JP2016539552A - 全二重ユーザと半二重ユーザの混在下での全二重通信 - Google Patents

全二重ユーザと半二重ユーザの混在下での全二重通信 Download PDF

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Abstract

1つまたは複数のUEの中でFD対応(FDC)ユーザ機器(UE)に全二重(FD)ワイヤレス通信を提供するための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のリソースブロック(RB)の割振りを決定することと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定することと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータに基づいて1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つの半二重(HD)部分を決定することであり、少なくとも1つのFD部分において同時のダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)通信がスケジュールされる、決定することと、少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分に基づいて1つまたは複数のRBの割振りを調整することとを含む。

Description

優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により明確に本明細書に組み込まれる、2013年10月22日に出願された「Full Duplex Communication In The Presence Of Mixed Full And Half Duplex Users」と題する非仮出願第14,060,451号の優先権を主張する。
本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、全二重ユーザと半二重ユーザの混在下での全二重通信に関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、および放送などの様々な電気通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信システムが広範囲に配備されている。通常のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用することができる。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムが含まれる。
これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが自治体、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新興の電気通信規格の一例は、Long Term Evolution(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)のモバイル規格に対する拡張セットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートすること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、ならびに、ダウンリンク(DL)上のOFDMA、アップリンク(UL)上のSC-FDMA、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、他のオープン規格とより良く統合することを行うように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるのに伴い、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術、およびこれらの技術を利用する遠隔通信規格に適用可能であるべきである。
従来、アップリンク(ULまたは逆方向リンク)における信号およびダウンリンク(DLまたは順方向リンク)における信号は、異なる周波数帯域において(たとえば、周波数領域複信(FDD)によって)、または同じ周波数帯域であるが異なるタイムスロットにおいて(たとえば、時間領域複信(TDD)によって)送信される。UL送信およびDL送信を分離するこの方法は、半二重(HD: Half Duplex)通信と呼ばれる。周波数領域または時間領域における信号の分離は、ユーザの強い送信信号がその同じユーザによって受信される微弱な信号をかき消す可能性をなくす。しかしながら、送信もしながら、信号を受信し、復号することを可能にさせるエコーキャンセラを備えているユーザなど、以下全二重(FD: Full Duplex)対応ユーザ(FDC)と呼ぶ、FD能力を有するユーザが存在し得る。既存の無線アクセス技術(たとえば、LTE)において、そのようなFDCユーザは、従来、FD能力のないレガシーユーザとしてサービスされる。
以下は、1つまたは複数の態様の基本的な理解を提供するためにそのような態様の簡略化した概要を提示する。この概要は、すべての企図される態様の広範囲な概要ではなく、すべての態様の主要なもしくは重要な要素を特定することも、任意のもしくはすべての態様の範囲を画成することもしないことを意図している。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして、簡略化された形態で1つまたは複数の態様のいくつかの概念を提示することである。
一態様では、1つまたは複数のUEの中でFD対応(FDC)ユーザ機器(UE)に全二重(FD)ワイヤレス通信を提供するための方法が提供され、この方法は、1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のリソースブロック(RB)の割振りを決定するステップと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定するステップと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータに基づいて1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分を決定するステップであり、少なくとも1つのFD部分において同時のDLおよびUL通信がスケジュールされる、ステップと、少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分に基づいて1つまたは複数のRBの割振りを調整するステップとを含む。
別の態様では、1つまたは複数のUEの中でFDC UEにFDワイヤレス通信を提供するための装置が提供され、この装置は、1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のRBの割振りを決定することと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定することと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータに基づいて1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分を決定することであり、少なくとも1つのFD部分において同時のDLおよびUL通信がスケジュールされる、決定することと、少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分に基づいて1つまたは複数のRBの割振りを調整することとを行うように構成される処理システムを含む。
さらなる態様では、1つまたは複数のUEの中でFDC UEにFDワイヤレス通信を提供するためのコンピュータプログラム製品が提供され、このコンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のRBの割振りを決定するためのコードと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定するためのコードと、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータに基づいて1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分を決定するためのコードであり、少なくとも1つのFD部分において同時のDLおよびUL通信がスケジュールされる、コードと、少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分に基づいて1つまたは複数のRBの割振りを調整するためのコードとを含むコンピュータ可読媒体を含む。
本開示のこれらの態様および他の態様は、以下の発明を実施するための形態を概観することによってより完全に理解されるであろう。
開示されている態様は、以下に、開示されている態様を例示し、限定しないように提供された添付の図面と併せて説明されることになり、ここで、同様の名称は、同様の要素を表す。
全二重ユーザと半二重ユーザの混在下での全二重通信のためのネットワークアーキテクチャの一例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様を含むアクセスネットワークの一例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様におけるLTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様におけるLTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様におけるユーザプレーンおよび制御プレーン用の無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様におけるアクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様におけるワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 図1のネットワークアーキテクチャの態様を含む処理システムを利用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様を含む、ダウンリンクがプライマリリンクであるときの第1のスケジューリング例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様を含む、アップリンクがプライマリリンクであるときの第2のスケジューリング例を示す図である。 図1のネットワークアーキテクチャの態様を含む、アップリンクがプライマリリンクであるときの第3のスケジューリング例を示す図である。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書に記載される概念が実施され得る唯一の構成を表すことを意図していない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示される。
