JP2017000565A - 画像処理装置、放射線撮影装置、画像処理方法、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、放射線撮影装置、画像処理方法、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ダーク補正処理において、残像による変動ダーク成分を補正することが可能な画像処理技術を提供すること。【解決手段】画像処理装置は、被写体画像から、放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減じることにより、被写体画像のダーク成分を除去する補正処理を行う第一補正部と、第一のダーク画像よりも後に取得された第二のダーク画像と、第一のダーク画像とに基づいて、補正処理が行われた補正後画像に含まれる変動ダーク成分による評価値を取得する評価値取得部と、評価値に基づいて、補正後画像から変動ダーク成分を除去する補正処理を行う第二補正部と、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、画像処理装置、放射線撮影装置、画像処理方法、プログラム、および記憶媒体に関するものである。
近年、アモルファスシリコンや単結晶シリコンからなる撮像素子(検出部)を二次元に配列し、放射線像の撮影を行う放射線撮影装置が実用化されている。このような放射線撮影装置では、撮像素子の暗電流等に起因した固定パターンノイズの影響を低減させるための処理として、被写体画像から放射線を照射しない状態で取得したダーク画像を差し引くダーク補正処理が行われる。
特許文献1には、動作温度の変動による暗電流の増減や被写体撮影時に発生する残像などの影響で変動した撮像素子の変動出力を、一定間隔で撮影したダーク画像の平均値から取得した固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)に基づいて補正する技術が提案されている。
特開2004−201784号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ダーク画像の平均値を使用して固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)を補正している。このため、一定間隔でダーク画像を取得するタイミングが、前回の被写体画像の撮影後になると、入力信号に応じて生じ得る残像が補正結果に影響を与えることになる。例えば、補正処理において、残像により固定出力が高く見積もられてしまうと、被写体情報をダーク補正処理により欠損させてしまう過補正が生じ得る。
上記の課題に鑑み、本発明は、ダーク補正処理において、残像による変動ダーク成分を補正することが可能な画像処理技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の一つの側面に係る画像処理装置は、被写体画像から、放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減じることにより、前記被写体画像のダーク成分を除去する補正処理を行う第一補正部と、
前記第一のダーク画像よりも後に取得された第二のダーク画像と、前記第一のダーク画像とに基づいて、前記補正処理が行われた補正後画像に含まれる変動ダーク成分による評価値を取得する評価値取得部と、
前記評価値に基づいて、前記補正後画像から前記変動ダーク成分を除去する補正処理を行う第二補正部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ダーク補正処理において、残像による変動ダーク成分を補正することが可能な画像処理技術の提供が可能になる。
本発明によれば、ダーク補正処理において、残像による変動ダーク成分を補正することにより、画像のコントラストの低下や、被写体情報の欠損による画質の低下を軽減することが可能な画像処理技術の提供が可能になる。
実施形態にかかる放射線撮影装置の構成例を示す図。 第1実施形態における放射線撮影装置の処理の流れを説明する図。 第1実施形態における評価値取得部の処理の流れを説明する図。 評価値取得部の処理を説明する図。 差分画像のヒストグラムの一例を示した図。 第2実施形態における評価値取得部の処理の流れを説明する図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[第1実施形態]
(放射線撮影装置100の構成)
図1は、第1実施形態の放射線撮影装置の基本構成を示すブロック図である。尚、図1に示す構成を放射線撮影システムということもある。また、本実施形態において放射線とは、X線だけに限らず、放射性崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えば粒子線や宇宙線なども含まれるものとする。
放射線撮影装置100は、放射線を発生させる放射線発生部101と、被写体102を載置するための載置部103(寝台)と、放射線を検出する検出部104と、を備えている。検出部104は、被写体102を通過した放射線に応じた画像データを出力する。検出部104は、例えば、CCDや、アモルファスシリコンや単結晶シリコンからなる固体撮像素子を二次元に配列した撮像素子を備えている。検出部104は、検出された放射線をデジタルデータに変換し、画像データとして出力する。
また、放射線撮影装置100は、制御部105と、各種データを収集するデータ収集部106と、ユーザーの指示に従って画像処理や機器全体の制御を行う情報処理装置107と、情報処理装置107から出力される画像を表示する表示部120とを備えている。情報処理装置107は、検出部で検出された画像データを処理する画像処理装置119を有する。
制御部105(制御装置)は、放射線発生部101、検出部104、およびデータ収集部106(データ収集装置)を制御することが可能である。制御部105(制御装置)は、放射線発生部101の放射線を発生するタイミングと放射線発生部101の撮影条件を制御する。また、検出部104は、制御部105の制御に基づいて、放射線発生部101の放射線照射のタイミングと同期した放射線の検出処理を行い、検出した放射線をデジタルデータに変換し、画像データとして出力する。
