JP2017004124A - 電力管理装置 - Google Patents

電力管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017004124A
JP2017004124A JP2015115197A JP2015115197A JP2017004124A JP 2017004124 A JP2017004124 A JP 2017004124A JP 2015115197 A JP2015115197 A JP 2015115197A JP 2015115197 A JP2015115197 A JP 2015115197A JP 2017004124 A JP2017004124 A JP 2017004124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power saving
power
amount
rate
home
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015115197A
Other languages
English (en)
Inventor
篠崎 聡
Satoshi Shinozaki
聡 篠崎
小林 晋
Susumu Kobayashi
晋 小林
雅和 足立
Masakazu Adachi
雅和 足立
康仁 佐藤
Yasuhito Sato
康仁 佐藤
圭子 阿部
Keiko Abe
圭子 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015115197A priority Critical patent/JP2017004124A/ja
Publication of JP2017004124A publication Critical patent/JP2017004124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】節電見込量を適切に推定することができる電力管理装置を提供する。【解決手段】電力管理装置110は、節電に関する実績情報が記憶される記憶部112と、実績情報を用いて、1以上の需要者において節電が実施される割合を示す節電実施率、および、1以上の需要者における1需要者が節電を実施した場合の電力使用量の削減量を示す節電量を導出する導出部113と、節電実施率および節電量を用いて、将来の節電対象時間における1以上の需要者の電力使用量の削減量を示す節電見込量を推定する推定部114とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、節電見込量を推定する電力管理装置に関する。
従来、電力の管理を行う電力管理装置がある。特許文献1に係る電力管理装置は、その一例であり、電力需要予測部と、電力計測部と、デマンド制御部と、デマンド発行部とを備える。
電力需要予測部は、将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する。電力計測部は、その日時において電力需要者の電力消費量を取得する。デマンド制御部は、電力需要予測部により予測された電力需要予測量と電力計測部により測定された電力消費量とに基づいて、電力需要者に対して電力消費量の調整を促すデマンドを決定する。デマンド発行部は、デマンド制御部により決定されたデマンドを電力需要者に対して発行する。
これにより、特許文献1に係る電力管理装置は、事前に求めた電力需要予測量に電力需要量が近づくように、電力の管理を行う。
特開2013−102637号公報
しかしながら、特許文献1に係る電力管理装置では、節電見込量が適切に推定されていない。具体的には、特許文献1に係る電力管理装置は、過去に発行されたデマンドに対する需要者の応答率、および、外出時の削減電力量等に基づいて、デマンドを決定する。特許文献1において、デマンドとは、需要者の電力消費量を調整するために、需要者に様々な行動をとるように促すための指示である。
特許文献1に係る電力管理装置は、応答率が高く、かつ、必要な削減が達成されるデマンドを選択する。すなわち、特許文献1では、応答率が高いデマンドが選択されているが、応答率に基づく節電見込量が算出されていない。したがって、特許文献1では、節電見込量が適切に推定されず、電力使用量が適切に管理されない可能性がある。そして、節電見込量に適した電力供給が行われない可能性がある。
そこで、本発明は、節電見込量を適切に推定することができる電力管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電力管理装置は、節電に関する実績情報が記憶される記憶部と、前記実績情報を用いて、1以上の需要者において節電が実施される割合を示す節電実施率、および、前記1以上の需要者における1需要者が節電を実施した場合の電力使用量の削減量を示す節電量を導出する導出部と、前記節電実施率および前記節電量を用いて、将来の節電対象時間における前記1以上の需要者の電力使用量の削減量を示す節電見込量を推定する推定部とを備える。
本発明の一態様に係る電力管理装置は、節電見込量を適切に推定することができる。
実施の形態における電力管理システムの構成を示す概念図 実施の形態における電力管理装置の構成を示すブロック図 実施の形態における需要者毎および日時毎の実績情報を示すデータ項目図 実施の形態における需要者毎およびメッセージ毎の実績情報を示すデータ項目図 実施の形態におけるグループ毎および日時毎の実績情報を示すデータ項目図 実施の形態におけるグループ毎およびメッセージ毎の実績情報を示すデータ項目図 実施の形態における外気温毎の実績情報を示すデータ項目図 実施の形態における電力管理装置の動作を示すフローチャート 実施の形態における節電方法を示す概念図 実施の形態における通信装置に表示されるメッセージ一覧を示す想定図 実施の形態における通信装置に表示される節電メッセージを示す想定図 実施の形態における節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図 実施の形態における節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図 実施の形態における節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図 実施の形態における節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、動作の順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素は、任意の構成要素として説明される。
また、以下の説明において、時間は、日付を含む時間を示す場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における電力管理システムを示す概念図である。図1に示された電力管理システム100は、電力管理装置110、および、複数の施設120における複数の通信装置121を備える。なお、電力管理システム100および電力管理装置110が1需要者によって利用される場合、施設120および通信装置121はそれぞれ1つでもよい。
電力管理装置110は、節電に関する電力の状態を管理する装置であって、具体的には、情報処理装置(サーバまたはコンピュータ等)である。電力管理装置110は、通信ネットワーク101を介して、複数の通信装置121に接続される。通信ネットワーク101は、専用の通信ネットワークでもよいし、インターネットのような汎用の通信ネットワークでもよい。
例えば、電力管理装置110は、複数の通信装置121から節電に関する実績情報を収集し、収集された実績情報を電力管理装置110の記憶部に記憶する。そして、電力管理装置110は、記憶部に記憶された実績情報に基づいて、節電見込量を推定する。そして、電力管理装置110は、節電見込量等に基づいて、節電メッセージを配信する。
