JP2016536909A - 多面上映システムのシミュレーション映像を提供するためのシミュレーション映像管理システム及び方法 - Google Patents

多面上映システムのシミュレーション映像を提供するためのシミュレーション映像管理システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016536909A
JP2016536909A JP2016540781A JP2016540781A JP2016536909A JP 2016536909 A JP2016536909 A JP 2016536909A JP 2016540781 A JP2016540781 A JP 2016540781A JP 2016540781 A JP2016540781 A JP 2016540781A JP 2016536909 A JP2016536909 A JP 2016536909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
simulation
video
projection
information
specific
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016540781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6322290B2 (ja
Inventor
チョル キム,ファン
チョル キム,ファン
リョン カン,スゥ
リョン カン,スゥ
Original Assignee
シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド
シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド, シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド filed Critical シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド
Publication of JP2016536909A publication Critical patent/JP2016536909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6322290B2 publication Critical patent/JP6322290B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/3147Multi-projection systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63JDEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
    • A63J25/00Equipment specially adapted for cinemas
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 多面上映システムのシミュレーション映像を提供するためのシミュレーション映像管理装置を提供すること。【解決手段】 特定の多面上映館において特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するシミュレーション映像管理部を備えるが、前記シミュレーション映像は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面を介して前記特定の映像コンテンツが再生される様子を表示する映像であることを特徴とするシミュレーション映像管理装置。【選択図】 図4

Description

本発明は、多面上映システムのシミュレーション映像を提供するためのシミュレーション映像管理システム及び方法に係り、更に詳しくは、特定の多面上映館において特定の映像コンテンツが再生される様子を予め表示するシミュレーション映像を生成し且つ管理するシステム及び方法に関する。
従来は、劇場において映画、広告などの映像を再生するために、上映館の正面に配置された単一のスクリーンに2次元映像を投射していた。しかしながら、このようなシステム下において、観客は、平面的な(2次元)映像しか鑑賞することができなかった。
最近は、観客に立体感あふれる映像を提供する3次元映像に関する技術が開発されたが、3次元映像技術は、人間の左眼及び右眼に互いに異なる映像が入射し、脳において合成される場合、平面映像においても立体感が感じられるという原理を用いたものであり、映像の撮影に際して互いに異なる偏光フィルターが取り付けられた2台のカメラを用い、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などをかけて左眼及び右眼に互いに異なる映像が入射するようにする。
しかしながら、このような3次元技術は、ユーザに立体感あふれる映像を提供することはできるとはいえ、依然として単一のスクリーンにおいて再生される映像を鑑賞するものに過ぎず、映像それ自体への没入度が低いという限界があった。また、観客が感じる立体感の方向が単一のスクリーンが存在する方向に限られてしまうという限界もあった。
更に、従来の3次元技術は、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などを着用することを余儀なくされるが故に、映像を視聴する観客に不便さを与える虞があり、左眼及び右眼に人為的に互いに異なる映像を強制的に注入するが故に、敏感な観客は目眩やむかつきを感じる虞があった。
この理由から、単一のスクリーンに基づく従来の上映システムの問題を解消するいわゆる「多面上映システム」が提案された。ここでいう「多面上映システム」とは、観客席の周りに複数の投射面を配置し、複数の投射面の上に、同期化されて全体的に一体感のある映像を再生して、観客に立体感及び没入感を提供するシステムのことをいう。
一方、このような「多面上映システム」を効率的に運営するためには、多面上映システムの動作を予めシミュレーションし、様々な映像コンテンツが前記多面上映システムを介して再生される様子を予め確認する必要があるが、従来は、このような「多面上映システム」に関するシミュレーション技術が存在しなかった。
この理由から、このような技術的要求に応える新規な技術の開発が求められていた。
本発明は、いわゆる「多面上映システム」に関して、特定の多面上映館において特定の映像コンテンツが再生される様子を予め表示するシミュレーション映像を生成して管理することを解決課題とする。
上記の課題を解決するための本発明の一実施形態によるシミュレーション映像管理装置は、特定の多面上映館において、特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するシミュレーション映像管理部を備え、前記シミュレーション映像は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面を介して、前記特定の映像コンテンツが再生される様子を表示する映像であることを特徴とする。
ここで、特定の多面上映館において、特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するシミュレーション映像管理部を備え、前記シミュレーション映像は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面を介して、前記特定の映像コンテンツが再生される様子を表示する映像であることを特徴とすることが好ましい。
また、前記仮想イメージは、複数の仮想投射面イメージを有し、該複数の仮想投射面イメージは、実際の投射面と同じ色相又は明るさを有するように形成されることが好ましい。
更に、前記シミュレーション映像管理部は、前記特定の多面上映館に設けられた2以上の投射装置の位置情報を考慮して、前記特定の映像コンテンツが重なり合う位置又は面積を決定することが好ましい。
更にまた、前記シミュレーション映像管理部は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面の情報又は2以上の投射装置の情報を考慮して、前記特定の映像コンテンツを補正し、補正された映像を前記仮想イメージのうち投射面の部分と重ね合わせて、前記シミュレーション映像を生成することが好ましい。
更にまた、前記シミュレーション映像管理部は、前記複数の投射面間の特性差、又は前記2以上の投射装置の性能差が打ち消されるように、前記特定の映像コンテンツを補正することが好ましい。
更にまた、前記シミュレーション映像管理部は、シミュレーション室管理装置からシミュレーション室を撮影した映像を受信し、受信した撮影映像を用いて前記シミュレーション映像を生成することが好ましい。
