JP2017004721A - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2017004721A
JP2017004721A JP2015116676A JP2015116676A JP2017004721A JP 2017004721 A JP2017004721 A JP 2017004721A JP 2015116676 A JP2015116676 A JP 2015116676A JP 2015116676 A JP2015116676 A JP 2015116676A JP 2017004721 A JP2017004721 A JP 2017004721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
pressure
pressure sensor
hole
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015116676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6531904B2 (ja
Inventor
裕太 大島
Hirota Oshima
裕太 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to JP2015116676A priority Critical patent/JP6531904B2/ja
Priority to US15/155,174 priority patent/US9922786B2/en
Priority to TW105116597A priority patent/TWI676763B/zh
Priority to DE102016110401.9A priority patent/DE102016110401A1/de
Priority to CN201610404518.0A priority patent/CN106248291B/zh
Priority to KR1020160071609A priority patent/KR102544487B1/ko
Publication of JP2017004721A publication Critical patent/JP2017004721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6531904B2 publication Critical patent/JP6531904B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/06Means for preventing overload or deleterious influence of the measured medium on the measuring device or vice versa
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/24Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow
    • H01H35/26Details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/06Means for preventing overload or deleterious influence of the measured medium on the measuring device or vice versa
    • G01L19/0618Overload protection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/24Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】専用設備を用いることなくシール部材のはみ出しを防止する構造を小さい荷重で容易に組み立てることができるとともに、ハウジングの構成材料が金属に限定されない圧力スイッチを提供する。
【解決手段】圧力スイッチ10は、圧力センサ12と、圧力センサ12を収容するハウジング16と、ハウジング16の孔部17に配置されるとともに圧力センサ12とハウジング16との間に介装された環状のシール部材18と、ハウジング16に固定された押え部材24とを備える。押え部材24は、シール部材18に対向する基部48と、基部48から延出するとともに弾性変形可能でありハウジング16に係合する係合アーム50とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧力センサを有し、圧力センサによって検出された圧力値に基づいた出力信号を出力する圧力スイッチに関する。
