JP2017011449A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法および管理装置の制御プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理システムの制御方法および管理装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】内部ネットワークの各装置間で送受信されるパケット量を容易に算出することが可能な情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムを、外部装置が接続する外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置と、内部ネットワークを介して中継装置に接続するスイッチ装置と、内部ネットワークを介してスイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置と、内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置を有する情報処理システムにおいて、管理装置は、スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置ごとにスイッチ装置から収集する収集部と、収集部が収集したデータ量情報に基づき、複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算する計算部とを有する情報処理システムとする。
【選択図】図1

Description

本件開示の技術は、情報処理システム、情報処理システムの制御方法および情報処理システムの管理装置の制御プログラムに関する。
データセンターは、スイッチやルーターを用いて、データセンター内の複数のサーバーやストレージから出力されたデータ回線を段階的に集約し、データセンターの外部の装置とパケットを送受信している。
データセンターの内部ネットワークで転送されるパケット量やデータセンターと外部ネットワークとの間で転送されるパケット量を監視する方法も提案されている(特許文献1〜3を参照)。
特開2010−68367号公報 特開2002−232481号公報 特開2012−226468号公報
データセンターで使用されるスイッチでは、転送されるパケット量をポート単位で計測することはできる。したがって、特定のサーバーにおいて入出力されるパケット量を計測することはできる。また、サーバーから外部ネットワークに出力されるパケット量は、スイッチなどが保持する統計データから得られる。
しかし、当該スイッチでは、データセンター内における特定のサーバー間あるいは特定のサーバーとストレージとの間で転送されるパケット量を計測することはできない。また、スイッチやルーターでは、外部ネットワークの特定の装置から各サーバーに転送されるパケット量を計測することはできない。
いわゆるパケットキャプチャなどの技術を用いて送信元と送信先を特定し、送受信されるパケットを監視することでサーバー間のパケット量を算出することはできる。ただし、例えばパケットキャプチャに使用されるスイッチのミラーポートの数には限りがある。このため、当該技術を用いてデータセンター内の複数のスイッチの各ポートのパケットを監視することは現実的ではない。
したがって、上記のように特定の装置間のパケット量を計測できないことが原因で、データセンター内において発生する輻輳の制御やトラブル発生時の障害の切り分けなどを適切に行うことができない可能性がある。
本件開示の技術は、上記の事情に鑑み、内部ネットワークの各装置間で送受信されるパケット量を容易に算出することが可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
本件開示の情報処理システムは、1つの側面では、外部装置が接続する外部ネットワー
クと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置と、内部ネットワークを介して中継装置に接続するスイッチ装置と、内部ネットワークを介してスイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置と、内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置を有する情報処理システムにおいて、管理装置は、スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置ごとにスイッチ装置から収集する収集部と、収集部が収集したデータ量情報に基づき、複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算する計算部とを有する。
本件開示の技術によれば、排他処理の妥当性を評価できる情報処理装置の制御プログラムを提供することができる。
図1は、一実施形態における情報処理システムの構成を例示する構成図である。 図2は、一実施形態における管理システムの構成を例示する構成図である。 図3は、一実施形態におけるスイッチ接続情報テーブルに記憶されているデータの一例を示す図である。 図4は、一実施形態におけるパケット量カウンタテーブルに記憶されているデータの一例を示す図である。 図5は、一実施形態における装置別パケット量テーブルに記憶されているデータの一例を示す図である。 図6は、一実施形態におけるパケット量計算結果テーブルに記憶されているデータの一例を示す図である。 図7は、一実施形態における管理装置の機能ブロック図である。 図8は、一実施形態において管理装置が実行する処理のフローチャートである。 図9は、一実施形態に係るパケット量の計算における各装置の接続関係を示す図である。 図10は、一実施形態に係るパケット量の計算におけるパケットの流れを示す模式図である。 図11は、一実施形態における装置間の入出力パケット量の例を示す表である。 図12は、一実施形態における装置間の出力パケット量の計算結果の例を示す表である。 図13は、一実施形態に係るパケット量の計算における各装置の接続関係を示す図である。 図14は、一実施形態に係るパケット量の計算におけるパケットの流れを示す模式図である。 図15は、一実施形態における装置間の入出力パケット量の例を示す表である。 図16は、一実施形態における装置間の出力パケット量の計算結果の例を示す表である。 図17は、一実施形態における装置間の入出力パケット量の例を示す表である。 図18は、一実施形態における装置間の入出力パケット量の計算結果の例を示す表である。 図19は、一実施形態に係るパケット量の計算における各装置の接続関係を示す図である。
以下、本件開示の技術に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の詳細な説明は例示的なものであり、実施形態の構成を限定するものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態における情報処理システムの一例であるデータセンター100について説明する。図1の構成図に例示するように、本実施形態に係るデータセンター100は、管理システム101、ルーター102、スイッチ103〜105、プロキシサーバー106、サーバー107〜109、ストレージ110を有する。そして、データセンター100内の各構成要素は相互に接続されて内部ネットワークを形成する。ルーター102は、外部ネットワークの一例であるWAN(Wide Area Network)/LAN(Local Area Network)200に接続されている。そして、ルーター102はWAN/LAN200を経由
して外部端末300、400に接続されている。なお、ルーター102は、外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置の一例に相当する。
