JP2017016189A - 情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】端末の存在する場所に応じて、端末に表示するファイルの存在に関する情報を変更する。【解決手段】端末が接続しているアクセスポイントを検知するアクセスポイント検知部と、前記端末で操作されるファイルを記憶する記憶部と、前記端末から、前記記憶部で記憶している前記ファイルの一覧の表示の要求を受信する受信部と、前記端末が接続しているアクセスポイントに応じたファイルの一覧を生成する生成部と、生成された前記ファイルの一覧を、前記端末に通知する通知部と、を有する。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び情報処理システムに関する。
企業、及び教育機関等において、個人情報等の秘密情報を保護するために、ファイルにアクセス権を設定することが広く行われている。
また、端末のユーザの利便性を考慮し、場所に応じてファイルにアクセス権を設定する方法も知られている(例えば、特許文献1)。この場合、端末からファイルを記憶しているサーバにアクセスする時に、サーバは端末の位置情報を取得し、端末の存在する場所に応じてファイルのアクセス権を設定する。端末の位置情報を考慮してアクセス権を設定する方法を用いれば、端末が企業等の外部に存在する場合、アクセス権を制限し秘密情報が漏えいするリスクを減らすことができる。
しかし、上述したようなアクセス権の設定の方法では、ファイルの一覧の表示に関する対策がされておらず、端末が盗難等により第三者の手に渡った場合、第三者はファイルの一覧からどのようなデータが記憶されているかを認識することができる。
本発明は、上記の課題を鑑みて成されたものであり、端末の存在する場所に応じて、端末に表示するファイルの一覧を変更することを目的とする。
本実施形態に係る情報処理装置は、端末が接続しているアクセスポイントを検知するアクセスポイント検知部と、前記端末で操作されるファイルを記憶する記憶部と、前記端末から、前記記憶部で記憶している前記ファイルの一覧の表示の要求を受信する受信部と、前記端末が接続しているアクセスポイントに応じたファイルの一覧を生成する生成部と、生成された前記ファイルの一覧を、前記端末に通知する通知部と、を有する
本実施形態によれば、端末の存在する場所に応じて、端末に表示するファイルの一覧を変更することが可能な、情報処理装置、プログラム、及び情報処理システムを提供することが可能となる。
一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る情報システムの機能構成の一例を示す図である。 一実施形態に係るアクセス管理テーブルの一例を示す図である。 一実施形態に係る認証テーブルの一例を示す図である。 一実施形態に係るアクセス権の設定テーブルの一例を示す図である。 一実施形態に係るアクセス権の設定テーブルの一例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 一実施形態に係るスマートデバイスのハードウェア構成の一例を示す図である。 一実施形態に係るアクセスポイントのハードウェア構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。 一実施形態に係るスマートデバイスの画面遷移の一例を示す図である。 一実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。 一実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。 一実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。 一実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。
[第1実施形態]
<システム構成、及び機能構成>
(1)システム全体構成
図1を用いて本実施形態に係るシステム構成を説明する。図1は本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置200と、スマートデバイス300と、アクセスポイント100(以下、AP100)と、画像形成装置400とを有する。
各装置はネットワーク50を介して相互に接続される。ネットワーク50は、特定の通信方式に限定されるものではなく、イーサネット(登録商標)、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)などを用いて相互に接続される。また、相互接続をする時に、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、及び専用線を介して接続されてもよい。
情報処理装置200は、スマートデバイス300で操作されるファイルを記憶する。ファイルは、例えば文書データや画像データ、音声データ、動画データ等の電子データの一例である。情報処理装置200は、AP100から接続中のスマートデバイス300に関する報告を受ける。情報処理装置200は、かかる報告をAP100から定期的に受信し、記憶する。
情報処理装置200は、スマートデバイス300から、記憶しているファイルの一覧の取得の要求を受け付ける。情報処理装置200は、取得の要求を受けて、スマートデバイス300に、ファイルの一覧を送信するが、かかるファイルの一覧はスマートデバイス300の場所に応じて生成される。
また、情報処理装置200は、スマートデバイス300が選択したファイルをスマートデバイス300上で閲覧等の操作を可能な状態にする。情報処理装置200は、選択したファイルに実行可能な操作をスマートデバイス300の場所に応じて設定する。
これらの操作の詳細については後述する。
スマートデバイス300は、ユーザが操作する端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、ノートPC、タブレット端末等である。スマートデバイス300は、Bluetooth(登録商標)、又はBLE(Bluetooth Low Energy)等の近距離無線通信を用いてAP100と通信可能である。スマートデバイス300は、NFC(Near Field radio Communication)等の非接触通信を用いてAP100と通信可能である。なお、非接触通信は超近距離無線通信と呼ばれてもよい。スマートデバイス300は、WLAN(Wireless LAN)等を用いてネットワーク50に接続可能である。AP100は、1以上のスマートデバイス300と通信が可能な通信装置である。
スマートデバイス300は、ネットワーク50を介して、情報処理装置200に、ファイルの一覧の取得の要求、及び選択したファイルの閲覧等の要求を送信する。
AP100は、スマートデバイス300と接続すると、スマートデバイス300が接続している旨の通知を情報処理装置200に送信する。かかる通知は定期的に送信される。
AP100には、BLE等の近距離無線通信を用いるAPである第1のAP100Aと、NFC等の非接触通信を用いるAPである第2のAP100Bとがある。
図1の例では、第1のAP100Aの形成するエリア内に、第2のAP100Bのエリアが形成される。第1のAP100Aは、複数のスマートデバイス300と接続することが想定され、第2のAP100Bは、スマートデバイス300と一対一で接続することが想定される。
スマートデバイス300は、居室内では第1のAP100Aに接続する。スマートデバイス300が、第2のAP100Bに近づいた場合には、スマートデバイス300は第1のAP100Aに加えて、第2のAP100Bとも接続する。例えば、スマートデバイス300のユーザが、スマートデバイス300を自席の近傍に設置された第2のAP100Bの傍に設置すると、スマートデバイス300は第2のAP100Bに接続する。
