JP2017000585A - 眼科手術後の保護具 - Google Patents

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Abstract

【構成】 アイカップと、その周囲に取り付けたフィッティング部とを設けた眼科手術後の保護具であり、フィッティング部はシリコン粘着素材を材料として、眼窩に沿って顔面に貼り付けるための形状を有するように形成する。【効果】 手術した方の眼を完全に覆うことが可能になるので洗髪時に眼を保護することができ、また十分な洗髪ができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、手術後の眼の洗髪に際しての保護具に関する。
白内障などの眼科手術後に、自己による洗髪が許可されたのちにも水やシャンプー剤が眼に入ることは厳禁であり、恐る恐るの洗髪を余儀なくされている。
仮にゴーグルをつけての洗髪で眼への防水は図れたとしても、ゴーグルのストラップが洗髪に非常に不便であり、満足な洗髪ができない。
また眼にシートを貼り付けるなどしても、肌とシートとの密着性が不安で、すぐにはがれたり隙間からの水の浸入などが不安である。
特許文献1(特開2005−261633)は、眼科手術後に瞬きを抑えて眼球を保護するための眼帯を開示している。
特開2005−261633
しかしながら、洗髪の許可が出た後の眼の保護を目的とするものではなく、必要なときにのみ自在に取り付け取り外しが可能であることについても考慮されていない。
この発明の課題は、白内障などの眼科手術後において、おもに洗髪時に眼を完全に保護すると共に、十分な洗髪を可能にすることにある。
この発明の眼科手術後の保護具は、アイカップと、その周囲に取り付けたフィッティング部とからなり、フィッティング部はシリコン粘着素材を材料とし、眼窩に沿って顔面に貼り付けるための形状を有するように形成したことを特徴とする。
アイカップを顔面に直接貼り付けることができるので、洗髪時などに眼の防水が図れる。また、ストラップを有しておらず、片眼のみに貼り付けることができるので、手術した方の眼だけの防水が可能になる。洗髪時に邪魔になることが無く、気持ちの良い洗髪ができる。
好ましくは、アイカップの周囲にフレームを設け、このフレームにフィッティング部を取り付けることを特徴とする。
またこの発明の眼科手術後の保護具は、アイカップと、シリコン粘着素材を材料とするフィッティング部とを有して、フィッティング部は、アイカップを覆うと共に、その周辺部は眼窩に沿って顔面に貼り付ける形状を有するように形成したことを特徴とする。
例えば白内障の手術は原則として片眼ずつ行うため、手術しなかった方の眼で視界を得られる。保護する側の眼を完全に覆っても良く、光を遮ることにより安心感を得ることができる。
実施例の保護具の斜視図 実施例の保護具のA−A方向断面図 別の実施例の保護具を示す断面図 肌へ密着する面積を決めるための図 実施例の保護具を顔面に装着した状態を示す図
以下に、本願発明の最適実施例を示す。本願発明の実施に際しては、当業者の常識及び先行技術の開示に従い、実施例を適宜に変更できる。
実施例の眼科手術後の保護具2を、図1に示す。4はポリカーボネイトなどからなるアイカップで、そのほかのプラスチックなどであってもよい。眼球を保護できる形状、高さ、厚み、縦横方向のサイズを有しており、眼への接触などの刺激を防止する。6はフィッティング部で、ヌーブラ(商品名)などに使用されるシリコン粘着素材を用いる。そしてフィッティング部6の形状は、眼窩に沿って顔面に貼り付けるに適した曲線を描く形状とすることが好ましく、凹凸のある顔面への密着性を高めて安定した取り付けを可能とする。
アイカップ4をフィッティング部6で眼の周囲の顔面に粘着させると、眼に水滴やシャンプー剤が入ることを防止できる。またフィッティング部6は肌へ密着するので、それのみでアイカップ4を保持でき、ストラップなどが不要である。
手術後の洗髪には、例えばゴーグルを用いることが一般的であるが、両眼の保護は不要でしかも見えにくく不便である。さらにゴーグルのストラップが邪魔になり、十分な洗髪の妨げになっている。実施例の保護具を用いれば、片眼で、ストラップ無し、しかも顔面に直接アイカップを密着させることが可能になるので、眼を保護しつつ安心して洗髪することができる。
