JP2017002109A - ブレーキ摩擦材 - Google Patents

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恵介 谷口
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Abstract

【課題】本発明は、摩擦特性に優れ、鳴き/異音特性が良好で製造が容易なブレーキ摩擦材の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、少なくとも強化繊維、結合材、潤滑材、摩擦調整材、および充填材を含有してなるブレーキ摩擦材において、前記ブレーキ摩擦材の全体量を100質量%としたとき、前記ブレーキ摩擦材中の銅の含有量が3質量%以上かつ5質量%未満であり、前記ブレーキ摩擦材中のスチール繊維の含有量が6質量%以上かつ10質量%以下であり、前記ブレーキ摩擦材中のチタン酸カリウム繊維の含有量が13質量%以上かつ20質量%以下であり、前記ブレーキ摩擦材中のウォラストナイトの含有量が3質量%以上かつ10質量%以下であり、前記ブレーキ摩擦材中の凝集アルミナの含有量が0.1質量%以上かつ0.3質量%以下であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキ摩擦材に関する。
従来のブレーキ摩擦材は、強化繊維、結合材、潤滑材、及び充填材を含有しているものが一般的であり、中でも銅繊維もしくは銅粉を20重量%程度配合することで摩擦材として一定の摩擦係数を確保している。この銅繊維に加えて、ウォラストナイト、チタン酸カリウム、および/またはスチール繊維を含有するブレーキ摩擦材が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−57693号公報
特許文献1に記載のブレーキ摩擦材は、フェノール樹脂6.0〜6.6質量%、ニトリルゴム粉末1〜2質量%を結合材とし、ウォラストナイト10〜15質量%、銅繊維12〜20質量%、チタン酸カリウム板状繊維5〜10質量%、ロックウール5〜10質量%を含有してなる摩擦材であった。
上述のような銅繊維を含有する摩擦材は、制動時に発生する摩耗粉に銅を含むこととなるため、環境への影響の観点から、銅の使用を減らしたいという要求が高まっている。
例えば、北米では法規制により銅の含有量を低減し、2021年にはブレーキ摩擦材の銅の含有量を5質量%未満に制限することが求められている。
ここで、特許文献1のブレーキ摩擦材において銅繊維を5質量%未満に抑えようとすると、ディスクロータの摩耗量が多くなると想定され、タイヤホイールが汚れやすくなるという課題がある。
そこで、本発明の目的は、摩擦係数が高く、タイヤホイール汚れの少ないブレーキ摩擦材を提供することにある。
本発明のブレーキ摩擦材は、少なくとも強化繊維、結合材、潤滑材、摩擦調整材、および充填材を含有してなるブレーキ摩擦材において、前記ブレーキ摩擦材の全体量を100質量%としたとき、前記ブレーキ摩擦材中の銅の含有量が3質量%以上かつ5質量%未満であり、前記ブレーキ摩擦材中のスチール繊維の含有量が6質量%以上かつ10質量%以下であり、前記ブレーキ摩擦材中のチタン酸カリウム繊維の含有量が13質量%以上かつ20質量%以下であり、前記ブレーキ摩擦材中のウォラストナイトの含有量が3質量%以上かつ10質量%以下であり、前記ブレーキ摩擦材中の凝集アルミナの含有量が0.1質量%以上かつ0.3質量%以下である。
本発明によれば、摩擦係数が高く、タイヤホイール汚れの少ないブレーキ摩擦材を提供することができる。
本実施形態のブレーキ摩擦材の一適用例としてのブレーキパッドを示す正面図。
以下、ブレーキ摩擦材を実施するための形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
本実施形態のブレーキ摩擦材は、自動車などの車両の制動に用いられるディスクブレーキ用のブレーキパッド及びドラムブレーキ用のブレーキシュー等に用いられるブレーキ摩擦材である。これらのブレーキパッドやブレーキシューは、ディスクロータやブレーキドラム等の被制動部材に当接して摩擦力を生じさせることで車両を制動する。
