示しない上壁と野菜室扉6によって野菜室100の密閉性が確保される。
野菜室100では、収納容器101が、正面側と背面側とに(以下、「前後方向に」ということがある)引出自在に収容されている。この収納容器101は、下段容器102と上段容器103とによって構成されている。上段容器103は、下段容器102の上部に配置されている。また、上段容器103にはロックハンドル106が設けられ、使用者がロックハンドル106をロック操作することで、上段容器103が下段容器102とともに前後方向に移動可能になる。また、ロックハンドル106をロック解除操作することで、下段容器102の位置を維持したまま上段容器103が前後方向に移動可能になる。
また、下段容器102の左右両側部には前後方向に延在する鍔部102aが形成され(右側のみ図示)、この鍔部102aが後記する枠部材180(収納容器引出収容機構)に当接して支持されている。また、上段容器103の左右側部には前後方向に延在する鍔部103aが形成され(右側のみ図示)、この鍔部103aが下段容器102の鍔部102a上を前後方向に移動可能になっている。
図3は、収納容器を野菜室から最大に引き出したときの縦断面図である。
図3に示すように、野菜室100の背面側には、圧縮機(図示せず)等を庫外に配置するための機械室107が形成されている。また、野菜室100の背面側(奥側)には、下段容器102及び上段容器103の内部を冷却するための冷気吹き出し口(不図示)が配置されている。また、下段容器102には、ガラス製の仕切り104が備えられている。これにより、下段容器102が前後二つの区画に分割されている。そして、上段容器103は、下段容器102の二つの区画のうちの背面側の空間上部を覆うように配置されている。
図4及び図5は、収納容器101を支持するフレーム161の斜視図である。
図4及び図5において、図示しない収納容器101は、その左右両側面を挟むようにして、フレーム161に支持される。フレーム161は、前後方向(正面⇔背面)に延在する左右一対の枠部材180と、左側の枠部材180と右側の枠部材180とを接続する略コ字状に形成された接続部材166と、後記する左右のスライドレール179(収納容器引出収容機構)同士を接続する棒状の横断枠167と、を備えて構成されている。
また、枠部材180には、収納容器101を前後方向に移動させるためのスライドレール179が備えられている。スライドレール179は、枠部材180に固定されている。スライドレール179が前後方向に伸縮することで、収納容器101が引き出され、また、収容されるようになっている。このスライドレール179の構成の詳細については後記する。
左右に備えられた枠部材180は、それぞれ、フレーム固定部169を介して接続部材166が固定され、横断枠167とともにフレーム161を構成している。さらに、枠部材180の正面側には、野菜室扉6を固定するための扉固定部162が備えられている。この扉固定部162に取り付けられた野菜室扉6を使用者が正面側に引き出し、又は押し込むことによって、収納容器101が野菜室100から引き出され、又は、野菜室100に収容されるようになっている。
接続部材166は、図示しない収納容器101の底面を支持する底板166aと、この底板166aの左右両端から収納容器101の左右側面に沿って上向きに延びる側板166b,166bとを有している。このように、収納容器101は、枠部材180と接続部材166とによって支持されている。また、収納容器101は、鍔部102a(図2参照)に形成された突起部(不図示)が枠部材180に形成された孔180mに嵌合することにより、前後方向の動きが規制されるようになっている。
また、スライドレール179の背面側(後端部)には、左右のスライドレール179を接続するように、横断枠167が取り付けられている。横断枠167を設けることで、スライドレール179が内倒れするのを抑制するようになっている。
図6は、フレームを野菜室から最大に引き出した状態を示す斜視図である。
図6に示すように、フレーム161に設けられた接続部168(図4及び図5参照)には、収納容器101の前後方向への移動をサポートするための容器駆動機構200が接続されている。この容器駆動機構200は電動式のものであり、使用者が開スイッチ201を押下することで、収納容器101が正面側に移動するために必要な力を、接続部168を介して収納容器101に与えるものである。
この容器駆動機構200は、収納容器101等が移動中全ての区間で収納容器101に力を付与するのではなく、使用者が開スイッチ201を押下等した後一度のみ、収納容器101に正面側に移動する力を付与するようになっている。即ち、枠部材180によって収納容器101を完全に正面側に引き出し可能な程度の力が、一度のみ、収納容器101に与えられることになる。これにより、収納容器101が引き出されている途中で使用者が所望の位置で収納容器101を止めやすくなる。
