JP2016538030A - 錠剤試料採取器アッセンブリ - Google Patents

錠剤試料採取器アッセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】 コーティングされることになる錠剤の床を入れるための回転可能なドラムを包含する錠剤コーティング・マシンのための錠剤試料採取器アッセンブリが提供されている。【解決手段】 錠剤試料採取器アッセンブリは、前記錠剤コーティング・マシンへの取り付けのために構成されたハウジング、および前記錠剤の試料を受け取るための受け器を包含する。受け器の少なくとも一部が、受け器がドラムの内部と連通し、それによって受け器によるドラムからの試料の収集を可能にする構成の収集位置と、受け器がドラムの内部と実質的に連通しない構成の非収集位置の間において移動できる。【選択図】 図2

Description

本発明は、錠剤コーティング・マシンからの錠剤試料の抽出に使用される種類の錠剤試料採取器アッセンブリに関する。
錠剤コーティング・マシンは、医薬品産業で薬物錠剤のコーティングの塗布に使用される。たとえば、不快な味を伴う錠剤を蔗糖ベースの衣等の甘い味の衣でコーティングし、それらをより口に合うようにすること、したがってより快適に飲み込めるようにすることができる。別の例としては、活性医薬成分の解放の目標を、たとえば下部腸管内に定めるために、活性薬物を含む物質を用いて錠剤がコーティングされることがある。従来的なコーティング・マシンは、円周周壁によって定義される円形ドラムおよび2つの円錐台形の端壁を包含する。これらの端壁の一方または両方は、開口を有し、それを通じてドラムへの装填または除荷が可能になる。ドラムは、コーティングされることになる錠剤の床で満たされ、その後その軸周りに回転される。ドラムが回転されると、コーティング材料が塗布される(一般に、ドラム内に位置決めされた1つまたは複数のスプレイ・ガンから噴霧される)。ドラムの回転は、錠剤の床を攪拌し、かつ混合し、それによってコーティング材料が均等に分配されて層になり、それが錠剤の各々を包み込む。
ドラム周壁は、しばしば多数の孔(たとえば、半貫通または全貫通孔)を有する。その種の場合においては、しばしばドラムが、温風が供給されるハウジング内に配置され、プレナム(吸引シューとしても知られる)の開放面が、ドラムの回転の間に錠剤床が横たえられるハウジング内のポイントにマウントされる。ドラムが回転すると、プレナムからの吸引が連続的に温風をハウジングから(ドラムの有孔周壁を通じて)ドラム内へ、さらにドラムから錠剤床を通じて引き込む。錠剤床を通過する温風は、錠剤の各々の上のコーティングを乾燥させる。
たとえばコーティングの均等性およびコーティング層の厚さを検査するためにコーティング・プロセスの間に、1つまたは複数の選択された間隔で錠剤床の試料を採取することが望ましい。しかしながら、均等なコーティングが確保され、コーティング材料で錠剤を互いにくっつくことが防止されるようにコーティング・プロセス全体を通じてドラムの回転が連続し、錠剤床が連続的に混合されることは重要である。したがって、試料採取は、ドラムが動いている間に行なわれなければならない。従来的に、試料採取は、ドラムの回転中に操作者がドラム内に手を延ばし、必要量の錠剤をすくい出すことによって行なわれている。しかしながら、その種の実践は、特に、コーティング・マシンが、しばしば、錠剤床の攪拌を補助する混合バッフル付きおよび/またはコーティング・プロセスの完了後にドラムを空にする補助となる除荷ブレード付きのドラムを有し、それが操作者の身体部分または衣服と衝突するか、または巻き込み、操作者の傷害を導く可能性があることから、本質的に危険をはらむ。
1つの周知のコーティング・マシンは、ドラム内に突出するホースを含めて、そのホースを通じた負圧の印加に起因する吸引による錠剤床からの試料の抜き取りを可能にすることによってこの問題に取り組んでいる。その種の提案は、操作者の傷害のリスクを減ずるかも知れないが、負圧の生成は騒音を発し、マシンに余分な嵩を追加する。それに加えて、多くの医薬品コーティング操作においては、コーティング材料または錠剤物質(錠剤床によって放出される粉塵等)が漏出する機会をなくすことが必須となる。したがって、ホースを通じて錠剤を吸引するエアをフィルタに通さなければならず、さらにマシンの複雑性および嵩が増加する。さらにまたホースが、温風の流れ、錠剤床の動き、およびスプレイ・ガンからのコーティング材料の噴霧を妨害し、コーティングの均等性に悪影響を及ぼす。また、錠剤とパイプが充分に強い力で衝突すれば錠剤を砕く可能性もある。
したがって、本発明の目的は、上記の欠点のうちの1つもしくは複数を少なくとも軽減し、好ましくは除去し、かつ/または改良された、もしくは代替の錠剤試料採取器アッセンブリ、錠剤コーティング・マシン、試料を収集する方法、および/または錠剤をコーティングする方法を提供することとする。
本発明の第1の側面によれば、錠剤コーティング・マシンのための錠剤試料採取器アッセンブリが提供され、錠剤コーティング・マシンがコーティングされることになる錠剤の床を入れるための回転可能なドラムを包含し、錠剤試料採取器アッセンブリが、前記錠剤コーティング・マシンへの取り付けのために構成されたハウジングと、前記錠剤の試料を受け取るための受け器と、を包含し、それにおいて受け器の少なくとも一部が、受け器がドラムの内部と連通し、それによって受け器によるドラムからの試料の収集を可能にする構成の収集位置と、受け器がドラムの内部と実質的に連通しない構成の非収集位置の間において移動できる。
少なくとも一部が移動してコーティング・マシンのドラムの内部と連通すること、および連通から外れることが可能な受け器の使用は、ドラムが回転する間にその中に操作者が手を延ばす必要がないことから、そのドラムから試料を抽出するための、特定の周知の方法より安全なメカニズムを提供できる。それに加えて、受け器の少なくとも一部が移動してドラムとの連通から外れることができるということは、ドラム内の温風、錠剤床、およびコーティング材料の噴霧の移動に対する影響を軽減し、錠剤上のコーティング層の一様性を向上させ、かつ砕けるリスクを減ずることを可能にできる。
ハウジングは、単一部品または多部品のシェル構造、枠組みとすること、またはそのほかの任意の適切な形式を取ることができる。ハウジングは、コーティング・マシンとシール係合し、したがって封じ込められた環境を維持するようにそれに取り付けられるべく構成できる。受け器は、ディッシュ、プラットフォーム、カップ、またはボトル等の任意の適切な形を取ることができる。それによって、複数の錠剤を収容する体積を定義できる。複数は、所望の、たとえば5乃至15錠等の試料サイズと実質的に同じ数とすることができる。受け器は、ハウジングの内部および/または外部に位置決め可能であるとすることができる。
ハウジングは、出口ポートを包含でき、それを通じて受け器から試料を抜き取ることができる。
ハウジングおよび受け器は、試料が受け器から、出口ポートを通じ、重力の下に抜き取られることを可能にするべくアレンジできる。これは、錠剤試料採取器アッセンブリからの試料の抜き取りのための都合よく単純なメカニズムを提供できる。たとえば、これは、負圧を必要とすることなく試料を得ることを可能にし、試料採取器アッセンブリの小型化、単純化、および/または静音化を可能にする。
その種のアレンジメントの1つの例においては、アッセンブリが錠剤コーティング・マシン上の所定位置にあるときに受け器が出口ポートの上方に位置決め可能であり、ハウジングが、受け器から出口ポートの方向に向かって落ちる錠剤を案内するためのシュートを定義できる。受け器を出口ポートの直上に位置決めすることもでき、その場合にはシュートが垂直にアレンジされることになる。
代替として錠剤試料採取器アッセンブリを、そのほかの手段によって受け器からの試料の抜き取りを可能にするべくアレンジすることもでき、たとえば、上端のポートを通じて試料を手で持ち上げることによって抜き取ることができる。
ハウジングおよび受け器は、受け器の前記一部が非収集位置にあるときに、試料が受け器から、出口ポートを通じて抜き取られることを可能にするべくアレンジできる。
非収集位置への前記一部の移動は、試料をドラムの外側へ移動でき、より複雑、より嵩があり、かつ/またはより騒音の大きい、負圧システム等のメカニズムを必要とすることのない錠剤の収集を可能にする。
その種のアレンジメントにおいては、前記一部が非収集位置にあるときに試料が受け器から抜き取り可能であるとすること、または抜き取り可能でないとすることができる。それに代えて、ハウジングおよび受け器を、前記一部が収集位置にあるときには、試料が受け器から、出口ポートを通じて抜き取られることを可能にするが、非収集位置にあるときには可能でなくするようにアレンジできる。
