JP2016537759A - 入力デバイス - Google Patents
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Abstract
入力デバイス(10)は、パン機構(12)を含む。パン機構は、第1および第2のセンサ部品(46、48)を有するセンサ設備と、第1のセンサ部品を担持する可動担持設備(40)と、第2のセンサ部品が搭載される固定担持設備(42)とを含む。可動担持設備は、固定担持設備に対して移動可能である。パン機構は、固定担持設備に対する可動担持設備の動きを2方向に拘束する拘束手段(50)をさらに具備する。固定担持設備に対する可動担持設備の動きは、第2のセンサ部品に対する第1のセンサ部品の動きをもたらし、データ処理装置への入力信号などである入力信号を作成する。【選択図】図2
Description
本発明は入力デバイスに関する。より詳細には、これだけではないが、本発明はコンピュータ入力デバイスに関する。本発明はまた、例えばコンピュータ入力デバイスである入力デバイスのパン機構に関する。本発明はまた、例えばコンピュータ入力デバイスである入力デバイスのツイスト機構に関する。本発明はまた、例えばコンピュータ入力デバイスである入力デバイスのチルト機構に関する。
コンピュータ入力デバイスは周知である。そうしたデバイスの例としては、コンピュータのマウスがある。コンピュータ入力デバイスは、ゲームなどのより複雑な使用のために開発されている。しかしながら、これらのデバイスはそうした複雑な使用に必要となりうる機能のすべてを提供するわけではない。
本発明の一態様によれば、入力デバイスのパン機構であって、第1および第2のセンサ部品を有するセンサ設備と、上記第1のセンサ部品を担持する可動担持設備と、上記第2のセンサ部品が搭載される固定担持設備とを含み、上記可動担持設備は上記固定担持設備に対して移動可能であり、上記パン機構は、上記固定担持設備に対する上記可動担持設備の動きを2方向に拘束する拘束手段をさらに具備し、それにより、上記固定担持設備に対する上記可動担持設備の上記動きが、上記第2のセンサ部品に対する上記第1のセンサ部品の動きをもたらし、データ処理装置への入力信号などである入力信号を作成するパン機構が提供される。
上記入力信号は、例えばディスプレイ上の画像の動きをもたらすため、および/または現実世界でデバイスの動きを制御するためといった、デバイスの制御用でありうる。
パン機構は、データ処理装置の入力デバイス用でありうる。パン機構は、コンピュータ入力デバイス用でありうる。
上記拘束手段は、実質的に垂直の2方向において、上記固定担持設備に対する上記可動担持設備の動きを拘束するように構成されうる。上記拘束手段は、2以下の方向において、固定担持設備に対して可動担持設備の動きを拘束するように構成されうる。
上記拘束手段は、上記固定担持設備に対する上記可動担持設備の動きを導く2つのガイドウェイを有するガイド設備を含みうる。上記ガイドウェイは、互いに実質的に垂直でありうる。上記可動担持設備は、上記ガイドウェイの一方と協働するように構成されたガイド部材を具備しうる。上記固定担持設備は他方のガイドウェイと協働するように構成されたさらなるガイド部材を含みうる。
上記ガイドウェイはそれぞれ、上記ガイド設備によって規定されたガイド溝でありうる。一実施形態では、上記ガイドウェイの一方は、一対の一直線上のガイド溝でありうるものであり、上記他方のガイドウェイは、一対の一直線上のさらなるガイド溝でありうる。
一実施形態では、上記可動担持設備は、上記ガイドウェイの一方と協働可能でありうる一対のガイド部材を含みうる。上記ガイド部材または各ガイド部材はペグを含みうる。上記固定担持設備は、上記他方のガイドウェイと協働可能でありうる一対のさらなるガイド部材を含みうる。上記さらなるガイド部材または各さらなるガイド部材は、さらなるペグを含みうる。
上記可動担持設備は、実質的に平らでありうる担持部材を含みうる。上記ガイド部材または各ガイド部材は上記担持部材から延びうる。
上記固定担持設備は、ハウジングおよびベース部材を含みうる。上記さらなるガイド部材または各さらなるガイド部材は上記ハウジングまたは上記ベース部材上に設けられうる。
上記拘束手段は、上記ガイド部材上で動作可能な複数の付勢部材を含み、上記固定担持設備に対して実質的に中央の位置へ上記可動担持設備を付勢しうる。上記固定担持設備に対する上記可動担持設備の上記中央の位置は、上記第1のセンサ部品が上記第2のセンサ部品上の実質的に中央に位置する位置が好ましい。
各付勢部材は、バネを含みうる。上記拘束手段は、ホルダを含んで上記付勢部材を保持しうる。各付勢部材は、上記ホルダと上記ガイド部材の一方のそれぞれとの間で動作可能でありうる。
本明細書に記載の実施形態では、拘束手段は、パン機構をゼロ配置へ帰着させて、パン機構が動作状態でない場合は可動担持設備を拘束手段上の中央に位置させることを確実にする。
一実施形態は、4つの付勢部材を含み、それぞれは上記ホルダと上記ガイド部材の一方のそれぞれとの間で動作可能でありうる。上記可動担持設備は、突出設備および上記突出設備上で動作可能なさらなる付勢部材をさらに具備しうる。上記突出設備は、延部および実質的に円形の部材を含みうるものであり、上記円形の部材は、上記さらなる付勢部材と係合可能で、前述の中央の位置に上記突出設備および上記可動担持設備を付勢する。上記さらなる付勢部材は、上記ホルダの下に配置されうる。
上記パン機構は、内部に上記可動担持設備および上記固定担持設備を収納するハウジングを含みうる。
上記パン機構は、上記可動担持設備から上方に延びる細長いシャフト部材を具備しうる。上記細長いシャフト部材は、支持設備の主開口を通って延びうるものであり、前記支持設備は上記可動担持設備より上に配置されることが望ましい。
実質的に円形でありうる制動部材が、上記支持設備の上記開口の縁と係合する上記細長いシャフト部材上に設けられうるものであり、それにより上記可動担持設備の動きの範囲に制限を与える。
本発明の他の態様によれば、入力デバイスのツイスト機構であって、上記可動担持設備と、上記可動担持設備上に回転可能に搭載された支持設備と、センサ保持設備と、上記センサ保持設備によって保持される第1のセンサ部品および上記支持設備上の第2のセンサ部品を含むセンサ設備とを含み、それにより上記可動担持設備に対する上記支持設備の回転する動きが、上記支持設備と上記センサ保持設備との相対移動を引き起こして、それにより上記第2のセンサ部品に対する上記第1のセンサ部品の動きをもたらし、データ処理装置への入力信号などである入力信号を作成するツイスト機構が提供される。
上記入力信号は、例えばディスプレイ上の画像の動きをもたらすため、および/または現実世界でデバイスの動きを制御するためといった、デバイスの制御用でありうる。
ツイスト機構は、データ処理装置の入力デバイス用でありうる。ツイスト機構は、コンピュータ入力デバイス用でありうる。
上記ツイスト機構は、上記支持設備および上記センサ保持設備間の前記相対移動をもたらすスライド設備を含みうる。上述した相対移動は、相対的にスライドする動きでありうる。上記スライド設備は、上記支持設備および上記センサ保持設備上にガイドアセンブリを含みうるものであり、上記ガイドアセンブリおよび上記センサ保持設備が互いにスライド可能である。
上記可動担持設備は、上記可動担持設備に対して実質的に固定した位置に上記センサ保持設備を保有するための保有部材を具備しうる。パン機構の可動担持設備はチルト機構の可動担持設備を構成しうる。上記保有部材は、上記可動担持設備から上記センサ保持設備まで延びる細長いポスト部材を含みうる。上記支持設備は、上記細長いポスト部材がそれを通って上記可動担持設備から延びることが可能である第1の開口を規定しうる。
上記可動担持設備は、上記可動担持設備から上記支持設備まで延びるさらなる細長いポスト部材を具備しうる。上記支持設備は、上記さらなる細長いポスト部材がそれを通って延びることが可能である第2の開口を規定しうる。上記第1および第2の開口は、湾曲した長穴形状でありうるものであり、円の弧または同心円の弧に相当しうる。
前述の円または同心円の中心は、支持手段において規定される主開口を通って延びる細長いシャフト部材の位置に相当しうる。前記細長いポスト部材および前記さらなる細長いポスト部材は、上記支持設備の後部および前部にそれぞれ設けられうる。
上記スライド設備は、上記センサ保持設備が上記ガイドアセンブリ内の中央の位置において実質的に中央に配置するように、上記センサ保持設備および上記ガイドアセンブリを互いに付勢するための付勢アセンブリを含みうる。上記付勢アセンブリは、上記ガイドアセンブリおよび上記センサ保持設備と協働可能で、上記センサ保持設備および上記ガイドアセンブリを互いに上記中央の位置に付勢しうる。上記ガイドアセンブリは、対向する壁部材を含みうるものであり、上記センサ保持設備は、上記対向する壁部材の間に配置されうる。上記付勢アセンブリは、上記壁部材の間に配置されうる。
上記ガイドアセンブリは、末端部材をさらに具備しうるものであり、上記付勢アセンブリは、上記末端部材から上記センサ保持設備まで延びうる。上記付勢アセンブリは、一対の圧縮コイルバネを含みうるバネアセンブリを含みうるものであり、それぞれ各末端部材から上記センサ保持設備まで延びる。
上記センサ保持設備は、上記ガイドアセンブリ内に保持される主スライド部および上記センサ設備の第1の部品を担持するための担持部を含みうる。上記担持部は、上記ガイドアセンブリの外側に延びうる。
上記センサ保持設備は、上記主スライド部の両端側の上記ガイドアセンブリ内に配置される一対のバネ係合部材をさらに含みうる。上記センサ保持設備は、上記バネ係合部材上に制動部材を具備しうる。上記制動部材は、上記ガイドアセンブリによって規定される溝または凹部に受容されうるものであり、上記溝または上記凹部は上記制動部材と係合する末端部材を有し、該端部を越える上記制動部材の動きを防ぐ。
このように、本明細書に記載の実施形態では、スプリング係合部材は、ツイスト機構をゼロ配置へ帰着させて、ツイスト機構が動作状態でない場合は主スライド部をガイド部材範囲内の中央に配置させることを確実にする。