図7は、フレームが野菜室に収容されたときの様子を示す斜視図である。なお、図7では簡略化のために図示していないが、実際には、収納容器101がフレーム161に支持された状態で、フレーム161及び収納容器101が野菜室100に収容される。また、スライドレール179は、内箱124の左右両側面に設けられた箱側レール178(貯蔵室レール、収納容器引出収容機構、左側のみ図示)に沿って移動可能になっている。また、スライドレール179が枠部材180ととともに前後方向に移動することで、これにより、収納容器101の引き出し及び収容がされるようになっている。箱側レール178の詳細な構成については、図13を参照しながら後記する。
図8は、枠部材とスライドレールを示す分解斜視図である。なお、左右の枠部材180及び左右のスライドレール179は、左右対称形状であるので(図4及び図5参照)、以下では、左側の枠部材180及びスライドレール179を参照しながら説明する。
図8に示すように、スライドレール179は、アウターメンバ184と、インナーメンバ185と、ボール188(転動体)と、リテーナ191と、を備えて構成されている。
アウターメンバ184は、前後方向に沿って延びる側面部184aと、ボール188が当接する上面部184b及び下面部184cと、を有している。また、アウターメンバ184には、側面部184aの前端(正面側)に切り起こし形状のストッパ184dが形成されている。
また、アウターメンバ184の後端(背面側)には、枠ベアリング181(図4及び図5参照)及び横断枠167(図4及び図5参照)が取り付けられる連結部材192が連結されている。アウターメンバ184の後端には、リベット193,193が挿通される貫通孔184eが前後方向に並んで形成されている。リベット193は、例えば、ブラインドリベットと称されるものが想定されるが、リベットに限らず、ねじやスポット溶接であっても良い。
連結部材192は、側面視において略矩形状に形成され、枠部材180の後端180sと対向する位置に配置されるようにアウターメンバ184に取り付けられている。また、連結部材192には、貫通孔184e,184eに対応する位置に貫通孔192a,192aが形成されている。本実施形態では、強度を最優先に考慮して、連結部材192をアウターメンバ184に取り付ける方式としているが、逆に連結部材192をインナーメンバ185に取り付ける方式であっても良い。
インナーメンバ185は、アウターメンバ184に対向して配置され、前後方向に沿って伸びる側面部185aと、ボール188が当接する上面部185b及び下面部185cと、を有している。側面部185aには、後端近傍にアウターメンバ184側に切り起こされたストッパ185sが形成されている。また、インナーメンバ185の前端185uがアウターメンバ184側に曲げ形成されている。
また、側面部185aには、リベット187(収納容器引出収容機構)が挿通される貫通孔185dが前後方向に間隔を空けて複数箇所(本実施形態では4箇所)に形成されている。貫通孔185dは、前側の間隔が広く形成され、後側の間隔が前側より狭く形成されている。
また、側面部185aには、前側から一番目の貫通孔185dと二番目の貫通孔185dとの間に、位置決め用の位置決め凸部185eが形成されている。また、側面部185aの枠部材180側の面には、二番目の貫通孔185dと三番目の貫通孔185dとの間に、位置決め用の位置決め凸部185e,185eが前後に間隔を空けて形成されている。
ボール188は、アウターメンバ184の上面部184bとインナーメンバ185の上面部185bとの間において、前後方向に複数個並んで保持される。また、ボール188は、アウターメンバ184の下面部184cとインナーメンバ185の下面部185cとの間において、前後方向に複数個並んで保持される。各ボール188は、インナーメンバ185とアウターメンバ184との双方に接触しながら回転することでインナーメンバ185とアウターメンバ184とを独立して移動可能にするものである。なお、転動体としてのボール188に替えて、コロを適用してもよい。
リテーナ191は、各ボール188を回転自在に保持するものであり、上下にそれぞれ各ボール188を独立して保持する孔189aを有している。また、リテーナ191は、アウターメンバ184の長手方向の略半分の長さで形成されている。
