JP2016538781A - 通信システム、インフラ機器、通信デバイスおよび通信方法 - Google Patents

通信システム、インフラ機器、通信デバイスおよび通信方法 Download PDF

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Abstract

通信デバイスからモバイル通信ネットワークにデータを送信するまたはモバイル通信デバイスにおいてモバイル通信ネットワークからデータを受信する方法は、モバイル通信ネットワークによって通信デバイスからデータを送信するおよび受信するための無線アクセスインタフェースを提供することを含む。無線アクセスインタフェースは、システム帯域幅内において通信リソースを提供し、第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスに割り当てるためのシステム帯域内における通信リソースを時間分割単位で提供する。第1のタイプの通信デバイスは、第2のタイプの通信デバイスとは異なる機能を有する。方法は、第2のタイプの通信デバイスに割り当てられる、シーケンスの所定のセットからシーケンスを選択することによって、通信デバイスにおいてランダムアクセスメッセージを生成することと、通信デバイスから無線通信ネットワークにランダムアクセスメッセージを送信することと、を含む。さらに方法は、ランダムアクセスメッセージに応答して、第2のタイプの通信デバイスの機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を通信デバイスにおいて受信することを含み、ランダムアクセスメッセージは第2のタイプの通信デバイスからのものであり、第2のタイプの通信デバイスに割り当てられた所定のシーケンスから選択された1つであるものとして認識される。この方法によれば、モバイル通信ネットワークは、ランダムアクセスメッセージを形成する際に使用するための異なるシーケンスを異なるタイプの通信デバイスに割り当てることによって、異なるタイプの通信デバイスを差別化するように構成されることができ、従って、異なるタイプの通信デバイスの機能に応じてランダムアクセスメッセージに異なる応答をする。【選択図】図10

Description

本発明は、データを通信するための通信システム、インフラ機器および通信デバイスおよびデータ通信の方法に関する。
3GPP定義のUMTS及びLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに基づくモバイル通信システムなどの第3世代及び第4世代のモバイル通信システムは、前世代のモバイル通信システムによって提供される単純な音声及びメッセージングサービスよりもより高性能なサービスをサポートすることができる。
例えば、ユーザはLTEシステムによって提供される改善された無線インタフェース及び拡張されたデータレートにより、以前は固定回線データ接続を介してのみ利用することのできたモバイルビデオストリーミング及びモバイルビデオ会議といった高データレートのアプリケーションを享受することができる。このため、第3世代及び第4世代のネットワークを配備することが強く望まれており、それらのネットワークのカバレッジエリア、すなわちそれらのネットワークへのアクセスが可能な地理的な場所は、急速に増大することが予想される。
第3世代及び第4世代のネットワークの広範囲にわたる配備を見込んで、利用可能な高データレートを活用するのではなく代わりに堅牢な無線インタフェースとカバレッジエリアの増大するユビキタス性とを活用するタイプのデバイス及びアプリケーションが、並行して配備されてきている。例として、少量のデータを比較的低い頻度で通信する半自律又は自律無線通信デバイス(例えばMTCデバイス)によって象徴される、いわゆるマシンタイプ通信(MTC)アプリケーションを含む。例として、例えば、顧客の家に配置され、顧客が消費したガス、水道、電気などのユーティリティに関して中央のMTCサーバへ周期的にデータを送り返す、いわゆるスマートメータを含む。
第3世代又は第4世代のモバイル通信ネットワークによって提供される広いカバレッジエリアを利用することはMTCタイプの端末などの端末にとって便利ではあろうが、現在のところ不都合な点がある。スマートフォンなどの従来の第3世代又は第4世代の移動端末とは異なり、MTCタイプの端末は、比較的単純でかつ安価であることが好ましい。MTCタイプの端末によって典型的に実行されるタイプの機能(例えば、データを収集し、送り返す)は、実行するのに特に複雑な処理を必要としない。MTCデバイスのような特定のクラスの通信デバイスは、例えば低頻度の比較的少量のデータの送信によって特徴づけられる「低機能(low capability)」通信アプリケーションをサポートする。MTCデバイスは、MTCデバイスの各々が通信ネットワークにほとんど負担とならないように構成され、従って同じネットワークにおいて「完全な機能(full capability)」相当の端末よりも多く展開される。
多くのシナリオにおいて、端末に(またはから)送信されるであろうデータの量に相応の機能を有するシンプルな受信ユニット(または送受信ユニット)を備える、「低機能」通信アプリケーションのようなものに特化される端末を提供することが好ましい。
MTC端末をサポートするために、1以上の「ホストキャリア(host carrier)」の帯域幅内で動作する「仮想キャリア(virtual carrier)」を導入することが提案されている。提案されている仮想キャリアのコンセプトは、好ましくは従来のOFDMベースの無線アクセス技術の通信リソース内に統合し、OFDMと同様な方法で周波数スペクトルを細分化する。従来のOFDM方式のダウンリンクキャリア上で送信されるデータとは異なり、仮想キャリア上で送信されるデータはダウンリンクOFDMホストキャリアの全帯域幅を処理する必要なく受信され、デコードされる。従って、仮想キャリア上で送信されるデータは、向上したシンプルさ、信頼性の向上、低減されたフォームファクタおよび低コスト化などのような付随的な利点を有する複雑さを低減した受信ユニットを用いて受信され、デコードされる。
しかしながら、従来のLTEデバイスとMTCデバイスの異なる機能が互いに並行して動作する場合、リソース割り当ておよびスケジューリングの複雑さの増大を招く。従って、MTCデバイスおよび従来のレガシーLTEデバイス用の無線通信システムの効率的な動作が望まれている。
「低機能」デバイスの他の例は、「完全な機能」の端末デバイスよりも少ない数の受信アンテナを有するそれらのデバイスおよび「完全な機能」の端末よりも少量の情報ビットを所与の時間で処理する機能を有するそれらのデバイスを含む。
一般的に、「完全な機能」及び「低機能」は通信ネットワークの仕様を参照して判定されてもよく、仕様は明示的または暗黙的に示される相対的機能を構成する。
本開示の例示的な実施形態によれば、通信デバイスからモバイル通信ネットワークにデータを送信するまたはモバイル通信デバイスにおいてモバイル通信ネットワークからデータを受信する方法は、モバイル通信ネットワークによって通信デバイスからデータを送信するおよび受信するための無線アクセスインタフェースを提供することを含むことが提供される。無線アクセスインタフェースは、システム帯域幅内において通信リソースを提供し、第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスに割り当てるためのシステム帯域内における通信リソースを時間分割単位で提供する。第1のタイプの通信デバイスは、第2のタイプの通信デバイスとは異なる機能を有する。方法は、第2のタイプの通信デバイスに割り当てられる、シーケンスの所定のセットからシーケンスを選択することによって、通信デバイスにおいてランダムアクセスメッセージを生成することと、通信デバイスから無線通信ネットワークにランダムアクセスメッセージを送信することと、を含む。所定のシーケンスは、シーケンスがリソース領域の構成であってもよいように、例えば、プリアンブルシグネチャ(ビットシーケンス)であってもよく、異なる周波数又は時間リソースで送信される同じビットを含んでもよい。したがってシーケンスは、通信デバイスを識別するように構成される。さらに方法は、ランダムアクセスメッセージに応答して、第2のタイプの通信デバイスの機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を通信デバイスにおいて受信することを含み、ランダムアクセスメッセージは第2のタイプの通信デバイスからのものであり、第2のタイプの通信デバイスに割り当てられた所定のシーケンスから選択された1つであるものとして認識される。この方法によれば、モバイル通信ネットワークは、ランダムアクセスメッセージを形成する際に使用するための異なるシーケンスを異なるタイプの通信デバイスに割り当てることによって、異なるタイプの通信デバイスを差別化するように構成されることができ、従って、異なるタイプの通信デバイスの機能に応じてランダムアクセスメッセージに異なる応答をする。
モバイル通信ネットワークによって形成される無線アクセスインタフェースのアップリンク上でデータを送信する従来の構成によれば、通信デバイスはランダムアクセス要求を送信することによってアップリンク上の通信リソースを要求するように構成される。これに応答してモバイル通信ネットワークは、無線アクセスインタフェースのダウンリンクの共有リソースでランダムアクセス応答メッセージを送信する。
上に示したように、本開示に係る実施形態は、ランダムアクセスメッセージを形成するためのシーケンスの異なるセットを異なるタイプのデバイスに割り当てることによって、通信ネットワークは異なるタイプのデバイスを認識でき、ランダムアクセスメッセージに応答してデバイスのタイプに応じてランダムアクセス応答メッセージを送信できることによって、異なるタイプの通信デバイスに対して異なる応答をするモバイル通信ネットワークを提供するために考案された。通信デバイスのタイプは、デバイスの異なる機能を表してもよい。例えば、上述したようにデバイスは、信号が受信される異なる通信チャネルの最大帯域幅を有してもよく、第2のタイプの通信デバイスと比べて第1のタイプの通信デバイスに使用可能な異なるアンテナの最小の数を有してもよく、または処理する情報ビットの異なる最大レートを有してもよい。
より一般的には、通信デバイスの異なるタイプに割り当てられるシーケンスの異なるセットを構成することにより、モバイル通信ネットワークは、異なるタイプの通信デバイス間でシステム帯域幅の通信リソースを分割することができる。従って、システム帯域幅の通信リソースの一部は、通信デバイスのタイプの1つから「隠され(hidden)」てもよい。
一例では、第2のタイプの通信デバイスは、仮想キャリアを介して通信するように構成される、低減された機能のデバイスであってもよい。無線アクセスインタフェースが仮想キャリアを含むように構成されている場合、ランダムアクセスメッセージに対する任意の応答は、仮想キャリアの共有リソース内で送信されなければならない。しかしモバイル通信ネットワークが、従来の通信デバイス(レガシーUE)と低減された機能のデバイス(MTC UE)を区別することができない場合、すべての通信デバイスのためのランダムアクセスメッセージに対する任意およびすべての応答は、仮想キャリアのリソース内で送信されなければならない。これは、すべての通信デバイス(レガシー及びMTCタイプ)に対する無線アクセスインタフェースの通信リソースを割り当てるモバイル通信ネットワークの容量を制限することになるであろう。
本技術によると、低減された機能のデバイス(MTC UE)は、ランダムアクセスメッセージのプリアンブルを形成するシーケンスの所定のサブセットを提供される。このようなモバイル通信ネットワークは、仮想キャリアのリソース内で低減された機能のデバイスからのランダムアクセスメッセージに応答することができ、共有チャネルのリソースのいずれかの範囲内で従来の/レガシーデバイスへのランダムアクセスメッセージに応答することができ、それによって通信リソースを割り当てるネットワークの能力の任意の制限を回避又は少なくとも減少させる。
他の例では、モバイル通信ネットワークは、ランダムアクセスメッセージを送信するための通信デバイスのための通信リソースが通信デバイスの異なるタイプの機能に適合されるように、無線アクセスインタフェースを構成するように構成される。
通信デバイス、インフラ機器および通信デバイスとインフラ機器との間でのデータの通信方法を含むが、それに限定されない、種々のさらなる態様および開示の実施形態は、添付の特許請求の範囲で提供される。
本開示の実施形態は添付の図面を参照することで例示としてのみ示され、同様の部分は対応する参照番号で示される。
