JP2016535956A - 通信ネットワークにおけるカバレッジホールの検出および最小化 - Google Patents

通信ネットワークにおけるカバレッジホールの検出および最小化 Download PDF

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Abstract

ネットワークデバイスのアクセスポイント機能が無効にされることがあり、通信ネットワークにおいてカバレッジホールをもたらし、クライアントデバイスの性能に影響を与える。カバレッジホールを検出して最小化するための様々な技法が実施され得る。いくつかの例では、ネットワークデバイスは、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかに応じて、および、クライアントデバイスが通信ネットワーク中の別のアクセスポイントを検出できるかどうかに応じて、クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立できる。いくつかの例では、クライアントデバイスは、予備のSSIDを検出したことに応答してクライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定でき、それに従って、通信ネットワークの中央調整器に通知できる。一例では、中央調整器は、カバレッジホールを除去できるネットワークデバイス(無効にされたアクセスポイント機能を有する)を特定でき、ネットワークデバイスに自身のアクセスポイント機能を有効にさせることができる。【選択図】図1

Description

関連出願
[0001] 本出願は、2013年8月14日に出願された米国出願第13/966,901号の優先権の利益を主張する。
[0002] 本発明の主題の実施形態は全般に、通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、通信ネットワークにおいてカバレッジホールを検出して最小化することに関する。
[0003] ハイブリッド通信ネットワークは通常、複数のネットワーキング技術(例えば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)技術、電力線通信(PLC)技術、イーサネット(登録商標)など)を備える。通常、通信機構およびプロトコル仕様は、各ネットワーキング技術に固有である。例えば、デバイスおよびトポロジー発見機構、ネットワーク間ブリッジング機構などは、ハイブリッド通信ネットワークのネットワーク技術ごとに異なり得る。ネットワーキング技術は通常、単一の拡張された通信ネットワークを形成するために、異なるネットワーク技術および媒体の間でフレームを転送するブリッジング対応デバイスを使用して相互接続される。
[0004] 通信ネットワークにおいてカバレッジホールを検出して最小化するための様々な実施形態が開示される。いくつかの実施形態では、方法は、通信ネットワークの第1のアクセスポイントにおいて、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するためのクライアントデバイスからの第1の要求を受信することと、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立した後で、クライアントデバイスを第1のアクセスポイントから切断させることと、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための第2の要求がクライアントデバイスから第1のアクセスポイントにおいて受信されるかどうかを決定することと、第2の要求がクライアントデバイスから受信されるかどうかに少なくとも一部基づいて、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかと、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するかどうかとを決定することとを備える。
[0005] いくつかの実施形態では、方法はさらに、クライアントデバイスから切断した後で、第2の要求がクライアントデバイスから受信されると決定したことに応答して、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定することと、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立することとを備える。
[0006] いくつかの実施形態では、方法はさらに、クライアントデバイスから切断した後で、第2の要求がクライアントデバイスから受信されないと決定したことに応答して、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定することを備える。
[0007] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、方法はさらに、クライアントデバイスから第1のアクセスポイントにおいて受信されるメッセージを無視することを備える。
[0008] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、方法はさらに、第1のアクセスポイントにおいて、第1のアクセスポイントがクライアントデバイスと通信するのを防ぐために、クライアントデバイスから受信されたメッセージをブロックすることを備える。
[0009] いくつかの実施形態では、方法はさらに、第1のアクセスポイントにおいて、所定のブロック間隔が経過した後で、クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックしないことを決定すること、または、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立した後で、クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックしないことを決定することを備える。
[0010] いくつかの実施形態では、方法はさらに、第1のアクセスポイントから、告知メッセージが第1のアクセスポイントの第1の通信能力を含むを送信することを備え、ここにおいて、第1のアクセスポイントの第1の通信能力は、通信ネットワークの第2のアクセスポイントの第2の通信能力と比較してより好ましくない。
[0011] いくつかの実施形態では、告知メッセージはビーコンメッセージまたはプローブ応答メッセージである。
[0012] いくつかの実施形態では、方法は、第1のアクセスポイントから、通信ネットワークの第1のアクセスポイントの識別子を含まないビーコンメッセージを送信することと、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための第1の接続要求をクライアントデバイスから受信することと、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスと通信ネットワークの第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定することと、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかに少なくとも一部基づいて、クライアントデバイスから受信される第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定することとを備え、ここにおいて、第2の接続要求は、第1の接続要求の後でクライアントデバイスによって送信される。
[0013] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得ないと決定したことに応答して、方法はさらに、クライアントデバイスが通信ネットワークのカバレッジホールの中にあると決定することと、第1のアクセスポイントにおいて、第2の接続要求への応答を送信して第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立すると決定することとを備える。
[0014] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを前記決定すること、および第2の接続要求への応答を送信するかどうかを前記決定することは、第2のアクセスポイントが第2のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立できるかどうかを決定するために第2のアクセスポイントに問い合わせることと、第1のアクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントが第2のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、第2の接続要求への応答を送信すると決定することとを備える。
[0015] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを前記決定すること、および第2の接続要求への応答を送信するかどうかを前記決定することは、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立できるかどうかを決定するためにクライアントデバイスに問い合わせることと、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、第2の接続要求への応答を送信すると決定することとを備える。
[0016] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得ると決定したことに応答して、方法はさらに、クライアントデバイスが通信ネットワークのカバレッジホールの中にないと決定することと、第1のアクセスポイントにおいて、第2の接続要求への応答を送信せず第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立しないと決定することとを備える。
[0017] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得ると決定したことに応答して、方法はさらに、通信ネットワークの他のネットワークデバイスにクライアントデバイスのためのメッセージを中継することを備える。
[0018] いくつかの実施形態では、第2の接続要求への応答を送信しないと決定したことに応答して、方法はさらに、クライアントデバイスから第1のアクセスポイントにおいて受信される第2の接続要求を無視することを備える。
[0019] いくつかの実施形態では、第2の接続要求への応答を送信しないと決定したことに応答して、方法はさらに、第1のアクセスポイントにおいて、第1のアクセスポイントがクライアントデバイスと通信するのを防ぐために、クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックすることを備える。
[0020] いくつかの実施形態では、方法はさらに、第1のアクセスポイントにおいて、所定のブロック間隔が経過した後で、クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックしないことを決定すること、または、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立した後で、クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックしないことを決定することを備える。
[0021] いくつかの実施形態では、第2の接続要求への応答を送信するかどうかを前記決定することは、所定の遅延時間間隔の間に、クライアントデバイスが第2のアクセスポイントの基本サービスセット(BSS)内にあるかどうかを決定することと、クライアントデバイスが第2のアクセスポイントのBSS内にあると決定された場合、第2の接続要求への応答を送信しないと決定し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立しないと決定することと、所定の遅延時間間隔が経過しクライアントデバイスが第2のアクセスポイントのBSS内にないと決定された場合、第2の接続要求への応答を送信し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立すると決定することとを備える。
[0022] いくつかの実施形態では、方法は、通信ネットワークの第1のアクセスポイントからクライアントデバイスにおいて第1のメッセージを受信することと、第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成で構成されることを示す第1のネットワーク識別子を受信された第1のメッセージが含むかどうかを決定することと、第1のアクセスポイントから受信された第1のメッセージが第1のネットワーク識別子を含むと決定したことに応答して、第2のメッセージが通信ネットワークの第2のアクセスポイントからクライアントデバイスにおいて受信されるかどうかを決定することと、第2のメッセージが第2のアクセスポイントから受信されなかったと決定したことに応答して、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定することとを備える。
[0023] いくつかの実施形態では、第2のメッセージは第1のネットワーク識別子を備えず、ここにおいて、第2のアクセスポイントは第1のアクセスポイント構成で構成されない。
[0024] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると前記決定することは、第1のネットワーク識別子を使用してクライアントデバイスと第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立することと、第1のアクセスポイントに第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えささせるために、クライアントデバイスから第1のアクセスポイントへ通知を送信することとを備える。
[0025] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると前記決定することは、クライアントデバイスから、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあることを示すために通知を通信ネットワークの調整デバイスに送信することと、通知を送信したことに応答して、クライアントデバイスにおいて第1のアクセスポイントの第2のネットワーク識別子を受信することとを備え、ここにおいて、調整デバイスは、第2のネットワーク識別子を第1のアクセスポイントに割り当て、第1のアクセスポイントに第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えさせる。
[0026] いくつかの実施形態では、第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成に切り替わった後で、方法はさらに、第2のネットワーク識別子を使用して、クライアントデバイスと第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立することを備える。
[0027] いくつかの実施形態では、通知を調整デバイスに前記送信することは、クライアントデバイスにおいて、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にある間のクライアントデバイスの位置をカバレッジホール情報が含むことを決定することと、カバレッジホール情報を通知において送信することとを備える。
[0028] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスの位置は、第1のアクセスポイントのデバイス識別子である。
[0029] いくつかの実施形態では、通知を調整デバイスに前記送信することは、帯域外通信プロトコルを介して、クライアントデバイスから調整デバイスに通知を送信することを備える。
[0030] いくつかの実施形態では、方法はさらに、第1のアクセスポイントから受信された第1のメッセージが第1のネットワーク識別子を含まないと決定したことに応答して、クライアントデバイスと第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立すること、または、第1のアクセスポイントから受信された第1のメッセージが第1のネットワーク識別子を含み、第2のアクセスポイントから受信された第2のメッセージが第1のネットワーク識別子を含まないと決定したことに応答して、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとともにの間の通信リンクを確立することを備える。
[0031] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると前記決定することはさらに、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあることを示す通知を通信ネットワークの調整デバイスに送信するかどうかを示す、クライアントデバイスからのユーザ入力を要求することを備える。
[0032] いくつかの実施形態では、第1のネットワーク識別子を含まない第2のメッセージが第2のアクセスポイントから受信されると決定したことに応答して、方法はさらに、クライアントデバイスにおいて、第2のメッセージと関連付けられる性能測定結果が性能測定結果の閾値に従っているかどうかを決定することと、第2のメッセージと関連付けられる性能測定結果が性能測定結果の閾値に従っていると決定したことに応答して、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立するために、接続要求をクライアントデバイスから第2のアクセスポイントに送信することと、第2のメッセージと関連付けられる性能測定結果が性能測定結果の閾値に従っていないと決定したことに応答して、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定することとを備える。
[0033] いくつかの実施形態では、方法は、調整デバイスにおいて、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスから第1のカバレッジホール通知を受信することと、ここにおいて、第1のカバレッジホール通知は、クライアントデバイスが通信ネットワークにおいてアクセスポイントを検出できないことを示す、クライアントデバイスから第1のカバレッジホール通知を受信したことに応答して、通信ネットワークの第1のネットワークデバイスに第1のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを有効にさせて第1のアクセスポイント構成で動作させるために、要求メッセージを調整デバイスから送信することと、調整デバイスにおいて、クライアントデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の通信リンクをクライアントデバイスが確立できるという指示を受信することと、第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように第1のネットワークデバイスに通知することとを備える。
[0034] いくつかの実施形態では、調整デバイスは、通信ネットワークの第1の通信ネットワークセグメントを介して、クライアントデバイスから第1のカバレッジホール通知を受信し、調整デバイスは、通信ネットワークの第2の通信ネットワークセグメントを介して、第1のネットワークデバイスに要求メッセージを送信する。
[0035] いくつかの実施形態では、調整デバイスは、セルラーネットワークを介して、クライアントデバイスから第1のカバレッジホール通知を受信し、調整デバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、電力線ネットワーク、またはイーサネットを介して、第1のネットワークデバイスに要求メッセージを送信する。
[0036] いくつかの実施形態では、アクセスポイントモジュールが第1のアクセスポイント構成で動作することを第1のネットワークデバイスが可能にした後で、方法はさらに、第2のカバレッジホール通知がクライアントデバイスから調整デバイスにおいて受信されるかどうかを決定することと、第2のカバレッジホール通知を受信したことに応答して、第1のネットワークデバイスにアクセスポイントモジュールを無効にさせるために、非アクティブ化メッセージを調整デバイスから第1のネットワークデバイスに送信することとを備える。
[0037] いくつかの実施形態では、第2のカバレッジホール通知がクライアントデバイスから受信されるかどうかを前記決定することは、調整デバイスにおいて、クライアントデバイスが所定の時間間隔内に第1のネットワークデバイスと関連付く(associate with)かどうかを決定することを備え、第2のカバレッジホール通知をクライアントデバイスから前記受信することは、調整デバイスにおいて、クライアントデバイスが所定の時間間隔内に第1のネットワークデバイスと関連付かないと決定することを備える。
[0038] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の通信リンクを確立できるという指示を前記受信したことに応答して、方法はさらに、調整デバイスにおいて、通信ネットワークの第2のネットワークデバイスが第1のアクセスポイント構成で動作するように構成されると決定することと、第2のネットワークデバイスに第2のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを無効にさせるために、非アクティブ化メッセージを調整デバイスから第2のネットワークデバイスに送信することとを備える。
[0039] いくつかの実施形態では、第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように第1のネットワークデバイスに前記通知することは、後続のメッセージにおける第1の識別子の使用を止め、後続のメッセージにおいて第2の識別子を使用するように、第1のネットワークデバイスに通知することを備え、ここにおいて、第1の識別子は、第1のネットワークデバイスが第1のアクセスポイント構成で動作するように構成されることを示し、ここにおいて、第2の識別子は、第1のネットワークデバイスが第2のアクセスポイント構成で動作するように構成されることを示す。
[0040] いくつかの実施形態では、第1のアクセスポイントは、プロセッサと、プロセッサに結合されたカバレッジホール検出ユニットとを備え、カバレッジホール検出ユニットは、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するためのクライアントデバイスからの第1の要求を受信し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立した後で、クライアントデバイスを第1のアクセスポイントから切断させ、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための第2の要求がクライアントデバイスから受信されるかどうかを決定し、第2の要求がクライアントデバイスから受信されるかどうかに少なくとも一部基づいて、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかと、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するかどうかとを決定するように構成される。