データセンター100において、ルーター102はスイッチ103に接続されている。図1に示すようにスイッチ103は、管理システム101、プロキシサーバー104、スイッチ104、105に接続されている。さらに、スイッチ105はサーバー107、108に接続されている。また、スイッチ106はサーバー109およびストレージ110に接続されている。スイッチ103、104、105の各ポートには、それぞれ異なる構成要素が接続される。また、スイッチ103〜105は、各ポート経由で入出力されるパケット量をカウントおよび記憶する機能を有する。なお、スイッチ103〜105は、内部ネットワークを介して中継装置に接続するスイッチ装置の一例に相当する。
外部端末300、400は、データセンター100内のサーバー107〜109との間でパケットの送受信を行う。なお、外部端末300、400は、外部装置の一例に相当する。パケットには、送信すべきデータ、送信元アドレスおよび宛先アドレスなどの情報が含まれる。外部端末300、400はデータセンター100のプロキシサーバー106を宛先に指定したパケットを送信する。外部端末300、400から送信されたパケットは、WAN/LAN200を経由してデータセンター100のルーター102に転送される。
ルーター102は、データセンター100の内部ネットワークにおける各構成要素の接続情報が記憶されたルーティングテーブルを保持している。このため、ルーター102は、WAN/LAN200から受信したパケットをルーティングテーブルに記憶されている接続情報に基づいて転送する。
ルーター102は、外部端末300、400から送信されたパケットを受信すると、ルーティングテーブルを参照して、受信したパケットに含まれる宛先アドレスの情報を元にパケットの送信先を確認する。ここでは、ルーター102は、当該パケットの送信先がプロキシサーバー106であることを確認して、当該パケットをスイッチ103を経由してプロキシサーバー106に転送する。
プロキシサーバー106は、ルーター102から受信したパケットのペイロードの内容を解釈してパケットの宛先を特定する。そして、プロキシサーバー106は、特定した宛先をパケットの宛先として設定し、パケットをスイッチ103、104あるいはスイッチ103、105を経由して宛先のサーバー107〜109にパケットを送信する。なお、プロキシサーバー106は、データセンター100内の各装置がプロキシサーバー106に出力するデータのデータ量情報をプロキシデータ量情報として記憶するプロキシ装置の
一例に相当する。
同様に、サーバー107〜109がパケットを外部端末300、400に送信する場合も、サーバー107〜109はパケットをスイッチ103、104あるいはスイッチ103、105を経由してプロキシサーバー106に転送する。そして、プロキシサーバー106はパケットの宛先を特定し、スイッチ103、ルーター102、WAN/LAN200を経由して特定した宛先である外部端末300、400にパケットを送信する。
図2に、本実施形態の管理システム101の構成を例示する。管理システム101は、スイッチ103〜105から、スイッチ103〜105の各ポートにおける入力パケット量および出力パケット量に関する統計データを取得し、取得したパケット量情報を管理する。図2に示すように、管理システム101は、CPU101a、RAM(Random Access Memory)101b、ROM(Read Only Memory)101c、HDD101dを有する。
CPU101aは、ROM101cに記憶されている各種プログラムをRAM101bに展開して各種プログラムの処理を実行する。また、CPU101aは、各種プログラムを実行する際に、HDD101dにアクセスして処理に使用するデータを取得する。図2に示すように、ROM101cには、各種プログラムの一例としてのパケット量監視プログラム101eが記憶されている。
パケット量監視プログラム101eは、スイッチ103〜105からパケット量の統計データを取得し、取得した統計データに基づいてサーバー107〜109、ストレージ110の間で送受信されるパケット量を算出するプログラムである。パケット量監視プログラム101eは、パケット量収集機能101f、装置別パケット量計算機能101g、パケット量推定機能101hを有する。
HDD101dには、スイッチ103〜105の各ポートと各種装置との接続情報、スイッチ103〜105から取得されたパケット量の統計データ、当該統計データに基づく計算結果などが各種テーブルに記憶される。各種テーブルとしては、スイッチ接続情報テーブル101i、パケット量カウンタテーブル101j、装置別パケット量テーブル101k、パケット量計算結果テーブル101mが挙げられる。
本実施形態では一例として、CPU101aがパケット量監視プログラム101eを実行し、データセンター100内の複数の装置のうち2つの装置間で入出力されるパケット量を算出する。パケット量監視プログラム101eが起動されると、まずパケット量収集機能101fにより、スイッチ接続情報テーブル101iから当該2つの装置が接続されているスイッチ、ポートID、サーバーのユーザーに関する情報が取得される。次いで、パケット量収集機能101fにより、取得されたスイッチのポートからパケット量に関する統計データが取得される。さらに、パケット量収集機能101fにより、取得されたパケット量の統計データがスイッチ、ポートID、サーバーのユーザーと関連付けられて、パケット量カウンタテーブル101jに記憶される。なお、パケット量収集機能101fは、例えば1時間など所定の時間間隔で、上記のパケット量の統計データの取得および記憶を繰り返し実行する。
図3に、本実施形態におけるスイッチ接続情報テーブル101iの一例を示す。スイッチ接続情報テーブル101iには、データセンター100内に配置されている各スイッチのID(図中「SWID」)、各スイッチのポートID、ポートに接続されている装置の種類(図中「接続装置種別」)、当該装置のID(図中「装置ID」)、当該装置のユーザーIDの各情報が相互に関連付けられて記憶される。なお、スイッチ接続情報テーブル101iの情報は、パケット量監視プログラム101eが実行される前にあらかじめ登録
されている情報である。
また、図4に、本実施形態におけるパケット量カウンタテーブル101jの一例を示す。パケット量カウンタテーブル101jには、ユーザーID、パケット量の統計データが取得された時刻、パケット量の統計データの対象装置の装置ID、入力パケット量、出力パケット量の各情報が相互に関連付けられて記憶される。
パケット量収集機能101fの上記処理の後、装置別パケット量計算機能101gにより、パケット量カウンタテーブル101jのパケット量の統計データに基づいて、入力パケット量および出力パケット量が算出される。さらに、装置別パケット量計算機能101gにより、算出された入力パケット量および出力パケット量が装置別パケット量テーブル101kに記憶される。なお、本実施形態では一例として、スイッチ103〜105は、各ポートの入出力パケット量をパケット量収集機能101fによる取得ごとにリセットせずに累積する。ただし、スイッチ103〜105は、各ポートの入出力パケット量をパケット量収集機能101fによる取得ごとにリセットしてもよい。
図5に、本実施形態における装置別パケット量テーブル101kの一例を示す。装置別パケット量テーブル101kには、ユーザーID、パケット量の統計データが取得された時刻、パケット量の統計データの対象であるサーバーのサーバーID、上記の所定の時間間隔内における入力パケット量および出力パケット量の各情報が相互に関連付けられて記憶される。
装置別パケット量計算機能101gの上記処理の後、パケット量推定機能101hにより、装置別パケット量テーブル101kに記憶されている入力パケット量および出力パケット量に基づいて、上記2つの装置間において入出力されるパケット量が算出される。さらに、パケット量推定機能101hにより、算出されたパケット量がパケット量計算結果テーブル101mに記憶される。
