JP2017013945A - 媒体幅検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Naotake Yokoyama
尚武 横山
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Abstract

【課題】ロール状媒体の幅を精度良く検出することができるようにする。
【解決手段】ロール状媒体の一方の端部を回転自在に支持する第1の媒体支持部と、ロール状媒体の他方の端部を回転自在に支持する第2の媒体支持部と、ロール状媒体が属するグループを検出するグループ検出部と、前記第2の媒体支持部に配設され、ロール状媒体のエッジegの位置を検出するエッジ検出ユニットu1と、検出されたグループ及び検出されたエッジegの位置に基づいて、ロール状媒体の幅を判断する媒体幅判断部とを有する。検出範囲の狭いエッジ検出ユニットu1を使用しても、ロール状媒体の幅を精度良く検出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、媒体幅検出装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、長尺の媒体としての用紙、すなわち、連続紙に対して印刷を行うようにしたプリンタにおいては、連続紙をロール状に巻回することによって形成されたロール状媒体としてのロール紙が、給紙部にセットされ、該給紙部から繰り出され、印刷部に送られ、印刷部において印刷が行われた後、排出口からプリンタ外に排出されるようになっている。
そして、連続紙に対して印刷を行うに当たり、正確な位置に画像を形成する必要があるので、前記プリンタに、媒体幅検出装置としての用紙幅検出装置が配設され、用紙幅検出装置によってロール紙の幅が検出され、検出された幅がプリンタに登録されるようになっている。
図2は従来のプリンタに配設された用紙幅検出装置を示す図である。
図において、101は一対のロール紙Prを格納するためのロール紙格納部、102は回転自在に配設された駆動ローラ、104は駆動モータ、120は、前記ロール紙Prの両端に取り付けられ、前記駆動ローラ102と当接させて配設されたフランジである。前記ロール紙Prは、フランジ120を載置台130上に載置することによって両端で支持される。
前記駆動モータ104を駆動し、駆動ローラ102を回転させると、前記フランジ120とともにロール紙Prが回転させられ、連続紙が繰り出され、印刷部に送られる。
前記ロール紙Prの幅は、各フランジ120の位置に合わせて載置台130を移動させることによって検出される。そのために、各載置台130にラック140が取り付けられ、該各ラック140がピニオン150と噛合させられ、ピニオン150に図示されないポテンショメータが連結される。ロール紙Prを載置するために載置台130を移動させると、ピニオン150が回転する。したがって、ピニオン150の回転角度に応じて変化するポテンショメータの抵抗値を検出することによって、ロール紙Prの幅をリニアに検出することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−25588号公報
しかしながら、前記従来の用紙幅検出装置においては、ロール紙Prの幅が広い場合、ラック140の移動量がその分多くなるが、ピニオン150の回転角度が検出可能な範囲内に収まらなくなると、ポテンショメータの抵抗値を検出することはできても、ロール紙Prの幅を検出することができなくなってしまう。
そこで、減速ギヤを使用してピニオン150の回転角度を検出可能な範囲内に収まるようにすることが考えられるが、その場合、ポテンショメータの抵抗値によるロール紙Prの幅の検出精度を、例えば、±0.5〔%〕とし、減速ギヤの減速比を10とすると、減速比の分だけ検出精度が低下し、±5〔%〕になってしまう。例えば、ロール紙Prの幅が300〔mm〕である場合、用紙幅検出装置によるロール紙Prの幅の検出誤差が±15〔mm〕になるので、ロール紙Prの幅を精度良く検出することができない。
