JP2016540184A - 中性ビームの注入を用いた核融合動力用プラズマ加熱 - Google Patents

中性ビームの注入を用いた核融合動力用プラズマ加熱 Download PDF

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Abstract

核融合炉は、格納容器内に懸架された2つの内部磁場コイルと、2つの内部磁場コイルと同軸であり、格納容器の中間点に近接して位置する中央磁場コイルと、内部磁場コイルと同軸である複数の閉じ込め磁場コイルと、内部磁場コイルと同軸である2つのミラー磁場コイルと、を含む。核融合炉は、格納容器の中心に向かって中性粒子のビームを注入するように動作可能な1つ以上の熱入射装置をさらに含む。

Description

本開示は、一般的には核融合炉に関し、より具体的には、中性ビームの注入を用いた小型核融合動力のためのプラズマ加熱に関する。
核融合動力は、2つ以上の原子核が非常に高速で衝突して結合し、新たな種類の原子核を形成する核融合プロセスによって生成される動力である。核融合炉は、プラズマを閉じ込めて制御することによって、核融合動力を生成する装置である。典型的な核融合炉は、大型で複雑であり、車両に搭載することができない。
一実施形態によれば、核融合炉は、格納容器内に懸架された2つの内部磁場コイルと、2つの内部磁場コイルと同軸であり、格納容器の中間点に近接して位置する中央磁場コイルと、内部磁場コイルと同軸である複数の閉じ込め磁場コイルと、内部磁場コイルと同軸である2つのミラー磁場コイルと、を含む。核融合炉は、格納容器の中心に向かって中性粒子のビームを注入するように動作可能な1つ以上の熱入射装置をさらに含む。
特定の実施形態の技術的利点は、典型的な核融合炉よりも複雑でなく、構築するのに高価でない小型核融合炉を提供することを含むことができる。いくつかの実施形態は、トラック、航空機、船舶、列車、宇宙船、または潜水艦等の車両に搭載するのに十分なほど小型の核融合炉を提供することができる。いくつかの実施形態は、淡水化プラントまたは発電所で用いることができる核融合炉を提供することができる。他の技術的利点は、以下の図面、詳細な説明、および特許請求の範囲から当業者にとっては直ちに明らかになろう。さらに、特定の利点が上で列挙されているが、様々な実施形態は、列挙された利点のすべてを含む場合もあり、その一部を含む場合もあり、あるいはそれを全く含まない場合もあり得る。
特定の実施形態による、核融合炉の例示的な用途を示す図である。 特定の実施形態による、核融合炉を用いる例示的な航空機システムを示す図である。 特定の実施形態による、例示的な核融合炉を示す図である。 特定の実施形態による、例示的な核融合炉を示す図である。 特定の実施形態による、コイルの簡略化した図、ならびに図3Aおよび図3Bの核融合炉のコイルに通電するための例示的なシステムを示す図である。 特定の実施形態による、図3Aおよび図3Bの核融合炉内のプラズマを示す図である。 特定の実施形態による、図3Aおよび図3Bの核融合炉の磁場を示す図である。 特定の実施形態による、図3Aおよび図3Bの核融合炉の内部コイルを示す図である。 特定の実施形態による、図3Aおよび図3Bの核融合炉の格納容器の破断図である。 特定の実施形態による、例示的なコンピュータシステムを示す図である。
核融合炉は、核融合プロセスで用いられるプラズマを閉じ込めて制御することによって動力を生成する。通常、核融合炉は極めて大型で複雑な装置である。それらが極端に大きなサイズであるために、通常の核融合炉を車両に搭載することはできない。その結果、通常の核融合炉の有用性が制限される。
本開示の教示が認識するように、トラック、列車、航空機、船舶、潜水艦、宇宙船等の車両に搭載するのに十分なほど小さい小型核融合炉を提供することが望ましい。例えば、非集中型動力システムを提供することができる、トラックに搭載される小型核融合炉を提供することが望ましい場合があり得る。別の例として、航空機の航続距離および飛行時間を大きく広げる、航空機用の小型核融合炉を提供することが望ましい場合があり得る。さらに、発電所および淡水化プラントで用いることができる核融合炉を提供することが望ましい場合があり得る。以下では、小型核融合炉と関係するこれらのおよび他の所望の利点を提供するための閉じ込めリニアリングカスプ核融合炉について説明する。
図1は、特定の実施形態による、核融合炉110の用途を示す。1例として、核融合炉110のいくつかの実施形態は、航空機101の1つ以上のエンジン(例えば、タービン)に熱を供給するために、航空機101によって利用される。航空機で1つ以上の核融合炉110を用いる特定の例は、図2を参照して以下でさらに詳細に説明する。別の例では、核融合炉110のいくつかの実施形態は、電気および推進力を供給するために、船舶102によって利用される。図1には船舶102として空母を示しているが、任意の種類の船舶(例えば、貨物船、クルーズ船等)が核融合炉110のいくつかの実施形態を用いてもよい。別の例として、核融合炉110のいくつかの実施形態は、非集中型動力を提供するために、または電気を必要とする遠隔領域に電力を供給するために、フラットベッドトラック103に搭載することができる。別の例として、核融合炉110のいくつかの実施形態は、送電網に電気を提供するために、発電所104によって用いることができる。図1には、核融合炉110の特定の用途を示しているが、本開示は図示した用途に限定されない。例えば、核融合炉110は、列車、淡水化プラント、宇宙船、潜水艦等の他の用途で用いることができる。
一般に、核融合炉110は、核融合プロセスで用いられるプラズマを閉じ込めて制御することによって動力を生成する装置である。核融合炉110は、核融合プロセスから、動力の様々な形態に変換することができる大量の熱を生成する。例えば、核融合炉110によって生成された熱は、タービンおよび発電機を駆動するための蒸気を生成するために用いることができ、それによって、電気を生成することができる。別の例として、図2を参照してさらに以下で説明するように、核融合炉110によって生成された熱は、燃焼器の代わりに航空機のターボファンまたはファンジェットエンジンのタービンによって直接用いることができる。
核融合炉110は、任意の所望の用途のための任意の所望の出力を有するように、規模を拡大縮小することができる。例えば、核融合炉110の一実施形態は、約10m×7mとすることができ、約100MWの総熱出力を有することができる。他の実施形態では、核融合炉110は、用途に応じてより大きくまたはより小さくすることができ、より大きいまたはより小さい熱出力を有することができる。例えば、核融合炉110は、200MW以上の総熱出力を有するために、規模を拡大することができる。
図2は、特定の実施形態による、1つ以上の核融合炉110を用いる例示的な航空機システム200を示す。航空機システム200は、1つ以上の核融合炉110、燃料処理装置210、1つ以上の補助動力部(APU)220、ならびに1つ以上のターボファン230を含む。核融合炉110は、1つ以上の熱伝達ラインを用いてターボファン230に(例えば、直接または燃料処理装置210を経由して)熱い冷却材240を供給する。いくつかの実施形態では、熱い冷却材240は、FLiBe(すなわち、フッ化リチウム(LiF)およびフッ化ベリリウム(BeF)の混合物)またはLiPbである。いくつかの実施形態では、熱い冷却材240は、さらにAPU220に供給される。ターボファン230によって用いられると、戻り冷却材250は核融合炉110に戻されて加熱され、再び用いられる。いくつかの実施形態では、戻り冷却材250は、核融合炉110に直接供給される。いくつかの実施形態では、戻り冷却材250は、さらにAPU220から核融合炉110に供給することができる。