図6に、本実施形態におけるパケット量計算結果テーブル101mの一例を示す。パケット量計算結果テーブル101mには、装置ID(図中「装置1」、「装置2」)、2つの装置間において入出力されるパケット量の算出対象の時間帯、装置1から装置2に出力されるパケット量、装置2から装置1に出力されるパケット量の各情報が相互に関連付けられて記憶される。なお、いずれの装置が装置1あるいは装置2となるかは、パケット量監視プログラム101eによるパケット量の計算において適宜決定すればよい。
本実施形態に係る管理システム101は、CPU101aが、RAM101bに展開された各種プログラムを実行して各構成要素を制御することで、図7に示すように収集部101p、計算部101qを備える情報処理装置として機能する。本実施形態では、これらの機能がいずれも汎用のCPUによって実現される例について説明している。しかしながら、これらの機能の一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。
本実施形態において、収集部101pは、スイッチ103〜105から、スイッチ103〜105の各ポートを経由するパケットの統計データを収集する。パケットの統計データの例としては、各ポートにおける入力パケット量および出力パケット量が挙げられる。計算部102qは、収集部101pが収集したパケットの統計データに基づき、データセンター100内の複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるパケット量を計算する。なお、収集部101pがパケットに限らずフレームやトークンなどを対象に統計データを収集してもよい。
図8に、本実施形態において、管理システム101が実行する処理のフローチャートを示す。管理システム101のユーザーによりパケット量監視プログラム101eの実行が指示されると、CPU101aがパケット量監視プログラム101eを実行して図8のフローチャートの処理を開始する。
OP101において、CPU101aは、管理システム101のユーザーから、パケット量の計算対象となるデータセンター100内の装置のユーザーの指定を受け付ける。なお、装置のユーザーの指定を受け付ける代わりに装置の指定を受け付けてもよい。次いで、CPU101aは、処理をOP102に進める。
OP102において、パケット量監視プログラム101eのパケット量収集機能101fにより、スイッチ接続情報テーブル101iからOP101において指定されたユーザーに関連付けられている情報が取得される。取得された情報により、指定されたユーザーによって使用されている装置、当該装置が接続されているスイッチおよびポートなどが特定される。次いで処理はOP103に進められる。
OP103において、パケット量収集機能101fにより、OP102において取得された情報に基づいて、スイッチ103〜105から各ポートのパケット量に関する統計データが取得される。そして、パケット量収集機能101fにより、取得された統計データはパケット量カウンタテーブル101jに記憶される。なお、OP103では、パケット量収集機能101fによって、上記の所定時間が経過するたびに、スイッチ103〜105から各ポートのパケット量に関する統計データが取得される。本実施形態では、所定時間あたりの装置間の入出力パケット量が計算されるため、少なくとも2回統計データが取得されればよい。統計データが何回取得されたときにOP103の処理を終了するかは、パケット量監視プログラム101eに適宜設定すればよい。OP103の処理が終了すると、処理はOP104に進められる。
OP104において、装置別パケット量計算機能101gにより、OP103において取得されたパケット量の統計データに基づいて、所定時間あたりの各装置における入力パケット量および出力パケット量が計算される。そして、装置別パケット量計算機能101gにより、計算された入力パケット量および出力パケット量は、装置別パケット量テーブル101kに記憶される。次いで、処理はOP105に進められる。
OP105において、パケット量推定機能101hにより、OP104において計算された各装置における入力パケット量および出力パケット量に基づいて、各装置間の入出力パケット量を計算する。そして、パケット量推定機能101hにより、計算された入出力パケット量は、パケット量計算結果テーブル101mに記憶される。次いで、処理はOP106に進められる。
OP106において、CPU101aは、管理システム101のユーザーから、パケット量の計算対象となるデータセンター100内の装置の他のユーザーの指定を受け付ける。ユーザーがパケット量の計算対象となる他のユーザーを指定しない場合は、CPU101aはパケット量監視プログラム101eを終了して本フローチャートの処理を終了する。一方、ユーザーがパケット量の計算対象となる他のユーザーを指定した場合は、CPU101aは、処理をOP101に戻し、OP106において指定されたユーザーを選択して処理をOP102に進める。
次に、上記のフローチャートの処理における装置間のパケット量の具体的な計算について2例説明する。第1の例では、図9に示すように、データセンター100内の2つのサーバー107、108の間で入出力されるパケット量が計算される。この例では、サーバ
ー107、108は1つのスイッチ104に接続されている。ただし、異なるスイッチに接続されている2つの装置、例えばサーバー107、109の間で入出力されるパケット量の計算を行う場合も以下の説明を適用することができる。なお、サーバー107、108の装置IDは、それぞれServer01、Server02である。また、プロキシサーバー106の装置IDは、Proxy01である。
また、図10には、図9に示す例におけるサーバー、内部ネットワーク、外部ネットワークの間で上記の所定時間間隔内において入出力されるパケット量を模式的に示す。図10において、内部ネットワーク500は、データセンター100内の各構成要素が接続されているネットワークを表す。また、外部ネットワーク600は、データセンター100と接続されているデータセンター100外のネットワークを表す。
管理システム101は、パケット量監視プログラム101eを実行し、パケット量収集機能101fによって、所定時間間隔で各サーバー107、108の入出力パケット量の情報を取得する。また、管理システム101は、パケット量収集機能101fによって、所定時間間隔でプロキシサーバー106からスイッチ103およびルーター102を経由して外部ネットワーク600に出力されるパケット量の情報を取得する。
図10に示すように、所定時間間隔でサーバー107、108から内部ネットワーク500に出力されるパケット量がそれぞれ200MB、100MBである。そのうちの100MBが外部ネットワーク600に出力される。また、所定時間間隔で内部ネットワーク500からサーバー107、108に入力されるパケット量がそれぞれ100MB、150MBである。なお、管理システム101は、スイッチ103、104、プロキシサーバー106からパケット量の統計データを取得することで、図10に示す各パケット量を特定することができる。
図10に示すように、以下のように所定時間間隔におけるP1〜P6のパケット量を定義する。
P1=(外部ネットワーク600から内部ネットワーク600に入力されるパケット量)P2=(内部ネットワーク500から外部ネットワーク600に出力されるパケット量)P3=(内部ネットワーク500からサーバー107に入力されるパケット量)
P4=(サーバー107から内部ネットワーク500に出力されるパケット量)
P5=(内部ネットワーク500からサーバー108に入力されるパケット量)
P6=(サーバー108から内部ネットワーク500に出力されるパケット量)
ところで、管理システム101は、取得した統計データからは、所定時間間隔で外部ネットワーク600からサーバー107、108に入力されるパケット量は特定することができない。また、第1の例では、内部ネットワーク500および外部ネットワーク600におけるデータ通信においてパケットの損失はないと想定する。すなわち、図10において、内部ネットワーク500における入力パケット量の合計と出力パケット量の合計が等しくなる。このとき、以下の式(1)が成り立つ。
P1=P2+P3+P5−P4−P6・・・(1)
