本出願は、「MEASUREMENT AND SIGNALING FOR NETWORK ASSISTANCE TO ENABLE DATA-IC IN SMALL CELL CLUSTERS」という題名の、2014年9月25日に出願された米国非仮出願番号第14/497,218号、および「MEASUREMENT AND SIGNALING FOR NETWORK ASSISTANCE TO ENABLE DATA-IC IN SMALL CELL CLUSTERS」という題名の、2013年9月27日に出願された米国仮出願番号第61/883,948号の利益を主張し、それは全体として本明細書に参照によって明示的に組み込まれている。
[0027]添付の図面に関係して以下で述べられる詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されるものであり、本明細書で説明される概念が実施されうる唯一の構成を表すようには意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実施されうることは、当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントが、そのような概念を曖昧にすることを回避するためにブロック図の形態で図示されている。
[0028]次に、テレコミュニケーションシステムのいくつかの態様が、様々な装置および方法を参照して表されることになる。これらの装置および方法は、様々なブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム等(集合的には「要素」と称される)によって、以下の詳細な説明において説明され、添付の図面において例示されることになる。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらのあらゆる組み合わせを使用して実装されうる。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された設計制限および特定のアプリケーションに依存する。
[0029]例として、要素、または要素のいずれかの部分、または要素のあらゆる組み合わせが、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理回路、ディスクリートハードウェア回路、および本開示全体を通して説明されている様々な機能を実行するように構成された他の適したハードウェアを含む。処理システムにおける1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外で称されようとも、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味するように広く解釈されるものとする。
[0030]したがって1つまたは複数の実例的な実施形態おいて、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらのあらゆる組み合わせで実行されうる。ソフトウェアで実行される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に、1つまたは複数の命令またはコードとして符号化されるか、あるいは記憶されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる、あらゆる利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、かつコンピュータによってアクセスされうる他の任意の媒体を備えることができる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクを含み、ここにおいてディスク(disk)が通常磁気的にデータを再生する一方で、ディスク(disc)はレーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0031]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を例示している図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と称されうる。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、ホーム加入者サーバ(HSS)120、およびオペレータのインターネットプロトコル(IP)サービス122を含むことができる。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡潔化のためにそれらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示されているように、EPSはパケット交換サービスを提供するけれども、当業者は容易に認識するように、本開示全体を通して提示されている様々な概念が、回路交換サービスを提供するネットワークに拡張されることができる。
[0032]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106および他のeNB108を含む。eNB106は、UE102に対するユーザおよび制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNB106は、バックホール(例えば、X2インターフェース)を介して、他のeNB108に接続されうる。eNB106はまた、基地局、ノードB、アクセスポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の適した専門用語として称されうる。eNB106は、UE102のためのEPC110へのアクセスポイントを提供する。UE102の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤ(例えば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、またはあらゆる他の同様に機能するデバイスを含む。UE102は、当業者によって、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適した専門用語としても称されうる。
[0033]eNB106はEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、他のMME114、サービングゲートウェイ116、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM−SC)126、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含むことができる。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットは、それ自体がPDNゲートウェイ118に接続されるサービングゲートウェイ116を通って転送される。PDNゲートウェイ118は、UE IPアドレス割り当て、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118は、オペレータのIPサービス122に接続される。オペレータのIPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびPSストリーミングサービス(PSS)を含むことができる。BS−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を提供することができる。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとしての役目をし、PLMN内のMBMSベアラサービスを認証および開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールおよび配信するために使用されうる。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(例えば、106、108)にMBMSトラフィックを分配するために使用され得、セッション管理(開始/停止)およびeMBMS関連チャージ情報を集めることを担いうる。
[0034]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の例を例示している図である。この例では、アクセスネットワーク200が、多数のセルラ領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラ領域210を有することができる。より低い電力クラスeNB208は、フェムトセル(例えば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、または遠隔無線ヘッド(RRH)でありうる。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202内のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成されている。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラが存在しないけれども、代わりの構成では集中コントローラが使用されうる。eNB204は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、安全性、およびサービングゲートウェイ116への接続を含む、すべての無線関連機能を担う。eNBは、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも称される)をサポートすることができる。「セル」という用語は、eNBの最小のカバレッジエリアを指しうる、および/またはeNBサブシステムサービス提供(eNB subsystem serving)は、特定のカバレッジエリアである。さらに、「eNB」、「基地局」および「セル」という用語は、本明細書では交換可能に使用されうる。
