JP2016533834A - 組織取り出し装置及び使用方法 - Google Patents

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Abstract

組織試料を採取するための生検装置が開示される。生検装置は、少なくともタブ及びアクチュエータを有することができる部分除去機構を備える。アクチュエータは、タブの角度を制御し、そして組織試料を部分除去するために使用することができる。タブは、カッターチューブ上にあってもよく、それは組織の塊から試料の芯を抜くことができる鋭利な遠位端を有してもよい。複数の組織試料が収集されてもよい。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本願は2013年8月31日に出願された特許文献1;及び2013年8月31日に出願された特許文献2の利益を主張し、どちらも参照によりその全体が援用される。
本発明は医療機器に関する。より詳細には、組織を採取する(acquiring)のに用いられる器具、及び器具の使用方法が開示される。
多くの医療処置は、患者から組織試料を取り出すことを必要とする。これらの作業は、癌性の病変の生検におけるものとしての疑わしい組織の取り出しから、骨髄提供におけるものとしての細胞収集にまで及び得る。多くの異なる生検器具が、患者からこれらの組織試料を回収するのに用いられている。生検器具の1つのスタイルは、前方芯抜きと呼ばれることがある。前方芯抜き生検器具は、カミソリの刃を有するスピンするカニューレを含んでもよい。装置が組織塊へと進むと、カニューレは組織の芯を抜くことができる。次いで芯を抜かれた組織試料を、残りの組織塊から部分除去しなければならない。引裂または切断など、多くの部分除去の方法が存在する。芯生検器具の2つの主要なスタイルである、側方切断及び前方芯抜きが存在する。
米国仮出願第61/872,678号明細書 米国仮出願第61/872,674号明細書 米国特許出願第13/653,395号明細書 米国特許出願第13/452,863号明細書 国際出願PCT/US2011/061089号明細書 米国仮出願第61/415,850号明細書
組織試料を得るのに用いられる器具が本明細書において開示される。器具の部分除去機構は、少なくとも1つのチューブ状要素から構成することができる。チューブ状要素は、中心軸に沿ってスピンしてもよい。チューブ状要素の遠位端は、可撓性部分除去タブを備えてもよい。この部分除去タブの角度は、使用中、調整することができる。たとえば、装置を組織の塊へと進めている間、及び、組織試料の芯を抜いている間、部分除去タブは、チューブ壁の残りの部分と面一でもよい;部分除去タブは、組織塊から試料を部分除去するために、内向きに角度がつけられてもよい。部分除去タブが移動するとき、チューブはスピンしてもよい;チューブがスピンする場合、部分除去タブは移動しているときに組織塊を切断してもよい。部分除去タブは、チューブ状要素内で試料を固定するように内向きに設置されたままでもよい(たとえば、部分除去タブはチューブ状要素の末端の遠位端から試料が抜け落ちることを防止してもよい)。
組織を採取する器具が開示される。器具は、チューブ状システム及び部分除去タブを備えるカッターチューブを有することができる。部分除去タブは、部分除去タブの第1の端部及び部分除去タブの第2の端部を有してもよい。部分除去タブの第1の端部は、チューブ状システムに固定することができる。部分除去タブの第2の端部は、チューブ状システムに固定することができる。カッターチューブは、チューブの長手方向軸を有することができる。部分除去タブは、長手方向に伸長された構成及び長手方向に収縮された構成を有することができる。長手方向に伸長された構成におけるチューブの長手方向軸に沿った部分除去タブの長さは、長手方向に収縮された構成における部分除去タブの長さより長くてもよい。
組織を採取する器具は、カッターチューブ、部分除去タブの第1及び第2の端部を有する部分除去タブ、及びアクチュエータから構成されてもよい。部分除去タブの第1の端部は、カッターチューブに固定することができる。部分除去タブの第2の端部は、アクチュエータに固定することができる。長手方向に伸長された構成におけるチューブの長手方向軸に沿った部分除去タブの長さは、長手方向に収縮された構成における部分除去タブの長さより長くてもよい。
組織を採取する器具は、カッターチューブを備えてもよい。カッターチューブは、チューブ状システム及び部分除去タブを備えてもよい。長手方向に伸長された構成におけるチューブの長手方向軸に沿った部分除去タブの長さは、長手方向に収縮された構成における部分除去タブの長さより長くてもよい。収縮された構成であるとき、部分除去タブは2つの屈曲点を有することができる。
組織を採取する器具は、カッターチューブを備えてもよい。カッターチューブは、チューブ状システム及び部分除去タブを備えてもよい。長手方向に伸長された構成におけるチューブの長手方向軸に沿った部分除去タブの長さは、長手方向に収縮された構成における部分除去タブの長さより長くてもよい。収縮された構成であるとき、部分除去タブは1つの変曲点を有することができる。
組織を採取する器具は、カッターチューブ、部分除去チューブ、及びアクチュエータを備えてもよい。収縮された構成であるとき、部分除去タブは2つの屈曲点を有することができる。
組織を採取する器具は、カッターチューブ、部分除去チューブ、及びアクチュエータを備えてもよい。収縮された構成であるとき、部分除去タブは1つの変曲点を有することができる。
塊取り出し装置を作動させる方法が開示される。塊取り出し装置はカッターチューブを備えてもよく、チューブ状システム及び部分除去タブを備える。部分除去タブは、部分除去タブの第1の端部及び部分除去タブの第2の端部を有することができる。部分除去タブの第1の端部は、チューブ状システムに固定することができる。部分除去タブの第2の端部は、チューブ状システムに固定することができる。この方法は、部分除去タブを作動させることを含むことができ、作動させることは、カッターチューブに対して内向きまたは外向きの半径方向に、部分除去タブを延ばすことを含む。
塊取り出し装置を作動させる方法が開示される。塊取り出し装置は、カッターチューブ、アクチュエータ、及び部分除去タブを備えてもよい。部分除去タブは、部分除去タブの第1の端部及び部分除去タブの第2の端部を有することができる。部分除去タブの第1の端部は、カッターチューブに固定することができる。部分除去タブの第2の端部は、アクチュエータに固定することができる。この方法は、部分除去タブを作動させることを含むことができ、作動させることは、カッターチューブに対して内向きまたは外向きの半径方向に、部分除去タブを延ばすことを含む。
器具の一変形形態の例示的な等角図である。 カッターチューブの遠位端図である。 カッターチューブの一部の切欠上面図である(中央部分は例示のために取り外されている)。 芯抜き構成におけるカッターチューブの遠位端の等角図である。 部分除去構成におけるカッターチューブの遠位端の等角図である(隠線は例示のために示される)。 部分除去構成におけるカッターチューブの遠位端の側面図である(隠線は例示のために示される)。 タブセクション38で得られるタブの断面図である。 直線状内部補強を有するカッターチューブの遠位図である。 螺旋状内部補強を有するカッターチューブの遠位図である。 螺旋状補強を有するカッターチューブの遠位端の等角図である(示された賛成に例示的な目的は隠される)。 図2bのアクチュエータセクション36で得られる、くさび形の部分除去機構を有するカッターチューブの断面図である; 図5aの上部の拡大詳細図である。 芯抜き構成におけるカッターチューブ及び部分除去機構の遠位端の上面図である。 部分除去構成におけるカッターチューブ及び部分除去機構の遠位端の断面側面図である。 制限タブを示す等角図である。 芯抜き構成におけるバイメタル部分除去タブの遠位端の等角図である。 部分除去構成におけるバイメタル部分除去タブの遠位端の等角図である(隠線は例示のために示される); 部分除去構成におけるバイメタル部分除去タブの切欠断面側面図である。 芯抜き構成における部分除去機構を示す。 部分除去構成における部分除去機構を示す。