図10の例において、式(1)より、外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量P1は50(MB)となる。
管理システム101は、パケット量監視プログラム101eの装置別パケット量計算機能101gによって、式(1)より、ある時刻における所定時間間隔の外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量P1を計算する。計算結果は、装置別パケット量テーブル101kに記憶される。図11に、図10の例において装置別パケット量テーブル101kに記憶されるデータを示す。
次に、本実施形態における内部ネットワーク500から外部ネットワーク600に出力されるパケット量とサーバー107、108から内部ネットワーク500に出力されるパケット量との関係について説明する。図9、10の例では、サーバー107、108から内部ネットワーク500に出力されるパケット量P4、P6の合計300MBのうち、100MB(=P2)のパケットが外部ネットワーク600に出力される。ただし、外部ネットワーク600に出力される100MBのパケットのうち、サーバー107、108から出力されるそれぞれのパケット量は不明である。
そこで、本実施形態では、サーバー107、108から内部ネットワーク500に出力されるパケット量の比を用いて、内部ネットワーク500から外部ネットワーク600に出力されるパケット量を按分する。ここで、以下のようにパケット量P7、P8を定義する。
P7=(サーバー107から外部ネットワーク600に出力されるパケット量)
P8=(サーバー108から外部ネットワーク600に出力されるパケット量)
このとき、装置別パケット量計算機能101gは、以下の式(2)、(3)によりパケット量P7、P8を算出する。
P7=P2×P4/(P4+P6)・・・(2)
P8=P2×P6/(P4+P6)・・・(3)
式(2)より、サーバー107から外部ネットワーク600に出力されるパケット量P7は、100×2/3=67(MB)である。同様に、式(3)より、サーバー108から外部ネットワーク600に出力されるパケット量P8は、100×1/3=33(MB)である。なお、式(2)、(3)において小数点第1位を四捨五入する。
さらに、以下のようにパケット量P9、P10を定義する。
P9=(サーバー107からデータセンター100内のサーバー107以外の装置に出力されるパケット量の合計)
P10=(サーバー108からデータセンター100内のサーバー108以外の装置に出力されるパケット量の合計)
装置別パケット量計算機能101gは、P9、P10を以下の式(4)、(5)により算出する。
P9=P4−P7・・・(4)
P10=P6−P8・・・(5)
ここで、第1の例におけるパケット量の計算対象となるデータセンター100内の装置は、サーバー107、108を想定している。したがって、データセンター100内のサーバー107以外の装置は、サーバー108である。また、データセンター100内のサーバー108以外の装置は、サーバー107である。
式(4)より、サーバー107からデータセンター100内の他の装置に出力されるパケット量の合計P9は、200−67=133(MB)である。同様に、式(5)より、サーバー108からデータセンター100内の他の装置に出力されるパケット量の合計P10は、100−33=67(MB)である。
次に、外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量と内部ネットワーク500からサーバー107、108に入力されるパケット量との関係について説明する。図9、10の例では、外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量P1(=50MB)のうち、サーバー107、108に入力
されるそれぞれのパケット量は不明である。
そこで、第1の例では、内部ネットワーク500からサーバー107、108に出力されるパケット量の比を用いて、外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量を按分する。ここで、以下のようにパケット量P11、P12を定義する。
P11=(外部ネットワーク600からサーバー107に入力されるパケット量)
P12=(外部ネットワーク600からサーバー108に入力されるパケット量)
このとき、装置別パケット量計算機能101gは、パケット量P11、P12を、以下の式(6)、(7)により算出する。
P11=P1×P3/(P3+P5)・・・(6)
P12=P1×P5/(P3+P5)・・・(7)
式(6)より、外部ネットワーク600からサーバー107に入力されるパケット量は、50×2/5=20(MB)である。同様に、式(7)より、外部ネットワーク600からサーバー108に入力されるパケット量は、50×3/5=30(MB)である。なお、式(6)、(7)において小数点第1位を四捨五入する。
さらに、以下のようにパケット量P13、P14を定義する。
P13=(データセンター100内のサーバー107以外の装置からサーバー107に入力されるパケット量の合計)
P14=(データセンター100内のサーバー108以外の装置からサーバー108に入力されるパケット量の合計)
したがって、装置別パケット量計算機能101gは、以下の式(8)、(9)によりパケット量P13、P14を算出する。
P13=P3−P11・・・(8)
P14=P5−P12・・・(9)
式(8)より、データセンター100内の装置からサーバー107に入力されるパケット量P13は、100−20=80(MB)である。同様に、式(9)より、データセンター100内の装置からサーバー108に入力されるパケット量P14は、150−30=120(MB)である。
また、以下のようにパケット量P15、P16、P17、P18を定義する。
P15=(サーバー107からサーバー108に出力されるパケット量)
P16=(サーバー108からサーバー107に出力されるパケット量)
P17=(内部ネットワーク500からサーバー107以外の装置に入力されるパケット量の合計)
P18=(内部ネットワーク500からサーバー108以外の装置に入力されるパケット量の合計)
そして、装置別パケット量計算機能101gは、以下の(10)、(11)より上記のパケット量P15、P16を算出する。
P15=P9×P14/P17・・・(10)
P16=P10×P13/P18・・・(11)
第1の例では、データセンター100内の2つのサーバー107、108に着目してサーバー107、108の間で入出力されるパケット量を計算することを目的とする。した
がって、P13=P18、P14=17が成り立つ。したがって、式(10)より、サーバー107からサーバー108に出力されるパケット量P15は、133(MB)(=P9)である。同様に、式(11)より、サーバー108からサーバー107に出力されるパケット量P16は、67(MB)(=P10)である。
以上より、装置別パケット量計算機能101gは、サーバー107、108の間で入出力されるパケット量を計算し、計算結果をパケット量計算結果テーブル101mに記憶する。図12に、装置別パケット量計算機能101gが、第1の例に倣って、データセンター100内の2装置間のパケットの入出力量を計算した場合の、パケット量計算結果テーブル101mの例を示す。
図12には、2014年12月25日の13時00分(図中「時刻」欄)に、データセンター100内のサーバー107(装置IDは「Server01」)、サーバー108(装置IDは「Server02」)、プロキシサーバー106(装置IDは「Proxy01」)のいずれか2
装置の間における1時間あたりの入出力パケット量を示す。なお、サーバー107、108とプロキシサーバー106との間の入出力パケット量は、サーバー107、108と外部ネットワーク600との間の入出力パケット量に相当する。このように、第1の例によれば、データセンター100内の複数の装置のうち2装置に着目して、着目した2装置間の入出力パケット量を計算することができる。
