JP2016535653A5 - - Google Patents

Description

本発明は、中実のベース部材と、支台と、前記支台が前記ベース部材の軸方向に単独で所定の距離の範囲内で移動することができるように、前記支台を前記ベース部材に保持するために前記ベース部材の１の端部におけるインプラントと支台との接合（Ｉｍｐｌａｎｔ−ａｂｕｔｍｅｎｔ ｊｕｎｃｔｉｏｎ：ＩＡＪ）部と、前記ベース部材の前記一の端部は、平らな閉じた端部であり、前記支台と前記ベース部材の前記平らな閉じた端部との間で前記軸方向にのみ挟まれるように適合された第１クッションと、前記ＩＡＪ部と前記支台との間に挟まれるように適合された第２クッションと、を有し、第１クッションと第２クッションとは２つの独立した部材である、改善された歯のインプラントを提供する。

好ましくは前記支台は義歯を受けるための受け部と接続部とを有し、前記ＩＡＪ部は軸方向の穴部を有し、前記支台の前記接続部は前記軸方向の穴部と一致する直径を有する円筒状ロッド部と当該円筒状ロッド部から伸びる拡大した端部とを有し、前記円筒状ロッド部は、前記拡大した端部が前記軸方向の穴部の一端部から突出すると共に、前記円筒状ロッド部の別の端部が前記軸方向の穴部の他端から突出して前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部にスライド可能に受けられ、前記ＩＡＪ部は独立した部品であり、前記ベース部材の前記平らな閉じた端部に螺合して接続され、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部が前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部から逃げることが防止され、前記第１クッションは平らなエラストマーであり、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部と前記ベース部材の前記平らな閉じた端部との間に挟まれ、前記第２クッションはリングであり、前記接続部の前記円筒状ロッド部に取り付けられ、前記ＩＡＪ部と前記支台の前記受け部との間に挟まれる。

好ましくは、前記支台は義歯を受けるための受け部と接続部とを有し、前記ＩＡＪ部は軸方向の穴部を有し、前記支台の前記接続部は前記軸方向の穴部と一致する直径を有する円筒状ロッド部と前記円筒状ロッド部から伸びる拡大した端部とを備え、前記円筒状ロッド部は、前記拡大した端部が前記軸方向の穴部の一端部から突出すると共に、前記円筒状ロッド部の別の端部が前記軸方向の穴部の他端から突出して前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部にスライド可能に受けられ、前記ＩＡＪ部は独立した部品であり、締まり嵌め接続によって前記ベース部材の前記平らな閉じた端部に接続され、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部は前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部から逃げることが防止され、前記第１クッションは平らなエラストマーであり、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部と前記ベース部材の前記平らな閉じた端部との間に挟まれ、前記第２クッションはリングであり、前記接続部の前記円筒状ロッド部に取り付けられ、前記ＩＡＪ部と前記支台の受け部との間に挟まれる。

Claims (5)

1. 中実のベース部材と、
   支台と、
   前記支台が前記ベース部材の軸方向に単独で所定の距離の範囲内で移動することができるように、前記支台を前記ベース部材に保持するために前記ベース部材の一の端部におけるインプラントと支台との接合部（Ｉｍｐｌａｎｔ−ａｂｕｔｍｅｎｔ ｊｕｎｃｔｉｏｎ：ＩＡＪ）部と、
   前記ベース部材の前記一の端部は、平らな閉じた端部であり、
   前記支台と前記ベース部材の前記平らな閉じた端部との間で前記軸方向にのみ挟まれるよう適合された第１クッションと、
   前記ＩＡＪ部と前記支台との間に挟まれるように適合された第２クッションと、を有し、
   前記第１クッションと前記第２クッションとは、２つの別個の部材である、歯のインプラント。
2. 前記第１クッションと前記第２クッションは、エラストマーである請求項１に記載の歯のインプラント。
3. 前記支台は義歯を受けるための受け部と接続部とを有し、
   前記ＩＡＪ部は軸方向の穴部を有し、前記支台の前記接続部は前記軸方向の穴部と一致する直径を有する円筒状ロッド部と当該円筒状ロッド部から伸びる拡大した端部とを有し、
   前記円筒状ロッド部は、前記拡大した端部が前記軸方向の穴部の一端部から突出すると共に前記円筒状ロッド部の別の端部が前記軸方向の穴部の他端部から突出して前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部にスライド可能に受けられ、
   前記ＩＡＪ部は独立した部品であり、前記ベース部材の前記平らな閉じた端部に螺合して接続され、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部は前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部から逃げることが防止され、
   前記第１クッションは平らなエラストマーであり、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部と前記ベース部材の前記平らな閉じた端部との間に挟まれ、
   前記第２クッションはリングであり、前記接続部の前記円筒状ロッド部に取り付けられ、前記ＩＡＪ部と前記支台の前記受け部との間に挟まれる、請求項１に記載の歯のインプラント。
4. 前記支台は義歯を受けるための受け部と接続部と、を有し、
   前記ＩＡＪ部は軸方向の穴部を有し、前記支台の前記接続部は前記軸方向の穴部と一致する直径を有する円筒状ロッド部と当該円筒状ロッド部から伸びる拡大した端部とを有し、
   前記円筒状ロッド部は、前記拡大した端部が前記軸方向の穴部の一端部から突出すると共に前記円筒状ロッド部の別の端部が前記軸方向の穴部の他端から突出して前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部にスライド可能に受けられ、
   前記ＩＡＪ部は独立した部品であり、締まり嵌めの接続によって前記ベース部材の前記平らな閉じた端部に接続され、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部は前記ＩＡＪ部の前記軸方向の穴部から逃げることが防止され、
   前記第１クッションは平らなエラストマーであり、前記支台の前記接続部の前記拡大した端部と前記ベース部材の前記平らな閉じた端部との間に挟まれ、
   前記第２クッションはリングであり、前記接続部の前記円筒状ロッド部に取り付けられ、前記ＩＡＪ部と前記支台の前記受け部との間に挟まれる請求項１に記載の歯のインプラント。
5. 前記中実なベース部材は、前記ＩＡＪ部に対して反対が尖った端部を有する円筒状本体を有し、前記円筒状本体の前記外表面はねじが設けられるか、平坦である請求項１〜４のいずれか１項に記載の歯のインプラント。