図1に一例として、ディスクブレーキ用のブレーキパッド1を示す。このブレーキパッド1は、バックプレート2と、バックプレート2の表面に接着されたブレーキ摩擦材3とからなっている。このブレーキパッド1は、バックプレート2において車両の非回転部に支持されることになり、バックプレート2のブレーキ摩擦材3とは反対側がディスクブレーキキャリパで押圧されることにより、ブレーキ摩擦材3が車輪とともに回転するディスクに接触してディスクの回転にブレーキをかけるものである。
本実施形態のブレーキ摩擦材3は、少なくとも強化繊維、結合材、潤滑材、摩擦調整材、および充填材を含有してなるブレーキ摩擦材であり、このブレーキ摩擦材3の全体量を100質量%としたとき、強化繊維としての銅繊維を含む銅の含有率が3質量%以上5質量%未満である。更に、本実施形態のブレーキ摩擦材3は、その全体量を100質量%としたとき、ブレーキ摩擦材中のスチール繊維の含有量が6質量%以上かつ10質量%以下であり、ブレーキ摩擦材中のチタン酸カリウム繊維の含有量が13質量%以上かつ20質量%以下であり、ブレーキ摩擦材中のウォラストナイトの含有量が3質量%以上かつ10質量%以下であり、ブレーキ摩擦材中の凝集アルミナの含有量が0.1質量%以上かつ0.3質量%以下である。
ブレーキ摩擦材3の全体量を100質量%としたとき、前記したように銅の含有率が3質量%以上5質量%未満であるが、例えば、強化繊維としての銅繊維を3質量%以上5質量%未満の範囲で含有することができる。銅繊維の含有量が3質量%未満になると摩擦係数(第2効力)が低くなる。
スチール繊維(強化繊維)の含有量はブレーキ摩擦材3の導電率に影響があり、スチール繊維の含有量が低い場合にブレーキ摩擦材3としての導電率が低くなり、静電塗装時の搬送コンベアに設置されたアース線から電荷を逃がすことができず、静電塗装装置での塗装ができなくなるおそれがある。逆に、スチール繊維の含有量が多くなりすぎるとディスクロータの摩耗量が多くなり、鳴き/異音発生頻度が高くなる。
チタン酸カリウム繊維(強化繊維)もしくは繊維状のウォラストナイトの含有量はブレーキ摩擦材3の摩擦係数に影響があり、チタン酸カリウム繊維もしくはウォラストナイトの含有量が低い場合はブレーキ摩擦材3としての摩擦係数が低くなる。ウォラストナイトの含有量が低い場合はブレーキ摩擦材3が薄くなるため、必要な摩擦材の厚さとするためには材料費が高くなる。チタン酸カリウム繊維が多くなると摩擦係数が高くなりすぎるために鳴き/異音発生頻度が多くなる。ブレーキ摩擦材3においてウォラストナイトが多い場合はディスクロータの摩耗量が多くなり、タイヤホイールの汚れが生じ易くなる。
尚、銅繊維の平均繊維径と平均繊維長はそれぞれ、50〜230μm、2〜4mm、スチール繊維の平均繊維径と平均繊維長はそれぞれ、50〜150μm、1〜4mm、チタン酸カリウム繊維の平均粒径は19〜40μm、ウォラストナイト繊維の平均粒径と繊維長はそれぞれ、5〜10μm、30〜60μmである。
他に、ブレーキ摩擦材3には、必要に応じて、有機系摩擦調整材としてカシューダスト、ゴム粉が添加され、その他の強化繊維としてアラミド繊維が添加され、無機系摩擦調整材として亜鉛などの金属粉末が添加され、結合材としてはフェノール樹脂(例えば、変性無しのストレートフェノール樹脂)が添加され、充填材として硫酸バリウムが添加され、無機繊維としてロックウールが添加される。
ブレーキ摩擦材において潤滑材としては、黒鉛、コークス、三硫化アンチモン、マイカ等が必要に応じて添加される。更に、必要に応じてpH調整材等を含有してもよい。このpH調整材としては、水酸化カルシウム等を用いることができる。
以上のブレーキ摩擦材は、上述の各成分を必要量秤量して混合し、混合材を金型によって圧縮成形する。この圧縮成形品をバックプレートに接着剤で接着し、必要な研磨や溝加工を施すことで図1に示すブレーキパッド1を得ることができる。
上述の配合のブレーキ摩擦材であるならば、銅繊維の配合量を5質量%未満に低く抑えているのでブレーキの制動に伴い、銅繊維を構成する銅分が環境に排出されたとしても、環境に対する負荷が少ない特徴を有する。
前記配合のブレーキ摩擦材であるならば、チタン酸カリウムを適量含んでいるので、摩擦係数を確保することができ、移着膜を形成できるので、ブレーキ摩擦材にロータ攻撃性のあるウォラストナイト、凝集アルミナを配合できるようになり、目的の摩擦係数を得やすくなる効果がある。
前記配合のブレーキ摩擦材であるならば、かさ密度が低く安価なウォラストナイトを配合できるので、ブレーキ摩擦材を厚く作製することが可能であり、材料費の低減を図ることができる。
