JP2017010867A - オス端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】メス端子間での微摺動に起因する電気抵抗の増加を極力防止できるオス端子を提供する。【解決手段】ハウジング30と、メス端子2に嵌合され、端子嵌合・離脱方向に移動自在にハウジング30に支持された先端タブ部12と、先端タブ部12とは別体に設けられ、ハウジング30に保持された端子基部11と、先端タブ部12の端子離脱方向への移動を阻止するストッパー部34と、先端タブ部12と端子基部11の間を接続する可撓性のあるワイヤー13とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、メス端子に嵌合されたタブ部を備えたオス端子に関する。
タブ部を備えたオス端子が従来より種々提案されている。この種のオス端子の一従来例として、図2に示すものがある(特許文献1参照)。
図2に示すように、オス端子100は、相手側のメス端子110に嵌合された板状のタブ部101と電線接続部102とを備えている。メス端子110は、略筒状に形成される端子接続部111と電線接続部112とを備えている。端子接続部111は、筒状であり、内部に弾性接触片118を有する。
上記構成において、タブ部101をメス端子110の端子接続部111内に挿入すると、弾性接触片118が下方に撓み、弾性接触片118の撓み復帰力を接触荷重として、タブ部101と端子接続部111が電気的に接続される。
特開2003−178830号公報
しかしながら、前記従来例では、オス端子100とメス端子110の嵌合状態にあって、双方の端子間で微摺動が発生すると、接触面同士が擦れて酸化摩耗粉が発生する。発生した酸化磨耗粉は、微摺動によって大きく成長することになる。大きく成長した酸化磨耗粉は、メス端子110の接触部116、119とタブ部101間に挟まると、オス端子100とメス端子110間の電気抵抗が増加するという問題があった。
そこで、本発明は、メス端子間での微摺動に起因する電気抵抗の増加を極力防止できるオス端子を提供することを目的とする。
本発明は、メス端子に嵌合され、端子嵌合・離脱方向に移動自在に前記ハウジングに支持された先端タブ部と、前記先端タブ部とは別体に設けられ、前記ハウジングに保持された端子基部と、前記先端タブ部の端子離脱方向への移動を阻止するストッパー部と、前記先端タブ部と前記端子基部の間を接続する可撓性のある導電性部材とを備えたことを特徴とする。
前記ストッパー部は、前記ハウジングに設けることが好ましい。前記ハウジングには、前記先端タブ部の端子嵌合・離脱方向の直交方向及び前記ハウジングの摺動面より離間する方向の変位を規制する規制壁部を設けることが好ましい。前記タブ部の長手方向の中間で分割することによって前記先端タブ部と前記端子基部が別体に構成されることが好ましい。
本発明によれば、先端タブ部がメス端子に嵌合された状態にあって、メス端子との間で微摺動が発生すると、先端タブ部がメス端子と一体となって微摺動するため、先端タブ部とメス端子の接触面との間で擦れが発生せず酸化摩耗粉が発生しない。従って、メス端子間での微摺動に起因する電気抵抗の増加を極力防止できる。
本発明の一実施形態を示し、メス端子に嵌合されたオス端子の断面図である。 一従来例を示し、メス端子に嵌合されたオス端子の断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す。本実施形態のオス端子1は、相手側のメス端子2に嵌合された板状のタブ部10と、タブ部10の後端側に設けられた電線接続部20と、ハウジング30とから構成されている。
タブ部10は、長手方向の中間で端子基部11と先端タブ部12とに分割されている。端子基部11は、電線接続部20と一体に形成され、ハウジング30に保持されている。先端タブ部12は、メス端子2に嵌合され、端子嵌合・離脱方向(図1の矢印X2、X1で示す方向)に移動自在にハウジング2に支持されている。先端タブ部12と端子基部11は、可撓性のあるワイヤー(導電性部材)13により互いに接続されている。ワイヤー13は、ハウジング30の後述するストッパー部34を跨ぐように湾曲して設けられ、両端が先端タブ部12と端子基部11にはんだ部14により接続されている。
電線接続部20は、電線21の芯線22に加締められた芯線加締め部23と、電線21の被覆部24に加締められた電線加締め部25とを有する。
ハウジング30は、端子嵌合・離脱方向に延びる基板部31と、基板部31の後端側に設けられ、電線接続部20及び電線21の端部を収容する収容部32と、基板部31の前端側に設けられ、先端タブ部12の端子嵌合・離脱方向の直交方向(図1の紙面に対して垂直な方向)及び基板部31の摺動面31aより離間する方向(図1の矢印Y1で示す方向)の変位を規制する規制壁部33と、基板部31の長手方向の中間に設けられ、先端タブ部12の端子離脱方向(図1の矢印X1で示す方向)への移動を阻止するストッパー部34とから一体に形成されている。
