JP2017020399A - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ターボ過給機4を備えるエンジン20を制御するエンジンの制御装置(ECU44)は、エンジン20において異常燃焼が発生する可能性を判定し、この判定結果に応じて、ターボ過給機4による過給圧を制限するための制限過給圧を設定して、過給圧がこの制限過給圧を超えないようにエンジン20を制御する。具体的には、エンジン20は、1サイクルにおける燃料の噴射を複数回に分割して行い、ECU44は、エンジン20において燃料を分割して噴射する回数が少ないほど、異常燃焼が発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。
【選択図】図4
Description
このように構成された本発明によれば、エンジンにおいて燃料を分割して噴射する回数が少ない場合(1回のみ燃料を噴射する場合も含む)に、ピストンやシリンダライナに燃料が付着しやすく、燃焼室において着火源が生成されやすいため、異常燃焼(特に、燃焼室内の混合気が点火時期よりも前に自着火する異常燃焼)が発生する可能性が高いものと判断して、過給機による過給圧を制限するための制限過給圧(過給圧に対して課す上限に相当する)を低く設定する。これにより、過給機による過給圧を低下させて、言い換えると過給圧が上昇しないようして、燃焼室内の付着燃料やスモークなどの着火源の化学反応が進むことを抑制することができ、異常燃焼の発生を適切に抑制することが可能となる。
このように構成された本発明によれば、可変バルブタイミング機構による吸気バルブの閉じタイミングの進角量が大きい場合に、筒内圧の上昇により、燃焼室において着火源の化学反応が促進されやすいため、異常燃焼が発生する可能性が高いものと判断して、制限過給圧を低く設定する。これによっても、過給圧を低下させて、燃焼室内において着火源の化学反応が進むことを抑制することで、異常燃焼の発生を適切に抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、エンジン回転数が低い場合に、エンジン回転数が高い場合と比較して、1サイクルの時間が長く、燃料の点火までに燃焼室内の着火源の化学反応が進む傾向にあるため、異常燃焼が発生する可能性が高いものと判断して、制限過給圧を低く設定する。これによっても、過給圧を低下させて、燃焼室内において着火源の化学反応が進むことを抑制することで、異常燃焼の発生を適切に抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、インマニ圧が高い場合に、燃焼室において着火源の化学反応が促進されやすいため、異常燃焼が発生する可能性が高いものと判断して、制限過給圧を低く設定する。これによっても、過給圧を低下させて、燃焼室内において着火源の化学反応が進むことを抑制することで、異常燃焼の発生を適切に抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、エンジンの吸気温(例えばインマニ吸気温)が高い場合に、燃焼室において着火源の化学反応が促進されやすいため、異常燃焼が発生する可能性が高いものと判断して、制限過給圧を低く設定する。これによっても、過給圧を低下させて、燃焼室内において着火源の化学反応が進むことを抑制することで、異常燃焼の発生を適切に抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、当量比が小さい場合に、当量比が大きい場合と比較して、燃料による筒内冷却の効果がほとんど得られず、燃焼室における着火源の化学反応が抑制されないので、異常燃焼が発生する可能性が高いものと判断して、制限過給圧を低く設定する。これによっても、過給圧を低下させて、燃焼室内において着火源の化学反応が進むことを抑制することで、異常燃焼の発生を適切に抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、エンジンの異常燃焼は、エンジンの運転領域が低回転数且つ高負荷の領域である場合に発生する傾向にあるので、低回転数且つ高負荷の領域である場合にのみ、制限過給圧を設定して過給圧を制限する。これにより、制限過給圧の設定に要する処理負荷を軽減することができる。
このように構成された本発明では、上記したように制限過給圧を設定することで、過給器付きのガソリンエンジンにおいて発生し得る、燃焼室内の混合気が点火時期より前に自着火する異常燃焼、具体的にはプリイグニッション(過早着火)を、適切に抑制することが可能となる。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態によるエンジンの制御装置が適用されたエンジンの装置構成を説明する。図1は、本発明の実施形態によるエンジンの制御装置が適用されたエンジンシステムの概略構成図である。