一般に、航空機システム200は、熱い冷却材240を介してターボファン230に熱を提供するために、1つ以上の核融合炉110を用いる。通常、ターボファンは吸気を加熱するためにジェット燃料を燃焼させる燃焼器を用い、それによって推力を生成する。しかし、航空機システム200では、ターボファン230の燃焼器は、吸気を加熱するために1つ以上の核融合炉110によって提供される熱い冷却材240を用いる熱交換器と置き換えられている。これは、通常のターボファンに勝る多くの利点を提供することができる。例えば、ターボファン230がジェット燃料を燃焼させる燃焼器なしで動作することを可能にすることにより、航空機101の航続距離を大きく延長することができる。さらに、ジェット燃料の必要性を極めて低減または除去することによって、航空機101の運転費を著しく低減することができる。
図3Aおよび図3Bは、特定の実施形態による、図1の例示的な用途で用いることができる核融合炉110を示す。一般に、核融合炉110は、内部カスプ磁場コイルを用いて生成されたプラズマが広がるのを防止するために、閉じ込め磁場コイル150が用いられる閉じ込めリニアリングカスプ核融合炉である。いくつかの実施形態では、核融合炉110は、図示するように格納容器120の中心を通る中心線115を有する格納容器120を含む。いくつかの実施形態では、格納容器120は、真空チャンバを含み、図7を参照して後述するような断面を有する。核融合炉100は、内部コイル140(例えば、内部コイル140aおよび140(別名「カスプ」コイル))、閉じ込めコイル150、およびミラーコイル160(例えば、ミラーコイル160aおよび160b)を含む。内部コイル140は、任意の適切な方法によって格納容器120内に懸架され、中心線115上に中心がある。閉じ込めコイル150もまた、中心線115上に中心があり、格納容器120の内部にあってもよく、あるいは外部にあってもよい。例えば、閉じ込めコイル150は、いくつかの実施形態では、格納容器120内に懸架することができる。他の実施形態では、図3Aおよび図3Bに示すように、閉じ込めコイル150は、格納容器120の外部にあってもよい。
一般に、核融合炉100は、核融合プロセスのための格納容器120内にプラズマ310を制御し閉じ込めることによって動力を供給する。内部コイル140、閉じ込めコイル150、およびミラーコイル160が通電され、プラズマ310を図3Bおよび図5に示す形状等の形状に閉じ込める磁場を形成する。それから、重水素および三重水素ガス等の特定のガスが反応して、プラズマ310および格納容器120の壁を加熱する高エネルギー粒子を生成する。それから、発生した熱は、例えば、車両に動力を供給するために使用することができる。FLiBeまたはLiPbなどの液体金属冷却材は、核融合炉110の壁から航空機のエンジンへ熱を運ぶことができる。いくつかの実施形態では、ガスタービンエンジンの燃焼器を、核融合炉110から発生した熱を利用する熱交換器に置き換えることができる。いくつかの実施形態では、磁気流体力学(MHD)プロセスにより、核融合炉110から電力を抽出することもできる。
核融合炉110は、閉じ込めリニアリングカスプ核融合装置である。いくつかの実施形態では、主要なプラズマ閉じ込めは、いずれかの側に軸方向に配置された2つのスピンドルカスプ(例えば、内部コイル140)を有する中央リニアリングカスプ(例えば、中央コイル130)によって達成される。それから、これらの閉じ込め領域は、ミラーコイル160によって提供される同軸ミラー磁場内に(例えば、閉じ込めコイル150により)閉じ込められる。
核融合炉110の磁場は、様々なサイズおよび電流の同軸上に配置された磁場コイルによって提供される。中央領域のリングカスプ損失は、スピンドルカスプ内への再循環により緩和される。再循環する流れは、閉じ込めコイル150により提供される閉じ込め磁場によって、安定且つ小型化される。主要な閉じ込め領域からの外方向拡散損失および軸方向損失は、閉じ込めコイル150により提供される閉じ込め磁場の強いミラー磁場によって緩和される。核融合エネルギー生成装置として機能するために、熱が閉じ込められたプラズマ310に付加され、核融合反応が生じて熱を生成する。この熱は収集されて、有用な熱、仕事、および/または電力を生成することができる。
核融合炉110は、既存のシステムを上回る改良であるが、それは部分的には、全体的なMHD安定性を確保することができ、さらにヌルラインに沿って移動する粒子の散乱により、連続する閉じ込め領域による損失がより多く分離されるからである。この特徴は、中心線に沿って移動する粒子が直ちにシステムの外に通過することは起こりにくいが、システムを離れる多数の散乱事象が起こることを意味する。これは、装置内の粒子の寿命を増加させ、有用な核融合動力を生成する核融合炉の能力を向上させる。
核融合炉110は新規な磁場構成を有しており、それは全体的なMHD安定性を示し、開いた磁力線により粒子損失を最小にし、利用可能な磁場エネルギーのすべてを使用し、大幅に簡素化された工学的設計を有している。磁場の効率的な使用は、開示する実施形態が、通常のシステムよりも一桁小さくすることができ、発電プラントの資本コストを大幅に低減できることを意味する。さらに、コストを低減することによって、各設計サイクルが通常のシステムよりもずっと速く完了することができるように、コンセプトをより速く展開することができる。一般に、開示した実施形態は、既存のシステムよりも、はるかに物理リスクが少なく、より簡素で、より安定した設計を有する。
格納容器120は、核融合反応を収容するための任意の適切なチャンバまたは装置である。いくつかの実施形態では、格納容器120は、略円筒形の真空チャンバである。他の実施形態では、格納容器120は、円筒形以外の形状であってもよい。いくつかの実施形態では、図示するように、格納容器120は、格納容器120の中心軸を通る中心線115を有する。いくつかの実施形態では、格納容器120は、第1の端部320および第1の端部320に対向する第2の端部330を有する。いくつかの実施形態では、格納容器120は、第1の端部320と第2の端部330との間で実質的に等距離である中間点340を有する。格納容器120の特定の実施形態の断面については、図8を参照して後で説明する。
核融合炉110のいくつかの実施形態は、中央コイル130を含むことができる。中央コイル130は、一般に格納容器120の中間点340に近接して配置される。いくつかの実施形態では、中央コイル130は、中心線115上に中心があり、内部コイル140と同軸である。中央コイル130は、格納容器120の内部にあってもよいし、外部にあってもよく、中間点340に対して任意の適切な軸方向位置に配置されてもよく、任意の適切な半径を有してもよく、任意の適切な電流を流してもよく、任意の適切なアンペアターンを有していてもよい。
内部コイル140は、格納容器120内に懸架され、あるいは配置された任意の適切な磁場コイルである。いくつかの実施形態では、内部コイル140は、超電導磁場コイルである。いくつかの実施形態では、図3Bに示すように、内部コイル140はトロイダル形状である。いくつかの実施形態では、内部コイル140は、中心線115上に中心がある。いくつかの実施形態では、内部コイル140は、2つのコイル、すなわち、格納容器120の中間点340と第1の端部320との間に配置された第1の内部コイル140aと、格納容器120の中間点340と第2の端部330との間に配置された第2の内部コイル140bと、を含む。内部コイル140は、中間点340に対して任意の適切な軸方向位置に配置されてもよく、任意の適切な半径を有してもよく、任意の適切な電流を流してもよく、任意の適切なアンペアターンを有していてもよい。内部コイル140の特定の実施形態については、図7を参照して後でより詳細に説明する。
閉じ込めコイル150は、任意の適切な磁場コイルであり、一般に内部コイル140よりも大きな直径を有する。いくつかの実施形態では、閉じ込めコイル150は、中心線115上に中心があり、内部コイル140と同軸である。一般に、閉じ込めコイル150は、内部コイル140を閉じ込めして、磁気圏内部の内部コイル140の本来の磁力線を閉じるように動作する。これらの磁力線を閉じることによって、開いた磁力線の範囲を低減し、再循環により損失を低減することができる。また閉じ込めコイル150は、プラズマ310が広がることを防止する磁壁を維持することによって、核融合炉110のMHD安定性を保持している。閉じ込めコイル150は、正方形または円形などの任意の適切な断面を有する。いくつかの実施形態では、閉じ込めコイル150は、格納容器120内に懸架される。他の実施形態では、図3Aおよび図3Bに示すように、閉じ込めコイル150は、格納容器120の外部にあってもよい。閉じ込めコイル150は、中間点340に対して任意の適切な軸方向位置に配置されてもよく、任意の適切な半径を有してもよく、任意の適切な電流を流してもよく、任意の適切なアンペアターンを有していてもよい。