図1は、従来のモバイル通信ネットワークの一例を示す概略図を提供する。 図2は、従来の3GPPロングタームエボリューション無線フレームを示す概略図を提供する。 図3は、従来のLTEダウンリンクサブフレームの例を示す概略図を提供する。 図4は、従来のLTE「キャンプオン」手順を示す概略図を提供する。 図5は、仮想キャリアを含むLTEダウンリンクサブフレームを示す概略図を提要する。 図6は、LTEネットワークにおけるRRC接続手順の例の図を提供する。 図7aは、LTEの競合ベースのランダムアクセス要求手順の図を提供する。 図7bは、LTEの非競合ベースのランダムアクセス要求手順の図を提供する。 図8は、「T型」仮想キャリアを示す、図3に示された例に対応するダウンリンク無線アクセスインタフェースのサブフレームの簡略化された図である。 図9aは、本技術に係る通信デバイスの概略ブロック図である。 図9bは、本技術に従って適合された基地局(eNodeB)の概略ブロック図である。 図10は、本技術に従う図9aおよび9bの通信デバイスおよび基地局の動作例を提供する例示的なフロー図である。 図11は、本技術の一例に係る低機能デバイスによるランダムアクセスメッセージを形成するためのシーケンスの所定のセットを形成するために使用されるリソースのシーケンスの図的表現である。 図12は、本技術の一例に係るリソース予約の例を提供する。 図13は、本技術の一例に係るリソース予約の例を提供する。
(ネットワーク構造)
図1は、従来のモバイル通信システムを示す概略図を提供する。システムはコアネットワーク102に接続された複数の基地局101を備え、基地局とコアネットワークは無線インタフェースを提供するように構成される。複数の各基地局はサービスエリア103を提供し、サービスエリア103内に位置する複数の通信デバイス104にサービスする。サービスエリア内の各通信デバイス104は、無線インタフェースの無線アップリンクおよび無線ダウンリンクのそれぞれを介してデータを基地局101に送信しおよび基地局101からデータを受信する。これに対応して、各基地局はそれぞれの無線ダウンリンク及び無線アップリンク上でデータをサービスエリア内にある通信デバイスに送信する及びデータを通信デバイスから受信する。基地局101に送信されたデータは、例えば、音声通話、インターネットアクセス、認証、モビリティ管理、課金などのようなサービスが提供されてもよいように、コアネットワーク102にルーティングされてもよい。いくつかの例において、図1は、LTEネットワークおよびエンハンストノードB(eNodeBまたはeNB)と呼ばれる基地局を表してもよく、他の例では、基地局とコアネットワークはインフラ機器と呼ばれてもよい。LTEネットワークでは、例えば携帯電話、タブレット、マシンタイプ通信デバイス等の通信デバイスはまた、ユーザ機器(UE)と呼ばれてもよい。しかしながら他の例において、通信デバイスはモバイル端末および通信デバイスなどと呼ばれてもよい。
モバイル通信ネットワークまたはシステムは、例えば直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM))を利用する3GPP LTEのような、様々な異なる無線インタフェースを利用する。OFDMは利用可能な帯域幅を複数の直交サブキャリアに分割し、このリソースをシステム内でデータを通信デバイスに搬送できる所定の構造を形成するために分割することによって動作する。LTEシステムのダウンリンクにおいて、利用可能なリソースは10ミリ秒持続する時間的な無線フレームに分割され、各フレームは1ミリ秒継続する10サブフレームを有する。LTE信号のサブフレームは、さらにOFDMシンボル及び0.5ミリ秒又は6又は7のシンボルの期間にわたって12のサブキャリアを含むリソースブロックに分割される。これらのリソースブロックは、ダウンリンクおよびアップリンク上でデータを伝送するために使用されるLTEサブフレームの物理チャネルを形成する。
図2は、OFDMベースのLTEダウンリンク無線フレーム201を示す概略図を示す。LTEダウンリンク無線フレームは、(エンハンスドNodeBとして知られる)LTE基地局から送信され、10ミリ秒間続く。ダウンリンク無線フレームは10サブフレームを含み、各サブフレームは1ミリ秒間続く。プライマリ同期信号(primary synchronisation signal(PSS))及びセカンダリ同期信号(secondary synchronisation signal(SSS))は、LTEフレームの第1サブフレーム及び第6サブフレーム内で送信される。プライマリブロードキャストチャネル(primary broadcast channel(PBCH))は、LTEフレームの第1サブフレーム内で送信される。PSS、SSSおよびPBCHは以下でより詳細に記載される。
図3は、例示的な従来のダウンリンクLTEサブフレームの構造を描いたグリッドの概略図を提要する。サブフレームは、1ミリ秒の期間にわたって送信される予め定められた数のシンボルを含む。各シンボルは、ダウンリンク無線キャリアの帯域幅にわたって分散される予め定められた数の直交サブキャリアを含む。
図3に示される例示的なサブフレームは、14のシンボル及び、20MHzの帯域幅にわたって広がる1200のサブキャリアを含む。LTEにおいてデータが送信される最小の単位は、1サブフレームで送信される12のサブキャリアである。明確にするために、図3では、各個別のリソースエレメントは示されておらず、代わりに、サブフレームのグリッド内の各個別のボックスは、1つのシンボル上で送信される12のサブキャリアに相当する。
図3は、4つのLTE端末340、341、342、343のためのリソース割り当てを示す。例えば、第1のLTE端末(UE1)のためのリソース割り当て342は、12のサブキャリアの5つのブロックにわたって延在し、第2のLTE端末(UE2)のためのリソース割り当て343は、12のサブキャリアの6つのブロックにわたって延在する、等である。
制御チャネルデータは、サブフレームの最初のn個のシンボルを含む、サブフレームの制御領域300内で送信され、ここでnは、3MHzのチャネル帯域幅については1から3のシンボルの間で可変であり、またnは、1.4MHzのチャネル帯域幅については2から4のシンボルの間で可変である。明確にするために、以下の説明は、3MHz以上のチャネル帯域幅を有するホストキャリアに関するものであり、nの最大値は3になる。制御領域300内で送信されるデータは、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel(PDCCH))、物理制御フォーマットインジケータチャネル(physical control format indicator channel(PCFICH))及び物理HARQインジケータチャネル(physical HARQ indicator channel(PHICH))上で送信されるデータを含む。
PDCCHは、サブフレームのどのシンボルのどのサブキャリアが特定のLTE端末に割り当てられているかを示す制御データを含む。このため、図3に示されるサブフレームの制御領域300内で送信されるPDCCHデータは、UE1はリソース342の第1のブロックを割り当てられ、UE2はリソース343の第2のブロックが割り当てられている、等を示す。PCFICHは制御領域のサイズ(すなわち、シンボル1個分から3個分)を示す制御データを含み、PHICHは先に送信されたアップリンクデータがネットワークによって首尾よく受信されたか否かを示すHARQ(Hybrid Automatic Request)データを含む。
あるサブフレームにおいて、サブフレームの中央帯域310におけるシンボルは、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)及び物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を含む情報の送信のために使用される。この中央帯域310は、典型的に、72のサブキャリアの幅(1.08MHzの送信帯域幅に相当する)である。PSS及びSSSは、一旦検出されるとLTE端末デバイスがフレームの同期を達成し及びダウンリンク信号を送信しているエンハンスドNodeBのセルIDを判定することを可能にする、同期信号である。PBCHは、LTE端末がセルにアクセスするために必要とするパラメータを含むマスタ情報ブロック(master information block(MIB))を含む、セルに関する情報を搬送する。物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel(PDSCH))上で個々のLTE端末へ送信されるデータは、そのサブフレームのリソースエレメントの残りのブロックにおいて送信されることができる。これらのチャネルのさらなる説明は、以下のセクションで提供される。
図3はまた、ブロードキャストチャネルで送信されるシステム情報を含み、かつR344の帯域幅にわたって延在するPDSCHの領域も示す。
LTEチャネルにおけるサブキャリアの数は、送信ネットワークの構成に応じて変えることができる。図3に示されたように、典型的には、この変形例は、1.4MHzのチャネル帯域幅内に含まれる72のサブキャリアから20MHzのチャネル帯域幅内に含まれる1200のサブキャリアまでである。当技術分野で知られているように、PDCCH、PCFICHおよびPHICHで送信されるデータは、典型的には、サブフレームの全帯域幅にわたるサブキャリアに分配される。したがって、従来のLTE端末は、制御領域を受信し、デコードするためにサブフレームの全帯域幅を受信することができなければならない。
(従来のキャンプオン手順)
図4は、キャリア帯域のダウンリンクチャネルを介して基地局によって送信されるダウンリンク送信をデコードできるように端末によって起こされるプロセスである、従来のLTE「キャンプオン」プロセスを示す。このプロセスを使用して、端末はセルに対するシステム情報を含む送信の一部を識別でき、したがってセルに対する構成情報をデコードできる。
図4において理解されるように、従来のLTEキャンプオン手順では、端末は最初に上述したキャリアの中央帯域におけるPSSおよびSSSを使用して基地局と同期する(ステップ400)。図3を参照して理解されるように、中央帯域310は帯域領域R310を有し、当該帯域はキャリアの中央である(すなわち中央サブキャリアを占める)。
端末は、この中央帯域を検出し、サイクリックプレフィックス期間とセルIDを示すPSSおよびSSSを検出する。LTEにおいて、PSS及びSSSは、各無線フレームの第1及び第6サブフレームでのみ送信される。当然ながら別のシステムでは、例えば非LTEシステムでは、帯域310はキャリア帯域の中心になくてもよく、72のサブキャリアまたは1.08MHzより広くまたは狭くてもよい。同様に、サブフレームは異なるサイズまたはサイズであってもよい。
その後端末は、中央帯域310で搬送されるPBCHをデコードし(ステップ401)、ここでPBCHは特定のマスタ情報ブロック(Master Information Block(MIB)を含む。MIBは、特にダウンリンクキャリアの帯域幅R320、システムフレーム番号(System Frame Number(SFN))及びPHICH構成を示す。PBCHで搬送されるMIBを使用して、端末はキャリアの帯域幅R320を認識することができる。端末はまたどこに中央帯域310があるかを知っているので、端末はダウンリンクキャリアの正確な領域R320を知る。
各サブフレームに対して、その後端末はキャリア320の全帯域幅にわたって分散されるPCFICHをデコードする(ステップ402)。上述したように、LTEダウンリンクキャリアは最大20MHzの広さ(1200サブキャリア)であり得、従ってLTE端末はPCFICHをデコードするために20MHzの帯域幅での送信を受信し、デコードする機能を有しなければならない。20MHzのキャリア帯域を有する段階において、端末は同期およびPBCHデコードに関連するステップ400と401(R310の帯域幅)の間よりもはるかに大きな帯域幅(R320の帯域幅)で動作する。
その後端末は、特にシステム情報の送信を識別するためおよび端末の個別の割り当て許可を識別するために、PHICHの位置を確認し(ステップ403)、PDCCHをデコードする(ステップ404)。割り当て許可は、システム情報を示すためおよびPDSCH内の端末のデータを示すために端末によって使用される。システム情報および個別の割り当ての両方はPDSCHで送信され、キャリア帯域320内でスケジュールされる。ステップ403および404はまた、端末がキャリア帯域の全帯域幅R320で動作することを必要とする。
ステップ402から404において、端末はサブフレームの制御領域300に含まれる情報をデコードする。上述したように、LTEにおいて、上述した3つの制御領域(PCFICH、PHICHおよびPDCCH)がキャリアの制御領域R300にわたって発見され、制御領域はR320にわたって広がり、上述したように各サブフレームの最初の1つ、2つまたは3つのOFDMシンボルを占有する。サブフレームにおいて、一般的には、制御チャネルは制御領域300内のすべてのリソースエレメントを使用しないが、LTE端末が、制御チャネルの各々をデコードするために、同時にすべての制御領域300を受信しなければならないように、制御チャネルは全領域に分散されている。
その後端末は、この端末のために送信されるシステム情報またはデータを含むPDSCHをデコードすることができる(ステップ405)。
上述したように、一般的にLTEのサブフレームにおいて、制御領域でも、PSS、SSSまたはPBCHによって占められるリソースエレメントでもないリソースエレメントのグループをPDSCHは占有する。図3に示されるリソースエレメント340、341、342、343のブロック内のデータは、全体のキャリアの帯域幅よりも小さい帯域幅を有するが、これらのブロックをデコードするために端末は、最初に周波数帯域R320にわたるPDCCHを受信し、PDCCHがPDSCHのリソースがデコードされるべきであることを示す場合、一旦端末が全体のサブキャリアを受信すると、端末はPDCCHによって示される関連する周波数領域のみにあるPDSCHをデコードする。よって例えば、上述したようにUE1は制御領域300の全体をデコードし、そしてリソースブロック342のデータをデコードする。
