JP2016538900A - 褥瘡検出の方法、デバイス及び技術 - Google Patents

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Abstract

患者の位置を決定するシステムが、固定又は既知位置に配列された環境基準通信器のネットワークと無線通信をする患者関連通信器を使用する。褥瘡をモニタリング又は検出して当該情報をホストシステムに中継するべくカメラを使用することができる。他の実施形態も開示される。

Description

本発明の側面は一般に、患者の健康に影響する易感染性組織灌流及び他の組織を検出するシステム、デバイス及び方法に関し、詳しくは、そのような検出、関連情報のホストへの通信、及び、患者の適切な管理を促すのに適切な介護者へのガイダンス又は自動介護を与えるデバイス指令のいずれかの付与のためのシステム、デバイス及び方法に関する。
褥瘡及び他の健康状況の管理は保健医療制度に対し、かなりの負担をもたらす。毎年米国は、褥瘡及び関連合併症の処置に何十億ドルも費やしている。褥瘡は極めて一般的であり、患者の罹患率及び死亡率の著しい原因を代表する。米国単独での褥瘡の有病率は、70歳以上の患者に関与する症例の3分の2を占める150万人から300万人と推定されている。
圧迫性潰瘍、床ずれ、又は褥瘡性潰瘍としても知られる褥瘡は、局所的領域の組織障害を代表する。褥瘡は、骨突出と外表面との間の軟組織が長期間にわたって圧迫される場合に生じることが多い。褥瘡はまた、ベッド、ギプス包帯、装具等とのこすれのような摩擦によっても生じる。褥瘡は一般に、ベッド、椅子又は車椅子に拘束されている動けない患者に生じる。局所的な組織潰瘍は、皮膚への圧力が毛細血管充填圧力(約32mmHg)を超えることにより皮膚及び下層の皮下組織における微小循環を妨げる場合に生じる。易感染性血流により、標的組織への酸素及び栄養素の送達が不全となる。血流が即座に回復しない場合、皮膚及び皮下組織が死んで褥瘡が発生する。
褥瘡は最初は赤又はピンクの皮膚変色領域として現れるが、未処置のままでは当該領域はすぐに開放創に発達し得る。開放創は、患者を生命の危険がある感染にさらすことにより、重篤な健康上の合併症につながり得る。褥瘡の処置及び予防の主要な目標は、患部組織及びその周辺の圧力を解放することにある。圧力解放は、動けない患者の体位を頻繁に変えることにより及び表面圧力を最小限にする支持表面を使用することにより達成することができる。成功した処置プログラムのいずれについても圧力の管理は最も重要な側面であるが、患者が適切な栄養を受け、毎日の運動に従事し、並びに良好なスキンケア及び個人衛生プロトコルに従うことを保証することも大切である。
褥瘡を処置及び予防する様々なデバイス及び方法が開発されている。褥瘡を予防する上で肝要なのは、患者の向きを定期的に、例えば1又は2時間ごとに、変えることである。車椅子、椅子等の表面に拘束される患者は、このようにして動く必要がある。表面圧力を間欠的に解放することは、褥瘡発生予防上極めて有効であることがわかっている。しかしながら、向きの変更/体位再変更をするプロトコルの遵守を制限する様々な因子が存在する。
易感染性組織灌流の領域における表面圧力を最適化することによる圧力誘因虚血及び褥瘡の予防、検出、並びに/又は処置に役立つシステム、方法、及びデバイスを求める長年の明確かつ一層切迫した要求が存在する。本発明様々な側面が、これらの目的を果たし、かつ、従来技術の既製概念及び構成から実質的に逸脱する。
米国特許第8,306,662(B2)号明細書
本発明は、様々な側面において、介護環境に対する患者の位置を決定するための、より正確な手段を与える。一実施形態において、患者関連通信器(「PAC」)が、無線信号を送信及び/又は受信し、並びに患者及び/又は環境に対する配向を決定することができる。複数の環境基準通信器(ERC)が、固定された又は既知の基準位置に分散される。PACは、一以上のERCと通信し、特定のPAC位置が決定されるようにする。様々な実施形態において、PACは、患者に付着され、又は患者ベッドに付着されたビーコン若しくは他のデバイスとすることができる。いくつかの実施形態において、PACは、介護者のようなユーザが、患者に対して容易にセンサを配向させられるような標識を有する。
他の側面において、モニタリング対象患者の褥瘡の存在、不存在、現状又は進行を視覚的に文書化するべく、PAC又はERCのいずれかと通信するカメラが使用される。当該データは、適切な分析のためにログがとられて記憶される。カメラから取得した視覚データを、例えば、文書化の改善のために標準化することを許容するべく画像標準化を与えることができる。標準化するのに必要となり得る画像特徴は、画像配向、視野角、視距離、輝度、色等を含む。画像標準化を支援するべく、画像の視野内に視覚基準が置かれる。
患者体位のモニタリングを支援するべく、PACは、いくつかの実施形態において、LEDのようなインジケータを含む。これは、患者がどちら側にあるか、いつ患者が向き変更を必要とするか、身体のどの領域が最高圧力にさらされていたか、患者はどの方向に向き変更すべきか、又は、いつ患者が、向き変更プロトコルを満たし若しくは所与領域を減圧するのに十分な向き変更をしたかを示し得る。
本発明の他の側面において、患者自身の転がり又は体位再変更を、聴覚、視覚又は物理的/触覚的ガイダンスのような様々な手段によって促すことができる。一関連側面において、交替圧力マットレスにより引き起こされる動きをモニタリングするべく、患者の加速度及び配向モニタリングを使用することができる。本発明のモニタリングシステムは、患者加速度を検出することにより、患者が十分に体位再変更をしているか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、システムは圧力測定システムを含み得る。これは、その後支持表面へとフィードバックされる合理的な精度の圧力マップを作ることができる。
さらに他の側面において、長期間にわたり動けない患者が、深部静脈血栓症(DVT)を防止する予防策を必要とする場合が多い。DVTのリスクがあるとみなされる患者は一般に、本質的に薬理学的又は機械的なDVT予防策を受ける。