上記ツイスト機構は、上記可動担持設備上の直立部材および上記直立部材上の第1のピボット手段を含みうるピボットアセンブリをさらに具備しうる。上記第1のピボット手段は、実質的に球形の部材を含みうる。上記ピボットアセンブリは、上記第1のピボット手段上に回転可能に搭載される第2のピボット手段をさらに具備しうる。
上記第2のピボット手段は、上記第1のピボット手段を受容するように構成されうる。上記第2のピボット手段は、互いに固定されて上記第1のピボット部材を保持しうる上方および下方ピボット部材を含みうる。上記上方および下方ピボット部材は、それぞれ各凹部を規定しうるものであり、上記凹部は、上記上方および下方ピボット部材が互いに固定されている場合に互いに一直線に配列され、それにより上記上方および下方ピボット部材によって空間が規定されて上記第1のピボット部材を受容する。
ツイスト機構は、上記第2のピボット手段および上記支持設備の間に協働設備をさらに具備し、それにより上記可動担持設備に対する前記第2のピボット手段の回転する動きが上記可動担持設備に対する上記支持設備の対応する動きをもたらす。上記協働設備は、上記第2のピボット手段上の凸部および上記凸部を受容する上記支持設備上の受容手段を含みうるものであり、それにより上記第2のピボット手段のツイストする動きが、上記凸部を上記受容手段と係合させて、上記支持設備のツイスト動作をもたらす。
上記ツイスト機構は、上記ツイスト機構の上記ツイストする動きを制限する制動設備を含みうる。上記制動設備は、上記支持設備内で規定される開口を含みうる。一実施形態では、上記制動設備は、上記支持設備内で規定される2つの開口を含みうる。上記開口の一方は上記支持設備の前部で規定されうる。上記開口の他方は上記支持設備の後部で規定されうる。
本発明の他の実施形態によれば、入力デバイスのチルト機構であって、ピボットアセンブリと、各センサ設備が第1および第2のセンサ部品を含む2つのセンサ設備とを含み、上記第1のセンサ部品が2つのそれぞれの方向に面するように上記第1のセンサ部品をピボットアセンブリ上に搭載し、上記チルト機構は、上記第2のセンサ部品を支持する支持設備をさらに具備し、上記第1のセンサ部品は、それぞれのチルト軸を規定し、それにより上記チルト軸のひとつを中心とする上記ピボットアセンブリの回転する動作が、上記第2のセンサ部品それぞれに対する他の第1のセンサ部品の直線的な動きをもたらし、データ処理装置への入力信号などである入力信号を作成する、チルト機構が提供される。
上記入力信号は、例えばディスプレイ上の画像の動きをもたらすため、および/または現実世界でデバイスの動きを制御するためといった、デバイスの制御用でありうる。
チルト機構は、データ処理装置の入力デバイス用でありうる。チルト機構は、コンピュータ入力デバイス用でありうる。
上記第1のセンサ部品は、互いに垂直な2方向に面しうる。
上記ピボットアセンブリは、第1のピボット手段を含みうる。上記ツイスト機構の上記第1のピボット手段は、上記チルト機構の上記第1のピボット手段を構成しうる。
上記ピボットアセンブリは、上記可動担持設備上に搭載されうるものであり、上記パン機構と関連して上記した可動担持設備を構成しうる。望ましくは、上記ピボットアセンブリは、上記細長いシャフト部材上に設けられる。
センタリング手段が、ピボットアセンブリを非回転状態に付勢するように設けられうるものであり、そこで上記第1のセンサ部品のそれぞれは、上記第2のセンサ部品の一方のそれぞれにおいて中央に向けられる。
上記ピボットアセンブリは、上記第1のピボット手段を受容しうる第2のピボット手段を含みうる。凹部は、半球形状の凹部でありうる。上記ツイスト機構の上記第2のピボット手段は、上記チルト機構の第2のピボット手段を構成しうる。上記第2のピボット手段は、中央部およびそれより半径方向に外側に互いに実質的に垂直に延びる突出部材を具備しうる。上記第1のセンサ部品は、上記突出部材の各自由端に搭載されうる。
上記支持設備は、その上に上記第2のセンサ部品が搭載される2つの直立部材を含みうる。上記支持設備は、その上に上記直立部材が搭載される支持設備をさらに具備しうる。
上記センタリング手段は、圧縮コイルバネでありうるバネを含みうる。上記センタリング手段は、上記バネ上に設けられる負荷拡散部材をさらに具備しうる。上記第2のピボット手段は、下面および上記下面から下方へ延びる環状凸部を有しうる。
上記環状凸部は、上記ピボットアセンブリが水平に対して傾斜する場合に上記負荷拡散部材と係合しうるものであり、それを下方側へ押圧しうる。
このように、カバー部材は、チルト機構をゼロ配置へ帰着させて、上記第1のセンサ部品が、上記第2のセンサ部品のそれぞれの中央に配置させることを確実にする。
上記センタリング手段は、上記バネを収納するカバー部材をさらに具備しうる。上記カバー部材は、半径方向に内側に延びるフランジ部を有しうる。上記第2のピボット手段の上記下面は、上記第2のピボット手段が所望の傾きに傾斜する場合に上記カバー部材と係合しうる。上記第2のピボット手段は、それが傾斜した場合に上記フランジ部と係合しうる。上記カバー部材の上記フランジ部は、制動部材を構成して、上記チルト機構の傾斜が所望よりも大きな範囲となることを防ぎうる。
上記カバー部材は、上記支持設備上の固定構造と協働する凸部を具備し、上記カバー部材を上記支持設備に対して固定しうる。
上記ツイスト機構の上記支持部材は、上記チルト機構の上記支持部材を構成しうる。
上記チルト機構は2軸のチルト機構であってよく、同時に2軸または一度に1軸において傾斜可能でありうる。
本発明の他の態様によれば、上記したパン機構、ツイスト機構およびチルト機構のうち1つまたは複数を含む入力デバイスが提供される。
入力デバイスは、パン機構、ツイスト機構およびチルト機構のうち1つでも含まれていればよい。入力デバイスは、パン機構、ツイスト機構およびチルト機構のうち2つでも含まれていればよい。入力デバイスは、パン機構、ツイスト機構およびチルト機構を含みうる。
入力デバイスは、データ処理装置のための入力デバイスでありうる。入力デバイスは、コンピュータ入力デバイスでありうる。
コンピュータ入力デバイスの第1の実施形態は、5軸の入力デバイスでありうる。コンピュータ入力デバイスの第2の実施形態は、2軸の入力デバイスでありうる。
本発明のさらなる態様によれば、第1の電子部品から第2の電子部品へ電気信号を伝送するための配線設備を含む入力デバイスであって、ベース部材および収納部材を含み、前記ベース部材および前記収納部材はそれぞれ前部および後部開口を規定し、前記配線設備は前部または後部開口を通って前述した電子部品間に延びる上記入力デバイスが提供される。
上記入力デバイスは、データ処理装置のための入力デバイスでありうる。上記入力デバイスは、コンピュータ入力デバイスでありうる。
各収納部材およびベース部材は前部開口および後部開口間のそれぞれの中央の開口を規定しうる。
細長いポスト部材は、前部または後部開口を通って延びうる。配線設備は、上記細長いポスト部材を通って延びうる。上記細長いポスト部材は、上方および下方末端部を有しうるものであり、それぞれ複数の溝を望ましく規定する。配線設備は、上方および下方末端部のそれぞれにおける溝のひとつを通って延びうる。細長いポスト部材は、上記した細長いポスト部材でありうる。
入力デバイスは、上記したパン機構、ツイスト機構およびチルト機構のうち1つまたは複数をさらに具備しうる。
ここで、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について、単に例示として説明する。
図1は、入力デバイスの第1の実施形態の斜視図である。
図2は、図1に示す入力デバイスの分解図である。
図3は、入力デバイスの部品となるパン機構の分解図である。
図4は、パン機構の部品となる可動担持設備を示す。
図5は、パン機構の部品となる拘束手段の分解図である。
図6は、上方ケース部材を除いた拘束手段の上面図である。
図7は、下方収納部材の下面斜視図である。
図8は、上方ベースプレートの上面斜視図である。
図9は、入力デバイスの下方領域の、下方収納部材および上方ケース部材を通した図である。
図10は、入力デバイスの下方領域の、下方収納部材を通した図であり、可動担持設備を含む。
図11は、中間部材および可動担持設備の下からの図である。
図12は、入力デバイスの部品となるツイスト機構の分解図である。
図13は、上方ピボット部材の下からの図である。
図14は、下方ピボット部材の上からの図である。
図15は、ピボットアセンブリおよび主バネ設備の分解図である。
図16は、ツイスト機構の上面斜視図である。
図17は、ツイスト機構の下面斜視図である
図18は、スライド設備の分解図である。
図19は、ツイスト機構を示す正面かつ上部からの斜視図である。
図20は、チルト機構を示す側面かつ上部からの斜視図である。
図21は、チルト機構を示す背面からの斜視図である。
図22は、主バネ設備を示す。
図23は、下方ピボット部材の下からの図である。
図24は、ピボットアセンブリおよび主バネ設備の側断面図である。
図25は、配線設備を示す入力デバイスの部品の断面図である。
図26は、入力デバイスの第2の実施形態の側断面図である。
図27は、図26に示す入力デバイスの分解図である。
図1および2は、コンピュータ入力デバイス10とする入力デバイスの第1の実施形態を示しており、パン機構12(図3から11を参照)、ツイスト機構14(図12から19を参照)およびチルト機構16(図20から24を参照)を含む。コンピュータ入力デバイス10は、5軸の入力デバイスである。コンピュータ入力デバイス10は、画面上の画像の動きの制御および/または現実世界の物理的な装置やデバイスの動きの制御に好適である。
コンピュータ入力デバイス10は、裾部19を含む上方収納部材18を含み、裾部19の各側に一対の前方開口20を規定する。2つの側部ボタン22は、前方開口20に受容され、側部ボタン22は、当業者に理解されるような好適な電子部品に接続される。架橋部28は、裾部19の両側間に延びる。コンピュータ入力デバイス10のさらなる部品を架橋部28に装着可能である。
