JP2013502810A - 無線通信システムにおける搬送波成分の資源割当方法及びシステム - Google Patents

無線通信システムにおける搬送波成分の資源割当方法及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明の開示は、多数の搬送波成分(Component Carrier)が存在する無線通信システム、それぞれの搬送波成分に資源を割り当てる方法及びシステムに関する。本発明の開示は、搬送波成分の無線環境を考慮して、それぞれの搬送波成分にセルカバレッジを設定する構想、及び上記設定されたセルカバレッジによってユーザ端末のランダムアクセス手順を制御して優先的な構成に従って資源を割り当てる構想に関する。

Description

本発明は、無線通信システムにおける多数の搬送波成分(Component Carrier)に対して資源を割り当てるシステム及び方法に関する。
通信システムが発展するにつれて、事業体及び個人などの消費者は非常に多様な無線端末機を使用するようになった。
したがって、通信サービス事業者は、無線端末機に関する新たな通信サービス市場を創出し、信頼性あり、かつ低廉なサービスを提供して既存の通信サービス市場を拡大させようとする試みを続けている。
本発明は、無線通信システムにおいて、1つ以上の搬送波成分を効率的に活用できる方法及びシステムを提供する。
また、本発明は、無線通信システムにおいて、搬送波成分のセルカバレッジ(cell-coverage)を考慮して無線リソース(radio resource)を割り当てる方法及びシステムを提供する。
また、本発明は、無線通信システムにおいて、端末の無線環境によって設定される搬送波成分のセルカバレッジを考慮して無線リソースを割り当てる方法及びシステムを提供する。
また、本発明は、無線通信システムにおいて、端末の位置情報を用いて搬送波成分に対する無線リソースを割り当てる方法及びシステムを提供する。
また、本発明は、無線通信システムにおいて、搬送波成分の数を考慮して端末の無線リソースを割り当てる方法及びシステムを提供する。
また、本発明は、無線通信システムにおいて、1つ以上の搬送波成分の資源を共有して無線リソースを割り当てる方法及びシステムを提供する。
また、本発明は、無線通信システムにおいて、1つ以上の搬送波成分に対するランダムアクセス手順(random access procedure)を効率的に遂行する方法及びシステムを提供する。
前述した課題を達成するために、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける各搬送波成分への資源割当方法は、1つ以上の搬送波成分が存在する環境で、搬送波成分それぞれへの無線環境を考慮して、各搬送波成分のセルカバレッジを設定すること、設定されたセルカバレッジによってユーザ端末(user equipment)のランダムアクセス手順を制御すること、優先的に資源の割当を受けることができる搬送波成分を決定すること、及び優先的に割り当てられた搬送波成分で上記ユーザ端末に資源を割り当てること、を含む無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法を提供する。
本発明の他の実施形態による、無線通信システムにおける基地局(Base Station)によるユーザ端末の各搬送波成分への資源割当方法は、1つ以上の搬送波成分が存在する環境で、搬送波成分それぞれへの無線環境を考慮して、各搬送波成分のセルカバレッジを設定すること、上記セルカバレッジ内に入ってくる搬送波成分の数を考慮して各サービス領域(service region)に使用できる帯域内にランダムアクセス領域の組み合せを配置すること、各サービス領域に対応するように配置されたランダムアクセス領域の優先割当順位を定めること、キャンプオン手順(camp-on procedure)の際に優先順位を有するランダムアクセス領域から任意に1つの構成インデックス(configuration index)を選定すること、該当RACHパラメータを上記ユーザ端末に転送すること、及び優先順位によって割り当てられた搬送波成分を用いて上記端末に資源を割り当てること、を含む。
本発明の更に他の実施形態による無線通信システムにおける端末の通信方法は、キャンプオン手順において基地局からRACHパラメータを受信すること、及び受信したRACHパラメータによって割り当てられた搬送波成分を用いて上記基地局と通信することを含んでおり、前記基地局との通信を実行することは、ユーザ端末によって各搬送波成分に使用できる帯域内にランダムアクセス領域の組み合せの配列を設定することを含んでおり、前記ランダムアクセス領域の組み合せは、RACH周波数−時間及びRACHプリアンブルのセットのうちの少なくとも一つを考慮して設定される。
本発明の更に他の実施形態による、ユーザ端末による各搬送波成分への資源割当方法は、基地局を有する1つ以上のプリアンブル領域を含むプリアンブルのセットについての情報を共有すること、上記プリアンブルのセットに含まれたプリアンブル領域のうち、プリアンブルを選択すること、及び上記選択したプリアンブルを上記基地局に送信することを含む。
本発明の更に他の実施形態による、基地局による搬送波成分毎の資源割当方法は、ユーザ端末と1つ以上のプリアンブル領域を含むプリアンブルのセットについての情報を共有すること、上記ユーザ端末からプリアンブルを受信すること、及び上記受信したプリアンブルを用いてランダムアクセス応答を送信することを含む。
本発明によれば、搬送波成分の無線環境を考慮して搬送波成分毎のセルカバレッジを設定する構成及び上記設定されたセルカバレッジによって端末のランダムアクセス手順を制御して優先的に資源を割り当てる構成を得ることができる。
本発明の実施形態が適用される無線通信システムを示すブロック図である。 キャリア・アグリゲーションの環境における周波数の拡大概念図である。 アンカーキャリアの概念図である。 伝搬特性(スプリットフィールド型(Spilt Field-type))が相異する各CCのセルカバレッジの概念図である。 伝搬特性(統一フィールド型(Unified Field-type))が相異する各CCのセルカバレッジの概念図である。 CA環境において伝搬特性の良いCCのみがユーザ端末に資源を割り当てる例を図示している。 特定のCCのみをユーザ端末が使用する場合に発生するセル間干渉の増加の概念図である。 ユーザ端末のSINRの減少に起因して引き起こされる資源の再割当の概念図である。 非対称CAにおけるRACH曖昧性の問題を示す図である。 2つのCCが存在するCA環境における時間−周波数の分割によってランダムアクセス領域を設定する例を図示している。 2つのCCが存在するCA環境におけるプリアンブルのセットの分割によってランダムアクセス領域を設定する例を図示している。 2つのCCが存在するCA環境における時間−周波数及びプリアンブルのセットの同時分割によってランダムアクセス領域を設定する例を図示している。 本発明の一実施形態による無線通信システムにおける各CCの資源割当方法のフローチャートである。 同一のCCにおいて考慮される成分に従うセルカバレッジの計算方法の概念図である。 CA環境におけるCCに従って導出された相異するセルカバレッジを示す概念図である。 ダウンリンクCCの時間−周波数の共有及びプリアンブルのセットの分割によって、各CCに関するセルカバレッジを考慮したランダムアクセス領域の配置方法を図示している。 アップリンクCCの時間−周波数の共有及びプリアンブルのセットの分割によって、各CCに関するセルカバレッジを考慮したランダムアクセス領域の配置方法を図示している。 セルカバレッジに2つのCCが存在するCA環境においてランダムアクセス領域の優先順位の割当の一例を図示している。 2つのCCが存在するCA環境においてRACHパラメータの転送を図示する概念図である。 2つのCCが存在するCA環境においてユーザ端末に実際に資源の割当がなされる一例を図示している。 2つのCCが存在するCA環境においてプリアンブルのセットが2つの場合、各eNB内にプリアンブルのセット領域を配置する一例を図示している。 2つのCCが存在するCA環境においてプリアンブルのセットが3個の場合、各eNB内にプリアンブルのセット領域を配置する一例を図示している。 2つのCCが存在するCA環境においてプリアンブルのセットが4個の場合、各eNB内にプリアンブルのセット領域を配置する一例を図示している。 本発明の一実施形態によるRAP(ランダムアクセス手順(Random Access Procedure))の基本動作の手順を示す図である。 本発明の一実施形態による、資源割当手順のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、eNBがUEから送信されたプリアンブルを分析するフローチャートである。 本発明の一実施形態によるプライマリセルとセカンダリーセルの割当を示す概略図である。
