JP2017007856A - 用紙検出装置、手差しトレイ、及び画像形成装置 - Google Patents

用紙検出装置、手差しトレイ、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化や軽量化を図りつつ、用紙の有無を安定して判定する。
【解決手段】センサレバー50は、用紙22が載置されていない状態では、回転軸60を中心に、アーム部50bが上昇した状態を維持する。このとき、遮蔽板レバー51は、停止板51dによって停止させられている。用紙22が載置されると、センサレバー50は回転軸60を中心に回転し、用紙検出板50dが下降する。センサレバー50が回転動作を開始すると、この回転動作に連動して回転軸61を中心に遮蔽板レバー51が回転し、遮蔽板レバー51の遮蔽板51cによってフォトインタラプタ52の光路を遮断する。そして、遮蔽板51cがストッパー65に当接し、フォトインタラプタ52の光路を塞いだ状態で停止し、用紙22が載置されている間、この状態を維持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、用紙検出装置、手差しトレイ、及び画像形成装置に関する。
従来より、プリンタなどの画像形成装置では、厚さやサイズが特異な用紙(被印刷媒体)を用いる場合などに、装置本体の側面に開閉可能に設けられた給紙トレイが利用される。このような画像形成装置においては、給紙トレイ上の用紙の有無に応じて揺動するアクチュエータと、このアクチュエータに連動するレバーと、このレバーと一体に回動する遮蔽板とによってフォトインタラプタの発光部からの光を遮光/透光することで、給紙トレイ上の用紙の有無を検出する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−50109号公報
しかしながら、上記従来技術では、用紙の有無を確実に検出するためには、アクチュエータの重量を大きくしたり、アクチュエータを付勢力の大きいバネなどで付勢したりする必要があった。アクチュエータの重量やバネの付勢力を大きくすると、アクチュエータを確実に揺動させることができるが、用紙をセットするときや、用紙の送り出し時の抵抗が大きくなるという問題があった。
また、小型化を図ろうとすべく、アクチュエータを小型化すると、重量が小さくなり、バネを小型化すると、付勢力も小さくなり、アクチュエータを確実に揺動させることが難しくなって、用紙の有無を誤検知するという問題がある。
そこで本発明は、小型化や軽量化を図りつつ、用紙の有無を安定して判定することを目的とする。
この発明に係る用紙検出装置は、用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係る手差しトレイは、用紙が載置される底板と、前記底板上に用紙が載置されたことを検出する用紙検出装置と、を備え、前記用紙検出装置は、前記底板上に前記用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係る画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成装置であって、用紙を載置する手差しトレイを備え、前記手差しトレイは、用紙が載置される底板と、前記底板上に用紙が載置されたことを検出する用紙検出装置と、を備え、前記用紙検出装置は、前記底板上に前記用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、小型化や軽量化を図りつつ、用紙の有無を安定して判定することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1及びMPFトレイ40の構成を示す斜視図である。 本第1実施形態による用紙検知機構45の構造を示す斜視図である。 本第1実施形態による用紙検知動作(用紙未載置時)を説明するための側面図及び斜視図である。 本第1実施形態による用紙検知動作(用紙載置初期段階)を説明するための側面図及び斜視図である。 本第1実施形態による用紙検知動作(用紙載置最終段階)を説明するための側面図及び斜視図である。 本発明の第2実施形態による用紙検知機構70の構造を示す上面図及び側面図である。 本第2実施形態による用紙検知動作を説明するための側面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面図である。図において、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、用紙(被印刷媒体)に直接トナー像を転写する方式ではなく、一旦、中間転写ベルトにトナー画像を転写し、二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に中間転写ベルトを介してトナー像を二次転写する方式となっている。
画像形成装置1は、画像形成部2、両面印刷用搬送ユニット3、給紙部4、及び定着部5で構成されている。画像形成部2は、4個の画像形成ユニット6(6−1、6−2、6−3、6−4)を多段式に並設した構成からなる。上記3個の画像形成ユニット6−1、6−2及び6−3は、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成する。上記3個の画像形成ユニット6−1、6−2、6−3に続く4番目の画像形成ユニット6−4は、ブラック(K)のモノクロ画像を形成する。これら4色のトナー画像は用紙に塗り重ねられてフルカラーの画像を形成する。