上方収納部材18は、カバー部材26が受容される上部主開口24を規定し、カバー部材26は本技術で公知の好適な取り付け手段によって装着される。カバー部材26は2つの上部ボタン30を規定する。側部ボタン22および上部ボタン30は、当業者により理解されるであろう手法で、コンピュータ入力デバイス10内の電子部品を制御するように動作可能である。
コンピュータ入力デバイス10はまた、カバー部材26内に、中央スクロール開口32を通って延びる部分であるスクロールホイール31を具備する。スクロールホイール31はまた、当業者によりまた理解されるであろう好適な電子部品に接続される。
図3から11を参照すると、パン機構12は、下方ベースプレート36に固定的に装着される下方収納部材34を含む。上方ベースプレート38とする支持設備は、下方収納部材34より上に設けられる(図2を参照)。
図4を参照すると、パン機構12は可動担持設備40および固定担持設備42をさらに具備し、そのいずれも下方収納部材34内に収納される。
パン機構12は、その前部において、可動担持設備40から下方に延びる下方延長ポスト44の下方端に搭載される、マグネット46とする第1のセンサ部品を含むセンサ設備を具備する。センサ設備は、固定担持設備42上に正方配列で配置される、4つのホール効果チップ48とする第2のセンサ部品をさらに具備する。固定担持設備42は、下方ベースプレート36または下方収納部材34のいずれか一方に固定的に装着される。USBプラグまたは他の好適なプラグなどのプラグ(図示せず)を挿入可能であるソケット43が固定担持設備42の前端に設けられ、プラグに装着される配線を介してコンピュータ入力デバイス10からの信号をコンピュータへ伝送可能である。
図5および6を参照すると、パン機構12は、ガイド設備51およびガイド設備51内に保持される複数の付勢部材52を含む拘束手段50をさらに具備する。示している実施形態では、ガイド設備51はカートリッジとする。
ガイド設備51は、ケース54を含み、そこに付勢部材52が保持される。ケース54は、上方および下方ケース部材56、58を含む。付勢部材52は、バネとする。示している実施形態では、ガイド設備51は4つの付勢部材52を含む。
ケース54は、可動担持設備40の動きを導くための互いに垂直な第1および第2のガイドウェイ60、62を具備する。第1のガイドウェイ60は、上方および下方ケース部材56、58のそれぞれにおいて規定される2つの一直線上の第1のガイド溝64とする。上方ケース部材56において規定される一直線上の第1のガイド溝64は、下方ケース部材58において規定される一直線上の第1のガイド溝64と整列される。
第2のガイドウェイ62は、上方および下方ケース部材56、58のそれぞれにおいて規定される2つの一直線上の第2のガイド溝66とする。上方ケース部材56において規定される一直線上の第2のガイド溝66は、下方ケース部材58において規定される一直線上の第2のガイド溝66と整列される。第1のガイドウェイ60および一直線上の第1のガイド溝64は、第2のガイドウェイ62および一直線上の第2のガイド溝66に対して垂直に延びる。壁部材65は、第1および第2のガイド溝64、66の縁の周囲に延びる。
図4に戻って参照すると、可動担持設備40は、担持部材68と、担持部材68の下面上の第1のガイドペグ69とする下方へ延びる一対の第1のガイド部材とを含む。担持部材68は、実質的に平らな板とする。ガイドペグ69は、一直線上の第1のガイド溝64を通って受容される。
図7に示すように、下方収納部材34は主収納部35およびその面上の立ち上がり部35Aを具備する。下方収納部材34は、第2のガイドペグ70とする一対の第2のガイド部材をさらに具備し、一直線の第2のガイド溝66を通って受容される。主収納部35は、上部カバー71から下方に延びる上部カバー71および裾73を含む。他の実施形態では、第2のガイドペグ70を下方ベースプレート36上に設置可能である。
上部カバー71は、前部開口71A、中央開口71Bおよび後部開口71Cを規定する。後部開口71Cは、PCBリボンケーブル67とする電子配線設備が、それを通ってコンピュータ入力デバイス10の電子部品間に延びることを可能とする。これは図25に示され、以下に詳細が記載される。
中央開口71Bおよび後部開口71Cにより、パン機構12の部品がツイスト機構14およびチルト機構16に延びることが可能となる。電子配線が、前部または後部開口71A、71Cを通って延びうることがわかるであろう。
裾73の後端部は、開口73Aを規定し、USBプラグまたは他の好適なプラグが該ソケットに挿入されることを可能とする。無線で動作する場合または配線接続される場合の実施形態では、開口73Aは省略されうることがわかるであろう。
図8は、前部開口76A、円形の主開口76Bおよび後部開口76Cを規定する実質的に平面のベース部76を含む上方ベースプレート38を示す。上方ベースプレート38内に規定される前部開口76A、主開口76Bおよび後部開口76Cは、それぞれ、下方収納部材34の前部開口71A、中央開口71B、後部開口71Cと整列する。壁77は、ベース部76の周囲に延びる。
可動担持設備40は、可動担持部材68に装着されて可動担持部材68から延びる細長いシャフト部材72をさらに具備する。細長いシャフト部材72は、下方収納部材34の上部カバー71内で規定される中央開口71Bを通って、かつ、上方ベースプレート38内で規定される整列された開口76Bを通って延びる上方延長部75を有する。
前部開口76Aおよび後部開口76Cは円の弧である湾曲した長穴とする。前記円の中心は、主開口76Bを通って延びる細長いシャフト部材72と一致する。円の中心はまた、中央の開口76Bの中心と一致する。
実質的に半径方向に延びる突出手段75Aは、上方延長部75上に設けられる。半径方向に延びる突出手段75Aは、円盤とし、かつ、上部カバー71の中央開口71B内に備えられる。一実施形態では、半径方向に延びる突出手段75Aは、開口71Bの縁と係合可能である。このように、開口71Bの縁は可動担持設備40の動きの範囲を制限する制限構造として振る舞うことが可能である。音を低減する部材を所望の場合、例えばゴムのOリングを半径方向に延びる突出手段75A上に搭載可能である。
上方に延びる細長いシャフト部材72は、ピボットアセンブリ83手段によって上方収納部材18の架橋部28に固定されるものであり、ツイスト機構14およびチルト機構16に関連して以下に記載する。可動担持設備40は、以下に説明する手段によって上方ベースプレート38に固定される。
可動担持設備40は、上方収納部材18および上方ベースプレート38の対応する動きによって、下方収納部材34および下方ベースプレート36に対して2つの互いに垂直な方向、すなわち前方および後方と側方から側方とに移動可能である。2つの互いに垂直な方向はまた、対角線上の動きも可能であることがわかるであろう。
可動担持設備40は、第1および第2のガイド溝64、66によって、前述の2つの互いに垂直な方向および対角線的に移動するように拘束される。
図9は、下方収納部材34を通した下方ケース部材58の図である。図10は、下方収納部材34を通した可動担持設備40の図である。
図9に示すように、可動担持設備40の第1のガイドペグ69は、第1のガイド溝64に受容され、可動担持設備40が図10の双方向矢印Aで示される前後方向に拘束手段50に対して移動することを可能にする。
先に論じたように、下方収納部材34の第2のガイドペグ70は、第2のガイド溝66に受容され、それによって可動担持設備40および拘束手段50が図10の双方向矢印Bで示される側方から側方への方向に下方収納部材34に対してともに移動可能であることを可能とする。このように、第1および第2のガイドペグ69、70と第1および第2のガイド溝64、66との間の相互作用により、可動担持設備40は双方向矢印AおよびBで示される互いに垂直な2方向に移動することが可能となる。
この動きの効果は、固定担持設備上のホール効果チップ48の列を横切る前述の垂直な方向にマグネット46が移動することであり、コンピュータ処理設備(図示せず)を介してホール効果チップ48から伝送される信号を生じて、対応する互いに垂直な方向において画面上の画像を移動する。
マグネット46が4つのホール効果チップ48に対して中央に位置することを確実にするために、カートリッジ54内の4つの付勢部材52のそれぞれが、下方ケース部材58内の第1および第2の反力部材それぞれの間に係合される。第1の反力部材は、下方ケース部材58上の第1および第2ガイド溝64、66の縁における壁65の肩部80とする。第2の反力部材は、下方ケース部材58上の直立する円筒ポスト81とする。付勢部材52は、支持ポスト79の周囲に巻回される。
第1および第2のガイドペグ69、70は、ガイドペグ69、70を付勢する付勢部材52の端部と係合し、それによって可動担持設備40および上方収納部材18を中央の位置へ付勢する。
示している実施形態では、細長いシャフト部材72は、半径方向に延びる第2の突出手段84が搭載される下方に延びる延部82(図4を参照)をさらに具備する。半径方向に延びる第2の突出手段84は、円盤部材84Aおよび円盤部材84A上の環状の消音部材84Bを含む。示している実施形態では、消音部材はゴムのOリングでありうる。
付勢部材52、肩部65およびガイドペグ69、70が、パン機構12のゼロ配置への帰着の構成要素となる。
図11に示すように、下方に延びる延部82の下方部86は、円盤部材84の下に延びる。この実施形態では、実質的に平らな中間部材88は、拘束手段50より下に設けられる。中間部材88は、上方収納部材18に固定的に装着される。さらなる4つのバネ90が中間部材88より下に配置され、該さらなるバネ90のそれぞれは、上述した下方部86および中間部材88の下面94上の各反力部材92と係合する。これにより、さらなるバネ90は、可動担持設備40を中央の位置に帰着させるさらなる力を与える。