更にまた、前記シミュレーション室は、遊動自在に設けられた複数の投射面、及び2以上の投射装置を備え、前記特定の多面上映館と同じ環境に変形されることが好ましい。
更にまた、前記シミュレーション室は、投射面の配置、投射面の材質、又は投射装置の位置が電子装置の制御により変更されることが好ましい。
更にまた、前記シミュレーション映像に基づいて分析された前記特定の多面上映館の改善情報を管理する改善情報管理部を更に備えることが好ましい。
更にまた、前記改善情報管理部は、前記シミュレーション映像中の複数の投射面において、再生される映像の位置、面積、明るさ、又は画質を個別的に、又は相対的に分析して、前記改善情報を生成することが好ましい。
更にまた、前記改善情報には、投射面の取替えに関する情報、投射装置の位置変更に関する情報、投射装置の明るさ調節に関する情報、又は投射面に塗り付ける塗料情報が含まれることが好ましい。
更にまた、前記改善情報管理部は、前記特定の多面上映館を管理する多面上映館管理装置に、前記改善情報を転送することが好ましい。
また、上述した課題を解決するための本発明の一実施形態によるシミュレーション映像の管理方法は、(a)シミュレーション映像管理装置が、特定の映像コンテンツ及び特定の多面上映館に関する情報を受信するステップと、
(b)前記シミュレーション映像管理装置が、前記特定の多面上映館において、前記特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するステップと、
を含み、
前記シミュレーション映像は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面を介して、前記特定の映像コンテンツが再生される様子を表示することを特徴とする。
本発明は、「多面上映システム」が構築された特定の多面上映館において、特定の映像コンテンツが再生される様子を、予め表示するシミュレーション映像を生成して管理することができる。したがって、このようなシミュレーション映像を活用して、実際に多面上映館に映像を投射しなくても、多面上映システムに存在する問題点を診断して分析することができる。
また、本発明は、生成されたシミュレーション映像を分析して、特定の多面上映館の上映環境を改善する情報(投射装置の位置変更、投射面の材質変更、投射面の配置変更など)を提供することができる。
更に、本発明は、特定の多面上映館に設けられた投射面の情報又は投射装置の情報を考慮してシミュレーションの対象となる特定の映像コンテンツを補正することができ、補正された前記特定の映像コンテンツを活用してシミュレーション映像を生成することができる。したがって、このような過程により生成されたシミュレーション映像を分析して、映像の補正により解消できない前記特定の多面上映館の問題点を診断して分析することができる。
更にまた、本発明は、シミュレーション室に設けられた投射装置及び撮影装置と連動して、前記シミュレーション映像を生成することができる。したがって、実際の上映状態と略同じシミュレーション映像を生成することができる。
更にまた、本発明により生成されたシミュレーション映像は、多面映像コンテンツ生成に関する様々なステップにおいて活用可能である。例えば、前記シミュレーション映像は、撮影後編集ステップ、撮影前コンセプト企画ステップ、撮影中ステップなどにおいて仮編集されたコンテンツ映像が多上映される様子を予め確認する用途に活用可能である。
多面上映システムの例を示す例示図である。 多面上映システムの例を示す例示図である。 多面上映システムの例を示す例示図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション映像管理システムの構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション映像管理装置の構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション映像管理装置がイメージを重ね合わせてシミュレーション映像を生成する実施形態を示す概念図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション映像管理装置がシミュレーション室管理装置と連動してシミュレーション映像を生成する実施形態を示す概念図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション室システムが投射面の配置を変化させる実施形態を示す動作例示図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション室システムが投射面の表面材質を変化させる実施形態を示す動作例示図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション室システムが投射装置を移動させる実施形態を示す動作例示図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション映像の管理方法を示す手順図である。
以下、添付図面を参照して本発明による「シミュレーション映像管理システム及び方法」について詳細に説明する。説明する実施形態は、本発明の技術思想を当業者が容易に理解できるように提供されるものであり、これらにより本発明が限定されることはない。なお、添付図面に表現された事項は、本発明の実施形態を容易に説明するために図式化された図面であり、実際に実現される形態とは異なる場合がある。
また、ある構成要素を「備える」という表現は、「開放型」の表現であり、当該構成要素が存在することを単に指し示すだけであり、さらなる構成要素を排除するものと理解されてはならない。
後述する本発明によるシミュレーション映像管理システム及び方法は、いわゆる「多面上映システム」に関する発明であり、特定の映像コンテンツが特定の多面上映館において再生される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成して管理する発明である。
このため、以下では、まず、本発明の基本となる「多面上映システム」について簡略に説明し、次いで、本発明について詳細に説明する。
以下、図1から図3を参照して、本発明の基本となる「多面上映システム」について説明する。
本発明の基本となる多面上映システムとは、単一の上映館に設けられた複数の投射面を介して互いに同期化した映像を提供し、このような環境を通して観客が映像に対して感じる現実感、立体感及び没入感を極大化させる技術のことをいう。すなわち、前記多面上映システムとは、単一の上映館に複数の投射面を設け、これらの複数の投射面を介して観客に同期化した映像を提供するシステムのことをいう。
前記複数の投射面は、多面上映のために単一の上映館に設けられる多数の投射面である。これらの前記複数の投射面には、多数の映像が再生されるが、ここで、前記複数の投射面に再生される映像は、互いに同期化されて全体的に一体感のある映像を形成することが好ましい。すなわち、各投射面には互いに異なる映像が再生されるが、複数の投射面の全体をみたときには、これらの各投射面の映像が互いに同期化されて、顧客に一体感を与える映像を形成することが好ましい。なお、状況に応じては、各投射面に独立的な別途の映像が再生されてもよく、一部の投射面にのみ映像が再生されてもよい。
一方、前記複数の投射面は、複数の投射面の全体を用いて映像を再生するか、或いは、複数の投射面のうちの一部の投射面のみを用いて映像を再生する。例えば、前記複数の投射面は、特定の投射面にのみ映像を再生させ、残りの投射面には映像を再生させない状態(状態1)、複数の投射面のうち一部の投射面にのみ映像を再生させ、残りの投射面には映像を再生させない状態(状態2)又は全ての投射面に対して映像を再生させる状態(状態3)の何れも実現するが、映像コンテンツの上映過程においてこのような状態1〜3を交互に実現することができる。
また、前記複数の投射面は、互いに平行にならないように配置される。従来の技術が上映館の正面に配置されるスクリーンにのみ映像を投射し、観客は2次元スクリーンにおいて再生される映像を鑑賞する方式であるか、或いは、平面上に再生される映像それ自体に3次元技術を適用する方式であったのに対し、本発明の基本となる多面上映システムは、複数の投射面を互いに平行にならないように立体的に配置することにより、映像それ自体に3次元技術などを適用しなくても、立体的に配置された複数の投射面を介して観客に立体感及び没入度の高い映像を提供する。
また、前記複数の投射面は、上映館内の観客席を取り囲むように配置されることが好ましい。このため、前記複数の投射面を介して実現される一体感のある映像を介して、観客は映像により作られた空間内に囲繞されているという感じを受け、これにより、観客が感じる立体感、没入感、及び仮想現実感が極大化される。
更に、前記複数の投射面がなす角度は、特定の角度に限定されず、観客に立体感を感じさせる様々な角度に配置される。