受け器は、それの前記一部が収集位置にあるときはドラム内に突出するべく構成でき、かつ前記一部が非収集位置にあるときはドラム内により少ない範囲で突出するか、またはまったく突出させなくするように構成できる。これは、試料を収集するようにドラム内において受け器が突出することを可能にするが、それの中の錠剤、エア、またはコーティング流体の動きに対する影響が減じられるように(コーティングの均等性を改善し、錠剤が損傷する機会を減ずるように)少なくとも部分的にドラムから引き込むことができる。
ハウジングは、錠剤試料採取器アッセンブリを錠剤コーティング・マシンへ取り外し可能にマウントするための解放可能なアタッチメント特徴を包含できる。
ハウジングは、相互インターロック可能なラグまたはねじを介して、トライクローバー・メカニズムによって、またはそのほかの任意の適切な態様で錠剤コーティング・マシンに、取り外し可能にマウントされるべく構成できる。コーティング・マシンに取り外し可能にマウントされる錠剤試料採取器アッセンブリは、錠剤試料採取器アッセンブリおよび/またはコーティング・マシンのより容易な検査、クリーニング、および/または修理を可能にできる。また、錠剤コーティング・マシン内のバッチ間のより迅速な切り換えも可能にできる。たとえば、一方の試料採取器アッセンブリを取り付けてマシンを運転し、他方を準備完了状態にしておけば、切り換え時に、他方の試料採取器アッセンブリを取り付けて直ちに使用し、使用済みの試料採取器アッセンブリを手空きのときにクリーニングするようにできる。それに代えて、試料採取器アッセンブリのクリーニングを、コーティング・マシンのクリーニング・レジームに組み込むことができる。
収集位置と非収集位置の間において移動できる受け器の前記一部は、実質的に受け器の全体によって形成でき、それによって受け器が、ハウジングに関する移動によって前記位置の間において移動可能になる。これは、好都合な容易性および単純性を伴って、たとえば試験のための錠剤試料採取器アッセンブリからの抜き取りがなされるように、受け器内に入っている試料の移動を可能にできる。
それに代えて、実質的な受け器の全体より少ない部分を可動にできる。たとえば、受け器が、錠剤が入るためのキャビティであって、ハウジングに関して固定されるキャビティと、キャビティを覆うか、または覆いを取る位置の間において可動なリッド部分(前記部分)を有することができる。
受け器は、ハウジングに関する回転運動を介して収集位置と非収集位置の間において移動可能にできる。それに代えて、またはそれに加えて、受け器を、ハウジングに関する線形運動を介して収集位置と非収集位置の間において移動可能にできる。
受け器は、ドラムの回転軸と整列されるか、またはドラムに関して半径方向または接線方向に位置決めされるか、またはそのほかの任意の適切な向きに位置決めされる軸周りに回転可能とすること、および/または軸に沿って移動可能とすることができる。
受け器が回転および線形運動によって可動となる場合に、前記線形運動を線形アクチュエータによって提供すること、および前記回転運動を、前記線形運動を前記回転運動に変換するべく作用するリード・スクリュー・メカニズムによって提供することができる。
リード・スクリュー・メカニズムは、回転運動を線形運動に変換できる任意のメカニズムと考えることができる。リード・スクリュー・メカニズムの例は、ローラ・スクリュー・メカニズムおよびボール・スクリュー・メカニズムを含む。線形アクチュエータは、空気圧ピストン、液圧シリンダ、またはソレノイド等の線形の力または運動を提供する任意のアクチュエータであると考えることができる。
リード・スクリュー・メカニズムを使用して回転運動を提供することは、回転アクチュエータのための空間が必要とされないことから、よりコンパクトな錠剤試料採取器アッセンブリを提供できる。
リード・スクリュー・メカニズムを使用する錠剤試料採取器アッセンブリにおいては、
リード・スクリュー・メカニズムが、受け器に固定されるか、またはそれと一体の回転可能シャフト、およびハウジングに関して回転が不可能となるように固定されたナットを包含することができ、
シャフトが長さ方向の軸を定義し、それの外周に螺旋構造を有すること、およびナットがシャフトの螺旋構造に対する相補的な形状の構造を有することができ、
シャフトおよびナットは、線形アクチュエータの動作が、シャフトを、それの軸に沿って、かつナットを通って線形に移動させ、それによって受け器の前記線形運動を生じさせるようにアレンジすることができ、かつ
シャフトおよびナットの構造が、ナットに関するシャフトの線形移動を、ナットに関するシャフトの回転運動に変換し、それによって受け器の前記回転運動を生じさせるように互いに係合することができる。
受け器が線形に移動可能な場合には、ハウジング内のキャビティ内にそれを相反的に支持し、かつ少なくとも収集位置にあるとき、それがキャビティから外向きに突出できる。
キャビティは、受け器から突出する錠剤に適応するクリアランスを提供するべく位置決めされた拡大部分を有することができる。これは、受け器から突出する錠剤が、キャビティ内にある受け器とともに移動されることを可能にし、したがって、キャビティの表面との接触によって生じる可能性のある損傷を回避できる。拡大部分は、キャビティ全体とすることができる。
受け器は、受け器の収集位置から非収集位置へ向かう移動の間に受け器から突出する錠剤を変位させるべく構成された1つまたは複数の有角表面を包含できる。
これらの錠剤の変位を生じさせる有角表面は、受け器とキャビティの間において潰されることによる錠剤の損傷を回避するべく構成できる。
有角表面は、錠剤を完全に受け器内または上に、および/または受け器外またはそこから離して変位させることができる。
受け器は、試料の少なくとも一部を入れるための凹部を包含でき、さらに、受け器の収集位置から非収集位置へ向かう移動の間に凹部から変位された1つまたは複数の錠剤を受け取るべく構成されたオーバーフロー凹部を包含できる。
受け器が1つまたは複数の有角表面を有し、またオーバーフロー凹部も有する場合には、有角表面を、凹部から突出する錠剤がオーバーフロー凹部に入るように変位させるべく構成できる。それに代えて、有角表面は、凹部から突出する錠剤を、それらが受け器から落ちるように、または完全にキャビティ内に受け取られるように変位させることができ、オーバーフロー凹部は、別の表面(たとえば、ハウジングのキャビティの口)によって凹部から変位された錠剤を収容できる。
有利なことに、受け器をハウジングとシール係合するべく構成できる。受け器は、収集位置および/または非収集位置にあるときシール係合し、または移動の範囲全体を通じたハウジングとシール係合し、またはそのほかの任意の適切な位置にあるときシール係合するべく構成することができる。受け器は、Oリング・シール、ワイパー・シール、ラビリンス・シールを介して、またはそのほかの任意の適切な態様でハウジングとシール係合できる。
本発明の第2の側面によれば、錠剤コーティング・マシンが提供され、当該錠剤コーティング・マシンは、本発明の第1の側面による錠剤試料採取器アッセンブリと、コーティングされる錠剤の床を入れるための回転可能なドラムであって、円周周壁および2つの端壁を包含するドラムと、を包含する。
本発明の第2の側面は、上記の理由から、都合よく単純、静か、および/またはコンパクトな錠剤コーティング・マシンを提供できる。その種のコーティング・マシンは、上で概説したとおり、都合よく安全および/または静かな態様で、および/またはドラム内のエア、錠剤、もしくはコーティング材料の移動に対する影響を軽減する態様で錠剤の試料を抽出することを可能にできる。
錠剤コーティング・マシンは、さらに、受け器の少なくとも一部が収集位置にあり、かつドラムが回転しているとき、受け器の方向に錠剤を向けるべく構成された試料採取ブレードを包含できる。
受け器の方向に錠剤を向ける試料採取ブレードの使用は、ドラム内のエア、錠剤、およびコーティング材料の移動に対する影響を最小化する場所に受け器を位置決めすることを可能にする一方、それにもかかわらず、受け器が、所望のときに錠剤床から錠剤の試料を、信頼性をもって受け取ることを可能にできる。
錠剤コーティング・マシンは、さらに、試料採取ブレードを離れた錠剤を、受け器の方向に向けるべく位置決めされたドラム・シュートを包含できる。
試料採取ブレードは、前記一部が非収集位置にあるときおよび/またはドラムが回転していないとき、受け器の方向に錠剤を向けるべく構成してもよく、そのように構成しなくてもよい。実質的に受け器全体が収集位置と非収集位置の間において移動可能な場合には、この移動が、試料採取ブレードによって案内される錠剤の経路内と経路外に受け器を移動する。
試料採取ブレードは、ドラムにマウントされ、それとともに回転できる。たとえば、それを、ドラムの端壁のうちの1つにマウントできる。
ドラムには、ドラムの回転時にドラムの開口の方向に錠剤を向けるべく構成された1つまたは複数の除荷ブレードを備えることができ、試料採取ブレードは、1つまたは複数の除荷ブレードのうちの少なくとも1つに取り付けることができる。
ドラムに複数の除荷ブレードが備えられる場合には、それらの除荷ブレードのうちの1つ、または1つより多くに試料採取ブレードを取り付けるか、それと一体にすることができる。
試料採取ブレードは、前記除荷ブレード(1つまたは複数)に、それらを一体的に形成することによって取り付けることができる。