核融合炉110は、任意の数の、任意の配置の閉じ込めコイル150を含むことができる。いくつかの実施形態では、閉じ込めコイル150は、格納容器120の中間点340の各側に位置する少なくとも1つの閉じ込めコイル150を含む。例えば、核融合炉110は、2つ閉じ込めコイル150、すなわち、格納容器120の中間点340と第1の端部320との間に位置する第1の閉じ込めコイル150と、格納容器120の中間点340と第2の端部330との間に位置する第2の閉じ込めコイル150と、を含むことができる。いくつかの実施形態では、核融合炉110は、合計で2つ、4つ、6つ、8つまたは任意の他の偶数個の閉じ込めコイル150を含む。特定の実施形態では、核融合炉110は、内部コイル140aと格納容器120の第1の端部320との間に位置する2つの閉じ込めコイル150の第1のセットと、内部コイル140bと格納容器120の第2の端部330との間に位置する2つの閉じ込めコイル150の第2のセットと、を含む。特定の数の、特定の配置の閉じ込めコイル150を開示しているが、任意の適切な数の、任意の適切な配置の閉じ込めコイル150を核融合炉110が利用することができる。
ミラーコイル160は、一般に格納容器120の端部(すなわち、第1の端部320および第2の端部330)に近接して配置された磁場コイルである。いくつかの実施形態では、ミラーコイル160は、中心線115上に中心があり、内部コイル140と同軸である。一般に、ミラーコイル160は、軸方向カスプ損失を減少させ、他の既存の再循環方式では満たされない条件である平均最小−βをすべての再循環磁力線が満足するようにするのに役立つ。いくつかの実施形態では、ミラーコイル160は、2つのミラーコイル160、すなわち、格納容器120の第1の端部320に近接して位置する第1のミラーコイル160aと、格納容器120の第2の端部330に近接して位置する第2のミラーコイル160bと、を含む。ミラーコイル160は、格納容器120の内部にあってもよいし、外部にあってもよく、中間点340に対して任意の適切な軸方向位置に配置されてもよく、任意の適切な半径を有してもよく、任意の適切な電流を流してもよく、任意の適切なアンペアターンを有していてもよい。
いくつかの実施形態では、コイル130、140、150、および160は、一定の制約にしたがって設計または選択される。例えば、コイル130、140、150、および160は、以下を含む制約に従って設計することができる。すなわち、高い必要な電流(いくつかの実施形態では約10メガアンペアターンの最大値)、定常連続動作、真空設計(プラズマ衝突から保護されている)、トロイダル形状、脱ガス制限、150C焼き出しと互換性のある材料、熱蓄積、およびショット間の冷却である。
核融合炉110は、1つ以上の熱入射装置170を含むことができる。核融合エネルギー放出のために必要とされるホットプラズマ状態を生成するために、エネルギー(例えば、熱)がプラズマ310に加えられる。熱入射装置170は、一般的に、プラズマ310を加熱して、核融合反応に必要なホットプラズマ状態を生成するために、任意の適切な熱を核融合炉110に加えることができるように動作可能である。いくつかの実施形態では、例えば、熱入射装置170は、核融合炉110内のプラズマ310を加熱するために、中性のビームを追加するために使用することができる。このような実施形態では、中性ビームは、核融合炉110内で高速イオンまたは電離気体になり、それから高速イオンは、衝突によって「冷たい」電子およびプラズマイオンに運動エネルギーを結合させる。
また中性ビームは、核融合反応のための新たな燃料が要求される場合に、核融合炉110の中心に燃料イオンを加える方法を提供することもできる。燃料およびエネルギー堆積の位置は、いくつかの実施形態では、ビームのエネルギーおよび目標プラズマの密度によって決定することができる。通常、気体燃料は、プラズマの縁部に加えることができる。しかし、縁部に加えられた燃料は、内部へ拡散しなければならず、その過程で多くが失われるので、これは核融合炉の中心に燃料を注入することほど理想的ではない。さらに、縁部に加えられた燃料の分布は、注入された燃料のビームほど正確に制御することができない。プラズマ310を加熱することに加えて、中性ビームは、核融合反応において用いることができる中性粒子を注入することによって、核融合炉110に燃料を加えることもできる。例えば、高速イオンが良好に閉じ込められて、装置の外にリークする前に融合する時間がある場合には、中性ビームは、核融合炉110の中心に高速イオンが生成されるように、熱入射装置170で注入することができる。
中性化された粒子ビームは、核融合炉110の任意の好適な位置で注入することができる。粒子は、重水素または三重水素などの、中性ビームの注入に用いられる任意の好適な材料とすることができる。例えば、中性の重水素粒子は、いくつかの実施形態では、熱入射装置170による注入に用いることができる。他の実施形態では、注入された中性粒子は、熱入射装置170で注入された三重水素粒子であってもよい。中性粒子は、任意の好適な動作モードにより核融合炉110に注入されてもよい。例えば、中性の重水素粒子は、中性の重水素ガス(Dガス)を形成するために注入することができる。別の例として、中性の重水素粒子は、完全に電離したプラズマ(電子および正に帯電した重水素イオンを含む)を形成するために注入されてもよい。さらに別の例として、中性の重水素粒子は、部分的にイオン化した重水素および重水素ガスを形成するために注入されてもよい。
熱入射装置170の位置は、注入されたイオンビームが核融合炉110に固有の内部構造を通過して伝搬するように選択することができる。熱入射装置170の位置は、軸上に(すなわち、中心線115上に)あってもよいし、および/または軸外に(すなわち、中心線115から外れて)あってもよい。例えば、閉じ込めリニアリングカスプ磁場構成(図3Aおよび図3Bの核融合炉110など)を用いる実施形態は、図3Bに示すように軸外の位置にある熱入射装置170を含むことができる。このような位置にすることよって、注入されたイオンビームが中央コイル130、内部コイル140、または閉じ込めコイル150に接触せずに核融合炉110の中心に伝搬することが可能になる。図3Bには示していないが、閉じ込めリニアリングカスプ磁場構成(図3Aおよび図3Bの核融合炉110など)を用いる特定の実施形態は、軸外の熱入射装置170に加えて、軸上の位置にある熱入射装置170を含んでもよい。さらにまた、閉じ込めリニアリングカスプ磁場構成(図3Aおよび図3Bの核融合炉110など)を用いる特定の実施形態は、軸上の位置にある熱入射装置170だけを含んでもよい。
効率的な注入のために、ビームが内部構造を通って理想的に伝搬することができるように、ビームを成形することができる。特定の実施形態では、ビームが核融合炉110を伝搬するにつれて、ビームの断面積が最大になるようにビームを成形することができる。例えば、軸上の熱入射装置170を組み込む実施形態では、ビームが伝搬するにつれて内部コイル(例えば、図3Bの内部コイル140)内に適合するために、円形ビームを設計することができる。別の例として、軸外の熱入射装置170(図3Bに示すものなど)を組み込む実施形態では、ビームが伝搬するにつれて中央コイルと内部コイル(例えば、図3Bの中央コイル130および内部コイル140)との間に適合するために、楕円ビームを設計することができる。
