JP2017016733A - 大容量二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池缶が膨らんだとしても、見栄えが悪くなることがない大容量二次電池の提供。【解決手段】角形の電池缶2の第1の外側面8乃至第4の外側面12を覆うように組み合わされる電気絶縁性を有する第1硬質外装板28及び第2硬質外装板30の内面を、伸縮性を有する第1両面テープ36乃至第7両面テープ48により、第1の外側面8乃至第4の外側面12に固定し、もしも電池缶2が膨らんでも、両面テープ36〜48が延びることにより、各硬質外装板28,30を変形させるような応力が各硬質外装板28,30に加わることを抑制し、その結果、電池缶が膨らんでいることを隠すことができる、大容量二次電池。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば30Ah以上の容量を有するリチウムイオン二次電池等の大容量二次電池に関するものである。
特開2011−192550号公報(特許文献1)等には、角型の金属製の電池缶の内部に積層型極板群を収納してなる大容量のリチウムイオン二次電池が開示されている。この種の二次電池では、充放電を行うと極板群が膨らみ、その結果、電池缶も膨らむ現象が現れる。電池容量が大きくなるほど、この膨らみの現象は顕著になる。
電池缶が膨らむと、性能には影響がないものの、見栄えが悪いために、電池缶の強度を高めて電池缶ができるだけ膨らまないようにする工夫をすることが考えられる。しかしながら電池缶の強度を高めようとすると、材料費が高くなるために、二次電池の価格が高くなる問題が生じる。
本発明の目的は、電池缶が膨らんだとしても、見栄えが悪くなることがない大容量二次電池を提供することにある。
本発明は、上面、下面及び上面と下面との間に位置する外周面を備えた金属製の角型の電池缶内に、極板群が収納されている30Ah以上の容量を有する大容量二次電池を改良の対象とする。本発明の大容量二次電池は、電池缶の少なくとも外周面を覆うように組み合わされる電気絶縁性を有する樹脂材料からなる2以上の硬質外装部材と、2以上の硬質外装部材を電池缶の外周面に固定する固定部材とを備えている。そして固定部材は、硬質外装部材の内面と外周面との間に貼り付けられた伸縮性を有する両面テープである。2以上の硬質外装部材を、伸縮性を有する両面テープにより電池缶の外周面に固定すると、電池缶が膨らんだ場合、両面テープが延びることにより、硬質外装部材を変形させるような応力が電池缶から硬質外装部材に加わることを抑制できる。その結果、外部からは、電池缶の膨らみの影響を実質的に受けていない硬質外装部材が見えるだけで、二次電池を見る者が電池缶の膨らみに気がつくことがない。また本発明では、硬質外装部材が電気的絶縁性を有しているため、二次電池の外部との間の電気的絶縁性能を高めることができる。
2以上の硬質外装部材が組み合わされたときに隣り合う二つの硬質外装部材の端部が突き合わされて形成された突き合わせ部が、上面と下面との間を延びるように、2以上の硬質外装部材の形状が定められているのが好ましい。突き合わせ部が、上面と下面との間を延びるように、2以上の硬質外装部材の形状を定めると、電池缶が膨らんだときに突き合わせ部に発生する隙間の存在が目立ち難い利点が得られる。
極板群は、複数枚の極板がセパレータを介して積層されて構成された積層型極板群であっても、巻回型極板群を偏平形状に変形させた巻回型極板群であってもよい。極板群として積層型極板群を用いる場合に、電池缶の外周面を、積層型極板群に含まれる複数枚の極板の積層方向に位置する第1及び第2の外側面と、積層方向と直交する方向に位置する第3及び第4の外側面と定義する。このように定義した場合、2以上の硬質外装部材は、第1の外側面及び第3の外側面と対向する内面を有する横断面形状がL字形をなす第1の硬質外装部材と、第2の外側面及び前記第4の外側面と対向する内面を有する横断面形状がL字形をなす第2の硬質外装部材とから構成することができる。この場合には、1つの突き合わせ部が、第1の外側面と第4の外側面との境界に沿うように形成され、別の一つの突き合わせ部が第2の外側面と第3の外側面との境界に沿うように第1及び第2の硬質外装部材を形成するのが好ましい。突き合わせ部が隣り合う外側面の境界に沿うように第1及び第2の硬質外装部材を形成すると、電池缶が膨らんだときに突き合わせ部に現れる隙間の存在が最も目立ち難いという利点が得られる。