(仮想ダウンリンクキャリア)
MTCデバイス(上述したようなスマートメータのような半自律又は自律の無線通信デバイス)のようなあるデバイスのクラスは、比較的低い頻度の少量のデータの送信によって特徴づけられる通信アプリケーションをサポートし、したがって従来のLTE端末よりもかなり簡易にできる。多くのシナリオにおいて、全キャリア帯域幅にわたるLTEダウンリンクフレームからのデータを受信し、デコードする従来のハイパフォーマンスLTE受信機ユニット機能を有するもののような低機能端末を提供することは、少量のデータのみを通信する必要があるデバイスにとって過度に複雑となる可能性がある。したがって、これは、LTEネットワークにおける低機能のMTCタイプデバイスの広範な展開の実用性を制限し得る。代わりに、デバイスに送信される可能性のあるデータの量により釣り合ったより単純な受信機ユニットを有するMTCデバイスなどの低機能デバイスを提供することが好ましい。以下に記載されるように、本開示の例に従って、「仮想キャリア」は、従来のOFDM方式のダウンリンクキャリア(すなわち「ホストキャリア」)に挿入される。従来のOFDM方式のダウンリンクキャリア上で送信されるデータとは異なり、仮想キャリア上で送信されるデータはダウンリンクホストOFDMキャリアの全帯域幅を処理する必要なく受信され、デコードされる。従って、仮想キャリア上で送信されるデータは複雑さを低減した受信ユニットを用いて受信され、デコードされる。
図5は、本開示の例に従って、ホストキャリアに挿入された仮想キャリアを含むLTEのダウンリンクサブフレームを示す概略図を提供する。
従来のLTEのダウンリンクサブフレームに合わせて、最初のnシンボル(nは図5において3)は、PDCCHで送信されるデータのようなダウンリンク制御データの送信のために予約される制御領域300を形成する。しかし、図5から理解されるように、制御領域300の外のLTEダウンリンクサブフレームは、仮想キャリア501を形成する中央帯域310の下側のリソースエレメントのグループを含む。明確にするために、仮想キャリア501は、仮想キャリア501で送信されるデータがホストキャリアの残りの部分で送信されるデータと論理的に異なるように扱われ、制御領域300からすべての制御データを最初にデコードすることなく仮想キャリア501で送信されるデータがデコードされるように適合される。図5は、中央帯域の下側の周波数リソースを占有する仮想キャリアを示しているが、一般的に、仮想キャリアは、代替的に、中央帯域の上側の周波数リソースまたは中央帯域を含む周波数リソースを占有することができる。仮想キャリアと、ホストキャリアのPSS、SSSまたはPBCHによって使用されるいずれかのリソース、またはホストキャリアで動作する通信デバイスが正しい動作を要求し得、予め定められた所定の位置を発見することを期待し得るホストキャリアによって送信される他のいずれかの信号と、がオーバーラップするように構成される場合、仮想キャリアの信号はホストキャリアのこれらの側面が維持されるように構成され得る。
図5から理解されるように、仮想キャリア501で送信されるデータは、限定された帯域幅にわたって送信される。これは、ホストキャリアの帯域幅より狭いことを提供するいずれかの適切な帯域幅であり得る。図5に示される例では、仮想キャリアは、2.16MHzの送信帯域幅に相当する12のサブキャリアの12のブロック(例えば、144のサブキャリア)を有する帯域幅にわたって送信される。したがって、仮想キャリアで送信されるデータを受信する端末は、2.16MHzの帯域幅で送信されるデータを受信および処理できる受信機を装備されることのみ必要とする。これは、低機能端末(例えば、MTCタイプの端末)に、単純化された受信機ユニットが備えられることを可能にするが、それでも、上述したような、端末に信号の全帯域幅にわたるOFDM信号を受信および処理できる受信機を備えられることを要求する従来的なOFDMタイプの通信ネットワーク内で動作し得ることを可能にする。
上述したように、LTEのようなOFDMベースのモバイル通信システムにおいて、ダウンリンクデータは、サブフレーム単位でサブフレームの異なるサブキャリアで送信されるように動的に配置される。したがって、ネットワークは、サブフレームごとに、どのシンボルのどのサブキャリアがどの端末に関係するデータを含むかをシグナリングしなければならない(例えば、ダウンリンク許可信号)。
その結果、図5から理解されるように、仮想キャリアの最後のシンボルは、制御データの送信に対して割り当てられる仮想キャリアの制御領域502として予約され得る。いくつかの例によれば、仮想キャリアの制御領域502を有するシンボルの数は、例えば3シンボルに固定される。他の例では、仮想キャリアの制御領域502は、例えば、1から3のシンボルの間でサイズが変化し得る。
仮想キャリアの制御領域は、例えば、仮想キャリアの最初のいくつかのシンボルにおいて仮想キャリア内の適切な場所に位置付けられ得る。図5の例では、これは、第4、第5、第6のシンボルに仮想キャリアの制御領域が位置付けられることを意味し得る。しかし、たとえホストキャリアの制御領域のシンボル数が変化しても仮想キャリアの制御領域の位置は変化しないので、サブフレームの最後のシンボルにおける仮想キャリアの制御領域の位置を固定することは、利益をもたらす。これは、仮想キャリアのデータを受信するモバイル通信端末によって引き受けられた処理を単純化する。なぜなら、それらにとって、仮想キャリアの制御領域は、サブフレームの最後のシンボルに常に位置付けられていると知られているので、サブフレームごとに仮想キャリアの制御領域の位置を判定する必要がないためである。
さらなる実施形態では、仮想キャリアの制御シンボルは、分割されたサブフレームにおける仮想キャリアのPDSCH送信を参照し得る。
いくつかの例では、仮想キャリアは、ダウンリンクサブフレームの中央帯域310内に位置付けられ得る。これは、PSS/SSSおよびPBCHによって占有されるリソースが仮想キャリアの領域に含まれ得るがホストキャリアPDSCGH領域内には含まれ得ないために、仮想キャリアの挿入によって引き起こされるホストキャリアのPDSCHリソースの減少を最小化する。そのため、例えば、期待される仮想キャリアのスループットに依存し、仮想キャリアの位置は、PSS、SSSおよびPBCHのオーバヘッドを減らすようにホストキャリアまたは仮想キャリアが選択されるかに応じて、中央帯域の内側または外側のどちらかに適切に選択され得る。
仮想キャリアのコンセプトはまた、同時係属中の特許出願番号(GB 1101101970.0、GB 1101981.7、GB 1101966.8、GB 1101983.3、GB 1101853.8、GB 1101982.5、GB 1101980.9およびGB 1101972.6を含む)に記載され、内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
(LTEランダムアクセス手順)
LTEシステム情報は、識別子または識別シーケンスの番号の構成を含む。そしてこれらの識別子/シーケンスは、通信デバイスのランダムアクセスのために使用されるプリアンブルに含まれる。アップリンクサブフレームは、プリアンブルまたは他の識別番号またはシーケンスが送信される対応する物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含んでよく、PRACHチャネルの位置の候補はシステムの仕様で定義されている候補のセットに応じてシステム情報で示される。本技術の一態様によれば、PRACHおよび通信デバイスの異なるタイプで使用される識別子/シーケンスは、無線アクセスインタフースの異なる通信リソースを割り当てるために動的に構成される。これは以下に説明される。しかし最初に、ランダムアクセス手順が以下でより詳細に説明される。
図6は、LTEネットワークにおいて通信デバイスが基地局に接続し、したがって、RRCアイドルからRRC接続に遷移することができるプロセスを示す図を提供する。最初に、通信デバイスはOFDMフレームと同期されておらず、したがって通信デバイスは説明されるキャンプオン手順を行うことを求められる。ダウンリンクフレームと同期されると、通信デバイスはPDCCHおよびPBCH上の制御情報を受信でき、その後、アップリンクランダムアクセス手順のために使用されるプリアンブルの識別子、セルにおいて使用できるプリアンブルの番号、例えば64、およびPRACHの位置を搬送するシステム情報を受信できる。識別子が受信される、および/または選択されると、関連するプリアンブルが図6において通信601によって示されるランダムアクセス要求メッセージとしてPRACHチャネルで基地局に送信される。基地局へのランダムアクセス要求メッセージの送信は、通信デバイスがアップリンクおよび潜在的にダウンリンクで割り当てられるべきリソースを要求することを示す。ランダムアクセス要求メッセージの受信に応答して、基地局は通信デバイスにリソースを割り当て、通信デバイスにランダムアクセス要求応答メッセージ602を送信する。ランダムアクセス応答602は、その通信デバイスに割り当てられたリソースを通信デバイスに示し、さらなるランダムアクセス手順を必要とせずにタイミングアドバンスを実現することができるように、通信デバイスが基地局のアップリンクフレームと同期できるようにする。
ランダムアクセス応答602を受信し、基地局のアップリンクフレームと同期されることに応答して、通信デバイスは、ランダムアクセス応答602で通信デバイスに割り当てられたアップリンクリソースで基地局に無線リソース制御(RRC)接続要求603を送信してもよい。このRRC接続要求は、通信デバイスおよび通信ネットワークまたは基地局におよび/またはからデータを送信するための無線通信ベアラを確立するための通信ネットワークへの要求を表すが、また基地局からのサービスの他のタイプに対する要求であってもよい。RRC接続要求メッセージ603が基地局によって受信された場合、基地局は、通信デバイスに通知604を送信することによって要求の正常な受信を知らせる。通知604は、接続の成功を表すものではなく、単純にRRC接続要求内のデータの正常な受信を表す。要求の正常な受信は、巡回冗長検査(CRC)または同様のエラー検出方法を使用することにより評価されてもよい。RRC接続設定606を確認するさらなる要求が、基地局および通信デバイスそれぞれによって送信および受信されることが必要とされる。図1に示されたようなモバイル通信システムにおいて、接続または他の要求が通信デバイスによって行われた場合、この要求は、例えばeNBがMMEまたはSGWに要求を渡すように、コアネットワーク内の後続の機器に渡すことが必要とされてもよい。したがって、RRC接続要求に関連付けられた処理時間は可変であってもよく、RRC接続要求に対する応答は基地局によって通信デバイスに直ちに送信されなくてもよい。このような状況を考慮に入れて、LTEシステムにおいて通信デバイスは、所定の期間のウィンドウ内でRRC接続要求に対する応答の受信を試みる。RRC接続要求の送信に応答して、通信デバイスは、通信デバイスがRRC接続要求に対する応答を受信しようと試みる待機タイマ605を開始する。例えば、LTEシステムでは、通信デバイスは、基地局によってブロードキャストされるシステム情報ブロック内のタイマT300によって特定される複数の所定の値のいずれか1つに待機タイマを設定し、ここでタイマは最大2000ミリ秒まで値を有することができる。通信デバイスにおける待機タイマの終了前にRRC接続設定メッセージ606が送信された場合、RRC接続要求が処理され接続が確認されると、RRC接続設定メッセージ606が通信デバイスに送信され、通信デバイスによって受信される。通信デバイスがRRC接続設定を受信すると通信デバイスはRRC接続設定メッセージの無事な受信を通知するために、基地局に通知607を送信する。通知が基地局によって受信されない場合、基地局はRRC接続設定メッセージを再送信してもよい。
(競合および非競合ベースのLTEランダムアクセス手順)
図6はランダムアクセス手順の概要を提供したが、メッセージの正確な内容は、実行されるランダムアクセス手順の厳格な種類に応じて変化し得る。例えば、LTEシステムにおけるランダムアクセス手順は、基地局、通信デバイスおよび接続が確立されると送信されるべきデータの性質の目的に依存して競合または非競合ベースの手順であってもよい。