従来から、例えば、負圧流体を吸着用パッド等の吸着搬送手段に対して供給することにより、ワークを吸着用パッドによって吸引しながら所定位置に搬送することが行われている。この場合、吸着用パッドに対して供給された負圧流体の圧力値が所定圧に到達してワークが確実に吸着されたか否かを確認するために、圧力スイッチが用いられている。この圧力スイッチでは、一般的に、圧力センサとして機能する半導体圧力センサが用いられ、この圧力センサに対して付与される圧力によって変化する抵抗値に基づいて流体の圧力を検出し、圧力センサによって検出された圧力値が予め設定された設定圧力値と一致したときにワークが吸着されたものと判断して検出信号を出力している。
このような圧力スイッチは、例えば、圧力センサが収容されたハウジングの圧力取入口に管継手を介して真空配管が着脱自在に接続され、真空配管を流通する負圧流体がハウジングに導入されることにより、負圧流体の圧力を検出している(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1には開示されていないが、一般に、圧力センサとハウジングとの間の気密性保持のためのシール構造として、圧力センサとハウジングとの間にOリングを配置した構造が採用されている。
特開平7−37473号公報
圧力スイッチに設けられる従来のシール構造としては、下記(1)〜(3)がある。
(1)圧力センサとハウジングとの間にOリングを単に挟み込んだシール構造。
(2)金属製のハウジングを塑性変形(カシメ、ローリングカシメ等)させて座金等を固定し、固定した座金等により、圧力センサとハウジングとの間に配置されたOリングを押えるシール構造。
(3)歯付座金等を変形させてハウジングに固定し、固定した歯付座金等により、圧力センサとハウジングとの間に配置されたOリングを押えるシール構造。
しかしながら、上記(1)のシール構造では、圧力センサが縦方向に移動する場合にはシールができず、また、隙間が大きく、圧力を受けた際にはOリングがはみ出る可能性がある。上記(2)のシール構造では、カシメ工程、ローリングカシメ工程等、塑性変形を用いる工法を実施するために専用カシメ装置等が必要であり、また大きな製作荷重を必要とし、しかも塑性変形を利用するためハウジングは金属に限定される。上記(3)のシール構造では、歯付座金等が固定されるハウジングは、強度的な理由から金属製に限定される。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、専用設備を用いることなくシール部材のはみ出しを防止する構造を小さい荷重で容易に組み立てることができるとともに、ハウジングの構成材料が金属に限定されない圧力スイッチを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の圧力スイッチは、圧力センサと、前記圧力センサの一部が挿入された孔部を有し、前記圧力センサを収容するハウジングと、前記孔部に配置されるとともに、前記圧力センサと前記ハウジングとの間に介装された環状のシール部材と、前記シール部材に対向する基部と、前記基部から延出するとともに弾性変形可能であり前記ハウジングに係合する係合アームとを有する押え部材と、を備えることを特徴とする。
上記のように構成された圧力スイッチによれば、押え部材が弾性変形可能な係合アームを有し、係合アームにおいてハウジングに係合することによって、押え部材が固定されている。このため、カシメ装置等の専用設備を使用することなく、小さい荷重でも容易に、ハウジングへの押え部材の組付けを行うことができる。また、押え部材の組付けに際し、カシメ等の金属部材の塑性変形を利用しないため、金属以外(樹脂等)の材料をハウジングに適用することができ、材料選択の自由度を向上できる。しかも、圧力センサが縦方向に移動してもシール性が保持されるため、設計自由度が高くなる。
上記の圧力スイッチにおいて、前記係合アームには、第1係合部が設けられ、前記ハウジングは、前記孔部を囲む筒状壁を有し、前記筒状壁の外周部には、前記第1係合部と係合する第2係合部が設けられていてもよい。
この構成により、簡易な構造でハウジングに対して押え部材をしっかりと固定することができる。
上記の圧力スイッチにおいて、前記第1係合部と前記第2係合部の一方は、孔又は溝の形態を有し、前記第1係合部と前記第2係合部の他方は、前記孔又は溝に挿入される突起の形態を有していてもよい。
この構成により、ハウジングに対し、適切な固定力で押え部材を固定することができる。
上記の圧力スイッチにおいて、前記孔部は、前記圧力センサの前記一部が挿入される第1開口を一端に有するとともに、前記一端とは反対側の他端に第2開口を有し、前記突起は、前記筒状壁の前記外周部に設けられており、前記突起には、前記第1開口側から前記第2開口側に向かうに従って前記孔部の軸線から遠ざかるように傾斜するテーパ状ガイドが形成されていてもよい。
この構成により、ハウジングに対して押え部材を組み付ける際に、テーパ状ガイドのテーパ作用によって、押え部材の係合アームの外側への弾性変形を促すことで、係合アームが突起を容易に乗り越えることができる。このため、押え部材の組付けを一層容易且つスムーズに遂行することができる。