スライドレール179がこのように独立して移動可能なインナーメンバ185とアウターメンバ184とを備えて構成されていることで、収納容器101の引き出し量がより多く確保される。即ち、詳細は後記するが、はじめにインナーメンバ185とアウターメンバ184とが一体となって正面側に移動した後、所定の位置より正面側ではインナーメンバ185のみが正面側に移動することで、収納容器101の引き出し量がより多く確保される。
枠部材180は、前後方向に沿って延びる側面部180aと、側面部180aの上縁においてインナーメンバ185側に曲げ形成される上面部180bと、側面部180aの下縁においてインナーメンバ185側に曲げ形成される下面部180c(図5参照)と、を有している。
側面部180aには、リベット187が挿通される貫通孔180dが前記貫通孔185dに対応する位置に形成されている。また、側面部180aには、前記した位置決め凸部185eと対応する位置に位置決め凹部(孔)180eが形成されている。
このように構成されたスライドレール179及び枠部材180において、位置決め凸部185eを位置決め凹部(孔)180eに嵌合して位置決めする。そして、リベット187を枠部材180の貫通孔180dとインナーメンバ185の貫通孔185dに挿通し、リベット187用の設備を用いることで、枠部材180にインナーメンバ185が固定(圧着)される。これにより、インナーメンバ185の後端185tと枠部材180の後端180sとがほぼ同一面となるようにして、インナーメンバ185と枠部材180とが固定される。また、アウターメンバ184は、インナーメンバ185及び枠部材180に対して前後方向にスライド動作可能になっている。
図9は、枠部材とスライドレールの組立後を示す側面図、図10は、図9のA−A線断面図である。なお、図9では、連結部材192に取り付けられる後記する緩衝部材197の図示を省略している。
図9に示すように、枠部材180には、側面部180aと下面部180cとの境界である角部に、枠部材180を補強するための(剛性を高めるための)リブ(補強部)180fが複数箇所(本実施形態では、6箇所)に形成されている。また、リブ180fは、枠部材180の前後方向の中央よりも後ろ寄りに形成されている。
また、最も後側に位置するリブ180fと後ろから2番目に位置するリブ180fとの間における前後方向の間隔は、他のリブ180f,180f同士の前後の間隔よりも狭く形成されている。このように、枠部材180にリブ180fを形成することにより、枠部材180の剛性が向上し、野菜室扉6を全開(フルオープン)にしたときに枠部材180が収納容器101の荷重を受けることによって生じる枠部材180の捩れを低減することが可能になる。
また、枠部材180の下面部180cの後端には、フルオープン時に箱ベアリング182(支持体、収納容器引出収容機構、図3参照)が接触して、野菜室扉6の引き出し動作を規制する突起176が形成されている。この突起176の近傍には、前記したリブ180f,180fが互いに近接して配置されている。
なお、本実施形態では、補強部としてリブ180fを例に挙げて説明したが、リブ180fに限定されるものではなく、(1)枠部材180の材料強度を上げるようにしてもよく、(2)枠部材180の板厚を増すようにしてもよく、(3)別部材をスポット溶接で枠部材180に取り付けるようにしてもよく、(4)枠部材180を分割して構成し、後端側の板厚または材料強度を上げるようにしてもよく、またはこれらを組み合わせて構成してもよい。
図10に示すように、枠部材180には、インナーメンバ185がリベット187を介して固定されている。なお、図10では、固定する前のリベット187を併せて図示している。また、図示省略するが、その他の場所のリベット187についても同様に構成されている。
リベット187は、先端に円筒状の中空部187aが形成された中空リベットで構成されている。このリベット187は、枠部材180の貫通孔180dとインナーメンバ185の貫通孔185dに挿通された後、貫通孔185dから突出した中空部187aの先端が開口縁部に押し当てられるように広げられることで、枠部材180とインナーメンバ185とが接合される。
ところで、枠部材180とインナーメンバ185とをリベットで固定する際、インナーメンバ185からのリベットの出っ張りが大きいとリテーナ191に接触して、スライドレール179におけるスライド機能が働かなくなる虞がある。さらに、枠部材180とインナーメンバ185とを固定する際の接続強度を確保する必要もある。つまり、強度を保ちつつ、省スペースを実現する必要があり、本実施形態では中空リベットとしている。しかし、強度やスペースに余裕がある場合は、例えば、ねじを使用して固定したり、溶接を利用して接続しても良く、またはカシメによって接続しても良い。
