JP2017020185A - 地下貯水槽 - Google Patents

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林 慎一郎
Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
林 和志郎
Washio Hayashi
和志郎 林
林 宏三郎
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
林 加奈子
Kanako Hayashi
加奈子 林
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Abstract

【課題】
本発明は保管管理、輸送管理の簡便性が図られるようにした新規な地下水槽の提供するものである。
【解決手段】
二つの部材をその互いの開口部を気密に合致固定化することにより一つの貯水槽を形成するようにした容体状半部槽体として、四周側面を開口面側に向かって広がるようなテーパー面とすることにより互いに重ね合わせての積み重ねが可能化されるように構成し、形成される貯水槽内に、地中埋設に並びに内部水圧に耐え得るような補強用たる所要のユニット部材Bを構築させるように構成した地下貯水槽。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地中に埋設して非常用水の貯水、または雨水の一時保管等を成すために用いる地下貯水槽に関する。
従来、地下水槽としては、円筒状のもの、楕円筒状のもの、直方体状のもの等、各種のものが存在する。そして、その組み立ては、主として工場組み立てに依存するものである。
また、現地で構築するようにした地下水槽も存在する。
上記した工場組み立ての地下水槽の場合、大きなものであるために、その輸送には顕著な困難性及び煩雑性を伴い、輸送上の警備も甚だ神経を費やすものとされた。
また、現地組み立てに依存するものにあっては、その構成部材の多様性及び多種類性に基づき、管理の煩雑性が生じるばかりでなく、積載部材のばらつき性から、輸送の合理性、経済性を図ることが困難とされた。
本発明は上記したような問題の解決を図ると同時に、水槽内の顕著な堅牢性を図るように構成した新規な地下水槽の提供するものである。
本発明は請求項1に記載のように、二つの部材をその互いの開口部を気密に合致固定化することにより一つの貯水槽を形成するようにした容体状半部槽体を、四周側面を開口面側に向かって広がるようなテーパー面とすることにより互いに重ね合わせての積み重ねが可能化されるように構成し、形成される貯水槽内に、地中埋設に伴う土圧に耐え得るような補強用たる所要のユニット部材Bを構築させるように構成した地下貯水槽に係る。
本発明は請求項2に記載のように、二つの部材をその互いの開口部を気密に合致固定化することにより一つの貯水槽を形成するようにした容体状半部槽体を、四周側面を開口面側に向かって広がるようなテーパー面とすることにより互いに重ね合わせての積み重ねが可能化されるように構成し、形成される貯水槽内に、
柱部材の端部を受入れるための凹溝状枠部を一側面に形成すると共に、その他側面に、十文字状に組まれた横梁及び縦梁を収容するための十文字状凹溝を中央部からに側方に連なるように形成して成る板状部材と、所定の長さを具えた柱部材とから成り、上記板状部材は、二枚を互いの凹溝形成側において合致させて重合したものを一単位とし、これを複数単位縦方向への連結は柱部材を介して行い、同横方向の連結は、十文字状に組んだ所定の梁部材を介して行うように構成したユニット部材を収装するように成した地下貯水槽に係る。
本発明は請求項1に記載のような構成の採用に基づき、貯水槽を形成するための主要部材である容体状半部槽体を、積重ね状態での保管管理、並びに輸送が可能化される。従って、その取扱いが極めて簡便かつ容易化され、また輸送コストの著減化を図ることが出る。また、形成される貯水槽は二つの部材で完成化されるものであるから、水漏れの心配が最小化され、その管理の経済性が図られる。
一方、容体状半部槽体を、四周側面を開口面側に向かって広がるようなテーパー面してあるため、形成された貯水槽の側面中央部分には強い土圧が働くが、内部にユニット部材Bを構築させるように構成してあるから、これに対する強い抵抗性を示すこととなる。
本発明は、請求項2に記載のように、形成される貯水槽内に、柱部材の端部を受入れるための凹溝状枠部を一側面に形成すると共に、その他側面に、十文字状に組まれた横梁及び縦梁を収容するための十文字状凹溝を中央部からに側方に連なるように形成して成る板状部材と、所定の長さを具えた柱部材とから成り、上記板状部材は、二枚を互いの凹溝形成側において合致させて重合したものを一単位とし、これを複数単位縦方向への連結は柱部材を介して行い、同横方向の連結は、十文字状に組んだ所定の梁部材を介して行うように構成したユニット部材を収装するように構成したから、柱部材に依る支持状態に保たれるため、水槽の地中埋設に伴う土圧に対して、強い抵抗性を示し、内方に押しつぶされるような事態をよく回避することとなる。同時に、地震等の発生に基づく横揺れ及び縦揺れに対する極めて強固な堅牢性を発揮させることができる。
