JP2017014691A - Back-filling body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、地盤を掘削した掘削面の崩壊を防止する山留工法を用いる、掘削面に形成した山留壁と、この山留壁を支持する腹起し材との隙間に配設される裏込め体に関するものである。 The present invention is disposed in a gap between a mountain retaining wall formed on the excavation surface and a belly raising material that supports the mountain retaining wall, using a mountain retaining method that prevents collapse of the excavated surface excavating the ground. It relates to the backfill body.
従来、この種の裏込め体としては、例えば、特許文献1や特許文献2に示すようなものがある。
Conventionally, as this type of backfilling body, for example, there are those shown in Patent Document 1 and
特許文献1の裏込め体は、開口の近傍部に貫通孔を形成した袋体と、この貫通孔に貫通配設する釘とから成るもので、袋体の貫通孔にL字形状の釘を貫通配設し、この釘の先端を土端面(山留壁)に突き刺し、基端を腹起しに引掛け係止して、土端面(山留壁)と腹起し材との間に架け渡し配設した釘に吊設状態に配設する構成としたものである。 The backfill body of Patent Document 1 is composed of a bag body in which a through hole is formed in the vicinity of the opening, and a nail penetrating through the through hole. An L-shaped nail is formed in the through hole of the bag body. The penetrating end of this nail is inserted into the soil edge surface (mountain wall), the base end is hooked and locked to the flank, and it is bridged between the soil edge surface (mountain wall) and the lining material. It is configured to be arranged in a suspended state on the handed nails.
また、特許文献2の裏込め体は、上部にチューブ状の吊下部を設けた袋体と、単管と、アングルプレートとコ字形ブラケットとで構成する袋体支持部とから成るもので、袋体の吊下部に単管を挿通配設し、この吊下部に挿通配設した単管を袋体支持部のコ字形のブラケットに係止して、袋体支持部間に架設した単管に吊下状態に支持される構成としたものである。
Further, the backfill body of
上述した特許文献1の裏込め体は、簡易な構造で設置作業も比較的容易であるが、釘を山留壁に突き刺して固定するため、腹起し材の撤去時は、まず釘を引き抜き、裏込め体を撤去した後、腹起し材を撤去することになり、腹起し材と裏込め体とを一緒に撤去することができず撤去時の作業性に問題がある。 The backfill body of the above-mentioned Patent Document 1 has a simple structure and is relatively easy to install. However, since the nail is pierced and fixed to the mountain retaining wall, the nail is first pulled out when the abdominal material is removed. After removing the backfilling body, the angry material is removed, and the angry material and the backfilling body cannot be removed together, and there is a problem in workability at the time of removal.
また特許文献2の裏込め体は、撤去時は腹起し材と裏込め体とを一緒に撤去することができるものの、設置時は、腹起し材に袋体支持部を溶接により取り付ける作業を要し、工数が掛かってしまう。更に、この特許文献2の裏込め体は、袋体を腹起し材と共に撤去する際、モルタル注入により重量が重くなった袋体が破損(吊下部と袋体本体部との連結部での破損や吊下部自体の破損)し落下する恐れがある。
In addition, the backfill body of
本発明は、上述のような現状の問題に鑑みなされたもので、設置作業が容易で、且つ、腹起し材と共に撤去し得ることができ、しかも、撤去作業時に落下の心配が無い実用性に優れた裏込め体を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described current problems, can be easily installed, and can be removed together with an angry material, and has no utility of dropping during the removal operation. The purpose is to provide an excellent backfill body.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