データ収集部106(データ収集装置)は、データ収集部106は、検出部104で検出された画像データを収集し、画像処理装置119に送信する。データ収集部は、予め定められた送信レートに従い、画像データの画素を間引いて画像処理装置119に送信することが可能である。例えば、送信レートは、検出部104の全画素データと、表示部117の表示に必要な画素データとの比率から決定される。例えば、データ収集部106は、制御部105の制御に基づいて、検出部104から各種デジタルデータを収集し、収集したデータを情報処理装置107の画像処理装置119に送信する。データ収集部106で収集されたデータは、情報処理装置107の内部において、CPUバス112を介して、画像処理装置119(ダーク補正部118や画像処理部111)に入力される。
情報処理装置107は、各構成要素の制御を行うCPU113と、各種データを一時的に記憶するメモリ114と、操作部115と、各種画像データを記憶する記憶部116と、画像処理装置119(ダーク補正部118および画像処理部111)とを有する。情報処理装置107の各構成要素は、CPUバス112を介して電気的に接続されており、相互にデータの送受信が可能である。
メモリ114はCPU113の処理に必要な各種のデータやプログラムなどを記憶すると共に、CPU113の作業用のワークメモリを含む。CPU113は、メモリ114を用いて、操作部115に入力されるユーザーの指示に従い、情報処理装置107、画像処理装置119および放射線撮影装置100の動作制御等を行う。
操作部115がユーザーの指示を受けると、CPU113の全体的な制御の下に、放射線が照射され画像の取得が行われる。放射線発生部101から被写体102に所定の撮影条件で放射線が照射され、被写体102を通過した放射線は検出部104により検出される。ここで、制御部105は放射線発生部101に対して、電圧や電流、照射時間などの撮影条件を制御する。放射線発生部101は、所定の撮影条件で放射線が発生されるようになっている。検出部104で検出された放射線の情報は、デジタルデータに変換され、データ収集部106(データ収集装置)によって画像データとして収集される。
画像処理装置119は、ダーク補正部118と画像処理部111とを備えている。ここで、ダーク補正部118は、機能構成として、固定出力補正部108(以下、第一補正部ともいう)と、評価値取得部109と、変動出力補正部110(以下、第二補正部ともいう)とを備えている。ここで、固定出力補正部108(第一補正部)は、被写体画像から、放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減じることにより、被写体画像のダーク成分を除去する補正処理を行う。すなわち、固定出力補正部108は、放射線を照射した状態で取得した被写体画像から放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減算することにより、被写体画像に含まれるダーク成分として、放射線を検出する検出部の固定出力成分を除去する。評価値取得部109は、第一のダーク画像よりも後に取得された第二のダーク画像と、第一のダーク画像とに基づいて、補正処理が行われた補正後画像に含まれる変動ダーク成分による評価値を取得する。変動ダーク成分は、被写体画像のダーク成分の変動成分であり、検出部の固定出力の変動成分である。評価値取得部109は、変動ダーク成分を補正するための評価値を取得する。変動出力補正部110(第二補正部)は、評価値に基づいて、補正後画像から変動ダーク成分を除去する補正処理を行う。
データ収集部106によって収集され、情報処理装置107に送信された画像がダーク補正部118に入力された後、ダーク補正部118は上記の機能構成により画像にダーク補正を行い、ダーク補正を加えた画像データを出力する。
CCD、アモルファスシリコンや単結晶シリコン等からなる検出部104の固体撮像素子は、放射線が照射されていない無信号状態でも暗電流に基づく電荷が蓄積される特性を有する。以下の説明において、ダークとは、暗電流に基づいて蓄積された電荷のオフセットを意味する。このオフセットを補正する方法をダーク補正という。また、放射線を照射して被写体を撮影した画像を撮影画像(被写体画像)といい、放射線を照射しないで撮影した画像をダーク画像という。固定出力補正部108(第一補正部)、評価値取得部109、および変動出力補正部110(第二補正部)によるダーク補正の具体的な処理内容については後述する。
ダーク補正部118によってダーク補正された画像データは、画像処理部111に入力される。画像処理部111は、ゲイン補正、欠陥補正などの前処理を行った後、ノイズ低減処理、各種強調処理や階調変換処理を適用して、診断を行うための画像データを出力する。ここで、画像処理部111が行う画像処理については既知のいかなるものを使用してもよい。本実施形態において、ダーク補正部118は情報処理装置107に搭載される形態としたが、本実施形態はこの構成に限るものではなく、例えば、情報処理装置107とは独立した構成にしたり、ダーク補正装置専用のCPUやメモリを有する構成としてもよい。また、ダーク補正部118および画像処理部111の構成をデータ収集部106や制御部105に設け、データ収集部106や制御部105において、ダーク補正処理や画像処理を実行するようにしてもよい。
(放射線撮影装置100の動作)
次に、図2を用いて、放射線撮影装置100の動作について説明する。まず、ステップS201において、放射線撮影装置100は、制御部105の制御の下、第一のダーク画像を撮影する。検出部104は、放射線を照射しない状態(非露光状態)で電荷の蓄積動作を行い、蓄積された電荷に基づく画像をダーク画像として出力する。このダーク画像は、固体撮像素子の暗電流等に起因した固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)を含んだ画像であり、データ収集部106は固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)を含んだダーク画像を収集する。データ収集部106は、収集したダーク画像を情報処理装置107に送信し、データ収集部106により送信されたダーク画像は、CPUバス112を介して、記憶部116に転送され、保存される。ステップS201で取得する第一のダーク画像は、被写体画像から基本的な固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)を除去する(後述するステップS204の第一のダーク補正処理で用いる)ための画像として使用される。第一のダーク補正処理で用いるため、第一のダーク画像は被写体画像と同じ解像度で撮影する必要がある。