図7aは、ユーザデバイスがLTEネットワークへのアクセスを要求するために実行するLTEの競合ベースのランダムアクセス手順を示す。最初にユーザデバイスは、基地局によってダウンリンクフレームでSIB2のようなシステム情報ブロック(SIB)でブロードキャストされる競合ベースのランダムアクセスプリアンブルのセットからランダムアクセスプリアンブルを選択する。ユーザデバイスは選択されたランダムアクセスプリアンブル701を基地局に送信し、ここでこの送信はネットワークへのアクセスを要求するアクセス要求メッセージとして機能し、プリアンブルはユーザデバイス識別子として機能し、プリアンブル701は図6の601に相当する。ランダムアクセスプリアンブルは、アップリンクフレームの物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のような無線アクセスインタフェース内の物理チャネル上で送信されてもよい。ランダムアクセスプリアンブルが基地局によって受信されると、ステップ702で、基地局は、例えばランダムアクセス応答(図6の602に相当するRAR)などの応答メッセージを送信する。ユーザデバイスがRARを見つけることができる物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のようなダウンリンクチャネルの時間と周波数におけるリソースは、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)に対して向けられ、応答メッセージと同じサブフレームで送信される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のような制御チャネル上のメッセージで示される。従ってこのメッセージは、応答メッセージを受信する前に受信される必要がある。特に、現在のサブフレームで応答メッセージが見つけられるリソースのユーザデバイスを通知するダウンリンク制御情報(DCI)メッセージはPDCCHで送信され、いくつかの例においてRA−RNTIは関連するアクセス要求メッセージの時間および周波数の送信識別子から形成される。応答メッセージは、少なくとも受信されたプリアンブル、タイミング調整コマンド、割り当てられたアップリンクリソース許可および一時セルRNTI(C−RNTI)の識別子を含む。応答メッセージを受信すると、ユーザデバイスは、ステップ703で示されるように無線リソース制御(RRC)接続要求のような意図されたメッセージを含むスケジュールされた送信を割り当てられたアップリンクリソースで送信し、ここで図6の603で示されるように、メッセージはRRC接続要求であってもよい。最後にステップ704において、意図されたメッセージを受信すると、基地局は図6の通知604に相当する競合解決メッセージを送信する。競合解決メッセージは、競合解決メッセージが向けられたユーザデバイスによって例えばHARQ ACK/NACKを用いて確認される。このようにこの手順は、同時に複数のユーザデバイスが同一のプリアンブルを使用することおよび/または同じチャネルを介してランダムアクセス要求を送信することの可能性を克服する。
図7bは、LTEネットワークにおいてリソースを要求するため、またはハンドオーバを実行するための非競合ベースのランダムアクセス手順の例を示し、プリアンブルは非競合ベースのプリアンブルの所定のセットから基地局によって通信デバイスに割り当てられる。アクセス要求メッセージにおけるユーザデバイスからのランダムアクセスプリアンブルの送信に先立って、ステップ751において、基地局はプリアンブルの非競合ベースのセットからプリアンブルをユーザデバイスに割り当てる。この割り当ては、PDCCHのフォーマット1Aのダウンリンク制御情報(DCI)メッセージを介して行われてもよく、またはユーザデバイスが最近基地局によってサービスされるセルに入った場合、ハンドオーバコマンドを介して行われてもよい。ステップ752で、ユーザデバイスは、基地局に割り当てられたプリアンブルを送信する。プリアンブルが基地局で受信されると、ステップ753で、基地局は、例えばランダムアクセス応答のような応答メッセージを送信し、ここで応答メッセージは図7aのステップ702で送信される応答メッセージと同様の情報を含む。応答メッセージがユーザデバイスで受信されると、ユーザデバイスは、応答メッセージに示され、割り当てられたアップリンクリソースで意図されたメッセージを送信する。
競合および非競合ベースのランダムアクセス手順が別々に説明されたが、2つのアプローチはセルまたはシステム内で共存してもよく、プリアンブルのセットは競合ベースと非競合ベースのグループに分割される。通信デバイスがランダムアクセス手順を実行する必要がある場合に通信デバイスが適切なグループからプリアンブルを選択することができるように、グループのこの分割及びサイズは、例えば、numberofRaPreamblesおよびsizeOfRaPreamblesGroupのフィールドを使用してSIB2で基地局によって示されてもよい。
非MTCデバイスおよび他の従来のデバイスのような従来のLREデバイスに対してランダムアクセス手順を行う場合、ランダムアクセス応答はPDSCHにおいて利用可能なリソースのいずれかで送信されてもよく、位置はPDCCHにおいて示される。従って、ランダムアクセス応答を受信することができるように、従来のデバイスは、実質的にシステムの全帯域幅にわたってデータを受信するように動作可能であることが要求される。これは従来のLTEデバイスに対して問題ではないが、このアプローチは、低減された帯域幅にわたっておよび/または上述した仮想キャリアのコンセプトに従って動作するように構成される、MTCデバイスのような低コストと複雑さを低減したデバイスの低減された帯域幅機能を考慮していない。例えば、MTCを意図したランダムアクセス応答が仮想キャリアの外のPDSCHで送信される場合、意図されたMTCデバイスは、ランダムアクセス応答を受信することができない。
この問題を克服するために、基地局は、仮想キャリアが動作してもよい、PDSCHのリソースの制限されたセットでランダムアクセス応答を送信するように構成されてもよい。したがってMTCデバイスは、その受信帯域幅を増加させることを必要とされず、それらの意図されたランダムアクセス応答を受信することができる。しかし、これはMTCの受信問題に対処しているが、このアプローチは、基地局がMTCからのランダムアクセス要求と従来のLTEデバイスからのランダムアクセス要求を区別できないとき、実質的にすべてのランダムアクセス応答がリソースの制限されたセットで送信される必要があるので、PDSCHのリソースの制限されたセットにおいて輻輳をもたらすことがある。したがって基地局は、リソースの制限されたセットに対してMTCのランダムアクセス応答のみをスケジュールすることができないかもしれない。輻輳の影響は多くの形で現れ、例えば、少数のランダムアクセス応答が全体的にスケジュールされ、少数の通信デバイスが最初のRRC接続でサービスされるので全体のセル容量が低減され、したがってセットアップ遅延を引き起こす。これらの影響の両方は、エンドユーザーのサービスに悪影響を及ぼす。
MTCまたは他の低減された帯域幅のデバイスと従来のLTEデバイスが混在システムにおけるリソース割り当ての問題は、「Analysis of RAN2 Impacts of Low Cost UE」 ZTE (R2−133908) (9)、「Capabilities of Low CostsurasshuComplexity MTC UEs」 Ericsson (R2−134299) (10)、および「Impacts of Narrow Bandwidth Characteristic of Low Cost MTC UE」 LG Electronics Inc. (R2−134371)を含む、3GPP標準化プロセスへの議論のために提出された文書で対処されてきた。例えば上述した問題を解決するために、「Capabilities of Low CostsurasshuComplexity MTC UEs」 Ericsson (R2−134299) (11)において、基地局は、仮想キャリアが動作するPDSCHのリソースの制限されたセットでランダムアクセス応答を送信するように構成されてもよいことが提案されている。したがって、MTCデバイスは、その受信帯域幅を増加させることを必要とされず、それらの意図されたランダムアクセス応答を受信することができる。しかし、これはMTCの受信の問題に対処しているが、基地局がMTCからのランダムアクセス要求と従来のLTEデバイスからのランダムアクセス要求を区別できないとき、実質的にすべてのランダムアクセス応答がリソースの制限されたセットで送信される必要があるので、このアプローチはPDSCHのリソースの制限されたセットにおいて輻輳をもたらす。したがって、基地局は、リソースの制限されたセットに対してMTCのランダムアクセス応答のみをスケジュールすることができない。輻輳の影響は多くの形で現れ、例えば、少数のランダムアクセス応答が全体的にスケジュールされ、少数の通信デバイスが最初のRRC接続でサービスされるので全体のセル容量が低減され、したがってセットアップ遅延を引き起こす。これらの影響の両方は、エンドユーザーのサービスに悪影響を及ぼす。
(適合されたランダムアクセス手順)
仮想キャリアのリソースを含むように適合された無線アクセスインタフェースは、LTEのPDCCHに対応する制御チャネルがサブフレームの最初の部分を形成してシステム帯域幅にわたって広がり、LTEのPDSCHに対応する仮想キャリアのリソースは共有チャネルのリソースの中心に実質的に形成され、T型を形成するので、「T型」であると考えられてもよい。T型の割り当てでは、MTC UEは、全帯域幅のPDCCHを受信するが、制限された狭い帯域のPDSCHの割り当てのみを受信するように構成される。これは、MTC UEにおいて必要とされるベースバンド処理を減少させ、従って、このようなUEの実装のコストを下げることになる。後方互換性を維持するために、PDCCHの構造は変わらないことが望まれる。
仮想キャリアを含む無線アクセスインタフェースのT型配置の簡略化された図が図8に示される。図8から理解されるように、LTEの例でのPDCCHである制御チャネル70は、LTEのPDSCHに対応する共有チャネルをも含むサブフレームの開始において示される。PDSCHの実質的に中央が、MTC UEとしても知られている低機能デバイスのためのデータリソースの割り当てを含む仮想キャリア74を形成するリソースの領域である。
上述したように、ランダムアクセス信号を送信した通信デバイスを識別するために使用されるシーケンスは、シーケンスのセットから形成される。シーケンスは、ランダムアクセスメッセージのプリアンブルを形成する。シーケンスは、拡大されたシーケンスであってもよく、他の例において「シーケンス」は、プリアンブルシグネチャ(すなわちアクチュアルビット)の可能性だけに言及されなくてもよく、また異なる周波数又は時間リソースで送信される同一のビットを含んでもよい。「シーケンス」は「リソース領域構成(resource region arrangements)」と交換可能に使用されてもよいように、シーケンスは「リソース領域構成」を意味してもよい。
本技術によれば、ネットワークは、低機能UEがランダムアクセスメッセージを送信するときに使用する、シーケンスまたはランダムアクセスプリアンブルのサブセットを予約(reserve)する。この構成によれば、通信ネットワークは、全てのUEのために仮想キャリアのリソースの制限されたサブセットにおいてランダムアクセス応答メッセージをスケジュールしなければならないことを回避することができる。
第1の実施形態では、これは、低コストデバイスで使用されることを示すランダムアクセスプリアンブルのサブセットの中からのみ選択するようにMTC UEが構成されることによって実現される。さらに低機能デバイスではない従来のUE(LTEリリース12のUE)は、予約されたランダムアクセスプリアンブルのこれらの番号Nのうちの1つを選択することを回避できる。本開示に従って動作できないUEはこの構成を認識せず、したがって、(64のランダムアクセスプリアンブルがある場合)従来のUEが影響を受ける確率はN/64である。一例では、予約された範囲内にないプリアンブルを選択する他のレガシーまたは従来のUEは、低減された帯域幅領域の外にスケジュールされることができる。
通信デバイス(MTC UE)104および適合されたeNodeB101が、図9aおよび図9bに示される。図9aに示されるように、MTC UEは、アンテナ223と結合された送信機220および受信機と、コントローラ224を含む。コントローラ224はまた、ランダムアクセスメッセージを形成するための所定のシーケンスを含むデータストアへのアクセスを有する。同様に、適応されたeNodeB101は、アンテナ234に結合された送信機230および受信機232と、コントローラ236を含む。コントローラ236は、その中にランダムアクセスメッセージを形成するためのシーケンスまたはプリアンブルのセットが記憶されたデータストア238へのアクセスを有する。
図10は、本技術に係るMTC UE104及び基地局101の動作例を示す概略的なシグナリングフロー図を提供する。
M1:必要に応じて適合されたeNodeB101は、仮想キャリアの通信リソースにアクセスするMTC UEによる使用のためのシーケンスのセットからシーケンスの所定のセットを選択するように構成される。一例では、適合されたeNodeB101は、ブロードキャストチャネルを使用してセル内に、MTC UEに割り当てられているシーケンスの所定のセットの指示を送信する。LTEの例の場合、これは、ランダムアクセスメッセージを生成するためのプリアンブル(シーケンス)の所定のセットの割り当ての指示を含むシステム情報(SI)を使用して行われる。以下に説明されるように、一例ではシーケンスの全体のセットは、非競合ベースのシーケンスおよび競合ベースのシーケンスを含み、MTC UEに割り当てられるシーケンスの所定のセットは、非競合ベースのシーケンスから選択される。
