JP2017013980A - シート後処理装置及びそれを備えた画像形成システム - Google Patents

シート後処理装置及びそれを備えた画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】シートの整合不良を抑制することが可能なシート後処理装置を提供する。【解決手段】この用紙後処理装置(シート後処理装置)20は、処理トレイ30と、処理トレイ30に積載された用紙Pを用紙幅方向に移動させる側端整合カーソル60と、排出トレイ50と、処理トレイ30上の用紙Pを排出トレイ50に排出する第2排出ローラー対29と、用紙搬送方向に延在する軸を中心として回転可能なコロ93と、を備える。コロ93は、用紙幅方向から見て、第2排出ローラー対29を構成する下排出ローラー29bに重なるように配置されるとともに、処理トレイ30の用紙載置面30bから上側に突出する。【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置によって画像形成された用紙等のシートに綴じ処理やシフト排出処理等の後処理を行うシート後処理装置及びそれを備えた画像形成システムに関する。
従来、複写機、プリンター等の画像形成装置によって画像が形成された用紙(シート)を複数枚スタックして、スタックされた用紙束をまとめてステープルで綴じる綴じ処理、パンチ穴形成装置でパンチ穴(穿孔)を空けるパンチ穴形成処理、及び所定枚数の用紙束毎に位置をずらして排出するシフト排出処理等の後処理を実行可能な用紙後処理装置が利用されている。
このような用紙後処理装置では、画像形成された用紙が積載される処理トレイと、処理トレイの用紙搬送方向下流側に配置される排出トレイと、処理トレイ上の用紙を排出トレイに排出する排出ローラー対と、が設けられていた。そして、処理トレイ上などにおいて、綴じ処理、及びシフト排出処理等が行われていた。また、綴じ処理の前に処理トレイ上の用紙束の側端を整合させるため、又はシフト排出処理を行うために、用紙束を用紙幅方向に移動させるシフト部材を備えた画像形成装置も知られている。
なお、用紙を用紙幅方向に移動させるシフト部材を備えた画像形成装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2012−180215号公報
ところで、処理トレイ上の用紙を排出トレイに排出する排出ローラー対は、所定の搬送性能を確保するために、ゴムローラーで形成されることが多い。しかしながら、排出ローラー対がゴムローラーで形成されている場合、処理トレイ上で用紙を用紙幅方向に移動させる際に用紙の下面がゴムローラーに接触し、整合不良が発生するという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、シートの整合不良を抑制することが可能なシート後処理装置及びそれを備えた画像形成システムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の構成のシート後処理装置は、シートが積載される処理トレイと、処理トレイに積載されたシートをシート搬送方向と直交するシート幅方向に移動させるシフト部材と、処理トレイのシート搬送方向下流側に配置される排出トレイと、処理トレイ上のシートを排出トレイに排出する排出ローラー対と、シート搬送方向に延在する軸を中心として回転可能なコロと、を備える。コロは、シート幅方向から見て、排出ローラー対を構成する下排出ローラーに重なるように配置されるとともに、処理トレイのシート載置面から上側に突出する。
本発明の第1の構成によれば、シート搬送方向に延在する軸を中心として回転可能なコロは、シート幅方向から見て、排出ローラー対を構成する下排出ローラーに重なるように配置されるとともに、処理トレイのシート載置面から上側に突出する。これにより、処理トレイ上のシートをシート幅方向に移動させる際に、シートの下面に接触するコロによってシートをシート幅方向にスムーズに移動させることができるので、シートの整合不良を抑制することができる。