また、吸気通路10には、ターボ過給機4のコンプレッサ4aを迂回して吸気を流すエアバイパス通路6が設けられている。具体的には、エアバイパス通路6は、一端がコンプレッサ4aの下流側で且つスロットルバルブ11の上流側の吸気通路10に接続され、他端がコンプレッサ4aの上流側の吸気通路10に接続されている。また、このエアバイパス通路6上には、エアバイパス通路6を流れる吸気を制御するエアバイパスバルブ7が設けられている。
また、排気通路30には、排気ガスを吸気通路10に還流するEGR(Exhaust Gas Recirculation)通路32が接続されている。このEGR通路32は、一端がタービン4bの上流側の排気通路30に接続され、他端がスロットルバルブ11の下流側の吸気通路10に接続されている。加えて、EGR通路32には、還流させる排気ガスを冷却するEGRクーラ33と、EGR通路32を流れる排気ガスを制御するEGRバルブ34とが設けられている。
更に、排気通路30には、ターボ過給機4のタービン4bを迂回して排気ガスを流すタービンバイパス通路35が設けられている。このタービンバイパス通路35上には、タービンバイパス通路35を流れる排気ガスを制御するウエストゲートバルブ(W/Gバルブ)36が設けられている。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態によるエンジン20における燃料噴射タイミングの制御について説明する。なお、当該燃料噴射タイミングの制御は、ECU44がインジェクタ28を制御することで実現される。
次に、本発明の実施形態においてECU44が実行する制御内容について、具体的に説明する。
本実施形態では、ECU44は、水温センサ72によって検出されたエンジン水温が低いほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、エンジン水温が低い場合には、燃焼室16内のピストンやシリンダライナに付着した燃料などが蒸発しにくく、付着燃料やスモークなどの着火源が生成されやすいからである。
本実施形態では、ECU44は、エンジン20に供給される燃料のオクタン価が高いほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、オクタン価が高い燃料は、オクタン価が低い燃料と比べて、着火しにくくため、燃焼室16においてスモークなどの着火源が生成されやすいからである。
ここで、ECU44は、上記したようにオクタン価に応じて制限過給圧を低く設定した場合、これによるエンジン出力の低下分を補うように、エンジン20の点火時期を進角させてエンジン出力を上昇させる制御を行う。こうするのは、オクタン価が高い燃料を用いた場合には、オクタン価が低い燃料を用いた場合と比べて、ノッキングを生じさせることなく、点火時期を適切に進角させることができるからである。例えば、ECU44は、オクタン価に応じて制限過給圧を低く設定したことによるエンジン出力の低下分を、所定の演算式又はマップから求め、そして、求めたエンジン出力の低下分を補うことができる点火時期の進角量を、所定の演算式又はマップから求めて、求めた進角量だけ点火時期を進角させる。但し、オクタン価に応じて制限過給圧を低く設定したことによるエンジン出力の低下分の全てを補うように点火時期を進角させることに限定はされず、このエンジン出力の低下分の一部を補うように点火時期を進角させてもよい。点火時期を進角させることで上昇させることができるエンジン出力には限界があるからである。
なお、ECU44は、例えば、給油されるごとに、点火プラグ39及び点火回路40を制御して点火時期を進角させていき、振動センサ74を用いてノッキングが発生しない点火時期の限界を求めて、この点火時期の限界に基づいて、燃料のオクタン価の値(RON)を求める。
本実施形態では、ECU44は、1サイクルにおいて燃料を分割して噴射する回数(以下では単に「分割噴射回数」と呼ぶ。)が少ないほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、分割噴射回数が多い場合には、1回の燃料噴射の貫通力が弱くなり、ピストンやシリンダライナに燃料が付着しにくいのに対して、分割噴射回数が少ない場合には(例えば1回のみ噴射(一括噴射)する場合)、1回の燃料噴射の貫通力が強くなり、ピストンやシリンダライナに燃料が付着しやすくなり、燃焼室16において着火源が生成されやすいからである。
本実施形態では、ECU44は、クランク角センサ70の検出信号S70に対応するエンジン回転数が低いほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、エンジン回転数が低い場合には、エンジン回転数が高い場合と比べると、1サイクルの時間が長く、噴射した燃料の点火までに燃焼室16内の着火源の化学反応が進んでしまう傾向にあり(逆に、エンジン回転数が高い場合には、着火源が反応するまでに点火が実行される傾向にある)、プリイグニッションが発生しやすいからである。