他の側面において、システムは、少なくとも一つの提案減圧しきい値/インターバルを自動的に計算することができる。減圧しきい値/インターバルとは、身体の一領域が減圧又は無圧を受け、当該一領域が十分に再豊富化(re−profuse)されることによって虚血及び組織障害が防止されるようにする必要がある最小時間量のことをいう。さらなる関連側面において、本発明のシステムは、患者の呼吸、心拍及び他の身体動が停止した場合のような、患者がほとんど動かない乃至は全く動かない状況を検出することもできる。
なおもさらなる関連側面において、本発明のシステムによって認識されるバッジ、名前タグ、ブレスレット又は他の装着可能デバイスを、介護者は装着し又は担持することができる。介護者は、それぞれが(名前、番号、コード等のような)識別子を含む一以上の装着可能デバイスに関連付けられる。装着可能デバイスは、既知の位置にある基地局へと信号を無線送信する。他の側面において、介護者は、例えば、向き変更完了又は他の事象を示すべくPACをタップすることにより、物理的相互作用を介してPACとコミュニケーションをとることができる。
本発明のこれらの及び他の側面が、以下の図面によって良好に理解できる。
患者に関連付けられたセンサが、患者の状況に関連しかつ介護者のデータ処理システムにおいて患者に関連付けられる視覚データを生成するカメラと通信する本発明の第1側面を例示する。 患者に関連付けられたセンサが、患者の状況に関連しかつ介護者のデータ処理システムにおいて患者に関連付けられる視覚データを生成するカメラと通信する本発明の第1側面を例示する。 患者に関連付けられたセンサが、患者の状況に関連しかつ介護者のデータ処理システムにおいて患者に関連付けられる視覚データを生成するカメラと通信する本発明の第1側面を例示する。 患者に関連付けられたセンサが、患者の状況に関連しかつ介護者のデータ処理システムにおいて患者に関連付けられる視覚データを生成するカメラと通信する本発明の第1側面を例示する。 既知の基準点に関連付けられたセンサがカメラと協働し、患者の状況に関連する視覚データを、介護者のデータ処理システムにおける患者にリンクさせる本発明の第2側面を例示する。 室内の既知の位置にある複数の送信器が、カメラ及び患者付着通信器と通信する本発明の第3側面を例示する。 画像標準化及び画像キャプチャを支援する技術を例示する。 画像標準化及び画像キャプチャを支援する代替技術を例示する。 関心領域の現行状態と先の状態とを視覚的に比較する技術を例示する。 図7A〜7Bは、患者の体位を示す支援とするべくLEDのようなインジケータを、センサのハウジングを介して可視となるようにセンサ上に設ける一実施形態を例示する。 患者が自身の転がりを促される本発明の一実施形態を例示する。 患者が自身の転がりを促される本発明の一実施形態を例示する。 介護者の識別が実行される一実施形態を例示する。 深部静脈血栓症のリスクをモニタリングすることができる本発明の一実施形態を例示する。
位置センシング−配向に基づく位置分析
本発明の一側面において、介護環境に対する患者の位置を決定する正確な手段が与えられる。ここでは患者関連通信器(PAC)と称する無線通信器が、患者に関連付けられる。PACは、無線信号を送受信可能なアンテナを含む。PACはまた、患者及び/又は環境に対する自身の配向(PACのアンテナの配向を含む)を決定する手段も有する。PACの配向を決定する手段は、加速度計、ジャイロスコープ又は磁力計を含む。いくつかの実装において、PACは指向性アンテナを有する。PACは、患者に身体的に付着することができ、患者に密に近接することができ、又は、患者に関する既知の位置/体位/配向に存在し得る。PACは、他のPACと通信し、さらには、患者介護環境内の固定/既知基準位置に配置された外部無線通信器と通信することができる。患者介護環境内の固定/既知基準位置に配置された通信器は、ここでは環境基準通信器(ERC)と称する。
PACの位置(ひいては対応患者の位置)を決定することができる様々な態様が存在する。PACは一以上のERCと通信することができる。ERCの位置は既知なので、PACの位置はそれゆえ、様々なERCに対する一のPACの関係を分析することによって決定することができる。PAC及びERCの近似的送信範囲が既知なので、PACの近似的位置は、どのERCとPACが通信しているのかを知るだけで決定することができる。PACがERCと通信していれば、PAC(ひいては対応患者)は、(PAC/ERCの送信範囲によって定義される)ERCと同じ一般的位置内に存在するはずである。患者位置は、飛行時間を分析し、認識された信号強度を分析し、又は複数のERCに対するPACの三角測量を介して正確に決定することができる。これらの方法は当業者にとって周知である。
ここに開示されるのは、改善された患者位置追跡のための新規な方法及びデバイスである。本発明の一実装において、患者関連通信器が、患者に、例えば患者の前胸部に身体的に付着される。人体によって無線信号が減衰するとすれば、患者の前胸部に配置された無線通信器は、前方向において有効に送信可能となり、後ろ方向において有効ではなくなる(信号が身体組織によって減衰されるため)。その結果、患者関連通信器のアンテナは、指向性を有するように構成することができる。人体は様々な異なる形状、サイズ、組織密度等を有するので、信号減衰量は人ごとに異なり得る。アンテナの指向性をさらに強調して対象全体に一貫した送信傾向を与えるべく、いくつかの実施形態において、通信器の一以上の側部に放射線不透過性の裏貼りを適用することができる。その結果、無線送信を、一方向に優先的に生じさせることができる。
患者関連通信器が、介護環境内で位置/配向を変えると、異なる環境基準通信器にとっての可視性が増減する。PACが指向性を有するとすれば、PACが固定位置において一軸まわりに回転する場合、異なるERCにとっての可視性が増減する。例えば、一つのPAC及び一つのERCを有する患者介護環境を考える。PACがERCに直接向かうように配向される場合、ERCはPACの存在を検出することができる。認識される信号強度又は飛行時間を使用することにより、患者の位置を正確に決定することができる。しかしながら、患者が一軸まわりに転がり始めるが固定位置のままだと(すなわちPACがERCに対する配向を変えると)、認識信号強度及び/又は飛行時間が変化する。この例は、指向性PACがERCに対して位置だけでなく配向も変わることが、どのようにして認識信号強度を変化させるのかを示す。したがって、指向性PACの位置は、PACの配向が既知の場合に正確に決定することができる。
図1Aは、前胸部に適用されたPACが、どのようにして実質的な指向性送信傾向を有し得るのかを示す。送信信号は身体組織、放射線不透過性コーティング又は他の手段によって減衰され、信号強度は、受信器に対する方向に応じて変化する。