更に、使用する柱部材は使用上の全長に対して分割された短いものであり、その各端部の直接的接触を防いだ状態で連ならせてあるため、例えば目的とする構築体の全長に亘って一本の柱部材を一括して貫通させるものにおいて想定される、地震の発生、並びに地中にクレープが発生した場合等に生じる、柱部材の座屈及び破損と言うような事柄を未然に防止する。同時に、このように一本の柱部材を用いた場合に比して、本発明は一単位の板状部材毎に短い柱部材の使用に基づくものであるため、その作業及び取扱いの容易性が図られる。
本発明全体の縦断面図である。 本発明の要旨部材たる容体状半部槽体の斜視図である。 図2のZ−Z線で切断すると共に、積重ね状態を表した説明用断面図である。 本発明で構成した貯水槽の他の実施例を表した正面図である。 本発明で用いるユニット部材の構築状態を表した説明用正面図である。 同上ユニット部材の単体を表した平面図である。 同上正面図である。 同上底面図である。 図6におけるX−X線断面図である。 図6におけるY−Y線断面図である。 重合状態とした一単位のユニット部材を表した縦断面図である。
図1乃至図4において、Aは貯水槽を形成する容体状半部槽体であって、その四周側面は、開口面側に向かって広がるようなテーパー面とするように構成することにより、多数の容体状半部槽体Aが重ね合わせた状態で積重ねることが出来るような形態としてある。
そして、その開口面の周縁にはフランジaが形成してあり、二つの容体状半部槽体Aをその開口面を合致させると共にパッキングを介在させて気密に連結することにより、貯水槽が形成されるように構成してある。bは締着用ボルト挿通用孔である。
また、上記のように合致化させて形成した貯水槽内には、地中埋設に並びに内部水圧に耐え得るような補強用たる所要のユニット部材Bを構築させておくように構成する(図1参照。)。
更に、容体状半部槽体Aは上半部側と下半部側とを同一形状のものを用いることにより、一種類の部材での貯水槽形成が可能化されるが、当該上半部及び下半部のものを、例えば下半部は状半部より丈高のものを用いるように構成しても良い(図4参照。)。これは貯水槽の最大膨出部分を、地表側に近づけることにより、当該膨出部に対して強い土圧が働かないようにするためである。
図5乃至図10は、上記したユニット部材Bだけの構成を、説明するために示したものである。以下、当該ユニット部材に関して説明する。
図2乃至図6はユニット部材における基本部材たる板状部材1を表したものであって、当該板状部材1は正四角形状、或は長方形状を呈するものである。そして、その一側面には後記する柱部材4の端部を受入れるための凹溝状枠部2が形成してある。そして、その他側面には、十文字状に組まれた横梁及び縦梁による梁材を収容するための十文字状凹溝3が形成してある。
上記した板状部材1は、二枚を互いの十文字状凹溝3の形成側を合致させて重合させたものを一単位とし、これを複数単位縦方向及び横方向に並べた状態で連結することによって、所要の構造体を形成するようにするためのものである。
4は上記一単位の板状部材を縦方向に連結するための支持用柱部材であって、夫々の単位ごとの板状部材間に介在させることによって、互いの縦方向での連結を図るためのものである。
5は上記所要単位数の板状部材を前後及び左右方向に連結するための梁部材であって、障子の桟状に十文字に組まれたような形態を呈し、前記十文字状凹溝梁部材3に対してしっくりと収容させる(上下の板所部材の合致に基づき形成される溝内にしっくりと収容させる)ように構成してある。
ところで、前記した凹溝状枠部2であるが、図面に示す実施例にあっては、板状部材1の縦横方向に四か所開設するように構成してあるが、これは横方向に二か所開設するか、或は、中央に一か所開設するように構成しても良い。そして、その形状であるが、図示のような正四角形状以外、円形状のものであっても良い。更に、作業性の観点を度外視すれば、長方形を含む適宜な矩形状、三角形状、楕円形状、若しくは所要の多角形状等任意なものであって可とし、その形状の限定性は無く、また、その板状部材1に対する開設個所及び開設数においても限定性は存在しない。要は柱部材の嵌合を可能とするものであれば、その個数及び形状に対する実施上の制限性は存在しない。なお、柱部材の形態は凹溝状枠部2の形状に即応したものとすることは勿論である。
また、上記した支持用柱部材Bとして、単純に一本のものとする以外、例えばアングル稈を用いるように構成してもよい。
1a及び1bは板状部材1を重合合致化の固定を図るためのボス状突起、及び嵌入用孔であって、両者の係合に基づき一単位の板状部材の結合が図られるように構成してある。なお、このような結合のための手段、図示の実施例以外適宜な方法であって可とする。
図1及び図5は組み立て状態にあるユニット部材を表したものであって、所要の現場において、貯水槽内に組み立てることにより、補強用構築体を形成するものである。なお、同図において、各板状部材の水平方向の並びを、所定の間隔を設けて連結してあるが、例えば間隔を設けることなく連続状に連結するようにしても良い。これは梁部材5の設定に基づき決定される事項である。
本発明は以上述べたように、容体状半部槽体Aの積重ね可能とする形態とした点、並びに、形成された貯水槽内に所定のユニット部材Bを組み込むようにした点を、発明の要部とするものであり、それぞれの組み立ては主として現場にて行うものである。
A 容体状半部槽体
a フランジ
B ユニット部材
1 板状部材
1a ボス状突起
1b 嵌入用孔
2 凹溝状枠部
3 十文字状凹溝
4 支持用柱部材
5 梁部材



