JP2017016341A - 携帯端末及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の配列方向でのみ意味を表現できる対象シンボル列を含む文字列の配列方向を変換する場合において、対象シンボル列を見た者に当該対象シンボル列の意味が伝わらなくなることを抑制したプログラムを提供する。【解決手段】該プログラムは、シンボルを第1方向に配列した第1シンボル列画像を表示させる第1表示処理(S21)と、対象シンボル列を特定する特定処理(S25、S26)と、第2シンボル列画像を表示させる第2表示処理(S29)とを携帯端末に実行させる。第2シンボル列画像は、2つの非対象シンボル、隣接する非対象シンボル及び対象シンボル列、及び隣接する2つの対象シンボル列が、前後関係を維持したまま第2方向に配列され、対象シンボル列を構成する複数のシンボルが第1方向に配列された画像である。【選択図】図4

Description

本発明は、入力を受け付けた文字列を表示部に表示させるプログラム、及び当該プログラムが搭載された携帯端末に関する。
特許文献1には、横書きの文字列を縦書きに変換して表示させるプログラムが開示されている。より詳細には、特許文献1に記載のプログラムは、横書きの文字列のうち、全角文字列を縦書きに変換して表示させ、且つ半角文字列を横書きのままにして表示させるものである。
また、近年では、所謂「顔文字」を含めた文章が増えている。顔文字は、所定のシンボルを組み合わせることによって、表情や動作等の所定の意味を表すシンボル列である。なお、本明細書における「シンボル」とは、文字(例えば、平仮名、片仮名、漢字、数字、アルファベット等)と、記号(例えば、“!”、“?”、“@”等)とを含む。
特開2002−273943号公報
ここで、広く知られている顔文字は、横書きされたときに、当該顔文字を見た者に所定の意味を感じさせるものである。換言すれば、顔文字が縦書きされたときには、当該顔文字を見た者に所定の意味を感じさせないものが一般的である。また、全角のシンボルと半角のシンボルとが混在した顔文字も多数存在する。そのため、特許文献1のプログラムによって顔文字を含む文字列が縦書きに変換されると、顔文字を見た者に当該顔文字の意味がユーザに伝わらなくなるという課題を生じる可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定の配列方向でのみ意味を表現できる対象シンボル列を含む文字列の配列方向を変換する場合において、対象シンボル列を見た者に当該対象シンボル列の意味が伝わらなくなることを抑制したプログラムを提供することにある。
(1) 本明細書に記載のプログラムは、表示部と、操作部とを備える携帯端末が読み取り可能である。該プログラムは、前記操作部を通じてユーザ操作を受け付ける受付処理と、シンボル列を入力する入力操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該シンボル列を構成する各シンボルを第1方向に配列した第1シンボル列画像を前記表示部に表示させる第1表示処理とを前記携帯端末に実行させる。前記第1方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向と交差する方向である。該プログラムは、前記シンボル列に含まれる対象シンボル列を特定する特定処理を前記携帯端末に実行させる。前記対象シンボル列は、複数のシンボルが所定の組み合わせで前記第1方向に配列されることによって、所定の意味を表すものである。該プログラムは、前記シンボル列の配列方向の変換を指示する第1指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、第2シンボル列画像を前記表示部に表示させる第2表示処理を前記携帯端末に実行させる。前記第2シンボル列画像は、前記シンボル列内において隣接する2つの非対象シンボルが、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま第2方向に配列された画像である。前記非対象シンボルは、前記対象シンボル列に含まれない前記シンボルである。前記第2方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向に沿う方向である。また、第2シンボル列画像は、前記シンボル列内において隣接する前記非対象シンボル及び前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ前記対象シンボル列を構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列され、前記シンボル列内において隣接する2つの前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ2つの前記対象シンボル列それぞれを構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列された画像である。
上記構成によれば、入力されて第1方向に配列されたシンボル列のうち、隣接する非対象シンボル同士、隣接する非対象シンボル及び対象シンボル列、及び隣接する対象シンボル列同士が前後関係を維持したまま第2方向に配列され、対象シンボル列を構成する複数のシンボルが第1方向に配列される。すなわち、シンボル列は、全体としては第2方向に配列されるものの、対象シンボル列は第1方向に配列されたままになる。その結果、対象シンボル列を見た者に当該対象シンボル列が与える印象が損なわれない。すなわち、当該対象シンボル列の意味が失われるのを抑制することができる。
なお、横書き方向は第1方向の一例であり、縦書き方向は第2方向の一例である。以降、便宜上、第1方向のことを「横書き方向」あるいは「横書き」と表記することがある。同様に、第2方向のことを「縦書き方向」あるいは「縦書き」と表記することがある。また、隣接するシンボルの前後関係とは、第1方向の左側が「前側」で右側が「後側」であり、第2方向の上側が「前側」で下側が「後側」である。
(2) 好ましくは、該プログラムは、前記特定処理で特定した前記対象シンボル列が括弧対を含むか否かを判断する第1判断処理を前記携帯端末に実行させる。前記括弧対は、始め括弧記号と、当該始め括弧記号に対応する終わり括弧記号とを含む。該プログラムは、前記対象シンボル列が前記括弧対を含むと前記第1判断処理で判断したことに応じて、当該対象シンボル列が括弧外シンボル列を含むか否かを判断する第2判断処理を前記携帯端末に実行させる。前記括弧外シンボル列は、前記括弧対の外側において、連続するN(Nは自然数)個以上の前記シンボルを含む。該プログラムは、前記対象シンボル列が前記括弧外シンボル列を含むと前記第2判断処理で判断したことに応じて、当該対象シンボル列を第1部分及び第2部分に分割する分割処理を前記携帯端末に実行させる。前記第1部分は、前記括弧外シンボル列のうちの前記括弧対に隣接する(N−1)個の前記シンボルより外側の部分である。前記第2部分は、前記対象シンボル列のうちの前記第1部分と異なる部分である。該プログラムは、前記第2表示処理において、前記シンボル列内において隣接する前記第1部分及び前記第2部分を、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列し、且つ前記第1部分及び前記第2部分それぞれを構成する各シンボルを前記第1方向に配列した前記第2シンボル列画像を、前記表示部に表示させる。
(3) さらに好ましくは、該プログラムは、複数の前記括弧対を前記対象シンボル列が含む場合の前記第2判断処理において、最も外側の前記括弧対のさらに外側に位置する前記括弧外シンボル列を当該対象シンボル列が含むか否かを判断する。
(4) さらに好ましくは、該プログラムは、前記第2判断処理において、連続するM(M>N)個以上の前記シンボルを含むか否かを判断し、前記対象シンボル列が前記括弧外シンボル列を含むと前記第2判断処理で判断したことに応じて、前記分割処理を前記携帯端末に実行させる。
上記構成によれば、対象シンボル列が多数のシンボルによって構成される場合でも、第2シンボル列画像が第1方向に広がりすぎるのを抑制できる。また、括弧対は、対象シンボル列内で顔の輪郭を表すのに用いられることが多い。そして、括弧対で囲まれる部分は、対象シンボル列の意味を最も端的に表す部分である場合が多い。そこで、括弧外シンボル列の位置で対象シンボル列を分割することによって、当該対象シンボル列の意味が失われるのを抑制することができる。
(5) 好ましくは、該プログラムは、前記第2シンボル列画像を表示させる領域の前記第1方向の領域幅を取得する第1領域情報取得処理と、前記第2シンボル列画像内における前記対象シンボル列の前記第1方向のシンボル幅が前記領域幅より広いか否かを判断する第3判断処理と、前記シンボル幅が前記領域幅より広いと前記第3判断処理で判断したことに応じて、前記第2シンボル列画像内における前記シンボル幅が前記領域幅以下になるように、当該対象シンボル列を縦横比を固定して縮小する第1縮小処理とを前記携帯端末に実行させる。
上記構成によれば、第2シンボル列画像が第1方向に広がりすぎるのを抑制できる。また、対象シンボル列の縦横比を固定して縮小することによって、当該対象シンボル列の意味が失われるのを抑制することができる。さらに、対象シンボル列のみを縮小し、非対象シンボルを縮小しないので、非対象シンボルの視認性の低下が抑制される。
(6) 好ましくは、該プログラムは、L(Lは自然数)個の改行記号を含む前記シンボル列の入力を前記受付処理で受け付けたことに応じて、各々が前記改行記号で区切られた(L+1)個の部分シンボル列それぞれに対して前記特定処理、前記第1表示処理、前記第3判断処理、前記第1縮小処理、及び前記第2表示処理を前記携帯端末に実行させ、前記第2表示処理において、(L+1)個の前記部分シンボル列それぞれに対応する前記第2シンボル列画像を、前記第1方向に間隔Gを空けて前記表示部に表示させ、(L+1)個の前記第2シンボル列画像を表示させる領域の前記第1方向の最大幅をW1としたときに、前記第1領域情報取得処理において、式1で算出される前記領域幅W2を取得する。
上記構成によれば、第1方向に隣接する第2シンボル列画像の間隔が詰まりすぎることを抑制できる。その結果、隣接する対象シンボル列同士が近づきすぎて、当該対象シンボル列の意味が分かりにくくなることが抑制される。