図1Bの例において、指向性PACが各ERCから等距離にあるが、認識信号強度は、各ERCに対するPACの配向に基づいて異なる。上述の例において、ERC#1及び4とPACとの間の認識信号強度は比較的低く、ERC1及び4とPACとの間の計算距離は大きいと決定され得る。ERC#3とPACとの間の信号送信は存在しない。しかしながら、ERC#2とPACとの間の認識信号強度は高く、ひいては計算距離が小さいと決定され得る。各ERCとPACとの間の実際の距離は同じであるが、計算距離は、各ERCに対するPACの配向に基づいて異なる。
図1Cにおいて、PACと4つのERCとの間の認識信号強度傾向は同じである。ただし、PACは異なる位置(位置A対位置B)にある。異なる位置にもかかわらず信号強度傾向が同じとなるのは、ERCに対するPACの配向が変わるからである。この例は、指向性PACの位置が、どのようにして認識信号強度単独に基づいて正確に決定できないのかを示す。
本発明の一実施形態の一側面は、ERCに対する指向性PACの配向についての情報を与えることにより、指向性PACの位置追跡の精度を向上させる新規な方法である。上述のように、PACは、患者及び/又は環境に対するアンテナの配向を決定する手段を有する。PACのアンテナの配向は、加速度計、ジャイロセンサ及び/又は磁力計のようなセンサを使用して決定することができる。PACは、その空間的配向をERCに対して通信する。患者に対するPACの配向がわかると、認識された信号強度を正確に分析し、ERCに対するPACの位置の決定に役立てることができる。
所与のPACの配向がどのようにして、認識信号強度、飛行時間等の点でERCへの通信に影響するのかを知るべく、システム較正ステップを行うことができる。システムが初期設置され、複数の環境基準通信器が相対的に既知の位置に置かれると、所与の位置におけるPACからの通信の読み(信号強度、飛行時間等)を、すべての可能なPAC配向又は共通配向のサブセットに対して決定するべく較正ステップを完了させることができる。この較正ステップは、(少なくともRF又は無線送信の点で)患者を模擬して様々な異なる配向に回転する較正ユニットを使用して行うことができる。
この較正は、患者へのベッド割り当てが自動的に行われるようにベッド位置対して行うことができる。較正はまた、患者の位置決定に役立つように椅子、部屋、休憩室、浴室の他の位置に対しても行うことができる。位置分析の後に一を超える位置が可能な場合、ユーザには、選択可能な位置の組が与えられる。これは、選択肢を狭めるのに役立つので、システムとの相互作用が簡潔になる。ユーザ入力項目及び患者配向分析のデータを、システムがその位置分析を改善するべく経時的に学習するのに使用することができる。これはまた、家具等のような新たは妨害物を、経時的に検出、注意喚起又は学習するべく使用することもできる。位置分析に基づく同じ配向は、飛行時間又は他の位置分析に対しても同様に使用することができる。位置分析に基づく同じ配向は、機器のような物体に対しても同様に使用することができる。
なお、任意の物体(患者も含む)の位置を、ここに記載の方法及びデバイスを使用して正確に決定することができる。例えば、機器には通信器をタグとして付けることができる。機器は、所定方向において信号を減衰させる。したがって、通信器の配向が既知の場合、システムは、この情報を、当該機器の位置を正確に決定するべく位置マッピングシステムへと因子として入れることができる。
複数のPACは互いに通信し合うことができるので、一つのPACの位置が決定されれば、少なくともいくつかの実施形態において、システムは、複数のPACが、他の複数のPACに対する一のERCとして機能を果たせるようにすることができる。このようにして少ないERCを使用することができ、又は、多くの有効なERCによって位置決定をロバスト若しくは正確にすることができる。
ひとたび初期較正ステップが済むと、ユーザにはPACの位置情報が提示される。システムは、PACの位置を不正確に分析したかもしれない。この場合、ユーザは正確な情報を入力することができる。この修正された情報は、システムをさらに訓練するのに役立つデータとして使用することができる。付加的な較正ステップもまた使用することができる。代替アプローチにおいて、システムは、初期較正なしで動作可能であり、ユーザは初期位置及び/又は配向情報を入力する。システムは、位置及び配向情報についてシステムを訓練するべく一以上のユーザ入力を使用する。システムが、PACとERCとの間の通信信号情報(信号強度等)に小さな変化を検出するが位置情報は依然として正確な場合、システムは、所与の位置に対して容認できる信号情報の範囲について当該システムを訓練するべく、当該データを使用することができる。システムは、ユーザからの入力を確認することによって、ユーザからの修正がなかったことによって、又は、予測データ等に一致する体位情報を受け取ることによって、位置情報が正確なことを知ることができる。
位置センシング−−ベッドビーコン
他の変形例は、無線通信器を各患者位置に関連付けることにある。例えば、通信器が、各患者ベッドに対して配置される。患者センサとベッドビーコン/通信器とが十分密に近接することで、患者とベッドとの自動関連付けが可能となる。近接センシングは、信号強度又は飛行時間を含む様々な方法によって行うことができる。ビーコン又はセンサの通信強度は、小さいのと同時に、割り当ての曖昧さを防止することができる。ここで、患者を、一を超えるベッドに関連付けることができ、ベッドを、一を超える患者に関連付けることができる。曖昧さが存在する場合、割り当ては、2、3の患者又はベッドまで狭めることができるので、関連付けプロセスが簡単になる。ベッドビーコンは、コンセント又は電池から電源をとることができる。これは、図8Bの100に示されるように、ベッド又は壁上に配置することができる。いくつかの実施形態において、ビーコンはまた、視覚又は聴覚の情報を示すことができる。
視覚データロギングを使用した褥瘡の文書化
本発明の一側面において、本発明に係る一実施形態が、褥瘡のような皮膚病変を含む所定の患者状況の、写真又はビデオの文書化の改善された方法を与える。
