JP2017004305A - 解析モデル作成支援システム、解析モデル作成支援装置及び解析モデル作成支援プログラム - Google Patents

解析モデル作成支援システム、解析モデル作成支援装置及び解析モデル作成支援プログラム Download PDF

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昌幸 針谷
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力 金剛
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政樹 新谷
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Abstract

【課題】人手を介さずに流用可能なメッシュデータを生成することを課題とする。
【解決手段】予め解析用のメッシュに分割されているメッシュデータをメッシュデータデータベース122に登録するメッシュデータ登録部112と、該メッシュデータに対応するCADデータをCADデータベース121に登録するCADデータ登録部111と、メッシュデータを、複数のメッシュ部品に関するデータに分割し、最も大きいメッシュ部品以外のメッシュ部品に関するデータに対応するメッシュデータを流用可メッシュとして、流用可モデルデータベース23に登録する流用可モデル抽出部113を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、計算機を用いた数値解析により、物理現象を数値的に模擬するCAE(Computer Aided Engineering)における解析モデル作成支援システム、解析モデル作成支援装置及び解析モデル作成支援プログラムの技術に関する。
現象の解明や課題解決の手段として、有限要素法等による数値シミュレーションが広く用いられている。有限要素法によるシミュレーション(以下、適宜解析と称す)を行うためには、解析モデルが作成される必要がある。コンピュータ処理能力や解析技術の持続的な向上に伴い、解析モデルの大規模化・詳細化が進んでおり、今後もますます進展することが予想される。また、解析モデルにおけるメッシュの品質は、解析精度に大きな影響を及ぼすため、メッシュ品質の指標を定め、これに沿ったメッシュを作成することが重要になってきている。このような状況から、解析モデルの作成作業の負担が増大してきており、解析の活用を効率化する上で課題となっている。
前記したような課題から、解析モデルにおけるメッシュを自動生成するための技術が開示されている。
このような解析モデルにおけるメッシュを自動生成する技術に関して、次のような従来技術がある。
1つめの技術として特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に記載の技術は、入力された図形に対して、可能な限り境界に沿って四角形要素の辺が整列しているような四角形メッシュを、自動的に生成するシステムである。
また、2つめの技術として特許文献2に記載の技術がある。特許文献2に記載の技術は、メッシュ生成の対象となる形状を入力し、形状の領域内に複数種類の複数のバブルを生成する。そして、特許文献2に記載の技術は、生成されたバブルを所定の法則に従ったバブル間力により移動させ、かつバブル個数をバブルの隣接関係を整えるよう調整する。これにより、特許文献2に記載の技術は、バブルの安定した配置を決定する。そして、特許文献2の技術は、複数種類の複数のバブルのうち、特定の種類のバブルの中心を接続し、メッシュを生成する。
そして、3つ目の技術として特許文献3に記載の技術がある。特許文献3に記載の技術は、既存の解析モデルに対して、表面上の要素面から幾何特徴を認識する。さらに、特許文献3に記載の技術は、認識した幾何特徴又は幾何特徴間に対して変形後形状の寸法値(寸法拘束)を指示し、この幾何特徴と寸法拘束とを制約としてメッシュを変形することで、メッシュを生成する。
さらに、4つ目の技術として特許文献4に記載の技術がある。特許文献4に記載の技術は、解析対象のCAD(Computer Aided Design)データを複数の部分形状パーツに分割し、各部分形状パーツとデータベースに蓄積される既存のCADデータの形状の類似性を比較する。そして、特許文献4に記載の技術は、部分形状パーツに適用する既存のメッシュデータを選び、また類似するCADデータがデータベースに存在しない部分形状パーツに対しては自動メッシュ生成する。続いて、特許文献4に記載の技術は、それぞれの部分形状パーツのメッシュを結合することで解析用メッシュデータを生成する。
特開平8−138082号公報 特開平11−110586号公報 特開2006−301753号公報 特開2007−122205号公報
しかしながら、前記したそれぞれの技術においては次の課題がある。
特許文献1及び特許文献2に記載の技術においては、メッシュの形状や品質(内角やエッジ長等)を確保することが難しい場合がある。解析対象形状において、解析精度に大きな影響を与える部位と、そうでない部位とがあり、生成しなければならないメッシュは一様でない。このため、部位ごとにメッシュサイズや品質等のパラメータを指定する等してメッシュが生成されるが、工数が多くなるという課題がある。
特許文献3に記載の技術においては、メッシュの変形が大きくなるとメッシュの品質が悪化するという課題がある。メッシュ品質を改善するための手法・技術もいくつか提案されてはいるが、品質改善の指標値としてメッシュサイズや品質等のパラメータを指定する必要があり、特許文献1及び特許文献2と同様の課題が残る。
特許文献4に記載の技術では、CADデータを複数の部分形状パーツに分割しなければならず、工数が多くなることという課題がある。また、特許文献4に記載の技術は、部分形状パーツに分割手法については明示されておらず、人手によって部分形状パーツが分割されるものと推量される。従って、特許文献4に記載の技術では、分割の仕方によってデータベースに登録されている形状との類似性の結果が変わるため、ノウハウが必要になる点も課題である。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、人手を介さずに流用可能な要素集合を生成することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、解析用のメッシュに分割されているメッシュデータを取得する取得部と、前記メッシュデータを、複数のメッシュ部品に関するデータに分割し、所定の大きさのメッシュ部品以外のメッシュ部品に関するデータに対応するメッシュデータを流用可メッシュとする流用可モデル抽出部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、人手を介さずに流用可能なメッシュデータを生成することができる。