ドラムとともに回転可能な試料採取ブレードは、ドラム自体による必要性を超えた追加のアクチュエータおよびコントロール・システムを必要とすることなく試料を収集するように、ドラムの回転の間に間欠的に錠剤床内に「浸る」ことを可能にできる。
試料採取ブレードは、ドラムの端壁に対する垂直な姿勢から10度と55度の間の角度で位置決めできる。さらに、それをドラムの端壁に対する垂直な姿勢から20度と45度の間、たとえば30度と35度の間の角度で位置決めできる。
これは、試料採取ブレードが、錠剤を試料採取ブレードがマウントされる端壁にもたれさせて保持する(それによって、それらが落ちることを防止する)ことによってそこにとどまらせるに充分なだけ急な角度であるが、受け器に入らなかった試料採取ブレード上の錠剤が、ドラムの端壁またはハウジングのドアに向かって、かつそれに対して強制的に「蹴り出される」のではなく、むしろ穏やかにこぼれ落ちて錠剤床上に戻るに充分なだけ浅いことも確保するという点で有利なものとなり得る。長さ方向の断面において湾曲/弓形の試料採取ブレードの垂直面からの角度は、ブレードの側稜を結ぶ直線の垂直面からの角度と考えることができる。
試料採取ブレードは、ドラム内において、半径方向から5度と40度の間の角度で位置決めできる。さらに、半径方向から15度と30度の間、たとえば20度と25度の間の角度で位置決めできる。
これは、試料採取ブレードが、再びそれの半径方向の遠位端が単純に滑ることなく、錠剤床から錠剤を「すくい」出すことを可能にするに充分なだけ急な角度であるが、ドラムが充分に回転されてブレードが受け器に供給するべく位置決めされるまでは、ブレードによって収集された錠剤の試料がそれの半径方向の近位端から落ちない充分な浅さであることも確保するという点で有利なものとなり得る。長さに沿って湾曲される試料採取ブレードの半径方向からの角度は、ブレードの長さ方向の端を結ぶ直線の半径方向からの角度と考えることができる。
試料採取ブレードは、試料採取ブレードが水平となる位置にドラムがあるとき、試料採取ブレードの半径方向最内側コーナ、およびドラムの長さ方向の軸がドラムの前面と交差するポイントを含む垂直面が、前面に対して0度と40度の間の角度で位置決めされるように構成できる。さらに、前記角度が10度と30度の間、たとえば15度と25度の間になるように構成できる。
ドラムの前面は、開口によって定義できる。
試料採取ブレードは、試料採取ブレードの半径方向の近位端であって、試料採取ブレードが水平となる位置にドラムがあるときに、試料採取ブレードの長さ方向の軸と平行に走る垂直面と、80度と110度の間の角度で交わる垂直面を定義するように構成される半径方向の近位端を有することができる。さらに、前記角度が90度と100度の間、たとえば93度と97度の間になるように構成できる。
長さに沿って湾曲される試料採取ブレードの長さ方向の軸の位置は、ブレードの長さ方向の端を結ぶ直線の位置と考えることができる。
錠剤試料採取器アッセンブリは、受け器の一部が収集位置にあるとき、前記一部が、コーティングの間に錠剤床が占める空間の外側となるように位置決めできる。これは、錠剤床が受け器の接触なしに試料が抽出されることを可能にでき、それによって受け器が錠剤床内の錠剤の移動を妨害することが防止され、かつ錠剤床内の錠剤を壊すに充分な力でそれらと接触することが防止される。
受け器は、ドラムの正面、背面、および/またはいずれかの側に対して垂直上方もしくは下方、および/または水平に位置決めできる。
錠剤試料採取器アッセンブリは、受け器の一部が非収集位置にあるとき、前記一部の位置が、錠剤床が占める空間の外側となるようにも位置決めできる。
本発明の第3の側面によれば、本発明の第2の側面による錠剤コーティング・マシンから錠剤の試料を収集する方法が提供され、当該方法は、
受け器の少なくとも一部を収集位置まで移動することと、
受け器に回転するドラムからの試料を収集させることと、
受け器の少なくとも一部を非収集位置まで移動することと、
を包含する。
本発明の第3の側面は、上記の理由から、都合よく単純、安全、および/または静かな試料を収集する方法を提供できる。さらにこの方法は、錠剤コーティング・マシン内における環境の封じ込めを確保し、錠剤が均等にコーティングされるべくドラムが連続的に回転できるように、試料採取の間にコーティング・プロセスの中断をまったく伴わない。
本発明の第4の側面によれば、本発明の第2の側面による錠剤コーティング・マシンを使用して錠剤をコーティングする方法が提供され、当該方法は、
コーティングされることになる錠剤の床をマシンのドラム内に置くことと、
ドラムを回転し、錠剤の床に対してコーティング物質を塗布することと、
本発明の第3の側面による方法を使用して試料を収集することと、
を包含する。
本発明の第4の側面は、前述したとおり、ドラム内のコーティング材料、錠剤、および/またはエアの動きに対する影響の軽減、したがって、コーティング層の均等性に対する影響の軽減を伴って試料の収集が可能な錠剤をコーティングする方法を提供する。
以下、次に挙げる添付図面を参照し、非限定的な例のみによって本発明の具体的な実施態様を説明する。
本発明の第1の実施態様に従った錠剤コーティング・マシンの略図的な断面正面図である。 第1の実施態様の錠剤試料採取器アッセンブリの斜視図である。 受け器が収集位置にある図2の錠剤試料採取器アッセンブリの断面斜視図である。 受け器が非収集位置に近づきつつある図2の錠剤試料採取器アッセンブリの断面斜視図である。 図2乃至5に示されている受け器の部分の斜視図である。 実施態様の錠剤コーティング・マシンを横から見た断面斜視図である。 ドラムの外側から見た実施態様の錠剤コーティング・マシンの部分の断面斜視図である。 ドラムの内側から見た実施態様の錠剤コーティング・マシンの部分の断面斜視図である。 実施態様のコーティング・マシンのドラムの略図的な背面図である。 ドラムの試料採取ブレードおよびそれが取り付けられるドラムの部分の略図的な長さ方向断面図である。 実施態様のコーティング・マシンのドラムの部分の略図的な平面図である。 本発明の第2の実施態様に従った錠剤コーティング・マシンの部分の側面図である。 図12に示されている錠剤コーティング・マシンの部分の斜視図である。 図13とは異なる角度から見た、図12に示されている錠剤コーティング・マシンの部分の斜視図である。 本発明の第2の実施態様の錠剤試料採取器アッセンブリの斜視図である。
図1は、本発明の第1の実施態様に従った錠剤コーティング・マシン2の基本構造を図解している。このマシンは、円周周壁6およびペアの円錐台形の端壁8(図1には、そのうちの1つだけが示されている)からなるドラム4を有する。実施態様の周壁6は、有孔であり、かつ内側表面上に複数の混合バッフル9を有する。ドラム4は、ケーシング10内において回転可能である。ケーシングは、エア流入口12、およびドラム4の円周周壁6の外部にちょうどよくフィットする形状のプレナム・カップ15付きのプレナム14を有する。ドラム4は、ケーシング内において、チェーン駆動機構によってドラムと接続される電気モータ等の駆動メカニズム(図示せず)によってそれの軸周りに回転され得る。円錐台形の端壁8は、それぞれ円形の開口16内に終端している。ドラムの1つの端、通常は遠端においては、この開口が、ドラムと一体であり、それとともに回転可能な円形パネル18によって閉じられている。ドラムの他方の端、通常は近端においては、ドラム4の端壁8のこの開口が、ケーシング10のドア(図示せず)によって閉じられる。ドアを含むマシン2の部分は、従来的にマシンの「正面」と呼ばれる。またコーティング・マシン2は、ドアから後ろ向きにドラム4の内部へ突出するスプレイ・アーム20も有する。スプレイ・アーム20上には、1つまたは複数のスプレイ・ガン22がマウントされる。
1回処理分の錠剤をコーティングするため、最初に錠剤がケーシング10のドアを通じてドラム4内に装填され、錠剤床24が形成される。続いてドラム4が、それの軸周りに連続的に回転され(図1において時計方向)混合バッフル9の補助の下に錠剤床24を連続的に混合する。ドラム4が回転する間に、1つまたは複数のスプレイ・ガン22が、錠剤床24上側の露出表面の上からコーティング材料(すなわち、錠剤をコーティングする、必要に応じて溶剤等に混合された材料)を噴霧する。錠剤床24が連続的に混合されることから、時間にわたって、この動作が各錠剤の外側表面上に均等なコーティング層が提供されることを可能にする。
ドラム4が回転する間、流入口12を通じてケーシング10に温風が供給され、温風の連続流が生まれるようにプレナム14によって吸引が適用される。プレナム・シュー15は、最小限のクリアランスを伴ってドラム4にフィットし、ドラムが回転する間、錠剤床24の位置に隣接するように位置決めされる。そのため、温風が流入口12を通じてケーシング10内に、さらにケーシング10から(有孔周壁6を通じて)ドラム4内に連続的に流れる。さらにドラム4から、錠剤床24を通過してドラムの外へ(再び周壁6を通って)プレナム14内に流れる。この態様で錠剤床24を通過する温風は、錠剤上のコーティング材料を乾燥させるか、かつ/またはコーティング層を熱硬化させる。乾燥および/または硬化は、噴霧と同時に生じさせること、その後に生じさせること、または噴霧と乾燥/硬化を交互に生じさせることができる。