本開示の態様は、以下全二重(FD: Full Duplex)対応(FDC: Full Duplex Capable)ユーザと呼ぶ、FD能力を有するユーザ(たとえば、送信もしながら、信号を受信し、復号することを可能にさせるエコーキャンセラを備えているユーザなど)のサービスを管理することによって、ワイヤレスネットワークにおける全体的なネットワーク容量を向上させるスケジューリング手法を提供する。いくつかの態様は、レガシーユーザを混乱させることなく既存の無線アクセス技術(たとえば、LTE)に適用され得る。いくつかの本態様は、スモールセル(たとえば、フェムトおよびピコセル、またはマクロセルに関連する比較的小さい送信電力もしくはカバレージエリアを有する任意のセル)配備など、パスロスが比較的小さく、送信電力が低く、ほんのわずかのユーザしかサービスされない屋内のシナリオで使用され得る。しかしながら、本態様は、屋内のシナリオまたはスモールセル配備に限定されず、任意のシナリオまたはセル配備において使用され得る。
図1を参照すると、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれる場合があるLTEネットワークアーキテクチャ100が示されている。EPS100は、1つまたは複数のFDCユーザ機器(UE)150、およびFD能力を有していない可能性がある1つまたは複数の他のUE102を含む。EPS100は、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、ホーム加入者サーバ(HSS)120、および事業者のIPサービス122をさらに含む場合がある。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単にするために、それらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に諒解するように、本開示の全体を通して提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
E-UTRANは、発展型ノードB(eNB)106および他のeNB108を含む。eNB106は、FDC UE150およびUE102に対してユーザプレーンプロトコル終端および制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続される場合がある。eNB106は、基地局、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または他の何らかの適切な用語で呼ばれる場合もある。eNB106は、FDC UE150およびUE102にEPC110へのアクセスポイントを提供する。FDC UE150およびUE102の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、または同様に機能する任意の他のデバイスが含まれる。FDC UE150およびUE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、ユーザ機器、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。
eNB106は、S1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、他のMME114、サービングゲートウェイ116、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112は、ベアラおよび接続の管理を行う。すべてのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ116を介して転送され、サービングゲートウェイ116自体は、PDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレス割振りおよび他の機能を実現する。PDNゲートウェイ118は、事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびPSストリーミングサービス(PSS)を含む場合がある。
いくつかの本態様によれば、FD能力がeNodeB106およびFDC UE150において使用可能にされるとき、eNodeB106は、全体的なシステム容量を増加させ、FDC UE150がより高いデータレートを経験することを可能にさせるために、FDスケジューリングを実行するために、FDC UE150のFD能力を利用するスケジューリング構成要素130を実行することができる。また、これらの態様では、スケジューリング構成要素130がeNodeB106をFDモードで送信するようスケジュールするとき、eNodeB106は、より速くデータ転送を完了することができ、したがって、たとえばUE102または他のFDC UEなど、他のUEによって使用されるように、新しいタイムスロットを開く。したがって、これらの態様では、FDC UE150と他のUE102の両方は(間接的にFDC UE150によるリソースが空にされたリソースのために)、FDスケジューリングから利益を得ることができる。
従来、アップリンク(ULまたは逆方向リンク)における信号およびダウンリンク(DLまたは順方向リンク)における信号は、異なる周波数帯域において(たとえば、周波数領域複信(FDD)によって)、または同じ周波数帯域であるが異なるタイムスロットにおいて(たとえば、時間領域複信(TDD)によって)送信される。ULおよびDL送信のこの分離は、半二重(HD: Half Duplex)通信と呼ばれる。周波数領域または時間領域における信号の分離は、ユーザの強い送信信号がその同じユーザによって受信される微弱な信号をかき消す可能性をなくす。
しかしながら、本開示のいくつかの態様は、FD通信と呼ばれる、同じ周波数帯域および/または同じ時間領域割振りにおける同時のULおよびDL送信を可能にするために、エコー消去(EC: Echo Cancellation)を使用する。たとえば、eNodeB106またはFDC UE150は、FD通信のためにECを実行するように構成されるEC構成要素160を随意に含み得る。いくつかの他の態様では、FD通信は、ECなしで、またはECとは異なる技法によって達成され得る。たとえば、eNodeB106およびFDC UE150の送信経路と受信経路との間の結合(たとえば、送信経路から受信経路へのリーク)が小さいとき、ECは、FD通信を達成することが要求されない場合がある。いくつかの態様では、指向性アンテナを使用して、そのような小さいリークが達成され、この場合、送信アンテナおよび受信アンテナが、狭い角度範囲のみにおいて高利得を有し、したがって、所望の相手に/からのみ送信/受信する。これらの態様では、FD通信におけるチャネル容量は、そのHDの相手と比較して増加し得る(たとえば、2倍になる)。いくつかの態様では、ECは、その同じユーザの受信機に漏れるユーザの送信信号のその部分を除去するために使用され得る。いくつかの態様では、ECは、アナログおよびデジタルの消去技法の組合せによって使用され得る。いくつかの態様では、たとえば、eNodeB106とFDC UE150との間のパスロスが比較的小さい屋内環境において、ユーザにおける送信電力レベルと受信電力レベルとの間の差が比較的小さいとき、ECは理解し易く、より効果的である。
いくつかの態様では、たとえば、FDC UE150など、FD能力を有するユーザのサービスを管理することによって、EPS100における全体的なネットワーク容量を向上させるために、スケジューリング方法がEPS100において利用される。これらの態様は、たとえば、いつでも、受信または送信のいずれかのみを行うことができるユーザなど、HD対応(HDC)ユーザを混乱させることなく、既存の無線アクセス技術に適用され得る。いくつかの態様では、たとえば、eNodeB106に含まれ得る、またはeNodeB106外にある上位層エンティティであり得るスケジューリングエンティティは、個々のUEのFD能力を認識する。たとえば、非限定的な一態様では、eNodeB106は、システムを事前構成することによって、または無線リソース制御(RRC)プロトコルなどのメッセージング機構を介してUEにそれらのFD能力を発表させることによって、個々のUEのFD能力を認識するようになるスケジューリング構成要素130を含み得る。たとえば、スケジューリング構成要素130は、eNodeB106において事前プログラムされ、および/またはFDC UE150およびUE102のために先験的にネットワークエンティティに記憶されるFD能力を取得することによって、あるいは、FDC UE150およびUE102からのブロードキャストメッセージを復号することによってFDC UE150およびUE102からFD能力を取得することによって、たとえば、FDC UE150およびUE102など、UEのFD能力を決定するFD能力決定構成要素134を含み得る。
本開示の態様は、特定の無線アクセス技術(RAT)に限定されず、たとえば、LTE、UMTS、EvDO、Wifiなど規格ベースの技術、ならびにプロプライエタリ技術に適用され得る。いくつかの態様では、たとえば、所与のときに、ULおよびDL通信は、たとえば、DLはLTEであり、ULはWiFiであり得る、異なるRATを使用して実行される。たとえば、いくつかの態様では、DL通信は、第1のRATであり、UL通信は、第1のRATとは異なる第2のRATで、同時のDLおよびUL通信が実行される。
一般に、いくつかの態様では、リソースブロック(RB)は、時間領域および周波数領域においてデータ送信の境界を定義する隣接する粒状ブロックのエリアである。従来、HDC UEおよびHDC eNodeBでは、ULおよびDL通信は、たとえば、UL RBおよびDL RBなど、異なるRBに割り振られる。たとえば、DL RBは、FDDシステムにおいてDLに専用の周波数帯域において、またはTDDシステムにおいてDLに専用のタイムスロットにおいて行われる送信のためにeNodeBまたはUEのいずれかによって使用され得る。そのようなDL RBは、以下レガシーDL RB(LDL RB)と呼ぶ。同様に、UL RBは、FDDシステムにおいてULに専用の周波数帯域において、またはTDDシステムにおいてULに専用のタイムスロットにおいて行われる送信のためにeNodeBまたはUEのいずれかによって使用され得る。そのようなUL RBは、以下レガシーUL RB(LUL RB)と呼ぶ。