次に第2の例について説明する。第2の例では、図13に示すように、データセンター100内の3つのサーバー107、108、109の間で入出力されるパケット量を計算する。なお、サーバー107、108、109の装置IDは、それぞれServer01、Server02、Server03である。また、プロキシサーバー106の装置IDは、Proxy01である。
また、図14には、図9と同様に、図13に示す例におけるサーバー、内部ネットワーク、外部ネットワークの間で上記の所定時間間隔内において入出力されるパケット量を模式的に示す。
管理システム101は、パケット量監視プログラム101eを実行し、パケット量収集機能101fによって、所定時間間隔で各サーバー107、108、109の入出力パケット量の情報を取得する。また、管理システム101は、パケット量収集機能101fによって、所定時間間隔でプロキシサーバー106から、スイッチ103およびルーター102を経由して外部ネットワーク600に出力されるパケット量の情報を取得する。
図14に示すように、所定時間間隔でサーバー107、108、109から内部ネットワーク500に出力されるパケット量がそれぞれ200MB、100MB、200MBである。そのうちの100MBが外部ネットワーク600に出力される。また、所定時間間隔で内部ネットワーク500からサーバー107、108、109に入力されるパケット量がそれぞれ100MB、150MB、200MBである。なお、管理システム101は、スイッチ103、104、105、プロキシサーバー106からパケット量の統計データを取得することで、図14に示す各パケット量を特定することができる。
図14に示すように、以下のように所定時間間隔におけるP21〜P28のパケット量を定義する。
P21=(外部ネットワーク600から内部ネットワーク600に入力されるパケット量)
P22=(内部ネットワーク500から外部ネットワーク600に出力されるパケット量)
P23=(内部ネットワーク500からサーバー107に入力されるパケット量)
P24=(サーバー107から内部ネットワーク500に出力されるパケット量)
P25=(内部ネットワーク500からサーバー108に入力されるパケット量)
P26=(サーバー108から内部ネットワーク500に出力されるパケット量)
P27=(内部ネットワーク500からサーバー109に入力されるパケット量)
P28=(サーバー109から内部ネットワーク500に出力されるパケット量)
第1の例と同様、管理システム101は、取得した統計データからは、所定時間間隔で外部ネットワーク600からサーバー107、108、109に入力されるパケット量は特定することができない。また、第2の例でも、内部ネットワーク500および外部ネットワーク600におけるデータ通信においてパケットの損失はないと想定する。すなわち、図14において、内部ネットワーク500における入力パケット量の合計と出力パケット量の合計が等しくなる。このとき、以下の式(12)が成り立つ。
P21=P22+P23+P25+27−P24−P26−P28・・・(12)
図14の例において、式(12)より、外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量P12は50(MB)となる。また、管理システム101は、パケット量監視プログラム101eの装置別パケット量計算機能101gによって、式(12)より、ある時刻における所定時間間隔の外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量P12を計算する。計算結果は、装置別パケット量テーブル101kに記憶される。
図13、14の例では、サーバー107、108、109から内部ネットワーク500に出力されるパケット量P24、P26、P28の合計500MBのうち、100MB(=P22)のパケットが外部ネットワーク600に出力される。ただし、外部ネットワーク600に出力される100MBのパケットのうち、サーバー107、108、109から出力されるそれぞれのパケット量は不明である。
そこで、第2の例では、サーバー107、108、109から内部ネットワーク500に出力されるパケット量の比を用いて、内部ネットワーク500から外部ネットワーク600に出力されるパケット量を按分する。ここで、以下のようにパケット量P29〜P31を定義する。
P29=(サーバー107から外部ネットワーク600に出力されるパケット量)
P30=(サーバー108から外部ネットワーク600に出力されるパケット量)
P31=(サーバー109から外部ネットワーク600に出力されるパケット量)
このとき、装置別パケット量計算機能101gは、以下の式(13)、(14)、(15)によりパケット量P29〜P31を算出する。
P29=P22×P24/(P24+P26+P28)・・・(13)
P30=P22×P26/(P24+P26+P28)・・・(14)
P31=P22×P28/(P24+P26+P28)・・・(15)
式(13)より、サーバー107から外部ネットワーク600に出力されるパケット量P29は、100×2/5=40(MB)である。同様に、式(14)より、サーバー108から外部ネットワーク600に出力されるパケット量P30は、100×1/5=20(MB)である。また、式(15)より、サーバー109から外部ネットワーク600に出力されるパケット量P31は、100×2/5=40(MB)である。なお、式(13)、(14)、(15)において小数点第1位を四捨五入する。
さらに、以下のようにパケット量P32〜P34を定義する。
P32=(サーバー107からデータセンター100内のサーバー107以外の装置に出
力されるパケット量の合計)
P33=(サーバー108からデータセンター100内のサーバー108以外の装置に出力されるパケット量の合計)
P34=(サーバー109からデータセンター100内のサーバー108以外の装置に出力されるパケット量の合計)
装置別パケット量計算機能101gは、P32〜P34を以下の式(16)〜(18)により算出する。
P32=P24−P29・・・(16)
P33=P26−P30・・・(17)
P34=P28−P31・・・(18)
ここで、第2の例におけるパケット量の計算対象となるデータセンター100内の装置は、サーバー107、108、109を想定している。したがって、データセンター100内のサーバー107以外の装置は、サーバー108、109である。また、データセンター100内のサーバー108以外の装置は、サーバー107、109である。また、データセンター100内のサーバー109以外の装置は、サーバー107、108である。
式(16)より、サーバー107からデータセンター100内の他の装置に出力されるパケット量の合計P32は、200−40=160(MB)である。同様に、式(17)より、サーバー108からデータセンター100内の他の装置に出力されるパケット量の合計P33は、100−20=80(MB)である。また、式(18)より、サーバー109からデータセンター100内の他の装置に出力されるパケット量の合計P34は、200−40=160である。
また、図9、10の例では、外部ネットワーク600から内部ネットワーク500に入力されるパケット量P21(=50MB)のうち、サーバー107、108、109に入力されるそれぞれのパケット量は不明である。そして、第2の例では、内部ネットワーク500からサーバー107、108、109に出力されるパケット量の比を用いて、外部ネットワーク600から内部ネットワークに入力されるパケット量を按分する。ここで、以下のようにパケット量P35〜P37を定義する。
P36=(外部ネットワーク600からサーバー107に入力されるパケット量)
P37=(外部ネットワーク600からサーバー108に入力されるパケット量)
P38=(外部ネットワーク600からサーバー109に入力されるパケット量)
このとき、装置別パケット量計算機能101gは、以下の式(19〜(21)によりパケット量P36〜P38を算出する。