更にまた、前記複数の投射面は、隣り合うように配置されてもよく、互いに離れるように配置されてもよいが、この場合にも、観客席を取り囲むように配置されることが好ましい。
図1は、前記複数の投射面が前記観覧用椅子を基準として、正面、左側面、右側面に配置された実施形態であり、図2は、前記複数の投射面が前記観覧用椅子を基準として、正面、左側面、右側面、上面に配置された実施形態である。なお、図3は、前記複数の投射面が前記観覧用椅子を基準として、正面、左側面、右側面、上面、下面に配置された実施形態である。
また、前記複数の投射面は、スクリーン、壁面など様々な種類の投射面として構成され、互いに異なる種類の投射面を同時に有する。
更に、前記複数の投射面に投射される映像は、上映館に設けられる2以上の投射装置により投射されるが、これらの前記2以上の投射装置は、光学系及び発熱部を有するように様々な方式により実現される。 前記2以上の投射装置400とは、前記スクリーン100及び前記複数の室内面200に映像を投射する装置のことをいう。これらの投射装置400は、光学系などの発熱部を有し、画像を画面に拡大して投射し、様々な方式により実現される。例えば、前記投射装置は、陰極線管(CRT)を用いる方式、液晶ディスプレイ(LCD)を用いる方式、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD:Digital Micromirror Device)チップを用いるデジタル光処理(Digital Light Processingと、DLP)方式、反射型液晶(LcoS:Liquid Crystal on Silicon)方式などにより実現され、このような方式に加えて、様々に実現される。なお、前記2以上の投射装置は、映像管理装置と電気的に接続された後に前記映像管理装置により統合的に制御され、このような前記映像管理装置の制御により前記複数の投射面に映像が投射される。
以下、図4を参照して、本発明の一実施形態によるシミュレーション映像管理システムについて説明する。
図4を参照すると、本発明の一実施形態によるシミュレーション映像管理システムは、特定の多面上映館において、特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するシミュレーション映像管理装置100を備え、前記シミュレーション映像管理装置と通信網を介して結ばれるシミュレーション室管理装置200と、多面上映館管理装置300と、統合管理サーバ400又は管理者端末装置500と、を更に備える。
前記シミュレーション映像管理装置100は、特定の多面上映館において、特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成する。
ここで、前記シミュレーション映像の対象となる特定の多面上映館及び特定の映像コンテンツは、外部から送られてきた情報に基づいて決定されるが、好ましくは、前記統合管理サーバ400又は前記管理者端末装置500から送られる情報に基づいて決定される。例えば、前記統合管理サーバ400又は前記管理者端末装置500は、特定の映像コンテンツ(例えば、スーパースターK映像)が特定の多面上映館(例えば、A多面上映館)に上映される予定であるという上映予定情報を、前記シミュレーション映像管理装置100に送るが、この場合、前記シミュレーション映像管理装置100が、前記上映予定情報に含まれている特定の映像コンテンツ(例えば、スーパースターK映像)の識別情報及び特定の多面上映館(例えば、A多面上映館)の識別情報を活用して、前記シミュレーション映像を生成する。一方、前記特定の多面上映館及び前記特定の映像コンテンツは、前記シミュレーション映像管理装置100が自体的に備える入力部を介して入力される情報に基づいて決定される。
また、前記シミュレーション映像管理装置100は、シミュレーション映像の対象となる前記特定の多面上映館及び前記特定の映像コンテンツが決定されると、決定された前記特定の多面上映館及び前記特定の映像コンテンツに関する情報を収集する。具体的には、前記シミュレーション映像管理装置100は、前記特定の多面上映館のシステム構築情報(複数の投射面数情報、複数の投射面の配置情報、複数の投射面の材質情報、複数の投射面の表面形状、複数の投射面の色相情報、複数の投射面の明るさ情報、複数の投射面の反射率情報、複数の投射面に映像を投射する投射装置情報など)及び前記特定の映像コンテンツの映像データなどを収集するが、これらの情報は、前記シミュレーション映像管理装置100に組み込まれたデータベースから収集されるか、或いは、通信網を介して外部から収集される。一方、前記シミュレーション映像管理装置100は、前記通信網を介して前記特定の多面上映館の撮影映像を受信するが、この場合、受信された撮影映像を分析した後に前記特定の多面上映館のシステム構築情報(複数の投射面の設置情報、2以上の投射装置の設置情報など)を取得する。
更に、前記シミュレーション映像管理装置100は、様々な方式を用いてシミュレーション映像を生成する。具体的には、前記シミュレーション映像管理装置100は、1)前記特定の多面上映館の仮想イメージを活用してシミュレーション映像を生成する方式、2)前記特定の多面上映館と同じ環境を実現するシミュレーション室と連動して、シミュレーション映像を生成する方式、など様々な方式を用いてシミュレーション映像を生成する。
更にまた、前記シミュレーション映像管理装置100は、前記特定の映像コンテンツを補正し、補正された前記特定の映像コンテンツを、前記シミュレーション映像の生成に用いる。ここで、前記シミュレーション映像管理装置100は、前記特定の多面上映館の情報を、複数の投射面の情報及び2以上の投射装置の情報を考慮して前記特定の映像コンテンツを補正するが、この場合、前記特定の映像コンテンツの補正は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面の性質(明るさ、色相、画質など)の差、又は2以上の投射装置の性能(ランプ出力、解像度など)の差を打ち消すように(複数の投射面に同期化されて一体感のある映像を実現するように)行われることが好ましい。
また、前記シミュレーション映像管理装置100は、補正済みの前記特定の映像コンテンツを、前記特定の多面上映館に送る。具体的には、前記シミュレーション映像管理装置100は、前記特定の多面上映館の管理装置に、前記特定の映像コンテンツの補正映像を送るが、これにより、前記特定の多面上映館の管理装置は、別途の映像補正作業を経ることなく、前記特定の映像コンテンツを投射する。
更に、前記シミュレーション映像管理装置100は、前記シミュレーション映像を分析して導き出した前記特定の多面上映館の改善情報を管理する。ここで、前記改善情報とは、前記特定の多面上映館の上映環境を改善する情報であり、前記シミュレーション映像に見られる問題を改善する情報のことをいう。また、前記改善情報には、投射面の位置変更情報、投射装置の明るさ調節情報、投射面の取替え情報、及び投射面に塗り付ける塗料情報など、多面上映環境の改善のための様々な情報が含まれる。一方、前記シミュレーション映像の分析過程は、好ましくは、前記シミュレーション映像管理装置100により行われるが、前記シミュレーション映像管理装置100以外の装置により行われてもよい。例えば、前記シミュレーション映像管理装置100は、前記統合管理サーバ400又は前記管理者端末装置500に生成されたシミュレーション映像を送り、映像を送った後に前記統合管理サーバ400、又は前記管理者端末装置500から前記改善情報を受信する。
一方、前記シミュレーション映像管理装置100は、通信網を介して情報を送受信する様々な電子装置により実現されるが、好ましくは、前記管理者端末装置500、前記統合管理サーバ400、前記多面上映館管理装置300、及び前記シミュレーション室管理装置200と、有線又は無線通信網を介して結ばれるサーバ装置の形で実現される。
前記統合管理サーバ400又は前記管理者端末装置500は、前記シミュレーション映像管理装置100と通信網を介して結ばれて、前記シミュレーション映像管理装置100と連動して、前記シミュレーション映像の生成又は管理に関する様々な動作を行う。例えば、前記統合管理サーバ400又は前記管理者端末装置500は、特定の映像データ(例えば、スーパースターK映像)が特定の多面上映館(例えば、A多面上映館)を介して上映される予定であるという上映予定情報を、前記シミュレーション映像管理装置100に送り、このような上映予定情報を送ると共に、シミュレーション映像の生成動作を命令する。また、前記統合管理サーバ400又は前記管理者端末装置500は、生成されたシミュレーション情報を受信した後に前記改善情報を生成し、生成した改善情報を、前記シミュレーション映像管理装置100に再び送るか、或いは前記特定の多面上映館の管理装置300に直接的に送る。