前述したとおり、コーティング・プロセスの間にドラムの回転を中断させることなく、ドラム4内の錠剤床24から試料の抽出ができると望ましい。図2および3は、この目的で使用可能な第1の実施態様の錠剤試料採取器アッセンブリ30を分離して示している。試料採取器アッセンブリ30は、錠剤コーティング・マシン(図1の2)にマウントされるときの構成で示されている。錠剤試料採取器アッセンブリ30は、受け器32およびハウジング34を有する。受け器32は、エンド・キャップ36、遠位シャフト部分38、樋部分40、および近位シャフト部分42を包含する。樋部分40は、詳細を後述するとおり、錠剤の試料を受けるための弓形凹部43を定義する。
ハウジング34は、キャビティ44を有し、その中に受け器32が収まる。キャビティ44は、口部分46を有する。ハウジング34は、キャビティ44の下方に位置決めされ、シュート50によってそこへ接続される出口ポート48も有する。出口ポート48は、フランジ付きの管の形式を取り、相補的なフランジを伴う容器(図示せず)を、トライクローバー・クランプを使用してマウントできる(それによって、ISO 2852に従う接続を形成する)。出口ポート48への容器のマウントは、それをシールし、キャビティ44内に入れられた物質(試料採取器アッセンブリがマウントされるマシンのドラム内でコーティングされている錠剤からの粉塵等)の漏出を防止する。出口ポート48およびシュート50を包含するハウジングの部分は、キャビティ44を包含する部分とボルト51によって解放可能に接続され、クリーニングのための2つの部分の分離を可能にする。またハウジング34は、洗浄口52も有し、それを通じて水等のクリーニング流体を噴射できる。
錠剤試料採取器アッセンブリ30は、空気圧シリンダ54の形式の線形アクチュエータも有し、それの本体56が、第1のアクチュエータ支持構造58によってハウジング34にマウントされる。シリンダ54の出力シャフト62に第2のアクチュエータ支持構造60がマウントされ、空気圧モータ64の形式の回転アクチュエータを支持する。一方、空気圧モータ64は、受け器32の近位シャフト部分42に取り付けられる。
図2および3は、錠剤コーティング・マシン(図1の2)のハウジング(図1の10)への錠剤試料採取器アッセンブリ30のマウントを可能にするメカニズムも示している。ハウジング34は、コーティング・マシンのハウジング(図示せず)に溶接される接続ピース69上の相補的なフランジ68と、トライクローバー・クランプ70によって接続できるフランジ66を有する。フランジ66と68の間にはOリング・シール72が位置決めされ、選択的な解放を可能にしつつ、錠剤試料採取器アッセンブリ30とコーティング・マシン2の間の気密接続を可能にする。追加のシール74が、さらなる漏れの保護を提供する。
図2および3は、受け器32が収集位置にある錠剤試料採取器アッセンブリ30を示している。試料採取器アッセンブリ30は、受け器32が収集位置にあるとき、それがドラム(図1の4)の内部と連通し、ドラム内に突出して、そこから樋部分40の凹部43内への錠剤の試料の受け取りが可能になるようにコーティング・マシン(図2の2)上に位置決めされる。受け器32が試料を受け取るメカニズムについて下に述べる。
受け器32は、収集位置から、ドラムと連通しない(したがって、そこから錠剤の試料を受け取ることが可能でない)非収集位置までハウジングに関して移動可能である。図4は、非収集位置に接近した位置にある受け器32を示している。図2および3と併せて図4からわかるとおり、収集位置にある間は、受け器がキャビティ44の口46から突出する。しかしながら受け器32が非収集位置にあるときは、エンド・キャップ36が口46と接触し、したがって、キャビティ44の口46からの受け器32の突出が最小限になる(しかしながら、図3および4に示されているとおり、通常使用の全期間において、受け器32の近位シャフト部分42がキャビティ44から反対方向に突出する)。それに加えて、受け器32が収集位置にあるときには、樋部分40の凹部43が上向きに面する。対照的に、受け器32が非収集位置にあるときには、図4に示されているとおり、凹部43が下向きに面する。
受け器32が非収集位置にあるときには樋部分40内の凹部43が下向きに面することから、受け器がこの位置にあれば、凹部内の錠剤の試料が重力の下に受け器から落下することが可能であり、それらがシュート50によって、出口ポート48を通り、それにマウントされた容器(図示せず)内へ向けられる。
手前で述べたとおり、潜在的に有害な物質の漏出が防止されるように、コーティングの間にわたって錠剤コーティング・マシンが外部環境からシールされることは重要である。したがって、錠剤試料採取器アッセンブリ30がこのシールを危うくしないことが重要である。その趣旨から、受け器32は、ハウジング34とシール係合できる。より詳細に述べれば、受け器32の近位シャフト部分42とハウジング34の間にワイパー・シール78が配置され、受け器32のエンド・キャップ36が、環状シーリング・パッド76を包含する。ワイパー・シール78は、口44を通ってキャビティ44に入る汚染物質の漏れを防止し、したがって、出口ポート48もまたシールされていれば、コーティング・マシン(図1の2)のハウジング(図1の10)が錠剤試料採取器アッセンブリ30によって危うくなることはない。受け器32が非収集位置にあれば、シーリング・パッド76がキャビティ44の口46に当接して保持され、それを密閉して塞ぐ。これは、汚染物質(コーティング材料またはコーティングされる錠剤からの粉塵等)がキャビティに入ることを防止し、環境への汚染物質の解放を伴うことなく出口ポート48をシールなしにすること(すなわち、収集した試料にアクセスするべくそこに取り付けられた容器を外すことによって)を可能にする。したがって、受け器32およびハウジング34は、通常動作の間にわたるすべての時点においてシール係合したまま保たれる。
ハウジング34に関する受け器32の線形運動が、この場合はキャビティ44内における受け器の(それの長さ方向の軸に沿った)相反運動であるが、空気圧シリンダ56によってコントロールされる。シリンダ56の出力シャフト62が伸びると、第2のアクチュエータ支持構造60がハウジング34から離れる方向に移動する。第2のアクチュエータ支持構造60が(空気圧モータ64によって)受け器に取り付けられていることから、これが、受け器を非収集位置へ引き込む。同様に、シリンダ54の出力シャフト62の引き込みは、第2のアクチュエータ支持構造60をハウジング34に向かって移動させ、したがって受け器を収集位置に向けて延伸させる。
ハウジング34に関する受け器32の回転運動、すなわちこの場合においては、受け器が線形に運動できる軸周りの回転が、空気圧モータ64によってコントロールされる。第2のアクチュエータ支持構造60が、シリンダ54へのマウントに起因して回転可能に固定されているため、モータ64の運動が、受け器32を、それの長さ方向の軸周りに回転させる。この実施態様においては、受け器32の回転が、受け器が非収集位置に到達する前(すなわち、エンド・キャップ36のシーリング・パッド76がキャビティ44の口46と接触する前)に完了するように設定される。これは、充分な力を供給してキャビティ44の口46とエンド・キャップ36のシーリング・パッド76の間における摩擦を克服する必要がないことから、モータ64を比較的小型にすることを可能にする。単に近位シャフト部分42とワイパー・シール78の間の摩擦を克服するだけでよい。
より明確に図3および4に示されているとおり、(錠剤試料採取器アッセンブリ30が錠剤コーティング・マシンに位置決めされているとき)受け器32の上方にあるキャビティ44の口46の部分は、拡大されて受け器とのクリアランスが増加する領域を提供する。このクリアランスが増加する領域は、上向きに突出する樋部分40内の錠剤に適応できる。口46がシャフト部分38、42と整合する円形断面であれば、シャフトの末端を超えて樋部分40から上向きの突出する錠剤が、非収集位置に向かう受け器の移動の間に砕かれることになる。
非収集位置に向かう受け器32の移動の間における錠剤の損傷に抗する追加の手段を図5に示す。遠位シャフト部分38の近位端が、丸み付き接合84で合わさるペアの有角表面82を包含するプラウ構造80で終端する。受け器32が非収集位置に向かって移動すると、樋部分40の外の脇道に突出する錠剤が、有角表面82によって樋部分外に向けられ、それらが受け器とハウジングの間において砕かれるのではなく、むしろ錠剤床へ戻されることを可能にする。有角表面82の間の接合84は、これらの表面の間に錠剤に損傷を与える可能性のある鋭いエッジが皆無となるように丸みが付けられる。