[0035]アクセスネットワーク200によって用いられる変調および多元接続スキームは、展開されている特定のテレコミュニケーション規格に依存して異なりうる。LTEアプリケーションでは、周波数分割デュプレックス(FDD)および時分割デュプレックス(TDD)の両方をサポートするために、OFDMはDL上で使用され、SC−FDMAはUL上で使用される。以下に続く詳細な説明から当業者は容易に認識することになるように、本明細書で提示されている様々な概念はLTEアプリケーションに十分に適している。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を用いる他のテレコミュニケーション規格に容易に拡張されうる。例としてこれらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として、3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、モバイル局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを用いる。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、およびTD−SCDMAのようなCDMAの他の変形例を用いるユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いる移動体通信のための全世界システム(GSM(登録商標))、OFDMAを用いる、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMにも拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体による文書において説明されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書において説明されている。用いられる実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、システムに課せられた全設計制限および指定のアプリケーションに依存するだろう。
[0036]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有することができる。MIMO技術の使用は、eNB204が、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を利用することを可能にする。空間多重化は、同じ周波数上で同時にデータの異なるストリームを送信するために使用されうる。データストリームは、データレートを向上させるために単一のUE206に、または、全システム容量を増加させるために複数のUE206に、送信されうる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、その後、各空間的にプリコーディングされたストリームをDL上で複数の送信アンテナを通じて送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、UE(複数を含む)206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することを可能にする異なる空間シグネチャとともにUE206に到達する。UL上では、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これは、eNB204が、各空間的にプリコーディングされたデータストリームのソースを識別することを可能にする。
[0037]空間多重化は一般に、チャネル状況が良好なときに使用される。チャネル状況がさほど好ましくないときには、ビームフォーミングが1つまたは複数の方向に送信エネルギーの焦点を当てるために使用されうる。これは、複数のアンテナを通じた送信のためにデータを空間的にプリコーディングすることによって達成されうる。セルの端において良好なカバレッジを達成するために、シングルストリームビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わせて使用されうる。
[0038]以下に続く詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様が、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照して説明されることになる。OFDMは、OFDMシンボル内の多数のサブキャリアにわたってデータを変調する拡散スペクトル技術である。サブキャリアは、精確な周波数で間隔が空けられている。間隔を空けることは、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を提供する。時間ドメインでは、OFDMシンボル間干渉を抑制するために、各OFDMシンボルにガードインターバル(例えば、サイクリックプリフィクス)が追加されうる。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用することができる。
[0039]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示している図300である。フレーム(10ms)は、10つの等しいサイズのサブフレームに分割されうる。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含むことができる。リソースグリッドは2つのタイムスロットを表すために使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEにおいて、リソースブロックは、周波数ドメインにおいて12つの連続するサブキャリアを、各OFDMシンボルにおける通常のサイクリックプリフィクスでは、時間ドメインにおいて7つの連続するOFDMシンボルを含み、合計で84つのリソース要素を含む。拡張されたサイクリックプリフィクスでは、リソースブロックは、時間ドメインにおける6つの連続するOFDMシンボルを含み、合計で72つのリソース要素を含む。R302、304として表示されている、リソース要素のいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、セル固有のRS(CRS)(時折、共通RSとも呼ばれる)302、およびUE固有のRS(UE−RS)304を含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされているリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビットの数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、および変調スキームが高度であるほど、そのUEのためのデータレートは高くなる。
[0040]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を例示している図400である。ULのために利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の両端に形成され得、設定可能なサイズを有することができる。制御セクションにおけるリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられうる。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含むことができる。ULフレーム構造は、結果として連続するサブキャリアを含むデータセクションをもたらし、これにより、単一のUEは、データセクションにおける連続するサブキャリアのすべてを割り当てられることができるようになる。
[0041]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクションにおけるリソースブロック410a、410bを割り当てられうる。UEはまた、eNBにデータを送信するために、データセクションにおけるリソースブロック420a、420bを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおける割り当てられたリソースブロック上で、物理UL制御チャネル(PUCCH)において、制御情報を送信することができる。UEは、データセクションにおける割り当てられたリソースブロック上で、物理UL共有チャネル(PUSCH)において、データのみ、またはデータおよび制御情報の両方を送信することができる。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたることができ、周波数にわたってホッピングする(hop)ことができる。
[0042]リソースブロックのセットは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430において、初期システムアクセスを実行し、UL同期を達成するために使用されうる。PRACH430はランダムシーケンスを搬送し、いずれのULデータ/シグナリングも搬送することはできない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間および周波数リソースに制限される。PRACHのためのホッピングする周波数は存在しない。PRACHの試みは、単一のサブフレーム(1ms)において、または少数しかない連続するサブフレームのシーケンスにおいて搬送され、UEは、フレームごと(10ms)に単一のPRACHの試みしか行うことができない。
[0043]図5は、LTEにおけるユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示している図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3の3つのレイヤで図示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は、最下位のレイヤであり、様々な物理レイヤの信号処理機能を実行する。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ506と称されることになる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506よりも上位にあり、物理レイヤ506をわたったUEとeNBとの間のリンクを担う。
[0044]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤを含み、それらは、ネットワーク側のeNBで終端とされる。図示されていないけれども、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118で終端するネットワークレイヤ(例えば、IPレイヤ)、および接続のもう一方の端(例えば、遠端のUE、サーバ、等)で終端するアプリケーションレイヤを含む、L2レイヤ508よりも上位の、いくつかの上位レイヤを有することができる。
[0045]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間での多重化を提供する。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信のオーバヘッドを低減するための上位レイヤのデータパケットに関するヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによる安全性、eNB間でのUEのためのハンドオーバサポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメント化およびリアセンブリ(reassembly)、損失データパケットの再送信、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による、順序の狂った受信を補償するデータパケットの並べ替えを提供する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、1つのセルにおいて様々な無線リソース(例えば、リソースブロック)を複数のUE間で割り当てることを担う。MACサブレイヤ510はまた、HARQ演算を担う。