一方、前記管理者端末装置500は、タブレットPC、スマートフォン、デスクトップPC、ノート型パソコン、携帯情報端末(PDA)など様々な電子装置に加えて、通信網を介してデータを送受信する様々な電子装置により構成される。また、前記統合管理サーバ400は、通信網を介して情報を送受信する様々な電子装置により実現されるが、好ましくは、前記シミュレーション映像管理装置100と有線又は無線通信網を介して結ばれるサーバ装置の形で実現される。
前記多面上映館管理装置300は、多面上映館310に構築された多面上映システムを制御する構成要素であり、各多面上映館(A多面上映館、B多面上映館...、F多面上映館など)に設けられる。このような前記多面上映館管理装置300は、多面上映館310に設けられた2以上の投射装置、撮影装置などを制御し、多面上映館310に関する様々な情報(複数の投射面情報、2以上の投射装置情報など)を管理する。また、前記多面上映館管理装置300は、前記シミュレーション映像管理装置100と通信網を介して結ばれ、前記シミュレーション映像管理装置100と連動して、前記シミュレーション映像の生成又は管理に関する様々な動作を行う。例えば、前記多面上映館管理装置300は、前記シミュレーション映像の生成過程において活用される情報(複数の投射面情報、2以上の投射装置情報、撮影映像など)を、前記シミュレーション映像管理装置100に送り、前記シミュレーション映像管理装置100から改善情報又は補正済みの映像コンテンツなどを受信する。一方、前記多面上映館管理装置300は、通信網を介して情報を送受信する様々な電子装置により実現されるが、好ましくは、前記シミュレーション映像管理装置100と有線又は無線通信網を介して結ばれるサーバ装置の形で実現される。
前記シミュレーション室管理装置200は、シミュレーション室210に設けられた各種の装置(複数の投射面、2以上の投射装置、撮影装置など)を制御する構成要素であり、シミュレーション室210の内部又は外部に配置される構成要素である。ここで、前記シミュレーション室210は、構造が変更しやすいため、様々な多面上映館(A多面上映館、B多面上映館...又はF多面上映館など)の上映環境を選択的に実現するが、例えば、遊動自在に設けられた複数の投射面及び2以上の投射装置を介して、様々な多面上映館の上映環境を選択的に実現する。
このような前記シミュレーション室管理装置200は、前記シミュレーション室210に設けられる投射装置の動作を制御し、前記投射装置が投射する映像を管理する。また、前記シミュレーション室管理装置200は、前記シミュレーション室210に設けられた撮影装置の動作を制御し、前記撮影装置が撮影する映像を管理する。
また、前記シミュレーション室管理装置200は、前記シミュレーション映像管理装置100と通信網を介して結ばれ、前記シミュレーション映像管理装置100と連動して、前記シミュレーション映像の生成又は管理に関する様々な動作を行う。例えば、前記シミュレーション室管理装置200は、前記シミュレーション映像管理装置100と連動して、現実感あふれるシミュレーション映像を生成する。このような動作について具体的に説明すると、1)まず、前記シミュレーション映像管理装置100がシミュレーション情報を前記シミュレーション室管理装置200に送る。ここで、前記シミュレーション情報には、特定の多面上映館のシステム構築情報(複数の投射面情報、2以上の投射装置情報など)及び特定の映像コンテンツの映像データ情報が含まれる。2)前記シミュレーション室管理装置200が、前記シミュレーション情報を受信すると、前記シミュレーション室管理装置200は、前記シミュレーション室210の内部環境が、前記特定の多面上映館の内部環境に等しくなるように前記シミュレーション室210の内部環境を変化させる。具体的には、前記シミュレーション室管理装置200は、受信した特定の多面上映館のシステム構築情報に基づいて前記シミュレーション室210の内部の装置を制御し、このような制御により前記シミュレーション室210の内部環境を変化させる。3)前記シミュレーション室210の内部環境が、前記特定の多面上映館の内部環境に等しくなると、前記シミュレーション室管理装置200が、前記特定の映像コンテンツを複数の投射面に投射する。また、前記シミュレーション室管理装置200は、前記撮影装置を介して前記特定の映像コンテンツが再生される様子を撮影する。4)これらの過程後に、前記シミュレーション室管理装置200は、撮影された映像を、前記シミュレーション映像管理装置100に送り、前記シミュレーション映像管理装置100は、受信された撮影映像に基づいてシミュレーション映像を生成する。
一方、前記シミュレーション室管理装置200は、通信網を介して情報を送受信する様々な電子装置により実現されるが、好ましくは、前記シミュレーション映像管理装置100と有線又は無線通信網を介して結ばれるサーバ装置の形で実現される。
以下、図5から図7を参照して、前記シミュレーション映像管理装置100についてより具体的に説明する。
図5に示すように、前記シミュレーション映像管理装置100は、特定の映像コンテンツ及び特定の多面上映館に関する情報を受信する通信部110と、前記通信部を介して送受信される情報や前記シミュレーション映像に関する様々な情報が格納される格納部140と、前記特定の多面上映館において前記特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するシミュレーション映像管理部120と、前記シミュレーション映像に基づいて分析された前記特定の多面上映館の改善情報を管理する改善情報管理部130と、前記通信部と、前記格納部と、前記シミュレーション映像管理部及び前記改善情報管理部の動作を制御する制御部150と、を備える。
一方、ここで、前記シミュレーション映像は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面を介して前記特定の映像コンテンツが再生される様子を表示する映像である。
前記通信部110は、前記統合管理サーバ400、前記管理者端末装置500、前記多面上映館管理装置300、及び前記シミュレーション室管理装置200など様々な装置と情報を送受信するための構成要素である。
このような前記通信部110は、LANモジュール、WLANモジュールなどをはじめとする有線又は無線の通信装置により実現され、TCP/IP網をはじめとする様々な通信網とプロトコールとを介して情報を送受信する。
前記格納部140は、前記通信部110を介して送受信される情報や、前記シミュレーション映像に関する様々な情報を一時的に又は永久的に格納する。例えば、前記格納部140は、シミュレーションの対象となる特定の多面上映館と特定の映像コンテンツの識別情報、様々な多面上映館のシステム構築情報(複数の投射面数情報、複数の投射面の配置情報、複数の投射面の材質情報、複数の投射面の明るさ情報、複数の投射面の表面形状、複数の投射面の色相情報、複数の投射面の反射率情報、複数の投射面に映像を投射する投射装置情報など)、様々な映像コンテンツの映像データ、仮想イメージの生成に関する情報、映像の補正に関する情報、シミュレーション室管理装置200から送られてきた撮影映像、及びシミュレーション映像を分析して導き出した改善情報など、前記シミュレーション映像管理装置100の動作に関する様々な情報を格納する。
一方、前記格納部140は、様々な電子装置により実現され、好ましくは、メモリ装置により実現される。
前記シミュレーション映像管理部120は、特定の多面上映館(例えば、A多面上映館)において特定の映像コンテンツ(例えば、スーパースターK映像)が上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成する。
このような前記シミュレーション映像管理部120は、様々な方式を用いてシミュレーション映像を生成するが、代表的に、1)イメージ合成を通じてシミュレーション映像を生成(図6)する方式、又は2)前記特定の多面上映館と同じ上映環境を実現するシミュレーション室210と連動して、シミュレーション映像を生成する方式(図7)を用いてシミュレーション映像を生成する。
まず、イメージ合成方式によるシミュレーション映像の生成について説明する。
前記シミュレーション映像管理部120は、前記特定の多面上映館の仮想イメージを生成(このような前記特定の多面上映館の仮想イメージは、3次元タイプのイメージ(特定の多面上映館の様子を間接的に表示する立体映像)として形成されることが好ましい。)し、生成された仮想イメージに前記特定の映像コンテンツを重ね合わせて前記シミュレーション映像を生成する。
ここで、前記特定の多面上映館の仮想イメージは、前記特定の多面上映館のシステム構築情報に基づいて生成される。すなわち、前記シミュレーション映像管理部120が、前記特定の多面上映館のシステム構築情報に含まれている複数の投射面の配置情報、複数の投射面の明るさ、複数の投射面の色相、複数の投射面の反射率、複数の投射面の表面形状、複数の投射面の表面に設けられた構造物(スピーカなど)などに関する情報を考慮して、前記特定の多面上映館の仮想イメージを生成する。このため、生成された前記仮想イメージには複数の仮想投射面イメージが含まれるが、ここで、前記複数の仮想投射面イメージは、前記特定の多面上映館に実際に設けられた投射面と同じ明るさ、表面形状、色相、反射率を有するように形成され、同じ表面構造物(スピーカなど)を備える。
