JP2016537570A5

JP2016537570A5 -

Info

Publication number: JP2016537570A5
Application number: JP2016527273A
Authority: JP
Filing date: 2014-10-29
Publication date: 2017-12-07
Anticipated expiration: 2034-10-29

Claims

２つのリング状のキャリア（７）と、該キャリア（７）上に可動に設けられた複数の連続した横断セグメント（１０）とを備えたプッシュベルト（６）用の横断セグメント（１０）であって、該横断セグメント（１０）の各軸方向側に前記キャリア（７）を収容する開口（２３）が設けられており、該開口（２３）は、前記横断セグメント（１０）のベース部分（１３）の各支持面（１６）によって内側方向で画定されていて、前記ベース部分（１３）はまた、前記横断セグメント（１０）の前面（１１）の凸状に湾曲した部分の形状の揺動縁部（１８）を有している、プッシュベルト（６）用の横断セグメント（１０）において、
前記横断セグメント（１０）の前記ベース部分（１３）では、前記横断セグメント（１０）の前記前面（１１）が前記支持面（１６）に、大きくとも０．４ｍｍの曲率半径によって定められる仮想円弧の内側に適合する凸状に湾曲した移行面（２０）を介して比較的鋭い角度で接続していることを特徴とする、プッシュベルト用の横断セグメント（１０）。
前記揺動縁部（１８）は、前記支持面（１６）から１ｍｍ未満の距離を置いて位置している、請求項１記載の横断セグメント（１０）。
前記揺動縁部（１８）は、前記支持面（１６）から内側方向に０．４ｍｍ〜０．９ｍｍの距離を置いて位置している、請求項１記載の横断セグメント（１０）。
２つのリング状のキャリア（７）と、該キャリア（７）上に可動に設けられた複数の連続した横断セグメント（１０）とを備えたプッシュベルト（６）用の横断セグメント（１０）を、打ち抜き法で基本材料（５０）から切断する方法であって、前記横断セグメント（１０）の各軸方向側に前記キャリア（７）を収容する開口（２３）が設けられており、該開口（２３）は、前記横断セグメント（１０）のベース部分（１３）の各支持面（１６）によって内側方向で画定されていて、前記ベース部分（１３）はまた、軸方向で延在する、前記横断セグメント（１０）の凸状に湾曲した表面部分の形状の揺動縁部（１８）を有している、プッシュベルト（６）用の横断セグメント（１０）を切断する方法において、
前記切断する方法の第１の工程段階では、後に形成すべき前記横断セグメント（１０）の前記開口（２３）の位置で、前記基本材料（５０）に穴（２４）を形成し、この際に、後に形成すべき前記横断セグメント（１０）の前記支持面（１６）と前記穴（２４）の側面との間に前記基本材料（５０）の層（２５）を残し、
次いで、前記切断する方法の後続の工程段階で、前記基本材料（５０）の前記層（２５）を除去することを特徴とする、プッシュベルト（６）用の横断セグメント（１０）を切断する方法。
前記切断する方法の前記後続の工程段階で、前記横断セグメント（１０）を前記基本材料（５０）から切断する、即ち、前記横断セグメント（１０）の完全な輪郭を切り抜く、請求項４記載の切断する方法。
前記方法の前記第１の工程段階と前記後続の工程段階との間で行われる前記方法のさらなる中間工程段階で、各穴（２４）内に支持体（５３）を配置する、請求項４又は５記載の切断する方法。
前記支持体（５３）を前記穴（２４）に配置して、前記穴（２４）を完全に充填する、請求項６記載の切断する方法。
前記支持体（５３）は、それぞれ１つの前記穴（２４）を形成するために、当該切断する方法の前記第１の工程段階で前記基本材料（５０）から除去された基本材料（５０）の断片（５３）である、請求項６又は７記載の切断する方法。
前記切断する方法の前記第１の工程段階で、前記穴（２４）の別の側面と後に形成すべき前記横断セグメント（１０）の上側部分（１５）との間にも、前記基本材料（５０）の層（２５）を残す、請求項４から８までのいずれか１項記載の切断する方法。
前記基本材料（５０）の前記層（２５）の厚さが０．１ｍｍ〜０．４ｍｍである、請求項４から９までのいずれか１項記載の切断する方法。
前記切断する方法の前記後続の工程段階で、前記基本材料（５０）から前記横断セグメント（１０）を切断した後、前記横断セグメント（１０）の輪郭縁を、タンブリング処理のようなバリ取り工程段階にもたらす、請求項４から１０までのいずれか１項記載の切断する方法。