JP2017007302A - 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙片を発行可能な印刷装置について、印刷装置の特性を反映して紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間を算出できるようにすることを目的とする。
【解決手段】POS端末13は、レシート(紙片)の発行に係る機構の使用回数の上限値を当該機構の使用状況に応じて変更し、変更後の上限値に基づいて、当該機構を使用可能な残りの期間を算出する制御装置制御部20を備える。
【選択図】図2
【解決手段】POS端末13は、レシート(紙片)の発行に係る機構の使用回数の上限値を当該機構の使用状況に応じて変更し、変更後の上限値に基づいて、当該機構を使用可能な残りの期間を算出する制御装置制御部20を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、印刷装置、及び、印刷装置の制御方法に関する。
従来、機器が有する機構の使用可能な残りの期間(残使用日数)を算出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、印刷装置では記録媒体に印刷し記録媒体を切断して紙片を発行するものがあるが、このような印刷装置では、印刷装置の特性を反映して紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間を的確に算出したいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、紙片を発行可能な印刷装置について、印刷装置の特性を反映して紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間を算出できるようにすることを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、紙片を発行可能な印刷装置について、印刷装置の特性を反映して紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間を算出できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体に印刷し、前記記録媒体を切断して紙片を発行する印刷装置であって、前記紙片の発行に係る機構の使用回数の上限値を当該機構の使用状況に応じて変更し、変更後の上限値に基づいて、当該機構を使用可能な残りの期間を算出する制御部を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、紙片を発行可能な印刷装置について、印刷装置の特性を反映して紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間を算出できる。
本発明の構成によれば、紙片を発行可能な印刷装置について、印刷装置の特性を反映して紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間を算出できる。
また、本発明の印刷装置は、収容した前記記録媒体に印刷する印刷ヘッドを備え、前記制御部は、前記印刷ヘッドの使用状況に応じて変更した前記印刷ヘッドの使用回数の上限値に基づいて前記印刷ヘッドを使用可能な残りの期間を算出することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷ヘッドの特性を反映して、印刷ヘッドの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
本発明の構成によれば、印刷ヘッドの特性を反映して、印刷ヘッドの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、前記印刷ヘッドを使用可能な残りの期間の算出にあたって、収容した前記記録媒体の紙質、種類、又は、厚さの少なくとも1つに基づいて、前記印刷ヘッドの使用回数の上限値を変更することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷ヘッドの特性を反映して、印刷ヘッドの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
本発明の構成によれば、印刷ヘッドの特性を反映して、印刷ヘッドの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本発明の印刷装置は、前記記録媒体を切断するカッターを備え、前記制御部は、前記カッターの使用状況に応じて変更した前記カッターの使用回数の上限値に基づいて前記カッターを使用可能な残りの期間を算出することを特徴とする。
本発明の構成によれば、カッターの特性を反映して、カッターの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
本発明の構成によれば、カッターの特性を反映して、カッターの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、前記カッターを使用可能な残りの期間の算出にあたって、収容した前記記録媒体の紙質、種類、又は、厚さの少なくとも1つに基づいて、前記カッターの使用回数の上限値を変更することを特徴とする。
本発明の構成によれば、カッターの特性を反映して、カッターの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
本発明の構成によれば、カッターの特性を反映して、カッターの使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本発明の印刷装置は、ネットワークを介してサーバーに接続可能であり、前記制御部は、算出した前記紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの期間を示す情報を前記サーバーに送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間をサーバーに通知でき、サーバーは、通知に基づいて対応する処理を実行できる。
本発明の構成によれば、印刷装置は、紙片の発行に係る機構の使用可能な残りの期間をサーバーに通知でき、サーバーは、通知に基づいて対応する処理を実行できる。
また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、前記紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの期間として、前記紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの日数を算出することを特徴とする。
本発明の構成によれば、紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの期間として、「日数」という人間が把握しやすい情報を提供可能である。
本発明の構成によれば、紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの期間として、「日数」という人間が把握しやすい情報を提供可能である。
また、上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体に印刷し、前記記録媒体を切断して紙片を発行する印刷装置の制御方法であって、前記紙片の発行に係る機構の使用回数の上限値を当該機構の使用状況に応じて変更し、変更後の上限値に基づいて、当該機構を使用可能な残りの期間を算出することを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るネットワークシステム1の構成を示す図である。
図1に示すように、ネットワークシステム1は、複数の店舗管理システム10(図1では、2台の第1店舗管理システム101、及び、第2店舗管理システム102)を備える。
図1に示すように、ネットワークシステム1は、複数の店舗管理システム10(図1では、2台の第1店舗管理システム101、及び、第2店舗管理システム102)を備える。
店舗管理システム10は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、デパート、飲食店等の店舗を運営する企業が利用するシステムである。図1において、第1店舗管理システム101は企業K1が利用するシステムであり、第2店舗管理システム102は企業K2が利用するシステムである。企業K1及び企業K2は、提携関係が全くない別の企業であり、第1店舗管理システム101と第2店舗管理システム102との間で情報の送受信は行われない。
本実施形態では、店舗は、商品を販売する施設であるものとする。ただし、店舗は、商品を販売する施設に限らず、飲食物や、所定のサービスを提供する施設等、会計が行われる施設であればよい。また、本実施形態では、店舗管理システム10を利用する主体は企業であるものとする。ただし、店舗管理システム10を利用する主体は企業に限らない。
本実施形態では、店舗は、商品を販売する施設であるものとする。ただし、店舗は、商品を販売する施設に限らず、飲食物や、所定のサービスを提供する施設等、会計が行われる施設であればよい。また、本実施形態では、店舗管理システム10を利用する主体は企業であるものとする。ただし、店舗管理システム10を利用する主体は企業に限らない。
店舗管理システム10は、1又は複数の店舗システム11と、店舗管理サーバー12とを備えており、各店舗システム11と、店舗管理サーバー12とは、インターネットを含んで構成されたグローバルネットワークGNを介して通信可能に接続される。
店舗システム11は店舗ごとに設けられたシステムであり、後述するように会計を行う機能、及び、会計に応じてレシートを発行する機能を備える。
店舗システム11が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。各レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能なPOS端末13(制御装置)、又は、印刷装置14(外部機器)が設けられる。POS端末13、及び、印刷装置14により発行されたレシートは、レジ担当者によって顧客に引き渡される。
POS端末13、及び、印刷装置14の構成、機能、及び、機能に基づく処理については後述する。
店舗システム11が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。各レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能なPOS端末13(制御装置)、又は、印刷装置14(外部機器)が設けられる。POS端末13、及び、印刷装置14により発行されたレシートは、レジ担当者によって顧客に引き渡される。
POS端末13、及び、印刷装置14の構成、機能、及び、機能に基づく処理については後述する。
店舗システム11は、ローカルネットワークLNを備える。
POS端末13、及び、印刷装置14は、LANに係る通信規格に従って、ローカルネットワークLNと接続する。POS端末13、及び、印刷装置14がローカルネットワークLNと接続する際に使用する通信規格は何でもよく、また、有線接続でも無線接続でもよい。
ローカルネットワークLNには、通信装置15が接続される。通信装置15は、ローカルネットワークLNと、グローバルネットワークGNとを接続するインターフェース装置である。通信装置15は、モデム(又は、ONU(Optical Network Unit))としての機能、ルーター機能、NAT(Network Address Translation)機能、及び、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー機能等を有する。通信装置15は、ローカルネットワークLNに接続された機器と、グローバルネットワークGNに接続された機器との間で行われる通信に際し、機器間で送受信されるデータを転送する。なお、図1では、通信装置15を1つのブロックで表現するが、通信装置15は、機能に応じた複数の装置を有する構成でもよい。
POS端末13、及び、印刷装置14は、LANに係る通信規格に従って、ローカルネットワークLNと接続する。POS端末13、及び、印刷装置14がローカルネットワークLNと接続する際に使用する通信規格は何でもよく、また、有線接続でも無線接続でもよい。
ローカルネットワークLNには、通信装置15が接続される。通信装置15は、ローカルネットワークLNと、グローバルネットワークGNとを接続するインターフェース装置である。通信装置15は、モデム(又は、ONU(Optical Network Unit))としての機能、ルーター機能、NAT(Network Address Translation)機能、及び、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー機能等を有する。通信装置15は、ローカルネットワークLNに接続された機器と、グローバルネットワークGNに接続された機器との間で行われる通信に際し、機器間で送受信されるデータを転送する。なお、図1では、通信装置15を1つのブロックで表現するが、通信装置15は、機能に応じた複数の装置を有する構成でもよい。
POS端末13と、印刷装置14とは、ローカルネットワークLNを介して、互いに通信可能である。
POS端末13は、ローカルネットワークLNの通信装置15を介して、グローバルネットワークGNにアクセスし、グローバルネットワークGNと接続する機器と通信可能である。
印刷装置14は、グローバルネットワークGNにアクセスする機能を備えない。
POS端末13は、ローカルネットワークLNの通信装置15を介して、グローバルネットワークGNにアクセスし、グローバルネットワークGNと接続する機器と通信可能である。
印刷装置14は、グローバルネットワークGNにアクセスする機能を備えない。
店舗システム11では、1台のPOS端末13と、0台以上の(0台でもよく、1台でもよく、2台以上でもよい。)印刷装置14と、によりPOSユニット16が構成される。本実施形態では、説明の便宜のため、POSユニット16は、1又は複数台の印刷装置14を備えるものとする。
後述するように、1のPOSユニット16において、当該1のPOSユニット16の1台のPOS端末13は、当該1のPOSユニット16の1又は複数の印刷装置14を制御する。
後述するように、1のPOSユニット16において、当該1のPOSユニット16の1台のPOS端末13は、当該1のPOSユニット16の1又は複数の印刷装置14を制御する。
店舗管理サーバー12は、POS端末13、その他の機器をクライアントとする、クラウドシステムのクラウドサーバーである。
店舗管理サーバー12の構成、機能、及び、機能に基づく処理については、後述する。
店舗管理サーバー12の構成、機能、及び、機能に基づく処理については、後述する。
図1に示すように、グローバルネットワークGNには、メンテナンスサーバー17(サーバー)が接続される。メンテナンスサーバー17は、POS端末13、その他の機器をクライアントとする、クラウドシステムのクラウドサーバーである。
メンテナンスサーバー17の構成、機能、及び、機能に基づく処理については、後述する。
メンテナンスサーバー17の構成、機能、及び、機能に基づく処理については、後述する。
なお、図1では、店舗管理サーバー12、及び、メンテナンスサーバー17を、それぞれ、1つのブロックによって表現するが、これは店舗管理サーバー12、及び、メンテナンスサーバー17が、それぞれ、単一のサーバー装置により構成されることを意味するものではない。例えば、店舗管理サーバー12、又は、メンテナンスサーバー17は、複数のサーバー装置を含んで構成されたものでもよい。
図2は、ネットワークシステム1が備えるPOS端末13、印刷装置14、店舗管理サーバー12、及び、メンテナンスサーバー17の機能的構成を示すブロック図である。
POS端末13は、ロール紙(記録媒体)を収容し、ロール紙にライン型のサーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を印刷するラインサーマルプリンターである。
図2に示すように、POS端末13は、制御装置制御部20と、制御装置印刷部21と、制御装置記憶部22と、制御装置通信部23(通信部)と、制御装置デバイス通信部24と、を備える。
図2に示すように、POS端末13は、制御装置制御部20と、制御装置印刷部21と、制御装置記憶部22と、制御装置通信部23(通信部)と、制御装置デバイス通信部24と、を備える。
制御装置制御部20は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、POS端末13を制御する。
制御装置制御部20は、処理制御部201と、クライアント機能部202と、ログ収集部203と、通信管理部204と、命令実行部205と、を備える。
処理制御部201は、POS端末13にインストールされたファームウェア、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
クライアント機能部202は、POS端末13にインストールされたウェブブラウザー、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
ログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205は、それぞれ、POS端末13にインストールされた対応する所定のソフトウェア、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
処理制御部201は、POS端末13にインストールされたファームウェア、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
クライアント機能部202は、POS端末13にインストールされたウェブブラウザー、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
ログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205は、それぞれ、POS端末13にインストールされた対応する所定のソフトウェア、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
制御装置印刷部21は、POS端末13の筐体に収容されたロール紙を搬送する図示しない搬送機構のほか、印刷ヘッド211、及び、カッター212を備える。
搬送機構は、印刷ヘッド211と対向する位置に設けられたプラテンローラーを備え、印刷ヘッド211とプラテンローラーとでロール紙を挟持し、プラテンローラーを所定方向に回転させて、ロール紙を搬送方向へ搬送する。
印刷ヘッド211は、ロール紙の搬送方向と交わる方向に解像度に応じた複数の発熱素子が並んで設けられたサーマルヘッドであり、発熱素子を発熱させて、感熱紙であるロール紙にドットを形成する。
制御装置印刷部21は、印刷ヘッド211による1ライン(搬送方向と交わる方向に延びる発熱素子の列)分のドットの形成、及び、搬送機構による1ライン分のロール紙の搬送を交互に繰り返し行って、画像の印刷を実行する。
制御装置印刷部21は、印刷ヘッド211による1ライン(搬送方向と交わる方向に延びる発熱素子の列)分のドットの形成、及び、搬送機構による1ライン分のロール紙の搬送を交互に繰り返し行って、画像の印刷を実行する。
カッター212は、固定刃と可動刃とを備え、固定刃に対して可動刃を相対的に移動させて固定刃と可動刃とを交叉させることにより、ロール紙を切断する。
制御装置印刷部21は、制御装置制御部20の制御で、搬送機構によりロール紙を搬送しつつ、印刷ヘッド211によりロール紙にレシートに係る画像を印刷し、カッター212により所定の位置でロール紙を切断して、レシートを発行する。
制御装置印刷部21は、制御装置制御部20の制御で、搬送機構によりロール紙を搬送しつつ、印刷ヘッド211によりロール紙にレシートに係る画像を印刷し、カッター212により所定の位置でロール紙を切断して、レシートを発行する。
制御装置記憶部22は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
制御装置記憶部22は、SSD(solid state drive)を備えており、SSDのフラッシュメモリー(以下、単に「SSD」という。)に各種データを記憶可能である。
制御装置記憶部22は、生成間隔設定ファイル221、送信間隔設定ファイル222、及び、ログファイル223を記憶する。これらデータにいては後述する。
制御装置記憶部22は、SSD(solid state drive)を備えており、SSDのフラッシュメモリー(以下、単に「SSD」という。)に各種データを記憶可能である。
制御装置記憶部22は、生成間隔設定ファイル221、送信間隔設定ファイル222、及び、ログファイル223を記憶する。これらデータにいては後述する。
制御装置通信部23は、制御装置制御部20の制御で、ローカルネットワークLNにアクセスし、ローカルネットワークLNに接続された機器(他のPOS端末13、及び、印刷装置14を含む。)と通信する。
また、制御装置通信部23は、制御装置制御部20の制御で、ローカルネットワークLNの通信装置15を介してグローバルネットワークGNにアクセスし、グローバルネットワークGNに接続された機器と通信する。
また、制御装置通信部23は、制御装置制御部20の制御で、ローカルネットワークLNの通信装置15を介してグローバルネットワークGNにアクセスし、グローバルネットワークGNに接続された機器と通信する。
制御装置デバイス通信部24は、USBの規格に従ったポートや、USB以外のシリアル通信規格に従ったポート、その他通信規格に従ったポートを有するインターフェースボードを備える。制御装置デバイス通信部24は、制御装置制御部20の制御で、ポートに接続されたデバイスと通信する。なお、制御装置デバイス通信部24が無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。
図2の例では、POS端末13に、デバイスとして、バーコードスキャナーBS、カスタマーディスプレーCD、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPが接続される。
バーコードスキャナーBSは、商品や、商品の包装等に付されたバーコードを読み取り、読取結果を示すデータを制御装置デバイス通信部24に出力する。制御装置デバイス通信部24は、バーコードスキャナーBSから入力されたデータを、制御装置制御部20に出力する。
カスタマーディスプレーCDは、液晶ディスプレー等の表示装置であり、制御装置制御部20の制御で、画像を表示する。カスタマーディスプレーCDに表示された情報は、レジカウンターLで会計を行う顧客が視認できる。
キャッシュドロアーKSは、現金を収容するトレイや、トレイをロックする機構、トレイを引き出す機構等を備え、制御装置制御部20の制御で、ロックを解除し、トレイを引き出す。
タッチパネルTPは、液晶表示パネルや有機ELパネル等の表示パネルと、当該表示装置に重ねて設けられ、ユーザー(レジ担当者を含む。)のタッチ操作を検出するタッチセンサーと、を有する。タッチパネルTPは、レジカウンターLにおいて、レジ担当者が視認可能であり、タッチ操作可能な位置に設けられる。タッチパネルTPは、制御装置制御部20の制御で、表示パネルに画像を表示する。制御装置制御部20のクライアント機能部202は、所定の手段で取得したHTMLファイルに基づいて、タッチパネルTPにウェブページを表示可能である。また、タッチパネルTPは、ユーザーのタッチ操作を検出した場合、タッチ操作された位置を示す信号を制御装置制御部20に出力する。制御装置制御部20は、タッチパネルTPからの入力に基づいて、ユーザーのタッチ操作に対応する処理を実行する。
カスタマーディスプレーCDは、液晶ディスプレー等の表示装置であり、制御装置制御部20の制御で、画像を表示する。カスタマーディスプレーCDに表示された情報は、レジカウンターLで会計を行う顧客が視認できる。
キャッシュドロアーKSは、現金を収容するトレイや、トレイをロックする機構、トレイを引き出す機構等を備え、制御装置制御部20の制御で、ロックを解除し、トレイを引き出す。
タッチパネルTPは、液晶表示パネルや有機ELパネル等の表示パネルと、当該表示装置に重ねて設けられ、ユーザー(レジ担当者を含む。)のタッチ操作を検出するタッチセンサーと、を有する。タッチパネルTPは、レジカウンターLにおいて、レジ担当者が視認可能であり、タッチ操作可能な位置に設けられる。タッチパネルTPは、制御装置制御部20の制御で、表示パネルに画像を表示する。制御装置制御部20のクライアント機能部202は、所定の手段で取得したHTMLファイルに基づいて、タッチパネルTPにウェブページを表示可能である。また、タッチパネルTPは、ユーザーのタッチ操作を検出した場合、タッチ操作された位置を示す信号を制御装置制御部20に出力する。制御装置制御部20は、タッチパネルTPからの入力に基づいて、ユーザーのタッチ操作に対応する処理を実行する。
印刷装置14は、ロール紙を収容し、ロール紙にライン型のサーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を印刷するラインサーマルプリンターである。
図2に示すように、印刷装置14は、印刷装置制御部30と、印刷装置印刷部31と、印刷装置記憶部32と、印刷装置通信部33と、印刷装置デバイス通信部34と、を備える。
図2に示すように、印刷装置14は、印刷装置制御部30と、印刷装置印刷部31と、印刷装置記憶部32と、印刷装置通信部33と、印刷装置デバイス通信部34と、を備える。
印刷装置制御部30は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、印刷装置14を制御する。
印刷装置印刷部31は、印刷装置14の筐体に収容されたロール紙を搬送する図示しない搬送機構のほか、印刷ヘッド、及び、カッターを備える。 印刷装置記憶部32は、EPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
印刷装置通信部33は、印刷装置制御部30の制御で、ローカルネットワークLNにアクセスし、ローカルネットワークLNに接続された機器(POS端末13、及び、他の印刷装置14を含む。)と通信する。
印刷装置デバイス通信部34は、USBの規格に従ったポートや、USB以外のシリアル通信規格に従ったポート、その他通信規格に従ったポートを有するインターフェースボードを備える。印刷装置デバイス通信部34は、印刷装置制御部30の制御で、ポートに接続されたデバイスと通信する。なお、印刷装置デバイス通信部34が無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。図2の例では、印刷装置14に、デバイスとして、バーコードスキャナーBS、カスタマーディスプレーCD、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPが接続される。
印刷装置印刷部31は、印刷装置14の筐体に収容されたロール紙を搬送する図示しない搬送機構のほか、印刷ヘッド、及び、カッターを備える。 印刷装置記憶部32は、EPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
印刷装置通信部33は、印刷装置制御部30の制御で、ローカルネットワークLNにアクセスし、ローカルネットワークLNに接続された機器(POS端末13、及び、他の印刷装置14を含む。)と通信する。
印刷装置デバイス通信部34は、USBの規格に従ったポートや、USB以外のシリアル通信規格に従ったポート、その他通信規格に従ったポートを有するインターフェースボードを備える。印刷装置デバイス通信部34は、印刷装置制御部30の制御で、ポートに接続されたデバイスと通信する。なお、印刷装置デバイス通信部34が無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。図2の例では、印刷装置14に、デバイスとして、バーコードスキャナーBS、カスタマーディスプレーCD、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPが接続される。
図2に示すように、店舗管理サーバー12は、店舗管理サーバー制御部40と、店舗管理サーバー記憶部41と、店舗管理サーバー通信部42と、を備える。
店舗管理サーバー制御部40は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、店舗管理サーバー12を制御する。
店舗管理サーバー制御部40は、会計関連処理実行部401を備える。
会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー12にインストールされたサーバーソフトウェアで動作する所定のウェブアプリケーション、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
店舗管理サーバー制御部40は、会計関連処理実行部401を備える。
会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー12にインストールされたサーバーソフトウェアで動作する所定のウェブアプリケーション、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
店舗管理サーバー記憶部41は、図示しないハードディスクや、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
店舗管理サーバー記憶部41は、商品マスター411を記憶する。商品マスター411は、店舗で販売される商品について、商品の商品コードと、商品の単価と、その他の商品に関する情報とを対応付けて記憶する。
店舗管理サーバー記憶部41は、会計情報管理データベース412を記憶する。会計情報管理データベース412については後述する。
店舗管理サーバー記憶部41は、商品マスター411を記憶する。商品マスター411は、店舗で販売される商品について、商品の商品コードと、商品の単価と、その他の商品に関する情報とを対応付けて記憶する。
店舗管理サーバー記憶部41は、会計情報管理データベース412を記憶する。会計情報管理データベース412については後述する。
図2に示すように、メンテナンスサーバー17は、メンテナンスサーバー制御部50(サーバー制御部)と、メンテナンスサーバー記憶部51(サーバー記憶部)と、メンテナンスサーバー通信部52とを備える。
メンテナンスサーバー制御部50は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、メンテナンスサーバー17を制御する。
メンテナンスサーバー制御部50は、ログ受信部501と、レスポンス応答部502と、ログ情報記憶部503と、ログ情報表示部504と、監視部505と、を備える。
ログ受信部501、レスポンス応答部502、ログ情報記憶部503、ログ情報表示部504、及び、監視部505は、それぞれ、メンテナンスサーバー17にインストールされたサーバーソフトウェアで動作する所定のウェブアプリケーション、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
ログ受信部501、レスポンス応答部502、ログ情報記憶部503、ログ情報表示部504、及び、監視部505は、それぞれ、メンテナンスサーバー17にインストールされたサーバーソフトウェアで動作する所定のウェブアプリケーション、その他付随するプログラムに基づいて処理を実行する機能ブロックである。
メンテナンスサーバー記憶部51は、図示しないハードディスクや、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
メンテナンスサーバー記憶部51は、命令格納データベース511、契約管理データベース512、第1ステータス情報データベース513、第2ステータス情報データベース514、及び、電源状態監視データベース515を記憶する。これらデータについては後述する。
メンテナンスサーバー記憶部51は、命令格納データベース511、契約管理データベース512、第1ステータス情報データベース513、第2ステータス情報データベース514、及び、電源状態監視データベース515を記憶する。これらデータについては後述する。
メンテナンスサーバー通信部52は、メンテナンスサーバー制御部50の制御で、グローバルネットワークGNにアクセスし、当該ネットワークと接続する機器(POS端末13を含む。)と通信する。
以上のように、ネットワークシステム1は、メンテナンスサーバー17を備える。
メンテナンスサーバー17は、店舗管理システム10を利用する企業にかかわらず、企業との事前の契約に基づいて、店舗管理システム10の店舗システム11が備えるPOS端末13及び印刷装置14の状態を管理する。本実施形態では、企業K1、及び、企業K2が、メンテナンスサーバー17によるPOS端末13及び印刷装置14の状態の管理に関する契約を事前に締結しており、メンテナンスサーバー17は、第1店舗管理システム101の店舗システム11、及び、第2店舗管理システム102の店舗システム11のそれぞれについて、各店舗システム11が備えるPOS端末13及び印刷装置14の状態を統括的に管理する。
さらに、メンテナンスサーバー17は、店舗システム11のPOS端末13及び印刷装置14の保守を担当する者(以下、「保守担当者」という。)に対して、POS端末13及び印刷装置14の保守のために有益な情報を提供する。
以下、POS端末13及び印刷装置14の状態を管理する際のメンテナンスサーバー17の動作について説明する。
メンテナンスサーバー17は、店舗管理システム10を利用する企業にかかわらず、企業との事前の契約に基づいて、店舗管理システム10の店舗システム11が備えるPOS端末13及び印刷装置14の状態を管理する。本実施形態では、企業K1、及び、企業K2が、メンテナンスサーバー17によるPOS端末13及び印刷装置14の状態の管理に関する契約を事前に締結しており、メンテナンスサーバー17は、第1店舗管理システム101の店舗システム11、及び、第2店舗管理システム102の店舗システム11のそれぞれについて、各店舗システム11が備えるPOS端末13及び印刷装置14の状態を統括的に管理する。
さらに、メンテナンスサーバー17は、店舗システム11のPOS端末13及び印刷装置14の保守を担当する者(以下、「保守担当者」という。)に対して、POS端末13及び印刷装置14の保守のために有益な情報を提供する。
以下、POS端末13及び印刷装置14の状態を管理する際のメンテナンスサーバー17の動作について説明する。
図3は、POS端末13の制御装置制御部20が備える機能ブロックを制御装置記憶部22が記憶するデータと共に表し、メンテナンスサーバー17のメンテナンスサーバー制御部50が備える機能ブロックをメンテナンスサーバー記憶部51が記憶するデータと共に表す図である。
以下、まず、図3を用いて、メンテナンスサーバー17がPOS端末13及び印刷装置14の状態を管理するときの機能ブロック間で送受信されるデータの基本的な流れについて説明する。図3を用いた説明では、機能ブロックの処理の詳細、及び、機能ブロック間で送受信されるデータの内容の詳細については省略する。
以下、まず、図3を用いて、メンテナンスサーバー17がPOS端末13及び印刷装置14の状態を管理するときの機能ブロック間で送受信されるデータの基本的な流れについて説明する。図3を用いた説明では、機能ブロックの処理の詳細、及び、機能ブロック間で送受信されるデータの内容の詳細については省略する。
図3に示すように、POS端末13のログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を参照し、生成間隔設定ファイル221が示す間隔でリクエストデータD1を生成する。
リクエストデータD1は、ログデータD11、及び、処理結果通知データD12を含むデータである。
ログ収集部203は、生成したリクエストデータD1を、通信管理部204に出力する(図3の矢印Y1)。
リクエストデータD1は、ログデータD11、及び、処理結果通知データD12を含むデータである。
ログ収集部203は、生成したリクエストデータD1を、通信管理部204に出力する(図3の矢印Y1)。