複数の通信装置121のそれぞれは、電力管理装置110と通信する通信装置である。具体的には、複数の通信装置121のそれぞれは、需要者の施設120に設置されたHEMS(Heme Energy Management System)コントローラでもよいし、需要者のスマートフォンまたは携帯電話でもよい。
例えば、通信装置121は、施設120において節電に関する実績情報をセンサまたはスマートメータ等から取得し、取得された実績情報を電力管理装置110へ送信する。また、通信装置121は、節電を促すためのメッセージ(節電メッセージ)を含む各種メッセージを電力管理装置110から受信し、各種メッセージを通信装置121の画面に表示してもよい。
なお、実績情報を電力管理装置110へ送信する装置と、電力管理装置110からメッセージを受信する装置とは異なっていてもよい。例えば、スマートメータが、通信装置121として動作し、実績情報を電力管理装置110へ送信してもよいし、スマートフォンが、通信装置121として動作し、メッセージを電力管理装置110から受信してもよい。
また、施設120は、需要者の家でもよいし、アパートのような集合住宅における需要者の住戸でもよいし、需要者の事務所でもよい。
図2は、図1に示された電力管理装置110の構成を示すブロック図である。図2に示された電力管理装置110は、収集部111、記憶部112、導出部113、推定部114、および、配信部115を備える。
収集部111は、情報処理を行う処理部であり、節電に関する実績情報を複数の通信装置121から収集する。実績情報は、施設120の電力使用量を示す情報を含んでもよいし、節電に関するその他の情報を含んでもよい。収集部111は、複数の施設120における複数の通信装置121とは異なる装置から実績情報を収集してもよい。収集部111は、収集された実績情報を記憶部112に記憶する。収集部111は、収集された実績情報を編集し、編集された実績情報を記憶部112に記憶してもよい。
記憶部112は、情報を記憶するための記憶部である。具体的には、記憶部112には、節電に関する実績情報が記憶される。記憶部112には、さらに、複数の需要者の情報、および、複数の通信装置121の情報等が含まれてもよい。
導出部113は、情報処理を行う処理部であり、記憶部112に記憶された実績情報から、節電見込量を推定するためのパラメータ群を導出する。
推定部114は、情報処理を行う処理部であり、導出部113で導出されたパラメータ群を用いて、節電見込量を推定する。
配信部115は、情報処理を行う処理部であり、節電メッセージを配信する。節電メッセージは、節電依頼のメッセージであり、節電を促すためのメッセージである。
なお、電力管理装置110は、推定部114で推定された節電見込量を通知する通知部を備えてもよい。また、収集部111および配信部115は、電力管理装置110に含まれていなくてもよい。
図3は、需要者毎および日時毎の実績情報を示すデータ項目図である。図3に示された実績情報は、主に、需要者毎の電力使用量を示す。具体的には、図3に示された実績情報には、需要者ID、日時、電力使用量、在宅状況、節電区分、節電実施状況、節電量、および、外気温が含まれる。
需要者IDは、需要者を識別するためのID(識別子)である。需要者IDは、需要者の具体的な情報に対応付けられていてもよい。
日時は、実績情報が収集された日時である。例えば、実績情報が30分間隔で収集される場合、日時は30分間隔の日時である。
電力使用量は、需要者毎および日時毎の電力使用量である。具体的には、この電力使用量は、需要者の施設120における電力使用量であり、実績情報が収集される間隔における電力使用量である。
在宅状況は、実績情報が収集された日時において、需要者が在宅しているか否かの状況であり、具体的には、在宅または外出を示す。例えば、需要者が在宅しているか否かを示すフラグが在宅状況として記憶される。なお、在宅とは、需要者が、需要者の施設120にいることを意味し、外出とは、需要者が、需要者の施設120にいないことを意味する。
在宅状況は、電力使用量から導出されてもよい。例えば、電力使用量が所定の閾値よりも大きい場合、在宅を示す情報が在宅状況として記憶される。また、電力使用量が所定の閾値以下の場合、外出を示す情報が在宅状況として記憶される。在宅状況は、電力使用量等から動的に導出される場合、独立した項目として記憶されなくてもよい。
また、在宅状況は、需要者が有するスマートフォンのGPS(Global Positioning System)情報から導出されてもよいし、施設120における所定の電気機器(照明装置等)の電力使用量から導出されてもよい。また、施設120における人感センサが利用されてもよいし、需要者から通信装置121への入力に従って在宅状況が取得されてもよい。収集部111は、これらの情報に基づく在宅状況を取得して、取得された在宅状況を含む実績情報を記憶部112に記憶してもよい。
節電区分は、実績情報が収集された日時が過去の節電対象時間に属するか否かの区分である。例えば、実績情報が収集された日時が節電対象時間に属するか否かを示すフラグが節電区分として記憶される。
節電実施状況は、実績情報が収集された日時において、需要者が節電を実施したか否かの状況である。例えば、需要者が節電を実施したか否かを示すフラグが節電実施状況として記憶される。節電実施状況は、実績情報が収集された日時が節電対象時間に属する場合に有効な情報である。節電の実施は、節電依頼に対する節電の協力を意味する。
節電実施状況は、電力使用量から導出されてもよい。例えば、電力使用量が所定の閾値よりも大きい場合、需要者が節電を実施しなかったことを示す情報が節電実施状況として記憶される。また、電力使用量が所定の閾値以下の場合、需要者が節電を実施したことを示す情報が節電実施状況として記憶される。節電実施状況は、電力使用量等から動的に導出される場合、独立した項目として記憶されなくてもよい。
また、節電実施状況(需要者が節電を実施したか否か)の導出において、電力使用量の代わりに電力使用量の削減量が用いられてもよい。
ここでの電力使用量の削減量は、節電対象時間における電力使用量と、節電対象時間以外の時間における電力使用量との差に相当する。例えば、節電対象時間における電力使用量と、その節電対象時間に対して時間帯、気温、および、平日か休日か等の条件が同じで節電対象時間以外の時間における平均電力使用量との差が用いられてもよい。
また、例えば、節電対象時間の開始前の電力使用量と、節電対象時間の開始後の電力使用量との差が電力使用量の削減量として用いられてもよい。なお、節電対象時間の開始時に節電の実施が開始されなくてもよいため、この差は、必ずしも、節電対象時間の開始直前の電力使用量と、節電対象時間の開始直後の電力使用量との差でなくてもよい。
そして、例えば、電力使用量の削減量が所定の閾値よりも大きい場合、需要者が節電を実施したことを示す情報が節電実施状況として記憶される。また、電力使用量の削減量が所定の閾値以下の場合、需要者が節電を実施しなかったことを示す情報が節電実施状況として記憶される。
また、需要者が通信装置121へ節電実施状況を入力することによって、節電実施状況が取得されてもよい。この場合、電力管理装置110の収集部111は、通信装置121に入力された節電実施状況に従って、需要者の節電実施状況を認識し、認識された節電実施状況を記憶部112に記憶する。
節電量は、実績情報が収集された日時において、節電を実施した需要者の節電量である。節電量は、需要者が節電を実施した場合に有効な情報である。具体的には、節電量は、通常時の電力使用量と、節電時の電力使用量との差に相当する。通常時の電力使用量は、節電対象時間の開始前の電力使用量でもよいし、節電対象時間でない時間であって別の日の同じ時間の電力使用量でもよい。
また、節電対象時間に対して時間帯、気温、および、平日か休日か等の条件が同じで節電対象時間以外の時間における平均電力使用量が、上記の通常時の電力使用量として用いられてもよい。節電量は、電力使用量等から動的に導出される場合、独立した項目として記憶されなくてもよい。