本発明のこの側面の一つの典型的な例において、図1Dに示されるように、カメラ150が使用される。褥瘡の存在を視覚的に文書化するべく使用される。この場合、当該可視データは自動的にログ記録されて特定の患者に関連付けられる。かかる態様において、ユーザには、特定の患者に対する一以上の褥瘡の存在、不存在、現状又は進行を可視的に文書化する改善された方法が与えられる。視覚データは、ベッドサイドにおいてキャプチャされ、当該ベッドサイドにおいて、特定の患者に自動的に関連付けられて記憶される。
以下に詳細に記載されるように、本発明のカメラは、記録された視覚データを特定の患者に自動的に関連付ける。一実装において、この関連付けは部分的に、データを無線送信、受信又は送受信することができるカメラ150(図1D)を利用することによって達成される。カメラは、図1Dに160として示されるように、Wifi(登録商標)、RFID、Zigbee(登録商標)、802.15.4、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、又は当業者に知られ若しくは後に開発される任意の他の通信プロトコルのような、任意数の無線通信プロトコルを利用することができる。
一例として、カメラは、特定の患者に関連付けられた、以下では患者関連通信器(PAC)と称する無線通信ユニットと通信する。図1Dに100として示される通信器は、患者識別子に関連付けることができる。これは例えば、診療記録番号(MRN又はMR#)、電子機器による診療記録(EMR)、誕生日、社会保障番号、患者名、人口統計情報、診断、処置チーム、位置(部屋番号、ユニット番号等を含む)、又は任意の他の患者データ若しくは他の十分に固有の識別子である。通信器100は、部屋若しくはベッドのような患者に関連付けられた位置において、又は患者に対する固定/既知位置において、患者に密に近接し、患者によって装着され、患者に付着され得る。PACは、以下の一以上とともに特定の患者にリンクさせることができる。カメラは、当該カメラが無線通信を利用するこれらの実装において、当該カメラの送信範囲内に配置されたPACと通信することができる。PAC(すなわち患者名、MRN等)からのデータは、図1Dにおいて165で示すように無線又は有線のいずれかで通信されるか、又は、170に示されるように、カメラによって引き続き取得された任意の視覚データとともに介護者のデータ処理システムに記憶される。カメラの通信範囲内に複数のPACが存在する場合、当該カメラは、認識信号強度、飛行時間、又は当業者が知っている他のモダリティを分析することにより、どのPACが当該カメラに最も近接して存在するかを決定することができる。かかる配列において、PACにより画像を、患者に自動的に関連付けることができる。これにより、ユーザが患者情報を手動で入力する必要性が低減され、ワークフローが支援される。カメラとPACとの間の相対又は絶対距離もまた、決定することができる。カメラ及び/又はPACの通信範囲は、カメラにとって可視になるPACが多く又は少なくなるように修正することができる。いくつかの実装において、カメラ及び/又はPACの通信範囲は、一つのみのPACがカメラにとって可視となるように限定される。カメラは、カメラ若しくはPACの通信範囲内にあるすべての可能なPACの、又はカメラに最も近いPACのリストを表示することができる。近くのPACを表示することにより、システムが画像を自動的にリンクし得る複数の患者が存在することが示され、ユーザは、画像及び診療記録の適切な組み合わせを選択することができる。これにより、誤ったリンク付けが回避されるのと同時に、データ入力の必要性が実質的に低減されるので、再びであるが、ワークフローが改善される。ユーザはこの場合、視覚データ収集に集中することとなるPACを選択することができる。カメラにより収集された任意の後続する視覚データ(写真、ビデオ)はその後、選択されたPACから取得されたデータ(すなわち患者名、MRN等)に自動的にリンクされ、当該リンクされたデータがロギングのために中央サーバへと送信される。
同様に、図2に示されるように、カメラ200は送信器/送受信器を含む。送信器/送受信器は、任意の所与視覚データが関連付けられた人を識別するべく、患者又は患者の部屋に関連付けられた環境基準通信デバイスすなわちERC210へと信号215を送信する。上述と同様の方法により対象を、特に、一を超えるERCが通信するときに識別することができる。同様に、絶対又は相対いずれかのカメラ位置を識別し、決定されたカメラ位置を、対象の既知の位置に関連付けることができる。位置は、他の既知のエンティティ又は位置への近接によって識別することができる。代替的に、ノード、患者センサ100、又はGPSを含む他の送信器/送受信器に対する位置は、信号強度又は飛行時間分析のような手段を介して決定することもできる。温度、湿度、光センサ、聴覚センサ/マイクロホン、配向センサ等を含むカメラ上の他のセンサも利用可能とすることができる。
本発明の様々な実施形態において、患者名及び/又は人口統計情報を、実時間で撮像された患者の画像に自動的に関連付けるいくつかの方法が存在する。一つの方法は、無線センサを特定の患者に関連付けることによって達成される。センサは固有IDを有する。固有IDは、その後、患者に割り当てられる。この割り当てプロセスは、手動(すなわちセンサIDをコンピュータシステムの患者のMRN#に手動で割り当てる)、又は自動(すなわちバーコードリーダーが患者センサ、及びその後患者IDブレスレットをスキャンする)のいずれかとなり得る。患者センサを特定の患者に割り当てるには多くの方法が存在する。これらは、当業者にとって周知である。カメラ(又はマルチメディアデバイス)は、一般的な近接範囲において任意の患者センサを検出することができるビルトイン無線送受信器を有する。この場合、センサID(及び/又は当該センサに関連付けられた名前)が、カメラに自動的に表示される。この場合、ユーザは、正確なセンサID(又は患者名)を選択し、引き続き取得された任意の写真又は画像が、新たなセンサ/患者が選択されるまで、当該センサ/患者に関連付けられる。
図3は、本発明のさらなる側面を例示する。複数の送信器305が、固定又は既知の位置に位置決めされ、それぞれが異なる患者に関連付けられた一以上のセンサ300が、カメラ310により観測可能な空間内を動く。カメラ位置は、複数の基地局を使用する三角測量によって決定することができる。カメラ位置の精度は、カメラ上の送受信器の配向を知ることによって改善される。かかる実施形態において、患者位置は、複数の基地局を使用する三角測量によって、再びであるが、関連患者上の送受信器又は通信器の配向を知ることにより改善された精度で決定することができる。カメラが患者センサにリンクされるので、カメラ及びセンサの組み合わせが、視覚データを正確な患者に関連付ける。