S2:通信デバイス104は、仮想キャリアの帯域幅を介して信号を送信または受信するMTC UEに割り当てられたシーケンスの所定のセットからシーケンスを選択することによってランダムアクセスメッセージを生成する。
M4:通信デバイス104は、無線通信ネットワークによって提供される無線アクセスインタフェースを介して通信デバイスからのランダムアクセスメッセージを送信する。
M6:ランダムアクセスメッセージに応答して、通信デバイス104は、仮想キャリア帯域内で通信デバイスに割り当てられた通信リソースから送信されたランダムアクセス応答メッセージを通信デバイスにおいて受信し、ランダムアクセスメッセージは、低機能端末に割り当てられた所定のシーケンスのうちの選択された1つからの低機能端末からのものとして認識される。
モバイル通信ネットワークがプリアンブルシーケンスの割り当てを設定する第2の実施形態において、モバイル通信ネットワークは、パラメータであるnumberOfRA-Preamblesを使用して、従来のUEにシグナリングされるプリアンブルの数を減らす。パラメータは、最初のアクセスにおいて利用可能である、利用可能な競合ベース(すなわち、非専用の)のプリアンブルの番号を示す。残りの利用可能なプリアンブルは、非競合ベース、すなわち専用プリアンブルである。これらは、例えばハンドオーバにおける使用のためにPDCCHで明示的にUEにシグナリングされることができる。
上記に示されたように、次にモバイル通信ネットワークは、MTCのために予約された、非競合ベース(すなわち専用のプリアンブル)の中から取られるプリアンブルの番号をMTC UEにシグナリングする。モバイル通信ネットワークは、従来のUEが非競合ベースのプリアンブルを必要とする場合、従来のUEが非競合ベース、すなわち専用プリアンブルであると考えるMTC UEに割り当てられたこれらのプリアンブルを従来のUEにスケジューリングすることを避けることができる。これは、モバイル通信ネットワークが、従来のおよび他のUEとMTC UEとを明確に区別できることを意味する。
この例では、例えば64の競合ベースのプリアンブルの代わりの40の競合ベースのプリアンブルにおいて競合する競合の確率は、従来のUEに対して増える。または、非競合のセットが増加されない場合、例えば、このようなプリアンブルのセットがより小さくなるので、非競合ベースのプリアンブルが利用可能になることをより長時間待つため、ハンドオーバの遅延が増加されるかもしれない。したがって、別の例では、別のリソースドメインが、適合された基地局101に従来の/レガシーUEに関する減少されたプリアンブルスペースの影響を最小限に抑えるための十分な柔軟性を与えるために使用されてもよい。従って他のドメインの1つ以上は完全に明確な区別を可能にすることができ、時間および周波数リソースがオーバーラップしない限り、従来のUEに影響しない。
ランダムアクセスプリアンブルの追加の構成は、セルへのアクセスが許可されるか否かを判定するためにMTC UEによって使用されてもよい。例えば高負荷の場合、ネットワークは、非MTC UEに対するPRACHの容量を増加させるために非MTC UEに可能なプリアンブルのすべてを割り当てることを望む。MTC UEのような通信デバイスの別のタイプに割り当てられるシーケンスを制御することによって、通信デバイスのクラスから効率的に「隠され(hidden)」てもよい通信リソースの追加セットの構成を無効にまたは除去することにより、モバイル通信ネットワークは利用可能な通信リソースへのアクセスを制御できる。例えばこの構成は、セルを塞ぐ(bar)またはMTC UEによるセルへのアクセスを抑えるために効果的に使用される。
シーケンスの全体のセットからの所定のシーケンス(プリアンブル)の割り当ての例が、図11に示される。ランダムアクセスプリアンブルと呼ばれるシーケンスの全体のセットが、図11に図式的に表される。図11から理解されるように、1からNのランダムアクセスプリアンブルシーケンスの各々は、競合ベースのアクセス90または非競合ベースのアクセス92のいずれかに割り当てられる。例えばハンドオーバを行う場合、非競合ベースのアクセスがUEに対して割り当てられる。競合ベースのプリアンブルは、システム帯域幅の共有チャネル72におけるリソースの許可を要求するUEに割り当てられる。一例において図9に示されるように、非競合ベースのプリアンブルからのプリアンブルのセットは、仮想キャリア内のリソースを要求するためのアップリンクの競合アクセスを行うためにMTC UEに割り当てられる。
(技術の実装例)
1つの実装例において、情報要素であるRACH-ConfigCommonが、モバイル通信ネットワークにおける適合されたeNodeBによって情報ブロックタイプ2(information block type 2)で通信デバイスに送信され、ランダムアクセスのための構成情報を提供するために使用される。TS 36.321において、「numberOfRA-Preambles」は、非専用ランダムアクセスプリアンブルの番号を示す。以下の例の変更が必要とされる。
Figure 2016538781
Figure 2016538781
(例)
モバイル通信ネットワークは、値をシグナリングする。
・numberOfRA-Preambles = n40
・numberOfRA-Preambles-MTC = n8
競合ベースのランダムアクセスプリアンブルを送信する場合、範囲0−39におけるプリアンブルは従来のおよび他のUEによって使用される。
範囲40−47におけるプリアンブルは、競合ベースのプリアンブルを送信するためにMTC UEによって使用されてもよい。この例ではUE MACが競合ベースのランダムアクセスに対して選択できないため、従来のUEはこれらは専用プリアンブルのためのものであり、それらをまったく使用しないと考え、モバイル通信ネットワークは非競合ベースのためにこれらを割り当てない。範囲48−63におけるプリアンブルは、非競合ベースのプリアンブルを必要とする手順(例えば、ハンドオーバ)を実行する場合に使用するためのものである。この構成は、モバイル通信ネットワークにリソースの制限されたサブセット内のランダムアクセス応答を、従来のUEに対する全体システム性能に影響を与えることなく低減された帯域幅のUEにスケジュールすることを可能にする。
上述したように、第2の実施例の記載のような本技術の態様のように、通信ネットワークは「隠れ(hid)リソース」に構成されることができる。本技術に従って構成されていない従来のUEは、通常通りプリアンブル(シーケンス)の構成を受信し、解釈することができ、それらが候補プリアンブル(シーケンス)のいくつかのサブセットから使用することを防がれていることを認識しない、換言すると、いくつかのプリアンブルのリソースがそのようなUEから隠されているということを意味する。一方、本開示に従って動作可能なUEは、それらのプリアンブルへのアクセスが特に制限されるシーケンスの所定のセットを含むランダムアクセスリソースの構成を提供されてもよい。したがって制限されたアクセスは、それらの低減された機能に合致させるために使用される。本技術によれば、競合ベースのプリアンブルの予約は従来のUEから隠されるが、ネットワークおよびMTC UEはこのような構成を認識するので、UEのタイプは明確にeNodeBに示される。
別のリソースドメインの使用例は、TDD LTEシステムである。そのようなシステムにおいて、UEによってランダムアクセスチャネル(PRACH)が送信されるサブフレーム内の複数のリソース領域構成が存在することができ、FDDに対して、サブフレームごとにPRACHのための1つのリソース領域構成が常にある。LTEのリリース11の仕様によると、TDDに対するランダムアクセスメッセージのプリアンブルを形成するための64リソース領域構成を定義することが可能であるが、57のみが定義されており、ネットワークを構成するために利用可能である。LTEのリリース11の仕様の例において、これらの57のリソース領域構成の最大6つがTDDのアップリンクサブフレームで利用できるようにすることができる。したがってこの例では、MTC UEのような異なるタイプの通信デバイスに対する通信リソースの割り当てを区別するために、仕様はTDD PRACHの残りの7つの構成の一部またはすべてを使用するように改訂することができる。新しい7つの構成は、既存の57の構成と時間/周波数リソース内で非重複するように定義されることができる。したがってMTC UEは、ランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスの所定のセットを含む従来のTDDランダムアクセス構成を受信し、よってこれらのランダムアクセスリソースにアクセスし、同様に7つ新しい構成のうちの1つ(または複数)の追加の構成を受信する。複雑さが低減されたUEは、それが有する新しい構成のみを使用することが必要とされ、対してこの開示によって動作可能な他のUEは既存または新規のランダムアクセス構成のいずれかを使用することができる。したがってeNBは、UEが新しいまたは既存の構成でランダムアクセスメッセージのプリアンブルに割り当てられた所定のシーケンスの一つを使用するランダムアクセスメッセージを送信することによる、低減された機能を有するかどうかを認識する。本開示に従って構成されていないUEは、それらから隠された新しいPRACHリソースを有する。
本技術の別の実装例が図12及び13で提供される。図12は、本技術に応じるリソースまたはプリアンブルの予約の例を提供する。64のプリアンブルのセットは、3セットに分けられる。32のプリアンブル(すなわち0〜31のプリアンブル)の第1のセット1201は、競合ベースのランダムアクセス要求においてレガシーまたは従来のLTEデバイスによる使用のためのものである。このようなデバイスで使用される場合、基地局は、システム全体の帯域幅内の任意の場所でランダムアクセス要求に応答することができる。8つのプリアンブルの第2のセット1202は、主にMTCまたは他の低減された帯域幅のデバイスでの競合ベースのランダムアクセス要求に対する使用のために予約されるが、従来のデバイスはまた、競合ベースのランダムアクセスプリアンブルとしてこのセットをみなすので、このセットからプリアンブルを選択してもよい。基地局が第2のセットからのプリアンブルを利用するランダムアクセス要求を受信した場合、基地局は、MTCデバイスが応答を受信できるように、例えば仮想キャリア帯域幅のようなリソースの低減されたセットでランダムアクセス応答を送信する。24の大きさを有する第3のセットのプリアンブル1203は非競合ベース専用のランダムアクセスプリアンブルとして使用され、プリアンブルはすべてのデバイスによって使用され得るが、例えばハンドオーバのような手順のために基地局によって割り当てられる。プリアンブルの予約および設定サイズの指示は、システム情報ブロックのうちの1つのようにブロードキャストのリソースで通信デバイスに提供されてもよい。例えば、numberOfRA-Preambles-MTCのようなフィールドは、MTCプリアンブルが8つであり、したがってMTCデバイスはこれらのプリアンブルから選択する必要があることを示してもよく、numberOfRA-Preamblesのようなフィールドは、従来のデバイスによる使用のために意図されるプリアンブルの数は40であること示すために使用されてもよい。
図13は、本技術の一例に従ったプリアンブルの予約および割り当てのさらなる例を提供する。図12のように、64のプリアンブルのセットは、3セットに分割される。40のプリアンブルの第1のセット1301は、図12の第1のセットに相当し、従来の通信デバイスによる競合ベースのランダムアクセス手順のための非専用プリアンブルとしての使用のために意図される。残りの24のプリアンブルは、2つのセット、すなわち第2セット1302と第3のセット1303に分けられるが、図12と対照的にこれらのセットの両方は、それらは従来のデバイスのようなデバイスによって選択されないので、従来のデバイスによる非競合ベースのプリアンブルとみなされる。第2のセット1302のプリアンブルは、MTCデバイスによる競合ベースのランダムアクセスプリアンブルとして使用され、基地局は従来のデバイスに第2のセットのプリアンブルを割り当てることを避ける。第3のセット1303のプリアンブルは、非競合ベースのランダムアクセスプリアンブルのセットとして使用され、基地局は自由に任意の通信デバイスにこれらを割り当てることができる。図12を参照して説明されたように、MTCデバイスおよび従来のデバイスが正しいセットから競合ベースのプリアンブルを選択するように、プリアンブルのセットの指示は通信デバイスに提供されてもよい。
以下の番号の段落にさらなる態様及び本技術の特徴の例が定義される。
(1)
データを通信デバイスからモバイル通信ネットワークに送信する、または前記モバイル通信デバイスにおいてデータを前記モバイル通信ネットワークから受信する方法であって、前記方法は、
データを前記通信デバイスに送信する及び前記通信デバイスから受信するために無線アクセスインタフェースを前記モバイル通信ネットワークによって提供すること、を含み、前記無線アクセスインタフェースはシステム帯域幅内でおよび時分割単位で通信リソースを提供し、かつ前記システム帯域幅内で第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを提供し、前記第1のタイプの前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスと異なる機能を有し、さらに前記方法は、