外気温は、実績情報が収集された日時における外気温である。外気温は、環境温度とも呼ばれ、施設120の外の気温に相当する。例えば、通信装置121が、センサによって施設120の周辺の気温を外気温として取得し、電力管理装置110の収集部111が、取得された外気温を通信装置121から収集してもよい。あるいは、電力管理装置110の収集部111は、別のサーバ装置等から外気温を収集してもよい。
図4は、需要者毎およびメッセージ毎の実績情報を示すデータ項目図である。図4に示された実績情報は、主に、需要者毎およびメッセージ毎の閲覧状況を示す。具体的には、図4に示された実績情報には、需要者ID、メッセージ配信日時、メッセージ種別、メッセージタイトル、メッセージ内容、および、メッセージ閲覧状況が含まれる。
需要者IDは、需要者を識別するためのIDであり、図3に示された需要者IDと同様の項目である。メッセージ配信日時は、需要者にメッセージが配信された日時である。メッセージ種別は、メッセージの種別であって、メッセージが節電依頼のメッセージであるか否か等を示す。メッセージタイトルは、メッセージのタイトルである。メッセージ内容は、メッセージの具体的な内容である。これらの情報は、メッセージの配信時において配信部115によって記憶部112に記憶されてもよい。
メッセージ閲覧状況は、需要者がメッセージを閲覧したか否かの状況である。例えば、需要者がメッセージを閲覧したか否かを示すフラグがメッセージ閲覧状況として記憶される。具体的には、需要者がメッセージを閲覧した場合、通信装置121は、電力管理装置110に、需要者がメッセージを閲覧したことを通知する。電力管理装置110の収集部111は、通知に基づいて、需要者がメッセージを閲覧したことを示す情報をメッセージ閲覧状況として記憶部112に記憶する。
図5は、グループ毎および日時毎の実績情報を示すデータ項目図である。図5に示された実績情報は、図3に示された実績情報の統計情報であって、主に、グループ毎の節電実施率および節電量等を示す。具体的には、図5に示された実績情報には、グループID、日時、電力使用量、在宅率、節電区分、節電実施率、節電量、および、外気温が含まれる。
グループIDは、1以上の需要者のグループを識別するためのIDである。例えば、複数の需要者は、1以上のグループに分類される。具体的には、複数の需要者は、地域毎に分類されてもよし、集合住宅毎に分類されてもよい。そして、グループに対するグループIDは、グループに属する1以上の需要者に対する1以上の需要者IDと対応付けられている。
日時は、実績情報が収集された日時である。この日時は、図3に示された日時と同様の項目である。
電力使用量は、グループ毎および日時毎の電力使用量である。具体的には、この電力使用量は、グループに属する1以上の需要者の総電力使用量であり、図3に示された電力使用量の統計値(グループ毎の合計)に相当する。
在宅率は、実績情報が収集された日時において、グループに属する1以上の需要者のうち、在宅している需要者の割合を示す。在宅率は、図3に示された在宅状況の統計値(グループ毎の割合)に相当する。
節電区分は、実績情報が収集された日時が節電対象時間に属するか否かの区分であり、図3に示された節電区分と同様の項目である。
節電実施率は、実績情報が収集された日時において、グループに属する1以上の需要者のうち、節電を実施した需要者の割合を示す。節電実施率は、図3に示された節電実施状況の統計値(グループ毎の割合)に相当する。
節電量は、実績情報が収集された日時において、グループに属する1以上の需要者のうち、節電を実施した需要者の平均節電量である。この節電量は、図3に示された節電量の統計値(グループ毎の条件付平均)に相当する。
外気温は、実績情報が収集された日時における外気温であり、図3に示された外気温と同様の項目である。
図6は、グループ毎およびメッセージ毎の実績情報を示すデータ項目図である。図6に示された実績情報は、図4に示された実績情報の統計情報であって、主に、グループ毎およびメッセージ毎の閲覧率を示す。具体的には、図6に示された実績情報には、グループID、メッセージ配信日時、メッセージ種別、メッセージタイトル、メッセージ内容、および、メッセージ閲覧率が含まれる。
グループIDは、1以上の需要者のグループを識別するためのIDであり、図5に示されたグループIDと同様の項目である。また、メッセージ配信日時、メッセージ種別、メッセージタイトル、および、メッセージ内容の各項目は、図4に示された項目と同様の項目である。
メッセージ閲覧率は、グループに属する1以上の需要者のうち、メッセージを閲覧した需要者の割合である。メッセージ閲覧率は、図4に示されたメッセージ閲覧状況の統計値(グループ毎の割合)に相当する。
図7は、外気温毎の実績情報を示すデータ項目図である。図7に示された実績情報は、図3に示された実績情報の統計情報であって、外気温毎の節電実施率および節電量を示す。具体的には、図7に示された実績情報には、外気温、節電実施率、および、節電量が含まれる。
外気温は、実績情報が収集された日時における外気温であり、図3に示された外気温と同様の項目である。
節電実施率は、複数の需要者のうち節電を実施した需要者の割合を外気温毎に示す。この節電実施率は、図3に示された節電実施状況の統計値(外気温毎の割合)に相当する。
節電量は、複数の需要者のうち節電を実施した需要者の平均節電量を外気温毎に示す。この節電量は、図3に示された節電量の統計値(外気温毎の条件付平均)に相当する。
収集部111は、図3〜7に示された実績情報を記憶部112に記憶する。図3〜7に示された実績情報は、一例であり、一部の項目またはテーブルが削除されてもよいし、新たな項目またはテーブルが追加されてもよい。また、図3〜7に示された実績情報は正規化されて記憶部112に記憶されてもよい。また、集約された実績情報(例えば、図5および図6の実績情報)のみが記憶部112に記憶されてもよいし、個別の実績情報(例えば、図3および図4の実績情報)のみが記憶部112に記憶されてもよい。
また、複数の需要者が1以上のグループに分類されていない場合、図5および図6のグループIDはなくてもよい。この場合、複数の需要者の全体に対する情報が管理される。
また、図7に示された実績情報にグループIDを追加することにより、グループ毎および外気温毎に節電実施率および節電量が示されてもよい。図3〜7に示された実績情報は、曜日毎に集計され、記憶部112に記憶されてもよい。
図8は、図2に示された電力管理装置110の動作を示すフローチャートである。まず、収集部111は、複数の需要者の複数の施設120から実績情報を収集する(S101)。収集部111によって収集される実績情報には、例えば、施設120の電力使用量、および、節電メッセージの閲覧状況等が含まれる。そして、収集部111は、実績情報を記憶部112に記憶する。
次に、導出部113は、記憶部112に記憶された実績情報から、節電見込量を推定するためのパラメータ群を導出する(S102)。具体的には、導出部113は、パラメータ群として節電実施率および節電量(1需要者が節電を実施した場合の節電量)等を導出する。導出部113は、実績情報からパラメータ群を推定することでパラメータ群を導出してもよい。
次に、推定部114は、導出部113で導出されたパラメータ群を用いて、節電見込量を推定する(S103)。具体的には、推定部114は、パラメータ群として節電実施率および節電量等を用いて、節電見込量を推定する。例えば、推定部114は、需要者の数と節電実施率と節電量との掛け算によって得られる値を節電見込量として推定する。
次に、配信部115は、節電メッセージを配信する(S104)。例えば、配信部115は、複数の需要者における総電力使用量が所定の総電力使用量以上であり、複数の需要者における節電見込量が所定の節電見込量以上である場合、節電メッセージを配信する。
次に、収集部111は、節電メッセージに対する節電実施状況等を実績情報として収集する(S101)。電力管理装置110は、これらの処理を繰り返すことにより、節電見込量を適切に推定することができる。
なお、実績情報の収集(S101)、および、節電メッセージの配信(S104)は、電力管理装置110とは異なる外部の装置によって行われてもよい。また、節電メッセージの配信(S104)は、節電見込量にかかわらず行われてもよい。そして、節電見込量は、電力供給業者に通知され、電力供給業者において電力供給量の制御(管理)に用いられてもよい。これにより、節電見込量に基づいて、電力供給量が適切に制御される。