上記の圧力スイッチにおいて、前記基部には、前記圧力センサの前記一部が挿入される貫通孔が設けられ、前記基部の両側に一対の前記係合アームが設けられていてもよい。
この構成により、ハウジングに対して押え部材がより安定的に固定され、押え部材の機能を一層好適に発揮できる。
本発明の圧力スイッチによれば、専用設備を用いることなくシール部材のはみ出しを防止する構造を小さい荷重で容易に組み立てることができるとともに、ハウジングの構成材料が金属に限定されることがない。
本発明の実施形態に係る圧力スイッチの分解斜視図である。 図1に示す圧力スイッチの断面図である。 変形例に係る圧力スイッチの断面図である。
以下、本発明に係る圧力スイッチについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示す圧力スイッチ10は、圧力流体の圧力を検出する圧力センサ12を有し、この圧力センサ12によって検出された圧力値に基づいた出力信号を出力する機器である。ここで、圧力流体は、例えば、負圧エアや正圧(圧縮)エアである。あるいは、圧力流体は、液体であってもよい。
本実施形態の圧力スイッチ10は、基板14(制御基板)と、基板14に接続された圧力センサ12と、圧力センサ12を収容する箱状のハウジング16と、圧力センサ12とハウジング16との間に介装されたシール部材18と、ハウジング16の圧力取入口36に取り付けられた配管継手20(図2参照)と、ハウジング16の孔部17に配置された防護部材22と、ハウジング16に固定された押え部材24とを備える。
基板14には圧力センサ12が電気的に接続されている。また、基板14には、図示しないディスプレイ及び操作ボタンが電気的に接続される。ハウジング16の開口部16aが基板14によって塞がれることで、ハウジング16が密閉される。
圧力センサ12は、例えば、半導体圧力センサからなり、圧力センサ12に対して付与される圧力流体の圧力によって変化する抵抗値に基づいて圧力を検出可能に構成されている。
具体的に、圧力センサ12は、図2に示すように、基板14に装着されるベース部26と、ベース部26から突出してその内部に圧力流体が流通する検出孔28aが形成された筒部28とを有し、全体の縦断面が略T字状に形成されている。なお、図2では図示していないが、圧力センサ12は、より詳細には、電子部品である検出部(センサ本体)と、圧力センサ12の外形を構成するセンサホルダ13とからなる。図2では検出部については図示を省略している。
ハウジング16は、圧力取入口36が形成された底部30と、底部30の周縁部から立設した側壁32と、側壁32の内側で底部30からハウジング16内に向かって(基板14側に向かって)突出した筒状壁34とを有する。図示例のハウジング16は、平面視で略四角形状であるが、ハウジング16の形状は平面視で円形等の他の形状であってもよい。
また、ハウジング16は孔部17を有する。この孔部17は、筒状壁34の中空部と圧力取入口36とからなる貫通孔である。孔部17は、圧力センサ12の一部(筒部28)が挿入される第1開口17aを一端に有するとともに、この一端とは反対側の他端に第2開口17bを有する。
側壁32の上縁部によってハウジング16の開口部16aが形成されており、この側壁32の上縁部に基板14が取り付けられることで、ハウジング16の開口部16aが閉じられる。
筒状壁34の中空部に上述した圧力センサ12の筒部28が挿入されている。筒状壁34の外周部には複数の係合突起38(第2係合部)が設けられている。本実施形態では、筒状壁34の外周面における互いに反対側の箇所に係合突起38が設けられている。係合突起38は、押え部材24に引っ掛かる係止面38aと、孔部17の軸線aに沿う方向に関して係止面38aとは反対側(係止面38aよりも第1開口17a側)に形成されたテーパ状ガイド38bとを有する。図示例の係止面38aは、孔部17の軸線aに対して垂直な面である。
テーパ状ガイド38bは、孔部17の第1開口17a側から第2開口17b側に向かうに従って孔部17の軸線aから遠ざかるように傾斜している。後述するように、テーパ状ガイド38b面は、ハウジング16に対して押え部材24を組み付ける際に、組み付けをスムーズにする。
ハウジング16の構成材料としては硬質材料が好適であるが、適度の剛性を確保できれば、その構成材料は特に限定されない。従って、ハウジング16は、例えば、樹脂材料によって構成することができる。なお、ハウジング16は、金属により構成されてもよい。
シール部材18は、圧力センサ12の筒部28とハウジング16の筒状壁34との間に配置されている。具体的に、シール部材18は、筒状壁34の先端部(孔部17の第1開口17a側の端部)の内周部に配置されている。