前記特定の多面上映館の仮想イメージが生成されると、前記シミュレーション映像管理部120は、生成された複数の仮想投射面イメージに前記特定の映像コンテンツを重ね合わせる。ここで、前記シミュレーション映像管理部120は、前記特定の多面上映館のシステム構築情報を考慮して映像を重ね合わせるが、特に、前記特定の多面上映館に設けられた2以上の投射装置の設置情報、及び複数の仮想投射面表面情報を考慮して前記映像を重ね合わせる。具体的には、前記シミュレーション映像管理部120は、各投射装置の3次元上の位置、各投射装置が投射する角度及び方向、各投射装置から投射面に至る距離、各投射装置が投射する投射面の表面形状、各投射装置が投射する投射面に設けられた構造物などを考慮し、前記映像コンテンツが重ね合わせられる位置又は面積を決定して、決定した位置に且つ決定した面積を有するように、前記映像を重ね合わせる。
次いで、シミュレーション室210と連動してシミュレーション映像を生成する方式について説明する。
前記シミュレーション映像管理部120は、イメージ合成方式に加えて、前記シミュレーション室210と連動してシミュレーション映像を生成する。具体的には、前記シミュレーション映像管理部120は、シミュレーション情報を、前記シミュレーション室管理装置200に送り、前記シミュレーション室管理装置200からシミュレーション室210を撮影した映像を受信する連動動作を介して、前記シミュレーション映像を生成する。
ここで、前記シミュレーション情報には、前記特定の多面上映館のシステム構築情報(複数の投射面情報、2以上の投射装置情報など)、及び前記特定の映像コンテンツの映像データ情報が含まれる。
また、前記シミュレーション室210は、前記特定の多面上映館と同じ上映環境を構築している。具体的には、前記シミュレーション室210は、前記特定の多面上映館と同じ投射面(配置、数、材質など)を備え、前記特定の多面上映館と同じ投射装置(3次元的な位置、投射面までの距離など)を備える。このため、このように前記特定の多面上映館と同じ環境を構築したシミュレーション室210において、前記特定の映像コンテンツが再生される様子を撮影して前記シミュレーション映像を生成する。
一方、前記シミュレーション室210は、遊動自在に設けられた投射面及び投射装置を備えるが、これらの構成要素により、前記特定の多面上映館と同じ環境を備える状態に変形される。また、前記シミュレーション室210は、シミュレーション室210の構造変化(投射面の配置変更、投射面の材質変更、投射装置の位置変更など)が電子装置により制御されるように構成されるが、このような構成により前記シミュレーション室210の構造の変化が自動化される。
以上、前記シミュレーション映像管理部120が前記シミュレーション映像を生成する2種類の方式についてそれぞれ説明したが、実施形態によっては、前記シミュレーション映像管理部120が、これらの2種類の方式を同時に適用して2枚のシミュレーション映像を生成してもよい。このため、この場合には、互いに異なる方式による2種類のシミュレーション映像が生成されるので、システムの点検のための二重チェックが可能になる。
一方、前記シミュレーション映像管理部120は、前記特定の映像コンテンツを補正し、補正された前記特定の映像コンテンツを前記シミュレーション映像の生成に用いる。
ここで、前記シミュレーション映像管理部120は、前記特定の多面上映館の情報(複数の投射面の情報、2以上の投射装置の情報)を考慮して、前記特定の映像コンテンツを補正するが、この場合、前記特定の映像コンテンツの補正は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面の性質(明るさ、色相、画質、素材、構造など)差、又は2以上の投射装置の性能(ランプ出力、解像度など)差を打ち消すように(複数の投射面に同期化されて一体感のある映像を実現するように)行われることが好ましい。
従って、前記シミュレーション映像管理部120は、映像の補正まで終わった状態の前記特定の映像コンテンツを活用してシミュレーション映像を生成するので、生成されたシミュレーション映像を分析して、映像の補正により解消されない問題を診断して分析することができる。
参考までに、前記シミュレーション映像管理部120が、前記特定の多面上映館に設けられた複数の投射面の情報を考慮して、前記特定の映像コンテンツを補正する動作について説明すると、前記シミュレーション映像管理部120は、前記特定の多面上映館に設けられた複数の投射面の性質情報を考慮して映像を補正する。具体的には、前記シミュレーション映像管理部120は、前記複数の投射面間の性質差情報(色相差、明るさ差、反射率差、素材差、構造差など)を考慮して、性質差が打ち消されるように前記特定の映像コンテンツを補正する。
代表的に、前記複数の投射面の色相差情報を考慮する補正について説明すると(後述するプロセスは、明るさ差、反射率差、素材差、構造差などを考慮した補正にも当然のことながら類推されて適用される)、まず、前記シミュレーション映像管理部100は、各投射面の色度情報を考慮して、前記投射面間の色度差情報を算出するが、具体的には、一つの基準投射面を設定した後に各投射面の相対的な色度差情報を算出する。例えば、「A投射面は、基準投射面に比べてR(赤色)の色度レベルが50レベル高く、G(緑色)の色度レベルが40レベル高く、B(青色)の色度レベルは同じである。」といったように相対的な色度差情報を算出する。このようにして各投射面それ自体の色度差情報が算出された後には、算出された情報を用いて映像を補正するが、例えば、「A投射面に投射される映像の色度をRは50レベル低め、Gは40レベル低め、Bのレベルは維持する」といったように補正する。これにより、前記投射面の色相差が打ち消される。
一方、前記複数の投射面の性質差の分析は、基準投射面の設定以外の方式により種々に行われる。例えば、前記複数の投射面の性質に関する代表値(平均値、中央値、最頻値など)を算出した後に、算出した代表値を基準として相対的な特性差を分析する。
また、前記シミュレーション映像管理部120が、前記特定の多面上映館に設けられた2以上の投射装置の情報を考慮して、前記特定の映像コンテンツを補正する動作について説明すると、前記シミュレーション映像管理部120は、前記特定の多面上映館に設けられた投射装置の性能情報を考慮して映像を補正する。具体的には、前記シミュレーション映像管理部120は、前記2以上の投射装置間の性能差情報(明暗比差情報、明るさ差情報、解像度差情報、物理的な距離による画質差情報)を考慮して、性能差が打ち消されるように前記特定の映像コンテンツを補正する。
代表的に、前記2以上の投射装置の明るさ差情報を考慮する補正について説明すると(後述するプロセスは、明暗比差、解像度差、画質差などを考慮した補正にも当然のことながら類推されて適用される)、まず、シミュレーション映像管理部120は、各投射装置の明るさ差を補正により打ち消す。例えば、投射装置Aの明るさが500ANSIルーメンであり、投射装置Bの明るさが1000ANSIルーメンであり、投射装置Cの明るさが1500ANSIルーメンであるとしたとき、このような明るさの差を、映像補正により打ち消す。具体的には、投射装置A、B、Cが投射する映像の明度比を3:2:1に補正して、機器それ自体の明るさ差により発生する映像の異質感を打ち消す。
前記改善情報管理部130は、前記シミュレーション映像に基づいて分析された、前記特定の多面上映館の改善情報を管理する構成要素である。ここで、前記改善情報とは、前記特定の多面上映館の上映環境を改善するための情報であり、前記シミュレーション映像に見られる問題を解消する措置が含まれている情報である。例えば、前記改善情報には、投射面の取替えに関する情報、投射装置の位置変更に関する情報、投射装置の明るさ調節に関する情報、及び投射面に塗り付ける塗料に関する情報などが含まれている。一方、このような前記改善情報は、上述したように、前記統合管理サーバ400や前記管理者端末装置500により生成されるが、好ましくは、前記改善情報管理部130が直接的に生成する。