AP100は、スマートデバイス300場所を正確に特定するために用いられる。第1のAP100Aでは、数メートルから10メートル程度の範囲でスマートデバイス300の場所を特定できる(最大でも50メートル程度)。また、第2のAP100Bでは、数センチメートルから1メートル程度の範囲でスマートデバイス300の場所を特定できる。このため、GPSを用いるよりも正確にスマートデバイス300の場所を特定できる。また、AP100を用いれば、スマートデバイス300の場所を、屋内でも特定できるというメリットがある。
本実施形態においては、ファイルの閲覧等に係る情報処理装置200とスマートデバイス300とのデータの送受信は主にネットワーク50が用いられる。AP100は主にスマートデバイス300の場所を特定するために、スマートデバイス300との間で信号の送受信を行う。
画像形成装置400は、MFP(Multifunction Peripheral)、又はプリンタ等であり、スマートデバイス300の指示に基づいてファイルの印刷等の処理を行う。
図1の構成では、情報処理装置200と、画像形成装置400とが職員室(居室)内に設置されているが、これらの装置は、別の場所に設置されてもよい。
(2)情報処理装置の機能構成
図2を用いて本実施形態に係る情報処理装置200の機能構成を説明する。
情報処理装置200は、送受信部210と、ユーザ認証部220と、アクセスポイント検知部230と、記憶部240と、操作管理部250と、ファイル一覧の生成部260とを有する。
アクセスポイント検知部230は、スマートデバイス300が接続しているAP100を検知する。
図3にアクセスポイント検知部230で管理するアクセス管理テーブルの一例を示す。かかるテーブルでは、AP100毎に、接続が許可されているスマートデバイス300のID(識別子)と、現在接続しているスマートデバイス300のID(識別子)とが対応付けられて記憶される。これらの情報に加えて、アクセス管理テーブルに、AP100のユーザ認証の有無、AP100のタイプ(第1のAP100A、又は第2のAP100B)等の情報が記憶されてもよい。
なお、スマートデバイス300のIDは、情報処理システム1内でスマートデバイス300を一意に特定できればよく、識別子の形式等に限定はない。MACアドレス等がスマートデバイス300のIDに用いられてもよい。
記憶部240は、スマートデバイス300で操作されるファイルを記憶する。かかるファイルは、スマートデバイス300を介してユーザに閲覧等される対象となるファイルである。なお、記憶部240はメモリと表現されてもよい。
送受信部210は、スマートデバイス300から、記憶部240で記憶しているファイルの一覧の表示の要求を受信する。
表示の要求を受信すると、ファイル一覧の生成部260は、スマートデバイス300が接続しているAP100に応じたファイルの一覧を生成する。なお、ファイル一覧の生成部260は、生成部の一例である。
具体的には、ファイル一覧の生成部260は、記憶部240で記憶しているアクセス権の設定テーブルを用いて、スマートデバイス300が接続しているAP100に応じたファイルの一覧を生成する。
図5にアクセス権の設定テーブルの一例を示す(以下、「第1のアクセス権の設定テーブル」という。)。例えば、識別子が「職員室」のAP100と接続しているスマートデバイス300からファイルの一覧の表示の要求を受信した場合、ファイル一覧の生成部260は、第1のアクセス権の設定テーブルの「ファイル名を表示可能なAP」の列が、「職員室」、又は「ANY」と設定されているファイルを抽出して、ファイルの一覧を生成する。なお、「ANY」と設定されているファイルは、スマートデバイス300のAP100との接続状況に関わらず、ファイル一覧に表示される。
送受信部210は、生成されたファイルの一覧を、スマートデバイス300に通知する。なお、送受信部210は、通知部の一例である。
スマートデバイス300は、通知されたファイルの一覧を表示する。ここで、通知されたファイルの一覧は、スマートデバイス300の接続しているAP100、つまりAP100の場所に応じて生成されている。スマートデバイス300が盗難等により第三者の手に渡った場合でも、第三者は、スマートデバイス300に表示されるファイルの一覧しか認識することができない。つまり、かかる第三者は、情報処理装置200に記憶されているファイルのうち、ファイルの一覧に表示されないファイルについて認識することができない。
このため、かかる第三者が、スマートデバイス300の所有者である企業等の施設の内部に、スマートデバイス300を移動させて、ファイルの一覧に表示されていないファイルの内容を確認することも困難である。
アクセスポイント検知部230は、スマートデバイス300が接続しているアクセスポイントの変更を検知し、ファイル一覧の生成部260に通知する。
アクセスポイント検知部230によるアクセスポイントの変更の検知に応じて、ファイル一覧の生成部260は、ファイルの一覧を更新する。例えば、スマートデバイス300の接続するAP100が、識別子が「職員室」のAP100から、識別子が「教室(1−A)」のAP100に変更になったことを検知した場合、ファイル一覧の生成部260は、第1のアクセス権の設定テーブルを参照し、「ファイル名を表示可能なAP」の列が、「教室(1−A)」、又は「ANY」と設定されているファイルを抽出して、ファイルの一覧を生成する。
送受信部210は、新たに生成されたファイルの一覧を、スマートデバイス300に通知する。
生成されたファイルの一覧には、各々のファイルについて、スマートデバイス300とAP100とが接続されている時に、ファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第1の情報と、スマートデバイス300がAP100と接続されていない時でもファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第2の情報とのいずれかが設定されてもよい。
例えば、アクセス権の設定テーブルにおけるAP100の識別子「職員室」が第1の情報の一例であり、「ANY」が第2の情報の一例である。
接続されているAP100から切断された場合、生成されたファイル一覧は、スマートデバイス300上で、第1の情報、及び第2の情報に基づいて、ファイル一覧が表示される。具体的には、スマートデバイス300上で、第1の情報が設定されているファイルはファイル一覧に表示されず、第2の情報が設定されているファイルはファイル一覧に表示される。
操作管理部250は、AP100におけるファイルに対する実行可能な操作を管理する。具体的な動作について以下に説明する。
送受信部210は、スマートデバイス300から、ファイルの選択の通知を受信する。ファイルは生成されたファイルの一覧の中から選択される。
ファイルの選択の通知を受信すると、操作管理部250は、スマートデバイス300の接続しているアクセスポイントに基づいて、通知されたファイルに対する操作を決定する。操作を決定する時に、操作管理部250は、記憶部240で記憶されているアクセス権の設定テーブルを参照して、スマートデバイス300が、ファイルに対して実行可能な操作を決定する。
例えば、識別子が「職員室」のAP100と接続しているスマートデバイス300から、「ファイルE」を選択した旨の通知を受信した場合、操作管理部250は、第1のアクセス権の設定テーブルを参照してスマートデバイス300が「ファイルE」に対して実行可能な操作を決定する。この場合、「ファイルE」に対して、スマートデバイス300が実行可能な操作は、「閲覧」と「編集」であり、「出力」は実行できない。
なお、アクセス権の設定テーブルで、AP名が設定されていない場合には、いずれのAP100と接続している場合にも、スマートデバイス300は、対応するファイルに対して操作を実行できない。例えば、第1のアクセス権の設定テーブルでは、「ファイルA」、及び「ファイルE」の「出力可能なAP」が空欄になっている。この場合、「ファイルA」、及び「ファイルE」の出力の操作はいずれのAPと接続している場合でも、スマートデバイス300は実行できない。