通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222を参照し、送信間隔設定ファイル222が示す間隔で、ログ収集部203から入力されたリクエストデータD1をメンテナンスサーバー17に送信する(図3の矢印Y2)。
通信管理部204が間隔をあけてメンテナンスサーバー17に送信するリクエストデータD1は、クライアントであるPOS端末13からサーバーであるメンテナンスサーバー17に送信するリクエストに相当する。メンテナンスサーバー17は、リクエストであるリクエストデータD1の受信に応答するレスポンスとして、POS端末13にデータを送信することが可能となる。
通信管理部204が間隔をあけてメンテナンスサーバー17に送信するリクエストデータD1は、クライアントであるPOS端末13からサーバーであるメンテナンスサーバー17に送信するリクエストに相当する。メンテナンスサーバー17は、リクエストであるリクエストデータD1の受信に応答するレスポンスとして、POS端末13にデータを送信することが可能となる。
メンテナンスサーバー17のログ受信部501は、POS端末13が送信したリクエストデータD1を受信する。ログ受信部501は、受信したリクエストデータD1を、レスポンス応答部502に出力する(図3の矢印Y3)。
レスポンス応答部502は、ログ受信部501から入力されたログデータD11に基づいて、命令格納データベース511を参照し、リクエストデータD1(リクエスト)に対応するレスポンスとしてレスポンスデータD2を生成する。
レスポンスデータD2は、後述するように、POS端末13に所定の処理を実行させる処理命令制御データD21(制御データ)、及び、所定の監視項目(後述)の状態がエラー警告状態(後述)又はエラー予兆状態(後述)であることを示すエラー警告/予兆通知データD22を含む。
レスポンス応答部502は、生成したレスポンスデータD2をPOS端末13に送信する(図3の矢印Y5)。
また、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1を、ログ情報記憶部503に出力する(図3の矢印Y4)。
レスポンスデータD2は、後述するように、POS端末13に所定の処理を実行させる処理命令制御データD21(制御データ)、及び、所定の監視項目(後述)の状態がエラー警告状態(後述)又はエラー予兆状態(後述)であることを示すエラー警告/予兆通知データD22を含む。
レスポンス応答部502は、生成したレスポンスデータD2をPOS端末13に送信する(図3の矢印Y5)。
また、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1を、ログ情報記憶部503に出力する(図3の矢印Y4)。
また、ログ情報記憶部503は、レスポンス応答部502から入力されたリクエストデータD1に基づいて、第1ステータス情報データベース513(後述)にレコードを記憶し、第2ステータス情報データベース514(後述)にレコードを記憶する。
POS端末13の通信管理部204は、メンテナンスサーバー17が送信したレスポンスデータD2を受信する。
通信管理部204は、受信したレスポンスデータD2に含まれるエラー警告/予兆通知データD22を、ログ収集部203に出力する(図3の矢印Y6)。
また、通信管理部204は、受信したレスポンスデータD2に含まれる処理命令制御データD21を、命令実行部205に出力する(図3の矢印Y7)。
通信管理部204は、受信したレスポンスデータD2に含まれるエラー警告/予兆通知データD22を、ログ収集部203に出力する(図3の矢印Y6)。
また、通信管理部204は、受信したレスポンスデータD2に含まれる処理命令制御データD21を、命令実行部205に出力する(図3の矢印Y7)。
命令実行部205は、通信管理部204から入力された処理命令制御データD21に基づいて、所定の処理を実行する。命令実行部205は、実行した所定の処理の処理結果を示す処理結果データD3を生成する。命令実行部205は、生成した処理結果データD3を、ログ収集部203に出力する(図3の矢印Y8)。
ログ収集部203は、通信管理部204から入力されたエラー警告/予兆通知データD22、及び、生成したログデータD11に基づいて、必要に応じて、生成間隔設定ファイル221の内容を変更する。
また、ログ収集部203は、命令実行部205から入力された処理結果データD3に基づいて、処理結果通知データD12を生成する。
また、ログ収集部203は、命令実行部205から入力された処理結果データD3に基づいて、処理結果通知データD12を生成する。
その後、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を参照し、生成間隔設定ファイル221が示す間隔でリクエストデータD1を生成し、通信管理部204に出力する。
以上のように、POS端末13が間隔をあけてリクエストデータD1(ログデータD11)をメンテナンスサーバー17に送信し、メンテナンスサーバー17が受信したリクエストデータD1に基づく処理を実行し、レスポンスとしてレスポンスデータD2を送信し、POS端末13が受信したレスポンスデータD2に基づく処理を実行する、というサイクルで、POS端末13及びメンテナンスサーバー17間でデータの送受信が行われる。
次に、POS端末13及び印刷装置14の状態を管理する際のメンテナンスサーバー17の動作について詳細に説明する。
図4は、POS端末13、及び、メンテナンスサーバー17の動作を示すフローチャートである。
図4(A)はPOS端末13のログ収集部203の動作を示し、(B)はPOS端末13の通信管理部204の動作を示し、(C)はPOS端末13の命令実行部205の動作を示し、(D)はメンテナンスサーバー17のログ受信部501の動作を示し、(E)はメンテナンスサーバー17のレスポンス応答部502の動作を示し、(F)はメンテナンスサーバー17のログ情報記憶部503の動作を示す。
図4は、POS端末13、及び、メンテナンスサーバー17の動作を示すフローチャートである。
図4(A)はPOS端末13のログ収集部203の動作を示し、(B)はPOS端末13の通信管理部204の動作を示し、(C)はPOS端末13の命令実行部205の動作を示し、(D)はメンテナンスサーバー17のログ受信部501の動作を示し、(E)はメンテナンスサーバー17のレスポンス応答部502の動作を示し、(F)はメンテナンスサーバー17のログ情報記憶部503の動作を示す。
図4(A)に示すように、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を参照し、リクエストデータD1を生成するタイミングが到来したか否かを監視する(ステップSA1)。
生成間隔設定ファイル221は、リクエストデータD1を生成する間隔を示す情報が記録されたファイルである。ステップSA1において、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を参照し、前回、リクエストデータD1を生成した後、生成間隔設定ファイル221が示す間隔が経過した場合、リクエストデータD1を生成するタイミングが到来したと判別する。
生成間隔設定ファイル221は、リクエストデータD1を生成する間隔を示す情報が記録されたファイルである。ステップSA1において、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を参照し、前回、リクエストデータD1を生成した後、生成間隔設定ファイル221が示す間隔が経過した場合、リクエストデータD1を生成するタイミングが到来したと判別する。
後述するように、生成間隔設定ファイル221に記録された情報が示す間隔は、所定の間隔(以下、「基準生成間隔」という。)を最長の間隔として、基準生成間隔よりも短い間隔である場合がある。
リクエストデータD1を生成するタイミングが到来した場合(ステップSA1:YES)、ログ収集部203は、所定の記憶領域に記憶された処理結果データD3に基づいて、処理結果通知データD12を生成する(ステップSA2)。
処理結果通知データD12は、情報を階層化して記述可能なテキストデータ(例えば、XML(Extensible Markup Language)形式のデータ)であり、メンテナンスサーバー17にリクエストとして送信可能なデータである。
処理結果通知データD12の生成後、ログ収集部203は、所定の記憶領域から処理結果通知データD12の生成に用いた処理結果データD3を削除する。
後に明らかとなる通り、ログ収集部203は、前回、リクエストデータD1を生成した後、ステップSA1でリクエストデータD1を生成するタイミングが到来したと判別するまでに、命令実行部205から入力された処理結果データD3を所定の記憶領域に記憶する。
処理結果通知データD12は、情報を階層化して記述可能なテキストデータ(例えば、XML(Extensible Markup Language)形式のデータ)であり、メンテナンスサーバー17にリクエストとして送信可能なデータである。
処理結果通知データD12の生成後、ログ収集部203は、所定の記憶領域から処理結果通知データD12の生成に用いた処理結果データD3を削除する。
後に明らかとなる通り、ログ収集部203は、前回、リクエストデータD1を生成した後、ステップSA1でリクエストデータD1を生成するタイミングが到来したと判別するまでに、命令実行部205から入力された処理結果データD3を所定の記憶領域に記憶する。
次いで、ログ収集部203は、ログデータ生成処理を実行する(ステップSA3)。ログデータ生成処理は、ログデータD11を生成する処理である。以下、ログデータ生成処理について詳述する。
図5は、ログデータ生成処理の実行時のログ収集部203の動作を詳細に示すフローチャートである。
図5に示すように、ログ収集部203は、制御装置記憶部22が記憶するログファイル223を参照する(ステップSG1)。
ログファイル223は、複数の監視項目のそれぞれのログが記録されたファイルである。監視項目とは、状態を監視し、ログを取る対象とすることが事前に定められた項目のことである。本実施形態では、監視項目として、監視項目:通信エラー、監視項目:プリンターエラー、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、監視項目:データ転送速度、監視項目:SSD使用実績値、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、監視項目:カッター使用累計数、監視項目:動作プロセス、及び、監視項目:接続デバイスが存在する。なお、本実施形態で説明する監視項目は一例であり、例示した監視項目に加えて、又は、例示した監視項目の少なくとも一部に代えて、他の監視項目が存在してもよい。
図5に示すように、ログ収集部203は、制御装置記憶部22が記憶するログファイル223を参照する(ステップSG1)。
ログファイル223は、複数の監視項目のそれぞれのログが記録されたファイルである。監視項目とは、状態を監視し、ログを取る対象とすることが事前に定められた項目のことである。本実施形態では、監視項目として、監視項目:通信エラー、監視項目:プリンターエラー、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、監視項目:データ転送速度、監視項目:SSD使用実績値、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、監視項目:カッター使用累計数、監視項目:動作プロセス、及び、監視項目:接続デバイスが存在する。なお、本実施形態で説明する監視項目は一例であり、例示した監視項目に加えて、又は、例示した監視項目の少なくとも一部に代えて、他の監視項目が存在してもよい。
監視項目:通信エラーのログとして、ログファイル223には、通信エラーが発生したことを示す情報、及び、発生した通信エラーが解消したことを示す情報が、日時(日付+時刻)を示す情報と共に、時系列で記録される。通信エラーとは、受信したデータを一時的に格納する受信バッファーのオーバーフロー等、正常に通信を行うことができない状態をいう。
処理制御部201は、通信エラーが発生したか否か、及び、通信エラーが解消したか否かを監視し(監視項目:通信エラーの状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:通信エラーのログを記録する。
処理制御部201は、通信エラーが発生したか否か、及び、通信エラーが解消したか否かを監視し(監視項目:通信エラーの状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:通信エラーのログを記録する。
監視項目:プリンターエラーのログとして、ログファイル223には、プリンターエラーが発生したことを示す情報、及び、発生したプリンターエラーが解消したことを示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。プリンターエラーとは、ロール紙の紙切れや、ロール紙の紙詰まり等、正常に印刷を行うことができない状態をいう。
処理制御部201は、プリンターエラーが発生したか否か、及び、プリンターエラーが解消したか否かを監視し(監視項目:プリンターエラーの状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:プリンターエラーのログを記録する。
処理制御部201は、プリンターエラーが発生したか否か、及び、プリンターエラーが解消したか否かを監視し(監視項目:プリンターエラーの状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:プリンターエラーのログを記録する。
監視項目:RAM使用率のログとして、ログファイル223には、RAMの使用率(以下、「RAM使用率」という。)を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
処理制御部201は、所定の手段により、所定の間隔でRAM使用率を取得し(監視項目:RAM使用率の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:RAM使用率のログを記録する。
処理制御部201は、所定の手段により、所定の間隔でRAM使用率を取得し(監視項目:RAM使用率の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:RAM使用率のログを記録する。
監視項目:CPU使用率のログとして、ログファイル223には、CPUの使用率(以下、「CPU使用率」という。)を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
処理制御部201は、所定の間隔でCPU使用率を取得し(監視項目:CPU使用率の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:CPU使用率のログを記録する。
処理制御部201は、所定の間隔でCPU使用率を取得し(監視項目:CPU使用率の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:CPU使用率のログを記録する。
監視項目:CPU温度のログとして、ログファイル223には、CPUの温度(以下、「CPU温度」という。)を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
処理制御部201は、所定の手段により所定の間隔でCPU温度を取得し(監視項目:CPU温度の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:CPU温度のログを記録する。
処理制御部201は、所定の手段により所定の間隔でCPU温度を取得し(監視項目:CPU温度の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:CPU温度のログを記録する。
監視項目:データ転送速度のログとして、ログファイル223には、データ転送速度を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。データ転送速度とは、グローバルネットワークGNを介して送信可能な単位時間あたりのデータのデータ量である。
処理制御部201は、所定の間隔で、所定の手段でデータ転送速度を取得し(監視項目データ転送速度の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:データ転送速度のログを記録する。
処理制御部201は、所定の間隔で、所定の手段でデータ転送速度を取得し(監視項目データ転送速度の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:データ転送速度のログを記録する。
監視項目:SSD使用実績値のログとして、ログファイル223には、SSDに対する累計の書き込み回数、及び、SSDに対して単位時間あたりに書き込まれるデータのデータ量の平均値、その他のSSDの寿命を算出するために必要な値(以下、SSDの寿命を算出するために必要な値を「SSD使用実績値」という。)を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
処理制御部201は、所定の間隔でSSD使用実績値を取得し(監視項目:使用実績値の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:SSD使用実績値のログを記録する。
処理制御部201は、所定の間隔でSSD使用実績値を取得し(監視項目:使用実績値の状態を監視し)、ログファイル223に監視項目:SSD使用実績値のログを記録する。
監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のログとして、ログファイル223には、印刷ヘッド形成ライン累計数を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
印刷ヘッド形成ライン累計数とは、印刷ヘッド211により形成したラインの累計数のことである。上述したように、本実施形態に係るPOS端末13の制御装置印刷部21は、印刷ヘッド211による1ライン分のドットの形成、及び、搬送機構による1ライン分のロール紙の搬送を交互に繰り返し行って画像の印刷を実行する。また上述したように、ラインの形成とは、印刷ヘッド211により1ライン分のドットを形成することをいう。
処理制御部201は、所定の間隔で印刷ヘッドライン累計数を取得し(監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数を監視し)、ログファイル223に監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のログを記録する。
印刷ヘッド形成ライン累計数とは、印刷ヘッド211により形成したラインの累計数のことである。上述したように、本実施形態に係るPOS端末13の制御装置印刷部21は、印刷ヘッド211による1ライン分のドットの形成、及び、搬送機構による1ライン分のロール紙の搬送を交互に繰り返し行って画像の印刷を実行する。また上述したように、ラインの形成とは、印刷ヘッド211により1ライン分のドットを形成することをいう。
処理制御部201は、所定の間隔で印刷ヘッドライン累計数を取得し(監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数を監視し)、ログファイル223に監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のログを記録する。
監視項目:カッター使用累計数のログとして、ログファイル223には、カッター使用累計数を示す情報が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
カッター使用累計数とは、カッター212が行ったロール紙の切断の累計数のことである。
処理制御部201は、所定の間隔でカッター使用累計数を取得し(監視項目:カッター使用累計数を監視し)、ログファイル223に監視項目:カッター使用累計数のログを記録する。
カッター使用累計数とは、カッター212が行ったロール紙の切断の累計数のことである。
処理制御部201は、所定の間隔でカッター使用累計数を取得し(監視項目:カッター使用累計数を監視し)、ログファイル223に監視項目:カッター使用累計数のログを記録する。
監視項目:動作プロセスのログとして、ログファイル223には、動作状態の(=CPUの割り当てが行われた状態の)プロセスの名称を表す文字列が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
処理制御部201は、所定の間隔で動作状態のプロセスを取得し、ログファイル223に監視項目:動作プロセスのログを記録する。
処理制御部201は、所定の間隔で動作状態のプロセスを取得し、ログファイル223に監視項目:動作プロセスのログを記録する。
監視項目:接続デバイスのログとして、ログファイル223には、接続状態のデバイスの種類を表す文字列が、日時を示す情報と共に、時系列で記録される。
接続状態のデバイスとは、有線接続、又は、無線接続されたデバイスであり、正常に通信可能なデバイスのことをいう。
処理制御部201は、所定の間隔で接続状態のデバイスの種類を取得し、ログファイル223に監視項目:接続デバイスのログを記録する。
接続状態のデバイスとは、有線接続、又は、無線接続されたデバイスであり、正常に通信可能なデバイスのことをいう。
処理制御部201は、所定の間隔で接続状態のデバイスの種類を取得し、ログファイル223に監視項目:接続デバイスのログを記録する。
なお、ログファイル223には、上述した監視項目のログのほか、少なくとも、ライン形成時記録媒体属性情報、及び、切断時記録媒体属性情報が記録される。
ライン形成時記録媒体属性情報は、過去にPOS端末13に収容されたロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせ(以下、「記録媒体属性」という。)を示す情報と、それぞれの記録媒体属性のロール紙に対して形成されたラインの累計数を示す情報とを対応付けた値のことである。
例えば、過去に、紙質kx1、種類sx1、及び、厚さax1の組み合わせに係る記録媒体属性z1のロール紙と、紙質kx2、種類sx2、及び、厚さsx2の組み合わせに係る記録媒体属性z2のロール紙とが、POS端末13に収容されたことがあるとする。さらに、印刷ヘッド形成ライン累計数が「100」であり、記録媒体属性z1のロール紙に形成したラインの累計数が「30」であり、記録媒体属性z2のロール紙に形成したラインの累計数が「70」であるとする。この場合、ライン形成時記録媒体属性情報は、記録媒体属性z1を示す情報と、記録媒体属性z1のロール紙に形成したラインの累計数である「30」を示す情報とを対応付けた情報、及び、記録媒体属性z2を示す情報と、記録媒体属性z2のロール紙に形成したラインの累計数である「70」を示す情報とを対応付けた情報である。
ライン形成時記録媒体属性情報は、過去にPOS端末13に収容されたロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせ(以下、「記録媒体属性」という。)を示す情報と、それぞれの記録媒体属性のロール紙に対して形成されたラインの累計数を示す情報とを対応付けた値のことである。
例えば、過去に、紙質kx1、種類sx1、及び、厚さax1の組み合わせに係る記録媒体属性z1のロール紙と、紙質kx2、種類sx2、及び、厚さsx2の組み合わせに係る記録媒体属性z2のロール紙とが、POS端末13に収容されたことがあるとする。さらに、印刷ヘッド形成ライン累計数が「100」であり、記録媒体属性z1のロール紙に形成したラインの累計数が「30」であり、記録媒体属性z2のロール紙に形成したラインの累計数が「70」であるとする。この場合、ライン形成時記録媒体属性情報は、記録媒体属性z1を示す情報と、記録媒体属性z1のロール紙に形成したラインの累計数である「30」を示す情報とを対応付けた情報、及び、記録媒体属性z2を示す情報と、記録媒体属性z2のロール紙に形成したラインの累計数である「70」を示す情報とを対応付けた情報である。
また、切断時記録媒体属性情報は、過去にPOS端末13に収容されたロール紙の記録媒体属性を示す情報と、それぞれの記録媒体属性のロール紙に対してカッター212により行われた切断の累計数を示す情報とを対応付けた値のことである。
例えば、過去に、記録媒体属性z1のロール紙と、記録媒体属性z2のロール紙とが、POS端末13に収容されたことがあるとする。さらに、カッター使用累計数が「100」であり、記録媒体属性z1のロール紙に対してカッター212により行った切断の累計数が「30」であり、記録媒体属性z2のロール紙に対してカッター212により行った切断の累計数が「70」であるとする。この場合、切断時記録媒体属性情報は、記録媒体属性z1を示す情報と、記録媒体属性z1のロール紙に形成したラインの累計数である「30」を示す情報とを対応付けた情報、及び、記録媒体属性z2を示す情報と、記録媒体属性z2のロール紙に形成したラインの累計数である「70」を示す情報とを対応付けた情報である。
例えば、過去に、記録媒体属性z1のロール紙と、記録媒体属性z2のロール紙とが、POS端末13に収容されたことがあるとする。さらに、カッター使用累計数が「100」であり、記録媒体属性z1のロール紙に対してカッター212により行った切断の累計数が「30」であり、記録媒体属性z2のロール紙に対してカッター212により行った切断の累計数が「70」であるとする。この場合、切断時記録媒体属性情報は、記録媒体属性z1を示す情報と、記録媒体属性z1のロール紙に形成したラインの累計数である「30」を示す情報とを対応付けた情報、及び、記録媒体属性z2を示す情報と、記録媒体属性z2のロール紙に形成したラインの累計数である「70」を示す情報とを対応付けた情報である。
処理制御部201は、所定のセンサーからの入力や、所定の手段によるユーザーの入力に基づいて、POS端末13に収納されたロール紙の記録媒体属性を管理し、管理した記録媒体属性に基づいて、適宜、ログファイル223にライン形成時記録媒体属性情報、及び、切断時記録媒体属性情報を記録する。
図5に示すように、ログ収集部203は、ステップSG1で参照したログファイル223に基づいて、各監視項目のログ、ライン形成時記録媒体属性情報、及び、切断時記録媒体属性情報を取得する(ステップSG2)。
次いで、ログ収集部203は、各監視項目のステータス情報データ(ステータス情報)を生成する(ステップSG3)。以下、各監視項目のステータス情報データについて、詳述する。
図6は、各監視項目のステータス情報データの内容を模式的に示す図である。
後述するように、ステータス情報データは、ステータス情報データを識別する識別情報であるステータス識別情報を含む。
後述するように、ステータス情報データは、ステータス情報データを識別する識別情報であるステータス識別情報を含む。
図6(A)は、監視項目:通信エラーのステータス情報データ(以下、「通信エラーステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(A)に示すように、通信エラーステータス情報データは、通信エラーステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「通信エラーステータス識別情報」という。)を備える。
また、通信エラーステータス情報データは、通信エラー状態情報を備える。通信エラー状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で発生した状態の通信エラーを示す情報と、通信エラーが発生した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:通信エラーのログに基づいて通信エラー状態情報を生成し、通信エラーステータス識別情報と、通信エラー状態情報とを対応付けて通信エラーステータス情報データを生成する。
なお、ログ収集部203は、現時点で、通信エラーが発生した状態ではない場合(過去に発生した通信エラーが解消しており、新たに通信エラーが発生してない状態の場合)、通信エラーステータス情報データを生成しない。
図6(A)に示すように、通信エラーステータス情報データは、通信エラーステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「通信エラーステータス識別情報」という。)を備える。
また、通信エラーステータス情報データは、通信エラー状態情報を備える。通信エラー状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で発生した状態の通信エラーを示す情報と、通信エラーが発生した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:通信エラーのログに基づいて通信エラー状態情報を生成し、通信エラーステータス識別情報と、通信エラー状態情報とを対応付けて通信エラーステータス情報データを生成する。
なお、ログ収集部203は、現時点で、通信エラーが発生した状態ではない場合(過去に発生した通信エラーが解消しており、新たに通信エラーが発生してない状態の場合)、通信エラーステータス情報データを生成しない。
図6(B)は、監視項目:プリンターエラーのステータス情報データ(以下、「プリンターエラーステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(B)に示すように、プリンターエラーステータス情報データは、プリンターエラーステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「プリンターエラーステータス識別情報」という。)を備える。
また、プリンターエラーステータス情報データは、プリンターエラー状態情報を備える。プリンターエラー状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で発生した状態のプリンターエラーを示す情報と、プリンターエラーが発生した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:プリンターエラーのログに基づいてプリンターエラー状態情報を生成し、プリンターエラーステータス識別情報と、プリンターエラー状態情報とを対応付けてプリンターエラーステータス情報データを生成する。
なお、ログ収集部203は、現時点で、プリンターエラーが発生した状態ではない場合(過去に発生したプリンターエラーが解消しており、新たにプリンターエラーが発生してない状態の場合)、プリンターエラーステータス情報データを生成しない。
図6(B)に示すように、プリンターエラーステータス情報データは、プリンターエラーステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「プリンターエラーステータス識別情報」という。)を備える。
また、プリンターエラーステータス情報データは、プリンターエラー状態情報を備える。プリンターエラー状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で発生した状態のプリンターエラーを示す情報と、プリンターエラーが発生した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:プリンターエラーのログに基づいてプリンターエラー状態情報を生成し、プリンターエラーステータス識別情報と、プリンターエラー状態情報とを対応付けてプリンターエラーステータス情報データを生成する。
なお、ログ収集部203は、現時点で、プリンターエラーが発生した状態ではない場合(過去に発生したプリンターエラーが解消しており、新たにプリンターエラーが発生してない状態の場合)、プリンターエラーステータス情報データを生成しない。
図6(C)は、監視項目:RAM使用率のステータス情報データ(以下、「RAM使用率ステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(C)に示すように、RAM使用率ステータス情報データは、RAM使用率ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「RAM使用率ステータス識別情報」という。)を備える。
また、RAM使用率ステータス情報データは、RAM使用率状態情報を備える。RAM使用率状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のRAM使用率を示す情報と、RAM使用率を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:RAM使用率のログに基づいてRAM使用率状態情報を生成し、RAM使用率ステータス識別情報と、RAM使用率状態情報とを対応付けてRAM使用率ステータス情報データを生成する。
図6(C)に示すように、RAM使用率ステータス情報データは、RAM使用率ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「RAM使用率ステータス識別情報」という。)を備える。
また、RAM使用率ステータス情報データは、RAM使用率状態情報を備える。RAM使用率状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のRAM使用率を示す情報と、RAM使用率を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:RAM使用率のログに基づいてRAM使用率状態情報を生成し、RAM使用率ステータス識別情報と、RAM使用率状態情報とを対応付けてRAM使用率ステータス情報データを生成する。
図6(D)は、監視項目:CPU使用率のステータス情報データ(以下、「CPU使用率ステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(D)に示すように、CPU使用率ステータス情報データは、CPU使用率ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「CPU使用率ステータス識別情報」という。)を備える。
また、CPU使用率ステータス情報データは、CPU使用率状態情報を備える。CPU使用率状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のCPU使用率を示す情報と、CPU使用率を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:CPU使用率のログに基づいてCPU使用率状態情報を生成し、CPU使用率ステータス識別情報と、CPU使用率状態情報とを対応付けてCPU使用率ステータス情報データを生成する。
図6(D)に示すように、CPU使用率ステータス情報データは、CPU使用率ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「CPU使用率ステータス識別情報」という。)を備える。
また、CPU使用率ステータス情報データは、CPU使用率状態情報を備える。CPU使用率状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のCPU使用率を示す情報と、CPU使用率を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:CPU使用率のログに基づいてCPU使用率状態情報を生成し、CPU使用率ステータス識別情報と、CPU使用率状態情報とを対応付けてCPU使用率ステータス情報データを生成する。
図6(E)は、監視項目:CPU温度のステータス情報データ(以下、「CPU温度ステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(E)に示すように、CPU温度ステータス情報データは、CPU温度ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「CPU温度ステータス識別情報」という。)を備える。
また、CPU温度ステータス情報データは、CPU温度状態情報を備える。CPU温度状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のCPU温度を示す情報と、CPU温度を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:CPU温度のログに基づいてCPU温度状態情報を生成し、CPU温度ステータス識別情報と、CPU温度状態情報とを対応付けてCPU温度ステータス情報データを生成する。