P36=P21×P23/(P23+P25+P27)・・・(19)
P37=P21×P25/(P23+P25+P27)・・・(20)
P38=P21×P27/(P23+P25+P27)・・・(21)
式(19)より、外部ネットワーク600からサーバー107に入力されるパケット量は、50×100/450=11(MB)である。同様に、式(20)より、外部ネットワーク600からサーバー108に入力されるパケット量は、50×150/450=17(MB)である。また、式(21)より、外部ネットワーク600からサーバー109に入力されるパケット量は、50×200/450=22(MB)である。なお、式(19)〜(21)において小数点第1位を四捨五入する。
さらに、以下のようにパケット量P39〜P41を定義する。
P39=(データセンター100内のサーバー107以外の装置からサーバー107に入力されるパケット量の合計)
P40=(データセンター100内のサーバー108以外の装置からサーバー108に入力されるパケット量の合計)
P41=(データセンター100内のサーバー109以外の装置からサーバー109に入力されるパケット量の合計)
したがって、装置別パケット量計算機能101gは、以下の式(22)〜(24)よりパケット量P39〜P41を算出する。
P39=P23−P36・・・(22)
P40=P25−P37・・・(23)
P41=P27−P38・・・(24)
式(22)より、データセンター100内の装置からサーバー107に入力されるパケット量P39は、100−11=89(MB)である。同様に、式(23)より、データセンター100内の装置からサーバー108に入力されるパケット量P40は、150−17=133(MB)である。また、式(24)より、データセンター100内の装置からサーバー109に入力されるパケット量P41は、200−22=178(MB)である。
また、以下のようにパケット量P42〜P50を定義する。
P42=(サーバー107からサーバー108に出力されるパケット量)
P43=(サーバー107からサーバー109に出力されるパケット量)
P44=(サーバー108からサーバー107に出力されるパケット量)
P45=(サーバー108からサーバー109に出力されるパケット量)
P46=(サーバー109からサーバー107に出力されるパケット量)
P47=(サーバー109からサーバー108に出力されるパケット量)
P48=(内部ネットワーク500からサーバー107以外の装置に入力されるパケット量の合計)
P49=(内部ネットワーク500からサーバー108以外の装置に入力されるパケット量の合計)
P50=(内部ネットワーク500からサーバー109以外の装置に入力されるパケット量の合計)
そして、装置別パケット量計算機能101gは、上記のパケット量P42〜P47を、以下の(25)〜(30)により算出する。
P42=P32×P40/P48・・・(25)
P43=P32×P41/P48・・・(26)
P44=P33×P39/P49・・・(27)
P45=P33×P41/P49・・・(28)
P46=P34×P39/P50・・・(29)
P47=P34×P40/P50・・・(30)
第2の例では、データセンター100内のサーバー107、108、109に着目していずれか2つのサーバーの間で入出力されるパケット量を計算することを目的とする。したがって、P48=P40+P41、P49=P39+P41、P50=P39+P40がそれぞれ成り立つ。式(25)〜(30)より、P42=68(MB)、P43=92(MB)、P44=27(MB)、P45=53(MB)、P46=64(MB)、P47=96(MB)とそれぞれ求まる。
以上より、装置別パケット量計算機能101gは、サーバー107、108、109の間で入出力されるパケット量を計算し、計算結果をパケット量計算結果テーブル101m
に記憶する。図15に、装置別パケット量計算機能101gが、第2の例に倣って、データセンター100内の2装置間のパケットの入出力量を計算した場合の、パケット量計算結果テーブル101mの例を示す。
図15には、2014年12月25日の13時00分(図中「時刻」欄)に、データセンター100内のサーバー107(装置IDは「Server01」)、サーバー108(装置IDは「Server02」)、サーバー109(装置IDは「Server03」)、プロキシサーバー106(装置IDは「Proxy01」)のいずれか2装置の間における1時間あたりの入出力パ
ケット量を示す。なお、サーバー107〜109とプロキシサーバー106との間の入出力パケット量は、サーバー107〜109と外部ネットワーク600との間の入出力パケット量に相当する。このように、第2の例によれば、データセンター100内の複数の装置のうち2装置に着目して、着目した2装置間の入出力パケット量を計算することができる。
次に、データセンター100内の装置間で入出力されるパケット量の実測値と本実施形態の第2の例に倣って推定されるパケット量の値との比較結果について説明する。図17に、データセンター100内の装置間で入出力されるパケット量の実測値の一例を示す。図17に示す例では、データセンター100内のサーバー107〜109、プロキシサーバー106のいずれか2装置の間における入出力パケット量の実測値が示されている。
第1および第2の例と同様、図17に示す例においても、パケット量収集機能101fによって取得される統計データから特定できるのは、各サーバーにおける入力パケット量および出力パケット量と、プロキシサーバー106すなわち外部ネットワークに出力されるパケット量の合計である。すなわち、図17に示す値のうち、例えばサーバー107(Server01)については、サーバー107から出力されるパケット量の合計140MB(=30+80+30)とサーバー107に入力されるパケット量の合計120MB(=50+60+10)が特定できる。また、プロキシサーバー106については、プロキシサーバー106に出力されるパケット量の合計120MB(=30+50+40)が特定できる。そして、各サーバーの間で入出力されるパケット量とプロキシサーバーから入力されるパケット量は特定できない。
そして、図18に、上記の第2の例の説明に従って各装置間の入出力パケット量を計算した結果のパケット量を示す。なお、図17および図18において、数値の単位はいずれもMBである。図17と図18とを比較すると、各サーバー間における入出力パケット量の推定値は、いずれも実測値から30%程度のずれの範囲内に収まっている。このように、本実施形態によれば、データセンター100内のスイッチから得られるパケット量の統計情報から、各装置間における入出力パケット量を推定することができる。
以上が本実施形態に関する説明であるが、上記のデータセンター100などの構成や処理は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想と同一性を失わない範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上記の説明では、サーバー107〜109が入出力パケット量の計算対象となっているが、データセンター100内の他の装置を入出力パケット量の計算対象としてもよい。
また、上記の第2の例では3つのサーバー107〜109に着目して各装置間の入出力パケット量が推定されている。この例において、サーバー107〜109において実行されるソフトウェアにより、例えばサーバー108とサーバー109との間ではパケット通信が発生しないことが予測可能な場合は、サーバー108とサーバー109との間の入出力パケット量を0とみなす。これにより、上記の第2の例においてサーバー107とサーバー108、109との間の入出力パケット量の計算精度を向上させることができる。
また、上記の実施形態において、データセンター100内のサーバー107〜109のいずれかのサーバーに仮想環境を構築し、複数の仮想サーバーおよび仮想サーバーを接続する仮想スイッチを動作させることも可能である。図19にデータセンター100内においてサーバー107およびサーバー109に仮想環境を構築した場合の例を示す。図19に示すように、サーバー107において仮想スイッチ107a、仮想マシン107b、107cを稼働させる。同様に、サーバー109において仮想スイッチ109a、仮想マシン109b、109cを稼働させる。