カメラは、Bluetooth、Wifi、Zigbee、又は他の確立された若しくはカスタムの無線伝送プロトコルを介した無線で、キャプチャしたデータをシステムへとアップロードすることができる。無線伝送は、ナースステーション又は他の中央位置におけるコンピュータ又はコンピューティングステーションへと達成することができ、又は、患者センサネットワーク、ワイファイ又は通信ノードネットワークのような既存の無線ネットワークを介して達成することができる。データはまた、USB、ファイアワイヤ(登録商標)、イーサネット(登録商標)等によるような有線態様で伝送することができる。代替的に、データは、USBスティック、メモリカードのような他の手段によって伝送することもできる。
皮膚又は褥瘡の撮像画像の位置は、ユーザが識別することができる。これは、位置、テキストなし入力項目、又は2D若しくは3D画像に基づく選択の画定を補助するべく、位置又はパラメータのリストによって達成することができる。ここでユーザは、例えば、患者の視覚的表現上の位置を指差し又はドラッグアンドドロップすることができる。同様の2D又は3D表現は、リスクにあり、既存の創傷を有し、又はライン等を有する領域を識別するべく使用することができる。これは、体位再変更の標的を回避するのに有益である。
画像標準化
本発明の一側面において、カメラから取得された視覚データの標準化を許容する技術を与えることができる。かかる標準化は、いくつかの実装において、文書化を改善することができる。標準化を必要とし得る画像特徴は、画像配向、視野角、視距離、輝度、色等を含む。画像標準化を支援するべく、図4に示されるように、画像405の視野内に視覚基準400を配置することができる。この視覚基準は、既知のサイズ、形状及び色のシート、定規又はステッカーの形態をとり得る。視覚基準は、標準的な基準長さ、色、及び配向インジケータを含み得る。この場合、カメラ、又はシステムによって与えられる他の画像処理機能は、基準の出現に応じて、すべての画像が同じ標準に一致するように画像を処理することができる。
基準はまた、図5に示されるように光源の形態をとり得る。例えば、一以上のレーザ500を、カメラユニットから又は他の光源から、画像上へと輝かせることができる。レーザ光は、関心領域へと向けられる。レーザ光は、既知のサイズ、形状、配向及び広がりを含む特徴の組み合わせを有し得る。画像標準化は、皮膚の一領域又は創傷の現状及び進行の追跡を良好に補助することができる。
図6において、レーザ光は、関心領域(すなわち褥瘡)に合焦される。一実施形態において、レーザ光は、図5に示されるように、関連カメラ600によって可視のマトリクス配向を有する。視距離が増加すると、マトリクスの個別正方形内の面積も増加する。レーザ光はまた、色を標準化できるように一以上の既知の波長を有する。レーザ光は、関連カメラ又は他の撮像デバイスによって可視の波長と同じ長さの可視スペクトル波長を有し得るが、必ずしもその必要があるわけではない。
文書化を支援するべく画像には、少なくともいくつかの実施形態においてタイムスタンプを付けることができる。タイムスタンプ画像により、創傷又は関心領域が特定の患者に対し、どのようにして経時的に進展したのかとの時間的記録を作ることができる。
いくつかの状況において、患者の又は患者の状況の時系列写真を取る必要がある。例えば、患者の褥瘡の写真は、当該褥瘡の進展を追跡するべく毎日取られる。一貫したデータ収集を可能とするべく、先の画像の重ね合わせ610をカメラ上に投影することができる。これも図6に示される。ユーザは、この画像の重ね合わせを使用して視野角、距離、配向等を再び近似させる補助とすることができる。
センサ上のインジケータ
図7A〜7Bに示されるように、いくつかの実施形態において、センサ上には、患者についての情報を与えるインジケータ700、例えばLEDが存在する。これらのインジケータは、患者がどちら側にあるか、いつ患者が向き変更を必要とするか、身体のどの領域が最高圧力にさらされていたか、患者はどの方向に向き変更すべきか、又は、いつ患者が、向き変更プロトコルを満たし若しくは所与領域を減圧するのに十分な向き変更をしたかを示し得る。例えば、患者が左側にあるときに左側のLEDが点灯し得る。同様に、他の実装又は設定において、LEDは、いつ患者が向き変更をすべきか、及びどの方向に患者が向き変更すべきかを示すべく使用することができる。LEDはまた、異なる身体領域における相対的加圧レベルを示すこともできる。
当該センサインジケータのいくつかの実施形態において、インジケータは、トリガを受けたときにのみ表示され得る。不変的に又は周期的にオンになるのとは対照的に、トリガによって電池消費の低減及び光汚染の低減を許容することができる。いくつかの実施形態において、750に示されるように、介護者はトリガを与えることができる。トリガは、図9に関連して以下に説明されるセンサ上の一回タップ若しくは一連タップ、センサを所与の光しきい値にさらすこと、センサ上のスイッチ若しくはボタン、又はセンサへの無線通信(これはRF、音、光を含み得る)の一以上の形態をとり得る。これらに応答して、インジケータLEDが、例えば、755に示されるように、どの側を避けるべきかを示すので、760において介護者が臨床的判断を下すことができる。光しきい値トリガの一実装において、介護者がセンサを見るべくシーツ又は衣服を持ち上げるときに光しきい値が超えられてLEDがオンになる。無線通信は、音又は無線通信生成のいずれかを介して介護者によって与えることができる。無線通信の一実装において、介護者はRF送信器を持ち歩くことができる。RF送信器は、介護者が近くにいるとき又は介護者が自身の送信器上のボタンを押すときに信号をセンサへと送信する。送信信号によってセンサ上のインジケータが表示される。
患者自身の転がり
患者はしばしば、ある程度の自身の体位再変更を行うことができる。図8A〜8Bに示されるように、本発明の一側面において、システムは、800に示されるように、体位再変更を促すべく、及び/又はある程度の特定方向の体位再変更を促すべく使用することができる。例えば、患者が左側へと体位再変更することが所望される場合(805)、810に示されるように、患者が左側へと転がるように促しが与えられる。そのような促しは以下を含み得る。