なお電池缶の下面を覆う電気絶縁性を有する一枚の硬質外装部材と、この一枚の硬質外装部材を電池缶の下面に固定する固定部材とを更に備えていてもよい。この場合にも、固定部材は電池缶の下面と一枚の硬質外装部材の内面との間に貼り付けられた両面テープを用いるのが好ましい。
また電池缶の上面に2つの端子と1以上のガス放出弁とが設けられている場合、上面上には、2つの端子と1以上のガス放出弁とを露出させるように、上面を覆う電気絶縁性を有する他の一枚の硬質外装部材が取り外し可能に設けられているのが好ましい。このような取り外し可能な硬質外装部材を用いると、二次電池を使用する機器に二次電池を実装するまでは硬質外装部材で上面の電気的絶縁性を維持しておき、実装の際に硬質外装部材を取り外して、硬質外装部材が電気的な接続作業の障害にならないようにすることができる。
なお第1及び第2の外側面と硬質外装部材との間に貼り付けられる両面テープは、第1及び第2の外側面の前記直交方向の両端縁に沿って延びる第1及び第2の両面テープと、少なくとも前記第1及び第2の外側面の中央部を通って、直交方向に延びる第3の両面テープとを含んでいるのが好ましい。このような第1乃至第3の両面テープを用いると、電池缶が積層方向に膨らんだときにおける硬質外装部材の変形の程度を極力小さいものとすることができる。なお第3の両面テープの両側に、第3の両面テープに沿って延びる第4及び第5のテープを更に配置してもよいのは勿論である。
また積層型極板群を用いる場合、第3及び第4の外側面と硬質外装部材との間に貼り付けられる両面テープは、第3及び第4の外側面の積層方向の両端縁に沿って延びる第6及び第7の両面テープ含んでいるのが好ましい。これは第1及び第2の外側面の膨らみよりも、第3及び第4の外側面の膨らみのほうが膨らみ量が少ないからである。
本発明を適用できる大容量二次電池の種類は任意であるが、極板群が30Ah以上の容量を有する積層型リチウムイオン電池用極板群であってもよい。
本発明によれば、電池缶が膨らんだとしても、見栄えが悪くなることがない大容量二次電池を提供することができる。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の大容量二次電池の実施の形態について説明する。
図1は本発明の30Ah以上の容量を有する大容量二次電池の一つの実施の形態を表す斜視図である。同図において、本実施の形態の大容量二次電池は、複数の極板がセパレータを介して積層されて構成された積層型極板群(図示していない)が収納された角形の電池缶2の外面を硬質外装板で覆って構成される。すなわち電池缶2の上面4、下面6及び上面4と下面6との間に位置する4つの外周面はそれぞれ硬質外装板で覆われている。極板が積層されている方向を積層方向とすると、積層方向に位置する対向する2つの外側面(面積が大きい方の組の対向する外側面)が第1外側面8及び第2外側面10であり、積層方向と直交する直交方向に位置する対向する2つの外側面(面積が小さい方の組の対向する外側面)が第3外側面12及び第4外側面14である。
大容量二次電池の電池缶2の上面4には2つの端子16,18が突設されており、上面4を覆う上面硬質外装板20は、端子16,18を露出させるように、2つの孔22,24を備えている。この上面硬質外装板20は取り外し可能に設けられている。これによって二次電池を使用する機器に二次電池を実装するまでは上面硬質外装板20で上面4の電気的絶縁性を維持しておき、実装の際に上面硬質外装板20を取り外して、上面硬質外装板20が電気的な接続作業の障害にならないようにしている。
電池缶2の下面6は一枚の下面硬質外装板26により覆われている。下面硬質外装板26は下面6に固定されている。下面硬質外装板26と下面6との固定は、下面硬質外装板26の内面と下面6との間に貼り付けられた両面テープ(図示していない)により行われている。この下面硬質外装板26を下面6に固定することにより、下面6が膨らんだとしても両面テープが伸びることにより下面硬質外装板26が変形するような応力が加わることを抑制できる。また下面硬質外装板26は電気的絶縁性を有するので、大容量二次電池の外部との間の電気的絶縁性能を高めることができる。