前記改善情報管理部130が前記改善情報を生成する過程について説明すると、前記改善情報管理部130は、前記シミュレーション映像中の複数の投射面において再生される映像の位置、面積、明るさ、画質などを個別的に、又は相対的に分析し、このような映像分析を用いて前記改善情報を生成する。例えば、前記改善情報管理部130は、特定の投射面に再生される特定の映像の位置が上下又は左右にずれている場合に、前記特定の投射面に映像を投射する投射装置の移動を指示する改善情報を生成する。また、前記改善情報管理部130は、特定の投射面に再生される映像が、他の投射面に再生される映像よりも明るい場合に、前記特定の投射面に映像を投射する投射装置の明るさの減少(ランプ出力の減少)を指示する改善情報を生成する。更に、前記改善情報管理部130は、特定の投射面に再生される映像が、他の投射面の映像に比べて歪み(色相、画質、歪みなど)が激しい場合に、特定の投射面の取替えを指示する改善情報を生成する。更にまた、前記改善情報管理部130は、特定の投射面に再生される映像の鮮明度が、他の投射面の映像に比べて格段と低い場合に、特定の投射面に塗料を塗り付けることを指示する改善情報を生成する。更にまた、前記改善情報管理部130は、特定の投射面に再生される特定の映像の面積が、他の投射面の映像に比べて相対的に広いか、或いは相対的に狭い場合に、前記特定の投射面に映像を投射する投射装置の移動(投射面に近く又は投射面から遠く)を指示する改善情報を生成する。なお、前記改善情報管理部130は、上述した改善情報に加えて、様々な改善情報を生成する。
一方、前記改善情報管理部130は、生成した改善情報を、前記特定の多面上映館を管理する多面上映館管理装置300に送る。これにより、このような前記改善情報が、前記特定の多面上映館の環境改善に活用される。
前記制御部150は、前記通信部110、前記シミュレーション映像管理部120、前記改善情報管理部130、及び前記格納部140の動作をはじめとする前記シミュレーション映像管理装置100の様々な動作を制御する構成要素である。このような前記制御部150は、様々な演算装置により実現される。
以下、図7から図10を参照して、前記シミュレーション映像管理部120と連動してシミュレーション映像を生成する、前記シミュレーション室210の具体的な実施形態について説明する。
図7に示すように、前記シミュレーション室210は、変形可能な構造に形成される複数の投射面212と、前記複数の投射面に同期化した映像を投射すると共に水平又は垂直方向に移動する2以上の投射装置214と、を備える。
また、前記複数の投射面212及び前記2以上の投射装置214は、特定の多面上映館の上映環境と同じ環境を選択的に実現するが、これにより、前記特定の多面上映館において特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示する。
前記複数の投射面212は、様々な多面上映館の投射面を実現するように変形可能な構造に形成される。例えば、前記複数の投射面212は、表面材質、配置などが変更可能な構造に形成される。
図7及び図8に示すように、前記投射面212は、前記シミュレーション室210に固定されていない状態で設けられ、駆動装置218と組み合わせられるように設けられる。ここで、前記駆動装置218は、電源装置からの電力供給によって前記投射面212を運動させるが、具体的には、前記投射面212を様々な方向に移動又は回転させる。このため、前記駆動装置218は、このような動作を用いて各投射面の配置位置、配置角度などを変化させる。一方、前記駆動装置218は、様々な電動機を備え、前記駆動装置218及び前記投射面212間の連結は、回転運動を可能にするボールジョイントなどの構成要素により行われる。
また、図9に示すように、前記投射面212は、前記投射面の表面材質を変更させる表面取替え装置219を備える。ここで、前記表面取替え装置219は、織物、テクタム(TECTUM)、石膏などの様々な材質を繋ぎ合わせたロール状の表面シートを備えるが、このようなロール状の表面シートを用いて前記投射面212の表面材質を選択的に変更させる。例えば、前記表面取替え装置219は、図9に示すように、前記投射面212の両側に設けられた回転装置を用いて前記ロール状の表面シートを巻き戻したり繰り出したりし、このような動作を用いて前記投射面212の表面を様々な材質のシートで覆う。
更に、前記2以上の投射装置214もまた、様々な多面上映館の投射装置を実現するように変形可能な構造に形成される。例えば、前記2以上の投射装置214は、水平又は垂直の方向に移動可能であり、前記シミュレーション室210の内部の様々な個所に移動する構造に形成される。
図10に示すように、前記投射装置214は、シミュレーション室210の天井に設けられたレールに沿って移動可能に構成される。このため、前記投射装置214は、このようなレールを媒介とする運動を介して、水平方向に自由に移動する。一方、前記レール及び前記投射装置214を連結する連結軸は、長さが調節可能に形成されるが、このような連結軸の長さの調節により前記投射装置214が垂直方向にも自由に移動する。
一方、前記シミュレーション室210は、前記シミュレーション室210を総括的に制御するシミュレーション室管理装置200と接続される。
このような前記シミュレーション室管理装置200は、前記シミュレーション室に組み込まれた様々な装置を制御する。特に、前記シミュレーション室管理装置200は、前記投射装置214と、前記駆動装置218及び前記表面取替え装置219の動作を制御する。
また、前記シミュレーション室管理装置200は、前記シミュレーション室210に設けられた撮影装置216を制御し、前記撮影装置216が撮影した映像を、通信網を介して送る。
一方、前記シミュレーション室管理装置は、上述したように、好ましくは、通信網を介して情報を送受信するサーバ装置として構成される。
以下、図11を参照して、本発明の一実施形態によるシミュレーション映像の管理方法について説明する。
図11に示すように、本発明の一実施形態によるシミュレーション映像の管理方法は、シミュレーション映像管理装置が、特定の映像コンテンツ及び特定の多面上映館に関する情報を受信するステップ(S10)を含む。
前記ステップS10後には、前記シミュレーション映像管理装置が、特定の多面上映館において前記特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成(S11)する。
前記ステップS11後には、前記シミュレーション映像管理装置が、生成されたシミュレーション映像を直接的に分析するか、或いは、統合管理サーバ又は管理者端末装置に送る(S12)。
一方、前記シミュレーション映像の管理方法は、プログラムの形で実現された後に、電子装置にて読み取り可能な記録媒体に格納されるか、或いは、通信網を介して送受信される。なお、プログラムの形で実現された後に様々な電子装置の内部に一時的に又は永久的に格納される。
また、上述した本発明によるシミュレーション映像の管理方法は、カテゴリは異なるとはいえ、本発明によるシミュレーション映像管理システムと実質的に同じ特徴を含む。したがって、前記シミュレーション映像管理システムに関する上述した特徴は、重複記載を避けるために具体的に述べないが、前記シミュレーション映像の管理方法の発明にも容易に類推されて適用される。
上述した本発明の実施形態は、単に例示のために開示されたものであり、これらにより本発明が限定されることはない。また、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の思想及び範囲内において様々な修正及び変更を加えることができ、このような修正及び変更は、本発明の範囲に属するものと認められるべきである。
100 シミュレーション映像管理装置
110 通信部
120 シミュレーション映像管理部
130 改善情報管理部
140 格納部
150 制御部
200 シミュレーション室管理装置
210 シミュレーション室
212 投射面
214 投射装置
216 撮影装置
218 駆動装置
219 表面取替え装置
300 多面上映館管理装置
310 多面上映館
400 統合管理サーバ
500 管理者端末装置

Claims (14)

  1. 特定の多面上映館において、特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するシミュレーション映像管理部を備え、
    前記シミュレーション映像は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面を介して、前記特定の映像コンテンツが再生される様子を表示する映像であることを特徴とするシミュレーション映像管理装置。
  2. 前記シミュレーション映像管理部は、
    前記特定の多面上映館の仮想イメージを生成し、生成された仮想イメージに前記特定の映像コンテンツを重ね合わせて前記シミュレーション映像を生成することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション映像管理装置。
  3. 前記仮想イメージは、複数の仮想投射面イメージを有し、該複数の仮想投射面イメージは、実際の投射面と同じ色相又は明るさを有するように形成されることを特徴とする請求項2に記載のシミュレーション映像管理装置。
  4. 前記シミュレーション映像管理部は、
    前記特定の多面上映館に設けられた2以上の投射装置の位置情報を考慮して、前記特定の映像コンテンツが重なり合う位置又は面積を決定することを特徴とする請求項2に記載のシミュレーション映像管理装置。