第1実施形態による解析モデル作成支援装置の構成例を示す図である。 第1実施形態に係る解析モデル作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。 第1実施形態に係る解析モデル作成支援装置における処理の手順を示すフローチャートである。 CADデータ・メッシュデータ登録処理における操作画面の例を示す図である。 第1実施形態に係る流用可モデル抽出処理の詳細な手順を示すフローチャート(その1)である。 流用可モデル抽出処理の対象となっているメッシュデータの例を示す図である。 T接続エッジの抽出手法を示す図である。 分離前後におけるメッシュの状態を示す図である。 メッシュ部品の分離処理の結果を示す図である。 流用可メッシュの例を示す図である。 メッシュ帰属面の抽出手法を示す図(その1)である。 メッシュ帰属面の抽出手法を示す図(その2)である。 CADデータの例を示す図(その1)である。 分離されたCAD部品の例を示す図である。 第1実施形態に係る流用可モデル抽出処理の詳細な手順を示すフローチャート(その2)である。 CADデータの例を示す図(その2)である。 CADデータの断面の示す図である。 グラフG0の例を示す図である。 グラフG1の例を示す図である。 グラフG2の例を示す図である。 第1実施形態に係るメッシュ生成処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 メッシュの変形手法を示す図である。 メッシュ生成対象CADデータと、非類似部分のメッシュ部品の例を示す図である。 メッシュ結合手法を示す図である。 第2実施形態に係る解析モデル作成支援システムの構成例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
《第1実施形態》
[装置構成]
図1は、第1実施形態による解析モデル作成支援装置の構成例を示す図である。
解析モデル作成支援装置1は、入出力部131、CADデータ登録部111、メッシュデータ登録部112、流用可モデル抽出部113、検索処理部114、メッシュ生成処理部115及びメッシュ結合処理部116を有する。
入出力部131は、ユーザがデータを入力するキーボード及びポインティングデバイス、データを表示するためのディスプレイ等からなる。
CADデータ登録部111は、ユーザが作成したCADデータをCADデータベース121に格納する。
メッシュデータ登録部112は、ユーザが作成したCADデータを基に生成されたメッシュデータをメッシュデータベース122に格納する。ここで、メッシュデータとは、有限要素法に用いられるメッシュのデータである。
流用可モデル抽出部113は、CADデータベース121に格納されたCADデータや、メッシュデータベース122に格納されたメッシュデータから流用可能な部分形状を抽出し、流用可モデルとして流用可モデルデータベース123に格納する。
検索処理部114は、これからメッシュを生成されるCADデータ(メッシュ生成対象CADデータ)において、流用可モデルデータベース123に格納されている各流用可モデルと類似する部分(類似形状)を検索する。
メッシュ生成処理部115は、検索処理部114による検索の結果、メッシュ生成対象CADデータにおいて、流用可モデルと類似している形状が見つからなかった非類似部分に対してメッシュを生成する。
メッシュ結合処理部116は、類似形状となった流用可モデルのメッシュデータを、メッシュ生成対象CADデータの該当位置に配置し、流用可モデルのメッシュデータと、非類似部分のメッシュデータとを結合する。これにより、メッシュ結合処理部116は、メッシュ生成対象CADデータに対応するメッシュを生成する。
図2は、第1実施形態に係る解析モデル作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。
解析モデル作成支援装置1は、メモリ101、CPU(Central Processing Unit)102、HD(Hard Disk)等の記憶装置103、キーボードや、ポインティングデバイス等の入力装置104、ディスプレイ等の表示装置105を有している。なお、入力装置104及び表示装置105が、図1の入出力部131に相当する。
そして、記憶装置103に格納されているプログラムが、メモリ101に展開され、CPU102によって実行されることで、処理部110及び処理部110を構成するCADデータ登録部111、メッシュデータ登録部112、流用可モデル抽出部113、検索処理部114、メッシュ生成処理部115、メッシュ結合処理部116が具現化している。各部111〜116は、図1にて説明済みであるので、ここでの説明を省略する。
また、解析モデル作成支援装置1には、CADデータベース121、メッシュデータベース122及び流用可モデルデータベース123が接続されている。
なお、本実施形態では、CADデータベース121、メッシュデータベース122及び流用可モデルデータベース123が、解析モデル作成支援装置1とは別に備えられているが、すくなくともいずれか1つが解析モデル作成支援装置1と一体となっていてもよい。
また、各部111〜116のうち、少なくとも1つが解析モデル作成支援装置1とは、別の装置に備えられていてもよい。
[全体フローチャート]
図3は、第1実施形態に係る解析モデル作成支援装置における処理の手順を示すフローチャートである。
なお、図3における各処理の詳細は後記する。
図3(a)は、流用可モデル生成処理の手順を示すフローチャートである。
まず、CADデータ登録部111及びメッシュデータ登録部112が、CADデータ及びメッシュデータを、CADデータベース121及びメッシュデータベース122に登録するCADデータ・メッシュデータ登録処理を行う(S101)。
次に、流用可モデル抽出部113が、CADデータ及びメッシュデータから流用可能なCADデータ及びメッシュデータである流用可モデルを抽出する流用可モデル抽出処理を行う(S102)。
図3(b)は、メッシュ生成処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、新たにメッシュを生成するCADデータ(メッシュ生成対象CADデータ)に、流用可モデルを利用してメッシュを生成するための処理である。
まず、検索処理部114が、新たに入力されたメッシュ生成対象CADデータにおいて、流用可モデルを利用できる部分があるか否かを検索する検索処理を行う(S111)。
次に、メッシュ生成処理部115が、流用可モデルを利用できない部分においてメッシュを生成するメッシュ生成処理を行う(S112)。
そして、メッシュ結合処理部115が、流用可モデルにおけるメッシュデータを基に生成されたメッシュデータと、ステップS111にて利用できる流用モデルが検出されなかった部分におけるメッシュとを結合するメッシュ結合処理を行う(S113)。
[各処理の詳細]
次に、図4〜図24を参照して、図3における各処理の詳細を示す。以降において、適宜、図1及び図2を参照する。
(CADデータ・メッシュデータ登録処理)
図4は、図3のCADデータ・メッシュデータ登録処理(図3(a)のS101)における操作画面の例を示す図である。
図4に示すように、操作画面200には、CADデータ指定窓201及びメッシュデータ指定窓202が備えられている。
ユーザは、参照ボタン211,212等を操作することで、CADデータ及びメッシュデータを指定する。