図6(E)に示すように、CPU温度ステータス情報データは、CPU温度ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「CPU温度ステータス識別情報」という。)を備える。
また、CPU温度ステータス情報データは、CPU温度状態情報を備える。CPU温度状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のCPU温度を示す情報と、CPU温度を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:CPU温度のログに基づいてCPU温度状態情報を生成し、CPU温度ステータス識別情報と、CPU温度状態情報とを対応付けてCPU温度ステータス情報データを生成する。
図6(F)は、監視項目:データ転送速度のステータス情報データ(以下、「データ転送速度ステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(F)に示すように、データ転送速度ステータス情報データは、データ転送速度ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「データ転送速度ステータス識別情報」という。)を備える。
また、データ転送速度ステータス情報データは、データ転送速度状態情報を備える。データ転送速度状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のデータ転送速度を示す情報と、データ転送速度を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:データ転送速度のログに基づいてデータ転送速度状態情報を生成し、データ転送速度ステータス識別情報と、データ転送速度状態情報とを対応付けてデータ転送速度ステータス情報データを生成する。
図6(F)に示すように、データ転送速度ステータス情報データは、データ転送速度ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「データ転送速度ステータス識別情報」という。)を備える。
また、データ転送速度ステータス情報データは、データ転送速度状態情報を備える。データ転送速度状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)のデータ転送速度を示す情報と、データ転送速度を測定した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:データ転送速度のログに基づいてデータ転送速度状態情報を生成し、データ転送速度ステータス識別情報と、データ転送速度状態情報とを対応付けてデータ転送速度ステータス情報データを生成する。
図6(G)は、監視項目:SSD使用実績値のステータス情報データ(以下、「SSD使用実績値ステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(G)に示すように、SSD使用実績値ステータス情報データは、SSD使用実績値ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「SSD使用実績値ステータス識別情報」という。)を備える。
また、SSD使用実績値ステータス情報データは、SSD使用実績値状態情報と、SSD寿命情報と、を備える。
SSD使用実績値状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)におけるSSD使用実績値(SSDに対する累計の書き込み回数等)を示す情報と、SSD使用実績値を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:SSD使用実績値のログに基づいてSSD使用実績値状態情報を生成する。
SSD寿命情報は、SSDの寿命を示す情報である。
ステップSG3において、ログ収集部203は、SSD使用実績値に基づいて、所定の方法によりSSDの寿命を算出し、SSD寿命情報を生成する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、SSD使用実績値ステータス識別情報と、SSD使用実績値状態情報、及び、SSD寿命情報とを対応付けてSSD使用実績値ステータス情報データを生成する。
図6(G)に示すように、SSD使用実績値ステータス情報データは、SSD使用実績値ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「SSD使用実績値ステータス識別情報」という。)を備える。
また、SSD使用実績値ステータス情報データは、SSD使用実績値状態情報と、SSD寿命情報と、を備える。
SSD使用実績値状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)におけるSSD使用実績値(SSDに対する累計の書き込み回数等)を示す情報と、SSD使用実績値を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:SSD使用実績値のログに基づいてSSD使用実績値状態情報を生成する。
SSD寿命情報は、SSDの寿命を示す情報である。
ステップSG3において、ログ収集部203は、SSD使用実績値に基づいて、所定の方法によりSSDの寿命を算出し、SSD寿命情報を生成する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、SSD使用実績値ステータス識別情報と、SSD使用実績値状態情報、及び、SSD寿命情報とを対応付けてSSD使用実績値ステータス情報データを生成する。
図6(H)は、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のステータス情報データ(以下、「印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(H)に示すように、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データは、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス識別情報」という。)を備える。
また、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データは、印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報と、印刷ヘッド残使用日数情報とを備える。
印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)における印刷ヘッド形成ライン累計数を示す情報と、印刷ヘッド形成ライン累計数を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のログに基づいて印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報を生成する。
図6(H)に示すように、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データは、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス識別情報」という。)を備える。
また、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データは、印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報と、印刷ヘッド残使用日数情報とを備える。
印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)における印刷ヘッド形成ライン累計数を示す情報と、印刷ヘッド形成ライン累計数を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のログに基づいて印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報を生成する。
印刷ヘッド残使用日数情報は、印刷ヘッド211が使用可能な残りの日数(以下、「印刷ヘッド残使用日数」という。)を示す情報である。
ステップSG3において、ログ収集部203は、以下の式(1)で印刷ヘッド残使用日数を算出する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、以下の式(1)で印刷ヘッド残使用日数を算出する。
IH=(IUseLimit−IUse(N))÷[(IUse(N)−IUse(0))÷N]・・・(1)。
なお、式(1)において、「IH」は、印刷ヘッド残使用日数を表す。また、「IUseLimit」は、印刷ヘッド211が形成可能なラインの上限値(印刷ヘッド211の使用回数の上限値)を表す。また、「IUse(N)」は、POS端末13が、店舗に設置された日を1日目として、1日目からN日目までに印刷ヘッド211により形成されたラインの累計数を表す。IUse(0)は、POS端末13が店舗に設置された日より前に印刷ヘッド211により形成されたラインの累計数を表す。テストのための印刷等の理由により、店舗に設置される前にPOS端末13により印刷が行われる場合がある。
式(1)において、右辺の「(IUseLimit−IUse(N))」の部位は、印刷ヘッド211により形成可能な残りのラインの数を表す。
また、式(1)において、右辺の「[(IUse(N)−IUse(0))÷N]」の部位は、POS端末13店舗に設置された後、印刷ヘッド211が1日に形成するラインの数の平均値を表す。
そして、印刷ヘッド211により形成可能な残りのラインの数を、POS端末13が1日に形成するラインの数の平均値で除算することにより、POS端末13が継続して使用された場合における印刷ヘッド残使用日数を算出することができる。
また、式(1)において、右辺の「[(IUse(N)−IUse(0))÷N]」の部位は、POS端末13店舗に設置された後、印刷ヘッド211が1日に形成するラインの数の平均値を表す。
そして、印刷ヘッド211により形成可能な残りのラインの数を、POS端末13が1日に形成するラインの数の平均値で除算することにより、POS端末13が継続して使用された場合における印刷ヘッド残使用日数を算出することができる。
ここで、式(1)を用いた印刷ヘッド残使用日数の算出にあたり、ログ収集部203は、N、IUse(N)、及び、IUse(0)の値を、ログファイル223に基づいて算出する。ログファイル223には、処理制御部201により、これら変数の値(これら変数を算出するために必要な値でもよい。)が記録される。
また、ログ収集部203は、IUseLimitの値を、ログファイル223に記録されたライン形成時記録媒体属性情報に基づいて、以下の方法で算出する。
すなわち、ログ収集部203は、予め定められたIUseLimitの初期値に対して、過去にPOS端末13に収容されたロール紙の記録媒体属性のそれぞれに設定された係数を乗算することによって、IUseLimitを算出する。なお、IUseLimitの算出にあたり、ログ収集部203は、各記録媒体属性の係数を、記録媒体属性のロール紙に形成されたラインの累計数に応じた重みを反映させた値とする。
ここで、記録媒体属性は、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせを示す情報である。そして、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせに応じて、印刷ヘッド211によりラインを形成したときの劣化の進行度は異なる。これを踏まえ、1の記録媒体属性に設定される係数は、当該1の記録媒体属性のロール紙にラインを形成したときの印刷ヘッド211の劣化の進行度が大きいほど値が大きくなり、一方、印刷ヘッド211の劣化の進行度が小さいほど値が小さくなるように、事前のテストやシミュレーションの結果に基づいて設定される。
すなわち、ログ収集部203は、予め定められたIUseLimitの初期値に対して、過去にPOS端末13に収容されたロール紙の記録媒体属性のそれぞれに設定された係数を乗算することによって、IUseLimitを算出する。なお、IUseLimitの算出にあたり、ログ収集部203は、各記録媒体属性の係数を、記録媒体属性のロール紙に形成されたラインの累計数に応じた重みを反映させた値とする。
ここで、記録媒体属性は、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせを示す情報である。そして、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせに応じて、印刷ヘッド211によりラインを形成したときの劣化の進行度は異なる。これを踏まえ、1の記録媒体属性に設定される係数は、当該1の記録媒体属性のロール紙にラインを形成したときの印刷ヘッド211の劣化の進行度が大きいほど値が大きくなり、一方、印刷ヘッド211の劣化の進行度が小さいほど値が小さくなるように、事前のテストやシミュレーションの結果に基づいて設定される。
以上のような方法で算出したIUseLimitを用いて、式(1)の方法で、印刷ヘッド211の印刷ヘッド残使用日数を算出することにより、印刷ヘッド211の劣化の進行度が、ラインを形成するロール紙の紙質、種類、又は、厚さによって異なる、という特性を踏まえ、当該特性を反映して適切に印刷ヘッド残使用日数を算出することができる。
なお、本実施形態では、過去に収容したロール紙(記録媒体)の紙質、種類、及び、厚さを反映して、印刷ヘッド残使用日数を算出するか、紙質、種類、及び、厚さのうち少なくともいずれか1つを反映して算出すれば、上述した効果を奏することができる。後述するカッター残使用日数についても同様である。
なお、本実施形態では、過去に収容したロール紙(記録媒体)の紙質、種類、及び、厚さを反映して、印刷ヘッド残使用日数を算出するか、紙質、種類、及び、厚さのうち少なくともいずれか1つを反映して算出すれば、上述した効果を奏することができる。後述するカッター残使用日数についても同様である。
ステップSG3において、ログ収集部203は、ライン形成時記録媒体属性情報に基づいて、上述した方法で、印刷ヘッド残使用日数情報を算出し、算出した印刷ヘッド残使用日数を示す印刷ヘッド残使用日数情報を生成する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス識別情報と、印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報、及び、印刷ヘッド残使用日数情報とを対応付けて印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データを生成する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス識別情報と、印刷ヘッド形成ライン累計数状態情報、及び、印刷ヘッド残使用日数情報とを対応付けて印刷ヘッド形成ライン累計数ステータス情報データを生成する。
図6(I)は、監視項目:カッター使用累計数のステータス情報データ(以下、「カッター使用累計数ステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(I)に示すように、カッター使用累計数ステータス情報データは、カッター使用累計数ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「カッター使用累計数ステータス識別情報」という。)を備える。
また、カッター使用累計数ステータス情報データは、カッター使用累計数状態情報と、カッター残使用日数情報とを備える。
カッター使用累計数状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)におけるカッター使用累計数を示す情報と、カッター使用累計数を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:カッター使用累計数のログに基づいてカッター使用累計数状態情報を生成する。
図6(I)に示すように、カッター使用累計数ステータス情報データは、カッター使用累計数ステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「カッター使用累計数ステータス識別情報」という。)を備える。
また、カッター使用累計数ステータス情報データは、カッター使用累計数状態情報と、カッター残使用日数情報とを備える。
カッター使用累計数状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)におけるカッター使用累計数を示す情報と、カッター使用累計数を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:カッター使用累計数のログに基づいてカッター使用累計数状態情報を生成する。
カッター残使用日数情報は、カッター212が使用可能な残りの日数(以下、「カッター残使用日数」という。)を示す情報である。
ステップSG3において、ログ収集部203は、以下の式(2)でカッター残使用日数を算出する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、以下の式(2)でカッター残使用日数を算出する。
KH=(KUseLimit−KUse(N))÷[(KUse(N)−KUse(0))÷N]・・・(2)。
なお、式(2)において、「KH」は、カッター残使用日数を表す。また、「KUseLimit」は、カッター212の使用回数の上限値を表す。また、「KUse(N)」は、POS端末13が、店舗に設置された日を1日目として、1日目からN日目までのカッター212の使用回数の累計数を表す。IUse(0)は、POS端末13が店舗に設置された日より前のカッター212の使用回数の累計数を表す。
式(2)において、右辺の「(KUseLimit−KUse(N))」の部位は、カッター212を使用可能な残りの回数を表す。
また、式(2)において、右辺の「[(KUse(N)−KUse(0))÷N]」の部位は、POS端末13が店舗に設置された後、カッター212の1日の使用回数の平均値を表す。
そして、カッター212を使用可能な残りの回数を、カッター212の1日の使用回数の平均値で除算することにより、店舗でPOS端末13が継続して使用された場合におけるカッター残使用日数を算出することができる。
また、式(2)において、右辺の「[(KUse(N)−KUse(0))÷N]」の部位は、POS端末13が店舗に設置された後、カッター212の1日の使用回数の平均値を表す。
そして、カッター212を使用可能な残りの回数を、カッター212の1日の使用回数の平均値で除算することにより、店舗でPOS端末13が継続して使用された場合におけるカッター残使用日数を算出することができる。
ここで、式(2)を用いたカッター残使用日数の算出にあたり、ログ収集部203は、N、KUse(N)、及び、KUse(0)の値を、ログファイル223に基づいて算出する。ログファイル223には、処理制御部201により、これら変数の値(これら変数を算出するために必要な値でもよい。)が記録される。
また、ログ収集部203は、KUseLimitの値を、ログファイル223に記録された切断時記録媒体属性情報に基づいて、以下の方法で算出する。
すなわち、ログ収集部203は、予め定められたKUseLimitの初期値に対して、過去にPOS端末13に収容されたロール紙の記録媒体属性のそれぞれに設定された係数を乗算することによって、KUseLimitを算出する。なお、KUseLimitの算出にあたり、ログ収集部203は、各記録媒体属性の係数を、記録媒体属性のロール紙を切断した回数に応じた重みを反映させた値とする。
ここで、記録媒体属性は、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせを示す情報である。そして、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせに応じて、カッター212によりロール紙を切断したときの劣化の進行度は異なる。これを踏まえ、1の記録媒体属性に設定される係数は、当該1の記録媒体属性のロール紙を切断したときのカッター212の劣化の進行度が大きいほど値が大きくなり、一方、カッター212の劣化の進行度が小さいほど値が小さくなるように、事前のテストやシミュレーションの結果に基づいて設定される。
すなわち、ログ収集部203は、予め定められたKUseLimitの初期値に対して、過去にPOS端末13に収容されたロール紙の記録媒体属性のそれぞれに設定された係数を乗算することによって、KUseLimitを算出する。なお、KUseLimitの算出にあたり、ログ収集部203は、各記録媒体属性の係数を、記録媒体属性のロール紙を切断した回数に応じた重みを反映させた値とする。
ここで、記録媒体属性は、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせを示す情報である。そして、ロール紙の紙質、種類、及び、厚さの組み合わせに応じて、カッター212によりロール紙を切断したときの劣化の進行度は異なる。これを踏まえ、1の記録媒体属性に設定される係数は、当該1の記録媒体属性のロール紙を切断したときのカッター212の劣化の進行度が大きいほど値が大きくなり、一方、カッター212の劣化の進行度が小さいほど値が小さくなるように、事前のテストやシミュレーションの結果に基づいて設定される。
以上のような方法で算出したKUseLimitを用いて、式(2)の方法で、カッター212のカッター残使用日数を算出することにより、カッター212の劣化の進行度が、切断するロール紙の紙質、種類、又は、厚さによって異なる、という特性を踏まえ、当該特性を反映して適切にカッター残使用日数を算出することができる。
ステップSG3において、ログ収集部203は、切断時記録媒体属性情報に基づいて、上述した方法で、カッター残使用日数情報を算出し、算出したカッター残使用日数を示すカッター残使用日数情報を生成する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、カッター使用累計数ステータス識別情報と、カッター使用累計数状態情報、及び、カッター残使用日数情報とを対応付けてカッター使用累計数ステータス情報データを生成する。
ステップSG3において、ログ収集部203は、カッター使用累計数ステータス識別情報と、カッター使用累計数状態情報、及び、カッター残使用日数情報とを対応付けてカッター使用累計数ステータス情報データを生成する。
図6(J)は、監視項目:動作プロセスのステータス情報データ(以下、「動作プロセスステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(J)に示すように、動作プロセスステータス情報データは、動作プロセスステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「動作プロセスステータス識別情報」という。)を備える。
また、動作プロセスステータス情報データは、動作プロセス状態情報を備える。動作プロセス状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で動作状態の(=CPUの割り当てが行われた状態の)プロセスを示す情報(プロセスを表す文字列)と、動作プロセス状態情報を取得した日時を示す情報とを示す情報を含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:動作プロセスのログに基づいて動作プロセス状態情報を生成し、動作プロセスステータス識別情報と、動作プロセス状態情報とを対応付けて動作プロセスステータス情報データを生成する。
図6(J)に示すように、動作プロセスステータス情報データは、動作プロセスステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「動作プロセスステータス識別情報」という。)を備える。
また、動作プロセスステータス情報データは、動作プロセス状態情報を備える。動作プロセス状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で動作状態の(=CPUの割り当てが行われた状態の)プロセスを示す情報(プロセスを表す文字列)と、動作プロセス状態情報を取得した日時を示す情報とを示す情報を含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:動作プロセスのログに基づいて動作プロセス状態情報を生成し、動作プロセスステータス識別情報と、動作プロセス状態情報とを対応付けて動作プロセスステータス情報データを生成する。
図6(K)は、監視項目:接続デバイスのステータス情報データ(以下、「接続デバイスステータス情報データ」という。)の内容を示す図である。
図6(K)に示すように、接続デバイスステータス情報データは、接続デバイスステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「接続デバイスステータス識別情報」という。)を備える。
また、接続デバイスステータス情報データは、接続デバイス状態情報を備える。接続デバイス状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で接続されたデバイスの種類を示す情報(デバイスの種類を表す文字列)を示す情報と、接続デバイス状態情報を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:接続デバイスのログに基づいて接続デバイス状態情報を生成し、接続デバイスステータス識別情報と、接続デバイス状態情報とを対応付けて接続デバイスステータス情報データを生成する。
図6(K)に示すように、接続デバイスステータス情報データは、接続デバイスステータス情報データを識別するステータス識別情報(以下、「接続デバイスステータス識別情報」という。)を備える。
また、接続デバイスステータス情報データは、接続デバイス状態情報を備える。接続デバイス状態情報は、現時点(リクエストデータD1を生成するタイミングに対応する時点)で接続されたデバイスの種類を示す情報(デバイスの種類を表す文字列)を示す情報と、接続デバイス状態情報を取得した日時を示す情報とを含む。
ステップSG3において、ログ収集部203は、監視項目:接続デバイスのログに基づいて接続デバイス状態情報を生成し、接続デバイスステータス識別情報と、接続デバイス状態情報とを対応付けて接続デバイスステータス情報データを生成する。
ステップSG3で、各監視項目のステータス情報データを生成した後、ログ収集部203は、各監視項目のステータス情報データ、及び、POS端末13のPOS端末識別情報を含むログデータD11を生成する(ステップSG4)。
POS端末識別情報とは、POS端末13を識別する識別情報であり、例えば、POS端末13の製造段階でPOS端末13に一意に割り当てられるシリアル番号である。
ログデータD11は、情報を階層化して記述可能なテキストデータ(例えば、XML形式のデータ)であり、各情報が、階層化されたキーと値との組み合わせによって記述される。
POS端末識別情報とは、POS端末13を識別する識別情報であり、例えば、POS端末13の製造段階でPOS端末13に一意に割り当てられるシリアル番号である。
ログデータD11は、情報を階層化して記述可能なテキストデータ(例えば、XML形式のデータ)であり、各情報が、階層化されたキーと値との組み合わせによって記述される。
次いで、ログ収集部203は、同じPOSユニット16に属する印刷装置14のそれぞれと通信し、印刷装置14ごとにログデータD11を生成する(ステップSG5)。以下、POS端末13のログデータD11をメインログデータD11mと表現し、印刷装置14のログデータD11をサブログデータD11sと表現し、適宜、これらデータを区別する。
サブログデータD11sは、メインログデータD11mと同様、印刷装置14の各監視項目のステータス情報データ、及び、印刷装置14の印刷装置識別情報を含むデータである。
印刷装置識別情報とは、印刷装置14を識別する識別情報であり、例えば、印刷装置14の製造段階で印刷装置14に一意に割り当てられるシリアル番号である。
ステップSG5において、ログ収集部203は、同じPOSユニット16に属する印刷装置14のそれぞれと通信して、印刷装置14のそれぞれから、印刷装置14の各監視項目のログ、その他のサブログデータD11sを生成するために必要な情報を取得する。印刷装置14のIPアドレスや、印刷装置14との通信で使用するプロトコル、印刷装置14と送受信するデータのフォーマット等の、印刷装置14と通信するために必要な情報は、事前に登録される。
次いで、ログ収集部203は、各印刷装置14について、各監視項目のログに基づいて各監視項目のステータス情報データを生成し、生成したステータス情報データに基づいてサブログデータD11sを生成する。
印刷装置識別情報とは、印刷装置14を識別する識別情報であり、例えば、印刷装置14の製造段階で印刷装置14に一意に割り当てられるシリアル番号である。
ステップSG5において、ログ収集部203は、同じPOSユニット16に属する印刷装置14のそれぞれと通信して、印刷装置14のそれぞれから、印刷装置14の各監視項目のログ、その他のサブログデータD11sを生成するために必要な情報を取得する。印刷装置14のIPアドレスや、印刷装置14との通信で使用するプロトコル、印刷装置14と送受信するデータのフォーマット等の、印刷装置14と通信するために必要な情報は、事前に登録される。
次いで、ログ収集部203は、各印刷装置14について、各監視項目のログに基づいて各監視項目のステータス情報データを生成し、生成したステータス情報データに基づいてサブログデータD11sを生成する。
ログ収集部203は、メインログデータD11m、及び、サブログデータD11sの生成後、ステップSA3のログデータ生成処理を終了する。
図4(A)に示すように、ステップSA3のログデータ生成処理でログデータD11(メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s)を生成した後、ログ収集部203は、リクエストデータD1を生成する(ステップSA4)。
リクエストデータD1は、POS端末13が設置された店舗を識別する店舗識別情報、POS端末13のPOS端末識別情報、処理結果通知データD12、メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s(POS端末13と同一のPOSユニット16に属する印刷装置14が複数ある場合は、複数のサブログデータD11s)を含み、各情報が階層化されて記述されたテキストデータである。
リクエストデータD1は、POS端末13が設置された店舗を識別する店舗識別情報、POS端末13のPOS端末識別情報、処理結果通知データD12、メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s(POS端末13と同一のPOSユニット16に属する印刷装置14が複数ある場合は、複数のサブログデータD11s)を含み、各情報が階層化されて記述されたテキストデータである。
図7は、リクエストデータD1の一例を、説明に適した態様で模式的に示す図である。
図7で例示するリクエストデータD1において、領域A1には、店舗識別情報、及び、POS端末識別情報が記述される。
また、領域A2には、処理結果通知データD12が記述される。
また、領域A3には、メインログデータD11mが記述される。領域A3の領域A31には、POS端末識別情報が記述される。領域A3の領域A32には、ステータス情報データが記述される。領域A32の領域A321には、ステータス識別情報が記述される。
また、領域A4には、サブログデータD11sが記述される。領域A4の領域A41には、印刷装置識別情報が記述される。領域A4の領域A42には、ステータス情報データが記述される。領域A42の領域A421には、ステータス識別情報が記述される。
図7で例示するリクエストデータD1において、領域A1には、店舗識別情報、及び、POS端末識別情報が記述される。
また、領域A2には、処理結果通知データD12が記述される。
また、領域A3には、メインログデータD11mが記述される。領域A3の領域A31には、POS端末識別情報が記述される。領域A3の領域A32には、ステータス情報データが記述される。領域A32の領域A321には、ステータス識別情報が記述される。
また、領域A4には、サブログデータD11sが記述される。領域A4の領域A41には、印刷装置識別情報が記述される。領域A4の領域A42には、ステータス情報データが記述される。領域A42の領域A421には、ステータス識別情報が記述される。
図4(A)に示すように、ステップSA4でリクエストデータD1を生成した後、ログ収集部203は、生成したリクエストデータD1を、プログラム間通信により、通信管理部204に出力する(ステップSA5)。
図4(B)に示すように、通信管理部204は、ログ収集部203から入力されたリクエストデータD1を取得する(ステップSB1)。
次いで、通信管理部204は、取得したリクエストデータD1を、所定の記憶領域に記憶する(ステップSB2)。所定の記憶領域には、メンテナンスサーバー17に未送信のリクエストデータD1、及び、メンテナンスサーバー17に送信された後に後述する理由によりメンテナンスサーバー17において破棄されたリクエストデータD1が累積的に記憶される。
次いで、通信管理部204は、取得したリクエストデータD1を、所定の記憶領域に記憶する(ステップSB2)。所定の記憶領域には、メンテナンスサーバー17に未送信のリクエストデータD1、及び、メンテナンスサーバー17に送信された後に後述する理由によりメンテナンスサーバー17において破棄されたリクエストデータD1が累積的に記憶される。
次いで、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222を参照し、リクエストデータD1をメンテナンスサーバー17に送信するタイミングが到来したか否かを監視する(ステップSB3)。
送信間隔設定ファイル222は、リクエストデータD1を送信するタイミングを示す情報が記録されたファイルである。
本実施形態では、リクエストデータD1を送信するタイミングとして、以下の2つのタイミングがある。
1つ目のタイミングは、ログ収集部203によりリクエストデータD1が生成されたタイミングである。この場合、リクエストデータD1の生成するタイミングと、リクエストデータD1を送信するタイミングとで同期がとられ、リクエストデータD1の生成に応じて、生成されたリクエストデータD1がメンテナンスサーバー17に送信される。以下、1つ目のタイミングを「通常送信タイミング」という。
送信間隔設定ファイル222は、リクエストデータD1を送信するタイミングを示す情報が記録されたファイルである。
本実施形態では、リクエストデータD1を送信するタイミングとして、以下の2つのタイミングがある。
1つ目のタイミングは、ログ収集部203によりリクエストデータD1が生成されたタイミングである。この場合、リクエストデータD1の生成するタイミングと、リクエストデータD1を送信するタイミングとで同期がとられ、リクエストデータD1の生成に応じて、生成されたリクエストデータD1がメンテナンスサーバー17に送信される。以下、1つ目のタイミングを「通常送信タイミング」という。
2つ目のタイミングは、前回、リクエストデータD1を送信した後、所定の間隔(以下、「契約期間外間隔」という。)が経過したタイミングである。契約期間外間隔は、上述した基準生成間隔(リクエストデータD1を生成する最長の間隔)よりも長い間隔とされる。例えば、基準生成間隔が「5分」の場合に、リクエストデータD1を送信する所定の間隔は、「1時間」とされる。以下、2つ目のタイミングを「契約期間外送信タイミング」という。
後述するように、POS端末13を備える店舗システム11を利用する企業との契約が切れた状態にある場合に、送信間隔設定ファイル222に契約期間外送信タイミングを示す情報が記録される。