放射線撮影装置100はダーク画像に含まれるノイズの影響を軽減するために、複数枚のダーク画像(第一のダーク画像)を撮影し、撮影した複数枚のダーク画像の特性を平均して、後述のステップS204の第一のダーク補正処理に用いることが可能である。
固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)の量は、撮影時の蓄積時間によって変動することが知られている。そのため、動画撮影を行う場合などのように、撮影時の動作モードやフレームレートの違いによって被写体の撮影時間(電荷の蓄積時間)が一定にならない場合が生じ得る。このような場合は、本ステップにおいて、複数の異なる蓄積時間に対応したダーク画像(第一のダーク画像)を撮影しておき、記憶部116に保存しておくことも可能である。この場合、固定出力補正部108(第一補正部)は、制御部105から撮影時の動作モードやフレームレート等の撮影条件を示す情報を取得する。そして、固定出力補正部108(第一補正部)は、撮影条件に対応するダーク画像を記憶部116から取得して、第一のダーク補正処理(S204)で用いることが可能である。
ステップS202において、放射線撮影装置100は、制御部105の制御の下、第一のダーク画像よりも後に第二のダーク画像を撮影する。撮影に伴う検出部104の動作はステップS201と同等であるが、ステップS201における第一のダーク画像の撮影から、ステップS203における被写体画像の撮影までの間に、断続的に第二のダーク画像の取得動作が実行されるところに特徴がある。放射線撮影装置100は、断続的な取得動作を、一定の時間の間隔(例えば1秒毎)で行うことが可能である。CPU113は、この時間の間隔を任意に設定することが可能であり、CPU113により設定された時間間隔に基づいて、第二のダーク画像が取得される。
なお、ステップS202で取得する第二のダーク画像は、固定パターンノイズの変動分(検出部の固定出力成分の変動分)を追加補正する(後述するステップS208の第二のダーク補正処理で用いる)ための画像として使用される。被写体画像の撮影間隔(撮影タイミング)は、ユーザーの使用方法によって異なるため、放射線撮影装置100側では制御できない。このため、第二のダーク画像の取得はなるべく簡便に、短時間で行うことが必要とされる。
本ステップでは、データ収集部106は、情報処理装置107へのデータ送信を制御することにより、後述するステップS205〜S207の処理で必要とされる情報を情報処理装置107に送信可能である。データ収集部106は、例えば、画像データを1/N(Nは2以上の整数)に間引いて情報処理装置107に送信したり、取得時の蓄積時間を1種類とするなどして、データ送信処理を高速に実行することが可能である。
画像の間引き方については、種々の技術を用いることが可能である。データ収集部106は、送信レートを、検出部104の全画素データと、表示部117の表示に必要な画素データとの比率から決定することが可能である。例えば、2次元の固体撮像素子の総画素数を2688×2688画素とし、情報処理装置107のCPU113が表示制御を行う表示部117の表示可能画素を336×336画素とする。この場合、補正の結果を表示部117で確認することができるように、データ収集部106は、画像データを1/8(=336/2688)に間引いて情報処理装置107に送信することが可能である。
散乱放射線を抑制するためにグリッドを使用した撮影においても、グリッド密度と検出部104の画素ピッチの干渉によって画像上に発生するモアレに対処できるようにデータ収集部106は、画像データの間引きを制御してデータの送信することが可能である。間引きされた画像データは、CPU113の制御によりCPUバス112を介して記憶部116に転送され、記憶される。
ステップS203において、放射線撮影装置100は、被写体画像の撮影を行う。操作部115を介したユーザーの指示に従って、制御部105は放射線発生部101からの放射線の照射動作と、検出部104の蓄積動作とを同期して行うように制御する。検出部104で撮影された被写体画像データは、データ収集部106によって収集され、データ収集部106は、収集した被写体画像データを情報処理装置107に送信する。送信された被写体画像データは、CPU113の制御によりCPUバス112を介して画像処理装置119に入力される。
ステップS204において、固定出力補正部108(第一補正部)は、第一のダーク補正処理を行う。すなわち、固定出力補正部108(第一補正部)は、被写体画像から、放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減じることにより、被写体画像のダーク成分を除去する補正処理を行う。固定出力補正部108(第一補正部)は、放射線を照射した状態で取得した被写体画像から第一のダーク画像を減算することにより、被写体画像に含まれる検出部の固定出力成分を除去する。具体的には、固定出力補正部108(第一補正部)は、ステップS203で取得した被写体画像から、ステップS201で取得した第一のダーク画像を減算し、固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)を除去する処理を行う。第一のダーク補正処理により、被写体画像から基本的な固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)が除去される。ただし、本ステップの処理では、ダーク撮影から被写体画像撮影までの時間に変動した固定パターンノイズの変動分(検出部の固定出力成分の変動分)を補正することができない。このため、固定パターンノイズの変動分が第一のダーク補正処理後の画像(補正後画像)に残った状態となっている。