画像形成装置及び本発明の第1実施形態の用紙後処理装置の内部構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態の用紙後処理装置の処理トレイ周辺の部分拡大図であり、上排出ローラーが離間位置に配置された状態を示す図である。 本発明の第1実施形態の用紙後処理装置の処理トレイ周辺の部分拡大図であり、上排出ローラーが当接位置に配置された状態を示す図である。 本発明の第1実施形態の用紙後処理装置のコロ周辺の部分拡大図である。 本発明の第1実施形態の用紙後処理装置の構造を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態の用紙後処理装置のコロ周辺の部分拡大図である。 本発明の変形例の用紙後処理装置のコロ周辺の部分拡大図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
先ず、図1を参照して画像形成装置100、及び本発明の第1実施形態の用紙後処理装置20から構成される画像形成システムについて説明する。なお、本実施形態においては画像形成装置100の一例として複合機を例示しているが、本発明の用紙後処理装置20は、デジタル複合機以外の、例えばレーザープリンターやインクジェットプリンター、ファクシミリ装置等にも同様に連結可能である。
図1に示すように、画像形成装置100は、いわゆる胴内排紙型のデジタル複合機であって、大きくは、本体ハウジング2aと、その上部に配設された上ハウジング2bとで構成されている。上ハウジング2bには、原稿の画像を電気信号として読み取るための後述する各種機構が設けられ、上ハウジング2bの上部には原稿搬送装置3が付設されている。他方、本体ハウジング2aには、読み取った原稿画像の電気信号に基づいて用紙(シート)に画像を転写するための後述する各種機構が設けられ、本体ハウジング2aの左側部には用紙後処理装置(シート後処理装置)20が付設されている。
本実施形態では、本体ハウジング2aは、下ハウジング2aaと、その上方で右側部に沿って位置し上ハウジング2bに連結される連結ハウジング2abと、より構成され、下ハウジング2aaには、用紙Pの給紙部4や、用紙P上にトナー画像を形成する画像形成部6や、用紙P上のトナー画像を定着するための定着装置7等が設けられ、他方、連結ハウジング2abには、定着後の用紙Pを搬送して本体ハウジング2aから排出するための用紙排出部(排出部)18が設けられている。
また、上ハウジング2bの直下における連結ハウジング2abの左側方には、左側面及び正面に向けて大きく開放された胴内排紙空間16が形成されており、この胴内排紙空間16には、連結ハウジング2abの左側面から排出される用紙Pを受け入れて積載するとともに、用紙Pに所定の後処理を施す場合には用紙後処理装置20への搬送を可能とする中継ユニット19が設けられている。
本体ハウジング2a内には、下部に配設された給紙部4と、給紙部4の側方及び上方に配設された用紙搬送部5と、給紙部4の上方に配設された画像形成部6と、画像形成部6の用紙搬送方向下流側(図1の右側)に配設された定着装置7とが備えられている。
給紙部4には、用紙搬送方向下流側に給紙ローラー等の分離給送手段が設けられた複数の給紙カセット4aが備えられており、この給紙カセット4aに載置された用紙Pの束を、給紙ローラーの回転動作によって、最上位の用紙Pから1枚ずつ用紙搬送部5に給紙するものである。用紙搬送部5は、給紙部4から給紙された用紙Pを、各搬送ローラー対5aによって画像形成部6へと搬送する。
画像形成部6及び定着装置7は、画像形成装置100本体の内部で用紙搬送方向と直交する幅方向(前後方向、図1の紙面に直交する方向)に細長く配設され、下ハウジング2aa内の上部において図1における左側から画像形成部6、定着装置7の順に用紙Pの搬送方向(左から右方向)に沿って並設されている。
画像形成部6は、電子写真プロセスによって、用紙P上に所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支された像担持体である感光体ドラム9と、この感光体ドラム9の周囲にその回転方向に沿って配設される帯電装置11、露光装置12、現像装置13、転写装置14、クリーニング装置15及び不図示の除電装置を備えている。定着装置7は、画像形成部6においてトナー像が転写された用紙Pを、加熱ローラーと加圧ローラーとからなる一対の定着ローラー対7aに挟持させて加熱及び加圧して、未定着トナー像を用紙P上に定着させるものである。