Claims (2)

  1. 二つの部材をその互いの開口部を気密に合致固定化することにより一つの貯水槽を形成するようにした容体状半部槽体を、四周側面を開口面側に向かって広がるようなテーパー面とすることにより互いに重ね合わせての積み重ねが可能化されるように構成し、形成される貯水槽内に、地中埋設に伴う土圧に耐え得るような補強用たる所要のユニット部材Bを構築させるように構成した地下貯水槽。
  2. 二つの部材をその互いの開口部を気密に合致固定化することにより一つの貯水槽を形成するようにした容体状半部槽体を、四周側面を開口面側に向かって広がるようなテーパー面とすることにより互いに重ね合わせての積み重ねが可能化されるように構成し、形成される貯水槽内に、
    柱部材の端部を受入れるための凹溝状枠部を一側面に形成すると共に、その他側面に、十文字状に組まれた横梁及び縦梁を収容するための十文字状凹溝を中央部からに側方に連なるように形成して成る板状部材と、所定の長さを具えた柱部材とから成り、上記板状部材は、二枚を互いの凹溝形成側において合致させて重合したものを一単位とし、これを複数単位縦方向への連結は柱部材を介して行い、同横方向の連結は、十文字状に組んだ所定の梁部材を介して行うように構成したユニット部材を収装して成る地下貯水槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019138081A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 株式会社 林物産発明研究所 雨水の流出抑制用施設の貯留槽構築用の貯留空間

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019138081A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 株式会社 林物産発明研究所 雨水の流出抑制用施設の貯留槽構築用の貯留空間
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