ツイスト機構14は、図12から19に示され、可動担持設備40上の延部75の上方延長部75に装着されるピボットアセンブリ83を含む。ピボットアセンブリ83は、上方に延びる細長いシャフト部材72上に搭載される球状部材とする第1のピボット手段100を含む。ピボットアセンブリ83は、第1のピボット手段100を保持するための第2のピボット手段102を含む。
第2のピボット手段102は、上方凹部106A(図13参照)を規定する主部106および下方凹部108A(図14参照)を規定する下方ピボット部材108を有する上方ピボット部材104を含む。上方および下方ピボット部材104、108は、上方および下方ピボット部材104、108内の整列した開口85、87を通って挿入されるボルト手段(図示せず)によって互いに固定されることが可能である。そのように固定された場合、上方および下方凹部106A、108Aは互いに面して整列され、実質的に球状の空間を備え、そこに第1のピボット手段100を保持する。
図15を参照すると、第1のピボット手段100は貫通口112を規定し、それを通って細長いシャフト部材72の上方延長延部75が延びて細長いシャフト部材72上に第1のピボット手段を搭載することが可能である。上方および下方ピボット部材104、108はそれぞれ、第1のピボット手段100が第2のピボット手段102によって保持されるときに上方延長延部75がそれを通って延びることが可能であるように互いに整列される、各開口114、116を規定する。
上方延長部75の上部には、第1ピボット手段100を中心とする第2ピボット手段102の動きを可能とする手法で、その上にナット117がねじ留めされて上方へ延びる細長いシャフト部材72に対して第2のピボット手段102を固定可能であるように、ねじ山が切られている
ピボットアセンブリ83は、主バネ設備120をさらに具備し、ピボットアセンブリ80の傾斜する動きを可能とする。これは、チルト機構16に関連して以下に詳細が記載される。
ツイスト機構14は、上方ベースプレート38に搭載されるスライド設備121をさらに具備する。スライド設備121は、ガイド手段122およびガイド手段122によって導かれるセンサ保持設備124を含む。
図16および18を参照すると、ガイド手段122は、一対の対向する壁部材126を含み、間にセンサ保持設備124が配設される。作動中、センサ保持設備124が、対向する壁部材126の長手方向に沿ってスライドするように、センサ保持設備124とガイド手段122とは互いにスライド可能である。
ガイド手段122は、壁部材126の各両端に一対の末端部材128をさらに具備する。各末端部材上の締着構造129は、締着構造129内で規定される開口133を通って延びるねじ手段131によって、ガイド手段122を上方ベースプレート38に固定する。ガイド手段122はまた、各末端部材128とセンサ保持設備124との間に配置される一対の圧縮コイルバネ132を含むバネアセンブリ130を有する。
図17および18を参照すると、可動担持設備40は、可動担持設備40に対して固定位置にセンサ保持設備124を保有するための保有手段134を具備する。保有手段134は、下方収納部材34および上方ベースプレート38のそれぞれに規定される後部開口71Cおよび76Cを介して、担持部材68の後部から上方に延びる後部直立ポスト部材136を含む。直立ポスト部材136は、センサ保持設備124まで延びて、センサ保持設備124によって固定的に保持される
図18は、スライド設備121の分解図を示している。センサ保持設備124は、センサ設備142の部品を担持するための対向する壁部材126と担持部140との間に保持される主スライド部138を具備する。センサ保持設備124は、主スライド部138の両端に係合するように配置される一対のバネ係合部材139をさらに具備する。
各圧縮コイルバネ132は、各バネ係合部材139を付勢して、それによって係合される末端部材128から離す。そのため各バネ係合部材139は、ガイド手段122の中心に向かって付勢される。そのため主スライド部138は、バネ係合部材139によってガイド手段122の中心へ付勢される。
主スライド部138は、示している実施形態においては構成内で実質的に直方体である空洞138Aを規定する。空洞138Aは、そこに後部直立ポスト部材136を受容可能である。
直立ポスト部材136は、空洞138A内において締まりばめとなっており、それによって主スライド部138でしっかりと保持される。
ガイド手段122は、壁部材126間の矩形空間123を規定する。矩形空間は、その上部および下部が開放である。矩形空間123は、そこにセンサ保持設備124を受容するように構成されている。
ガイド手段122は、各壁部材126から下方へ延びる第1および第2の制動部材122A、122Bを具備する。各壁部材126の第1の制動部材122Aは、互いに整列している。各壁部材126の第2の制動部材122Bもまた、互いに整列している。
各バネ係合部材139は、実質的に正方形の一対の対向する平面要素139Aを有する。平面要素139Aは、壁部材126に隣接して配設される。それぞれ水平方向の外側に向かって延びる凸部139Bは、各平面要素139Aの下方の縁上に設けられる。凸部139Bは、バネ係合部材139が各バネ132によってガイド手段122の中心に向かって付勢されるときに第1または第2の制動部材122Aまたは122Bと係合するような位置に配置される。
制動部材122A、122Bの位置は、主スライド部138がガイド手段122内の中央に位置するときにバネ係合部材139が制動部材122A、122Bによって止められるように選択される。バネ132、制動部材122A、122Bおよび凸部139Bが、ツイスト機構14のゼロ配置への帰着の構成要素となる。
センサ設備142は、担持部140に搭載される、マグネット144とする第1のセンサ部品を含む。センサ設備142は、マグネット144より下で、上方ベースプレート38上に固定的に搭載される部品担持板148上に配置される一対のホール効果チップ146とする第2のセンサ部品をさらに具備する。
第1のピボット手段100上の第2のピボット手段102の枢着により、第2のピボット手段102が第1のピボット手段100に対してツイストすることが可能となる。図19に示すように、第2のピボット手段102は、第2のピボット手段102および上方ベースプレート38間の協働設備150を具備する。協働設備150は、上方ピボット部材104の主部106上の前方に延びる凸部152および凸部152を受容する受容手段154を含む。
示している実施形態では、受容手段154は、上方ベースプレート38上に固定的に搭載される上方に延長する二又部とする。受容手段154は2つの又部156A、156Bを含む。凸部152は、2つの又部156A、156Bの間に受容される。第2のピボット手段102のツイストする動きにより、凸部152が又部156A、156Bの一方または他方と係合される。この係合の結果として、上方ベースプレート38は、第2のピボット手段102のツイストと同じ方向にツイストされる。
センサ保持設備124はパン機構12の可動担持設備40に保持されて固定されており、上方ベースプレート38のツイストする動きの結果として、ガイド手段122がセンサ保持設備124に対してスライドして、ツイスト機構14の一対のホール効果チップ146がマグネット144に対して移動することを引き起こすことを意味する。この動きによって作成される信号は、当業者によって理解されるように、コンピュータ(図示せず)の画面(図示せず)に伝送され、画面上の画像のツイストする動きをもたらす。
ツイスト機構14がツイスト可能である範囲は、上方ベースプレート38内の後部開口76Cを通って延びる後部直立ポスト部材136によって制限される。後部直立ポスト部材136が、ツイスト機構14のツイストする動きの限界において、後部開口76Cの端部と係合する。後部開口76Cの長さは、ツイスト機構14のツイストする範囲を決定するように選択される。
ツイスト機構14はまた、可動担持設備40から上方に延びる前部直立ポスト部材147を具備する。前部直立ポスト部材147は、上方ベースプレート38内の前部開口76Aを通って受容される。前部直立ポスト部材147の機能は、直前の段落で説明した後部直立ポスト部材136の機能と同様であり、すなわち、ツイスト機構14のツイストする動きを制限する。
前部直立ポスト部材147が、ツイスト機構14のツイストする動きの限界において、前部開口76Aの端部と係合する。従って、前部開口76Aの長さは、後部開口76Cの長さの選択に用いたものと同様の基準を用いて、すなわちツイスト機構14のツイストする範囲を決定するように選択される。
ツイスト機構14がツイストする間、上方ベースプレート38は、それを通って規定される中央の開口76Bの中心を軸に回転する。
チルト機構16は、図20から24に示され、上記したピボットアセンブリ83と、マグネット188とする第1のセンサ部品および一対のホール効果チップ170とする第2のセンサ部品をそれぞれ含む2つのセンサ設備とを含む。
第2のピボット部材104は、第2のピボット部材104の主部106から半径方向に外側に延びる、互いに垂直な第1および第2の延長凸部172、174を具備する。
2つのセンサ設備170それぞれのマグネット188は、凸部172、174の各ひとつの自由端に搭載される(図13を参照)。第1および第2の直立部材176、178は、部品担持板148上に設けられる。一対のホール効果チップ170の各対は、各直立部材176、178上に搭載される。直立部材176、178は互いに垂直に向けられ、凸部172、174の各ひとつに面する。
直立部材176、178は、部品担持板148上に設けられるが、それらは上方ベースプレート38上に設けられてもよいことがわかるであろう。
各凸部172、174は、凸部172、174を通り、かつ、各マグネット188を通り前後方向に延びる主軸を規定する。第1の凸部172は、第2の凸部174を通る軸を中心に回転可能であり、第2の凸部174は、第1の凸部172を通る軸を中心に回転可能である。このように、第2の凸部174を通って延びる軸は、第1の凸部172のチルト軸を構成する。同様に、第1の凸部172を通って延びる軸は、第2の凸部174のチルト軸を構成する。