その後、入出力部131(図1)を介して、登録ボタン221が選択入力されることで、指定されたCADデータ及びメッシュデータが対の情報としてCADデータベース121及びメッシュデータベース122に格納される。ここで、「対の情報として格納される」とは、リンク等でひも付けられて格納されるという意味である。
なお、流用可モデルを抽出するためのCADデータ及びメッシュデータは対の情報となっていることが必要である。このため、流用可モデルを認識するためのCADデータとメッシュデータは、図4に示すような同一の操作画面で指定されることが好ましい。
(流用可モデル抽出処理)
次に、図5〜図20を参照して、図3(a)における流用可モデル抽出処理(S102)の詳細を説明する。
(シェルメッシュ)
まず、図5〜図14を参照して、メッシュがシェルメッシュ(四角形と三角形で構成される2次元メッシュ)である場合における流用可モデル抽出処理について説明する。
図5は、第1実施形態に係る流用可モデル抽出処理の詳細な手順を示すフローチャート(その1)である。図6は、流用可モデル抽出処理の対象となっているメッシュデータの例を示す図である。図7は、T接続エッジの抽出手法を示す図である。図8は、分離前後におけるメッシュの状態を示す図である。図9は、メッシュ部品の分離処理の結果を示す図である。図10は、流用可メッシュの例を示す図である。図11は、メッシュ帰属面の抽出手法を示す図(その1)である。図12は、メッシュ帰属面の抽出手法を示す図(その2)である。図13は、CADデータの例を示す図(その1)である。図14は、分離されたCAD部品の例を示す図である。
流用可モデル抽出処理は、CADデータベース121及びメッシュデータベース122(いずれも図1参照)に登録されたCADデータとメッシュデータの対から流用可能な部分形状を認識し、流用可モデルとして流用可モデルデータベース123に登録するものである。なお、図5に示す処理はシェルメッシュに有効な方法である。
図6(a)に示すメッシュデータから、メッシュ部品301〜304を抽出し、さらにメッシュ部品301〜304に該当するCAD部品を抽出することを目的とする。
まず、図5のステップS201において、流用可モデル抽出部113は、メッシュデータの要素を構成する辺(以下、要素エッジと称す)において、帰属する要素の数が3つ以上となる要素エッジ(以下、T接続要素エッジと称す)を抽出する。
以下、図5のステップS201について詳細に説明する。
図7(a)は、図6(b)の符号311の部分を拡大したものであり、図7(b)は図6(a)の符号312の部分を拡大したものである。なお、図6(b)は、図6(a)におけるメッシュ部品301近傍を拡大した図である。
図7(a)に示されるように、同一のメッシュ部品上では、1つの要素エッジに2つの要素が帰属している。例えば、要素エッジ321には、2つの要素322,323が帰属している。
これに対し、異なるメッシュ部品が接している箇所では、1つの要素エッジに3つ以上の要素が帰属している。例えば、図7(b)に示す要素エッジ325には、3つの要素326〜328が帰属している。
このように、流用可モデル抽出部113は、ステップS201において、図7(b)における要素エッジ325のように、1つの要素エッジに3つ以上の要素が帰属している要素エッジ(T接続要素エッジ)を抽出する。
ステップS201の結果、図6(a)及び図6(b)における符号331等で示されるT接続要素エッジが抽出される。
次に、図5のステップS202において、流用可モデル抽出部113はT接続要素エッジでメッシュ部品を分離する。
図8を参照して、ステップS202の処理を説明する。ここで、図8(a)は、分離前のメッシュの状態を示し、図8(b)は、分離後のメッシュの状態を示す。
図8(a)に示すように、分離前では接続箇所における節点及び要素エッジが3つの要素で共有されている。そして、図8(b)に示すように、分離後では接続箇所における節点及び要素エッジが多重化されることで、非共有化されている。
図9に、ステップS202の結果を示す。図9において、分かりやすくするため、メッシュ部品301〜302は、メッシュ部品300から完全に分離した状態で示されているが、実際には、メッシュ部品301〜302は、メッシュ部品300に接した状態で分離している。つまり、メッシュ部品301〜302は、メッシュ部品300に対して、要素エッジ及び節点が多重化した状態となっている。また、メッシュ部品301では、円筒状のメッシュ部品331(第1のメッシュ部品)と、略三角形のメッシュ部品332(第1のメッシュ部品)とにおいても分離している。メッシュ部品303でも同様である。
そして、図5のステップS203において、流用可モデル抽出部113は、分離後のメッシュ部品に対して、接続している要素群でグルーピングを行い、要素数が最大となるグループを削除する。
つまり、流用可モデル抽出部113は、図9において、要素数が最大であるメッシュ部品300(最も大きな第1のメッシュ部品)を削除する。なお、要素数が最大であるメッシュ部品300を削除するのではなく、一時的に除いた状態で以降の処理が行われてもよい。また、要素数が所定の大きさであるメッシュ部品300が削除されてもよい。これにより、ステップS204におけるグルーピングのときに、メッシュ部品300もグルーピングされてしまうことを防ぐことができる。
図5のステップS203による処理の結果を図10に示す。
次に、図5のステップS204において、流用可モデル抽出部113は、T接続要素エッジで分離されたメッシュ部品を元に戻し、再度接続している要素群でグルーピングを行うことで、各グループを流用可モデルのメッシュデータ(ステップS204でグルーピングされたメッシュ部品を流用可メッシュと称す)を生成する。
つまり、流用可モデル抽出部113は、図9に示す各メッシュ部品301〜304のうち、要素が互いに接しているメッシュ部品をグルーピングすることで、図10に示すように4つの流用可メッシュ部品341〜344(第2のメッシュ部品)が抽出される。つまり、図9で説明したように、符号301で示すメッシュ部品は、実際にはメッシュ部品331や、メッシュ部品332において分離している。図5のステップS204では、流用可モデル抽出部113が、要素が互いに接しているメッシュ部品331及びメッシュ部品332(第1のメッシュ部品)を接続して、グルーピングすることで、流用可メッシュ部品341(第2のメッシュ部品)を生成する。流用可メッシュ部品342〜344も同様である。
このようにすることで、シェルメッシュにおいて、人手を介さずに流用可メッシュを抽出することができる。
続いて、流用可モデル抽出部113は、抽出された流用可メッシュ部品をCADデータ上に配置する。この処理は、流用可メッシュの座標と、CADデータの座標とを基に行われる。そして、流用可モデル抽出部113は、図5のステップS205において、流用可メッシュにおける各要素の内点の少なくとも1点から法線(実際には接平面)方向に直線を引き、この直線と交差するCADデータの構成面(以下、メッシュ帰属面と称す)を抽出する。ここで、法線方向の直線の長さは要素の板厚値とする。このときの板厚値は、CADデータ全体の平均板厚値でもよいし、流用可メッシュが配置されているCADデータの板厚値としてもよい。