メス端子2は、略筒状に形成される端子接続部3を有する。端子接続部3は、天板部4と、底板部5と、弾性接触片6とを備えている。底板部5には、天板部4に向かって突出して、先端タブ部12の下面12aと接触する接触面5aが形成されている。弾性接触片6は、天板部4の前端より内側に切り起こされて、後端側へ突出する。弾性接触片6には、底板部5の接触面5aと対向し、先端タブ部12の上面12bと接触する接触面6aが形成されている。
上記構成では、当該オス端子1の電線接続部20に電線21を接続した後、端子基部11及び電線接続部20をハウジング30の収容部32に後端側から挿入すると共に、基板部31上に載置する。これにより、電線接続部20は収容部32に収容される。端子基部11は、収容部32より前端側へ突出すると共に、ストッパー部34より後端側に配置される。
次に、先端タブ部12をハウジング30の規制壁部33内に前端側より挿入して基板部31の摺動面31a上に載置すると共に、先端タブ部12をストッパー部34より前端側に配置する。次に、端子基部11と先端タブ部12とをワイヤー13により連結して、ワイヤー13の両端をはんだ部14ではんだ付けする。これにより、端子基部11と先端タブ部12がワイヤー13を介して電気的に接続されると共に、ワイヤー13の弾性変形により、先端タブ部12は端子嵌合・離脱方向に移動自在である。
先端タブ部12は、ハウジング30の規制壁部33により、端子嵌合・離脱方向の直交方向、及び基板部31の摺動面31aより離間する方向の変位が規制されるので、基板部31の摺動面31aに沿って端子嵌合・離脱方向へ移動する。そして、先端タブ部12は端子嵌合方向へ所定距離、移動すると、後端がストッパー部34に突き当たるので、先端タブ部12の端子離脱方向へのさらなる移動が阻止される。
上記のようにして当該オス端子1を組み立てた後、先端タブ部12をメス端子2の端子接続部3に前端側から挿入すると、端子接続部3の接触面5a、6aが先端タブ部12の下面12b、上面12aと接触して、弾性接触片6が上方に撓む。さらに、先端タブ部12を移動端部まで挿入すると、弾性接触片6の撓み復帰力を接触荷重として、端子接続部3の接触面5a、6aがタブ部12の下面12b、上面12aに圧接した状態に保たれる。これにより、メス端子2とオス端子1間が通電する。
メス端子2とオス端子1間が嵌合された状態にあって、メス端子2側とオス端子1側がそれぞれ微摺動すると、端子接続部3の接触面5a、6aが先端タブ部12の下面12b、上面12aに圧接しているため、先端タブ部12がハウジング30の摺動面31aを摺動することにより、先端タブ部12がメス端子2に一体となって微摺動する。これによって、先端タブ部12とメス端子2の接触面5a、6aとの間で擦れが発生せず酸化摩耗粉が発生しない。以上より、メス端子2間での微摺動に起因する電気抵抗の増加を極力防止できるオス端子1を提供できる。
先端タブ部12の端子離脱方向への移動を阻止するストッパー部34をハウジング30に一体に設けたので、ストッパー部34をハウジング30と別体に設ける場合と比べて、部品点数を少なくして製造コストを安く抑えることができる。
ハウジング30に設けた規制壁部33により先端タブ部12の位置が規制されるので、先端タブ部12をハウジング30の摺動面31aに沿って端子嵌合・離脱方向へ円滑に移動させることができる。
タブ部10の長手方向の中間で分割することによって先端タブ部12と端子基部11を別体に構成するので、従来部品であるタブ部を流用して先端タブ部と端子基部を形成することもできる。
1 オス端子
2 メス端子
10 タブ部
11 端子基部
12 先端タブ部
13 ワイヤー(導電性部材)
30 ハウジング
31a 摺動面
33 規制壁部
34 ストッパー部

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    メス端子に嵌合され、端子嵌合・離脱方向に移動自在に前記ハウジングに支持された先端タブ部と、
    前記先端タブ部とは別体に設けられ、前記ハウジングに保持された端子基部と、
    前記先端タブ部の端子離脱方向への移動を阻止するストッパー部と、
    前記先端タブ部と前記端子基部の間を接続する可撓性のある導電性部材とを備えたことを特徴とするオス端子。
  2. 請求項1記載のオス端子であって、
    前記ストッパー部は、前記ハウジングに設けたことを特徴とするオス端子。
  3. 請求項1又は請求項2記載のオス端子であって、
    前記ハウジングには、前記先端タブ部の端子嵌合・離脱方向の直交方向及び前記ハウジングの摺動面より離間する方向の変位を規制する規制壁部を設けたことを特徴とするオス端子。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のオス端子であって、
    前記タブ部の長手方向の中間で分割することによって前記先端タブ部と前記端子基部が別体に構成されたことを特徴とするオス端子。
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WO2010110032A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 矢崎総業株式会社 コネクタ

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