ブレーキ摩擦材を取り付けるためのバックプレートを十分に洗浄した後、ブレーキ摩擦材と接する面に接着剤を塗布し乾燥させた。
次に、以下の表1に示すように銅繊維を3〜4.9質量%、スチール繊維を6〜10質量%、チタン酸カリウム繊維を13〜20質量%、ウォラストナイトを3〜10質量%、凝集アルミナを0.1〜0.3質量%、有機系摩擦調整材としてカシューダスト、ゴム粉を4〜6質量%の範囲になるようにそれぞれ用意した。これらに加え、以下の表1に記載のように、その他強化繊維としてロックウール、無機系摩擦調整材として亜鉛の粉末、潤滑材として黒鉛、充填材として硫酸バリウム、pH調整材として水酸化カルシウムを所定量配合して原料混合物を得た。表1において各成分の配合量の単位は全て質量%を示す。
Figure 2017002109
その後、常温にて前記原料混合物を所定の金型を用いて圧力50MPaにて冷間圧縮成形した。この冷間圧縮成形品と前記接着剤を塗布したバックプレートを150℃に温度設定した金型に投入し、所定の圧力、時間で加熱圧縮成形した。更に、金型から取り出した成形品を220℃で6時間熱処理し、研磨加工、溝加工を行って実施例1〜実施例13のブレーキパッドを得た。
これらのブレーキパッドについて、摩擦摩耗特性(自動車工業規格JIS0 C 406)「乗用車−ブレーキ装置−ダイナモメータ試験」の評価を行った。
鳴き/異音発生頻度は、ブレーキパッドの温度を所定温度範囲とし、ディスクブレーキキャリパへの供給液圧を所定の範囲としたときの、それぞれの組み合わせで所定回数制動試験を行い、このときに発生する音の大きさのレベルが一定値以上となった時の回数を計測してその割合を算出した。
自動車を生産している企業においては代表的な第2効力の6m/s時の摩擦係数は0.35以上を要する場合があり、さらにディスクロータの摩耗量は市場で問題とならないレベルである5μm以下が要求される。また、鳴き/異音発生頻度は市場で問題とならないレベルである1%以下が要求される。
次に、比較のために、前述の工程に従って原料を配合して混合物を得る場合、銅繊維含有量と、スチール繊維含有量と、チタン酸カリウム繊維含有量と、ウォラストナイト含有量と、ゴム粉、カシューダスト含有量のいずれかを望ましい範囲から外した比較例1〜比較例11のブレーキパッドを得た。各原料の配合割合は以下の表2に示す通りである。
比較例として、銅繊維を望ましい範囲より少なくした例を比較例1、スチール繊維を望ましい範囲より少なくした例を比較例2、多くした例を比較例3、チタン酸カリウム繊維を望ましい範囲より少なくした例を比較例4、多くした例を比較例5、ウォラストナイトを望ましい範囲より少なくした例を比較例6、多くした例を比較例7、凝集アルミナを望ましい範囲より少なくした例を比較例8、多くした例を比較例9、カシューダスト、ゴム粉を望ましい範囲より少なくした例を比較例10、多くした例を比較例11としている。
これら比較例1〜比較例11のブレーキパッドについて、先の実施例1〜13のブレーキパッドと同様の摩擦摩耗特性評価を行った。
これらの評価結果について以下の表3、表4に纏めて示す。
Figure 2017002109
Figure 2017002109
Figure 2017002109
<実施例の評価結果>
表1と表3に示す実施例の結果を見ると、実施例1〜実施例13は第2効力の摩擦係数が0.35以上に高く維持され、ディスクロータの摩耗量が5μm以下で少なく、鳴き頻度(鳴き/異音発生頻度)も1%以下で優れた結果を示した。
また、これらのブレーキパッドを製造した工程は従来のブレーキパッドの製造工程と変わらないので製造工程は従来方法をそのまま適用することができ、製造に格別困難性はなく、製造が容易な特徴を有する。
表1、表3に示す実施例1〜実施例13は、ブレーキ摩擦材の全体量を100質量%としたとき、銅の含有量が3質量%以上かつ5質量%未満であり、スチール繊維の含有量が6質量%以上かつ10質量%以下であり、チタン酸カリウム繊維の含有量が13質量%以上かつ20質量%以下であり、ウォラストナイトの含有量が3質量%以上かつ10質量%以下であり、凝集アルミナの含有量が0.1質量%以上かつ0.3質量%以下であるブレーキ摩擦材であり、いずれも優れた特徴を示した。