本発明は、前記従来の用紙幅検出装置の問題点を解決して、ロール状媒体の幅を精度良く検出することができる媒体幅検出装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の媒体幅検出装置においては、媒体格納部において、ロール状媒体の幅方向に移動不能に配設され、ロール状媒体の一方の端部を回転自在に支持する第1の媒体支持部と、前記媒体格納部において、ロール状媒体の幅方向に移動自在に配設され、ロール状媒体の他方の端部を回転自在に支持する第2の媒体支持部と、幅によって分けられた複数のグループのうちの、前記第1、第2の媒体支持部によって支持されたロール状媒体が属するグループを検出するグループ検出部と、前記第2の媒体支持部に配設され、第1、第2の媒体支持部によって支持されたロール状媒体のエッジの位置を検出するエッジ検出ユニットと、前記グループ検出部によって検出されたグループ、及び前記エッジ検出ユニットによって検出されたエッジの位置に基づいて、ロール状媒体の幅を判断する媒体幅判断部とを有する。
本発明によれば、媒体幅検出装置においては、媒体格納部において、ロール状媒体の幅方向に移動不能に配設され、ロール状媒体の一方の端部を回転自在に支持する第1の媒体支持部と、前記媒体格納部において、ロール状媒体の幅方向に移動自在に配設され、ロール状媒体の他方の端部を回転自在に支持する第2の媒体支持部と、幅によって分けられた複数のグループのうちの、前記第1、第2の媒体支持部によって支持されたロール状媒体が属するグループを検出するグループ検出部と、前記第2の媒体支持部に配設され、第1、第2の媒体支持部によって支持されたロール状媒体のエッジの位置を検出するエッジ検出ユニットと、前記グループ検出部によって検出されたグループ、及び前記エッジ検出ユニットによって検出されたエッジの位置に基づいて、ロール状媒体の幅を判断する媒体幅判断部とを有する。
この場合、グループ検出部によって、ロール状媒体が属するグループが検出され、エッジ検出ユニットによって、ロール状媒体のエッジの位置が検出され、グループに属するロール状媒体ごとのエッジの位置に基づいてロール状媒体の幅が判断されるので、検出範囲の狭いエッジ検出ユニットを使用しても、ロール状媒体の幅を精度良く検出することができる。
本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の平面図である。 従来のプリンタに配設された用紙幅検出装置を示す図である。 本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の正面図である。 本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の要部斜視図である。 本発明の実施の形態におけるスイッチの斜視図である。 本発明の実施の形態におけるロール状媒体のグループとスイッチ要素のオン・オフとの関係を示す図である。 本発明の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の動作を説明するための第1の平面図である。 本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の動作を説明するための第2の平面図である。 本発明の実施の形態におけるエッジ検出ユニットの第1の状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるエッジ検出ユニットの第2の状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるエッジ検出センサの第1の状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるエッジ検出センサの第2の状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるエッジ検出センサのセンサ出力を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタに配設され、ロール状媒体としてのロール紙の幅を検出する媒体幅検出装置としての用紙幅検出装置について説明する。
