JP2017001697A - 包装袋 - Google Patents

包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2017001697A
JP2017001697A JP2015116362A JP2015116362A JP2017001697A JP 2017001697 A JP2017001697 A JP 2017001697A JP 2015116362 A JP2015116362 A JP 2015116362A JP 2015116362 A JP2015116362 A JP 2015116362A JP 2017001697 A JP2017001697 A JP 2017001697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging bag
spout
tab
holding
pinching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015116362A
Other languages
English (en)
Inventor
猪又 暢之
Nobuyuki Inomata
暢之 猪又
亮一 滝田
Ryoichi Takita
亮一 滝田
野口 裕雄
Hiroo Noguchi
野口  裕雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2015116362A priority Critical patent/JP2017001697A/ja
Publication of JP2017001697A publication Critical patent/JP2017001697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】簡易に折り曲げて再封できるようにした包装袋であって、容易に外れにくく再封できると共に、液体や粉体、粒体などの内容物が揮発や流出したり、外部の湿気や空気、虫などの流入を抑えて、内容物の劣化などの変質し難い包装袋を安価に提供する。【解決手段】少なくとも端部に注出口を有する包装袋(100)において、注出口(3)根元近傍に狭持タブ(5)を備えており、この狭持タブが注出口の左右の包装袋表面に固定する2箇所の接着部(52)と、左右接着部のほぼ中間近傍に設け、包装袋に接着していない狭持部(51)と、接着部と狭持部との間を繋ぐ腕部(53)とからなり、注出口先端は、狭持部先端よりも外側に突き出し、かつ、狭持部は、腕部よりも注出側にはみ出して設けられていることを特徴とする包装袋。【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋に関するものである。更に詳しくは再封機能を有する包装袋に関するものである。
シャンプー、リンス、ボディソープ、液体洗剤、柔軟剤に代表されるトイレタリー製品などの液体内容物を収納する包装袋、パンやクッキー、飴、チョコレート菓子などの包装袋、砂糖、塩、胡麻、コーヒー、ココアパウダー、調味料などの粉体や粒体を収納する包装袋などがあるが、通常の包装袋は開封後、再封することが出来ない。
これを解決するために、色々な改良が行われている。例えば包装袋に注出路を設けて、注出路の先端にスクリューキャップ付きスパウトを設け、再封出来るようにしたものがある。また、開口部の近傍にチャックを設けておき、チャックにより再封する包装袋もあった。
これらは、表裏のフィルム以外にキャップとスパウトや、チャックテープなどの部材が必要で、これらを接着するための加工工程も必要となり、製造設備の改造にコストが掛かったり、これらの閉鎖用の特殊部材にコストがかかるので、ある程度内容物の価格が高いものでないと使用が難しいという問題があった。
このような問題に対し、特許文献1では、高価な閉鎖用部材などを使用することなく、注出口を下向きになるようにして包装袋を折り曲げて係止させる。この袋体を下方に折り曲げた際に、注出口を係止し易くする為に、袋体の底部から開口部に至る隅部に、当該隅部に沿った板状の可撓性リブを設けた袋体の開閉構造を提案している。
そして、袋体の外側面に、当該袋体の開口端部を挿脱自在に挟持可能な挟持タブを設けている。
しかし、この袋体では、注出口が広幅で、その一端だけを挟持タブで挟持しているだけなので、密封性は高くなく、単に埃が溜まらないようにしているだけである。その為、内容物から発生する水蒸気や香りなど、揮発成分の流出、あるいはダニなどの侵入などを防ぐなどの対策にはなっていない。
公知文献を以下に示す。
特開2009−179367号公報
そこで、本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、簡易に折り曲げて再封できるようにした包装袋であって、容易に外れにくく再封できると共に、液体や粉体、粒体などの内容物が揮発や流出したり、外部の湿気や空気、虫などの流入を抑えて、内容物の劣化などの変質し難い包装袋を安価に提供することが、本発明の課題である。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、