以下の詳細な説明を添付図面と合わせて用いることにより、本発明の前記及び他の目的、特徴及び優位性は、詳細な説明から更に明らかになるであろう。
以下、本発明の一部の実施形態について、添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加するに当たって、同一な構成要素に対してはたとえ他の図面上に表示されても、同一の符号によって示されることに留意しなければならない。また、本発明の以下の説明において、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることができると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
また、本発明の構成要素を説明するに当たって、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものであり、その用語により当該構成要素の本質や回順序または順序などが限定されない。1つの構成要素が他の構成要素に“連結”、“結合”、または“接続”されると記載された場合、その第1の構成要素はその第2の構成要素に直接的に連結、または接続できるが、前記の第1及び第2の構成要素の間に更に第3の構成要素が“連結”、“結合”、または“接続”されることもできると理解されるべきである。
図1は、本発明の実施形態が適用される無線通信システムを示すブロック図である。無線通信システムは、音声、パケットデータなどの多様な通信サービスを提供するために広く配置される。
図1を参照すると、無線通信システムは、ユーザ端末10(User Equipment;UE)及び基地局20(Base Station;BS)を含む。端末10と基地局20は、以下において説明される多様な電力割当方法を使用する。
本明細書での端末10は無線通信でのユーザ端末を意味する包括的な概念であって、WCDMA、LTE及びHSPAにおけるUE(User Equipment)は勿論、GSM(登録商標)でのMS(Mobile Station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、無線機器(wireless device)を全て含む概念として解釈されるべきである。
本明細書での基地局20またはセル(cell)は、端末10と通信する固定された地点(fixed station)をいい、ノード−B(Node-B)、eNB(evolved Node-B)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語として呼ばれることができる。
即ち、本明細書で基地局20またはセル(cell)は、CDMAでのBSC(Base Station Controller)及びWCDMAのNode−Bがカバーする一部の領域を表す包括的な概念として解釈されるべきであり、メガセル、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、フェムトセル等、多様なカバレッジ領域を包括する意味である。
本明細書において、端末10と基地局20は、本明細書で記述される技術または技術的思想を具現するために用いられる送受信の主体で、包括的な意味として使われ、特定的に称される用語または単語に限定されない。
無線通信システムに適用される多元接続方式には制限がない。CDMA(Code Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、OFDM−FDMA、OFDM−TDMA、OFDM−CDMAなどの多様な多元接続方式を使用することができる。
アップリンク転送及びダウンリンク転送には、互いに異なる時間を用いる転送に相当するTDD(Time Division Duplex)方式を用いることができ、または互いに異なる周波数を使用する転送に相当するFDD(Frequency Division Duplex)方式を用いることができる。
本発明の一実施形態による電力割当(power allocation)の技術は、GSM(登録商標)、WCDMA、HSPAを介して、LTE(Long Term Evolution)及びLTE-advancedへ発展する非同期無線通信と、CDMA、CDMA−2000、及びUMBへ発展する同期式無線通信分野の資源割当に適用できる。本発明は、特定の無線通信分野に限定または制限されて解釈されてはならず、本発明の技術的思想が適用できる全ての技術分野を含むものと解釈されるべきである。
キャリア・アグリゲーション(carrier aggregation;以下、“CA”という)は、より広い帯域を支援するために無線通信で使われることができる。
端末10または基地局またはセル20は、アップリンクとダウンリンクにおいて転送/受信帯域を以前より拡張するために多数の搬送波成分(multiple component carriers)を使用することができる。この際、全ての搬送波成分は、1つの帯域またはキャリアのみが使用されるか或いは全ての帯域またはキャリアが互換性を有する方法で設定することができる。1つの搬送波成分は、キャリア・アグリゲーションを使用する以前の1つの無線通信帯域を意味すると見ることができる。
図2は、キャリア・アグリゲーションの環境における周波数の拡大概念図である。図2は、最大20MHz帯域を有する5個の搬送波成分(Componet carrier;以下、“CC”という)を同時に使用する場合を図示したものである。
無線通信環境において、ユーザ端末は、基本的に全てのCCを通じてキャンプオン(camp-on)することができる。この際、ユーザ端末10がキャンプオンするということは、ユーザ端末10が基地局20と同期して、PBCH(Physical Broadcast channel)のようなMIB(Master Information Block)、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のようなSIB(System Information Block)によって、基地局との通信のための基本的な制御情報を受信する過程を通じて、ユーザ端末が特定周波数帯域で通信が可能な状態であることを意味する。
特に、SIB2にはアップリンクセル帯域(UL cell bandwidth)、ランダムアクセスパラメータ(randomaccess parameter)、アップリンク電力制御パラメータ(UL power control parameter)が存在する。
したがって、端末10がeNBにキャンプオンを行うと、ランダムアクセスチャンネル(Random Access Channel;以下、RACH)を使用するためのパラメータを受信する。RACHパラメータは、RACHスケジューリング情報(時間(サブフレーム)及び周波数(物理的な資源単位)(RACH scheduling information(time(sub-frame)and frequency(Physical Resource Units))、RACHシーケンス(RACH sequences)、アクセスクラス制限(Access class restrictions)、パーシステンス値(Persistence values)、どれくらいの頻度でRACHを再転送しなければならないのか、及びRACHの再転送は何回許容されるかなどのRACHと関連した他のパラメータ(Other parameters related to RACH)、RACH電力制御パラメータ(RACH power control parameters)などを含むことができる。
また、全ての端末10は基本的にCCへのランダムアクセスを遂行することができる。現在、最も蓋然性の高い状況は、端末10が、CA環境でアンカーキャリア(anchor carrier)により成り易いLTE用CCに、ランダムアクセスを第一に遂行することである。PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)からSIB(System Information Block)を受信したという意味は、PDSCH又はPDCCHを受信したという意味であるので、各CCに対してそれぞれのRACHパラメータを区分することができる。