ステップS205において、評価値取得部109は、第一のダーク画像および第二のダーク画像、およびこれまで撮影した被写体画像を解析し、補正後画像に含まれる変動ダーク成分(検出部104の固定出力の変動成分)を補正するための評価値を取得する処理を行う。尚、評価値取得部109の具体的な処理については後述する。
ステップS206において、変動出力補正部110(第二補正部)は、第二のダーク補正処理を行う。変動出力補正部110(第二補正部)は、取得した評価値に基づいて、補正後画像から変動ダーク成分を除去する補正処理を行う。すなわち、変動出力補正部110(第二補正部)は、ステップS205で取得した評価値に基づき、第一のダーク補正処理後の画像(補正後画像)に対して更に第二のダーク補正処理を行う。具体的には、変動出力補正部110(第二補正部)は、ステップS204で補正された第一のダーク補正処理後の画像(補正後画像)から、ステップS205で取得した評価値を減算し、変動ダーク成分(検出部104の固定出力の変動成分)を除去する補正処理を行う。第二のダーク補正処理により、第一のダーク補正処理後の画像(補正後画像)から変動ダーク成分が除去される。尚、変動出力補正部110(第二補正部)の具体的な処理については後述する。
ステップS207において、CPU113は、操作部115を介して放射線の照射指示が継続されているか否かを判定する。放射線の照射指示が継続されている場合(S207−Yes)、処理はステップS203に戻され、放射線撮影装置100は、制御部105の制御の下に、被写体画像の撮影を連続して実行する。一方、ステップS207の判定で、放射線の照射指示が継続されていない場合(S207−No)、処理はステップS208に進められる。
一連の撮影動作が完了したあと、ステップS208において、CPU113は、被検者に対する撮影手技情報に基づいて、放射線撮影装置100の撮影可能な状態を継続するか否かを判定する。例えば、被検者に対する撮影手技が完了していない場合、CPU113は、撮影可能な状態を継続すると判定し(S208−Yes)、処理をステップS202に戻す。そして、ステップS202において、放射線撮影装置100は、制御部105の制御の下、断続的に第二のダーク画像を撮影する動作を行う。そして、ステップS202以降、同様の処理を繰り返す。
ステップS208の判定で、被検者に対する撮影手技が終了し、装置の使用が完了して電源を落とすような場合、CPU113は、撮影可能な状態を継続しないと判定し(S208−No)、処理を終了する。次に放射線撮影装置100を再起動する場合は、ステップS201の第一のダーク画像撮影から再度処理を行うこととなる。
(評価値取得部109の処理)
次に、図2のステップS205における評価値取得部109の具体的な処理について説明する。本処理において、評価値取得部109は、第二のダーク画像と第一のダーク画像との差分により取得された差分画像について検出部の出力値のヒストグラムを生成する。そして、評価値取得部109は、ヒストグラムの分布を、クラスタリング処理により分類し、分類の結果に基づいて、補正後画像に含まれる変動ダーク成分を除去するための評価値を取得する。すなわち、評価値取得部109は、分類の結果に基づいて、補正後画像に含まれる、検出部104の固定出力の変動成分を除去するための評価値を取得する。評価値取得部109の処理を、具体的に図3を参照して説明する。
図3は、評価値取得部109が行う処理のフローチャートである。ステップS301において、評価値取得部109は、第一のダーク画像D1と、第二のダーク画像D2ijとの減算(差分演算)を行い、差分画像D3を取得する。ここで、係数iは、撮影シーケンスが開始してからi回目の被写体画像の撮影が行われる前のタイミングで取得したことを示し、係数jは、あるタイミングで画像をj枚取得したことを示す。評価値取得部109は、第一のダーク画像D1の撮影から被写体画像の撮影までの間で、固定パターンノイズの変動情報が多く含まれる被写体画像撮影の直前に取得された画像を、差分画像D3の取得に用いる第二のダーク画像として使用可能である。
図4は、評価値取得部109の処理を具体的に説明する図である。図4に示す具体例では、係数i=1、2の場合が示されている。図4において、固定パターン出力401は固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)の出力(固定パターン出力)を例示する図である。参照番号402は、第一のダーク画像D1、第二のダーク画像D2ij、および被写体画像の撮影の撮影シーケンスを例示する図である。
撮影シーケンス402に示すように、初めに第一のダーク画像D1を撮影した後(図2のS201)、被写体画像の撮影の指示を受けるまで、断続的に第二のダーク画像D211〜D21aまでのa枚の第二のダーク画像を取得する(図2のS202)。その後、被写体画像の撮影を開始し、撮影指示が終了するまでX11〜X1bの、b枚の被写体画像の撮影を行っている(図2のS203、S207−Yes)。放射線の照射指示が継続されずに被写体画像の撮影が終了した後、更に撮影可能状態を継続する場合、第二のダーク画像の撮影処理を行う(図2のS207−No、S208−Yes、S202)。
そして、第二のダーク画像D221〜D22cまでのc枚の第二のダーク画像を取得する。撮影シーケンス402では、その後、被写体画像の撮影を開始し、撮影指示が終了するまでX21〜X2dの、d枚の被写体画像の撮影を行っている(図2のステップS203、S207−Yes)。以降、同様に第二のダーク画像D231・・・が同様に取得される。
固定パターン出力401では、検出部104の固定パターンノイズ(検出部の固定出力成分)が温度変化等によって経時的に変動していく状態が例示的に示されている。ここでは、第二のダーク画像D21aを取得した時点における固定パターンノイズの変動量(検出部104の固定出力成分の変動量)はA1である。また、第二のダーク画像D22cを取得した時点における固定パターンノイズの変動量(検出部104の固定出力成分の変動量)はA2である。固定パターンノイズの変動量は、時間の経過に従って、A1からA2に増加(A2>A1)している。固定パターンノイズの変動量を過不足なく補正し、画像のコントラストに与える影響を軽減するためには、固定パターンノイズの変動量A1、A2を正しく推定することが重要となる。