少なくとも端部に注出口を有する包装袋において、
注出口根元近傍に狭持タブを備えており、
この狭持タブが注出口の左右の包装袋表面に固定する2箇所の接着部と、
左右接着部のほぼ中間近傍に設け、包装袋に接着していない狭持部と、
接着部と狭持部との間を繋ぐ腕部とからなり、
注出口先端は、狭持部先端よりも外側に突き出し、
かつ、狭持部は、腕部よりも注出側にはみ出して設けられていることを特徴とする包装袋である。
本発明の包装袋は、以上のような端部に注出口を有する包装袋であって、注出口先端は、狭持部先端よりも外側に突き出し、かつ、狭持部は、腕部よりも注出側にはみ出して設けられている。その為、たとえ注出口先端に内容物が付着し、しっかり注出口先端を掴めない状態であっても、容易に包装袋の注出口の流路を折り曲げて閉鎖し、挟持タブの狭持部と包装袋との隙間に注出口先端を挿入して固定し、注出口の閉鎖を維持することが非常に容易に行うことができる。
しかも、単に安価な狭持タブを注出口根元近傍に接着させるだけなので、本発明の包装袋を安価に製造することが出来る。
本発明の請求項2の発明は、狭持タブから外側にはみ出した注出口の幅が、左右に設けた接着部の内側端部間隔よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。
本発明は、狭持タブから外側にはみ出した注出口の幅が、左右に設けた接着部の内側端部間隔よりも狭い。その為、注出口を流路に対し平行方向で折り曲げることなく、容易に狭持部と包装袋との隙間に注出口先端を挿入して固定することが出来る。
本発明の請求項3の発明は、狭持タブが弾性体からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋である。
本発明は、狭持タブが弾性体からなるので、狭持タブを容易に歪ませることが出来る。この為、狭持タブを歪ませ、狭持タブが外周になる方向に狭持タブを曲げた場合、曲げに伴い注出口は長さが余ってしまうので、狭持タブに接着していた包装袋の注出口近傍は狭持リブから離れる。そして、注出口が容易に狭持タブから離れ、注出可能に出来ると共に、逆に、注出口先端を挿入し易い状態になる。
また、注出口が狭持リブから離れるので、注出しやすくなり、狭持タブの曲げる歪み量によって、注出する速度を調整可能になる。
本発明の請求項4の発明は、狭持タブの左右両端に、凹みを設けたことを特徴とする請求項3に記載の包装袋である。
本発明は、狭持タブの左右両端に凹みを設けたので、弾性体である狭持タブを左右両端から押し縮めるように歪ませやすい。
その為、片手で、容易に狭持タブを歪ませることができるので、注出口先端を狭持タブと包装袋との間に挟んだり、逆に外したり、注出速度を調整したりしやすい。
本発明の請求項5の発明は、包装袋が、2軸延伸フィルムを含む積層シートで構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋である。
本発明は、包装袋が2軸延伸フィルムを含む積層シートで構成されているので、腰があり、そのバネ性から、挿入された注出口が挟持タブと包装袋との隙間から外れにくくなる。
本発明の包装袋は、注出口の流路を折り曲げ、狭持タブの狭持部と包装袋とで囲まれた狭持隙間に、注出口の流路を挿入して固定し、注出口を閉鎖することによって、開封した包装袋を容易に封鎖と開封をすることができる。
また、包装袋の形状変更と、単純で安価な部材を接着するだけで本発明の包装袋に変更が可能である。
本発明の包装袋の一例で、その開封前の包装袋における正面図と、注出口近傍の断面図である。 本発明の包装袋の一例で、注出口の開封後、再封鎖した包装袋における正面図と、注出口近傍の断面図である。 本発明の包装袋の一例で、開封した注出口を、注出しやすいように狭持タブを歪ませて、広げた状態を示す正面図と、注出口近傍の断面図である。 本発明の包装袋における他の一例を示す正面図である。 本発明に使用する狭持タブの例を示す斜視図である。
以下、本発明について、図を用いて説明する。
図1−1は、本発明の包装袋100の一例で、その開封前の包装袋における正面図である。
包装袋100は、表フィルム1と裏フィルム10を合わせ、4辺をシールした袋であり、この図では、下方に底板2を設けたスタンディングパウチにしている。
包装袋100上側の一角に斜めの斜辺シール部15を設け、その一部から飛び出して注出口3を設けた。
注出口3は、斜辺シール部15にほぼ垂直に外側に伸び、その外側に平行に注出口を形成する注出シール部33が走り、その間が流路300になっている。さらに、注出シール部33の先に、注出タブ30が設けられ、つかみ易い面積を持った引き裂き用のタブにしている。
注出タブ30近傍の注出シール部33には、切り欠き31を設け、切り欠き31をきっかけに注出口3を引き裂けば開口できるようにしている。図1で示すように、流路300に垂直に、切り欠き31から脆弱線32を設けていても良い。
注出口3の根元の傾斜シール部15近傍の外側には、狭持タブ5を設けている。