本実施形態では、ECU44は、圧力センサ66によって検出されたインマニ圧(過給圧)が高いほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、インマニ圧が高いほど、燃焼室16において付着燃料やスモークなどの着火源の化学反応が促進されやすいからである。
本実施形態では、ECU44は、温度センサ68によって検出されたインマニ吸気温が高いほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、インマニ吸気温が高いほど、燃焼室16において付着燃料やスモークなどの着火源の化学反応が促進されやすいからである。
本実施形態では、ECU44は、吸気バルブ25のバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング機構(VVT)41によって、吸気バルブ25の閉じタイミングが基準閉じタイミングから進角された量(以下では単に「吸気VVT進角量」と呼ぶ。)に基づき、プリイグニッションが発生する可能性を判定して、制限過給圧を設定する。具体的には、ECU44は、吸気VVT進角量が大きいほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、吸気VVT進角量が大きいと、筒内圧が上昇することで、燃焼室16において付着燃料やスモークなどの着火源の化学反応が促進されやすいからである。なお、上記した基準閉じタイミングは、吸気バルブ25の閉じタイミングを進角又は遅角させるときの基準となるバルブタイミング(事前に定めたタイミング)である。
本実施形態では、ECU44は、エンジン20に供給される燃料と空気の量の関係を示す当量比(目標当量比に相当する)が小さいほど、プリイグニッションが発生する可能性が高いと判定して、制限過給圧を低く設定する。こうするのは、当量比が大きい場合には(例えば燃料が増量された場合)、エンジン20に供給される燃料が相対的に多くなり、燃料による筒内冷却の効果が得られ(この場合、比熱比が小さくなる)、付着燃料やスモークなどの着火源の化学反応が抑制されるのに対して、当量比が小さい場合には、エンジン20に供給される燃料が相対的に少なくなり、燃料による筒内冷却の効果がほとんど得られず(この場合、比熱比が大きくなる)、付着燃料やスモークなどの着火源の化学反応が抑制されずに、プリイグニッションが発生しやすくなるからである。
次に、図4を参照して、本発明の実施形態において、ECU44が制限過給圧を設定するために実行する制御処理の流れについて具体的に説明する。図4は、本発明の実施形態による制限過給圧を設定するための制御ブロック図を示している。
T2=T1εκ-1 式(1)
P2=P1εκ 式(2)
式(1)は、圧縮後のインマニ吸気温T2が、圧縮前の吸気温度T1と有効圧縮比εと比熱比κとの影響を受けることを示しており、式(2)は、圧縮後のインマニ圧P2が、圧縮前のインマニ圧P1と有効圧縮比εと比熱比κとの影響を受けることを示している。制御として最終的に求めたいのは、上述した制限過給圧であるが、この制限過給圧は、式(2)を変形した以下の式(3)で表すことができる。
P1=P2/εκ 式(3)
式(3)は、P2を筒内圧の限界である限界筒内圧とすると、この限界筒内圧P2と有効圧縮比εと比熱比κとから、制限過給圧としてのP1を設定できることを示している。[制御内容]のセクションで述べたように、圧縮時の筒内状態量の変化がプリイグニッションの発生に影響を与えることから、限界筒内圧P2を求めるに当たって、プリイグニッションの発生に影響を与えるパラメータを用いればよい。具体的には、本実施形態では、エンジン回転数、分割噴射回数、インマニ圧、インマニ吸気温及びオクタン価を用いて、限界筒内圧P2を求めることとする。また、式(3)中の有効圧縮比εは、吸気VVT進角量から求めることができ、式(3)中の比熱比κは、理論値を用いることができる、より具体的には当量比(目標当量比)から求めることができる。
このようにして、限界筒内圧P2、有効圧縮比ε及び比熱比κを求めて、これらを式(3)に代入することで、制限過給圧P1を求めることができる。
なお、吸気VVT進角量及び目標当量比を上記した多項式に組み込んでいないのは、これら吸気VVT進角量及び目標当量比のそれぞれに単独の感度を持たせて、制限過給圧P1を求めるためである。これにより、吸気VVT進角量に応じた有効圧縮比εを用いることで、吸気VVT進角量が大きいほど、制限過給圧P1が低く設定されるようになり、目標当量比に応じた比熱比κを用いることで、目標当量比が小さいほど、制限過給圧P1が低く設定されるようになっている。