ステップS205の処理について図11及び図12を参照して、詳細に説明する。
図11は、ステップS205のメッシュ帰属面の抽出方法に関する模式図を示す図である。
図11において、符号401は流用可メッシュを示し、符号402及び符号403はCADデータの構成面を示す。
そして、符号411、412は、流用可メッシュ401からの法線を示す。図11に示すように、法線411、412と交差するCADデータの構成面402、403が流用可メッシュ401に対するメッシュ帰属面となる。
このようにすることで、流用可メッシュ部品に対応するCADデータの構成面、すなわちメッシュ帰属面を抽出することができる。
このとき、法線の長さを無限とすると、法線は他のCADデータ構成面と交差してしまうおそれがあるが、法線の長さを板厚とすることで、法線は1つのCADデータ構成面としか交差しないこととなる。
あるいは、法線の長さを無限としたままで、最初に交差したCADデータ構成面のみをメッシュ帰属面としてもよい。
図12は、図10の流用可メッシュ部品342に対するメッシュ帰属面を示す図である。
図12は、図10の流用可メッシュ344を、図13のCAD部品511に配置した例を示している。法線431は、図11の法線411,412と同様の手法によるものであるが、法線411,412の長さを板厚の長さとしている。なお、図13において、流用可メッシュ344がCAD部品511からはみだしているのは、図14のCAD部品514の板厚分だけはみだしているためである。なお、図12では法線431の一部を省略している。
そして、流用可モデル抽出部113は、CADデータからメッシュ帰属面を分離する。続いて、流用可モデル抽出部113は、図5のステップS206において、取得したメッシュ帰属面と、メッシュ帰属面同士を接続する構成面(メッシュ帰属面に関する構成面)をグルーピングすることで、CADデータから流用可メッシュ部品に対応するCADデータ(流用可CADと称する)を生成する。このとき、例えば、図12の例では、図14のCAD部品514の構成面もCAD部品511の構成面に接続しているが、CAD部品511の外側に広がっており、CAD部品511の構成面441,442を接続しているとはいえないため、CAD部品514の構成面は構成面441,442を接続する構成面ではない。
この段階では、例えば、図13のCAD部品501において、円筒状のCAD部品502及び略三角形状のCAD部品503それぞれにおけるメッシュ帰属面が結合するが、円筒状のCAD部品502及び略三角形状のCAD部品503は、別のCAD部品として認識され、結合していない。
次に、図5のステップS207において、流用可モデル抽出部113は、体積が最大のCADデータを削除する。本例では、体積が最大となるグループは、図14(b)のCAD部品510である。従って、図13のCADデータ500からCAD部品510を削除した結果を図14(a)に示す。なお、体積が最大のCADデータを削除するのではなく、一時的に除いた状態で以降の処理が行われてもよい。なお、体積が所定の大きさのCADデータが削除されてもよい。
図5のステップS208において、接しているCAD部品を接続することで、再度グルーピングを行う。例えば、前記したように図5のステップS206の段階では、図13のCAD部品501において、円筒状のCAD部品502及び略三角形状のCAD部品503は、別のCAD部品として認識され、結合していない。そこで、流用可モデル抽出部113は、ステップS208において、メッシュ帰属面が接している円筒状のCAD部品502及び略三角形状のCAD部品503を接続するようグルーピングを行う。その結果、CAD部品501は1つのCAD部品として認識される。CAD部品502〜504についても同様である。
図14(a)における、符号511〜514がグルーピングされた結果となる。
そして、流用可モデル抽出部113は、ステップS207におけるグルーピングの結果、生成される各グループを流用可モデルの流用可CADとする。そして、流用可モデル抽出部113は、流用可CADと、流用可CADの帰属元の流用可メッシュとを対の流用可モデルとして、流用可モデルデータベース123に登録する。例えば、図10の流用可メッシュ341及び図14の流用可CAD511が対の流用可モデルとして、流用可モデルデータベース123に登録される。同様に、図10の流用可メッシュ342及び図14の流用可CAD512が対の流用可モデルとして、図10の流用可モデルデータベース123に登録される。また、図10の流用可メッシュ343及び図14の流用可CAD513が対の流用可モデルとして、流用可モデルデータベース123に登録される。そして、図10の流用可メッシュ344及び図14の流用可CAD514が対の流用可モデルとして、流用可モデルデータベース123に登録される。
このようにすることで、シェルメッシュにおいて、人手を介さずに流用可CADを抽出することができる。
(ソリッドメッシュ)
次に、図15〜図20を参照して、メッシュがソリッドメッシュにおける流用可モデル抽出処理の詳細な説明を行う。
なお、図15〜図20で説明される処理は、メッシュがソリッドメッシュ(六面体、五面体、四面体で構成されるメッシュ)である場合だけでなく、シェルメッシュにも適用可能である。
図15は、第1実施形態に係る流用可モデル抽出処理の詳細な手順を示すフローチャート(その2)である。図16は、CADデータの例を示す図(その2)である。図17は、CADデータの断面の示す図である。図18は、グラフG0の例を示す図である。図19は、グラフG1の例を示す図である。図20は、グラフG2の例を示す図である。グラフG0〜G2については後記する。
ここでは、図16におけるCADデータ601から、CAD部品602及びCAD部品602に対応するソリッドメッシュを抽出することを目的とする。ちなみに、図16におけるCADデータ601には、対応するメッシュデータが存在している。
まず、図15のステップS301において、流用可モデル抽出部113が、CADデータの構成面をノードとし、CADデータの構成面間の位相的な関係をエッジとしたグラフG0を生成する。
簡単のため、図16のA−A断面である図17を用いて説明する。
図17に示すように、CADデータは構成面A〜Jで構成されている。この構成面A〜Jをノードとし、各構成面A〜Jの接続関係をグラフで示したものが、図18に示すグラフG0(第1のグラフ)である。
次に、流用可モデル抽出部113は、グラフG0に対して、構成面の接続部における互いの接線角度がしきい値(例えば165°)以下になっているエッジを探索する。そして、図15のステップS302において、流用可モデル抽出部113は、そのエッジを消去したグラフG1(第2のグラフ)を生成する。
例えば、図17において、構成面Aの接線511と、構成面Bの接線512とがなす角は、165°以上である。構成面Dと構成面E、構成面Fと構成面G、構成面Gと構成面Hも同様である。従って、ノードA、B間を「A、B」と記載すると、流用可モデル抽出部113は、グラフG0のうち、「A、B」、「D、E」、「F、G」、「G、H」以外のノード及び線を消去する。ステップS302の結果、取得されるグラフが図19に示されるグラフG1である。なお、消去されたノード及び線は破線で示している。