狭持タブ5は、プラスチックの成形品で、注出口根元の左右の包装袋の表フィルム1あるいは裏フィルム10に固定する2箇所の接着部52と、左右接着部のほぼ中間近傍に設け、包装袋に接着していない狭持部51と、接着部と狭持部との間を繋ぐ腕部53とで構成されている。
狭持タブの接着部52は、流路300の左右根元に設けられ、注出シール部33よりも外側にそれぞれ位置するようにして、両面テープやホットメルト接着剤などの接着材54で固定されている。
図1−2は、図1−1の包装袋100におけるX−X断面で、開封前の包装袋注出口近傍における、流路300の流れ方向に平行で、かつ、表フィルム1と裏フィルム10に垂直な面で切断した断面図である。
狭持タブ5は、表フィルム1あるいは裏フィルム10に固定されているが、この狭持部51では沿っているだけで、接着はしていない。
図1−3は、図1−1の包装袋100におけるY−Y断面で、開封前の包装袋注出口近傍における流路300の流れ方向に垂直な面で切断した断面図である。
狭持タブ5の狭持部51は、腕部53によって接着部52に連結し、接着部52は接着材54によって包装袋に沿って固定されている。この状態では、狭持タブ5が、包装袋の表フィルム1あるいは裏フィルム10に沿っているので、流路300の隙間はあまり広がっていない。
図2−1は、本発明の包装袋100の一例で、図1の包装袋を開封後、再封鎖した後の状態を示す正面図である。
開封時には、注出タブ30を流路に対して直角に、切り欠き31から脆弱線32に沿って切り裂いて、注出タブ30を包装袋100から切り離して、開口させる。
注出タブ30が無くなって、開口した注出口3を再封鎖させるには、流路300部分を折り込み線4で狭持タブ5側に折り曲げ、流路300部分の左右に設けられた注出シール部33と共に、狭持タブ5の狭持部51と包装袋100との隙間に挿入する。
図2−2は、図2−1の包装袋におけるX−X断面で切断した断面図で、狭持タブ5の接着部が表フィルム1に固定されている例である。
折り込み線で折り曲げられた注出口3は、狭持タブ5の狭持部51と包装袋100との隙間に挿入される。
左右が融着した状態の注出口3は、180度に折り曲げられることで、流路300は表フィルム1と裏フィルム10とが密着し、隙間が無くなり、閉鎖する。
図2−3は、図2−1の包装袋におけるY−Y断面で切断した断面図である。
狭持タブ5の接着部52側で、接着材54が表フィルム1に固定されている。そして、折り込み線で折り曲げられた注出口3は、狭持タブ5と包装袋100との隙間を無理やり押し広げられて、挿入される。
左右接着材54の内寸法L5よりも、注出口3の幅L3を狭くしているので、注出口3を折り曲げたりせずに、隙間にスムースに挿入できる。又は、注出口3をスムースに抜き去ることができる。
左右が融着した状態の注出口3は、180度に折り曲げられることで、流路300は表フィルム1と裏フィルム10とが密着し、流路の隙間が無くなり、閉鎖している。
図3−1は、本発明の包装袋100の一例で、図1の包装袋を開封後、開封した注出口3から内容物を注出しやすいように、狭持タブ5を歪ませて、注出口を広げた状態を示す正面図である。
狭持タブ5と包装袋100との隙間に挟み込んで閉鎖した注出口3を隙間から抜いて、注出口3を開封する。
狭持タブ5の左右端部には、狭持タブを歪ませ易いように凹部55を設けている。この凹部55は、どうしても必要な形状ではないが、凹部があると、簡単に容器全体をつかみ上げることもできるし、凹部を使用して左右から狭持リブ5を圧縮すると、狭持リブ5は歪んで弓なりに変形する。
この時、包装袋100が引き伸ばされる方向には抵抗があるが、たわむ方向には抵抗が無い為、狭持タブ5は包装袋100側に反るように変形する。
図3−2は、図3−1のY−Yで切断された断面図で、開封した注出口3から内容物を注出しやすいように、狭持タブ5をたわませた状態を示す注出口近傍の断面図である。
左右から狭持リブ5を圧縮すると、狭持リブ5は歪んで弓なりに変形し、狭持タブ5反対側のフィルムは、離れる方向に変形して、流路300が広がる。
このようにして、内容物を注出する時に、狭持タブ5を変形させる量を調整することによって、開口量を変化することが出来るので、注出速度を調整できる。
また、このように、狭持タブ5を弓なりに変形させると、注出口根元の包装袋100が動き易くなるので、注出口3先端を狭持部51と包装袋100との間の隙間に挿入して閉鎖し易くなる。もちろん、開封する時も同様に、開封し易くなる。
図4−1は、本発明の他の一例で、注出口3が、容器の中心線上に設けられた例の正面図である。
上辺のシール部を左右に分けて傾斜させ、中央を注出口3としている。もちろん、上辺の左右のシール部の傾斜は、内容物を出し易くする作用効果があるが、傾斜させていなくても問題は無い。
さらに、スタンディングパウチのような底板がなく、一枚のフィルムを下辺側で折ってシーラント側を合わせて、単純な袋状に三方シールしたものである。
内容物の充填は、注出口3から管を挿入して充填し、充填後、注出タブ30をシールする方法でも良いし、上辺シール部の片方から充填して、充填後シールしてもかまわない。
狭持タブ5は、後から接着することが出来る。