特定の実施形態では、ビームは、ある特定の方法で集束させることができ(例えば、中性粒子のビームは格納容器内の焦点に向かって集束される)、および/または特定の発散角で注入することができる(例えば、中性粒子のビームは、格納容器内を伝搬するにつれて発散する)。特定の焦点および/または発散角は、中性イオンが核融合炉110内の衝突により高速イオンに変換される際に、高速イオンが良好な閉じ込めの領域にあるように選択することができる。良好な閉じ込めの領域とは、高速イオンの損失を最小化する核融合炉110内の領域を指す。例えば、ビームの中心部分は好ましくない閉じ込め特性を有する場合があるので、軸上の注入による環状の(すなわち、リング状の)中性ビームを用いることで、高速イオンの損失をより少なくすることができる。別の例として、軸外の注入位置のために、変換された高速イオンが良好に閉じ込められた核融合炉110の中心に生成されるように、形状は装置の中心でまたはある角度で伸長され、配向され得る。特定の実施形態では、注入された中性ビームは、高速イオンをコイルの近くのより強い磁場の中により良好にトラップすることを容易にするために、わずかに中心を外れて狙いを定めることができる。
動作中、核融合炉110は、少なくとも内部コイル140、閉じ込めコイル150、およびミラーコイル160を用いて核融合プロセスのためのプラズマ310の形状を制御することにより、核融合動力を生成する。内部コイル140および閉じ込めコイル150が通電され、図3Bおよび図5に示すような形状にプラズマ310を閉じ込める磁場を形成する。それから、重水素および三重水素等のガスが反応して、プラズマ310および格納容器120の壁を加熱する高エネルギー粒子を生成することができる。それから、発生した熱を動力に用いることができる。例えば、液体金属冷却材は、核融合炉の壁から航空機のエンジンに熱を運ぶことができる。いくつかの実施形態では、MHDにより核融合炉110から電力を抽出することもできる。
プラズマ310の体積を拡大し、より良好な最小−βジオメトリを形成するために、内部コイルの数を増やして、カスプを形成することができる。核融合炉110のいくつかの実施形態では、外部「ソレノイド」磁場(すなわち、閉じ込めコイル150によって提供される磁場)によって閉じ込めを得るために、内部コイル140、中央コイル130、およびミラーコイル160の和は奇数である。これによって、リングカスプ磁場を形成し、閉じ込めするセパラトリックスを破壊することを回避する。交互に分極する2つの内部コイル140および中央コイル130は、カスプ内の最小β特性を有する磁気ウエルおよび準球状のコアプラズマ体積を与える。2つの軸方向「ミラー」コイル(すなわち、ミラーコイル160)を追加することは、軸方向カスプ損失を減少させ、より重要なことには、他の既存の再循環方式では満たされない条件である平均最小−βをすべての再循環磁力線が満足するようにするのに役立つ。いくつかの実施形態では、ウエル内により多くのプラズマ体積を生成するために、内部コイル140の追加のペアを加えることができる。しかし、このような追加は、核融合炉110のコストおよび複雑さを増大させ、プラズマ310内部のコイルのための追加のサポートを必要とする場合がある。
核融合炉110の図示した実施形態では、内部コイル140だけがプラズマ310内にある。いくつかの実施形態では、内部コイル140は、図7に示す支持体750等の1つ以上の支持体により格納容器120内に懸架されている。支持体は、中央コアプラズマウエルの外側にあるが、依然として高いプラズマ束を受ける可能性がある。あるいは、いくつかの実施形態の内部コイル140は、浮揚することができ、これによって、プラズマ310内に支持構造を設けることのリスクおよび複雑さが取り除かれるであろう。
図4は、核融合炉110の簡略化した図、およびコイルに通電する例示的なシステムを示す。この実施形態では、磁場の幾何学的形状は、単純な磁石技術により生成することができる磁場によって適切なイオン磁化を達成するのに必要な最小サイズになるように、サイズが決められる。適切なイオン磁化は、再循環領域の幅に対して、設計平均イオンエネルギーにおいて、約5イオンジャイロ半径であると考えられた。100eVプラズマ温度の設計エネルギーでは13イオン拡散ジャンプがあり、最大の20KeVプラズマエネルギーでは6.5イオンジャンプがある。これは、カスプにおいて2.2Tの合理的な磁場を維持し、適度な装置サイズを維持するための最低値である。
図4に示すように、核融合炉110の特定の実施形態は、2つのミラーコイル160、すなわち、格納容器の第1の端部320に近接して位置する第1のミラーコイル160aと、格納容器120の第2の端部330に近接して位置する第2の磁場コイル160bと、を含む。また核融合炉110の特定の実施形態は、格納容器120の中間点340に近接して位置する中央コイル130を含む。また核融合炉110の特定の実施形態は、2つの内部コイル140、すなわち、中央コイル130と格納容器120の第1の端部320との間に位置する第1の内部コイル140aと、中央コイル130と格納容器120の第2の端部330との間に位置する第2の内部コイル140bと、を含む。さらに、核融合炉110の特定の実施形態は、2つ以上の閉じ込めコイル150を含むことができる。例えば、核融合炉110は、第1の内部コイル140aと格納容器120の第1の端部320との間に位置する2つの閉じ込めコイル150の第1のセットと、第2の内部コイル140bと格納容器120の第2の端部330との間に位置する2つの閉じ込めコイル150の第2のセットと、を含むことができる。いくつかの実施形態では、核融合炉110は、任意の偶数個の閉じ込めコイル150を含むことができる。いくつかの実施形態では、閉じ込めコイル150は、図4に示した位置ではなく、中心線115に沿った任意の適切な位置に配置することができる。一般的には、内部コイル140、さらにミラーコイル160および閉じ込めコイル150は、プラズマ310の所望の形状を得るための正確な形状に磁場を維持するために、中心線115に沿った任意の適切な位置に配置することができる。
いくつかの実施形態では、図4に示すように、コイル130、140、150、および160に電流が供給される。この図では、各コイルは、中心線115に沿って分割されており、各端部に「X」または「O」のいずれかを付した矩形で表されている。「X」は紙面に流れ込む電流を表し、「O」は紙面から流れ出る電流を表す。この命名法を用いると、図4は、核融合炉110のこの実施形態では、閉じ込めコイル150、中央コイル130、およびミラーコイル160を同じ方向に(すなわち、コイルの上部では紙面の中に)電流が流れ、内部コイル140を反対方向に(すなわち、コイルの底部では紙面の中に)電流が流れることを示している。
いくつかの実施形態では、核融合炉110の幾何学的形状は、コイルの相対電流に敏感であり得るが、この問題は制御を可能にするために適切に分離することができる。まず、コイルの対向するペアへの電流は、軸方向に非対称性が存在しないことを保証するために、直列に駆動することができる。いくつかの実施形態における磁場は、中央の3つのコイル(例えば、内部コイル140および中央コイル130)に最も敏感である。内部コイル140の電流を固定すると、中央磁気ウエルの形状を微調整するために、中央コイル130の電流を調整することができる。磁束の増加が球を軸方向の形状に「圧迫する」ので、中央コイル130の電流を増加させることにより、この領域を軸方向に向いた「バーベル」形状に変更することができる。あるいは、中央コイル130の電流を減少させることができ、その結果、中間点340においてリング状の磁気ウエルを得ることができる。中央コイル130の半径は、リングカスプのヌルラインが、内部コイル140にどのくらい近いかを設定するが、このヌルラインを中央コイル130と内部コイル140との間の隙間の中央に近づけて閉じ込めを改善させるように、選択することができる。
内部コイル140の半径は、中央ウエルの点カスプとリングカスプとの間の相対的な電界強度のバランスを設定するのに役立つ。ベースラインサイズは、これらの磁場の値がほぼ等しくなるように選択することができる。この領域の相対的な磁束を増加させることによりリングカスプ損失を低減することが好ましいが、バランス手法がより望ましい場合がある。
いくつかの実施形態では、磁界がミラーコイル160および閉じ込めコイル150にそれほど敏感ではないが、その寸法は、プラズマ310の所望の形状が得られるように選択するべきである。いくつかの実施形態では、ミラーコイル160は、より複雑な磁石を必要とせずに、できるだけ強くなるように選択することができ、ミラーコイル160の半径は、装置の中央への良好な診断アクセスを維持するように選択することができる。いくつかの実施形態は、ミラーコイル160を縮小することで利益を得ることができ、それによって、低減された軸方向診断アクセスを犠牲にするけれども、より少ない電流でより高いミラー比を達成することができる。