上ハウジング2b内には、画像読取部8が設けられている。画像読取部8は、原稿の画像情報を読み取るものであり、1枚ずつの原稿を手置きで読み取らせる場合には、原稿搬送装置3を開いて上ハウジング2bの上面に設けられたコンタクトガラス8a上に原稿を載置し、原稿束から1枚ずつを自動的に読み取らせる場合には、原稿束を、閉じた状態の原稿搬送装置3の給紙トレイ3a上に載置する。原稿束が給紙トレイ3a上に載置された場合は、当該原稿束から原稿が1枚ずつ自動的に順次コンタクトガラス8a上に送り込まれるようになっている。いずれの場合でもコンタクトガラス8a上に位置した原稿に、不図示の露光ランプから光が照射され、その反射光は画像光として反射鏡及び結像レンズ等の光学系(いずれも図示せず)を介して光電変換部(CCD)へ導かれる。
以下、上記のように構成された画像形成装置100の基本的な動作を説明する。先ず、図1で反時計回りに回転する感光体ドラム9の表面が帯電装置11によって一様に帯電される。続いて、画像読取部8で読み取られた画像情報に基づいて露光装置12(レーザー装置等)からのレーザービームが感光体ドラム9の周面に照射され、これによって感光体ドラム9の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像に現像装置13から現像剤としてのトナーが供給されることによりトナー像が形成される。
次いで、給紙部4からの用紙Pは、用紙搬送路5を通過し、所定のタイミングでトナー像が形成された感光体ドラム9に向けて搬送され、ここで転写ローラー等からなる転写装置14により感光体ドラム9の表面のトナー像が用紙Pに転写される。そして、トナー像が転写された用紙Pは感光体ドラム9から分離され、定着装置7に向けて搬送される。用紙Pは、定着ローラー対7aを通過する際に加熱、加圧処理されてトナー像が定着される。
トナー像の用紙Pへの転写処理が完了した感光体ドラム9は、クリーニング装置15で周面に残留している残留トナーが取り除かれた後、除電装置(図示せず)で残留電荷を除去する除電処理が施される。その後、帯電装置11により再び周面に帯電処理が施され、以下同様にして画像形成が行われることとなる。
定着装置7を通過した用紙Pは、そのまま垂直上方に向けて用紙搬送路5に沿って連結ハウジング2ab内に搬送される。用紙搬送路5の上部は連結ハウジング2ab内で左方に向かって上下2つの搬送路に分岐しており、分岐部に配置された切り替え爪17によって、用紙Pの搬送方向が切り替えられるようになっている。
この連結ハウジング2ab内には、用紙排出部18が設けられている。用紙排出部18は、上排出ローラー対18aと、上排出ローラー対18aの直下に配置された下排出ローラー対18bと、を有しており、用紙搬送路5を搬送された用紙Pが切り替え爪17によって上方の搬送路若しくは下方の搬送路に案内される。
切り替え爪17によって上方の搬送路に案内された用紙Pは、上排出ローラー対18aから左方に排出され、切り替え爪17によって下方の搬送路に案内された用紙Pは、下排出ローラー対18bによって左方に排出される。切り替え爪17は、図示しない制御部によって案内方向を切り替えるようになっている。なお、制御部は、画像形成装置100に設けられ、画像形成システム全体(画像形成装置100および用紙後処理装置20)を制御する。
中継ユニット19は、胴内排紙空間16の底面16aに着脱可能に装着され、胴内排紙空間16には、中継ユニット19の装着を検知する検知センサー(図示せず)が設けられている。検知センサーは、PIセンサー等から構成されており、検知結果を制御部に送信する。
また、底面16aには、用紙排出方向下流側(図1の左側)に向かって上方に傾斜する傾斜面が形成されており、中継ユニット19が胴内排紙空間16から離脱されているとき、底面16aが用紙排出トレイとして用いられる。この場合、検知センサーは中継ユニット19が装着されていないことを検知し、検知結果が制御部に送信されると、切り替え爪17は用紙Pを上排出ローラー対18aに案内する。そして、上排出ローラー対18aから排出された用紙Pは底面16a上に排出される。