後述するように、POS端末13を備える店舗システム11を利用する企業との契約が切れた状態にある場合に、送信間隔設定ファイル222に契約期間外送信タイミングを示す情報が記録される。
ステップSB3において、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222に記録された情報が通常送信タイミングを示す場合、ログ収集部203からのログデータD11の入力が完了した時点で、リクエストデータD1をメンテナンスサーバー17に送信するタイミングが到来したと判別する。
また、ステップSB3において、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222が示す情報が契約期間外送信タイミングである場合、前回、リクエストデータD1を送信した後、契約期間外送信間隔が経過したときに、リクエストデータD1を送信するタイミングが到来したと判別する。
また、ステップSB3において、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222が示す情報が契約期間外送信タイミングである場合、前回、リクエストデータD1を送信した後、契約期間外送信間隔が経過したときに、リクエストデータD1を送信するタイミングが到来したと判別する。
リクエストデータD1を送信するタイミングが到来した場合(ステップSB3:YES)、通信管理部204は、制御装置通信部23を制御して、所定の記憶領域に記憶されたリクエストデータD1をリクエストとしてメンテナンスサーバー17に送信する(ステップSB4)。例えば、通信管理部204は、リクエストボディーにリクエストデータD1が記述されたHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを、HTTPに従って、メンテナンスサーバー17に送信する。なお、リクエストデータD1を送信するメンテナンスサーバー17のURLや、使用するプロトコル等の、リクエストデータD1をリクエストとしてメンテナンスサーバー17に送信するために必要な情報は、事前に登録される。
なお、所定の記憶領域に記憶されたリクエストデータD1が複数ある場合、通信管理部204は、所定の記憶領域に記憶されたタイミングが最も古いリクエストデータD1を送信する。
ステップSB4でリクエストデータを送信した後、通信管理部204は、メンテナンスサーバー17からレスポンス(契約情報レスポンスデータ、又は、レスポンスデータD2)を受信したか否かを監視する(ステップSB5)。
図4(D)に示すように、メンテナンスサーバー17のログ受信部501は、メンテナンスサーバー通信部52を制御して、通信管理部204が送信したリクエストデータD1を受信し、取得する(ステップSD1)。
次いで、ログ受信部501は、取得したリクエストデータD1を、レスポンス応答部502に出力する(ステップSD2)。
次いで、ログ受信部501は、取得したリクエストデータD1を、レスポンス応答部502に出力する(ステップSD2)。
図4(E)に示すように、レスポンス応答部502は、ログ受信部501から入力されたリクエストデータD1を取得する(ステップSE1)。
次いで、レスポンス応答部502は、契約管理データベース512(契約期間情報)を参照し、現時点が、対応する企業の契約期間内であるか否かを判別する(ステップSE2)。
契約管理データベース512は、メンテナンスサーバー17の管理の対象となり得る店舗ごとに、店舗識別情報と、店舗の店舗システム11を利用する企業の契約期間を示す情報とを対応付けたレコードを記憶するデータベースである。企業の契約期間とは、企業が、メンテナンスサーバー17を利用して店舗システム11の管理を行うことが可能な期間である。店舗の契約期間は、メンテナンスサーバー17を運営する会社と企業との間で事前の契約で取り決められる。メンテナンスサーバー17を運営する会社は、契約期間中にメンテナンスサーバー17により契約した企業の店舗システム11のPOS端末13及び印刷装置14の状態を管理し、その対価として収入を得る。
契約管理データベース512の内容は、企業ごとの契約の状況に応じて、適宜、所定の手段により書き換えられ、実際の契約の状況に対応した内容とされる。
次いで、レスポンス応答部502は、契約管理データベース512(契約期間情報)を参照し、現時点が、対応する企業の契約期間内であるか否かを判別する(ステップSE2)。
契約管理データベース512は、メンテナンスサーバー17の管理の対象となり得る店舗ごとに、店舗識別情報と、店舗の店舗システム11を利用する企業の契約期間を示す情報とを対応付けたレコードを記憶するデータベースである。企業の契約期間とは、企業が、メンテナンスサーバー17を利用して店舗システム11の管理を行うことが可能な期間である。店舗の契約期間は、メンテナンスサーバー17を運営する会社と企業との間で事前の契約で取り決められる。メンテナンスサーバー17を運営する会社は、契約期間中にメンテナンスサーバー17により契約した企業の店舗システム11のPOS端末13及び印刷装置14の状態を管理し、その対価として収入を得る。
契約管理データベース512の内容は、企業ごとの契約の状況に応じて、適宜、所定の手段により書き換えられ、実際の契約の状況に対応した内容とされる。
ステップSE2において、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1の送信元のPOS端末13が設置された店舗の店舗識別情報を取得する。上述したように、店舗識別情報は、リクエストデータD1に記述される。次いで、レスポンス応答部502は、契約管理データベース512のレコードのうち、取得した店舗識別情報を有するレコードを特定する。次いで、レスポンス応答部502は、特定したレコードの契約期間を示す情報を取得し、現時点が、契約期間内であるか否かを判別する。
次いで、レスポンス応答部502は、現時点が企業の契約期間内であるか否かを判別する(ステップSE3)。
契約期間内でない場合(ステップSE3:NO)、レスポンス応答部502は、契約情報レスポンスデータを生成し、メンテナンスサーバー通信部52を制御して、生成した契約情報レスポンスデータをレスポンスとして送信する(ステップSE4)。
詳述すると、レスポンス応答部502は、契約期間内でないことを示す情報を含む契約情報レスポンスデータを生成し、レスポンスとして送信する。
詳述すると、レスポンス応答部502は、契約期間内でないことを示す情報を含む契約情報レスポンスデータを生成し、レスポンスとして送信する。
次いで、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1を破棄し(ステップSE5)、処理を終了する。この場合、リクエストデータD1に基づく第1ステータス情報データベース513及び第2ステータス情報データベース514へのレコードの記憶(ログデータD11に基づく情報の記憶)は行われない。これらの処理は、契約期間内の企業、つまり、対価を支払う企業に対して行うべき処理だからである。
現時点が企業の契約期間内である場合(ステップSE3:YES)、レスポンス応答部502は、ステップSE1で取得したリクエストデータD1を、ログ情報記憶部503に出力する(ステップSE6)。ログ情報記憶部503の処理については、後述する。
次いで、レスポンス応答部502は、レスポンスデータ生成処理を実行する(ステップSE7)。
レスポンスデータ生成処理は、レスポンスデータD2を生成する処理である。以下、レスポンスデータ生成処理について詳述する。
レスポンスデータ生成処理は、レスポンスデータD2を生成する処理である。以下、レスポンスデータ生成処理について詳述する。
図8(A)は、レスポンスデータ生成処理の実行時のレスポンス応答部502の動作を詳細に示すフローチャートである。
図8(A)に示すように、レスポンスデータ生成処理において、レスポンス応答部502は、処理命令制御データ生成処理を実行し(ステップSH1)、処理命令制御データD21を生成する。
図8(A)に示すように、レスポンスデータ生成処理において、レスポンス応答部502は、処理命令制御データ生成処理を実行し(ステップSH1)、処理命令制御データD21を生成する。
図8(B)は、処理命令制御データ生成処理の実行時のレスポンス応答部502の動作を詳細に示すフローチャートである。
図8(B)に示すように、処理命令制御データ生成処理において、レスポンス応答部502は、命令格納データベース511を参照する(ステップSI1)。
命令格納データベース511は、POS端末13のPOS端末識別情報と、POS端末13に実行させる処理に関する情報(以後、「実行処理情報」という。)と、を対応付けたレコードを記憶するデータベースである。
実行処理情報は、POS端末13に実行させる処理を識別する情報や、処理を実行するために必要なデータ、その他の処理命令制御データD21の生成に必要な情報等を含む。
図8(B)に示すように、処理命令制御データ生成処理において、レスポンス応答部502は、命令格納データベース511を参照する(ステップSI1)。
命令格納データベース511は、POS端末13のPOS端末識別情報と、POS端末13に実行させる処理に関する情報(以後、「実行処理情報」という。)と、を対応付けたレコードを記憶するデータベースである。
実行処理情報は、POS端末13に実行させる処理を識別する情報や、処理を実行するために必要なデータ、その他の処理命令制御データD21の生成に必要な情報等を含む。
レスポンス応答部502は、企業の担当者や、保守担当者に対して、特定のPOS端末13のPOS端末識別情報、及び、当該特定のPOS端末13に実行させる処理に係る実行処理情報を生成するために必要な情報を入力させるユーザーインターフェースを提供し、ユーザーインターフェースに対する入力に基づいて、命令格納データベース511にレコードを記憶する機能を有する。なお、POS端末13に実行させる処理としては、例えば、ファームウェアのバージョンアップがあり、実行させる処理がファームウェアのバージョンアップの場合、実行処理情報を生成するために必要な情報は、例えば、ファームウェアのプログラムデータ等である。
詳述すると、特定のPOS端末13に所定の処理を実行させることを望む企業の担当者等は、ウェブブラウザーがインストールされた端末のウェブブラウザーを立ち上げ、ウェブブラウザーに、メンテナンスサーバー17の所定のURLにアクセスさせる。レスポンス応答部502は、当該所定のURLへのアクセスがあった場合、必要な認証を行った後、POS端末識別情報、及び、実行処理情報を生成するために必要な情報の入力が可能なユーザーインターフェース(ウェブページ)を、当該端末に表示させる。企業の担当者等は、当該ユーザーインターフェースに、当該特定のPOS端末13のPOS端末識別情報、及び、当該特定のPOS端末13に実行させる処理に係る処理実行関連情報を生成するために必要な情報を入力する。レスポンス応答部502は、当該ユーザーインターフェースに入力された処理実行関連情報を生成するために必要な情報を取得し、取得した情報に基づいて実行処理情報を生成する。レスポンス応答部502は、命令格納データベース511にアクセスし、当該データベースに、当該ユーザーインターフェースに入力されたPOS端末識別情報と、生成した実行処理情報とを対応付けたレコードを記憶する。
詳述すると、特定のPOS端末13に所定の処理を実行させることを望む企業の担当者等は、ウェブブラウザーがインストールされた端末のウェブブラウザーを立ち上げ、ウェブブラウザーに、メンテナンスサーバー17の所定のURLにアクセスさせる。レスポンス応答部502は、当該所定のURLへのアクセスがあった場合、必要な認証を行った後、POS端末識別情報、及び、実行処理情報を生成するために必要な情報の入力が可能なユーザーインターフェース(ウェブページ)を、当該端末に表示させる。企業の担当者等は、当該ユーザーインターフェースに、当該特定のPOS端末13のPOS端末識別情報、及び、当該特定のPOS端末13に実行させる処理に係る処理実行関連情報を生成するために必要な情報を入力する。レスポンス応答部502は、当該ユーザーインターフェースに入力された処理実行関連情報を生成するために必要な情報を取得し、取得した情報に基づいて実行処理情報を生成する。レスポンス応答部502は、命令格納データベース511にアクセスし、当該データベースに、当該ユーザーインターフェースに入力されたPOS端末識別情報と、生成した実行処理情報とを対応付けたレコードを記憶する。
ステップSI1で命令格納データベース511を参照した後、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1の送信元のPOS端末13のPOS端末識別情報を取得する(ステップSI2)。上述したように、POS端末識別情報は、リクエストデータD1に記述される。
次いで、レスポンス応答部502は、ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコードが命令格納データベース511に存在するか否かを判別する(ステップSI3)。
ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコードが命令格納データベース511に1つも存在しない場合(ステップSI3:NO)、レスポンス応答部502は、処理手順をステップSI5へ移行する。
次いで、レスポンス応答部502は、ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコードが命令格納データベース511に存在するか否かを判別する(ステップSI3)。
ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコードが命令格納データベース511に1つも存在しない場合(ステップSI3:NO)、レスポンス応答部502は、処理手順をステップSI5へ移行する。
ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコードが命令格納データベース511に存在する場合(ステップSI3:YES)、レスポンス応答部502は、ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコード(当該レコードが複数ある場合は、複数のレコードのそれぞれ)が有する実行処理情報を取得する(ステップSI4)。なお、前回、レスポンスデータD2を送信してから現時点までの間に、企業の担当者を含むユーザーが、リクエストデータD1の送信元のPOS端末13に所定の処理を実行させることを目的として、上述した手段により、命令格納データベース511に対応するレコードを記憶した場合に、ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコードが命令格納データベース511に存在した状態となる。
続くステップSI5において、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1に含まれる処理結果通知データD12を取得する(ステップSI5)。
次いで、レスポンス応答部502は、ステップSI4で取得した実行処理情報、及び、ステップSI5で取得した処理結果通知データD12に基づいて、処理命令制御データD21を生成する(ステップSI6)。
詳述すると、レスポンス応答部502は、取得した実行処理情報に基づいて、実行処理情報に対応する処理をPOS端末13に実行させる制御データ(以下、「第1制御データ」という。)を生成する。取得した実行処理情報が、複数、存在する場合、レスポンス応答部502は、複数の実行処理情報に対応する処理のそれぞれを実行させる制御データを生成する。なお、レスポンス応答部502は、1又は複数の実行処理情報に基づいて、対応する1又は複数の処理を実行させる処理命令制御データD21を生成する機能を有する。
さらに、レスポンス応答部502は、処理結果通知データD12に基づいて、命令実行部205が実行した処理の処理結果に応じて、POS端末13に実行させるべき処理が存在する場合は、当該処理を実行させる制御データ(以下、「第2制御データ」という。)を生成する。
次いで、レスポンス応答部502は、第1制御データ、及び、第2制御データを含む処理命令制御データD21を生成する。処理命令制御データD21は、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)形式、XML形式等のレスポンスとしてPOS端末13に送信可能なデータである。
詳述すると、レスポンス応答部502は、取得した実行処理情報に基づいて、実行処理情報に対応する処理をPOS端末13に実行させる制御データ(以下、「第1制御データ」という。)を生成する。取得した実行処理情報が、複数、存在する場合、レスポンス応答部502は、複数の実行処理情報に対応する処理のそれぞれを実行させる制御データを生成する。なお、レスポンス応答部502は、1又は複数の実行処理情報に基づいて、対応する1又は複数の処理を実行させる処理命令制御データD21を生成する機能を有する。
さらに、レスポンス応答部502は、処理結果通知データD12に基づいて、命令実行部205が実行した処理の処理結果に応じて、POS端末13に実行させるべき処理が存在する場合は、当該処理を実行させる制御データ(以下、「第2制御データ」という。)を生成する。
次いで、レスポンス応答部502は、第1制御データ、及び、第2制御データを含む処理命令制御データD21を生成する。処理命令制御データD21は、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)形式、XML形式等のレスポンスとしてPOS端末13に送信可能なデータである。
処理命令制御データD21を生成後、レスポンス応答部502は、命令格納データベース511から、ステップSI2で取得したPOS端末識別情報を有するレコードのそれぞれを削除する(ステップSI7)。ステップSI7の処理により、命令格納データベース511から、処理命令制御データD21の生成の元となったレコードが存在しない状態となる。
レコードを削除した後、レスポンス応答部502は、処理命令制御データ生成処理を終了する。
なお、「命令格納データベース511に対応するレコードがない」、かつ、「リクエストデータD1に処理結果通知データD12がない、又は、リクエストデータD1に含まれる処理結果通知データD12に応じてPOS端末13に実行させる処理がない」場合は、処理命令制御データD21は生成されない。しかし、以下では、説明の便宜のため、処理命令制御データD21が生成されたものとして、レスポンス応答部502、その他の主体の処理を説明する。
なお、「命令格納データベース511に対応するレコードがない」、かつ、「リクエストデータD1に処理結果通知データD12がない、又は、リクエストデータD1に含まれる処理結果通知データD12に応じてPOS端末13に実行させる処理がない」場合は、処理命令制御データD21は生成されない。しかし、以下では、説明の便宜のため、処理命令制御データD21が生成されたものとして、レスポンス応答部502、その他の主体の処理を説明する。
図8(A)に示すように、ステップSH1で処理命令制御データ生成処理を実行して処理命令制御データD21を生成した後、レスポンス応答部502は、エラー警告/予兆通知データ生成処理を実行して、エラー警告/予兆通知データD22を生成する(ステップSH2)。
図8(C)は、エラー警告/予兆通知データ生成処理の実行時のレスポンス応答部502の動作を詳細に示すフローチャートである。
図8(C)に示すように、エラー警告/予兆通知データ生成処理において、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1に含まれるログデータD11(メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s)を取得する(ステップSJ1)。
図8(C)に示すように、エラー警告/予兆通知データ生成処理において、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1に含まれるログデータD11(メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s)を取得する(ステップSJ1)。
次いで、レスポンス応答部502は、ステップSJ1で取得したログデータD11に基づいて、POS端末13の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否か、及び、印刷装置14の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する(ステップSJ2)。
ここで、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する対象となる監視項目は、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、及び、監視項目:データ転送速度である。
レスポンス応答部502は、POS端末13監視項目:RAM使用率について、以下の方法でエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する。すなわち、監視項目:RAM使用率について、エラー状態(RAMに障害が発生した状態)、エラー警告状態(RAMに障害は発生していないものの、対応する処置を行わないと障害が発生する蓋然性が高い状態)、及び、エラー予兆状態(RAMに障害は発生していないものの継続的な使用によって障害が発生する可能性がある状態)のそれぞれの状態と判別するための条件が予め定められる。条件は、RAM使用率(数値)と、所定の閾値とが所定の関係となった場合に成立する条件とされる。エラー状態と判別する条件は、例えば、RAM使用率が所定の閾値を上回ることである。エラー警告状態と判別する条件は、例えば、RAM使用率が、エラー状態の判別に係る閾値よりも値が小さい所定の閾値を上回ることである。エラー予兆状態と判別する条件は、例えば、RAM使用率の増加又は低下のペースが所定の閾値を上回ることである。ここで閾値を上回るとは、例えば、RAM使用率が瞬間的に閾値を上回ることに加え、RAM使用率が閾値を超えた状態が所定期間継続する状態にある場合も含む。
監視項目:RAM使用率がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別するにあたって、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1のメインログデータD11mに含まれるRAM使用率ステータス情報データのRAM使用率状態情報を取得する。上述したように、RAM使用率状態情報は、所定の期間におけるRAM使用率の推移を時系列で示す情報を含む。次いで、レスポンス応答部502は、取得したRAM使用率状態情報に基づいて、エラー警告状態又はエラー予兆状態に係る条件が成立するか否かを判別することにより、監視項目:RAM使用率について、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する。
ここで、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する対象となる監視項目は、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、及び、監視項目:データ転送速度である。
レスポンス応答部502は、POS端末13監視項目:RAM使用率について、以下の方法でエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する。すなわち、監視項目:RAM使用率について、エラー状態(RAMに障害が発生した状態)、エラー警告状態(RAMに障害は発生していないものの、対応する処置を行わないと障害が発生する蓋然性が高い状態)、及び、エラー予兆状態(RAMに障害は発生していないものの継続的な使用によって障害が発生する可能性がある状態)のそれぞれの状態と判別するための条件が予め定められる。条件は、RAM使用率(数値)と、所定の閾値とが所定の関係となった場合に成立する条件とされる。エラー状態と判別する条件は、例えば、RAM使用率が所定の閾値を上回ることである。エラー警告状態と判別する条件は、例えば、RAM使用率が、エラー状態の判別に係る閾値よりも値が小さい所定の閾値を上回ることである。エラー予兆状態と判別する条件は、例えば、RAM使用率の増加又は低下のペースが所定の閾値を上回ることである。ここで閾値を上回るとは、例えば、RAM使用率が瞬間的に閾値を上回ることに加え、RAM使用率が閾値を超えた状態が所定期間継続する状態にある場合も含む。
監視項目:RAM使用率がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別するにあたって、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1のメインログデータD11mに含まれるRAM使用率ステータス情報データのRAM使用率状態情報を取得する。上述したように、RAM使用率状態情報は、所定の期間におけるRAM使用率の推移を時系列で示す情報を含む。次いで、レスポンス応答部502は、取得したRAM使用率状態情報に基づいて、エラー警告状態又はエラー予兆状態に係る条件が成立するか否かを判別することにより、監視項目:RAM使用率について、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する。
エラー警告状態、及び、エラー予兆状態と判別する条件は、保守担当者、及び、企業の担当者等により、所定の手段によって変更可能である。
レスポンス応答部502は、同様の方法で、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、及び、監視項目:データ転送速度について、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する。
また、レスポンス応答部502は、同様の方法で、印刷装置14の所定の監視項目について、サブログデータD11sに基づいて、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する。
また、レスポンス応答部502は、同様の方法で、印刷装置14の所定の監視項目について、サブログデータD11sに基づいて、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する。
なお、レスポンス応答部502は、監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かの判別にあたり、監視項目が所定の状態に至った日時と、現時点の日時との時間的な関係も加味する。
エラー警告状態、及び、エラー予兆状態は、「エラーが発生する可能性が高い状態」に相当する。
続くステップSJ3において、レスポンス応答部502は、ステップSJ2の判別結果に基づいて、エラー警告/予兆通知データD22を生成する。
すなわち、レスポンス応答部502は、POS端末13の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態である場合、又は、印刷装置14の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態である場合に、エラー警告状態又はエラー予兆状態である監視項目のそれぞれについて、監視項目を示す情報、及び、エラー警告状態又はエラー予兆状態のいずれかを示す情報を含むエラー警告/予兆通知データD22を生成する。
また、レスポンス応答部502は、エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもない場合、エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもないことを示す情報を含むエラー警告/予兆通知データD22を生成する。
エラー警告/予兆通知データD22は、情報を階層化して記述可能なテキストデータ(例えば、XML形式のデータ)であり、POS端末13にレスポンスとして送信可能なデータである。
すなわち、レスポンス応答部502は、POS端末13の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態である場合、又は、印刷装置14の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態である場合に、エラー警告状態又はエラー予兆状態である監視項目のそれぞれについて、監視項目を示す情報、及び、エラー警告状態又はエラー予兆状態のいずれかを示す情報を含むエラー警告/予兆通知データD22を生成する。
また、レスポンス応答部502は、エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもない場合、エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもないことを示す情報を含むエラー警告/予兆通知データD22を生成する。
エラー警告/予兆通知データD22は、情報を階層化して記述可能なテキストデータ(例えば、XML形式のデータ)であり、POS端末13にレスポンスとして送信可能なデータである。
図8(A)に示すように、エラー警告/予兆通知データ生成処理を実行した後、レスポンス応答部502は、ステップSE2の判別結果に基づく現時点が企業の契約期間内であることを示す情報と、ステップSH1で生成した処理命令制御データD21と、ステップSH2で生成したエラー警告/予兆通知データD22と、に基づいて、レスポンスデータD2を生成し(ステップSH3)、レスポンスデータ生成処理を終了する。
レスポンスデータD2は、現時点が企業の契約期間内であることを示す情報、処理命令制御データD21、及び、エラー警告/予兆通知データD22を含むデータである。
レスポンスデータD2は、現時点が企業の契約期間内であることを示す情報、処理命令制御データD21、及び、エラー警告/予兆通知データD22を含むデータである。
図4(E)に示すように、ステップSE7のレスポンスデータ生成処理を実行した後、レスポンス応答部502は、メンテナンスサーバー通信部52を制御して、生成したレスポンスデータD2をレスポンスとしてPOS端末13に送信する(ステップSE8)。例えば、レスポンス応答部502は、レスポンスボディーにレスポンスデータD2が記述されたHTTPレスポンスを、HTTPに従って、POS端末13に送信する。
レスポンスデータD2の送信後、レスポンス応答部502は、処理を終了する。
レスポンスデータD2の送信後、レスポンス応答部502は、処理を終了する。
このように、本実施形態では、POS端末13は、所定の間隔をあけてログデータD11を生成し、ログデータD11を含むリクエストデータD1をメンテナンスサーバー17に送信する。メンテナンスサーバー17は、リクエストデータD1に応じて、レスポンスデータD2を送信する。このような構成のため、POS端末13は、所定の間隔をあけてPOS端末13及び印刷装置14の監視項目の状態をメンテナンスサーバー17に通知することができる。また、メンテナンスサーバー17は、POS端末13が間隔をあけてログデータD11を含むリクエストデータD1を送信する構成を利用して、レスポンスとしてレスポンスデータD2を送信して、POS端末13に必要な処理を実行させることができる。
図4(B)に示すように、ステップSB5においてレスポンス(契約情報レスポンスデータ、又は、レスポンスデータD2)の受信を待機中の通信管理部204は、レスポンスを受信した場合(ステップSB5:YES)、送信間隔設定処理を実行する(ステップSB6)。
詳述すると、通信管理部204は、契約情報レスポンスデータ、又は、レスポンスデータD2に基づいて、現時点が契約期間内であるか否かを判別する。現時点が規約期間内である場合、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222に、通常送信タイミングを示す情報を記録する。一方、現時点が契約期間内ではない場合、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222に、契約期間外送信タイミングを示す情報を書き込む。契約期間外タイミングは、前回、リクエストデータD1を送信した後、契約期間外間隔が経過したタイミングである。契約期間外間隔は、基準生成間隔(リクエストデータD1を生成する最長の間隔)よりも長い間隔である。例えば、基準生成間隔が「5分」の場合に、契約期間外間隔は、「1時間」である。
詳述すると、通信管理部204は、契約情報レスポンスデータ、又は、レスポンスデータD2に基づいて、現時点が契約期間内であるか否かを判別する。現時点が規約期間内である場合、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222に、通常送信タイミングを示す情報を記録する。一方、現時点が契約期間内ではない場合、通信管理部204は、送信間隔設定ファイル222に、契約期間外送信タイミングを示す情報を書き込む。契約期間外タイミングは、前回、リクエストデータD1を送信した後、契約期間外間隔が経過したタイミングである。契約期間外間隔は、基準生成間隔(リクエストデータD1を生成する最長の間隔)よりも長い間隔である。例えば、基準生成間隔が「5分」の場合に、契約期間外間隔は、「1時間」である。
ステップSB5の処理により、現時点が契約期間内の場合は、リクエストデータD1は、生成される間隔と同期がとられた間隔で送信され、現時点が契約期間内ではない場合は、リクエストデータD1は、契約期間外間隔で送信される。
このように、本実施形態では、現時点が企業の契約期間内ではない場合、リクエストデータD1(ログデータD11)を送信する間隔が、現時点が企業の契約期間内の場合と比較して、長い時間とされる。これにより、以下の効果を奏する。
すなわち、POS端末13がリクエストデータD1を送信した場合、その分、通信帯域を消費することになり、また、リクエストデータD1を受信したメンテナンスサーバー17は、必要な記憶領域を使用して必要なデータを記憶し、必要な演算処理を実行することになる。つまり、POS端末13によるリクエストデータD1の送信は、通信に関する資源、メンテナンスサーバー17におけるソフトウェア、及び、ハードウェアに関する資源の消費を伴う。そして、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔を、契約期間内の企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔よりも長くすることにより、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13によるリクエストデータD1の送信に起因する資源の消費を抑制することができ、また、契約を行った企業とそうでない企業とに対する対応を差別化でき、公平さを担保できる。
ここで、契約期間内ではない企業については、当該企業に係るPOS端末13からのリクエストデータD1の送信を完全に停止することも可能である。しかしながら、企業が、契約する意思を持っているのにもかかわらず手続きのミス等により、現時点が契約期間内ではない事態が生じ得ると想定される。そして、本実施形態のように、契約期間内ではない企業について、当該企業に係るPOS端末13からのリクエストデータD1の送信を完全に停止するのではなく、契約期間内ではない間だけ一時的にリクエストデータD1の送信間隔を長くすることにより、契約する意思を持つ企業にメンテナンスサーバー17の機能が全く使えないことに伴う不測の不利益が生じることを抑制できる。また、メンテナンスサーバー17は、リクエストデータD1を受信する度に、契約期間内であるか否かを判別するため、POS端末13によるリクエストデータD1の送信が継続的に行われることにより、メンテナンスサーバー17によるリクエストデータD1の受信に伴う契約期間内か否かの判別が継続して行われる。このため、新たに契約が行われた場合に、リクエストデータD1を送信するタイミングを通常送信タイミングとすることが可能となる。
なお、後述するように、契約期間内ではない間に生成されたリクエストデータD1は、消失せず、契約期間内となったときにメンテナンスサーバー17に送信され当該サーバーにより適切に処理される。