スイッチ103〜105と同様に、仮想スイッチ107aの各ポートに仮想マシン107b、107cが接続されている。仮想マシン107bは仮想スイッチ107aに対してパケットを出力し、仮想スイッチ107aは仮想マシン107bから出力されたパケットをスイッチ104に出力する。仮想マシン107c、109b、109cおよび仮想スイッチ109aの動作も、仮想マシン107bおよび仮想スイッチ107aとそれぞれ同様である。
また、仮想スイッチ107aは、ポートごとに接続された仮想マシン107b、107cに関する入力パケット量および出力パケット量をカウントする。仮想スイッチ109aおよび仮想マシン109b、109cも同様に構成されている。したがって、図19に示す場合においても、管理システム101が上記の実施形態と同様に、仮想スイッチ107a、109aからパケット量の統計データを取得する。このため、上記の例における計算を用いて、仮想マシン107、107c、109b、109cを含めてデータセンター100内の2つの装置間の入出力パケット量を計算することができる。
さらに、図19に示す例において、管理システム101をサーバー107またはサーバー109の仮想環境内で稼働させてもよい。この場合、サーバー107またはサーバー109のユーザーが管理システム101を制御して、上記の例と同様に、サーバー107〜109、仮想マシン107b、107c、109b、109cのうちの2装置の間で入出力されるパケット量を推定することができる。また、スイッチ103〜105を仮想環境において稼働する仮想スイッチとして設けることも可能である。
<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記情報処理装置の設定を行うための管理ツール、OSその他を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。ここで、コンピュータは、例えば、管理システムなどである。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリ等のメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
外部装置が接続する外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中
継装置と、前記内部ネットワークを介して前記中継装置に接続するスイッチ装置と、前記内部ネットワークを介して前記スイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置と、前記内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置を有する情報処理システムにおいて、
前記管理装置は、
前記スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに前記スイッチ装置から収集する収集部と、
前記収集部が収集したデータ量情報に基づき、前記複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算する計算部と
を有する
情報処理システム。
(付記2)
前記情報処理システムはさらに、前記外部装置に転送されるデータを前記複数の装置の代わりに出力するプロキシ装置を有し、
前記収集部は、前記プロキシ装置が送受信するデータのデータ量情報であるプロキシデータ量情報を前記プロキシ装置から収集し、
前記計算部は、前記スイッチ装置から収集したデータ量情報と、前記プロキシ装置から収集したプロキシデータ量情報とに基づいて、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置と前記外部装置との間で入出力されるデータのデータ量を計算する
付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記計算部は、前記外部ネットワークと前記内部ネットワークとの間で転送されるデータのデータ量を、前記収集部が収集した前記データ量情報に基づいて、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに按分する、付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記計算部は、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置から前記一方の装置が接続する前記スイッチ装置のポートに転送されるデータのデータ量を、前記スイッチ装置から前記複数の装置のうち前記一方の装置以外の装置に転送されるデータのデータ量に基づいて、前記一方の装置以外の装置ごとに按分することで、前記一方の装置から他方の装置に転送されるデータのデータ量を計算する、付記3に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記スイッチ装置は、仮想マシンにより実現される仮想スイッチである、付記1から4のいずれかに記載の情報処理システム。
(付記6)
外部装置が接続する外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置と、前記内部ネットワークを介して前記中継装置に接続するスイッチ装置と、前記内部ネットワークを介して前記スイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置と、前記内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置を有する情報処理システムの制御方法であって、
前記管理装置に、前記スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに前記スイッチ装置から収集させ、
前記管理装置に、前記収集したデータ量情報に基づき、前記複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算させる
情報処理システムの制御方法。
(付記7)
前記情報処理システムはさらに、前記外部装置に転送されるデータを前記複数の装置の代わりに出力するプロキシ装置を有し、
前記管理装置に、前記プロキシ装置が送受信するデータのデータ量情報であるプロキシデータ量情報を前記プロキシ装置から収集させ、
前記管理装置に、前記スイッチ装置から収集したデータ量情報と、前記プロキシ装置から収集したプロキシデータ量情報とに基づいて、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置と前記外部装置との間で入出力されるデータのデータ量を計算させる
付記6に記載の情報処理システムの制御方法。
(付記8)
前記管理装置は、前記外部ネットワークと前記内部ネットワークとの間で転送されるデータのデータ量を、前記収集した前記データ量情報に基づいて、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに按分する、付記6または7に記載の情報処理システムの制御方法。
(付記9)
前記管理装置は、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置から前記一方の装置が接続する前記スイッチ装置のポートに転送されるデータのデータ量を、前記スイッチ装置から前記複数の装置のうち前記一方の装置以外の装置に転送されるデータのデータ量に基づいて、前記一方の装置以外の装置ごとに按分することで、前記一方の装置から他方の装置に転送されるデータのデータ量を計算する、付記8に記載の情報処理システムの制御方法。
(付記10)
前記スイッチ装置は、仮想マシンにより実現される仮想スイッチである、付記6から9のいずれかに記載の情報処理システムの制御方法。