図4−2は、図4−1の包装袋100の注出口近傍の形状が分かるようにした説明図で、注出口根元には、狭持タブ5の接着部52が、しっかり固定できるように、狭持タブ5の形状に合わせた形状にすることが望ましい。
図5は、狭持タブ5の斜視図である。
図5−1は、図1で示した狭持タブ5の例で、図5−2、図5−3は、狭持部の注出側飛び出し量を変化させた狭持タブ5である。
狭持部51を接着部52よりも注出側に飛び出させると、注出口を狭持タブ5と包装袋との間に挿入し易くなる。
腕部53が低いと、断面積が小さくなるので、狭持タブ5をたわまして、弓なりに変形し易くなる。逆に高いと、強固に注出口を隙間に固定できる。
狭持部51先端の形状は、角や先端を丸くした方が、注出口を狭持タブ5と包装袋との間に挿入し易くなるので好ましい。
本発明の包装袋は、以上のようなものであるが、包装袋100に用いる表フィルム1や裏フィルム10に使用される積層フィルムは、内容物やその保存条件などにもよるが、基材に2軸延伸フィルムを用いることが好ましい。
2軸延伸フィルムを基材に使用することで、バネのように反発する力が生じ、狭い狭持タブと包装袋との隙間の中で、抵抗となり、抜け出にくくなると共に、折り曲げ部分で、確実に狭持隙間が押し潰されて、閉鎖して、内容物の流出や、外部からの湿気、その他の進入を阻止できる。
このような積層フィルムの構成としては、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムと直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを貼り合せた2層の積層フィルムが考えられる。
その他、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート/2軸延伸ポリアミド/無水マレイン酸変性ポリエチレン/高圧法低密度ポリエチレン、
2軸延伸ポリエチレンテレフタレート/酸化珪素蒸着層/直鎖状低密度ポリエチレン、
2軸延伸ポリエチレンテレフタレート/低密度ポリエチレン/アルミ箔/直鎖状低密度ポリエチレン、等の構成が考えられる。
狭持タブは、プラスチックの押し出し板をプレスで抜いても良いし、射出成形、あるいは圧縮成形で製造しても良いし、バネ性の高い金属やセラミックスであってもかまわない。
狭持タブと包装袋との間で注出口を挟み留める為、また、注出口を開口しやすくするために、必要な曲げ弾性率を持つ弾性体とする必要がある。
素材としては、高圧法低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・ポリプロピレン共重合樹脂、ポリメチルペンテン、環状ポリオレフィン、エチレン・酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン類、スチレン、ハイインパクトスチレン、アクリロ・ブタジエン・スチレン共重合体、アクリロ・スチレン共重合体などのスチレン系樹脂、その他、ポリオキシメチレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチレンテレフタレートなど汎用熱可塑性樹脂の他に、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、などのエラストマーや、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂であってもかまわないし、ポリエチレンやポリエチレンテレフタレート樹脂などの再生樹脂であってもかまわない。
また、SUS301、SUS304など、オーステナイト系のステンレスや、りん青銅のようなバネ性のある金属板や薄肉のセラミックスなども使用できるが、金属やセラミックスを使用する場合、端部で包装袋が痛まない処理が必要になる。
さらに、狭持タブには内容物が付着するので、内容物によって変質したり、劣化したりしにくい素材を選定する必要がある。
その為、狭持タブの厚みや大きさは、注出口の長さや狭持タブの曲げ弾性率、包装袋の素材構成、内容物の粘度などによって、調整する。
本発明の包装袋は以上のようなもので、注出タブを持って注出口を引き裂いて開口し、その開口した包装袋は、注出口の流路を折り曲げ、狭持タブと包装袋との隙間に、注出口の流路を挿入して固定するだけで、簡単に注出口を再閉鎖することができる。
また、包装袋に細長い注出口を設けるだけの形状変更と、単純で安価な狭持タブを接着するだけで容易に包装袋を作ることが出来るので、一般的な従来の生産ラインを使用可能であるなど、本発明のメリットは大きい。
100・・・・包装袋
1・・・・・・表フィルム
10・・・・・裏フィルム
11・・・・・左辺
12・・・・・右辺
13・・・・・上辺
14・・・・・下辺
15・・・・・斜辺シール部
2・・・・・・底板
3・・・・・・注出口
30・・・・・注出タブ
300・・・・流路
31・・・・・切り欠き
32・・・・・脆弱線
33・・・・・注出シール部
4・・・・・・折り曲げ線
5・・・・・・狭持タブ
51・・・・・狭持部
52・・・・・接着部
53・・・・・腕部
54・・・・・接着材
55・・・・・凹部