  5. 前記シミュレーション映像管理部は、
    前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面の情報又は2以上の投射装置の情報を考慮して、前記特定の映像コンテンツを補正し、補正された映像を前記仮想イメージのうち投射面の部分と重ね合わせて、前記シミュレーション映像を生成することを特徴とする請求項2に記載のシミュレーション映像管理装置。
  6. 前記シミュレーション映像管理部は、前記複数の投射面間の特性差、又は前記2以上の投射装置の性能差が打ち消されるように、前記特定の映像コンテンツを補正することを特徴とする請求項5に記載のシミュレーション映像管理装置。
  7. 前記シミュレーション映像管理部は、
    シミュレーション室管理装置からシミュレーション室を撮影した映像を受信し、受信した撮影映像を用いて前記シミュレーション映像を生成することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション映像管理装置。
  8. 前記シミュレーション室は、遊動自在に設けられた複数の投射面、及び2以上の投射装置を備え、前記特定の多面上映館と同じ環境に変形されることを特徴とする請求項7に記載のシミュレーション映像管理装置。
  9. 前記シミュレーション室は、投射面の配置、投射面の材質、又は投射装置の位置が電子装置の制御により変更されることを特徴とする請求項8に記載のシミュレーション映像管理装置。
  10. 前記シミュレーション映像に基づいて分析された前記特定の多面上映館の改善情報を管理する改善情報管理部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション映像管理装置。
  11. 前記改善情報管理部は、前記シミュレーション映像中の複数の投射面において、再生される映像の位置、面積、明るさ、又は画質を個別的に、又は相対的に分析して、前記改善情報を生成することを特徴とする請求項10に記載のシミュレーション映像管理装置。
  12. 前記改善情報には、投射面の取替えに関する情報、投射装置の位置変更に関する情報、投射装置の明るさ調節に関する情報、又は投射面に塗り付ける塗料情報が含まれることを特徴とする請求項10に記載のシミュレーション映像管理装置。
  13. 前記改善情報管理部は、前記特定の多面上映館を管理する多面上映館管理装置に、前記改善情報を転送することを特徴とする請求項10に記載のシミュレーション映像管理装置。
  14. (a)シミュレーション映像管理装置が、特定の映像コンテンツ及び特定の多面上映館に関する情報を受信するステップと、
    (b)前記シミュレーション映像管理装置が、前記特定の多面上映館において、前記特定の映像コンテンツが上映される様子を間接的に表示するシミュレーション映像を生成するステップと、
    を含み、
    前記シミュレーション映像は、前記特定の多面上映館に取り付けられる複数の投射面を介して、前記特定の映像コンテンツが再生される様子を表示することを特徴とするシミュレーション映像の管理方法。
JP2016540781A 2013-09-03 2013-12-27 多面上映システムのシミュレーション映像を提供するためのシミュレーション映像管理システム及び方法 Active JP6322290B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2013-0105277 2013-09-03
KR20130105277A KR101511520B1 (ko) 2013-09-03 2013-09-03 다면 상영 시스템의 시뮬레이션 영상을 제공하기 위한 시뮬레이션 영상 관리 시스템 및 방법
PCT/KR2013/012311 WO2015034141A1 (en) 2013-09-03 2013-12-27 Simulated-image management system and method for providing simulated image of multi-projection system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016536909A true JP2016536909A (ja) 2016-11-24
JP6322290B2 JP6322290B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=52582582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016540781A Active JP6322290B2 (ja) 2013-09-03 2013-12-27 多面上映システムのシミュレーション映像を提供するためのシミュレーション映像管理システム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20150062170A1 (ja)
JP (1) JP6322290B2 (ja)
KR (1) KR101511520B1 (ja)
CN (1) CN105519104B (ja)
WO (1) WO2015034141A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019012774A1 (ja) * 2017-07-14 2019-01-17 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN114827559A (zh) * 2021-01-27 2022-07-29 精工爱普生株式会社 显示方法以及显示系统
JP2022114688A (ja) * 2021-01-27 2022-08-08 セイコーエプソン株式会社 表示方法および表示システム
WO2024034437A1 (ja) * 2022-08-08 2024-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 シミュレーション装置、シミュレーション方法及びコンピュータプログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10205920B2 (en) * 2016-03-28 2019-02-12 Maxell, Ltd. Projection video display apparatus with variable light adjustment for multi-screen projection mode
KR101823033B1 (ko) 2017-01-26 2018-03-14 씨제이씨지브이 주식회사 실시간 렌더링 효율을 개선 시킨 영상 관리 시스템 및 그 방법
US11580616B2 (en) * 2020-04-29 2023-02-14 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. Photogrammetric alignment for immersive content production
US11967117B2 (en) * 2022-03-22 2024-04-23 Varjo Technologies Oy Cloud-based training and camera correction

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463092A (ja) * 1990-06-29 1992-02-28 Sanyo Electric Co Ltd 3次元シーン表示システム
JPH04204842A (ja) * 1990-11-30 1992-07-27 Toppan Printing Co Ltd 映像シミュレーション・システム
JP2001061121A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Nec Corp プロジェクタ装置
JP2008171431A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Seiko Epson Corp 基準行列の推定逆行列を生成する方法、第2のプロジェクタからの第2の投影画像を用いて第1のプロジェクタからの第1の投影画像をシミュレートする方法、投影画像を生成する方法および投影システム
JP2014052393A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Ricoh Co Ltd 画像投影システム、画像投影システムの運用方法、画像投影装置、画像投影システムの遠隔操作装置、及び画像投影システムを用いるテレビ会議システム