操作管理部250は、決定されたファイルに対する操作の内容に応じて、スマートデバイス300における、選択されえたファイルに係る表示を変更するように、スマートデバイス300に指示する。操作管理部250は、送受信部210を介して送信される。
なお、操作の内容は、ファイルの閲覧、ファイルの編集、又はファイルの出力が想定されているが、これらに限られない。なお、出力の場合には、他の機器への転送、印刷、外部機器への表示、及びプロジェクタ等への投影等の可否について個別に設定してもよい。
ユーザ認証部220は、AP100毎にユーザの認証の要否を判断し、必要な場合はユーザの認証を行う。ユーザ認証部220は、記憶部240で記憶している認証テーブルを用いて認証の処理を行う。図4に認証テーブルの一例を示す。ユーザの識別子(ユーザのID)と、スマートデバイス300の識別子(スマートデバイス300のID)とパスワードとが対応付けられて管理されている。
なお、ユーザのIDも、スマートデバイス300のIDと同様に、情報処理システム1内でユーザを一意に特定できればよく、識別子の形式等に限定はない。
ユーザのIDを用いてユーザの認証を行う場合、ユーザ認証部220は、スマートデバイス300から受信したユーザID及びパスワードが、それぞれ認証テーブルで管理しているユーザID及びパスワードと一致する場合、認証成功と判断する。
スマートデバイス300のIDを用いてユーザの認証を行う場合、ユーザ認証部220は、スマートデバイス300から受信したスマートデバイス300のID及びパスワードが、それぞれ認証テーブルで管理しているスマートデバイス300のID及びパスワードと一致する場合、認証成功と判断する。
なお、認証テーブルは、ユーザのIDと、スマートデバイス300のIDとのいずれか一方のみを管理してもよい。
認証が成功した場合、情報処理装置200は、スマートデバイス300にファイルの一覧の送信、及び選択されたファイルに対して実行可能な操作の通知を行う。なお、ユーザ認証部220は、認証部の一例である。
第1のAP100Aが第1のエリアを形成し、第2のAP100Bが、第1のエリアよりも狭い第2のエリアを形成し、第2のエリアが第1のエリアに含まれることが想定される。この状況で、スマートデバイス300が第2のエリア内に位置する場合、アクセスポイント検知部230は、スマートデバイス300が第1のAP100Aと、第2のAP100Bの両方に接続しているものとして管理してもよい。或いは、アクセスポイント検知部230は、スマートデバイス300が、第2のAP100Bに接続しているものとして管理してもよい。
情報処理装置200は、図6に示すアクセス権の設定テーブル(第2のアクセス権の設定テーブル)を参照して上述した処理を実行してもよい。
第2のアクセス権の設定テーブルが用いられる場合、ユーザ認証部220は、ファイルが選択されるタイミングで、ユーザ認証を実行してもよい。かかるユーザ認証は、第2のアクセス権の設定テーブルにおいて認証の要否が「必要」と設定されている場合に実行される。
また、操作管理部250は、複数の出力の操作の中で実行可能な出力動作と、かかる出力動作を実行した時に、出力を許可する機器を抽出する。情報処理装置200は抽出された実行可能な出力動作と、出力を許可する機器とをスマートデバイス300に通知する。
例えば、AP100(AP100のID「職員室#B座席」)から接続するスマートデバイスに、「ファイルC」の出力に係る操作の設定をする場合、操作管理部250は、出力動作のうち「印刷」と「外部表示」の操作の実行を、許可する設定を行う。
かかる出力動作を実行する時に、スマートデバイス300が使用可能な出力機器は、「印刷」の場合、「MFP001」の識別子を有する画像形成装置400であり、「外部表示」の場合、「DP#B」の識別子を有するディスプレイである。
(3)スマートデバイスの機能構成
スマートデバイス300の機能構成について図2を参照して説明する。スマートデバイス300は、送受信部350と、制御部320と、入出力部330と、記憶部340とを有する。
送受信部350は、AP100と近距離通信、又は非接触通信等を用いて信号の送受信を行う。かかる信号にはスマートデバイス300のIDを含む。
送受信部350は、情報処理装置200とネットワーク50を介して信号の送受信を行う。
制御部320は、他の機能部と連携してスマートデバイス300に対する各種制御を実行する。入出力部330はスマートデバイス300のユーザからの入力を受け付けると共に、スマートデバイス300上に各種情報を表示する。
入出力部330が、スマートデバイス300のユーザからファイルの一覧の取得の指示を受け付けると、制御部320は、送受信部350に対して、情報処理装置200で記憶しているファイルの一覧の表示の要求を送信する。送受信部350は、情報処理装置200からファイルの一覧を受信すると、入出力部330は、受信したファイルの一覧を表示する。
情報処理装置200が、スマートデバイス300の存在するAP100の変更を検知すると、送受信部350は、情報処理装置200により更新されたファイルの一覧を受信する。入出力部330は、更新されたファイルの一覧を表示する。
入出力部330が、スマートデバイス300のユーザからファイルの一覧の選択を受け付けると、制御部320は、送受信部350に対して、選択されたファイルを情報処理装置200に通知することを指示する。送受信部350は、情報処理装置200に、選択されたファイルを通知する。
送受信部350は、情報処理装置200から選択したファイルのデータを受信する。かかるファイルには情報処理装置200で決定された選択されたファイルに対する操作のみが実行可能である。
送受信部350は、情報処理装置200により決定されたファイルに対する操作の内容に応じて、前記端末における選択されたファイルの表示を変更する指示を受信する。
送受信部350がかかる指示を受信すると、制御部320は、入出力部330にファイルの表示を変更することを指示する。
入出力部330は、決定された操作についてのみ実行可能であることがスマートデバイス300のユーザから認識できるよう表示を制御する。例えば、ファイルの出力が実行可能でない場合、入出力部330は、出力を選択できないように、出力の選択を表示しなくてもよいし、出力のボタンを半輝度に表示してもよい。
情報処理装置200が、ユーザの認証が必要と判断した場合には、送受信部350は、情報処理装置200からユーザの認証の要求を受信する。認証の要求を受信すると、入出力部330は、スマートデバイス300のユーザからユーザのIDと、パスワードの入力を受け付け、送受信部350は、入力されたユーザのIDとパスワードとを情報処理装置200に送信してもよい。スマートデバイス300のIDで認証される場合には、スマートデバイス300のIDが入力され、送信される。
なお、認証に必要な情報が予めスマートデバイス300に記憶されている場合、スマートデバイス300のユーザからの入力を受けずに、認証の要求に応じて、記憶されている情報が情報処理装置200に送信されてもよい。
送受信部350は、AP100と近距離通信、又は非接触通信等を用いて信号の送受信を行う。かかる信号にはスマートデバイス300のIDを含む。
記憶部340は、情報処理装置200から送信されたファイルの一覧、選択されたファイル、及び選択されたファイルに対する操作に関する情報等を記憶する。
情報処理装置200から受信したファイルの一覧には、各々のファイルについて、スマートデバイス300がAP100と接続している時にファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第1の情報と、スマートデバイス300がAP100と接続していない時でもファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第2の情報とのいずれかが設定されてもよい。