一般に、閉じ込めコイル150は、核融合炉110内の他のコイルよりも、より弱い磁場を有する。したがって、閉じ込めコイル150の位置決めは、他のコイルほど重大ではない。いくつかの実施形態では、閉じ込めコイル150の位置は、診断のためにコアへの連続するアクセスが維持されるように規定される。いくつかの実施形態では、内部コイル140をサポートするために、偶数個の閉じ込めコイル150を選択することができる。閉じ込めコイル150の直径は、一般的に内部コイル140の直径よりも大きく、製造および円筒形の格納容器120への共通の取り付けを容易にするために、すべて同じであってもよい。いくつかの実施形態では、閉じ込めコイル150をプラズマ境界に内向きに移動させることができるが、これは核融合炉110の製造可能性および熱伝達特性に影響をおよぼすことがある。
いくつかの実施形態では、核融合炉110は、中央コイル130、内部コイル140、閉じ込めコイル150、およびミラーコイル160に通電するための様々なシステムを含む。例えば、中央コイルシステム410、閉じ込めコイルシステム420、ミラーコイルシステム430、および内部コイルシステム440は、いくつかの実施形態において利用することができる。コイルシステム410〜440およびコイル130〜160は、図4に示すように結合することができる。コイルシステム410〜440は、コイル130〜160を流れる任意の適切な量の電流を駆動するための任意の適切なシステムであってもよい。中央コイルシステム410は中央コイル130を駆動するために利用することができ、閉じ込めコイルシステム420は閉じ込めコイル150を駆動するために利用することができ、ミラーコイルシステム430はミラーコイル160を駆動するために利用することができ、内部コイルシステム440は内部コイル140を駆動するために利用することができる。他の実施形態では、図4に示したものよりもより多くのまたはより少ないコイルシステムを利用することができる。一般的に、コイルシステム410〜440はバッテリバンクなどの任意の適切な電源を含むことができる。
図5は、中央コイル130、内部コイル140、閉じ込めコイル150、およびミラーコイル160により成形されて閉じ込められた、格納容器120内のプラズマ310を示す。図示するように、外部ミラー磁場がミラーコイル160によって提供される。リングカスプ流れは、ミラー内部に収容される。閉じ込めコイル150によって提供されたトラップされ磁化されたシース510は、プラズマ310の脱離を防止する。トラップされ磁化されたシース510は、プラズマ310を再循環させる磁気壁であり、プラズマ310が外向きに広がるのを防止する。したがって、再循環の流れは、より強い磁場中に留まるように強制される。これは、小型で効率的な円筒形状における完全な安定性を提供する。さらに、核融合炉110から出て行くプラズマによる唯一の損失は、中心線115に沿った核融合炉110の端部の2つの小さな点カスプにおいて生じる。これは、プラズマが他の場所において脱離し出て行く典型的な設計に対する改良である。
核融合炉110の特定の実施形態の損失も、図5に示してある。上述したように、核融合炉110から出て行くプラズマによる唯一の損失は、中心線115に沿った核融合炉110の端部の2つの小さな点カスプにおいて生じる。他の損失は、内部コイル140および軸方向カスプ損失による拡散損失を含む場合がある。さらに、内部コイル140が1つ以上の支持体(例えば、「ストーク」)で格納容器120内に懸架される実施形態では、核融合炉110は、支持体によるリングカスプ損失を含む場合がある。
いくつかの実施形態では、内部コイル140は、拡散損失を低減するように設計することができる。例えば、核融合炉110の特定の実施形態は、磁場の形状に適合するように構成された内部コイル140を含むことができる。これによって、磁力線に追従するプラズマ310が内部コイル140に接触するのを回避することができ、それによって、損失を低減または除去することができる。共形な形状を示す内部コイル140の例示的な実施形態については、図7を参照して後で説明する。
図6は、核融合炉110の特定の実施形態の磁場を示す。一般に、核融合炉110は、高いベータ動作に必要となる中央ウエルを有し、且つ、より高いプラズマ密度を達成するように設計される。図6に示すように、磁場は3枚の磁気ウエルを含むことができる。中央の磁気ウエルは、高ベータを伴って広がることができ、すべての3つの磁気ウエルで核融合が生ずる。別の望ましい特徴は、リングカスプ損失を抑制することである。図6に示すように、リングカスプが相互に接続されて、再循環する。さらに、すべての領域で良好なMHD安定性が要求される。図6に示すように、2つの磁場だけの浸透が必要であり、MHD交換はあらゆる所で満足される。
いくつかの実施形態では、電流を減少させ、例えばより弱いカスプを生成し、リングと点カスプとのバランスを変化させることにより、コイルを再配置することなく、磁場を変更することができる。また電流の極性も、ミラー型磁場と、さらに閉じ込めミラーとを形成するために、逆転させることができる。さらに、コイルの物理的位置を変更することができる。
図7は、核融合炉110の内部コイル140の例示的な実施形態を示す。この実施形態では、内部コイル140は、コイル巻線710、内側シールド720、層730、および外側シールド740を含む。いくつかの実施形態では、内部コイル140は、1つ以上の支持体750で格納容器120内に懸架されてもよい。コイル巻線710は、幅715を有することができ、内側シールド720によって全体的または部分的に覆われてもよい。内側シールド720は、厚さ725を有することができ、層730によって全体的または部分的に覆われてもよい。層730は、厚さ735を有することができ、外側シールド740により全体的または部分的に覆われてもよい。外側シールドは、厚さ745を有することができ、格納容器120内の磁場と共形な形状を有してもよい。いくつかの実施形態では、内部コイル140は、約1.04mの全体の直径を有することができる。
コイル巻線710は、超電導コイルを形成し、典型的には閉じ込めコイル150、中央コイル130、およびミラーコイル160と反対方向の電流を運ぶ。いくつかの実施形態では、コイル巻線の幅715は約20cmである。コイル巻線710は、内側シールド720によって囲まれてもよい。内側シールド720は、構造的な支持を提供し、残留中性子束を減少させ、不純物に起因するガンマ線をシールドする。内側シールド720は、タングステン、あるいは中性子およびガンマ線を停止させることができる他の任意の材料から作製することができる。いくつかの実施形態では、内側シールド720の厚さ725は約11.5cmである。
いくつかの実施形態では、内側シールド720は、層730に囲まれている。層730は、リチウム(例えば、リチウム−6)で形成され、約5mmの厚さ735を有することができる。層730は、外側シールド740によって囲まれてもよい。外側シールド740は、FLiBeで作製することができ、約30cmの厚さ745を有することができる。いくつかの実施形態では、損失を低減するために、外側シールドは、格納容器120内の磁界と共形であってもよい。例えば、外側シールド740は、トロイドを形成することができる。
図8は、核融合炉110の特定の実施形態の格納容器120の破断図である。いくつかの実施形態では、格納容器120は、1つ以上の内側ブランケット部分810と、外側ブランケット820と、上述した1つ以上の層730と、を含む。図示した実施形態では、格納容器120は、3の層730によって分離された3つの内側ブランケット部分810を含む。他の実施形態は、任意の個数または構成の、内側ブランケット部分810、層730、および外側ブランケット820を有することができる。いくつかの実施形態では、格納容器120は、多くの場所で約80cmの総厚さ125を有することができる。他の実施形態では、格納容器120は、多くの場所で約1.50mの総厚さ125を有することができる。しかし、厚さ125は、格納容器120内の磁場の形状に応じて、格納容器120の長さ全体にわたって変化することができる(すなわち、格納容器120の内部形状は、図3Bに示すように磁場に適合することができ、したがって均一な厚さ125でなくてもよい)。