そして、図15のステップS303において、流用可モデル抽出部113は、ステップS302で生成されたグラフG1から独立集合を抽出する。ここで、独立集合とは、互いにエッジで接続されてないノードの集合である。図19に示すグラフG1において、独立集合は、(A、B)、(D、E)、(F、G、H)となる。なお、ここで(F、G、H)は、ノードF、G、Hの集合を示す。
そして、図15のS304において、流用可モデル抽出部113はベース集合を抽出する。ここで、ベース集合は、ステップS303で抽出された、それぞれの独立集合に属するノードの面積の和が最大となる独立集合である。図16及び図17を参照すると明らかなように、独立集合(A、B)の面積が最大なので、(A、B)がベース集合となる。ちなみに、実際には図16のCADデータで処理が行われていることに注意。
なお、それぞれの独立集合に属するノードの面積の和が所定の大きさとなる独立集合がベース集合となってもよい。
流用可モデル抽出部113は、グラフG0において、ベース集合のノードと、面法線ベクトルの角度がほぼ180度かつ面間距離がしきい値以下のノードを探索する。そして、図15のステップS305において、流用可モデル抽出部113は、探索の結果、取得されるノードのみから構成される独立集合をベース集合に加える。
「ベース集合のノードと、面法線ベクトルの角度がほぼ180度(つまり、同じ向きで反対方向)かつ面間距離がしきい値以下のノード」とは、ベース集合と対面するノードであって、かつ、ノードに対応する構成面同士の距離が所定の値(板厚等)以下となるノードである。
図17を参照すると、ベース集合におけるノードAに対応する「面法線ベクトルの角度がほぼ180度かつ面間距離がしきい値以下のノード」は、ノードE、Iである。同様にベース集合におけるノードBに対応する「面法線ベクトルの角度がほぼ180度かつ面間距離がしきい値以下のノード」は、ノードDである。
従って、流用可モデル抽出部113は、図15のステップS305において、(D、E、I)をベース集合に加わる。
続いて、図15のステップS306において、流用可モデル抽出部113は、ステップS706におけるグラフからベース集合(A、B、D、E、I)のノードを消去したグラフG2(第3のグラフ)を生成する。図20にステップS306において生成されたグラフG2を示す。
そして、図15のステップS307において、流用可モデル抽出部113は、グラフG2から独立集合(F、G、H)を抽出する。ここで、抽出された独立集合の面が流用可CADである。
次に、図15のステップS308において、流用可モデル抽出部113は、抽出された流用可CADの内側にあるメッシュデータの要素を検索し、この要素群を流用可メッシュとし、流用可CADと対のデータとして、流用可モデルデータベース123に登録する。
このようにすることで、ソリッドメッシュにおいても、人手を介さずに流用可メッシュ及び流用可CADを抽出することができる。
図5〜図20に示す処理が行われることで、人手を介さずに、図16に示すようなCADデータから、CAD部品602に対応する流用可CAD及び流用メッシュを抽出することができる。
(検索処理)
ここでは、図3(b)のステップS111の検索処理について説明する。
前記したように、検索処理において、検索処理部114は、これからメッシュを生成するCADデータ(メッシュ生成対象CADデータ)において、流用可CADと類似する部分(類似部分)を検索する。例えば、検索処理部114は、入出力部131を介して指定されたメッシュ生成対象CADデータの部分形状の特徴量と、流用可CADの形状の特徴量との差等を基に類似度を計算する。そして、検索処理部114は、メッシュ生成対象CADデータの部分形状において該特徴量の差の小さい部分を類似部分として抽出する。
この検索処理は、公知の技術で実現可能であり、例えば、特開2007−280129号公報や「Hongshen Wang, Lin Zhang and Yonggui Zhang, “Partial Matching of 3D CAD Models with Attribute Graph”, Applied Mechanics and Materials, Vol.528(2014), pp.302-309」に記載されている技術で実現可能である。
(メッシュ生成処理)
ここでは、図3のステップS112のメッシュ生成処理について説明する。
図3のステップS111の結果、これからメッシュを生成するメッシュ生成対象CADデータにおいて、類似している流用可CADがみつからなかった部分(非類似部分)に対して、メッシュ生成処理部がメッシュを生成する。生成されたメッシュデータを非類似部分のメッシュ部品(非類似部分メッシュデータ)と称する。ここで、メッシュ生成処理部115は、メッシュ生成対象CADデータから類似部分の構成面を削除する。そして、メッシュ生成処理部115は、残った構成面で構成される形状に対してメッシュを生成する。メッシュを生成する手段としては、特開平8−138082号公報や特開平11−110586号公報等で記載されている技術を用いることができる。
なお、メッシュ生成対象CADデータ(これからメッシュを生成するCADデータ)から類似部分の構成面を削除し、残った構成面で構成される形状は、削除された類似部分のところで穴があいている形状となる。従って、このままでは正常なメッシュを生成できない場合がある。この場合、例えば、「谷本、中邨、武井、“CAE技術を利用した穴埋め面作成機能開発”、精密工学会学術講演会講演論文集、 2010(0), pp.133-134」で記載されている技術を用いて、穴埋め処理を行うことが可能である。
(メッシュ結合処理)
次に、図21〜図23を参照して、図3(b)のステップS113におけるメッシュ結合処理を説明する。
図21は、第1実施形態に係るメッシュ生成処理の詳細な手順を示すフローチャートである。図22は、メッシュの変形手法を示す図である。図23は、メッシュ生成対象CADデータと、非類似部分のメッシュ部品の例を示す図である。図24は、メッシュ結合手法を示す図である。
まず、図21のステップS401において、メッシュ結合処理部116は、流用可メッシュを該当する類似部分の形状にフィットするように変形する。この処理は、例えば、特開2006−301753号公報で開示されている技術を利用することで実現できる。
例えば、図22における流用可CAD701における類似部分であるCAD部品が、CAD部品703である場合、ステップS403において、メッシュ結合処理部116は、流用可メッシュ702を、CAD部品703にフィットするよう変形する。その結果、符号704に示すメッシュ部品が得られる。
次に、図21のステップS402において、メッシュ結合処理部116は非類似部分のメッシュ部品に対して、ステップS401で変形された流用可メッシュを配置する。配置位置は、メッシュ生成対象CADデータの座標等を基に定められる。
図23に示されているメッシュ生成対象CADデータ705における非類似部分のメッシュ部品706に、ステップS402で変形した流用可メッシュを配置したメッシュデータが図14(a)の符号707である。