JP2014056044A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 画像投影システム、画像投影システムの運用方法、画像投影装置、及び画像投影システムの遠隔操作装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2371501A1 (en) * 2002-02-12 2003-08-12 Ben Kutner Simulation of attendance at a live event
JP3880561B2 (ja) * 2002-09-05 2007-02-14 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 表示システム
US7593024B2 (en) * 2005-01-15 2009-09-22 International Business Machines Corporation Screen calibration for display devices
JP2007180979A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Victor Co Of Japan Ltd 画像表示システム及び画像表示方法
CN101539804A (zh) * 2009-03-11 2009-09-23 上海大学 基于增强虚拟现实与异型屏的实时人机互动方法及系统
JP2012165091A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Seiko Epson Corp マルチプロジェクションシステム、及び、プロジェクター
KR101240573B1 (ko) * 2011-04-27 2013-03-11 (주) 피디케이리미티드 2차원 및 3차원 곡면 영상 디스플레이 시스템 및 방법
US9330499B2 (en) * 2011-05-20 2016-05-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Event augmentation with real-time information
WO2013106243A1 (en) * 2012-01-12 2013-07-18 West Kanye Omari Multiple screens for immersive audio/video experience

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463092A (ja) * 1990-06-29 1992-02-28 Sanyo Electric Co Ltd 3次元シーン表示システム
JPH04204842A (ja) * 1990-11-30 1992-07-27 Toppan Printing Co Ltd 映像シミュレーション・システム
JP2001061121A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Nec Corp プロジェクタ装置
JP2008171431A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Seiko Epson Corp 基準行列の推定逆行列を生成する方法、第2のプロジェクタからの第2の投影画像を用いて第1のプロジェクタからの第1の投影画像をシミュレートする方法、投影画像を生成する方法および投影システム
JP2014052393A (ja) * 2012-09-04 2014-03-20 Ricoh Co Ltd 画像投影システム、画像投影システムの運用方法、画像投影装置、画像投影システムの遠隔操作装置、及び画像投影システムを用いるテレビ会議システム
JP2014056044A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 画像投影システム、画像投影システムの運用方法、画像投影装置、及び画像投影システムの遠隔操作装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019012774A1 (ja) * 2017-07-14 2019-01-17 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JPWO2019012774A1 (ja) * 2017-07-14 2020-05-07 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US11082670B2 (en) 2017-07-14 2021-08-03 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, and program
CN114827559A (zh) * 2021-01-27 2022-07-29 精工爱普生株式会社 显示方法以及显示系统
JP2022114697A (ja) * 2021-01-27 2022-08-08 セイコーエプソン株式会社 表示方法および表示システム
JP2022114688A (ja) * 2021-01-27 2022-08-08 セイコーエプソン株式会社 表示方法および表示システム
JP7318670B2 (ja) 2021-01-27 2023-08-01 セイコーエプソン株式会社 表示方法および表示システム
JP7318669B2 (ja) 2021-01-27 2023-08-01 セイコーエプソン株式会社 表示方法および表示システム
CN114827559B (zh) * 2021-01-27 2023-12-01 精工爱普生株式会社 显示方法以及显示系统
WO2024034437A1 (ja) * 2022-08-08 2024-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 シミュレーション装置、シミュレーション方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN105519104B (zh) 2017-09-01
US20150062170A1 (en) 2015-03-05
WO2015034141A1 (en) 2015-03-12
CN105519104A (zh) 2016-04-20
JP6322290B2 (ja) 2018-05-09
KR101511520B1 (ko) 2015-04-13
KR20150026434A (ko) 2015-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6322290B2 (ja) 多面上映システムのシミュレーション映像を提供するためのシミュレーション映像管理システム及び方法
US9261762B2 (en) Multi-projection system and method comprising direction-changeable audience seats
US10063822B2 (en) Tri-surface image projection system and method
EP2685312B1 (en) Image correction system and method for multi-projection
US9756287B2 (en) System and method for providing a two-way interactive 3D experience
JP6322235B2 (ja) 上映劇場パラメータの管理装置
EP2920646B1 (en) Multi-projection system and method comprising direction-changeable audience seats
CN105492970A (zh) 使用内表面作为投影表面的多投影系统
KR20150141172A (ko) 다면 영상 생성 방법 및 시스템
KR101611174B1 (ko) 다면 상영 시스템의 시뮬레이션을 위한 시뮬레이션 시스템
JP6240780B2 (ja) パラメータを用いてガイドイメージを生成する装置及び方法
KR20140063536A (ko) 다면 상영을 위한 영상 보정 시스템 및 방법
KR20140063534A (ko) 다면 상영 시스템
KR101455664B1 (ko) 방향 전환이 가능한 관람용 의자를 포함하는 다면 상영 시스템 및 방법
Peikert et al. Immersive 3D-Stereo surround cinema

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6322290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150