シール部材18は、ゴム材等の弾性部材からなり、例えば、Oリングである。シール部材18の内周面及び外周面は、圧力センサ12の筒部28の外周面及びハウジング16の筒状壁34の内周面にそれぞれ全周に亘って密着しており、これにより、圧力センサ12とハウジング16との間の気密(及び液密)なシールが形成されている。
配管継手20は、環状の部材であり、ハウジング16の圧力取入口36に装着されている。この配管継手20には、圧力流体が流通する図示しない配管が接続される。
防護部材22は、筒状壁34の内側であって、圧力センサ12の検出孔28aに対向するようにシール部材18と配管継手20との間に配置されている。防護部材22の中心部には、圧力流体中の水分、塵埃等が検出孔28aに進入することを抑制するための衝突防止壁40が設けられている。この衝突防止壁40の周囲には軸線aに沿って貫通する複数の連通孔42が形成されている。
具体的に、衝突防止壁40は、圧力取入口36から導入される圧力流体が検出孔28aへと流れる際、圧力流体が圧力取入口36から検出孔28aへと一直線上に流れることがないように、圧力センサ12の検出孔28aの軸線aの延長線上に配置されている。これにより、圧力取入口36から導入される圧力流体は、衝突防止壁40によって連通孔42を介して迂回するように検出孔28aへと流れる。
また、防護部材22は、円筒形状の側周壁46を有し、側周壁46の一端面及び他端面がそれぞれシール部材18及び配管継手20に接触し、防護部材22がシール部材18と配管継手20との間に挟まれている。なお、側周壁46の内側には、圧力センサ12の筒部28の先端部が若干だけ入り込んでいる。
押え部材24は、弾性変形可能な屈曲した板状の部材であり、例えば金属材料(ステンレス鋼等)により構成される。押え部材24が金属材料により構成される場合、押え部材24は例えばプレス加工により成形することができる。なお、押え部材24の構成材料は、他の適切な材料、例えば樹脂材料等であってもよい。
具体的に、押え部材24は、シール部材18に対向する基部48と、基部48から延出するとともに弾性変形可能でありハウジング16に係合する係合アーム50とを有する。基部48は、その中心部に厚さ方向に貫通する貫通孔48aを有し、当該貫通孔48aに圧力センサ12の筒部28が挿通されている。基部48は、貫通孔48aの周囲部分において、シール部材18に当接している。
本実施形態では、基部48における互いに反対側の縁部から、軸線aに沿って2つの係合アーム50が突出している。係合アーム50は、軸線aに対して近接及び離間する方向(つまり軸線aを中心とする円の径方向)に弾性変形可能な弾性片である。押え部材24が筒状壁34に取り付けられた状態で、2つの係合アーム50は略平行に延在している。
各係合アーム50には、当該係合アーム50の厚さ方向に貫通する係合孔52(第1係合部)が設けられている。押え部材24が筒状壁34に取り付けられた状態で、筒状壁34に設けられた係合突起38が、係合アーム50に設けられた係合孔52に嵌合することにより、係合突起38と係合孔52とが係合している。このような係合突起38と係合孔52との係合は、押え部材24の基板14側への移動を阻止している。
なお、係合アーム50と筒状壁34との係合構造は、図示例の構造に限定されない。例えば、係合アーム50には、貫通する係合孔52に代えて、有底の係合溝が設けられてもよい。また、例えば、係合アーム50に軸線a側に突出する突起が設けられる一方、筒状壁34には当該突起が引っ掛かる溝が設けられてもよい。
次に、圧力スイッチ10の組立方法について簡単に説明する。
まず、ハウジング16の圧力取入口36に配管継手20を装着してから、基板14で閉じられていないハウジング16の開口部16aを介して、筒状壁34の内側に防護部材22を挿入する。次に、シール部材18を筒状壁34の内側に挿入する。これにより、筒状壁34の内側で、シール部材18と配管継手20との間に防護部材22が挟まれた状態となる。
次に、筒状壁34の外側に押え部材24を装着する。具体的には、ハウジング16の開口部16aを介して、係合アーム50の自由端を筒状壁34側に向けた状態にして、押え部材24を筒状壁34に被せるように取り付ける。この際、筒状壁34に対する押え部材24の軸線aに沿った相対移動に伴って、係合アーム50は、係合突起38によって押されることで外側(軸線aから離れる方向)に弾性変形して係合突起38に乗り上げる。この際、テーパ状ガイド38bのテーパ作用によって係合アーム50を外側に誘導するので、係合突起38への係合アーム50の乗り上げはスムーズに行われる。
そして、係合アーム50の自由端部が係合突起38を乗り越えたところで、係合アーム50は弾性復元力によって内側(軸線aに近づく方向)に変位する。これにより、係合突起38が係合孔52に入り込み、係合アーム50と筒状壁34とが係合状態となり、基部48がシール部材18を押さえ付けた状態となる。