図1は、滅菌することができる器具5を示す。器具5は、人間工学的なハンドル6を有してもよい。ハンドル6は、ハンドル底部16と互いに接合されるハンドル上部14を有することができる。器具5は、ハンドル左部及びハンドル右部を有してもよい。ハンドル上部14及びハンドル底部16は射出成形することができる。ハンドル6は、カッターチューブ10を含んでもよい。カッターチューブ10は、チューブの長手方向軸8のまわりに回転可能であるか、または、ハンドル6に対して回転可能に固定することができる。カッターチューブ10は、ハンドル6から遠位に延びることができ、カッターチューブ末端の遠位端12を有することができる。ハンドル6は、外部電源に連結することができる電気接続部18を有することができる。器具5には、外部電源の代わりに、または外部電源と組み合わせて、内部バッテリーによって機械的に、油圧により、または空気圧により動力を供給することができる。カバーは、収集チャンバー26内の試料を取り囲んでもよい。カバーは、収集チャンバー26内に保管されている試料への物理的なアクセスを提供するために取り外すかまたは調整することができる。カバーは透明、半透明、または不透明であるものとすることができる。カッターチューブ10の回転は、芯抜きボタン22を作動させることによって制御されてもよい。部分除去ボタン7は、部分除去機構31を作動させてもよい。部分除去ボタン7と芯抜きボタン22は同じボタンでもよい;たとえば、ボタンは複数の位置を有する可能性があり、その位置に応じて、部分除去機構31を作動及び/またはカッターチューブ10を回転させてもよい。同軸のイントロデューサー54は、ハンドル6に固定されてもよい。同軸のイントロデューサー54は、チューブ及びルアーフィッティングから構成されてもよい。同軸のイントロデューサー54のルアーフィッティングにより、同軸のイントロデューサー54をハンドル6に固定してもよい。同軸のイントロデューサー54のチューブは、カッターチューブ10との隙間嵌めを有してもよい。たとえば、カッターチューブ10と同軸のイントロデューサー54との隙間は、0.001〜0.006インチ(0.02〜0.15mm)であってもよい。
図2aは、カッターチューブ10が丸い断面を有してもよいことを示す。カッターチューブ10は、ステンレス鋼皮下チューブ(すなわち、ハイポチューブ)から製造されてもよい。たとえば、カッターチューブ10は硬質304SSハイポチューブから製造されてもよい。ハイポチューブは溶接及び引き抜きされてもよい。ハイポチューブは研削されてもよい(たとえば、心なし研削、及び/または、接続して研削)。
図2bは、カッターチューブ10が部分除去機構31を有してもよいことを示す。部分除去機構31の1つの例は、部分除去タブ30及びアクチュエータ32から構成されてもよい。カッターチューブ10は、部分除去タブ30及びチューブ状システム20から構成されてもよい;チューブ状システム20は、アクチュエータ32及びチューブ状構造50から構成されてもよい。カッターチューブ10は、部分除去タブ30、アクチュエータ32、チューブ状システム20、チューブ状構造50、またはそれらの組合せを有することができる。たとえば、部分除去タブ30及びアクチュエータ32は、カッターチューブ10のレーザー切断及び/または打ち出しによって形成されてもよい。部分除去タブ30及びアクチュエータ32は、カッターチューブ10に付着させることができる材料の別個の部分でもよい。たとえば、カッターチューブ10は、切り抜き窓及び部分除去タブ30を備える要素を有してもよく、及び/または、アクチュエータ32は、カッターチューブ10に固定(たとえば、溶接及び/または接着)されてもよい。部分除去タブ30は、部分除去タブ幅33を有してもよい。アクチュエータ32は、アクチュエータ幅34を有してもよい。部分除去タブ幅33はアクチュエータ幅34と異なってもよく、または、同じでもよい。たとえば、部分除去タブ幅33は、アクチュエータ幅34より小さくてもよい。たとえば、より細い幅にすることにより、部分除去タブ30をアクチュエータ32より柔軟にできてもよい(たとえば、部分除去タブ30を曲げるのに必要な力を減らすことができる)。たとえば、より大きいアクチュエータ幅34によって、アクチュエータ32の座屈防止を助けてもよい。部分除去タブ30、アクチュエータ32、チューブ状構造50、カッターチューブ10、またはそれらの任意の組合せの粒子構造(たとえば、フェライト、オーステナイト、セメンタイト、グラファイト、またはマルテンサイト)は、互いに異なってもよい。たとえば、部分除去タブ30は、屈曲時の応力を減少させるために焼きなましてもよい。たとえば、チューブ状構造50及びアクチュエータ32は、高強度及び高剛性を提供する硬質でもよい。部分除去タブ30は、部分除去タブの第1の端部40a及び部分除去タブの第2の端部40bを有してもよい。部分除去タブの第1の端部40a及び/または部分除去タブの第2の端部40bは、チューブ状システム20、カッターチューブ10、チューブ状構造50、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せに固定(たとえば、連結、取付、一体化、溶接、付着、接着、はんだ付け、同じ元の部分からの切断、またはそれらの任意の組合せ)されてもよい。カッターチューブ10のカッターチューブ末端の遠位端12は、鋭利にしてもよい。たとえば、カッターチューブ末端の遠位端12は、機械的及び/または化学的に鋭利にしてもよい。部分除去タブ30は、タブ端部35a及び/または35bを有してもよい。タブ端部35a及び/または35bは、鋭利にしてもよい。タブ端部35a及び/または35bは、鋭利な及び/または面取りされた縁を有してもよい。たとえば、タブ端部35a及び/または35bは、面取りされた縁を形成するために、軸外しレーザーで切断されてもよい。タブ端部35a及び/または35bは、打ち出し作業による鋭利な縁及び/またはバリを有してもよい。タブ端部35a及び/または35bは、機械的及び/または化学的に鋭利にしてもよい。
図2cは、部分除去機構31が芯抜き構成であるとき、部分除去タブ30が残りのカッターチューブ10と面一及び/または同一平面上でもよいことを示す。たとえば、芯抜き構成であるとき、部分除去タブ30は、約0.02インチ(0.5mm)よりも小さい、または、さらにより詳細には約0.01インチ(0.25mm)よりも小さい、または、さらにより詳細には約0.005インチ(0.13mm)よりも小さいカッターチューブ10の内径内に延びてもよい。組織の塊へとカッターチューブ10を前方へ進めると同時に、チューブの長手方向軸8のまわりでカッターチューブ10をスピンさせることによって、組織試料の芯を抜いてもよい。芯抜き構成であるとき、部分除去タブ30は、伸長された長手方向長さ48aを有する長手方向に伸長された構成でもよい。タブ長手方向軸9は、部分除去タブ30を長手方向に通過してもよい。部分除去タブ30は、部分除去タブの第1の長さ49a及び部分除去タブの第2の長さ49bから構成されてもよい。タブ長手方向軸9は、チューブの長手方向軸8に平行でもよい。カッターチューブ10は、部分除去機構31、部分除去タブ30、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せの、複数の事例を含んでもよい。たとえば、部分除去機構31は、部分除去タブ30の2つ以上の事例から構成されてもよく、それは半径方向に対称(すなわち、チューブの長手方向軸8のまわりで対称)でもよく、及び/または、同じタブ長手方向軸9に沿って位置づけられてもよい。たとえば、部分除去タブ30の複数の事例は、同じタブ長手方向軸9を共有してもよい。部分除去タブ30の複数の事例は、同じアクチュエータ32またはアクチュエータ32の複数の事例によって作動することができる。