図6乃至8は、錠剤試料採取器アッセンブリ30が定位置に設置された錠剤コーティング・マシン2を示す。前述したとおり、錠剤コーティング・マシン2のケーシング10は、それに溶接された接続ピース69を有し、そこに錠剤試料採取器アッセンブリ30のハウジング34をトライクローバー・クランプ70によって取り付けることができる。この接続は、試料採取器アッセンブリ30とケーシング10をシールし、それらの間の漏れを防止する(さらに、前述したとおり、試料採取器アッセンブリ30からの漏れもまたシールによって防止される)。
錠剤コーティング動作の間は、錠剤床の頂点が、従来的に端壁8の開口16から上に約40mm離れる。ここで注目すべきことは、錠剤試料採取器アッセンブリ30が、隣接する端壁8の開口16によって囲い込まれる領域内に受け器32が位置決めされるように位置決めされることである。したがって、すべての期間にわたって受け器32が、錠剤床が占めることができる空間の外側に位置決めされる。したがって、錠剤床内の錠剤がそれと衝突して砕ける機会が殆どない。
前述したとおり、受け器32が収集位置にあるとき(図6および7に示されているとおり)、それが、錠剤の試料を受け取るようにドラム内に突出してドラムの内部と連通する。より詳細に述べれば、この実施態様においては、それがケーシング10のドア86を通り、そのドアによって閉じられる端壁8の開口16を通ってドラム4内に突出する。
図8は、非収集位置にある受け器32を示している。前述したとおり、受け器32が非収集位置にあるときは、エンド・キャップ36がハウジング34のキャビティの口(図示せず)と接触する。ハウジング34は、ケーシング10に関して、キャビティの口(図示せず)がドア86の内側表面と面一になり、また受け器32が非収集位置にあるときには、それが最小限の範囲でドラム4内に突出するように位置決めされる。より詳細に述べれば、それがドラム内に突出する距離は、エンド・キャップ36の厚さに等しい。この位置においては、受け器32が、ドラムの内部と連通しなくなるため(樋部分40が、ドラムからアクセス可能でなくなることから)、ドラムからさらに錠剤を抜き取ることはなくなる。
受け器32が、錠剤床の外側にとどまるように位置決めされることから、錠剤床から錠剤を、受け器が収集位置にあるときに受け器の樋部分40(試料錠剤を保持する部分)によって占められる空間の方向に向けるための試料採取ブレード88(図6参照)がドラム4に備えられる。試料採取ブレードは、ドア86の直近の(したがって、試料採取器アッセンブリ30の直近の)ドラム4の端壁8にマウントされ、ドラムとともに回転する。ドラム4が(この場合においては、正面から見たときに時計方向に)回転すると、試料採取ブレード88の半径方向外側の端90が錠剤床内に「浸される」。ドラムが回転を続けることから、試料採取ブレード88の端90が錠剤床から再び現われるが、ブレード88上に錠剤の試料を乗せて現われる。ブレード88は、ドラムの端壁8に向かって角度が付けられ、その上の錠剤が再び落ちることを防止する。ドラムの継続的回転が試料採取ブレード88の角度を変更し、半径方向外側の端90が半径方向内側の端92(図6参照)より高くなると、錠剤がブレードに沿って内側の端92に向かって滑り出し、その後、ブレードから受け器32内に落ちる。受け器32が非収集位置にあるときには、錠剤が試料採取ブレード88の内側の端92から単純に滑り落ち、錠剤床内に戻る。
試料採取ブレード88の位置は、特定の試料採取動作の要件に従って変更できる。この例示的な実施態様においては、試料採取ブレード88が、半径方向に対して約22度の角度でドラム内に位置決めされている。言い換えると、図9(縮尺に従っていない)に示されているとおり、試料採取ブレード88によって定義されるライン94および、ドラム4の周縁においてライン94と交差する半径方向のライン96が、互いに約20度の角度95で位置決めされる。
さらに、この実施態様においては、試料採取ブレード88が、ドラムの端壁8(この場合、試料採取ブレードがマウントされる端壁)に対して約25度の角度でドラム内に位置決めされる。言い換えると、図10(縮尺に従っていない)に示されているとおり、長さ方向の断面において、試料採取ブレード88と、端壁8に垂直かつ試料採取ブレード88と境界を共にするライン98が、互いに約25度の角度100で位置決めされる。
図11(縮尺に従っていない)は、この実施態様における試料採取ブレード88の位置をさらに詳細に示している。試料採取ブレード88が水平となるようにドラムが位置決めされるとき、試料採取ブレードの半径方向最内側コーナ102、およびドラムの長さ方向の軸106がドラムの前面(この場合においては、開口16によって定義される)と交差するポイント104を含む垂直面101が、前面に対して約20度の角度107で位置決めされる。
それに加えて、試料採取ブレード88の半径方向の近位端108は、直角ではなく後退角が付けられている。より詳細に述べれば、試料採取ブレードが水平となるようにドラムが位置決めされるとき、試料採取ブレード88の長さ方向の軸と平行に走る垂直面109が、試料採取ブレード88の半径方向の近位端108によって定義される垂直面110と、約95度の角度112で交わる。
この場合において試料採取ブレード88の長さ方向の軸と平行に走る垂直面109は、試料採取ブレードの半径方向最内側コーナ102およびドラムの長さ方向の軸106が前面と交差するポイント104を含む垂直面101と共平面であるが、これを限定と解釈するべきでないことに注意を要する。平面109が、必ずしも半径方向最内側コーナ102および/またはポイント104と交差する必要はない。同様に、平面101が、必ずしも試料採取ブレード88の長さ方向の軸と平行に走る必要もない。
コーティング動作(前述のとおり)の間は、受け器が非収集位置にあり、試料採取ブレード88によってすくわれた錠剤は、落下して錠剤床に戻る。試料採取が求められると、操作者がコーティング・マシンのコントロール・パネル(図示せず)にインストラクションを入力する。続いて受け器32が収集位置に移動され、樋部分が試料採取ブレードから錠剤を受け取る。試料が収集されると、受け器32が非収集位置まで戻される。この実施態様においては、錠剤コーティング・マシン2が、ペアのセンサを包含し、そのうちの1つは、試料採取ブレード88が受け器32への供給が生じる位置に近づいていることを検出し、他方は、試料採取ブレードがこの位置を通過したことを検出する。したがって、受け器32の移動を試料採取ブレード88の移動と調和させることが可能であり、それによって、それが収集位置と非収集位置の間にある間に錠剤が受け器に向けられることを防止できる。前述したとおり、受け器32が非収集位置に到達すると、受け器によって収集された錠剤がシュート50を通り、出口ポート48に接続された容器(図示せず)内に落ちる。その後、分析のために試料を抜き取ることができる。
この実施態様においては、試料の収集に試料採取ブレード88の1回転で充分である。しかしながら、ほかの実施態様においては、必要レベルまで受け器を満たすために複数の通過が必要とされる可能性がある。同様に、この実施態様においては、受け器が、必要なサイズの試料の保持に充分なサイズであるが、そうならないこともあり得る(その場合には、単一の試料の収集に収集位置への受け器の移動および戻しを複数回行なうことになる可能性がある)。いくつかの実施態様においては、異なる試料採取ブレード88および受け器32のセットを作成し、必要とされる試料サイズにそれらの容量を適合させると望ましいことがある。たとえば、特に大きな錠剤のコーティングを行なう場合には、より大きな受け器32が必要となるであろう。それに加えて、いくつかの状況においては(充分なサイズの試料が収集されるように複数回にわたる試料採取ブレード88の通過が必要とされる場合等)ドラム4に2つ以上の試料採取ブレードを備えることができる。
図12乃至15に、本発明の第2の実施態様に従った錠剤コーティング・マシン2’を示す。第2の実施態様のマシンは、第1の実施態様のそれと類似であり、したがって、以下においては相違のみを説明する。図12乃至14は、ケーシング10’ドア120によって閉じられる開口16’を有するドラム4’の円錐台形の端壁8’(すなわち、「前」端壁)を示す。ドラム4’の残りの部分は示されていない。
第1の実施態様とは異なり、第2の実施態様においては、前端壁8’が除荷ブレード122のアレイを有する。この場合においては、除荷ブレード122が、実質的に端壁8’の全半径距離に延びる。除荷ブレード122の機能は、コーティング・プロセスの完了後にドラム4’から開口16’を通じてドア120の外へ錠剤を取り出す補助である。ドラム4’から除荷するためには、ドア120を開いたままそれを回転する(この場合においては、図12乃至14の反時計方向)。除荷ブレード122は、ドラム4’が回転して各除荷ブレード122の半径方向外側端124がドラムのボトムにあるときに錠剤床(図示せず)内に「浸る」ように構成される。ドラムが回転を続けると、除荷ブレード122が錠剤床から持ち上げられ、所定量の錠剤がそれの上に載って持ち上げられる。ドラム4’がさらに回転すると、除荷ブレード122が、半径方向内側端126が半径方向外側端124より低くなるような角度になる。この時点において、除荷ブレード上に載っていた錠剤が、内側端に向かって半径方向内向きに流れ、除荷ブレードによって開口16’の外に向けられる。したがって、除荷ブレード122は、前述の試料採取ブレードと類似の態様で動作するべく構成される。言い換えると、錠剤床(図示せず)から錠剤を持ち上げ、特定の場所にそれらを向けるためにドラムの回転が利用される。