[0041] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスから切断した後で、および、第2の要求がクライアントデバイスから受信されると決定したことに応答して、カバレッジホール検出ユニットはさらに、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するように構成される。
[0042] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、カバレッジホール検出ユニットはさらに、第1のアクセスポイントがクライアントデバイスと通信するのを防ぐために、クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックするように構成される。
[0043] いくつかの実施形態では、カバレッジホール検出ユニットはさらに、告知メッセージが通信ネットワークの第1のアクセスポイントの第1の通信能力を含むを送信するように構成され、ここにおいて、第1のアクセスポイントの第1の通信能力は、通信ネットワークの第2のアクセスポイントの第2の通信能力と比較してより好ましくない。
[0044] いくつかの実施形態では、第1のアクセスポイントは、プロセッサと、プロセッサに結合されたカバレッジホール検出ユニットとを備え、カバレッジホール検出ユニットは、通信ネットワークの第1のアクセスポイントの識別子を含まないビーコンメッセージを送信し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための第1の接続要求をクライアントデバイスから受信し、クライアントデバイスと通信ネットワークの第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定し、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかに少なくとも一部基づいて、クライアントデバイスから受信される第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定するように構成され、ここにおいて、第2の接続要求は、第1の接続要求の後でクライアントデバイスによって送信される。
[0045] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかと、第2の接続要求への応答を送信するかどうかとを決定するように構成されるカバレッジホール検出ユニットは、第2のアクセスポイントが第2のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立できるかどうかを決定するために第2のアクセスポイントに問い合わせ、第2のアクセスポイントが第2のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、第2の接続要求への応答を送信すると決定するように構成される、カバレッジホール検出ユニットを備える。
[0046] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかと、第2の接続要求への応答を送信するかどうかとを決定するように構成されるカバレッジホール検出ユニットは、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立できるかどうかを決定するためにクライアントデバイスに問い合わせ、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、第2の接続要求への応答を送信すると決定するように構成される、カバレッジホール検出ユニットを備える。
[0047] いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合されたカバレッジホール検出ユニットとを備え、カバレッジホール検出ユニットは、通信ネットワークの第1のアクセスポイントから第1のメッセージを受信し、第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成で構成されることを示す第1のネットワーク識別子を受信された第1のメッセージが含むかどうかを決定し、第1のアクセスポイントから受信された第1のメッセージが第1のネットワーク識別子を含むと決定したことに応答して、通信ネットワークの第2のアクセスポイントから第2のメッセージが受信されるかどうかを決定し、第2のメッセージが第2のアクセスポイントから受信されなかったと決定したことに応答して、ネットワークデバイスがカバレッジホールの中にあると決定するように構成される。
[0048] いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスがカバレッジホールの中にあると決定するように構成されるカバレッジホール検出ユニットは、ネットワークデバイスがカバレッジホールの中にあることを示すために通知をネットワークデバイスから通信ネットワークの調整デバイスに送信し、通知を送信したことに応答して、第1のアクセスポイントの第2のネットワーク識別子を受信するように構成される、カバレッジホール検出ユニットを備え、ここにおいて、調整デバイスは、第2のネットワーク識別子を第1のアクセスポイントに割り当て、第1のアクセスポイントに第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えさせる。
[0049] いくつかの実施形態では、第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成に切り替わった後で、カバレッジホール検出ユニットはさらに、第2のネットワーク識別子を使用して、ネットワークデバイスと第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立するように構成される。
[0050] いくつかの実施形態では、調整デバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合されるカバレッジホール検出ユニットとを備え、カバレッジホール検出ユニットは、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスからカバレッジホール通知を受信し、ここにおいて、カバレッジホール通知は、クライアントデバイスが通信ネットワークにおいてアクセスポイントを検出できないことを示す、クライアントデバイスからカバレッジホール通知を受信したことに応答して、通信ネットワークの第1のネットワークデバイスに第1のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを有効にさせて第1のアクセスポイント構成で動作させるために、要求メッセージを送信し、クライアントデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の通信リンクをクライアントデバイスが確立できるという指示を受信し、第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように第1のネットワークデバイスに通知するように構成される。
[0051] いくつかの実施形態では、アクセスポイントモジュールが第1のアクセスポイント構成で動作することを第1のネットワークデバイスが可能にした後で、カバレッジホール検出ユニットはさらに、クライアントデバイスが所定の時間間隔内に第1のネットワークデバイスと関連付くかどうかを決定し、クライアントデバイスが所定の時間間隔内に第1のネットワークデバイスと関連付かないと決定したことに応答して、第1のネットワークデバイスにアクセスポイントモジュールを無効にさせるために、非アクティブ化メッセージを調整デバイスから第1のネットワークデバイスに送信するように構成される。
[0052] いくつかの実施形態では、機械実行可能命令が記憶された非一時的機械可読記憶媒体、機械実行可能命令は、通信ネットワークの第1のアクセスポイントにおいて、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するためのクライアントデバイスからの第1の要求を受信し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立した後で、クライアントデバイスを第1のアクセスポイントから切断させ、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための第2の要求がクライアントデバイスから受信されるかどうかを決定し、第2の要求がクライアントデバイスから受信されるかどうかに少なくとも一部基づいて、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかと、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するかどうかとを決定するための命令を備える。
[0053] いくつかの実施形態では、前記命令はさらに、クライアントデバイスから切断した後で、および、第2の要求がクライアントデバイスから受信されると決定したことに応答して、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための命令を備える。
[0054] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、前記命令はさらに、第1のアクセスポイントにおいて、第1のアクセスポイントがクライアントデバイスと通信するのを防ぐために、クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックするための命令を備える。
[0055] いくつかの実施形態では、前記命令はさらに、第1のアクセスポイントから、告知メッセージが第1のアクセスポイントの第1の通信能力を含むを送信するための命令を備え、ここにおいて、第1のアクセスポイントの第1の通信能力は、通信ネットワークの第2のアクセスポイントの第2の通信能力と比較してより好ましくない。
[0056] いくつかの実施形態では、機械実行可能命令を記憶した非一時的機械可読記憶媒体、機械実行可能命令は、第1のアクセスポイントから、通信ネットワークの第1のアクセスポイントの識別子を含まないビーコンメッセージを送信し、第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための第1の接続要求をクライアントデバイスから受信し、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスと通信ネットワークの第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定し、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかに少なくとも一部基づいて、クライアントデバイスから受信される第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定することための命令を備え、ここにおいて、第2の接続要求が、第1の接続要求の後でクライアントデバイスによって送信される。
[0057] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定するための前記命令、および第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定するための前記命令はさらに、第2のアクセスポイントが第2のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立できるかどうかを決定するために第2のアクセスポイントに問い合わせ、第1のアクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントが第2のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、第2の接続要求への応答を送信すると決定するための命令を備える。
[0058] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定するための前記命令、および第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定するための前記命令はさらに、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立できるかどうかを決定するためにクライアントデバイスに問い合わせ、第1のアクセスポイントにおいて、クライアントデバイスがクライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、第2の接続要求への応答を送信すると決定するための命令を備える。
[0059] いくつかの実施形態では、機械実行可能命令を記憶した非一時的機械可読記憶媒体、機械実行可能命令は、通信ネットワークの第1のアクセスポイントからクライアントデバイスにおいて第1のメッセージを受信し、第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成で構成されることを示す第1のネットワーク識別子を受信された第1のメッセージが含むかどうかを決定し、第1のアクセスポイントから受信された第1のメッセージが第1のネットワーク識別子を含むと決定したことに応答して、通信ネットワークの第2のアクセスポイントから第2のメッセージが受信されるかどうかを決定し、第2のメッセージが第2のアクセスポイントから受信されなかったと決定したことに応答して、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定するための命令を備える。
[0060] いくつかの実施形態では、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定するための前記命令は、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあることを示すために通知をクライアントデバイスから通信ネットワークの調整デバイスに送信し、通知を送信したことに応答して、クライアントデバイスにおいて第1のアクセスポイントの第2のネットワーク識別子を受信するための命令を備え、ここにおいて、調整デバイスは、第2のネットワーク識別子を第1のアクセスポイントに割り当て、第1のアクセスポイントに第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えさせる。
[0061] いくつかの実施形態では、機械実行可能命令を記憶した非一時的機械可読記憶媒体、機械実行可能命令は、調整デバイスにおいて、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスからカバレッジホール通知を受信し、ここにおいて、カバレッジホール通知は、クライアントデバイスが通信ネットワークにおいてアクセスポイントを検出できないことを示す、クライアントデバイスからカバレッジホール通知を受信したことに応答して、通信ネットワークの第1のネットワークデバイスに第1のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを有効にさせて第1のアクセスポイント構成で動作させるために、要求メッセージを送信し、クライアントデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の通信リンクをクライアントデバイスが確立できるという指示を受信し、第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように第1のネットワークデバイスに通知するための命令を備える。
[0062] いくつかの実施形態では、アクセスポイントモジュールが第1のアクセスポイント構成で動作することを第1のネットワークデバイスが可能にした後で、前記命令がさらに、調整デバイスにおいて、クライアントデバイスが所定の時間間隔内に第1のネットワークデバイスと関連付くかどうかを決定し、クライアントデバイスが所定の時間間隔内に第1のネットワークデバイスと関連付かないと決定したことに応答して、第1のネットワークデバイスにアクセスポイントモジュールを無効にさせるために、非アクティブ化メッセージを調整デバイスから第1のネットワークデバイスに送信するための命令を備える。
[0063] 添付の図面を参照することによって、本実施形態がよりよく理解され、多数の目的、特徴、および利点が、当業者に明らかにされ得る。
通信ネットワークにおけるカバレッジホールを最小化するための例示的な動作を示すブロック図。 クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかを決定するための例示的な動作を示すフロー図である。 クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立するための一実施形態の例示的な動作を示すフロー図である。 クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立するための別の実施形態の例示的な動作を示すフロー図である。 クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立するための別の実施形態の例示的な動作を示すフロー図である。 通信ネットワークにおけるカバレッジホールを検出するためのクライアントデバイス例示的な動作を示すフロー図である。 通信ネットワークにおけるカバレッジホールを最小化する中央調整器の例示的な動作を示すフロー図である。 通信ネットワークにおいてカバレッジホールを最小化するための機構を含む電子デバイスのある実施形態を示すブロック図である。
[0072] 以下の説明は、本発明の主題の技法を具現化する、例示的なシステムと、方法と、技法と、命令シーケンスと、コンピュータプログラム製品とを含む。しかしながら、説明される実施形態は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践され得ることを理解されたい。例えば、いくつかの実施形態では、カバレッジホール検出動作はワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)(例えば、IEEE802.11ネットワーク)において実施され得るが、実施形態はそのようには限定されない。他の実施形態では、本明細書で説明されるカバレッジホール検出動作は、他の適切なネットワーク(例えば、電力線通信(PLC)、イーサネット、Multimedia over Coax Alliance(MoCA)、WiMAX(登録商標)など)のために実施され得る。別の例として、実施例は、WLAN、PLCネットワーク(例えば、HomePlug(登録商標)AVネットワーク)、およびイーサネットに接続するハイブリッドデバイスを備えるハイブリッド通信ネットワークにおいてカバレッジホール検出動作が実施されることを説明するが、実施形態はそのようには限定されない。他の実施形態では、本明細書で説明されるカバレッジホール検出動作は、他の規格/プロトコル(例えば、multimedia over coax alliance(MoCA(登録商標))、WiMAXなど)を実装する他の適切なタイプのネットワークデバイスを備える、ハイブリッド通信ネットワークのために実施され得る。実施例は、ハイブリッドデバイスがカバレッジホール検出動作を実行することを説明するが、実施形態はそのようには限定されないことにさらに留意されたい。他の実施形態では、他の適切なネットワークデバイス(例えば、専用のWLANデバイス)は、本明細書で説明されるカバレッジホール検出動作を実行できる。他の事例では、説明を不明瞭にしないために、よく知られている命令インスタンス、プロトコル、構造、および技法は詳細に示されていない。
[0073] 通信ネットワークは、クライアントデバイスがシームレスなWLANカバレッジと接続性とを有することを確実にするために、複数のアクセスポイントを備え得る。しかしながら、いくつかの事例では、通信ネットワークはアクセスポイント(AP)機能を有する複数のネットワークデバイスを備えることがあり、全てのAP対応ネットワークデバイスがアクセスポイントとして動作するように構成され得るとは限らない。例えば、AP機能は、アクセスポイント間の干渉/重複を最小化すること、通信ネットワーク中の性能が悪いアクセスポイントを無効にすることなどのために、AP対応ネットワークデバイスのいくつかでは無効にされ得る。従って、AP対応ネットワークデバイスは、AP機能を有し得るとしても、クライアントデバイスとして動作するように構成されることがある。無効にされたAP機能を有するAP対応ネットワークデバイスは、ビーコンメッセージをブロードキャストせず、通信ネットワークにおいて存在を示さず/告知せず、またはアクセスポイントによって通常は実行される他の動作を実行しないことがある。従って、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスは、無効にされたAP機能を有するAP対応ネットワークデバイスを介して、通信ネットワークを検出して参加できない。通信ネットワーク中のネットワークデバイスのいくつかのAP機能は無効にされ得るので、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスは、通信ネットワークにおいていずれのアクセスポイントも検出しないことがある。言い換えると、クライアントデバイスは、ネットワークカバレッジが貧弱である、またはネットワークカバレッジのないエリアにあることがある。ネットワークカバレッジが貧弱である(またはない)通信ネットワーク中のそのようなエリアは、本明細書では「カバレッジホール」と呼ばれる。カバレッジホールは、AP対応ネットワークデバイスのいくつかのAP機能が無効にされ得ること、通信ネットワークにサービスするのに十分な数の、有効にされたAP機能を有するAP対応ネットワークデバイスを通信ネットワークが備えない可能性があることなどが原因で、通信ネットワークにおいて発生し得る。カバレッジホールは、通信ネットワークのカバレッジを制限することがあり、通信ネットワークの性能を低下させることがある。