すなわち、POS端末13がリクエストデータD1を送信した場合、その分、通信帯域を消費することになり、また、リクエストデータD1を受信したメンテナンスサーバー17は、必要な記憶領域を使用して必要なデータを記憶し、必要な演算処理を実行することになる。つまり、POS端末13によるリクエストデータD1の送信は、通信に関する資源、メンテナンスサーバー17におけるソフトウェア、及び、ハードウェアに関する資源の消費を伴う。そして、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔を、契約期間内の企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔よりも長くすることにより、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13によるリクエストデータD1の送信に起因する資源の消費を抑制することができ、また、契約を行った企業とそうでない企業とに対する対応を差別化でき、公平さを担保できる。
ここで、契約期間内ではない企業については、当該企業に係るPOS端末13からのリクエストデータD1の送信を完全に停止することも可能である。しかしながら、企業が、契約する意思を持っているのにもかかわらず手続きのミス等により、現時点が契約期間内ではない事態が生じ得ると想定される。そして、本実施形態のように、契約期間内ではない企業について、当該企業に係るPOS端末13からのリクエストデータD1の送信を完全に停止するのではなく、契約期間内ではない間だけ一時的にリクエストデータD1の送信間隔を長くすることにより、契約する意思を持つ企業にメンテナンスサーバー17の機能が全く使えないことに伴う不測の不利益が生じることを抑制できる。また、メンテナンスサーバー17は、リクエストデータD1を受信する度に、契約期間内であるか否かを判別するため、POS端末13によるリクエストデータD1の送信が継続的に行われることにより、メンテナンスサーバー17によるリクエストデータD1の受信に伴う契約期間内か否かの判別が継続して行われる。このため、新たに契約が行われた場合に、リクエストデータD1を送信するタイミングを通常送信タイミングとすることが可能となる。
なお、後述するように、契約期間内ではない間に生成されたリクエストデータD1は、消失せず、契約期間内となったときにメンテナンスサーバー17に送信され当該サーバーにより適切に処理される。
ステップSB6で送信間隔設定処理を実行した後、通信管理部204は、現時点が契約期間内か否かを判別する(ステップSB7)。
契約期間内ではない場合(ステップSB7:NO)、通信管理部204は、処理を終了する。この場合、所定の記憶領域に記憶したリクエストデータD1の削除は行われず、記憶された状態が維持される。所定の記憶領域に記憶されたリクエストデータD1は、次にリクエストデータD1を送信するタイミングが到来したときに、送信する対象のデータ(複数のリクエストデータD1が所定の記憶領域に記憶された状態の場合は、送信する対象のデータの1つ)とされる。
契約期間内ではない場合(ステップSB7:NO)、通信管理部204は、処理を終了する。この場合、所定の記憶領域に記憶したリクエストデータD1の削除は行われず、記憶された状態が維持される。所定の記憶領域に記憶されたリクエストデータD1は、次にリクエストデータD1を送信するタイミングが到来したときに、送信する対象のデータ(複数のリクエストデータD1が所定の記憶領域に記憶された状態の場合は、送信する対象のデータの1つ)とされる。
契約期間内の場合(ステップSB7:YES)、通信管理部204は、レスポンスデータD2に含まれるエラー警告/予兆通知データD22を取得し、ログ収集部203に出力する(ステップSB8)。
図4(A)に示すように、ログ収集部203は、通信管理部204から入力され取得したエラー警告/予兆通知データD22、及び、ステップSA3のログデータ生成処理で生成したログデータD11に基づいて、生成間隔設定処理を実行する(ステップSA6)。
図9は、生成間隔設定処理の実行時のログ収集部203の処理の詳細を示すフローチャートである。
図9に示すように、ログ収集部203は、ログデータD11(メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s)を取得する(ステップSK1)。
次いで、ログ収集部203は、ステップSK1で取得したログデータD11に基づいて、POS端末13の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否か、及び、印刷装置14の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する(ステップSK2)。
図9に示すように、ログ収集部203は、ログデータD11(メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s)を取得する(ステップSK1)。
次いで、ログ収集部203は、ステップSK1で取得したログデータD11に基づいて、POS端末13の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否か、及び、印刷装置14の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する(ステップSK2)。
監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かの判別は、上述したエラー警告/予兆通知データ生成処理で説明した方法と同様の方法で行われる。すなわち、ログ収集部203は、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、及び、監視項目:データ転送速度について、エラー警告状態に係る対応する条件が成立した場合は、エラー警告状態であると判別する。また、ログ収集部203は、これら監視項目について、エラー予兆状態に係る対応する条件が成立した場合は、エラー予兆状態であると判別する。
ステップSK2の処理で、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かの判別に使用される条件は、所定の担当者により、所定の手段によって、事前に登録される。
ステップSK2の処理で、エラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かの判別に使用される条件は、所定の担当者により、所定の手段によって、事前に登録される。
ここで、メンテナンスサーバー17が行うエラー警告/予兆通知データ生成処理で使用する条件(以下、「サーバー側条件」という。)と、POS端末13が行うステップSK2の処理で使用する条件(以下、「POS端末側条件」という。)とは、内容が同一である必要はない。
例えば、POS端末側条件は、POS端末13が設置された環境等のPOS端末13の実際の使用態様等を把握できる者が、POS端末13の実際の使用態様を反映した条件とする等、サーバー側条件とは異なる観点で、条件の内容を設定可能である。
例えば、POS端末側条件は、POS端末13が設置された環境等のPOS端末13の実際の使用態様等を把握できる者が、POS端末13の実際の使用態様を反映した条件とする等、サーバー側条件とは異なる観点で、条件の内容を設定可能である。
エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つでもある場合(ステップSK2:YES)、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を更新して、生成間隔設定ファイル221に、基準生成間隔よりも短い間隔(以下、「短縮生成間隔」という。)を示す情報を記録する(ステップSK3)。その後、ログ収集部203は、処理手順をステップSK4に移行する。上述したように、基準生成間隔は、リクエストデータD1(ログデータD11)を生成する間隔として設定可能な最長の間隔である。短縮生成間隔の値は、エラー警告状態又はエラー予兆状態である監視項目の状態に応じて、所定の方法により定められる。
ログデータD11に基づくエラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもない場合(ステップSK2:NO)、ログ収集部203は、処理手順をステップSK4に移行する。
ステップSK4において、ログ収集部203は、エラー警告/予兆通知データD22を取得する。
次いで、ログ収集部203は、ステップSK4で取得したエラー警告/予兆通知データD22に基づいて、POS端末13の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否か、及び、印刷装置14の所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態であるか否かを判別する(ステップSK5)。
エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つでもある場合(ステップSK5:YES)、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を更新して、生成間隔設定ファイル221に、短縮生成間隔を示す情報を記録する(ステップSK6)。その後、ログ収集部203は、処理手順をステップSK7に移行する。短縮生成間隔の値は、ステップSK2でエラー警告状態又はエラー予兆状態と判別した監視項目の状態、及び、エラー警告/予兆通知データD22においてエラー警告状態又はエラー予兆状態であると示された監視項目の状態に応じた値とされる。
エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つでもある場合(ステップSK5:YES)、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を更新して、生成間隔設定ファイル221に、短縮生成間隔を示す情報を記録する(ステップSK6)。その後、ログ収集部203は、処理手順をステップSK7に移行する。短縮生成間隔の値は、ステップSK2でエラー警告状態又はエラー予兆状態と判別した監視項目の状態、及び、エラー警告/予兆通知データD22においてエラー警告状態又はエラー予兆状態であると示された監視項目の状態に応じた値とされる。
エラー警告/予兆通知データD22に基づくエラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもない場合(ステップSK7:YES)、ログ収集部203は、処理手順をステップSK8に移行する。
ステップSK7において、ログ収集部203は、ステップSK2、及び、ステップSK5のいずれの処理においても、エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもないと判別したか否かを判別する。
ステップSK2、及び、ステップSK5のいずれの処理においても、エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもないと判別した場合(ステップSK7:YES)、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を更新して、生成間隔設定ファイル221に、基準生成間隔を示す情報を記録する(ステップSK8)。その後、ログ収集部203は、生成間隔設定処理を終了する。
ステップSK2、及び、ステップSK5のいずれかの処理で、エラー警告状態又はエラー警告状態と判別した監視項目がある場合(ステップSK7:NO)、ログ収集部203は、生成間隔設定処理を終了する。
ステップSK2、及び、ステップSK5のいずれの処理においても、エラー警告状態又はエラー予兆状態の監視項目が1つもないと判別した場合(ステップSK7:YES)、ログ収集部203は、生成間隔設定ファイル221を更新して、生成間隔設定ファイル221に、基準生成間隔を示す情報を記録する(ステップSK8)。その後、ログ収集部203は、生成間隔設定処理を終了する。
ステップSK2、及び、ステップSK5のいずれかの処理で、エラー警告状態又はエラー警告状態と判別した監視項目がある場合(ステップSK7:NO)、ログ収集部203は、生成間隔設定処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、所定の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態の場合(エラー状態となる可能性が高い場合)、そうではない場合と比較して、リクエストデータD1(ログデータD11)を生成する間隔が短くなる。これにより以下の効果を奏する。なお、短縮生成間隔でリクエストデータD1が生成される場合は、基本的には、リクエストデータD1を送信するタイミングは通常送信タイミングであるため、リクエストデータD1を送信する間隔も短くなる。
すなわち、1の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態となった場合、当該1の監視項目は、エラー状態(障害が発生した状態)となる可能性が高い状態である。この場合、保守担当者は、当該1の監視項目の状態をできるだけ短い間隔で監視し、必要に応じて対応する処理を行う必要がある。そして、後述するように、メンテナンスサーバー17のログ情報記憶部503は、リクエストデータD1の受信に応じて、第2ステータス情報データベース514にリクエストデータD1に基づくレコードを記憶する。さらに、メンテナンスサーバー17のログ情報表示部504は、保守担当者の要求に応じて、第2ステータス情報データベース514に基づいて、POS端末13及び印刷装置14の状態を報知する。このため、監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態となった場合にリクエストデータD1を生成、送信する間隔を短くすることにより、このような状態の場合に、保守担当者が、監視項目の状態をできるだけ短い間隔で監視し、必要に応じて対応する処理を行うことが可能となる。
なお、リクエストデータD1を生成、送信する間隔を常に短縮生成間隔とすることも可能である。しかしながら、上述したように、リクエストデータD1の送信は、各種資源の消費を伴う。従って、監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態の間、リクエストデータD1の生成、送信の間隔を短くすることにより、不必要な資源の消費を抑制した上で、必要な場合に効率的な方法で保守担当者に監視項目の状態を報知することができる。
すなわち、1の監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態となった場合、当該1の監視項目は、エラー状態(障害が発生した状態)となる可能性が高い状態である。この場合、保守担当者は、当該1の監視項目の状態をできるだけ短い間隔で監視し、必要に応じて対応する処理を行う必要がある。そして、後述するように、メンテナンスサーバー17のログ情報記憶部503は、リクエストデータD1の受信に応じて、第2ステータス情報データベース514にリクエストデータD1に基づくレコードを記憶する。さらに、メンテナンスサーバー17のログ情報表示部504は、保守担当者の要求に応じて、第2ステータス情報データベース514に基づいて、POS端末13及び印刷装置14の状態を報知する。このため、監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態となった場合にリクエストデータD1を生成、送信する間隔を短くすることにより、このような状態の場合に、保守担当者が、監視項目の状態をできるだけ短い間隔で監視し、必要に応じて対応する処理を行うことが可能となる。
なお、リクエストデータD1を生成、送信する間隔を常に短縮生成間隔とすることも可能である。しかしながら、上述したように、リクエストデータD1の送信は、各種資源の消費を伴う。従って、監視項目がエラー警告状態又はエラー予兆状態の間、リクエストデータD1の生成、送信の間隔を短くすることにより、不必要な資源の消費を抑制した上で、必要な場合に効率的な方法で保守担当者に監視項目の状態を報知することができる。
図4(B)に示すように、ステップSB9でエラー警告/予兆通知データD22をログ収集部203に出力した後、通信管理部204は、レスポンスデータD2に含まれる処理命令制御データD21を取得し、命令実行部205に出力する(ステップSB9)。
次いで、通信管理部204は、ステップSB4で送信したリクエストデータD1を所定の記憶領域から削除する(ステップSB10)。ステップSB11の処理により、メンテナンスサーバー17に送信され、メンテナンスサーバー17で処理された(リクエストデータD1に基づく情報が記憶された)リクエストデータD1が、重複して送信されることが防止される。
次いで、通信管理部204は、所定の記憶領域に、リクエストデータD1が記憶された状態か否かを判別する(ステップSB11)。ステップSB12の時点で、所定の記憶領域に記憶された状態のリクエストデータD1は、メンテナンスサーバー17によって処理された状態にない(リクエストデータD1に基づく情報が記憶された状態にない)データである。
所定の記憶領域にリクエストデータD1が記憶された状態の場合(ステップSB11:YES)、通信管理部204は、処理手順をステップSB4へ移行する。
所定の記憶領域にリクエストデータD1が記憶された状態ではない場合(ステップSB11:NO)、通信管理部204は、処理を終了する。
次いで、通信管理部204は、ステップSB4で送信したリクエストデータD1を所定の記憶領域から削除する(ステップSB10)。ステップSB11の処理により、メンテナンスサーバー17に送信され、メンテナンスサーバー17で処理された(リクエストデータD1に基づく情報が記憶された)リクエストデータD1が、重複して送信されることが防止される。
次いで、通信管理部204は、所定の記憶領域に、リクエストデータD1が記憶された状態か否かを判別する(ステップSB11)。ステップSB12の時点で、所定の記憶領域に記憶された状態のリクエストデータD1は、メンテナンスサーバー17によって処理された状態にない(リクエストデータD1に基づく情報が記憶された状態にない)データである。
所定の記憶領域にリクエストデータD1が記憶された状態の場合(ステップSB11:YES)、通信管理部204は、処理手順をステップSB4へ移行する。
所定の記憶領域にリクエストデータD1が記憶された状態ではない場合(ステップSB11:NO)、通信管理部204は、処理を終了する。
図4(C)に示すように、命令実行部205は、通信管理部204から入力された処理命令制御データD21を取得する(ステップSC1)。
次いで、命令実行部205は、取得した処理命令制御データD21に基づいて、対応する処理を実行する(ステップSC2)。上述したように、処理命令制御データD21には、命令実行部205が実行すべき処理ごとに、当該処理の実行を指示する制御データが含まれる。命令実行部205は、必要に応じて制御データのコマンド体系の変更等行って、処理を実行する。例えば、処理命令制御データD21に、ファームウェアのアップデートを指示する制御データが含まれた状態の場合、命令実行部205は、当該制御データに基づいてファームウェアのアップデートを実行する。
次いで、命令実行部205は、取得した処理命令制御データD21に基づいて、対応する処理を実行する(ステップSC2)。上述したように、処理命令制御データD21には、命令実行部205が実行すべき処理ごとに、当該処理の実行を指示する制御データが含まれる。命令実行部205は、必要に応じて制御データのコマンド体系の変更等行って、処理を実行する。例えば、処理命令制御データD21に、ファームウェアのアップデートを指示する制御データが含まれた状態の場合、命令実行部205は、当該制御データに基づいてファームウェアのアップデートを実行する。
次いで、命令実行部205は、処理命令制御データD21に基づいて実行した処理の処理結果を示す処理結果データD3を生成する(ステップSC3)。
次いで、命令実行部205は、生成した処理結果データD3を、ログ収集部203に出力する(ステップSC4)。
次いで、命令実行部205は、生成した処理結果データD3を、ログ収集部203に出力する(ステップSC4)。
図4(A)に示すように、ログ収集部203は、命令実行部205から入力された処理結果データD3を取得し、所定の記憶領域に記憶し(ステップSA7)、処理をステップSA1へ戻す。
上述したように、図4(E)のステップSE6において、レスポンス応答部502は、リクエストデータD1をログ情報記憶部503に出力する。
図4(F)に示すように、ログ情報記憶部503は、ログ受信部501から入力されたリクエストデータD1を受信し、取得する(ステップSF1)。
次いで、ログ情報記憶部503は、データベース登録処理を実行する(ステップSF2)。
次いで、ログ情報記憶部503は、データベース登録処理を実行する(ステップSF2)。
図10は、データベース登録処理の実行時のログ情報記憶部503の処理の詳細を示すフローチャートである。
図10に示すように、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に含まれるログデータD11(メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s)を取得する(ステップSL1)。
図10に示すように、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に含まれるログデータD11(メインログデータD11m、及び、サブログデータD11s)を取得する(ステップSL1)。
次いで、ログ情報記憶部503は、取得したログデータD11に基づいて、第1データベース登録処理を実行する(ステップSL2)。以下、第1データベース登録処理について詳述する。
第1データベース登録処理は、ログデータD11に含まれるステータス情報データに基づくレコードを生成し、第1ステータス情報データベース513に記憶する処理である。
1の監視項目のステータス情報データベースに基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、対応する店舗の店舗識別情報と、当該1の監視項目に対応する装置(POS端末13又は印刷装置14)の識別情報(POS端末識別情報又は印刷装置識別情報)と、当該1の監視項目のステータス情報データとを対応付けたレコードを生成する。なお、ログ情報記憶部503は、レコードに含まれるステータス情報データについて、第1ステータス情報データベース513のレコードのデータ構造に対応するように形式的な変更を施す。
第1データベース登録処理は、ログデータD11に含まれるステータス情報データに基づくレコードを生成し、第1ステータス情報データベース513に記憶する処理である。
1の監視項目のステータス情報データベースに基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、対応する店舗の店舗識別情報と、当該1の監視項目に対応する装置(POS端末13又は印刷装置14)の識別情報(POS端末識別情報又は印刷装置識別情報)と、当該1の監視項目のステータス情報データとを対応付けたレコードを生成する。なお、ログ情報記憶部503は、レコードに含まれるステータス情報データについて、第1ステータス情報データベース513のレコードのデータ構造に対応するように形式的な変更を施す。
図11(A)は、POS端末13の監視項目:RAM使用率のRAM使用率ステータス情報データ(ステータス情報データ)に基づいて生成されるレコードを模式的に示す図である。
例えば、POS端末13の監視項目:RAM使用率に基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第1ステータス情報データベース513のデータ構造への対応を目的とした形式的な変更が行われたRAM使用率ステータス情報データと、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:RAM使用率に基づくレコードとして、図11(A)に示すレコードが生成され、第1ステータス情報データベース513に記憶される。
例えば、POS端末13の監視項目:RAM使用率に基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第1ステータス情報データベース513のデータ構造への対応を目的とした形式的な変更が行われたRAM使用率ステータス情報データと、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:RAM使用率に基づくレコードとして、図11(A)に示すレコードが生成され、第1ステータス情報データベース513に記憶される。
ステップSL2の第1データベース登録処理において、POS端末13は、上述した方法で、ログデータD11(メインログデータD11m及びサブログデータD11s)に基づいて、POS端末13の各監視項目のステータス情報データ、及び、印刷装置14の各監視項目のステータス情報に基づくレコードを生成し、第1ステータス情報データベース513に記憶する。
第1データベース登録処理の実行後、ログ情報記憶部503は、第2データベース登録処理を実行する(ステップSL3)。以下、第2データベース登録処理について詳述する。
第2データベース登録処理は、ログデータD11に含まれるステータス情報データに基づくレコードを生成し、第2ステータス情報データベース514に記憶する処理である。特に、第2データベース登録処理では、ログ情報記憶部503は、所定の場合に、後述する状態分類情報が含まれたレコードを生成する。
第2データベース登録処理は、ログデータD11に含まれるステータス情報データに基づくレコードを生成し、第2ステータス情報データベース514に記憶する処理である。特に、第2データベース登録処理では、ログ情報記憶部503は、所定の場合に、後述する状態分類情報が含まれたレコードを生成する。
図12は、第2データベース登録処理において、1つの監視項目のステータス情報データに基づいて1件のレコードを生成するときのログ情報記憶部503の処理の詳細を示すフローチャートである。
図12に示すように、ログ情報記憶部503は、ログデータD11から、ステータス情報データを取得する(ステップSM1)。
次いで、ログ情報記憶部503は、取得したステータス情報データに、ステータス識別情報が含まれた状態か否かを判別する(ステップSM2)。
図12に示すように、ログ情報記憶部503は、ログデータD11から、ステータス情報データを取得する(ステップSM1)。
次いで、ログ情報記憶部503は、取得したステータス情報データに、ステータス識別情報が含まれた状態か否かを判別する(ステップSM2)。
ステータス情報データにステータス識別情報が含まれた状態ではない場合(ステップSM2:NO)、ログ情報記憶部503は、第2データベース登録処理を終了する。この場合、ステップSM1で取得したステータス情報データに基づくレコードの生成、第2ステータス情報データベース514への記憶は行われない。なお、ステータス情報データが、監視項目の状態を示すデータではない場合や、ステータス識別情報が割り振られた状態にない場合等に、ステータス情報データにステータス識別情報が含まれない。
ステータス情報データにステータス識別情報が含まれた状態の場合(ステップSM2:YES)、ログ情報記憶部503は、ステータス識別情報の値に基づいて、ステータス情報データが、監視項目の状態がエラー状態であることを示すデータであるか否かを判別する(ステップSM3)。
詳述すると、本実施形態では、ステータス情報データのうち、監視項目:通信エラーの通信エラーステータス情報データ(ステータス情報データ)、及び、監視項目:プリンターエラーのプリンターエラーステータス情報データ(ステータス情報データ)が、「監視項目がエラー状態であることを示すデータ」である。上述したように、これらステータス情報データは、監視項目の状態がエラー状態となった場合に生成されるデータだからである。これらステータス情報データに対応する監視項目は、状態がエラー状態であることが確定しており、後述するログ情報記憶部503による状態の分類を行う必要がない。
詳述すると、本実施形態では、ステータス情報データのうち、監視項目:通信エラーの通信エラーステータス情報データ(ステータス情報データ)、及び、監視項目:プリンターエラーのプリンターエラーステータス情報データ(ステータス情報データ)が、「監視項目がエラー状態であることを示すデータ」である。上述したように、これらステータス情報データは、監視項目の状態がエラー状態となった場合に生成されるデータだからである。これらステータス情報データに対応する監視項目は、状態がエラー状態であることが確定しており、後述するログ情報記憶部503による状態の分類を行う必要がない。
ステップSM3において、ログ情報記憶部503は、ステータス識別情報の値に基づいて監視項目を識別し、監視項目が監視項目:通信エラー又は監視項目:プリンターエラーの場合、ステータス情報データが、監視項目の状態がエラー状態であることを示すデータであると判別する。
ステータス情報データが、監視項目の状態がエラー状態であることを示すデータである場合(ステップSM3:YES)、ログ情報記憶部503は、以下のレコードを生成して、第2ステータス情報データベース514に記憶し(ステップSM4)、第2データベース登録処理を終了する。すなわち、ログ情報記憶部503は、対応する店舗の店舗識別情報と、当該1の監視項目に対応する装置(POS端末13又は印刷装置14)の識別情報(POS端末識別情報又は印刷装置識別情報)と、当該1の監視項目のステータス情報データと、エラー状態を示す分類情報とを対応付けたレコードを生成する。なお、ログ情報記憶部503は、レコードに含まれるステータス情報データについて、第2ステータス情報データベース514のレコードのデータ構造に対応するように形式的な変更を施す。
分類情報とは、監視項目の状態の分類を示す情報である。本実施形態では、監視項目の状態は、エラー状態(障害が発生した状態)、エラー警告状態(障害は発生していないものの、対応する処置を行わないと障害が発生する蓋然性が高い状態)、エラー予兆状態(障害は発生していないものの継続的な使用によって障害が発生する可能性がある状態)、及び、通常状態の4つの状態に分類される。分類情報とは、上述した4つの状態の何れかを示す情報である。
分類情報とは、監視項目の状態の分類を示す情報である。本実施形態では、監視項目の状態は、エラー状態(障害が発生した状態)、エラー警告状態(障害は発生していないものの、対応する処置を行わないと障害が発生する蓋然性が高い状態)、エラー予兆状態(障害は発生していないものの継続的な使用によって障害が発生する可能性がある状態)、及び、通常状態の4つの状態に分類される。分類情報とは、上述した4つの状態の何れかを示す情報である。
図11(B)は、POS端末13の監視項目:通信エラーの通信エラーステータス情報データ(ステータス情報データ)に基づいて生成されるレコードを模式的に示す図である。
例えば、POS端末13の監視項目:通信エラーに基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第2ステータス情報データベース514のデータ構造への対応を目的とした形式的な変更が行われた通信エラーステータス情報データと、エラー状態であることを示す分類情報と、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:通信エラーに基づくレコードとして、図11(B)に示すレコードが生成され、第2ステータス情報データベース514に記憶される。
例えば、POS端末13の監視項目:通信エラーに基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第2ステータス情報データベース514のデータ構造への対応を目的とした形式的な変更が行われた通信エラーステータス情報データと、エラー状態であることを示す分類情報と、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:通信エラーに基づくレコードとして、図11(B)に示すレコードが生成され、第2ステータス情報データベース514に記憶される。
ステップSM3において、ステータス情報データが、監視項目の状態がエラー状態であることを示すデータではないと判別した場合(ステップSM3:NO)、ログ情報記憶部503は、ステータス情報データが、監視項目の状態を数値によって表すデータと、監視項目の状態を文字列によって表すデータとのうちいずれであるかを判別する(ステップSM5)。
本実施形態では、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、監視項目:データ転送速度、監視項目:SSD使用実績値、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、及び、監視項目:カッター使用累計数のステータス情報データが、監視項目の状態を数値によって表すデータである。
特に、監視項目:SSD使用実績値のステータス情報データについては、SSD寿命情報が示すSSDの寿命が、数値によって表される監視項目の状態に相当する。また、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のステータス情報データについては、印刷ヘッド残使用日数情報が示す印刷ヘッド残使用日数が、数値によって表される監視項目の状態に相当する。また、監視項目:カッター使用累計数のステータス情報データについては、カッター残使用日数情報が示すカッター残使用日数が、数値によって表される監視項目の状態に相当する。
また、本実施形態では、監視項目:動作プロセス、及び、監視項目:接続デバイスのステータス情報データが、監視項目の状態を文字列によって表すデータである。
本実施形態では、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、監視項目:データ転送速度、監視項目:SSD使用実績値、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、及び、監視項目:カッター使用累計数のステータス情報データが、監視項目の状態を数値によって表すデータである。
特に、監視項目:SSD使用実績値のステータス情報データについては、SSD寿命情報が示すSSDの寿命が、数値によって表される監視項目の状態に相当する。また、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数のステータス情報データについては、印刷ヘッド残使用日数情報が示す印刷ヘッド残使用日数が、数値によって表される監視項目の状態に相当する。また、監視項目:カッター使用累計数のステータス情報データについては、カッター残使用日数情報が示すカッター残使用日数が、数値によって表される監視項目の状態に相当する。
また、本実施形態では、監視項目:動作プロセス、及び、監視項目:接続デバイスのステータス情報データが、監視項目の状態を文字列によって表すデータである。
ステップSM5において、ログ情報記憶部503は、ステータス識別情報の値に基づいて監視項目を識別し、監視項目が、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、監視項目:データ転送速度、監視項目:SSD使用実績値、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、又は、監視項目:カッター使用累計数の場合、ステータス情報データが、監視項目の状態を数値によって表すデータであると判別する。
また、ステップSM5において、ログ情報記憶部503は、ステータス情報の値に基づいて監視項目を識別し、監視項目が、監視項目:動作プロセス、又は、監視項目:接続デバイスの場合、ステータス情報データが、監視項目の状態を文字列によって表すデータであると判別する。
また、ステップSM5において、ログ情報記憶部503は、ステータス情報の値に基づいて監視項目を識別し、監視項目が、監視項目:動作プロセス、又は、監視項目:接続デバイスの場合、ステータス情報データが、監視項目の状態を文字列によって表すデータであると判別する。
ステータス情報データが、監視項目の状態を数値によって表すデータの場合(ステップSM5:「数値」)、ログ情報記憶部503は、監視項目の状態を表す数値と所定の閾値との関係に基づいて監視項目の状態の分類を判別する(ステップSM6)。