評価値取得部109は、第一のダーク画像D1と、被写体画像の撮影が行われる前のタイミングで取得した第二のダーク画像D21aとの差分演算により、差分画像D3を取得する。図4に示す差分画像D3のように、被写体画像の撮影が行われる前のタイミングで取得した第二のダーク画像D21aを用いた差分画像には、ほぼ固定パターンノイズの変動分の情報のみが含まれる。
放射線撮影装置100の種々のユースケースによっては、第二のダーク画像D2の取得前に被写体画像の撮影が行われる場合も想定される。被写体画像の撮影条件により、放射線の残像成分が第二のダーク画像に重畳する場合が生じ得る。例えば、被写体の胸部撮影のように、被写体がない領域に放射線が直接的に連続照射される撮影領域においては残像成分Lが発生し、残像成分Lが第二のダーク画像D2の信号に重畳する場合が生じ得る。
この場合、評価値取得部109は、差分画像D3と同様に、第一のダーク画像D1と、第二のダーク画像D22cとの差分演算により、差分画像D3を取得すると、本来取得するべき固定パターンノイズの変動量A2(検出部104の固定出力成分の変動量)に加えて、残像成分Lの信号が重畳された状態で差分画像D3が取得される場合が生じ得る。本実施形態において、評価値取得部109は、以下の処理によりに残像成分Lが重畳していない固定パターンノイズの変動量A2を取得する。
説明を図3に戻し、ステップS302において、評価値取得部109は、先のステップS301で取得した差分画像D3のヒストグラムを生成する。図4の参照番号403は、差分画像のヒストグラムを例示する図である。ヒストグラムの横軸は差分画像D3に含まれる各画素の固定パターンノイズの出力値であり、縦軸は頻度である。図4の例において、ヒストグラム403aは、差分画像D3のヒストグラムであり、ヒストグラム403bは、差分画像D3のヒストグラムである。
差分画像D3のヒストグラム403aでは、固定パターンノイズの変動量A1に残像成分Lが重畳していないため、固定パターンノイズの変動量A1(検出部104の固定出力成分の変動量)に由来する度数分布のクラスタ(ピーク)が一つ発生する。一方、差分画像D3のヒストグラム403bでは、固定パターンノイズの変動量A2(検出部104の固定出力成分の変動量)に残像成分Lが重畳される。このため、ヒストグラム403bの度数分布は、固定パターンノイズの変動量A2に由来する度数分布のクラスタ(ピーク)と、残像成分Lに由来するクラスタ(ピーク)と、を有する度数分布となる。
ステップS303において、評価値取得部109は、差分画像D3のヒストグラムをクラスタリングする。前述したように、差分画像D3のヒストグラムには、固定パターンノイズの変動量のクラスタに加えて残像成分に由来するクラスタが重畳される場合が生じ得る。残像成分Lは固定パターンノイズの出力成分に加算されるものであるから、ヒストグラム上で、残像成分Lは固定パターンノイズの出力値に比べてより高い出力値の分布を持つことが想定される。評価値取得部109は、この特徴を利用して、差分画像のヒストグラムから固定パターンノイズの変動量の情報を推定する処理を行う。
図5は、差分画像のヒストグラムの一例を示した図である。評価値取得部109は、クラスタリング処理を行った結果により、差分画像のヒストグラムを、出力の小さい集団に属する第一のクラスタ501と、それ以外の集団に属する第二のクラスタ502とに分類することができる。
固定パターンノイズは、検出部104の動作温度の変動による暗電流の増減や、被写体撮影時に発生する残像などの影響によって変動することが知られている。図5に例示する第一のクラスタ501は、検出部104の動作温度の変動による暗電流の増減に基づく固定パターンノイズの変動に対応している。また、第二のクラスタ502は、被写体撮影時に発生する残像などの影響に基づく固定パターンノイズの変動に対応している。
評価値取得部109は、クラスタリングの方法として、例えば、判別分析法を用いて差分画像の出力値を二値化し、二値化の結果のうち小さい方を第一のクラスタ501に分類し、二値化の結果のうち大きい方を第二のクラスタ502に分類することができる。
あるいは、評価値取得部109は、ガウス混合モデルを用いて、差分画像のヒストグラムを複数のクラスタに分類することも可能である。そして、評価値取得部109は、複数のクラスタのうち、より小さい出力のクラスタを第一のクラスタ501とし、それ以外のクラスタを第二のクラスタ502として分類することも可能である。尚、評価値取得部109が使用するクラスタリングの方法は、上記のものに限定されるものではなく、評価値取得部109は、種々の方法を適用して、差分画像D3のヒストグラムのクラスタリングを行うことが可能である。
ステップS304において、評価値取得部109は、分類したクラスタから、固定パターンノイズの変動量を推定した評価値Ciを取得する処理を行う。評価値取得部109は、ステップS303で分類した第一のクラスタ501(代表クラスタ)の中央値Cを評価値として取得する。
評価値取得部109は、クラスタリング処理による分類の結果、ヒストグラムの分布が一つのクラスタになる場合、クラスタにおける中央値を評価値として取得する。また、評価値取得部109は、クラスタリング処理による分類の結果、ヒストグラムの分布が複数のクラスタになる場合、複数のクラスタのうち、より小さい出力値のクラスタの中央値を評価値として取得する。例えば、図4に示したヒストグラム403aにおいて、クラスタは一つであり、評価値取得部109はヒストグラム403aのクラスタにおける中央値C1を評価値として取得する。また、評価値取得部109は、ヒストグラム403bにおいて、分類した複数のクラスタのうち、より小さい出力値のクラスタの中央値C2を評価値として取得する。以上の処理により、評価値取得部109の処理を終了する。評価値取得部109は、クラスタリング処理により、ヒストグラムの分布を、検出部の動作温度の変動に基づく変動ダーク成分に対応した第1の分布と、被写体撮影時に発生する残像の影響に基づく変動ダーク成分に対応した第2の分布とに分類する。そして、評価値取得部109は、第1の分布に基づいて、補正後画像に含まれる変動ダーク成分を除去するための評価値を取得することが可能である。すなわち、評価値取得部109は、第1の分布に基づいて、補正後画像に含まれる検出部104の固定出力の変動成分を補正するための評価値を取得することが可能である。