[0046]制御プレーンにおいて、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンではヘッダ圧縮機能が存在しないという点を除き、物理レイヤ506およびL2レイヤ508に関して実質的に同一である。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)における無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(例えば、無線ベアラ)を取得すること、およびeNBとUEとの間でのRRCシグナリングを使用してより下位のレイヤを構成することとを担う。
[0047]図6は、アクセスネットワークにおいてUE650と通信状態にあるeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤのパケットが、コントローラ/プロセッサ675に提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実行する。DLにおいてコントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットセグメント化および並び替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化、ならびに様々な優先順位メトリックに基づくE650への無線リソース割り振りを提供する。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ演算、損失パケットの再送、UE650へのシグナリングを担う。
[0048]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実行する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)を容易にするようにコード化およびインターリーブすること、ならびに様々な変調スキーム(例えば、2相位相変調(BPSK)、4相位相変調(QPSK)、M相位相変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて信号コンステレーションにマッピングすることを含む。コード化および変調されたシンボルはその後、並行なストリームに分けられる。各ストリームはその後、時間ドメインのOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを作り出すために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間ドメインおよび/または周波数ドメインにおいて基準信号(例えば、パイロット)で多重化され、そして逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して互いに組み合わされる。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを作り出すために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コード化および変調スキームを決定するために、ならびに空間処理のために、使用されうる。チャネル推定値は、UE650によって送信されたチャネル状況のフィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。各空間ストリームはその後、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に提供されうる。各送信機618TXは、送信のためにRFキャリアを各空間ストリームで変調することができる。
[0049]UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を提供する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実行する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられたあらゆる空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行することができる。複数の空間ストリームがUE650に宛てられている場合、それらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに組み合わされうる。RXプロセッサ656はその後、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインへと変換する。周波数ドメイン信号は、OFDM信号の各サブキャリアに対して別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルおよび基準信号は、eNB610によって送信された最もあり得る信号コンステレーションポイントを決定することによって、復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。これらの軟判定はその後、物理チャネル上でeNB610によって元々送信されたデータおよび制御信号を復元するために、復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ659に提供される。
[0050]コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660に関連付けられうる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と称されうる。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するためにトランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化、パケットリアセンブリ、解読、ヘッダ圧縮解除(decompression)、制御信号処理を提供する。上位レイヤパケットはその後、データシンク662に提供され、それは、L2レイヤより上位のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号もまた、L3処理のために、データシンク662に提供されうる。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ演算をサポートするための、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0051]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを提供するために使用される。データソース667は、L2レイヤより上位のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関係して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットセグメント化および並び替え、ならびにeNB610による無線リソースの割り当てに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化を提供することによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ演算、損失パケットの再送、eNB610へのシグナリングを担う。
[0052]eNB610によって送信されたフィードバックまたは基準信号からチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、適切なコード化および変調スキームを選択し、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ668によって使用されうる。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に提供されうる。各送信機654TXは、送信のためにRFキャリアをそれぞれの空間ストリームで変調することができる。
[0053]UL送信は、UE650における受信機機能に関係して説明されたものと同様の方法で、eNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を提供する。RXプロセッサ670は、L1レイヤを実装することができる。
[0054]コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676に関係付けられうる。メモリ676はコンピュータ可読媒体と称されうる。ULにおいて、制御/プロセッサ675は、UE650からの上部レイヤパケットを復元するためにトランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケットリアセンブリ、解読、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに提供されうる。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ演算をサポートするための、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0055]図7は、異種ネットワークにおける、範囲拡張されたセルラ領域を例示している図700である。RRH710bのようなより低い電力クラスeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間における強化型セル間干渉協調を通じて、およびUE720によって実行される干渉除去を通じてセルラ領域702から拡張される、範囲拡張されたセルラ領域703を有することができる。強化型セル間干渉協調では、RRH710bは、UE720の干渉状況に関する情報をマクロeNB710aから受信する。その情報によりRRH710bは、UE720が範囲拡張されたセルラ領域703に入ると、範囲拡張されたセルラ領域703内のUE720にサービス提供し、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフを受け入れることができるようになる。