この際、各CCを区分するために0−3ビットキャリア指示子(0-3 bit carrier indicator)を用いても良い。キャリア指示子は、PDCCHの中に新たなフィールドを生成して追加することを考慮することができる。
CA環境では多数のCCが存在できる時、基準のCCは、前述したアンカーキャリア(Anchor Carrier;以下、“アンカーCC”という)になる。即ち、図3に図示した通り、アンカーCCは、どのキャリアがアンカーCCに基づくCAモードで動作するかを知らせる基準である。
図3は、アンカーキャリアの概念図である。
一方、LTE−Aシステムは、拡張された多数のCCを使用することができる。また、既存のLTEシステムとの下位互換性(Backward Compatibility)を与えるため、既存のLTEとの互換性を与える少なくとも1つ以上のCCを有しており、前記LTE−Aシステムは前記のLTEシステムから大部分のシステムの特性を継承する。
また、多様な中心周波数(Center frequency)を有する周波数帯域が、既存の周波数帯域の拡張とは異なるCCに使用できるので、CC毎の伝搬特性(propagation condition)は異なっていても良い。特に、各CC別の伝搬特性(一例に、Path-loss特性)は相当に相異する可能性が大きく、これによってCC毎のセルカバレッジも変わることがある。この際、伝搬特性(Path-loss特性)には距離に従う電力減少、陰影などを反映しても良い。
したがって、一般的にLTEシステムの中心周波数(center frequency)は、相対的に低周波である可能性が大きく、拡張されたCC(extended Component Carrier)の場合、中心周波数(center frequency)が高周波である可能性が大きいため、各CCに関するセルカバレッジも、図4及び図5のように相異する可能性が更に大きい。セルカバレッジは、一般的に必須の(required) SINR(Signal to Interference and Noise Ratio)を満たす領域を意味する。該当領域の中に端末10が存在すれば、基地局20との一般的な通話連結(call connection)とデータ転送(data transmission)を遂行することができる。
図4は、伝搬特性が相異する(Spilt Field-type)それぞれのCCに関するセルカバレッジの概念図であり、図5は、伝搬特性が相異する(Unified Field-type)CC別のセルカバレッジの概念図である。
前述したランダムアクセスは、実際のデータ転送のための実質的な資源の割当を意味する。したがって、CCのそれぞれが相異する伝搬特性を有する場合、ランダムアクセス手順自体がCA環境において変化することができ、特定帯域(特定帯域;アンカーキャリア、LTE CC等)に優先的に或いは無作為にRACHを送信することができる。実際の端末10によって資源割当を受け入れることは、実際のデータを送信できるPUSCH、PDSCHの割当を受け入れることを意味する。
CCの一般的な伝搬特性(Path-loss特性)のみを考慮してRACHを送る資源が割り当てられるならば、資源の割当を受ける端末10が特定帯域に集められることがある。即ち、負荷が分散された(load-balance)問題が、生じることがある。例として、特定の帯域が、低周波中心周波数(center frequency)を有するアンカーキャリア(Anchor carrier)または既存のLTE CCとなる場合がある。これは、前述したCCが相対的に良好な伝搬特性を有するためである。
一方、図6のように、CCの伝搬特性のみを考慮する場合、端末10は特定CCのみにおいて資源の割当を受けることができる。したがって、端末10のSINRを考慮して、後に、他CCへの資源の再割当、またはハンドオーバーを遂行する可能性が大きい。
図6は、CA環境において伝搬特性の良いCCを通じて端末10に資源を割り当てる例を図示している。CA環境で伝搬特性の良いCCにおいて、端末10のみに資源が割り当てられる場合、他のCCは使用されず、浪費される。
ところが、伝搬特性の良くないCCでも、特定の領域内ではLTE用CCに多少類似する伝搬特性、またはSINR特性を有することができる。このようなCCの特性を考慮しない場合、拡張されたCC(extended CC)の活用度は極めて低くなる。
また、セル間の干渉増加によって端末10のSINRが低減し、資源の利用の効率性が多少落ちることがある。以後、他のCCへの資源の再割当が要求されたり(DCA)、ハンドオーバー手順(Handover手順)が要求される場合がある。即ち、CCの伝搬特性を考慮するのみで端末10に資源を割り当てる場合、低周波中心周波数のCCに端末10が集められることがある。
したがって、図7に示すように、該当CCのSINR性能が落ちて全体的な転送率減少につながる。
図7は、特定CCにUEが集まる場合に発生する、セル間干渉の増加の概念図である。
したがって、端末10は、SINRの減少によってハンドオーバーまたはDCAのような資源の再割当の手順を要求する。即ち、特定CCの伝搬特性(Path-loss特性)が良いとしても、セル間干渉の増加により端末10のSINRが減少することになる。
図8は、端末10のSINRの減少によって引き起こされる資源再割当の概念図である。図9は、非対称CAにおけるRACH曖昧性の問題を示す図である。
図9から分かるように、UL/DL CCが同一で無い環境が存在し、前記環境がUL_CC:DL_CCの比が不均一である非対称CA(Asymmetric CA)に相当する場合、RACHプリアンブル受信(RACH preamble受信)に対する対象が不明になる。一般的なUL/DL CCが同一では無く、UL_CCとDL_CCの割合が不均一である環境が存在する場合、RACHの曖昧性が増加する。それ故、単一UL CCは、多数のDL CCを支援しなければならない。
前述した問題を解決するため、下記のような基本的な仮定をすることができる。
まず、各基地局20は、既存の端末10のSINRのような信号品質における情報と位置情報を知ることができる。即ち、端末10は、周期的に基地局20に自身のSINRをレポーティングする。また、端末10から転送される位置に関連する内容によって、端末10だけでなく基地局20も、各端末10の位置を知ることができる。
また、基地局20は、各CCの伝搬特性(Path-loss特性)を知ることができる。即ち、CCの伝搬特性は、相互に異なることがあり、中心周波数(center frequency)の低いCCの伝搬特性は、一般的に優れる。
また、既存の端末10の受信される情報を用いて、CCのそれぞれに関するSINR分布を認識することができる。即ち、SINR分布は、一般的に、AWGNよりも隣接セルの使用された周波数資源の分布と密接な関係を有する。即ち、隣接セルは、多くの周波数資源を使用すればするほど、中心セルに生成された干渉の量が増加して、一般的にSINR性能が低くなる。
また、それぞれのCCに関して、距離に従った平均SINR分布を認識することができる。システムによって要求されるSINRしきい値、またはトラフィックタイプ(traffic type)に従うSINRしきい値(SINR threshold)によって、近似的な分布を認識することができる。CCの中心周波数間の周波数離隔が大きいほど、各CCの伝搬特性とSINR分布は、異なるであろう。
他の側面において、位置情報レポーティング方法として、端末10の位置情報を直接的な送信する方法(最終eNB転送方法、LTEのOTDOAに基づく位置追跡方法)と基地局20を通じたUEの位置情報を間接的に獲得する方法(既存のWCDMAの位置追跡方法、LTEと異なる位置追跡技法)を考慮することができる。
端末10の位置情報を直接的に送信する方法は、RACHの周期と同一の周期においてPUSCHの一定領域を一時的に割り当てて位置情報を転送する。例えば、RACHプリアンブルインデックス(RACH preamble index)と相応するPUSCHの一対の特定領域が存在して、前記特定領域は、前記RACH周期に合せて一時的に生成され、消去される。
他の例において、RACHの周期と同一な周期でPUCCHの一定領域が一時的に端末10に割り当てられ、前記位置情報を転送しても良い。即ち、RACHプリアンブルインデックスと相応するPDCCHの一対の特定領域が存在してRACH周期に合せて一時的に生成され、消去される。