図1は本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の平面図、図3は本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の正面図、図4は本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の要部斜視図、図5は本発明の実施の形態におけるスイッチの斜視図、図6は本発明の実施の形態におけるロール状媒体のグループとスイッチ要素のオン・オフとの関係を示す図、図7は本発明の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
図において、Prは、長尺の媒体としての用紙、すなわち、連続紙Pをロール状に巻回することによって形成されたロール状媒体としてのロール紙、201は、プリンタの給紙部に配設され、ロール紙Prをセットするための給紙部としての、かつ、媒体格納部としてのロール紙格納部、203はロール紙格納部201にセットされたロール紙Prの幅を検出するための用紙幅検出装置である。
ところで、各ロール紙Prから繰り出された連続紙Pに対して印刷を行うに当たり、連続紙Pにおける正確な位置に画像を形成する必要がある。そこで、本実施の形態においては、前記用紙幅検出装置203によって検出されたロール紙Prの幅がプリンタの制御部210に登録されるようになっている。そして、印刷部211が、前記ロール紙格納部201から送られた連続紙Pを受けると、制御部210に登録されたロール紙Prの幅を読み出し、読み出したロール紙Prの幅に基づいて設定した位置に画像を形成する。
また、図において、Fsはロール紙格納部201のサイドフレーム等から成る側壁、15は、円盤状の形状を有し、ロール紙格納部201において前記側壁Fsに、ロール紙Prの幅方向に移動不能に配設された第1の媒体支持部としての固定側ロール紙支持部、16は、箱状の形状を有し、ロール紙格納部201においてロール紙Prの幅方向に移動自在に配設された第2の媒体支持部としての可動側ロール紙支持部、17はロール紙Prの一方の端面(固定側ロール紙支持部15側の端面)と合わせて配設された第1のフランジとしての固定側フランジ、18はロール紙Prの他方の端面(可動側ロール紙支持部16側の端面)と合わせて配設された第2のフランジとしての可動側フランジである。
前記固定側フランジ17における前記可動側フランジ18と対向する面、及び可動側フランジ18における固定側フランジ17と対向する面には、それぞれロール紙Prの端部を片持ち梁式に支持するために、円柱状の形状を有する支持ピンPsh(図4において可動側フランジ18の支持ピンPshだけが図示される。)が形成され、ロール紙Prは、固定側フランジ17及び可動側フランジ18によって挟まれるようにして支持される。
また、前記固定側ロール紙支持部15は、固定側フランジ17を介してロール紙Prを回転自在に支持するために、可動側ロール紙支持部16側に向けて突出させて形成された支持軸15aを備え、可動側ロール紙支持部16は、可動側フランジ18を介してロール紙Prを回転自在に支持するために、筐体Csの側壁から固定側ロール紙支持部15側に向けて突出させて形成された後述される支持軸16a(図8)を備える。なお、該支持軸16aの外周に、支持軸16aを包囲して、ロール紙Prを固定側ロール紙支持部15に向けて押す、ロール紙Pr用の付勢部材としてのスプリング34が配設され、該スプリング34は、可動側フランジ18に対して摺動しながら、ロール紙Prを固定側ロール紙支持部15に向けて付勢する。
このように、ロール紙Prは、一方の端部が、固定側フランジ17を介して固定側ロール紙支持部15によって、他方の端部が、可動側フランジ18を介して可動側ロール紙支持部16によって回転自在に支持され、回転するのに伴って、連続紙Pが矢印A方向に繰り出され、搬送される。
ところで、本実施の形態においては、前記可動側ロール紙支持部16が、ロール紙Prの幅に応じて、ロール紙Prの幅方向における複数箇所に設定された位置(以下「エッジ検出位置」という。)に置かれ、各エッジ検出位置において、ロール紙Prのエッジの位置、本実施の形態においては、連続紙Pのエッジeg(可動側ロール紙支持部16側の縁部)の位置が検出されるようになっている。
そのために、ロール紙格納部201のベースフレームから成る底壁Fbに、ロール紙Prの幅方向に延在させて図示されない溝が形成され、該溝に沿って可動側ロール紙支持部16が移動させられる。