(7) 好ましくは、該プログラムは、前記第2シンボル列画像を表示させる領域の前記第2方向の領域高さを取得する第2領域情報取得処理と、前記第2シンボル列画像の前記第2方向のシンボル高さが前記領域高さより高いか否かを判断する第4判断処理と、前記シンボル高さが前記領域高さより高いと前記第4判断処理で判断したことに応じて、当該第2シンボル列画像が前記領域高さ以下になるように、当該第2シンボル列画像を縦横比を固定して縮小する第2縮小処理とを前記携帯端末に実行させる。
上記構成によれば、第2シンボル列画像が第2方向に広がりすぎるのを抑制できる。
(8) 好ましくは、該プログラムは、前記シンボル列の配列方向の仮の変更を指示する第2指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記対象シンボル列を構成する各シンボルを前記第1方向に配列した対象シンボル列画像と、連続する前記非対象シンボルを前記第2方向に配列した非対象シンボル列画像とを前記表示部に表示させる第3表示処理と、前記対象シンボル列画像を通じた第1編集操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該対象シンボル列画像に対応する前記対象シンボル列を、前記第1編集操作に従って編集する第1編集処理と、前記非対象シンボル列画像を通じた第2編集操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該非対象シンボル列画像に対応する前記非対象シンボルを、前記第2編集操作に従って編集する第2編集処理と、前記第1指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記第1編集処理で編集された前記対象シンボル列、及び前記第2編集処理で編集された前記非対象シンボルを用いた前記第2表示処理とを前記携帯端末に実行させる。
上記構成によれば、第2シンボル列画像と同じ方向に配列されたシンボル列を確認しながら、各シンボル列を編集することができる。その結果、ユーザが所望する結果を容易に得ることができる。
(9) 好ましくは、該プログラムは、前記第2表示処理において、前記対象シンボル列及び前記非対象シンボルをセンタ配置した前記第2シンボル列画像を前記表示部に表示させる。前記センタ配置とは、前記対象シンボル列及び前記非対象シンボルそれぞれの前記第1方向の中心位置を前記第2方向に延びる仮想線上に配置することである。
上記構成によれば、シンボル列全体の意味内容が分かり易くなる。
(10) 一例として、該プログラムは、複数の第1入力操作を前記受付処理で受け付けた場合の前記特定処理において、複数の前記第1入力操作によって入力されたシンボル列に含まれるシンボルと、予め定められた特定シンボルとを比較し、前記シンボル列のうちの必要条件を満たし且つ排除条件を満たさない部分を前記対象シンボル列として特定する。前記第1入力操作は、前記シンボル列を構成する各シンボルを1つずつ入力する前記入力操作である。前記必要条件は、前記特定シンボルのみを含むことである。前記排除条件は、前記特定シンボルが予め定められた組み合わせで連続することである。
(11) 他の例として、該プログラムは、第2入力操作を前記受付処理で受け付けた場合の前記特定処理において、前記第2入力操作によって入力された複数のシンボルに含まれるシンボルと、予め定められた特定シンボルとを比較し、当該複数のシンボルが必要条件を満たし且つ排除条件を満たさないことに応じて、当該複数のシンボルを前記対象シンボル列として特定する。前記第2入力操作は、前記シンボル列の一部を構成する複数のシンボルを一括して入力する前記入力操作である。前記必要条件は、連続する複数の前記特定シンボルを含むことである。前記排除条件は、前記特定シンボルが予め定められた組み合わせで連続することである。
但し、対象シンボル列の特定方法はこれに限定されず、例えば、操作部を通じてユーザに対象シンボル列を指定させてもよいし、携帯端末或いはインターネット上のサーバに記憶された対象シンボル列のリストと比較してもよい。
(12) 例えば、該プログラムは、複数のテンプレート画像のうちの1つを指定する指定操作を前記受付処理で受け付ける。前記テンプレート画像は、前記第2シンボル列画像を配置可能なシンボル領域を含む。該プログラムは、前記第2表示処理において、前記指定操作で指定された前記テンプレート画像と、前記シンボル領域に配置された前記第2シンボル列画像とを、前記表示部に表示させる。
(13) 例えば、前記携帯端末は、通信部を備える。前記通信部は、シートに画像を記録する画像記録装置と電気的に接続されている。該プログラムは、前記テンプレート画像のシートへの記録を指示する第3指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記通信部を通じて前記画像記録装置に記録指示情報を送信する記録指示処理を前記携帯端末に実行させる。前記記録指示処理は、前記第2シンボル列画像が前記シンボル領域に配置された前記テンプレート画像をシートに記録することを指示するための情報である。
(14) 本明細書に記載の携帯端末は、表示部と、操作部と、制御部とを備える。前記制御部は、前記操作部を通じてユーザ操作を受け付ける受付処理と、シンボル列を入力する入力操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該シンボル列を構成する各シンボルを第1方向に配列した第1シンボル列画像を前記表示部に表示させる第1表示処理とを実行する。前記第1方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向と交差する方向である。前記制御部は、前記シンボル列に含まれる対象シンボル列を特定する特定処理を実行する。前記対象シンボル列は、複数のシンボルが所定の組み合わせで前記第1方向に配列されることによって、所定の意味を表すものである。前記制御部は、前記シンボル列の配列方向の変換を指示する第1指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、第2シンボル列画像を前記表示部に表示させる第2表示処理を実行する。前記第2シンボル列画像は、前記シンボル列内において隣接する2つの非対象シンボルが、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま第2方向に配列される。前記非対象シンボルは、前記対象シンボル列に含まれない前記シンボルである。前記第2方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向に沿う方向である。また、第2シンボル列画像は、前記シンボル列内において隣接する前記非対象シンボル及び前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ前記対象シンボル列を構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列され、前記シンボル列内において隣接する2つの前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ2つの前記対象シンボル列それぞれを構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列された画像である。
本発明によれば、入力されたシンボル列が全体としては縦書きに変換されるものの、横書きされる対象シンボル列の意味が失われるのを抑制することができる。
図1は、実施形態に係る記録システム100のブロック図である。 図2は、データ記憶領域62Bに記憶された情報の一例であって、(A)は対応するシンボル列データ及び対象シンボル列位置情報を、(B)は対応するテンプレート画像データ及びシンボル領域情報を示す。 図3は、画像記録処理のフローチャートである。 図4は、シンボル列編集処理のフローチャートである。 図5は、(A)が特定処理1のフローチャートであり、(B)が特定処理2のフローチャートである。 図6は、シンボル画像生成処理のフローチャートである。 図7は、幅調整処理のフローチャートである。 図8は、表示部53の表示例であって、(A)はテンプレート選択画面を、(B)はテンプレート編集画面を示す。 図9は、シンボル列編集画面の表示例であって、(A)は逐次入力された状態を、(B)は一括入力された状態を示す。 図10は、表示部53の表示例であって、(A)はプレビュー画面を、(B)はテンプレート編集画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、図8〜図10に示される画面例は概略図であって、明細書中の大きさの説明と厳密に一致していない場合がある。
図1は、本実施形態における記録システム100のブロック図である。図1に示される記録システム100は、複合機10と、携帯端末50とで構成されている。複合機10及び携帯端末50は、通信ネットワーク102を介して相互に通信可能に構成されている。通信ネットワーク102の具体例は特に限定されないが、例えば、有線LAN(Local Area Networkの略)、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。
[複合機10]
複合機10は、図1に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、表示部23と、操作部24と、通信部25と、CPU31と、記憶部32と、通信バス33とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス33を介して相互に接続されている。複合機10は、画像記録装置の一例である。
[プリンタ部11、スキャナ部12]
プリンタ部11は、画像データで示される画像をシートの一例である記録用紙に記録する記録処理を実行する。プリンタ部11の記録方式として、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ部12は、記録用紙に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン処理を実行する。複合機10は、FAXの送受信を行うFAX機能、記録用紙に記録された画像を読み取って他の記録用紙に記録するコピー機能等をさらに有してもよい。または、複合機10に代えて、記録処理のみを実行可能な単能機であってもよい。
[表示部23]