他の例に、転送周期に合せて、RACH自体に位置情報を多重化して送ることもできる。
周期的に待機モードの端末10を追跡することによって低信号が検出されると、基地局20を通じたUE位置情報の間接的な獲得方法は、ページング手順(paging procedure)を用いて電力制御を遂行する。このような端末の信号電力を測定して、端末の概略的な位置を追跡する。即ち、基地局20は、セル内の他の基地局の信号電力により位置情報に関する情報をそれまでに知り得るので、この情報に基づいて、前記端末が基地局の中心からどれだけ離れているかについての情報を知ることができる。
RACHの主体は、基地局20になるか、または端末10になりうる。
基地局20がRACHの主体になる場合、既存のLTEではプリアンブルパラメータ(Preamble parameter)が基地局20によって決定され、前記の決定されたプリアンブルパラメータがSIB(system information block)内に送られる。RACHの主体は基地局20となる。この際、端末10の位置情報レポーティングが存在する必要がある。また、基地局20が全ての情報を使って、適切なRACH領域を設定して、PDSCH内のSIBのRACHパラメータを設定して転送する。
一方、RACH手順を一部修正して端末10がRACHの主体になる場合、基地局20は、常時、PBCHまたはPDSCHを通じて、ユーザ位置に従うCC選択領域と前記CC選択領域に相応するRACHパラメータをブロードキャストする。端末10は、自身の位置追跡情報を用いてマッチングされるRACHプリアンブルを選択して遂行する。この場合、位置に関するCC選択のための情報を全てブロードキャストするべきなので、PBCH、PDSCH内の修正を行う必要がある。しかし、端末10は、測定された位置情報をレポーティングする必要がないので、位置情報転送のための資源確保を必要としない。
以下、前述した基本的な仮定に基づいて、前記UEへの資源の割り当ては、CA環境における優れた伝搬特性を有するCCのみに限定されず、それぞれのCCの伝搬特性を考慮して拡張されたCC(extended CC)の活用を高めるための方法を具体的に説明する。
即ち、UEが初めにランダムアクセスを実行する場合、前記UEは、それぞれのCCのサービス領域が相異するかもしれないことを考慮して、特定CCのみをランダムアクセスできるか、決まったCCのみをランダムアクセスの対象に設定よりむしろ、場合によって、ランダムアクセスの対象を変化させて、UEの均等なランダムアクセス性を与えることができる。
より具体的に、同一セルでもCCそれぞれに関して、伝搬特性とSINR分布が異なることがある。一般的に、SINRは基地局20から遠ざかるほど減少するが、それぞれのCCに関してその減少幅が各々異なる。
したがって、このような状況を考慮して、それぞれのCCについてセルカバレッジを設定する。次に、この設定されたセルカバレッジによって端末10のランダムアクセス手順を制御して、優先的に資源割当を受けることができるCCが選択される。
以後、セルカバレッジに基づく優先順位によって割り当てられるランダムアクセス領域に従う資源割当が行われる。この際、ランダムアクセス領域は、周波数−時間、プリアンブルのセット(Preamble-set)の2つのパラメータの組み合せを含む。
図10は、2つのCCが存在するCA環境において時間−周波数の分割によるランダムアクセス領域を設定する例を図示している。
図10を参照すると、図10の上段に示すように、2つのCCが存在するCA環境において、同一のプリアンブルのセットを活用しながら周波数−時間分割を考慮する、ランダムアクセスの設定方法が存在する。前記方法において、図10の下段の左側に示すように、RACHの64個のプリアンブルのセットがそのまま利用され、図10の下段の右側に示すように、既存のRACHを送る時間−周波数領域がそれぞれのCCに区分される。
図10の右側の下段は、RACHを送信する時間−周波数領域が2つに区分されて使用されるものを図示するが、下記に説明するように、CCの個数によってRACHを送信するための時間−周波数領域を区分しても良い。即ち、時間−周波数領域がそれぞれのCCに関して区分される時、前記時間−周波数領域は、CC数に相応する数に分割することができ、最大5個の領域に分割できる。
図10の下段の右側に示すように、既存のRACHを送る時間−周波数領域をCCそれぞれに関して区分する方法であって、CC数、特定数、周波数再使用係数などに従って分割する方法を含む。
CC数に従い、RACHを送信するための時間−周波数領域をそれぞれのCCに関して区分する方法は、下記の表1の通りである。即ち、CC数が1つであれば、時間−周波数領域は、既存の方法のように一つのRACH領域に区分される。CCの数が2乃至5個であれば、前記時間−周波数領域は、CC数に対応するように2乃至5個に区分され、前記の区分されたRACH領域が使用される。
特定の数に従ってRACH領域を分割する方法は、表2の通りである。この際、前記の特定の数によるRACH領域の分割は、CCの数が3個以上の場合(3、4、5)において時間−周波数領域が3個に分割され、CCの数が4以上の場合において、同様に4個に分割できるということを意味する。
また、周波数再使用係数に対応する数に従ってRACH領域を分割する方法は、表3の通りである。
この際、周波数再使用係数は、次の数式(1)に基づいて得ることができる。
・・・ (1)
数式(1)において、Kは周波数再使用係数であり、i及びjはシフトパラメータ(shift parameter)であり、Lは使用しないパラメータである。
この際、周波数再使用係数は下記の数式により定義される。即ち、数式(1)により可能な周波数再使用係数は、1、3、4、7...であるので、CCの数が3以上であれば、時間−周波数領域は、再使用係数3に対応する領域に分割することができ、CCの数が4個以上であれば、時間−周波数領域は、再使用係数4に対応する領域に分割することができる。この際、周波数再使用の数に一致する周波数再使用係数が存在しない場合、時間−周波数領域は、最も近接した周波数再使用係数に対応する領域数に分割される。
図11は、2つのCCが存在するCA環境においてプリアンブルのセットの分割によってランダムアクセス領域を設定する例を図示している。
図11を参照すると、図11の上段に示すように2つのCCが存在するCA環境において、図11の下段の右側に示すように、既存のRACHを送信する周波数−時間資源は変えること無くそのまま活用しながら、図11の下段の左側に示すように、プリアンブルのセットがそれぞれのCCに関して分割される。
図11の下段の左側は、プリアンブルのセットが2つのCCに従って2つのセットに分割され、前記分割されたプリアンブルのセットが使用されることを図示するが、下記に説明するように、CCの個数によってプリアンブルのセットを分割して、分割されたプリアンブルのセットを使用することができる。即ち、プリアンブルのセットを分割する時、CC数に対応する数に分割することができ、最大5個まで分割することができる。
図11の下段の左側に示すように、プリアンブルのセットをそれぞれのCCに分割する方法は、CC数、特定数、周波数再使用係数などに応じてプリアンブルのセットを分割する方法を含む。
CC数に従ってプリアンブルのセットをそれぞれのCCに分離する方法は、下記の表4に示す通りである。即ち、CC数が1つであれば、プリアンブルのセットを1つに区分される。CCの数が2乃至5個であれば、時間−周波数領域は、CCの数に対応するように2乃至5個に分割され、前記分割されたセットは使用される。
プリアンブルのセットを特定数に従って分割する方法は、表5に示される通りである。
また、プリアンブルのセットを周波数再使用係数に対応する数に従って分割する方法は、下記の表6の通りである。
この際、周波数再使用係数は、次の数式(2)に基づいて得ることができる。
・・・ (2)
(2)式において、Kは周波数再使用係数であり、i、jはシフトパラメータ(shift parameter)であり、Lは使用しないパラメータである。この際、周波数再使用数に対応する周波数再使用係数が存在しない場合、プリアンブルのセットは、最も近接した周波数再使用係数に相当するセット数に分割される。
図12は、2つのCCが存在するCA環境において、時間−周波数及びプリアンブルのセットの同時分割によってランダムアクセス領域を設定する例を図示している。