前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられたシーケンスの所定のセットからシーケンスを選択することによってランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスにおいて生成することと、
前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信することと、
前記ランダムアクセスメッセージに応答して、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信することと、を含み、前記ランダムアクセスメッセージは前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられた前記所定のシーケンスの選択された1つからのものとして認識されることで、前記第2のタイプの通信デバイスからのものとして認識される、方法。
(2)
前記無線アクセスインタフェースは、仮想キャリア帯域幅の通信リソース内で信号を送信または受信するための、前記第2のタイプの通信デバイスに対する好適な割り当てのための前記システム帯域幅の前記通信リソースのセットを定義する前記仮想キャリアを含み、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信することは、
前記仮想キャリア帯域幅内の前記通信デバイスに割り当てられた通信リソースから前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信すること、を含み、
前記第2のタイプの前記通信デバイスは、前記第1のタイプの通信デバイスに比べて低減された機能を有する、
前記(1)に記載の方法。
(3)
前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信することは、
前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを前記モバイル通信ネットワークによって構成することと、
前記モバイル通信ネットワークによって構成された通信リソースにおいて前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに前記ランダムアクセスメッセージを送信することと、を含む、
前記(1)または(2)に記載の方法。
(4)
前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを前記モバイル通信ネットワークによって構成することは、
前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に依存して前記ランダムアクセスメッセージを送信するために通信リソースを構成すること、を含む、
前記(3)に記載の方法。
(5)
前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを前記モバイル通信ネットワークによって構成することは、
前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための1以上のランダムアクセスチャネルを含むように前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成すること、を含む、
前記(4)に記載の方法。
(6)
前記ランダムアクセスメッセージを送信するために前記低減された機能の通信デバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットの指示を前記モバイル通信ネットワークから前記通信デバイスに送信すること、を含む、
前記(1)に記載の方法。
(7)
非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスと競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスとを含むシーケンスのセットから前記シーケンスの所定のセットを選択すること、を含み、
競合ベースのランダムアクセスのために前記低減された機能のデバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するための前記シーケンスから選択される、
前記(6)に記載の方法。
(8)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスがデコードできる、信号が受信される通信チャネルの最大帯域幅を含む、
前記(1)から(7)のいずれかに記載の方法。
(9)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第2のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第1のタイプの前記通信デバイスに使用可能なアンテナの最小の数を含む、
前記(1)から(7)のいずれかに記載の方法。
(10)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスによって処理する情報ビットの最大レートを含む、
前記(1)から(7)のいずれかに記載の方法。
(11)
データをモバイル通信ネットワークに送信する、または前記モバイル通信ネットワークから受信する通信デバイスであって、前記通信デバイスは、
無線アクセスインタフェースを介してデータを表す信号を前記モバイル通信ネットワークのインフラ機器に送信するように構成された送信機ユニットを備え、前記無線アクセスインタフェースはシステム帯域幅内でおよび時分割単位で通信リソースを提供し、かつ前記システム帯域幅内で第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを提供し、前記第1のタイプの前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスと異なる機能を有し、さらに前記通信デバイスは、
前記無線アクセスインタフェースを介して前記インフラ機器から信号を受信するように構成された受信機と、
前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられたシーケンスの所定のセットからシーケンスを選択することによってランダムアクセスメッセージを生成し、
前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信し、
前記ランダムアクセスメッセージに応答して、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を受信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成されたコントローラと、を備え、前記ランダムアクセスメッセージは、低減された機能のデバイスに割り当てられた前記所定のシーケンスの選択された1つからのものとして認識されることで、低減された機能のデバイスからのものとして認識される、通信デバイス。
(12)
前記無線アクセスインタフェースは、仮想キャリア帯域幅の通信リソース内で信号を送信または受信するための、前記第2のタイプの通信デバイスに対する好適な割り当てのための前記システム帯域幅の前記通信リソースのセットを定義する前記仮想キャリアを含み、前記コントローラは、前記仮想キャリア帯域幅内の前記通信デバイスに割り当てられた通信リソースから前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信することによって、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じてランダムアクセス応答を受信するように前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成され、
前記第2のタイプの前記通信デバイスは、前記第1のタイプの通信デバイスに比べて低減された機能を有する、
前記(11)に記載の通信デバイス。
(13)
前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成され、
前記第2のタイプの前記通信デバイスによって前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースは前記モバイル通信ネットワークによって構成される、
前記(11)または(12)に記載の通信デバイス。
(14)
前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースは、前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に依存して前記ランダムアクセスメッセージを送信するために前記モバイル通信ネットワークによって構成される、
前記(13)に記載の通信デバイス。
(15)
前記ランダムアクセスメッセージを送信するために前記モバイル通信ネットワークによって構成される前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースは、前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための1以上のランダムアクセスチャネルを提供することを含む、
前記(14)に記載の通信デバイス。
(16)
前記コントローラは、
前記ランダムアクセスメッセージを生成するために前記低減された機能の通信デバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットの指示を前記モバイル通信ネットワークから受信するように受信機と組み合わせて構成される、
前記(11)に記載の通信デバイス。
(17)
前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスと競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスとを含むシーケンスのセットから選択され、
競合ベースのランダムアクセスのために前記低減された機能のデバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するための前記シーケンスから選択される、
前記(16)に記載の通信デバイス。
(18)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスがデコードできる、信号が受信される通信チャネルの最大帯域幅を含む、
前記(11)から(17)のいずれかに記載の通信デバイス。
(19)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第2のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第1のタイプの前記通信デバイスに使用可能なアンテナの最小の数を含む、
前記(11)から(17)のいずれかに記載の通信デバイス。
(20)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスによって処理する情報ビットの最大レートを含む、
前記(1)から(7)のいずれかに記載の通信デバイス。
(21)
モバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器は、
無線アクセスインタフェースを介して信号を通信デバイスに送信するように構成された送信機ユニットと、
前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、
前記無線インタフェースを形成するために前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成されたコントローラと、を備え、前記無線アクセスインタフェースはシステム帯域幅内でおよび時分割単位で通信リソースを提供し、かつ前記システム帯域幅内で第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを提供し、前記第1のタイプの前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスと異なる機能を有し、前記コントローラは、
前記通信デバイスの1つから前記無線アクセスインタフェースを介してランダムアクセスメッセージを受信するように前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成され、前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスであり、前記ランダムアクセスメッセージは前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられたシーケンスの所定のセットの1つからシーケンスを選択することによって前記第2のタイプの通信デバイスによって生成され、