この場合、送受信部350が、接続しているAP100からの切断を検知すると、入出力部330は、第1の情報と、第2の情報とに基づいてファイル一覧を表示する。具体的には、入出力部330は、第2の情報が設定されているファイルを前記ファイル一覧に表示し、前記第1の情報が設定されているファイルをファイル一覧に表示しない。
なお、送受信部350は、アクセスポイント接続部、及び受信部の一例である。また、入出力部330は、出力部の一例である。
(4)APの機能構成
AP100の機能構成について図2を参照して説明する。AP100は、送受信部110と、制御部120と、記憶部130とを有する。
送受信部110は、スマートデバイス300と、近距離通信、又は非接触通信により信号の送受信を行う。スマートデバイス300からの信号にはスマートデバイス300のIDが含まれる。スマートデバイス300と送受信部110とは、定期的に信号の送受信を行ってもよい。
送受信部110は、ネットワーク50を介して、情報処理装置200と信号の送受信を行う。送受信部110から情報処理装置200への信号には、AP100に接続しているスマートデバイス300のIDを含む。
送受信部110は、情報処理装置200への信号を、定期的に送信してもよいし、AP100に新たにスマートデバイス300が接続された時、スマートデバイス300がAP100との接続を切断した時、及び/又はAP100がスマートデバイス300を検知できなくなった時に送信してもよい。
制御部120は、AP100の各機能部に対する制御を行う。記憶部130は、AP100に接続しているスマートデバイス300の識別子を記憶する。記憶部130は、スマートデバイス300の接続、及び切断等を検知した時刻等の情報について記憶してもよい。
<ハードウェア構成>
(1)情報処理装置
情報処理装置200は、例えば図7に示すようなハードウェア構成により実現される。
情報処理装置200は表示部201、外部I/F203、RAM204、ROM205、CPU206、通信I/F207、HDD209などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
表示部201は、LED等を利用して情報処理装置200の状態などを表示する。通信I/F207は、AP100、及びスマートデバイス300等と、有線、又は無線のネットワーク50を介して通信を行う。
また、HDD209はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには情報処理装置200全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、情報処理装置200はHDD209に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F203は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、情報処理装置200は外部I/F203を介して記録媒体203aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体203aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM205は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM205には情報処理装置200の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM204はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU206は、ROM205やHDD209などの記憶装置からプログラムやデータをRAM204上に読み出し、処理を実行することで、情報処理装置200全体の制御や機能を実現する演算装置である。情報処理装置200は図7に示すハードウェア構成により、上述した各種処理を実現できる。
(2)スマートデバイス
図8は本実施形態に係るスマートデバイス300の一例のハードウェア構成図である。図8のスマートデバイス300は、CPU301、ROM302、RAM303、メディアドライブ308、通信部312、アンテナ311、近距離無線通信部315、近距離無線通信用アンテナ314、ディスプレイ316、及びタッチパネル317を備えている。
CPU301はスマートデバイス300全体の動作を制御する。ROM302は基本入出力プログラムを記憶している。RAM303はCPU301のワークエリアとして使用される。
メディアドライブ308は、フラッシュメモリ等の記録メディア307に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ308は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア307を着脱自在な構成となっている。
通信部312はネットワーク50と接続しデータの送受信を行う。無線LAN及びセルラー通信(3G,LTE)等の無線通信でデータの送受信を行う時には、通信部312は、アンテナ311を利用して最寄りの無線LAN基地局、及び携帯電話基地局と通信を行う。なお、無線LAN通信を用いる時には、IEEE80411規格に準拠した方式を利用する。
近距離無線通信部315は、近距離無線通信用アンテナ314を利用したBLE通信などの近距離無線通信を行う。
非接触無線通信部313は、非接触通信用アンテナ319を利用したNFC通信などの非接触通信(超近距離通信)を行う。
ディスプレイ316は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等である。タッチパネル317は、ディスプレイ316上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ316上におけるタッチ位置を検出する。バスラインBは上記各部を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
このように、本実施形態に係るスマートデバイス300は図8に示すハードウェア構成により上述した各種処理を実現できる。
(3)AP
AP100は、例えば図9に示すようなハードウェア構成により実現される。
AP100は、表示部101、外部I/F103、CPU106、通信I/F107、HDD109、RAM104、ROM105、個別処理部108、及び個別処理部用のアンテナ108aを有する。基本的には、情報処理装置200と同等の構成を有する。このため各構成の詳細な説明については省略する。AP100は、一部の機能について具備しなくてもよい。
AP100が第1のAP100Aの場合、個別処理部108は、アンテナ108aを用いて近距離無線通信を行う機能が具備される。この場合、個別処理部は、スマートデバイス300とBLE通信などの近距離無線通信を行う。
AP100が第2のAP100Bの場合、個別処理部108は、アンテナ108aを用いて非接触通信を行う機能が具備される。この場合、個別処理部は、スマートデバイス300とNFC通信などの非接触通信(超近距離無線通信)を行う。
このように、本実施形態に係るAP100は図9に示すハードウェア構成により上述した各種処理を実現できる。
<動作手順>
(1)動作手順(その1)
図10を用いて、スマートデバイス300が、情報処理装置200からファイルの一覧の取得、及び選択したファイルを閲覧する時の動作手順について説明する。
ステップS1001で、ユーザがスマートデバイス300を携帯して職員室に入室する。
ステップS1002で、スマートデバイス300は第1のAP100Aに接続する。かかる第1のAP100Aの識別子は「職員室」である。
ステップS1003で、情報処理装置200は、第1のAP100Aからの通知によりスマートデバイス300が第1のAP100Aと接続したことを検知する。
ステップS1004で、情報処理装置200は、アクセスポイント検知部230で管理しているアクセス管理テーブルを更新する。具体的には、アクセスポイント検知部230は、アクセス管理テーブルの第1のAP100Aの「接続しているスマートデバイス300のID」の欄にスマートデバイス300の「スマートデバイスのID」を追加する。例えば、検知されたスマートデバイス300のIDが「0001」の場合、かかる欄に「0001」を追加する。