次に、圧力センサ12が取り付けられた基板14をハウジング16に取り付けることで、ハウジング16の開口部16aを基板14で閉じるとともに、シール部材18が装着されたハウジング16の筒状壁34に圧力センサ12の筒部28を挿入する。この際、筒部28は、筒状壁34に固定された押え部材24の基部48の貫通孔48aを介してシール部材18に挿入される。これにより、圧力センサ12(筒部28)とハウジング16(筒状壁34)との間が気密(及び液密)にシールされることとなる。
以上により、図2のように圧力スイッチ10が組み立てられる。
次に、以上のように構成される圧力スイッチ10の作用及び効果について説明する。
配管継手20に接続された図示しない配管を介して圧力流体が圧力スイッチ10の圧力取入口36に導入され、圧力センサ12の検出孔28aへと流れる。これにより、圧力センサ12の図示しない検出部に対して圧力流体の圧力が付与され、その圧力によって変化した抵抗値を基板14へと出力することによって抵抗値の変化に基づいて圧力流体の圧力が算出される。そして、算出された圧力値に基づいた出力信号が外部へと出力される。
この場合、圧力流体は、衝突防止壁40を避けるようにして、つまり検出孔28aに対向する中心部を迂回して、複数の連通孔42を介して、検出孔28aへと至る。このため、例えば、圧力流体中に水分、塵埃等が含まれていた場合、水分、塵埃等が衝突防止壁40に衝突することにより、水分、塵埃等が、検出孔28aへと進入することが抑制される。よって、水分、塵埃等が含有された圧力流体においても、圧力センサ12による検出精度の低下が生じることがなく、圧力流体の圧力を確実且つ安定的に検出することが可能となる。
また、圧力スイッチ10によれば、押え部材24が弾性変形可能な係合アーム50を有し、係合アーム50においてハウジング16に係合することによって、押え部材24が固定されている。このため、カシメ装置等の専用設備を使用することなく、小さい荷重でも容易に、ハウジング16への押え部材24の組み付けを行うことができる。また、押え部材24の組み付けに際し、カシメ等の金属部材の塑性変形を利用しないため、金属以外(樹脂等)の材料をハウジング16に適用することができ、材料選択の自由度を向上できる。また、押え部材24をハウジング16に対して一方向に移動させるだけで、押え部材24を組み付けることができるため、組み付けが容易である。
しかも、圧力センサ12が縦方向に移動してもシール性が保持されるため、設計自由度が高くなる。また、受圧によってシール部材18に作用する力を、筒状壁34に固定された押え部材24が受けるため、圧力センサ12及び基板14(制御基板)に掛かる負荷を低減することができる。
特に、本実施形態の場合、係合アーム50には第1係合部(係合孔52)が設けられ、筒状壁34の外周部には第1係合部と係合する第2係合部(係合突起38)が設けられている。この構成により、簡易な構造でハウジング16に対して押え部材24をしっかりと固定することができる。
また、本実施形態の場合、第1係合部と第2係合部の一方は孔又は溝の形態を有し、第1係合部と第2係合部の他方は上記孔又は溝に挿入される突起の形態を有する。この構成により、ハウジング16に対し、適切な固定力で押え部材24を固定することができる。
さらに、本実施形態の場合、係合突起38は筒状壁34の外周部に設けられており、係合突起38には第1開口17a側から第2開口17b側に向かうに従って孔部17の軸線aから遠ざかるように傾斜するテーパ状ガイド38bが形成されている。この構成により、ハウジング16に対して押え部材24を組み付ける際に、テーパ状ガイド38bのテーパ作用によって、押え部材24の係合アーム50の外側への弾性変形を促すことで、係合アーム50が係合突起38を容易に乗り越えることができる。このため、押え部材24の組付けを一層容易且つスムーズに遂行することができる。
しかも、本実施形態の場合、押え部材24の基部48には圧力センサ12の一部(筒部28)が挿入される貫通孔48aが設けられ、基部48の両側に一対の係合アーム50が設けられている。このため、ハウジング16に対して押え部材24がより安定的に固定され、押え部材24の機能を一層好適に発揮できる。
なお、圧力スイッチ10において、衝突防止壁40を含む防護部材22とハウジング16とは別部品で構成されているが、これらは一体成形されてもよい。すなわち、図3に示す変形例に係る圧力スイッチ10aのように、ハウジング16の筒状壁34の内側に、衝突防止壁40が一体成形されていてもよい。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。例えば、圧力スイッチ10、10aにおいて、防護部材22、衝突防止壁40はそれぞれ設けられなくてもよい。
10、10a…圧力スイッチ 12…圧力センサ
16…ハウジング 18…シール部材
24…押え部材 38…係合突起
38b…テーパ状ガイド 48…基部
50…係合アーム 52…係合孔

Claims (5)

  1. 圧力センサと、
    前記圧力センサの一部が挿入された孔部を有し、前記圧力センサを収容するハウジングと、
    前記孔部に配置されるとともに、前記圧力センサと前記ハウジングとの間に介装された環状のシール部材と、