表示部23は、各種情報を表示する表示画面を備える。表示部23としては、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。
[操作部24]
操作部24は、表示部23の表示画面に表示されたオブジェクトを選択するユーザの操作を受け付ける。具体的には、操作部24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、操作部24は、表示部23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、表示部23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが操作部24を操作することによって選択可能な画像を指す。一例として、オブジェクトは表示部23に表示された文字列であって、操作部24の方向キーを押下することによってオブジェクトの1つがハイライト表示され、操作部24の決定ボタンを押下することによってハイライト表示されたオブジェクトが選択されてもよい。他の例として、操作部24がタッチパネルである場合のオブジェクトは表示部23に表示されたアイコン、ボタン、リンク等であって、タッチ位置に表示されたオブジェクトが選択されてもよい。
タッチパネルとして実現される操作部24は、表示部23の表示画面をタッチするユーザ操作を受け付ける。また、操作部24は、ユーザがタッチした表示画面上の位置を示す位置情報を出力する。位置情報は、例えば、表示画面の左上端を原点とし、右向きをx軸の正の向き、下向きをy軸の正の向きとしたx−y平面上の座標(x,y)として表現できる。タッチセンサには、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。
なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。すなわち、タッチした入力媒体を所定時間内に表示画面から離間させるタップ操作、タッチした入力媒体を表示画面上で静止させるロングタッチ操作、タッチした入力媒体を表示画面上でスライドさせるスライド操作、表示画面上をスライドする入力媒体の加速度が閾値以上であるフリック操作、表示画面上の異なる位置にタッチした2つの入力媒体を互いに近づける向きにスライドさせるピンチイン操作、表示画面上の異なる位置にタッチした2つの入力媒体を互いに離れる向きにスライドさせるピンチアウト操作等は、タッチの一例である。
また、入力媒体が表示画面に触れていなくても、表示画面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させることを、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。以下、表示部23に表示されたアイコンの位置のタップを、当該アイコンを選択するユーザ操作の一例として説明する。
[通信部25]
通信部25は、通信ネットワーク102を通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。すなわち、複合機10は、通信部25を通じて携帯端末50に各種情報を出力し、通信部25を通じて携帯端末50から各種データ又は各種情報を受信する。通信部25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(Wi−Fi Allianceの登録商標)を採用することができる。
[CPU31]
CPU(Central Processing Unitの略)31は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU31は、操作部24から出力される各種情報、及び通信部25を通じて外部装置から取得した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムを記憶部32から取得して実行する。すなわち、CPU31及び記憶部32は、制御部の一例を構成する。
[記憶部32]
記憶部32は、プログラム記憶領域32Aと、データ記憶領域32Bとを有する。プログラム記憶領域32Aには、OS(Operating Systemの略)34と、制御プログラム35とが格納される。なお、制御プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。データ記憶領域32Bには、制御プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32“というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10“というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
なお、記憶部32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
本明細書中のプログラムは、CPU31によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU31を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU31がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50についても同様である。
また、本明細書中のプログラムは、事象を判断し、判断結果に応じて動作する。しかしながら、本明細書では、判断することを省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「制御プログラムが条件Aに応じて、処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「制御プログラムは条件Aであるか否かを判断する。制御プログラムは、肯定判断であることに応じて、処理Aを実行する」ことを指してもよい。
また、本明細書中のプログラムは、データ等を特定し、抽出し、或いは選択する。プログラムがデータ等を特定するとは、例えば、複数のデータ等のうちから条件に合致するデータを特定し、当該データ等そのもの或いは当該データ等を識別する情報を、予め定められた記憶領域に記憶させる処理を指す。データ等を識別する情報とは、例えば、当該データ等を識別する識別情報、当該データ等が記憶された配列のインデックス、当該データ等が記憶された記憶領域のポインタ等である。プログラムがデータ等を抽出し、或いは選択する処理も同様である。
また、本明細書中のプログラムは、データ等を取得する。プログラムがデータ等を取得するとは、例えば、データが記憶された記憶領域からデータを読み出す処理を指してもよい。プログラムがデータ等を取得するとは、例えば、外部装置から送信されたデータを受信する処理を指してもよい。プログラムがデータ等を取得するとは、例えば、外部データにデータの返信を要求し、外部装置から返信されたデータを受信する処理を指してもよい。プログラムがデータ等を取得するとは、例えば、OSなどの他のプログラムが出力したデータを受信する処理を指してもよい。プログラムがデータ等を取得するとは、例えば、他のプログラムにデータの出力を要求し、他のプログラムから出力されたデータを受信する処理を指してもよい。
OS34は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ部11、スキャナ部12、表示部23、操作部24、及び通信部25等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS34が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS34を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS34のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50についても同様である。
[携帯端末50]
携帯端末50は、図1に示されるように、表示部53と、操作部54と、通信部55と、CPU61と、記憶部62と、通信バス63とを主に備える。携帯端末50に含まれる表示部53、操作部54、通信部55、CPU61、記憶部62、及び通信バス63は、複合機10に含まれる表示部23、操作部24、通信部25、CPU31、記憶部32、及び通信バス33と共通するので、再度の説明は省略する。CPU61及び記憶部62は、制御部の一例である。携帯端末50の具体例は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等である。
記憶部62のプログラム記憶領域62Aには、OS64と、制御プログラム65とが格納されている。OS64は、例えば、Android(Google inc.の登録商標) OS、iOS(Cisco Systems,Inc.の登録商標)、Windows Phone(Microsoft Corporationの登録商標) Operating System等であってもよい。
記憶部62のデータ記憶領域62Bは、図2(A)に示されるように、シンボル列データと、シンボル列データに対応付けられた対象シンボル列位置情報とを記憶することができる。シンボル列データは、後述するステップS22で入力を受け付けたシンボル列を示す。シンボル列は、対象シンボル列と、非対象シンボルとで構成される。対象シンボル列は、後述する特定処理(S25、S26)によって特定される。非対象シンボルとは、シンボル列のうちの対象シンボルと異なるシンボルである。対象シンボル列位置情報は、対応するシンボル列に含まれる対象シンボル列の位置を示す情報である。対象シンボル列位置情報は、開始位置と、シンボル数とを含む。
開始位置は、シンボル列の先頭から数えて何シンボル目から対象シンボル列が始まるかを示す。シンボル数は、対象シンボル列に含まれるシンボルの数を示す。すなわち、図2(A)の1行目の対象シンボル列位置情報は、対応するシンボル列“今年もよろしく(^_^)”の先頭から数えて8シンボル目から12シンボル目までの“(^_^)”が対象シンボル列であることを示す。また、図2(A)の2行目の対象シンボル列位置情報は、対応するシンボル列“(((^o^)∠※PAN!”の全てが対象シンボル列であることを示す。なお、本実施形態では、全角シンボル及び半角シンボルを区別せずにシンボル数をカウントする例を説明するが、全角シンボルが半角シンボル2個分に相当するとして、シンボル数をカウントしてもよい。