いくつかの実施形態では、内側ブランケット部分810は、約70cmの複合厚さ815を有する。他の実施形態では、内側ブランケット部分810は、約126cmの複合厚さ815を有する。いくつかの実施形態では、内側ブランケット部分は、Be、FLiBe等の材料で形成される。
外側ブランケット820は、放射線被曝によって放射性となる傾向がない任意の低放射化材料である。例えば、外側ブランケット820は、鉄または鋼とすることができる。いくつかの実施形態では、外側ブランケット820は、約10cmの厚さ825を有することができる。
図9は、例示的なコンピュータシステム900を示す。特定の実施形態では、1つ以上のコンピュータシステム900は、コンピュータ化された制御を必要とする任意の態様のために、核融合炉110によって利用される。特定の実施形態は、1つ以上のコンピュータシステム900の1つ以上の部分を含む。本明細書では、コンピュータシステムへの言及は、コンピューティングデバイスを包含することができ、また適切な場合には、その逆も可能である。さらに、コンピュータシステムへの言及は、適切な場合には、1つ以上のコンピュータシステムを包含することができる。
本開示は、任意の好適な数のコンピュータシステム900を想定している。本開示は、任意の好適な物理的形式をとるコンピュータシステム900を想定している。例としては、これらに限定されないが、コンピュータシステム900は、組み込みコンピュータシステム、システムオンチップ(SOC)、シングルボードコンピュータ(SBC)(例えば、コンピュータオンモジュール(COM)もしくはシステムオンモジュール(SOM)等)、デスクトップコンピュータシステム、ラップトップもしくはノートブックコンピュータシステム、対話型キオスク、メインフレーム、コンピュータシステムのメッシュ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、サーバ、タブレットコンピュータシステム、またはこれらの2つ以上の組み合わせであってもよい。必要に応じて、コンピュータシステム900は、1つ以上のコンピュータシステム900を含むことができ、それは 一体型もしくは分散型であってもよく、複数の位置にまたがってもよく、複数のマシンにまたがってもよく、複数のデータセンターにまたがってもよく、あるいはクラウドに存在してもよく、それは1つ以上のネットワークにおける1つ以上のクラウドコンポーネントを含むことができる。必要に応じて、1つ以上のコンピュータシステム900は、本明細書で記載または図示した1つ以上の方法の1つ以上のステップを、実質的に空間的または時間的制約なく実行することができる。例としては、これらに限定されないが、1つ以上のコンピュータシステム900は、本明細書に記載または図示した1つ以上の方法の1つ以上のステップを、リアルタイムで、またはバッチモードで実行することができる。1つ以上のコンピュータシステム900は、本明細書に記載または図示した1つ以上の方法の1つ以上のステップを、異なる時間に、または異なる場所で実行することができる。
特定の実施形態では、コンピュータシステム900は、プロセッサ902、メモリ904、記憶装置906、入出力(I/O)インターフェース908、通信インターフェース910、およびバス912を含む。本開示は、特定の配置における特定の数の特定のコンポーネントを有する特定のコンピュータシステムについて記載および図示しているが、本開示は、任意の好適な構成における任意の好適な数の任意の好適なコンポーネントを有する任意の好適なコンピュータシステムを想定している。
特定の実施形態では、プロセッサ902は、コンピュータプログラムを構成するもの等の命令を実行するためのハードウェアを含む。例としては、これらに限定されないが、命令を実行するために、プロセッサ902は、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ904、または記憶装置906から命令を読み出し(またはフェッチし)、それらをデコードして実行し、それから内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ904、または記憶装置906に1つ以上の結果を書き込むことができる。特定の実施形態では、プロセッサ902は、データ、命令、またはアドレスのための1つ以上の内部キャッシュを含むことができる。本開示は、必要に応じて、任意の好適な数の任意の好適な内部キャッシュを含むプロセッサ902を想定している。例としては、これらに限定されないが、プロセッサ902は、1つ以上の命令キャッシュ、1つ以上のデータキャッシュ、ならびに1つ以上のトランスレーションルックアサイドバッファ(TLB)を含むことができる。命令キャッシュ内の命令は、メモリ904または記憶装置906内の命令の複製であってもよく、命令キャッシュは、プロセッサ902によるそれらの命令の読み出しを高速化することができる。データキャッシュ内のデータは、動作するプロセッサ902で実行する命令についてのメモリ904または記憶装置906内のデータ、プロセッサ902で実行するその後の命令によるアクセスのために、またはメモリ904もしくは記憶装置906への書き込みのためにプロセッサ902で実行された前の命令の結果、あるいは他の適切なデータの複製であってもよい。データキャッシュは、プロセッサ902による読み出しまたは書き込み動作を高速化することができる。TLBは、プロセッサ902の仮想アドレス変換を高速化することができる。特定の実施形態では、プロセッサ902は、データ、命令、またはアドレスのための1つ以上の内部レジスタを含むことができる。本開示は、必要に応じて、任意の好適な数の任意の好適な内部レジスタを含むプロセッサ902を想定している。必要に応じて、プロセッサ902は、1つ以上の算術論理演算ユニット(ALU)を含んでもよいし、マルチコアプロセッサであってもよいし、あるいは1つ以上のプロセッサ902を含んでもよい。本開示は特定のプロセッサを記載および図示しているが、本開示は任意の好適なプロセッサを想定している。
特定の実施形態では、メモリ904は、プロセッサ902が実行する命令またはプロセッサ902が動作するデータを記憶するための主メモリを含む。例としては、これらに限定されないが、コンピュータシステム900は、記憶装置906または別のソース(例えば、別のコンピュータシステム900等)からメモリ904へ命令をロードすることができる。それからプロセッサ902は、命令をメモリ904から内部レジスタまたは内部キャッシュへロードすることができる。命令を実行するために、プロセッサ902は、内部レジスタまたは内部キャッシュから命令を読み出し、それらをデコードすることができる。命令の実行中または実行後に、プロセッサ902は、1つ以上の結果(これは中間的または最終的な結果であり得る)を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込むことができる。それからプロセッサ902は、それらの結果の1つまたは複数をメモリ904に書き込む。特定の実施形態では、プロセッサ902は、1つもしくは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュあるいはメモリ904にある命令のみを実行し(記憶装置906等とは対照的に)、1つもしくは複数の内部レジスタまたは内部キャッシュあるいはメモリ904にあるデータのみについて動作する(記憶装置906等とは対照的に)。1つ以上のメモリバス(各々がアドレスバスおよびデータバスを含むことができる)は、プロセッサ902をメモリ904に結合することができる。バス912は、後述するように、1つ以上のメモリバスを含んでもよい。特定の実施の形態では、1つ以上のメモリ管理ユニット(MMU)は、プロセッサ902とメモリ904との間にあり、プロセッサ902により要求されるメモリ904へのアクセスを容易にする。特定の実施形態では、メモリ904は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。このRAMは、必要に応じて、揮発性メモリであってもよい。必要に応じて、このRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)またはスタティックRAM(SRAM)であってもよい。さらに、必要に応じて、このRAMは、シングルポートまたはマルチポートRAMであってもよい。本開示は、任意の好適なRAMを想定している。メモリ904は、必要に応じて、1つ以上のメモリ904を含んでもよい。本開示は、特定のメモリを記載および図示しているが、本開示は、任意の好適なメモリを想定している。