この場合においては、除荷ブレード122が10枚であり、それらのブレードは、実質的に等間隔でアレンジされた、ドラム4の回転軸周りの実質的な環状アレイである。しかしながら、ほかの実施態様においては、ほかの適切な任意数の除荷ブレード122が存在し(単一の除荷ブレードを含む)、かつ除荷ブレードをそのほかの任意の適切な構成で位置決めできる。たとえば、ドラムの回転に従ってマシンを出る錠剤が「脈動」するように除荷ブレード122をドラム4’の周囲に不均等に分布させることができる。さらに、この実施態様においては、除荷ブレードが、ドラム4’がコーティング・プロセスの間の回転と同じ方向に回転するときには錠剤を開口16’の外に向けるべく位置決めされるが、ほかの実施態様においては、回転方向が逆転されるとき、ドラム4’を空にする補助となるように除荷ブレードを位置決めできる。第1の実施態様においては、試料採取ブレードがドラムの端壁に直接取り付けられるが、この実施態様においては、試料採取ブレード88’が、除荷ブレード122のうちの1つに取り付けられることによってドラム4’の端壁8’に取り付けられる。この実施態様の試料採取ブレード88’は、第1の実施態様に関連しての説明と同じ態様で働き、錠剤を持ち上げ、それらを受け器の方向に向ける。
図6に示されているとおり、第1の実施態様のドラム4は、試料採取ブレード88から錠剤が落下する位置において試料採取ブレードの内側端92が受け器32に非常に近づく。したがって錠剤は、試料採取ブレード88から受け器32内までの短い距離だけ落下し、殆ど追加の案内を必要としない。第2の実施態様ではこれと同じことが言えない。図12乃至14を参照すると、第2の実施態様の場合には、ドラム4’が試料採取ブレード88’から錠剤が落下する位置にあるとき、試料採取ブレードの内側端92’が受け器32’から、垂直および水平両方向において無視できない距離で離れる。試料採取ブレード88’から落下する錠剤のための用意がなければ、その高さから落下する錠剤が砕ける機会が比較的高く、試料採取ブレードと受け器32’の間の水平距離は、錠剤が、仮にあったとしても殆ど受け器に入らないことを意味する。
この問題に対する1つの解決策は、受け器32’の位置を(たとえば、図12乃至14のそれぞれから上および左に)移動することであろう。しかしながら、常にはこれが可能でない。たとえば、第2の実施態様の場合においては、スプレイ・アーム20’のための機械的な支持および流体ダクトが、示された位置には、試料採取器アッセンブリの収容に充分なだけの大きさの空間しかドア120上にないことを意味する。したがって、第2の実施態様には、ドア120にマウントされて回転しないドラム・シュート128が備えられる。この実施態様においては、ドラム・シュート128が細長い形状であり、水平方向に傾斜されて位置決めされているが、ほかの実施態様においては、任意のそのほかの適切な形状および構成を取ることができる。シュート128は、試料採取ブレード88’の半径方向内側端92’から受け器32’まで導き、受け器に入るように試料採取ブレードを出ていく錠剤を案内するべく作用する。より詳細に述べれば、ドラム・シュート128は、試料採取ブレード88’から受け器32’までの水平距離に沿って錠剤を運び、それらが有意の破壊のリスクに曝されるに充分な速度を得ることなく垂直距離をカバーできるように傾斜して位置決めされる。
図15は、本発明の第2の実施態様の試料採取器アッセンブリ30’を示している。第1の実施態様の試料採取器アッセンブリと同様に、第2の実施態様においても、試料採取器アッセンブリ30’が、ドラム内部と受け器が連通する収集位置と、ドラム内部と受け器が連通しない非収集位置(図15は、収集位置にある受け器32’を示している)の間においてハウジング34’と相対的に移動可能な受け器32’を有する。第1の実施態様と同様に、受け器32’が収集位置にあるときには、それが、それの凹部43’を上向きにして錠剤を収集するべくハウジング34’から突出し、受け器が非収集位置にあるときには、最小限の範囲でハウジングから突出し、凹部43’が下向きに面する。したがって、第1の実施態様と同じく、収集位置と非収集位置の間において受け器32’を移動することは、ハウジング34’に関する受け器の線形運動および回転運動を必要とする。
第2の実施態様の受け器32’は、オーバーフロー凹部129を有する点が第1の実施態様のそれと異なる。コーティング・マシンは、ドラムからの錠剤が凹部43’に入り、オーバーフロー凹部129には殆どもしくはまったく入らないように構成される。したがって、通常使用の間は、オーバーフロー凹部が少なくとも部分的に空になっている。オーバーフロー凹部129は、受け器32’が非収集位置に向かって引き込まれるときに、凹部43’上の、その凹部から突出している錠剤がハウジングの口46’に当たってオーバーフロー凹部129内に落ちるように位置決めされる。これは、前述したとおり、それらの錠剤がハウジングの口46’と受け器32’のエンド・キャップ36’の間において砕かれることを防止する。この場合においては、オーバーフロー凹部129内の錠剤は、受け器が非収集位置に移動されるときにハウジング34’内に持ち込まれ、したがって試料の一部となる。しかしながら、別の実施態様においては、オーバーフロー凹部129がハウジング34’に入る前に、その上の錠剤のいくつかまたはすべてを除去できる(たとえば、オーバーフロー凹部がハウジングに入る前に受け器32’の回転に起因してオーバーフロー凹部129から落下させる)。
第1の実施態様においては、空気圧シリンダの形式の線形アクチュエータによって受け器の線形運動がもたらされ、空気圧モータの形式の回転アクチュエータによって受け器の回転がもたらされた。第2の実施態様においても受け器32’の線形運動が、空気圧シリンダ54によってもたらされるが、回転運動は、リード・スクリュー・メカニズム130によってもたらされる。リード・スクリュー・メカニズム130は、ハウジング34’に関する受け器32’の線形運動をハウジングに関する受け器の回転運動に変換する。
この実施態様のリード・スクリュー・メカニズム130は、シャフト132およびナット134を包含する。シャフト132は、シャフトの動き(回転または線形であるかによらない)が受け器に対応する動きを生じさせるように受け器32’に固定されている。シャフト132は、回転可能に支持構造60’にマウントされており、これは、シャフト132が支持構造60’と相対的に移動可能であり、したがって、受け器32’がハウジング34’に関して回転可能であることを意味する。ナットは、ハウジングに関する回転または任意のほかの方向の移動ができないようにハウジング34’に(この場合は、ボルト135によって)固定されている。
シャフト132は、長さ方向の軸を定義し、その長さ方向の軸周りに位置決めされた螺旋ねじ山136の形式の構造のセットを有する。したがって、シャフト132は、細長い螺旋ギアの形式を取る。ナット134は、シャフト132の外部形状と相補的な内部形状を有する。この場合においては、ナット134が、螺旋溝(図示せず)のセットを伴うボアを有する。ボアの螺旋溝は、螺旋ねじ山と相補的な形状であり、ナットの各溝は、シャフトの螺旋ねじ山のうちの1つに適応する。ナット134は、したがって、シャフト132と噛み合う螺旋の内歯ギアの形式を取る。
第1の実施態様と同様に、受け器32’を非収集位置へ移動させるには、空気圧シリンダ54を延伸させる。それの出力シャフト(図示せず)が第2の支持構造60’を移動してハウジングから離し、シャフト132の長さ方向の軸に沿って(概して言えば、図15において右方への)それを引き込み、それによって受け器32’を引き込む。シャフト132がナット134を逆方向に通って移動するとき、シャフトの螺旋ねじ山136は、ナット134のボア内のそれぞれの溝を通過しなければならない。シャフト132のねじ山136がまっすぐであったら、シャフトおよびナットが互いに関して単純にスライドするだけになる。しかしながら、ねじ山136が螺旋であることから、シャフト132は、それの軸に沿って移動するとき、それの軸周りの回転が強制される。シャフト132のこの回転が受け器32’に伝達され、したがって、ハウジング34’に関して受け器が回転する。この場合においては、シャフト134のねじ山136が、比較的大きなリードを有している(すなわち、1つの螺旋の360度の回転によってカバーされる軸方向距離が比較的大きい)。したがって、単位線形運動当たりにもたらされる回転運動の量が比較的小さい。この場合においては、収集位置と非収集位置の間の移動によりシャフト134が約180度回転する。