なお、「接続しているスマートデバイス300のID」の欄に追加されたスマートデバイス300のIDが、「接続を許可されているスマートデバイス300のID」の欄に登録されていない場合、スマートデバイス300は、情報処理装置200からファイルの一覧の表示等の各種サービスの提供を受けることができない。
「接続を許可されているスマートデバイス300のID」の欄に登録されていないスマートデバイス300が、第1のAP100Aに接続し、ファイルの一覧の表示等の各種サービスの要求を情報処理装置200に送信すると、情報処理装置200は、かかる要求を拒否する。
ステップS1005で、ユーザは、スマートデバイス300上で、ファイルの一覧表示、及びファイルの閲覧等を行うアプリケーションを起動する。次に、ユーザは、スマートデバイス300に対して、ファイルの一覧を取得することを指示する。
ステップS1006で、スマートデバイス300は、情報処理装置200にファイルの一覧の表示の要求を送信する。
ステップS1007で、情報処理装置200は、スマートデバイス300からファイルの一覧の表示の要求を受信する。かかる要求を受信した時に、情報処理装置200は、アクセス管理テーブルを参照し、スマートデバイス300が識別子「職員室」の第1のAP100Aに接続を許可されているスマートデバイス300であるか否か判断してもよい。
ステップS1008で、ファイル一覧の生成部260は、記憶部240で記憶しているアクセス権の設定テーブルを参照する。
ステップS1009で、ファイル一覧の生成部260は、アクセス権の設定テーブルの「ファイル名の表示可能なAP」の列を参照し、ファイル毎に表示してよいか否か判断する。表示してよいと判断された場合(ステップS1009 YES)、ステップS1010に進む。表示できないと判断された場合(ステップS1009 NO)、ステップS1011に進む。
ステップS1010で、ファイル一覧の生成部260は、表示してよいと判断されたファイルを一覧に追加する。
ステップS1009とS1010の処理は、ファイル毎に繰り返される。
ステップS1011で、ファイル一覧の生成部260は、表示してよいと判断されたファイルから成る「ファイルの一覧の表示」を生成する。
ステップS1012で、情報処理装置200は、生成されたファイルの一覧をスマートデバイス300上で表示するのに必要な情報をスマートデバイス300に送信する。かかる情報は、ファイルの一覧に加えて、スマートデバイス300のID、第1のAP100Aの情報等を含んでもよい。
また、生成されたファイル一覧は、ファイル一覧に含まれる各ファイルが、スマートデバイス300が第1のAP100Aと接続している時にファイルの一覧に表示可能なのか、スマートデバイス300がかかる第1のAP100Aと接続しているか否かに関わらず、表示可能なのかを示す情報を含む。つまり、「職員室」の第1のAP100A(AP100のID「職員室」)と接続している場合のみファイルの一覧に表示されるファイルを特定し得る情報が生成されたファイル一覧には含まれている。
なお、情報処理装置200は、かかる情報を送信する前にスマートデバイス300が第1のAP100A(AP100のID「職員室」)と接続しているか確認してもよい。
ステップS1013で、スマートデバイス300は受信した情報からファイルの一覧を入出力部330に表示する。
ステップS1014で、ユーザは表示されたファイルの一覧を確認することができる。
上述したステップを実行することにより、スマートデバイス300が接続しているAP100に応じた、ファイルの一覧をスマートデバイス300上で表示させることができる。
次に、ユーザによりファイル一覧からファイルの操作が要求された時の動作について説明する。
ステップS1015で、ユーザは、スマートデバイス300に対して、表示されたファイル一覧の中からファイルを選択し、ファイルの操作を要求する。
ステップS1016で、スマートデバイス300は、ユーザから選択されたファイルに対する操作の要求を受け付ける。次に、スマートデバイス300は、情報処理装置200に選択されたファイルの操作の要求を送信する。かかる要求には、ファイル名、スマートデバイス300が接続しているAP100の情報(AP100のID等)、及びスマートデバイス300のID等を含む。
ステップS1017で、情報処理装置200は、スマートデバイス300が第1のAP100Aと接続している時の操作の権限を判断する処理を開始する。
ステップS1018で、アクセスポイント検知部230は、アクセス管理テーブルを参照して、スマートデバイス300が第1のAP100A(AP100のID「職員室」)と接続しているか確認する。接続していることが確認できた場合(S1018 YES)、ステップS1019に進む。接続していることが確認できなかった場合(S1018 NO)、ステップS1024に進む。
ステップS1019で、操作管理部250はアクセス権の設定テーブルの選択されたファイルの「編集可能なAP」の欄を参照する。操作管理部250は、「編集可能なAP」の欄において、AP100のIDに「職員室」、又は「ANY」と設定されているか否かを判断する。
AP100のIDに「職員室」、又は「ANY」と設定されている場合(ステップS1019 YES)、ステップS1021に進む。一方、AP100のIDに「職員室」、又は「ANY」と設定されていない場合(ステップS1019 NO)、ステップS1020に進む。
ステップS1020で、操作管理部250はアクセス権の設定テーブルの選択されたファイルの「閲覧可能なAP」の欄を参照する。操作管理部250は、「閲覧可能なAP」の欄において、AP100のIDに「職員室」、又は「ANY」と設定されているか否か判断する。
AP100のIDに「職員室」、又は「ANY」と設定されている場合(ステップS1020 YES)、ステップS1021に進む。一方、AP100のIDに「職員室」、又は「ANY」と設定されていない場合(ステップS1020 NO)、ステップS1024に進む。
ステップS1021で、情報処理装置200は、選択されたファイルのデータをスマートデバイス300に送信する。編集が許可されている場合(ステップS1019 YES)、かかる選択されたファイルのデータはファイルの編集が可能なデータである。一方、閲覧のみが許可されている場合(ステップS1020 YES)、かかる選択されたファイルのデータは閲覧のみが可能なデータである。
ステップS1022で、スマートデバイス300は、選択されたファイルのデータを受信すると、入出力部330に選択されたファイルを表示する。情報処理装置200の設定により、表示されたファイルのデータは、閲覧のみ可能、又は編集が可能な状態で表示される。
ステップS1023で、ユーザは入出力部330に表示されたファイルを確認する。
一方、処理がステップS1024に進んだ場合、情報処理装置200は、ステップS1024で、スマートデバイス300にエラーの通知を送信する。
ステップS1025で、スマートデバイス300は、入出力部330にエラーの表示をする。
ステップS1026で、ユーザはエラーの表示を確認し、接続中のAP100からは、選択したファイルの閲覧、編集を実行できないことを認識する。
なお、上記の手順において、情報処理装置200は、「編集」、「閲覧」に加えて「出力」の可否について判断してもよい。情報処理装置200は、他の手順と同様にアクセス権の設定テーブルの「出力可能なAP」を参照することにより出力の可否を判断することができる。
(2)動作手順(その2)
図11を用いて、スマートデバイス300が、AP100との接続を切断した時の動作手順について説明する。
図11の動作手順は、S1100に示す状態から開始される。S1100の状態では、情報処理装置200から、スマートデバイス300に選択されたファイルのデータが送信され、スマートデバイス300の入出力部330にかかるファイルが表示されている。なお、スマートデバイス300は第1のAP100A(AP100のID「職員室」)と接続している。