[0056]図8は、異種ネットワーク(HetNet)の例を例示している。HetNetは、マクロセルネットワークおよびスモールセルの1つまたは複数の段(tier)を含むことができる。HetNet800は、マクロ基地局810およびスモールセル820のクラスタを含む。スモールセル820のクラスタは、UEのホットスポットにおいて展開されうる。ホットスポットは、大量の通信要望があるエリアを含み、スモールセルクラスタの展開は通信帯域幅を向上させることができる。スモールセルクラスタは、マクロセルと同一チャネルに(co-channel)展開されうる。クラスタのセルは、クラスタのセル間のバックホール接続を介して通信することができる。バックホール接続は、測定、シグナリング、および調整判定を搬送することができる。X2インターフェースまたは光ファイバ接続は、適用可能なバックホール接続メカニズムの例である。
[0057]いくつかの事例ではUEは、例えば、HetNetのクラスタのスモールセルまたはマクロセルの送信から干渉を経験しうる。これらの干渉物(interferer)のいくつかは、優性(他の干渉物と比較されると非常に(really)強力)であることがある。優性干渉物を除去または軽減することは、サービス提供リンクの信頼性/リンク容量を向上させることができる。「除去」という用語は、干渉信号を除去および/または軽減することを指すために使用されうる。
[0058]干渉除去または軽減は、例えばコードワードレベル干渉除去(CWIC)の方法、シンボルレベル干渉除去(SLIC)の方法を介して、またはオールモストブランクサブフレーム(ABS)の方法を使用して、実行されうる。CWICにおいてUEは、受信された干渉信号における干渉データを復号し、その後そのデータを除去することができる。CWICでは、UEは、空間スキーム、変調およびコード化スキーム(MCS)、送信モード(例えば、それがUE−RSに基づくか、CRSに基づくか)、リソースブロック(RB)割り当て、冗長バージョン(RV)、制御領域スパン(PCFICH値)、または干渉セル信号に関連付けられたトラフィック対パイロット比(TPR)に基づいて、除去を実行することができる。SLICでは、UEは、受信された干渉信号から干渉変調シンボルを検出し、それらを除去する。SLICにおいてUEは、空間スキーム、変調順序、送信モード(例えば、それがUE−RSに基づくか、CRSに基づくか)、RB割り当て、制御領域スパン(PCFICH値)、または第2のセル信号に関連付けられたTPRに基づいて、除去を実行することができる。干渉除去技法を指すSLICおよびCWICとは対称的に、ABSは概して、干渉回避を指し、ここではデータを持たないサブフレーム(例えば、サブフレームは除去することが容易である基準信号のみを含みうる)は、UEにおいて干渉を生成することを回避するために、指定されたサブフレームで干渉セルによって送信される。
[0059]除去効率(例えば、干渉スモールセルがUEにおいて抑制される量)は、干渉スモールセルがそのUEをスケジューリングするレートに応じる(a function of)。干渉セルが低レートでスケジューリングおよび送信する場合、干渉はより良好に除去または軽減されうる。
[0060]図9は、UEに関する干渉除去の例を例示している。UEi940は、サービス提供セル930によってサービス提供される。UEj920は、近隣セル910によってサービス提供される。図9の構成では、UEj920と通信する近隣セル910は、UEi940に対して優性干渉物である。近隣セル910は、QPSKを使用して送信をスケジューリングし、QPSKは、(同じコーディングレートを前提とすると)64QAMを使用してスケジューリングされた送信と比べて、UEi940において干渉信号のより良好な除去効率を許容する。同じコーディングレートでは、QPSKは、64QAMよりも低いデータレートである。この例では、干渉物の送信レートは、変調およびコード化スキーム(MCS)を指しうる。送信レートの例は、変調順序(MO)および送信ランクを含むことができる。
[0061]ある態様では、UEごとの優性干渉物(例えば、スモールセルからの送信)が(例えばbps/Hzにおける)その送信レートを低減する場合、干渉を経験するUEは、干渉物からの干渉送信をより良好に除去することができる。言い換えると、干渉送信がより低いレートで送信される場合、UEはより的に干渉を除去することができる。低減された送信レートはまた、サービス提供セルの信頼性/リンク容量を強化することもできる。
[0062]優性干渉物910は、そのUEj920に潜在的により高いレート(例えば、より高いMCSインデックス)でスケジューリングおよび送信することができるけれども、優性干渉物910は、より低いレート(例えば、より低いMCSインデックス)を使用するように制限されうる。そのような低減されたレートは、制限された送信レートと称されうる。
[0063]別の態様では、UEi940は、ある特定の測定を実行し、制限された送信レートの計算のために、その測定結果をネットワークに報告することができる。一態様では、UEi940は、最も強力な干渉物が他の干渉物に対してどれ程優性であるか、および/または最も強力な干渉物(例えば、干渉の重み(significance))を除去することからどれ程の利得をUEi940が得ると予期することができるかを反映する測定を報告することができる。
[0064]別の態様では、ネットワークは、クラスタのスモールセルの各々に関してある特定のリソース(例えば、時間−周波数リソース)上の制限された送信レートを計算することができる。ネットワークは、スモールセルクラスタバックホール上でのUE測定のメッセージパス(message-passing)を介して制限された送信レートを計算することができる。一態様では、スモールセルの各々は、異なるリソースのセット上で異なる制限された送信レートを有することができる。そのようなリソースのセットは、低減レートリソース(reduced-rate resources)と呼ばれうる。スモールセルはその後、ネットワークが所与のスモールセルに関して決定したある特定の低減レートリソース上での制限されたレートを設定することができる。ネットワークは、UEのこれらのリソースおよび制限された送信レートをシグナリングすることができ、これは、低減レートリソース上でこれらのセルを除去することができる。
[0065]一例では、サービス提供セル930は、UEi940に、UEi940の優性干渉物910の低減レートリソースおよび制限された送信レートをシグナリングする。UEi940はその後、優性干渉物の低減レートリソース上で干渉送信を除去することを試みることができる。
[0066]別の例では、UEi940は、ネットワークに除去結果の統計を戻すように報告することができる。一態様では、ネットワークは、これらの統計に基づいて、スモールセル制限された送信レートおよび低減レートリソースを順応的に設定することができる。
[0067]測定および関連するリンクメトリックに関するさらなる例が以下で提供されている。一態様では、干渉は、信号対干渉および雑音比(SINR)にしたがって測定される。関連するリンクメトリックの例は、以下を含む:
SINR(i):すべての干渉物を含む、ユーザiにおけるSINR。
SINR−1(i):最も強力な干渉物(例えば、最高電力の干渉物)を取り除いた後の、ユーザiにおけるSINR。例えば、比の分母の項は、1つの最も強力な干渉物を除いたすべての干渉物を含む。
SINRSI(i):ユーザiにおける最も強力な干渉物のSINR。例えば、比の分母の項は、サービス提供セルの受信された電力を含む。
SINRSI −0(i):サービス提供セルを取り除いた後の、ユーザiにおける最も強力な干渉物のSINR、例えば、干渉物の残りに雑音を加えたものに対する最も強力な干渉物の電力比。
[0068]一態様では、優性干渉物は、リンクメトリックSINRSI −0(i)がしきい値T1を超える場合、ユーザiに対する干渉物でありうる。別の態様では、干渉物の除去が、しきい値T2を超えたSINR(または他の信号メトリック)に利得(例えば、改善(improvements))をもたらすとき、優性干渉物はユーザに対する干渉物である。例えば、以下が保たれる場合、干渉物はユーザiにとって重大である:
SINR−1(i)−SINR(i)>T2
[0069]干渉除去のためにUEによって実行される測定の例が以下で提示される。一態様では、これらの測定は、長期測定である。測定は、長期SINR(i)を含むことができる。例えば、無線リソース管理(RRM)の一部として、UEは、サービス提供セルからの基準信号受信品質(RSRQ)から長期SINR(i)を概算することができる。サービス提供セルへの測定報告は、最も強力な干渉物(SI)セルIDおよびSINRSIを含むことができる。例えば、RRMの一部として、UEは、最も強力な干渉物に関してRSRQからSINRSIを概算することができる。
[0070]別の態様では、干渉除去のためにUEによって実行される測定は、優性干渉物に関する(例えば、(bits/s)/Hzの単位の)最大レートRmax SIを含むことができ、ここにおいてRmax SIは、UEが優性干渉物を依然として除去することができる優性干渉物に関する最大送信レートを表す。例として、最大レートは、最大MCS、最大MO(変調順序)、またはランク制限を指しうる。
[0071]一態様では、最大レートRmax SIは、UEの能力に応じる(例えば、ある特定のより高度なUEは、より旧式のUEよりも干渉除去の能力をより有する)。例えば、UEが制限された送信レートを含む、結合干渉除去スキームを適用する場合、除去は向上しうる。
[0072]別の態様では、最大レートRmax SIは粗、および/または予定レート(projected rate)でありうる。これことにより、システムを最初に開始する(例えば、ブーストラップする、起動する)ことを許容する。一度プロセスが開始されると、送信レートは、最大レートRmax SIをさらに精密にする(refine)ために(例えば、反復して、または閾値比較によって)調節されうる。
[0073]別の態様では、干渉除去のためにUEによって実行される測定は、干渉を除去することからの利得(例えば、改善)を含むことができる。一例では、利得は、SINR−1(i)−SINR(i)として表現されうる。別の例では、SINR−1(i)−SINR(i)の値は、以下のように測定または算出され:
ここにおいて、Intfiという項は、受信された電力の降順で分類される。一態様では、これらの値は、共通基準信号(CRS)トーン上で測定されたフィルタされた値である。他の例では、チャネル強度は、チャネル状態情報基準信号(CSU−RSとして知られる)で測定され得、干渉は、干渉測定リソース(IMRとして知られる)で測定されうる。
[0074]ネットワークは、種々のセルへの基準信号受信電力(RSRP)報告からSINR−1(i)−SINR(i)値を推測することができるが、そのような推測された値は、非対称セル負荷に起因して正確でないことがある。一態様では、セル強度および負かを報告するUEは、これらの値を決定することができる。一例では、第2の干渉物が時間の50%ローディングされるとUEが測定することができる場合、上記の数式における容量Intf2は、0.5*Intf2によって置き換えられうる。この例は、発見的スキームの1つであり、他のオプションもまた可能である。したがって、SINR−1(i)−SINR(i)は概して、干渉セルのローディングに依存しうる。