(変動出力補正部110の処理)
次に、図2のステップS206における、変動出力補正部110(第二補正部)の具体的な処理について説明する。変動出力補正部110(第二補正部)は、評価値が閾値より小さい場合、固定出力補正部(第一補正部)により補正された補正後画像から評価値を減算することにより、補正後画像に含まれる変動ダーク成分(検出部104の固定出力の変動成分)を除去する補正処理を行う。また、変動出力補正部110(第二補正部)は、評価値が閾値以上となる場合、第一のダーク画像のダーク成分(検出部の固定出力成分)に、評価値に基づいた係数を乗算することによって、第一のダーク画像のダーク成分の変動量(検出部の固定出力成分の変動量)を取得する。そして、変動出力補正部110(第二補正部)は、固定出力補正部(第一補正部)により補正された補正後画像から、取得したダーク成分の変動量を減算することにより、補正後画像に含まれる変動ダーク成分(検出部の固定出力の変動成分)を除去する補正処理を行う。
具体的には、変動出力補正部110(第二補正部)は、以下の処理を実行する。すなわち、変動出力補正部110は、評価値取得部109により取得された評価値Ciに基づき、第一のダーク補正処理を行った画像(Xij−D1)に対して、以下の(1)式により第二のダーク補正処理を行う。
(1)式において、Xijは被写体画像であり、D1は第一のダーク画像である。Xij−D1は、被写体画像から第一のダーク画像を減算した第一のダーク補正処理後の画像(補正後画像)を示す。
C1は、第一のダーク画像D1に対して評価値取得部109の処理を行って求めた評価値である。この評価値は、例えば、図4で示したヒストグラム403aの評価値C1に対応する値である。
係数iは、撮影シーケンスが開始してからi回目の被写体撮影が行われることを指し、係数jは、あるタイミングで被写体画像をj枚取得したことを示す。procXijは、第二のダーク補正処理済み画像であることを示している。閾値Thは、検出部104の特性によって異なる情報であり、予め測定によって閾値Thを取得し、メモリ114に設定しておくことが可能である。
変動出力補正部110(第二補正部)は、第二のダーク補正処理を実行する際に、メモリ114から閾値Thを取得し、評価値Ciと閾値Thとを比較する。変動出力補正部110(第二補正部)は、比較結果に基づいて、(1)式により第二のダーク補正処理を行う。
本処理で補正する対象は、変動ダーク成分(検出部の固定出力の変動成分)である。固定パターンノイズの変動様式を考えると、変動量が少ない(閾値より小さい)場合は、変動量をおおよそ画像全体で一定値と見積もることができ、評価値Ciを画像で一律減算すれば良好に補正することが可能である。すなわち、変動出力補正部(第二補正部)は、評価値が閾値より小さい場合、固定出力補正部(第一補正部)により補正された補正後画像から評価値を減算することにより、補正後画像に含まれる変動ダーク成分を補正する。
一方、変動量が大きい(閾値以上となる場合)場合は、固定パターンノイズが画像全体で増減する影響が大きくなる。そのため、評価値の一律の減算のみでは、画像に固定パターンノイズが残ってしまう場合が生じ得る。変動出力補正部(第二補正部)は、評価値が閾値以上となる場合、第一のダーク画像のダーク成分(検出部の固定出力成分)に、評価値に基づいた係数を乗算することによって、第一のダーク画像のダーク成分の変動量(検出部の固定出力成分の変動量)を取得する。そして、変動出力補正部(第二補正部)は、固定出力補正部(第一補正部)により補正された補正後画像から、取得したダーク成分の変動量(検出部の固定出力成分の変動量)を減算することにより、補正後画像に含まれる変動ダーク成分(検出部の固定出力の変動成分)を除去する補正処理を行う。具体的には、変動出力補正部110(第二補正部)は、第一のダーク画像の固定パターンノイズ出力(ダーク成分)に、評価値に基づいた係数(Ci/C1)を乗算することによって、第一のダーク画像D1の固定パターンノイズ出力(ダーク成分)の変動量(検出部の固定出力成分の変動量)を取得する。そして、変動出力補正部110(第二補正部)は、取得した第一のダーク画像D1の固定パターンノイズの変動量(D1×Ci/C1)に基づいて、第一のダーク補正処理後の画像(Xij−D1)を補正する。すなわち、変動出力補正部(第二補正部)は、固定出力補正部(第一補正部)により補正された画像(Xij−D1)から、取得した固定出力成分の変動量(D1×Ci/C1)を減じることにより、第一のダーク補正処理後の補正後画像に含まれる変動ダーク成分を除去する補正処理を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、ダーク画像の撮影から被写体撮影までの間に、検出部の固定出力成分が変動する場合であっても、固定出力成分の変動の影響を補正することが可能になる。検出部の固定出力の変動を補正することにより、画像のコントラストの低下や、被写体情報の欠損による画質の低下を軽減することが可能になる。すなわち、本実施形態によれば、ダーク補正処理において、残像による変動ダーク成分を補正することが可能になる。また、ダーク補正処理において、残像による変動ダーク成分を補正することにより、画像のコントラストの低下や、被写体情報の欠損による画質の低下を軽減することが可能になる。
(変動出力補正部110の処理の変形例)
また、変動出力補正部110(第二補正部)は、評価値取得部109のクラスタリング処理により分類された被写体撮影時に発生する残像の影響に基づく検出部の固定出力の変動成分に対応した第2の分布のピーク値を取得し、閾値と比較をすることが可能である。ここで、第2の分布(例えば、図5の502)は、被写体撮影時に発生する残像の影響によるものであり、時間経過によって減衰する特徴を有する。
変動出力補正部110(第二補正部)は、第2の分布のピーク値と閾値との比較処理をヒストグラム作成後のタイミングで実行する。変動出力補正部110(第二補正部)は、第2の分布のピーク値が閾値以上となる場合、領域推定のため公知の技術を適用して、残像成分に対応する領域を推定することが可能である。そして、変動出力補正部110(第二補正部)は、推定の結果に基づいて、第一のダーク補正処理(S204)および第二のダーク補正処理(S206)が施された、画像から残像成分を除去する補正処理(第三のダーク補正処理)を行うことが可能である。