また、前記底壁Fbに、ロール紙Prの幅方向に沿って可動側ロール紙支持部16を案内するための、第1の固定部材としての固定ガイド19が、ロール紙格納部201に固定させて、かつ、ロール紙Prの幅方向に延在させて配設され、前記固定ガイド19の長手方向に、係止部としての複数のピン穴29が等ピッチで形成される。そして、前記可動側ロール紙支持部16の筐体Csの底壁に、第2の固定部材としての、かつ、係止部材としての固定ピン21が下方に向けて突出させて配設される。
したがって、前記可動側ロール紙支持部16をロール紙Prの幅方向に移動させ、ロール紙Prの幅に応じたエッジ検出位置において、前記固定ピン21を所定のピン穴29に挿入し、係止させることによって、前記可動側ロール紙支持部16をエッジ検出位置に位置決めすることができる。前記固定ガイド19及び固定ピン21によって位置決め装置61が構成される。
なお、前記固定ピン21は、図示されない位置決め用の付勢部材としてのスプリングによって下方に向けて付勢されるので、可動側ロール紙支持部16が位置決めされた後、固定ピン21とピン穴29との係止状態を維持し、可動側ロール紙支持部16の位置決め状態を維持することができる。
また、本実施の形態においては、可動側ロール紙支持部16が所定のエッジ検出位置に置かれたときに、ロール紙格納部201にセットされているロール紙Prの種類を特定することができる。
この場合、ロール紙Prは幅によって16のグループに分けられ、可動側ロール紙支持部16を各グループに応じてエッジ検出位置に置くことができるように、前記固定ガイド19に16個のピン穴29が形成される。
そして、ロール紙格納部201にセットされたロール紙Prがどのグループに属するかを判断するために、前記底壁Fbの、ロール紙Prの幅方向におけるほぼ中央の所定の位置に、グループ判定用のスイッチとしてのスイッチ11が配設され、前記可動側ロール紙支持部16の筐体Csの底壁から固定ガイド19に沿って側壁Fs側に向けて延在させて、かつ、前記スイッチ11と対向させて、グループ判定用の押下部材としてのスイッチ押下板12が配設される。該スイッチ押下板12は、可動側ロール紙支持部16が移動するのに伴って移動させられ、所定のオン・オフのパターンでスイッチ11を押下する。該スイッチ11及び前記スイッチ押下板12によって、ロール紙Prが属するグループを検出するグループ検出部51が構成される。
この場合、前記ロール紙Prが16のグループに分けられるので、グループを識別するために、前記スイッチ11として4ビットスイッチが使用される。スイッチ11は、スイッチ本体11a、及び該スイッチ本体11aから上方に向けて突出させて、連続紙Pの搬送方向に沿って並べて配設され、グループの数に応じた複数の、本実施の形態においては、4個のスイッチ要素Sw1〜Sw4を備える。該各スイッチ要素Sw1〜Sw4は、それぞれ独立させてオン・オフさせられ、前記スイッチ本体11a内に配設された図示されないスイッチ11用の付勢部材としてのスプリングによって、上方に向けて付勢され、上位置に置かれたときにオフになり、押下されて下位置に置かれたときにオフになる。
前記スイッチ押下板12には、可動側ロール紙支持部16が各エッジ検出位置に置かれたときに、エッジ検出位置に応じて各スイッチ要素Sw1〜Sw4を選択的に押下し、オン・オフさせるために、所定のパターンで複数の貫通穴hi(i=1、2、…)が形成される。なお、本実施の形態において、スイッチ押下板12における貫通穴hiが形成されていない部分は、各スイッチ要素Sw1〜Sw4を押下してオンにする押下部として機能させられ、各貫通穴hiは、各スイッチ要素Sw1〜Sw4を解放してオフにする解放部として機能させられる。
したがって、ロール紙格納部201にセットされたロール紙Prの属するグループに応じて可動側ロール紙支持部16がエッジ検出位置に置かれると、図6に示されるように、各グループGrj(j=1、2、…、16)に応じて各スイッチ要素Sw1〜Sw4がオン・オフさせられる。そして、スイッチ要素Sw1〜Sw4の各オン・オフの信号は、制御部210に送られ、制御部210は、オン・オフの信号を読み込むことによって、グループ検出部51によって検出されたグループを読み込む。