[0075]一態様では、測定は、選択されたサブフレーム(基準サブフレーム)上で実行される。一態様では、ネットワークは、これらの測定が実行されることになるサブフレームのサブセットをUEにシグナリングすることができる。例えば、干渉物がABCサブフレームとして構成されたある特定のサブフレームを有する場合、UEは、これらのサブフレーム上に干渉送信が送信しないことになるので、測定のためにこれらのサブフレームを使用しないように指示されうる。一態様では、測定された容量は、フィルタされた値、または累積値であり、したがってそれらは、短期間変化(例えば、サブフレームレベルの精度でのSINR変化)を反映しないことがある。したがって、すべてのサブフレームが、上で提示された算出および測定に役立つわけではないことがある。例えば、ある1つが干渉物を測定しようと試みる場合、ある1つは、干渉物が存在するサブフレームを使用する必要があるだろう。この方法では、(例えば、SINR−1(i)−SINR(i)のための)上記の算出は、上では、干渉送信がないサブフレームの測定を考慮に入れることができる。
[0076]一態様では、UEは、L3シグナリング(例えば、PUSCH)を使用して測定を報告することができる。別の例では、UEは、非周期的なL2およびL1シグナリングを使用して測定を報告することができる。
[0077]ネットワーク通信および報告の例は以下で提示される。一態様では、クラスタのスモールセルは、以下の値のうちの少なくとも1つを計算するためにバックホール通信を介して協同することができる。例えば、スモールセルごとに、計算された値は低減レートリソースを含むことができる。低減レートリソースは、所与のスモールセルが制限された送信レートで送信する時間−周波数リソース(例えば、サブバンドおよび/またはサブフレーム)のサブセットでありうる。一例では、低減レートリソースは、サブフレームレベルの精度にありうる(例えば、Mつのサブフレーム分のNつは、低減レートを有するように構成される)。当業者によって理解されることになるように、本開示の範囲は、提供されている例によって限定されない。例えば、スモールセルの干渉が例として使用される一方で、本開示の範囲は、例えば、マクロセルからの干渉を含むことができる。
[0078]一例では、UEは、低減レートリソース上で制限された送信レートで送られた干渉送信を受信しうる。制限は、最大MCS(インデックス)、最大MO(変調順序)、または送信ランク制限の単位で送信レートに適用されうる。
[0079]別の態様では、UEのサービス提供セルは、UEに低減レートリソース(例えば、優性干渉物が低減レート送信を有するリソース)をシグナリングすることができる。例えば、低減レートリソースがサブフレームレベルの精度で動作し、制限が最大MCSインデックスの単位にある場合、サービス提供セルは、優性干渉物(例えば、物理セルID)および/または優性干渉物上で構成された低減レートサブフレームを、(例えば、無線リソース制御、すなわちRRCを介して)UEにシグナリングすることができる。シグナリングは、(低減レートサブフレームを示す)ビットマップ、または(リソース制限の組み合わせを識別する複数の予め決定された、またはシグナリングされた構成のうちからの)構成インデックスを使用することができる。
[0080]一態様では、サービス提供セルからのシグナリングは、UEの電力を節約するのに役立つ。例えば、サービス提供セルからのシグナリングの結果として、UEは、すべてのサブフレーム上で、干渉をブラインド検出/推定する必要はない。
[0081]別の態様では、UEは、干渉除去に関するフィードバックをネットワークに提供する。UEは、除去性能の統計を周期的に報告することができる。例えば、UEは、優性干渉物の除去の成功比を報告することができる。その報告は、UEが低減レートリソース上で干渉物を除去したかどうかの2値情報でありうる。さらにUEは、除去から観測された潜在的なリンク利得をネットワークに報告することができる。一態様では、フィードバックは粗であるか、概算されうる。一態様では、これらの測定は、ネットワークによって、低減レートリソースおよび制限された送信レートに関するその判定を順応させるために使用されうる。
[0082]別の態様では、クラスタ内のスモールセルは、ジグザグ状に制限された送信レートで送信することができる。図10は、1つのそのような例を例示している。図10は、ピコセルP1、P2、P3、およびP4を例示している。セルP1は、制限されたレート信号を送信する。セルP2−P4は、通常(regular)レート信号およびCWIC有効レート信号を送信する。UEラベル付のICは、CWICを実行する。図示されているように、各ピコセルは、非重複の形で、1つのサブフレーム上で制限された送信レートで送信する。この例では、低減レートリソースは、ABS(例えば、0レートを搬送するサブフレーム、すなわちどのデータもスケジュールされない)に対応する。ピコセルP1は、サブフレームT1において制限された送信レートで送信する。その後、P2、P3、およびP4は次に、サブフレームT2−T4において順次送信する。図10で図示されているように、サブフレームT1−T4は時間においてジグザグ状である(例えば、サブフレームT1−T4は重複しない)。
[0083]別の態様では、各ピコセルは、それ自身の制限された送信レート(Rc)で計算および送信することができる。制限された送信レート(Rc)を計算することのいくつかの例が以下で提示される。RCの値の選択においてトレードオフが存在する。例えば、Rcのより低い値は、干渉除去を適用することができるより多い数のユーザを提供することができるが、ピコセルによってサービス提供されるユーザではより高い損失を提供しうる。
[0084]一態様では、Rcは、UEがそれが復号できると報告する干渉物の最大レートRmaxSIを使用して算出される。算出の例は以下を含む:
―最小Rc:Rcは、ピコセルによって干渉されるすべてのユーザの最小Rmax SI値が選択されるように選択される。
―最大Rc:Rcは、ピコセルによって干渉されるすべてのユーザの最大Rmax SI値が選択されるように選択される。したがって、1人のユーザのみが干渉除去を適用することができる。
―平均/中間Rc:Rcは、ピコセルによって干渉されるすべてのユーザの平均/中間RmaxSI値が選択されるように選択される。
―x%後部Rc:Rcは、ピコセルによって干渉されるユーザのSINRSI累積分布関数のx%に対応するRmax SI値が選択されるように選択される。
―しきい値Rc:Rcは、ユーザのセットに関する最小Rmax SIが選択されるように選択される。そのセットは、ある特定のしきい値よりも大きい干渉除去利得(例えば、SINR−1(i)−SINR(i))を有するユーザを含む。
[0085]図11は、UEとサービス提供セルとの間のシグナリングの例を例示している。図9を参照すると、シグナリングは、サービス提供セル930とUEi940との間にありうる。
[0086]1110において、UEは、(長期SINR統計のような)測定結果を(例えば、サービス提供セル930を介して)ネットワークに報告する。例えば、UEi940は、(長期SINR統計のような)ある特定の測定を実行し、制限された送信レートの計算のために、その測定結果をサービス提供セル930に報告することができる。一態様では、UEi940は、最も強力な干渉物が他の干渉物に対してどれ程優性であるか、および/または最も強力な干渉物(例えば、干渉の重み)を除去することからどれ程の利得をUEi940が得ると予期することができるかを反映する測定を報告することができる。
[0087]1120において、サービス提供セルは、低減レートリソースおよび/または制限された送信レートをUEにシグナリングする。例えば、ネットワークは、クラスタのスモールセルの各々に関してある特定のリソース(例えば、時間−周波数リソース)上の制限された送信レートを計算することができる。ネットワークは、スモールセルクラスタバックホール上でのUE測定のメッセージパスを介して制限された送信レートを計算することができる。一態様では、スモールセルの各々は、異なるリソースのセット上で異なる制限された送信レートを有することができる。そのようなリソースのセットは、低減レートリソースと呼ばれうる。サービス提供セル930は、低減レートリソースおよび/または制限された送信レートの指示をUEi940にシグナリングし、UEi940は、低減レートリソースおよび/または制限された送信レートの受信された指示に基づいて、干渉送信を除去することができる。
[0088]1130において、UEは、干渉除去の結果に基づいて統計を報告する。例えば、UEi940は、低減レートリソースおよび/または制限された送信レートの受信された指示に基づいて、干渉除去の結果の統計を報告することができる。上で提示されたように、プロセスは反復的であり得、ネットワークは、低減レートリソースおよび/または制限された送信レートをさらに精密にするために報告された統計を使用することができる。
[0089]図12は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1200である。方法は、少なくとも1つのUEによって実行されうる。点線で示されるステップはオプションのステップを表すと理解されるべきである。この方法により、UEは干渉送信を効率的に除去することができるようになりうる。
[0090]ステップ1202において、UEは、サービス提供セルからの送信および少なくとも1つの第1の干渉送信を含む信号を受信する。図9を参照すると、例えば、UEi940は、サービス提供セル930からの送信および干渉セル910からの干渉送信を受信する。
[0091]ステップ1204において、第1の干渉送信に関連付けられる、制限された送信レートが決定される。例えば、ネットワークは、クラスタのスモールセルの各々に関してある特定のリソース(例えば、時間−周波数リソース)上の制限された送信レートを計算することができる。ネットワークは、スモールセルクラスタバックホール上でのUE測定のメッセージパスを介して制限された送信レートを計算することができる。ある態様では、制限された送信レートは、UEi940における第1の干渉送信の除去を容易にするための低減送信レートである。サービス提供セル930は、UEi940に制限された送信レートをシグナリングすることができる。一例では、UEi940は、サービス提供セル930から受信された情報に基づいて、優性干渉セル910の制限された送信レートを決定する。