しかしながら、いくつかの本態様では、eNodeB106がFD対応であるとeNodeB106および/またはスケジューリング構成要素130が決定すると、各スケジューリング機会において、eNodeB106および/またはスケジューリング構成要素130は、他のUE基準、たとえば、複信機能、トラフィック需要、AT要求、バッファサイズ、チャネル状態、信号品質、電力、レイテンシ要件、またはサービス品質(QoS)要件に基づいてFD通信にLDL RBおよびLUL RBの一部を割り当てることができる。そのようなRBは、以下FD RBと呼ぶ。これらの態様では、次いで、eNodeB106は、UEの間でFD RBをスケジュールすることができる。たとえば、いくつかの態様では、eNodeB106のスケジューリング構成要素130は、FDC UE150ならびにLDL RBおよびLUL RBを含み得る他のUE102に対する1つまたは複数のRB140の割振りを決定するRB割振り決定構成要素132を含み得る。さらに、eNodeB106のスケジューリング構成要素130は、FDC UE150および他のUE102のFD能力(FD能力決定構成要素134によって決定される)、ならびにFDC UE150および他のUE102のスケジューリングパラメータに基づいて、RB140における少なくとも1つのFD部分142および少なくとも1つのHD部分144を決定するRB FD部分およびHD部分決定構成要素138を含み得、この場合、同時のDLおよびUL通信がFD部分142においてスケジュールされる。これらの態様では、eNodeB106のスケジューリング構成要素130は、たとえば、トラフィック需要、UE要求、バッファサイズ、チャネル状態、信号品質、電力、レイテンシ要件、またはQoS要件など、FDC UE150および他のUE102のスケジューリングパラメータを決定するスケジューリングパラメータ決定構成要素136を含み得る。
いくつかの態様では、eNodeB106は、LUL RBをUL送信のためにUEのサブセットに割り当て、それによって、時間領域および周波数領域において互いに直交するUL RBをUEのサブセットに提供することができる。これらの態様では、eNodeB106は、LUL RBのサブセットにおいてFDC UE150から受信しながら、LUL RBのその同じサブセットにおいてFDC UE150に送信することによって、FDC UE150とのFD通信を確立することができる。
いくつかの態様では、FDC UE150のDL通信のために使用されるRB140の割当ては、暗黙的でもよく(たとえば、eNodeB106からFDC UE150へのLDL RB割当てがFDC UE150からeNodeB106へのLUL RB割当てと同一であり得る)、または制御チャネルを介してFDC UE150に別個に通信されてもよい。いくつかの態様では、たとえば、DL(またはUL)割当てがeNodeB106によって行われるとき、同じリソースがUL(またはDL)送信のためにも割り振られる旨のeNodeB106とFDC UE150との間の明確な理解がある。これらの態様では、eNodeB106と他のUE102との間のUL通信は、HDである(たとえば、HDC UEは、それらの割り当てられたUL RBにおいてULデータをeNodeB106に送信するが、LUL RBにおいてeNodeB106からDLデータを受信しない)。
いくつかの態様では、隣接したeNodeB108のULチャネルへの干渉を低減するために、eNodeB106は、そのDL送信を、たとえば、それ自体とその隣接したeNodeB108との間の最小のパスロスなど、それ自体とその隣接したeNodeB108との間のパスロス次第とすることができる。これらの態様では、eNodeB106とeNodeB108との間のパスロスは、ネットワークリスニング構成要素を介して測定され得る。
一態様では、たとえば、eNodeB106は、所与のスケジューリング機会において、単一のUE、たとえば、FDC UE150を有し得る。この態様では、eNodeB106およびFDC UE150は、FD通信のために利用可能なRBを使用することができる。
いくつかの態様では、eNodeB106は、相互に直交するLDL RBをDL送信のためにUEのサブセットに割り当てることができる。一態様では、たとえば、eNodeB106は、FDC UE150がネットワークにおいてサービスされる唯一のUEであるとき、UEのサブセット内で、たとえばFDC UE150など、FDC UEに割り当てられるLDL RBにおいてUL送信をスケジュールすることができる。別の態様では、たとえば、ネットワークに複数のUEがあるとき、LDL RBのうちのいくつかは、それらのLDL RBがたとえばDL制御、ブロードキャスト、パイロット、または同期チャネルなどの特殊なリソースを送信するためにeNodeB106によって使用されない限り、UL送信のためにUEのサブセット内のFDC UE(たとえば、FDC UE150)に割り当てられ得る。たとえば、いくつかの態様では、FDモードであるとき、FDC UE150は、DL制御および基準チャネルによって使用されるRBにおいてULデータを送信しない。また別の態様では、たとえば、UEのサブセット内のFDC UE150と他のUEとの間のパスロスがしきい値よりも高いとき、LDL RBのうちのいくつかは、UL送信のためにFDC UE150に割り当てられ得る。これらの態様では、UE間のパスロスは、たとえば、UE間のデバイス間リンクを使用することによって測定され得る。従来、UE間のパスロス情報は、たとえば、電力制御によって、干渉を制御するために使用され得る。しかしながら、いくつかの本態様では、UE間のそのようなパスロス情報は、FDスケジューリング決定のためにさらに使用され得る。いくつかの態様では、UL通信の割当ては、暗黙的でもよく、たとえば、FDC UE150からeNodeB106へのLUL RBの割当ては、eNodeB106からFDC UE150へのLDL RBの割当てと同じであり得る。代替的に、いくつかの態様では、FDC UE150からeNodeB106へのLDL RBの割当ては、制御チャネルを介してFDC UE150に別個に伝えられ得る。いくつかの態様では、UEのサブセット内のHDC UE間のDL通信は、HDにおいて行われ、たとえば、HDC UEは、LDL RBにおいてデータを受信するのみであり、LDL RBにおいて送信しない。
従来、LTE規格では、ダウンリンク割当て、たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)およびその対応するダウンリンクデータチャネル、たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、同じサブフレームにおいて送られる。したがって、ダウンリンクデータはFDC UE150で容易に復号され得るが、対応するPDSCHリソースでFD送信を行うためにFDC UE150において十分な処理時間がない可能性がある。しかしながら、いくつかの本態様は、たとえば、LDL RBの間、DL送信においてPDCCHチャネルおよびPDSCHチャネルをスタガリングすることによって、FD送信をサポートするために、LTE規格への変更を提供する。これらの態様では、代替または追加として、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)は、LDL RBの間、FDC UE150からeNodeB106へのLDL RB送信についてオプションであり得る。たとえば、いくつかの態様では、ダウンリンクデータ送信よりいくつかのサブフレーム前に、ダウンリンク割当てが示される。したがって、これらの態様では、いくつかのサブフレームによってPDCCHおよび対応するPDSCH送信がスタガリングされる。同様に、いくつかの態様では、たとえば、物理アップリンク共通チャネル(PUSCH)など、対応するアップリンクデータチャネルについてPDCCHを介して送られるアップリンク割当ては、たとえば4つのサブフレーム後など、いくつかのサブフレーム後に送信され得る。
いくつかの態様では、たとえば、DL送信およびUL受信が同期したFDDシステムにおいて、FD通信は、サブバンドを選択するように制限され得る。したがって、これらの態様は、サブバンドごとに干渉の制御および消去を提供することができる。これらの態様では、異なるFDC UE150は、FD通信のための異なるサブバンドに割り当てられ得る。
従来、たとえば、LTE TDDネットワークにおいて、サブフレームまたはRBは、所定の構成テーブルに基づいて、UL、DL、または特殊(たとえば、クワイエットガードインターバルによって分離されたDLおよびULによって共有される)に割り当てられ得る。しかしながら、いくつかの本態様では、そのような所定の構成テーブルは、LTE TDDネットワークにおけるFDC UE150のためのFD送信を提供するために変更され得る。Table 1(表1)は、そのLTE TDDシステムにおいてFDC UEにFD通信を提供するための、HDC UEとFDC UEの両方を含むLTE TDDシステムにおける所定の構成および対応する変更された構成の一態様の一例を示す。
Table 1(表1)では、SWは、本明細書で説明する特殊なサブフレームであるスイッチサブフレームを表す。Table 1(表1)の例に示されるように、これらの態様では、FDCアクセスポイント(eNodeB106)は、LUL RBをFD RBとして再割り当てし、これらのFD RBをFD通信のためにFDC UEのうちの1つに割り当てることができる。たとえば、Table 1(表1)で、サブフレーム2および7は、FD通信のためにFDC UE1に割り当てられ、サブフレーム3は、FD通信のためにFDC UE2に割り当てられる。また、Table 1(表1)に示されるように、HDC UE1および2は、FDサブフレーム2、3、および7においてスケジュールされておらず、これらのサブフレームの間、クワイエットのままである。
いくつかの態様では、たとえば、LTE TDDシステムにおいて、eNodeB106は、FD RBにおいてPRACHリソースを割り当てない場合がある。これらの態様では、代替または追加として、eNodeB106は、FDC UEに対してLDL RBをFD RBとして割り当てることができる。LUL RBがFD RBとして割り当てられるいくつかの態様では、FD RBの間、HDC UEは割り当てられず、クワイエットのままである間、HDC UEは、FD RBの間、いくつかのDL信号をリッスンし得る。したがって、FDC UEが、たとえばDL制御チャネル(PDCCH)、セル固有の参照トーン(CRS)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、プライマリ同期信号(PSS)、およびセカンダリ同期信号(SSS)など、FDC UEの特殊なリソースに関するデータを送信しないように、割り当てられたFDC UEは、そのUL送信をパンクチャし得る。
いくつかの態様では、EC構成要素160は、アナログのRF領域および/またはデジタル領域においてECを実行することができる。これらの態様では、EC構成要素160は、受信機の中に漏れている送信信号(たとえば、EC構成要素160を含む同じデバイスの送信信号)の部分を除去するために、受信信号が、アナログデジタル変換器(ADC)によってデジタル化され、サンプリングされた後、デジタル消去(Digital Cancellation)を実行することができる。いくつかの態様では、EC構成要素160は、FD通信が特定のサブバンドにあるかどうかに応じて、全体的な受信機の帯域において、またはサブバンドごとのみに、デジタル消去を実行することができる。たとえば、一態様では、LTEの場合、サブバンドは、1組のRBである。たとえば、一態様では、2つの10MHzのサブバンド(たとえば、サブバンド当たり50RBに対応する)に区分される20MHzの総帯域幅を備える非限定的な例示的なLTEシステムで、FD通信は、サブバンドIにおいてのみ実行され得、サブバンドIIは、HD通信のためのみに使用され得る。この例示的な態様では、EC構成要素160は、サブバンドIのみのためにデジタル消去を実行することができ、それによって、ECが100のRBの代わりに50のRBのみにおいて実行されるので、ECを実行するために必要とされるリソース(たとえば計算能力およびエネルギー)を低減することができる。