これにより、残像成分の影響による画像のコントラストの低下を低減しつつ、残像成分が時間経過によって減衰して閾値より小さくなるより前に残像成分の影響を早期に除去し装置のスループットの向上を図ることが可能になる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る画像処理装置の構成について説明する。本実施形態の基本的な装置構成は第1実施形態と同様に図1により示される。本実施形態の処理フローも第1実施形態と多くが共通するため、重複する構成や処理については詳細な説明を省略し、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第2実施形態における画像処理装置において、ダーク補正部118の評価値取得部109の処理が第1実施形態で説明した評価値取得部109の処理と相違する。以下、図6を用いて、第2実施形態における評価値取得部109の処理を説明する。
まず、ステップS601において、評価値取得部109は、第二のダーク画像と第一のダーク画像との差分により差分画像を取得する。評価値取得部109は、第一のダーク画像D1と、第二のダーク画像D2ijとの減算(差分演算)を行い、差分画像D3を取得する。ここで、係数iは、撮影シーケンスが開始してからi回目の被写体撮影が行われることを示し、係数jは、あるタイミングで被写体画像をj枚取得することを示している。
ステップS602において、評価値取得部109は、複数の被写体画像のそれぞれに変動ダーク成分(検出部の固定出力の変動成分)の傾向を示す重み係数を乗算し、乗算結果を加算した評価画像を生成する。具体的には、評価値取得部109は、以下の(2)式に従って、被写体画像Xijに重み係数αを乗算し、加算した重みづけ評価画像Eを取得する。被写体画像をn枚撮影したときの重み係数αは、複数の被写体画像のそれぞれに対する変動ダーク成分(検出部の固定出力の変動成分)の傾向を示す重み係数であり、以下の(3)式のように与えられる。
ここで、Aは任意の定数、kは減衰係数、sは被写体撮影時のフレームレートである。残像は、被写体画像の撮影時に検出部104に入力される信号が大きく、それが長時間続くほど発生しやすい特徴があり、また、残像は、時間経過によって減衰するという特徴がある。
重みづけ評価画像Eは、一連の撮影時に入力された被写体画像の信号を残像の減衰に合わせて重みづけ加算したものであって、Xi1〜Xjnまでの一連の被写体画像の撮影による残像の発生しやすさを数値にした評価画像として扱うことができる。上記に挙げた各種係数情報は、検出部104の特性によって決まる情報であり、予め測定によって各種係数情報を取得し、メモリ114に設定しておくことが可能である。
ステップS603において、評価値取得部109は、評価画像の出力値が閾値より小さくなる部分領域画像を取得する。例えば、評価値取得部109は、重みづけ評価画像Eから、評価値を取得するために、残像の発生量が少ないことが想定される部分領域画像Lを取得する。部分領域画像Lの取得には、例えば、特定の閾値Thiを予め設定しておく。評価値取得部109は、重みづけ評価画像Eの各画素の出力値と閾値Thiとを比較する。そして、評価値取得部109は、比較結果により、重みづけ評価画像Eの各画素の出力値<Thiとなる画素の座標群を部分領域画像Lとして取得することが可能である。
あるいは、評価値取得部109は、評価画像の各画素の出力値の大小順を判定し、判定結果に基づいて、出力値の小さい順に予め定められた割合の画素により構成される部分領域画像を取得することが可能である。例えば、評価値取得部109は、重みづけ評価画像Eの各画素の出力値の大小順を判定し、判定結果に基づいて、出力値の小さい順に下位N%(例えば下位10%)となる画素の座標群を部分領域画像Lとして取得することも可能である。
ステップS604において、評価値取得部109は、差分画像D3と部分領域画像Lから評価値Ciを取得する。評価値取得部109は、第二のダーク画像と第一のダーク画像との差分により取得された差分画像において部分領域画像に対応する部分を、部分領域画像の座標情報に基づいて取得し、取得した領域における各画素の出力値の平均値を評価値として取得する。具体的には、評価値取得部109は、差分画像D3の中で部分領域画像Lに相当する部分を取得し、取得した部分における各画素の出力の平均値を評価値として取得する。以上の処理により、本実施形態における評価値取得部109の処理を終了する。
変動出力補正部110(第二補正部)は、評価値取得部109により取得された評価値Ciに基づき、第一のダーク補正処理を行った画像(Xij−D1)に対して、第1実施形態で説明した(1)式により第二のダーク補正処理を行う。
本実施形態によれば、第1実施形態で得られる効果に加えて、固定パターンノイズの出力と残像の影響とをより精密に切り分けた評価値を取得し、第二のダーク補正処理を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。また、本発明はシステム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施態様を採ることもできる。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:放射線撮影装置、101:放射線発生部、103:載置部(寝台)、
104:検出部、105:制御部、106:データ収集部、
107:情報処理装置、108:固定出力補正部(第一補正部)、
109:評価値取得部、110:変動出力補正部(第二補正部)

Claims (18)

  1. 被写体画像から、放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減じることにより、前記被写体画像のダーク成分を除去する補正処理を行う第一補正部と、
    前記第一のダーク画像よりも後に取得された第二のダーク画像と、前記第一のダーク画像とに基づいて、前記補正処理が行われた補正後画像に含まれる変動ダーク成分による評価値を取得する評価値取得部と、