[0074] 通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスによって提供される情報に基づいて、通信ネットワークにおけるカバレッジホールを検出し修復するための、機能が実装され得る。いくつかの実施形態では、図2A〜図4でさらに説明されるように、AP機能を無効にする代わりに、AP機能を有するネットワークデバイスは、クライアントデバイスが通信ネットワークの別のアクセスポイントを検出できるかどうかに応じて(すなわち、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかに応じて)、クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立するように構成され得る。別の実施形態では、図5および図6においてさらに説明されるように、クライアントデバイスは、それがカバレッジホールの中にあるかどうかを決定し、通信ネットワークの中央調整器に通知するように構成され得る。中央調整器は(クライアントデバイスとともに)、カバレッジホールに対処するために、通信ネットワーク中のネットワークデバイスの1つのAP機能を有効にすると決定できる。カバレッジホールを検出して最小化するためのこれらの特徴および他の特徴が、下でさらに説明される。通信ネットワーク中のカバレッジホールを検出して解決するためのそのような機構は、クライアントデバイスが通信ネットワークにおいて十分なWLANカバレッジを有することを確実にできる。
[0075] 図1は、通信ネットワーク100におけるカバレッジホールを最小化するための例示的な動作を示すブロック図である。通信ネットワーク100は、中央アクセスポイント(CAP)102と、ハイブリッドデバイス104および106と、クライアントデバイス108および110とを備える。ハイブリッドデバイス104は、通信ユニット112を備える。通信ユニット112は、リンク確立ユニット114と、カバレッジホール検出ユニット116と、構成ユニット118とを備える。同様に、図1には図示されていないが、ハイブリッドデバイス106はまた、リンク確立ユニットと、カバレッジホール検出ユニットと、構成ユニットとを含む通信ユニットを備え得る。CAP102は、通信ユニット120を備える。通信ユニット120は、リンク確立ユニット121と、カバレッジホール検出ユニット122とを備える。クライアントデバイス108は、通信ユニット124を備える。通信ユニット124は、リンク確立ユニット126と、カバレッジホール検出ユニット128とを備える。同様に、図1には図示されていないが、クライアントデバイス110はまた、リンク確立ユニットとカバレッジホール検出ユニットとを含む通信ユニットを備え得る。いくつかの実装形態では、図1には示されていないが、CAP102は構成ユニット118も含み得る。通信ネットワーク100の対応するネットワークデバイスのリンク確立ユニット、カバレッジホール検出ユニット、および構成ユニットと関連付けられる機能がさらに、下で説明される。さらに、図1には図示されていないが、通信ネットワーク100は、2つ以上の相互接続されたネットワークセグメントを備えるハイブリッド通信ネットワークであり得る。例えば、ハイブリッド通信ネットワーク100は、WLANセグメント、電力線ネットワークセグメント、およびイーサネットセグメントの相互接続によって形成され得る。
[0076] いくつかの実施形態では、ハイブリッドデバイス104および106とCAP102は各々、IEEE規格1905.1適合デバイスであり得る。ハイブリッドデバイス104および106とCAP102は各々、ハイブリッド通信ネットワーク100の対応するネットワークセグメント(例えば、WLANセグメント、電力線ネットワークセグメント、およびイーサネットセグメント)にハイブリッドデバイスを結合する複数のネットワークインターフェース(例えば、WLANインターフェース、PLCインターフェース、およびイーサネットインターフェース)を備え得る。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108および110は各々WLANデバイスであり得るが、他の実施形態では、クライアントデバイス108および110はまた、複数の通信ネットワークを介して通信を交換できるハイブリッドデバイスであり得る。いくつかの実施形態では、通信ネットワーク100は、WLAN通信ネットワークであってよく、ハイブリッドデバイス104および106は、WLANアクセスポイントおよびWLANクライアントデバイスの機能(例えば、WLANからイーサネットへのアダプタ、ケーブルテレビのセットトップボックス、WLAN対応テレビ、コンピュータなど)を有する、WLANアクセスポイントまたは他のWLAN適合ネットワークデバイスであり得る。一例では、CAP102とハイブリッドデバイス104および106は各々、WLAN AP機能を有するネットワークデバイスであり得る。別の例では、ハイブリッドデバイス104および106は各々、WLANアクセスポイントであり得る。さらに別の例では、CAP102は、他の通信ネットワーク(例えば、セルラーネットワーク)を介して通信するように構成され得るWLANアクセスポイントであり得る。
[0077] いくつかの実装形態では、CAP102、ハイブリッドデバイス104および106、ならびに/またはクライアントデバイス108および110は各々、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話、スマート家電、ゲームコンソール、専用アクセスポイント、または様々な通信能力(例えば、WLAN通信能力、PLC能力、イーサネット通信能力など)を有する他の適切な電子デバイスであり得る。いくつかの実施形態では、WLAN通信プロトコル(例えば、IEEE802.11通信プロトコル)に加えて、CAP102、ハイブリッドデバイス104および106、ならびにクライアントデバイス108および110は、他のタイプの通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、WiMAX、イーサネット、PLCなど)を可能にするために、他のプロトコルと機能とを実装できる。例えば、CAP102、ハイブリッドデバイス104および106、ならびにクライアントデバイス108および110の通信ユニットは各々、1つまたは複数の無線送受信機と、プロセッサと、メモリと、通信プロトコルと関連する機能とを実装するための他の論理とを含み得る。
[0078] WLAN通信能力を有するハイブリッドデバイスは、WLANアクセスポイント(AP)またはWLANクライアントデバイス(STA)として動作するように構成され得る。例えば、ハイブリッドデバイス106は、WLAN無線送受信機(図1には示されていない)を含んでよく、WLANアクセスポイント(AP)またはWLANクライアントデバイス(STA)として動作するように構成され得る。WLANアクセスポイントとして動作するように構成される場合、ハイブリッドデバイス106は、通信ネットワーク100に参加することを試みる他のWLANクライアントデバイスがハイブリッドデバイス106との通信リンクを検出して確立できるように、ビーコンメッセージを(WLAN無線送受信機を介して)定期的にブロードキャストできる。通信リンクが確立された後で、ハイブリッドデバイス106は、WLANクライアントデバイスとの間でメッセージ/パケットを(例えば、WLAN無線送受信機を介して)中継できる。ハイブリッドデバイス106(例えば、WLAN無線送受信機)がアクセスポイントとして動作するように構成される場合、ハイブリッドデバイス106は、「ハイブリッドルータ」(HR)または「ハイブリッドレンジエクステンダ」(HRE)と呼ばれ得る。WLANクライアントデバイスとして動作するように構成される場合、ハイブリッドデバイス104は、通信ネットワーク100における存在を示すためにビーコンメッセージをブロードキャストしない。従って、ハイブリッドデバイス104(例えば、WLAN無線送受信機)がWLANクライアントデバイスとして動作するように構成される場合、ハイブリッドデバイス104は、他のWLANクライアントデバイスと関連付いて他のWLANクライアントデバイスからのトラフィックを中継できない。ハイブリッドデバイス104がクライアントデバイスとして動作するように構成される場合、ハイブリッドデバイス104は、「ハイブリッドクライアント」(HC)と呼ばれ得る。いくつかの実施形態では、ハイブリッドデバイス104は、WLANアクセスポイントモジュールとWLANクライアントデバイスモジュールとを備え得る。この実施形態では、WLANアクセスポイントモジュールが無効にされる場合、ハイブリッドデバイス104はハイブリッドクライアントと呼ばれ得る。しかしながら、WLANアクセスポイントモジュールが有効にされる/アクティブ化される場合、ハイブリッドデバイス104はWLANアクセスポイントとして動作でき、ハイブリッドルータまたはハイブリッドレンジエクステンダと呼ばれ得る。
[0079] いくつかの実施形態では、CAP102(またはネットワーク管理者)は、ハイブリッドデバイス104が通信ネットワーク100においてWLANカバレッジを提供するために必要とされるかどうかに応じて、通信ネットワーク100のハイブリッドルータまたはハイブリッドクライアントとしてハイブリッドデバイス104を構成できる。図1の例を参照すると、ハイブリッドデバイス104がWLANカバレッジを提供するために必要とされない場合(例えば、ハイブリッドデバイス104のWLANカバレッジエリアがハイブリッドデバイス106のWLANカバレッジエリア内にある場合)、ハイブリッドデバイス104はハイブリッドクライアントとして動作するように構成され得る(すなわち、WLAN AP機能は無効にされ、または別様に利用不可能にされ得る)。別の例として、ハイブリッドデバイス104は、ハイブリッドデバイス104と106の両方をハイブリッドルータとして構成することが(例えば、ハイブリッドデバイス104および106のアクセスポイント間の競合が原因で)通信ネットワーク100の性能に悪影響を与える場合、ハイブリッドクライアントとして動作するように構成され得る。他の実施形態では、ハイブリッドデバイス104は、ハイブリッドデバイス104の性能に応じて、ハイブリッドルータまたはハイブリッドクライアントとして動作するように構成され得る。例えば、ハイブリッドデバイス104は、ハイブリッドデバイス104が通信ネットワーク100のバックホール(例えば、CAP102)への貧弱な接続(例えば、低い信号強度、大きな減衰、高いエラーレート、低いデータレートなど)を有する場合、ハイブリッドクライアントとして動作するように構成され得る。別の例として、ハイブリッドデバイス104は、電力の節約のために、WLAN通信間の競合を回避/最小化することのためなどにハイブリッドクライアントとして動作するように構成され得る。図1の例では、ハイブリッドデバイス106はハイブリッドルータとして動作するように構成され得る。例えば、ハイブリッドデバイス106のWLAN無線送受信機は、WLANアクセスポイントとして動作するように構成されてよく、ハイブリッドデバイス106のWLAN AP機能は有効にされてよい、などである。図1の例では、ハイブリッドデバイス104はハイブリッドクライアントとして動作するように構成され得る。例えば、ハイブリッドデバイス106のWLAN無線送受信機は、WLANクライアントデバイスとして動作するように構成されてよく、ハイブリッドデバイス104のWLAN AP機能はハイブリッドデバイス106において無効にされてよい、などである。
[0080] 結果として、AP機能を有する全てのハイブリッドデバイス(「AP対応ハイブリッドデバイス」)が、通信ネットワーク100に参加することを試みているクライアントデバイスに「見えている」とは限らない。図1の例では、クライアントデバイス110は、ハイブリッドルータとして動作する(すなわち、WLAN AP機能が有効にされる)ように構成されるハイブリッドデバイス106からのビーコンメッセージを検出できる。しかしながら、クライアントデバイス110は、ハイブリッドクライアントとして動作する(すなわち、WLAN AP機能が無効にされる)ように構成されるハイブリッドデバイス104からのビーコンメッセージを検出することはできない。従って、クライアントデバイス110は、ハイブリッドデバイス106を介して、通信ネットワーク100との通信リンクを確立し通信リンク100に参加できる。しかしながら、クライアントデバイス108が通信ネットワーク100に参加するのを試みるとき、クライアントデバイス108は、通信ネットワーク100中のいずれのAP対応ハイブリッドデバイスからもビーコンメッセージを検出しないことがある。例えば、クライアントデバイス108は、ハイブリッドクライアント104からのビーコンメッセージを検出しないことがある。また、クライアントデバイス108は、減衰が大きい環境にある(例えば、図1においてクロスハッチングされた線により図示されるコンクリートの壁の裏側にある)場合、ハイブリッドルータ106からのビーコンメッセージを検出しないことがある。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108がWLANカバレッジを受信できない(例えば、アクセスポイント、ハイブリッドルータ、ハイブリッドレンジエクステンダなどを検出しない)通信ネットワーク100中のそのようなエリアは、カバレッジホールと呼ばれる。他の実施形態では、クライアントデバイス108はまた、クライアントデバイス108が好ましいレベルのWLANカバレッジを検出できない場合(例えば、クライアントデバイス108が、アクセスポイントからの弱い信号強度、低いデータレート、高いエラーレート、大きな減衰などを検出する場合)、カバレッジホールの中にあると見なされ得る。
[0081] 図1の例では、クライアントデバイス108は、ハイブリッドデバイス104のAP機能が有効にされていれば、ハイブリッドデバイス104を介して通信ネットワーク100に接続されていた可能性がある。図1〜図6を参照して下でさらに説明されるように、ハイブリッドデバイス104、(カバレッジホール中の)クライアントデバイス108、および/またはCAP102は、通信ネットワーク100におけるカバレッジホールを検出し、カバレッジホールを最小化/除去するための動作を実行できる。従って、ハイブリッドクライアント104は、通信ネットワーク100に参加することを試みるクライアントデバイス108がカバレッジホールの中にある場合、ハイブリッドルータとして動作するように再構成され得る(例えば、ハイブリッドデバイス104のWLAN無線送受信機がアクセスポイントとして動作するように構成され得る、ハイブリッドデバイス104のAP機能が有効にされ得る、など)。例えば、CAP102は、ハイブリッドデバイス104のAP機能が有効にされるべきかまたは無効にされるべきかに関して、構成ユニット118に通知できる。構成ユニット118は、AP機能を有効または無効にするために、制御信号をハイブリッドデバイスのWLANモジュールに提供できる。
[0082] いくつかの実施形態では、図2A〜図4でさらに説明されるように、ハイブリッドデバイス104のAP機能を無効にする代わりに、ハイブリッドデバイス104は、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかに応じて、クライアントデバイスからの接続要求メッセージを選択的に受け入れるように構成され得る。ハイブリッドデバイス104は、WLAN AP機能を有効化/アクティブ化でき、(例えば、ビーコンメッセージを定期的に送信することによって)通信ネットワーク100における存在を示すことができる。ハイブリッドデバイス104のリンク確立ユニット114は、通信リンクを確立すべき別のWLANアクセスポイントをクライアントデバイス108が見つけられないときだけ、通信リンクを確立し、クライアントデバイス108のためのトラフィックを中継できる。図1の例では、クライアントデバイス108および110は各々、ハイブリッドデバイス104を検出し、接続要求メッセージをハイブリッドデバイス104に送信できる。ハイブリッドデバイス104は、クライアントデバイス108がハイブリッドデバイス104を介することでしか通信ネットワーク100に参加できないと決定することがある。例えば、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108が通信ネットワーク100中の別のアクセスポイントを検出できないと決定することがある。従って、ハイブリッドデバイス104は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあると決定し、クライアントデバイス108との通信リンクを確立し、クライアントデバイス108のためのトラフィックを中継できる。代替的に、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス110が別のアクセスポイント(例えば、ハイブリッドデバイス106)を介して通信ネットワーク100に参加できると決定することがある。従って、ハイブリッドデバイス104は、クライアントデバイス110がカバレッジホールの中にないと決定でき、クライアントデバイス110との通信リンクを確立しなくてよい(例えば、クライアントデバイス110からの接続要求メッセージを拒絶/無視してよい)。言い換えると、ハイブリッドデバイス104は、既存のアクセスポイント(すなわち、CAP102またはハイブリッドデバイス106)を検出できない(または既存のアクセスポイントを介した通信ネットワーク100への受け入れ可能な接続を見つけられない)クライアントデバイス108のためのハイブリッドルータとして動作できる。ハイブリッドデバイス104は、既存のアクセスポイントを介して良好な接続を検出し確立できるクライアントデバイス110のためのハイブリッドクライアントとして動作できる。
[0083] 別の実施形態では、ハイブリッドクライアント104は、AP機能を一時的に有効にできる。図5を参照して下でさらに説明されるように、ハイブリッドデバイス104のリンク確立ユニット114は、定期的に送信されるビーコンメッセージにおいて予備のサービスセット識別子(SSID)をブロードキャストできる。予備のSSIDは、ハイブリッドデバイス104が一時的に有効にされたAP機能を備えることと、ハイブリッドデバイス104が通信ネットワーク100への「最後の手段の接続」として使用されるべきであることと、予備のSSIDだけを検出することはクライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることを示すこととを示し得る。図5を参照してさらに説明されるように、クライアントデバイス108(例えば、カバレッジホール検出ユニット128)が予備のSSIDを備えるビーコンメッセージのみを受信する場合、クライアントデバイス108はカバレッジホールの中にあると推測され得る。カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることを(直接または間接的に)CAP102に通知できる。図6でさらに説明されるように、クライアントデバイス108から受信されたカバレッジホール情報に基づいて、CAP102のカバレッジホール検出ユニット122は、AP機能を有効にし、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあるかどうかを決定し、検出されたカバレッジホールを除去して良好なWLANカバレッジをクライアントデバイス108に提供するために1つまたは複数のハイブリッドデバイス104の構成を変更できる。
[0084] リンク確立ユニット114について説明されたのと同様に、リンク確立ユニット121および126は各々、通信ネットワーク100の別の適切なネットワークデバイスとの通信リンクをそれぞれのネットワークデバイスが確立することを可能にし得る。図1は、ハイブリッドデバイス104のWLAN AP機能を有効/無効にするための構成ユニット118を備えるハイブリッドデバイス104を説明するが、実施形態はそのように限定されない。他の実施形態では、ハイブリッドデバイス104は構成ユニット118を備えなくてよい。代わりに、構成ユニット118の機能は、ハイブリッドデバイス104のWLANモジュールの一部として、またはカバレッジホール検出ユニット114の一部として実装され得る。
[0085] 図2Aは、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかを決定するための例示的な動作を示すフロー図(「フロー」)200である。フローはブロック202で開始する。
[0086] ブロック202において、通信ネットワークの第1のアクセスポイントは、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスから接続要求メッセージを受信する。図3および図4を参照して下でさらに説明されるように、ネットワークデバイス104のリンク確立ユニット114は、クライアントデバイス108から接続要求メッセージを受信できる。接続要求メッセージは、ネットワークデバイス104との通信リンクを確立することによってクライアントデバイス108が通信ネットワーク100に参加するのを試みていることを示し得る。フローはブロック204に進む。
[0087] ブロック204において、第1のアクセスポイントは、通信ネットワークの第2のアクセスポイントとの通信リンクをクライアントデバイスが確立できるかどうかを決定する。図4を参照してさらに説明されるように、ネットワークデバイス104のカバレッジホール検出ユニット116は、別のアクセスポイント(例えば、ネットワークデバイス106)がクライアントデバイス108との通信リンクを検出して確立できるかどうかを決定できる。この決定は、クライアントデバイス108が通信ネットワーク100のカバレッジホールの中にあるかどうかをカバレッジホール検出ユニット116が推測することを可能にし得る。クライアントデバイスが第2のアクセスポイントとの通信リンクを確立できる場合、フローはブロック206に続く。それ以外の場合、フローはブロック208に続く。
[0088] ブロック206において、第1のアクセスポイントは、クライアントデバイスとの通信リンクを確立しないと決定する。図3および図4を参照してさらに説明されるように、クライアントデバイス108が別のアクセスポイント106を検出できる場合、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にないと推測できる。従って、カバレッジホール検出ユニット116は、ネットワークデバイス104とクライアントデバイス108との間の通信リンクをリンク確立ユニット114が確立すべきではないと決定できる。ブロック206から、フローは終了する。
[0089] ブロック208において、第1のアクセスポイントは、クライアントデバイスとの通信リンクを確立する。図2B〜図4を参照してさらに説明されるように、クライアントデバイス108が別のアクセスポイント106との通信リンクを検出して確立できない場合、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあると推測できる。従って、カバレッジホール検出ユニット116は、ネットワークデバイス104とクライアントデバイス108との間の通信リンクをリンク確立ユニット114が確立すべきであると決定できる。ブロック208から、フローは終了する。
[0090] 図2Bは、クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立するための一実施形態の例示的な動作を示すフロー図250である。フロー250は、ブロック252で開始する。