図2dは、部分除去機構31が部分除去構成であるとき、部分除去タブ30がカッターチューブ10の内径に延びてもよいことを示す。部分除去タブ30は、収縮された長手方向長さ48bを有する長手方向に収縮された位置にあってもよい。伸長された長手方向長さ48aは、収縮された長手方向長さ48bより大きくてもよい。芯抜き構成は器具5が試料の芯を抜いているときに使用されてもよく、部分除去構成により、器具5は塊から試料を部分除去する(すなわち、部分除去)することが可能になる。部分除去の過程は、試料を塊の残りから切り離すことを含んでもよい。たとえば、組織試料がカッターチューブ10の中で位置づけられると、器具5は芯抜き構成、次いで部分除去構成に遷移して組織塊内を進んでもよい。部分除去機構31の作動により、塊の残りから試料を部分除去(すなわち、分離及び/または切断)してもよい。また、部分除去機構31は、切断された試料を長手方向に拘束して、カッターチューブ10内に位置づけてもよい;たとえば、部分除去タブ30は、試料がカッターチューブ末端の遠位端12を通って入る及び/または出ることを妨げてもよい。部分除去タブ30は、カッターチューブ10及び/またはカッターチューブ末端の遠位端12に対してアクチュエータ32を移動させることによって作動してもよい。たとえば、カッターチューブ末端の遠位端12の方向にアクチュエータ32を並進移動させることによって、部分除去タブ30を内向きに折る及び/または曲げてもよい。カッターチューブ10、カッターチューブ末端の遠位端12、チューブ状システム20、またはそれらの任意の組合せに対して部分除去タブ30の近位端(たとえば、部分除去タブの第2の端部40b)を並進移動させることによって、部分除去タブ30を作動してもよい。部分除去機構31が芯抜き構成と部分除去構成との間で遷移している間、カッターチューブ10は、チューブの長手方向軸8のまわりでスピンしてもよい。たとえば、カッターチューブ10がスピンしているのと同時に部分除去タブ30が内向きに曲げられている場合、タブ端部35a及び/または35bは組織試料を部分除去、したがって、組織試料を組織塊から完全に切り離してもよい。部分除去機構31は、既知の及び/または制御された位置に配置してもよい。部分除去機構31は、カッターチューブ10のカッターチューブ末端の遠位端12を保護するために使用されてもよい。たとえば、部分除去タブ30は、器具5を移動させるときに、カッターチューブ10のカッターチューブ末端の遠位端12を通って組織試料が入る及び/または出るのを防止するために、図2dに示すように作動してもよい。アクチュエータ32は、部分除去タブ30に固定されるチューブから構成されてもよい;アクチュエータ32は、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の内側または外側に位置づけられてもよい。アクチュエータ32は、押し出された円弧でもよい。部分除去タブ30は、複数の屈曲点37a、37b、及び/または37cを含んでもよい。屈曲点は、変曲点(すなわち、凹状から凸状または凸状から凹状に湾曲が変化する点)、及び/あるいは、直線から円弧または曲線あるいは円弧または曲線から直線への遷移の点(直線曲線遷移点として本明細書で言及される)とすることができる。たとえば、屈曲点37a及び37bはそれぞれ直線曲線遷移点とすることができ、屈曲点37cは変曲点とすることができる。変曲点は、屈曲点37aと37cとの間に位置づけられてもよい;変曲点は、屈曲点37bと37cとの間で位置づけられてもよい。屈曲点37a、37b、及び37cは異なる方向に曲がってもよい;たとえば、屈曲点37a及び37bは凹状方向に曲がってもよく、屈曲点37cは凸状方向に曲がってもよい。
図2eは、部分除去機構31が部分除去構成であるとき、部分除去タブ30がカッターチューブ10の内径で半径方向に延びてもよいことを示す。部分除去タブ30は、カッターチューブ10の略チューブの長手方向軸8まで延びてもよい。部分除去タブ30はチューブの長手方向軸8を過ぎて延びてもよく、たとえば、部分除去タブ30は、カッターチューブ10の反対側に接してもよい。部分除去タブ30はより短い距離を延びてもよく、たとえば、チューブの長手方向軸8と交差しなくてもよい。部分除去タブ30は、部分除去タブの第1の長さ49a及び部分除去タブの第2の長さ49bから構成されてもよい。部分除去タブの第1の長さ49a及び部分除去タブの第2の長さ49bは、頂点(たとえば、屈曲点37c)で合ってもよく、部分除去角度85を形成してもよい。部分除去角度85は、芯抜き構成において略180度でもよく、部分除去構成において略0度でもよい。部分除去角度85は、カッターチューブ10の部分除去タブ30を外側に設置するために180度より大きくてもよい。芯抜き時、部分除去角度85は約160度〜約180度でもよい。部分除去時、部分除去角度85は、約10度〜約45度でもよい。部分除去タブ30は、力が加えられていないとき、内向きに付勢されるように、予め曲げられてもよい;たとえば、芯抜き構成であるとき、アクチュエータ32は部分除去タブ30に張力を加えてもよく、部分除去構成であるとき、部分除去タブ30に圧縮力を加えてもよい。部分除去タブ30は、予め曲げられていてもよく、及び/または、作動時に所定の輪郭を形成するように調節されてもよい。たとえば、屈曲点37a、37b、及び/または37cは、屈曲点37a、37b、及び/または37cでの応力を減少させるような半径を有してもよい;より大きい半径により、材料上の応力及び/または歪を減少させてもよい。より大きい部分除去角度85により、屈曲点37a、37b、及び/または37cでの応力を減少させてもよい。部分除去角度85は、アクチュエータ32によって制御されてもよい。アクチュエータ32は、部分除去タブ30の部分除去角度85及び/または半径方向位置を調整及び/または制御するために使用してもよい。屈曲点37a、37b、及び/または37cの応力及び/または歪は、材料の極限引張強さ及び/または降伏強さなどの特定の値を決して超えないように設計されていてもよい。疲れ解析は、構成部品が壊れないことを保証するために部分除去タブ30上、特に屈曲点37a、37b、及び/または37cで実行されてもよい;たとえば、S−N曲線を作成及び/または参照してもよい。屈曲点37a、37b、または37cのうち1つが壊れる場合、すべての構成部品(部分除去タブ30を含む)を器具5にさらに固定してもよい;このようにして意図しない植込みの危険性を減少させることによって、より安全な器具にすることができる。
図2fは、部分除去タブ30のタブ端部35a及び/または35bがタブ角度39を有してもよいことを示す。タブ角度39は、部分除去タブ30を(たとえば、打ち出し、または軸外しレーザーカッターの使用によって)切断するとき、または、部分除去タブ30の切断(たとえば、機械的または化学尖鋭化)の後に、形成されてもよい。タブ角度39は、約25度〜約60度、より詳細には約25度〜約55度であってもよい。タブ角度39は、部分除去の間(たとえば、部分除去機構31が部分除去構成である場合)などに、部分除去タブ30がより簡単に塊を切り開くことを可能にしてもよい。
