JP2017019585A5 - - Google Patents

Description

上記課題を解決するためのシート給送装置は、シートが積載されるトレイと、前記トレイに積載されたシートを送り出すピックアップローラと、シートの搬送方向において前記ピックアップローラよりも下流に設けられ、前記ピックアップローラにより送り出されたシートを給送する給送ローラと、前記給送ローラよりもシートの搬送方向における上流側において、前記トレイに積載されたシートの先端位置を規制する回転可能なシート規制部と、前記シート規制部の回転を規制する回転可能なストッパ部と、を備え、前記ピックアップローラは、前記トレイに積載されたシートを給送するための給送位置と、前記給送位置よりも上方に位置し、給送を待機するための給送待機位置と、に移動可能であり、前記ストッパ部は、前記ピックアップローラが前記給送待機位置に位置する場合、前記シート規制部に対してシートがある側とは反対側で当接して前記シート規制部の回転を規制し、前記ピックアップローラが前記給送待機位置から前記給送位置に移動することにより、前記ストッパ部による前記シート規制部の回転規制が解除されることを特徴とする。

Claims (13)

1. シートが積載されるトレイと、
   前記トレイに積載されたシートを送り出すピックアップローラと、
   シートの搬送方向において前記ピックアップローラよりも下流に設けられ、前記ピックアップローラにより送り出されたシートを画像形成部へ向けて給送する給送ローラと、
   前記給送ローラよりもシートの搬送方向における上流側において、前記トレイに積載されたシートの先端位置を規制する回転可能なシート規制部と、
   前記シート規制部の回転を規制する回転可能なストッパ部と、を備え、
   前記ピックアップローラは、前記トレイに積載されたシートを給送するための給送位置と、前記給送位置よりも上方に位置し、給送を待機するための給送待機位置と、に移動可能であり、
   前記ストッパ部は、前記ピックアップローラが前記給送待機位置に位置する場合、前記シート規制部に対してシートがある側とは反対側で当接して前記シート規制部の回転を規制し、
   前記ピックアップローラが前記給送待機位置から前記給送位置に移動することにより、前記ストッパ部による前記シート規制部の回転規制が解除されることを特徴とするシート給送装置。
2. 前記ストッパ部の揺動を規制する揺動規制部を更に備え、
   前記ピックアップローラが前記給送待機位置に位置する場合に、前記ストッパ部は前記揺動規制部により揺動を規制された位置にあることを特徴とする請求項１に記載のシート給送装置。
3. 前記ストッパ部の回転中心は前記ストッパ部の先端よりもシート搬送方向の下流に設けられていることを特徴とした請求項１に記載のシート給送装置。
4. 前記ピックアップローラが前記給送待機位置に位置する状態において、
   前記シート規制部が前記ストッパ部に当接した場合に前記ストッパ部に前記シート規制部から加わる当接力は、前記ストッパ部を前記揺動規制部の方向へ移動させる方向の力であることを特徴とする請求項２に記載のシート給送装置。
5. 前記ピックアップローラが前記給送待機位置から前記給送位置に移動する間に、
   前記シート規制部から前記ストッパ部に加わる当接力は、前記ストッパを前記揺動規制部から離間させる方向の力であることを特徴とする請求項２に記載のシート給送装置。
6. 前記ピックアップローラが前記給送待機位置にいる際に、前記ストッパ部と前記シート規制部とが当接する点を当接点Ｐ１とし、当接点Ｐ１における前記ストッパの揺動接線方向をｔ２、当接点Ｐ１におけるシート規制部の面の接線の方向をｔ１とし、ｔ１とｔ２の成す角度をθ１とし、
   前記ピックアップローラが前記給送待機位置から前記給送位置の間の位置にいる際に、前記ストッパ部と前記シート規制部とが当接する点を当接点Ｐ２とし、当接点Ｐ２における前記ストッパ部の揺動接線方向をｔ４、当接点Ｐ２におけるシート規制部の面の接線の方向をｔ３とし、ｔ３とｔ４の成す角度をθ２とし、
   ここで、前記ストッパ部の揺動接線方向に対して、前記シート規制部の接線方向が、反時計回りの位置にいる場合の角度を正の値を持つとすると、
   θ１＞０
   θ２＜０
   を満たすことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のシート給送装置。
7. 前記ピックアップローラが前記給送待機位置にいる際に、前記ストッパと前記シート規制部とが当接する点を当接点Ｐ１とし、前記当接点Ｐ１における前記シート規制部の面の接線の方向ｔ１と、前記ピックアップローラが前記給送待機位置から前記給送位置へと移動する移動方向Ｙ１ａとのなす角は０°〜２０°であることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載のシート給送装置。
8. 前記ストッパは、自重により前記シート規制部の揺動を規制しない位置から前記シート規制部の揺動を規制する位置へ移動可能であることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載のシート給送装置。
9. 前記シート規制部は、第１の軸を中心に回転可能であり、
   前記ストッパ部は、前記第１の軸よりも下方で前記シート規制部に当接することを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載のシート給送装置。
10. 前記ストッパ部は、第２の軸を中心に回転可能であり、
    前記ピックアップローラが前記給送待機位置から前記給送位置に移動した場合に、前記第１の軸と前記第２の軸との間の距離が離れることを特徴とする請求項９に記載のシート給送装置。
11. 前記ピックアップローラを保持するローラ保持部を更に備え、
    前記シート規制部は、前記ローラ保持部に設けられていることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載のシート給送装置。
12. 前記シート規制部は、シートの搬送方向において前記ピックアップローラと前記給送ローラの間に突出してシートの先端位置を規制する規制位置と、前記ピックアップローラから前記給送ローラへシートが搬送されるのを規制しない非規制位置とをとることが可能であることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載のシート給送装置。
13. 請求項１乃至１２のいずれか１項に記載のシート給送装置と、シートに対して画像形成を行う前記画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。