[0092]ステップ1206において、第1の干渉送信が受信される優性干渉セルの1つまたは複数の低減レートリソースが決定される。例えば、ネットワークは、クラスタのスモールセルの各々に関してある特定のリソース(例えば、時間−周波数リソース)上の制限された送信レートを計算することができる。ネットワークは、スモールセルクラスタバックホール上でのUE測定のメッセージパスを介して制限された送信レートを計算することができる。一態様では、スモールセルの各々は、異なるリソースのセット上で異なる制限された送信レートを有することができる。そのようなリソースのセットは、低減レートリソースと呼ばれうる。サービス提供セル930は、制限された送信レートおよび1つまたは複数の低減レートリソースの指示をUEi940にシグナリングすることができる。一例では、UEi940は、サービス提供セル930から受信された情報に基づいて、1つまたは複数の低減レートリソースを決定することができる。
[0093]ステップ1208において、UEは、制限された送信レートに基づいて、受信された信号から第1の干渉送信を除去する。優性干渉物を除去または軽減することは、サービス提供リンクの信頼性/リンク容量を向上させることができる。「除去」という用語は、干渉信号を除去および/または軽減することを指すために使用されうる。干渉除去または軽減は、例えばコードワードレベル干渉除去(CWIC)の方法、シンボルレベル干渉除去(SLIC)の方法を介して、またはオールモストブランクサブフレーム(ABS)の方法を使用して、実行されうる。
[0094]ステップ1210において、UEは、第1の干渉送信の除去の成功レートを示す統計をサービス提供セルに報告する。例えば、UEi940は、サービス提供セル930に除去性能の統計を周期的に報告することができる(サービス提供セル930はその後、ネットワークに情報を中継することができる)。例えば、UEi940は、優性干渉物910の除去の成功比を報告することができる。その報告は、UEi940が低減レートリソース上で干渉物を除去したかどうかの2値情報でありうる。さらに、UEi940は、除去から観測された潜在的なリンク利得をサービス提供セル930に報告することができる。一態様では、フィードバックは粗であるか、概算されうる。一態様では、これらの測定は、サービス提供セル930によって、低減レートリソースおよび制限された送信レートに関するその判定を順応させるために使用されうる。
[0095]ステップ1212において、UEは、1つまたは複数の干渉セルからの干渉送信に対して測定を実行する。ステップ1214において、その測定はサービス提供セルに報告される。例えば、UEi940は、(長期SINR統計のような)ある特定の測定を実行し、制限された送信レートの計算のために、その測定結果をサービス提供セル930に報告することができる。一態様では、UEi940は、L3シグナリング(例えば、PUSCH)を使用して測定を報告することができる。別の例では、UEi940は、非周期的なL2およびL1シグナリングを使用して測定を報告することができる。
[0096]図13は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1300である。点線で示されるステップはオプションのステップを表すと理解されるべきである。この方法は、ネットワークにおいてeNBによって実行されうる。
[0097]ステップにおいてeNBは、1つまたは複数のリソース上での送信のために制限された送信レートを決定する。図9を参照すると、例えば、eNBは、1つまたは複数のリソース上での送信(例えば、優性干渉セル910からの干渉送信)のための制限された送信レートを決定する。例えば、eNBは、クラスタのスモールセルの各々に関してある特定のリソース(例えば、時間−周波数リソース)上の制限された送信レートを計算することができる。eNBは、スモールセルクラスタバックホール上でのUE測定のメッセージパスを介して制限された送信レートを計算することができる。一態様では、スモールセルの各々は、異なるリソースのセット上で異なる制限された送信レートを有することができる。そのようなリソースのセットは、低減レートリソースと呼ばれうる。
[0098]ステップ1303において、eNBは、送信のために低減レートリソースを決定する。例えば、低減レートリソースは、所与のスモールセルが制限された送信レートで送信する時間−周波数リソース(例えば、サブバンドおよび/またはサブフレーム)のサブセットでありうる。一例では、低減レートリソースは、サブフレームレベルの精度にありうる(例えば、Mつのサブフレーム分のNつは、低減レートを有するように構成される)。
[0099]ステップ1304において、eNBは、その制限された送信レートをユーザ機器(UE)にシグナリングする。例えば、eNBは、UEi940に制限された送信レートを、サービス提供セル930を介してシグナリングすることができる。UEi940は、制限された送信レートに基づいて干渉送信を除去することができる。ある態様では、制限された送信レートは、UEi940における送信の除去を容易にするための低減送信レートである。ある態様では、制限された送信レートは、UEi940からの測定に基づいて決定される。ある態様では、測定は、少なくともUEi940において受信された第2の送信よりも実質的に強力な干渉を引き起こすことを示す。ある態様では、測定はさらに、UEi940において受信された信号からの送信の除去の後にUEi940によって予期される利得をさらに示す。
[00100]ステップ1305において、制限された送信レートに基づく送信はUEに送られる。例えば、優性干渉物910は、UEi940に、制限された送信レートに基づいてその送信を送ることができる。UEi940は、制限された送信レートに基づいて、受信された信号から(干渉)送信を除去することができる。優性干渉物を除去または軽減することは、サービス提供リンクの信頼性/リンク容量を向上させることができる。「除去」という用語は、干渉信号を除去および/または軽減することを指すために使用されうる。干渉除去または軽減は、例えばコードワードレベル干渉除去(CWIC)の方法、シンボルレベル干渉除去(SLIC)の方法を介して、またはオールモストブランクサブフレーム(ABS)の方法を使用して、実行されうる。
[00101]ステップ1306において、eNBは、UEにおいて受信された信号からの送信の除去の成功レートを示す統計をUEから受信する。例えば、UEi940は、サービス提供セル930に除去性能の統計を周期的に報告することができる。例えば、UEi940は、優性干渉物910の除去の成功比を報告することができる。その報告は、UEi940が低減レートリソース上で干渉物を除去したかどうかの2値情報でありうる。さらに、UEi940は、除去から観測された潜在的なリンク利得をサービス提供セル930を介して報告することができる。一態様では、フィードバックは粗であるか、概算されうる。一態様では、これらの測定は、eNBによって、低減レートリソースおよび制限された送信レートに関するその判定を順応させるために使用されうる。
[00102]図14は、実例的な装置1402において異なるモジュール/手段/コンポーネント間のデータフローを例示している概略的なデータフロー図1400である。その装置は、UEでありうる。装置は、受信モジュール1404、測定モジュール1408、報告モジュール1410、決定モジュール1412、除去モジュール1414、および送信モジュール1416を含む。
[00103]受信モジュール1404は、サービス提供セル(例えば、eNB1450)から信号を受信し、1つまたは複数の干渉セル(例えば、eNB1451)から少なくとも1つの第1の干渉送信を受信する。受信モジュール1404は、測定モジュール1408に受信された信号情報1406を提供する。測定モジュール1408は、1つまたは複数の干渉セル(例えば、eNB1451)からの干渉送信に対して測定を実行し、報告モジュール1410に測定結果1409を提供する。
[00104]受信モジュール1404はさらに、受信された信号上で、(例えば、eNB1451のような干渉セルの)1つまたは複数の低減レートリソースの指示および制限された送信レートに関する構成情報を受信する。受信モジュール1404は、制限された送信レートおよび1つまたは複数の低減レートリソースの指示に関する情報(1407)を決定モジュール1412に提供する。決定モジュール1412は、情報1407に基づいて、優性干渉セルの制限された送信レートおよび/または優性干渉セルの1つまたは複数の低減レートリソースを決定し、除去モジュール1414に決定された優性干渉セル情報1413を提供する。除去モジュール1414は、制限された送信レートに基づいて、受信された信号から第1の干渉送信を除去し、報告モジュール1410に除去情報1415を提供する。報告モジュール1410は、測定をネットワークに報告し、および/または第1の干渉送信の除去の成功レートを示す統計をネットワークに報告する。報告モジュール1410は、例えば、eNB1450へのアップリンクのために送信モジュールに報告情報1411を提供する。
[00105]装置は、上述の図12のフローチャートにおけるアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含むことができる。このように、上述の図12のフローチャートにおける各ステップはモジュールによって実行され得、その装置はそれらのモジュールのうちの1つまたは複数を含むことができる。モジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成されるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組み合わせの、1つまたは複数のハードウェアコンポーネントでありうる。
[00106]図15は、処理システム1514を用いる装置1402’のためのハードウェア実装の例を例示している図1500である。処理システム1514は、バス1524により一般に表されるバスアーキテクチャで実装されうる。バス1524は、処理システム1514の特定のアプリケーションおよび全設計制限に依存して、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含むことができる。バス1524は、プロセッサ1504、モジュール1404、1408、1410、1412、および1414、ならびにコンピュータ可読媒体/メモリ1506によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス1524はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクさせることができ、これらは当該技術分野では周知であり、そのためこれ以上説明されない。