いくつかの態様では、eNodeB106とFDC UE150との間の時間領域および周波数領域の同期がない場合に、FDリソースの一部は、HDリソースと重複し得る。たとえば、最初に時刻t1でUL HD通信に宛てられたRBは、タイミング同期がないためにタイミング同期がt1に転じたFDリソースからDL干渉を得ることができる。別の例では、FD通信がサブバンドIのみにおいて実行される場合、不完全な周波数同期によって、サブバンドI FDリソースの一部が、たとえば、サブバンドII HDリソースに漏れる可能性があり、干渉を引き起こす可能性がある。したがって、いくつかの態様では、FD通信は、時間領域および周波数領域におけるリソースの整合を必要とする。たとえば、FD通信は、干渉をFD通信のために割り当てられるサブバンドおよびサブフレーム内に含まれるように保つのを助けるために、プライマリリンクとセカンダリリンクとの間の同期によって実行される。これらの態様では、たとえば、アップリンクおよびダウンリンクが同期しない可能性があるLTEにおいて、プライマリリンクとセカンダリリンクとの間の同期を有するFD通信は、HDC UEがFD送信によってもたらされる干渉によって影響を受けるようにならないことを確実にする。
いくつかの態様では、FD通信を実行するために、UEへの周波数領域サブバンドダウンリンクの割当てが、同じUEによってアップリンク送信のために使用される。たとえば、いくつかの態様では、FDC UE150は、ULおよびDLの割当てのためにeNodeB106によって割り当てられるダウンリンクサブバンドRBを使用する。したがって、これらの態様では、セカンダリリンク(たとえば、アップリンク)の暗黙的なスケジューリングは、プライマリリンク(たとえば、ダウンリンク)のための割当てに基づいて実行される。そのような暗黙的な割当てを有するFD通信の一例は、図9に示されており、ここでは、ダウンリンクがプライマリリンクである。たとえば、図9に図示される第1のスケジューリング例900において、サブフレームk+2で、HDC UEのみへのRB割当てがあり、サブフレームk+2においてアップリンク送信がない。しかしながら、サブフレームkおよびk+1において、FDC UE、たとえばUE1およびUE4は、それらがダウンリンクにおいて割当てを有するとき、アップリンクにおいて送信することによってFD通信を実行する。この例では、FDC UEは、空でないデータバッファを有すると見なされる。
従来、LTEにおいて、サブフレーム上のPDCCHの割当てが、UEのQoS要件およびダウンリンクチャネル状態に基づいて、接続されたUEのうちの一部についての同じサブフレーム上のデータ割当て(たとえば、PDSCH)を提供するように、動的なスケジューリングがダウンリンクにおいて使用される。しかしながら、いくつかの本態様では、FDC UEがあるとき、そのような動的なスケジューリングは、たとえばセカンダリリンクなど、得られた追加のリソースをより良く利用するために変更される。従来、LTEでは、対応するダウンリンクデータチャネル(たとえば、PDSCH)のためのダウンリンク割当て(たとえば、PDCCH)は、ダウンリンクデータチャネルと同じサブフレームにおいて行われる。たとえば、図9における第1のスケジューリング例900に示されるように、サブフレームkにおけるPDSCHの割当ては、同じサブフレームkにおけるPDCCHによって提供される。このことは、PDSCHリソースにおいてFD送信を行うためのUEにおける十分な処理時間を与えない。
しかしながら、いくつかの本態様では、FD送信をサポートするために、LTE規格は、ダウンリンクデータ送信よりいくつかのサブフレーム前にダウンリンク割当てを示すために変更される。たとえば、PDCCHおよび対応するPDSCH送信は、1つまたは複数のサブフレームによってスタガリングされ得る。たとえば、図9における第1のスケジューリング例900に示されるように、サブフレームk+3におけるPDSCHの割当ては、サブフレームkにおけるPDCCHによって提供される。
これらの態様では、動的なスケジューリングは、リソースをUEに割り当てるとき、UEのFD能力に基づいて実行される。たとえば、RFの観点で他のUEに近いFDC UE(たとえば、FDC UEのアップリンク送信は、FDCまたはHDCとすることができる近くのUEでのダウンリンク受信における干渉を引き起こす)は、プライマリリンクにおいて同じサブフレームが割り当てられない。代替的に、FDC UEは、それらがRFの観点で近くのUEを有していない場合のみ、セカンダリリンクにおいて自律的に送信することができる。たとえば、図9における第1のスケジューリング例900に示されるように、RFの観点でFDC UEが互いに近くにあるUE1およびUE6は、サブフレームk+3の間、セカンダリリンクにおいて送信しない。これらの態様では、他のUEのRF付近は、たとえば、UEの間の直接のリンク(たとえば、デバイス間またはD2Dリンク)に基づいてFDC UEによって推定され得る。
いくつかの本態様では、他のUEのダウンリンクにおけるブロードキャスト信号およびチャネルにおける干渉を最小限に抑えるために、ブロードキャスト信号およびチャネルを有するダウンリンクリソース要素は、アップリンク送信において回避される。たとえば、図9における第1のスケジューリング例900に示されるように、アップリンク送信は、たとえば、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、およびPDCCHなど、ブロードキャストチャネルにおいて回避される。しかしながら、図9における第1のスケジューリング例900は例にすぎず、アップリンク送信は、ブロードキャスト信号セル固有基準信号(RS)およびブロードキャストチャネルPBCHの間、さらに回避され得る。
いくつかの本態様では、UEへの周波数領域アップリンク割当てが、FD通信のための同じUEへのダウンリンク送信のために使用される。したがって、たとえば、図10の第2のスケジューリング例1000に示されるように、プライマリリンク(アップリンク)のための割当てに基づくセカンダリリンク(ダウンリンク)の暗黙的なスケジューリングが実行される。従来、LTEにおいて、動的なスケジューリングは、アップリンクにおいて実行され、この場合、たとえば、接続されたUEの一部について、サブフレーム上の割当てチャネルPDCCHが、たとえば、UEのスケジューリング要求、バッファ状況報告、QoS要件、およびアップリンクチャネル状態に基づいて、いくつかのサブフレーム(たとえば、3つのサブフレーム)離れたサブフレームにおけるデータ割当て(PUSCH)を提供する。しかしながら、いくつかの本態様では、FDC UEがあるとき、そのような動的なスケジューリングは、たとえばセカンダリリンクなど、得られた追加のリソースをより良く利用するために変更される。たとえば、いくつかの本態様では、動的なスケジューリングは、リソースをUEに割り当てるとき、UEのFD能力に基づいて変更される。たとえば、いくつかの本態様では、RFの観点で近くにある隣接したeNodeBがないとき、図10の第2のスケジューリング例に示されるように、eNodeBからのセカンダリリンク(ダウンリンク)データチャネル(たとえば、PDSCH)は、FDC UEのみに送信される。いくつかの他の態様では、RFの観点で近くにある近くのeNodeBがあるとき、隣接したeNodeBにおけるアップリンクに対する干渉を最小限に抑えるために、ダウンリンク送信は、セカンダリリンクが利用されない場合、図11における第3のスケジューリング例に示されるように、eNodeBと、干渉する隣接したeNodeBとの間の最小のパスロスの測定次第である。これらの態様では、eNodeB間のパスロスは、eNodeBにおけるネットワークリッスン機能を使用して測定され得る。
図2を参照すると、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例が示されている。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数の低電力クラスeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重なるセルラー領域210を有する場合がある。低電力クラスeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモート無線ヘッド(RRH)であり得る。マクロeNB204は、各々がそれぞれのセル202に割り当てられ、セル202内のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラは存在しないが、代替構成では集中型コントローラが使用される場合がある。eNB204は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続を含む、すべての無線関連機能に関与する。
アクセスネットワーク200によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTEの適用例では、DL上ではOFDMが使用され、UL上ではSC-FDMAが使用されて、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートする。当業者が以下の発明を実施するための形態から容易に諒解するように、本明細書に提示される様々な概念は、LTEの適用例に好適である。しかしながら、これらの概念は、他の変調技法および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張することができる。例として、これらの概念は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)に拡張され得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用してブロードバンドインターネットアクセスを移動局に提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形形態を利用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、TDMAを利用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを利用する発展型UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMに拡張することができる。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)については、3GPP団体による文書に記載されている。CDMA2000およびUMBについては、3GPP2団体による文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存する。
eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有する場合がある。MIMO技術を使用すると、eNB204が空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることが可能になる。空間多重化は、同じ周波数上で同時にデータの様々なストリームを送信するために使用することができる。データストリームは、単一のUE206に送信してデータレートを増大させることができ、または、複数のUE206に送信して全体的なシステム容量を増大させることができる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いで、空間的にプリコーディングされた各ストリームをDL上で複数の送信アンテナを介して送信することによって実現される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE206に到達し、これにより、UE206の各々が、そのUE206に向けられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上では、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204が、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、一般に、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル条件があまり良好でないとき、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるために、ビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを介した送信のためにデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルの端部において良好なカバレージを達成するために、単一ストリームのビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わせて使用され得る。
以下の詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様について、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながら説明する。OFDMは、OFDMシンボル内でいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、寸分違わない周波数で間隔があけられる。間隔は、受信機がサブキャリアからのデータを復元することを可能にする「直交性」をもたらす。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)を各OFDMシンボルに追加することができる。ULは、SC-FDMAをDFT拡散OFDM信号の形式で使用して、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償することができる。
図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割することができる。各サブフレームは、連続する2つの時間スロットを含む場合がある。リソースグリッドは、2つの時間スロットを表すために使用することができるが、各時間スロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域における連続する12個のサブキャリアを含み、各OFDMシンボル内の通常のサイクリックプレフィックスの場合、時間領域における連続する7個のOFDMシンボル、すなわち84個のリソース要素を含む。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、時間領域内の連続する6つのOFDMシンボルを含み、72個のリソース要素を有する。R302、R304として示されたリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL-RS)を含む。DL-RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS)302、およびUE固有RS(UE-RS)304を含む。UE-RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、かつ変調方式が高いほど、UE向けのデータレートは高くなる。
図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULに利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分化される場合がある。制御セクションは、システム帯域幅の2つの縁部に形成される場合があり、構成可能なサイズを有する場合がある。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられる場合がある。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含む場合がある。このULフレーム構造により、データセクションは連続するサブキャリアを含むことになり、これにより、単一のUEが、データセクション内の連続するサブキャリアのすべてを割り当てられることが可能になり得る。
UEは、制御情報をeNBに送信するために、制御セクション内のリソースブロック410a、410bを割り当てられる場合がある。UEはまた、データをeNBに送信するために、データセクション内のリソースブロック420a、420bを割り当てられる場合がある。UEは、制御セクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)内で、制御情報を送信することができる。UEは、データセクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)内で、データのみ、またはデータと制御情報の両方を送信することができる。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがる場合があり、周波数にわたってホッピングする場合がある。
1組のリソースブロックは、初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430内でUL同期を実現するために使用される場合がある。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送できない。各ランダムアクセスプリアンブルは、連続する6個のリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHの場合、周波数ホッピングは存在しない。PRACHの試行は、単一のサブフレーム(1ms)内で、または少数の隣接するサブフレームのシーケンス内で搬送され、UEは、フレーム(10ms)当たり単一のPRACHの試行しか行うことができない。
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの例を示す図500である。UEおよびeNBの無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤで示される。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。本明細書では、L1レイヤは物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクに関与する。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤを含み、これらはネットワーク側のeNBで終端する。図示されていないが、UEは、L2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有する場合があり、これらは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118で終端するネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)で終端するアプリケーションレイヤとを含む。
PDCPサブレイヤ514は、様々な無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を実現する。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減する上位レイヤのデータパケット用のヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびeNB間のUE用のハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再アセンブリ、紛失したデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するデータパケットの並べ替えを実現する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を実現する。MACサブレイヤ510はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)をUEの間で割り振ることに関与する。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作を受け持つ。
制御プレーンでは、UEおよびeNB用の無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーン用のヘッダ圧縮機能がないことを除き、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)内に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得すること、および、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することを担う。
図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に供給される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能性を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびに、様々な優先順位基準に基づくUE650への無線リソース割振りを実現する。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびUE650へのシグナリングに関与する。