    前記シール部材に対向する基部と、前記基部から延出するとともに弾性変形可能であり前記ハウジングに係合する係合アームとを有する押え部材と、を備える
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
  2. 請求項1記載の圧力スイッチにおいて、
    前記係合アームには、第1係合部が設けられ、
    前記ハウジングは、前記孔部を囲む筒状壁を有し、
    前記筒状壁の外周部には、前記第1係合部と係合する第2係合部が設けられている、
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
  3. 請求項2記載の圧力スイッチにおいて、
    前記第1係合部と前記第2係合部の一方は、孔又は溝の形態を有し、
    前記第1係合部と前記第2係合部の他方は、前記孔又は溝に挿入される突起の形態を有する、
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
  4. 請求項2又は3記載の圧力スイッチにおいて、
    前記孔部は、前記圧力センサの前記一部が挿入される第1開口を一端に有するとともに、前記一端とは反対側の他端に第2開口を有し、
    前記突起は、前記筒状壁の前記外周部に設けられており、
    前記突起には、前記第1開口側から前記第2開口側に向かうに従って前記孔部の軸線から遠ざかるように傾斜するテーパ状ガイドが形成されている、
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧力スイッチにおいて、
    前記基部には、前記圧力センサの前記一部が挿入される貫通孔が設けられ、
    前記基部の両側に一対の前記係合アームが設けられている、
    ことを特徴とする圧力スイッチ。
JP2015116676A 2015-06-09 2015-06-09 圧力スイッチ Active JP6531904B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116676A JP6531904B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 圧力スイッチ
US15/155,174 US9922786B2 (en) 2015-06-09 2016-05-16 Pressure switch
TW105116597A TWI676763B (zh) 2015-06-09 2016-05-27 壓力開關
DE102016110401.9A DE102016110401A1 (de) 2015-06-09 2016-06-06 Druckschalter
CN201610404518.0A CN106248291B (zh) 2015-06-09 2016-06-08 压力开关
KR1020160071609A KR102544487B1 (ko) 2015-06-09 2016-06-09 압력 스위치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116676A JP6531904B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 圧力スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017004721A true JP2017004721A (ja) 2017-01-05
JP6531904B2 JP6531904B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=57395208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015116676A Active JP6531904B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 圧力スイッチ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9922786B2 (ja)
JP (1) JP6531904B2 (ja)
KR (1) KR102544487B1 (ja)
CN (1) CN106248291B (ja)
DE (1) DE102016110401A1 (ja)
TW (1) TWI676763B (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5873545U (ja) * 1981-11-12 1983-05-18 アイシン精機株式会社 圧力応動スイツチ
JPH02114287U (ja) * 1989-03-01 1990-09-12