カッターチューブ10の内径は、約0.04インチ(1.0mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.06インチ(1.5mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.08インチ(2.0mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.1インチ(2.5mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.12インチ(3.0mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.14インチ(3.5mm)よりも大きく、または、さらにより詳細には約0.16インチ(4.0mm)よりも大きくてもよい。カッターチューブ10の内径は、約0.16インチ(4.0mm)をよりも小さく、または、さらにより詳細には約0.14インチ(3.5mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.12インチ(3.0mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.10インチ(2.5mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.08インチ(2.0mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.06インチ(1.5mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.04インチ(1.0mm)よりも小さくてもよい。
カッターチューブ10の肉厚は、約0.002インチ(0.05mm)よりも大きく、または、さらにより詳細には約0.004インチ(0.10mm)よりも大きく、または、さらにより詳細には約0.006インチ(0.15mm)よりも大きくてもよい。カッターチューブ10の肉厚は、約0.006インチ(0.15mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.004インチ(0.10mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.002インチ(0.05mm)よりも小さくてもよい。カッターチューブ10の肉厚は変えてもよい。たとえば、部分除去タブ30は、アクチュエータ32と異なる肉厚を有してもよい。
図3は、直線ワイヤー41がカッターチューブ10の内側に位置づけられてもよいことを示す。直線ワイヤー41は円形断面を有してもよく、カッターチューブ10の内径に一致してもよい。直線ワイヤー41の断面は円弧でもよい;直線ワイヤー41は押し出された円弧でもよい。たとえば、アクチュエータ32は、直線ワイヤー41と、同軸のイントロデューサー54のチューブと、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の残り部分との間に拘束されてもよい。アクチュエータ32は、直線ワイヤー41、同軸のイントロデューサー54のチューブ、ならびにカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の残りの部分によって作成されるトラックで摺動可能でもよい。トラックは、アクチュエータ32の座屈またはたわみを防止することができる(たとえば、部分除去機構31が部分除去構成であるとき)。直線ワイヤー41は、直線ワイヤー幅42を有してもよい。直線ワイヤー幅42は、アクチュエータ幅34より大きくてもよい。直線ワイヤー41は、カッターチューブ10に固定されてもよい。たとえば、直線ワイヤー41は、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50に溶接、接着、ろう接されてもよく、または、それらの任意の組合せでもよい。直線ワイヤー41は、内部で曲げることができるカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の一部でもよい。たとえば、カッターチューブ10は、材料の平坦な片からチューブの形状に、縁を重ねるように丸めてもよい。たとえば、カッターチューブ10は、チャネルを作成するために打ち出しまたは形成されてもよい。
図4a及び図4bは、スパイラルワイヤー43が、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の内側に位置づけられてもよいことを示す。スパイラルワイヤー43は円形及び/または長方形の断面を有してもよく、カッターチューブ10の内径に一致してもよい。スパイラルワイヤー43は、螺旋形状に曲げられる平坦なワイヤーでもよい。スパイラルワイヤー43は、ハイポチューブの片から切断されてもよい。たとえば、アクチュエータ32は、スパイラルワイヤー43と、同軸のイントロデューサー54のチューブと、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の残り部分との間に拘束されてもよい。アクチュエータ32は、スパイラルワイヤー43、同軸のイントロデューサー54のチューブ、ならびにカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の残りの部分によって作成されるトラックで摺動可能でもよい。トラックは、アクチュエータ32の座屈またはたわみを防止することができる(たとえば、部分除去機構31が部分除去構成であるとき)。スパイラルワイヤー43は、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50に固定されてもよい。たとえば、スパイラルワイヤー43は、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50に溶接及び/または接着されてもよい。スパイラルワイヤー43はカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の内径に、圧入及び/または摩擦で固定されてもよい。
図5a及び図5bは、アクチュエータ32が、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50によって内径及び側面で拘束されてもよいことを示す。アクチュエータ32は、タブ切れ目24a及び24bでカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50から切断されてもよい。タブ切れ目24a及び/または24bは、アクチュエータ幅34がカッターチューブギャップ幅45より大きいように、薄くそして角度をつけてもよい。たとえば、アクチュエータ32は、カッターチューブギャップ幅45、同軸のイントロデューサー54のチューブ、ならびにカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の残りの部分によって側面で拘束されてもよい。タブ切れ目24a及び/または24bは、軸上(すなわち、半径方向)でもよい。タブ切れ目24a及び/または24bは、任意の角度でもよい。たとえば、タブ切れ目24a及び24bは、互いに平行、垂直、及び/または、同一直線上でもよい。アクチュエータ32は、カッターチューブギャップ幅45、同軸のイントロデューサー54のチューブ、ならびにカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の残りの部分によって側面に作成されるトラックで摺動可能でもよい。トラックは、アクチュエータ32の座屈またはたわみを防止することができる(たとえば、部分除去機構31が部分除去構成であるとき)。
図6a及び図6bは、片持ちタブ38が部分除去タブ30に固定されてもよく、及び/または部分除去タブ30から切り取られてもよいことを示す。片持ちタブ38は、片持ちタブ幅47及び片持ちタブ長さ46を有してもよい。部分除去タブの第1及び第2の長さ49a及び49bは、部分除去タブ幅33全体または部分除去タブ幅33の一部で互いに固定されてもよい。たとえば、部分除去タブの第1及び第2の長さ49a及び49bは、片持ちタブ38の中央の2本のリブ及び切欠きで互いに固定されてもよい。片持ちタブ38は、芯抜き構成であるとき、部分除去タブ30の残りの部分と面一及び/または同一平面上に置いてもよい。部分除去構成であるとき、片持ちタブ38は、部分除去タブ30を過ぎて延びてもよい。たとえば、片持ちタブ38は、部分除去タブの第1の長さ49aに平行なままでもよく、屈曲点37cよりさらにカッターチューブ10内径に延びてもよい。片持ちタブ38は、部分除去タブ30から切断されてもよく、及び/または、部分除去タブ30に固定される別個の要素でもよい。片持ちタブ38は、片持ちタブ縁39a及び/または39bを有してもよい。片持ちタブ縁39a及び/または39bは、部分除去タブ縁35a及び/または35bと同様に形成されてもよく、及び/または鋭利にされてもよい。片持ちタブ38は、部分除去タブ30と同じ機能を設けてもよい(たとえば、組織試料を部分除去して、及び/またはカッターチューブ末端の遠位端12を妨げる)。部分除去タブ30は、複数の片持ちタブ38を含んでもよい。