各画像形成ユニット6−1〜6−4は、現像ユニットに収容された現像剤の色や種類を除けば同じ構成である。したがって、以下、画像形成ユニット6−4を例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット6は、最下部に感光体ドラム7を備えている。この感光体ドラム7は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム7の周面に接して又は近傍を取り巻いて、クリーナ8、帯電ローラ9、光書込ヘッド10、及び現像器11の現像ローラ12が配置されている。
現像器11は、上部のトナー容器に同図にはM、C、Y、Kで示すように、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のいずれかのトナーを収容し、中間部には下部へのトナー補給機構を備えている。
また、現像器11の下部には側面開口部に上述した現像ローラ12を備え、内部にはトナー撹拌部材、現像ローラ12にトナーを供給するトナー供給ローラ13、現像ローラ12上のトナー層を一定の層厚に規制するドクターブレード等を備えている。感光体ドラム7の帯電ローラ9と現像器11との間に位置する上面に近接して、本体装置側の光書込ヘッド10が配置されている。
また、感光体ドラム7の下面に近接して中間転写ベルト14が配設されている。そして、この中間転写ベルト14を間に挟んで一次転写ローラ15が感光体ドラム7の下面に向けて押圧されている。
中間転写ベルト14は、導電性カーボン又はイオン伝導物質を含有した樹脂製の導電性のシート状部材からなり、本体装置のほぼ中央で図の左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在する無端状の転写ベルトである。駆動ローラ16と従動ローラ17に掛け渡されて、駆動ローラ16により図の反時計回り方向に循環駆動され、図の矢印a、b、cで示す反時計回り方向に循環移動する。中間転写ベルト14には、表面に当接してベルトクリーナ20が配置されている。ベルトクリーナ20は、中間転写ベルト14上から廃トナーを除去する。
感光体ドラム7は、図の時計回り方向に回転する。そして先ず帯電ローラ9からの電荷付与により、感光体ドラム7の周面が一様に帯電して初期化される。次に、印字情報に基づく光書込ヘッド10からの光書き込みにより、感光体ドラム7の周面に静電潜像が形成される。
そして、この静電潜像は、現像ローラ12による現像処理によって、現像器11に収納したトナーによりトナー像化(現像)される。感光体ドラム7の周面に現像されたトナー像は、感光体ドラム7の回転に伴われて、一次転写ローラ15によって中間転写ベルト14のベルト面に転写(一次転写)される。中間転写ベルト14は、ベルト面に転写(一次転写)されたトナー像を、更に用紙22に転写(二次転写)すべく用紙22への転写位置まで搬送する。
ベルト位置制御機構18は、中間転写ベルト14を介して感光体ドラム7の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから成る一次転写ローラ15を備えている。ベルト位置制御機構18は、マゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の3個の画像形成ユニット6−1、6−2及び6−3に対応する3個の一次転写ローラ15を鉤型の支持軸を中心に同一周期で回転移動させる。そして、ベルト位置制御機構18は、ブラック(K)の画像形成ユニット6−4に対応する1個の一次転写ローラ15を上記3個の一次転写ローラ15の周期と異なる回転移動周期で回転移動させて中間転写ベルト14を感光体ドラム7から離接させる。
すなわち、ベルト位置制御機構18は、中間転写ベルト14の位置を、フルカラーモード(4個全部の一次転写ローラ15が中間転写ベルト14に当接)、モノクロモード(画像形成ユニット6−4に対応する一次転写ローラ15のみが中間転写ベルト14に当接)、及び全非転写モード(4個全部の一次転写ローラ15が中間転写ベルト14から離れる)に切換える。
給紙部4は、上下2段に配置された2個の給紙カセット21を備えている。給紙部4の給紙カセット21のいずれか一方、あるいは双方には多枚数のカット紙状の用紙22が収容されている。2個の給紙カセット21の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ23、給送ローラ24、捌きローラ25、待機搬送ローラ対26が配置されている。
用紙22は、用紙取出ローラ23の回転によって、一枚毎に給紙カセット21から搬出され、給送ローラ24及び捌きローラ25を通って待機搬送ローラ対26に給送される。あるいは、用紙22の厚さやサイズが特異な場合には、用紙22は、開成された装着部27に装着されたMPF(Multi Paper Feeder)トレイ40上から給紙ローラ41によって送り出され、終端返送路34c、返送ローラ対35dを介して待機搬送ローラ対26に給送される。