[00107]処理システム1514は、トランシーバ1510に結合されうる。トランシーバ1510は、1つまたは複数のアンテナ1520に結合される。トランシーバ1510は、送信媒体をわたって様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1510は、1つまたは複数のアンテナ1520から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1514に、特に受信モジュール1404に、提供する。加えて、トランシーバ1510は、処理システム1514、特に送信モジュール1416から情報を受信し、その受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1520に適用されるべき信号を生成する。処理システム1514は、コンピュータ可読媒体/メモリ1506に結合されたプロセッサ1504を含む。プロセッサ1504は、コンピュータ可読媒体/メモリ1506に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。このソフトウェアは、プロセッサ1504によって実行されるとき、処理システム1514に、あらゆる特定の装置に関して上で説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1506はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1504によって操作されるデータを記憶するために使用されうる。処理システムはさらに、モジュール1404、1408、1410、1412、および1414のうちの少なくとも1つを含む。これらのモジュールは、プロセッサ1504上で起動し、コンピュータ可読媒体/メモリ1506に存在/記憶されたソフトウェアモジュールか、プロセッサ1504に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールか、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。処理システム1514は、UE650のコンポーネントであり得、メモリ660ならびに/、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つ、を含むことができる。
[00108]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1402/1402’は、UEにおいて信号を受信するための手段と、UEにおいてサービス提供セルからの送信および少なくとも1つの第1の干渉送信を含む、信号を受信するための手段と、第1の干渉送信に関連付けられた制限された送信レートを決定するための手段と、制限された送信レートに基づいて受信された信号から第1の干渉送信を除去するための手段と、1つまたは複数の干渉セルからの干渉送信に対して測定を実行するための手段と、サービス提供セルにその測定を報告するための手段と、第1の干渉送信が受信される1つまたは複数の低減レートリソースを決定するための手段と、第1の干渉送信の除去の成功レートを示す統計をサービス提供セルを報告するための手段と、を含む。上述の手段は、上述の手段によって記載された機能を実行するように構成された装置1402’の処理システム1514および/または装置1402の上述のモジュールのうちの1つまたは複数でありうる。上で説明されたように、処理システム1514は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含むことができる。このように、一構成において上述の手段は、上述の手段によって記載された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、コントローラ/プロセッサ659でありうる。
[00109]図16は、実例となる装置1602において異なるモジュール/手段/コンポーネント間のデータフローを例示している概略的なデータフロー図1600である。その装置は、eNBでありうる。装置は、受信モジュール1604、決定モジュール1606、および送信モジュール1608を含む。受信モジュール1604は、UE1650において受信された信号からの送信の除去(例えば、優性干渉セル1670からの干渉送信1671の除去)の成功レートを示す、例えばUE1650からの統計、および/または、(長期SINR統計のような)測定結果を含む信号を受信する。eNBは、UE1650のサービス提供セルを介してUE1650から信号を受信することができる。受信モジュール1604は、決定モジュール1606に統計または測定情報1605を提供する。決定モジュール1606は、受信された統計または測定情報に基づいて、1つまたは複数のリソース上の干渉送信1671に関する制限された送信レートを決定する。決定モジュール1606はさらに、送信のために低減レートリソースを決定することができる。決定モジュール1606は、送信モジュール1608に制限された送信レートおよび/または低減レートリソース情報1607を提供する。送信モジュール1608はUE1650にダウンリンクし、UE1650に送信レートを提供する。
[00110]装置は、上述の図13のフローチャートにおけるアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含むことができる。このように、上述の図13のフローチャートにおける各ステップはモジュールによって実行され得、装置はそれらのモジュールのうちの1つまたは複数を含むことができる。モジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成されるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組み合わせの、1つまたは複数のハードウェアコンポーネントでありうる。
[00111]図17は、処理システム1714を用いる装置1602’のためのハードウェア実装の例を例示している図1700である。処理システム1714は、バス1724により一般に表されるバスアーキテクチャで実装されうる。バス1724は、処理システム1714の特定のアプリケーションおよび全設計制限に依存して、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含むことができる。バス1724は、プロセッサ1704、モジュール1604、1606、および1608、ならびにコンピュータ可読媒体/メモリ1706によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス1724はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクさせることができ、これらは当該技術分野では周知であり、そのためこれ以上説明されない。
[00112]処理システム1714は、トランシーバ1710に結合されうる。トランシーバ1710は、1つまたは複数のアンテナ1720に結合される。トランシーバ1710は、送信媒体をわたって様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1710は、1つまたは複数のアンテナ1720から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1714に、特に受信モジュール1604に、提供する。加えて、トランシーバ1710は、処理システム1714、特に送信モジュール1608から情報を受信し、その受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1720に適用されるべき信号を生成する。処理システム1714は、コンピュータ可読媒体/メモリ1706に結合されたプロセッサ1704を含む。プロセッサ1704は、コンピュータ可読媒体/メモリ1706に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。このソフトウェアは、プロセッサ1704によって実行されるとき、処理システム1714に、あらゆる特定の装置に関して上で説明された様々な機能を行わせる。コンピュータ可読媒体/メモリ1706はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1704によって操作されるデータを記憶するために使用されうる。処理システムはさらに、モジュール1604、1606、および1608のうちの少なくとも1つを含む。これらのモジュールは、プロセッサ1704上で起動し、コンピュータ可読媒体/メモリ1706に存在/記憶されたソフトウェアモジュールか、プロセッサ1704に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールか、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。処理システム1714は、eNB610のコンポーネントであり得、メモリ676および/またはTXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675のうちの少なくとも1つを含むことができる。
[00113]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1602/1602’は、1つまたは複数のリソース上での送信のために制限された送信レートを決定するための手段と、送信のために低減レートリソースを決定するための手段と、その制限された送信レートをUEにシグナリングするための手段と、その制限された送信レートに基づいて、UEにおいて受信された信号に干渉を引き起こす送信を送るための手段と、UEにおいて受信された信号からの送信の除去の成功レートを示す統計をUEから受信するための手段と、を含む。上記の手段は、上記の手段によって記載された機能を実行するよう構成された装置1602’の処理システム1714および/または装置1602の上記のモジュールのうちの1つまたは複数でありうる。上で説明されたように、処理システム1714は、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675を含むことができる。このように、一構成において上述の手段は、上述の手段によって記載された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ616、RXプロセッサ670、コントローラ/プロセッサ675でありうる。
[00114]開示されているプロセスにおけるステップの指定の順序または階層は、実例的な手法の例示であることが理解される。設計の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの指定の順序または階層は並べ替えられうることが理解される。さらに、いくつかのステップは、組み合わされうるか、または省略されうる。添付の方法の請求項はサンプルの順序で様々なステップの要素を提示し、提示されている指定の順序または階層に限定されるようには意図されていない。