ところで、ロール紙Prの属するグループに応じて可動側ロール紙支持部16がエッジ検出位置に置かれたときに、連続紙Pのエッジegの位置を検出するために、可動側ロール紙支持部16にエッジ検出ユニットu1が配設される。該エッジ検出ユニットu1は、繰り出された連続紙Pのエッジegの位置を検出し、エッジegの位置に応じたセンサ出力を発生させるエッジ検出部としてのエッジ検出センサEs、エッジegの位置に応じてエッジ検出センサEsを作動させるためのリンク機構Lm、並びに可動側ロール紙支持部16の筐体Csとエッジ検出センサEsとの間に配設され、エッジ検出センサEs及びリンク機構Lmを所定の状態に置くためのエッジ検出用の付勢部材としてのスプリング27を備える。
前記エッジ検出センサEsは、可動側ロール紙支持部16の筐体Cs内に配設され、センサ部材22、及びロール紙Prの幅方向に移動自在に配設された遮蔽部材24を備える。前記センサ部材22は、光センサから成り、発光部e1及び受光部e2を備え、遮蔽部材24は、光を透過しない材料から成り、本体部24a、及び該本体部24aから発光部e1と受光部e2との間に向けて突出させて形成された遮蔽部24bを備える。該遮蔽部24bは、エッジegの位置に応じて発光部e1と受光部e2との間に進入し、発光部e1において発光させられた光が受光部e2によって受光されるのを阻止する。また、センサ部材22は、遮蔽部24bの位置に応じて、すなわち、発光部e1において発光させられた光の受光部e2による受光量に応じてセンサ出力を発生させ、制御部210に送る。
そして、前記リンク機構Lmは、L字状の形状を有し、可動側ロール紙支持部16に配設された揺動軸shを揺動中心にして揺動自在に支持されたアーム26、及び該アーム26の一端に、回転自在に、かつ、連続紙Pのエッジegと当接自在に配設された当接部材としてのローラraを備える。
また、前記スプリング27は、一端が可動側ロール紙支持部16の筐体Csと当接させられ、他端が遮蔽部材24の本体部24aと当接させられ、遮蔽部材24をセンサ部材22に向けて付勢して、遮蔽部24bを所定の位置に置き、ローラraを連続紙Pのエッジegに向けて付勢して、ローラraをエッジegに当接させる。したがって、遮蔽部24bは、ローラraの位置に応じた位置に置かれ、発光部e1において発光させられた光が受光部e2によって受光されるのを阻止する。
なお、図1において、L1はロール紙Prの最も狭い幅、すなわち、最小用紙幅、L2はロール紙Prの最も広い幅、すなわち、最大用紙幅、Gstは可動側ロール紙支持部16及び可動側フランジ18の移動ストローク、Sstはエッジ検出センサEsの検出範囲を表す遮蔽部24aの移動ストロークである。本実施の形態においては、エッジ検出センサEsに小型のものが使用され、遮蔽部24aの移動ストロークSstは2〔mm〕にされる。
次に、前記用紙幅検出装置203の動作について説明する。
図8は本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の動作を説明するための第1の平面図、図9は本発明の実施の形態における用紙幅検出装置の動作を説明するための第2の平面図、図10は本発明の実施の形態におけるエッジ検出ユニットの第1の状態を示す図、図11は本発明の実施の形態におけるエッジ検出ユニットの第2の状態を示す図である。
まず、操作者は、ロール紙Prの左右の端面を固定側フランジ17及び可動側フランジ18の各支持ピンPshに合わせ、ロール紙Prを固定側フランジ17及び可動側フランジ18によって挟んだ状態にし、可動側ロール紙支持部16を図8の矢印B方向及び図9の矢印C方向に移動させ、固定側フランジ17が固定側ロール紙支持部15によって、可動側フランジ18が可動側ロール紙支持部16によって支持されるように、ロール紙Prをロール紙格納部201にセットする。これにより、ロール紙Prは、側壁Fs側に寄せられた状態で固定側ロール紙支持部15及び可動側ロール紙支持部16によって回転自在に支持される。
この場合、可動側ロール紙支持部16をスプリング34の付勢力に抗して側壁Fs側に向けて移動させたときの、筐体Csが最も可動側フランジ18に近接する位置を限界位置としたとき、該限界位置より手前のピン穴29の位置がエッジ検出位置とされる。