山留工法における山留壁1と腹起し材2との隙間に配設される裏込め体であって、経時により固化する充填材を充填する袋体3と、この袋体3を前記腹起し材2に取り付ける複数の取付具4とから成る構成とし、前記袋体3は、両端部に袋体吊上用掛部5を設けた吊りベルト6を一側側面部7Aから底面部8を介して他側側面部7Bに架け渡し配設した構成とし、前記取付具4は、前記腹起し材2のフランジ部9に係合する前記袋体3の正面側若しくは背面側のいずれか一方の一側開口縁部10Aを該フランジ部9に離脱不能に係止する一側開口縁係止部11と、他方の他側開口縁部10Bと係合し前記袋体3の開口部の開口状態を保持する他側開口縁係合部12とから成る構成として、前記腹起し材2を撤去する際に、この腹起し材2に取り付けた前記袋体3を、この腹起し材2に取り付けたままの状態で撤去し得る構成とすると共に、前記撤去時に前記吊りベルト6を懸吊装置に連結して前記袋体3を吊設支持して落下防止状態で前記腹起し材2と共に撤去し得るように構成したことを特徴とする裏込め体に係るものである。
A
また、前記袋体3は、前記一側開口縁部10Aを前記フランジ部9の上部側フランジ縁部9Aに上方から被着係合し、この一側開口縁部10Aを被着係合した前記上部側フランジ縁部9Aに上方から前記一側開口縁部10Aごと前記一側開口縁係止部11を被嵌係止して、前記一側開口縁部10Aを前記フランジ部9に係止する構成としたことを特徴とする請求項1記載の裏込め体に係るものである。
Further, the
また、前記袋体3は、前記他側開口縁部10Bに掛止孔13を設けた構成とし、この掛止孔13をフック状に形成した前記他側開口縁係合部12に掛け止める構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の裏込め体に係るものである。
Further, the
また、前記他側開口縁係合部12を、前記一側開口縁係止部11に対して相対移動自在に設けた構成として、前記一側開口縁係止部11と前記他側開口縁係合部12との離間間隔を自在に調整し得るように構成して、前記腹起し材2に設けた前記袋体3の開口部の開口幅を自在に調整し得る構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の裏込め体に係るものである。
Further, the other side opening
本発明は上述のように構成したから、設置作業が容易で、且つ、腹起し材と共に撤去し得ることができ、しかも、この撤去時に、袋体自体を吊設支持することもできるから、袋体が腹起し材から離脱し落下する心配もなく、安心且つ確実に腹起し材と袋体とを共に撤去することができる実用性に優れた裏込め体となる。 Since the present invention is configured as described above, the installation work is easy, and can be removed together with the belly material, and at the time of removal, the bag body itself can be suspended and supported. There is no worry that the bag body is lifted off from the upset material and falls, and the backed up body excellent in practicality can be removed safely and reliably together with the upset material and the bag body.
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 An embodiment of the present invention which is considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings showing the operation of the present invention.
腹起し材2の山留壁1側のフランジ部9に袋体3の正面側若しくは背面側のいずれか一方の一側開口縁部10Aを係合し、この一側開口縁部10Aを係合させたフランジ部9に、この一側開口縁部10Aごと取付具4の一側開口縁係止部11を被嵌係止して、取付具4を腹起し材2(フランジ部9)に取り付けると共に、このフランジ部9に係合させた袋体3の一側開口縁部10Aを一側開口縁係止部11でフランジ部9に離脱不能な係止状態にし、この腹起し材2に取り付けた取付具4の一側開口縁係止部11よりも山留壁1側に位置するように設けた他側開口縁係合部12に袋体3の他方の他側開口縁部10Bを係合する。これにより、裏込め体を構成する袋体3及び取付具4は、山留壁1に係合、係止することなく、腹起し材2に取り付けられ、また、山留壁1と腹起し材2との間に垂下状態に配設された袋体3は、開口部が一定の開口幅を保持した状態で設けられることとなる。
One
従って、本発明は、撤去する際、腹起し材2に取り付けた状態のまま、腹起し材2と一緒に撤去することができる。
Therefore, the present invention can be removed together with the
また、袋体3に充填材を充填する際、袋体3の開口部が開口しているので充填材の充填作業がし易く、また、充填材を充填してゆくことで袋体3の自重が重くなって下方側への引張力が生じ、この引張力により開口部が閉口しようとする開口部閉口作用が生じても、開口部の開口幅が狭まることなく充填初期の開口状態を保持するので、充填作業に支障をきたすことがなく、更に、開口部の開口状態が保持されることで、充填材の充填具合も良好に目視確認することができ、充填作業の終点の見極めが容易にできる。