なお、シンボル列は、複数の対象シンボル列を含むことができる。この場合、当該シンボル列を示すシンボル列データには、複数の対象シンボル列位置情報が対応付けられる。より詳細には、シンボル列に含まれる対象シンボル列の数と同数の対象シンボル列位置情報が、当該シンボル列を示すシンボル列データに対応付けられる。一方、シンボル列は、対象シンボル列を含まない場合もある。この場合、当該シンボル列を示すシンボル列データには、対象シンボル列位置情報が対応付けられない。
対象シンボル列とは、複数のシンボルを所定の順序で配列したものである。対象シンボル列は、横書きされたときに、当該対象シンボル列を見た者に所定の意味を感じさせる。換言すれば、横書きされた対象シンボル列は、所定の意味を表す。但し、対象シンボル列によって表される意味は、当該対象シンボル列を作成したユーザの主観的なものであってよい。一方、対象シンボル列は、縦書きされたときに、当該対象シンボル列を見た者に前述の所定の意味を感じさせない。換言すれば、縦書きされた対象シンボル列は、所定の意味を表さない。対象シンボル列は、例えば、顔文字、フェイスマーク、エモティコン等と呼ばれるものである。
なお、「横書き」とは、例えば、シンボル列を構成する複数のシンボルを、各シンボルの上下方向と直交する第1方向に配列した状態を指す。但し、シンボルの上下方向と第1方向とは厳密に直交している必要はなく、両者は交差していればよい。また、「縦書き」とは、例えば、シンボル列を構成する複数のシンボルを、各シンボルの上下方向に一致する第2方向に配列した状態を指す。但し、シンボルの上下方向と第2方向とは厳密に一致している必要はなく、第2方向がシンボルの上下方向に沿っていればよい。左右方向は第1方向の一例であり、上下方向は第2方向の一例である。さらに、「シンボルの上下方向」とは、割り当てられた意味が最も自然に表されるように配置されたシンボルの天地の方向を指す。
また、データ記憶領域62Bは、図2(B)に示されるように、テンプレート画像データと、テンプレート画像データに対応付けられたシンボル領域情報とを記憶している。テンプレート画像データは、例えば、葉書の通信面に記録されるテンプレート画像を示す。シンボル領域情報は、対応するテンプレート画像データで示されるテンプレート画像上に配置されたシンボル領域を示す情報である。なお、テンプレート画像には、複数のシンボル領域が設定されていてもよいし、シンボル領域が設定されていなくてもよい。なお、携帯端末50は、テンプレート画像データ及びシンボル領域情報を、インターネット上のサーバから通信部55を通じて受信してもよい。
シンボル領域は、例えば、テンプレート画像に含まれる長方形の領域である。そして、シンボル領域情報は、例えば、テンプレート画像の左上端から、シンボル領域の上端位置“Top”、下端位置“Bottom”、左端位置“Left”、及び右端位置“Right”までのピクセル数を示す。但し、シンボル領域の形状は長方形に限定されず、円形、楕円形、三角形、台形、平行四辺形、正方形等であってもよい。また、シンボル領域の特定方法も前述の例に限定されない。
シンボル領域には、シンボル列画像を配置することができる。シンボル列画像は、操作部54を通じてユーザが入力したシンボル列を示す画像である。シンボル領域に配置されるシンボル列画像は、第2シンボル列画像の一例である。本実施形態において、葉書に記録される画像は、背景画像であるテンプレート画像のシンボル領域に、前景画像であるシンボル列画像が合成されたものである。
さらに図示は省略するが、データ記憶領域62Bには、シンボル列を一時的に記憶する領域(以下、「クリップボード」と表記する。)が確保されている。クリップボードは、所謂「コピー&ペースト」及び「カット&ペースト」等に使用される。制御プログラム65は、表示部53に表示されたシンボル列をコピー或いはカットするユーザ操作を、操作部54を通じて受け付けたことに応じて、当該シンボル列をクリップボードに記憶させることができる。また、クリップボードには、1つのシンボル列のみを記憶することができる。すなわち、制御プログラム65は、クリップボードに新たなシンボル列を記憶させる場合に、既に記憶されているシンボル列を新たなシンボル列で上書きする。
[記録システム100の動作]
次に、図3〜図10を参照して、本実施形態に係る記録システム100の動作を説明する。記録システム100は、ユーザ操作に基づいて携帯端末50が画像データを生成し、当該画像データで示される画像を複合機10が記録用紙に記録する処理を実行する。
まず、携帯端末50の制御プログラム65は、テンプレート選択画面を表示部53に表示させる(S11)。図8(A)は、テンプレート選択画面の一例である。図8(A)に示されるテンプレート選択画面は、複数のテンプレートアイコン121、122、123、124を含む。テンプレートアイコン121〜124は、図2(B)に示されるテンプレート画像データに対応する。テンプレートアイコン121〜124は、対応するテンプレート画像の画像サイズや解像度を削減した、所謂サムネイル画像であってもよい。
次に、制御プログラム65は、テンプレートアイコン121〜124の1つの選択を操作部54を通じて受け付ける(S12)。ステップS12の処理は、受付処理の一例である。また、テンプレートアイコン121〜124の1つの選択は、指定操作の一例である。そして、制御プログラム65は、テンプレートアイコン121〜124の1つの選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて(S12:Yes)、当該テンプレートアイコンに対応するテンプレート画像データ及びシンボル領域情報を、データ記憶領域62Bから読み出す。本実施形態では、テンプレートアイコン124が選択されたものとして、以下の説明を継続する。
次に、制御プログラム65は、テンプレート編集画面を表示部53に表示させる(S13)。図8(B)は、テンプレート編集画面の一例である。図8(B)に示されるテンプレート編集画面は、テンプレート画像125と、シンボル領域アイコン126と、[プリント]アイコンとを含む。テンプレート画像125は、読み出した画像データDで示される画像である。シンボル領域アイコン126は、テンプレート画像125内において、読み出したシンボル領域情報で示されるシンボル領域の位置及び形状を示す長方形の画像である。
次に、制御プログラム65は、テンプレート編集画面に含まれるアイコンの選択を操作部54を通じて受け付ける(S14)。ステップS14の処理は、受付処理の一例である。そして、制御プログラム65は、シンボル領域アイコン126の選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて(S14:シンボル領域アイコン)、シンボル列編集処理を実行する(S15)。シンボル列編集処理は、操作部54を通じてシンボル列の入力を受け付け、シンボル領域アイコン126で示されるシンボル領域に当該シンボル列が適切に配置されるように各シンボルを配列させる処理である。図4を参照して、シンボル列編集処理の詳細を説明する。
まず、制御プログラム65は、シンボル列編集画面を表示部53に表示させる(S21)。図9(A)は、シンボル列編集画面の一例である。図9(A)に示されるシンボル列編集画面は、操作部54を通じて入力されたシンボル列が表示させるテキストボックス127と、ソフトウェアキーボード128と、[プレビュー]アイコンとを含む。なお、シンボル列画像が配置されていないシンボル領域アイコン126が選択された場合のシンボル列編集処理において、最初に表示されるシンボル列編集画面のテキストボックス127には、何も表示されていない。
次に、制御プログラム65は、シンボル列編集画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受け付ける(S22)。ステップS22の処理は、受付処理の一例である。また、ステップS22でシンボルを入力する操作は、入力操作の一例である。そして、制御プログラム65は、シンボルを入力する操作を操作部54を通じて受け付けたことに応じて(S22:入力操作)、当該シンボルを示すシンボル列データをデータ記憶領域62Bに記憶させる(S23)。
ユーザは、逐次入力或いは一括入力によってシンボルを入力することができる。逐次入力は、例えば図9(A)に示されるように、ソフトウェアキーボード128を通じてシンボルを1つずつ入力することを指す。ソフトウェアキーボード128を通じたシンボルの入力方法の具体例は特に限定されないが、例えば、トグル入力方式やフリック入力方式等の周知の方法が採用される。一括入力は、例えば図9(B)に示されるように、テキストボックス127の位置をロングタッチすることによって[ペースト]アイコンを表示させ、[ペースト]アイコンの選択によってクリップボードに記憶された複数のシンボルを一括して入力することを指す。ソフトウェアキーボード128の操作は第1入力操作の一例であり、[ペースト]アイコンの選択は第2入力操作の一例である。
次に、制御プログラム65は、一括入力及び逐次入力のどちらをステップS22で受け付けたかを判断する(S24)。そして、制御プログラム65は、ステップS22で逐次入力を受け付けたと判断したことに応じて(S24:No)、逐次入力されたシンボルをテキストボックス127に追加表示する(S21)。また、制御プログラム65は、ステップS22で一括入力を受け付けたと判断したことに応じて(S24:Yes)、後述する特定処理1を実行すると共に(S25)、一括入力されたシンボル列をテキストボックス127に追加表示する(S21)。そして、制御プログラム65は、[プレビュー]アイコンの選択を操作部54を通じて受け付けるまで、ステップS21〜S25の処理を繰り返し実行する。
シンボルの入力を受け付けた後のシンボル列編集画面には、図9(A)及び図9(B)に示されるように、テキストボックス127に当該シンボルが横書き表示される。この処理は、第1表示処理の一例である。図9(A)は、逐次入力されたシンボル列“今年も”がテキストボックス127に横書きされたシンボル列編集画面を示している。図9(B)は、逐次入力されたシンボル列“今年もよろしく(^_^)”と、一括入力されたシンボル列“(((^o^)∠※PAN!”とがテキストボックス127に横書きされたシンボル列編集画面を示している。