待機搬送ローラ対26の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、中間転写ベルト14を介して従動ローラ17に圧接する二次転写ローラ30が配設されている。これら中間転写ベルト14、従動ローラ17及び二次転写ローラ30により、用紙22への二次転写部が形成されている。
この二次転写部の下流(図では上方)側には、ベルト式熱定着ユニットからなる定着部5が配置されている。定着部5の更に下流側には、定着後の用紙を定着部5から搬出する搬出ローラ対31、搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレイ32に排紙する排紙ローラ対33が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット3は、搬出ローラ対31と排紙ローラ対33との中間部の搬送路から図の右横方向に分岐した返送路を備えている。この返送路は、開始返送路34a、下方に曲がる中間返送路34b、左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路34c、及びこれら返送路の途中に配置された4組の返送ローラ対35a、35b、35c、35dを備えている。上記終端返送路34cの出口は、給紙部4の下方の給紙カセット21に対応する待機搬送ローラ対26への搬送路に連絡している。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1及びMPFトレイ40の構成を示す斜視図である。MPFトレイ40の左右側面には、それぞれサイド規制板42が設けられている。サイド規制板42は、MPFトレイ40の底板43上に載置された用紙22の横方向のずれを防止するために、用紙22の幅に合わせて横方向に移動可能となっている。また、用紙22の搬入口の近傍で、給紙ローラ41の下方には、リフター44が配置されている。
リフター44は、給紙ローラ41の回転と同期して、不図示のカムで上昇/下降可能に設置されている。リフター44は、MPFトレイ40に載置された用紙22を送り出す際に、給紙ローラ41が駆動開始するタイミングに合わせて上昇して用紙22を持ち上げ、当該用紙22の先端を給紙ローラ41に当接させる。
持ち上げられた用紙22は、給紙ローラ41と不図示のリタードローラとに挟持され、給紙ローラ41の回転によって画像形成装置1の内部に搬送される。リフター44は、用紙22が給紙ローラ41により所定量だけ搬送されるまで上昇した位置を保持し、用紙22が所定量だけ搬送され、内部の搬送ローラに受け渡されると、下降して元の位置に戻るようになっている。また、リフター44の下部には、MPFトレイ40に用紙22が載置されているか否かを検知するための用紙検知機構45が収容されている。
図3(a)、(b)は、本第1実施形態による用紙検知機構45の構造を示す斜視図である。用紙検知機構45は、リフター44の下部に収納されている。用紙検知機構45は、センサレバー50、遮蔽板レバー51、及びフォトインタラプタ52から構成されている。センサレバー50は、回転軸60に対して図示の左側に錘部50a、右側にアーム部50bを備えている。センサレバー50において、錘部50a側が重くなるように、錘部50aの重量と長さ、及びアーム部50bの重量と長さが設計されており、外力が加わっていない状態、すなわち用紙22が載置されていない状態では、回転軸60を中心に、錘部50aが下降し、アーム部50bが上昇するようになっている。
錘部50aの端部には、後述する遮蔽板レバー51の一部が当接するように凹部50cが設けられている。また、アーム部50bの先端には、垂直方向に延設された用紙検出板50dが設けられている。該用紙検出板50dは、MPFトレイ40上に用紙22が載置されていない場合には、錘部50a側が下降し、アーム部50bが上昇することで、図3(a)に示すように、リフター44の上面に設けられたスリットから突出するようになっている。一方、MPFトレイ40上に用紙22が載置されると、用紙22の重量により用紙検出板50dが押下されて下降するようになっている。つまり、本第1実施形態では、バネなどの付勢部材を用いることなく、用紙が載置されると、その1枚の用紙の重量のみで、用紙検出板50dが押下されて下降し、用紙がなくなると、用紙検出板50dが上昇して元の位置に戻るようになっている。
遮蔽板レバー51は、回転軸61に対して図示の左側に錘部51a、右側にアーム部51bを備えている。上記回転軸60と回転軸61とは、同軸となるよう構成されており、センサレバー50と遮蔽板レバー51とは、同軸上で可動する。遮蔽板レバー51においては、アーム部51b側が重くなるように、錘部51aの重量と長さ、及びアーム部51bの重量と長さが設計されており、外力が加わっていない状態では、回転軸61を中心に、錘部51aが上昇し、アーム部51b側が下降するようになっている。