結果として、第2のピボット手段102は、鉛直方向に第1のピボット手段100を中心に回転されるとき、この動きによりそのそれぞれのチルト軸を中心とする一方または両方の凸部172、174の傾斜を引き起こす。ホール効果チップセンサの利点のひとつは、それが磁束内の増加または減少を検出するのみであることにある。これによる効果は、ホール効果チップを横切るマグネットの動きのみが感知されることである。
このように、第1の凸部172がそのチルト軸を中心に傾斜するように上方収納部材18を傾斜させることによって、第1の凸部172の端部上のマグネット188の動きが、第1の直立部材176上の一対のホール効果チップ170によって感知される。同様に、第2の凸部174がそのチルト軸を中心に傾斜するように上方収納部材18を傾斜させることによって、第2の凸部174の端部上のマグネット188の動きが、第2の直立部材178上の一対のホール効果チップ170によって感知される。
対応する一対のホール効果チップ170によって感知された動きが信号を引き起こし、ホール効果チップ170によって伝送される。そのように伝送される信号は、画面上の画像の対応するチルト動作を引き起こす。
上方ハウジング18の傾斜は、図22に示す主バネ設備120の設置により可能である。主バネ設備120は、図22に図示される主圧縮コイルバネ190を含む。主バネ設備120は、環状の負荷拡散部材192および円筒のカバー部材194をさらに具備する。
図23は、下方ピボット部材108の下側の図であり、環状の凸部195が設けられる下面193を示している。環状の凸部195は、環状の負荷拡散部材192と係合する。
図24を参照すると、上方ハウジング18が、その非傾斜位置から傾斜するとき、環状の凸部195の一部が環状の負荷拡散部材192と係合してそれを下方に押し、それによって主圧縮コイルバネ190に対して環状の負荷拡散部材192が傾斜して主圧縮コイルバネ190を加圧する。
主圧縮コイルバネ190は、環状の負荷拡散部材192に対して反力を付与し、環状の負荷拡散部材192を非傾斜位置に戻すように付勢する。主圧縮コイルバネ190および環状の負荷拡散部材192は、チルト機構16のゼロ配置への帰着の構成要素となる。
円筒のカバー部材194は、円筒部196および円筒部196の上部縁上において半径方向に内側に延びるフランジ部198を含む。
上方ハウジング18が傾斜するとき、下面193の一部は、フランジ部198に係合する。それによってフランジ部198は制動として動作し、チルト機構が傾斜可能な範囲を制限する。
実質的に矩形の凸部200は、円筒部196から半径方向に外側に延びる。図8を参照すると、上方ベースプレート38は、互いに間隔をあけて中央の開口76B周囲に円形配列される上方に延びる固定構造202を具備する。
各固定構造202は、実質的に矩形の凸部200の各ひとつを受容する開端部206を有する凹部204を規定する。各凹部204はまた閉端部208を有する。このように、カバー部材194は、矩形の凸部200が固定構造202内の凹部204にすべり込むことによって上方ベースプレート38に固定可能である。
上方ベースプレート38は、上方ベースプレート38内の中央の開口76Bの周囲に間隔を空けて設けられた円形の壁部材207を具備する。
主バネ設備120は、ナット208およびワッシャー210をさらに具備する。ワッシャー210は、壁部材207および中央の開口76B間の間隔に受容可能である。細長いシャフト部材72の上方部75は、中央の開口76Bを介して挿入されて、上方部75のねじ山部上にナット208をねじ留めすることによって上方ベースプレート38に固定されることが可能である。
上方部75は、主バネ設備120を通って延び、ピボットアセンブリ83によってそれに固定される。上記したように、ピボットアセンブリ83は、ゆるみ止めナット117手段によって上方部75に固定される。
図25は、PCBリボンケーブル67の経路を示す断面図である。PCBリボンケーブル67は、上方ベースプレート38上の電気部品200から保有手段134の上方ポスト部材136Aまで延びる。保有手段134は空洞であり、PCBリボンケーブル67がそれを通って延びることを可能とする。
上方ポスト部材136Aは、下方収納部材34および上方ベースプレート38それぞれの後部開口71Cおよび76Cを通って延びる。上方ポスト部材136Aの上方部202は、鉛直方向に延びる複数の溝204を規定し、そのひとつを通ってPCBリボンケーブル67が延びて空洞の保有手段134に入る。
下方ポスト部材136Bの下方部206は、さらなる複数の溝208を規定し、そのひとつを通ってPCBリボンケーブルが延びて保有手段134を出て、下方収納部材34内でさらなる電子部品(図示せず)に接続される。
保有手段134を経由する、後部開口71C、76Cを通るPCBケーブルの配線は、本明細書に記載の実施形態において、コンピュータ入力デバイスの他の部品を避けてPCBリボンケーブル67が保持されるため、損傷する可能性が低くなるという効果をもたらす。
このように、パン、ツイスト、チルトの機能を有し、そのすべてが互いに分離しているコンピュータ入力デバイス10の実施形態が記載されている。コンピュータ入力デバイス10の他の動きに影響を受けないという効果を提供するパン機構12もまた記載されている。その動きが他の機能の動きによって影響を受けないツイスト機構14もまた記載されている。その動きがコンピュータ入力デバイスの動きの他の態様によって影響を受けないチルト機構16もまた記載されている。
上記の実施形態においては、ツイスト軸およびチルト軸は各センサ設備の中心線を通って延びる。
上記した実施形態のさらなる効果は、コンピュータ入力デバイスが、キーボードの使用が必要な状態での片手での操作を可能にすることである。それはまた、任意の2またはそれ以上の軸における同時の動きを可能にする。
さらに、下方収納部材34の主収納部35上の立ち上がり部35Aの設置により、内部部品は使用中に目に見えず、上方および下方収納部材18、34と下方および上方ベースプレート36、38との間のどの間隙からも接触不可能であるという効果が提供される。上方ベースプレート38は立ち上がり部35A上に配置されて、それにより前部、中央および後部開口71A、71Bおよび71Cを経由しての内側からの接触を防ぐ。上方収納部材18の裾部19は、上方ベースプレート38のベース部76周囲の壁77に及び、それによりベース部76の前部、中央および後部開口76A、76B、76Cを経由しての内側からの接触を防ぐ。
上方収納部材18は、ユーザの手のひらのくぼみに快適に合うような人間工学的設計になされている。
上記した実施形態は、それを例えば三次元コンピュータ環境の制御、コンピュータ環境における仮想オブジェクトの制御、現実環境における実オブジェクトの制御である様々な状況において使用可能であるという効果を提供する。本明細書に記載の実施形態は、例えば以下の状況、ロボット工学、バーチャルリアリティー、インターネットアプリケーション、CADソフト製品、無人機、低侵襲手術、パイプ検査ピグおよび他の状況で使用可能である。
上記した第1の実施形態はまた、コンピュータゲームを行う際の使用に好適である。コンピュータ入力デバイス10においては、パン機構12、ツイスト機構14およびチルト機構16の設置により、片手でゲームを行うことが可能であるかかる使用における効果を提供する。
本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変形をなすことが可能である。例えば、ボタン数を所望のように変更可能であり、またはボタンおよび/またはスクロールホイールを省略可能である。さらなる変形では、重みを設けてユーザにとってのコンピュータ入力デバイスの操作感を決定することが可能である。一実施形態では、重みはユーザによって調節可能である。あるいは、重みおよびそれらの位置を製造中に選択することが可能である。
ベースプレート36は、例えば下面にゴム引きの材料を設けることによって、スリップ耐性の下面を設けるようにしてもよい。
さらなる変形の例は以下の通りである。側部ボタン22は、その他の好適な入力手段と置き換えてもよい。スクロールホイールは、スライド機能と置き換えてもよい。パン機構12は、3つ、5つまたはそれ以上のホール効果チップ48を含んでもよい。ホール効果チップ48、146または170は、例えば光学的感知手段である他のタイプの感知手段と置き換えてもよい。リボンケーブルは、前部開口71Aを通って、または中央開口71Bを通って延びてよい。開口71Bは、円形、五角形、または他の好適な多角形形状であってよい。スライド設備121は、コンピュータ入力デバイス10の後部ではなく前部に設けてもよい。第2のガイドペグ70は、下方ベースプレート36上に設けることが可能である。
図26および27は、全体として310で示すコンピュータ入力デバイスの第2の実施形態を示しており、上記したパン機構12を含む。この実施形態では、ツイスト機構およびチルト機構が省略されている。図26および27に示すコンピュータ入力デバイス310は、2軸の入力デバイスである。
コンピュータ入力デバイス310のパン機構12構成部は、図3から11を参照しながら説明したパン機構12の特徴の多くを持つ。コンピュータ入力デバイス310のパン機構12のこれらの特徴は、図26および27において、図3から11の対応する特徴と同様の参照符号で示されている。コンピュータ入力デバイス310のパン機構12の特徴は、対応するコンピュータ入力デバイス10の特徴と同様の方法で動作する。
従って、図3から11に示すコンピュータ入力デバイス10のパン機構12を説明する上記段落を参照し、図26および27に示すコンピュータ入力デバイス310のパン機構12を理解するために用いることが可能である。