一方、中継ユニット19が胴内排紙空間16に装着されていることを検知センサーが検知し、検知結果が制御部に送信されると、切り替え爪17は用紙Pを下排出ローラー対18bに案内する。そして、下排出ローラー対18bから排出された用紙Pは中継ユニット19に搬入される。中継ユニット19内に搬入された用紙Pは、中継ユニット19内を通過し、用紙後処理装置20に搬入される。
なお、検知結果を操作部(図示せず)に表示し、ユーザーが操作パネル上で用紙Pの案内方向を切り替えることもできる。また、中継ユニット19の上面部は、上排出ローラー対18aから排出された用紙Pが載置される用紙排出トレイを構成している。
用紙後処理装置20内部には、搬入された用紙Pに対してパンチ穴形成を行うパンチ穴形成装置21、搬入された用紙Pを複数枚積載(スタック)する処理トレイ30、及び処理トレイ30上に積載された用紙束をステープルで綴じるステープラー40が備えられている。用紙後処理装置20の側面には、用紙Pの排出に適した位置に昇降可能な排出トレイ50が設けられている。
パンチ穴形成装置21は、用紙後処理装置20の上部に配置されており、用紙Pの搬送方向と平行な一方の側端縁(装置前側または後側)に沿って複数のパンチ穴を形成する。パンチ穴形成装置21の上流側かつ用紙搬送方向と直交する方向(図1の紙面と垂直な方向)の略中央部には、中継ユニット19内の用紙搬入ローラー対によって用紙後処理装置20内に搬入される用紙Pの先端を検知する搬入検知センサー(図示せず)が配置されている。
制御部(図示せず)は、搬入検知センサーによる用紙Pの先端の検知タイミングに基づいて中継ユニット19内の用紙搬入ローラー対の駆動を制御することにより、パンチ穴形成装置21に搬送される用紙Pの搬送方向のパンチ穴形成位置を調整する。具体的には、搬入検知センサーによる用紙Pの先端または後端の検知から用紙搬入ローラー対を停止するまでの基準搬送パルス値を加減算する搬送方向パルス調整値を設定する。
図2及び図3は、用紙後処理装置20内の処理トレイ30周辺の部分断面図である。用紙搬送方向に対しパンチ穴形成装置21(図1参照)の下流側には第1排出ローラー対27が配設されている。第1排出ローラー対27の上流側には用紙Pの通過を検知するアクチュエーター型の用紙検知センサー28が配置されている。
更に、第1排出ローラー対27の下方には第1排出ローラー対27によって搬送される用紙Pを所定枚数整合して積載する処理トレイ30と、処理トレイ30上に積載された用紙Pの束(用紙束)に綴じ処理を行うステープラー40(図1参照)とが設けられている。
用紙搬送方向に対し処理トレイ30の下流側には、処理トレイ30から排出トレイ50に用紙束を排出する第2排出ローラー対(排出ローラー対)29が配設されている。第2排出ローラー対29は、用紙幅方向(図2の紙面と垂直な方向、用紙搬送方向と直交する方向)に沿って4つ設けられている。また、第2排出ローラー対29は、駆動モーター(図示せず)により正逆回転可能なゴム製の上排出ローラー29aと、上排出ローラー29aに従動して回転するゴム製の下排出ローラー29bとで構成されている。上排出ローラー29aは、回動軸31aを支点として上下に揺動可能なローラーホルダー31に支持されている。
処理トレイ30の上方であって第1排出ローラー対27の下流側(図2の左側)には、第1排出ローラー対27によって搬入される用紙Pを処理トレイ30方向に叩いてトレイ面に沿わせるための叩き部材33が配設されている。処理トレイ30は積載される用紙Pの後端側(図2の右側)に向かって下向きに傾斜するように設けられており、第2排出ローラー対29が逆回転することによって用紙Pが後端側から処理トレイ30上に引き込まれ、用紙Pの後端が突き当て部30aに当接する。これにより、用紙束の後端が揃った状態で処理トレイ30上に積載される。また、処理トレイ30には、処理トレイ30上に所定枚数積載された用紙束を用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に整合する一対の側端整合カーソル(シフト部材)60が設けられている。