電池缶2の4つの外側面は二枚の硬質外装板(28,30)により覆われている。第1硬質外装板28は第1外側面8及び第3外側面12と対向する内面を有する横断面形状(図2及び図3の平面視形状と同一)がL字形をなし、第2硬質外装板30は第2外側面10及び第4外側面14と対向する内面を有する横断面形状がL字形をなす。組み合わされたときに隣り合う第1硬質外装板28と第2硬質外装板30の端部が突き合わされて形成される2箇所の突き合わせ部32,34は、それぞれ上面4と下面6との間を延びるように、第1硬質外装板28と第2硬質外装板30の端部の形状がそれぞれ定められている。第1突き合わせ部32は第1外側面8と第4外側面14との境界に沿うように、且つ第2突き合わせ部34は第2外側面10と第3外側面12との境界に沿うように、それぞれ形成される。
電池缶2の外側面と硬質外装板とは、外側面と硬質外装板の内面との間に貼り付けられた伸縮性を有する両面テープにより固定される。両面テープの本数及び配置は第1外側面8及び第2外側面10と、第3外側面12及び第4外側面14とでは異なっている。
すなわち第1外側面8及び第2外側面10には、直交方向の両端縁に沿って延びるように第1両面テープ36及び第2両面テープ38が位置し、また中央部を通って直交方向に延びる第3両面テープ40が位置し、さらに第3両面テープ40の両側に、第3両面テープに沿って延びる第4両面テープ42及び第5両面テープ44が位置するように貼り付けられている。
第3外側面12及び第4外側面14には、第3外側面12及び第4外側面14の積層方向の両端縁に沿って延びるように第6両面テープ46及び第7両面テープ48が配置されている。
各硬質外装板は電気絶縁性を有する樹脂材料からなり、これは典型的にはプラスチック製であって、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート、硬質塩化ビニール等の板である。各硬質外装板は、電池缶2の膨らみを隠すために透光性を有さないことが好ましく、またある程度電池缶2の変形を抑制するとともに電池缶2の少々の変形により破損することがないように、適度な剛性及び可撓性を有するように厚さや材料が選択されている。横断面形状がL字形の第1硬質外装板28と第2硬質外装板30は、平坦な板材を適当な寸法にカットした後、例えばヒーター等により加熱して曲げることにより形成される。
両面テープは、伸縮性を有することが要求され、かつ電池缶2を構成する金属と各硬質外装板とを接着できるものから選択される。適当な両面テープは、例えば基材はアクリルフォームで、粘着剤はアクリル系粘着剤であり、このような両面テープとしては、例えばスリーエムがVHBの商標で販売している両面テープが挙げられる。
次に本実施の形態の組立工程について、図2及び図3を参照しつつ説明する。前述のように大容量二次電池の電池缶2内には既に極板群が収納され、電解液が注入されている。まず最初に、電池缶2の下面6に下面硬質外装板26が両面テープにより固定され、次に図2に示すように第1硬質外装板28が電池缶2の第1外側面8及び第3外側面12に固定される。第1硬質外装板28の第1外側面8及び第3外側面12に対向する内面には、予め所定の位置に第1両面テープ36乃至第7両面テープ48が貼り付けられており、剥離紙を剥がして、第1硬質外装板28を第1外側面8及び第3外側面12に接着して固定する。
次に、第1硬質外装板28が固定された電池缶2に、図3に示すように、第2硬質外装板30を固定する。第1硬質外装板28と同様に、第2硬質外装板30に予め貼付されていた第1両面テープ36乃至第7両面テープ48の剥離紙を剥がして、第2外側面10及び第4外側面14に固定する。このとき第1突き合わせ部32と第2突き合わせ部34において、第1硬質外装板28と第2硬質外装板30との端部同士が整合するように突き合わせられることが好ましい。
続いて上面4には上面硬質外装板20が被せられて図1の状態の大容量二次電池が形成される。さらに、各突き合わせ部32,34を覆うように適当な保護フィルムを接着して被覆するようにしてもよい。また上面硬質外装板20を仮に装着するために、上面硬質外装板20と第1硬質外装板28及び第2硬質外装板30との間にも保護フィルムを被着してもよい。
次に本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態においては、第1硬質外装板28及び第2硬質外装板30を、伸縮性を有する第1両面テープ36乃至第7両面テープ48により電池缶2の外周面に固定したので、電池缶2が膨らんだとしても、第1両面テープ36乃至第7両面テープ48が延びることにより、第1硬質外装板28と第2硬質外装板30を変形させるような応力が電池缶2から第1硬質外装板28と第2硬質外装板30に加わることを抑制できる。その結果、外部からは、電池缶2の膨らみの影響を実質的に受けていない硬質外装板28と第2硬質外装板30が見えるだけで、大容量二次電池を見る者が電池缶2が膨らんでいることに気付くことがない。