ステップS1101で、ユーザがスマートデバイス300を携帯して職員室の外に出る。
ステップS1102で、スマートデバイス300は、第1のAP100Aと切断したことを検知する。例えば、スマートデバイス300は、第1のAP100Aからの信号を所定の閾値以下の強度で受信する場合に切断したと判断してもよい。
ステップS1103で、スマートデバイス300は、入出力部330の表示をクリアする。また、スマートデバイス300は、選択されたファイルを削除する。
ステップS1104で、入出力部330の表示がクリアされたため、ユーザは、削除されたファイルを閲覧できなくなる。
ステップS1105で、スマートデバイス300は、スマートデバイス300内で記憶しているファイルの一覧から、AP100のIDが「職員室」の場合にのみ表示可能なファイルを削除する処理を開始する。
ステップS1106で、スマートデバイス300は、接続したAP100がAP100のID「職員室」の場合にのみ表示可能か判断する。生成されたファイル一覧に含まれるファイルのうち、アクセス権の設定テーブルの「ファイル名の表示可能なAP」の欄が「職員室」と設定されていると、AP100のID「職員室」の場合にのみ表示可能と判断される。
一方、例えば、「ANY」と設定されていると、どこのAP100からでも表示できるため、AP100のID「職員室」の場合にのみ表示可能と判断されない。
AP100のID「職員室」の場合にのみ表示可能と判断された場合(ステップS1106 YES)、ステップS1107に進み、AP100のID「職員室」の場合にのみ表示可能と判断されない場合(ステップS1106 NO)、ステップS1108に進む。
ステップS1107で、AP100のID「職員室」の時のみ表示可能と判断されたファイルは、ファイル一覧から削除する。つまり、かかる削除されたファイルは、スマートデバイス300のファイル一覧に表示されなくなる。
ステップS1106とステップS1107の処理は、ファイル一覧に含まれるファイル毎に繰り返し実行される。
ステップS1108で、スマートデバイス300は、ファイル一覧の更新の処理が完了し、更新後のファイル一覧を入出力部330に表示する。
ステップS1109で、ユーザは、入出力部330に表示されている更新されたファイル一覧を確認できる。
次に、AP100A側の動作について説明する。
ステップS1110で、情報処理装置200は、第1のAP100Aからスマートデバイス300が切断されたことを検知する。かかる切断について、第1のAP100Aから通知されることにより情報処理装置200は検知する。
ステップS1111で、情報処理装置200のアクセスポイント検知部230は、アクセス管理テーブルを更新する。具体的には、切断が検知されたスマートデバイス300のIDをAP100のID「職員室」の「接続しているスマートデバイス300のID」から削除する。
(3)スマートデバイスの表示
次に、図12を用いて、上述した動作手順が実施された時のスマートデバイス300の入出力部330の表示について説明する。
図12の(A)は、スマートデバイス300の入出力部330の表示を示している。スマートデバイス300から、情報処理装置200に記憶されているファイルを表示するために、ユーザは、「ファイル表示アプリケーション」を起動する必要がある。
スマートデバイス300が、職員室で「ファイル表示アプリケーション」を起動した時の様子を図12の(B)に示す。スマートデバイス300は、職員室に存在する時には、第1のAP100A(AP100のID「職員室」)に接続しているものとする。
図12の(B)に示すように、入出力部330にファイル一覧が表示される。かかるファイルの一覧は、情報処理装置200により生成される。AP100のID「職員室」で「ファイル名の表示可能なAP」としてアクセス権の設定テーブルに設定されているファイルが表示される。
図12(C)は、ユーザによりファイルAの表示を指示された時の入出力部330の表示を示す図である。ファイルAの内容が表示されると共に、「編集」及び「出力」等の選択を受け付ける項目が入出力部330に表示される。
なお、第1のAP100A(AP100のID「職員室」)から、ファイルAに対する「編集」及び「出力」等が実行できない場合、「編集」及び「出力」等の選択を受け付ける項目が入出力部330に表示されない、又はかかる項目は半輝度等で表示される。
図12(D)は、ユーザがスマートデバイス300を携帯して職員室の外に移動した場合の入出力部330の表示を示している。この場合、スマートデバイス300とAP100A(AP100のID「職員室」)との接続は、切断される。
入出力部330にネットワーク切断を検知した旨の表示がされる。
図12(E)は、職員室の外に出た後に更新されたファイル一覧が入出力部330に表示されている様子を示す図である。かかる表示は外出先で「ファイル表示アプリケーション」を表示した場合も同様である。
この場合、AP100のID「職員室」の場合にのみ表示可能と判断されているファイルは表示されない。一方、例えば、「ANY」と設定されている場合には、どこのAP100からでも表示できるため、入出力部330に表示される。
(4)動作手順(その3)
図13(図13A及び図13B)を用いて、スマートデバイス300が、第1のAP100Aのエリア内に形成されている第2のAP100Bのエリアに移動した場合の動作手順について説明する。この場合、スマートデバイス300が、第1のAP100Aに接続している状態で、さらに第2のAP100Bに接続する。
ステップS1300は、本動作手順の前提となる状態を示している。スマートデバイス300が第1のAP100Aに接続し、情報処理装置200は、ユーザにより選択されたファイルを送信している。また、スマートデバイス300は選択されたファイルを入出力部330に表示し、ユーザは表示されている内容を確認している。
ステップS1301で、ユーザがスマートデバイス300を携帯して自席(#A座席)に戻る。自席の周辺には第2のAP100Bのエリアが形成されている。なお第2のAP100Bは、NFCのAP100等であると想定され、エリアは数センチメートルから1メートル程度である。スマートデバイス300を自席に置いている場合に接続可能である。
ステップS1302で、スマートデバイス300は、第2のAP100Bに接続する。第2のAP100Bの識別子は「職員室#A座席」である。
ステップS1303で、アクセスポイント検知部230は、アクセス管理テーブルを参照し、スマートデバイス300が、第2のAP100B(AP100のID「職員室#A座席」)に接続したことを検知する。アクセスポイント検知部230は、スマートデバイス300が、第2のAP100B(AP100のID「職員室#A座席」)への接続が許可されているかアクセス管理テーブルを参照して判断する。
AP100のIDが「職員室#A座席」はアクセス管理テーブルにて認証が必要なAP100と設定されている。このため、ユーザ認証が実行される。
ステップS1304で、ユーザ認証部220は、ユーザ認証を行う。かかるユーザ認証には認証テーブルを用いる。情報処理装置200が、スマートデバイス300からユーザのIDとパスワードを受信していない場合、情報処理装置200は、スマートデバイス300にユーザのIDとパスワードの送信を求めてもよい。ユーザ認証が成功するとステップS1305に進む(ステップS1304 YES)。ユーザ認証が成功しない場合、処理を終了する(ステップS1304 NO)。処理を終了する時に、情報処理装置200は、スマートデバイス300にエラーを通知してもよい。
ステップS1305で、アクセスポイント検知部230は、アクセス管理テーブルを更新する。
ステップS1306乃至ステップS1318は、ステップS1008乃至ステップS1020と同様であるため説明を省略する。AP100のIDが「職員室#A座席」でファイル名の表示可能なAP100が抽出され、リストが生成される。その後、スマートデバイス300から要求されたファイルに対して、「編集」、及び「閲覧」の可否等が判断される。