ステープラー40は、移動機構(図示せず)によって用紙幅方向に移動可能であり、綴じ処理の内容に応じて処理トレイ30の下端部に沿って所定位置に移動する。
処理トレイ30の下流側(図2の左側)部分には、所定位置に固定され用紙搬送方向に延在する軸を中心として回転可能なゴム製のコロ93が設けられている。コロ93は、処理トレイ30のトレイ面(用紙載置面30b(図4参照))および下排出ローラー29bの周面から上側に突出する。
具体的には、コロ93は、略円柱形状に形成されているとともに、用紙幅方向から見て下排出ローラー29bに重なるように配置されている。図4に示すように、用紙幅方向から見て、コロ93の上流端(図4の右端)は、処理トレイ30の用紙載置面30b(シート載置面)から上側に突出する一方、下排出ローラー29bの周面から上側には突出していない。コロ93の下流端(図4の左端)は、処理トレイ30の用紙載置面30bおよび下排出ローラー29bの周面から上側に突出する。コロ93の下流端は、上排出ローラー29aと下排出ローラー29bとのニップ位置Nよりも下流側で下排出ローラー29bの周面から上側に突出する。ニップ位置Nは、コロ93よりも上側に配置されている。
また、コロ93は図5に示すように、用紙幅方向に沿って2つ設けられているとともに、用紙幅方向において下排出ローラー29bの外側近傍に配置されている。
次に、用紙後処理装置20の動作について説明する。画像形成装置100で画像形成処理がなされた用紙P(図2、図3の破線で表示)が搬入されると、パンチ穴形成が指示されている場合には、パンチ穴形成装置21によって搬送される用紙Pの所定位置(例えば装置前側の側端縁に沿った2個所)にパンチ穴が形成され、パンチ穴形成が指示されていない場合はそのままパンチ穴形成装置21を通過する。
そして、用紙Pは第1排出ローラー対27によってさらに下流側に搬送される。このとき、図2に示すように、ローラーホルダー31は上方に揺動しており、上排出ローラー29aは下排出ローラー29bから離間した位置(退避位置)に配置されている。そのため、第1排出ローラー対27によって搬送されてきた用紙Pは上排出ローラー29aと下排出ローラー29bの隙間を通って排出トレイ50に突出する。
用紙Pの後端が第1排出ローラー対27を通過したタイミングで、ローラーホルダー31を下方に揺動させて上排出ローラー29aを下排出ローラー29bに当接した位置(当接位置)に配置する。その後、叩き部材33を駆動して用紙Pを処理トレイ30に沿わせる。この状態で上排出ローラー29aを逆回転(図3の反時計回り方向)させることで、用紙Pが処理トレイ30に沿って引き込まれ、突き当て部30aにより後端が整合される。突き当て部30aは、用紙幅方向全域に亘って連続的に形成されているのではなく、部分的に切り欠きが形成されている。このとき、用紙Pの中間部は第2排出ローラー対29にニップされた状態であり、用紙Pの先端は第2排出ローラー対29から排出トレイ50上に突出している。用紙Pを処理トレイ30に沿って引き込むときは、用紙Pを必要以上に引き込むことのないように、ローラーホルダー31の自重だけで上排出ローラー29aを下排出ローラー29bに圧接させた状態で用紙Pをニップする。
そして、1束分(所定枚数)の用紙Pの受け入れが終了すると、綴じ処理が指示されている場合は、突き当て部30aの切り欠き位置にステープラー40を移動させて用紙束の後端の綴じ処理が行われる。
そして、シフト排出処理が設定されている場合は、ローラーホルダー31を退避位置に移動させる。その後、側端整合カーソル60を、用紙Pを受け入れた位置(基準位置)、または基準位置から排出方向と直交する方向(用紙幅方向)に所定量シフトした位置(シフト位置)に配置する。そして、ローラーホルダー31を当接位置に移動させる。その後、用紙束は上排出ローラー対29aを正回転(図3の時計回り方向)させることにより処理トレイ30に沿って上方へ搬送され、排出トレイ50上に排出される。これにより、用紙束は排出トレイ50上の基準排出位置と、基準位置から排出方向と直交する方向(用紙幅方向)に所定量シフトしたシフト排出位置とに交互に排出され、各用紙束は排出トレイ50上に排出される際に用紙幅方向に互い違いに積載されて仕分けされる。なお、用紙束を排出トレイ50に排出するときは、ローラーホルダー31の自重だけでなく、ローラーホルダー31をバネ等の付勢部材により下方に付勢して上排出ローラー29aを下排出ローラー29bに圧接させる。これにより、用紙Pの引き込み時よりも強い力で用紙束がニップされるため、用紙束を排出トレイ50に確実に排出することができる。