また第1硬質外装板28と第2硬質外装板30とは電気的絶縁性を有しているため、大容量二次電池と外部との間の電気的絶縁性能を高めることができる。
また第1硬質外装板28と第2硬質外装板30の端部が突き合わされて形成される第1突き合わせ部32及び第2突き合わせ部34が、上面4と下面6との間を延びており、かつ第1外側面8と第4外側面14との境界及び第2外側面10と第3外側面12との境界にそれぞれ沿っているので、電池缶2が膨らんだときに第1突き合わせ部32及び第2突き合わせ部34に発生する隙間の存在が最も目立ちにくい。
第1及び第2の外側面に、上述のような第1両面テープ36乃至第3両面テープ40を用いると、電池缶2が積層方向に膨らんだときにおける第1硬質外装板28と第2硬質外装板30の変形の程度を極力小さいものとすることができる。第4両面テープ42及び第5両面テープ44をさらに配置すると、変形を抑制する効果がさらに増進する。
第3及び第4の外側面12,14には第6及び第7の両面テープを含むが、これは第1の外側面8及び第2の外側面10よりも、第3の外側面12及び第4の外側面14の方が膨らみ量が少ないため、両面テープも少なくしてコストと手間を削減している。
本発明によると、電池缶が膨らんだとしても、見栄えが悪くなることがない大容量二次電池を提供することができる。
2 電池缶
4 上面
6 下面
8 第1外側面
10 第2外側面
12 第3外側面
14 第4外側面
16,18 端子
20 上面硬質外装板
22,24 孔
26 下面硬質外装板
28 第1硬質外装板
30 第2硬質外装板
32 第1突き合わせ部
34 第2突き合わせ部
36 第1両面テープ
38 第2両面テープ
40 第3両面テープ
42 第4両面テープ
44 第5両面テープ
46 第6両面テープ
48 第7両面テープ
4 上面
6 下面
8 第1外側面
10 第2外側面
12 第3外側面
14 第4外側面
16,18 端子
20 上面硬質外装板
22,24 孔
26 下面硬質外装板
28 第1硬質外装板
30 第2硬質外装板
32 第1突き合わせ部
34 第2突き合わせ部
36 第1両面テープ
38 第2両面テープ
40 第3両面テープ
42 第4両面テープ
44 第5両面テープ
46 第6両面テープ
48 第7両面テープ
Claims (9)
- 上面、下面及び前記上面と前記下面との間に位置する外周面を備えた金属製の角型の電池缶内に、極板群が収納されている30Ah以上の容量を有する大容量二次電池であって、
前記電池缶の少なくとも前記外周面を覆うように組み合わされる電気絶縁性を有する樹脂材料からなる2以上の硬質外装部材と、
前記2以上の硬質外装部材を前記電池缶の前記外周面に固定する固定部材とを備え、
前記固定部材が前記硬質外装部材の内面と前記外周面との間に貼り付けられた伸縮性を有する両面テープであることを特徴とする大容量二次電池。 - 前記2以上の硬質外装部材が組み合わされたときに隣り合う二つの硬質外装部材の端部が突き合わされて形成された突き合わせ部が、前記上面と前記下面との間を延びるように、前記2以上の硬質外装部材の形状が定められている請求項1に記載の大容量二次電池。
- 前記極板群は、複数枚の極板がセパレータを介して積層されて構成された積層型極板群であり、
前記外周面は、前記積層型極板群に含まれる複数枚の極板の積層方向に位置する第1及び第2の外側面と、前記積層方向と直交する方向に位置する第3及び第4の外側面とからなり、
前記2以上の硬質外装部材は、前記第1の外側面及び前記第3の外側面と対向する前記内面を有する横断面形状がL字形をなす第1の硬質外装部材と、前記第2の外側面及び前記第4の外側面と対向する前記内面を有する横断面形状がL字形をなす第2の硬質外装部材とからなり、
1つの前記突き合わせ部が、前記第1の外側面と前記第4の外側面との境界に沿うように形成され、別の一つの前記突き合わせ部が前記第2の外側面と前記第3の外側面との境界に沿うように前記第1及び第2の硬質外装部材が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の大容量二次電池。 - 前記電池缶の前記下面を覆う電気絶縁性を有する一枚の硬質外装部材と、