さらに前記コントローラは、受信されたランダムアクセスメッセージから、前記ランダムアクセスメッセージを送信した前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスであることを判定し、
前記ランダムアクセスメッセージに応答して、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じてランダムアクセス応答を送信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成され、前記ランダムアクセスメッセージは、前記第2のタイプの通信デバイスに割り当てられた前記所定のシーケンスの選択された1つからのものとして認識されることで、低減された機能のデバイスからのものとして認識される、インフラ機器。
(22)
前記無線アクセスインタフェースは、仮想キャリア帯域幅の通信リソース内で信号を送信または受信するための、前記第2のタイプの通信デバイスに対する好適な割り当てのための前記システム帯域幅の前記通信リソースのセットを定義する前記仮想キャリアを含み、前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に応じて送信された前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信し、前記コントローラは、
前記仮想キャリア帯域幅内の前記通信デバイスに割り当てられた通信リソースから前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて送信するように前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成され、前記第2のタイプの前記通信デバイスは、前記第1のタイプの通信デバイスに比べて低減された機能を有する、
前記(21)に記載のインフラ機器。
(23)
前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成し、
前記モバイル通信ネットワークによって構成された通信リソースにおいて前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに前記ランダムアクセスメッセージを送信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成される、
前記(21)または(22)に記載のインフラ機器。
(24)
前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に依存して受信するために前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成される、
前記(23)に記載のインフラ機器。
(25)
前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための1以上のランダムアクセスチャネルを含むように前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成される、
前記(24)に記載のインフラ機器。
(26)
前記コントローラは、
前記ランダムアクセスメッセージを生成するために前記低減された機能の通信デバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットの指示を前記モバイル通信ネットワークから前記通信デバイスに送信するように送信機と組み合わせて構成される、
前記(21)に記載のインフラ機器。
(27)
前記コントローラは、
非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスと競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスとを含むシーケンスのセットから前記シーケンスの所定のセットを選択するように構成され、競合ベースのランダムアクセスのために前記低減された機能のデバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するための前記シーケンスから選択される、
前記(26)に記載のインフラ機器。
(28)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスがデコードできる、信号が受信される通信チャネルの最大帯域幅を含む、
前記(21)から(27)のいずれかに記載のインフラ機器。
(29)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第2のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第1のタイプの前記通信デバイスに使用可能なアンテナの最小の数を含む、
前記(21)から(27)のいずれかに記載のインフラ機器。
(30)
前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスによって処理する情報ビットの最大レートを含む、
前記(21)から(27)のいずれかに記載のインフラ機器。
(31)
前記(21)から(30)に記載のインフラ機器を含む、モバイル通信ネットワーク。
(32)
前記(11)から(20)のいずれかに記載の通信デバイスおよび前記(21)から(30)のいずれかに記載のインフラ機器を含む、通信システム。
(33)
プロセッサにロードされた場合、前記(1)から(10)のいずれかに記載の方法を実行するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
種々のさらなる態様および本発明の特徴は、添付の特許請求の範囲に定義される。LTEの例およびLTEに関する用語は、1つの例としてのみ提供され、3GPPまたは非3GPPである他のアクセスネットワークのために使用されてもよいことが理解される。
(参考)
(1) 英国特許出願 GB 1101970.0
(2) 英国特許出願 GB 1101981.7
(3) 英国特許出願 GB 1101966.8
(4) 英国特許出願 GB 1101983.3
(5) 英国特許出願 GB 1101853.8
(6) 英国特許出願 GB 1101982.5
(7) 英国特許出願 GB 1101980.9
(8) 英国特許出願 GB 1101972.6
(9) 3GPP TSG−RAN WG2 #84において提出された“Analysis of RAN2 Impacts of Low Cost UE” ZTE (R2−133908)
(10) 3GPP TSG−RAN WG2 #84において提出された“Capabilities of Low CostsurasshuComplexity MTC UEs” Ericsson (R2−134299)
(11) 3GPP TSG−RAN WG2 #84において提出された“Impacts of Narrow Bandwidth Characteristic of Low Cost MTC UE” LG Electronics Inc. (R2−134371)

Claims (33)

  1. データを通信デバイスからモバイル通信ネットワークに送信する、または前記モバイル通信デバイスにおいてデータを前記モバイル通信ネットワークから受信する方法であって、前記方法は、
    データを前記通信デバイスに送信する及び前記通信デバイスから受信するために無線アクセスインタフェースを前記モバイル通信ネットワークによって提供すること、を含み、前記無線アクセスインタフェースはシステム帯域幅内でおよび時分割単位で通信リソースを提供し、かつ前記システム帯域幅内で第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを提供し、前記第1のタイプの前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスと異なる機能を有し、さらに前記方法は、
    前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられたシーケンスの所定のセットからシーケンスを選択することによってランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスにおいて生成することと、
    前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信することと、
    前記ランダムアクセスメッセージに応答して、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信することと、を含み、前記ランダムアクセスメッセージは前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられた前記所定のシーケンスの選択された1つからのものとして認識されることで、前記第2のタイプの通信デバイスからのものとして認識される、方法。
  2. 前記無線アクセスインタフェースは、仮想キャリア帯域幅の通信リソース内で信号を送信または受信するための、前記第2のタイプの通信デバイスに対する好適な割り当てのための前記システム帯域幅の前記通信リソースのセットを定義する前記仮想キャリアを含み、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信することは、
    前記仮想キャリア帯域幅内の前記通信デバイスに割り当てられた通信リソースから前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信すること、を含み、
    前記第2のタイプの前記通信デバイスは、前記第1のタイプの通信デバイスに比べて低減された機能を有する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信することは、
    前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを前記モバイル通信ネットワークによって構成することと、
    前記モバイル通信ネットワークによって構成された通信リソースにおいて前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに前記ランダムアクセスメッセージを送信することと、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを前記モバイル通信ネットワークによって構成することは、
    前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に依存して前記ランダムアクセスメッセージを送信するために通信リソースを構成すること、を含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを前記モバイル通信ネットワークによって構成することは、
    前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための1以上のランダムアクセスチャネルを含むように前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成すること、を含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記ランダムアクセスメッセージを送信するために前記低減された機能の通信デバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットの指示を前記モバイル通信ネットワークから前記通信デバイスに送信すること、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. 非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスと競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスとを含むシーケンスのセットから前記シーケンスの所定のセットを選択すること、を含み、
    競合ベースのランダムアクセスのために前記低減された機能のデバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するための前記シーケンスから選択される、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスがデコードできる、信号が受信される通信チャネルの最大帯域幅を含む、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第2のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第1のタイプの前記通信デバイスに使用可能なアンテナの最小の数を含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスによって処理する情報ビットの最大レートを含む、
    請求項1に記載の方法。
  11. データをモバイル通信ネットワークに送信する、または前記モバイル通信ネットワークから受信する通信デバイスであって、前記通信デバイスは、