図12を参照すると、図12の上段に示すように、2つのCCが存在するCA環境で周波数−時間及びプリアンブルのセットを同時に考慮する方法がある。前記方法において、図12の下段の右側に示すように、既存のRACHを送る時間−周波数領域は、それぞれのCCに関して分割されており、図12の下段の左側に示すように、RACHの64プリアンブルのセットがそれぞれのCCに区分されて使用される。この際、図12の下段の左右側は、

RACHを送るための時間−周波数領域及びプリアンブルのセットが、2つのCCに従って各々2つの領域及びセットに分割されて使用されることを図示しているが、下記に説明される通り、RACHを送信する時間−周波数領域及びプリアンブルのセットは、CCの個数に従って、分割することができる。即ち、時間−周波数領域及びプリアンブルのセットがそれぞれのCCに分割される時、前記領域及びセットは、CC数に対応する領域及びセットの数に分割することができ、最大5個の領域及びセットに分割することができる。
RACHを送信する時間−周波数領域及びプリアンブルのセットをそれぞれのCCに区分する方法は、CC数、特定数、周波数再使用係数などに従って、RACHを送る時間−周波数領域及びプリアンブルのセットを分割する方法を含む。
CC数によってそれぞれのCCに対してRACHを送信するための時間−周波数領域及びプリアンブルのセットを分割する方法は、下記の表7の通りである。即ち、CC数が1つであれば、従来技術と同一にRACHを送る時間−周波数領域及びプリアンブルのセットは、1つに分割される。CCの数が2乃至5個であれば、前記時間−周波数領域及びプリアンブルのセットは、CC数に対応するように2乃至5個に分割され、その分割された領域及びセットが使用される。
RACHを送信する時間−周波数領域及びプリアンブルのセットを特定数に従って分割する方法は、表8の通りである。
また、時間−周波数領域及びプリアンブルのセットを周波数再使用係数に対応する数に従って分割する方法は、下記の表9の通りである。
この際、周波数再使用係数は、次の数式(3)に基づいて導出することもできる。
・・・(3)
数式(3)において、Kは周波数再使用係数であり、i、jはシフトパラメータ(shift parameter)であり、Lは使用しないパラメータである。この際、周波数再使用の数に対応する周波数再使用係数が存在しない場合、時間−周波数領域及びプリアンブルのセットは、最も近接した周波数再使用係数に対応する領域及びセットの数に分割される。
以下、搬送波成分の伝搬特性に従って変化する搬送波成分の伝搬特性を考慮してセルサービス領域を設定し、設定されたセルサービス領域によってランダムアクセス手順(random access procedure)を制御して資源割当を行なう方法を図面を参照して詳細に説明する。
図13は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムにおけるそれぞれのCCに対する資源割当方法の流れ図である。
図13を参照すると、本発明の一実施形態に係る無線通信システムにおいてそれぞれのCCに対する資源割当方法は、CC別のセルカバレッジの計算ステップ(S10)、CC別のセルカバレッジを考慮したランダムアクセス領域の配置ステップ(S20)、ランダムアクセス領域の優先順位の割当ステップ(S30)、RACHパラメータの転送ステップ(S40)、該当CCによる端末への資源割当ステップ(S50)を含む。
図14は、同一のCCにおいて考慮される成分に従うセルカバレッジ計算方法の概念図である。
CC別のセルカバレッジ計算ステップ(S10)は、基地局20がそれぞれのCCに関してセルカバレッジを計算するステップである。それぞれのCCに関してセルカバレッジを計算する方法は、図14に順次に図示したように、それぞれのCCに関して伝搬特性(Path-loss)のみを考慮する方法と、それぞれのCCに関してSINR分布のみを考慮する方法(UEによってレポーティングされるSINRと位置情報を用いてセルカバレッジが計算される)と、それぞれのCCに関する伝搬特性とSINR分布の組み合わせを考慮する方法と、を含む。
以後、基地局20は各CCに関するセルカバレッジを統合する。これを通じてCCそれぞれへの要求を満たすCCの領域が導出される。
図15は、CA環境においてCCに従って相異するセルカバレッジが導出される概念図である。
例えば、図15に示すように、各CCに対する要求を満たすCCの領域を導出する場合、基地局20に基づいてCC2のセルカバレッジが最も狭く、CC1、及びCC0のセルカバレッジが順次に広い。このように、CC別に区分されたセルカバレッジは、ランダムアクセス領域を選択する基準となる。
上記図13を参照すると、CC別にセルカバレッジを考慮したランダムアクセス領域の配置ステップ(S20)は、基地局20がセルカバレッジ内に入ってくるCCの数によって各領域別に使用できる帯域におけるランダムアクセス領域の組み合せを配置するステップに対応する。
図16は、ダウンリンクCCの時間−周波数の共有及びプリアンブルのセットの分割によってCC別のセルカバレッジを考慮したランダムアクセス領域の配置方法を図示している。一方、図17は、アップリンクUL CCの時間−周波数共有及びプリアンブルのセットの分割によってCC別のセルカバレッジを考慮したランダムアクセス領域の配置方法を図示している。
ここに、上記図13を参照すると、ランダムアクセス領域の優先順位の割当ステップ(S30)は、各サービス領域に従って配置されたランダムアクセス領域の割当の優先順位を定めるステップである。
図18は、セルカバレッジに2つのCCが存在するCA環境におけるランダムアクセス領域の優先順位を割り当てる一例を図示している。
図18を参照すると、このステップにおいて、時間−周波数、プリアンブルのセットの組み合せによって、前述した方法により生成したランダムアクセス領域のセル毎に割当順序が定められる。
前述した図13をまた参照すると、RACHパラメータの転送ステップ(S40)は、基地局20が、キャンプオン手順において優先順位を有するランダムアクセス領域の構成インデックス(configuration index)(Time-Frequency Information、Preamble Index)を任意に1つ選定して、SIBを通じて該当パラメータを端末10に転送するステップである。この際、構成インデックスは、合計64個含むこともできる。
図19は、2つのCCが存在するCA環境においてRACHパラメータを転送する概念図である。
図19を参照すると、2つのCCが存在するCA環境において、eNB−0は、RACH領域の上段領域(RA Region 0)を使用してインデックス20に対するRACHパラメータを端末に転送する。また、eNB−2は、RACH領域の下段領域(RA Region 1)を使用してインデックス40に対するRACHパラメータを端末に転送する。
前述した図13をまた参照すると、端末に該当CCを用いる資源割当ステップ(S50)は、基地局20が端末に該当CCを用いて資源を割り当てるステップに相当する。このステップ(S50)は、UL/DL状況のいずれに対しても同様に適用できる。
図20は、2つのCCが存在するCA環境において端末10に実際に資源割当する一例を図示している。
図20を参照すると、2つのCCが存在するCA環境において、端末10に実際に資源が、例えばPUSCH、PDSCHが割り当てられる。
即ち、2つのCCが存在するCA環境において、eNB−0からインデックス20に対するRACHパラメータを受信した端末は、インデックス20に対するRACHパラメータを用いて、CC0のインデックス20に対応する周波数資源(周波数帯域)にPUSCHまたはPDSCHを割り当てる。
また、eNB−2からインデックス40に対するRACHパラメータを受信した端末は、インデックス40に対するRACHパラメータを用いて、CC1のインデックス20に対応する周波数資源(周波数帯域)にPUSCHまたはPDSCHを割り当てる。この際、該当するCCにおいて端末10に割り当てられる資源がなければ、他のCCの空の帯域を探して割り当てる。
前述したCC別の資源割当方法は、LTEとの互換性(backward compatibility)を考慮して既存の通話接続手順を修正しない。
また、端末10の位置情報を用いたランダムアクセス領域を割り当てる方法において、端末10のRACHパラメータは、UE−特異的方法により転送できる。即ち、該当するランダムアクセス領域の適用環境は、端末10によって異なっていても良い。
したがって、UEのそれぞれに他のランダムアクセス領域方法を適用していても、基地局20は、適用された方法を識別することができる。