(付記11)
外部装置が接続する外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置と、前記内部ネットワークを介して前記中継装置に接続するスイッチ装置と、前記内部ネットワークを介して前記スイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置と、前記内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置を有する情報処理システムにおける管理装置の制御プログラムであって、
前記管理装置に、前記スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに前記スイッチ装置から収集させ、
前記管理装置に、前記収集したデータ量情報に基づき、前記複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算させる
管理装置の制御プログラム。
(付記12)
前記情報処理システムはさらに、前記外部装置に転送されるデータを前記複数の装置の代わりに出力するプロキシ装置を有し、
前記管理装置に、前記プロキシ装置が送受信するデータのデータ量情報であるプロキシデータ量情報を前記プロキシ装置から収集させ、
前記管理装置に、前記スイッチ装置から収集したデータ量情報と、前記プロキシ装置から収集したプロキシデータ量情報とに基づいて、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置と前記外部装置との間で入出力されるデータのデータ量を計算させる
付記11に記載の管理装置の制御プログラム。
(付記13)
前記管理装置は、前記外部ネットワークと前記内部ネットワークとの間で転送されるデータのデータ量を、前記収集した前記データ量情報に基づいて、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに按分する、付記11または12に記載の管理装置の制御プログラム。
(付記14)
前記管理装置は、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置から前記一方の装置が接続する前記スイッチ装置のポートに転送されるデータのデータ量を、前記スイッチ装置から前記複数の装置のうち前記一方の装置以外の装置に転送されるデータのデータ量に基づいて、前記一方の装置以外の装置ごとに按分することで、前記一方の装置から他方の装置に転送されるデータのデータ量を計算する、付記13に記載の管理装置の制御プログラム。
(付記15)
前記スイッチ装置は、仮想マシンにより実現される仮想スイッチである、付記11から14のいずれかに記載の管理装置の制御プログラム。
100 データセンター
101 管理システム
102 ルーター
103〜105 スイッチ
106 プロキシサーバー
107〜109 サーバー
107a、109a 仮想スイッチ
107b、107c、109b、109c 仮想マシン

Claims (7)

  1. 外部装置が接続する外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置と、前記内部ネットワークを介して前記中継装置に接続するスイッチ装置と、前記内部ネットワークを介して前記スイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置と、前記内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置を有する情報処理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    前記スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに前記スイッチ装置から収集する収集部と、
    前記収集部が収集したデータ量情報に基づき、前記複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算する計算部と
    を有する
    情報処理システム。
  2. 前記情報処理システムはさらに、前記外部装置に転送されるデータを前記複数の装置の代わりに出力するプロキシ装置を有し、
    前記収集部は、前記プロキシ装置が送受信するデータのデータ量情報であるプロキシデータ量情報を前記プロキシ装置から収集し、
    前記計算部は、前記スイッチ装置から収集したデータ量情報と、前記プロキシ装置から収集したプロキシデータ量情報とに基づいて、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置と前記外部装置との間で入出力されるデータのデータ量を計算する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記計算部は、前記外部ネットワークと前記内部ネットワークとの間で転送されるデータのデータ量を、前記収集部が収集した前記データ量情報に基づいて、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに按分する、請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記計算部は、前記第1の装置と前記第2の装置のいずれか一方の装置から前記一方の装置が接続する前記スイッチ装置のポートに転送されるデータのデータ量を、前記スイッチ装置から前記複数の装置のうち前記一方の装置以外の装置に転送されるデータのデータ量に基づいて、前記一方の装置以外の装置ごとに按分することで、前記一方の装置から他方の装置に転送されるデータのデータ量を計算する、請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記スイッチ装置は、仮想マシンにより実現される仮想スイッチである、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 外部装置が接続する外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置と、前記内部ネットワークを介して前記中継装置に接続するスイッチ装置と、前記内部ネットワークを介して前記スイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置と、前記内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置を有する情報処理システムの制御方法であって、
    前記管理装置に、前記スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに前記スイッチ装置から収集させ、
    前記管理装置に、前記収集したデータ量情報に基づき、前記複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算させる
    情報処理システムの制御方法。
  7. 外部装置が接続する外部ネットワークと内部ネットワークとの間のデータを中継する中継装置と、前記内部ネットワークを介して前記中継装置に接続するスイッチ装置と、前記内部ネットワークを介して前記スイッチ装置が有する複数のポートにそれぞれ接続する複数の装置を有する情報処理システムの、前記内部ネットワークにおいて転送されるデータのデータ量情報を管理する管理装置の制御プログラムであって、
    前記管理装置に、前記スイッチ装置を経由するデータのデータ量情報を、前記複数のポートにそれぞれ接続する前記複数の装置ごとに前記スイッチ装置から収集させ、
    前記管理装置に、前記収集したデータ量情報に基づき、前記複数の装置のうち第1の装置と第2の装置間において転送されるデータ量を計算させるための
    管理装置の制御プログラム。
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