図7は、制限ポート91に接触する制限タブ90を示す。制限タブ90は、カッターチューブ10、チューブ状構造50、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せから切断されてもよい。制限ポート91は、カッターチューブ10、チューブ状構造50、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せから切断されてもよい。制限タブ90は、制限ポート91を通過し、及び/または制限ポート91と係合するように曲げられてもよい。制限タブ90及び制限ポート91は、カッターチューブ10、チューブ状構造50、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せの間の相対的な動きを制御してもよい。たとえば、制限タブ90及び制限ポート91は、カッターチューブ10及びアクチュエータ32を、時計回り及び/または反時計回りの方向に回転可能に係止してもよい。制限タブ90及び制限ポート91は、カッターチューブ10、チューブ状構造50、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せの間で、チューブの長手方向軸8と平行な相対並進移動を制限してもよい;カッターチューブ10、チューブ状構造50、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せの間での並進移動を制限することにより、部分除去機構31の位置を制御してもよい(たとえば、部分除去タブ30の位置及び/または部分除去タブ30で誘発される応力を制限する)。制限タブ90は、異なる向きに曲げられていてもよい;たとえば、制限タブ90は、図7に示される方法から約90度で(すなわち、垂直に)配置されてもよい(これは、制限タブ90と制限ポート91との間により多くの接触を提供することができ、摩擦及び/または応力を減少させることができる)。
図8a、図8b、及び図8cは、部分除去タブの第1及び第2の長さ49a及び49b、ならびに片持ちタブ38を有する部分除去機構31を示す。部分除去タブの第1及び第2の長さ49a及び49bは、屈曲点37cで互いに固定されてもよい。部分除去タブの第1の長さ49a及び片持ちタブ38は、同じ要素から形成されてもよく、屈曲点37cで互いに固定されてもよい。たとえば、第1のタブはカッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50から切断されてもよく、屈曲点37cで第2のタブに固定されてもよい;次いで第1のタブは、部分除去タブの第1の長さ49a及び片持ちタブ38に分割される。片持ちタブ38は、部分除去タブの第1の長さ49a及び/または部分除去タブの第2の長さ49bを固定することができる別の要素でもよい。片持ちタブ長さ46は、約0.04インチ(1.0mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.06インチ(1.5mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.08インチ(2.0mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.1インチ(2.5mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.12インチ(3.0mm)よりも大きく、さらにより詳細には約0.14インチ(3.5mm)よりも大きく、または、さらにより詳細には約0.16インチ(4.0mm)よりも大きくてもよい。片持ちタブ長さ46は、約0.16インチ(4.0mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.14インチ(3.5mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.12インチ(3.0mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.10インチ(2.5mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.08インチ(2.0mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.06インチ(1.5mm)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.04インチ(1.0mm)よりも小さくてもよい。部分除去タブ30は、部分除去タブの第2の長さ49bに対して部分除去タブの第1の長さ49aを並進移動させることによって、芯抜き構成(図8a)と部分除去構成(図8b及び図8c)との間で切り替えてもよい。たとえば、アクチュエータ32を引くまたは押すことにより、部分除去角度85を調整してもよい。部分除去タブの第2の長さ49b及び/またはアクチュエータ32は、カッターチューブ10及び/またはチューブ状構造50の内側または外側に位置づけられてもよい。部分除去タブの第2の長さ49bは、ハンドル6へ戻って延びてもよく、部分除去ボタン7によって作動してもよい。屈曲点37bは、部分除去タブの第2の長さ49b及びアクチュエータ32が互いに固定されるところでもよい。屈曲点37cは、カッターチューブ10に沿った任意の場所、たとえば、カッターチューブ末端の遠位端12に近位の約0.1〜0.3インチ(すなわち、2.5mm〜7.5mm)に位置づけられてもよい。部分除去ボタン7は、部分除去機構31を作動及び/または制御するために使用されてもよい。部分除去機構31は、部分除去タブの第1の長さ49a、部分除去タブの第2の長さ49b、カッターチューブ10、及びチューブ状構造50のうちの少なくとも1つの温度を制御することによって作動してもよい。たとえば、部分除去タブの第1の長さ49aは、部分除去タブの第2の長さ49b、カッターチューブ10、チューブ状構造50、またはそれらの任意の組合せと異なる熱膨張率を有してもよい。部分除去機構31の温度を上昇または下降させることにより、部分除去タブの第1の長さ49aを、部分除去タブの第2の長さ49bより長くまたは短くしてもよく(すなわち、部分除去タブの第1の長さ49aと部分除去タブの第2の長さ49bとの膨張比が異なってもよい)、部分除去角度85を変化させてもよく、部分除去タブの第1の長さ49a及び部分除去タブの第2の長さ49bは同じ熱膨張率を有してもよいが、膨張が異なるように異なる率で加熱されてもよい。たとえば、部分除去タブの第1の長さ49aは、部分除去タブの第2の長さ49bより薄くてもよく(または、逆もまた同じ)、加熱して、部分除去タブの第2の長さ49bより速く延ばしてもよい(または、逆もまた同じ);たとえば、部分除去機構31を加熱するとき、部分除去タブの第1の長さ49a及び部分除去タブの第2の長さ49bを異なる率で加熱及び/または冷却し、結果として部分除去機構31が部分除去構成から芯抜き構成へ行き、そして部分除去構成へ戻ってもよい(同じ温度から異なる温度そして同じ温度へと温度が遷移するとき)。部分除去タブの第1の長さ49a及び部分除去タブの第2の長さ49bを、たとえばそれらの表面積に応じて、異なるように冷却してもよい。部分除去タブの第1の長さ49a及び/または部分除去タブの第2の長さ49bは、異なる技術を使用して、伸び縮みする可能性がある。たとえば、部分除去タブの第1の長さ49a及び/または部分除去タブの第2の長さ49bは、電気及び/または化学薬品で制御される可能性がある、圧電性または人工の筋肉アクチュエータ(たとえば、エレクトロアクティブポリマー(EAP))である可能性がある。図8cは、作動する構成における部分除去機構31の断面図を示す。部分除去機構31が部分除去構成であるとき、3つの屈曲点37a、37b、及び/または37cが現れてもよい。部分除去角度85が、部分除去タブの第1の長さ49aと部分除去タブの第2の長さ49bとの間に形成されてもよい。芯抜き構成であるときは、部分除去角度85は約0〜5度でもよく、部分除去構成であるときは、約10〜55度、さらにより詳細には約20〜55度でもよい。