選択されたファイルに対する編集が可能と判断された場合、ステップS1319で、情報処理装置200は、スマートデバイス300に認証情報の通知を要求する。
ステップS1320で、スマートデバイス300は、入出力部330に認証情報の入力画面を表示し、ユーザに入力を促す。
ステップS1321で、ユーザは認証情報の入力画面を認識する。
ステップS1322で、ユーザはスマートデバイス300に認証情報の入力を行う。
ステップS1323で、スマートデバイス300はユーザから入力された認証情報を認識し、情報処理装置200に通知する。
ステップS1324で、情報処理装置200は認証情報を取得する。認証情報とは、例えばユーザのIDとパスワード、スマートデバイス300のIDとパスワード、又はパスワード等である。なお、認証情報は、ユーザに入力されなくてもよい。この場合、スマートデバイス300が、認証情報の通知の要求の受信に応じて、情報処理装置200に通知する。
ステップS1325で、ユーザ認証部220は、認証テーブルを用いてユーザ認証を実行する。認証が成功した場合(S1325 YES)、ステップS1326に進み、ユーザ認証が失敗した場合(S1325 NO)、ステップS1333に進む。
ステップS1326乃至ステップS1328は、ステップS1021乃至ステップS1023と同じであるため、説明を省略する。情報処理装置200は、選択されたファイルのデータを送信する。かかる選択されたファイルのデータは、選択されたファイルが編集可能に設定されている。
次に選択されたファイルが閲覧のみ可能な場合(ステップS1318 YES)について説明する。
この場合、ステップS1329乃至ステップS1332の処理が実行されるが、かかる処理はステップS1319乃至ステップS1326と同様である。すなわち、ユーザ認証の処理を行った後に、選択されたファイルのデータを送信する。かかる選択されたファイルのデータは、選択されたファイルの閲覧が可能だが、編集はできない設定である。
アクセスポイントに接続されていない場合(ステップS1316 NO)、及び選択されたファイルのデータの受信時のユーザ認証が成功しなかった場合(S1325 NO、S1331 NO)、情報処理装置200はスマートデバイス300にエラー通知を送信する。かかるエラー通知の送信の手順は、ステップS1024乃至ステップS1026と同様であるため説明を省略する。
上述した実施形態によれば、第2のAP100Bに接続している時に、ファイルを選択する時にもユーザ認証を行うことによりセキュリティのレベルを高めることができる。
なお、第2のアクセス権の設定テーブル(図6参照)に示すように、ユーザ認証の要否をファイル毎に設定してもよい。
また、ステップS1325及びステップS1331等のユーザ認証に代えて、ファイル毎に設定されているパスワードを入力させてもよい。
(5)動作手順(その4)
図14を用いて、情報処理装置200が出力の権限の有無を判断する時の動作手順について説明する。スマートデバイス300からファイルの選択の要求を受信した時に、情報処理装置200は、編集と閲覧の権限を判断することに加えて、出力の権限を判断してもよい。具体的には、情報処理装置200は、編集の権限の判断後(ステップS1019の後、ステップS1317の後)、又は閲覧の権限の判断後(ステップS1020の後、ステップS1318の後)に出力の権限を判断してもよい。以下に、出力の権限の有無を判断する時の動作手順について説明する。
ステップS1401で、操作管理部250は、アクセス権の設定テーブルを参照して選択されたファイルの出力可能なAP100を確認する。
ステップS1402で、操作管理部250は、スマートデバイス300が接続しているAP100から選択されたファイルが出力可能か判断する。選択されたファイルが出力可能と判断された場合(ステップS1402 YES)、ステップS1403に進む。一方、選択されたファイルが出力不可とされた場合(ステップS1402 NO)、ステップS1404に進む。
ステップS1403で、操作管理部250は、選択されたファイルの出力の権限を付与する設定を行う。
ステップS1404で、操作管理部250は、選択されたファイルの出力の権限を付与しない設定を行う。
ステップS1405で、情報処理装置200は、選択されたファイルのデータをスマートデバイス300に送信する。かかるデータには選択されたファイルの出力の権限に関する情報を含む。
ステップS1406で、スマートデバイス300は、選択されたファイルのデータを受信する。そして、スマートデバイス300は、選択されたファイルに出力の権限が付与されているかを判定する。出力の権限が付与されている場合、ステップS1408に進む(ステップS1406 YES)。一方、出力の権限が付与されていない場合、ステップS1409(ステップS1406 NO)に進む。
ステップS1408で、スマートデバイス300は、選択されたファイルに係る「出力」の選択を受け付ける項目の設定を行う。
ステップS1409で、スマートデバイス300は、選択されたファイルの表示を行う。出力の権限が付与されている場合、入出力部330は、選択されたファイルの表示を行う時に、「出力」の選択を受け付ける項目を表示する。例えば、「印刷ボタン」が表示される。一方、出力の権限が付与されていない場合、入出力部330は、選択されたファイルの表示を行う時に、「出力」の選択を受け付ける項目を表示しない、又は半輝度表示等にする。例えば、入出力部330は「印刷ボタン」を半輝度で表示し、ユーザに対してかかるファイルを出力する権限が付与されていないことを認識させる。
ステップS1410で、ユーザは選択されたファイルを確認する。
情報処理装置200は、選択されたファイルに対する出力の権限を付与する処理に加えて、「出力許可の形態」と「出力を許可する機器」の判断を行ってもよい。かかる判断の時には、第2のアクセス権設定テーブル(図6参照)を参照して判断してもよい。
この場合、選択されたファイルのデータに、「出力許可の形態」、及び「出力を許可する機器」の情報が含まれる。これらの情報をスマートデバイス300が受信した時の印刷の動作について以下に説明する。
ステップS1411で、ユーザは、スマートデバイス300に、ファイルに対する「印刷」の指示を行う。
ステップS1412で、スマートデバイス300は、ユーザから選択されたファイルに対する「印刷」の指示を受け付ける。なお、選択されたファイルには「印刷」の権限が付与されているものとする。スマートデバイス300は、印刷可能な画像形成装置400が存在するか判断する。印刷可能な画像形成装置400がある場合(ステップS1412 YES)、ステップS1413に進む。印刷可能な画像形成装置400がない場合(ステップS1412 NO)、ステップS1415に進む。
ステップS1413で、入出力部330は、画像形成装置400の候補を表示する。
ステップS1414で、ユーザに選択された画像形成装置400に対して、スマートデバイス300は印刷の指示を送信する。
ステップS1415で、印刷の処理を中止する。この時に、スマートデバイス300は、入出力部330に印刷可能な画像形成装置400が存在しない旨のエラー表示をしてもよい。
なお、出力先の選択について「印刷」を例に説明したが、他の出力の形態(転送、投射、外部表示等)でも同様の手順について出力する機器の選択が可能である。
[その他]
上述した実施形態では、ファイルの一覧を生成する形態について説明したが、ファイルの一覧にはフォルダを含んでもよい。
上述した実施形態では、近距離無線通信の一例としてBLE通信を用いた場合について説明したが、他の近距離無線通信を適用可能なことは勿論である。超音波、光、電波、赤及び外線等を近距離無線通信に適用してもよい。
上述した実施形態では、近距離通信と、非接触通信(超近距離通信)とを用いた動作をについて記載したが、通信可能な距離が異なる2つの通信方式を用いても同様の選択、及び判断動作を実行することができる。