[0091] ブロック252において、通信ネットワークのネットワークデバイスは、限られた通信能力を有するビーコンメッセージを送信する。図1の例を参照すると、リンク確立ユニット114は、ネットワークデバイス104が劣った通信能力を有するアクセスポイントを備えることを示すビーコンメッセージを送信できる。ネットワークデバイス104のAP機能を無効にする代わりに、ネットワークデバイス104は、通信ネットワーク100の他の好ましいアクセスポイント(例えば、ネットワークデバイス106)と比較して通信能力が限られているか劣っているアクセスポイントとして、自身を描写するように構成され得る。例えば、既存のアクセスポイント(例えば、ネットワークデバイス106)が802.11nアクセスポイントを備える場合、リンク確立ユニット114は、(実際の通信能力とは無関係に)ネットワークデバイス104が802.11bアクセスポイントを備えることを示し得る。別の例として、リンク確立ユニット114は、ネットワークデバイス104が主要な通信チャネルで動作しないこと、高いトラフィック負荷を有すること、低いバックホール帯域幅を有することなどを示すことによって、劣ったアクセスポイントとしてネットワークデバイス104を描写できる。フローはブロック254に進む。
[0092] ブロック254において、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスから接続要求メッセージが受信されるかどうかが決定される。例えば、リンク確立ユニット114は、通信ネットワーク100に参加することを試みるクライアントデバイス108から接続要求メッセージが受信されたかどうかを決定できる。ネットワークデバイス104が接続要求メッセージを受信した場合、フローはブロック256に続く。そうでない場合、フローはブロック254に舞い戻り、そこでネットワークデバイス104は接続要求メッセージを受信するのを待ち続ける。リンク確立ユニット114は、ブロック252において上で論じられたようなビーコンメッセージを定期的に(例えば、所定のビーコン間隔ごとに)送信し続け得ることに留意されたい。
[0093] ブロック256において、ネットワークデバイスは、クライアントデバイスとの通信リンクを確立する。リンク確立ユニット114がクライアントデバイス108からの接続要求メッセージを受信する場合、フロー250はブロック254からブロック256に移る。クライアントデバイス108が通信ネットワーク100において複数のアクセスポイントを検出する場合、クライアントデバイス108は通常、好ましい通信能力(例えば、最高のデータレート、最高の帯域幅、最低の減衰レベル、最高の信号強度など)を有するアクセスポイントを選択する。ネットワークデバイス104が劣った通信能力を告知した後でクライアントデバイス108から接続要求メッセージを受信する場合、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にありネットワークデバイス104を介することでしか通信ネットワーク100に接続できないと、推測できる。従って、リンク確立ユニット114は、ネットワークデバイス104とクライアントデバイス108との間の通信リンクを確立できる。ネットワークデバイス104はまた、クライアントデバイス108のためのトラフィックを、CAP102へ、他のネットワークデバイス106へ、および/または通信ネットワーク100の複数のネットワークセグメントにわたって中継できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104のカバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることをCAP102に通知できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104はまた、クライアントデバイス108の位置を(例えば、クライアントデバイス108から)決定し、それをCAP102に提供できる。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108の位置は、ネットワークデバイス104の位置に対するものであってよい。例えば、クライアントデバイス108の位置は、ネットワークデバイス104のMACアドレスとして記録され得る。他の実施形態では、クライアントデバイス108は、実際の位置をネットワークデバイス104に提供できる。CAP102は、通信ネットワーク100におけるカバレッジホール(または貧弱な性能/カバレッジの領域)の位置をユーザ(またはネットワーク管理者)に通知できる。ブロック256から、フローは終了する。
[0094] 図3は、クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立するための別の実施形態の例示的な動作を示すフロー図300である。フロー300は、ブロック302で開始する。
[0095] ブロック302において、ネットワークデバイスは、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスから接続要求メッセージを受信する。図1の例を参照すると、ネットワークデバイス104のリンク確立ユニット114は、クライアントデバイス108のリンク確立ユニット126から接続要求メッセージを受信できる。リンク確立ユニット114は、通信ネットワーク100におけるネットワークデバイス104の存在を示す/告知するために、ビーコンメッセージを定期的に送信できる。クライアントデバイス108は、ビーコンメッセージを検出でき、ネットワークデバイス104との通信リンクを確立して通信ネットワーク100に参加するために接続要求メッセージを送信できる。フローはブロック304に進む。
[0096] ブロック304において、クライアントデバイスとの通信リンクを確立した後で、ネットワークデバイスはクライアントデバイスから切断する。例えば、カバレッジホール検出ユニット116は、ネットワークデバイス104からクライアントデバイス108を切断する/認証解除するようにリンク確立ユニット114に促し、それによって、クライアントデバイス108とネットワークデバイス104との間の通信リンクを切ることができる。そうする際に、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあるかどうかと、ネットワークデバイス104がクライアントデバイス108と通信してクライアントデバイス108のためのトラフィックを中継すべきであるかどうかとを、評価することを試み得る。フローはブロック306に進む。
[0097] ブロック306において、クライアントデバイスから第2の接続要求メッセージが受信されるかどうかが決定される。例えば、リンク確立ユニット114は、クライアントデバイス108が別の接続要求メッセージをネットワークデバイス104に送信したかどうかを決定できる。カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108が別のアクセスポイントを介して通信ネットワーク100に接続することを試みるかどうか、または、クライアントデバイス108がネットワークデバイス104を介して通信ネットワーク100に接続しようとし続けるかどうかを決定できる。クライアントデバイス108が別の接続要求メッセージをネットワークデバイス104に送信する場合、フローはブロック308に続く。それ以外の場合、フローはブロック310に続く。
[0098] ブロック308において、ネットワークデバイスがクライアントデバイスから第2の接続要求メッセージを受信する場合、ネットワークデバイスは、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると推測し、クライアントデバイスとの通信リンクを確立する。ネットワークデバイス104からクライアントデバイス108を切断した後で、クライアントデバイス108がネットワークデバイス104と再接続することを(例えば、ブロック306において第2の接続要求メッセージを送信することによって)試みる場合、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあり、ネットワークデバイス104を介することでしか通信ネットワーク100に接続できないと推測できる。リンク確立ユニット114は、ネットワークデバイス104とクライアントデバイス108との間の通信リンクを確立できる。ネットワークデバイス104はまた、クライアントデバイス108のためのトラフィックを、CAP102へ、他のネットワークデバイス106へ、および/または通信ネットワーク100の複数のネットワークセグメントにわたって中継できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104のカバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることをCAP102に通知できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104はまた、クライアントデバイス108の位置を決定し、それをCAP102に提供できる。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108の位置は、ネットワークデバイス104の位置に対するものであってよい。例えば、クライアントデバイス108の位置は、ネットワークデバイス104のMACアドレスとして記録され得る。他の実施形態では、クライアントデバイス108は、実際の位置をネットワークデバイス104に提供できる。CAP102は、通信ネットワーク100におけるカバレッジホール(または貧弱な性能/カバレッジの領域)の位置をユーザ(またはネットワーク管理者)に通知できる。ブロック308から、フローは終了する。
[0099] ブロック310において、ネットワークデバイスがクライアントデバイスから第2の接続要求メッセージを受信しない場合、ネットワークデバイスは、クライアントデバイスとの通信リンクを確立しないと決定する。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104からクライアントデバイス110を切断した後で、クライアントデバイス110がネットワークデバイス104と再接続することを(例えば、ブロック306において第2の接続要求メッセージを送信することによって)試みない場合、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス110がカバレッジホールの中にないと推測できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104からクライアントデバイス110を切断した後で、クライアントデバイス110が別のアクセスポイント(例えば、ネットワークデバイス106)を介して通信ネットワーク100に参加する場合、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス110がカバレッジホールの中にないと推測できる。カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス110との通信リンクをリンク確立ユニットがツー確立すべきではないと決定できる。ブロック310から、フローは終了する。
[00100] 図4は、クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立するための別の実施形態の例示的な動作を示すフロー図400である。フロー400は、ブロック402で開始する。
[00101] ブロック402において、ネットワークデバイスは、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスから接続要求メッセージを受信する。図1の例を参照すると、ネットワークデバイス104のリンク確立ユニット114は、クライアントデバイス108のリンク確立ユニット126から接続要求メッセージを受信できる。リンク確立ユニット114は、通信ネットワーク100におけるネットワークデバイス104の存在を示すために、ビーコンメッセージを定期的に送信できる。クライアントデバイス108は、ビーコンメッセージを検出でき、ネットワークデバイス104との通信リンクを確立して通信ネットワーク100に参加するために接続要求メッセージを送信できる。フローはブロック404に進む。
[00102] ブロック404において、通信ネットワーク中の別のアクセスポイントがクライアントデバイスとの通信リンクを確立できるかどうかが決定される。クライアントデバイス108との通信リンクを確立する前に、ネットワークデバイス104のカバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にありネットワークデバイス104がなければ通信ネットワーク100に参加できないことを確認できる。カバレッジホール検出ユニット116は、別のアクセスポイントがクライアントデバイス108との通信リンクを検出し確立できるかどうかを決定するために、他のアクセスポイントと連携できる。いくつかの実施形態では、カバレッジホール検出ユニット116は、別のアクセスポイントがクライアントデバイス108を検出してそれに接続できるかどうかを決定するために、他のアクセスポイント(例えば、ネットワークデバイス106、CAP102など)に問い合わせることができる。問い合わせの一部として、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス108と関連付けられる識別情報(例えば、ネットワークアドレス、現在の通信チャネルなど)を示し得る。他のアクセスポイントは、それらがクライアントデバイス108との通信リンクを検出して確立できるかどうかを決定できる。いくつかの実施形態では、他のアクセスポイントは、クライアントデバイス108が「到達可能」であるかどうかを決定するために、クライアントデバイス108からのトラフィックを受動的に監視できる。別の実施形態では、他のアクセスポイントは、クライアントデバイス108が到達可能であるかどうかを決定するために、作られたメッセージを送信してクライアントデバイス108からの応答を引き起こすことができる。WLAN通信プロトコルに従って、クライアントデバイス108は、クライアントデバイス108が接続されているアクセスポイント104と通信できる。通常、クライアントデバイス108は、それが接続されていない他のアクセスポイント102および106とは通信できない。従って、他のアクセスポイント102および106からのメッセージに応答するようにクライアントデバイス108に促すために、これらのアクセスポイントは、アクセスポイント106から送信されるメッセージが関連するアクセスポイント104からのメッセージであるように見えるように、そのメッセージを作ることができる。クライアントデバイス108が作られたメッセージに肯定応答メッセージを送信するかどうかに応じて、および、肯定応答メッセージの信号強度に基づいて、他のアクセスポイントは各々、クライアントデバイス108が到達可能であるかどうかを決定できる。別のアクセスポイントがクライアントデバイスとの通信リンクを確立できる場合、フローはブロック406に続く。それ以外の場合、フローはブロック408に続く。
[00103] ブロック406において、別のアクセスポイントがクライアントデバイスとの通信リンクを確立できる場合、ネットワークデバイスは、クライアントデバイスとの通信リンクを確立しないと決定する。例えば、ネットワークデバイス106がクライアントデバイス110との信頼できる通信リンクを検出して確立できる場合、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス110がカバレッジホールの中にないと推測できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス110との通信リンクを確立しないと決定でき、クライアントデバイス110から受信される接続要求メッセージを無視または拒絶できる。別の実施形態では、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス110を他のアクセスポイント(例えば、ネットワークデバイス106)へ接続させることができる。例えば、ネットワークデバイス104がIEEE802.11v通信プロトコルによって記述される基本サービスセット(BSS)の移行機能をサポートする場合、ネットワークデバイス104(例えば、リンク確立ユニット114および/またはカバレッジホール検出ユニット116)は、異なるアクセスポイントへ接続するようにクライアントデバイス110に要求できる。ネットワークデバイス104はまた、クライアントデバイス110が通信リンクを確立すべきアクセスポイントを、(例えば、ネットワーク識別子、SSIDなどを送信することによって)特定できる。別の実施形態では、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス110が所定のブロック時間間隔においてネットワークデバイス104と通信できないように、クライアントデバイス110から受信される(およびそれに宛てられる)後続のメッセージをブロックできる。ネットワークデバイス104は、ブロック時間間隔が経過した後、クライアントデバイス110をブロックすることを試みなくてよい。代替的に、ネットワークデバイス104は、ブロック時間間隔を早期に中断でき、クライアントデバイス110が別のアクセスポイント106を介して通信ネットワーク100に接続する場合、クライアントデバイス110をブロックすることを試みなくてよい。ブロック406から、フローは終了する。
[00104] ブロック408において、別のアクセスポイントがクライアントデバイスとの通信リンクを確立できない場合、ネットワークデバイスは、クライアントデバイスとの通信リンクを確立する。別のアクセスポイントがクライアントデバイス108を検出できない(またはクライアントデバイス108との信頼できる通信リンクを確立できない)場合、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあり、ネットワークデバイス104を介することでしか通信ネットワーク100に接続できないと推測できる。従って、リンク確立ユニット114は、ネットワークデバイス104とクライアントデバイス108との間の通信リンクを確立できる。ネットワークデバイス104はまた、クライアントデバイス108のためのトラフィックを、CAP102へ、他のネットワークデバイス106へ、および/または通信ネットワーク100の複数のネットワークセグメントにわたって中継できる。いくつかの実施形態では、カバレッジホール検出ユニット116は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることをCAP102に通知できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104はまた、クライアントデバイス108の位置を決定し、それをCAP102に提供できる。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108の位置は、ネットワークデバイス104の位置に対するものであってよい。例えば、クライアントデバイス108の位置は、ネットワークデバイス104のMACアドレスとして記録され得る。他の実施形態では、クライアントデバイス108は、実際の位置をネットワークデバイス104に提供できる。CAP102は、通信ネットワーク100におけるカバレッジホール(または貧弱な性能/カバレッジの領域)の位置をユーザ(またはネットワーク管理者)に通知できる。ブロック408から、フローは終了する。
[00105] 図3および図4は、他のアクセスポイントがクライアントデバイス108を検出できるかどうかを決定するために他のアクセスポイントに問い合わせるネットワークデバイス104を説明するが、実施形態はそのように限定されない。他の実施形態では(例えば、クライアントデバイス108がIEEE 802.11k通信プロトコルを実装する場合)、ネットワークデバイス104は、通信ネットワーク100中の他のアクセスポイントへのクライアントデバイスの接続性に関してクライアントデバイス108に直接問い合わせることができる。クライアントデバイス108は、クライアントデバイス108が通信ネットワーク100中の別のアクセスポイントを確実に検出できるかどうかを示すために、IEEE 802.11k通信プロトコルの「ビーコン報告」機能を使用できる。
[00106] いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイスとの通信リンクを確立するかどうかを決定するために、図2B〜図4において説明される技法の組合せを利用できる。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104のリンク確立ユニット114は、通信ネットワーク100のSSIDを備えないビーコンメッセージを送信できる。図1を参照すると、ネットワークデバイス104がクライアントデバイス110から接続要求メッセージを受信するとき、ネットワークデバイス104は、少なくとも所定の遅延時間間隔にわたって、接続要求メッセージに応答しなくてよい。所定の遅延時間間隔の間、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス110が別のアクセスポイントの基本サービスセット(BSS)に参加したかどうかを決定できる。ネットワークデバイス104は、通信ネットワークの他のアクセスポイント(例えば、CAP102、ネットワークデバイス106)とシグナリングメッセージを交換し、IEEE規格1905.1において記述されるトポロジーメッセージを再使用し、通信ネットワーク100において送信されるパケットをスニッフィングすることによって、および他の適切な技法によって、クライアントデバイス110が別のBSSに参加しているかどうかを決定できる。所定の遅延時間間隔の間、ネットワークデバイス104はまた、他のアクセスポイントとクライアントデバイス110との間のリンク品質を推定できる。例えば、ネットワークデバイス104は、ネットワークデバイス106がクライアントデバイス110への信頼できる通信リンク(例えば、高い信号強度、小さな減衰、低いパケットレート、高いデータレートなどを有する通信リンク)を提供できると決定できる。所定の遅延時間間隔の間、クライアントデバイス110が別のアクセスポイントのBSSに参加している、および/または別のアクセスポイントがクライアントデバイス110に信頼できる通信リンクを提供できると、ネットワークデバイス104が決定する場合、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス110から受信される接続要求メッセージに応答しなくてよい。代わりに、ネットワークデバイス104は、ネットワークデバイス106がクライアントデバイス110との通信リンクを確立することを可能にし得る。