このとき、可動側ロール紙支持部16が移動させられるのに伴って前記スイッチ押下板12(図3)が移動させられ、スイッチ11が、可動側ロール紙支持部16が置かれた位置に応じて、スイッチ要素Sw1〜Sw4をオン・オフさせ、スイッチ要素Sw1〜Sw4のオン・オフの信号を制御部210(図7)に送る。これにより、制御部210は、各スイッチ要素Sw1〜Sw4のオン・オフの信号を読み込むことによって、前記グループ検出部51(図4)によって検出されたグループを読み込む。
次に、操作者は、ロール紙Prにおける連続紙Pの先端を引き出し、ロール紙格納部201に隣接させて配設された図示されない搬送ローラ対間に挟む。
なお、連続紙Pの先端が引き出される前は、アーム26の一端に配設されたローラraが連続紙Pのエッジegと当接していないので、図10に示されるように、スプリング27の付勢力によって、遮蔽部材24の本体部24aが押され、遮蔽部材24がセンサ部材22内に進入させられる。
これに対して、連続紙Pの先端が引き出されると、ローラraは、連続紙Pのエッジegと当接し、図11に示されるように、矢印E方向に押される。これにより、アーム26の他端が遮蔽部材24の本体部24aを側壁Fs側に向けて矢印F方向に押し、遮蔽部材24はスプリング27の付勢力に抗して側壁Fs側に向けて矢印G方向に移動させられる。
なお、図10及び11において、Bmは発光部e1において発光させられた光である。
次に、エッジ検出センサの状態とセンサ出力との関係について説明する。
図12は本発明の実施の形態におけるエッジ検出センサの第1の状態を示す図、図13は本発明の実施の形態におけるエッジ検出センサの第2の状態を示す図、図14は本発明の実施の形態におけるエッジ検出センサのセンサ出力を説明するための図である。
遮蔽部材24がセンサ部材22内に入り、発光部e1において発光させられた光Bmが、遮蔽部24bによって完全に遮光(全遮光)され、受光部e2によって受光されるのが完全に阻止されると、センサ部材22は1〔V〕のセンサ出力を発生させる。
これに対して、遮蔽部材24がセンサ部材22内から出て、発光部e1において発光させられた光Bmが、遮蔽部24bによって全く遮光されず、受光部e2によってすべて受光(全入光)されると、センサ部材22は3〔V〕のセンサ出力を発生させる。
また、発光部e1において発光させられた光Bmが、遮蔽部24bによって半分遮光され、受光部e2によって半分受光(半入光)されると、センサ部材22は2〔V〕のセンサ出力を発生させる。
なお、センサ部材22は、遮蔽部材24の位置をディジタルで読み込むので、1〔V〕〜3〔V〕のセンサ出力を段階的に発生させる。
前記センサ部材22のセンサ出力は制御部210(図7)に送られ、制御部210は、センサ部材22のセンサ出力を読み込むことによって、エッジ検出ユニットu1によって検出されたエッジegの位置を検出する。
そして、前記制御部210の図示されない媒体幅判断部は、各スイッチ要素Sw1〜Sw4のオン・オフの信号を読み込むことによって、可動側ロール紙支持部16が置かれたエッジ検出位置に対応するロール紙Prのグループを読み込み、センサ部材22のセンサ出力を読み込むことによってロール紙Prのグループ内におけるセンサ出力に応じたエッジegの位置を読み込むことにより、最小用紙幅L1から最大用紙幅L2までのロール紙Prの幅を判断し、登録する。
この場合、ロール紙Prのグループを判断することによって判断されるロール紙Prの幅をw1とし、エッジegの位置を検出することによって判断されるロール紙Prの幅をw2とすると、用紙幅検出装置203によって検出されるロール紙Prの幅Wは、
W=w1+w2
になる。
ところで、例えば、最小用紙幅L1が300〔mm〕であり、最大用紙幅L2が700〔mm〕である場合、スイッチ11によってロール紙Prの幅がグループGr1〜Gr1 6に分けられるので、各グループごとに25〔mm〕の幅を検出する必要が生じる。
一方、例えば、エッジ検出センサEsの検出範囲が2〔mm〕であり、エッジ検出センサEsの検出精度が0.1〔mm〕である場合、遮蔽部24bを20段に分けて段階的に移動させることができる。その結果、各グループにおいて、1. 25〔mm〕単位でロール紙Prの幅を検出することができる。