そこで、本実施形態では、リベット187として中空リベットを採用することにより、インナーメンバ185からのリベット187の出っ張り量を少なくできるので(図10参照)、リベット187がリテーナ191に接触するのを防止することができる。さらに、中空リベットを使用することで、強固に接続することが可能になる。
図11は、図9の部材を枠ベアリング側から見たときの斜視図である。
図11に示すように、連結部材192の右側面には、枠ベアリング181が回転自在に支持されている。この枠ベアリング181の回転軸(中心軸)181aは、軸方向が左右方向に向いている。また、枠ベアリング181は、例えば、アウターレースにポリアセタール樹脂を使用し、ボールとインナーレースにスチールを使用したもので構成されている。
また、枠ベアリング181は、箱側レール178に形成された溝189内を回転しながら箱側レール178に沿って前後方向に移動可能になっている。従って、枠ベアリング181が回転しながら前後方向に移動することで、アウターメンバ184(スライドレール179)が前後方向に移動するようになっている。
また、連結部材192の上部には、緩衝部材197がねじ198を介して固定されている。この緩衝部材197は、合成樹脂などで形成され、連結部材192の背面側(後面側)に位置する背面部197aと、連結部材192の上面側に位置する上面部197bと、連結部材192の前面側に位置する前面部197cと、を有して構成されている。なお、連結部材192は、合成樹脂に限定されるものではなく、ゴムなどの別の材料であってもよい。
図12は、図9の部材の後端を枠部材側から見たときの側面図である。
図12に示すように、緩衝部材197の前面部197cは、枠部材180の後端180sの上部と対向する高さに位置している。これにより、枠部材180と連結部材192とが最も接近したときに、枠部材180の後端180sと緩衝部材197とが接触するので、ストッパ184d(図8参照)と前端185u(図8参照)とが衝突するのを防止できる。このように、緩衝部材197と枠部材180とが衝突するので、ストッパ184dと前端185uとが衝突する場合よりも、衝突音(騒音)や振動を低減することができる。
図13は、貯蔵室側に設けられる箱側レールを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は(a)のC−C線断面図、(d)は(a)のD−D線断面図である。
図13(a)に示すように、箱側レール178は、枠ベアリング181(図11参照)が回転しながら前後方向に案内される溝189が形成されている。この溝189の外側(図13(a)における右側の側部)には、枠ベアリング181が途中で外れることを防止するためのガイド壁190が形成されている。ただし、箱側レール178の成型に際して、その背面側端部178bの近傍にはガイド壁190を形成することが難しい。そのため、ガイド壁190が無い部分から枠ベアリング181が外れてしまうことを防止するため、ガイド壁190が無い部分に枠ベアリング181が到達することを防止するためのリブ186が形成されている。即ち、箱側レール178の背面側(後端)には、その内部を回転移動する枠ベアリング181の背面側への移動を制限するためのリブ180fが形成されている。このリブ186は、枠ベアリング181のストッパとしての機能を有するものである。
さらに、溝189の正面側には、枠ベアリング181の正面側への移動を制限するためのストッパ部材183が備えられている。このストッパ部材183が取り付けられている溝189の部分の内部の高さ(内寸)は、図13(b)及び図13(c)に示すように、低くなっている。従って、ストッパ部材183が取り付けられていない部分(図13(d)参照)では回転移動可能な枠ベアリング181であっても、ストッパ部材183が取り付けられていることで、枠ベアリング181の正面側への移動が制限されることになる。そして、枠ベアリング181の移動が制限されることで、枠ベアリング181が取り付けられたアウターメンバ184の移動も制限されることになる。
また、ストッパ部材183は、合成樹脂製のものであり、箱側レール178とは別部材で構成されている。また、ストッパ部材183には、箱側レール178に引っ掛けるための爪183a,183aが前後方向に間隔を空けて3箇所に形成されている。図13(b)に示すように、箱側レール178には、爪183aと対応する位置に、孔178aが形成されている。また、爪183aは、自身が有する弾性復帰力によって、孔178a内に挿入するように付勢されている。また、ストッパ部材183の前端部(正面側)は、箱側レール178にねじ199を介して固定されている。なお、本実施形態では、爪183aとねじ199を併用した場合を例に挙げて説明したが、ストッパ部材183を爪183aのみで固定してもよく、ストッパ部材183をねじ199のみで固定してもよい。