[00107] しかしながら、ネットワークデバイス104がクライアントデバイス108から接続要求メッセージを受信する場合、ネットワークデバイス104は、所定の遅延時間間隔の間にクライアントデバイス108との通信リンクを確立できる別のアクセスポイントを見つけることを試み得る。所定の遅延時間間隔が経過した後で、ネットワークデバイス104は、他のアクセスポイントがクライアントデバイス108に信頼できる通信リンクを提供できないと決定できる。従って、ネットワークデバイス104は、接続要求メッセージに応答を送信し、クライアントデバイス108との通信リンクを確立し、クライアントデバイス108がネットワークデバイス104のBSSに参加することを可能にし得る。言い換えると、ネットワークデバイス104は、ネットワークデバイス104がクライアントデバイスのための代替的なアクセスポイントを見つけることができるかどうかに応じて、クライアントデバイスに対する自身のAP機能を選択的に有効にできる。
[00108] 図5は、通信ネットワークにおけるカバレッジホールを検出するためのクライアントデバイスの例示的な動作500を示すフロー図である。フローはブロック502で開始する。
[00109] ブロック502において、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスは、通信ネットワークのアクセスポイントからビーコンメッセージを受信する。いくつかの実施形態では、図1を参照して図示されるように、クライアントデバイス108のリンク確立ユニット124は、ネットワークデバイス104のアクセスポイントモジュールからビーコンメッセージを受信できる。フローはブロック504に続く。
[00110] ブロック504において、ビーコンメッセージが予備のSSIDを備えるかどうかが決定される。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイス104のAP機能を無効にする代わりに、ネットワークデバイス104のリンク確立ユニット114は、予備のSSIDを備えるビーコンメッセージを定期的にブロードキャストするように構成され得る。他の実施形態では、ネットワークデバイス104は、AP機能が予備のSSIDを備えるビーコンメッセージをブロードキャストすることを、一時的に可能にし得る。予備のSSIDは、事前に決定されていてよく、ネットワークデバイス104が「最後の手段の接続」であることを示し得る。言い換えると、予備のSSIDは、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にある場合、および、クライアントデバイスが通常の(予備的ではない)SSIDを有する別のアクセスポイントを検出できない場合のみに、ネットワークデバイス104がクライアントデバイスとの通信リンク確立する(およびクライアントデバイスのためのトラフィックを中継する)ことを示し得る。予備のSSIDは、ネットワークデバイス104が一時的なアクセスポイントであることを示し得ることに留意されたい。予備のSSIDはまた、ネットワークデバイス104が通信ネットワーク中の他のアクセスポイントと比較して好ましくない通信能力を有することを示し得る。ネットワークルータ106(および他の有効にされたアクセスポイント)は、通信ネットワーク100における自身の存在を示すために、別の適切なSSID(例えば、「予備的ではないSSID」)を使用するように構成され得る。ビーコンメッセージが予備のSSIDを備えるかどうかを決定することによって、クライアントデバイス108のカバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあるかどうかを決定できる。ビーコンメッセージが予備のSSIDを備える場合、フローはブロック506に続く。それ以外の場合、フローはブロック508に続く。
[00111] ブロック506において、予備のSSIDを備えず通信ネットワーク中の第2のアクセスポイントによって送信された第2のビーコンメッセージがクライアントデバイスにおいて受信されたかどうかが決定される。ブロック504において受信されたビーコンメッセージが予備のSSIDを備える場合、フロー500はブロック504からブロック506に移る。予備のSSIDを検出したことに応答して、カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108が通常の(予備的ではない)SSIDを有する(通信ネットワーク100内の)他のアクセスポイントも検出したかどうかを決定できる。上の例を参照すると、カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108が通信ネットワーク100内の別のアクセスポイントから予備的ではないSSIDを有する別のビーコンメッセージを受信したかどうかを決定できる。クライアントデバイス108が通信ネットワーク100中のいずれの他のアクセスポイントも検出していない場合、カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあると推測できる。クライアントデバイス108が予備のSSIDを備えない別のビーコンメッセージを受信した場合、フローはブロック508に続く。クライアントデバイス108が予備のSSIDを備えない別のビーコンメッセージを受信しなかった場合、フローはブロック510に続く。
[00112] ブロック508において、クライアントデバイスは、予備のSSIDを伴わないビーコンメッセージを送信したアクセスポイントとの通信リンクを確立するために、接続要求メッセージを送信する。ネットワークデバイス106から受信されたビーコンメッセージが予備のSSIDを備えない場合、フロー500はブロック504からブロック508に移る。予備のSSIDを備えるビーコンメッセージに加えて、クライアントデバイス108が予備のSSIDを伴わない別のビーコンメッセージも受信した場合に、フロー500はまた、ブロック506からブロック508に移る。言い換えると、クライアントデバイス108が予備のSSIDを備えない少なくとも1つのビーコンメッセージを受信する場合、カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にないと推測できる。例えば、クライアントデバイス108は、ネットワークデバイス106が通常の予備的ではないSSIDを伴うビーコンメッセージを送信したと決定できる。クライアントデバイス108のリンク確立ユニット124は、接続要求メッセージをネットワークデバイス106に送信でき、ネットワークデバイス106との通信リンクを確立することを試みることができる。ブロック508から、フローは終了する。
[00113] ブロック510において、クライアントデバイスは、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定する。いくつかの実施形態では、カバレッジホール検出ユニット128は、予備のSSIDを送信したネットワークデバイス104のデバイス識別子としてクライアントデバイス108の位置を記録できる。例えば、カバレッジホール検出ユニット128は、ネットワークデバイス104のMACアドレスを記録することによって、クライアントデバイス108の位置を記録できる。クライアントデバイス108が弱い信号強度を有する別のアクセスポイントからビーコンメッセージ(通常の予備的ではないSSIDを伴う)を受信した場合、カバレッジホール検出ユニット128は、受信されたビーコンメッセージの信号強度と、ビーコンメッセージ(通常の予備的ではないSSIDを伴う)を送信したアクセスポイントの識別子とを記録できる。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にある場合、クライアントデバイス108は、予備のSSIDを使用して、ネットワークデバイス104との通信リンクを確立することを試みなくてよい。カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がCAP102を検出できるとき、記録された情報(「カバレッジホール情報」)をCAP102に送信できる。代替的に、カバレッジホール検出ユニット128は、帯域外通信技法を使用して(例えば、セルラーネットワーク、電力線ネットワークなどを使用して)、カバレッジホール情報をCAP102に送信できる。例えば、通信ネットワーク100がWLANセグメントと電力線ネットワークセグメントの相互接続によって形成される場合、クライアントデバイスは、電力線ネットワークセグメントを介して、カバレッジホール情報をCAP102に送信できる。別の例として、CAP102およびクライアントデバイス108がセルラーネットワーク接続またはインターネット接続を有する場合、クライアントデバイス108は、セルラーネットワークまたはインターネットを介して、カバレッジホール情報をCAP102に送信できる。
[00114] 別の実施形態では、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にある場合、クライアントデバイス108は、予備のSSIDを使用して、ネットワークデバイス104との通信リンクを一時的に確立できる。カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることをネットワークデバイス104に通知でき、カバレッジホール情報をネットワークデバイス104に送信できる。ネットワークデバイス104は次いで、カバレッジホール情報をCAP102に(例えば、WLANまたは他の適切な通信技術を介して)転送できる。例えば、通信ネットワーク100がWLANセグメントと電力線ネットワークセグメントの相互接続によって形成される場合、ネットワークデバイス104は、WLANセグメントを介してカバレッジホール情報を受信し、電力線ネットワークセグメントを介してカバレッジホール情報をCAP102に転送できる。
[00115] 別の実施形態では、クライアントデバイス108は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることと、クライアントデバイス108がネットワークデバイス104しか検出できないこととを、ネットワークデバイス104に通知できる。それに従って、ネットワークデバイス104の構成ユニット118は、ネットワークデバイス104のWLAN APモジュールを有効にし(またはWLANアクセスポイントとしてWLAN無線送受信機を構成し)、通信ネットワーク100のネットワークルータとして動作し、通信ネットワーク100の予備的ではないSSIDを使用し、クライアントデバイス108との通信リンクを確立するために、ネットワークデバイス104のWLAN構成を自動的に(例えば、CAPの介入またはユーザの介入を伴わずに)切り替えることができる。別の実施形態では、クライアントデバイス108は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることをユーザ(またはネットワーク管理者)に通知でき、カバレッジホール情報をユーザに送信できる。ブロック510から、フローは終了する。
[00116] クライアントデバイス108からカバレッジホールの通知(「カバレッジホール通知」)を受信したことに応答して、CAP102は、ネットワークデバイス104のWLAN AP機能を有効にし、ネットワークルータとして動作し、クライアントデバイス108との通信リンクを確立するように、ネットワークデバイス104に要求するために、構成メッセージをネットワークデバイス104に送信できる。CAP102はまた、予備のSSIDを使用するのを止め、代わりに後で送信されるビーコンメッセージ中の通常の予備的ではないSSIDを使用するように、ネットワークデバイス104に要求できる。CAP102から構成メッセージを受信したことに応答して、ネットワークデバイス104(例えば、構成ユニット118)は、予備のSSIDの使用を無効にでき、通信ネットワーク100においてネットワークルータ(またはネットワークレンジエクステンダ)として動作できる。ネットワークデバイス104は、通常の予備的ではないSSIDを使用して後続のビーコンメッセージを送信できる。クライアントデバイス108は、ネットワークデバイス104からビーコンメッセージを検出し、接続要求メッセージをネットワークデバイス104に送信できる。いくつかの実施形態では、CAP102(またはクライアントデバイス108)は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあり(予備のSSIDをブロードキャストするように構成される)ネットワークデバイス104を検出できることを、ネットワーク管理者に通知できる。ネットワーク管理者は、ネットワークルータとして動作し、予備のSSIDを使用するのを止め、後で送信されるビーコンメッセージ中の通常の予備的ではないSSIDを使用するように、ネットワークデバイス104を再構成できる。
[00117] 図6は、通信ネットワークにおけるカバレッジホールを最小化する中央調整器の例示的な動作を示すフロー図600である。フロー600は、ブロック602で開始する。
[00118] ブロック602において、通信ネットワークの中央調整器は、カバレッジホールの存在を示すカバレッジホール通知をクライアントデバイスから受信する。図1の例を参照して、CAP102は、図6において下で説明される動作を実行できる。例えば、クライアントデバイス108(例えば、リンク確立ユニット126)が通信ネットワーク100中のいずれのアクセスポイントからのビーコンメッセージも検出することが可能ではない場合、カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあると推測できる。別の例として、クライアントデバイス108が好ましい性能測定結果に従わないビーコンメッセージを受信する場合(例えば、受信されたビーコンメッセージが、低い信号強度、高い減衰レベル、高いエラーレート、低いデータレートなどを有する場合)、カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあると推測できる。カバレッジホールを検出したことに応答して、クライアントデバイス108のカバレッジホール検出ユニット128は、カバレッジホール通知を通信ユニット100のCAP102(例えば、カバレッジホール検出ユニット122)に送信できる。図5のブロック510を参照して上で論じられたように、カバレッジホール通知は、カバレッジホールが検出されたクライアントデバイス108の位置と、クライアントデバイス108によって検出されるアクセスポイント(もしあれば)と、検出されたアクセスポイント(もしあれば)と関連付けられる性能測定結果(例えば、信号強度、減衰レベル、エラーレートなど)と、他の適切な情報とを含み得る。
[00119] いくつかの実施形態では、CAP102は、帯域外通信技法を使用して(例えば、以前に確立されたセルラー通信リンク、PLCリンクなどを使用して)、クライアントデバイス108からカバレッジホール通知を受信できる。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108およびCAP102(または別のネットワークデバイス104または106)がインターネット接続性を有する場合、CAP102は、インターネットを介してクライアントデバイス108からカバレッジホール通知を受信できる。例えば、クライアントデバイス108は、PLCリンクを介してインターネットに接続でき、PLCインターネットリンクを通じて(WLANについての)カバレッジホール通知を送信できる。他の実施形態では、CAP102は、クライアントデバイス108がCAP102の通信範囲内にあるとき(例えば、クライアントデバイス108がCAP102を検出できるとき、カバレッジホール通知を受信できる。他の実施形態では、CAP102は、通信ネットワーク100の別のネットワークデバイス106を介して、クライアントデバイス108からカバレッジホール通知を間接的に受信できる。フローはブロック604に続く。
[00120] ブロック604において、中央調整器は、通信ネットワーク中の複数のアクセスポイントをアクティブ化するためのメッセージを送信する。上で論じられたように、AP機能は、通信ネットワーク100中の複数のネットワークデバイスにおいて無効にされ得る。例えば、ネットワークデバイス104は、自身のアクセスポイントモジュールを無効にでき(または自身のWLAN無線送受信機をWLANクライアントデバイスとして構成でき)、他のクライアントデバイスとの通信リンクを確立するように構成されなくてよい。別の例として、ネットワークデバイス104がWLANアクセスポイントである場合、WLANアクセスポイントは無効にされ得る。カバレッジホール通知を受信したことに応答して、CAP102は、全てのAP対応ネットワークデバイスにそれぞれのAP機能を有効にさせるためのメッセージを送信できる。この例では、構成ユニット118は、ネットワークデバイス104が自身のAP機能を一時的に有効にしてWLANアクセスポイントとして一時的に動作するように、ネットワークデバイス104のWLAN構成を変更できる。フローはブロック606に続く。
[00121] ブロック606において、クライアントデバイスから第2のカバレッジホール通知が受信されるかどうかが決定される。ブロック604において上で論じられたように、CAP102が全てのAP対応ネットワークデバイスにそれぞれのAP機能を有効にさせるためのメッセージを送信した後で、AP対応ネットワークデバイス104および106は各々、ビーコンメッセージを送信できる。CAP102(例えば、カバレッジホール検出ユニット122)は、通信ネットワーク100中の全てのアクセスポイントがアクティブ化/有効化された後で、クライアントデバイス108が依然としてカバレッジホールの中にあるかどうかを決定するために、クライアントデバイス108からの第2のカバレッジホール通知を待機できる。CAP102がクライアントデバイス108から第2のカバレッジホール通知を受信する場合、CAP102は、クライアントデバイス108が依然としてカバレッジホールの中にあると推測でき、フローはブロック608に続く。そうではなく、CAP102がクライアントデバイス108から第2のカバレッジホール通知を受信しない場合、CAP102は、クライアントデバイス108がもはやカバレッジホールの中にないと推測でき、フローはブロック610に続く。
[00122] ブロック608において、通信ネットワーク中のカバレッジホールが除去され得ないことを示すための通知が提示される。フロー600は、通信ネットワーク100中の全てのアクセスポイントがアクティブ化/有効化された後でクライアントデバイス108がカバレッジホールの中にある場合、ブロック606からブロック608に移る。CAP102は、CAP102のディスプレイデバイス、クライアントデバイス108、および/またはユーザの別の適切な電子デバイス上で、この通知を提示できる(例えば、CAP102は、ショートメッセージングサーバ(SMS)メッセージをユーザの携帯電話に送信できる)。通知の一部として、CAP102は、カバレッジホールの位置を示すことができ、カバレッジホールを除去するための可能な解決法(例えば、カバレッジホールの位置の近くにアクセスポイントを移す、通信ネットワーク100に新たなアクセスポイントを設置する、など)を提案できる。クライアントデバイス108が依然としてカバレッジホールの中にあり、通信ネットワーク100に参加できない場合、CAP102は、アクセスポイントまたはAP対応ネットワークデバイスが自身のAP機能を無効にすべきことを示すために、適切なメッセージを送信できる。例えば、CAP102は、自身のAP機能を一時的に有効にしたAP対応ネットワークデバイス104にこのメッセージを送信できる。ブロック608から、フローは終了する。
[00123] ブロック610において、中央調整器は、カバレッジホールを除去するアクセスポイントを特定し、特定されたアクセスポイントを無効にしないと決定する。いくつかの実施形態では、CAP102は、通信ネットワーク100中の全てのアクセスポイントがアクティブ化/有効化された後で、クライアントデバイス108がアクセスポイント(例えば、ネットワークデバイス104)を検出したことを示す通知をクライアントデバイス108から受信できる。この通知は、ネットワークデバイス104の識別子(例えば、デバイス識別子、SSIDなど)と、ネットワークデバイス104と関連付けられる性能測定結果(例えば、信号強度)とを含み得る。通知の送信において、クライアントデバイス108は、それがネットワークデバイス104を介して通信ネットワーク100に参加できることを、示すことができる。CAP102は、ネットワークデバイス104のAP機能を無効にせず通信ネットワーク100のネットワークルータ(またはネットワークレンジエクステンダ)として動作するように、(ブロック606において自身のAP機能を一時的に有効にした)ネットワークデバイス104に要求できる。CAP102は、自身のAP機能を一時的に有効にした他のネットワークデバイスへ、これらのネットワークデバイスに自身のAP機能を無効にさせるための、適切なメッセージを送信できる。例えば、CAP102は、ネットワークデバイス104に自身のAP機能を無効にさせるために、そのメッセージをネットワーク104に送信できる。ブロック610から、フローは終了する。
[00124] いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスに自身の(以前に無効にされた)AP機能を一時的に有効にさせた後で、様々な技法は、通信ネットワーク100にすでに接続されているクライアントデバイス(例えば、クライアントデバイス110)が、一時的にAP機能が有効にされているネットワークデバイスへと切り替えないことを確実にするために、利用され得る。例えば、AP機能を有効にするためにCAP102からメッセージを受信した後で、ネットワークデバイス104は、ネットワークデバイス104が一時的なアクセスポイントまたは劣ったアクセスポイントであることを示すために、図2B〜図5において上で説明された動作を実行できる。例えば、AP機能を一時的に有効にした後で、ネットワークデバイス104は、図2Bにおいて上で説明されたように、劣った通信能力を含むビーコンメッセージをブロードキャストできる。別の例として、AP機能を一時的に有効にした後で、ネットワークデバイス104は、図5において上で説明されたように、予備のSSIDを含むビーコンメッセージをブロードキャストできる。
[00125] 図6は、通信ネットワーク100の中央調整器として動作するCAP102を説明するが、実施形態はそのようには限定されない。別の実施形態では、中央調整器は、通信ネットワーク100の別の適切なネットワークデバイスであってよい。さらに別の実施形態では、中央調整器は、通信ネットワーク100の一部ではないネットワークデバイスであってよい。例えば、中央調整器の機能(図6で説明される)は、セルラー通信ネットワークの基地局で、またはセルラー通信能力を有する別のネットワークデバイスで実装され得る。クライアントデバイス108および通信ネットワーク100のAP対応ネットワークデバイスは各々、セルラー通信能力を有し得る。クライアントデバイス108がいずれのAP対応ネットワークデバイスも検出できない場合、クライアントデバイス108は、セルラー通信ネットワークを介して、カバレッジホール通知を基地局に送信できる。基地局は、自身のAP機能を有効にするように通信ネットワーク100のAP対応ネットワークデバイスに促すために、セルラー通信ネットワークを使用できる。クライアントデバイス108がAP対応ネットワークデバイス104を検出した後で、基地局は、AP機能を無効にしないようにAP対応ネットワークデバイス104に通知するために、セルラー通信ネットワークを使用できる。中央調整器は、通信ネットワーク100に参加することなく、クライアントデバイス108および通信ネットワーク100のネットワークデバイスと通信するために、他の適切な通信技法とプロトコルとを使用できることに留意されたい。