続いて、図21のステップS403において、メッシュ結合処理部116は、配置された流用可メッシュと非類似部分のメッシュ部品とを結合する。
結合手法としては、以下に示す2つの手法がある。
(A1)メッシュ結合処理部116は、流用可メッシュと非類似部分のメッシュ部品とに対して、交差している要素を抽出し、この交差部で要素を分割する。メッシュ結合処理部116は、これをすべての交差している要素に対して繰り返す。ここで、交差している要素とは、要素同士で節点が共有されておらず、一方の要素「A」における面の中に他方の要素「B」の節点が存在している状態である。そして、「交差部で要素を分割する」とは、要素「B」の節点から、要素「A」の節点まで要素エッジを設けることである。結果として、要素「A」は複数の要素に分割されることになる。
(A2)メッシュ結合処理部116は、非類似部分のメッシュ部品における節点を流用可メッシュの節点と同一座標になるように節点を移動する。
なお、これら(A1)、(A2)の手法は、公知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
メッシュ結合処理部116は、(A1)、(A2)の手法や、必要に応じて別の手法を組み合せることで、流用可メッシュと非類似部分のメッシュ部品とを結合する。
図24(a)に示すメッシュデータ707に対して、ステップS405の結果を行った結果が、図24(b)に示すメッシュデータ708である。
そして、図21のステップS404において、メッシュ結合処理部116は、品質が悪化した要素を改善する。
「品質が悪化した要素を改善する」とは、ステップS403の処理の結果、小さくなりすぎた要素を排除する等である。ステップS404の処理は、例えば、特開2008−107960号公報で開示されている技術を利用することで実現できる。
このように、解析実績のあるメッシュデータの一部を流用することで、メッシュサイズや品質等の指標を入力しなくても、仕様を満たすメッシュを生成できるようになる。これにより、解析実績があり、十分な精度を得られることを確認したメッシュデータの一部を流用することで、このメッシュの形状や品質を受け継いだメッシュを作成できる。そして、人手を介さずに、メッシュ生成対象CADデータの類似部分のメッシュを生成することが可能となり、メッシュデータ生成の効率を向上させることができる。
《第2実施形態》
図25は、第2実施形態に係る解析モデル作成支援システムの構成例を示す図である。
解析モデル作成支援システム800は、互いにネットワークで接続されたサーバ801と、端末装置802とを有している。
端末装置802は、端末装置802の図示しない入力部を介して、サーバ801に登録するCADデータ及びメッシュデータのデータファイルを指定し、ネットワークを介してサーバ801に送信する登録データ指定部811を有している。
また、サーバ801は、アカウント管理部821、課金管理部822及び解析モデル作成支援部823を有している。なお、アカウント管理部821及び課金管理部822のそれぞれは、サーバ801とは別の装置において搭載されてもよい。
アカウント管理部821は、サーバ801におけるユーザのアクセス権限や実行権限を管理する。つまり、アカウント管理部821は、端末装置802を介して入力された情報を基に、流用可モデルを利用できるユーザを制限する。このようにすることで、流用可モデルのセキュリティ性を向上させることができる。
また、課金管理部822は、解析モデル作成支援システム800の利用対価や、流用可モデルの登録に対する対価として、広告、利用料金の授受を管理する。
解析モデル作成支援部823は、図1の解析モデル作成支援装置1の構成と同様であるので、ここでの説明は省略する。このようにすることで、ビジネスへの適用が可能となる。
なお、アカウント管理部821、課金管理部822及び解析モデル作成支援部823のそれぞれは、図2の記憶装置103に格納されているプログラムが、メモリ101に展開され、CPU102によって実行されることで具現化される。
図25に示すようなシステムによれば、以下のようなビジネス手法を提供することができる。
例えば、製造業メーカ「A」がCADデータを作成する。そして、アウトソーシング会社「B」が、製造業メーカ「A」が作成したCADデータに対応するメッシュデータを作成する。製造業メーカ「A」、及び、アウトソーシング会社「B」は、このCADデータとメッシュデータを、製造業メーカ「A」、及び、アウトソーシング会社「B」のそれぞれが有している端末装置802の登録データ指定部811を介してサーバ801のCADデータベース121及びメッシュデータベース122に登録する。
この際、製造業メーカ「A」は、CADデータ、及びアウトソーシング会社「B」が登録するメッシュデータに対して、アクセスできるユーザ・会社を指定してもよい。
また、サーバ801の解析モデル作成支援部823は、登録されたCADデータ、メッシュデータを基に、流用可メッシュ及び流用可CADを生成する。
ここで、アウトソーシング会社「B」はメッシュ作成の対価を受け取れることはもちろんであるが、流用可モデルを登録したことに対する利用対価も受け取ることができる。
一方、製造業メーカ「A」は流用可モデルとして登録されるデータが増えるにつれ、アウトソーシングしなくてもメッシュを自動生成できる割合が増えることになる。
さらには、製造業メーカ「A」に部品を供給しているサプライヤ「C」が、部品を納めるだけでなく、納める部品のCADデータ及びメッシュデータを、登録データ指定部811を介してサーバ801のCADデータベース121及びメッシュデータベース122に登録する。この結果、製造業メーカ「A」はこの部品のメッシュを作成しなくてもよくなり、サプライヤ「C」は、納める部品のCADデータ及びメッシュデータの登録に対する対価を受け取ることができる。
このように、ネットワークを介して、解析モデル支援システムを複数の企業で利用することで、企業間でメッシュデータを共有することが可能になる。また、製品や部品のCADデータ、メッシュデータそのものを共有するだけでなく、流用可モデルに分解して登録するので、ノウハウを秘匿したまま共有することが可能となる。また、ビジネスへの適用が可能となる。
本実施形態は、有限要素法等に用いられるメッシュデータを用いることを前提としているが、これに限らず、例えば、メッシュを画素や、ポリゴンといった要素に置き換えることで、2D(Dimension)画像や、3D画像に適用することもできる。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を有するものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した各構成、機能、各部111〜116,811,821,822、各データベース121〜123等は、それらの一部又はすべてを、例えば集積回路で設計すること等によりハードウェアで実現してもよい。また、図2に示すように、前記した各構成、機能等は、CPU102等のプロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、HDに格納すること以外に、メモリや、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、IC(Integrated Circuit)カードや、SD(Secure Digital)カード、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に格納することができる。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