前記一枚の硬質外装部材を前記電池缶の前記下面に固定する固定部材とを更に備え、
前記固定部材が前記電池缶の前記下面と前記一枚の硬質外装部材の内面との間に貼り付けられた両面テープである請求項1に記載の大容量二次電池。 - 前記電池缶の上面には2つの端子と1以上のガス放出弁とが設けられており、
前記上面上には、前記2つの端子と前記1以上のガス放出弁とを露出させるように、前記上面を覆う電気絶縁性を有する他の一枚の硬質外装部材が取り外し可能に設けられている請求項1または4に記載の大容量二次電池。 - 前記外周面は、前記積層型極板群に含まれる複数枚の極板の積層方向に位置する第1及び第2の外側面と、前記積層方向と直交する直交方向に位置する第3及び第4の外側面とからなり、
前記第1及び第2の外側面と前記硬質外装部材との間に貼り付けられる前記両面テープは、前記第1及び第2の外側面の前記直交方向の両端縁に沿って延びる第1及び第2の両面テープと、少なくとも前記第1及び第2の外側面の中央部を通って、前記直交方向に延びる第3の両面テープとを含んでいる請求項1に記載の大容量二次電池。 - 前記第3の両面テープの両側に、前記第3の両面テープに沿って延びる第4及び第5のテープが更に配置されている請求項6に記載の大容量二次電池。
- 前記第3及び第4の外側面と前記硬質外装部材との間に貼り付けられる前記両面テープは、前記第3及び第4の外側面の前記積層方向の両端縁に沿って延びる第6及び第7の両面テープ含んでいる請求項6または7に記載の大容量二次電池。
- 前記極板群が、30Ah以上の容量を有する積層型リチウムイオン電池用極板群である請求項2乃至8のいずれか1項に記載の大容量二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128734A JP2017016733A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 大容量二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128734A JP2017016733A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 大容量二次電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017016733A true JP2017016733A (ja) | 2017-01-19 |
Family
ID=57830882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015128734A Pending JP2017016733A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 大容量二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017016733A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021097029A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | カシオ計算機株式会社 | リチウム電池、リチウム電池モジュール、及び電子機器 |
WO2022202309A1 (ja) * | 2021-03-23 | 2022-09-29 | 栗田工業株式会社 | 蓄電デバイス構造体 |
WO2022230374A1 (ja) * | 2021-04-27 | 2022-11-03 | 栗田工業株式会社 | 蓄電デバイス構造体 |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015128734A patent/JP2017016733A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7103389B2 (ja) | 2019-12-18 | 2022-07-20 | カシオ計算機株式会社 | リチウム電池モジュール及び電子機器 |
WO2022202309A1 (ja) * | 2021-03-23 | 2022-09-29 | 栗田工業株式会社 | 蓄電デバイス構造体 |
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