[00126] 図1〜図6は、実施形態の理解を助けることが意図される例であり、実施形態を限定するため、または特許請求の範囲を限定するために使用されるべきではないことを理解されたい。実施形態は、追加のコンポーネント、異なるコンポーネント備えてよく、および/または追加の動作を実行し、より少数の動作を実行し、異なる順序で動作を実行し、並列に動作を実行し、いくつかの動作を異なるように実行してよい。図5および図6は、クライアントデバイス108のカバレッジホール検出ユニット128がカバレッジホール通知をCAP102に送信することを説明するが、実施形態はそのようには限定されない。他の実施形態では、クライアントデバイス108は、通信ネットワーク100中の任意の適切なネットワークデバイスにカバレッジホール通知を送信できる。例えば、クライアントデバイス108がいずれのWLANアクセスポイントも検出しない場合、クライアントデバイス108は、通信ネットワーク100の電力線ネットワークセグメントを介して、カバレッジホール通知をPLC対応ハイブリッドデバイスに送信できる。PLC対応ハイブリッドデバイスは次いで、電力線ネットワーク、WLAN、または他の適切な通信ネットワークを介して、カバレッジホール通知をCAP102に転送できる。実施例は、ハイブリッドデバイスがカバレッジホール検出動作(図1〜図6において上で説明された)を実行することを説明するが、実施形態はそのようには限定されないことにさらに留意されたい。他の実施形態では、他の適切なネットワークデバイスは、本明細書で説明されるカバレッジホール検出動作を実行できる。他のネットワークデバイスの例は、専用のWLANデバイス、WLANアクセスポイントとWLANクライアントデバイスの機能を有する電子デバイス(例えば、WLANからイーサネットへのアダプタ、ケーブルテレビのセットトップボックス、WLAN対応テレビ、コンピュータなど)を含み得る。
[00127] 図1は、カバレッジホール検出機能を備えるクライアントデバイス108を図示するが、実施形態はそのようには限定されない。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあるかどうかを決定するための機能を備えないことがある。例えば、図2A〜図4を参照して説明されたように、ネットワークデバイス104は、クライアントデバイス108からの支援を伴わずにカバレッジホールを検出して最小化することを試み得る。
[00128] 図1は、ハイブリッドデバイス104のWLAN AP機能を有効/無効にするための構成ユニット118を備えるハイブリッドデバイス104を説明するが、実施形態はそのように限定されない。他の実施形態では、ハイブリッドデバイス104は構成ユニット118を備えなくてよい。代わりに、CAP102(またはクライアントデバイス108)は、ハイブリッドデバイス104のAP機能を有効または無効にするために、ハイブリッドデバイス104のWLANモジュールに制御信号を直接提供できる。別の実施形態では、非ハイブリッドデバイス(例えば、スタンドアロンのまたは専用のWLANアクセスポイント)は、構成ユニット118を備えないことがある。代わりに、CAP102(またはクライアントデバイス108)は、専用のWLANアクセスポイントを有効または無効にするために制御信号が提供され得るを、直接提供できる。
[00129] 図5および図6を参照しては説明されないが、いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108は、通信ネットワーク中のアクセスポイントと関連付けられる信号強度を検出しカバレッジホールの位置を推定する、カバレッジ検出アプリケーション(「アプリ」)を実行できる。一例では、カバレッジ検出アプリケーションは、スマートフォン、タブレットコンピュータ、または別の適切なスマートデバイス上でダウンロードされて実行され得る。カバレッジホールは、予備のSSIDをブロードキャストするアクセスポイントが良好なWLANカバレッジを提供するが通常の予備的ではないSSIDをブロードキャストするアクセスポイントが良好なWLANカバレッジを提供しない位置において、検出され得る。カバレッジ検出アプリケーションはまた、カバレッジホールの位置、信号強度情報、検出されたアクセスポイントのデバイス識別子などを記録し、(例えば、クライアントデバイス108がCAP102を検出できるとき、または帯域外通信技法を使用して)この情報をCAPに提供するように構成され得る。上で論じられたように、CAP102は、カバレッジホールを最小化/除去して良好なWLANカバレッジをクライアントデバイス108に提供するように、通信ネットワーク100中の1つまたは複数のアクセスポイントの構成を変更し、1つまたは複数のアクセスポイントを有効にできる。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108のカバレッジホール検出ユニット128は、カバレッジ検出アプリケーションの一部として実装され得る。
[00130] いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108は、ユーザがWLANカバレッジを必要としない位置(例えば、ユーザの自宅の外)を、カバレッジホールとして特定できる。いくつかの実施形態では、カバレッジホール検出ユニット128は、WLANカバレッジが必要とされるかどうかを示すようにユーザに促すように構成され得る。例えば、カバレッジホール検出ユニット128がいずれのビーコンメッセージも検出しない場合、カバレッジホール検出ユニット128は、ユーザが良好なWLANカバレッジを必要とするかどうかを示すようにユーザに促すメッセージを提示できる。別の例として、カバレッジホール検出ユニット128が予備のSSIDを有するビーコンメッセージを検出する場合、カバレッジホール検出ユニット128は、ユーザが良好なWLANカバレッジを必要とするかどうかを示すようにユーザに促すメッセージを提示できる。ユーザがWLANカバレッジを必要とする場合、カバレッジホール検出ユニット128は、図5において上で説明されたように、カバレッジホール情報を含むカバレッジホール通知をCAPに送信できる。他の実施形態では、カバレッジホール検出ユニット128は、ユーザがクライアントデバイス108の通信能力をアクティブに使用しているかどうか(例えば、ユーザが情報を送信することを試みているかどうか)と、現在の位置での失敗した送信の試みの数とを監視することによって、ユーザがWLANカバレッジを必要とするかどうかを推測できる。現在の位置における失敗した送信の試みの数が閾値を超える場合、カバレッジホール検出ユニット128は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にありユーザがWLANカバレッジを必要とすると推測できる。
[00131] いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108のカバレッジホール検出ユニット128は、カバレッジホール通知をCAP102(または通信ネットワーク100の別のネットワークデバイス)にいつ送信するかをユーザが制御することを可能にし得る。例えば、ユーザがWLANカバレッジを必要とし、いずれのWLANアクセスポイントも検出できない場合、ユーザは、(図5において上で説明された)カバレッジホール検出動作を開始するために、クライアントデバイス108(例えば、スマートフォン)上のボタン(または別の適切な仮想的または物理的なトリガデバイス)を押すことができる。いくつかの実施形態では、カバレッジホール検出ユニット128は、カバレッジホール通知をいつ送信するかを(ユーザに)提案できる。例えば、クライアントデバイス108が(例えば、位置情報、通信ネットワーク100中のネットワークデバイスの検出などに基づいて)通信ネットワーク100を検出する場合、クライアントデバイス108は、WLANカバレッジが利用可能である可能性があることを示すことができ、カバレッジホール検出動作が開始されるべきかどうかを示すようにユーザに促すことができる。
[00132] いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108が増強されたMAC機能(例えば、IEEE 802.11k通信プロトコル、IEEE規格1905.1など)をサポートする場合、クライアントデバイス108は、これらのプロトコルを利用して、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあるかどうかを決定して示すことができる。例えば、カバレッジホール検出ユニット128は、予備のSSIDをブロードキャストするアクセスポイントしか良好なWLANカバレッジを提供しない位置を特定するために、IEEE 802.11k通信プロトコルにおいて記述される「ビーコン報告」機能を使用できる。言い換えると、カバレッジホール検出ユニット128は、予備のSSIDを備えるビーコンメッセージしか高い信号強度で受信されない位置を特定するために、「ビーコン報告」機能を使用できる。クライアントデバイス108は、IEEE規格1905.1通信プロトコルを使用して、特別なメッセージタイプ(例えば、ベンダー固有の情報要素(IE))を使用して、既存のメッセージタイプ(例えば、トポロジー応答メッセージ)を再使用して、または別の適切な機構を使用して、ビーコン報告をネットワークデバイス102、104、または106に送信できる。例えば、トポロジー応答メッセージが再使用される場合、ネットワークデバイス102、104、または106は、メッセージ中のデバイス情報タイプフィールドを読み取り、クライアントデバイス108がトポロジー応答メッセージを送信したと決定できる。クライアントデバイス108は、検出されたアクセスポイントのリストと、検出されたアクセスポイントの各々と関連付けられるリンク品質とを報告できる。CAP102は、この情報を使用して、ネットワークデバイス104のAP機能を有効にしてネットワークデバイス104に予備のSSIDの使用を止めさせるかどうかなどを決定できる。
[00133] 図5および図6を参照して上で説明されたように、いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108(例えば、カバレッジホール検出ユニット128)は、クライアントデバイス108がカバレッジホールの中にあることをCAP102(または別のネットワークデバイス104または106)に通知するために、帯域外通信ネットワーク(例えば、セルラーネットワーク、電力線ネットワーク、およびクライアントデバイス108が通信リンクを確立しようとしているネットワークセグメントとは異なる他の適切な通信ネットワーク)を使用できる。いくつかの実施形態では、クライアントデバイス108はすでに、別の通信プロトコルを介して(例えば、セルラーネットワーク、電力線ネットワーク、イーサネット、TR−069などを介して)、通信ネットワーク100に接続されていることがある。この実施形態では、クライアントデバイス108は、クライアントデバイス108が(通信ネットワーク100のWLANセグメントの)カバレッジホールの中にあることをCAP102に通知するために、この代替的な接続を利用できる。他の実施形態では、しかしながら、クライアントデバイス108は、別の通信プロトコルを介して通信ネットワーク100に接続されないことがある(または別の通信プロトコルをサポートしないことがある)。この実施形態では、クライアントデバイス108は、(通信ネットワーク100の)ネットワークデバイスが着信メッセージのために聴取している、通信ネットワーク100のネットワークゲートウェイのパブリックインターネットプロトコル(IP)アドレスとポートとを決定できる。一例では、CAP102がネットワークゲートウェイである場合、および、通信ネットワーク100がネットワークアドレス変換器(NAT)の背後にある場合、パブリックIPアドレスは、Session Traversal Utilities for NAT(STUN)プロトコルを使用して決定され得る。ネットワークデバイス102、104、または106は、パブリックIPアドレスと関連付けられるポートを見つけるためにSTUNプロトコルを使用できる。クライアントデバイス108は、クライアントデバイス108がそれを介してカバレッジホール通知を送信できる、パブリックIPアドレスと対応するポートとを(例えば、インターネットから、ネットワークデバイス106から、など)決定できる。いくつかの実施形態では、NATが対称的である場合、パブリックIPアドレスおよび対応するポートは、Traversal Using Relays around NAT(TURN)プロトコルを使用して決定され得る。いくつかの実施形態では、ネットワークゲートウェイのパブリックIPアドレスが動的である場合、動的なドメイン名サーバ(DNS)プロトコルが、現在のパブリックIPアドレスを決定するために使用され得る。
[00134] 当業者によって理解されるように、本発明の主題の態様は、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として具現化され得る。従って、本発明の主題の態様は、完全にハードウェアの実施形態、ソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、またはソフトウェアとハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形をとってよく、それらは全て、本明細書では一般的に「回路」、「モジュール」、または「システム」と呼ばれ得る。さらに、本発明の主題の態様は、コンピュータ可読プログラムコードが具現化された1つまたは複数のコンピュータ可読媒体で具現化されるコンピュータプログラム製品の形をとり得る。
[00135] 1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、限定はされないが、電子的な、磁気的な、光学的な、電磁気的な、赤外線の、もしくは半導体の、システム、装置、もしくはデバイス、または上記の任意の適切な組合せであり得る。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、1つまたは複数の配線を有する電気的な接続、携帯型のコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読取り専用メモリ(EPROM、またはフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、光学式記憶デバイス、磁気記憶デバイス、あるいは上記の任意の適当な組合せを含む。本明細書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行のシステム、装置、またはデバイスによって使用するための、またはこれらに関連して使用するための、プログラムを収容または記憶できる、任意の有形の媒体であり得る。
[00136] コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードが具現化された伝搬されるデータ信号を、例えばベースバンド内に、または搬送波の一部として含み得る。そのような伝搬される信号は、限定はされないが、電磁的、光学的、またはそれらの任意の適切な組合せを含む、様々な形のいずれかをとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではない、および命令実行のシステム、装置、もしくはデバイスによって使用するための、またはそれらに関連して使用するための、プログラムを通信し、伝搬し、または伝送できる、任意のコンピュータ可読媒体であり得る。
[00137] コンピュータ可読媒体上に具現化されたプログラムコードは、限定はされないが、ワイヤレス、有線、光ファイバケーブル、RFなど、または上記の任意の適切な組合せを含む、任意の適切な媒体を使用して送信され得る。
[00138] 本発明の主題の態様の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラム言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラム言語を含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで記述され得る。プログラムコードは、全体的にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロン型ソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上および部分的に遠隔のコンピュータ上で、または全体的に遠隔のコンピュータもしくはサーバ上で、実行され得る。後半のシナリオの場合、遠隔のコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)もしくはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む、任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてよく、または外部のコンピュータに(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用するインターネットを通じて)接続され得る。
[00139] 本発明の主題の実施形態による、方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートの図示および/またはブロック図を参照して、本発明の主題の態様が説明される。フローチャートの図示および/またはブロック図における各ブロック、ならびにフローチャートの図示および/またはブロック図におけるブロックの組合せが、コンピュータプログラム命令によって実装され得ることが理解されるだろう。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックもしくはブロック群において指定される機能/動作を実装するための手段を生成するように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または機械を生み出すための他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに提供され得る。
[00140] これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読媒体に記憶された命令が、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックもしくはブロック群において指定される機能/動作を実装する命令を含む製造物品を生み出すように、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、または他のデバイスに特定の方法で機能するよう指示できるコンピュータ可読媒体に記憶され得る。
[00141] コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラム可能装置上で実行される命令が、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックもしくはブロック群で指定される機能/動作を実施するためのプロセスを提供するように、コンピュータで実施されるプロセスを生成するための、コンピュータ、他のプログラム可能装置、または他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させるために、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、または他のデバイスにロードされ得る。
[00142] 図7は、通信ネットワークにおいてカバレッジホールを最小化するための機構を含む電子デバイス700の一実施形態のブロック図である。いくつかの実装形態では、電子デバイス700は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話、スマート家電、電力線通信デバイス、ゲームコンソール、ネットワークブリッジングデバイス、アクセスポイント、または、1つまたは複数の通信ネットワークにわたって通信するように構成された通信ユニットを備える他の電子システムの1つであってよい。電子デバイス700は、プロセッサユニット702(複数のプロセッサ、複数のコア、複数のノード、および/またはマルチスレッディングを実装することなどを含む可能性がある)を含む。電子デバイス700はメモリユニット706を含む。メモリユニット706は、システムメモリ(例えば、キャッシュ、SRAM、DRAM、ゼロキャパシタRAM、ツイントランジスタRAM、eDRAM、EDO RAM、DDR RAM、EEPROM(登録商標)、NRAM、RRAM(登録商標)、SONOS、PRAM、その他の中の1つまたは複数)、または、機械可読媒体のすでに上で説明された可能な実現例の中のいずれか1つまたは複数であり得る。電子デバイス700はまた、バス710(例えば、PCI、ISA、PCIエクスプレス、HyperTransport(登録商標)、InfiniBand(登録商標)、NuBus、AHB、AXIなど)と、ワイヤレスネットワークインターフェース(例えば、WLANインターフェース、Bluetoothインターフェース、WiMAXインターフェース、ZigBee(登録商標)インターフェース、ワイヤレスUSBインターフェースなど)および有線ネットワークインターフェース(例えば、PLCインターフェース、イーサネットインターフェースなど)の少なくとも1つを含むネットワークインターフェース704とを含む。いくつかの実装形態では、電子デバイス700は、各々が電子デバイス700を異なる通信ネットワークに結合する複数のネットワークインターフェースを備え得る。例えば、電子デバイス700は、電子デバイス700を電力線通信ネットワーク、イーサネット、ワイヤレスローカルエリアネットワークにそれぞれ結合するPLCインターフェースと、イーサネットインターフェースと、WLANインターフェースとを備え得る。さらに、いくつかの実施形態では、電子デバイス700は、ハイブリッド通信機能を実装するためのIEEE規格1905.1プロトコルを実行できる。