特定の実施形態では、記憶装置906は、データまたは命令のための大容量記憶装置を含む。例としては、これらに限定されないが、記憶装置906は、ハードディスクドライブ(HDD)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、またはユニバーサルシリアルバス(USB)ドライブ、あるいはこれらの2つ以上の組み合わせを含んでもよい。記憶装置906は、必要に応じて、取り外し可能な媒体または取り外しできない(すなわち固定された)媒体を含んでもよい。記憶装置906は、必要に応じて、コンピュータシステム900の内部または外部にあってもよい。特定の実施形態では、記憶装置906は、不揮発性のソリッドステートメモリである。特定の実施形態では、記憶装置906は、読み出し専用メモリ(ROM)を含む。必要に応じて、このROMは、マスクプログラムされたROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM)、電気的に変更可能なROM(EAROM)、またはフラッシュメモリ、あるいはこれらの2つ以上の組み合わせであってもよい。本開示は、任意の好適な物理的形式をとる大容量記憶装置906を想定している。記憶装置906は、必要に応じて、プロセッサ902と記憶装置906との間の通信を容易にする1つ以上の記憶装置制御ユニットを含んでもよい。必要に応じて、記憶装置906は、1つ以上の記憶装置906を含んでもよい。本開示は、特定の記憶装置を記載および図示しているが、本開示は、任意の好適な記憶装置を想定している。
特定の実施の形態では、I/Oインターフェース908は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含み、コンピュータシステム900と1つ以上のI/O装置との間の通信のための1つ以上のインターフェースを提供する。コンピュータシステム900は、必要に応じて、これらのI/O装置の1つまたは複数を含んでもよい。これらのI/O装置の1つまたは複数は、人とコンピュータシステム900との間の通信を可能にする。例としては、これらに限定されないが、I/O装置は、キーボード、キーパッド、マイクロフォン、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナ、スピーカ、スチルカメラ、スタイラス、タブレット、タッチスクリーン、トラックボール、ビデオカメラ、別の好適なI/O装置、またはこれらの2つ以上の組み合わせを含んでもよい。I/O装置は、1つ以上のセンサを含んでもよい。本開示は、任意の好適なI/O装置および任意の好適なI/Oインターフェース908を想定している。必要に応じて、I/Oインターフェース908は、プロセッサ902がこれらのI/O装置の1つまたは複数を駆動できるようにする1つ以上の装置またはソフトウェアドライバを含むことができる。I/Oインターフェース908は、必要に応じて、1つ以上のI/Oインターフェース908を含んでもよい。本開示は、特定のI/Oインターフェースを記載および図示しているが、本開示は、任意の好適なI/Oインターフェースを想定している。
特定の実施形態では、通信インターフェース910は、コンピュータシステム900と1つもしくは複数の他のコンピュータシステム900または1つもしくは複数のネットワークとの間の通信(例えば、パケットベースの通信など)のための、1つ以上のインターフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、または両方を含む。例としては、これらに限定されないが、通信インターフェース910は、イーサネットまたは他の有線ベースのネットワークと通信するためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)またはネットワークアダプタ、あるいはWI−FIネットワーク等の無線ネットワークと通信するための無線NIC(WNIC)または無線アダプタを含んでもよい。本開示は、任意の好適なネットワークおよびそのための任意の好適な通信インターフェース910を想定している。例としては、これらに限定されないが、コンピュータシステム900は、アドホックネットワーク、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、またはインターネットの1つもしくは複数の部分、あるいはこれらの2つ以上の組み合わせと通信することができる。これらのネットワークの1つ以上の1つ以上の部分は、有線または無線であってもよい。例として、コンピュータシステム900は、無線PAN(WPAN)(例えば、ブルートゥースWPAN等)、WI−FIネットワーク、WI−MAXネットワーク、携帯電話ネットワーク(例えば、移動通信用グローバルシステム(GSM)ネットワーク等)、または他の好適な無線ネットワーク、あるいはこれらの2つ以上の組み合わせと通信することができる。コンピュータシステム900は、必要に応じて、これらのいかなるネットワークについても、任意の好適な通信インターフェース910を含むことができる。通信インターフェース910は、必要に応じて、1つ以上の通信インターフェース910を含んでもよい。本開示は、特定の通信インターフェースを記載および図示しているが、本開示は、任意の好適な通信インターフェースを想定している。
特定の実施形態では、バス912は、コンピュータシステム900の構成要素を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。例としては、これらに限定されないが、バス912は、アクセラレーテッドグラフィックスポート(AGP)または他のグラフィックスバス、拡張業界標準アーキテクチャ(EISA)バス、フロントサイドバス(FSB)、ハイパートランスポート(HT)インターコネクト、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、インフィニバンドインターコネクト、ローピンカウント(LPC)バス、メモリバス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCIe)バス、シリアル・アドバンスド・テクノロジー・アタッチメント(SATA)バス、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション・ローカル(VLB)バス、または別の好適なバス、あるいはこれらの2つ以上の組み合わせを含んでもよい。
バス912は、必要に応じて、1つ以上のバス912を含んでもよい。本開示は特定のバスを記載および図示しているが、本開示は任意の好適なバスまたはインターコネクトを想定している。
ここで、1つ以上のコンピュータ可読非一時的記憶媒体は、必要に応じて、1つもしくは複数の半導体ベースのまたは他の集積回路(IC)(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハードディスクドライブ(HDD)、ハイブリッドハードドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピーディスク、フロッピーディスクドライブ(FDD)、磁気テープ、ソリッドステートドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュアデジタルカードまたはドライブ、他の任意の好適なコンピュータ可読非一時的記憶媒体、あるいはこれらの2つ以上の任意の好適な組み合わせを含むことができる。コンピュータ可読非一時的記憶媒体は、必要に応じて、揮発性、不揮発性、または揮発性および不揮発性の組み合わせであってもよい。