Further, when the
しかも、本発明は、袋体3に、両端部に袋体吊上用掛部5を設けた吊りベルト6を一側側面部7Aから底面部8を介して他側側面部7Bに架け渡し配設して、この吊りベルト6(袋体吊上用掛部5)を懸吊装置に連結して袋体3を吊設支持し得る構成としたから、この腹起し材2と共に裏込め体を撤去する際、袋体3を個別に吊設支持することができ、例えば、吊りベルト6の袋体吊上用掛部5に懸吊装置(例えばクレーン)のワイヤーを連結することで、万が一、袋体3が破損し腹起し材2から離脱しても落下する心配が無いし、また、懸吊装置で袋体3自体を吊持することで、袋体3に負荷が掛からず、重量負荷による袋体3の破損が生じず、落下の心配がない。
Moreover, in the present invention, the
このように、本発明は、設置作業が容易で、且つ、腹起し材2と共に撤去し得ることができ、しかも、この撤去時に、袋体3自体を吊設支持することもできるから、袋体3が腹起し材2から離脱し落下する心配もなく、安心且つ確実に腹起し材2と袋体3とを共に撤去することができる実用性に優れた画期的な裏込め体となる。
As described above, the present invention is easy to install and can be removed together with the
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、山留工法における山留壁1と腹起し材2との隙間に配設される裏込め体であって、経時により固化する充填材を充填する袋体3と、この袋体3を腹起し材2に取り付ける複数の取付具4とから成る構成とし、袋体3は、両端部に袋体吊上用掛部5を設けた吊りベルト6を一側側面部7Aから底面部8を介して他側側面部7Bに架け渡し配設した構成とし、取付具4は、腹起し材2のフランジ部9に係合する袋体3の正面側若しくは背面側のいずれか一方の一側開口縁部10Aをフランジ部9に離脱不能に係止する一側開口縁係止部11と、他方の他側開口縁部10Bと係合し袋体3の開口部の開口状態を保持する他側開口縁係合部12とから成る構成として、腹起し材2を撤去する際に、この腹起し材2に取り付けた袋体3を、この腹起し材2に取り付けたままの状態で撤去し得る構成とすると共に、撤去時に前記吊りベルト6を懸吊装置に連結して袋体3を吊設支持して落下防止状態で腹起し材2と共に撤去し得るように構成したものである。
The present embodiment is a backfilling body disposed in a gap between the mountain retaining wall 1 and the raised
以下、本実施例に係る構成各部について詳細に説明する。 Hereinafter, each component according to the present embodiment will be described in detail.
本実施例の袋体3は、図示するように、上部を開口した正面視方形状の扁平型に形成した構成としている。
As shown in the figure, the
より具体的には、本実施例の袋体3は、ポリエステル布から成り、開口部の開口縁部10の周面に補強布15を周設して、この開口縁部10の耐久性を向上させた構成とすると共に、開口縁部10の他側開口縁部10B(この袋体3を腹起し材2に取り付けた際に山留壁1側に位置する側の開口縁部10)に掛止孔13を設けた構成としている。
More specifically, the
更に、本実施例の袋体3は、両端部に袋体吊上用掛部5を設けた吊りベルト6を一側側面部7Aから底面部8を介して他側側面部7Bに架け渡し配設した構成とし、具体的には、吊りベルト6は、帯状に形成し、両端部を夫々折り返し、この折り返した端部を吊りベルト6に重合係止して、この重合係止部16の先端側にループ状の袋体吊上用掛部5を形成した構成とし、この袋体吊上用掛部5が袋体3の左右両側面部7A,7Bの上辺部から突出するようにして、袋体3の内面側に設けた構成としている。
Further, in the
即ち、本実施例は、吊りベルト6を袋体3の底面部8に配設することで、袋体3に充填した充填材をこの吊りベルト6で支持する構成とし、この袋体3に負荷を掛けずにこの袋体3を吊設支持する構成としている。
That is, in this embodiment, the
また、本実施例の取付具4は、腹起し材2のフランジ部9に係合する袋体3の正面側若しくは背面側のいずれか一方の一側開口縁部10Aをフランジ部9に離脱不能に係止する一側開口縁係止部11と、他方の他側開口縁部10Bと係合し袋体3の開口部の開口状態を保持する他側開口縁係合部12とから成る構成としている。
Further, the mounting
具体的には、図示するように、一側開口縁係止部11は、腹起し材2のフランジ部9の上部側フランジ縁部9Aに上方から被嵌し得る形状に形成し、上部に後述する移動体14の移動を案内すると共にこの移動体14を固定する案内固定機構17を設けた構成とすると共に、側部にこの一側開口縁係止部11を腹起し材2のフランジ部9に係止する係止部18を設けた構成としている。
Specifically, as shown in the drawing, the one-side opening edge locking portion 11 is formed in a shape that can be fitted from above to the upper-side
より具体的には、本実施例では、一側開口縁係止部11は逆U字状に形成し、また、案内固定機構17はボルト19とナット20とから成る構成とし、ボルト19は一側開口縁係止部11の上部に先端部を上方に向けて立設した構成としている。
More specifically, in the present embodiment, the one-side opening edge locking portion 11 is formed in an inverted U shape, and the