[00143] 電子デバイス700はまた、通信ユニット708を含む。通信ユニット708は、リンク確立ユニット712と、カバレッジホール検出ユニット714とを備える。いくつかの実施形態では、電子デバイス700は、AP機能を備えるネットワークデバイスであってよい。図1〜図4において上で説明されたように、カバレッジホール検出ユニット714は、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかを決定できる。リンク確立ユニット712は、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかに応じて、クライアントデバイスとの通信リンクを選択的に確立できる。別の実施形態では、電子デバイス700は、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスであってよい。図5において上で説明されたように、カバレッジホール検出ユニット714は、電子デバイス700がカバレッジホールの中にあるかどうかを決定できる。カバレッジホール検出ユニット714は、電子デバイス700がカバレッジホールの中にある場合、通信ネットワークの中央調整器(または別のネットワークデバイス)に知らせることができる。別の実施形態では、電子デバイス700は、通信ネットワークの中央調整器であってよい。図6を参照して上で説明されたように、カバレッジホール検出ユニット714は、クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあることを示すカバレッジホール通知を受信できる。カバレッジホール検出ユニット714は(クライアントデバイスとともに)、カバレッジホールを除去できるAP対応ネットワークデバイスを特定でき、特定されたAP対応ネットワークデバイスに自身のAP機能を有効にさせることができる。いくつかの実施形態では、電子デバイス700がAP機能を備えるネットワークデバイスであるとき、電子デバイス700は、AP機能を有効/無効にするための構成ユニット(図7には示されない)を備え得る。例えば、構成ユニットは、電子デバイス700のAP機能を有効にするために、中央調整器から通知を受信できる。構成ユニットは、AP機能を有効にするために、適切な制御メッセージを電子デバイス700のWLANモジュールに提供できる。
[00144] これらの機能のいずれか1つは、ハードウェアで、および/またはプロセッサユニット702上で、部分的に(または、完全に)実装され得る。例えば、その機能は、特定用途向け集積回路、プロセッサユニット702において実装される論理回路、周辺デバイスまたはカード上のコプロセッサなどによって実装され得る。いくつかの実施形態では、通信ユニット708は各々、電子デバイス700の通信を可能にするために、システムオンチップ(SoC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、または別の適切な集積回路上に実装され得る。いくつかの実施形態では、通信ユニット708は、追加のプロセッサとメモリとを備えてよく、電子デバイス700の1つまたは複数の回路基板上の1つまたは複数の集積回路に実装され得る。さらに、実現されるものは、図7において示されなかった、より少数の、または追加のコンポーネント(例えば、ビデオカード、オーディオカード、追加のネットワークインターフェース、周辺デバイスなど)を含み得る。例えば、バス710で結合されたプロセッサユニット702に加えて、通信ユニット708は、少なくとも1つの追加のプロセッサユニットを備え得る。プロセッサユニット702、メモリユニット706、およびネットワークインターフェース704は、バス710に結合される。バス710に結合されているように示されているが、メモリユニット706は、プロセッサユニット702に結合され得る。
[00145] 様々な実装形態および活用形態を参照して実施形態が説明されたが、これらの実施形態は例示であり、本発明の主題の範囲はそれらに限定されないということが理解されるだろう。概して、本明細書で説明された通信ネットワークにおけるカバレッジホールを検出するための技法は、任意の1つまたは複数のハードウェアシステムと調和する設備で実装され得る。多くの変形、修正、追加、および改善が可能である。
[00146] 本明細書で単一の事例として説明されるコンポーネント、動作または構造について、複数の事例が与えられ得る。最後に、様々なコンポーネント、動作、データ記憶装置の間の境界は、ある程度任意であり、具体的な動作は特定の例示的な構成の状況において示されている。機能の他の割振りが想定され、本発明の主題の範囲内にあり得る。一般に、例示的な構成において別個のコンポーネントとして提示された構造および機能は、結合された構造またはコンポーネントとして実装され得る。同様に、単一のコンポーネントとして提示された構造および機能は、別個のコンポーネントとして実装され得る。これらならびに他の変形、修正、追加、および改善が、本発明の主題の範囲内にあり得る。

Claims (59)

  1. 通信ネットワークの第1のアクセスポイントにおいて、前記第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための、前記クライアントデバイスからの第1の要求を受信することと、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立した後で、前記クライアントデバイスを前記第1のアクセスポイントから切断させることと、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するための第2の要求が前記クライアントデバイスから前記第1のアクセスポイントにおいて受信されるかどうかを決定することと、
    前記第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されるかどうかに少なくとも一部基づいて、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかと、前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するかどうかとを決定することとを備える、方法。
  2. 前記第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されると決定したことに応答して、前記クライアントデバイスから切断した後に、
    前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定することと、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されないと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスから切断した後に、
    前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、
    前記クライアントデバイスから前記第1のアクセスポイントにおいて受信されるメッセージを無視することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記第1のアクセスポイントが前記クライアントデバイスと通信するのを防ぐために、前記クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックすることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のアクセスポイントにおいて、所定のブロック間隔が経過した後で、前記クライアントデバイスから受信される前記メッセージをブロックしないと決定すること、または、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと第2のアクセスポイントとの間の前記通信リンクを確立した後で、前記クライアントデバイスから受信される前記メッセージをブロックしないと決定することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のアクセスポイントから、前記第1のアクセスポイントの第1の通信能力を含む告知メッセージを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記第1のアクセスポイントの前記第1の通信能力が、前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントの第2の通信能力と比較してより好ましくない、請求項1に記載の方法。
  8. 前記告知メッセージが、ビーコンメッセージまたはプローブ応答メッセージである、請求項7に記載の方法。
  9. 第1のアクセスポイントから、通信ネットワークの前記第1のアクセスポイントの識別子を含まないビーコンメッセージを送信することと、
    前記第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための、前記クライアントデバイスからの第1の接続要求を受信することと、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスと前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定することと、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかに少なくとも一部基づいて、前記クライアントデバイスから受信される第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定することとを備え、ここにおいて、前記第2の接続要求が前記第1の接続要求の後で前記クライアントデバイスによって送信される、方法。
  10. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得ないと決定したことに応答して、
    前記クライアントデバイスが前記通信ネットワークのカバレッジホールの中にあると決定することと、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記第2の接続要求への前記応答を送信し、前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の通信リンクを確立することを決定することとをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを前記決定すること、および、前記第2の接続要求への前記応答を送信するかどうかを前記決定することが、
    前記第2のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立できるかどうかを決定するために、前記第2のアクセスポイントに問い合わせることと、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記第2のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、前記第2の接続要求への前記応答を送信すると決定することとを備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを前記決定すること、および、前記第2の接続要求への前記応答を送信するかどうかを前記決定することが、
    前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立できるかどうかを決定するために、前記クライアントデバイスに問い合わせることと、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の前記通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、前記第2の接続要求への前記応答を送信すると決定することとを備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得ると決定したことに応答して、
    前記クライアントデバイスが前記通信ネットワークのカバレッジホールの中にないと決定することと、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記第2の接続要求への前記応答を送信せず、前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の通信リンクを確立しないことを決定することとをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得ると決定したことに応答して、
    前記通信ネットワークの他のネットワークデバイスに前記クライアントデバイスのためのメッセージを中継することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  15. 前記第2の接続要求への前記応答を送信しないと決定したことに応答して、
    前記クライアントデバイスから前記第1のアクセスポイントにおいて受信される前記第2の接続要求を無視することをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  16. 前記第2の接続要求への前記応答を送信しないと決定したことに応答して、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記第1のアクセスポイントが前記クライアントデバイスと通信するのを防ぐために、前記クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックすることをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  17. 前記第1のアクセスポイントにおいて、所定のブロック間隔が経過した後で、前記クライアントデバイスから受信される前記メッセージをブロックしないと決定すること、または、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の前記通信リンクを確立した後で、前記クライアントデバイスから受信される前記メッセージをブロックしないと決定することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第2の接続要求への前記応答を送信するかどうかを前記決定することが、
    所定の遅延時間間隔の間に、前記クライアントデバイスが前記第2のアクセスポイントの基本サービスセット(BSS)内にあるかどうかを決定することと、
    前記クライアントデバイスが前記第2のアクセスポイントの前記BSS内にあると決定された場合、前記第2の接続要求への前記応答を送信しないことを決定し、前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立しないことを決定することと、
    前記所定の遅延時間間隔が経過したことと、前記クライアントデバイスが前記第2のアクセスポイントの前記BSS内にないこととが決定された場合、前記第2の接続要求への前記応答を送信し、前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立することを決定することとを備える、請求項9に記載の方法。
  19. 通信ネットワークの第1のアクセスポイントからクライアントデバイスにおいて第1のメッセージを受信することと、
    前記受信された第1のメッセージが、前記第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成で構成されることを示す第1のネットワーク識別子を含むかどうかを決定することと、
    前記第1のアクセスポイントから受信される前記第1のメッセージが前記第1のネットワーク識別子を含むと決定したことに応答して、第2のメッセージが前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントから前記クライアントデバイスにおいて受信されるかどうかを決定することと、
    前記第2のメッセージが前記第2のアクセスポイントから受信されなかったと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定することとを備える、方法。
  20. 前記第2のメッセージが前記第1のネットワーク識別子を備えず、前記第2のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイント構成で構成されない、請求項19に記載の方法。
  21. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると前記決定することが、
    前記第1のネットワーク識別子を使用して、前記クライアントデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立することと、
    前記第1のアクセスポイントに前記第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えさせるために、通知を前記クライアントデバイスから前記第1のアクセスポイントに送信することとを備える、請求項19に記載の方法。
  22. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると前記決定することが、
    前記クライアントデバイスから、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあることを示すために、通知を前記通信ネットワークの調整デバイスに送信することと、
    前記通知を送信したことに応答して、前記クライアントデバイスにおいて前記第1のアクセスポイントの第2のネットワーク識別子を受信することとを備え、ここにおいて、前記調整デバイスが、前記第2のネットワーク識別子を前記第1のアクセスポイントに割り当て、前記第1のアクセスポイントに前記第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えさせる、請求項19に記載の方法。
  23. 前記第1のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイント構成から前記第2のアクセスポイント構成に切り替えた後で、
    前記第2のネットワーク識別子を使用して、前記クライアントデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立することをさらに備える、請求項22に記載の方法。
  24. 前記通知を前記調整デバイスに前記送信することが、
    前記クライアントデバイスにおいて、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にある間の前記クライアントデバイスの位置を含むカバレッジホール情報を決定することと、
    前記カバレッジホール情報を前記通知において送信することとを備える、請求項22に記載の方法。
  25. 前記クライアントデバイスの前記位置が、前記第1のアクセスポイントのデバイス識別子である、請求項24に記載の方法。
  26. 前記通知を前記調整デバイスに前記送信することが、
    帯域外通信プロトコルを介して、前記通知を前記クライアントデバイスから前記調整デバイスに送信することを備える、請求項22に記載の方法。
  27. 前記第1のアクセスポイントから受信された前記第1のメッセージが前記第1のネットワーク識別子を含まないと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立することと、
    前記第1のアクセスポイントから受信された前記第1のメッセージが前記第1のネットワーク識別子を含み、前記第2のアクセスポイントから受信された前記第2のメッセージが前記第1のネットワーク識別子を含まないと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとともにの間の通信リンクを確立することとをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  28. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると前記決定することが、
    前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあることを示す通知を前記通信ネットワークの調整デバイスに送信するかどうかを示す、前記クライアントデバイスからのユーザ入力を要求することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  29. 前記第1のネットワーク識別子を含まない前記第2のメッセージが前記第2のアクセスポイントから受信されると決定したことに応答して、
    前記クライアントデバイスにおいて、前記第2のメッセージと関連付けられる性能測定結果が性能測定結果の閾値に従っているかどうかを決定することと、
    前記第2のメッセージと関連付けられる前記性能測定結果が前記性能測定結果の閾値に従っていると決定したことに応答して、前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立するために、前記クライアントデバイスから前記第2のアクセスポイントに接続要求を送信することと、
    前記第2のメッセージと関連付けられる前記性能測定結果が前記性能測定結果の閾値に従っていないと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定することとをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  30. 調整デバイスにおいて、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスから第1のカバレッジホール通知を受信することと、ここにおいて、前記第1のカバレッジホール通知は、前記クライアントデバイスが前記通信ネットワーク中のアクセスポイントを検出できないことを示す、
    前記クライアントデバイスから前記第1のカバレッジホール通知を受信したことに応答して、前記通信ネットワークの第1のネットワークデバイスに、前記第1のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを有効にさせ、第1のアクセスポイント構成で動作させるために、前記調整デバイスから要求メッセージを送信することと、
    前記調整デバイスにおいて、前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第1のネットワークデバイスとの間の通信リンクを確立できるという指示を受信することと、
    前記第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように前記第1のネットワークデバイスに通知することとを備える、方法。
  31. 前記調整デバイスが、前記通信ネットワークの第1の通信ネットワークセグメントを介して、前記第1のカバレッジホール通知を前記クライアントデバイスから受信し、
    前記調整デバイスが、前記通信ネットワークの第2の通信ネットワークセグメントを介して、前記要求メッセージを前記第1のネットワークデバイスに送信する、請求項30に記載の方法。
  32. 前記調整デバイスが、セルラーネットワークを介して、前記第1のカバレッジホール通知を前記クライアントデバイスから受信し、