パン機構12に加えて、コンピュータ入力デバイス310は、コンピュータ入力デバイス10の上部収納部材18と同様の上部収納部材18を含み、同様の特徴を具備し、同様の機能および目的を有する。カバー部材26は、上部収納部材18に装着される。カバー部材26は、コンピュータ入力デバイス10のカバー部材26と同様であり、同様の特徴を有し、同様の機能および目的を有する。上部収納部材18には、上部収納部材18の動きが上方ベースプレート38を直接移動させてパン動作をもたらすように、上方ベースプレート38に固定的に装着される。
上記したコンピュータ入力デバイス310の第2の実施形態は、標準のコンピュータマウスと組み合わせてコンピュータゲームを行う際の使用に好適である。そうした適用では、コンピュータ入力デバイス310を用いて画面上にパン動作をもたらし、一方上記コンピュータマウスを用いて他の軸を中心とする動きをもたらすことが可能である。
Claims (118)
- パン機構を含み、前記パン機構は、第1および第2のセンサ部品を有するセンサ設備と、前記第1のセンサ部品を担持する可動担持設備と、前記第2のセンサ部品が搭載される固定担持設備とを含み、前記可動担持設備は前記固定担持設備に対して移動可能であり、前記パン機構は、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の動きを2方向に拘束する拘束手段をさらに具備し、それにより、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の前記動きが、前記第2のセンサ部品に対する前記第1のセンサ部品の動きをもたらし入力信号を作成する、入力デバイス。
- 前記拘束手段は、実質的に垂直の2方向において、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の動きを拘束するように構成される、請求項1記載の入力デバイス。
- 前記拘束手段は、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の動きを導く2つのガイドウェイを有するガイド設備を含み、前記ガイドウェイは、互いに実質的に垂直である、請求項1または2に記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備は、前記ガイドウェイの一方と協働するように構成されたガイド部材と、他方のガイドウェイと協働するように構成されたさらなるガイド部材とを具備する、請求項3記載の入力デバイス。
- 前記ガイドウェイはそれぞれ、前記ガイド設備によって規定されたガイド溝である、請求項4記載の入力デバイス。
- 前記ガイドウェイの一方は、一対の一直線上のガイド溝であり、前記他方のガイドウェイは、一対の一直線上のさらなるガイド溝である、請求項5記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備は、前記ガイドウェイの一方と協働可能な一対のガイド部材を含み、前記固定担持設備は、前記他方のガイドウェイと協働可能な一対のさらなるガイド部材を含む、請求項4、5または6に記載の入力デバイス。
- 前記ガイド部材または各ガイド部材はペグを含み、前記さらなるガイド部材または各さらなるガイド部材は、さらなるペグを含む、請求項7記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備は、実質的に平らな担持部材を含み、前記ガイド部材または各ガイド部材は前記担持部材から延びる、請求項4から8のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記固定担持設備は、ハウジングおよびベース部材を含みうるものであり、前記さらなるガイド部材または各さらなるガイド部材は前記ハウジングまたは前記ベース部材上に設けられる、請求項4から9のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備および前記固定担持設備は、前記ハウジング内に収納される、請求項10記載の入力デバイス。
- 前記拘束手段は、前記ガイド部材または各ガイド部材上で動作可能な複数の付勢部材を含み、前記固定担持設備に対して実質的に中央の位置へ前記可動担持設備を付勢する、請求項4から11のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の前記中央の位置は、前記第1のセンサ部品が前記第2のセンサ部品上の実質的に中央に位置する位置である、請求項12記載の入力デバイス。
- 各付勢部材はバネを含む、請求項13記載の入力デバイス。
- 前記拘束手段は、ホルダを含んで前記付勢部材を保持し、各付勢部材は、前記ホルダと前記ガイド部材または前記ガイド部材の一方のそれぞれとの間で動作可能である、請求項11から14のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記拘束手段は、4つの付勢部材を含み、それぞれは前記ホルダと前記ガイド部材の一方のそれぞれとの間で動作可能である、請求項11から15のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備は、突出設備および前記突出設備上で動作可能なさらなる付勢部材をさらに具備する、請求項11から16のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記突出設備は、延部および実質的に円形の部材を含み、前記円形の部材は前記さらなる付勢部材と係合可能で、前述の中央の位置に前記突出設備および前記可動担持設備を付勢し、前記さらなる付勢部材は、前記ホルダの下に配置されうる、請求項17記載の入力デバイス。
- 支持設備および前記可動担持設備から上方に延びる細長いシャフト部材を具備し、前記細長いシャフト部材は、前記支持設備の主開口を通って延び、前記支持設備は前記可動担持設備より上に配置される、請求項1から18のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記支持設備の前記開口の縁と係合する前記細長いシャフト部材上の実質的に円形の制動部材を具備し、それにより前記可動担持設備の動きの範囲に制限を与える、請求項19記載の入力デバイス。
- ツイスト機構を含み、前記ツイスト機構は、前記可動担持設備と、前記可動担持設備上に回転可能に搭載された支持設備と、センサ保持設備と、前記センサ保持設備によって保持される第1のセンサ部品および前記支持設備上の第2のセンサ部品を含むセンサ設備とを含み、それにより前記可動担持設備に対する前記支持設備の回転する動きが、前記支持設備と前記センサ保持設備との相対移動を引き起こして、それにより前記第2のセンサ部品に対する前記第1のセンサ部品の動きをもたらし入力信号を作成する、請求項1から20のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記支持設備および前記センサ保持設備間のスライドする前記相対移動をもたらすスライド設備を含み、前記スライド設備は、前記支持設備および前記センサ保持設備上にガイドアセンブリを含み、前記ガイドアセンブリおよび前記センサ保持設備が互いにスライド可能である、請求項21記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備は、前記可動担持設備に対して実質的に固定した位置に前記センサ保持設備を保有するための保有部材を具備する、請求項22記載の入力デバイス。
- 前記保有部材は、前記可動担持設備から前記センサ保持設備まで延びる細長いポスト部材を含み、前記支持設備は、前記細長いポスト部材がそれを通って前記可動担持設備から延びることが可能である第1の開口を規定する、請求項23記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備は、前記可動担持設備から前記支持設備まで延びるさらなる細長いポスト部材を具備し、前記支持設備は、前記さらなる細長いポスト部材がそれを通って延びることが可能である第2の開口を規定する、請求項24記載の入力デバイス。
- 前記第1および第2の開口は、湾曲した長穴形状であり、該湾曲は実質的に、円の弧または同心円の弧に相当する、請求項25記載の入力デバイス。
- 前記支持設備は、前述の円または同心円の中心に主開口を規定し、細長いシャフト部材は、前記可動担持設備から前記支持設備内に規定された前記主開口を通って延びる、請求項26記載の入力デバイス。
- 前記支持設備は、前記可動担持設備より上に配置される、請求項27記載の入力デバイス。
- 前記細長いポスト部材および前記さらなる細長いポスト部材は、前記支持設備の後部および前部にそれぞれ設けられる、請求項27または28に記載の入力デバイス。
- 前記スライド設備は、前記センサ保持設備が前記ガイドアセンブリ内の中央の位置において実質的に中央に位置するように、前記センサ保持設備および前記ガイドアセンブリを互いに付勢するための付勢アセンブリを含み、前記付勢アセンブリは、前記ガイドアセンブリおよび前記センサ保持設備と協働可能で、前記センサ保持設備および前記ガイドアセンブリを互いに前記中央の位置に付勢する、請求項22から29のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記ガイドアセンブリは、対向する壁部材を含み、前記センサ保持設備は、前記対向する壁部材の間に配置される、請求項30記載の入力デバイス。
- 前記付勢アセンブリは、前記壁部材の間に配置される、請求項31記載の入力デバイス。
- 前記ガイドアセンブリは、末端部材をさらに具備し、前記付勢アセンブリは、前記末端部材から前記センサ保持設備まで延びる、請求項30、31または32に記載の入力デバイス。
- 前記付勢アセンブリは、一対のバネを含みうるバネアセンブリを含み、それぞれ各末端部材から前記センサ保持設備まで延びる、請求項33記載の入力デバイス。
- 前記バネは、圧縮コイルバネである、請求項34記載の入力デバイス。
- 前記センサ保持設備は、前記ガイドアセンブリ内に保持される主スライド部および前記センサ設備の第1の部品を担持するための担持部を含み、前記担持部は、前記ガイドアセンブリの外側に延びる、請求項34または35に記載の入力デバイス。