また、制御プログラム65は、改行記号129の入力を操作部54を通じて受け付けることができる。制御プログラム65は、図9(B)に示されるように、改行記号129が入力された後のシンボル列を、改行記号129が入力される前のシンボル列の下の段に表示する。すなわち、制御プログラム65は、操作部54を通じて入力されたシンボルを入力順に左から右に配列し、且つ改行記号129で区切られた2つのシンボル列を上下方向に配列する。なお、図9(B)の例では、改行記号129がテキストボックス127に表示されているが、改行記号129は非表示であってもよい。
さらに、制御プログラム65は、改行記号129の前のシンボル列と、改行記号129の後のシンボル列とを、別々のシンボル列データとしてデータ記憶領域62Bに記憶させる(S23)。すなわち、図9(A)のシンボル列編集画面が表示されているとき、データ記憶領域62Bには、シンボル列データ“今年も”が記憶される。また、図9(B)のシンボル列編集画面が表示されているとき、データ記憶領域62Bには、図2(A)に示されるように、2つのシンボル列データが別々に記憶される。
すなわち、L(Lは自然数)個の改行記号がステップS22で入力された場合、各々が改行記号で区切られた(L+1)個のシンボル列(以下、「部分シンボル列」と表記する。)が生成される。そして、制御プログラム65は、(L+1)個の部分シンボル列“今年もよろしく(^_^)”、“(((^o^)∠※PAN!”それぞれに対して、後続の処理を実行する。
次に、図5(A)を参照して、特定処理1の詳細を説明する。特定処理1は、一括入力されたシンボル列(以下、「一括入力シンボル列」と表記する。)に含まれる対象シンボル列を特定する処理である。制御プログラム65は、一括入力シンボル列が必要条件を満たし且つ排除条件を満たさないことに応じて、当該一括入力シンボル列を対象シンボル列として特定する。
まず、制御プログラム65は、一括入力シンボル列に連続する特定シンボルが含まれるか否かを判断する(S31)。特定シンボルは、例えば、アルファベット、記号である。また、全角日本語文字(例えば、平仮名、片仮名、漢字)が前後に配置されていない“つ”も特定シンボルの一例である。連続する特定シンボルを含む一括入力シンボル列は必要条件を満たし、連続する特定シンボルを含まない一括入力シンボル列は必要条件を満たさない。
次に、制御プログラム65は、一括入力シンボル列が必要条件を満たすと判断したことに応じて(S31:Yes)、一括入力シンボル列に含まれる特定シンボルが予め定められた組み合わせで連続しているか否かを判断する(S32)。特定シンボルが予め定められた組み合わせで連続するとは、例えば、特定シンボル“!”、“?”、“,”、“。”、“〜”、“−”のうち、同一種類或いは異なる種類の特定シンボルが連続することである。前述の組み合わせで連続する特定シンボルを含む一括入力シンボル列は排除条件を満たし、前述の組み合わせで連続する特定シンボルを含まない一括入力シンボル列は排除条件を満たさない。
そして、制御プログラム65は、一括入力シンボル列が排除条件を満たさないと判断したことに応じて(S32:No)、当該一括入力シンボル列を対象シンボル列と特定する(S33)。すなわち、制御プログラム65は、一括入力シンボル列を含むシンボル列内において、当該一括入力シンボル列の開始位置及びシンボル数を、シンボル列データと対応付けてデータ記憶領域62Bに記憶させる。一方、制御プログラム65は、一括入力シンボル列が必要条件を満たさないと判断したことに応じて(S31:No)、或いは一括入力シンボル列が排除条件を満たすことに応じて(S32:Yes)、当該一括入力シンボル列が対象シンボル列でないと判断し、ステップS33の処理をスキップする。
本実施形態において、制御プログラム65は、シンボル列“(((^o^)∠※PAN!”が一括入力されたことに応じて(S24:Yes)、特定処理1を実行する(S25)。そして、制御プログラム65は、当該シンボル列がアルファベット及び記号のみで構成されているので、必要条件を満たすと判断する(S31:Yes)。また、制御プログラム65は、当該シンボル列が所定の組み合わせで連続する特定シンボルを含まないので、排除条件を満たさないと判断する(S32:No)。そして、制御プログラム65は、図2(A)に示されるように、開始位置=1、シンボル数=13を含む対象シンボル列位置情報を、データ記憶領域62Bに記憶させる。
他の例として、シンボル列“(っ´I`)っ”は、記号と、全角日本語文字が前後に配置されていない“つ”とで構成されているので、必要条件を満たす。また、当該シンボル列は、所定の組み合わせで連続する特定シンボルを含まないので、排除条件を満たさない。他の例として、シンボル列“うん。。。”、“どういうこと??”は、先に列挙した特定シンボルのうちの同一種類の特定シンボルが連続するので、排除条件を満たす。さらに他の例として、シンボル列“ごめん...。”、“えっ!?”は、先に列挙した特定シンボルのうちの異なる種類の特定シンボルが連続するので、排除条件を満たす。
図4に戻って、制御プログラム65は、シンボル列編集画面に含まれる[プレビュー]アイコンの選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて(S22:[プレビュー]アイコン)、特定処理2を実行する(S26)。特定処理2は、逐次入力されたシンボル列(以下、「逐次入力シンボル列」と表記する。)に含まれる対象シンボル列を特定する処理である。制御プログラム65は、逐次入力シンボル列の一部分が必要条件を満たし且つ排除条件を満たさないことに応じて、当該部分を対象シンボル列として特定する。図5(B)を参照して、特定処理2の詳細を説明する。
まず、制御プログラム65は、逐次入力シンボル列に連続する特定シンボルが含まれるか否かを判断する(S36)。より詳細には、制御プログラム65は、逐次入力シンボル列に含まれる各シンボルを左から順に特定シンボルと比較し、特定シンボルを最初に発見した位置から右方向に連続する特定シンボルの数をカウントする。逐次入力シンボル列のうち、特定シンボルが連続する部分は必要条件を満たし、特定シンボルが連続しない部分は必要条件を満たさない。
次に、制御プログラム65は、逐次入力シンボル列が必要条件を満たす部分(以下、「対象部分」と表記する。)を含むと判断したことに応じて(S36:Yes)、当該対象部分に含まれる特定シンボルが予め定められた組み合わせで連続しているか否かを判断する(S37)。前述の組み合わせで連続する特定シンボルを含む対象部分は排除条件を満たし、前述の組み合わせで連続する特定シンボルを含まない対象部分は排除条件を満たさない。
そして、制御プログラム65は、対象部分が排除条件を満たさないと判断したことに応じて(S37:No)、当該対象部分を対象シンボル列と特定する(S38)。すなわち、制御プログラム65は、ステップS36で特定シンボルを最初に発見した位置である開始位置と、ステップS36でカウントしたシンボル数とを含む対象シンボル列位置情報を、データ記憶領域62Bに記憶させる。一方、制御プログラム65は、対象部分が必要条件を満たさないと判断したことに応じて(S36:No)、或いは対象部分が排除条件を満たすことに応じて(S37:Yes)、当該対象部分が対象シンボル列でないと判断し、ステップS38の処理をスキップする。
制御プログラム65は、逐次入力シンボル列に含まれる全てのシンボルについて、ステップS36〜S38の処理を実行する(S39)。特定処理2は、シンボル列編集画面に表示されたシンボル列のうち、一括入力シンボル列を除く全てのシンボルに対して実行される。本実施形態において、制御プログラム65は、シンボル列“今年もよろしく(^_^)”に対して特定処理2を実行する(S26)。そして、制御プログラム65は、記号のみで構成された対象部分“(^_^)”が必要条件を満たすと判断する(S36:Yes)。また、制御プログラム65は、対象部分が所定の組み合わせで連続する特定シンボルを含まないので、排除条件を満たさないと判断する(S37:No)。そして、制御プログラム36は、図2(A)に示されるように、開始位置=8、シンボル数=5を含む対象シンボル列位置情報を、データ記憶領域62Bに記憶させる(S38)。
再び図4に戻って、制御プログラム65は、プレビュー画面を表示部53に表示させる(S27)。また、制御プログラム65は、プレビュー画面に含まれるアイコンの選択を操作部54を通じて受け付ける(S28)。ステップS27の処理は第3表示処理の一例であり、ステップS28の処理は受付処理の一例である。また、[プレビュー]アイコンの選択は、シンボル列の配列方向の仮の変更を指示する第2指示操作の一例である。
図10(A)は、プレビュー画面の一例である。図10(A)に示されるプレビュー画面は、非対象シンボル列アイコン130と、対象シンボル列アイコン131と、[次へ]アイコンと、[完了]アイコンとを含む。非対象シンボル列画像130は、シンボル列“今年もよろしく(^_^)”のうち、連続する非対象シンボル“今年もよろしく”を縦書きした非対象シンボル列画像の一例である。対象シンボル列画像131は、シンボル列“今年もよろしく(^_^)”のうち、対象シンボル“(^_^)”を横書きした対象シンボル列画像の一例である。
次に、制御プログラム65は、非対象シンボル列アイコン130の選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて、非対象シンボル列アイコン130に対応する非対象シンボル“今年もよろしく”の編集を受け付ける(S28:編集操作)。より詳細には、制御プログラム65は、ソフトウェアキーボード128を表示部53に表示させ、ソフトウェアキーボード128を通じた非対象シンボルの編集を、データ記憶領域62Bのシンボル列データに反映させる。ソフトウェアキーボード128の操作は第2編集操作の一例であり、編集内容をデータ記憶領域62Bに記憶させる処理は第2編集処理の一例である。さらに、制御プログラム65は、編集後の非対象シンボルから生成した非対象シンボル列アイコン130を含むプレビュー画面を、表示部53に再び表示させる(S27)。
次に、制御プログラム65は、対象シンボル列アイコン131の選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて、対象シンボル列アイコン131に対応する対象シンボル“(^_^)”の編集を受け付ける(S28:編集操作)。より詳細には、制御プログラム65は、ソフトウェアキーボード128を表示部53に表示させ、ソフトウェアキーボード128を通じた対象シンボル列の編集を、データ記憶領域62Bのシンボル列データに反映させる。ソフトウェアキーボード128の操作は第1編集操作の一例であり、編集内容をデータ記憶領域62Bに記憶させる処理は第1編集処理の一例である。さらに、制御プログラム65は、編集後の対象シンボル列から生成した対象シンボル列アイコン131を含むプレビュー画面を、表示部53に再び表示させる(S27)。