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、情報処理装置200、及びスマートデバイス300に供給してもよい。そして、情報処理装置200、及びスマートデバイス300が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、いずれかの実施の形態を構成することになる。ここで、記憶媒体は、記録媒体または非一時的な記憶媒体である。
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100 アクセスポイント(AP)
200 情報処理装置
220 ユーザ認証部
230 アクセスポイント検知部
240 記憶部
250 操作管理部
260 ファイル一覧の生成部
300 スマートデバイス
特開2014−199654号公報

Claims (13)

  1. 端末が接続しているアクセスポイントを検知するアクセスポイント検知部と、
    前記端末で操作されるファイルを記憶する記憶部と、
    前記端末から、前記記憶部で記憶している前記ファイルの一覧の表示の要求を受信する受信部と、
    前記端末が接続しているアクセスポイントに応じたファイルの一覧を生成する生成部と、
    生成された前記ファイルの一覧を、前記端末に通知する通知部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記アクセスポイント検知部は、前記端末が接続しているアクセスポイントの変更を検知し、
    前記生成部は、アクセスポイントの変更の検知に応じて、前記ファイルの一覧を更新する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 生成された前記ファイルの一覧には、各々のファイルについて、
    前記アクセスポイントと前記端末とが接続している時に前記ファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第1の情報と、
    前記アクセスポイントと前記端末とが接続していない時でも前記ファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第2の情報とのいずれかが設定され、
    前記アクセスポイントから切断された場合、前記端末において、前記第1の情報、及び前記第2の情報に基づいて前記ファイルの一覧を表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記アクセスポイントにおける前記ファイルに対する実行可能な操作を管理する操作管理部を有し、
    前記受信部は、前記端末から、ファイルの選択の通知を受信し、
    前記操作管理部は、前記端末の前記接続しているアクセスポイントから、選択されたファイルに対する操作を決定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作管理部は、前記選択されたファイルに対する決定された操作の内容に応じて、前記端末における前記選択されたファイルに係る表示を変更するように、前記端末に指示する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記操作は、ファイルの閲覧、ファイルの編集、又はファイルの出力である請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. アクセスポイント毎にユーザの認証の要否を判断し、必要な場合はユーザの認証を行う認証部を有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 第1のアクセスポイントが第1のエリアを形成し、
    第2のアクセスポイントが、第1のエリアよりも狭い第2のエリアを形成し、
    第2のエリアが第1のエリアに含まれ、前記端末が前記第2のエリア内に位置する場合、前記アクセスポイント検知部は、前記端末が前記第1のアクセスポイント及び前記第2のアクセスポイントに接続しているものとする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1のアクセスポイントはBLEのアクセスポイントであり、前記第2のアクセスポイントはNFCのアクセスポイントである請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 端末が接続しているアクセスポイントを検知するステップであって、前記端末で操作されるファイルがメモリに記憶されているステップと、
    前記端末から、前記記憶するステップで記憶された前記ファイルの一覧の表示の要求を受信するステップと、
    前記端末が接続しているアクセスポイントに応じたファイルの一覧を生成するステップと、
    生成された前記ファイルの一覧を、前記端末に通知するステップと、を情報処理装置に実行させるプログラム。
  11. 端末と、情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    端末が接続しているアクセスポイントを検知するアクセスポイント検知部と、
    前記端末で操作されるファイルを記憶する記憶部と、
    前記端末から、前記記憶部で記憶している前記ファイルの一覧の表示の要求を受信する受信部と、
    前記端末が接続しているアクセスポイントに応じたファイルの一覧を生成する生成部と、
    生成された前記ファイルの一覧を、前記端末に通知する通知部と、を有し、
    前記端末は、
    前記アクセスポイントに前記端末の識別子の送信を行うアクセスポイント接続部と、
    前記ファイルの一覧の表示の要求を送信し、前記生成部で生成された前記ファイルの一覧を受信する送受信部と、
    受信した前記ファイルの一覧を表示する表示部と、を有する情報処理システム。
  12. アクセスポイントに接続する接続部と、
    接続しているアクセスポイントに応じたファイルの一覧を受信する受信部と、
    受信した前記ファイルの一覧を表示する表示部と、を有し、
    前記ファイルの一覧には、各々のファイルについて、
    前記アクセスポイントと接続している時に前記ファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第1の情報と、
    前記アクセスポイントと接続していない時でも前記ファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第2の情報とのいずれかが設定されており、
    前記接続部が前記接続しているアクセスポイントからの切断を検知すると、前記表示部は、前記第1の情報、及び前記第2の情報に基づいて前記ファイルの一覧を表示する端末。
  13. アクセスポイントに接続するステップと、
    接続しているアクセスポイントに応じたファイルの一覧を受信するステップと、
    受信した前記ファイルの一覧を表示するステップと、
    前記接続しているアクセスポイントから切断されているか否かを検知するステップと、を有し、
    前記ファイルの一覧には、各々のファイルについて、
    前記アクセスポイントと接続している時に前記ファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第1の情報と、
    前記アクセスポイントと接続していない時でも前記ファイルの一覧に表示されるファイルであることを示す第2の情報とのいずれかが設定されており、
    前記検知するステップの後に、
    前記切断が検知された場合、前記第1の情報、及び前記第2の情報に基づいて前記ファイルの一覧を表示するステップと、を端末に実行させるプログラム。
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