1 解析モデル作成支援装置
111 CADデータ登録部(取得部)
112 メッシュデータ登録部(取得部)
113 流用可モデル抽出部
114 検索処理部
115 メッシュ生成処理部
116 メッシュ結合処理部
121 CADデータベース
122 メッシュデータベース
123 流用可モデルデータベース
800 解析モデル作成支援システム
801 サーバ
802 端末装置
811 登録データ指定部
821 アカウント管理部(権限管理部)
822 課金管理部
823 解析モデル作成支援部

Claims (20)

  1. 解析用のメッシュに分割されているメッシュデータを取得する取得部と、
    前記メッシュデータを、複数のメッシュ部品に関するデータに分割し、所定の大きさのメッシュ部品以外のメッシュ部品に関するデータに対応するメッシュデータを流用可メッシュとする流用可モデル抽出部と、
    を有することを特徴とする解析モデル作成支援システム。
  2. 前記メッシュデータは、シェルメッシュのデータであり、
    前記流用可モデル抽出部は、
    前記メッシュを構成する要素における境界線である要素エッジに、3つ以上の要素が接続している要素エッジを検出し、
    該検出した要素エッジにおいて、要素を分離することで、第1のメッシュ部品を生成し、
    前記第1のメッシュ部品のうち、前記所定の大きさの第1のメッシュ部品以外の第1のメッシュ部品を抽出し、
    前記所定の大きさの第1のメッシュ部品以外の第1のメッシュ部品のうち、互いに接している第1のメッシュ部品を接続することで、第2のメッシュ部品を生成し、
    該第2のメッシュ部品を前記流用可メッシュとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の解析モデル作成支援システム。
  3. 前記流用可モデル抽出部は、
    前記メッシュデータに対応するCADデータにおいて、前記流用可メッシュに対応する部分に、前記流用可メッシュを配置し、
    前記流用可メッシュの法線と交差する前記CADデータの構成面をメッシュ帰属面として抽出し、
    前記メッシュ帰属面及び前記メッシュ帰属面に関する構成面を接続することで、前記流用可メッシュに対応するCADデータである流用可CADを生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の解析モデル作成支援システム。
  4. 新たに入力されたCADデータにおいて、前記流用可CADに類似している部分である類似部分を検索する検索処理部と、
    前記新たに入力されたCADデータにおいて、前記類似部分以外のCADデータにメッシュを生成することで、非類似部分メッシュデータを生成するメッシュ生成処理部と、
    前記メッシュ生成処理部において生成された非類似部分メッシュデータに、前記類似部分に対応する前記流用可メッシュを結合するメッシュ結合処理部と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の解析モデル作成支援システム。
  5. 前記取得部は、
    前記メッシュデータに加えて、前記メッシュデータに対応するCADデータを取得し、
    前記流用可モデル抽出部は、
    前記CADデータにおける構成面をノードとし、各構成面の接続関係を示す第1のグラフを生成し、
    各構成面の接続点において、接続しているそれぞれの構成面の接線がなす角度が、所定の値以下である接続関係を前記第1のグラフから削除した第2のグラフを生成し、
    前記第2のグラフにおけるノードのうち、接続関係のあるノードの集合を独立集合としたとき、該第2のグラフにおいて、前記独立集合を構成するノードに対応するCADデータの構成面の和が前記所定の大きさの独立集合をベース集合とし、
    前記第2のグラフから、前記ベース集合を削除することで第3のグラフを生成し、
    前記第3のグラフにおける独立集合を構成するノードに対応するCADデータの構成面で構成される部分を流用可CADとし、
    前記メッシュデータにおいて、前記流用可CADに対応する部分を流用可メッシュとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の解析モデル作成支援システム。
  6. 新たに入力されたCADデータにおいて、前記流用可CADに類似している部分である類似部分を検索する検索処理部と、
    前記新たに入力されたCADデータにおいて、前記類似部分以外のCADデータにメッシュを生成することで、非類似部分メッシュデータを生成するメッシュ生成処理部と、
    前記メッシュ生成処理部において生成された非類似部分メッシュデータに、前記類似部分に対応する前記流用可メッシュを結合するメッシュ結合処理部と、
    を有することを特徴とする請求項5に記載の解析モデル作成支援システム。
  7. 前記メッシュデータに関するデータの登録状況に応じて、課金状態を決定する課金管理部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の解析モデル作成支援システム。
  8. 入力部を介して入力された情報を基に、前記流用可メッシュを利用できるユーザを制限する権限管理部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の解析モデル作成支援システム。
  9. 解析用のメッシュに分割されているメッシュデータを取得する取得部と、
    前記メッシュデータを、複数のメッシュ部品に関するデータに分割し、所定の大きさのメッシュ部品以外のメッシュ部品に関するデータに対応するメッシュデータを流用可メッシュとする流用可モデル抽出部と、
    を有することを特徴とする解析モデル作成支援装置。
  10. 前記メッシュデータは、シェルメッシュのデータであり、
    前記流用可モデル抽出部は、
    前記メッシュを構成する要素における境界線である要素エッジに、3つ以上の要素が接続している要素エッジを検出し、
    該検出した要素エッジにおいて、要素を分離することで、第1のメッシュ部品を生成し、
    前記第1のメッシュ部品のうち、前記所定の大きさの第1のメッシュ部品以外の第1のメッシュ部品を抽出し、
    前記所定の大きさの第1のメッシュ部品以外の第1のメッシュ部品のうち、互いに接している第1のメッシュ部品を接続することで、第2のメッシュ部品を生成し、
    該第2のメッシュ部品を前記流用可メッシュとする
    ことを特徴とする請求項9に記載の解析モデル作成支援装置。