また、係止部18は、ボルトを採用した構成とし、この一側開口縁係止部11を腹起し材2のフランジ部9に被嵌させた後、この係止部18としてのボルトを締め付け固定することで、この一側開口縁係止部11をフランジ部9に係止する構成としている。
Further, the locking
また、他側開口縁係合部12は、上述した一側開口縁係止部11に対して相対移動自在に設けた構成とし、具体的には、他側開口縁係合部12は、一側開口縁係止部11に相対スライド移動自在に設けた移動体14に設けて、一側開口縁係止部11に対して相対移動自在に設けた構成としている。
In addition, the other side opening
より具体的には、本実施例は、図示するように、この他側開口縁係合部12をフック形状に形成し、L形アングル状に形成した移動体14の水平板先端側に立設した構成として、前述した袋体3の他側開口縁部10Bに設けた掛止孔13と掛止係合する構成としている。
More specifically, in the present embodiment, as shown in the figure, this other side opening
また、この他側開口縁係合部12を設けたL形アングル状の移動体14は、水平板の基端側に一側開口縁係止部11のボルト19に係合する長孔21を設けた構成とし、この移動体14に設けた長孔21に一側開口縁係止部11の上部に突設したボルト19を挿通させ、ナット20により締め付け固定することで一側開口縁係止部11に対して他側開口縁係合部12を設ける構成とし、また、このナット20を弛め、ボルト19をガイドに長孔21に沿って移動体14を前後方向にスライド移動させることで、一側開口縁係止部11と他側開口縁係合部12との離間間隔を自在に調整できるように構成している。
In addition, the L-shaped angle-shaped moving
尚、取付具4は、本実施例の構成に限定されるものではなく、例えば図示するように移動体14を平板状に形成した構成としても良く、また、他側開口縁係合部12を二つ設けた構成や、一側開口縁係止部11を二つ備える構成としても良い。
Note that the
次に、上述のように構成した本実施例の作用・効果について以下に説明する。 Next, the operation and effect of the present embodiment configured as described above will be described below.
先ず、本実施例の使用方法(腹起し材2への取り付け方法)について以下に説明する。 First, a method of using the present embodiment (a method of attaching to the erection material 2) will be described below.
本実施例を腹起し材2に取り付ける際は、腹起し材2の山留壁1側のフランジ部9に袋体3の一側開口縁部10Aを係合し、この一側開口縁部10Aが係合するフランジ部9に一側開口縁部10Aごと取付具4の一側開口縁係止部11を被嵌係止して、取付具4を腹起し材2に取り付けると共に、この一側開口縁係止部11で袋体3の一側開口縁部10Aをフランジ部9に係止する。
When this embodiment is attached to the
具体的には、袋体3の一側開口縁部9Aをフランジ部9の上部側フランジ縁部9Aに対して上方から被着係合し、この一側開口縁部9Aが被着係合する上部側フランジ縁部9Aに、上方から取付具4の一側開口縁係止部11を被嵌し、係止部18としてのボルトを締め付けて、この取付具4(一側開口縁係止部11)をフランジ部9の上部側フランジ縁部9Aに被嵌係止すると共に、袋体3の一側開口縁部9Aを、フランジ部9の上部側フランジ縁部9Aと一側開口縁係止部11(係止部18)とで挟み込み固定し、腹起し材2のフランジ部9に離脱不能に係止させる。
Specifically, one side opening
次に、山留壁1と腹起し材2との隙間間隔に合わせて、この腹起し材2に取り付けた取付具4の他側開口縁係合部12の位置を調整する。
Next, the position of the other-side opening
具体的には、案内固定機構17のナット20を弛め、移動体14をスライド移動させて他側開口縁係合部12をできるだけ山留壁1側に位置するように移動調整し、ナット20を締め付け位置決め固定する。
Specifically, the
最後に、この位置決めした他側開口縁係合部12に袋体3の他側開口縁部10Bに設けた掛止孔13を掛止係合し、取り付け作業が完了する。
Finally, the latching
このように、本実施例の裏込め体は、極めて簡易な作業で容易に腹起し材2に取り付けることができる。
As described above, the backfilling body of the present embodiment can be easily attached to the
尚、図示するように、高さのある袋体3を採用した場合も、最上段の腹起し材2のフランジ部9に同様に取り付けることとなり、非常に取り付け作業が容易となる。
In addition, as shown in the figure, even when the
また、本実施例の裏込め体は、山留壁1に係合、係止することなく、腹起し材2に取り付けられることとなり、撤去する際、腹起し材2に取り付けた状態のまま、腹起し材2と一緒に撤去することができる。
In addition, the backfill body of the present embodiment is attached to the
また更に、山留壁1と腹起し材2との間に垂下状態に配設された袋体3は、開口部が一定の開口幅を保持した状態で設けられることとなる。
Furthermore, the