また、電力管理装置110は、グループ毎に節電見込量を推定し、節電見込量が所定の節電見込量以上であるグループに対して、節電メッセージを送信してもよい。これにより、無駄な配信が抑制される。また、電力管理装置110は、節電見込量が必要量と合致するように、配信先を増減させてもよい。
また、電力管理装置110は、複数の需要者の節電見込量を推定するだけでなく、1需要者の節電見込量を推定してもよい。この場合、例えば、電力管理装置110の導出部113が、1需要者に対するパラメータ群を導出し、電力管理装置110の推定部114が、導出されたパラメータ群を用いて1需要者に対する節電見込量を推定する。
図9は、図1に示された電力管理システム100を用いて行われる節電方法を示す概念図である。なお、図9には、需要者の施設120に電気機器122が含まれている。電気機器122は、例えば、エアコンである。電気機器122は、その他の機器でもよい。
まず、通信装置121は、電力管理装置110から節電メッセージを受信し、受信した節電メッセージを表示する。需要者は、節電メッセージを閲覧し、需要者の裁量で節電を実施する。その際、需要者は、在宅のままで施設120における節電を実施してもよいし、外出によって施設120における節電を実施してもよい。
例えば、需要者は、在宅のままで節電を実施する場合、電気機器122を操作して、通常モードよりも電力使用量が小さい省電力モードで電気機器122を運転させる。また、需要者は、外出によって節電を実施する場合、電気機器122を停止させて外出する。これにより、施設120における電力使用量が削減される。
しかしながら、需要者が、必ずしも節電を実施するとは限らない。例えば、需要者が節電対象時間に在宅していない場合、すなわち、需要者が始めから外出している場合、需要者が、施設120の電力使用量を削減することは困難である。したがって、需要者が節電対象時間に在宅していない場合、節電が実施されない可能性が高い。
また、例えば、需要者が節電メッセージを閲覧しなかった場合、節電対象時間が需要者によって把握されない。したがって、この場合、節電が実施されない可能性が高い。
このように、需要者が不在である場合、または、需要者が節電メッセージを閲覧しなかった場合、節電が需要者によって実施されない可能性が高い。また、需要者が、在宅で節電メッセージを閲覧した場合でも、外気温の影響などにより、需要者が節電を実施しない可能性がある。
したがって、電力管理装置110の導出部113は、節電見込量に影響を与えるパラメータ群を実績情報から導出し、電力管理装置110の推定部114は、導出されたパラメータ群に基づいて節電見込量を推定する。これにより、電力管理装置110は、過去の実績情報に基づいて、適切に節電見込量を推定することができる。
図10は、図1に示された通信装置121に表示されるメッセージ一覧を示す想定図である。図10に示された通り、通信装置121には、節電メッセージを含む各種メッセージのタイトルが一覧形式で表示される。具体的には、通信装置121の画面にメッセージ一覧が表示される。メッセージ一覧には、電力管理装置110から配信されたメッセージに限らず、その他の装置から配信されたメッセージが含まれてもよい。需要者は、メッセージ一覧からメッセージを選択し、選択されたメッセージの内容を閲覧する。
図11は、図1に示された通信装置121に表示される節電メッセージを示す想定図である。例えば、図10に示されたメッセージ一覧から節電メッセージ(図10の一番上のメッセージ)が選択されることで、図11のように節電メッセージの内容が表示される。節電メッセージの内容には、節電を促すコメントが含まれる。節電メッセージの内容には、節電対象時間が含まれてもよい。
電力管理装置110の収集部111は、節電メッセージ等が選択されたか否かの情報を節電メッセージ等が閲覧されたか否かの実績情報として収集してもよい。
また、節電メッセージには、図11のように、需要者が、節電に協力するか否か、すなわち、節電を実施するか否かを選択するためのユーザインタフェースが含まれていてもよい。これにより、節電を実施するか否かが需要者によって選択される。
節電を実施することが需要者によって選択された場合、需要者が自身で節電のための行動を実行する。あるいは、この場合において、自動的に、通信装置121が電気機器122を停止させてもよいし、通信装置121が電気機器122の運転モードを省電力モードに切り替えてもよい。
電力管理装置110の収集部111は、需要者が節電を実施するか否かについて、需要者の選択結果を実績情報として収集してもよい。
また、節電メッセージを含む各種メッセージには、電子メールが利用されてもよい。つまり、配信部115は、電子メールで各種メッセージを配信してもよい。また、需要者が節電を実施するか否かを選択するためのユーザインタフェースには、Webのインタフェースが利用されてもよい。つまり、収集部111は、Webのインタフェースを介して、実績情報を収集してもよい。この場合、電子メールにWebページへのリンクが含まれていてもよい。
以下、図12〜図15を用いて、節電見込量を推定するためのパラメータ群について、複数の例を説明する。
図12は、図1に示された電力管理装置110で推定される節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図である。例えば、節電対象時間の在宅率、節電メッセージの閲覧率、節電実施率、および、需要者が節電を実施した場合の節電量が、1以上の需要者の全体の節電量に影響すると想定される。したがって、電力管理装置110の導出部113は、実績情報から、これらの情報を導出し、電力管理装置110の推定部114は、導出されたこれらの情報を用いて、節電見込量を推定する。
図12において、節電対象時間の在宅率は、例えば、1以上の需要者の数に対して、節電対象時間に在宅している需要者の数の割合を示す。節電対象時間の在宅率は、過去の同じ時間に需要者が在宅している割合に基づいていてもよい。例えば、導出部113は、図3に示された実績情報の在宅状況から、節電対象時間の在宅率を導出してもよい。また、導出部113は、図5に示された実績情報の在宅率から、節電対象時間の在宅率を導出してもよい。
在宅状況および在宅率の項目が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、節電対象時間の在宅率を導出してもよい。
例えば、導出部113は、需要者の電力使用量が所定の閾値よりも大きい場合、需要者が在宅していると判定し、需要者の電力使用量が所定の閾値以下である場合、需要者が外出していると判定してもよい。これにより、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、需要者の在宅状況(在宅または外出)を導出することができる。そして、導出部113は、導出された在宅状況を用いて、節電対象時間の在宅率を導出することができる。
具体的には、節電対象時間が14時から16時までである場合、導出部113は、実績情報から、過去の14時から16時までにおける1以上の需要者の在宅率を導出する。なお、節電対象時間における1以上の需要者の在宅率が変化する場合、節電対象時間における在宅率の平均値が用いられてもよいし、節電対象時間における所定の時点の在宅率が用いられてもよい。例えば、節電対象時間の開始時点の在宅率が用いられてもよいし、節電対象時間の中間時点の在宅率が用いられてもよい。
また、在宅率は曜日によって異なると想定される。そこで、導出部113は、節電対象時間の属する曜日(節電対象日の属する曜日)に基づいて在宅率を導出してもよい。つまり、導出部113は、節電対象時間に対して、過去の同じ曜日および同じ時間における在宅率を実績情報から導出してもよい。
また、図12において、節電メッセージの閲覧率は、例えば、節電メッセージが1以上の需要者において閲覧される割合を示す。節電メッセージの閲覧率は、1以上の需要者のうち、節電メッセージを閲覧した需要者の割合に基づいていてもよい。また、節電メッセージの閲覧率は、需要者に送信された複数の節電メッセージのうち、需要者によって閲覧された節電メッセージの割合に基づいていてもよい。