上では、ねじ山を有するシャフトおよびねじ溝を有するナットに関するリード・スクリュー・メカニズムについて述べたが、それに代えて、シャフトがねじ溝を有し、ナットが、それらの溝に突出する内ねじ山を有することも考えられる。さらにまた、上記のリード・スクリュー・メカニズムは、単なる1つの例に過ぎず、線形運動を回転運動に変換できる任意の適切なメカニズムが利用できることは理解されるものとする。たとえば、上記の実施態様の修正においては、シャフトが実質的に円筒であるが、単一の螺旋溝を有し、ナットのボアが実質的に円筒であるが、シャフトの溝内に突出するペグを有することができる。さらなる例として、シャフトが「ねじれ」直方体(すなわち、断面が正方形であるが、その正方形の角度的な位置が長さに沿って変化する形状)の形式を取り、ナットが正方形の孔を有することができる。この例においては、ねじれ直方体の角および/または面を螺旋構造と見なし、正方形の孔の対応する部分をその構造に対する相補と見なすことができる。
認識するであろうが、付随する特許請求の範囲によって定義されるとおりの本発明の範囲から逸脱することなく前述の設計に対する多くの修正を行なうことができる。たとえば、上記の実施態様は、空気圧アクチュエータを使用しているが、ほかの実施態様は、液圧または電気アクチュエータを使用すること、またはそのほかの任意の適切な手段によって受け器(または、その一部)を移動できる。たとえば、受け器(または、その一部)に、手動操作のためのハンドルを備えることができる。別の例として、ほかの実施態様においては、プラウ構造がそのほかの任意の適切な形状を取ることができる。たとえばそれが、単一の有角表面を包含できる。
疑義を回避するために述べるが、以上、錠剤コーティング・マシンに関して本発明を説明してきたが、「錠剤」への言及は、コーティングが適用される任意の小さい物体(通常、排他的ではないが、0.5mmから30mmまでの範囲のサイズを伴う)を含むことが意図されていることは理解されるものとする。たとえば、本発明は、チョコレート・ビーンズへの砂糖殻の適用、薬物カプセル用ペレットへの保護コーティングの適用、種子への殺虫剤等の層の適用(たとえば、園芸用途)のためのマシン、またはナットおよびボルト等の物品に対する潤滑剤、塗料、またはこれらの類の塗布のためのマシンに応用できる。同様に本発明は、混合マシン等のコーティング・マシン以外のマシンに応用できる。
以上の実施態様においては、受け器が非収集位置にあるとき(かつ、そのときだけ)受け器から試料を収集することが可能であるが、そのほかの実施態様は、受け器への常時アクセスを許容するか、または受け器(または、その部分)が収集位置にあるときにのみアクセスを許容するべく構成できる。前者のアレンジメントの1つの例においては、受け器を、常時アクセスできる容器へ直接導く重力スライドの形式とすることができる。その種の場合においては、受け器が収集位置にあるか否かによらず、容器内の試料に常時アクセスすることができる。
第2の実施態様においては、試料採取ブレードが、それが取り付けられる除荷ブレードと実質的に平行に位置決めされているが、ほかの実施態様においては、これが当て嵌まらず、試料採取ブレードをそのほかの任意の適切な態様で位置決めできる。さらに、第2の実施態様は、除荷ブレード、ドラム・シュート、オーバーフロー凹部、および除荷ブレードのうちの1つにマウントされる試料採取ブレードの組合せを有しているが、これを限定と解釈するべきでないことは理解されるものとする。たとえば、ドラム・シュートを、除荷ブレードに取り付けられない試料採取ブレードとともに使用できる。別の例としては、除荷ブレードまたは試料採取ブレード(除荷ブレードまたはそれ以外にマウントされる)が使用されるか否かによらず、オーバーフロー凹部を使用できる。同様に、除荷ブレードの存在は、その上に試料採取ブレード(存在するとき)が必然的に位置決めされる意味に解釈されるべきではない。
疑義の回避のために述べるが、受け器の収集位置および非収集位置への言及は限定と解釈されるべきではない。ドラムの内部と連通するべく構成される受け器の任意の位置は、収集位置と考えることができ、ドラムの内部と実質的に連通しない構成の受け器の任意の位置は、非収集位置と考えることができる。たとえば、第1の実施態様においては、ハウジングのキャビティの口とエンド・キャップが接触するときに受け器が非収集位置にあるとして説明されているが、それに代えて、図4に示されている受け器の位置を非収集位置と考えることができる。
ここで説明され、図解されている実施態様は、例証であって、特徴における限定として考えられるべきでなく、好ましい実施態様のみが示され、かつ説明され、特許請求の範囲において定義されているところの本発明の範囲内に含まれるあらゆる変更および修正が望ましくは保護されることを理解されるものとする。請求項に関して言えば、単数形式、『少なくとも1つ』、または『少なくとも1つの部分』等の表現が特徴に対して使用されるとき、その請求項をただ1つのその種の特徴に限定することは、当該請求項に対する別段の記載があるほかは意図されてない。また、『少なくとも一部』および/または『部分』といった文言が使用されているとき、別段の記載があるほかは、アイテムが部分および/または全部を含むことができる。この中に述べられているオプションの特徴および/または好ましい特徴は、個別に、または適切であれば互いに組み合わせて、特に付随する特許請求の範囲内に述べられている組合せにおいて使用できる。
2 錠剤コーティング・マシン
2’ 錠剤コーティング・マシン
4 ドラム
4’ ドラム
6 円周周壁
8 端壁
8’ 端壁
9 混合バッフル
10 ケーシング
10’ ケーシング
12 流入口
14 プレナム
15 プレナム・カップ、プレナム・シュー
16 開口
16’ 開口
18 円形パネル
20 スプレイ・アーム
20’ スプレイ・アーム
22 スプレイ・ガン
24 錠剤床
30 錠剤試料採取器アッセンブリ
30’ 錠剤試料採取器アッセンブリ
32 受け器
32’ 受け器
34 ハウジング
34’ ハウジング
36 エンド・キャップ
36’ エンド・キャップ
38 遠位シャフト部分
40 樋部分
42 近位シャフト部分
43 弓形凹部、凹部
43’ 凹部
44 キャビティ
46 口部分、口
46’ 口
48 出口ポート
50 シュート
51 ボルト
52 洗浄口
54 空気圧シリンダ
56 本体
58 第1のアクチュエータ支持構造
60 第2のアクチュエータ支持構造
60’ 支持構造
62 出力シャフト部分、出力シャフト
64 空気圧モータ
66 フランジ
68 フランジ
69 接続ピース
70 トライクローバー・クランプ
72 Oリング・シール
74 シール
76 環状シーリング・パッド、シーリング・パッド
78 ワイパー・シール
80 プラウ構造
82 有角表面
84 接合
86 ドア
88 試料採取ブレード、ブレード
88’ 試料採取ブレード
90 端
92 端
92’ 内側端
94 ライン
95 角度
96 半径方向のライン
98 ライン
100 角度
101 垂直面
102 最内側コーナ、半径方向最内側コーナ
104 ポイント
106 縦方向の軸
107 角度
108 近位端
109 垂直面
110 垂直面
112 角度
120 ドア
122 除荷ブレード
124 外側端
126 内側端
128 ドラム・シュート
129 オーバーフロー凹部
130 リード・スクリュー・メカニズム
132 シャフト
134 ナット
135 ボルト
136 螺旋ねじ山

Claims (33)

  1. 錠剤コーティング・マシンのための錠剤試料採取器アッセンブリであって、前記錠剤コーティング・マシンがコーティングされることになる錠剤の床を入れるための回転可能なドラムを包含し、前記錠剤試料採取器アッセンブリが、
    前記錠剤コーティング・マシンへの取り付けのために構成されたハウジングと、
    前記錠剤の試料を受け取るための受け器と、
    を包含し、それにおいて前記受け器の少なくとも一部が、前記受け器が前記ドラムの内部と連通し、それによって前記受け器による前記ドラムからの試料の収集を可能にする構成の収集位置と、前記受け器が前記ドラムの内部と実質的に連通しない構成の非収集位置の間において移動できる、錠剤試料採取器アッセンブリ。