詳述すると、監視項目ごとに、エラー状態、エラー警告状態、エラー予兆状態、及び、通常状態のそれぞれについて、各状態に分類すると判別する条件が予め定められる。条件は、監視項目の状態を示す数値と、所定の閾値とが所定の関係となった場合に成立する条件とされる。
詳述すると、監視項目ごとに、エラー状態、エラー警告状態、エラー予兆状態、及び、通常状態のそれぞれについて、各状態に分類すると判別する条件が予め定められる。条件は、監視項目の状態を示す数値と、所定の閾値とが所定の関係となった場合に成立する条件とされる。
例えば、エラー状態と判別する条件について、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、及び、監視項目:データ転送速度の場合、監視項目ごとに予め設定された所定の閾値を超えたことが条件とされる。また例えば、エラー状態と判別する条件について、監視項目:SSD使用実績値の場合、SSDの寿命が、予め定められた閾値よりも短いことが条件とされる。また例えば、エラー状態と判別する条件について、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、又は、監視項目:カッター使用累計数の場合、印刷ヘッド211又はカッター212の使用可能な残りの日数が、所定の閾値よりも短いことが条件とされる。
なお、所定の監視項目について、条件は、上述したエラー警告/予兆通知データ生成処理で使用する条件と同一でもよい。
なお、所定の監視項目について、条件は、上述したエラー警告/予兆通知データ生成処理で使用する条件と同一でもよい。
条件は、保守担当者、及び、企業の担当者等により、所定の手段によって変更可能である。
次いで、ログ情報記憶部503は、対応する店舗の店舗識別情報と、ステップSM1で取得したステータス情報データの監視項目に対応する装置(POS端末13又は印刷装置14)の識別情報(POS端末識別情報又は印刷装置識別情報)と、ステップSM1で取得したステータス情報データと、ステップSM6で判別した分類を示す分類情報とを対応付けたレコードを生成し、第2ステータス情報データベース514に記憶する(ステップSM7)。その後、ログ情報記憶部503は、第2データベース登録処理を終了する。なお、ログ情報記憶部503は、レコードに含まれるステータス情報データについて、第2ステータス情報データベース514のレコードのデータ構造に対応するように形式的な変更を施す。
図11(C)は、POS端末13の監視項目:RAM使用率のRAM使用率ステータス情報データ(ステータス情報データ)に基づいてステップSM6で生成されるレコードを模式的に示す図である。
例えば、POS端末13の監視項目:RAM使用率に基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第2ステータス情報データベース514のデータ構造への対応を目的とした形式的な変更が行われたRAM使用率ステータス情報データと、ステップSM6で判別した分類を示す分類情報と、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:RAM使用率に基づくレコードとして、図11(C)に示すレコードが生成され、第2ステータス情報データベース514に記憶される。
図11(A)に示すレコードと、図11(C)に示すレコードとの比較によって明らかなとおり、第1ステータス情報データベース513に記憶されるレコードには分類情報が付加されないが、第2ステータス情報データベース514に記憶されるレコードには分類情報が付加される。
例えば、POS端末13の監視項目:RAM使用率に基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第2ステータス情報データベース514のデータ構造への対応を目的とした形式的な変更が行われたRAM使用率ステータス情報データと、ステップSM6で判別した分類を示す分類情報と、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:RAM使用率に基づくレコードとして、図11(C)に示すレコードが生成され、第2ステータス情報データベース514に記憶される。
図11(A)に示すレコードと、図11(C)に示すレコードとの比較によって明らかなとおり、第1ステータス情報データベース513に記憶されるレコードには分類情報が付加されないが、第2ステータス情報データベース514に記憶されるレコードには分類情報が付加される。
一方、ステータス情報データが、監視項目の状態を文字列によって表すデータの場合(ステップSM5:「文字列」)、ログ情報記憶部503は、監視項目の状態を表す文字列の内容に基づいて監視項目の状態の分類を判別する(ステップSM8)。
ステーター情報データの監視項目が監視項目:動作プロセスの場合におけるステップSM8の処理について詳述すると、POS端末13ごとに、動作状態である必要があるプロセス(以下、「必要プロセス」という。)と、動作状態であってはならないプロセス(以下、「不必要プロセス」という。)が事前に定められ、POS端末13のPOS端末識別情報又は印刷装置14の印刷装置識別情報と対応付けて登録される。ステップSM8において、ログ情報記憶部503は、文字列によって表された監視項目の状態について、文字列検索等の技術を利用して、必要プロセス、及び、不必要プロセスのそれぞれについて動作状態か否かを判別する。そして、ログ情報記憶部503は、必要プロセスが動作状態であり、不必要プロセスが動作状態ではない場合、監視項目の状態が、通常状態であると判別する。一方、ログ情報記憶部503は、必要プロセスに動作状態でないものがあり、又は、不必要プロセスに動作状態であるものがある場合、監視項目の状態が、エラー状態であると判別する。
必要プロセス、及び、不必要プロセスは、保守担当者、及び、企業の担当者等により、所定の手段によって変更可能である。
ステーター情報データの監視項目が監視項目:動作プロセスの場合におけるステップSM8の処理について詳述すると、POS端末13ごとに、動作状態である必要があるプロセス(以下、「必要プロセス」という。)と、動作状態であってはならないプロセス(以下、「不必要プロセス」という。)が事前に定められ、POS端末13のPOS端末識別情報又は印刷装置14の印刷装置識別情報と対応付けて登録される。ステップSM8において、ログ情報記憶部503は、文字列によって表された監視項目の状態について、文字列検索等の技術を利用して、必要プロセス、及び、不必要プロセスのそれぞれについて動作状態か否かを判別する。そして、ログ情報記憶部503は、必要プロセスが動作状態であり、不必要プロセスが動作状態ではない場合、監視項目の状態が、通常状態であると判別する。一方、ログ情報記憶部503は、必要プロセスに動作状態でないものがあり、又は、不必要プロセスに動作状態であるものがある場合、監視項目の状態が、エラー状態であると判別する。
必要プロセス、及び、不必要プロセスは、保守担当者、及び、企業の担当者等により、所定の手段によって変更可能である。
ステーター情報データの監視項目が監視項目:接続デバイスの場合におけるステップSM8の処理について詳述すると、POS端末13ごとに、接続される必要があるプロセス(以下、「必要デバイス」という。)と、接続されてはならないデバイス(以下、「不必要デバイス」という。)が事前に定められ、POS端末13のPOS端末識別情報又は印刷装置14の印刷装置識別情報と対応付けて登録される。ステップSM8において、ログ情報記憶部503は、文字列によって表された監視項目の状態について、文字列検索等の技術を利用して、必要デバイス、及び、不必要デバイスのそれぞれについて接続された状態か否かを判別する。そして、ログ情報記憶部503は、必要デバイスが接続された状態であり、不必要デバイスが接続された状態ではない場合、監視項目の状態が、通常状態であると判別する。一方、ログ情報記憶部503は、必要デバイスに接続された状態でないものがあり、又は、不必要デバイスに接続された状態であるものがある場合、監視項目の状態が、エラー状態であると判別する。
必要デバイス、及び、不必要デバイスは、保守担当者、及び、企業の担当者等により、所定の手段によって変更可能である。
必要デバイス、及び、不必要デバイスは、保守担当者、及び、企業の担当者等により、所定の手段によって変更可能である。
次いで、ログ情報記憶部503は、対応する店舗の店舗識別情報と、ステップSM1で取得したステータス情報データの監視項目に対応する装置(POS端末13又は印刷装置14)の識別情報(POS端末識別情報又は印刷装置識別情報)と、ステップSM1で取得したステータス情報データと、ステップSM8で判別した分類を示す分類情報とを対応付けたレコードを生成し、第2ステータス情報データベース514に記憶する(ステップSM9)。その後、ログ情報記憶部503は、第2データベース登録処理を終了する。なお、ログ情報記憶部503は、レコードに含まれるステータス情報データについて、第2ステータス情報データベース514のレコードのデータ構造に対応するように形式的な加工を施す。
図11(D)は、POS端末13の監視項目:動作プロセスの動作プロセスステータス情報データ(ステータス情報データ)に基づいてステップSM9で生成されるレコードを模式的に示す図である。
例えば、POS端末13の監視項目:動作プロセスに基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第2ステータス情報データベース514のデータ構造への対応を目的とした形式的な加工が行われた動作プロセスステータス情報データと、ステップSM8で判別した分類を示す分類情報と、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:動作プロセスに基づくレコードとして、図11(D)に示すレコードが生成され、第2ステータス情報データベース514に記憶される。
例えば、POS端末13の監視項目:動作プロセスに基づくレコードを生成する場合、ログ情報記憶部503は、以下の処理を実行する。すなわち、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記述された店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、第2ステータス情報データベース514のデータ構造への対応を目的とした形式的な加工が行われた動作プロセスステータス情報データと、ステップSM8で判別した分類を示す分類情報と、を対応付けたレコードを生成する。この結果、監視項目:動作プロセスに基づくレコードとして、図11(D)に示すレコードが生成され、第2ステータス情報データベース514に記憶される。
第2データベース登録処理において、ログ情報記憶部503は、リクエストデータD1に記録されたステータス情報データのそれぞれについて、図12のフローチャートの処理を実行し、レコードの生成、第2ステータス情報データベース514への記憶を実行する。
以上のように、本実施形態では、ログ情報記憶部503は、図4のステップSF2のデータベース登録処理において、ステータス情報データに基づいて第1ステータス情報データベース513にレコードを記憶する場合は、分類情報を付加しない。一方、ログ情報記憶部503は、ステータス情報データに基づいて第2ステータス情報データベース514にレコードを記憶する場合は、所定の場合に、ステータス情報データの監視項目の状態の分類を判別し、分類を示す分類情報を付加する。
このような処理が行われることにより、以下の効果を奏する。
すなわち、第1ステータス情報データベース513の各レコードには、生成元となったステータス情報データの内容と同一の内容のデータが含まれる。従って、第1ステータス情報データベース513の各レコードに基づいて、第2ステータス情報データベース514のレコードの生成に使用した条件と異なる条件を使用した監視項目の状態の分類や、その他の監視項目の状態の分析が可能となる。
また、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードには、所定の方法で判別された分類を示す分類情報が付加される。従って、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードに基づいて、対応する監視項目の状態の分類に応じた処理の実行や、監視項目の状態の分類の報知等を即時に実行可能となる。
このような処理が行われることにより、以下の効果を奏する。
すなわち、第1ステータス情報データベース513の各レコードには、生成元となったステータス情報データの内容と同一の内容のデータが含まれる。従って、第1ステータス情報データベース513の各レコードに基づいて、第2ステータス情報データベース514のレコードの生成に使用した条件と異なる条件を使用した監視項目の状態の分類や、その他の監視項目の状態の分析が可能となる。
また、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードには、所定の方法で判別された分類を示す分類情報が付加される。従って、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードに基づいて、対応する監視項目の状態の分類に応じた処理の実行や、監視項目の状態の分類の報知等を即時に実行可能となる。
なお、分類情報が付加されて第2ステータス情報データベース514に格納される情報は、「ステータス加工情報」に相当する。
以上、メンテナンスサーバー17によりPOS端末13及び印刷装置14の状態を管理するときの各装置の動作について説明した。以上の説明のとおり、POS端末13は間隔をあけてログデータD11を生成し、ログデータD11を含むリクエストデータD1をリクエストとして送信する。メンテナンスサーバー17は受信したリクエストデータD1に基づいて、第1ステータス情報データベース513及び第2ステータス情報データベース514にレコードを生成して監視項目の状態(POS端末13及び印刷装置14の状態)を管理する。さらに、メンテナンスサーバー17は、レスポンスとしてレスポンスデータD2をPOS端末13に送信し、POS端末13に必要な処理を実行させる。各装置がこのような処理を行うため、メンテナンスサーバー17によりPOS端末13及び印刷装置14の状態を、継続して、効率よく監視することができる。
また、ログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205の処理について説明した。
そして、これら機能ブロックは、各機能ブロックに対応するプログラム(各機能ブロックの機能を実現するプログラム)に、プラグインを追加することにより、機能を追加可能に構成される。このような構成のため、ログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205のそれぞれについて、柔軟に簡易な手段で、必要に応じて機能を追加することができる。
そして、これら機能ブロックは、各機能ブロックに対応するプログラム(各機能ブロックの機能を実現するプログラム)に、プラグインを追加することにより、機能を追加可能に構成される。このような構成のため、ログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205のそれぞれについて、柔軟に簡易な手段で、必要に応じて機能を追加することができる。
次に、メンテナンスサーバー17が備えるログ情報表示部504について説明する。
ログ情報表示部504は、保守担当者(権限を有する他の者でもよい。)に対して、第2ステータス情報データベース514に基づいて、指定された装置(POS端末13又は印刷装置14)の監視項目の状態に関する情報を報知する。
特定のPOS端末13又は特定の印刷装置14に関する監視項目の状態に関する情報を取得することを望む保守担当者は、ウェブブラウザーがインストールされた端末のウェブブラウザーを立ち上げ、ウェブブラウザーに、メンテナンスサーバー17の所定のURLにアクセスさせる。例えば、保守担当者は、店舗の担当者から、電話やメール等で、特定のPOS端末13又は特定の印刷装置14の状態が通常の状態ではない旨の連絡を受けた場合に、上記の作業を行う。
ログ情報表示部504は、当該所定のURLへのアクセスがあった場合、必要な認証を行った後、所定のHTTPファイルを端末に送信して、POS端末識別情報又は印刷装置識別情報の入力が可能なユーザーインターフェース(ウェブページ)を、当該端末に表示させる。保守担当者は、当該ユーザーインターフェースに、当該特定のPOS端末13のPOS端末識別情報、又は、当該特定の印刷装置14の印刷装置識別情報を入力する。ログ情報表示部504は、当該ユーザーインターフェースに入力されたPOS端末識別情報又は印刷装置識別情報を取得する。
ログ情報表示部504は、保守担当者(権限を有する他の者でもよい。)に対して、第2ステータス情報データベース514に基づいて、指定された装置(POS端末13又は印刷装置14)の監視項目の状態に関する情報を報知する。
特定のPOS端末13又は特定の印刷装置14に関する監視項目の状態に関する情報を取得することを望む保守担当者は、ウェブブラウザーがインストールされた端末のウェブブラウザーを立ち上げ、ウェブブラウザーに、メンテナンスサーバー17の所定のURLにアクセスさせる。例えば、保守担当者は、店舗の担当者から、電話やメール等で、特定のPOS端末13又は特定の印刷装置14の状態が通常の状態ではない旨の連絡を受けた場合に、上記の作業を行う。
ログ情報表示部504は、当該所定のURLへのアクセスがあった場合、必要な認証を行った後、所定のHTTPファイルを端末に送信して、POS端末識別情報又は印刷装置識別情報の入力が可能なユーザーインターフェース(ウェブページ)を、当該端末に表示させる。保守担当者は、当該ユーザーインターフェースに、当該特定のPOS端末13のPOS端末識別情報、又は、当該特定の印刷装置14の印刷装置識別情報を入力する。ログ情報表示部504は、当該ユーザーインターフェースに入力されたPOS端末識別情報又は印刷装置識別情報を取得する。
次いで、ログ情報表示部504は、第2ステータス情報データベース514を参照し、取得したPOS端末識別情報又は印刷装置識別情報に基づいて、対応するPOS端末13又は印刷装置14の各監視項目のステータス情報データに基づくレコードのうち必要なもの(少なくとも、直近で記憶されたレコードを含む。)を取得する。
次いで、ログ情報表示部504は、所定のHTTPファイルを端末に送信して、監視項目に関する以下の情報が表示されたユーザーインターフェース(ウェブページ、画面)を端末に表示させる。ログ情報表示部504は、監視項目:通信エラー、及び、監視項目:プリンターエラーについて、ユーザーインターフェースに、通信エラー又はプリンターエラーが発生している状態の場合に、その旨を示す情報が表示される。保守担当者は、ユーザーインターフェースを参照することにより、通信エラー又はプリンターエラーが発生した状態の場合に、そのことを認識できる。
また、ログ情報表示部504は、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、監視項目:データ転送速度、監視項目:SSD使用実績値、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、及び、監視項目:カッター使用累計数について、ユーザーインターフェースに、各監視項目の状態の分類(エラー状態、エラー警告状態、エラー予兆状態、又は、通常状態)を示す情報を表示する。また、ログ情報表示部504は、監視項目:動作プロセス、及び、監視項目:接続デバイスについては、ユーザーインターフェースに、各監視項目の状態の分類(エラー状態、又は、通常状態)を示す情報を表示する。
ログ情報表示部504は、対応するレコードの分類情報に基づいて、これら監視項目の状態の分類を示す情報を表示する。
保守担当者は、ユーザーインターフェースを参照することにより、これら監視項目の状態の分類を認識でき、当該認識に基づいて、対応する処理を実行できる。
次いで、ログ情報表示部504は、所定のHTTPファイルを端末に送信して、監視項目に関する以下の情報が表示されたユーザーインターフェース(ウェブページ、画面)を端末に表示させる。ログ情報表示部504は、監視項目:通信エラー、及び、監視項目:プリンターエラーについて、ユーザーインターフェースに、通信エラー又はプリンターエラーが発生している状態の場合に、その旨を示す情報が表示される。保守担当者は、ユーザーインターフェースを参照することにより、通信エラー又はプリンターエラーが発生した状態の場合に、そのことを認識できる。
また、ログ情報表示部504は、監視項目:RAM使用率、監視項目:CPU使用率、監視項目:CPU温度、監視項目:データ転送速度、監視項目:SSD使用実績値、監視項目:印刷ヘッド形成ライン累計数、及び、監視項目:カッター使用累計数について、ユーザーインターフェースに、各監視項目の状態の分類(エラー状態、エラー警告状態、エラー予兆状態、又は、通常状態)を示す情報を表示する。また、ログ情報表示部504は、監視項目:動作プロセス、及び、監視項目:接続デバイスについては、ユーザーインターフェースに、各監視項目の状態の分類(エラー状態、又は、通常状態)を示す情報を表示する。
ログ情報表示部504は、対応するレコードの分類情報に基づいて、これら監視項目の状態の分類を示す情報を表示する。
保守担当者は、ユーザーインターフェースを参照することにより、これら監視項目の状態の分類を認識でき、当該認識に基づいて、対応する処理を実行できる。
以上のように、保守担当者は、ログ情報表示部504の機能により、任意のタイミングで、任意のPOS端末13及び印刷装置14の監視項目の状態を認識できる。
次に、メンテナンスサーバー17が備える監視部505について説明する。
監視部505は、店舗システム11に設けられたPOS端末13について、リクエストデータD1(リクエスト)の送信が正常に行われた状態か否かを監視する機能ブロックである。
監視部505は、店舗システム11に設けられたPOS端末13について、リクエストデータD1(リクエスト)の送信が正常に行われた状態か否かを監視する機能ブロックである。
ここで、電源のオンに応じて、POS端末13のPOS端末識別情報を少なくとも有する所定の情報を含むデータ(以下、「オン通知データ」という。)をメンテナンスサーバー17に送信する機能を有する。当該データは、電源がオンされたことを示すデータに相当する。
また、POS端末13は、電源がオフされた場合、電源のオフに応じたシャットダウン処理を実行する前に、POS端末13のPOS端末識別情報を含み、電源がオフされたことを示すデータ(以下、「オフ通知データ」という。)をメンテナンスサーバー17に送信する機能を有する。
本実施形態では、監視部505は、POS端末13の上記の処理を利用して、効率的に、POS端末13によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する。
以下の説明では、監視部505によるPOS端末13によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かの監視を、「ログ通信監視」という。
また、POS端末13は、電源がオフされた場合、電源のオフに応じたシャットダウン処理を実行する前に、POS端末13のPOS端末識別情報を含み、電源がオフされたことを示すデータ(以下、「オフ通知データ」という。)をメンテナンスサーバー17に送信する機能を有する。
本実施形態では、監視部505は、POS端末13の上記の処理を利用して、効率的に、POS端末13によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する。
以下の説明では、監視部505によるPOS端末13によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かの監視を、「ログ通信監視」という。
図13(A)は、監視部505の処理を示すフローチャートである。
図13(A)に示すように、監視部505は、管理する対象のPOS端末13のうち、いずれかのPOS端末13からオン通知データを受信したか否かを監視する(ステップSN1)。
オン通知データを受信した場合(ステップSN1:YES)、監視部505は、電源状態監視データベース515にアクセスし、オン通知データの送信元のPOS端末13に対応するレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態であることを示す値とする(ステップSN2)。
図13(A)に示すように、監視部505は、管理する対象のPOS端末13のうち、いずれかのPOS端末13からオン通知データを受信したか否かを監視する(ステップSN1)。
オン通知データを受信した場合(ステップSN1:YES)、監視部505は、電源状態監視データベース515にアクセスし、オン通知データの送信元のPOS端末13に対応するレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態であることを示す値とする(ステップSN2)。
図14は、電源状態監視データベース515の1件のレコードのデータ構造を模式的に示す図である。
電源状態監視データベース515は、POS端末13ごとにレコードを有し、1件のレコードは、図14に示すように、POS端末13が設けられた店舗の店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、電源状態情報とを対応付けて記憶する。
電源状態情報とは、POS端末13の電源が投入された状態か否かを示す情報であり、値として、電源が投入された状態であることを示す値と、電源が投入された状態でないことを示す値とのいずれかを取る。
ステップSN2において、監視部505は、電源状態監視データベース515のレコードのうち、ステップSN1で受信したオン通知データに含まれるPOS端末識別情報を有するレコードを特定する。次いで、監視部505は、特定したレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態であることを示す値とする。
電源状態監視データベース515は、POS端末13ごとにレコードを有し、1件のレコードは、図14に示すように、POS端末13が設けられた店舗の店舗識別情報と、POS端末13のPOS端末識別情報と、電源状態情報とを対応付けて記憶する。
電源状態情報とは、POS端末13の電源が投入された状態か否かを示す情報であり、値として、電源が投入された状態であることを示す値と、電源が投入された状態でないことを示す値とのいずれかを取る。
ステップSN2において、監視部505は、電源状態監視データベース515のレコードのうち、ステップSN1で受信したオン通知データに含まれるPOS端末識別情報を有するレコードを特定する。次いで、監視部505は、特定したレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態であることを示す値とする。
図13(B)は、監視部505の処理を示すフローチャートである。
図13(B)に示すように、監視部505は、管理する対象のPOS端末13のうち、いずれかのPOS端末13からオフ通知データを受信したか否かを監視する(ステップSO1)。
オフ通知データを受信した場合(ステップSO1:YES)、監視部505は、電源状態監視データベース515にアクセスし、オン通知データの送信元のPOS端末13に対応するレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態でないことを示す値とする(ステップSO2)。
ステップSO2において、監視部505は、電源状態監視データベース515のレコードのうち、ステップSO1で受信したオフ通知データに含まれるPOS端末識別情報を有するレコードを特定する。次いで、監視部505は、特定したレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態でないことを示す値とする。
図13(B)に示すように、監視部505は、管理する対象のPOS端末13のうち、いずれかのPOS端末13からオフ通知データを受信したか否かを監視する(ステップSO1)。
オフ通知データを受信した場合(ステップSO1:YES)、監視部505は、電源状態監視データベース515にアクセスし、オン通知データの送信元のPOS端末13に対応するレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態でないことを示す値とする(ステップSO2)。
ステップSO2において、監視部505は、電源状態監視データベース515のレコードのうち、ステップSO1で受信したオフ通知データに含まれるPOS端末識別情報を有するレコードを特定する。次いで、監視部505は、特定したレコードの電源状態情報の値を、電源が投入された状態でないことを示す値とする。
以上のように、1のPOS端末13の電源がオンされた場合、電源状態監視データベース515の対応するレコードの電源状態情報の値が、電源が投入された状態であることを示す値とされる。一方、当該1のPOS端末13の電源がオフされた場合、電源状態監視データベース515の対応するレコードの電源状態情報の値が、電源が投入された状態でないことを示す値とされる。このため、監視部505は、POS端末13について、電源状態情報の値により、電源が投入された状態か否かを監視できる。
ここで、監視部505は、店舗システム11(店舗システム11が有するローカルネットワークLN)ごとに、以下の処理を行って、その店舗システム11が有するPOS端末13(ローカルネットワークLNに接続されたPOS端末13)をログ通信監視の対象とするか否かを判別する。
以下の説明では、店舗システム11について、その店舗システム11が有するPOS端末13をログ通信監視の対象とすることを単に、「店舗システム11をログ通信監視の対象とする」と表現する。
以下の説明では、店舗システム11について、その店舗システム11が有するPOS端末13をログ通信監視の対象とすることを単に、「店舗システム11をログ通信監視の対象とする」と表現する。
図15は、ある1の店舗システム11をログ通信監視の対象とするか否かを判別する際の監視部505の動作を示すフローチャートである。
監視部505は、店舗システム11のそれぞれに対して、所定のタイミングで、図15のフローチャートで示す処理を実行し、店舗システム11をログ通信監視の対象とするか否か判別する。
図15のフローチャートを用いた説明において、処理の対象の店舗システム11を「処理対象店舗システム」と表現する。
監視部505は、店舗システム11のそれぞれに対して、所定のタイミングで、図15のフローチャートで示す処理を実行し、店舗システム11をログ通信監視の対象とするか否か判別する。
図15のフローチャートを用いた説明において、処理の対象の店舗システム11を「処理対象店舗システム」と表現する。
図15に示すように、監視部505は、処理対象店舗システムが設けられた店舗が営業日であるか否かを判別する(ステップSP1)。監視部505は、店舗ごとに営業日を管理する。
本日が、処理対象店舗システムが設けられた店舗の営業日ではない場合(ステップSP1:NO)、監視部505は、処理対象店舗システムをログ通信監視の対象としない(ステップSP2)。その後、監視部505は、処理を終了する。
本日が、処理対象店舗システムが設けられた店舗の営業日ではない場合(ステップSP1:NO)、監視部505は、処理対象店舗システムをログ通信監視の対象としない(ステップSP2)。その後、監視部505は、処理を終了する。
本日が、処理対象店舗システムが設けられた店舗の営業日の場合(ステップSP1:YES)、監視部505は、現時点が、処理対象店舗システムが設けられた店舗の営業時間に営業前の準備期間や営業後の残処理時間等に基づく所定のマージンを反映した時間帯(以下、「営業時間帯」という。)に属するか否かを判別する(ステップSP3)。
現時点が、営業時間帯に属さない場合(ステップSP3:NO)、監視部505は、処理対象店舗システムをログ通信監視の対象としない(ステップSP2)。その後、監視部505は、処理を終了する。
現時点が、営業時間帯に属さない場合(ステップSP3:NO)、監視部505は、処理対象店舗システムをログ通信監視の対象としない(ステップSP2)。その後、監視部505は、処理を終了する。
ここで、店舗が営業日ではなく、また、営業日でも営業時間帯でない場合は、店舗システム11が有するPOS端末13は電源が投入された状態ではないと想定され、従って、POS端末13をログ通信監視する必要はない。そして、本実施形態では、監視部505は、処理対象店舗システムについて、現在の日時が、対応する店舗の営業日ではないか、営業時間帯ではない場合、処理対象店舗システムをログ通信監視の対象としない。これにより、不必要に、POS端末13に対してログ通信監視が行われることを防止できる。
現時点が、営業時間帯に属する場合(ステップSP3:YES)、監視部505は、処理対象店舗システムに設けられたPOS端末13のうち、電源が投入された状態のPOS端末13の数が、所定の閾値を下回るか否かを判別する(ステップSP4)。
なお、監視部505は、電源状態監視データベース515に基づいて、処理対象店舗システムにおいて電源が投入された状態のPOS端末13の数を取得する。
ここで、所定の閾値は、店舗において、通常通りの営業が行われる場合に、電源が投入された状態である必要がある最低限のPOS端末13の数とされる。所定の閾値は、店舗システム11ごとに、予め定められ、登録される。
なお、監視部505は、電源状態監視データベース515に基づいて、処理対象店舗システムにおいて電源が投入された状態のPOS端末13の数を取得する。
ここで、所定の閾値は、店舗において、通常通りの営業が行われる場合に、電源が投入された状態である必要がある最低限のPOS端末13の数とされる。所定の閾値は、店舗システム11ごとに、予め定められ、登録される。
電源が投入された状態のPOS端末13の数が、所定の閾値を下回る場合(ステップSP4:YES)、監視部505は、処理対象店舗システムをログ通信監視の対象としない(ステップSP5)。これは、以下の理由による。すなわち、電源が投入された状態のPOS端末13が所定の閾値を下回るということは、通常通りの営業を行うために必要な台数のPOS端末13について電源が投入された状態ではなく、通常通りの営業が行えない状態ということである。この場合、店舗システム11に何らかの障害が発生していると想定されるため、まず、発生した障害を解消する必要がある。また、店舗システム11に障害が発生している状態で、店舗システム11をログ通信監視の対象としたとしても、発生した障害に起因して、ログ通信監視の精度が保障されない。以上を踏まえ、電源が投入された状態のPOS端末13の数が、所定の閾値を下回る場合、監視部505は、店舗システム11をログ通信監視の対象としない。
処理対象店舗システムをログ通信監視の対象としない場合、監視部505は、対応する処理を実行する(ステップSP6)。その後、監視部505は、処理を終了する。ステップSP6において、例えば、監視部505は、保守担当者、その他の関係者に、その旨報知する。報知に際し、例えば、監視部505は、保守担当者等が視認可能な所定の表示装置に、処理対象店舗システムが設けられた店舗の店舗識別情報、及び、店舗において電源が投入された状態のPOS端末13の数が少なく障害が発生している可能性があることを示す情報を表示する。報知に際し、また例えば、監視部505は、処理対象店舗システムが設けられた店舗の店舗識別情報、及び、店舗において電源が投入された状態のPOS端末13の数が少なく障害が発生している可能性があることを示す情報が記載された電子メールを予め登録された所定の宛先に送信する。
一方、電源が投入された状態のPOS端末13の数が、所定の閾値を下回らない場合(ステップSP4:NO)、監視部505は、処理対象店舗システムをログ通信監視の対象とする(ステップSP7)。
次に、ログ通信監視の対象となった店舗システム11のPOS端末13に対して、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視(ログ通信監視)する場合の監視部505の動作について説明する。
図16は、ある1のPOS端末13の監視に係る処理の実行時の監視部505の動作を示すフローチャートである。
監視部505は、ログ通信監視の対象となった店舗システム11のPOS端末13のそれぞれに対して、図16のフローチャートで示す処理を実行し、POS端末13によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する。