例えば、導出部113は、図4に示された実績情報のメッセージ閲覧状況から、節電メッセージの閲覧率を導出してもよい。また、導出部113は、図6に示された実績情報のメッセージ閲覧率から、節電メッセージの閲覧率を導出してもよい。また、導出部113は、図6に示された実績情報のメッセージ閲覧率から、最新の節電メッセージの閲覧率を導出してもよいし、平均の閲覧率を導出してもよい。
また、図12において、節電実施率は、例えば、1以上の需要者において節電が実施される割合を示す。1以上の需要者のそれぞれが節電を実施したか否かの節電実施状況に基づいている。具体的には、節電実施率は、1以上の需要者のうち、節電を実施した需要者の割合に基づいていてもよい。また、節電実施率は、複数の節電機会のうち、需要者が節電を実施した回数に基づいていてもよい。
例えば、導出部113は、図3に示された実績情報の節電実施状況から、節電実施率を導出してもよい。また、導出部113は、図5に示された実績情報から、節電実施率を導出してもよい。また、導出部113は、図6に示された実績情報から、最新の節電実施率を導出してもよいし、平均の節電実施率を導出してもよい。
また、導出部113は、節電対象時間に対して、過去の同じ時間における節電実施率を実績情報から導出してもよい。導出部113は、節電対象時間に対して、過去の同じ曜日および同じ時間における節電実施率を実績情報から導出してもよい。
節電実施状況および節電実施率の項目が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、節電実施率を導出してもよい。
例えば、導出部113は、過去の節電対象時間において、需要者の電力使用量が所定の閾値よりも大きい場合、需要者が節電を実施しなかったと判定してもよい。そして、導出部113は、過去の節電対象時間において、需要者の電力使用量が所定の閾値以下である場合、需要者が節電を実施したと判定してもよい。
また、導出部113は、電力使用量の代わりに電力使用量の削減量を用いてもよい。ここでの電力使用量の削減量は、節電対象時間における電力使用量と、節電対象時間以外の時間における電力使用量との差に相当する。例えば、節電対象時間における電力使用量と、その節電対象時間に対して時間帯、気温、および、平日か休日か等の条件が同じで節電対象時間以外の時間における平均電力使用量との差が用いられてもよい。
また、例えば、節電対象時間の開始前の電力使用量と、節電対象時間の開始後の電力使用量との差が電力使用量の削減量として用いられてもよい。なお、この差は、必ずしも、節電対象時間の開始直前の電力使用量と、節電対象時間の開始直後の電力使用量との差でなくてもよい。
そして、例えば、導出部113は、過去の節電対象時間において、需要者の電力使用量の削減量が所定の閾値よりも大きい場合、需要者が節電を実施したと判定してもよい。そして、導出部113は、過去の節電対象時間において、需要者の電力使用量の削減量が所定の閾値以下である場合、需要者が節電を実施しなかったと判定してもよい。
これにより、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、需要者の節電実施状況(節電が実施されたか否か)を導出することができる。そして、導出部113は、導出された節電実施状況を用いて、節電実施率を導出することができる。
また、図12において、需要者が節電を実施した場合の節電量は、例えば、需要者の通常時の電力使用量と、需要者の節電時の電力使用量との差を示す。この節電量は、1以上の需要者のうち、節電を実施した需要者の平均的な節電量に基づいていてもよい。また、この節電量は、需要者が節電を複数回実施した場合の平均的な節電量に基づいていてもよい。
例えば、導出部113は、図3または図5に示された実績情報から、節電量を導出してもよい。また、導出部113は、図3または図5に示された実績情報から、最新の節電量を導出してもよいし、平均の節電量を導出してもよい。
また、導出部113は、節電対象時間に対して、過去の同じ時間における節電量を実績情報から導出してもよい。導出部113は、節電対象時間に対して、過去の同じ曜日および同じ時間における節電量を実績情報から導出してもよい。
節電量の項目が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、節電量を導出してもよい。例えば、導出部113は、通常時の電力使用量と節電時の電力使用量との差を節電量として導出してもよい。
例えば、電力管理装置110の推定部114は、節電対象時間の在宅率が高いほど高く節電見込量を推定する。また、推定部114は、節電メッセージの閲覧率が高いほど高く節電見込量を推定する。また、推定部114は、節電実施率が高いほど高く節電見込量を推定する。また、推定部114は、需要者が節電を実施した場合の節電量が高いほど高く節電見込量を推定する。
なお、節電対象時間の在宅率、節電メッセージの閲覧率、節電実施率、および、需要者が節電を実施した場合の節電量の全てが節電見込量の推定に用いられなくてもよい。すなわち、節電対象時間の在宅率、節電メッセージの閲覧率、節電実施率、および、需要者が節電を実施した場合の節電量の一部が節電見込量の推定に用いられてもよい。
例えば、節電実施率、および、需要者が節電を実施した場合の節電量のみが、導出され、節電見込量の推定に用いられてもよい。具体的には、推定部114は、1以上の需要者の数と、節電実施率と、需要者が節電を実施した場合の節電量とを掛け合わせた値を節電見込量として推定してもよい。
図13は、図1に示された電力管理装置110で推定される節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図である。図13において、節電対象時間の在宅率、節電メッセージの閲覧率、節電実施率、および、需要者が節電を実施した場合の節電量は、図12に示されたパラメータ群の要素と同様の要素である。
節電対象時間の在宅率、および、節電メッセージの閲覧率は、節電実施率に影響すると想定される。したがって、導出部113は、節電対象時間の在宅率を用いて、節電実施率を導出してもよい。また、導出部113は、節電メッセージの閲覧率を用いて、節電実施率を導出してもよい。
また、導出部113は、節電対象時間の在宅率、および、節電メッセージの閲覧率のうち、一方を用いて節電実施率を導出してもよいし、両方を用いて節電実施率を導出してもよい。
例えば、導出部113は、節電対象時間の在宅率と、節電メッセージの閲覧率と、所定の比率とを掛け合わせた値を節電実施率として導出してもよい。具体的には、例えば、在宅し、かつ、節電メッセージを閲覧する需要者の50%が節電を実施することが予め想定されている場合、導出部113は、(節電対象時間の在宅率)×(節電メッセージの閲覧率)×0.5を節電実施率として導出する。
また、例えば、導出部113は、節電対象時間の在宅率と、所定の比率とを掛け合わせた値を節電実施率として導出してもよい。具体的には、例えば、在宅している需要者の40%が節電を実施することが予め想定されている場合、導出部113は、(節電対象時間の在宅率)×0.4を節電実施率として導出する。
また、例えば、導出部113は、節電メッセージの閲覧率と、所定の比率とを掛け合わせた値を節電実施率として導出してもよい。具体的には、例えば、節電メッセージを閲覧する需要者の30%が節電を実施することが予め想定されている場合、導出部113は、(節電メッセージの閲覧率)×0.3を節電実施率として導出する。
そして、推定部114は、節電実施率、および、需要者が節電を実施した場合の節電量を用いて節電見込量を推定してもよい。
図14は、図1に示された電力管理装置110で推定される節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図である。図9に示された通り、節電は、在宅のままで実施されてもよいし、外出によって実施されてもよい。そこで、導出部113は、在宅の場合と外出の場合とで場合を分けて節電実施率および節電量を導出してもよい。そして、推定部114は、外出による節電実施率および節電量と、在宅での節電実施率および節電量とを用いて、節電見込量を推定してもよい。