音声ガイダンス、すなわち既知の人の音声(患者自身、愛される人、介護者、有名人、歌、音楽)、又は生成された音声を含み得る聴覚ガイダンス。
視覚ガイダンス、光、輝度が増加する光、色又は輝度が変化する光、点滅光。
ノイズ、ポケットベル、サイレン。
押し、突き、支持表面高さ又は角度の変化、支持表面圧力の変化、振動、羽根を介してのようなくすぐり等を含む物理的ガイダンス。
温度。
これらの方法の一以上を、同時に又は空間的若しくは時間的相互関連のいずれかで組み合わせて使用することができる。所定の刺激が、患者に対し、目を覚まさせ又は睡眠を多大に妨害することなしに、離れるような又は一定方向を向くような向き変更を促し得る。光若しくは聴覚の又は物理的な刺激が、その例である。患者は、音、光又は突きから離れるように向き変更を自然に行う。このようにして患者は、プロトコルに応じた体位再変更又は所定領域の圧力回避を促される。患者自身の転がりにより、介護者相互作用の必要性が低減されるので、患者の独立性が促される。815において、患者が十分に体位再変更をしないと決定される場合、介護者は、820に示されるように通知を受けることができる。一実施形態において、向き変更のための刺激は、図8Bの850に示されるベッドのユニットのように、患者センサの外部に置くことができる。
介護者ユニット
本発明の一側面において、介護者はまた、システムのコンポーネントを持ち歩くこともできる。一実装において、介護者は、バッジ、名前タグ、ブレスレット、又は本発明のシステムによって認識される他の装着可能デバイスを有する。介護者は、それぞれが(名前、番号、コード等のような)識別子を含む一以上の装着可能デバイスに関連付けられる。装着可能デバイスは、既知の位置にある基地局へと無線送信を行う。以下に説明される図9からわかるように、「位置センシング」セクションにおいて上述した方法を使用することによりシステムは、介護者がいつ所与の部屋にいるのかを決定し、介護者がいつ患者又は他の介護者と相互作用をしているのかについての情報を与え、又は、介護者がいつ、部屋、ナースステーション、備品収納室若しくは手洗いエリアのような任意の特定の位置にいるのかを決定することができる。介護者の位置又は介護者・患者相互作用の表示は、介護者がいつ患者の体位再変更を手伝うのかを決定するべく使用することができる。これは、誰が患者の体位再変更を行っているのかを決定するべく、及び患者が十分な自身の向き変更を行っているのかを決定するべく使用することができる。介護者デバイスはまた、情報を入力する場合のシステムへのログインのために、又は介護者が割り当てられた患者(複数可)に関する患者情報若しくはデータの引き出し若しくは割り当てを補助するために使用することもできる。デバイスは、無線充電、受動RFIDに基づく充電、又は物理的接続による充電が可能である。一実装において、デバイスは、当該デバイスを充電表面又はボックスのような充電ユニットに密に近接して配置することによって誘導充電することができる。装着可能デバイスはまた、情報を視覚的又は聴覚的に表示又は提示することができる。ユニットはまた、アラーム/通知がいつ与えられたのかを示すこともできる。例えば、看護師には、所与の患者が向き変更を必要とし、又はベッドから出て、若しくは落下した旨を示す可聴メッセージ又は書かれたメッセージを与えることができる。LEDのような光もまた、アラームを含む情報を与え得る。
介護者はまた、ハンドヘルドリーダー又はスキャナのようなデバイスを持ち歩くことができる。このリーダーは、患者センサ、ベッド又は部屋センサ、患者IDタグ/ブレスレット等の一以上に対しスキャン又は無線通信をするべく使用することができる。一実施形態において、デバイスは、コンピュータと、又はセンサ若しくはノードネットワーク若しくは他の無線通信ネットワークと通信することができる。いくつかの実施形態において、デバイスはバーコードリーダーを含み得る。様々な実施形態において、デバイスは、ハンドヘルドであり、コンピュータ、電話又はブレスレットに付着させることができる。デバイスはまた、装着可能デバイスに対して上述したように、可聴又は視覚情報ディスプレイを有し得る。これらのデバイス及び装着可能デバイスはまた、再びであるが、以下に説明される図9に例示されるように、患者と介護者との、又は介護者自身の間での通信に使用することができる。
交替圧力マットレス検出
患者の加速度及び配向のモニタリングは、交替圧力マットレスによって引き起こされる動きをモニタリングするべく使用することができる。患者の加速度を検出することによる本発明のモニタリングシステムは、患者が十分な体位再変更を行っているのか否かを決定することができる。しきい加速度値は、加速度しきい値が特定期間内に満たされない場合に患者が十分な体位再変更をしていないと仮定することができるように設定され得る。交替圧力マットレスは、当該交替圧力マットレス上に横になっている対象の組織減圧を促すべく規則的なパターンで膨張する一連の膨張可能空気セルを利用する。この膨張/収縮空気セルのパターンにより一般に、支持表面上に横になっている患者に律動的な加速度が引き起こされる。支持表面の既知パターンに一致する律動的な加速度が検出されない場合、交替圧力マットレスはオンになっていない又は適切に機能していないと仮定することができる。圧力交替又は体位再変更を含む特製支持表面アクションにより、特徴的な加速度を患者の身体に引き起こすことができる。例えば、圧力交替又は体位再変更を与える多くの支持表面は、当該圧力交替又は体位再変更を、支持表面内の空気セルを膨張又は収縮させることによって行う。この膨張及び収縮は多くの場合、ポンプ又は圧縮機のような一以上の支持表面システムコンポーネントからの小さな振動に関連付けられる。
介護者とセンサとの相互作用