本実施形態では、上記のように、コロ93は、用紙幅方向から見て、下排出ローラー29bに重なるように配置されるとともに、処理トレイ30の用紙載置面30bから上側に突出する。これにより、処理トレイ30上の用紙Pを用紙幅方向に移動させる際に、用紙Pの下面に接触するコロ93によって用紙Pを用紙幅方向にスムーズに移動させることができるので、用紙Pの整合不良を抑制することができる。
また、上記のように、用紙幅方向から見て、コロ93の一部は、下排出ローラー29bの周面から上側に突出する。これにより、コロ93によって用紙Pが持ち上げられ、用紙Pと下排出ローラー29bとが接触する領域を小さくすることができるので、処理トレイ30上の用紙Pを用紙幅方向に移動させる際の用紙Pに対する下排出ローラー29bの接触負荷を低減することができる。このため、用紙Pをよりスムーズに用紙幅方向に移動させることができるので、用紙Pの整合不良をより抑制することができる。
また、用紙幅方向から見て、ニップ位置Nは、コロ93よりも上側に配置されている。これにより、ニップ位置Nにおいてコロ93による影響を受けることがなく、所定のニップ圧を容易に確保することができる。
また、上記のように、用紙搬送方向に対しコロ93の下流端は、ニップ位置Nよりも下流側で下排出ローラー29bの周面から上側に突出する。これにより、処理トレイ30上に用紙Pが無い状態で処理トレイ30に用紙Pが搬送されたときに、コロ93の上流端に用紙Pの先端が引っ掛かるのを容易に抑制しながら、コロ93の下流端を用紙Pの下面に確実に接触させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の用紙後処理装置20では図6に示すように、コロ93は、略円錐台形状に形成されており、用紙搬送方向に対しコロ93の下流側部分(図6の左側部分)は、コロ93の上流側部分(図6の右側部分)よりも大径に形成されている。そして、コロ93の上流端は、処理トレイ30の用紙載置面30bよりも下側に配置されている。その一方、コロ93の下流端は、上記第1実施形態と同様、処理トレイ30の用紙載置面30bおよび下排出ローラー29bの周面から上側に突出する。
また、上記第1実施形態と同様、コロ93の下流端はニップ位置Nよりも下流側で下排出ローラー29bの周面から上側に突出しており、ニップ位置Nはコロ93よりも上側に配置されている。
第2実施形態のその他の構造および動作は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、用紙搬送方向に対しコロ93の下流側部分は、コロ93の上流側部分よりも大径に形成されている。これにより、処理トレイ30上に用紙Pが無い状態で処理トレイ30に用紙Pが搬送されたときに、コロ93の上流側部分に用紙Pの先端が引っ掛かるのを容易に抑制しながら、コロ93の下流側部分を用紙Pの下面に確実に接触させることができる。
また、上記のように、用紙搬送方向に対しコロ93の上流端は、処理トレイ30の用紙載置面30bよりも下側に配置されている。これにより、コロ93の上流端に用紙Pの先端が引っ掛かるのを確実に防止することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態においては、画像形成装置100と用紙後処理装置20とを直接接続した構成を例に挙げて説明したが、画像形成装置100と用紙後処理装置20との間に合紙を挿入するインサート装置が搭載された構成においても本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、綴じ処理を行う前に用紙束を用紙幅方向に整合しない例について説明したが、本発明はこれに限らない。綴じ処理を行う前に側端整合カーソル60を用いて用紙束を用紙幅方向に整合してもよい。