図14は、枠部材とスライドレールと箱側レールの構成を示す断面図、図15は、図6のE−E線断面図、図16は、収納容器を野菜室から引き出すときの動作説明図であり、(a)は枠ベアリングがストッパ部材に当接したとき、(b)は枠部材が箱ベアリングに当接したときである。図14において、紙面に対して手前側が冷蔵庫10の正面側、紙面に対して奥側が冷蔵庫10の背面側に相当する。アウターメンバ184の背面側に取り付けられた枠ベアリング181(図11も併せて参照)は、箱側レール178の溝189内を前後方向に回転しながら移動するようになっている。
一方で、この枠ベアリング181を備えるアウターメンバ184自身は、箱側レール178の溝189の外側に配置されて、枠ベアリング181とともに前後方向に移動するようになっている。即ち、アウターメンバ184を備えて構成されるスライドレール179は、箱側レール178の外側に配置されている。これを換言すれば、箱側レール178とスライドレール179とは、収納容器101の移動方向に垂直な方向への正面側からの断面視において分離して配置されている。即ち、箱側レール178とスライドレール179とが当該断面視で重ならないように左右方向にずらして、これらが配置されている。
また、前記のように、インナーメンバ185の側面(内壁面)には枠部材180がリベット187によって固定されている。
図15に示すように、枠部材180の下面部180cは、前記のように箱ベアリング182(支持体)に接触している。この箱ベアリング182は、箱側レール178の前端に回転自在に取り付けられている。従って、枠部材180が前後方向に移動する際には、枠部材180が箱ベアリング182に支持されつつ、箱ベアリング182を回転させながら枠部材180が前後方向に移動することになる。
図14に戻って、箱側レール178の溝189の寸法(上下方向の長さ、内寸)L1は、スライドレール179の寸法(上下方向の長さ、外寸)L2よりも短くなっている。即ち、冷蔵庫10では、箱側レール178の溝189の寸法L1よりも大きな寸法L2を有するスライドレール179が使用されている。そのため、箱側レール178の溝189の寸法L1に関わらず、十分な寸法L2を有するスライドレール179が使用可能となる。そのため、スライドレール179の剛性を十分に確保し、スライドレール179に局所的な荷重がかかることが防止される。これにより、アウターメンバ184が停止後にインナーメンバ185を引き出す際、ボール188に局所的な荷重がかかることによる摩擦力の局所的な増加を防止でき、軽い力で収納容器101が引き出し可能になる。
さらに、スライドレール179を構成するインナーメンバ185及びアウターメンバ184のうち、インナーメンバ185が、リベット187により、枠部材180に固定されている。即ち、収納容器101の正面側及び背面側への移動方向に垂直な方向への正面側からの断面視で、アウターメンバ184の断面積よりも小さな断面積を有するインナーメンバ185が、枠部材180に取り付けられている。また、収納容器101は、枠部材180に支持されている。これにより、インナーメンバ185及びそれに固定された枠部材180の断面二次モーメントが大きくなり、収納容器101の荷重が枠部材180の全体に分散してかかることになる。そのため、局所的な大きな摩擦力の発生が抑制され、より小さな力で収納容器101が引き出し可能となる。
ここで、図14乃至図16を参照しながら、収納容器101が正面側に引き出されるときの各部材の作用について説明する。なお、いずれも図面において、図示の簡略化のために収納容器101は図示していない。
収納容器101が野菜室100に収納された状態では(図15参照)、スライドレール179が最も縮み、枠部材180の後端180sとアウターメンバ184の連結部材192とが最も近接した状態である。このように、収納容器101が野菜室100に収容された状態で収納容器101が正面側に引き出すための力が付与されると、収納容器101とともに、枠部材180及びスライドレール179の正面側への移動が開始される。この力の付与は、使用者が野菜室扉6(図1参照)の取っ手に手を掛けて引き出す力、または接続部168(図3参照)に接続された容器駆動機構200(図6参照)により行われる。また、容器駆動機構200による力の付与は、前記のように移動開始時に一度のみ行われ、その後は、惰性で収納容器101が正面側に引き出されることになる。