また、制御プログラム65は、[次へ]アイコンの選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて、対象シンボル列データ“今年もよろしく(^_^)”に代えて、対象シンボル列データ“(((^o^)∠※PAN!”のプレビュー画面を表示部53に表示させる。この場合のプレビュー画面は、対象シンボル列“(((^o^)∠※PAN!”に対応する対象シンボル列アイコンを含む。さらに、制御プログラム65は、[完了]アイコンの選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて(S28:[完了]アイコン)、シンボル画像生成処理を実行する(S29)。[完了]アイコンの選択は、シンボル列の配列方向の変換を指示する第1指示操作の一例である。
シンボル画像生成処理は、シンボル領域に配置するシンボル列画像を生成する処理である。シンボル領域は、シンボル列を縦書き表示する領域として、テンプレート画像に配置されている。しかしながら、対象シンボル列を縦書きすると、当該シンボル列画像の意味が失われる。そこで、制御プログラム65は、シンボル列全体を縦書きし、且つ対象シンボル列を横書きしたシンボル列画像を生成する。シンボル列生成処理で生成されるシンボル列画像は、第2シンボル列画像の一例である。図6を参照して、シンボル画像生成処理の詳細を説明する。なお、複数のシンボル列が入力された場合のステップS41〜S45の処理は、当該複数のシンボル列それぞれに対して実行される(S46)。
まず、制御プログラム65は、シンボル領域の幅W1及び領域高さHを取得する(S41)。幅W1は、シンボル領域の横方向の長さであって、第2シンボル列画像を表示させる領域の最大幅である。制御プログラム65は、シンボル領域情報のRightからLeftを減じることによって、幅W1を取得する。領域高さHは、シンボル領域の上下方向の長さである。制御プログラム65は、シンボル領域情報のBottomからTopを減じることによって、領域高さHを取得する。
また、制御プログラム65は、(L+1)個の部分シンボル列それぞれを表示させる領域の領域幅W2を、下記式1を用いて取得する。式1において、Lは改行記号の数を示し、Gは複数の第2シンボル列画像の横方向の間隔を示す。本実施形態では、L=1、間隔G=10ピクセルとし、幅W1=170ピクセル、高さ70ピクセル、領域幅W2=80ピクセルが取得される。ステップS41の処理は、第1領域情報取得処理及び第2領域情報取得処理の一例である。
Figure 2017016341
次に、制御プログラム65は、幅調整処理を実行する(S42)。幅調整処理は、第2シンボル列画像の幅が領域幅W2に収まるように、対象シンボル列のレイアウト及び対象シンボル列に含まれるシンボルのフォントサイズを調整する処理である。図7を参照して、幅調整処理の詳細を説明する。なお、複数の対象シンボル列が特定された場合のステップS51〜S55の処理は、当該複数の特定シンボル列それぞれに対して実行される(S56)。
まず、制御プログラム65は、対象シンボル列が括弧対を含むか否かを判断する(S51)。括弧対は、始め括弧記号“(”と、当該始め括弧記号に対応する終わり括弧記号“)”とを含む。本実施形態において、制御プログラム65は、対象シンボル列“(^_^)”、“(((^o^)∠※PAN!”の両方が括弧対を含むと判断する。ステップS51の処理は、第1判断処理の一例である。
次に、制御プログラム65は、対象シンボル列が括弧対を含むと判断したことに応じて(S51:Yes)、当該対象シンボル列が括弧外シンボル列を含み、且つ当該括弧外シンボル列がM(Mは自然数)個以上のシンボルを含むか否かを判断する(S52)。本実施形態では、M=7とする。すなわち、制御プログラム65は、対象シンボル列“(^_^)”が括弧外シンボル列を含まないと判断(S52:No)し、対象シンボル列“(((^o^)∠※PAN!”が8個のシンボルで構成される括弧外シンボル列“∠※PAN!”を含むと判断する(S52:Yes)。ステップS52の処理は、第2判断処理の一例である。
括弧外シンボル列は、対象シンボル列内において、括弧対の外側に位置するシンボル列である。より詳細には、括弧外シンボル列は、対象シンボル列内において、始め括弧記号より左側、或いは終わり括弧記号より右側に位置するシンボル列である。なお、対象シンボル列が複数の始め括弧或いは複数の終わり括弧を含む場合、括弧外シンボル列は、最も左側の始め括弧及び最も右側の終わり括弧で構成される括弧対の外側に位置するシンボル列である。換言すれば、括弧外シンボル列は、最も外側の始め括弧及び終わり括弧で構成される括弧対の外側に位置するシンボル列である。
次に、制御プログラム65は、M個以上のシンボルで構成される括弧外シンボル列を対象シンボル列が含むことに応じて(S52:Yes)、当該対象シンボル列を第1部分及び第2部分に分割する(S53)。第1部分は、括弧外シンボル列のうちの括弧対に隣接する(N−1)個のシンボルより外側の部分である。本実施形態では、自然数N=3とする。また、M≧Nである。第2部分は、対象シンボル列のうちの第1部分と異なる部分である。以下、第1部分及び第2部分それぞれを、対象シンボル列として扱うものとする。
本実施形態において、対象シンボル列“(((^o^)∠※PAN!”は、終わり括弧記号に右側に隣接する2個のシンボルよりさらに右側の第1部分“PAN!”と、第1部分と異なる第2部分“(((^o^)∠※”とに分割される。また、始め括弧記号の左側にも括弧外シンボル列存在する場合、当該括弧外シンボル列に対しても同様の処理が実行される。ステップS53は分割処理の一例である。
次に、制御プログラム65は、対象シンボル列の横方向の幅(以下、「シンボル幅」と表記する。)が領域幅W2より広いか否かを判断する(S54)。なお、ステップS53で対象シンボル列が第1部分と第2部分とに分割された場合、制御プログラム65は、ステップS54において、第1部分のシンボル幅と領域幅W2とを比較し、第2部分のシンボル幅と領域幅W2とを比較するものとする。また、本実施形態におけるシンボルのフォントサイズは、デフォルト値が10ptであり、変更することができるものとする。また、10ptは、10ピクセル四方の正方形に相当するものとする。
本実施形態では、対象シンボル列“(^_^)”のシンボル幅は50ピクセルであり、第1部分“PAN!”のシンボル幅は40ピクセルであり、第2部分“(((^o^)∠※”のシンボル幅は90ピクセルである。すなわち、制御プログラム65は、対象シンボル列“(^_^)”及び第1部分“PAN!”のシンボル幅が領域幅W2より狭いと判断(S54:No)し、第2部分“(((^o^)∠※”のシンボル幅が領域幅W2より広いと判断する(S54:Yes)。ステップS54は、第3判断処理の一例である。
次に、制御プログラム65は、シンボル幅が領域幅W2より広い対象シンボル列を、シンボル幅が領域幅W2以下となるように、縦横比を固定して縮小する(S55)。制御プログラム65は、例えば、対象シンボル列のフォントサイズを小さくすることによって対象シンボル列を縮小する。本実施形態では、第2部分“(((^o^)∠※”の各シンボルのフォントサイズを10ptから8ptに変更する。なお、8ptは、8ピクセル四方の正方形に相当する。すなわち、第2部分“(((^o^)∠※”のシンボル幅は、ステップS55において、72ピクセルとなる。なお、第1部分及び第2部分の一方のシンボル幅が領域幅W2より広い場合、制御プログラム65は、当該一方のみを縮小してもよいし、両方を縮小してもよい。すなわち、前述の例では、第1部分“PAN!”の各シンボルのフォントサイズをさらに小さくしてもよい。ステップS55の処理は、第1縮小処理の一例である。
図6に戻って、制御プログラム65は、第2シンボル列画像を生成する(S43)。第2シンボル列画像は、シンボル列を構成する複数のシンボルを所定の規則に従って配列した画像である。より詳細には、シンボル列内において、隣接する2つの非対象シンボル、隣接する非対象シンボル及び対象シンボル列、及び隣接する2つの対象シンボル列は、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま上下方向に配列される。なお、「前後関係を維持する」とは、例えば、横書きされた場合に左側に配置されたシンボルが縦書きされた場合に上側に配置され、横書きされた場合に右側に配置されたシンボルが縦書きされた場合に下側に配置されることを指す。一方、対象シンボル列を構成する複数のシンボルは、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま横方向に配列される。また、第2シンボル列画像は、対象シンボル列及び非対象シンボルをセンタ配置した画像である。なお、センタ配置とは、対象シンボル列の左右方向の中心位置と、非対象シンボルの左右方向の中心位置とが上下方向に延びる仮想線上に配置されることを指す。
本実施形態では、図10(B)に示されるように、シンボル列“今年もよろしく(^_^)”に含まれる非対象シンボル“今”、“年”、“も”、“よ”、“ろ”、“し”、“く”、及び対象シンボル列“(^_^)”が上下方向に配列され、対象シンボル列に含まれる各シンボル“(”、“^”、“_”、“^”、“)”が左右方向に配列される。また、シンボル列の第2部分“(((^o^)∠※”、及び第1部分“PAN!”が上下方向に配列され、第2部分を構成する各シンボル“(”、“(”、“(”、“^”、“o”、“^”、“)”、“∠”、“※”が左右方向に配列され、第1部分を構成する各シンボル“P”、“A”、“N”、“!”が左右方向に配列される。
次に、制御プログラム65は、第2シンボル列画像の上下方向の高さ(以下、「シンボル高さ」と表記する。)が領域高さHより高いか否かを判断する(S44)。本実施形態において、シンボル列“今年もよろしく(^_^)”から生成された第2シンボル列画像は、10ptのシンボルが上下方向に8個並ぶので、80ピクセルとなる。また、シンボル列“(((^o^)∠※PAN!”から生成された第2シンボル列画像は、8ptのシンボル1個と、10ptのシンボル1個とが上下方向に並ぶので、18ピクセルとなる。すなわち、制御プログラム65は、第2シンボル列画像“今年もよろしく(^_^)”のシンボル高さが領域高さHより高いと判断し、第2シンボル列画像“(((^o^)∠※PAN!”のシンボル高さが領域高さHより低いと判断する。ステップS44の処理は、第4判断処理の一例である。