Claims (5)

  1. 少なくとも端部に注出口を有する包装袋において、
    注出口根元近傍に狭持タブを備えており、
    この狭持タブが注出口の左右の包装袋表面に固定する2箇所の接着部と、
    左右接着部のほぼ中間近傍に設け、包装袋に接着していない狭持部と、
    接着部と狭持部との間を繋ぐ腕部とからなり、
    注出口先端は、狭持部先端よりも外側に突き出し、
    かつ、狭持部は、腕部よりも注出側にはみ出して設けられていることを特徴とする包装袋。
  2. 狭持タブから外側にはみ出した注出口の幅が、左右に設けた接着部の内側端部間隔よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 狭持タブが弾性体からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋。
  4. 狭持タブの左右両端に、凹部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の包装袋。
  5. 包装袋が、2軸延伸フィルムを含む積層シートで構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋。
JP2015116362A 2015-06-09 2015-06-09 包装袋 Pending JP2017001697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116362A JP2017001697A (ja) 2015-06-09 2015-06-09 包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116362A JP2017001697A (ja) 2015-06-09 2015-06-09 包装袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017001697A true JP2017001697A (ja) 2017-01-05

Family

ID=57753666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015116362A Pending JP2017001697A (ja) 2015-06-09 2015-06-09 包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017001697A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018111520A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 凸版印刷株式会社 液体用パウチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018111520A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 凸版印刷株式会社 液体用パウチ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4996815B2 (ja) 液体注出ノズルおよびそれを用いた包装袋ならびに包装袋の使用方法
KR101110521B1 (ko) 액체 주출 노즐, 그것을 사용한 포장봉지
US9102423B2 (en) Flip-lock instant closure mechanism and method
JP3825808B2 (ja) 流体の為の潰し得る容器
JP5588698B2 (ja) 注出口を有する袋体
JP6044048B2 (ja) 再密封が可能なブリスター包装容器
JP5138173B2 (ja) スパウト及びスパウト付きパウチ容器
JP2017001697A (ja) 包装袋
JP2016204011A (ja) 逆流防止弁付き口栓、及び、その口栓を有する容器
CN112823127B (zh) 管容器及其制造方法
JP6657930B2 (ja) フレキシブル包装体
JP2016216057A (ja) 包装袋
JP6384962B2 (ja) 液状物包装用複合型容器および該複合型容器における包装体の収納保持方法
JP2017001696A (ja) 再封可能なフィルム容器
JP5175382B2 (ja) 液体注出ノズル
JP2017007732A (ja) 包装袋
JP6459575B2 (ja) 包装袋
JP6808933B2 (ja) フレキシブル包装体
JP2017039548A (ja) 液状物充填包装体用保持容器
JP5891653B2 (ja) バッグインボックス
JP6716898B2 (ja) フレキシブル包装体
JP2011073682A (ja) 収容体
JP2002002734A (ja) 注出口組合体
JPH06179459A (ja) 液体容器及び面状通路部材
JP4397616B2 (ja) スパウト付きパウチ容器及びその製造方法