送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実施する。信号処理機能には、UE650での順方向誤り訂正(FEC)を容易にするコーディングおよびインタリービング、ならびに様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、直交位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングが含まれる。次いで、コーディングされ変調されたシンボルは、並列ストリームに分割される。次いで、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に結合されて、時間領域のOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、空間的にプリコーディングされて、複数の空間ストリームを生成する。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディング方式および変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用される場合がある。チャネル推定値は、UE650によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出される場合がある。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に供給される。各送信機618TXは、送信用のそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UE650で、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を介して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、この情報を受信(RX)プロセッサ656に供給する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実施する。RXプロセッサ656は、情報に対して空間処理を実行して、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームがUE650を宛先とする場合、これらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成することができる。次いで、RXプロセッサ656は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを含む。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、eNB610によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって、復元され復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づく場合がある。次いで、軟判定は復号されデインタリーブされて、物理チャネル上でeNB610によって元々送信されたデータおよび制御信号を復元する。次いで、データおよび制御信号は、コントローラ/プロセッサ659に供給される。
コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660に関連付けることができる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を実現して、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元する。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク662に供給され、データシンク662はL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号も、L3処理のためにデータシンク662に提供することができる。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために、確認応答(ACK)および/または否定応答(NACK)のプロトコルを使用する誤り検出に関与する。
ULでは、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを供給するために、データソース667が使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを代表する。eNB610によるDL送信に関連して記載された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を実現することによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングに関与する。
適切な符号化および変調の方式を選択し、空間処理を容易にするために、eNB610によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値が、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に供給される。各送信機654TXは、送信用のそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE650での受信機機能に関連して記載された方式と同様の方式で、eNB610で処理される。各受信機618RXは、それぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、この情報をRXプロセッサ670に供給する。RXプロセッサ670は、L1レイヤを実装することができる。
コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676に関連付けることができる。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を実現して、UE650からの上位レイヤパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに供給される場合がある。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKのプロトコルを使用する誤り検出に関与する。
図7は、図1のネットワークアーキテクチャの態様におけるワイヤレス通信の方法700の一態様の一例のフローチャートである。たとえば、方法700は、本明細書で説明するように、スケジューリング構成要素130(図1)を実行しているeNodeB、たとえばeNodeB106(図1)によって実行され得る。
ブロック702で、方法700は、1つまたは複数のUEへの1つまたは複数のRBの割振りを決定するステップを含み得る。たとえば、一態様では、eNodeB106は、UE102またはFDC UE150に対する1つまたは複数のRB140の割振りを決定するスケジューリング構成要素130を含むことができる。一態様では、たとえば、スケジューリング構成要素130は、LDL RBおよびLUL RBを含み得るUE102またはFDC UE150のRB割振りを決定するRB割振り決定構成要素132を含み得る。
ブロック704で、方法700は、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定するステップを含み得る。たとえば、一態様では、スケジューリング構成要素130は、eNodeB106において事前プログラムされ、および/またはFDC UE150およびUE102のために先験的にネットワークエンティティに記憶されるFD能力を取得することによって、あるいは、FDC UE150およびUE102からのブロードキャストメッセージを復号することによってFDC UE150およびUE102からFD能力を取得することによって、たとえば、FDC UE150およびUE102など、UEのFD能力を決定するFD能力決定構成要素134を含み得る。
ブロック706で、方法700は、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータに基づいて1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分を決定するステップを含み得、ここにおいて、少なくとも1つのFD部分において同時のDLおよびUL通信がスケジュールされる。たとえば、一態様では、eNodeB106のスケジューリング構成要素130は、FDC UE150および他のUE102のFD能力(FD能力決定構成要素134によって決定される)、ならびにFDC UE150および他のUE102のスケジューリングパラメータに基づいて、RB140における少なくとも1つのFD部分142および少なくとも1つのHD部分144を決定するRB FD部分およびHD部分決定構成要素138を含み得、この場合、同時のDLおよびUL通信がFD部分142においてスケジュールされる。これらの態様では、eNodeB106のスケジューリング構成要素130は、たとえば、トラフィック需要、UE要求、バッファサイズ、チャネル状態、信号品質、電力、レイテンシ要件、またはQoS要件など、FDC UE150および他のUE102のスケジューリングパラメータを決定するスケジューリングパラメータ決定構成要素136を含み得る。いくつかの態様では、同時のDLおよびUL通信では、DL通信は、第1のRATであり、UL通信は、第1のRATとは異なる第2のRATである。いくつかの態様では、FD部分142は、FD部分142におけるFD通信の間、プライマリリンクおよびセカンダリリンクが同期されるように決定される。いくつかの態様では、FD部分の間のUL通信およびDL通信は、時間領域および周波数領域において同期する。
ブロック708で、方法700は、少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分に基づいて1つまたは複数のRBの割振りを調整するステップを含み得る。たとえば、一態様では、スケジューリング構成要素130および/またはRB割振り決定構成要素132は、決定されたFD部分142およびHD部分144に基づいてFDC UE150および他のUE102へのRB140の割振りを調整することができる。したがって、調整されたRB割振りは、FDC UE150に割り振られる1つまたは複数のFD部分142の間、FDC UE150のためのFD通信を提供することができる。いくつかの態様では、スケジューリング構成要素130のそれぞれの構成要素は、ブロック704においてFD部分142およびHD部分144を動的に決定し、各スケジューリング機会でブロック706において割振りを調整する。
随意に、ブロック710で、方法700は、アナログ無線周波数領域およびデジタル領域の一方または両方における少なくとも1つのFD部分におけるFD通信の間、エコー消去を実行するステップを含み得る。たとえば、一態様では、eNodeB106は、FDC UE150がFD通信を実行しているFD部分142の間、デジタル消去を実行することによって、FD通信をサポートすることができる。いくつかの態様では、eNodeB106は、FDサブバンドの間のみ、デジタル消去を実行することができる。