次に、制御プログラム65は、シンボル高さが領域高さHより高い第2シンボル列画像を、シンボル高さが領域高さH以下となるように、当該第2シンボル列画像の縦横比を固定して縮小する(S45)。制御プログラム65は、例えば、第2シンボル列画像を構成する画素を、所定の間隔で間引けばよい。本実施形態では、第2シンボル列画像“今年もよろしく(^_^)”のシンボル幅及びシンボル高さそれぞれが7/8倍に縮小される。ステップS45の処理は、第2縮小処理の一例である。そして、制御プログラム65は、縮小した第2シンボル列画像“今年もよろしく(^_^)”と、第2シンボル列画像“(((^o^)∠※PAN!”とを、間隔Gを空けて左右方向に配置する(S47)。すなわち、制御プログラム65は、各シンボル列に対応する複数の第2シンボル列画像を合成する。
図3に戻って、制御プログラム65は、テンプレート編集画面を表示部53に再び表示させる(S13)。シンボル列編集処理を実行した後のテンプレート編集画面は、例えば図10(B)に示されるように、合成された第2シンボル列画像133がシンボル領域に配置されている点において、図8(B)に示されるテンプレート編集画面と相違する。すなわち、図10(B)に示されるテンプレート編集画面は、シンボル領域に第2シンボル列画像133が合成されたテンプレート画像132を含む。シンボル列編集処理を実行した後のステップS13の処理は、第2表示処理の一例である。
なお、制御プログラム65は、第2シンボル列画像133の選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて、図9(B)に示されるシンボル列編集画面を表示部53に再び表示させて、テキストボックス127に表示されたシンボル列の編集を受け付けることができる。また、制御プログラム65は、[プリント]アイコンの選択を操作部54を通じて受け付けたことに応じて(S14:[プリント]アイコン)、通信部55を通じて複合機10に記録指示情報を送信する(S16)。記録指示処理は、第2シンボル列画像133がシンボル領域に配置されたテンプレート画像132をシートに記録することを指示するための情報である。記録指示情報は、テンプレート画像132を示すテンプレート画像データを含む。ステップS16は、記録指示処理の一例である。
また、図示は省略するが、複合機10の制御プログラム35は、通信部25を通じて携帯端末50から記録指示情報を受信する。そして、制御プログラム35は、記録指示情報に含まれるテンプレート画像データに対する記録処理をプリンタ部11に実行させる。すなわち、プリンタ部11は、当該テンプレート画像データで示されるテンプレート画像132を記録用紙に記録する。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、左右方向に配列されたシンボル列のうち、隣接する非対象シンボル同士、隣接する非対象シンボル及び対象シンボル列、及び隣接する対象シンボル列同士が前後関係を維持したまま上下方向に配列され、対象シンボル列を構成する複数のシンボルが左右方向に配列される。すなわち、シンボル列は、全体としては縦書きされるものの、対象シンボル列は横書きされたままになる。その結果、対象シンボル列を見た者に当該対象シンボル列が与える印象が損なわれない。すなわち、当該対象シンボル列の意味が失われるのを抑制することができる。
また、上記の実施形態によれば、多数のシンボルで構成される対象シンボル列を分割することによって、第2シンボル列画像が左右方向に広がりすぎるのを抑制できる。また、括弧対は、対象シンボル列内で顔の輪郭を表すのに用いられることが多い。そして、括弧対で囲まれる部分は、対象シンボル列の意味を最も端的に表す部分である場合が多い。そこで、括弧外シンボル列の位置で対象シンボル列を分割することによって、当該対象シンボル列の意味が失われるのを抑制することができる。
また、上記の実施形態によれば、対象シンボル列に含まれるシンボルのフォントサイズを小さくすることによって、第2シンボル列画像が左右方向に広がりすぎるのを抑制できる。なお、対象シンボル列のフォントサイズのみを小さくし、非対象シンボルのフォントサイズを小さくしないので、非対象シンボルの視認性の低下が抑制される。同様に、第2シンボル列画像を縮小することによって、第2シンボル列画像が上下方向に広がりすぎるのを抑制できる。なお、ステップS45、S55において、対象シンボル列の縦横比を固定することによって、当該対象シンボル列の意味が失われるのを抑制できる。
なお、上記の実施形態において、ステップS45ではフォントサイズと小さくすることによって、ステップS55では画素を間引くことによって、第2シンボル列画像を縮小する例を説明した。しかしながら、ステップS45、S55おける具体的な縮小手法はどちらかに統一されてもよいし、入れ替えられてもよい。
また、上記の実施形態では、複数の第2シンボル列画像を間隔Gを空けて左右方向に並べることによって、隣接する第2シンボル列画像の間隔が詰まりすぎることを抑制できる。その結果、隣接する対象シンボル列同士が近づきすぎて、当該対象シンボル列の意味が分かりにくくなることが抑制される。なお、本実施形態では、ステップS41において、各シンボル列に対応する第2シンボル列画像に同一の領域幅W2を割り当てた例を説明したが、領域幅W2の算出方法はこれに限定されない。例えば、各シンボル列に含まれる対象シンボル列の最大シンボル数の比で幅W1を比例配分してもよい。
なお、対象シンボル列を特定する方法は、図5の例に限定されない。制御プログラム65は、例えば、対象シンボル列の一覧を示す対象シンボル列データを有していてもよい。そして、制御プログラム65は、入力されたシンボル列のうち、対象シンボル列データで示される対象シンボル列と一致する部分を対象シンボル列と特定してもよい。対象シンボル列データは、例えば、データ記憶領域62Bに記憶されていてもよいし、インターネット上のサーバから通信部55を通じて受信してもよい。
なお、上記の実施形態の複合機10及び携帯端末50において、記憶部32、62のプログラム記憶領域32A、62Aに記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10及び携帯端末50として実現できるだけでなく、複合機10及び携帯端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク102を介して複合機10及び携帯端末50に接続可能なサーバに搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバの記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク102を介して配信されてもよい。
10・・・複合機
11・・・プリンタ部
12・・・スキャナ部
25,55・・・通信部
31,61・・・CPU
35,65・・・制御プログラム
50・・・携帯端末
53・・・表示部
54・・・操作部
62・・・記憶部

Claims (14)

  1. 表示部と、操作部とを備える携帯端末が読み取り可能なプログラムであって、
    該プログラムは、
    前記操作部を通じてユーザ操作を受け付ける受付処理と、
    シンボル列を入力する入力操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該シンボル列を構成する各シンボルを第1方向に配列した第1シンボル列画像を前記表示部に表示させる第1表示処理とを前記携帯端末に実行させ、前記第1方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向と交差する方向であり、
    該プログラムは、前記シンボル列に含まれる対象シンボル列を特定する特定処理を前記携帯端末に実行させ、前記対象シンボル列は、複数のシンボルが所定の組み合わせで前記第1方向に配列されることによって、所定の意味を表すものであり、
    該プログラムは、前記シンボル列の配列方向の変換を指示する第1指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、第2シンボル列画像を前記表示部に表示させる第2表示処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第2シンボル列画像は、
    前記シンボル列内において隣接する2つの非対象シンボルが、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま第2方向に配列され、前記非対象シンボルは、前記対象シンボル列に含まれない前記シンボルであり、前記第2方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向に沿う方向であり、
    前記シンボル列内において隣接する前記非対象シンボル及び前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ前記対象シンボル列を構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列され、
    前記シンボル列内において隣接する2つの前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ2つの前記対象シンボル列それぞれを構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列された画像であるプログラム。
  2. 該プログラムは、前記特定処理で特定した前記対象シンボル列が括弧対を含むか否かを判断する第1判断処理を前記携帯端末に実行させ、前記括弧対は、始め括弧記号と、当該始め括弧記号に対応する終わり括弧記号とを含み、
    該プログラムは、前記対象シンボル列が前記括弧対を含むと前記第1判断処理で判断したことに応じて、当該対象シンボル列が括弧外シンボル列を含むか否かを判断する第2判断処理を前記携帯端末に実行させ、前記括弧外シンボル列は、前記括弧対の外側において、連続するN(Nは自然数)個以上の前記シンボルを含み、