[00115]先の説明は、あらゆる当業者が本明細書で説明されている様々な態様を実施することを可能にするように提供されている。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義されている包括的な本質は他の態様に適用されうる。したがって、請求項は、本明細書で示されている態様に限定されるようには意図されていないけれども、請求項の用語と一貫した最大範囲を与えられるものとし、ここにおいて、単数の要素に対する参照は、「1つおよび1つだけ」を、そのように特別に述べられない限りは意味するように意図されておらず、むしろ「1つまたは複数」を意味するように意図されている。「実例的」という言葉は、「例、事例、または例示としての役目をする」を意味するように本明細書では使用されている。「実例的」として本明細書で説明されているあらゆる態様は、必ずしも、他の態様よりも好ましい、または有利であると解釈されるものではない。他の方法で特別に述べられていない限り、「いくつか」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらのあらゆる組み合わせ」のような組み合わせは、A、B、および/またはCのいずれの組み合わせも含み、複数のA、複数のB、または、複数のCを含むことができる。特に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらのあらゆる組み合わせ」のような組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCであり得、ここにおいてそのようなあらゆる組み合わせが、A、B、またはCの1つまたは複数のメンバを含むことができる。当業者に知られている、または後に知られることになる本開示全体で説明されている様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的な均等物は、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されるように意図されている。さらに本明細書で開示されているものはどれも、そのような開示が請求項に明示的に記載されているかどうかに関わらず、公共に寄与されるようには意図されていない。どの請求項の要素も、その要素が「〜のための手段」という表現を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるものではない。
[00115]先の説明は、あらゆる当業者が本明細書で説明されている様々な態様を実施することを可能にするように提供されている。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義されている包括的な本質は他の態様に適用されうる。したがって、請求項は、本明細書で示されている態様に限定されるようには意図されていないけれども、請求項の用語と一貫した最大範囲を与えられるものとし、ここにおいて、単数の要素に対する参照は、「1つおよび1つだけ」を、そのように特別に述べられない限りは意味するように意図されておらず、むしろ「1つまたは複数」を意味するように意図されている。「実例的」という言葉は、「例、事例、または例示としての役目をする」を意味するように本明細書では使用されている。「実例的」として本明細書で説明されているあらゆる態様は、必ずしも、他の態様よりも好ましい、または有利であると解釈されるものではない。他の方法で特別に述べられていない限り、「いくつか」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらのあらゆる組み合わせ」のような組み合わせは、A、B、および/またはCのいずれの組み合わせも含み、複数のA、複数のB、または、複数のCを含むことができる。特に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらのあらゆる組み合わせ」のような組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCであり得、ここにおいてそのようなあらゆる組み合わせが、A、B、またはCの1つまたは複数のメンバを含むことができる。当業者に知られている、または後に知られることになる本開示全体で説明されている様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的な均等物は、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されるように意図されている。さらに本明細書で開示されているものはどれも、そのような開示が請求項に明示的に記載されているかどうかに関わらず、公共に寄与されるようには意図されていない。どの請求項の要素も、その要素が「〜のための手段」という表現を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるものではない。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)のためのワイヤレス通信の方法であって、
UEにおいて信号を受信することと、前記受信された信号は、サービス提供セルからの送信および少なくとも1つの干渉送信を備え、前記少なくとも1つの干渉送信は、第1の干渉送信を含む、
前記第1の干渉送信に関連付けられる、制限された送信レートを決定することと、
前記制限された送信レートに基づいて前記第1の干渉送信を除去することと、
を備える方法。
[C2]
前記少なくとも1つの干渉送信を受信するよりも前に、前記サービス提供セルから構成情報を受信することをさらに備え、前記構成情報は、
前記第1の干渉送信が受信される1つまたは複数の低減レートリソースの指示と、
前記第1の干渉送信に関連付けられる、前記制限された送信レートと、
を少なくとも含む、C1に記載の方法。
[C3]
前記少なくとも1つの干渉送信に対して測定を実行することと、前記少なくとも1つの干渉送信は、1つまたは複数の干渉セルからのものである、
前記サービス提供セルに前記測定を報告することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記1つまたは複数の干渉セルは、前記UEにおいて受信された少なくとも1つの第2の干渉送信よりも実質的に強力な前記受信された信号への干渉を引き起こす、前記第1の干渉送信を送る優性干渉セルを含む、C3に記載の方法。
[C5]
前記測定はさらに、前記受信された信号から前記第1の干渉送信を除去した後に前記UEによって予期される利得を示す、C4に記載の方法。
[C6]
前記第1の干渉送信が受信される1つまたは複数の低減レートリソースを決定することをさらに備え、前記1つまたは複数の低減レートリソースは、前記制限された送信レートで構成され、
前記受信された信号から前記第1の干渉送信を除去することは、前記1つまたは複数の低減レートリソースに対して実行される、C1に記載の方法。
[C7]
前記第1の干渉送信の前記除去の成功レートを示す統計を前記サービス提供セルに報告することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
ワイヤレス通信の方法であって、
1つまたは複数のリソース上での送信のために制限された送信レートを決定することと、
ユーザ機器(UE)に前記制限された送信レートをシグナリングすることと、
を備える、方法。
[C9]
前記制限された送信レートは、前記UEからの測定に基づいて決定される、C8に記載の方法。
[C10]
前記測定は、前記送信が前記UEにおいて受信された少なくとも1つの第2の送信よりも実質的に強力な干渉を引き起こすことを示す、C9に記載の方法。
[C11]
前記測定はさらに、前記UEにおいて受信された信号からの送前記信の除去の後にUEによって予期される利得を示す、C10に記載の方法。
[C12]
前記UEにおいて受信された前記信号からの前記送信の前記除去の成功レートを示す統計を前記UEから受信すること、
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記制限された送信レートに基づいて前記送信をUEに送ることをさらに備える、C8に記載の方法。
[C14]
前記送信のために低減レートリソースを決定することをさらに備える、C8に記載の方法。
[C15]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
UEにおいて信号を受信するための手段と、前記受信された信号は、サービス提供セルからの送信および少なくとも1つの第1の干渉送信を備える、
前記第1の干渉送信に関連付けられる、制限された送信レートを決定するための手段と、
前記制限された送信レートに基づいて、前記受信された信号から前記第1の干渉送信を除去するための手段と、
を備える、UE。
[C16]
前記少なくとも1つの干渉送信を受信するよりも前に、前記サービス提供セルから構成情報を受信するための手段をさらに備え、前記構成情報は、
前記第1の干渉送信が受信される1つまたは複数の低減レートリソースの指示と、
前記第1の干渉送信に関連付けられる、前記制限された送信レートと、
を少なくとも含む、C15に記載のUE。
[C17]
1つまたは複数の干渉セルからの干渉送信に対して測定を実行するための手段と、
前記サービス提供セルに前記測定を報告するための手段と、
をさらに備える、C15に記載のUE。
[C18]
前記1つまたは複数の干渉セルは、前記UEにおいて受信された少なくとも1つの第2の干渉送信よりも実質的に強力な前記受信された信号への干渉を引き起こす、前記第1の干渉送信を送る優性干渉セルを含む、C17に記載のUE。
[C19]
前記測定はさらに、前記受信された信号から前記第1の干渉送信を除去した後に前記UEによって予期される利得を示す、C18に記載のUE。
[C20]
前記第1の干渉送信が受信される1つまたは複数の低減レートリソースを決定するための手段をさらに備え、前記1つまたは複数の低減レートリソースは、前記制限された送信レートで構成され、
前記受信された信号から前記第1の干渉送信を除去することは、前記1つまたは複数の低減レートリソースにさらに基づく、C15に記載のUE。
[C21]
前記第1の干渉送信の前記除去の成功レートを示す統計を前記サービス提供セルに報告するための手段をさらに備える、C15に記載のUE。
[C22]
ワイヤレス通信のための装置であって、
1つまたは複数のリソース上での送信のために制限された送信レートを決定するための手段と、
ユーザ機器(UE)に前記制限された送信レートをシグナリングする手段と、
を備える、装置。
[C23]
前記制限された送信レートは、前記UEからの測定に基づいて決定される、C22に記載の装置。
[C24]
前記測定は、前記送信が前記UEにおいて受信された少なくとも1つの第2の送信よりも実質的に強力な干渉を引き起こすことを示す、C23に記載の装置。
[C25]
前記測定はさらに、前記UEにおいて受信された信号からの前記送信の除去の後にUEによって予期される利得を示す、C24に記載の装置。
[C26]
前記UEにおいて受信された前記信号からの前記送信の前記除去の成功レートを示す統計を前記UEから受信するための手段をさらに備える、C25に記載の装置。
[C27]
前記制限された送信レートに基づいて前記送信を前記UEに送る手段をさらに備える、C22に記載の装置。
[C28]
前記送信のために低減レートリソースを決定するための手段をさらに備える、C22に記載の装置。