    前記評価値に基づいて、前記補正後画像から前記変動ダーク成分を除去する補正処理を行う第二補正部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第一補正部は、放射線を照射した状態で取得した被写体画像から前記放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減算することにより、前記被写体画像に含まれるダーク成分として、放射線を検出する検出部の固定出力を除去することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記評価値取得部は、
    前記第二のダーク画像と前記第一のダーク画像との差分により取得された差分画像について検出部の出力値のヒストグラムを生成し、
    前記ヒストグラムの分布を、クラスタリング処理により分類し、
    前記分類の結果に基づいて、前記補正後画像に含まれる変動ダーク成分を除去するための評価値を取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記評価値取得部は、前記クラスタリング処理による分類の結果、前記ヒストグラムの分布が一つのクラスタになる場合、前記クラスタにおける中央値を前記評価値として取得することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記評価値取得部は、前記クラスタリング処理による分類の結果、前記ヒストグラムの分布が複数のクラスタになる場合、前記複数のクラスタのうち、より小さい出力値のクラスタの中央値を前記評価値として取得することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記評価値取得部は、
    前記クラスタリング処理により、前記ヒストグラムの分布を、前記検出部の動作温度の変動に基づく変動ダーク成分に対応した第1の分布と、被写体撮影時に発生する残像の影響に基づく変動ダーク成分に対応した第2の分布とに分類し、
    前記第1の分布に基づいて、前記補正後画像に含まれる変動ダーク成分を除去するための評価値を取得することを特徴とする請求項3または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記評価値取得部は、複数の被写体画像のそれぞれに前記変動ダーク成分の傾向を示す重み係数を乗算し、乗算結果を加算した評価画像を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  8. 前記評価値取得部は、前記評価画像の出力値が閾値より小さくなる部分領域画像を取得することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記評価値取得部は、前記評価画像の各画素の出力値の大小順を判定し、判定結果に基づいて、前記出力値の小さい順に予め定められた割合の画素により構成される部分領域画像を取得することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 前記評価値取得部は、前記第二のダーク画像と前記第一のダーク画像との差分により取得された差分画像において前記部分領域画像に対応する部分を、前記部分領域画像の座標情報に基づいて取得し、前記取得した領域における各画素の出力値の平均値を前記評価値として取得することを特徴とする請求項8または9に記載の画像処理装置。
  11. 前記第二補正部は、前記評価値が閾値より小さい場合、前記第一補正部により補正された補正後画像から前記評価値を減算することにより、前記補正後画像に含まれる変動ダーク成分を除去する補正処理を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記第二補正部は、
    前記評価値が閾値以上となる場合、前記第一のダーク画像のダーク成分に、前記評価値に基づいた係数を乗算することによって、前記第一のダーク画像のダーク成分の変動量を取得し、
    前記第一補正部により補正された補正後画像から、前記取得したダーク成分の変動量を減算することにより、前記補正後画像に含まれる変動ダーク成分を除去する補正処理を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 放射線を発生させる放射線発生部と、
    前記放射線を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された画像データを処理する請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    を備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  14. 前記検出部で検出された画像データを収集し、前記画像処理装置に送信するデータ収集部を更に備え、
    前記データ収集部は、予め定められた送信レートに従い、前記画像データの画素を間引いて前記画像処理装置に送信することを特徴とする請求項13に記載の放射線撮影装置。
  15. 前記送信レートは、前記検出部の全画素データと、表示部の表示に必要な画素データとの比率から決定されることを特徴とする請求項14に記載の放射線撮影装置。
  16. 被写体画像から、放射線を照射しない状態で取得した第一のダーク画像を減じることにより、前記被写体画像のダーク成分を除去する補正処理を行う工程と、
    前記第一のダーク画像よりも後に取得された第二のダーク画像と、前記第一のダーク画像とに基づいて、前記補正処理が行われた補正後画像に含まれる変動ダーク成分による評価値を取得する工程と、
    前記評価値に基づいて、前記補正後画像から前記変動ダーク成分を除去する補正処理を行う工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置の各部として機能させるためのプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを記憶した、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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