このとき、スライドレール179を構成するボール188と、アウターメンバ184やインナーメンバ185との間に生じる摩擦力は比較的大きなものとなっている。一方で、枠ベアリング181と溝189との間に生じる摩擦力や、箱ベアリング182と枠部材180の下面部180cとの間に生じる摩擦力は比較的小さい(図14参照)。そのため、インナーメンバ185の正面側への移動に伴って生じる比較的大きな摩擦力が、ボール188を介して、アウターメンバ184にも伝達することになる。これにより、収納容器101及び枠部材180の移動とともに、スライドレール179(アウターメンバ184)も正面側に移動されることになる(図16(a)参照)。
枠ベアリング181が、箱側レール178の溝189内を正面側に回転しながら移動すると、図16(a)に示すように、枠ベアリング181は、溝189に設けられたストッパ部材183に突き当たることになる。これにより、枠ベアリング181の回転は停止され、枠ベアリング181が備えられたアウターメンバ184の移動も停止されることになる。しかし、ボール188(図14参照)が回転することでアウターメンバ184とは独立して移動可能なインナーメンバ185及び枠部材180は、引き続き正面側に移動する。
そして、図16(b)に示すように、インナーメンバ185の正面側への移動に伴って、インナーメンバ185に固定された枠部材180及び枠部材180に支持された収納容器101も正面側に引き続き移動することになる。このとき、枠部材180は、箱ベアリング182の上を、箱ベアリング182を回転させながら正面側に移動する。そのため、枠部材180が正面側の所定の位置(収納容器101の全体が野菜室100から引き出された状態)まで移動すると、枠部材180の背面側下端部に設けられた突起176が図16(b)のように箱ベアリング182に突き当たることになる。この突起176により、枠部材180の正面側への移動が制限され、枠部材180の移動が停止される。また、枠部材180の移動が停止することで、収納容器101の移動も停止することになる。この状態が、収納容器101が最大限正面側に引き出されたフルオープン状態である。
また、本実施形態では、図16(b)に示すように、アウターメンバ184が最大に伸びたときの枠部材180の後端180sと連結部材192との距離L10は、枠ベアリング181がストッパ部材183に当接し、かつ、枠部材180の突起176が箱ベアリング182に当接したときの、枠部材180の後端180sと連結部材192との距離L20よりも距離L30長くなるように構成されている。すなわち、箱ベアリング182と突起176との当接位置から枠ベアリング181とストッパ部材183との当接位置までの距離以上に枠ベアリング181が移動する。このように距離L30(遊び)を設けることにより、収納容器101を全開にしたときに、ストッパ部材183に枠ベアリング181から強い衝撃が加わることがないので、ストッパ部材183の破損を防止できる。また、枠ベアリング181と溝189との間に生じる摩擦力や、溝189の内寸を途中で狭めるなどにより、収納容器101を引き出すときに、枠ベアリング181がストッパ部材183に当たる前に、インナーメンバ185及び枠部材180が伸びる(引き出される)ように動作させても良い。
図17は、収納容器が最大限正面側に引き出されたときの縦断面図である。
図17に示すように、収納容器101が完全に引き出されたフルオープン状態では、収納容器101の荷重Fは、箱ベアリング182と枠ベアリング181の二点で支持されていることになる。しかも、箱ベアリング182と枠ベアリング181との間には、ストッパ部材183の前後方向の長さの分だけ、アウターメンバ184が配置されることになる。従って、収納容器101からの下向きの荷重Fは、このストッパ部材183の長さの部分により支持されることになる。そのため、箱ベアリング182に局所的に大きな荷重がかかることが防止され、その結果収納容器101を引き出す際の力を小さなものにすることができる。
そして、収納容器101を引き出す際の力を小さなものにすることができるため、フレーム161の接続部168に接続された容器駆動機構200(図6参照)により付与される力の大きさも小さくすることができる。そのため、容器駆動機構200を構成するモータ(図示しない)の負荷を低減することができる。また、小さな力で収納容器101を正面側に引き出すため、収納容器101の正面側への開け過ぎを防止することができる。