端末10の位置情報は、周期的に基地局20にレポーティングすることもできる。この際、待機モードにある全ての端末10は、該当する情報をPUSCHの一部予約された資源に周期的にレポーティングすることができるが、本発明はこれに制限されない。即ち、基地局20は、周期的にPUSCHの特定区域のみを見ることによって、セル内の全てのユーザの位置を知ることができる。
一方、端末10が移動する場合、基地局20は、端末10が送るプリアンブルを獲得することが困難になる。したがって、ランダムアクセス領域を選択するに当たって、端末10のセルカバレッジの移動環境に対応するように、前記選択を行っても良い。
一方、全てのCCの伝搬特性が類似な場合、全ての基地局20のセルカバレッジが重複するCA環境においてプリアンブルのセット領域を割り当てることができる。
図21は、2つのCCが存在するCA環境においてプリアンブルのセットが2つ存在する場合、それぞれの基地局20内にプリアンブルのセット領域を配置する一例を図示している。
図22は、2つのCCが存在するCA環境においてプリアンブルのセットが3個存在する場合、それぞれの基地局20内にプリアンブルのセット領域を配置する一例を図示している。
図23は、2つのCCが存在するCA環境においてプリアンブルのセットが4個存在する場合、それぞれの基地局20にプリアンブルのセット領域を配置する一例を図示している。
即ち、プリアンブルのセットの個数が1つの場合、前記プリアンブルのセット領域の配置は、既存のLTEの配置と同一である。一方、プリアンブルのセットの個数が2つの場合、前記プリアンブルのセットは、図21に示すように1つ置きに1つずつ配置することもできる。
また、プリアンブルのセットの個数が3個の場合、図22に示すように、周波数再使用係数3に基づいて前記プリアンブルのセットを配置することもできる。
また、プリアンブルのセットの個数が4個の場合、図23に示すように、周波数再使用係数4に基づいて前記プリアンブルのセットを配置することもできる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したものである。上記実施形態の長所は次の通りであるが、これに制限されるものではない。
第1に、UEの分布及びSINRに基づいてCCの伝搬特性を考慮した柔軟な資源割当が可能である。即ち、特性CCにおいてユーザが集められているので、UEのSINR性能が急に下落することを防止できる。また、CCのセルカバレッジが類似すると判断されれば、資源割当における状況に応じて、セル間の干渉を考慮した資源割当方法を適用することができる。特に、全てのCCの伝搬特性が類似している場合、一般的な周波数再使用パターンを考慮したランダムアクセス領域の設定が可能である。
第2に、それぞれのeNBは、実際のUEに資源割当を分離して行なうことができるので、最初の資源割当は容易である。CCの伝搬特性が必要条件を満たすので、CCの周波数特性に起因した性能差が一定基準の中に収束する場合、一般的な周波数活用方法(周波数再使用、干渉制御等)を適用することができる。
第3に、全てのeNBにおいて特定CCにUEが集中するLoad-balance問題を解決することができる。
第4に、プリアンブルのセット領域(Preamble-set Region)のセル別の指定によってセル配置方法の使用が可能であるので、セル間の干渉を制御する間接的な効果を得ることができる。
最後に、それぞれのeNBにプリアンブルのセットの割り当てる方法を、アンカーキャリアの位置を設定する方法に拡張することが可能である。
一方、上述したように、本発明において、資源割当を要求する主体は基本的にeNBとUEの両方にすることができ、RAP(Random Access Procedure)の基本動作は、図24に示される通りである。
ここで、S2410とS2420は本発明において追加された手順であり、残りのステップS2415、S2425、S2430、S2435は、3GPP LTEにおいて決定されたコンテンションベースのRAP(contention-based Random Access Procedure)に対応する。
S2415は、UEが64個のうちの1つのプリアンブルを選択して転送する処理に対応する。S2425は、Physical Downlink Shared Channel(PDSCH)を通じてeNBによって送信されるRandom Access Response(RAR)に対応する。ここで、Random Access Radio Network Temporary Identifier(RA−RNTI)が前記RARに割り当てられ、UEから転送されたプリアンブルが検出される時間−周波数スロットを前記RA−RNTIによって確認することができる。
また、RARメッセージにはステップ3(S2430)で使われるTemporary Cell-RNTI(C−RNTI)が含まれている。S2430は、Layer 2/Layer 3 Messageを転送するステップに相当する。前記メッセージの転送は、Physical Uplink Shared Channel(PUSCH)を通じてなされるスケジューリングされた最初のアップリンク転送であり、Hybrid Automatic Repeat Request(H−ARQ)を用いる。
基本的に、L2/L3メッセージは、RRC connection request、tracking area update、またはScheduling Request(SR)などの実際のRAP動作メッセージを伝達する。最後に、S2435は、C−RNTIまたはTemporary C-RNTI(UE-identity)が確定されるステップである。コンテンションベースのRAPでは、同一のUE-identity(または、C−RNTI)が複数のUEに割り当てられて衝突が発生する。
したがって、競合解決(contention resolution)メッセージ内でACKを有するUEは、RAP手順を終了し、衝突に関係する問題が含まれているUEは、RAPを再び実行する。
RACHプリアンブル資源選択(Preamble Resource Selection)(S2410)において、動作主体はUE(2400)またはeNB(2405)のうちの1つである。これによって、RACHプリアンブル資源選択(Preamble Resource Selection)操作の主体が異なる。例えば、図10のように、eNBとUEとの間にプリアンブル資源の設定及び情報交換がなされた後、搬送波成分CC0と搬送波成分CC1に対する資源要請におけるUEの判断によって、前記UEがCC0またはCC1領域のPreambleのうちの1つを選択する時、資源割当を要求する主体は、UEとなる(以上、資源割当要請主体UE)。
一方、eNBがRRCシグナリング(Signaling)等を通じてプリアンブル(Preamble)の選択領域を予めUEに転送して、該当領域内の1つのプリアンブル(Preamble)を選択すると、資源割当要請の主体はeNBとなる(以上、資源割当要請主体eNB)。
したがって、本発明は、既存のRAP(Random Access Procedure)の基本動作に従うとともに、UEとeNBとの間に転送されるプリアンブル資源の設定及び解析の手順を既存のRAP(Random Access Procedure)に加える構成を有する。
図25は、プリアンブル(Preamble)資源割当の主体に従って要求される搬送波成分CCを選択する手順と、前記CCの選択に対応するプリアンブル(Preamble)領域及びその領域内の資源を選択する一連の手順を表している。
図25を参照すると、UEまたはeNBにおいて下記の手順を行うことができる。資源の割当(例えば、新たな搬送波成分CCの割当)が要求されていることを確認する(S2505)。上記資源割当要請主体がUEであるかを確認する(S2510)。
ここで、資源割当要請の主体がUEの場合、S2515乃至S2545の手順が実行される。即ち、UEは搬送波成分CCを選択し(S2515)、搬送波成分CCのプリアンブル領域(Preamble領域)を選択する(S2525)。前述したように、それぞれの搬送波成分CCに割り当てることができるプリアンブル領域に対するセットが予めUEとeNBとの間に共有されているので、UEは該当する搬送波成分CCから選択可能なプリアンブル領域を選択する。そして、前記UEは、該当プリアンブル領域内でプリアンブルを選択する(S2535)。プリアンブル領域内にも多数のプリアンブルが含まれることがあるので、UEは前記複数のプリアンブルから1つを選択する。そして、選択したプリアンブルをUEはeNBに転送する(S2545)。