随意に、ブロック712で、方法700は、1つまたは複数のUEのそれぞれUL送信またはDL送信のための1つまたは複数の相互に直交するRBをスケジュールするステップを含み得る。たとえば、一態様では、eNodeB106は、LUL RBをUL送信のためにUEのサブセットに割り当て、それによって、時間領域および周波数領域において互いに直交するUL RBをUEのサブセットに提供することができる。追加または代替として、eNodeB106は、相互に直交するLDL RBをDL送信のためにUEのサブセットに割り当てることができる。一態様では、たとえば、LDL RBのうちのいくつかは、それらのLDL RBがたとえばDL制御、ブロードキャスト、パイロット、または同期チャネルなどの特殊なリソースを送信するためにeNodeB106によって使用されない限り、UL送信のためにUEのサブセット内のFDC UE(たとえば、FDC UE150)に割り当てられ得る。また別の態様では、たとえば、UEのサブセット内のFDC UE150と他のUEとの間のパスロスがしきい値よりも高いとき、LDL RBのうちのいくつかは、UL送信のためにFDC UE150に割り当てられ得る。いくつかの態様では、UL通信の割当ては、暗黙的であり、または制御チャネルを介してFDC UE150に別々に伝えられ得る。
さらに随意のブロック712に対して、ブロック714で、方法700は、それぞれ、1つまたは複数の相互に直交するRB内でFDC UEに割り当てられるUL RBまたはDL RBの間、DLメッセージまたはULメッセージをそれぞれFDC UEに送信するステップをさらに含み得る。言い換えれば、ブロック714で、方法700は、それぞれのRBがスケジュールされる通信のタイプに対して逆のタイプのメッセージを送り、それによって、RBをFDリソースとして利用するステップを含む。たとえば、一態様では、eNodeB106は、LUL RB(またはLDL RB)のサブセットにおいてFDC UE150から受信しながら、LUL RB(またはLDL RB)のその同じサブセットにおいてFDC UE150に送信することによって、FDC UE150とのFD通信を確立することができる。
さらに、任意のブロック714で、方法700は、対応するDLデータ送信より第1の数のサブフレーム前に、FDC UEのDL割当てを示すステップ、および/または対応するULデータ送信より第2の数のサブフレーム前に、FDC UEのUL割当てを示すステップのうちの少なくとも1つをさらに含み得る。たとえば、一態様では、eNodeB106および/またはスケジューリング構成要素130は、対応するDLデータ送信よりいくつかのサブフレーム前、たとえば3つのサブフレーム前に、FDC UE150のDL割当てを示すことができる。したがって、いくつかの本態様は、たとえば、LDL RBの間、DL送信においてPDCCHチャネルおよびPDSCHチャネルをスタガリングすることによって、FD送信をサポートする。代替または追加として、いくつかの態様では、たとえば、物理アップリンク共通チャネル(PUSCH)など、対応するアップリンクデータチャネルについてPDCCHを介して送られるアップリンク割当ては、たとえば4つのサブフレーム後など、いくつかのサブフレーム後に送信され得る。
図8は、本明細書で説明するように、FDスケジューリングを実行するためにスケジューリング構成要素130(図1)を実行するための処理システム814を使用する装置800のハードウェア実装の一例を示す図である。一態様では、装置800は、eNodeB106(図1)またはeNB610(図6)と同じ、またはその中に含まれる構成要素であり得る。処理システム814は、バス824によって全体的に表されるバスアーキテクチャで実装することができる。バス824は、処理システム814の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含む場合がある。バス824は、プロセッサ804、スケジューリング構成要素130、およびコンピュータ可読媒体806によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス824は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は記載しない。
処理システム814は、トランシーバ810に結合される場合がある。トランシーバ810は、1つまたは複数のアンテナ820に結合される。トランシーバ810は、伝送媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。処理システム814は、コンピュータ可読媒体806に結合されたプロセッサ804を含む。プロセッサ804は、コンピュータ可読媒体806上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ804によって実行されると、任意の特定の装置の上記で説明した様々な機能を処理システム814に実行させる。コンピュータ可読媒体806は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2804によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。処理システムは、スケジューリング構成要素130をさらに含む。モジュールは、コンピュータ可読媒体806に存在する/記憶される、プロセッサ804において動作するソフトウェアモジュール、プロセッサ804に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム814は、eNB610の構成要素であり得、メモリ676、ならびに/または、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675のうちの少なくとも1つを含み得る。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置800は、1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のRBの割振りを決定するための手段と、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定するための手段と、1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータに基づいて1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分を決定するための手段であり、少なくとも1つのFD部分において同時のDLおよびUL通信がスケジュールされる、手段と、少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つのHD部分に基づいて1つまたは複数のRBの割振りを調整するための手段とを含む。上記の手段は、装置800の上記のモジュール、および/または上記の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置800の処理システム814のうちの1つまたは複数であり得る。上記に記載されたように、処理システム814は、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675を含む場合がある。したがって、一構成では、上記の手段は、上記の手段によって列挙された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675であり得る。
電気通信システムのいくつかの態様について、様々な装置および方法を参照して提示してきた。これらの装置および方法は、この発明を実施するための形態で説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム(「要素」と総称される)などによって添付の図面に示され得る。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、またはソフトウェアとして実装するかは、具体的な適用例およびシステム全体に課された設計制約に依存する。
例として、要素、もしくは要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するように広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の態様では、記載の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアに実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして、記憶または符号化することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、およびフロッピーディスクを含んでおり、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生するが、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。前述の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、そのような手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは、組み合わされるか、または省略される場合がある。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されることは意図されない。
本開示では、「例示的」という言葉は、例、事例、または例示の働きをすることを意味するために使用される。「例示的」として本明細書に記載されるどの態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものとして解釈されるわけではない。そうではなくて、例示的という言葉の使用は、具体的な形で概念を提示することが意図されている。
前述の説明は、本明細書に記載された様々な態様を、いかなる当業者も実践することを可能にするために提供するものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的な原理は他の態様に適用することができる。したがって、特許請求の範囲は本明細書に示された態様に限定されるものではなく、文言通りの特許請求の範囲に整合するすべての範囲を与えられるべきであり、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を指す。当業者には既知である、または後に当業者に既知になる本開示全体にわたって説明する様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されるものとする。その上、本明細書で開示された内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。いかなるクレーム要素も、要素が「ための手段(means for)」という語句を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
100 LTEネットワークアーキテクチャ、発展型パケットシステム(EPS)
102 ユーザ機器(UE)
104 発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)
106 発展型ノードB(eNB)
108 eNB
110 発展型パケットコア(EPC)
112 モビリティ管理エンティティ(MME)
114 他のMME
116 サービングゲートウェイ
118 パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ
120 ホーム加入者サーバ(HSS)
122 事業者のIPサービス