なお8は、取り外しの便宜のためにフィッティング部6に設けた突起である。フィッティング部6により保護具2は肌に密着して貼り付けられているので、突起8を指で引っ張ることで容易に取り外すことができる。
実施例の保護具2のA−A方向断面図を、図2に示す。実施例では、アイカップ4とフィッティング部6とを、アイカップ4の周囲に設けたフレーム10を介して取り付けている。フレーム10の素材は、プラステックなど任意である。フレーム10を介さずに、アイカップ4とフィッティング部6とを直接に貼り付けるなどしても良い。12はフッティング部6の肌面への密着面であり、肌へ張り付いてアイカップ4を固定して保持するための、密着を可能とする面積を有する。
16は、手術した眼を収容するためのホールであり、眼にガーゼなどが貼り付けられている場合を考慮して、十分な空間を持つことが望ましい。サイズや形状は任意である。さらに、アイカップ4は必ずしもスケルトンで無くても良く、色つきなどであっても良い。またアイカップ4が曇ることを防止するため、内面に曇り止めコーティングを施しても良く、あるいはアイカップ4に微小な空気孔を設けても良い。保護具2の装着時間が長くなりがちな毛染め時などに、アイカップ4が曇ることを防止できる。
図3に、別の実施例の保護具200の断面図を示す。保護具200は、アイカップ4全体がフィッティング部6で覆われており、フィッティング部6の周辺部に十分な面積の密着面12を設けるのは、図2の実施例と同様である。保護具200によれば、眼への光を遮断できるので、安心感が得られる。
図4は、密着面12を肌に貼り付けるための面積を決めるための図である。図において、眉18と鼻筋を示す線20に囲まれ、眼窩22を覆いかつ貼り付け可能な面を24として示す。この面24へ貼り付ける密着面12は可能な限り大きくすると、安定して顔面への密着が図れる。一般的に、鼻側の面積は細めではあるが、眼の外側の部分の面積は大きい。そして、実施例の保護具2、200は、ゴーグルなどと同様に、男女用、子ども用やサイズ別のS,M,Lなどを用意しても良い。顔のサイズ、眼窩のサイズ、肌へ密着可能な面積が人によりそれぞれ異なるため、最適なサイズの保護具を用いると完全な防水が図れる。
図5に、実施例の保護具2,200を装着した状態を示す。保護具2の装着は、目頭側で肌へ当てた後に目尻方向に向かって中の空気を抜くように徐々に押し当てて、目尻側のフィッティング部を肌に密着させるようになでつけて行う。
図に示すように、実施例の保護具2,200によると手術後の眼を片眼ずつ保護することができる。実施例では、左目の場合について図面に表しているが、必要な側の眼を保護する。そして左右別の形状の保護具とすることもできる。右目用と左目用とでは、密着面12の形状が上下逆になるので、密着性を高めるために、右目用、左目用を別個にすることが好ましい。
このように、実施例の眼科手術後の保護具を用いると、洗髪や毛染めを安心してかつ充分に行うことが可能になる。しかも、洗髪時での取り付け取り外しが自在であり、必要なときだけ自分で装着できる。
ヌーブラ素材で肌に密着させるので、隙間からの水の浸入の不安が無く、すぐにはがれる恐れもほとんど無い。
2, 200 保護具
4 アイカップ
6 フィッティング部
8 突起
10 フレーム
12 密着面
16 ホール
18 眉
20 鼻筋を示す線
22 眼窩
24 貼り付け可能な面

Claims (3)

  1. アイカップと、その周囲に取り付けたフィッティング部とからなり、
    該フィティング部はシリコン粘着素材を材料とし、眼窩に沿って顔面に貼り付けるための形状を有するように形成したことを特徴とする、眼科手術後の保護具。
  2. アイカップの周囲にフレームを設け、このフレームにフィッティング部を取り付けることを特徴とする、請求項1の眼科手術後の保護具。
  3. アイカップと、シリコン粘着素材を材料とするフィッティング部とを有し、
    該フィッティング部は、アイカップを覆うと共に、その周辺部は眼窩に沿って顔面に貼り付ける形状を有するように形成したことを特徴とする、眼科手術後の保護具。
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