アーム部51bの先端には、垂直方向に延設された遮蔽板51cが設けられている。当該遮蔽板51cは、フォトインタラプタ52の発光部と受光部との隙間に配置するように設計されている。遮蔽板レバー51が回転軸61を中心に回転することにより遮蔽板51cがフォトインタラプタ52の発光部からの光を遮光/透光する。フォトインタラプタ52の下部には、ストッパー65が配設されている。アーム部51bが下降し、遮蔽板51cがフォトインタラプタ52の光路を遮断した状態で、アーム部51bがストッパー65に当接してアーム部51bの下降を停止するようになっている。言い換えると、センサレバー50のアーム部50bが下降し続けても、遮蔽板レバー51のアーム部51bは、遮蔽板51cがフォトインタラプタ52の光路を遮断した状態で停止する。
また、アーム部51bの途中には、センサレバー50側に突出した停止板51dが設けられている。停止板51dは、上述したセンサレバー50のアーム部50bの上面に当接するようになっている。すなわち、停止板51dをアーム部50bの上面に当接させることによって、アーム部51bが自重で下降するのを規制している。つまり、センサレバー50のアーム部50bが下降しなければ、遮蔽板レバー51のアーム部51bも回転軸61を中心に下降しないようになっている。言い換えると、センサレバー50のアーム部50bが下降し始めると、遮蔽板レバー51のアーム部51bも回転軸61を中心に下降し始める。
錘部51aの端部の上面には、センサレバー50側に突出した停止板51eが設けられている。当該停止板51eは、上述したように、センサレバー50の錘部50aの端部に設けられている凹部50cに当接するようになっている。(用紙が載置されて)センサレバー50のアーム部50bが下降して最下点に達したとき、遮蔽板レバー51の停止板51eがセンサレバー50の凹部50cに当接する。このとき、センサレバー50の錘部50aが停止板51eを下方から押圧し、遮蔽板レバー51を固定する。このように、遮蔽板レバー51を固定することで、機器振動などによって遮蔽板レバー51が動かないようにして、遮蔽板51cによる誤動作(フォトインタラプタ52の遮光/透光誤動作)を防止する。
図4(a)、(b)乃至図6(a)、(b)は、本第1実施形態による用紙検知動作を説明するための側面図及び斜視図である。まず、MPFトレイ40に用紙22が載置されていない場合には、図4(a)、(b)に示すように、センサレバー50においては、錘部50a側が下降し、アーム部50b側が上昇し、用紙検出板50dがリフター44の上面に設けられたスリットから突出した状態を保持する。このとき、遮蔽板レバー51の停止板51dがセンサレバー50のアーム部50bによって下方から支持されているので、遮蔽板レバー51のアーム部51bも下降せず、初期位置を保持する。このため、遮蔽板レバー51のアーム部51bの先端に設けられた遮蔽板51cは、フォトインタラプタ52の発光部と受光部との光路を塞いでいない。なお、遮蔽板51cは、図示の遮蔽範囲Dのみで有効である。したがって、不図示の制御部は、フォトインタラプタ52が透光状態、すなわち用紙が載置されていないと判定する(OFF判定)。
次に、MPFトレイ40に用紙22が載置されると、その初期段階(用紙が載置された直後)において、図5(a)、(b)に示すように、センサレバー50の用紙検出板50dが用紙によって矢印方向に押下されるため、センサレバー50は、回転軸60で回動し、アーム部50b側が下降を開始する。アーム部50b側が下降を開始すると、遮蔽板レバー51の停止板51dが支持を失うので、アーム部50bの下降に連動して、遮蔽板レバー51のアーム部51bも下降を開始する。この時点で、遮蔽板レバー51のアーム部51bの先端に設けられた遮蔽板51cがフォトインタラプタ52の発光部と受光部との光路を塞ぐことになる。そして、遮蔽板51cは、ストッパー65に当接し、フォトインタラプタ52の発光部と受光部との光路を塞いだ状態で停止する。したがって、不図示の制御部は、フォトインタラプタ52が遮光状態、すなわち用紙22が載置されていると確実に判定することができる(ON判定)。
そして、ストッパー65に当接した遮蔽板51cは、以降もフォトインタラプタ52の発光部と受光部との光路を塞いだ状態を維持する。したがって、不図示の制御部は、用紙22が載置されている間、フォトインタラプタ52が遮光状態、すなわち用紙22が載置されていると確実に判定することができる(ON判定)。
その後、センサレバー50のアーム部50b側が更に下降し、図6(a)、(b)に示すように、センサレバー50のアーム部50bが最下点BPに達すると、遮蔽板レバー51の停止板51eがセンサレバー50の凹部50cに支持される。したがって、遮蔽板レバー51のアーム部51bがストッパー65に当接するとともに、その錘部51aがセンサレバー50の錘部50aに支持されることにより、遮蔽板レバー51が確実に固定される。このように、機器振動などによって遮蔽板レバー51が動かないようにして、遮蔽板51cによる誤動作(フォトインタラプタ52の遮光/透光誤動作)を低減することが可能となる。