ところで、収納容器101の全体が野菜室100から引き出されるフルオープン化を行うと、収納容器101に収納される貯蔵物の重量が大きい場合、収納容器101から受ける荷重Fによって、枠部材180に対して内倒れする方向W(図14参照)に力が作用する。これにより、枠部材180がインナーメンバ185から引き剥がされる力が働く。枠部材180が内倒れすると、背面側端部での枠部材180の高さ位置が低くなるので、正面側に位置する野菜室扉6での高さ位置はさらに低くなり、野菜室扉6が下がった状態になる。そこで、本実施形態では、収納容器101を全開に引き出したとき(フルオープン化したとき)に、リベット187による固定位置をインナーメンバ185とアウターメンバ184とが重なる領域にすることで、支点部分Pとなる枠部材180の後部における内倒れを抑制でき、野菜室扉6が下がるのを抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、リベット187A(187)による固定部を箱ベアリング182の鉛直投影上に位置すること、換言すると鉛直方向(上下方向)において箱ベアリング182とリベット187A(187)とが重なる位置に配置することで、枠部材180の支点部分Pにおける内倒れを抑制することができる。この支点部分Pでの内倒れをより確実に抑制できることで、野菜室扉6の位置での下がり姿勢を確実に抑制できる。
また、前記したように、収納容器101の全体が野菜室100から引き出されるフルオープン化を行うと、収納容器101に収納される貯蔵物の重量が大きい場合、収納容器101から受ける荷重Fによって、枠部材180に対して捩れ(枠部材180が内側に倒れるように変形させる力)が発生する。この枠部材180の捩れとは、箱ベアリング182が当接する枠部材180の下面部180cが一点鎖線S1(図14参照)で示すように変形することを意味している。これにより、背面側端部での枠部材180の高さ位置が低くなるので、さらに正面側に位置する野菜室扉6の高さ位置はさらに低くなり、野菜室扉6が下がった状態になる。
そこで、本実施形態では、収納容器101を全開に引き出したときに、リブ180fが箱ベアリング182の鉛直投影上に位置していること、換言すると箱ベアリング182の鉛直方向上方において箱ベアリング182とリブ180fとが重なる位置に配置されることで、支点部分Pにおける枠部材180の捩れを抑制することができる。このように、枠部材180の捩れを抑制できることで、枠部材180の内倒れを抑制でき、収納容器101をフルオープンにしたときの野菜室扉6の下がりを抑制できる。
また、本実施形態では、枠部材180とインナーメンバ185とを固定するリベット187として中空リベットを適用することで、インナーメンバ185からの出っ張りを小さくすることができ、リベット187の先端がスライドレール179のリテーナ191に接触するのを防止することができるとともに、ブラインドリベットに比べて枠部材180とインナーメンバ185との接合強度を高めることができる。
図18は、枠部材とインナーメンバとの固定方法の第2実施形態を示す側面図である。
図18に示すように、第2実施形態の冷蔵庫では、枠部材180とインナーメンバ185とを固定するリベット187B,187Cを備えている。第2実施形態では、リベット187Bが第1実施形態のリベット187Aの高さをHとしたときに、高さHに対して下方に位置し、リベット187Cが高さH(一点鎖線参照)に対して上方に位置している点において第1実施形態と異なっている。なお、リベット187B,187Cの前後方向(正面−背面)の位置は、第1実施形態と同様である。このように、リベット187B,187Cを上下にずらして配置することで、枠部材180に対する捩れに対して支点が遠くなるので、捩れを軽減することができる。その結果、枠部材180の内倒れを抑制できるので、野菜室扉6の下がりを抑制することができる。
なお、リベット187B,187Cの上下にずらす方向を逆にしてもよい。また、一方のリベットを中心Hとし、他方のリベットを上下いずれかにずらす構成であってもよい。
また、枠部材180とインナーメンバ185とを固定する後端のリベットを、収納容器101を最大に引き出したときに箱ベアリング182の鉛直投影よりも後方に位置する構成にしてもよい。このような構成であっても、枠部材180の捩れによる内倒れを抑制できるので、野菜室扉6の下がりを抑制することができる。
また、前記した実施形態では、横断枠167と枠ベアリング181とを連結部材192を介して、スライドレール179に取り付ける場合を例に挙げて説明したが、連結部材192を設けずに、横断枠167と枠ベアリング181とをスライドレール179に直接取り付ける構成であってもよい。