具体的には、例えば、図14のように、パラメータ群として、節電対象時間の在宅率、節電メッセージの閲覧率、外出による節電実施率、外出による節電量、在宅での節電実施率、および、在宅での節電量が用いられる。
節電対象時間の在宅率、および、節電メッセージの閲覧率は、図12に示されたパラメータ群の要素と同様の要素である。節電対象時間の在宅率、および、節電メッセージの閲覧率は、図13のように、所定の比率を用いて、外出による節電実施率、および、在宅での節電実施率の導出に用いられてもよい。所定の比率には、外出による節電実施率の導出と、在宅での節電実施率の導出とで異なる比率が用いられてもよい。
外出による節電実施率(外出節電実施率)は、例えば、1以上の需要者において外出によって節電が実施される割合を示す。節電実施率は、1以上の需要者のうち、外出によって節電を実施した需要者の割合に基づいていてもよい。また、節電実施率は、複数の節電機会のうち、需要者が外出によって節電を実施した回数に基づいていてもよい。導出部113は、図3に示された実績情報の在宅状況および節電実施状況から、外出による節電実施率を導出してもよい。
例えば、過去の節電対象時間に需要者が節電を実施したことを節電実施状況が示し、その節電対象時間の開始後に需要者が外出したことを在宅状況が示す場合、導出部113は、需要者が外出によって節電を実施したと判定する。その他の場合、導出部113は、需要者が外出によって節電を実施しなかったと判定する。そして、導出部113は、各需要者が外出によって節電を実施したか否かの判定結果を用いて、外出による節電実施率を導出することができる。
在宅状況および節電実施状況の項目が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、外出による節電実施率を導出してもよい。図12における説明の通り、導出部113は、電力使用量を用いて在宅状況および節電実施状況を導出することができる。そして、導出部113は、導出された在宅状況および節電実施状況から、外出による節電実施率を導出することができる。
また、外出による節電量(外出節電量)は、需要者が外出によって節電を実施した場合の節電量であり、例えば、需要者の在宅時の電力使用量と、需要者の外出時の電力使用量との差に相当する。この節電量は、1以上の需要者のうち、外出によって節電を実施した需要者の平均的な節電量に基づいていてもよい。また、この節電量は、需要者が外出によって節電を複数回実施した場合の平均的な節電量に基づいていてもよい。
導出部113は、図3または図5に示された実績情報の在宅状況および節電量から、外出による節電量を導出してもよい。導出部113は、節電対象時間の開始後に需要者が外出したことを在宅状況が示す場合の節電量を外出による節電量として導出することができる。
在宅状況および節電量の項目が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、外出による節電量を導出してもよい。図12における説明の通り、導出部113は、電力使用量を用いて在宅状況を導出することができる。そして、導出部113は、導出された在宅状況を用いて、需要者の在宅時の電力使用量と、需要者の外出時の電力使用量との差を外出による節電量として導出することができる。
在宅での節電実施率(在宅節電実施率)は、例えば、1以上の需要者において在宅で節電が実施される割合を示す。節電実施率は、1以上の需要者のうち、在宅で節電を実施した需要者の割合に基づいていてもよい。また、節電実施率は、複数の節電機会のうち、需要者が在宅で節電を実施した回数に基づいていてもよい。導出部113は、図3に示された実績情報の在宅状況および節電実施状況から、在宅での節電実施率を導出してもよい。
例えば、過去の節電対象時間に需要者が節電を実施したことを節電実施状況が示し、その節電対象時間において需要者が在宅のままであることを在宅状況が示す場合、導出部113は、需要者が在宅で節電を実施したと判定する。その他の場合、導出部113は、需要者が在宅で節電を実施しなかったと判定する。そして、導出部113は、各需要者が在宅で節電を実施したか否かの判定結果を用いて、在宅での節電実施率を導出することができる。
在宅状況および節電実施状況の項目が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、在宅での節電実施率を導出してもよい。図12における説明の通り、導出部113は、電力使用量を用いて在宅状況および節電実施状況を導出することができる。そして、導出部113は、導出された在宅状況および節電実施状況から、在宅での節電実施率を導出することができる。
また、在宅での節電量(在宅節電量)は、需要者が在宅で節電を実施した場合の節電量であり、例えば、需要者の在宅かつ通常時の電力使用量と、需要者の在宅かつ節電実施時の電力使用量との差に相当する。この節電量は、1以上の需要者のうち、在宅で節電を実施した需要者の平均的な節電量に基づいていてもよい。また、この節電量は、需要者が在宅で節電を複数回実施した場合の平均的な節電量に基づいていてもよい。
導出部113は、図3または図5に示された実績情報の在宅状況および節電量から、在宅での節電量を導出してもよい。導出部113は、節電対象時間において需要者が在宅のままであることを在宅状況が示す場合の節電量を在宅での節電量として導出することができる。
在宅状況および節電量の項目が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、在宅での節電量を導出してもよい。図12における説明の通り、導出部113は、電力使用量を用いて在宅状況および節電実施状況を導出することができる。そして、導出部113は、導出された在宅状況を用いて、需要者の在宅かつ通常時の電力使用量と、需要者の在宅かつ節電実施時の電力使用量との差を在宅での節電量として導出することができる。
推定部114は、1以上の需要者の数と、外出による節電実施率と、外出による節電量とを掛け合わせた値を外出による節電見込量として推定してもよい。推定部114は、1以上の需要者の数と、在宅での節電実施率と、在宅での節電量とを掛け合わせた値を在宅での節電見込量として推定してもよい。そして、推定部114は、外出による節電見込量と在宅での節電見込量とを足し合わせた値を合計の節電見込量として推定してもよい。
外出による節電量と在宅での節電量とは異なると想定される。したがって、電力管理装置110は、在宅の場合と外出の場合とで場合を分けて節電見込量を推定することで、より適切に節電見込量を推定することができる。
図15は、図1に示された電力管理装置110で推定される節電見込量に関するパラメータ群の一例を示す関連図である。図15の例では、特に、所定の外気温における節電実施率、および、所定の外気温における節電量が用いられる。所定の外気温は、具体的には、節電対象時間の外気温であり、予想された外気温である。電力管理装置110は、収集部111で取得された外気温に基づいて、節電対象時間の外気温を予想してもよいし、別の装置から、節電対象時間に対して予想された外気温を取得してもよい。
所定の外気温における節電実施率は、例えば、1以上の需要者において所定の外気温で節電が実施される割合を示す。導出部113は、図3に示された実績情報の節電実施状況および外気温から、所定の外気温における節電実施率を導出してもよい。また、導出部113は、図5または図7に示された実績情報の節電実施率および外気温から、所定の外気温における節電実施率を導出してもよい。
節電実施状況および節電実施率が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、所定の外気温における節電実施率を図3に示された実績情報の電力使用量および外気温から導出してもよい。図12における説明の通り、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、節電実施状況を導出することができる。したがって、導出部113は、導出された節電実施状況と、実績情報の外気温とを用いて、所定の外気温における節電実施率を導出することができる。