MPFトレイ40上の用紙22が無くなると、用紙検出板50dに加わる重量がなくなるので、センサレバー50においては、錘部50a側が下降し、アーム部50b側が上昇し始め、用紙検出板50dは、元の位置(図4(a))に戻される。用紙検出板50dが元の位置に戻るまでは、図5(a)の過程を経過するので、遮蔽板51cは、フォトインタラプタ52の発光部と受光部との光路を塞いだ状態を維持する。そして、用紙検出板50dが元の位置に戻った時点で、遮蔽板51cが、フォトインタラプタ52の発光部と受光部との光路から外れることになる。したがって、不図示の制御部は、用紙22が無くなった時点で、フォトインタラプタ52が透光状態、すなわち用紙22が載置されていないと確実に判定することができる(OFF判定)。
上述した第1実施形態によれば、用紙22が載置されたことにより、回転軸60を中心にアーム部50bが下降を開始すると、当該下降動作の開始に連動させて回転軸61を中心にアーム部51bを下降させ、アーム部51bの先端に設けられている遮蔽板51cによってフォトインタラプタ52の光路を遮断し、遮蔽板51cをストッパー65に当接させて、フォトインタラプタ52の光路を塞いだ状態で停止させるようにしたので、用紙22の有無を検知するセンサレバー50とフォトインタラプタ52の光路を遮断する遮蔽板レバー51とを分割することが可能となり、小型化や軽量化を図ることができる。また、センサレバー50の動きに対して遮蔽板51cの可動距離を最小限にできるので、小型化や軽量化を図ることができるとともに、用紙22の有無を安定して判定することができる。また、遮蔽板51cをストッパー65に当接させて、フォトインタラプタ52の光路を塞いだ状態で停止させるようにしたので、遮蔽板51cの正確な位置決めを行うことができる。
また、上述した第1実施形態によれば、センサレバー50の回転軸60と遮蔽板レバー51の回転軸61とを同軸としたので、小型化や軽量化を図ることができる。
また、上述した第1実施形態によれば、センサレバー50を、回転軸60を中心に一方を錘部50a、他方をアーム部50bとし、用紙22が載置されていない状態で、回転軸60を中心に錘部50aが下降し、アーム部50bが上昇するよう構成し、遮蔽板レバー51を、回転軸61を中心に錘部51a、他方にアーム部51bとし、外力がない状態で、回転軸61を中心に錘部51aが上昇し、アーム部51bが下降するよう構成したので、バネなどの付勢部材を設けることなく、自重によって可動することができ、小型化や軽量化を図ることができる。
また、上述した第1実施形態によれば、遮蔽板レバー51のアーム部51bの下降動作開始タイミングと上昇動作開始タイミングを規制するために、センサレバー50のアーム部50bの上面に当接する停止板51dを、アーム部51bに設けるようにしたので、簡単な構造で、遮蔽板レバー51の下降動作開始タイミングと上昇動作開始タイミングを規制することができ、小型化や軽量化を図りつつ、用紙の有無を安定して判定することができる。
また、上述した第1実施形態によれば、遮蔽板レバー51の錘部51aを、センサレバー50のアーム部50bが最下点BPに達した位置で、センサレバー50の錘部50aに形成した凹部50cが、錘部51aに突出するように設けた停止板51eに当接することによって遮蔽板レバー51を固定するようにしたので、機器振動などによって遮蔽板レバー51が動かないようにして、フォトインタラプタ52の光路を塞いでいる遮蔽板51cによる誤動作(フォトインタラプタ52の遮光/透光誤動作)を防止することができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図7(a)、(b)は、本発明の第2実施形態による用紙検知機構70の構造を示す上面図及び側面図である。用紙検知機構70は、シャフト71、用紙検出板72、規制板73、遮蔽板75、ストッパー80、及びフォトインタラプタ90から構成されている。用紙検出板72は、上述した第1実施形態による用紙検出板50dに相当し、シャフト71に所定の角度に支持されている。シャフト71は、外力が加わっても、弾性部材(スプリングバネ、板状バネなど)71aによって所定の角度(図7(b)に示す状態)に戻るようになっている。
すなわち、MPFトレイ40上に用紙22が載置されていない場合には、シャフト71が上記弾性部材71aによって所定の角度に支持されているので、用紙検出板72は、図7(b)に示すように、不図示のリフターのスリットから突出するようになっている。一方、MPFトレイ40上に用紙22が載置されると、用紙22の重量によって上記弾性部材71aの復元力に逆らって用紙検出板72が押下されて、矢印で示すように、シャフト71を回転軸として回転(下降)するようになっている。つまり、本第2実施形態では、用紙22が載置されると、その1枚の用紙22の重量のみで、用紙検出板72が押下されて下降し、用紙22がなくなると、用紙検出板72が上昇して元の位置に戻るように、バネなどの弾性部材71aの弾性力を調整すればよい。
規制板73は、シャフト71に所定の角度に固定されており、用紙検出板72が固定されている反対側に突起部73aを備えている。突起部73aは、用紙22が載置されていない場合(用紙検出板72が下降していない状態で)、後述する遮蔽板75に設けられた突起部75aを支持するようになっている。遮蔽板75は、側面にシャフト71の軸方向に突出した突起部75aを備えており、シャフト71に固定されず、自由に回動可能になっている。したがって、図7(b)に示す状態、すなわちMPFトレイ40上に用紙22が載置されていない場合には、上述したように、遮蔽板75の回転は、規制板73の突起部73aによって規制されている。当該遮蔽板75の先端部が位置する箇所には、発光部と受光部とを有するフォトインタラプタ90が設置されている。遮蔽板75の先端部がフォトインタラプタ90の発光部からの光を遮光/透光することで用紙22の有無を検知する。