一方、S2510においてeNBが資源割当を行なう場合について説明すると、eNBも搬送波成分CCを選択する(S2520)。前記eNBは、選択した搬送波成分CCに対するプリアンブル領域を選択する(S2530)。前述したように、それぞれの搬送波成分CCに割り当てることが可能なプリアンブル領域に対するセットが、予めUEとeNBとの間に共有されているので、eNBは該当搬送波成分CCから選択できるプリアンブル領域を選択する。そして、UEに選択したプリアンブルに関する領域情報を転送する(S2540)。以後、UEはeNBから受信したプリアンブルに関する領域情報に基づいて該当領域内でプリアンブルを選択する(S2535)。eNBは、UEが選択したプリアンブルをUEから受信する(S2545)。その結果、eNBは、該当プリアンブルを用いて該当する搬送波成分CCに資源を割り当てることができる。
図26は、本発明の一実施形態によるeNBがUEから送信されたプリアンブルを解析する過程を示す図である。一例に、図26は反対に、図25に従って選択されてUEから転送されたプリアンブル(Preamble)をeNBが解析する手順を示している。
図26を参照すると、eNBは、UEからプリアンブルを受信する(S2605)。上記プリアンブルは、前述したそれぞれの搬送波成分CCに割り当てられた領域用のプリアンブルのセットと比較することができる。即ち、受信されたプリアンブルがどの領域であるか、領域に関する情報が検出される(S2610)。検出の結果、プリアンブル領域に該当する搬送波成分CCが検出されれば(S2615)、eNBは該当搬送波成分CCの範囲内でPDSCH/PUSCHを割り当てる(S2620)。
一方、本発明によれば、基本的にUEは1つ以上のRAP(Random Access Procedure)を支援しており、RRCシグナリング経路が設定されたプライマリセル(Primary Cell)(以下、P−Cellという)と残りのセコンダリーセル(Secondary Cell)(以下、S−Cellという)の設定と複雑なUL/DLリンケージ(linkage)環境を同時に支援することができる。
基本的に、RAP(Random Access Procedure)は、P−Cellを行うことができるが、P−Cell設定とUL/DLリンケージ(linkage)自体がUE−特異的(UE-specific)であり、図27(それぞれのUEに対するP−Cell設定方式とUL/DLリンケージとの関係)のように、クロスリンケージ(Cross-linkage)を形成することができるので、ランダムアクセス(Random Access)の曖昧性が存在する余地が相変らず残っている。
したがって、3GPP LTE−A(Rel−10以上)において基本的に言及しているUL/DLリンケージ(Linkage)に基づいてランダムアクセス(Random Access)の混同を防止するために、本発明に従って搬送波成分CC毎にプリアンブル領域を設定すれば、それぞれのUEに関するP−Cell設定とUL/DLリンケージ(linkage)に関わらず、RAP(Random Access Procedure)の曖昧性を解決することができる。
例えば、図27において、UE1はCC1をP−Cellとして設定し、UE2はCC2をP−Cellとして設定した状況でプリアンブルを同時に転送すれば、クロスリンケージ(Cross linkage)を形成したUL CC1またはPUSCH of CC1によってUE1とUE2のプリアンブルが同時にeNBに送信される。
この際、eNBはプリアンブルを受信した後、いずれのUEからも未知の状況が発生することがある。この際、プリアンブルの資源を本発明に従ってP−Cellに基づいて予め設定(Predefine)すれば、ランダムアクセス(Random Access)の曖昧性の問題を解決することができる。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施形態により本発明の技術思想の範囲が限定されるのではない。本発明の保護範囲は請求範囲により解釈されなければならず、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
本特許出願は、2009年8月20日付で韓国に出願した特許出願番号第10−2009−0077338号に対し、米国特許法119(a)条(35U.S.C§119(a))により優先権を主張すれば、その全ての内容は参考文献として本特許出願に併合される。併せて、本特許出願は、米国以外の国家に対しても上記と同一な理由により優先権を主張すれば、その全ての内容は参考文献として本特許出願に併合される。

Claims (28)

  1. 1つ以上の搬送波成分が存在する環境において、搬送波成分毎の無線環境を考慮して、各搬送波成分のセルカバレッジを設定することと、
    設定されたセルカバレッジに従ってユーザ端末のランダムアクセス手順を制御して、優先的に資源の割当を受けることができる搬送波成分を決定することと、
    優先的に割り当てられた搬送波成分で前記ユーザ端末に資源を割り当てることと、
    を含むことを特徴とする、無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  2. 前記搬送波成分毎の無線環境は、
    搬送波成分それぞれの伝搬特性、信号品質情報分布、及び前記搬送波成分それぞれの伝搬特性と前記信号品質情報分布の組み合せのうち、少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  3. 前記搬送波成分を区分することは、
    前記セルカバレッジ内に入ってくる搬送波成分の数によって各領域に使用することができる帯域のランダムアクセス領域の組み合せを配置することと、
    前記各サービス領域に対応するように配置されたランダムアクセス領域の優先割当順位を定めることと、
    キャンプオン手順で優先順位ランダムアクセス領域から任意に1つの構成インデックス(configuration index)を選定することと、
    前記選ばれたRACHパラメータを前記端末に転送することと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  4. 前記RACHパラメータは、
    システム情報ブロック(System Information Block)を通じて前記端末に転送されることを特徴とする、請求項3に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  5. 前記ランダムアクセス領域の組み合せを配置することは、前記ランダムアクセス領域の組み合せをRACH周波数−時間及びRACHプリアンブルのセットのうち、少なくとも1つを考慮して設定するものであることを特徴とする、請求項3に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  6. 前記優先順位に割り当てられた搬送波成分で前記端末に資源を割り当てることは、
    前記割り当てられた搬送波成分に割り当てる周波数資源がない場合、他の搬送波成分の周波数資源を前記端末に割り当てることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  7. 各サービス領域に対応するように配置されたランダムアクセス領域の優先割当順位を定めることは、
    前記端末の位置情報を用いて前記ランダムアクセス領域の優先割当順位を定めることを含むことを特徴とする、請求項3に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  8. 前記端末の位置情報は、
    前記端末により周期的または非周期的にレポーティングされた端末自身の位置情報を通じて獲得されることを特徴とする、請求項7に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  9. 前記ランダムアクセス領域の組み合せを配置することは、
    搬送波成分の個数または特定数、周波数再使用係数に対応する数によって前記ランダムアクセス領域の組み合せを配置するものであることを特徴とする、請求項5に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  10. 前記RACHパラメータは、