なお、充填効率に基づいて制限過給圧P1を補正しようとしているのは、基本的には充填効率はそれほど高くならないはずだが、吸気温がかなり低い場合や、限界筒内圧P2を求めるための多項式において想定していない条件が生じた場合などに、過剰な充填効率が制御ブロックに入力される可能性があり、そのような場合に過給圧を適切に制限するためである。加えて、エンジン回転数に基づいて制限過給圧P1を補正しようとしているのも、限界筒内圧P2を求めるための多項式においてエンジン回転数に基づき適切にフィッティングできなかった場合に、過給圧を適切に制限するためである。このように、本実施形態では、充填効率及びエンジン回転数に基づいて制限過給圧P1を補正するようにして、制御のロジックに対してガードを設けているのである。
次に、本発明の実施形態によるエンジンの制御装置の作用効果について説明する。
加えて、本実施形態では、上記したようにオクタン価に応じて制限過給圧を低く設定した場合に、エンジン20の点火時期を進角させる制御を行うので、過給圧制限によるエンジン出力の低下を適切に抑制することができる。
10 吸気通路
11 スロットルバルブ
16 燃焼室
20 エンジン
21 気筒
25 吸気バルブ
27 排気バルブ
28 インジェクタ
30 排気通路
39 点火プラグ
40 点火回路
41 バルブ駆動機構
44 ECU
66 圧力センサ
68 温度センサ
70 クランク角センサ
72 水温センサ
100 エンジンシステム
Claims (8)
- 過給機を備えるエンジンを制御するエンジンの制御装置であって、
エンジンにおいて異常燃焼が発生する可能性を判定し、この判定結果に応じて、上記過給機による過給圧を制限するための制限過給圧を設定して、過給圧がこの制限過給圧を超えないように上記エンジンを制御するエンジン制御手段を有し、
上記エンジンは、1サイクルにおける燃料の噴射を複数回に分割して行い、
上記エンジン制御手段は、上記エンジンにおいて燃料を分割して噴射する回数が少ないほど、上記異常燃焼が発生する可能性が高いと判定して、上記制限過給圧を低く設定する、ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 上記エンジンは、可変バルブタイミング機構を備え、この可変バルブタイミング機構によって吸気バルブのバルブタイミングを変化させ、
上記エンジン制御手段は、更に、上記可変バルブタイミング機構によって上記吸気バルブの閉じタイミングが基準閉じタイミングから進角された量が大きいほど、上記異常燃焼が発生する可能性が高いと判定して、上記制限過給圧を低く設定する、請求項1に記載のエンジンの制御装置。 - 上記エンジン制御手段は、更に、エンジン回転数が低いほど、上記異常燃焼が発生する可能性が高いと判定して、上記制限過給圧を低く設定する、請求項1又は2に記載のエンジンの制御装置。
- 上記エンジン制御手段は、更に、上記エンジンのインテークマニホールドの圧力であるインマニ圧が高いほど、上記異常燃焼が発生する可能性が高いと判定して、上記制限過給圧を低く設定する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
- 上記エンジン制御手段は、更に、上記エンジンの吸気温が高いほど、上記異常燃焼が発生する可能性が高いと判定して、上記制限過給圧を低く設定する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
- 上記エンジン制御手段は、更に、上記エンジンに供給される燃料と空気の量の関係を示す当量比が小さいほど、上記異常燃焼が発生する可能性が高いと判定して、上記制限過給圧を低く設定する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
- 上記異常燃焼判定手段は、上記エンジンの運転領域が、エンジン回転数が所定値未満で且つエンジン負荷が所定値以上である、低回転数且つ高負荷の領域である場合にのみ、上記制限過給圧を設定する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
- 燃料を気筒内に直接噴射するガソリンエンジンに適用される、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置。
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WO2012127622A1 (ja) * | 2011-03-22 | 2012-09-27 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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