本明細書では、特に明示的に示されるか、あるいは特に文脈により示される場合を除き、「または」は包括的であって、排他的なものではない。したがって、本明細書では、特に明示的に示されるか、あるいは特に文脈により示される場合を除き、「AまたはB」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、特に明示的に示されるか、あるいは特に文脈により示される場合を除き、「および」は共同的なものである。したがって、本明細書では、特に明示的に示されるか、あるいは特に文脈により示される場合を除き、「AおよびB」は「共同でAおよびB」を意味する。
本開示の範囲は、当業者が理解するであろう、本明細書に記載または図示した例示的な実施形態に対するあらゆる変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。本開示の範囲は、本明細書に記載または図示した例示的な実施形態に限定されるものではない。さらに、本開示は、本明細書において、特定の構成要素、要素、機能、動作、またはステップを含むものとして各実施形態を記載および図示しているが、これらの実施形態のいずれも、本明細書のいずれかの箇所に記載または図示した構成要素、要素、機能、動作、またはステップのいずれかの任意の組み合わせまたは順列を含むことができ、当業者はこれらを理解するであろう。さらに、特定の機能を実行するように、適応し、配置され、可能であり、構成され、可能とされ、動作可能であり、または動作する、装置またはシステムまたは装置もしくはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲の参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適応し、配置され、可能であり、構成され、可能とされ、動作可能であり、または動作する限り、その特定の機能が活性化されているか、オンになっているか、またはロック解除されているかに関わらず、その装置、システム、または構成要素を包含する。

Claims (20)

  1. 核融合炉であって、前記核融合炉は、
    格納容器であって、前記格納容器の中心軸を通る中心線を含む格納容器と、
    前記格納容器内に懸架され、前記中心線上に中心がある2つの内部磁場コイルであって、各々がトロイダル形状を有する2つの内部磁場コイルと、
    前記中心線上に中心がある複数の閉じ込め磁場コイルであって、前記内部磁場コイルより大きい直径を有する複数の閉じ込め磁場コイルと、
    前記中心線上に中心があり、前記格納容器の中間点に近接して位置する中央磁場コイルと、
    前記格納容器に結合された1つ以上の熱入射装置と、前記中心線上に中心がある2つのミラー磁場コイルと、
    を含み、
    前記磁場コイルは、電流が供給された場合に、前記格納容器内にプラズマを閉じ込めるための磁場を形成するように動作可能であり、
    前記1つ以上の熱入射装置の各々は、前記格納容器内に中性粒子のビームを注入するように動作可能である、核融合炉。
  2. 前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器の前記中心線に位置合わせされる、請求項1に記載の核融合炉。
  3. 前記中心線に位置合わせされた前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器内に中性粒子の円形状のビームを注入するように動作可能である、請求項2に記載の核融合炉。
  4. 前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器の前記中心線に位置合わせされない、請求項1に記載の核融合炉。
  5. 前記中心線に位置合わせされない前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器内に中性粒子の楕円形状のビームを注入するように動作可能である、請求項4に記載の核融合炉。
  6. 前記1つ以上の熱入射装置は、前記格納容器内の焦点に向かって前記中性粒子のビームを集束させるように動作可能である、請求項1に記載の核融合炉。
  7. 前記1つ以上の熱入射装置は、前記中性粒子のビームが前記格納容器内を伝搬するにつれて発散するように動作可能である、請求項1に記載の核融合炉。
  8. 核融合炉であって、前記核融合炉は、
    格納容器内に懸架された2つの内部磁場コイルと、
    前記2つの内部磁場コイルと同軸であり、前記格納容器の中間点に近接して位置する中央磁場コイルと、
    前記内部磁場コイルと同軸である複数の閉じ込め磁場コイルであって、前記格納容器内のプラズマが拡がることを防止する磁壁を維持することによって、前記核融合炉の磁気流体力学(MHD)的安定性を維持するように動作可能である複数の閉じ込め磁場コイルと、
    前記内部磁場コイルと同軸である2つのミラー磁場コイルと、
    前記格納容器の中心に向かって中性粒子のビームを注入するように動作可能な1つ以上の熱入射装置と、
    を含む、核融合炉。
  9. 前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器の中心線に位置合わせされる、請求項8に記載の核融合炉。
  10. 前記中心線に位置合わせされた前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器内に中性粒子の円形状のビームを注入するように動作可能である、請求項9に記載の核融合炉。
  11. 前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器の中心線に位置合わせされない、請求項8に記載の核融合炉。
  12. 前記中心線に位置合わせされない前記1つ以上の熱入射装置の少なくとも1つは、前記格納容器内に中性粒子の楕円形状のビームを注入するように動作可能である、請求項11に記載の核融合炉。
  13. 前記1つ以上の熱入射装置は、前記格納容器内の焦点に向かって前記中性粒子のビームを集束させるように動作可能である、請求項8に記載の核融合炉。
  14. 前記1つ以上の熱入射装置は、前記中性粒子のビームが前記格納容器内を伝搬するにつれて発散するように動作可能である、請求項8に記載の核融合炉。
  15. 格納容器内に懸架された2つの内部磁場コイルに通電するステップと、
    前記2つの内部磁場コイルと同軸であり、前記格納容器の中間点に近接して位置する中央磁場コイルに通電するステップと、
    前記内部磁場コイルと同軸である複数の閉じ込め磁場コイルであって、プラズマが拡がることを防止する磁壁を維持することによって、核融合炉の磁気流体力学(MHD)的安定性を維持するように動作可能である複数の閉じ込め磁場コイルに通電するステップと、
    前記内部磁場コイルと同軸である2つのミラー磁場コイルに通電するステップと、
    前記格納容器の中心に向かって中性粒子のビームを注入するステップと、
    を含む方法。
  16. 前記中性粒子のビームは、核融合反応に燃料を供給するように動作可能である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記中性粒子のビームは、前記格納容器内で完全に電離したプラズマを形成するように選択される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記中性粒子のビームはイオンを含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記中性粒子のビームは重水素粒子を含む、請求項15に記載の方法。
  20. 重水素粒子は、前記格納容器内で重水素ガスを形成するように選択される、請求項19に記載の方法。
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