- 前記センサ保持設備は、前記バネと係合するための一対のバネ係合部材をさらに具備し、前記バネ係合部材は前記主スライド部の両端側の前記ガイドアセンブリ内に配置される、請求項36記載の入力デバイス。
- 前記センサ保持設備は、前記バネ係合部材上に制動部材を具備し、前記制動部材は、前記ガイドアセンブリによって規定される溝または凹部に受容され、前記溝または前記凹部は前記制動部材と係合する末端部材を有し、該端部を越える前記制動部材の動きを防ぐ、請求項37記載の入力デバイス。
- 前記ツイスト機構は、前記可動担持設備上の直立部材および前記直立部材上の第1のピボット手段を含むピボットアセンブリをさらに具備する、請求項21から38のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記第1のピボット手段は、実質的に球形の部材を含む、請求項39記載の入力デバイス。
- 前記ピボットアセンブリは、前記第1のピボット手段上に回転可能に搭載される第2のピボット手段をさらに具備し、前記第2のピボット手段は、前記第1のピボット手段を受容するように構成されている、請求項39または40に記載の入力デバイス。
- 前記第2のピボット手段は、互いに固定されて前記第1のピボット部材を保持する上方および下方ピボット部材を含む、請求項41記載の入力デバイス。
- 前記上方および下方ピボット部材は、それぞれ各凹部を規定し、前記凹部は、前記上方および下方ピボット部材が互いに固定されている場合に互いに一直線に配列され、それにより前記上方および下方ピボット部材によって空間が規定されて前記第1のピボット部材を受容する、請求項42記載の入力デバイス。
- 前記第2のピボット手段および前記支持設備の間に協働設備を具備し、それにより前記可動担持設備に対する前記第2のピボット手段の回転する動きが前記可動担持設備に対する前記支持設備の対応する動きをもたらす、請求項41、42または43に記載の入力デバイス。
- 前記協働設備は、前記第2のピボット手段上の凸部および前記凸部を受容する前記支持設備上の受容手段を含み、それにより前記第2のピボット手段のツイストする動きが、前記凸部を前記受容手段と係合させて、前記支持設備のツイスト動作をもたらす、請求項44記載の入力デバイス。
- 前記ツイスト機構の前記ツイストする動きを制限する制動設備を含み、前記制動設備は、前記支持設備内で規定される開口を含む、請求項21から45のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記制動設備は、前記支持設備内で規定される2つの開口を含み、前記開口の一方は前記支持設備の前部で規定され、前記開口の他方は前記支持設備の後部で規定される、請求項46記載の入力デバイス。
- チルト機構を含み、前記チルト機構は、ピボットアセンブリと、各センサ設備が第1および第2のセンサ部品を含む2つのセンサ設備とを含み、前記第1のセンサ部品が2つのそれぞれの方向に面するように前記第1のセンサ部品をピボットアセンブリ上に搭載し、前記チルト機構は、前記第2のセンサ部品を支持する支持設備をさらに具備し、前記第1のセンサ部品は、それぞれのチルト軸を規定し、それにより前記チルト軸のひとつを中心とする前記ピボットアセンブリの回転する動作が、前記第2のセンサ部品それぞれに対する他の第1のセンサ部品の直線的な動きをもたらし入力信号を作成する、請求項1から47のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 前記第1のセンサ部品は、互いに垂直な2方向に面する、請求項48記載の入力デバイス。
- 前記ピボットアセンブリは、第1のピボット手段および前記第1のピボット手段を受容する第2のピボット手段を含み、前記第2のピボット手段は、中央部およびそれより半径方向に外側に互いに実質的に垂直に延びる突出部材を具備し、前記第1のセンサ部品は、前記突出部材の各自由端に搭載される、請求項41から45のいずれか1項に従属する場合の請求項48記載の入力デバイス。
- 前記ピボットアセンブリは、前記可動担持設備上に搭載される、請求項50記載の入力デバイス。
- 前記可動担持設備は細長いシャフト部材を有し、前記ピボットアセンブリは前記細長いシャフト部材上に設けられる、請求項51記載の入力デバイス。
- 前記ピボットアセンブリを非回転状態に付勢するセンタリング手段を含み、そこで前記第1のセンサ部品のそれぞれは、前記第2のセンサ部品の一方のそれぞれにおいて中央に向けられる、請求項50、51または52に記載の入力デバイス。
- 前記センタリング手段は、バネを含み、前記センタリング手段は、前記バネ上に設けられる負荷拡散部材をさらに具備する、請求項53記載の入力デバイス。
- 前記第2のピボット手段は、下面および前記下面から下方へ延びる環状凸部を有し、前記環状凸部は、前記ピボットアセンブリが水平に対して傾斜する場合に前記負荷拡散部材と係合してそれを下方側へ押圧する、請求項54記載の入力デバイス。
- 前記センタリング手段は、前記バネを収納するためのカバー部材をさらに具備し、前記カバー部材は、半径方向に内側に延びるフランジ部を有し、前記第2のピボット手段の前記下面は、前記第2のピボット手段が傾斜する場合に前記カバー部材と係合するように構成される、請求項55記載の入力デバイス。
- 前記第2のピボット手段は、それが傾斜した場合に前記フランジ部と係合し、前記カバー部材の前記フランジ部は、制動部材を構成して、前記チルト機構の傾斜が所望よりも大きな範囲となることを防ぐ、請求項56記載の入力デバイス。
- 前記カバー部材は、前記支持設備上の固定構造と協働する凸部を具備し、前記カバー部材を前記支持設備に対して固定する、請求項56または57に記載の入力デバイス。
- 前記支持設備は、その上に前記第2のセンサ部品が搭載される2つの直立部材を含み、前記支持設備は、その上に前記直立部材が搭載される支持部材をさらに具備する、請求項48から58のいずれか1項に記載の入力デバイス。
- 入力デバイスのパン機構であって、第1および第2のセンサ部品を有するセンサ設備と、前記第1のセンサ部品を担持する可動担持設備と、前記第2のセンサ部品が搭載される固定担持設備とを含み、前記可動担持設備は前記固定担持設備に対して移動可能であり、前記パン機構は、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の動きを2方向に拘束する拘束手段をさらに具備し、それにより、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の前記動きが、前記第2のセンサ部品に対する前記第1のセンサ部品の動きをもたらし入力信号を作成する、パン機構。
- 前記拘束手段は、実質的に垂直の2方向において、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の動きを拘束するように構成される、請求項60記載のパン機構。
- 前記拘束手段は、前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の動きを導く2つのガイドウェイを有するガイド設備を含み、前記ガイドウェイは、互いに実質的に垂直である、請求項60または61に記載のパン機構。
- 前記可動担持設備は、前記ガイドウェイの一方と協働するように構成されたガイド部材と、他方のガイドウェイと協働するように構成されたさらなるガイド部材とを具備する、請求項62記載のパン機構。
- 前記ガイドウェイはそれぞれ、前記ガイド設備によって規定されたガイド溝である、請求項63記載のパン機構。
- 前記ガイドウェイの一方は、一対の一直線上のガイド溝であり、前記他方のガイドウェイは、一対の一直線上のさらなるガイド溝である、請求項64記載のパン機構。
- 前記可動担持設備は、前記ガイドウェイの一方と協働可能な一対のガイド部材を含み、前記固定担持設備は、前記他方のガイドウェイと協働可能な一対のさらなるガイド部材を含む、請求項63、64または65に記載のパン機構。
- 前記ガイド部材または各ガイド部材はペグを含み、前記さらなるガイド部材または各さらなるガイド部材は、さらなるペグを含む、請求項66記載のパン機構。
- 前記可動担持設備は、実質的に平らな担持部材を含み、前記ガイド部材または各ガイド部材は前記担持部材から延びる、請求項63から67のいずれか1項に記載のパン機構。
- 前記固定担持設備は、ハウジングおよびベース部材を含みうるものであり、前記さらなるガイド部材または各さらなるガイド部材は前記ハウジングまたは前記ベース部材上に設けられる、請求項63から68のいずれか1項に記載のパン機構。
- 前記可動担持設備および前記固定担持設備は、前記ハウジング内に収納される、請求項69記載のパン機構。
- 前記拘束手段は、前記ガイド部材または各ガイド部材上で動作可能な複数の付勢部材を含み、前記固定担持設備に対して実質的に中央の位置へ前記可動担持設備を付勢する、請求項63から70のいずれか1項に記載のパン機構。
- 前記固定担持設備に対する前記可動担持設備の前記中央の位置は、前記第1のセンサ部品が前記第2のセンサ部品上に実質的に中央に位置する位置である、請求項71記載のパン機構。
- 各付勢部材はバネを含む、請求項72記載のパン機構。
- 前記拘束手段は、ホルダを含んで前記付勢部材を保持し、各付勢部材は、前記ホルダと前記ガイド部材または前記ガイド部材の一方のそれぞれとの間で動作可能である、請求項70から73のいずれか1項に記載のパン機構。
- 前記拘束手段は、4つの付勢部材を含み、それぞれは前記ホルダと前記ガイド部材の一方のそれぞれとの間で動作可能である、請求項70から74のいずれか1項に記載のパン機構。
- 前記可動担持設備は、突出設備および前記突出設備上で動作可能なさらなる付勢部材をさらに具備する、請求項70から75のいずれか1項に記載のパン機構。
- 前記突出設備は、延部および実質的に円形の部材を含み、前記円形の部材は前記さらなる付勢部材と係合可能で、前述の中央の位置に前記突出設備および前記可動担持設備を付勢し、前記さらなる付勢部材は、前記ホルダの下に配置されうる、請求項76記載のパン機構。