  2. 前記ハウジングは、出口ポートを包含し、それを通じて前記受け器から前記試料を抜き取ることができる、請求項1に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  3. 前記ハウジングおよび受け器は、前記試料が前記受け器から、前記出口ポートを通じ、重力の下に抜き取られることを可能にするべくアレンジされる、請求項2に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  4. 前記ハウジングおよび受け器は、前記受け器の前記一部が前記非収集位置にあるときに、前記試料が前記受け器から、前記出口ポートを通じて抜き取られることを可能にするべくアレンジされる、請求項2または3に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  5. 前記受け器は、それの前記一部が前記収集位置にあるときは前記ドラム内に突出するべく構成され、かつ前記一部が前記非収集位置にあるときは前記ドラム内により少ない範囲で突出するか、またはまったく突出させなくするべく構成される、先行するいずれかの請求項に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  6. 前記ハウジングは、前記錠剤試料採取器アッセンブリを錠剤コーティング・マシンへ取り外し可能にマウントするための解放可能なアタッチメント特徴を包含する、先行するいずれかの請求項に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  7. 前記収集位置と非収集位置の間において移動できる前記受け器の前記一部は、実質的に前記受け器の全体によって形成され、それによって前記受け器が、前記ハウジングに関する移動によって前記位置の間において移動できる、先行するいずれかの請求項に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  8. 前記受け器は、前記ハウジングに関する回転運動を介して前記収集位置と非収集位置の間において移動できる、請求項7に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  9. 前記受け器は、前記ハウジングに関する線形運動を介して前記収集位置と非収集位置の間において移動できる、請求項7または8に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  10. 前記線形運動が線形アクチュエータによって提供され、かつ前記回転運動が、前記線形運動を前記回転運動に変換するリード・スクリュー・メカニズムによって提供される、請求項8に従属する場合の請求項9に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  11. 前記リード・スクリュー・メカニズムは、前記受け器に固定されるか、またはそれと一体の回転可能シャフト、および前記ハウジングに関して回転が不可能となるように固定されたナットを包含し、
    前記シャフトは、長さ方向の軸を定義し、それの外周に螺旋構造を有し、かつ前記ナットは、前記シャフトの前記螺旋構造に対する相補的な形状の構造を有し、
    前記シャフトおよびナットは、前記線形アクチュエータの動作が、前記シャフトを、それの軸に沿って、かつ前記ナットを通って線形に移動させ、それによって前記受け器の前記線形運動を生じさせるようにアレンジされ、
    前記シャフトおよびナットの前記構造が、前記ナットに関する前記シャフトの線形移動を、前記ナットに関する前記シャフトの回転運動に変換し、それによって前記受け器の前記回転運動を生じさせるように互いに係合する、
    請求項10に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  12. 前記受け器は、前記ハウジング内のキャビティ内に相反的に支持され、かつ少なくとも前記収集位置にあるとき、前記キャビティから外向きに突出する、請求項9乃至11のいずれかに記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  13. 前記キャビティは、前記受け器から突出する錠剤に適応するクリアランスを提供するべく位置決めされた拡大部分を有する、請求項12に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  14. 前記受け器は、前記受け器の前記収集位置から前記非収集位置へ向かう移動の間に前記受け器から突出する錠剤を変位させるべく構成された1つまたは複数の有角表面を包含する、請求項12または13に記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  15. 前記受け器は、前記試料の少なくとも一部を入れるための凹部を包含し、さらに、前記受け器の前記収集位置から前記非収集位置へ向かう移動の間に前記凹部から変位された1つまたは複数の錠剤を受け取るべく構成されたオーバーフロー凹部を包含する、請求項12乃至14のいずれかに記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  16. 前記受け器は、前記ハウジングとシール係合するべく構成される、請求項7乃至15のいずれかに記載の錠剤試料採取器アッセンブリ。
  17. 錠剤コーティング・マシンであって、
    先行するいずれかの請求項に記載の錠剤試料採取器アッセンブリと、
    コーティングされる錠剤の床を入れるための回転可能なドラムであって、円周周壁および2つの端壁を包含するドラムと、
    を包含する錠剤コーティング・マシン。
  18. さらに、前記受け器の前記少なくとも一部が前記収集位置にあり、かつ前記ドラムが回転しているとき、前記受け器の方向に前記錠剤を向けるべく構成された試料採取ブレードを包含する、請求項17に記載の錠剤コーティング・マシン。
  19. さらに、前記試料採取ブレードを離れた錠剤を、前記受け器の方向に向けるべく位置決めされたドラム・シュートを包含する、請求項18に記載の錠剤コーティング・マシン。
  20. 前記試料採取ブレードは、前記ドラムにマウントされ、それとともに回転する、請求項18または19に記載の錠剤コーティング・マシン。
  21. 前記試料採取ブレードは、前記ドラムの前記端壁のうちの1つにマウントされる、請求項20に記載の錠剤コーティング・マシン。
  22. 前記ドラムは、前記ドラムの回転時に前記ドラムの開口の方向に前記錠剤を向けるべく構成された1つまたは複数の除荷ブレードが備えられ、前記試料採取ブレードは、前記1つまたは複数の除荷ブレードのうちの少なくとも1つに取り付けられる、請求項20または21に記載の錠剤コーティング・マシン。
  23. 前記試料採取ブレードは、前記ドラムの端壁に対する垂直な姿勢から10度と55度の間の角度で位置決めされる、請求項20乃至22のいずれかに記載の錠剤コーティング・マシン。
  24. 前記試料採取ブレードは、前記ドラム内において、半径方向から5度と40度の間の角度で位置決めされる、請求項20乃至23のいずれかに記載の錠剤コーティング・マシン。
  25. 前記試料採取ブレードは、前記試料採取ブレードが水平となる位置に前記ドラムがあるとき、前記試料採取ブレードの半径方向最内側コーナ、および前記ドラムの長さ方向の軸が前記ドラムの前面と交差するポイントを含む垂直面が、前記前面に対して0度と40度の間の角度で位置決めされるように構成される、請求項20乃至24のいずれかに記載のコーティング・マシン。
  26. 前記試料採取ブレードは、前記試料採取ブレードの半径方向の近位端であって、前記試料採取ブレードが水平となる位置に前記ドラムがあるときに、前記試料採取ブレードの長さ方向の軸と平行に走る垂直面と、80度と110度の間の角度で交わる垂直面を定義するように構成される半径方向の近位端を有する、請求項20乃至25のいずれかに記載のコーティング・マシン。
  27. 前記錠剤試料採取器アッセンブリは、前記受け器の前記一部が前記収集位置にあるとき、前記一部が、前記コーティングの間に錠剤床が占める空間の外側となるように位置決めされる、請求項17乃至26のいずれかに記載の錠剤コーティング・マシン。
  28. 請求項17乃至27のいずれかに記載の錠剤コーティング・マシンから錠剤の試料を収集する方法であって、
    前記受け器の前記少なくとも一部を前記収集位置まで移動することと、
    前記受け器に前記回転するドラムからの試料を収集させることと、
    前記受け器の前記少なくとも一部を前記非収集位置まで移動することと、
    を包含する方法。
  29. 請求項17乃至27のいずれかに記載の錠剤コーティング・マシンを使用して錠剤をコーティングする方法であって、
    コーティングされることになる錠剤の床を前記マシンの前記ドラム内に置くことと、
    前記ドラムを回転し、前記錠剤の床に対してコーティング物質を塗布することと、
    請求項27に記載の方法を使用して試料を収集することと、
    を包含する方法。
  30. 実質的に、添付図面の図2から8まで、または図15を参照して手前に述べられているとおりの錠剤試料採取器アッセンブリ。
  31. 実質的に、添付図面の図1および図6から11まで、または図12から14までを参照して手前に述べられているとおりの錠剤コーティング・マシン。
  32. 実質的に、手前に述べられているとおりの錠剤コーティング・マシンから錠剤の試料を収集する方法。
  33. 実質的に、手前に述べられているとおりの錠剤をコーティングする方法。
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