130 スケジューリング構成要素
132 RB割振り決定構成要素
134 FD能力決定構成要素
136 スケジューリングパラメータ決定構成要素
138 RB FD部分およびHD部分決定構成要素
140 RB
142 FD部分
144 HD部分
150 FDCユーザ機器(UE)
160 EC構成要素
200 アクセスネットワーク
202 セルラー領域(セル)
204 マクロeNB、eNB
206 UE
208 低電力クラスeNB
210 セルラー領域
302 セル固有RS(CRS)
304 UE固有RS(UE-RS)
410a リソースブロック
410b リソースブロック
420a リソースブロック
420b リソースブロック
430 物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
506 物理レイヤ
508 レイヤ2(L2レイヤ)
510 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
512 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
514 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)
516 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
610 eNB
616 送信(TX)プロセッサ
618 送信機、受信機
620 アンテナ
650 UE
652 アンテナ
654 受信機、送信機
656 受信(RX)プロセッサ
658 チャネル推定器
659 コントローラ/プロセッサ
660 メモリ
662 データシンク
667 データソース
668 TXプロセッサ
670 RXプロセッサ
674 チャネル推定器
675 コントローラ/プロセッサ
676 メモリ
700 方法
800 装置
804 プロセッサ
806 コンピュータ可読媒体
810 トランシーバ
814 処理システム
820 アンテナ
824 バス
900 第1のスケジューリング例
1000 第2のスケジューリング例

Claims (20)

1つまたは複数のUEの中で全二重(FD)対応(FDC)ユーザ機器(UE)にFDワイヤレス通信を提供するための方法であって、
前記1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のリソースブロック(RB)の割振りを決定するステップと、
前記1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定するステップと、
前記1つまたは複数のUEの前記FD能力および前記スケジューリングパラメータに基づいて前記1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つの半二重(HD)部分を決定するステップであり、前記少なくとも1つのFD部分において同時のダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)通信がスケジュールされる、ステップと、
前記少なくとも1つのFD部分および前記少なくとも1つのHD部分に基づいて前記1つまたは複数のRBの前記割振りを調整するステップと
を含む方法。
前記同時のDLおよびUL通信が、第1の無線アクセス技術(RAT)のDL通信、および前記第1のRATとは異なる第2のRATのUL通信を含む、請求項1に記載の方法。
アナログ無線周波数領域およびデジタル領域の一方または両方における前記少なくとも1つのFD部分におけるFD通信の間、エコー消去を実行するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記デジタル領域における前記エコー消去が、FDサブバンドの間のみ実行されるデジタル消去を含む、請求項3に記載の方法。
前記1つまたは複数のUEの前記FD能力を決定する前記ステップが、
ネットワークエンティティから前記FD能力を取得するステップと、
前記1つまたは複数のUEからのブロードキャストメッセージを復号することによって、前記1つまたは複数のUEから前記FD能力を取得するステップと
のうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
プライマリリンクおよびセカンダリリンクが、前記少なくとも1つのFD部分におけるFD通信の間、同期する、請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つのFD部分の間のUL通信およびDL通信が、時間領域および周波数領域において同期する、請求項1に記載の方法。
前記1つまたは複数のUEのUL送信のために1つまたは複数の相互に直交するRBをスケジュールするステップと、
前記1つまたは複数の相互に直交するRB内で前記FDC UEに割り当てられるUL RBの間、DLメッセージを前記FDC UEに送信するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記アクセスポイントと1つまたは複数の隣接したアクセスポイントとの間の最小のパスロスがパスロスしきい値よりも大きいとき、前記FDC UEに割り当てられるUL RBの間、アクセスポイントからFDC UEにDLメッセージを送信するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記1つまたは複数のUEへのDL送信のために1つまたは複数の相互に直交するRBをスケジュールするステップと、
前記1つまたは複数の相互に直交するRB内で前記FDC UEに割り当てられるDL RBの間、ULメッセージを前記FDC UEから受信するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記FDC UEと前記1つまたは複数のUEとの間の最小のパスロスがパスロスしきい値よりも大きいとき、前記FDC UEに割り当てられるDL RBの間、FDC UEからULメッセージを受信するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つのFD部分の間、DL参照または制御チャネルが送信されないとき、前記少なくとも1つのFD部分の間、前記FDC UEからULメッセージを受信するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つのFD部分の間、前記1つまたは複数のUE内で他のUEからのランダムアクセス試行がないとき、前記少なくとも1つのFD部分の間、DLメッセージを前記FDC UEに送信するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つのFD部分および前記少なくとも1つのHD部分を決定する前記ステップ、ならびに前記割振りを調整する前記ステップが、各スケジューリング機会で動的に実行される、請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つのFD部分の割振りが、周波数領域DL割当てまたは周波数領域UL割当てを前記FDC UEに割り振ることによって暗黙的に実行される、請求項1に記載の方法。
対応するDLデータ送信より第1の数のサブフレーム前に、前記FDC UEのDL割当てを示すステップと、
対応するULデータ送信より第2の数のサブフレーム前に、前記FDC UEのUL割当てを示すステップと
のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記DL割当ておよび前記UL割当てがロングタームエボリューション(LTE)における物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)において示され、前記対応するDLデータ送信が物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)であり、前記対応するULデータ送信が物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である、請求項16に記載の方法。
1つまたは複数のUEの中でFD対応(FDC)ユーザ機器(UE)に全二重(FD)ワイヤレス通信を提供するための装置であって、
処理システムを備え、前記処理システムが、
前記1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のリソースブロック(RB)の割振りを決定することと、
前記1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定することと、
前記1つまたは複数のUEの前記FD能力および前記スケジューリングパラメータに基づいて前記1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つの半二重(HD)部分を決定することであり、前記少なくとも1つのFD部分において同時のダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)通信がスケジュールされる、決定することと、
前記少なくとも1つのFD部分および前記少なくとも1つのHD部分に基づいて前記1つまたは複数のRBの前記割振りを調整することと
を行うように構成される
装置。
前記処理システムが、
対応するDLデータ送信より第1の数のサブフレーム前に、前記FDC UEのDL割当てを示すことであり、前記少なくとも1つのFD部分の割振りが、前記DL割当てを前記FDC UEに割り振ることによって、暗黙的に実行される、示すことと、
対応するULデータ送信より第2の数のサブフレーム前に、前記FDC UEのUL割当てを示すことであり、前記少なくとも1つのFD部分の割振りが、前記UL割当てを前記FDC UEに割り振ることによって、暗黙的に実行される、示すことと
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項18に記載の装置。
1つまたは複数のUEの中でFD対応(FDC)ユーザ機器(UE)に全二重(FD)ワイヤレス通信を提供するためのコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体が、
前記1つまたは複数のUEに対する1つまたは複数のリソースブロック(RB)の割振りを決定するためのコードと、
前記1つまたは複数のUEのFD能力およびスケジューリングパラメータを決定するためのコードと、
前記1つまたは複数のUEの前記FD能力および前記スケジューリングパラメータに基づいて前記1つまたは複数のRBにおける少なくとも1つのFD部分および少なくとも1つの半二重(HD)部分を決定するためのコードであり、前記少なくとも1つのFD部分において同時のダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)通信がスケジュールされる、コードと、
前記少なくとも1つのFD部分および前記少なくとも1つのHD部分に基づいて前記1つまたは複数のRBの前記割振りを調整するためのコードと
を含む
コンピュータプログラム製品。
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