図9a及び図9bは、部分除去機構31を示す。アクチュエータ32はチューブでもよい。アクチュエータ32は、チューブ状構造50より小さいまたは大きい直径を有してもよい。アクチュエータ32は、たとえば、制限タブ90及び制限ポート91を使用して、チューブ状構造50に回転可能に固定されてもよい。アクチュエータ32は、チューブ状構造50に対してチューブの長手方向軸8に平行に並進移動(すなわち、軸方向並進移動)させてもよい。アクチュエータ32及びチューブ状構造50は、2つの要素間の相対的な回転を防止し、同時に軸方向の並進移動を可能にするタブを含んでもよい。部分除去タブの第1の端部40aは、チューブ状構造50に固定されてもよい。部分除去タブの第2の端部40bは、アクチュエータ32に固定されてもよい。たとえば、部分除去タブの第1の端部40aは、溶接スポット51でチューブ状構造50に溶接することができる。溶接スポット51は、レーザー溶接、スポット溶接、はんだ継手、及び/または接着剤結合でもよい。チューブ状構造50がアクチュエータ32に対して並進移動するとき、部分除去タブ30は、図9a及び図9bに示される2つの構成の間で切り替えてもよい。
カッターチューブ10は、窓52を有してもよい。窓52は、捕らえた組織及び/または塊の出口を提供してもよい。たとえば、部分除去タブ30が図9bに示される構成から図9aに示される構成に切り替わるとき、部分除去タブ30より上に捕らえられた任意の物質(たとえば、組織)は、窓52を通して逃がしてもよく、部分除去タブ30をチューブ状構造50及び/またはチューブ状システム20と面一(たとえば、同一平面上)に置くことを可能にする。
部分除去タブ30は、カッターチューブ10、チューブ状構造50、アクチュエータ32、またはそれらの任意の組合せを含む複数の要素に固定されてもよい。たとえば、屈曲点37a、37b、または37cのうちの1つが壊れた場合、部分除去タブ30はさらに器具5に固定されてもよい。複数の位置(たとえば、屈曲点37a及び/または37b)で器具5に固定される場合、部分除去タブ30は大きな力を生成することができてもよい。たとえば、アクチュエータ32に加えられる力は、アクチュエータ32に加えられる力より約40〜60%大きくてもよい、屈曲点37cにおける半径方向力になってもよい。
カッターチューブ10、あるいは器具、及び/または本明細書において記載される他の器具もしくは装置のいずれかの要素またはすべての要素は、たとえば、単一のまたは複数のステンレス鋼合金、鋼、ばね鋼、ニッケルチタン合金(たとえば、ニチノール)、コバルト−クロム合金(たとえば、Elgin Specialty Metals社(Elgin, IL)のELGILOY(登録商標);Carpenter Metals Corp.(Wyomissing, PA)のCONICHROME(登録商標))、ニッケル−コバルト合金(たとえば、Magellan Industrial Trading Company, Inc.(Westport, CT)のMP35N(登録商標))、モリブデン合金(たとえば、モリブデンTZM合金)、タングステン−レニウム合金、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエステル(たとえば、E. I. Du Pont de Nemours and Company(Wilmington, DE)のDACRON(登録商標))、ポリプロピレン、液晶ポリマー等の芳香族ポリエステル(たとえば、Kuraray Co., Ltd.(Tokyo, Japan)のベクトラン)、超高分子量ポリエチレン(すなわち、伸び切り鎖、高弾性または高性能ポリエチレン)繊維及び/または糸(たとえば、Honeywell International, Inc.(Morris Township, NJ)のSPECTRA(登録商標)繊維及びSPECTRA(登録商標)ガード、またはRoyal DSM N.V.(Heerlen, the Netherlands)のDYNEEMA(登録商標))、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パリレンポリ(p−キシリレン)ポリマー、パリレンN、パリレンC、パリレンD、延伸PTFE(ePTFE)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)(同様にポリアクリルエーテルケトンケトン)、ナイロン、ポリエーテル−ブロックコポリアミドポリマー(たとえば、ATOFINA社(Paris, France)のPEBAX(登録商標))、脂肪族ポリエーテルポリウレタン(たとえば、Thermedics Polymer Products(Wilmington, MA)のTECOFLEX(登録商標))、ポリ塩化ビニル(PVC)、ナイロン、ビニル、ポリウレタン、熱可塑性物質、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリ−L−グリコール酸(PLGA)、ポリ乳酸(PLA)、ポリ−L−乳酸(PLLA)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリエチルアクリレート(PEA)、ポリジオキサノン(PDS)及び擬似的ポリアミノチロシンベースの酸のような吸収性または再吸収性のポリマー等のポリマー、押出コラーゲン、シリコーン、亜鉛、音波を発生する材料、放射性材料、放射線不透過性材料、生体材料(たとえば、死体組織、コラーゲン、同種移植片、自家移植片、異種移植片、骨セメント、細骨片、骨原性の粉、骨のビーズ)、高強度(60ksi)及び生体適合性を有する材料、本明細書において列挙される他の材料のいずれか、またはそれらの組合せから作製することができるか、またはコーティングすることができる。放射線不透過性材料の例は、硫酸バリウム、酸化亜鉛、チタン、ステンレス鋼、ニッケル−チタン合金、タンタル、及び金である。装置は、実質的に100%のPEEK、実質的に100%のチタンまたはチタン合金、あるいはそれらの組合せから作製することができる。
カッターチューブ10は、約1,000rpmよりも大きい、さらにより詳細には約2,500rpmよりも大きい、さらにより詳細には約3,000rpmよりも大きい、さらにより詳細には約4,000rpmよりも大きい、さらにより詳細には約5,000rpmよりも大きい、さらにより詳細には約7,500rpmよりも大きい、さらにより詳細には約10,000rpmよりも大きい、ハンドル6に対する速度でスピンまたは回転させてもよい。カッターチューブ10は、約10,000rpmよりも小さい、さらにより詳細には約7,500rpmよりも小さい、さらにより詳細には約5,000rpmよりも小さい、さらにより詳細には約4,000rpmよりも小さい、さらにより詳細には約3,000rpmよりも小さい、さらにより詳細には約2,500rpmよりも小さい、さらにより詳細には約1,000rpmよりも小さい、ハンドル6に対する速度でスピンまたは回転させてもよい。