    該プログラムは、前記対象シンボル列が前記括弧外シンボル列を含むと前記第2判断処理で判断したことに応じて、当該対象シンボル列を第1部分及び第2部分に分割する分割処理を前記携帯端末に実行させ、前記第1部分は、前記括弧外シンボル列のうちの前記括弧対に隣接する(N−1)個の前記シンボルより外側の部分であり、前記第2部分は、前記対象シンボル列のうちの前記第1部分と異なる部分であり、
    該プログラムは、前記第2表示処理において、前記シンボル列内において隣接する前記第1部分及び前記第2部分を、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列し、且つ前記第1部分及び前記第2部分それぞれを構成する各シンボルを前記第1方向に配列した前記第2シンボル列画像を、前記表示部に表示させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 該プログラムは、複数の前記括弧対を前記対象シンボル列が含む場合の前記第2判断処理において、最も外側の前記括弧対のさらに外側に位置する前記括弧外シンボル列を当該対象シンボル列が含むか否かを判断する請求項2に記載のプログラム。
  4. 該プログラムは、
    前記第2判断処理において、連続するM(M>N)個以上の前記シンボルを含むか否かを判断し、
    前記対象シンボル列が前記括弧外シンボル列を含むと前記第2判断処理で判断したことに応じて、前記分割処理を前記携帯端末に実行させる請求項2又は3に記載のプログラム。
  5. 該プログラムは、
    前記第2シンボル列画像を表示させる領域の前記第1方向の領域幅を取得する第1領域情報取得処理と、
    前記第2シンボル列画像内における前記対象シンボル列の前記第1方向のシンボル幅が前記領域幅より広いか否かを判断する第3判断処理と、
    前記シンボル幅が前記領域幅より広いと前記第3判断処理で判断したことに応じて、前記第2シンボル列画像内における前記シンボル幅が前記領域幅以下になるように、当該対象シンボル列を縦横比を固定して縮小する第1縮小処理とを前記携帯端末に実行させる請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 該プログラムは、
    L(Lは自然数)個の改行記号を含む前記シンボル列の入力を前記受付処理で受け付けたことに応じて、各々が前記改行記号で区切られた(L+1)個の部分シンボル列それぞれに対して前記特定処理、前記第1表示処理、前記第3判断処理、前記第1縮小処理、及び前記第2表示処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第2表示処理において、(L+1)個の前記部分シンボル列それぞれに対応する前記第2シンボル列画像を、前記第1方向に間隔Gを空けて前記表示部に表示させ、
    (L+1)個の前記第2シンボル列画像を表示させる領域の前記第1方向の最大幅をW1としたときに、前記第1領域情報取得処理において、式1で算出される前記領域幅W2を取得する請求項5に記載のプログラム。
    Figure 2017016341
  7. 該プログラムは、
    前記第2シンボル列画像を表示させる領域の前記第2方向の領域高さを取得する第2領域情報取得処理と、
    前記第2シンボル列画像の前記第2方向のシンボル高さが前記領域高さより高いか否かを判断する第4判断処理と、
    前記シンボル高さが前記領域高さより高いと前記第4判断処理で判断したことに応じて、当該第2シンボル列画像が前記領域高さ以下になるように、当該第2シンボル列画像を縦横比を固定して縮小する第2縮小処理とを前記携帯端末に実行させる請求項1から6のいずれかに記載のプログラム。
  8. 該プログラムは、
    前記シンボル列の配列方向の仮の変更を指示する第2指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記対象シンボル列を構成する各シンボルを前記第1方向に配列した対象シンボル列画像と、連続する前記非対象シンボルを前記第2方向に配列した非対象シンボル列画像とを前記表示部に表示させる第3表示処理と、
    前記対象シンボル列画像を通じた第1編集操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該対象シンボル列画像に対応する前記対象シンボル列を、前記第1編集操作に従って編集する第1編集処理と、
    前記非対象シンボル列画像を通じた第2編集操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該非対象シンボル列画像に対応する前記非対象シンボルを、前記第2編集操作に従って編集する第2編集処理と、
    前記第1指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記第1編集処理で編集された前記対象シンボル列、及び前記第2編集処理で編集された前記非対象シンボルを用いた前記第2表示処理とを前記携帯端末に実行させる請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 該プログラムは、前記第2表示処理において、前記対象シンボル列及び前記非対象シンボルをセンタ配置した前記第2シンボル列画像を前記表示部に表示させ、前記センタ配置とは、前記対象シンボル列及び前記非対象シンボルそれぞれの前記第1方向の中心位置を前記第2方向に延びる仮想線上に配置することである請求項1から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 該プログラムは、複数の第1入力操作を前記受付処理で受け付けた場合の前記特定処理において、複数の前記第1入力操作によって入力されたシンボル列に含まれるシンボルと、予め定められた特定シンボルとを比較し、前記シンボル列のうちの必要条件を満たし且つ排除条件を満たさない部分を前記対象シンボル列として特定し、前記第1入力操作は、前記シンボル列を構成する各シンボルを1つずつ入力する前記入力操作であり、前記必要条件は、前記特定シンボルのみを含むことであり、前記排除条件は、前記特定シンボルが予め定められた組み合わせで連続することである請求項1から9のいずれかに記載のプログラム。
  11. 該プログラムは、第2入力操作を前記受付処理で受け付けた場合の前記特定処理において、前記第2入力操作によって入力された複数のシンボルに含まれるシンボルと、予め定められた特定シンボルとを比較し、当該複数のシンボルが必要条件を満たし且つ排除条件を満たさないことに応じて、当該複数のシンボルを前記対象シンボル列として特定し、前記第2入力操作は、前記シンボル列の一部を構成する複数のシンボルを一括して入力する前記入力操作であり、前記必要条件は、連続する複数の前記特定シンボルを含むことであり、前記排除条件は、前記特定シンボルが予め定められた組み合わせで連続することである請求項1から10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 該プログラムは、複数のテンプレート画像のうちの1つを指定する指定操作を前記受付処理で受け付け、前記テンプレート画像は、前記第2シンボル列画像を配置可能なシンボル領域を含み、
    該プログラムは、前記第2表示処理において、前記指定操作で指定された前記テンプレート画像と、前記シンボル領域に配置された前記第2シンボル列画像とを、前記表示部に表示させる請求項1から11のいずれかに記載のプログラム。
  13. 前記携帯端末は、通信部を備えており、
    前記通信部は、シートに画像を記録する画像記録装置と電気的に接続されており、
    該プログラムは、前記テンプレート画像のシートへの記録を指示する第3指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記通信部を通じて前記画像記録装置に記録指示情報を送信する記録指示処理を前記携帯端末に実行させ、前記記録指示処理は、前記第2シンボル列画像が前記シンボル領域に配置された前記テンプレート画像をシートに記録することを指示するための情報である請求項12に記載のプログラム。
  14. 表示部と、
    操作部と、
    制御部とを備える携帯端末であって、
    前記制御部は、
    前記操作部を通じてユーザ操作を受け付ける受付処理と、
    シンボル列を入力する入力操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、当該シンボル列を構成する各シンボルを第1方向に配列した第1シンボル列画像を前記表示部に表示させる第1表示処理とを実行し、前記第1方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向と交差する方向であり、
    前記制御部は、前記シンボル列に含まれる対象シンボル列を特定する特定処理を実行し、前記対象シンボル列は、複数のシンボルが所定の組み合わせで前記第1方向に配列されることによって、所定の意味を表すものであり、
    前記制御部は、前記シンボル列の配列方向の変換を指示する第1指示操作を前記受付処理で受け付けたことに応じて、第2シンボル列画像を前記表示部に表示させる第2表示処理を実行し、
    前記第2シンボル列画像は、
    前記シンボル列内において隣接する2つの非対象シンボルが、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま第2方向に配列され、前記非対象シンボルは、前記対象シンボル列に含まれない前記シンボルであり、前記第2方向は、前記シンボル列に含まれる各シンボルの上下方向に沿う方向であり、
    前記シンボル列内において隣接する前記非対象シンボル及び前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ前記対象シンボル列を構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列され、
    前記シンボル列内において隣接する2つの前記対象シンボル列が、当該シンボル列内における前後関係を維持したまま前記第2方向に配列され、且つ2つの前記対象シンボル列それぞれを構成する複数のシンボルが前記第1方向に配列された画像である携帯端末。
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