また、導出部113は、節電対象時間の在宅率と、節電メッセージの閲覧率と、所定の外気温に対応付けられた比率とを掛け合わせた値を所定の外気温における節電実施率として導出してもよい。
所定の外気温における節電量は、例えば、需要者が所定の外気温で節電を実施した場合の節電量であり、所定の外気温における通常時の電力使用量と節電実施時の電力使用量との差を示す。導出部113は、図3、図5または図7に示された実績情報の節電量および外気温から、所定の外気温における節電量を導出してもよい。節電量が実績情報に含まれていない場合、導出部113は、所定の外気温における節電量を図3に示された実績情報の電力使用量および外気温から導出してもよい。
図12における説明の通り、導出部113は、図3に示された実績情報の電力使用量から、節電実施状況を導出することができる。したがって、導出部113は、導出された節電実施状況、実績情報の電力使用量、および、実績情報の外気温を用いて、所定の外気温における通常時の電力使用量と所定の外気温における節電実施時の電力使用量との差を節電量として導出することができる。
推定部114は、1以上の需要者の数と、所定の外気温における節電実施率と、所定の外気温における節電量とを掛け合わせた値を節電見込量として推定してもよい。
外気温によって節電実施率および節電量は変化すると想定される。したがって、電力管理装置110は、所定の外気温における節電実施率および節電量を用いて節電見込量を推定することで、より適切に節電見込量を推定することができる。なお、節電実施率および節電量のうち一方のみが所定の外気温に基づいていてもよい。この場合でも、節電実施率または節電量に外気温が反映されるため、電力管理装置110は、適切に節電見込量を推定することができる。
なお、実績情報がまだ蓄積されていない場合、図12〜図15で示されたパラメータ群の各要素には、予め定められた初期値が用いられてもよい。この初期値は、他のモデルでの実績情報に基づいていてもよい。また、実績情報が記憶部112に記憶される1以上の需要者と、節電見込量が推定される1以上の需要者とは異なっていてもよい。例えば、少数の需要者の実績情報が記憶部112に記憶され、少数の需要者の実績情報から、多数の需要者の節電見込量が推定されてもよい。
以上のように、電力管理装置110は、実績情報から、節電実施率、および、需要者が節電を実施した場合の節電量等を導出し、導出された情報を用いて、節電見込量を適切に推定することができる。
以上、本発明に係る電力管理装置110について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されない。実施の形態に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態、および、実施の形態における複数の構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
例えば、特定の構成要素が実行する処理を別の構成要素が実行してもよい。また、処理を実行する順番が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、本発明は、電力管理装置110として実現できるだけでなく、電力管理装置110を構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。
例えば、それらのステップは、電力管理装置110に含まれるコンピュータ(コンピュータシステム)によって実行されてもよい。そして、本発明は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。
例えば、本発明が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリおよび入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリまたは入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリまたは入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。
また、電力管理装置110等に含まれる複数の構成要素は、それぞれ、専用または汎用の回路として実現されてもよい。これらの構成要素は、1つの回路として実現されてもよいし、複数の回路として実現されてもよい。
また、電力管理装置110等に含まれる複数の構成要素は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらの構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。LSIは、集積度の違いにより、システムLSI、スーパーLSIまたはウルトラLSIと呼称される場合がある。
また、集積回路はLSIに限られず、専用回路または汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、電力管理装置110に含まれる複数の構成要素の集積回路化が行われてもよい。
最後に、電力管理装置110等の複数の態様を例として示す。これらの態様は、適宜、組み合わされてもよい。また、上記の実施の形態に示された任意の構成等が追加されてもよい。
(第1態様)
本発明の一態様に係る電力管理装置110は、記憶部112と、導出部113と、推定部114とを備える。
記憶部112には、節電に関する実績情報が記憶される。導出部113は、実績情報を用いて、1以上の需要者において節電が実施される割合を示す節電実施率、および、1以上の需要者における1需要者が節電を実施した場合の電力使用量の削減量を示す節電量を導出する。推定部114は、節電実施率および節電量を用いて、将来の節電対象時間における1以上の需要者の電力使用量の削減量を示す節電見込量を推定する。
これにより、電力管理装置110は、節電対象時間における電力使用量の削減量に影響を与える節電実施率および節電量を実績情報から導出することができる。そして、電力管理装置110は、節電実施率および節電量の特性に基づいて、節電見込量を適切に推定することができる。
(第2態様)
例えば、導出部113は、実績情報を用いて、節電の実施を促すメッセージが1以上の需要者において閲覧される割合を示す閲覧率を導出し、閲覧率を用いて、節電実施率を導出してもよい。
これにより、電力管理装置110は、メッセージの閲覧率に基づいて、節電見込量を推定することができる。
(第3態様)
例えば、導出部113は、実績情報を用いて、節電対象時間における1以上の需要者の在宅率を導出し、在宅率を用いて、節電実施率を導出してもよい。
これにより、電力管理装置110は、在宅率に基づいて、節電見込量を推定することができる。
(第4態様)
例えば、導出部113は、1以上の需要者において在宅で節電が実施される割合を節電実施率として導出し、在宅かつ通常時の電力使用量から在宅かつ節電実施時の電力使用量を引いた量を節電量として導出してもよい。
これにより、電力管理装置110は、在宅で実施される節電の節電見込量を推定することができる。
(第5態様)
例えば、導出部113は、1以上の需要者において外出によって節電が実施される割合を節電実施率として導出し、在宅時の電力使用量から外出時の電力使用量を引いた量を節電量として導出してもよい。
これにより、電力管理装置110は、外出によって実施される節電の節電見込量を推定することができる。
(第6態様)
例えば、導出部113は、(i)1以上の需要者において節電が在宅で実施される割合を示す在宅節電実施率と、(ii)1以上の需要者において節電が外出によって実施される割合を示す外出節電実施率とのそれぞれを節電実施率として導出してもよい。また、導出部113は、(i)在宅かつ通常時の電力使用量から在宅かつ節電実施時の電力使用量を引いた量を示す在宅節電量と、(ii)在宅時の電力使用量から外出時の電力使用量を引いた量を示す外出節電量とのそれぞれを節電量として導出してもよい。