したがって、1. 25〔mm〕以上の余白が形成されるように印字データを作成し、該印字データに従って印字を行うと、ロール紙Prの範囲外にトナーが付着するのを防止することができる。
このように、本実施の形態においては、グループ検出部51によって、ロール紙Prが属するグループGrjが検出され、エッジ検出ユニットu1によって、連続紙Pのエッジegの位置が検出され、グループに属するロール紙Prごとのエッジegの位置に基づいてロール紙Prの幅が判断されるので、検出範囲の狭いエッジ検出ユニットu1を使用しても、ロール紙Prの幅を精度良く検出することができる。また、最小用紙幅L1と最大用紙幅L2との差が大きい幅広のプリンタにおいて、各種のロール紙Prの幅をリニアに検出することができる。
そして、高精度の分解能を有する用紙幅検出装置を使用する必要がなく、エッジ検出ユニットu1において、検出範囲の狭いエッジ検出センサEsを使用することができるので、プリンタのコストを低くすることができる。
本実施の形態においては、プリンタに配設された用紙幅検出装置について説明しているが、本発明を、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
15 固定側ロール紙支持部
16 可動側ロール紙支持部
51 グループ検出部
201 ロール紙格納部
203 用紙幅検出装置
210 制御部
Pr ロール紙
u1 エッジ検出ユニット

Claims (8)

  1. (a)媒体格納部において、ロール状媒体の幅方向に移動不能に配設され、ロール状媒体の一方の端部を回転自在に支持する第1の媒体支持部と、
    (b)前記媒体格納部において、ロール状媒体の幅方向に移動自在に配設され、ロール状媒体の他方の端部を回転自在に支持する第2の媒体支持部と、
    (c)幅によって分けられた複数のグループのうちの、前記第1、第2の媒体支持部によって支持されたロール状媒体が属するグループを検出するグループ検出部と、
    (d)前記第2の媒体支持部に配設され、第1、第2の媒体支持部によって支持されたロール状媒体のエッジの位置を検出するエッジ検出ユニットと、
    (e)前記グループ検出部によって検出されたグループ、及び前記エッジ検出ユニットによって検出されたエッジの位置に基づいて、ロール状媒体の幅を判断する媒体幅判断部とを有することを特徴とする媒体幅検出装置。
  2. 前記第2の媒体支持部は、第1、第2の媒体支持部によって支持されたロール状媒体の幅に応じた位置で位置決め装置によって位置決めされる請求項1に記載の媒体幅検出装置。
  3. 前記位置決め装置は、前記媒体格納部に固定され、ロール状媒体の幅方向に延在させて配設され、複数の係止部を備えた固定部材、及び前記第2の媒体支持部に配設され、前記複数の係止部のうちの所定の係止部と係止させられる係止部材を備える請求項2に記載の媒体幅検出装置。
  4. 前記グループ検出部は、前記位置決め装置によって位置決めされた前記第2の媒体支持部の位置を検出することによってグループを検出する請求項1〜3のいずれか1項に記載の媒体幅検出装置。
  5. 前記グループ検出部は、媒体格納部に配設されたスイッチ、及び前記第2の媒体支持部に取り付けられ、第2の媒体支持部の位置に応じて前記スイッチを所定のパターンで押下する押下部材を備える請求項4に記載の媒体幅検出装置。
  6. (a)前記スイッチは、グループの数に応じた複数のスイッチ要素を備え、
    (b)該各スイッチ要素は、前記第2の媒体支持部の位置に応じて選択的に押下される請求項5に記載の媒体幅検出装置。
  7. 前記エッジ検出ユニットは、連続紙のエッジと当接自在に配設された当接部材、該当接部材を連続紙のエッジに向けて付勢する付勢部材、及び前記当接部材の位置に応じてセンサ出力を発生させるエッジ検出センサを備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の媒体幅検出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の媒体幅検出装置が配設された画像形成装置。
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