    RACHスケジューリング情報(RACH scheduling information)及びRACHシーケンス(RACH sequences)、アクセスクラス制限(Accessclass restrictions)、RACH電力制御パラメータ(RACH power controlparameters)のうち、少なくとも1つを含むものであることを特徴とする、請求項3に記載の無線通信システムにおける搬送波成分毎の資源割当方法。
  11. 1つ以上の搬送波成分が存在する環境で、搬送波成分毎の無線環境を考慮して搬送波成分毎のセルカバレッジを設定することと、
    前記セルカバレッジ内に入ってくる搬送波成分の数を考慮して各サービス領域別に使用することができる帯域のランダムアクセス領域の組み合せを配置することと、
    各サービス領域に対応するように配置されたランダムアクセス領域の優先割当順位を定めることと、
    キャンプオン手順の際に優先順位ランダムアクセス領域から任意に1つの構成インデックス(configuration index)を選定して該当RACHパラメータを前記端末に転送することと、
    優先順位に割り当てられた搬送波成分によって前記端末に資源を割り当てることと、
    を含むことを特徴とする、無線通信システムにおける基地局で端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  12. 前記キャンプオン手順は、
    前記端末によって基地局と同期を形成し、PBCH(Broadcast channel)からMIB(Master Information Block)、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)からSIB(System Information Block)を受信することを含むことを特徴とする、請求項11に記載の無線通信システムにおける基地局で端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  13. キャンプオン手順で基地局からRACHパラメータを受信することと、
    受信したRACHパラメータによって割り当てられた搬送波成分によって前記基地局と通信することと、を含み、
    前記基地局と通信することは、前記端末がそれぞれの搬送波成分領域に使用することができる帯域のランダムアクセス領域の組み合せ配置を確認することを含み、前記ランダムアクセス領域の組み合せがRACH周波数−時間及びRACHプリアンブルのセットのうちの少なくとも1つを考慮して設定されることを確認することを特徴とする、無線通信システムにおける端末の通信方法。
  14. 前記キャンプオン手順は、
    前記端末によって前記基地局と同期を形成し、PBCH(Broadcast channel)からMIB(Master Information Block)、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)からSIB(System Information Block)を受信することを特徴とする、請求項13に記載の無線通信システムにおける端末の通信方法。
  15. ユーザ端末の搬送波成分毎の資源割当方法であって、
    基地局と1つ以上のプリアンブル領域で構成されたプリアンブルのセットに関する情報を共有することと、
    前記プリアンブルのセットに含まれたプリアンブル領域のうち、任意のプリアンブルを選択することと、
    前記選択したプリアンブルを前記基地局に送信することと、
    を含むことを特徴とする、ユーザ端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  16. 前記プリアンブルを選択することより前に特定搬送波成分を選択することと、
    前記選択した搬送波成分に該当し、前記プリアンブルのセットに含まれたプリアンブル領域を選択することと、
    を更に含むことを特徴とする、請求項15に記載のユーザ端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  17. 前記プリアンブルを選択することより前に前記基地局から前記プリアンブル領域情報を受信することを更に含むことを特徴とする、請求項15に記載のユーザ端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  18. 前記プリアンブルを前記基地局に送信することより後に前記基地局からランダムアクセス応答を受信することを更に含むことを特徴とする、請求項15に記載のユーザ端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  19. 前記プリアンブルを選択することは、
    前記プリアンブルのセットを周波数再使用係数で分割して獲得した該当搬送波成分のサービス領域に該当するプリアンブルを選択することを更に含むことを特徴とする、請求項15に記載のユーザ端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  20. 前記プリアンブルを選択することは、
    前記プリアンブルのセットを、最も近接した周波数再使用係数を用いて分割して獲得した該当搬送波成分のサービス領域に該当するプリアンブルを選択することを更に含むことを特徴とする、請求項19に記載のユーザ端末の搬送波成分毎の資源割当方法。
  21. 基地局の搬送波成分毎の資源割当方法であって、
    ユーザ端末と1つ以上のプリアンブル領域で構成されたプリアンブルのセットに関する情報を共有することと、
    前記ユーザ端末からプリアンブルを受信することと、
    前記受信したプリアンブルを用いてランダムアクセス応答を送信することと、
    を含むことを特徴とする、基地局の搬送波成分毎の資源割当方法。
  22. 前記プリアンブルを受信することより前に搬送波成分を選択することと、
    前記選択した搬送波成分に該当し、前記プリアンブルのセットに含まれた前記プリアンブル領域を選択することと、
    前記選択したプリアンブル領域を前記ユーザ端末に送信することと、
    を更に含むことを特徴とする、請求項21に記載の基地局の搬送波成分毎の資源割当方法。
  23. 前記プリアンブルを前記ユーザ端末から受信することより後に前記受信されたプリアンブルの領域に該当する搬送波成分に資源を割り当てることを更に含むことを特徴とする、請求項22に記載の基地局の搬送波成分毎の資源割当方法。
  24. 前記プリアンブルを選択することは、
    前記プリアンブルのセットを周波数再使用係数で分割して獲得した該当搬送波成分のサービス領域に該当するプリアンブルを選択することを更に含むことを特徴とする、請求項21に記載の基地局の搬送波成分毎の資源割当方法。
  25. 前記プリアンブルを選択することは、
    前記プリアンブルのセットを、最も近接した周波数再使用係数を用いて分割して獲得した該当搬送波成分のサービス領域に該当するプリアンブルを選択することを更に含むことを特徴とする、請求項24に記載の基地局の搬送波成分毎の資源割当方法。
  26. 無線環境を考慮して構成された搬送波成分毎のセルカバレッジを設定し、前記設定されたセルカバレッジによって端末のランダムアクセス手順を制御することによって端末へ優先的に資源の割当を受けることができる搬送波成分を決定して前記端末に転送する基地局と、
    前記基地局から転送された情報を獲得して各搬送波成分領域別に使用することができる帯域のランダムアクセス領域の組み合せ配置を確認し、前記ランダムアクセス領域の組み合せがRACH周波数−時間及びRACHプリアンブルのセットのうち、少なくとも1つを考慮して設定されることを確認する前記端末を含むことを特徴とする、搬送波成分毎の資源割当を遂行する無線通信システム。
  27. 前記端末は、
    前記基地局と1つ以上のプリアンブル領域で構成されたプリアンブルのセットに関する情報を共有し、前記プリアンブルのセットに含まれたプリアンブル領域のうち、任意のプリアンブルを選択し、前記選択したプリアンブルを前記基地局に送信することを特徴とする、請求項26に記載の搬送波成分毎の資源割当を遂行する無線通信システム。
  28. 前記端末は、
    前記ランダムアクセス領域の組み合せが前記端末に設定された搬送波成分の個数または周波数再使用係数に対応する数によって設定されることを確認することを特徴とする、請求項26に記載の搬送波成分毎の資源割当を遂行する無線通信システム。
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