    無線アクセスインタフェースを介してデータを表す信号を前記モバイル通信ネットワークのインフラ機器に送信するように構成された送信機ユニットを備え、前記無線アクセスインタフェースはシステム帯域幅内でおよび時分割単位で通信リソースを提供し、かつ前記システム帯域幅内で第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを提供し、前記第1のタイプの前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスと異なる機能を有し、さらに前記通信デバイスは、
    前記無線アクセスインタフェースを介して前記インフラ機器から信号を受信するように構成された受信機と、
    前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられたシーケンスの所定のセットからシーケンスを選択することによってランダムアクセスメッセージを生成し、
    前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信し、
    前記ランダムアクセスメッセージに応答して、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じて送信されたランダムアクセス応答を受信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成されたコントローラと、を備え、前記ランダムアクセスメッセージは、低減された機能のデバイスに割り当てられた前記所定のシーケンスの選択された1つからのものとして認識されることで、低減された機能のデバイスからのものとして認識される、通信デバイス。
  12. 前記無線アクセスインタフェースは、仮想キャリア帯域幅の通信リソース内で信号を送信または受信するための、前記第2のタイプの通信デバイスに対する好適な割り当てのための前記システム帯域幅の前記通信リソースのセットを定義する前記仮想キャリアを含み、前記コントローラは、前記仮想キャリア帯域幅内の前記通信デバイスに割り当てられた通信リソースから前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信することによって、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じてランダムアクセス応答を受信するように前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成され、
    前記第2のタイプの前記通信デバイスは、前記第1のタイプの通信デバイスに比べて低減された機能を有する、
    請求項11に記載の通信デバイス。
  13. 前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに送信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成され、
    前記第2のタイプの前記通信デバイスによって前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースは前記モバイル通信ネットワークによって構成される、
    請求項11に記載の通信デバイス。
  14. 前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースは、前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に依存して前記ランダムアクセスメッセージを送信するために前記モバイル通信ネットワークによって構成される、
    請求項13に記載の通信デバイス。
  15. 前記ランダムアクセスメッセージを送信するために前記モバイル通信ネットワークによって構成される前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースは、前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための1以上のランダムアクセスチャネルを提供することを含む、
    請求項14に記載の通信デバイス。
  16. 前記コントローラは、
    前記ランダムアクセスメッセージを生成するために前記低減された機能の通信デバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットの指示を前記モバイル通信ネットワークから受信するように受信機と組み合わせて構成される、
    請求項11に記載の通信デバイス。
  17. 前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスと競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスとを含むシーケンスのセットから選択され、
    競合ベースのランダムアクセスのために前記低減された機能のデバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するための前記シーケンスから選択される、
    請求項16に記載の通信デバイス。
  18. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスがデコードできる、信号が受信される通信チャネルの最大帯域幅を含む、
    請求項11に記載の通信デバイス。
  19. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第2のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第1のタイプの前記通信デバイスに使用可能なアンテナの最小の数を含む、
    請求項11に記載の通信デバイス。
  20. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスによって処理する情報ビットの最大レートを含む、
    請求項1に記載の通信デバイス。
  21. モバイル通信ネットワークの一部を形成するインフラ機器であって、前記インフラ機器は、
    無線アクセスインタフェースを介して信号を通信デバイスに送信するように構成された送信機ユニットと、
    前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、
    前記無線インタフェースを形成するために前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成されたコントローラと、を備え、前記無線アクセスインタフェースはシステム帯域幅内でおよび時分割単位で通信リソースを提供し、かつ前記システム帯域幅内で第1のタイプおよび第2のタイプの通信デバイスへの割り当てのための通信リソースを提供し、前記第1のタイプの前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスと異なる機能を有し、前記コントローラは、
    前記通信デバイスの1つから前記無線アクセスインタフェースを介してランダムアクセスメッセージを受信するように前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成され、前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスであり、前記ランダムアクセスメッセージは前記第2のタイプの前記通信デバイスに割り当てられたシーケンスの所定のセットの1つからシーケンスを選択することによって前記第2のタイプの通信デバイスによって生成され、
    さらに前記コントローラは、受信されたランダムアクセスメッセージから、前記ランダムアクセスメッセージを送信した前記通信デバイスは前記第2のタイプの通信デバイスであることを判定し、
    前記ランダムアクセスメッセージに応答して、前記第2のタイプの前記通信デバイスの前記機能に応じてランダムアクセス応答を送信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成され、前記ランダムアクセスメッセージは、前記第2のタイプの通信デバイスに割り当てられた前記所定のシーケンスの選択された1つからのものとして認識されることで、低減された機能のデバイスからのものとして認識される、インフラ機器。
  22. 前記無線アクセスインタフェースは、仮想キャリア帯域幅の通信リソース内で信号を送信または受信するための、前記第2のタイプの通信デバイスに対する好適な割り当てのための前記システム帯域幅の前記通信リソースのセットを定義する前記仮想キャリアを含み、前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に応じて送信された前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて受信し、前記コントローラは、
    前記仮想キャリア帯域幅内の前記通信デバイスに割り当てられた通信リソースから前記ランダムアクセス応答を前記通信デバイスにおいて送信するように前記送信機と前記受信機を組み合わせるように構成され、前記第2のタイプの前記通信デバイスは、前記第1のタイプの通信デバイスに比べて低減された機能を有する、
    請求項21に記載のインフラ機器。
  23. 前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成し、
    前記モバイル通信ネットワークによって構成された通信リソースにおいて前記通信デバイスから前記無線通信ネットワークに前記ランダムアクセスメッセージを送信するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成される、
    請求項21に記載のインフラ機器。
  24. 前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを前記第2のタイプの前記通信デバイスの機能に依存して受信するために前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成される、
    請求項23に記載のインフラ機器。
  25. 前記コントローラは、前記ランダムアクセスメッセージを送信するための前記第2のタイプの前記通信デバイスのための1以上のランダムアクセスチャネルを含むように前記無線アクセスインタフェースの前記通信リソースを構成するように前記送信機と前記受信機とを組み合わせるように構成される、
    請求項24に記載のインフラ機器。
  26. 前記コントローラは、
    前記ランダムアクセスメッセージを生成するために前記低減された機能の通信デバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットの指示を前記モバイル通信ネットワークから前記通信デバイスに送信するように送信機と組み合わせて構成される、
    請求項21に記載のインフラ機器。
  27. 前記コントローラは、
    非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスと競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するためのシーケンスとを含むシーケンスのセットから前記シーケンスの所定のセットを選択するように構成され、競合ベースのランダムアクセスのために前記低減された機能のデバイスに割り当てられた前記シーケンスの所定のセットは、非競合ベースのランダムアクセスメッセージを生成するための前記シーケンスから選択される、
    請求項26に記載のインフラ機器。
  28. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスがデコードできる、信号が受信される通信チャネルの最大帯域幅を含む、
    請求項21に記載のインフラ機器。
  29. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第2のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第1のタイプの前記通信デバイスに使用可能なアンテナの最小の数を含む、
    請求項21に記載のインフラ機器。
  30. 前記第2のタイプの通信デバイスと比べて前記第1のタイプの通信デバイスの前記異なる機能は、前記第1のタイプの前記通信デバイスと比べて前記第2のタイプの前記通信デバイスによって処理する情報ビットの最大レートを含む、
    請求項21に記載のインフラ機器。
  31. 請求項21に記載のインフラ機器を含む、モバイル通信根とワーク。
  32. 請求項11に記載の通信デバイスおよび請求項21に記載のインフラ機器を含む、通信システム。
  33. プロセッサにロードされた場合、請求項1に記載の方法を実行するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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