また、フォトインタラプタ90の下部には、ストッパー80が配設されている。該ストッパー80は、上述した第1実施形態によるストッパー65に相当し、遮蔽板75の停止位置を規制する。遮蔽板75は、ストッパー80によって強制的に停止させられることにより、フォトインタラプタ52の発光部と受光部との光路を塞いだ状態で停止する。
図8(a)、(b)、(c)は、本第2実施形態による用紙検知動作を説明するための側面図である。まず、MPFトレイ40に用紙22が載置されていない場合には、図8(a)に示すように、用紙検出板72は、シャフト71が弾性部材71aによって所定の角度に支持されているので、リフターのスリットから突出した状態を保持する。このとき、規制板73の突起部73aが遮蔽板75の突起部75aを支持するようにして遮蔽板75を固定しているので、遮蔽板75も回動することなく初期位置を保持する。このため、遮蔽板75は、フォトインタラプタ90の発光部と受光部との光路を塞いでいない。したがって、不図示の制御部は、フォトインタラプタ90が透光状態、すなわち用紙22が載置されていないと判定する(OFF判定)。
次に、MPFトレイ40に用紙22が載置されると、その初期段階(用紙が載置された直後)において、図8(b)に示すように、用紙検出板72が用紙22によって矢印方向に押下されるため、用紙検出板72は、シャフト71で回動して下降を開始する。用紙検出板72(シャフト71)が下降(回転)を開始すると、規制板73も連動して回転するので、突起部73aによる規制が外れ、遮蔽板75も連動して下降(回転)する。この時点で、遮蔽板75は、フォトインタラプタ90の発光部と受光部との光路を塞ぐことになる。
そして、遮蔽板75は、途中でストッパー80に当接し、フォトインタラプタ90の発光部と受光部との光路を塞いだ状態で停止する。ストッパー80に当接した遮蔽板75は、以降もフォトインタラプタ90の発光部と受光部との光路を塞いだ状態を維持する。
その後、用紙検出板72は更に下降し、図8(c)に示すように、用紙検出板72がリフターの上面に当接して強制的に停止する。ストッパー80に当接した遮蔽板75は、フォトインタラプタ90の発光部と受光部との光路を塞いだ状態を維持しているので、不図示の制御部は、用紙22が載置されている間、フォトインタラプタ52が遮光状態、すなわち用紙22が載置されていると確実に判定することができる(ON判定)。
MPFトレイ40上の用紙22が無くなると、用紙検出板72は、弾性部材71aによって元の位置(図8(a))に戻される。用紙検出板72が元の位置に戻るまでは、図8(b)の過程を経過するので、遮蔽板75は、フォトインタラプタ90の発光部と受光部との光路を塞いだ状態を維持する。そして、用紙検出板72が元の位置に戻った時点で、遮蔽板75が、フォトインタラプタ90の発光部と受光部との光路から外れることになる。したがって、不図示の制御部は、用紙22が無くなった時点で、フォトインタラプタ90が透光状態、すなわち用紙22が載置されていないと確実に判定することができる(OFF判定)。
上述した第2実施形態によれば、用紙22が載置されたことにより、シャフト71を回転軸として用紙検出板72が下降を開始すると、当該下降動作の開始に連動させてシャフト71を回転軸として遮蔽板75を下降させ、遮蔽板75によってフォトインタラプタ90の光路を遮断し、遮蔽板75をストッパー80に当接させて、フォトインタラプタ90の光路を塞いだ状態で停止させるようにしたので、用紙22の有無を検知する用紙検出板72とフォトインタラプタ90の光路を遮断する遮蔽板75とを分割することが可能となり、小型化や軽量化を図ることができる。また、用紙検出板72の動きに対して遮蔽板75の可動距離を最小限にできるので、小型化や軽量化を図ることができるとともに、用紙22の有無を安定して判定することができる。また、遮蔽板75をストッパー80に当接させて、フォトインタラプタ90の光路を塞いだ状態で停止させるようにしたので、遮蔽板75の正確な位置決めを行うことができる。
また、上述した第2実施形態によれば、用紙検出板72の回転軸と遮蔽板75の回転軸を、同軸のシャフト71としたので、小型化や軽量化を図ることができる。