カッターチューブ10の内径は、約0.5mm(0.02インチ)よりも大きく、より詳細には約1mm(0.04インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約1.5mm(0.06インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約2mm(0.08インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約2.5mm(0.10インチ)よりも、さらにより詳細には約3mm(0.12インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約3.5mm(0.14インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約4mm(0.18インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約4.5mm(0.18インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約5mm(0.20インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約6mm(0.24インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約7mm(0.28インチ)よりも大きく、または、さらにより詳細には約10mm(0.39インチ)よりも大きくてもよい。カッターチューブ10の内径は、約10mm(0.39インチ)をよりも小さく、より詳細には約7mm(0.28インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約6mm(0.24インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約5mm(0.20インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約4.5mm(0.18インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約4mm(0.18インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約3.5mm(0.14インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約3mm(0.12インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約2.5mm(0.10インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約2mm(0.08インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約1.5mm(0.06インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約1mm(0.04インチ)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.5mm(0.02インチ)よりも小さくてもよい。
カッターチューブ10の肉厚は、約0.05mm(0.002インチ)よりも大きく、より詳細には約0.10mm(0.004インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約0.15mm(0.006インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約0.20mm(0.008インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約0.30mm(0.012インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約0.50mm(0.020インチ)よりも大きく、さらにより詳細には約0.70mm(0.028インチ)よりも大きく、または、さらにより詳細には約1.00mm(0.039インチ)よりも大きくてもよい。カッターチューブ10の肉厚は、約1.00mm(0.039インチ)をよりも小さく、さらにより詳細には約0.70mm(0.028インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約0.50mm(0.020インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約0.43mm(0.017インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約0.30mm(0.012インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約0.20mm(0.008インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約0.15mm(0.006インチ)よりも小さく、さらにより詳細には約0.10mm(0.004インチ)よりも小さく、または、さらにより詳細には約0.05mm(0.002インチ)よりも小さくてもよい。
直線ワイヤー41及び/またはスパイラルワイヤー43により、組織試料とカッターチューブ10との間の捩りによる牽引を増大させてもよい(たとえば、回転力を伝える)。直線ワイヤー41及び/またはスパイラルワイヤー43は、組織試料と直線ワイヤー41及び/またはスパイラルワイヤー43との間の長手方向への牽引には大きく影響を与えることができない(たとえば、長手方向力は伝えず、長手方向に最小限の反力しか与えないか、または反力をまったく与えない)。直線ワイヤー41及び/またはスパイラルワイヤー43は、表面特徴部の例でもよい。
同軸のイントロデューサー54及び/またはアクチュエータ32は、アクチュエータでもよい。複数の組織試料は、組織の塊(すなわち、組織塊)から器具を取り外すことなく、収集及び/または取得及び/または部分除去することができる。
2012年10月16日に出願された特許文献3;2012年4月21日に出願された特許文献4、2011年11月16日に出願された特許文献5、及び2010年11月21日に出願された特許文献6のすべては、参照によりその全体が本明細書に援用される。
当業者には、本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、種々の変形及び変更を、本開示、及び採用される均等物、あるいは開示された要素、特徴、特徴部、装置、器具、ステップ、または方法のいずれかの組合せに対してなすことができることが明らかである。開示された要素、特徴、特徴部、装置、器具、ステップ、または方法のいずれかは、これらの要素、特徴、特徴部、装置、ステップ、または方法が本明細書において明示的に単数として開示されているかまたは複数として開示されているかに関係なく、単数または複数として存在することができる。任意の変形を伴って示される要素は、特定の変形形態のための例示的なものであり、本開示内で他の変形形態に対して用いることができる。

Claims (37)

  1. チューブ状システムと部分除去タブとを備えるカッターチューブを備え、
    前記部分除去タブが部分除去タブの第1の端部と部分除去タブの第2の端部とを有し、
    前記部分除去タブの第1の端部が前記チューブ状システムに固定され、
    前記部分除去タブの第2の端部が前記チューブ状システムに固定され、
    前記カッターチューブがチューブの長手方向軸を有し、
    前記部分除去タブが長手方向に伸長された構成と長手方向に収縮された構成とを有し、
    前記長手方向に伸長された構成における前記チューブの長手方向軸に沿った前記部分除去タブの前記長さが、前記長手方向に収縮された構成における前記チューブの長手方向軸に沿った部分除去タブの前記長さより長い、
    組織を採取する器具。