  11. 前記流用可モデル抽出部は、
    前記メッシュデータに対応するCADデータにおいて、前記流用可メッシュに対応する部分に、前記流用可メッシュを配置し、
    前記流用可メッシュの法線と交差する前記CADデータの構成面をメッシュ帰属面として抽出し、
    前記メッシュ帰属面及び前記メッシュ帰属面に関する構成面を接続することで、前記流用可メッシュに対応するCADデータである流用可CADを生成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の解析モデル作成支援装置。
  12. 新たに入力されたCADデータにおいて、前記流用可CADに類似している部分である類似部分を検索する検索処理部と、
    前記新たに入力されたCADデータにおいて、前記類似部分以外のCADデータにメッシュを生成することで、非類似部分メッシュデータを生成するメッシュ生成処理部と、
    前記メッシュ生成処理部において生成された非類似部分メッシュデータに、前記類似部分に対応する前記流用可メッシュを結合するメッシュ結合処理部と、
    を有することを特徴とする請求項11に記載の解析モデル作成支援装置。
  13. 前記取得部は、
    前記メッシュデータに加えて、前記メッシュデータに対応するCADデータを取得し、
    前記流用可モデル抽出部は、
    前記CADデータにおける構成面をノードとし、各構成面の接続関係を示す第1のグラフを生成し、
    各構成面の接続点において、接続しているそれぞれの構成面の接線がなす角度が、所定の値以下である接続関係を前記第1のグラフから削除した第2のグラフを生成し、
    前記第2のグラフにおけるノードのうち、接続関係のあるノードの集合を独立集合としたとき、該第2のグラフにおいて、前記独立集合を構成するノードに対応するCADデータの構成面の和が前記所定の大きさの独立集合をベース集合とし、
    前記第2のグラフから、前記ベース集合を削除することで第3のグラフを生成し、
    前記第3のグラフにおける独立集合を構成するノードに対応するCADデータの構成面で構成される部分を流用可CADとし、
    前記メッシュデータにおいて、前記流用可CADに対応する部分を流用可メッシュとする
    ことを特徴とする請求項9に記載の解析モデル作成支援装置。
  14. 新たに入力されたCADデータにおいて、前記流用可CADに類似している部分である類似部分を検索する検索処理部と、
    前記新たに入力されたCADデータにおいて、前記類似部分以外のCADデータにメッシュを生成することで、非類似部分メッシュデータを生成するメッシュ生成処理部と、
    前記メッシュ生成処理部において生成された非類似部分メッシュデータに、前記類似部分に対応する前記流用可メッシュを結合するメッシュ結合処理部と、
    を有することを特徴とする請求項13に記載の解析モデル作成支援装置。
  15. コンピュータに、
    解析用のメッシュに分割されているメッシュデータを取得する手順、
    前記メッシュデータを、複数のメッシュ部品に関するデータに分割し、所定の大きさのメッシュ部品以外のメッシュ部品に関するデータに対応するメッシュデータを流用可メッシュとする手順
    を実行させるための解析モデル作成支援プログラム。
  16. 前記メッシュデータは、シェルメッシュのデータであり、
    前記コンピュータに、
    前記メッシュを構成する要素における境界線である要素エッジに、3つ以上の要素が接続している要素エッジを検出する手順、
    該検出した要素エッジにおいて、要素を分離することで、第1のメッシュ部品を生成し、
    前記第1のメッシュ部品のうち、前記所定の大きさの第1のメッシュ部品以外の第1のメッシュ部品を抽出する手順
    前記所定の大きさの第1のメッシュ部品以外の第1のメッシュ部品のうち、互いに接している第1のメッシュ部品を接続することで、第2のメッシュ部品を生成し、
    該第2のメッシュ部品を前記流用可メッシュとする手順
    を実行させるための請求項15に記載の解析モデル作成支援プログラム。
  17. 前記コンピュータに、
    前記メッシュデータに対応するCADデータにおいて、前記流用可メッシュに対応する部分に、前記流用可メッシュを配置する手順、
    前記流用可メッシュの法線と交差する前記CADデータの構成面をメッシュ帰属面として抽出する手順、
    前記メッシュ帰属面及び前記メッシュ帰属面に関する構成面を接続することで、前記流用可メッシュに対応するCADデータである流用可CADを生成する手順
    を実行させるための請求項16に記載の解析モデル作成支援プログラム。
  18. 前記コンピュータに、
    新たに入力されたCADデータにおいて、前記流用可CADに類似している部分である類似部分を検索する手順、
    前記新たに入力されたCADデータにおいて、前記類似部分以外のCADデータにメッシュを生成することで、非類似部分メッシュデータを生成する手順、
    前記メッシュ生成処理部において生成された非類似部分メッシュデータに、前記類似部分に対応する前記流用可メッシュを結合する手順
    を実行させるための請求項17に記載の解析モデル作成支援プログラム。
  19. 前記コンピュータに、
    前記メッシュデータに加えて、前記メッシュデータに対応するCADデータを取得する手順、
    前記CADデータにおける構成面をノードとし、各構成面の接続関係を示す第1のグラフを生成する手順、
    各構成面の接続点において、接続しているそれぞれの構成面の接線がなす角度が、所定の値以下である接続関係を前記第1のグラフから削除した第2のグラフを生成する手順、
    前記第2のグラフにおけるノードのうち、接続関係のあるノードの集合を独立集合としたとき、該第2のグラフにおいて、前記独立集合を構成するノードに対応するCADデータの構成面の和が前記所定の大きさの独立集合をベース集合とする手順、
    前記第2のグラフから、前記ベース集合を削除することで第3のグラフを生成し、
    前記第3のグラフにおける独立集合を構成するノードに対応するCADデータの構成面で構成される部分を流用可CADとする手順、
    前記メッシュデータにおいて、前記流用可CADに対応する部分を流用可メッシュとする手順
    を実行させるための請求項15に記載の解析モデル作成支援プログラム。
  20. 前記コンピュータに、
    新たに入力されたCADデータにおいて、前記流用可CADに類似している部分である類似部分を検索する手順、
    前記新たに入力されたCADデータにおいて、前記類似部分以外のCADデータにメッシュを生成することで、非類似部分メッシュデータを生成するメッシュ生成処理部と、
    前記メッシュ生成処理部において生成された非類似部分メッシュデータに、前記類似部分に対応する前記流用可メッシュを結合する手順
    を実行させるための請求項19に記載の解析モデル作成支援プログラム。
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