また、上述した第2実施形態によれば、用紙22が載置されていない状態で用紙検出板72を初期位置に保持するよう回転軸を付勢する弾性部材71aを設け、用紙検出板72を、用紙22が載置されていない状態で弾性部材71aによって初期位置に保持し、用紙検出板72に、遮蔽板75の下降動作開始タイミングと上昇動作開始タイミングを規制する突起部73aを設け、遮蔽板75に、用紙検出板72の初期位置において、突起部73aに当接する突起部75aを設けるようにしたので、簡単な構造で、遮蔽板レバー51の下降動作開始タイミングと上昇動作開始タイミングを規制することができ、小型化や軽量化を図りつつ、用紙の有無を安定して判定することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする用紙検出装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記第1の軸と前記第2の軸は、同軸である、ことを特徴とする付記1に記載の用紙検出装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記第1の部材は、前記第1の軸を中心に一方を第1の錘部、他方を第1のアーム部とし、前記用紙が載置されていない状態で、前記第1の軸を中心に前記第1の錘部が下降し、前記第1のアーム部が上昇するよう回転し、前記第2の部材は、前記第2の軸を中心に一方を第2の錘部、他方を第2のアーム部とし、外力がない状態で、前記第2の軸を中心に前記第2の錘部が上昇し、前記第2のアーム部が下降するよう回転する、ことを特徴とする付記2に記載の用紙検出装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記第2のアーム部は、当該第2のアーム部が回転動作を開始するタイミングを規制するための、前記第1のアーム部の上面に当接する第1の停止板を備えている、ことを特徴とする付記3に記載の用紙検出装置である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、前記第2の錘部は、前記第1のアーム部が最下点に達した位置で、前記第1の錘部が当接することによって前記第2の部材を固定する第2の停止板を備えている、ことを特徴とする付記3又は4に記載の用紙検出装置である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、用紙が載置されていない状態で前記第1の部材を初期位置に保持するよう前記第1の軸を付勢する弾性部材と、前記第1の部材の回転動作と連動し、前記第1の軸を中心に回動し、前記第2の部材が回転動作を開始するタイミングを規制する規制部材と、を更に備え、前記第2の部材は、前記第1の部材の初期位置において、前記規制部材に当接する突起部を有する、ことを特徴とする付記1又は2に記載の用紙検出装置である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、用紙が載置される底板と、前記底板上に用紙が載置されたことを検出する用紙検出装置と、を備え、前記用紙検出装置は、前記底板上に前記用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする手差しトレイである。
(付記8)
付記8に記載の発明は、前記底板上に載置された用紙を、給紙ローラが駆動開始するタイミングに合わせて上昇して前記用紙を持ち上げ、当該用紙の先端を前記給紙ローラに当接させるリフターを更に備え、前記用紙検出装置は、前記リフターの下部に収納されている、ことを特徴とする付記7に記載の手差しトレイである。
(付記9)
付記9に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置であって、用紙を載置する手差しトレイを備え、前記手差しトレイは、用紙が載置される底板と、前記底板上に用紙が載置されたことを検出する用紙検出装置と、を備え、前記用紙検出装置は、前記底板上に前記用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
(付記10)
付記10に記載の発明は、前記手差しトレイは、前記底板上に載置された用紙を、給紙ローラが駆動開始するタイミングに合わせて上昇して前記用紙を持ち上げ、当該用紙の先端を前記給紙ローラに当接させるリフターを更に備え、前記用紙検出装置は、前記リフターの下部に収納されている、ことを特徴とする付記9に記載の画像形成装置である。
1…画像形成装置、2…画像形成部、3…両面印刷用搬送ユニット、4…給紙部、5…定着部、6(6−1、6−2、6−3、6−4)…画像形成ユニット、7…感光体ドラム、8…クリーナ、11…現像器、9…帯電ローラ、10…光書込ヘッド、14…中間転写ベルト、15…一次転写ローラ、16…駆動ローラ、17…従動ローラ、18…ベルト位置制御機構、21…給紙カセット、22…用紙(被印刷媒体)、23…用紙取出ローラ、24…給送ローラ、25…捌きローラ、26…待機搬送ローラ対、27…装着部、30…二次転写ローラ、31…搬出ローラ対、32…排紙トレイ、33…排紙ローラ対、34a…開始返送路、34b…中間返送路、34c…終端返送路、35a、35b、35c、35d…返送ローラ対、40…MPF(Multi Paper Feeder)トレイ、41…給紙ローラ、42…サイド規制板、43…底板、44…リフター、45、70…用紙検知機構、50…センサレバー、50a、51a…錘部、50b、51b…アーム部、50c…凹部、50d…用紙検出板、51…遮蔽板レバー、51c…遮蔽板、51d、51e…停止板、52、90…フォトインタラプタ、60、61…回転軸、65、80…ストッパー、71…シャフト、72…用紙検出板、73…規制板、75…遮蔽板、73a、75a…突起部


Claims (10)