    前記調整デバイスが、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、電力線ネットワーク、またはイーサネット(登録商標)を介して、前記要求メッセージを前記第1のネットワークデバイスに送信する、請求項30に記載の方法。
  33. 前記アクセスポイントモジュールが前記第1のアクセスポイント構成で動作することを前記第1のネットワークデバイスが可能にした後で、
    第2のカバレッジホール通知が前記クライアントデバイスから前記調整デバイスにおいて受信されるかどうかを決定することと、
    前記第2のカバレッジホール通知を受信したことに応答して、前記第1のネットワークデバイスに前記アクセスポイントモジュールを無効にさせるために、前記調整デバイスから前記第1のネットワークデバイスに非アクティブ化メッセージを送信することとをさらに備える、請求項30に記載の方法。
  34. 前記第2のカバレッジホール通知が前記クライアントデバイスから受信されるかどうかを前記決定することが、前記調整デバイスにおいて、前記クライアントデバイスが所定の時間間隔内に前記第1のネットワークデバイスと関連付くかどうかを決定することを備え、
    前記第2のカバレッジホール通知を前記クライアントデバイスから前記受信することが、前記調整デバイスにおいて、前記クライアントデバイスが前記所定の時間間隔内に前記第1のネットワークデバイスと関連付かないと決定することを備える、請求項33に記載の方法。
  35. 前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第1のネットワークデバイスとの間の前記通信リンクを確立できるという前記指示を前記受信したことに応答して、
    前記調整デバイスにおいて、前記通信ネットワークの第2のネットワークデバイスが前記第1のアクセスポイント構成で動作するように構成されると決定することと、
    前記第2のネットワークデバイスに前記第2のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを無効にさせるために、前記調整デバイスから前記第2のネットワークデバイスに非アクティブ化メッセージを送信することとをさらに備える、請求項30に記載の方法。
  36. 前記第1のアクセスポイント構成から前記第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように前記第1のネットワークデバイスに前記通知することが、
    後続のメッセージにおける第1の識別子の使用を止め、前記後続のメッセージにおいて第2の識別子を使用するように、前記第1のネットワークデバイスに通知することを備え、前記第1の識別子が、前記第1のネットワークデバイスが前記第1のアクセスポイント構成で動作するように構成されることを示し、ここにおいて、前記第2の識別子が、前記第1のネットワークデバイスが前記第2のアクセスポイント構成で動作するように構成されることを示す、請求項30に記載の方法。
  37. 第1のアクセスポイントであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと結合されるカバレッジホール検出ユニットとを備え、前記カバレッジホール検出ユニットが、
    前記第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための、前記クライアントデバイスからの第1の要求を受信し、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立した後で、前記クライアントデバイスを前記第1のアクセスポイントから切断させ、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するための第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されるかどうかを決定し、
    前記第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されるかどうかに少なくとも一部基づいて、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかと、前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するかどうかとを決定する
    ように構成される、第1のアクセスポイント。
  38. 前記クライアントデバイスから切断した後で、および、前記第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されると決定したことに応答して、前記カバレッジホール検出ユニットがさらに、
    前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定し、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するように構成される、請求項37に記載の第1のアクセスポイント。
  39. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、前記カバレッジホール検出ユニットがさらに、
    前記第1のアクセスポイントが前記クライアントデバイスと通信するのを防ぐために、前記クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックするように構成される、請求項37に記載の第1のアクセスポイント。
  40. 前記カバレッジホール検出ユニットがさらに、
    通信ネットワーク前記第1のアクセスポイントの第1の通信能力を含む告知メッセージを送信するように構成され、ここにおいて、前記第1のアクセスポイントの前記第1の通信能力が、前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントの第2の通信能力と比較してより好ましくない、請求項37に記載の第1のアクセスポイント。
  41. 第1のアクセスポイントであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと結合されるカバレッジホール検出ユニットとを備え、前記カバレッジホール検出ユニットが、
    通信ネットワークの前記第1のアクセスポイントの識別子を含まないビーコンメッセージを送信し、
    前記第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための、前記クライアントデバイスからの第1の接続要求を受信し、
    前記クライアントデバイスと前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定し、
    前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかに少なくとも一部基づいて、前記クライアントデバイスから受信される第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定する
    ように構成され、ここにおいて、前記第2の接続要求が前記第1の接続要求の後で前記クライアントデバイスによって送信される、第1のアクセスポイント。
  42. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかと、前記第2の接続要求への前記応答を送信するかどうかとを決定するように構成される前記カバレッジホール検出ユニットが、
    前記第2のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立できるかどうかを決定するために、前記第2のアクセスポイントに問い合わせ、
    前記第2のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、前記第2の接続要求への前記応答を送信すると決定するように構成される、前記カバレッジホール検出ユニットを備える、請求項41に記載の第1のアクセスポイント。
  43. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかと、前記第2の接続要求への前記応答を送信するかどうかとを決定するように構成される前記カバレッジホール検出ユニットが、
    前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の前記通信リンクを確立できるかどうかを決定するために、前記クライアントデバイスに問い合わせ、
    前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の前記通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、前記第2の接続要求への前記応答を送信すると決定するように構成される、前記カバレッジホール検出ユニットを備える、請求項41に記載の第1のアクセスポイント。
  44. ネットワークデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと結合されるカバレッジホール検出ユニットとを備え、前記カバレッジホール検出ユニットが、
    通信ネットワークの第1のアクセスポイントから第1のメッセージを受信し、
    前記受信された第1のメッセージが、前記第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成で構成されることを示す第1のネットワーク識別子を含むかどうかを決定し、
    前記第1のアクセスポイントから受信される前記第1のメッセージが前記第1のネットワーク識別子を含むと決定したことに応答して、第2のメッセージが前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントから受信されるかどうかを決定し、
    前記第2のメッセージが前記第2のアクセスポイントから受信されなかったと決定したことに応答して、前記ネットワークデバイスがカバレッジホールの中にあると決定する
    ように構成される、ネットワークデバイス。
  45. 前記ネットワークデバイスがカバレッジホールの中にあると決定するように構成される前記カバレッジホール検出ユニットが、
    前記ネットワークデバイスがカバレッジホールの中にあることを示すために、通知を前記ネットワークデバイスから前記通信ネットワークの調整デバイスに送信し、
    前記通知を送信したことに応答して、前記第1のアクセスポイントの第2のネットワーク識別子を受信するように構成され、ここにおいて、前記調整デバイスが、前記第2のネットワーク識別子を前記第1のアクセスポイントに割り当て、前記第1のアクセスポイントに前記第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えさせる、請求項44に記載のネットワークデバイス。
  46. 前記第1のアクセスポイントが前記第1のアクセスポイント構成から前記第2のアクセスポイント構成に切り替えた後で、前記カバレッジホール検出ユニットがさらに、
    前記第2のネットワーク識別子を使用して、前記ネットワークデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の通信リンクを確立するように構成される、請求項45に記載のネットワークデバイス。
  47. 調整デバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと結合されるカバレッジホール検出ユニットとを備え、前記カバレッジホール検出ユニットが、
    通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスからカバレッジホール通知を受信し、ここにおいて、前記カバレッジホール通知は、前記クライアントデバイスが前記通信ネットワーク中のアクセスポイントを検出できないことを示す、
    前記クライアントデバイスから前記カバレッジホール通知を受信したことに応答して、前記通信ネットワークの第1のネットワークデバイスに、前記第1のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを有効にさせ、第1のアクセスポイント構成で動作させるために、要求メッセージを送信し、
    前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第1のネットワークデバイスとの間の通信リンクを確立できるという指示を受信し、
    前記第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように前記第1のネットワークデバイスに通知する
    ように構成される、調整デバイス。
  48. 前記アクセスポイントモジュールが前記第1のアクセスポイント構成で動作することを前記第1のネットワークデバイスが可能にした後で、前記カバレッジホール検出ユニットがさらに、
    前記クライアントデバイスが所定の時間間隔内に前記第1のネットワークデバイスと関連付くかどうかを決定し、
    前記クライアントデバイスが前記所定の時間間隔内に前記第1のネットワークデバイスと関連付かないと決定したことに応答して、前記第1のネットワークデバイスに前記アクセスポイントモジュールを無効にさせるために、前記調整デバイスから前記第1のネットワークデバイスに非アクティブ化メッセージを送信するように構成される、請求項47に記載の調整デバイス。
  49. 機械実行可能命令を記憶した非一時的機械可読記憶媒体であって、前記機械実行可能命令が、
    通信ネットワークの第1のアクセスポイントにおいて、前記第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための、前記クライアントデバイスからの第1の要求を受信し、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立した後で、前記クライアントデバイスを前記第1のアクセスポイントから切断させ、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するための第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されるかどうかを決定し、
    前記第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されるかどうかに少なくとも一部基づいて、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあるかどうかと、前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するかどうかとを決定するための命令を備える、非一時的機械可読記憶媒体。
  50. 前記命令がさらに、
    前記第2の要求が前記クライアントデバイスから受信されると決定したことに応答して、前記クライアントデバイスから切断した後に、
    前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定し、
    前記第1のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立するための命令を備える、請求項49に記載の機械可読記憶媒体。
  51. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にないと決定したことに応答して、前記命令がさらに、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記第1のアクセスポイントが前記クライアントデバイスと通信するのを防ぐために、前記クライアントデバイスから受信されるメッセージをブロックするための命令をさらに備える、請求項49に記載の機械可読記憶媒体。
  52. 前記命令がさらに、
    前記第1のアクセスポイントから、前記第1のアクセスポイントの第1の通信能力を含む告知メッセージを送信するための命令をさらに備え、ここにおいて、前記第1のアクセスポイントの前記第1の通信能力が、前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントの第2の通信能力と比較してより好ましくない、請求項49に記載の機械可読記憶媒体。
  53. 機械実行可能命令を記憶した非一時的機械可読記憶媒体であって、前記機械実行可能命令が、
    第1のアクセスポイントから、通信ネットワークの前記第1のアクセスポイントの識別子を含まないビーコンメッセージを送信し、
    前記第1のアクセスポイントとクライアントデバイスとの間の通信リンクを確立するための、前記クライアントデバイスからの第1の接続要求を受信し、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスと前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定し、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかに少なくとも一部基づいて、前記クライアントデバイスから受信される第2の接続要求への応答を送信するかどうかを決定することための命令を備え、ここにおいて、前記第2の接続要求が前記第1の接続要求の後で前記クライアントデバイスによって送信される、非一時的機械可読記憶媒体。
  54. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定するための前記命令、および、前記第2の接続要求への前記応答を送信するかどうかを決定するための前記命令がさらに、
    前記第2のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立できるかどうかを決定するために、前記第2のアクセスポイントに問い合わせ、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記第2のアクセスポイントが前記第2のアクセスポイントと前記クライアントデバイスとの間の前記通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、前記第2の接続要求への前記応答を送信すると決定するための命令を備える、請求項53に記載の機械可読記憶媒体。
  55. 前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の通信リンクが確立され得るかどうかを決定するための前記命令、および、前記第2の接続要求への前記応答を送信するかどうかを決定するための前記命令がさらに、
    前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の前記通信リンクを確立できるかどうかを決定するために、前記クライアントデバイスに問い合わせ、
    前記第1のアクセスポイントにおいて、前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間の前記通信リンクを確立できないと決定したことに応答して、前記第2の接続要求への前記応答を送信すると決定するための命令を備える、請求項53に記載の機械可読記憶媒体。
  56. 機械実行可能命令を記憶した非一時的機械可読記憶媒体であって、前記機械実行可能命令が、
    通信ネットワークの第1のアクセスポイントからクライアントデバイスにおいて第1のメッセージを受信し、
    前記受信された第1のメッセージが、前記第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイント構成で構成されることを示す第1のネットワーク識別子を含むかどうかを決定し、
    前記第1のアクセスポイントから受信される前記第1のメッセージが前記第1のネットワーク識別子を含むと決定したことに応答して、第2のメッセージが前記通信ネットワークの第2のアクセスポイントから受信されるかどうかを決定し、
    前記第2のメッセージが前記第2のアクセスポイントから受信されなかったと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定するための命令を備える、非一時的機械可読記憶媒体。
  57. 前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあると決定するための前記命令が、
    前記クライアントデバイスがカバレッジホールの中にあることを示すために、通知を前記クライアントデバイスから前記通信ネットワークの調整デバイスに送信し、
    前記通知を送信したことに応答して、前記クライアントデバイスにおいて前記第1のアクセスポイントの第2のネットワーク識別子を受信するための命令を備え、ここにおいて、前記調整デバイスが、第2のネットワーク識別子を前記第1のアクセスポイントに割り当て、前記第1のアクセスポイントに前記第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えさせる、請求項56に記載の機械可読記憶媒体。
  58. 機械実行可能命令を記憶した非一時的機械可読記憶媒体であって、前記機械実行可能命令が、
    調整デバイスにおいて、通信ネットワークに参加することを試みるクライアントデバイスからカバレッジホール通知を受信し、ここにおいて、前記カバレッジホール通知は、前記クライアントデバイスが前記通信ネットワーク中のアクセスポイントを検出できないことを示す、
    前記クライアントデバイスから前記カバレッジホール通知を受信したことに応答して、前記通信ネットワークの第1のネットワークデバイスに、前記第1のネットワークデバイスのアクセスポイントモジュールを有効にさせ、第1のアクセスポイント構成で動作させるために、要求メッセージを送信し、
    前記クライアントデバイスが前記クライアントデバイスと前記第1のネットワークデバイスとの間の通信リンクを確立できるという指示を受信し、
    前記第1のアクセスポイント構成から第2のアクセスポイント構成へ切り替えるように前記第1のネットワークデバイスに通知するための命令を備える、非一時的機械可読記憶媒体。
  59. 前記アクセスポイントモジュールが前記第1のアクセスポイント構成で動作することを前記第1のネットワークデバイスが可能にした後で、前記命令がさらに、
    前記調整デバイスにおいて、前記クライアントデバイスが所定の時間間隔内に前記第1のネットワークデバイスと関連付くかどうかを決定し、
    前記クライアントデバイスが前記所定の時間間隔内に前記第1のネットワークデバイスと関連付かないと決定したことに応答して、前記第1のネットワークデバイスに前記アクセスポイントモジュールを無効にさせるために、前記調整デバイスから前記第1のネットワークデバイスに非アクティブ化メッセージを送信するための命令を備える、請求項58に記載の機械可読記憶媒体。
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