そして、推定部114は、在宅節電実施率と外出節電実施率と在宅節電量と外出節電量とを用いて、節電見込量を推定してもよい。
これにより、電力管理装置110は、在宅で実施される節電、および、外出によって実施される節電の節電見込量を推定することができる。
(第7態様)
例えば、導出部113は、所定の外気温における節電実施率を導出してもよい。これにより、電力管理装置110は、外気温に基づく節電実施率に従って、節電見込量を適切に推定することができる。
(第8態様)
例えば、導出部113は、所定の外気温における節電量を導出してもよい。これにより、電力管理装置110は、外気温に基づく節電量に従って、節電見込量を適切に推定することができる。
110 電力管理装置
112 記憶部
113 導出部
114 推定部

Claims (8)

  1. 節電に関する実績情報が記憶される記憶部と、
    前記実績情報を用いて、1以上の需要者において節電が実施される割合を示す節電実施率、および、前記1以上の需要者における1需要者が節電を実施した場合の電力使用量の削減量を示す節電量を導出する導出部と、
    前記節電実施率および前記節電量を用いて、将来の節電対象時間における前記1以上の需要者の電力使用量の削減量を示す節電見込量を推定する推定部とを備える
    電力管理装置。
  2. 前記導出部は、
    前記実績情報を用いて、節電の実施を促すメッセージが前記1以上の需要者において閲覧される割合を示す閲覧率を導出し、
    前記閲覧率を用いて、前記節電実施率を導出する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  3. 前記導出部は、
    前記実績情報を用いて、前記節電対象時間における前記1以上の需要者の在宅率を導出し、
    前記在宅率を用いて、前記節電実施率を導出する
    請求項1または2に記載の電力管理装置。
  4. 前記導出部は、
    前記1以上の需要者において在宅で節電が実施される割合を前記節電実施率として導出し、
    在宅かつ通常時の電力使用量から在宅かつ節電実施時の電力使用量を引いた量を前記節電量として導出する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  5. 前記導出部は、
    前記1以上の需要者において外出によって節電が実施される割合を前記節電実施率として導出し、
    在宅時の電力使用量から外出時の電力使用量を引いた量を前記節電量として導出する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  6. 前記導出部は、
    (i)前記1以上の需要者において節電が在宅で実施される割合を示す在宅節電実施率と、(ii)前記1以上の需要者において節電が外出によって実施される割合を示す外出節電実施率とのそれぞれを前記節電実施率として導出し、
    (i)在宅かつ通常時の電力使用量から在宅かつ節電実施時の電力使用量を引いた量を示す在宅節電量と、(ii)在宅時の電力使用量から外出時の電力使用量を引いた量を示す外出節電量とのそれぞれを前記節電量として導出し、
    前記推定部は、前記在宅節電実施率と前記外出節電実施率と前記在宅節電量と前記外出節電量とを用いて、前記節電見込量を推定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  7. 前記導出部は、所定の外気温における前記節電実施率を導出する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  8. 前記導出部は、所定の外気温における前記節電量を導出する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の電力管理装置。
JP2015115197A 2015-06-05 2015-06-05 電力管理装置 Pending JP2017004124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015115197A JP2017004124A (ja) 2015-06-05 2015-06-05 電力管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015115197A JP2017004124A (ja) 2015-06-05 2015-06-05 電力管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017004124A true JP2017004124A (ja) 2017-01-05

Family

ID=57751700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015115197A Pending JP2017004124A (ja) 2015-06-05 2015-06-05 電力管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017004124A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5999148B2 (ja) サーバ装置、及びプログラム
US20170017215A1 (en) Demand prediction system and program
US20150213704A1 (en) Alarm output device and alarm output method
JP2010146268A (ja) 電力量監視システム、管理サーバおよび電力量監視方法
JP2015226434A (ja) 電力消費管理装置、電力消費管理システム、電力消費管理方法および電力消費管理プログラム
JP6197258B2 (ja) 行動予測装置、プログラム
JP2018165859A (ja) 予測装置、予測方法および予測プログラム
WO2015064024A1 (ja) 特典情報決定装置および特典情報決定システム
JP2016015850A (ja) 電力消費管理装置、電力消費管理システム、電力消費管理方法および電力消費管理プログラム
JP2013045369A (ja) 施設利用管理装置
US10601225B2 (en) Management device, management system, control method for management device, and control program
JP2017004124A (ja) 電力管理装置
JPWO2013190603A1 (ja) 電気機器制御システム
JP6332291B2 (ja) 電力消費管理装置および電力消費管理プログラム
JP6590910B2 (ja) コントローラ、電気料金表示方法、及びプログラム
JP2018092345A (ja) 熱中症予防システム
JP6048836B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JPWO2017104237A1 (ja) 情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラム
JP2013017293A (ja) 節電情報提供装置、方法、システム及びプログラム
JP2017146898A (ja) 電力消費管理装置および電力消費管理プログラム
JP2020052549A (ja) 受電点電力予測装置、受電点電力予測方法、およびプログラム
JP6395954B2 (ja) 制御装置、制御システム、制御方法、及び、プログラム
JP6631870B2 (ja) 電力管理システム、電力管理装置、電力管理方法、及び、プログラム
JP6497310B2 (ja) 電力管理システム、電力管理方法及びプログラム
JP2014147003A (ja) Ict資源管理装置