いくつかの実施形態において、介護者は、患者関連通信器と物理的相互作用をすることにより、例えば、図9の900に示されるようなタップにより、本発明のモニタリングシステムとコミュニケーションをとることができる。かかる実施形態において、センサの加速度計及びソフトウェアは、905〜940に示されるように、PACへのタップをモニタリングするべく構成することができる。かかる態様において、介護者は、システムとのコミュニケーションを目的としてPACをタップすることができる。この通信方法は、介護者が体位再変更手順を与えたこと、又は介護者が患者と相互作用をしたことを伝えるべく使用することができる。介護者はまた、患者センサと自身とが、一以上のLED、ベル又はディスプレイ画面のようなディスプレイを介してコミュニケーションをとることができるように、自身の存在を示すべくタップを使用することができる。タップを行う動作により、PACのオンボード加速度計が検出可能な加速/減速が引き起こされる。システムは、特定パターンの加速/減速を認識するように構成することができるので、システムとの情報のコミュニケーションが行われる。「タップ」に一致するとみなされる加速/減速の大きさは、システムにおいて予め定義することができる。さらに、935においてのように、連続タップの異なるパターンを、異なる情報を伝えるべく使用することもできる。したがって、PAC加速度計は、介護者のための入力デバイスとして機能する。例えば、介護者がシステムに対し、患者と物理的に一緒に存在していることを通知したい場合、介護者は、約1Hzでの2回タップのような特定のパターンでPACをタップすることができる。他例として、介護者が、PACのオンボードLED(これは、身体の各側での積算加圧時間のようなデータを視覚表示することができる)をアクティブにしたい場合、介護者は、PACを約1Hzで3回タップすることができる。当業者であれば、PACのオンボード加速度計及び関連処理アルゴリズムを介してモニタリングシステムとコミュニケーションをとる様々な方法が存在することがわかる。
睡眠モニタリング
システムは、睡眠品質の異なるインジケータに関連付けられた特徴的な動きをモニタリングすることができる。当該特徴は、睡眠中の無呼吸及び動き、活動又は配向を含む。その後、患者及び介護者に対し、睡眠品質についてのレポートを与えることができる。
支持表面へのフィードバック
いくつかの実施形態において、システムは、圧力測定システムを含み得る。これは、支持表面へとその後フィードバックされる合理的な精度の圧力マップを作ることができる。この圧力センサシステム、フィードバック及び支持表面は、独立型システムでもよく、又はセンサネットワークと相互作用をしてもよい。所望よりも圧力が高いのはどこかを知ることにより、支持表面は、患者が経験する圧力を最適化することによって自動的に応答することができる。支持表面が、その自動応答手段によっては、望ましくない圧力を修正できない場合、さらなる介護を与えることについて介護者に決定させるべく注意喚起が行われる。データは、介護のための処置及びパラメータを通知するべく使用することができる。
DVT予防策の必要性を決定する可動性/活動のモニタリング
長時間にわたって動けない患者は多くの場合、深部静脈血栓症(DVT)を防止するための予防策を必要とする。DVTは、静脈(典型的には下肢静脈)に形成される血栓であり、長期臥床から生じ得る静脈うっ滞の結果であることが多い。DVTのリスクがあるとみなされる患者は一般に、本質的に薬理学的又は機械的なDVT予防策を受ける。薬理学的DVT予防策は、皮下注射を介して患者に送達される全身性抗凝血(すなわちヘパリン、エノキサパリン)からなる。機械的DVT予防策は、逐次圧縮デバイス(SCD)からなる。これは、患者の下肢に付着される空気圧迫ストッキングであり、その後、膨張/収縮して血流を促すことにより静脈うっ滞を防止する。上述のように、DVTの大きなリスク因子は長期臥床である。図10に例示される本発明の一側面において、本発明のモニタリングシステムは、患者の動き及び活動レベルをモニタリングするべく構成され、その情報を使用して、ステップ1000〜1075に示されるように、所与の患者のための「活動指標」値を生成する。1035に示されるように、活動指標値は、合計活動時間、動きの振幅/周波数、加速度、持続的非活動時間(すなわち活動間のインターバルがどれくらい長いのか)等のような因子を含む。
特定の患者に対する「活動指標」スコアに基づき、医師は、DVT予防策が特定の患者に対して示されているか否かを決定することができる。
ツールを改善するべく、以下の因子が、分析に組み入れられ、1060に示されるDVT「リスクスコア」を生成するべく使用することができる。
1.患者の年齢、身長、体重
2.患者は喫煙者か?
3.患者はCHF(鬱血性心不全)か?
4.患者はホルモン避妊をしているか?
5.悪性腫瘍が存在するか?
6.以前はDVT又はPE(肺塞栓症)?
なお、個別の医師、介護者又は施設は、変数すべてに対する重み付けをカスタマイズして、DVT予防策に対するしきい値を増加/減少させることができる。最初に一組のデフォルト値を与えることができる。システムは、どの処置が患者にとって最善であるかを医師が客観的に決定するのを補助するべく構成される。現在のところ、医師は、患者がどれくらい良好に歩行しているかを理解するための限られた客観的情報しか有しない。
無線通信
所定の場合において、アンテナを備えるデバイスを介した無線通信は、アンテナが横たわる表面によって影響を受け得る。例えば、皮膚表面上のデバイスは、そのアンテナ性能が、身体の電磁気的及び誘電的特性によって影響を受け得る。身体によって引き起こされるそのような効果からデバイスを遮蔽するべく、いくつかの実施形態においてデバイスは、身体とアンテナとの間に、アンテナ性能に対する身体の相対的影響を遮蔽又は低減する物質を有し得る。この目的を果たすべく、例えば、高誘電率を有する物質を、デバイス上で、アンテナと身体との間に配置することができる。
自動減圧しきい値計算
一実施形態において、システムは、少なくとも一つの提案された減圧しきい値/インターバルを自動的に計算することができる。減圧しきい値/インターバルとは、身体の一領域が減圧又は無圧を受け、当該一領域が十分に再豊富化(re−profuse)されることによって虚血及び組織障害が防止されるようにする必要がある最小時間量のことをいう。身体の一領域がひとたび、提案された減圧しきい値/インターバルを超えると、身体の当該領域は、再び、組織障害を引き起こすリスクが低い状態で加圧される。減圧しきい値/インターバルは、以下を含む群から選択された因子を考慮に入れることによって計算することができる。すなわち、当該群は、患者特徴(すなわちブレーデンスコア、年齢、併存罹患率、サイズ/体重/BMI/ボディマス分布等)、患者変数(可動性、活動、湿潤、栄養レベル、経験され又は推定された力、診療状況、生命徴候、健康状況、健康状態、以前の皮膚状況、及び薬物等)、環境因子(ベッド表面のタイプ、周囲温度、湿度等)を含む。一以上の計算スキームがシステムによって使用され、ユーザによって選択され得る。