JP2008145202A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Smc Corp 圧力スイッチ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2139305Y (zh) * 1992-06-15 1993-07-28 罗强 压力开关
JPH0737473A (ja) 1993-07-27 1995-02-07 Murata Mfg Co Ltd 圧力スイッチ
CN200947417Y (zh) * 2006-09-07 2007-09-12 惠达机电(惠州)有限公司 一种压力开关
JP4203678B2 (ja) * 2006-12-07 2009-01-07 Smc株式会社 圧力スイッチ
CN203312155U (zh) * 2013-07-08 2013-11-27 广东创迪电器有限公司 用于家用电器的非自复位压力开关
US9088139B2 (en) * 2013-11-15 2015-07-21 Ching-Hsiung Chu Five-direction switch base structure

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5873545U (ja) * 1981-11-12 1983-05-18 アイシン精機株式会社 圧力応動スイツチ
JPH02114287U (ja) * 1989-03-01 1990-09-12
JP2008145202A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Smc Corp 圧力スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
KR102544487B1 (ko) 2023-06-16
US20160365207A1 (en) 2016-12-15
KR20160144930A (ko) 2016-12-19
JP6531904B2 (ja) 2019-06-19
DE102016110401A1 (de) 2016-12-15
CN106248291B (zh) 2020-03-24
TWI676763B (zh) 2019-11-11
US9922786B2 (en) 2018-03-20
TW201704679A (zh) 2017-02-01
CN106248291A (zh) 2016-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100930615B1 (ko) 압력스위치
US10145749B2 (en) Physical quantity measuring device including a sensor module and a joint for locking the sensor module
US20130161165A1 (en) Button with water and dust proof structure
JP2007127206A (ja) シール装置、シール構造、およびシール装置付きコネクタ
JP2015184259A (ja) 物理量測定装置及びその製造方法
JP5748308B2 (ja) 圧力平衡用変形範囲を持つハウジング及びハウジング内の密封素子の配置
JP2017004721A (ja) 圧力スイッチ
WO2008111421A1 (ja) カバーの取付け構造とこれを用いたアームおよび産業用ロボット
US10006826B2 (en) Semiconductor pressure sensor device
WO2014068902A1 (ja) 通気部材
US11397122B2 (en) Pressure sensor module
JP5970485B2 (ja) 圧力センサモジュール
WO2019131699A1 (ja) 荷重センサおよび荷重センサ一体型多軸アクチュエータ
JP7434833B2 (ja) センサユニット
US11754195B2 (en) Flow channel switching valve
JP4395654B2 (ja) ワークの位置決め装置
JP2016102658A (ja) 移動物体検出装置
RU2021120519A (ru) Узел для вставки в устройство предоставления аэрозоля
JP2021085668A (ja) センサユニット
JP2010164371A (ja) 超音波渦流量計
KR20200057697A (ko) 전자기기 케이스
JP2016014440A (ja) リップシール装置
JP2016194536A (ja) 吸引式ガス検知器
JP2005164260A (ja) 加速度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6531904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250