また、上記実施形態では、処理トレイ30の上流側の位置においてパンチ穴形成処理を行う例について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、処理トレイ30上で用紙束にパンチ穴形成処理を行ってもよい。この場合、パンチ穴形成処理を行う前に側端整合カーソル60を用いて用紙束を用紙幅方向に整合してもよい。
また、上記実施形態では、コロ93を下排出ローラー29bの用紙幅方向外側に配置する例について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、コロ93を下排出ローラー29bの用紙幅方向内側(2つの下排出ローラー29bと2つの下排出ローラー29bとの間)に配置してもよい。この場合、コロ93を1つだけ設けてもよい。
また、上記実施形態では、用紙搬送方向に対しコロ93の下流端が、ニップ位置Nよりも下流側で下排出ローラー29bの周面から上側に突出する例について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば図7に示した本発明の変形例の用紙後処理装置20のように、コロ93の下流端を、ニップ位置Nよりも上流側で下排出ローラー29bの周面から上側に突出させてもよい。この場合、用紙搬送方向に対しコロ93の上流端を、処理トレイ30の用紙載置面30bよりも下側に配置することが好ましい。
また、上記実施形態では、コロ93としてゴム製のものを用いた例について説明したが、コロ93としてゴム以外の例えば樹脂製のものを用いてもよい。
20 用紙後処理装置(シート後処理装置)
29 第2排出ローラー対(排出ローラー対)
29b 下排出ローラー
30 処理トレイ
30b 用紙載置面(シート載置面)
50 排出トレイ
60 側端整合カーソル(シフト部材)
93 コロ
100 画像形成装置
N ニップ位置
P 用紙(シート)

Claims (6)

  1. シートが積載される処理トレイと、
    前記処理トレイに積載されたシートをシート搬送方向と直交するシート幅方向に移動させるシフト部材と、
    前記処理トレイのシート搬送方向下流側に配置される排出トレイと、
    前記処理トレイ上のシートを前記排出トレイに排出する排出ローラー対と、
    前記シート搬送方向に延在する軸を中心として回転可能なコロと、
    を備え、
    前記コロは、前記シート幅方向から見て、前記排出ローラー対を構成する下排出ローラーに重なるように配置されるとともに、前記処理トレイのシート載置面から上側に突出することを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記シート幅方向から見て、前記コロの一部は、前記下排出ローラーの周面から上側に突出するとともに、前記排出ローラー対を構成する上排出ローラーと前記下排出ローラーとのニップ位置は、前記コロよりも上側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記シート搬送方向に対し前記コロの下流端は、前記ニップ位置よりも下流側で前記下排出ローラーの周面から上側に突出することを特徴とする請求項2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記シート搬送方向に対し前記コロの下流側部分は、前記コロの上流側部分よりも大径に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート後処理装置。
  5. 前記シート搬送方向に対し前記コロの上流端は、前記処理トレイのシート載置面よりも下側に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート後処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート後処理装置と、
    前記シート後処理装置に連結され、シートに画像を形成するとともに画像が形成されたシートを前記シート後処理装置に搬送する画像形成装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
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