なお、図16のフローチャートの開始時点では、対応するPOS端末13の電源は投入された状態ではない。
また、図16のフローチャートを用いた説明において、処理の対象のPOS端末13を「処理対象POS端末」と表現する。
監視部505は、ログ通信監視の対象となった店舗システム11のPOS端末13のそれぞれに対して、図16のフローチャートで示す処理を実行し、POS端末13によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する。
なお、図16のフローチャートの開始時点では、対応するPOS端末13の電源は投入された状態ではない。
また、図16のフローチャートを用いた説明において、処理の対象のPOS端末13を「処理対象POS端末」と表現する。
また、監視部505は、契約期間内の企業に係るPOS端末13について、図16のフローチャートが示す処理を実行する。これにより、契約期間内の企業と、そうではない企業との間で、メンテナンスサーバー17が提供するサービスを差別化できる。
図16に示すように、監視部505は、処理対象POS端末の電源がオンされたか否かを監視する(ステップSQ1)。ステップSQ1において、監視部505は、電源状態監視データベース515の処理対象POS端末に対応するレコードが有する電源状態情報の値が、電源が投入された状態でないことを示す値から、電源が投入された状態であることを示す値へと変化した場合、処理対象POS端末の電源がオンされたと判別する。
処理対象POS端末の電源がオンされた場合(ステップSQ1:YES)、監視部505は、処理対象POS端末を、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する対象とする(ステップSQ2)。
監視部505は、監視の対象とした処理対象POS端末について、以下のようにして、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する(ステップSQ3)。
すなわち、監視部505は、基準生成間隔(契約期間内の企業に係るPOS端末13が、リクエストデータD1を生成、送信するときの最長の間隔)に所定のマージンを反映した期間以上の間、処理対象POS端末によりリクエストデータD1の送信が行われなかった場合(処理対象POS端末からリクエストデータD1を受信しなかった場合)、処理対象POS端末によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態ではないと判別する。上述したように、契約期間内の企業に係るPOS端末13は、基準生成間隔を最長とする間隔でリクエストデータD1を送信する構成のため、当該基準生成間隔に所定のマージンを反映した期間を超えて、リクエストデータD1の送信が行われなった場合、何らかのエラーが発生した状態であると想定されるからである。
監視部505は、監視の対象とした処理対象POS端末について、以下のようにして、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する(ステップSQ3)。
すなわち、監視部505は、基準生成間隔(契約期間内の企業に係るPOS端末13が、リクエストデータD1を生成、送信するときの最長の間隔)に所定のマージンを反映した期間以上の間、処理対象POS端末によりリクエストデータD1の送信が行われなかった場合(処理対象POS端末からリクエストデータD1を受信しなかった場合)、処理対象POS端末によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態ではないと判別する。上述したように、契約期間内の企業に係るPOS端末13は、基準生成間隔を最長とする間隔でリクエストデータD1を送信する構成のため、当該基準生成間隔に所定のマージンを反映した期間を超えて、リクエストデータD1の送信が行われなった場合、何らかのエラーが発生した状態であると想定されるからである。
なお、監視部505は、処理対象POS端末によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態でないと判別した場合、保守担当者、その他の関係者に、その旨報知する。例えば、監視部505は、保守担当者等が視認可能な所定の表示装置に処理対象POS端末のPOS端末識別情報、及び、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態でないことを示す情報を表示する。また例えば、監視部505は、POS端末識別情報、及び、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態でないことを示す情報が記載された電子メールを予め登録された所定の宛先に送信する。
監視部505は、ステップSQ3で処理対象POS端末によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視しつつ、処理対象POS端末の電源がオフされたか否かを監視する(ステップSQ4)。ステップSQ4において、監視部505は、電源状態監視データベース515の処理対象POS端末に対応するレコードが有する電源状態情報の値が、電源が投入された状態であることを示す値から、電源が投入された状態でないことを示す値へと変化した場合、処理対象POS端末の電源がオフされたと判別する。
電源がオフされた場合(ステップSQ4:YES)、監視部505は、処理対象POS端末を、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する対象から外し(ステップSQ5)、処理手順をステップSQ1へと戻す。
このように、本実施形態では、監視部505は、POS端末13がオン通知データ、及び、オフ通知データを送信することを利用してPOS端末13について電源が投入された状態か否かを管理する。そして、監視部505は、電源が投入された状態の場合、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視し、電源が投入された状態でない場合、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かの監視を行わない。
これにより、以下の効果を奏する。
すなわち、店舗では、常に全てのレジカウンターLにおいて会計が行える状態とするのではなく、時間帯や、顧客の込み具合に応じて、レジカウンターLにおける会計を行える状態としたり行えない状態としたりするのが一般的である。そして、レジカウンターLにおける会計を行えない状態とする場合、POS端末13の電源をオフする場合がある。電源がオフされたPOS端末13は、リクエストデータD1の送信を行わないことになるが、これは、POS端末13が使用されないため意図的に電源がオフされた結果、リクエストデータD1を送信しないのであり、POS端末13に発生したエラー等により意図せずしてリクエストデータD1を送信しないのではない。以上を踏まえ、電源が投入された状態のPOS端末13をリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かの監視の対象とすることにより、不必要に、正常な状態ではないと判別されて対応する処理が実行されることを防止でき、また、監視の対象とする必要のあるPOS端末13が監視の対象となるため、処理効率が良い。
これにより、以下の効果を奏する。
すなわち、店舗では、常に全てのレジカウンターLにおいて会計が行える状態とするのではなく、時間帯や、顧客の込み具合に応じて、レジカウンターLにおける会計を行える状態としたり行えない状態としたりするのが一般的である。そして、レジカウンターLにおける会計を行えない状態とする場合、POS端末13の電源をオフする場合がある。電源がオフされたPOS端末13は、リクエストデータD1の送信を行わないことになるが、これは、POS端末13が使用されないため意図的に電源がオフされた結果、リクエストデータD1を送信しないのであり、POS端末13に発生したエラー等により意図せずしてリクエストデータD1を送信しないのではない。以上を踏まえ、電源が投入された状態のPOS端末13をリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かの監視の対象とすることにより、不必要に、正常な状態ではないと判別されて対応する処理が実行されることを防止でき、また、監視の対象とする必要のあるPOS端末13が監視の対象となるため、処理効率が良い。
次に、店舗に設置されたPOS端末13の電源がオンされた場合の、POS端末13の動作について説明する。
図17は、電源がオンされた場合のPOS端末13、及び、店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図17(A)はPOS端末13の動作を示し、(B)は店舗管理サーバー12の動作を示す。
図17は、電源がオンされた場合のPOS端末13、及び、店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図17(A)はPOS端末13の動作を示し、(B)は店舗管理サーバー12の動作を示す。
レジ担当者は、POS端末13の電源をオンする(ステップS1)。本例では、POS端末13は、レジカウンターLに設置された状態であり、レジ担当者は、例えば、店舗の開店時にPOS端末13の電源をオンする。本実施形態では、POS端末13の電源のオンに応じて、自動で、ブラウザーが起動する。
図17(A)に示すように、ブラウザーの起動に応じて、POS端末13のクライアント機能部202は、店舗管理サーバー12の所定のURLにアクセスする(ステップSR1)。店舗管理サーバー12のURLや、店舗管理サーバー12との通信で送受信するデータのフォーマット、その他の店舗管理サーバー12との間で通信を行うのに必要な情報は、POS端末13に予め登録される。
図17(B)に示すように、POS端末13からの所定のURLへのアクセスに応じて、店舗管理サーバー12の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、所定のHTMLファイルをPOS端末13に送信する(ステップSS1)。所定のHTMLファイルは、少なくとも後述する会計用ユーザーインターフェース60を表示させる機能を有するHTMLファイルである。
図17(A)に示すように、POS端末13のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、所定のHTMLファイルを受信し、取得する(ステップSR2)。
次いで、クライアント機能部202は、取得した所定のHTMLファイルを実行して、会計用ユーザーインターフェース60(図18)をタッチパネルTPに表示する(ステップSR3)。
次いで、クライアント機能部202は、取得した所定のHTMLファイルを実行して、会計用ユーザーインターフェース60(図18)をタッチパネルTPに表示する(ステップSR3)。
図18は、タッチパネルTPに表示された会計用ユーザーインターフェース60の一例を示す図である。
図18の会計用ユーザーインターフェース60において、左上部には、顧客が購入した商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア61が設けられる。一覧表示エリア61の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった貨幣の金額、及び、顧客に渡す釣銭の金額が表示される金額表示エリア62が設けられる。
一覧表示エリア61の下方には、バーコードスキャナーBSによって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア63が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア63の右方には、ソフトウェアテンキー64が設けられる。ソフトウェアテンキー64は、会計を確定する確定キー641、及び、小計(顧客が購入した商品の合計金額の計算)を指示する小計キー642を有する。
図18の会計用ユーザーインターフェース60において、左上部には、顧客が購入した商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア61が設けられる。一覧表示エリア61の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった貨幣の金額、及び、顧客に渡す釣銭の金額が表示される金額表示エリア62が設けられる。
一覧表示エリア61の下方には、バーコードスキャナーBSによって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア63が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア63の右方には、ソフトウェアテンキー64が設けられる。ソフトウェアテンキー64は、会計を確定する確定キー641、及び、小計(顧客が購入した商品の合計金額の計算)を指示する小計キー642を有する。
以後、レジカウンターLにおいて、レジ担当者は、会計用ユーザーインターフェース60を用いて、会計を行う。
このように、POS端末13の電源のオンに応じて、POS端末13のタッチパネルTPにレジカウンターLで行われる会計(業務)で使用する会計用ユーザーインターフェース60が自動で表示される。このため、レジ担当者は、POS端末13の電源のオン時に、店舗管理サーバー12のURLへの入力等の作業を行う必要がなく、レジ担当者の作業効率が良く、利便性が高い。
このように、POS端末13の電源のオンに応じて、POS端末13のタッチパネルTPにレジカウンターLで行われる会計(業務)で使用する会計用ユーザーインターフェース60が自動で表示される。このため、レジ担当者は、POS端末13の電源のオン時に、店舗管理サーバー12のURLへの入力等の作業を行う必要がなく、レジ担当者の作業効率が良く、利便性が高い。
次に、レジカウンターLでの会計に応じてPOS端末13が行う会計処理について詳述する。
図19は、会計処理の実行時のPOS端末13の動作を示すフローチャートである。
図19に示すように、会計処理において、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、商品情報取得処理を実行する(ステップST1)。
商品情報取得処理において、クライアント機能部202は、顧客が購入した商品ごとに、店舗管理サーバー12と通信して、商品の商品名、及び、商品の単価(以下、「商品関連情報」という。)を取得し、取得した商品関連情報に基づく処理を実行する。以下、商品情報取得処理について詳述する。
図19に示すように、会計処理において、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、商品情報取得処理を実行する(ステップST1)。
商品情報取得処理において、クライアント機能部202は、顧客が購入した商品ごとに、店舗管理サーバー12と通信して、商品の商品名、及び、商品の単価(以下、「商品関連情報」という。)を取得し、取得した商品関連情報に基づく処理を実行する。以下、商品情報取得処理について詳述する。
図20は、商品情報取得処理の実行時のPOS端末13の動作、及び、店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図20(A)は、POS端末13の動作を示し、図20(B)は、店舗管理サーバー12の動作を示す。
レジカウンターLにおける会計において、レジ担当者は、バーコードスキャナーBSによって、顧客が購入する商品や商品の包装等に付されたバーコードを読み取る(ステップS2)。バーコードの読み取りに応じて、バーコードスキャナーBSは、読取結果に基づくデータ(以下、「読取結果データ」という。)を、バーコードスキャナーBSが接続されたポートを介して、POS端末13の制御装置デバイス通信部24に出力する。制御装置デバイス通信部24は、読取結果データを、制御装置制御部20に出力する。
読取結果データは、商品の商品コードを示す情報を含むデータである。
読取結果データは、商品の商品コードを示す情報を含むデータである。
図20(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置デバイス通信部24からの入力に基づいて、読取結果データを取得する(ステップSU1)。
次いで、クライアント機能部202は、読取結果データに基づいて、商品コードを取得する(ステップSU2)。
次いで、クライアント機能部202は、会計用ユーザーインターフェース60のバーコード情報表示エリア63にステップSU2で取得した商品コードを表示する(ステップSU3)。
次いで、クライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、ステップSU2で取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を問い合わせるデータ(以下、「商品情報要求データ」という。)を、店舗管理サーバー12に送信する(ステップSU4)。
次いで、クライアント機能部202は、読取結果データに基づいて、商品コードを取得する(ステップSU2)。
次いで、クライアント機能部202は、会計用ユーザーインターフェース60のバーコード情報表示エリア63にステップSU2で取得した商品コードを表示する(ステップSU3)。
次いで、クライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、ステップSU2で取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を問い合わせるデータ(以下、「商品情報要求データ」という。)を、店舗管理サーバー12に送信する(ステップSU4)。
図20(B)に示すように、店舗管理サーバー12の店舗管理サーバー制御部40の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、商品情報要求データを受信する(ステップSV1)。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した商品情報要求データに基づいて、商品コードを取得し、店舗管理サーバー記憶部41が記憶する商品マスター411を参照し、取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を取得する(ステップSV2)。
ステップSV2の処理は、店舗管理サーバー12(サーバー)によるリクエストに対応する処理に相当する。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した商品情報要求データに基づいて、商品コードを取得し、店舗管理サーバー記憶部41が記憶する商品マスター411を参照し、取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を取得する(ステップSV2)。
ステップSV2の処理は、店舗管理サーバー12(サーバー)によるリクエストに対応する処理に相当する。
次いで、会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、ステップSV2で取得した商品の商品名、及び、商品の単価を示す商品情報応答データをPOS端末13に送信する(ステップSV3)。
商品情報応答データはレスポンスに対応し、ステップSV3の処理は、リクエストに対応する処理の処理結果を示すレスポンスを送信する処理に相当する。
商品情報応答データはレスポンスに対応し、ステップSV3の処理は、リクエストに対応する処理の処理結果を示すレスポンスを送信する処理に相当する。
図20(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、商品情報応答データを受信する(ステップSU5)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した商品情報応答データに基づいて、商品の商品名、及び、商品の単価を取得し、会計用ユーザーインターフェース60の一覧表示エリア61の対応する領域に、商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量の組み合わせを表示する(ステップSU6)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した商品情報応答データに基づいて、商品の商品名、及び、商品の単価を取得し、会計用ユーザーインターフェース60の一覧表示エリア61の対応する領域に、商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量の組み合わせを表示する(ステップSU6)。
商品情報取得処理において、顧客が購入する商品のそれぞれについて、レジ担当者によりバーコードスキャナーBSによるバーコードの読み取りが行われ、バーコードの読み取りに応じて、POS端末13、及び、店舗管理サーバー12により図20のフローチャートで示す処理が実行される。
全ての商品のバーコードの読み取り、及び、読み取りに応じた各装置の処理が完了すると、図19のステップST1の商品情報取得処理が完了する。
全ての商品のバーコードの読み取り、及び、読み取りに応じた各装置の処理が完了すると、一覧表示エリア61に、顧客が購入する商品の商品名、単価、及び、数量の組み合わせが一覧表示された状態となる。
全ての商品のバーコードの読み取り、及び、読み取りに応じた各装置の処理が完了すると、図19のステップST1の商品情報取得処理が完了する。
全ての商品のバーコードの読み取り、及び、読み取りに応じた各装置の処理が完了すると、一覧表示エリア61に、顧客が購入する商品の商品名、単価、及び、数量の組み合わせが一覧表示された状態となる。
図19に示すように、ステップST1の商品情報取得処理の実行後、クライアント機能部202は、会計金額取得処理を実行する(ステップST2)。ステップST2の会計金額取得処理において、クライアント機能部202は、顧客が購入した商品の合計金額を取得し、顧客の支払いに応じて顧客に渡す釣銭の金額を取得する。以下、会計金額取得処理について詳述する。
図21は、会計金額取得処理の実行時のPOS端末13の動作、及び、対応する店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図21(A)は、POS端末13の動作を示し、図21(B)は、店舗管理サーバー12の動作を示す。
全ての商品のバーコードの読み取りが完了すると、レジ担当者は、ソフトウェアテンキー64の小計キー642を操作する(ステップS3)。
図21(A)に示すように、小計キー642が操作されたことを検出すると、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、小計の計算を要求する小計計算要求データを生成し、制御装置通信部23を制御して、店舗管理サーバー12に送信する(ステップSW1)。小計計算要求データの送信に応じて、クライアント機能部202は、経過時間の計測を開始する。
図21(A)に示すように、小計キー642が操作されたことを検出すると、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、小計の計算を要求する小計計算要求データを生成し、制御装置通信部23を制御して、店舗管理サーバー12に送信する(ステップSW1)。小計計算要求データの送信に応じて、クライアント機能部202は、経過時間の計測を開始する。
図21(B)に示すように、店舗管理サーバー12の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、小計計算要求データを受信する(ステップSX1)。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した小計計算要求データに基づいて、小計を計算する(ステップSX2)。なお、会計関連処理実行部401は、POS端末13から受信した商品情報応答要求データ、その他付随するデータに基づいて、顧客が購入した商品の商品コードを管理する。ステップSX2において、会計関連処理実行部401は、管理する商品コードに基づいて、適宜、商品マスター411を参照し、小計(顧客が購入した商品の合計金額)を計算する。小計を計算する方法は、上述した方法に限らず、どのような方法でもよい。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した小計計算要求データに基づいて、小計を計算する(ステップSX2)。なお、会計関連処理実行部401は、POS端末13から受信した商品情報応答要求データ、その他付随するデータに基づいて、顧客が購入した商品の商品コードを管理する。ステップSX2において、会計関連処理実行部401は、管理する商品コードに基づいて、適宜、商品マスター411を参照し、小計(顧客が購入した商品の合計金額)を計算する。小計を計算する方法は、上述した方法に限らず、どのような方法でもよい。
次いで、会計関連処理実行部401は、計算した小計を示す小計応答データをPOS端末13に送信する(ステップSX3)。
図21(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、小計応答データを受信する(ステップSW2)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した小計応答データに基づいて、金額表示エリア62の対応する領域に、小計(顧客が購入した商品の合計金額)を表示する(ステップSW3)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した小計応答データに基づいて、金額表示エリア62の対応する領域に、小計(顧客が購入した商品の合計金額)を表示する(ステップSW3)。
小計が金額表示エリア62に表示されると、顧客は、金銭をレジ担当者に引き渡す。レジ担当者は、顧客から金銭を受け取り、ソフトウェアテンキー64に受け取った金銭の額を入力し、確定キー641を操作する(ステップS4)。確定キー641が操作されたことを検出すると、クライアント機能部202は、顧客から受け取った金銭の額を金額表示エリア62の対応する領域に表示する。
さらに、確定キー641が操作されたことを検出すると、クライアント機能部202は、釣銭の額の計算を要求する釣銭計算要求データを店舗管理サーバー12に送信する(ステップSW4)。釣銭計算要求データの送信に応じて、クライアント機能部202は、経過時間の計測を開始する。
さらに、確定キー641が操作されたことを検出すると、クライアント機能部202は、釣銭の額の計算を要求する釣銭計算要求データを店舗管理サーバー12に送信する(ステップSW4)。釣銭計算要求データの送信に応じて、クライアント機能部202は、経過時間の計測を開始する。
図21(B)に示すように、店舗管理サーバー12の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、釣銭計算要求データを受信する(ステップSX4)。
次いで、会計関連処理実行部401は、釣銭の額を計算する(ステップSX5)。
次いで、会計関連処理実行部401は、計算した釣銭の額を示す釣銭応答データをPOS端末13に送信する(ステップSX6)。
次いで、会計関連処理実行部401は、釣銭の額を計算する(ステップSX5)。
次いで、会計関連処理実行部401は、計算した釣銭の額を示す釣銭応答データをPOS端末13に送信する(ステップSX6)。
図21(A)に示すように、POS端末13のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、釣銭応答データを受信する(ステップSW5)。
次いで、クライアント機能部202は、受信した釣銭応答データに基づいて、金額表示エリア62の対応する領域に、釣銭の額を表示する(ステップSW6)。
レジ担当者は、金額表示エリア62に表示された釣銭の額に基づいて、顧客に対して釣銭を引き渡す。
次いで、クライアント機能部202は、受信した釣銭応答データに基づいて、金額表示エリア62の対応する領域に、釣銭の額を表示する(ステップSW6)。
レジ担当者は、金額表示エリア62に表示された釣銭の額に基づいて、顧客に対して釣銭を引き渡す。
以上のように、ステップST2の会計金額取得処理において、クライアント機能部202は、顧客が購入した商品の合計金額を取得し、顧客の支払いに応じて顧客に渡す釣銭の金額を取得する。
図19に示すように、会計金額取得処理の実行後、クライアント機能部202は、レシート発行処理を実行する(ステップST3)。ステップST3のレシート発行処理において、クライアント機能部202は、店舗管理サーバー12と通信し、顧客が購入した商品に関する情報や、顧客が購入した商品の合計金額を示す情報等が印刷されたレシートを発行する。以下、レシート発行処理について詳述する。
図22は、レシート発行処理の実行時のPOS端末13の動作、及び、店舗管理サーバー12の動作を示すフローチャートである。図22(A)はPOS端末13の動作を示し、図22(B)は店舗管理サーバー12の動作を示す。
図22(A)に示すように、会計金額取得処理が終了すると、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、会計情報を取得する(ステップSY1)。
会計情報は、会計ごとに一意に付与される識別情報(以下、「会計識別情報」という。)と、顧客が購入した商品のそれぞれの商品コード、商品名、単価、数量の組み合わせを示す情報(以下、「購入商品情報」という。)と、合計購入金額(小計)、顧客から受け取った貨幣の金額、及び、顧客に引き渡した釣銭の金額を示す情報(以下、「会計金額情報」という。)と、会計が行われた時刻を示す情報(以下、「会計時刻情報」という。)と、会計が行われた店舗の識別情報である店舗識別情報と、を含む情報である。
なお、会計中、クライアント機能部202は、購入商品情報に含まれる情報、及び、会計金額情報に含まれる情報を、所定の記憶領域に記憶する。ステップSY1において、クライアント機能部202は、当該所定の記憶領域に記憶した情報に基づいて、購入商品情報、及び、会計金額情報を取得する。
また、会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻である。会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻に限らず、会計に際して1つ目の商品のバーコードが読み取られた時刻等、会計に由来する時刻であればよい。
また、クライアント機能部202は、会計に応じて、会計識別情報を生成する機能を有し、当該機能に基づいて、会計識別情報を生成する。会計識別情報の値は、各店舗で行われる会計のそれぞれについて、一意な値とされる。
会計情報は、会計ごとに一意に付与される識別情報(以下、「会計識別情報」という。)と、顧客が購入した商品のそれぞれの商品コード、商品名、単価、数量の組み合わせを示す情報(以下、「購入商品情報」という。)と、合計購入金額(小計)、顧客から受け取った貨幣の金額、及び、顧客に引き渡した釣銭の金額を示す情報(以下、「会計金額情報」という。)と、会計が行われた時刻を示す情報(以下、「会計時刻情報」という。)と、会計が行われた店舗の識別情報である店舗識別情報と、を含む情報である。
なお、会計中、クライアント機能部202は、購入商品情報に含まれる情報、及び、会計金額情報に含まれる情報を、所定の記憶領域に記憶する。ステップSY1において、クライアント機能部202は、当該所定の記憶領域に記憶した情報に基づいて、購入商品情報、及び、会計金額情報を取得する。
また、会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻である。会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻に限らず、会計に際して1つ目の商品のバーコードが読み取られた時刻等、会計に由来する時刻であればよい。
また、クライアント機能部202は、会計に応じて、会計識別情報を生成する機能を有し、当該機能に基づいて、会計識別情報を生成する。会計識別情報の値は、各店舗で行われる会計のそれぞれについて、一意な値とされる。
会計情報の取得後、クライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して、取得した会計情報を示す会計情報データを店舗管理サーバー12に送信する(ステップSY2)。
図22(B)に示すように、店舗管理サーバー12の店舗管理サーバー制御部40の会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、会計情報データを受信する(ステップSZ1)。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した会計情報データが示す会計情報に基づいて、所定のレイアウトのレシートの発行を指示する記録データを生成する(ステップSZ2)。
記録データは、所定のレイアウトに従って、いわゆるトップロゴや、ボトムロゴ、会計識別情報、会計が行われた時刻、顧客が購入した商品の商品名、単価、数量、合計購入金額、顧客から受け取った貨幣の金額、顧客に引き渡した釣銭の金額等が記録されたレシートの発行を指示する制御データである。記録データは、XMLのフォーマットに従って情報が記述されたXMLドキュメントである。
次いで、会計関連処理実行部401は、受信した会計情報データが示す会計情報に基づいて、所定のレイアウトのレシートの発行を指示する記録データを生成する(ステップSZ2)。
記録データは、所定のレイアウトに従って、いわゆるトップロゴや、ボトムロゴ、会計識別情報、会計が行われた時刻、顧客が購入した商品の商品名、単価、数量、合計購入金額、顧客から受け取った貨幣の金額、顧客に引き渡した釣銭の金額等が記録されたレシートの発行を指示する制御データである。記録データは、XMLのフォーマットに従って情報が記述されたXMLドキュメントである。
次いで、会計関連処理実行部401は、店舗管理サーバー通信部42を制御して、生成した記録データを、POS端末13に送信する(ステップSZ3)。
また、会計関連処理実行部401は、ステップSZ1で会計情報データを受信した後、店舗管理サーバー記憶部41が記憶する会計情報管理データベース412にアクセスする(ステップSZ4)。
会計情報管理データベース412の1件のレコードは、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗識別情報と、を関連付けて記憶する。
次いで、ステップSZ1で受信した会計情報データに基づいて、会計情報管理データベース412に、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗識別情報とを関連付けた1件のレコードを生成する(ステップSZ5)。
このように、店舗管理サーバー12は、会計に応じた会計情報を累積的に記憶する。これにより、店舗ごとの売上や、店舗における商品ごとの売り上げを管理できる。
会計情報管理データベース412の1件のレコードは、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗識別情報と、を関連付けて記憶する。
次いで、ステップSZ1で受信した会計情報データに基づいて、会計情報管理データベース412に、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗識別情報とを関連付けた1件のレコードを生成する(ステップSZ5)。
このように、店舗管理サーバー12は、会計に応じた会計情報を累積的に記憶する。これにより、店舗ごとの売上や、店舗における商品ごとの売り上げを管理できる。
図22(A)に示すように、POS端末13の制御装置制御部20のクライアント機能部202は、制御装置通信部23を制御して記録データを受信する(ステップSY3)。
次いで、クライアント機能部202は、XMLドキュメントの記録データに基づいて、処理制御部201が対応するコマンド体系の記録コマンドを生成する(ステップSY4)。クライアント機能部202は、生成した記録コマンドを処理制御部201に出力する。
次いで、処理制御部201は、生成した記録コマンドに基づいて、制御装置印刷部21を制御して、レシートを発行する(ステップSY5)。