従って、袋体3に充填材を充填する際、図示するように、袋体3の開口部が開口しているので充填材の充填作業がし易く、また、充填材を充填してゆくことで袋体3の自重が重くなって下方側への引張力が生じ、この引張力により開口部が閉口しようとする開口部閉口作用が生じても、開口部の開口幅が狭まることなく充填初期の開口状態を保持するので、充填作業に支障をきたすことがなく、更に、開口部の開口状態が保持されることで、充填材の充填具合も良好に目視確認することができ、充填作業の終点の見極めが容易にできる。
Accordingly, when the
しかも、本実施例の裏込め体は、袋体3に、両端部に袋体吊上用掛部5を設けた吊りベルト6を一側側面部7Aから底面部8を介して他側側面部7Bに架け渡し配設して、この吊りベルト6(袋体吊上用掛部5)を懸吊装置に連結して袋体3を吊設支持し得る構成としたから、この腹起し材2と共に裏込め体を撤去する際、袋体3を個別に吊設支持することができ、図示するように、吊りベルト6の袋体吊上用掛部5に懸吊装置(例えばクレーン)のワイヤーを連結することで、万が一、袋体3が破損し腹起し材2から離脱しても落下する心配が無いし、また、懸吊装置で袋体3自体を吊持することで、袋体3に負荷が掛からず、重量負荷による袋体3の破損が生じず、落下の心配がない。
In addition, the backfill body of the present embodiment is such that the
このように、本実施例の裏込め体は、設置作業が容易で、且つ、腹起し材2と共に撤去し得ることができ、しかも、この撤去時に、袋体3自体を吊設支持することもできるから、袋体3が腹起し材2から離脱し落下する心配もなく、安心且つ確実に腹起し材2と袋体3とを共に撤去することができる実用性に優れた画期的な裏込め体となる。
As described above, the backfill body of the present embodiment is easy to install and can be removed together with the
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 Note that the present invention is not limited to this embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1 山留壁
2 腹起し材
3 袋体
4 取付具
5 袋体吊上用掛部
6 吊りベルト
7A 一側側面部
7B 他側側面部
8 底面部
9 フランジ部
9A 上部側フランジ縁部
10A 一側開口縁部
10B 他側開口縁部
11 一側開口縁係止部
12 他側開口縁係合部
13 掛止孔
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
10A One side opening edge
10B Opening edge on the other side
11 One side opening edge locking part
12 Opening edge engaging part on the other side
13 Retaining hole
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015129037A JP2017014691A (en) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | Back-filling body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015129037A JP2017014691A (en) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | Back-filling body |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017014691A true JP2017014691A (en) | 2017-01-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015129037A Pending JP2017014691A (en) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | Back-filling body |
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JP (1) | JP2017014691A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114753377A (en) * | 2022-04-20 | 2022-07-15 | 天津建工城市建设发展有限公司 | Steel support structure installation method |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015129037A patent/JP2017014691A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114753377A (en) * | 2022-04-20 | 2022-07-15 | 天津建工城市建设发展有限公司 | Steel support structure installation method |
CN114753377B (en) * | 2022-04-20 | 2024-03-15 | 天津建工城市建设发展有限公司 | Steel support structure installation method |
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