また、実施例1〜実施例13は、これらの成分に加え、ゴム粉および/またはカシューダストを4質量%以上かつ6質量%以下含んでいるが、いずれも優れた特性を有している。また、実施例1〜実施例13はこれらの成分に加え、その他の強化繊維としてのアラミド繊維を3質量%、結合材としてのフェノール樹脂を6質量%、無機繊維としてのロックウールを5質量%、無機系摩擦調整材としての亜鉛粉末を10質量%、潤滑材としての黒鉛を7質量%、pH調整材としての水酸化カリウムを3質量%含有し、残部充填材として硫酸バリウムを含む組成である。
<比較例の評価結果>
本発明の望ましい範囲より銅繊維を少なくした比較例1は、第2効力の6m/s時の摩擦係数が0.35を下回り、低くなった。
本発明の望ましい範囲よりスチール繊維を少なくした比較例2は導電率が低くなり、静電塗装時の搬送コンベアに設置されたアース線から電荷を逃がすことができず、塗装ができない問題を生じ、本発明の望ましい範囲よりスチール繊維を多くした比較例3はディスクロータ摩耗量が多くなり、鳴き/異音発生頻度も上昇した。
本発明の望ましい範囲よりチタン酸カリウム繊維もしくはウォラストナイトを少なくした比較例4、6は摩擦係数が低くなり、さらには摩擦材が薄くなるため材料費も高くなる問題を生じた。比較例4はディスクロータの摩耗量も多くなっている。
本発明の望ましい範囲よりチタン酸カリウム繊維が多い比較例5は摩擦係数が高くなりすぎたために鳴き/異音発生頻度が高くなった。
本発明の望ましい範囲よりウォラストナイトが多い比較例7はディスクロータの摩耗量が多くなり、凝集アルミナを含んでいない試料8は摩擦係数が低くなり、凝集アルミナの多い試料9はディスクロータの摩耗量が多くなり、鳴き頻度も上昇した。
本発明のより望ましい範囲よりゴム粉、カシューダストが少ない比較例10は摩擦係数、ディスクロータの摩耗量、鳴き/異音発生頻度の面では問題を生じないが、比較例10はパッド厚さが薄くなり、材料費が高くなるため製造コストの面では好ましくない。
本発明のより望ましい範囲よりゴム粉、カシューダストが多すぎる比較例11は摩擦係数、ディスクロータの摩耗量、鳴き/異音発生頻度の面では問題を生じないが、熱成形時の断熱作用が高くなるため、成形時間が長くなる。
以上、本実施形態によれば、銅の含有量を5質量%未満に少なくしたので環境負荷の少ないブレーキ摩擦材を提供できる。また、チタン酸カリウム繊維を適量配合することで摩擦係数を確保し、移着膜の形成ができるので、ロータ攻撃性を有するウォラストナイト、凝集アルミナを配合してもロータの摩耗量増加を抑制でき、摩擦係数も向上できる。
また、スチール繊維を適量配合したことにより導電性を確保することができブレーキ摩擦材を静電塗装する場合に塗装が容易となる。
また、かさ密度が低く、比較的安価なウォラストナイトを配合することにより、ウォラストナイトを用いていないブレーキ摩擦材に比べて同じコストでブレーキ摩擦材を厚く作製することが可能となり、材料費の低減を図ることが可能となる。
更に、銅の含有量、スチール繊維の含有量、ウォラストナイトの含有量、凝集アルミナの含有量をいずれも適切な範囲としてバランスをとることでディスクロータ摩耗量を少なくできるため、タイヤホイールの汚れを抑制できる。
1 ブレーキパッド
2 バックプレート
3 ブレーキ摩擦材

Claims (2)

  1. 少なくとも強化繊維、結合材、潤滑材、摩擦調整材、および充填材を含有してなるブレーキ摩擦材において、
    前記ブレーキ摩擦材の全体量を100質量%としたとき、
    前記ブレーキ摩擦材中の銅の含有量が3質量%以上かつ5質量%未満であり、
    前記ブレーキ摩擦材中のスチール繊維の含有量が6質量%以上かつ10質量%以下であり、
    前記ブレーキ摩擦材中のチタン酸カリウム繊維の含有量が13質量%以上かつ20質量%以下であり、
    前記ブレーキ摩擦材中のウォラストナイトの含有量が3質量%以上かつ10質量%以下であり、
    前記ブレーキ摩擦材中の凝集アルミナの含有量が0.1質量%以上かつ0.3質量%以下であることを特徴とするブレーキ摩擦材。
  2. 前記ブレーキ摩擦材中のカシューダストおよび/またはゴム粉の含有量が4質量%以上かつ6質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ摩擦材。
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