システムはまた、任意の所与の患者に対して可変の減圧しきい値を許容することができる。一つの一般的な利用法は、身体の一領域に対する減圧しきい値を、身体の当該一領域が圧力を経験した時間量に伴い変化させることである。例えば、減圧しきい値は、DO+D1*[圧力持続時間]の形態をとり得る。
ここで、DO及びD1は、患者又は施設についてのデータに基づいて自動的に設定され若しくは変えられ又は変化する定数である。
本発明のシステム、方法及びデバイスは、身体の一領域に対する適切な減圧しきい値/インターバルを計算することと、さらに、十分な減圧時間がいつ達成されたかを決定するべく当該領域をモニタリングすることとの双方のための改善された方法を与える。
計算された減圧しきい値に影響を与え得る変数は、バイタルズ(パルスox、心拍数、呼吸数、血圧)、所与の側にある時間、圧力持続時間、配向、他の創傷の存在、患者特徴(すなわちブレーデンスコア、年齢、併存罹患率、サイズ/体重/BMI/ボディマス分布等)、患者変数(可動性、活動、湿潤、栄養レベル、経験され又は推定された垂直力、診療状況、健康状況、健康状態、以前の皮膚状況、及び薬物等)、及び、環境因子(ベッド表面のタイプ、周囲温度、湿度、使用された処置及び予防技術等)を含む。システムはまた、身体の異なる部分の、異なる速度で異なって減圧され得る能力に対処することもできる。
センサに関連付けられた部分上の標識
標識は、ユーザが患者に対して容易にセンサを配向させることができるように、患者センサに関連付けられる。標識は、視覚インジケータ、物理的特徴若しくは形状、又は非対称性であり得る。この標識は、センサ自身、典型的にはセンサのハウジング又はエンクロージャ上の位置であり得る。これはまた、センサ自身にではなく、そのうちセンサに対して特定の配向となるものに配置することもできる。一例は、ラベル、スティック、接着剤、又は一以上の標識を有し得るパッケージング要素である。これらの要素は、その後、センサから分離されるが、ユーザは依然として当該センサの配向を知っている。他の方法は、機械的、RF、磁気的、視覚的又は他の通信手段のいずれかによってセンサの配向を決定できるデバイスを有することである。
生命活動終了検出器
システムはまた、患者がほとんど動かない乃至は全く動かない状況を検出することができる。かかる状況は、患者の呼吸、心拍及び他の身体動が停止したときに生じる。かかる場合において、システムは、患者における当該状況を極めて迅速に検出する結果、当該状況に気づいて迅速に注意喚起を送ることができる。所定の場合において、これは、数秒未満又は一秒未満で状況を検出して、できれば患者を助けるのに十分な時間内で、助けを与えられる人に注意喚起することができる。検出は、不整脈及び代償不全のような異常状態を示唆する患者の動きを検出するシステムに対するよりもはるかに迅速とし得る。所定の場合において、患者に引き起こされるわけではない周囲の動きがシステムによって検出されることがある。当該動きは、心拍又は呼吸によって引き起こされる動きのためのしきい値を下回れば、容易に無視することができる。代替的にシステムは、どの動きが患者から生じない特徴であるかを学習することができる。代替的にシステムは、どの動きが患者から生じていないのかを決定してそれを差し引くべく、患者上にはない別個のセンサを利用することができる。代替的にシステムは、患者の外側から生じた動きのような共通の動きを差し引くべく、一を超える患者上のセンサ、又は同じ患者上の一を超えるセンサを使用することができる。患者からの電気信号の検出も同様に使用することができる。ここで、動きは上述され、電気信号は、システムの他の実装において置換される。電気信号及び動き検出は、当該検出の精度及びロバスト性をさらに増加させるべく、組み合わせることができる。
本発明の好ましい実施形態、その多数の側面、及び様々な代替例について十分に記載したが、当業者は、本明細書の教示を前提として、本発明から逸脱しない多数の代替例及び均等例が存在することを認識する。したがって、本発明は上述の記載によってではなく添付の特許請求の範囲によって制限されることが意図される。

Claims (14)

  1. 介護環境に対する患者位置をモニタリングするシステムであって、
    無線信号を送信可能で患者に対する既知配向を有する少なくとも一つの患者関連通信器と、
    それぞれが既知位置に配置される複数の環境基準通信器と
    を含み、
    前記患者関連通信器からの信号が、複数の環境基準通信器によって検出されて前記患者関連通信器の位置を決定するべく使用されるシステム。
  2. 患者の皮膚の一領域の状況をモニタリングする画像キャプチャデバイスをさらに含む請求項1のシステム。
  3. 前記患者関連通信器は患者に付着される請求項1のシステム。
  4. 前記患者関連通信器は、患者のベッドに付着される請求項1のシステム。
  5. 前記患者関連通信器は、患者のベッドに近接する表面に付着される請求項1のシステム。
  6. 前記患者関連通信器は、患者の過去の体位に関するデータを与える複数のLEDを含む請求項1のシステム。
  7. 患者に自身の転がりを促す少なくとも一つの刺激生成器をさらに含む請求項1のシステム。
  8. 前記少なくとも一つの刺激生成器は、聴覚、視覚又は触覚刺激を含む群からの少なくとも一つの信号を生成する請求項1のシステム。
  9. 患者の皮膚の関心領域を照明する照明デバイスをさらに含む請求項2のシステム。
  10. 前記照明デバイスによって照明された患者の皮膚の領域を評価する視覚基準ツールをさらに含む請求項9のシステム。
  11. 介護者が、タップ、視覚信号、聴覚信号、RF信号の少なくとも一つによって前記患者関連通信器とコミュニケーションをとることができる請求項1のシステム。
  12. 前記介護者と前記患者関連通信器との間の通信は、前記介護者が前記患者関連通信器に実質的に近接しているときにのみ動作する請求項11のシステム。
  13. 患者の活動及び可動性の評価をし、前記評価を一以上のリスク因子と比較して患者の深部静脈血栓症のリスクを決定するロジックをさらに含む請求項1のシステム。
  14. 前記患者関連通信器は、既知配向で患者に配置され、複数の環境リソース通信器において、前記患者関連通信器からの信号を検出するロジックをさらに含み、
    前記患者関連通信器の既知配向と検出された信号との組み合わせにより、前記ロジックが、モニタリング対象空間内での患者の位置及び配向を識別することができる請求項1のシステム。
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