- 支持設備および前記可動担持設備から上方に延びる細長いシャフト部材を具備し、前記細長いシャフト部材は、前記支持設備の主開口を通って延び、前記支持設備は前記可動担持設備より上に配置される、請求項60から77のいずれか1項に記載のパン機構。
- 前記支持設備の前記開口の縁と係合する前記細長いシャフト部材上に実質的に円形の制動部材を具備し、それにより前記可動担持設備の動きの範囲に制限を与える、請求項78記載のパン機構。
- 入力デバイスのツイスト機構であって、可動担持設備と、前記可動担持設備上に回転可能に搭載された支持設備と、センサ保持設備と、前記センサ保持設備によって保持される第1のセンサ部品および前記支持設備上の第2のセンサ部品を含むセンサ設備とを含み、それにより前記可動担持設備に対する前記支持設備の回転する動きが、前記支持設備と前記センサ保持設備との相対移動を引き起こして、それにより前記第2のセンサ部品に対する前記第1のセンサ部品の動きをもたらし入力信号を作成する、ツイスト機構。
- 前記支持設備および前記センサ保持設備間のスライドする前記相対移動をもたらすスライド設備を含み、前記スライド設備は、前記支持設備および前記センサ保持設備上にガイドアセンブリを含み、前記ガイドアセンブリおよび前記センサ保持設備が互いにスライド可能である、請求項80記載のツイスト機構。
- 前記可動担持設備は、前記可動担持設備に対して実質的に固定した位置に前記センサ保持設備を保有するための保有部材を具備する、請求項81記載のツイスト機構。
- 前記保有部材は、前記可動担持設備から前記センサ保持設備まで延びる細長いポスト部材を含み、前記支持設備は、前記細長いポスト部材がそれを通って前記可動担持設備から延びることが可能である第1の開口を規定する、請求項82記載のツイスト機構。
- 前記可動担持設備は、前記可動担持設備から前記支持設備まで延びるさらなる細長いポスト部材を具備し、前記支持設備は、前記さらなる細長いポスト部材がそれを通って延びることが可能である第2の開口を規定する、請求項83記載のツイスト機構。
- 前記第1および第2の開口は、湾曲した長穴形状であり、該湾曲は実質的に、円の弧または同心円の弧に相当する、請求項84記載のツイスト機構。
- 前記支持設備は、前述の円または同心円の中心に主開口を規定し、細長いシャフト部材は、前記可動担持設備から前記支持設備内に規定された前記主開口を通って延びる、請求項85記載のツイスト機構。
- 前記支持設備は、前記可動担持設備より上に配置される、請求項86記載のツイスト機構。
- 前記細長いポスト部材および前記さらなる細長いポスト部材は、前記支持設備の後部および前部にそれぞれ設けられる、請求項86または87に記載のツイスト機構。
- 前記スライド設備は、前記センサ保持設備が前記ガイドアセンブリ内の中央の位置において実質的に中央に位置するように、前記センサ保持設備および前記ガイドアセンブリを互いに付勢するための付勢アセンブリを含み、前記付勢アセンブリは、前記ガイドアセンブリおよび前記センサ保持設備と協働可能で、前記センサ保持設備および前記ガイドアセンブリを互いに前記中央の位置に付勢する、請求項81から88のいずれか1項に記載のツイスト機構。
- 前記ガイドアセンブリは、対向する壁部材を含み、前記センサ保持設備は、前記対向する壁部材の間に配置される、請求項89記載のツイスト機構。
- 前記付勢アセンブリは、前記壁部材の間に配置される、請求項90記載のツイスト機構。
- 前記ガイドアセンブリは、末端部材をさらに具備し、前記付勢アセンブリは、前記末端部材から前記センサ保持設備まで延びる、請求項89、90または91に記載のツイスト機構。
- 前記付勢アセンブリは、一対のバネを含みうるバネアセンブリを含み、それぞれ各末端部材から前記センサ保持設備まで延びる、請求項92記載のツイスト機構。
- 前記バネは、圧縮コイルバネである、請求項93記載のツイスト機構。
- 前記センサ保持設備は、前記ガイドアセンブリ内に保持される主スライド部および前記センサ設備の第1の部品を担持するための担持部を含み、前記担持部は、前記ガイドアセンブリの外側に延びる、請求項93または94に記載のツイスト機構。
- 前記センサ保持設備は、前記バネと係合するための一対のバネ係合部材をさらに具備し、前記バネ係合部材は前記主スライド部の両端側で前記ガイドアセンブリ内に配置される、請求項95記載のツイスト機構。
- 前記センサ保持設備は、前記バネ係合部材上に制動部材を具備し、前記制動部材は、前記ガイドアセンブリによって規定される溝または凹部に受容され、前記溝または前記凹部は前記制動部材と係合する末端部材を有し、該端部を越える前記制動部材の動きを防ぐ、請求項96記載のツイスト機構。
- 前記ツイスト機構は、前記可動担持設備上の直立部材および前記直立部材上の第1のピボット手段を含むピボットアセンブリをさらに具備する、請求項80から97のいずれか1項に記載のツイスト機構。
- 前記第1のピボット手段は、実質的に球形の部材を含む、請求項98記載のツイスト機構。
- 前記ピボットアセンブリは、前記第1のピボット手段上に回転可能に搭載される第2のピボット手段をさらに具備し、前記第2のピボット手段は、前記第1のピボット手段を受容するように構成されている、請求項98または99に記載のツイスト機構。
- 前記第2のピボット手段は、互いに固定されて前記第1のピボット部材を保持する上方および下方ピボット部材を含む、請求項100記載のツイスト機構。
- 前記上方および下方ピボット部材は、それぞれ各凹部を規定し、前記凹部は、前記上方および下方ピボット部材が互いに固定されている場合に互いに一直線に配列され、それにより前記上方および下方ピボット部材によって空間が規定されて前記第1のピボット部材を受容する、請求項101記載のツイスト機構。
- 前記第2のピボット手段および前記支持設備の間に協働設備を具備し、それにより前記可動担持設備に対する前記第2のピボット手段の回転する動きが前記可動担持設備に対する前記支持設備の対応する動きをもたらす、請求項100、101または102に記載のツイスト機構。
- 前記協働設備は、前記第2のピボット手段上の凸部および前記凸部を受容する前記支持設備上の受容手段を含み、それにより前記第2のピボット手段のツイストする動きが、前記凸部を前記受容手段と係合させて、前記支持設備のツイスト動作をもたらす、請求項103記載のツイスト機構。
- 前記ツイスト機構の前記ツイストする動きを制限する制動設備を含み、前記制動設備は、前記支持設備内で規定される開口を含む、請求項80から104のいずれか1項に記載のツイスト機構。
- 前記制動設備は、前記支持設備内で規定される2つの開口を含み、前記開口の一方は前記支持設備の前部で規定され、前記開口の他方は前記支持設備の後部で規定される、請求項105記載のツイスト機構。
- 入力デバイスのチルト機構であって、ピボットアセンブリと、各センサ設備が第1および第2のセンサ部品を含む2つのセンサ設備とを含み、前記第1のセンサ部品が2つのそれぞれの方向に面するように前記第1のセンサ部品をピボットアセンブリ上に搭載し、前記チルト機構は、前記第2のセンサ部品を支持する支持設備をさらに具備し、前記第1のセンサ部品は、それぞれのチルト軸を規定し、それにより前記チルト軸のひとつを中心とする前記ピボットアセンブリの回転する動作が、前記第2のセンサ部品それぞれに対する他の第1のセンサ部品の直線的な動きをもたらし入力信号を作成する、チルト機構。
- 前記第1のセンサ部品は、互いに垂直な2方向に面する、請求項107記載のチルト機構。
- 前記ピボットアセンブリは、第1のピボット手段および前記第1のピボット手段を受容する第2のピボット手段を含み、前記第2のピボット手段は、中央部およびそれより半径方向に外側に互いに実質的に垂直に延びる突出部材を具備し、前記第1のセンサ部品は、前記突出部材の各自由端に搭載される、請求項107または108に記載のチルト機構。
- 前記ピボットアセンブリは、前記可動担持設備上に搭載される、請求項109記載のチルト機構。
- 前記可動担持設備は細長いシャフト部材を有し、前記ピボットアセンブリは前記細長いシャフト部材上に設けられる、請求項110記載のチルト機構。
- 前記ピボットアセンブリを非回転状態に付勢するセンタリング手段を含み、そこで前記第1のセンサ部品のそれぞれは、前記第2のセンサ部品の一方のそれぞれにおいて中央に向けられる、請求項109、110または111に記載のチルト機構。
- 前記センタリング手段は、バネを含み、前記センタリング手段は、前記バネ上に設けられる負荷拡散部材をさらに具備する、請求項102記載のチルト機構。
- 前記第2のピボット手段は、下面および前記下面から下方へ延びる環状凸部を有し、前記環状凸部は、前記ピボットアセンブリが水平に対して傾斜する場合に前記負荷拡散部材と係合してそれを下方側へ押圧する、請求項103記載のチルト機構。
- 前記センタリング手段は、前記バネを収納するためのカバー部材をさらに具備し、前記カバー部材は、半径方向に内側に延びるフランジ部を有し、前記第2のピボット手段の前記下面は、前記第2のピボット手段が傾斜する場合に前記カバー部材と係合するように構成される、請求項104記載のチルト機構。
- 前記第2のピボット手段は、それが傾斜した場合に前記フランジ部と係合し、前記カバー部材の前記フランジ部は、制動部材を構成して、前記チルト機構の傾斜が所望よりも大きな範囲となることを防ぐ、請求項105記載のチルト機構。
- 前記カバー部材は、前記支持設備上の固定構造と協働する凸部を具備し、前記カバー部材を前記支持設備に対して固定する、請求項105または106に記載のチルト機構。
- 前記支持設備は、その上に前記第2のセンサ部品が搭載される2つの直立部材を含み、前記支持設備は、その上に前記直立部材が搭載される支持部材をさらに具備する、請求項107から117のいずれか1項に記載のチルト機構。
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