また、前記した実施形態では、収納容器101が野菜室100に収容されるものである場合を例に挙げて説明したが、冷蔵庫10に収容される収納容器であればどのようなものであってもよい。また、本実施形態では、断面積の小さなインナーメンバ185が枠部材180に取り付けられる構成を例に挙げて説明したが、それとは逆に、断面積の大きなアウターメンバ184が枠部材180に取り付けられる構成であってもよい。
6 野菜室扉
10 冷蔵庫
100 野菜室(貯蔵室)
101 収納容器
102 下段容器
103 上段容器
124 内箱
161 フレーム
168 接続部
176 突起(第1のストッパ)
178 箱側レール(貯蔵室レール、収納容器引出収容機構)
179 スライドレール(収納容器引出収容機構)
180 枠部材
180f リブ(補強部)
181 枠ベアリング
182 箱ベアリング(支持体、収納容器引出収容機構)
183 ストッパ部材(第2のストッパ)
184 アウターメンバ(収納容器引出収容機構)
185 インナーメンバ(収納容器引出収容機構)
186 リブ(ストッパ)
187 リベット(収納容器引出収容機構)
188 ボール(転動体、収納容器引出収容機構)
189 溝
190 ガイド壁

Claims (3)

  1. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室に収納される収納容器と、
    前記収納容器を前記貯蔵室から引き出し、及び、前記収容容器を前記貯蔵室に収容する収納容器引出収容機構と、を備える冷蔵庫において、
    前記収納容器引出収容機構は、
    前記貯蔵室に設けられて前後方向に延在する貯蔵室レールと、
    前記収納容器を支持する枠部材と、
    前記貯蔵室レールに沿って延在するインナーメンバ、前記インナーメンバに対向して配置されるアウターメンバ、及び、前記インナーメンバと前記アウターメンバの双方に接触しながら回転することで前記インナーメンバと前記アウターメンバとを独立して移動可能にする転動体と、を備えたスライドレールと、を有し、
    前記インナーメンバ及び前記アウターメンバのうちの一方が前記枠部材に固定され、
    前記枠部材と接触しながら当該枠部材を前記前後方向に移動可能に支持する箱ベアリングと、
    前記枠部材の背面側に設けられて前記枠部材の正面側への移動を制限する第1のストッパと、
    前記貯蔵室レールに形成された溝内を回転しながら前記前後方向に移動可能な枠ベアリングと、
    前記溝の正面側に設けられて前記枠ベアリングの正面側への移動を制限する第2のストッパと、を備え、
    前記箱ベアリングと前記第1ストッパとの当接位置から前記枠ベアリングと前記第2のストッパとの当接位置までの距離以上に前記枠ベアリングが移動することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室に収納される収納容器と、
    前記収納容器を前記貯蔵室から引き出し、及び、前記収容容器を前記貯蔵室に収容する収納容器引出収容機構と、を備える冷蔵庫において、
    前記収納容器引出収容機構は、
    前記貯蔵室に設けられて前後方向に延在する貯蔵室レールと、
    前記収納容器を支持する枠部材と、
    前記貯蔵室レールに沿って延在するインナーメンバ、前記インナーメンバに対向して配置されるアウターメンバ、及び、前記インナーメンバと前記アウターメンバの双方に接触しながら回転することで前記インナーメンバと前記アウターメンバとを独立して移動可能にする転動体と、を備えたスライドレールと、を有し、
    前記インナーメンバ及び前記アウターメンバのうちの一方が前記枠部材に固定され、
    前記枠部材と接触しながら当該枠部材を前記前後方向に移動可能に支持する箱ベアリングと、
    前記枠部材の背面側に設けられて前記枠部材の正面側への移動を制限する第1のストッパと、
    前記貯蔵室レールに形成された溝内を回転しながら前記前後方向に移動可能な枠ベアリングと、
    前記溝の正面側に設けられて前記枠ベアリングの正面側への移動を制限する第2のストッパと、を備え、
    前記収納容器を引き出すとき、前記枠ベアリングが前記第2のストッパに当接した後に、前記第1のストッパが前記箱ベアリングに当接することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記第2のストッパが設けられている部分の前記溝の高さ寸法は、前記第2のストッパが設けられていない部分の前記溝の高さ寸法と比べて、小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
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