  1. 用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、
    前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、
    前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、
    前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする用紙検出装置。
  2. 前記第1の軸と前記第2の軸は、同軸である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の用紙検出装置。
  3. 前記第1の部材は、前記第1の軸を中心に一方を第1の錘部、他方を第1のアーム部とし、前記用紙が載置されていない状態で、前記第1の軸を中心に前記第1の錘部が下降し、前記第1のアーム部が上昇するよう回転し、
    前記第2の部材は、前記第2の軸を中心に一方を第2の錘部、他方を第2のアーム部とし、外力がない状態で、前記第2の軸を中心に前記第2の錘部が上昇し、前記第2のアーム部が下降するよう回転する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の用紙検出装置。
  4. 前記第2のアーム部は、
    当該第2のアーム部が回転動作を開始するタイミングを規制するための、前記第1のアーム部の上面に当接する第1の停止板を備えている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の用紙検出装置。
  5. 前記第2の錘部は、
    前記第1のアーム部が最下点に達した位置で、前記第1の錘部が当接することによって前記第2の部材を固定する第2の停止板を備えている、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の用紙検出装置。
  6. 用紙が載置されていない状態で前記第1の部材を初期位置に保持するよう前記第1の軸を付勢する弾性部材と、
    前記第1の部材の回転動作と連動し、前記第1の軸を中心に回動し、前記第2の部材が回転動作を開始するタイミングを規制する規制部材と、
    を更に備え、
    前記第2の部材は、前記第1の部材の初期位置において、前記規制部材に当接する突起部を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙検出装置。
  7. 用紙が載置される底板と、
    前記底板上に用紙が載置されたことを検出する用紙検出装置と、
    を備え、
    前記用紙検出装置は、
    前記底板上に前記用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、
    前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、
    前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、
    前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする手差しトレイ。
  8. 前記底板上に載置された用紙を、給紙ローラが駆動開始するタイミングに合わせて上昇して前記用紙を持ち上げ、当該用紙の先端を前記給紙ローラに当接させるリフターを更に備え、
    前記用紙検出装置は、
    前記リフターの下部に収納されている、
    ことを特徴とする請求項7に記載の手差しトレイ。
  9. 用紙に画像を形成する画像形成装置であって、
    用紙を載置する手差しトレイを備え、
    前記手差しトレイは、
    用紙が載置される底板と、
    前記底板上に用紙が載置されたことを検出する用紙検出装置と、
    を備え、
    前記用紙検出装置は、
    前記底板上に前記用紙が載置されると、第1の軸を中心に回転する第1の部材と、
    前記第1の部材が所定の方向に回転動作を開始するまでは所定の検出領域外に位置し、前記第1の部材が前記回転動作を開始すると、当該回転動作の開始に連動して第2の軸を中心に回転して前記検出領域に進入する第2の部材と、
    前記検出領域に進入した第2の部材を前記検出領域に位置させた状態で、前記第2の部材の回転動作を停止させる停止部材と、
    前記検出領域に進入する前記第2の部材を検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記手差しトレイは、
    前記底板上に載置された用紙を、給紙ローラが駆動開始するタイミングに合わせて上昇して前記用紙を持ち上げ、当該用紙の先端を前記給紙ローラに当接させるリフターを更に備え、
    前記用紙検出装置は、
    前記リフターの下部に収納されている、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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