ステップSY5で発行されたレシートは、レジ担当者により、顧客に引き渡される。
次いで、クライアント機能部202は、XMLドキュメントの記録データに基づいて、処理制御部201が対応するコマンド体系の記録コマンドを生成する(ステップSY4)。クライアント機能部202は、生成した記録コマンドを処理制御部201に出力する。
次いで、処理制御部201は、生成した記録コマンドに基づいて、制御装置印刷部21を制御して、レシートを発行する(ステップSY5)。
ステップSY5で発行されたレシートは、レジ担当者により、顧客に引き渡される。
以上のように、本実施形態では、会計に応じて、POS端末13が、店舗管理サーバー12の機能を利用して会計処理を行ってレシートを発行する。また、店舗管理サーバー12は、会計処理に基づく会計情報を累積に記憶する。
以上説明したように、本実施形態に係るPOS端末13は、レシート(紙片)の発行に係る機構の使用回数の上限値を当該機構の使用状況に応じて変更し、変更後の上限値に基づいて、当該機構を使用可能な残りの期間を算出する制御装置制御部20を備える。
この構成によれば、レシートの発行に係る機構の劣化の進行度が、当該機構の使用状況に応じて変わるという特性を反映して、レシートの発行に係る機構の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
この構成によれば、レシートの発行に係る機構の劣化の進行度が、当該機構の使用状況に応じて変わるという特性を反映して、レシートの発行に係る機構の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本実施形態では、制御装置制御部20は、印刷ヘッド211の使用状況に応じて変更した印刷ヘッド211の使用回数の上限値に基づいて印刷ヘッド211を使用可能な残りの期間を算出する。
この構成によれば、印刷ヘッド211の特性を反映して、印刷ヘッド211の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
この構成によれば、印刷ヘッド211の特性を反映して、印刷ヘッド211の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本実施形態では、制御装置制御部20は、印刷ヘッド211を使用可能な残りの期間の算出にあたって、収容したロール紙(記録媒体)の紙質、種類、又は、厚さの少なくとも1つに基づいて、印刷ヘッド211の使用回数の上限値を変更する。
この構成によれば、印刷ヘッド211の特性を反映して、印刷ヘッド211の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
この構成によれば、印刷ヘッド211の特性を反映して、印刷ヘッド211の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本実施形態では、制御装置制御部20は、カッター212の使用状況に応じて変更したカッター212の使用回数の上限値に基づいてカッター212を使用可能な残りの期間を算出する。
この構成によれば、カッター212の特性を反映して、カッター212の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
この構成によれば、カッター212の特性を反映して、カッター212の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本実施形態では、制御装置制御部20は、カッター212を使用可能な残りの期間の算出にあたって、収容したロール紙の紙質、種類、又は、厚さの少なくとも1つに基づいて、カッター212の使用回数の上限値を変更する。
この構成によれば、カッター212の特性を反映して、カッター212の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
この構成によれば、カッター212の特性を反映して、カッター212の使用可能な残りの期間を的確に算出できる。
また、本実施形態では、制御装置制御部20は、算出したレシートの発行に係る機構を使用可能な残りの期間を示す情報をメンテナンスサーバー17(サーバー)に送信する。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、使用可能な残りの期間に対応した処理を実行できる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、使用可能な残りの期間に対応した処理を実行できる。
また、本実施形態では、制御装置制御部20は、レシートの発行に係る機構を使用可能な残りの期間として、レシートの発行に係る機構を使用可能な残りの日数を算出する。
この構成によれば、レシートの発行に係る機構を使用可能な残りの期間として、「日数」という人間が把握しやすい情報を提供可能である。
この構成によれば、レシートの発行に係る機構を使用可能な残りの期間として、「日数」という人間が把握しやすい情報を提供可能である。
また、以上説明したように、本実施形態に係るPOS端末13(制御装置)は、状態を監視する対象の監視項目の状態を示すステータス情報データ(ステータス情報)を含むログデータD11を生成するログ収集部203、ログ収集部203が生成したログデータD11をリクエストとしてメンテナンスサーバー17(サーバー)に送信し、メンテナンスサーバー17からレスポンスとして処理命令制御データD21(制御データ)を受信する通信管理部204、及び、通信管理部204が受信した処理命令制御データD21に基づいて処理を実行する命令実行部205を有する制御装置制御部20を備える。
この構成によれば、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信する構成を利用して、メンテナンスサーバー17は、ログデータD11に対するレスポンスとして処理命令制御データD21をPOS端末13に所定の処理を実行させることができる。
すなわち、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信するシステムについて、POS端末13がメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信する構成に対応する処理を実行できる。
この構成によれば、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信する構成を利用して、メンテナンスサーバー17は、ログデータD11に対するレスポンスとして処理命令制御データD21をPOS端末13に所定の処理を実行させることができる。
すなわち、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信するシステムについて、POS端末13がメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信する構成に対応する処理を実行できる。
また、本実施形態では、プラグインの追加によりログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205の機能を追加可能に構成した。
この構成によれば、ログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205のそれぞれについて、柔軟に簡易な手段で、必要に応じて機能を追加することができる。
この構成によれば、ログ収集部203、通信管理部204、及び、命令実行部205のそれぞれについて、柔軟に簡易な手段で、必要に応じて機能を追加することができる。
また、本実施形態では、ログ収集部203は、命令実行部205の処理結果を取得し、取得した処理結果を示す情報を含む処理結果通知データD12を生成する。通信管理部204は、処理結果通知データD12、及び、ログデータD11をリクエストとしてメンテナンスサーバー17に送信する。
この構成によれば、POS端末13は、メンテナンスサーバー17から受信したデータに基づいて実行した処理の処理結果を、迅速に、メンテナンスサーバー17に通知することができる。
この構成によれば、POS端末13は、メンテナンスサーバー17から受信したデータに基づいて実行した処理の処理結果を、迅速に、メンテナンスサーバー17に通知することができる。
また、本実施形態では、ログ収集部203は、制御装置通信部23(通信部)により通信可能な印刷装置14(外部機器)に関するログデータD11(サブログデータD11s)を生成する。通信管理部204は、ログ収集部203が生成した印刷装置14に関するログデータD11(サブログデータD11s)をメンテナンスサーバー17に送信する。
この構成によれば、POS端末13は、自身に接続された印刷装置14の監視項目の状態を、メンテナンスサーバー17に通知できる。
この構成によれば、POS端末13は、自身に接続された印刷装置14の監視項目の状態を、メンテナンスサーバー17に通知できる。
また、以上説明したように、本実施形態に係るメンテナンスサーバー17(サーバー)は、ログデータD11を受信するログ受信部501、及び、ログデータD11の受信に応じて、POS端末13に所定の処理を実行させる処理命令制御データD21(制御データ)をレスポンスとして送信するレスポンス応答部502を有するメンテナンスサーバー制御部50(サーバー制御部)を備える。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、ログデータD11の受信に応じて、レスポンスとして処理命令制御データD21をPOS端末13に送信して、POS端末13に所定の処理を実行させることができる。すなわち、上記構成によれば、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信するシステムを構成するメンテナンスサーバー17について、POS端末13がログデータD11を送信する構成を利用した処理を実行できる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、ログデータD11の受信に応じて、レスポンスとして処理命令制御データD21をPOS端末13に送信して、POS端末13に所定の処理を実行させることができる。すなわち、上記構成によれば、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信するシステムを構成するメンテナンスサーバー17について、POS端末13がログデータD11を送信する構成を利用した処理を実行できる。
また、本実施形態では、レスポンス応答部502は、受信したログデータD11に含まれるPOS端末識別情報(装置識別情報)と対応付けて記憶された実行処理情報を取得し、取得した実行処理情報に対応する処理(実行処理情報が示す処理)を実行させる処理命令制御データD21(制御データ)をレスポンスとして送信する。
この構成によれば、特定のPOS端末13に所定の処理を実行させる場合に、事前に、特定のPOS端末13のPOS端末識別情報と、所定の処理に対応する実行処理情報とを対応付けてメンテナンスサーバー17に登録すれば、メンテナンスサーバー17がレスポンスを送信するタイミングで、POS端末13に所定の処理を実行させることができる。
この構成によれば、特定のPOS端末13に所定の処理を実行させる場合に、事前に、特定のPOS端末13のPOS端末識別情報と、所定の処理に対応する実行処理情報とを対応付けてメンテナンスサーバー17に登録すれば、メンテナンスサーバー17がレスポンスを送信するタイミングで、POS端末13に所定の処理を実行させることができる。
また、本実施形態に係るメンテナンスサーバー17は、ログ受信部501が受信したログデータD11に基づく情報を記憶するメンテナンスサーバー記憶部51(サーバー記憶部)を備える。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、記憶したログデータD11に基づく情報に基づく処理が可能である。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、記憶したログデータD11に基づく情報に基づく処理が可能である。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー制御部50は、グローバルネットワークGNを介して外部装置から要求があった場合、メンテナンスサーバー記憶部51が記憶するログデータD11に基づく情報が表示された画面(ユーザーインターフェース、ウェブページ)を外部装置に表示させるログ情報表示部504を有する。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、表示によって、POS端末13の監視項目の状態に関する有益な情報を提供可能である。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、表示によって、POS端末13の監視項目の状態に関する有益な情報を提供可能である。
また、以上説明したように、本実施形態に係るメンテナンスサーバー17(サーバー)は、電源が投入された状態のPOS端末13(制御装置)を監視の対象として、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かを監視する監視部505を有するメンテナンスサーバー制御部50を備える。
この構成によれば、電源が投入された状態のPOS端末13をリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かの監視の対象とすることにより、監視の対象とする必要のあるPOS端末13が監視の対象となるため、処理効率が良く、メンテナンスサーバー17の処理負荷を低減できる。
この構成によれば、電源が投入された状態のPOS端末13をリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態か否かの監視の対象とすることにより、監視の対象とする必要のあるPOS端末13が監視の対象となるため、処理効率が良く、メンテナンスサーバー17の処理負荷を低減できる。
また、本実施形態では、監視部505は、POS端末13から電源がオンされたことを示すデータを受信した後、電源がオフされたことを示すデータを受信するまでの間、POS端末13を監視の対象とする。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、POS端末13から受信するデータを利用して、電源が投入された状態のPOS端末13を的確に判別し、当該POS端末13を監視の対象とすることができる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、POS端末13から受信するデータを利用して、電源が投入された状態のPOS端末13を的確に判別し、当該POS端末13を監視の対象とすることができる。
また、本実施形態では、監視部505は、監視の対象のPOS端末13によるリクエストデータD1の送信が正常に行われた状態ではない場合、その旨報知する。
この構成によれば、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態でないことを担当者に認識させることができる。
この構成によれば、リクエストデータD1の送信が正常に行われた状態でないことを担当者に認識させることができる。
また、本実施形態では、監視部505は、ローカルネットワークLNに接続された複数のPOS端末13のうち、電源が投入された状態のPOS端末13の数を取得し、取得した数が所定の閾値を下回る場合、ローカルネットワークLNに接続された複数のPOS端末13を監視の対象としない。
この構成によれば、ローカルネットワークLNに接続されたPOS端末13のうち、電源が投入された状態のPOS端末13の数が所定の閾値を下回る状態の場合に、POS端末13を監視の対象としないことができる。
この構成によれば、ローカルネットワークLNに接続されたPOS端末13のうち、電源が投入された状態のPOS端末13の数が所定の閾値を下回る状態の場合に、POS端末13を監視の対象としないことができる。
また、本実施形態では、監視部505は、所定の時間帯は、ローカルネットワークLNに接続された複数のPOS端末13を監視の対象としない。
この構成によれば、POS端末13の使用の実態に応じて、所定の時間帯において、POS端末13を監視の対象としないようにすることができる。
この構成によれば、POS端末13の使用の実態に応じて、所定の時間帯において、POS端末13を監視の対象としないようにすることができる。
また、以上説明したように、本実施形態に係るネットワークシステム1において、POS端末13(制御装置)は、状態を監視する対象の監視項目の状態を示すステータス情報データ(ステータス情報)を含むログデータD11を生成し、所定の間隔で生成したログデータD11をリクエストとしてメンテナンスサーバー17(サーバー)に送信する。メンテナンスサーバー17は、契約によりPOS端末13がメンテナンスサーバー17の機能を利用可能な期間を示す契約管理データベース512(契約期間情報)を記憶し、ログデータD11を受信した場合、POS端末13の契約管理データベース512に基づいて、契約期間内であるか否かを判別し、契約期間内ではない場合、契約期間内ではないことを示す情報を含むレスポンスをPOS端末13に送信し、契約期間内である場合、契約期間内であることを示す情報を含むレスポンスをPOS端末13に送信する。POS端末13は、契約期間内ではないことを示す情報を含むレスポンスを受信した場合、ログデータD11を送信する間隔を所定の間隔より長くする。
この構成によれば、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔を、契約期間内の企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔よりも長くすることにより、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13によるリクエストデータD1の送信に起因する資源の消費を抑制することができ、また、契約を行った企業とそうでない企業とに対する対応を差別化でき、公平さを担保できる。すなわち、上記構成によれば、POS端末13がメンテナンスサーバー17の機能を利用可能な期間が契約により定められたシステムについて、契約に基づく期間以外の期間でPOS端末13がメンテナンスサーバー17の機能を利用しようとする場合に対応する処理を実行できる。
この構成によれば、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔を、契約期間内の企業に係るPOS端末13がリクエストデータD1を送信する間隔よりも長くすることにより、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13によるリクエストデータD1の送信に起因する資源の消費を抑制することができ、また、契約を行った企業とそうでない企業とに対する対応を差別化でき、公平さを担保できる。すなわち、上記構成によれば、POS端末13がメンテナンスサーバー17の機能を利用可能な期間が契約により定められたシステムについて、契約に基づく期間以外の期間でPOS端末13がメンテナンスサーバー17の機能を利用しようとする場合に対応する処理を実行できる。
また、本実施形態では、POS端末13は、契約期間情報が示す期間内ではないことを示す情報を含むレスポンスの受信に応じてログデータD11を送信する間隔を所定の間隔よりも長くした後、契約期間内であることを示す情報を含むレスポンスを受信した場合、ログデータD11を送信する間隔を所定の間隔とする。
この構成によれば、契約期間内の企業に係るPOS端末13について、ログデータD11を送信する間隔が、所定の間隔よりも長くなることを防止できる。
この構成によれば、契約期間内の企業に係るPOS端末13について、ログデータD11を送信する間隔が、所定の間隔よりも長くなることを防止できる。
また、本実施形態では、POS端末13は、ログデータD11を生成した場合、生成したログデータD11を記憶し、記憶したログデータD11を送信する。POS端末13は、ログデータD11を送信した後、ログデータD11の送信に応じてメンテナンスサーバー17から受信したレスポンスに契約期間内であることを示す情報が含まれた状態の場合、記憶したログデータD11を削除し、レスポンスに契約期間内ではないことを示す情報が含まれた状態の場合、記憶したログデータD11を削除せず、次にリクエストを送信するときに送信する対象とする。メンテナンスサーバー17は、ログデータD11を受信した場合、契約管理データベース512に基づいて、契約期間内であるか否かを判別し、契約期間内の場合、ログデータD11を取得し、取得したログデータD11に基づく情報を記憶し、契約期間内ではない場合、ログデータD11に基づく情報を記憶しない。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17において、契約期間内ではない企業に係るログデータD11に基づく情報の記憶が防止され、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13によるリクエストデータD1の送信に起因する資源の消費を抑制することができ、また、契約を行った企業とそうでない企業とに対する対応を差別化できる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17において、契約期間内ではない企業に係るログデータD11に基づく情報の記憶が防止され、契約期間内ではない企業に係るPOS端末13によるリクエストデータD1の送信に起因する資源の消費を抑制することができ、また、契約を行った企業とそうでない企業とに対する対応を差別化できる。
また、以上説明したように、本実施形態では、POS端末13(制御装置)は、状態を監視する対象の監視項目の状態を示すステータス情報データ(ステータス情報)を含むログデータD11を所定の間隔で生成し、生成したログデータD11をリクエストとしてメンテナンスサーバー17(サーバー)に送信する。POS端末13は、所定の監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高い場合、ログデータD11を生成する間隔を所定の間隔よりも短くする。
この構成によれば、POS端末13は、エラー状態となる可能性が高い監視項目について、監視項目の状態を短い間隔でメンテナンスサーバー17に通知でき、これにより、例えば、保守担当者が、監視項目の状態をできるだけ短い間隔で監視し、必要に応じて対応する処理を行うことが可能となる。すなわち、上記構成によれば、クライアントであるPOS端末13から、メンテナンスサーバー17にログデータD11を送信するシステムについて、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信する構成に対応する処理を実行できる。
この構成によれば、POS端末13は、エラー状態となる可能性が高い監視項目について、監視項目の状態を短い間隔でメンテナンスサーバー17に通知でき、これにより、例えば、保守担当者が、監視項目の状態をできるだけ短い間隔で監視し、必要に応じて対応する処理を行うことが可能となる。すなわち、上記構成によれば、クライアントであるPOS端末13から、メンテナンスサーバー17にログデータD11を送信するシステムについて、POS端末13からメンテナンスサーバー17にログデータD11を送信する構成に対応する処理を実行できる。
また、本実施形態では、POS端末13は、生成したログデータD11に含まれる監視項目のステータス情報データに係る数値と所定の閾値との関係が所定の関係となった場合、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いと判別し、ログデータD11を生成する間隔を所定の間隔よりも短くする。
この構成によれば、POS端末13は、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いか否かを的確に判別できる。
この構成によれば、POS端末13は、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いか否かを的確に判別できる。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー17は、ログデータD11を受信し、受信したログデータD11に含まれる監視項目のステータス情報データに係る数値と所定の閾値との関係が所定の関係となった場合、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いことを示す情報を含むレスポンスをPOS端末13に送信する。POS端末13は、エラー状態となる可能性が高いことを示す情報を含むレスポンスを受信した場合、エラー状態となる可能性が高いと判別し、ログデータD11を生成する間隔を所定の間隔よりも短くする。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いか否かを的確に判別でき、また、POS端末13は、メンテナンスサーバー17の判別結果を利用して、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いか否かを判別できる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いか否かを的確に判別でき、また、POS端末13は、メンテナンスサーバー17の判別結果を利用して、監視項目の状態がエラー状態となる可能性が高いか否かを判別できる。
また、本実施形態では、POS端末13は、ログデータD11を生成する間隔を所定の間隔よりも短くした後、エラー状態となる可能性が高くなくなった場合、ログデータD11を生成する間隔を所定の間隔とする。
この構成によれば、POS端末13が不必要に短い間隔でログデータD11を送信することを防止できる。
この構成によれば、POS端末13が不必要に短い間隔でログデータD11を送信することを防止できる。
また、以上説明したように、本実施形態では、POS端末13(制御装置)は、状態を監視する対象の監視項目の状態を示すステータス情報データ(ステータス情報)を含むログデータD11を生成し、生成したログデータD11をリクエストとしてメンテナンスサーバー17に送信する。メンテナンスサーバー17は、ログデータD11を受信した場合、対応するリクエストを送信し、受信したログデータD11に含まれるステータス情報データを第1ステータス情報データベース513(第1データベース)に格納し、受信したログデータD11に含まれるステータス情報データに基づいて監視項目の状態の分類を判別し、分類を示す情報を含むステータス加工情報を生成し、第2ステータス情報データベース514(第2データベース)に格納する。
この構成によれば、第1ステータス情報データベース513の各レコードに基づいて、第2ステータス情報データベース514のレコードの生成に使用した条件と異なる条件を使用した監視項目の状態の分類や、その他の監視項目の状態の分析が可能となる。さらに、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードには、所定の方法で判別された分類を示す分類情報が付加される。従って、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードに基づいて、対応する監視項目の状態の分類に応じた処理の実行や、監視項目の状態の分類の報知等を即時に実行可能となる。
この構成によれば、第1ステータス情報データベース513の各レコードに基づいて、第2ステータス情報データベース514のレコードの生成に使用した条件と異なる条件を使用した監視項目の状態の分類や、その他の監視項目の状態の分析が可能となる。さらに、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードには、所定の方法で判別された分類を示す分類情報が付加される。従って、第2ステータス情報データベース514の所定のレコードに基づいて、対応する監視項目の状態の分類に応じた処理の実行や、監視項目の状態の分類の報知等を即時に実行可能となる。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー17は、ステータス加工情報の生成に際し、ステータス情報に含まれるステータス識別情報に基づいて監視項目を識別し、監視項目に対応する方法で監視項目の状態の分類を判別する。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、ステータス識別情報を利用して、的確に監視項目を識別した上で、監視項目に対応する方法で監視項目の状態を分類することができる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、ステータス識別情報を利用して、的確に監視項目を識別した上で、監視項目に対応する方法で監視項目の状態を分類することができる。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー17は、ステータス加工情報の生成に際し、ステータス情報データに含まれるステータス識別情報の値が、ステータス情報データが監視項目の状態を数値によって表す情報であることを示す値である場合、監視項目の状態を表す数値と所定の閾値との関係に基づいて、監視項目の状態の分類を判別する。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、監視項目の状態の分類を的確に判別できる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、監視項目の状態の分類を的確に判別できる。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー17は、ステータス加工情報の生成に際し、ステータス情報データに含まれるステータス識別情報の値が、ステータス情報データが文字列によって監視項目の状態を表す情報であることを示す値の場合、監視項目の状態を表す文字列の内容に基づいて、監視項目の状態の分類を判別する。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、監視項目の状態の分類を的確に判別できる。
この構成によれば、メンテナンスサーバー17は、監視項目の状態の分類を的確に判別できる。
また、本実施形態では、メンテナンスサーバー17は、ステータス加工情報の生成に際し、ステータス情報データに含まれるステータス識別情報の値が、ステータス情報データに基づく監視項目の状態の分類の判別を要さないことを示す値である場合、分類情報を含まないステータス加工情報を第2ステータス情報データベース514(第2データベース)に格納する。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
また例えば、上述した実施形態では、店舗システム11が、店舗に適用される場合を例示して発明を説明したが、店舗システム11が適用される施設は、店舗に限らない。
また例えば、ネットワークシステム1を構成する各装置の通信方法はどのような方法でもよい。
また、上述した実施形態では、POS端末13の記録方式は、サーマル式としたが、記録方式は何でもよい。
また例えば、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、機能ブロック図に示した機能ブロックは、各装置の機能的構成を示すもので、具体的な実装形態を制限しない。つまり、図中の機能ブロックに対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
また例えば、上述した実施形態では、店舗システム11が、店舗に適用される場合を例示して発明を説明したが、店舗システム11が適用される施設は、店舗に限らない。
また例えば、ネットワークシステム1を構成する各装置の通信方法はどのような方法でもよい。
また、上述した実施形態では、POS端末13の記録方式は、サーマル式としたが、記録方式は何でもよい。
また例えば、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、機能ブロック図に示した機能ブロックは、各装置の機能的構成を示すもので、具体的な実装形態を制限しない。つまり、図中の機能ブロックに対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
1…ネットワークシステム、13…POS端末(制御装置、印刷装置)、14…印刷装置、17…メンテナンスサーバー(サーバー)。
Claims (8)
- 記録媒体に印刷し、前記記録媒体を切断して紙片を発行する印刷装置であって、
前記紙片の発行に係る機構の使用回数の上限値を当該機構の使用状況に応じて変更し、変更後の上限値に基づいて、当該機構を使用可能な残りの期間を算出する制御部を備えることを特徴とする印刷装置。 - 収容した前記記録媒体に印刷する印刷ヘッドを備え、
前記制御部は、
前記印刷ヘッドの使用状況に応じて変更した前記印刷ヘッドの使用回数の上限値に基づいて前記印刷ヘッドを使用可能な残りの期間を算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記印刷ヘッドを使用可能な残りの期間の算出にあたって、収容した前記記録媒体の紙質、種類、又は、厚さの少なくとも1つに基づいて、前記印刷ヘッドの使用回数の上限値を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。 - 前記記録媒体を切断するカッターを備え、
前記制御部は、
前記カッターの使用状況に応じて変更した前記カッターの使用回数の上限値に基づいて前記カッターを使用可能な残りの期間を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記カッターを使用可能な残りの期間の算出にあたって、収容した前記記録媒体の紙質、種類、又は、厚さの少なくとも1つに基づいて、前記カッターの使用回数の上限値を変更することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - ネットワークを介してサーバーに接続可能であり、
前記制御部は、
算出した前記紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの期間を示す情報を前記サーバーに送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの期間として、前記紙片の発行に係る機構を使用可能な残りの日数を算出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 記録媒体に印刷し、前記記録媒体を切断して紙片を発行する印刷装置の制御方法であって、
前記紙片の発行に係る機構の使用回数の上限値を当該機構の使用状況に応じて変更し、
変更後の上限値に基づいて、当該機構を使用可能な残りの期間を算出することを特徴とする印刷装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128465A JP2017007302A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128465A JP2017007302A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017007302A true JP2017007302A (ja) | 2017-01-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015128465A Pending JP2017007302A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017007302A (ja) |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015128465A patent/JP2017007302A/ja active Pending
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