  2. 前記チューブ状システムがアクチュエータとチューブ状構造とを備える、
    請求項1に記載の器具。
  3. 前記部分除去タブが前記長手方向に収縮された構成であるとき、前記部分除去タブが3つの屈曲点を有する、
    請求項1に記載の器具。
  4. 前記部分除去タブが第1の長さと第2の長さとを有し、
    前記部分除去タブが前記長手方向に収縮された構成であるとき、前記部分除去タブの第1の長さが前記カッターチューブに対して半径方向内向きに延び、前記部分除去タブの第2の長さが前記カッターチューブに対して半径方向内向きに延びる、
    請求項1に記載の器具。
  5. 前記部分除去タブの第2の長さが前記部分除去タブの第1の長さから延びる、
    請求項4に記載の器具。
  6. ハンドルをさらに備え、
    前記カッターチューブが前記ハンドルに対して回転するように構成される、
    請求項1に記載の器具。
  7. 前記部分除去タブが部分除去縁を有し;
    前記部分除去縁が25度〜55度の角度を有する、
    請求項1に記載の器具。
  8. 前記カッターチューブが制限ポートを有するカッターチューブ壁を有し、
    前記アクチュエータが制限タブを備え、
    前記制限タブが前記制限ポートを貫通する、
    請求項1に記載の器具。
  9. 前記部分除去タブが前記長手方向に収縮された構成であるとき、前記部分除去タブの第1の長さと前記部分除去タブの第2の長さとの間の角度が10度〜45度である、
    請求項1に記載の器具。
  10. カッターチューブと;
    部分除去タブの第1の端部と部分除去タブの第2の端部とを有する部分除去タブと;
    アクチュエータと;
    を備え、
    前記部分除去タブの第1の端部が前記カッターチューブに固定され、
    前記部分除去タブの第2の端部が前記アクチュエータに固定され;
    前記カッターチューブがチューブの長手方向軸を有し、
    前記部分除去タブが長手方向に伸長された構成と長手方向に収縮された構成とを有し、
    前記長手方向に伸長された構成における前記チューブの長手方向軸に沿った前記部分除去タブの前記長さが、前記長手方向に収縮された構成における前記チューブの長手方向軸に沿った前記部分除去タブの前記長さより長い、
    組織を採取する器具。
  11. 前記アクチュエータが前記チューブの長手方向軸に沿って前記カッターチューブに対して並進移動可能である、
    請求項10に記載の器具。
  12. カッターチューブの膨張に対するアクチュエータの膨張の比率が1ではない、
    請求項10に記載の器具。
  13. 部分除去タブの膨張に対するアクチュエータの膨張の比率が1ではない、
    請求項10に記載の器具。
  14. 部分除去タブの膨張に対するカッターチューブの膨張の比率が1ではない、
    請求項10に記載の器具。
  15. 前記カッターチューブが制限ポートを有するカッターチューブ壁を有し、
    前記アクチュエータが制限タブを備え、
    前記制限タブが前記アクチュエータから延びて、前記制限ポートを貫通する、
    請求項10に記載の器具。
  16. 前記制限タブが前記アクチュエータと前記カッターチューブとの間での回転及び/または長手方向への並進移動を制限するように構成される、
    請求項15に記載の器具。
  17. 前記部分除去タブの第2の端部が前記部分除去タブの末端端部にある、
    請求項10に記載の器具。
  18. 前記部分除去タブが部分除去縁を有し;
    前記部分除去縁が25度〜55度の角度を有する、
    請求項11に記載の器具。
  19. 前記部分除去タブに固定される片持ちタブをさらに備える、
    請求項11に記載の器具。
  20. 塊取り出し装置を作動させる方法であって、
    前記装置が、チューブ状システムと部分除去タブの第1の端部及び部分除去タブの第2の端部を有する部分除去タブとを備えるカッターチューブを備え、
    前記部分除去タブの第1の端部が前記チューブ状システムに固定され、
    前記部分除去タブの第2の端部が前記チューブ状システムに固定されており、
    前記部分除去タブを作動させることを含み、
    前記作動させることが、前記カッターチューブに対して内向きまたは外向きの半径方向に、前記部分除去タブを延ばすことを含む、
    方法。
  21. 前記部分除去タブを焼きなますことをさらに含む、
    請求項20に記載の方法。
  22. 前記作動させることが前記部分除去タブを収縮させることを含み、
    前記部分除去タブを収縮させることが、前記チューブの長手方向軸に沿って前記部分除去タブの前記長さを短くすることを含む、
    請求項20に記載の方法。
  23. 前記カッターチューブを回転させることをさらに含む、
    請求項20に記載の方法。
  24. 前記作動させること及び回転させることと同時に、前記組織塊から前記組織試料を部分除去することをさらに含む、
    請求項23に記載の方法。
  25. 前記カッターチューブに前記塊を受けることをさらに含む、
    請求項20に記載の方法。
  26. 前記作動させることが、前記チューブに前記塊を長手方向に拘束することを含む、
    請求項20に記載の方法。
  27. 前記塊が標的部位における生体組織を備え、
    前記装置を前記標的部位に挿入することをさらに含む、
    請求項20に記載の方法。
  28. 前記部分除去タブに固定される片持ちタブをさらに備える、
    請求項20に記載の方法。
  29. 前記部分除去タブが部分除去タブの第1の長さと部分除去タブの第2の長さとを有し;
    芯抜き構成であるとき、前記片持ちタブが前記部分除去タブの第1及び第2の長さと同一平面上であり;
    部分除去構成であるとき、前記部分除去タブが前記部分除去タブの第1または第2の長さのうちの1つのみと同一平面上である、
    請求項21に記載の方法。
  30. 塊取り出し装置を作動させる方法であって、
    前記装置が、カッターチューブと、部分除去タブの第1の端部及び部分除去タブの第2の端部を有する部分除去タブとを備え、
    前記カッターチューブがチューブの長手方向軸を有し、
    前記部分除去タブの第1の端部が前記カッターチューブに固定され、
    前記部分除去タブの第2の端部が前記アクチュエータに固定されており、
    前記部分除去タブを作動させることを含み、
    前記作動させることが、前記カッターチューブに対して内向きまたは外向きの半径方向に、前記部分除去タブを延ばすことを含む、
    方法。
  31. 前記作動させることが前記部分除去タブを収縮させることを含み、
    前記部分除去タブを収縮させることが、前記チューブの長手方向軸に沿って前記部分除去タブの前記長さを短くすることを含む、
    請求項30に記載の方法。
  32. 前記カッターチューブに対する前記部分除去タブの位置を調整するために前記アクチュエータを制御することをさらに含む、
    請求項30に記載の方法。
  33. 前記塊が標的部位における生体組織を備え、
    前記装置を前記標的部位に挿入することをさらに含む、
    請求項30に記載の方法。
  34. チューブ状システムと部分除去タブとを備えるカッターチューブを備え、
    前記カッターチューブがチューブ長手方向軸を有し、
    前記部分除去タブが長手方向に伸長された構成と長手方向に収縮された構成とを有し、
    収縮された構成であるとき、前記部分除去タブが2つの屈曲点を有する、
    組織を採取する器具。
  35. チューブ状システムと部分除去タブとを備えるカッターチューブを備え、
    前記カッターチューブがチューブ長手方向軸を有し、
    前記部分除去タブが長手方向に伸長された構成と長手方向に収縮された構成とを有し、
    収縮された構成であるとき、前記部分除去タブが1つの変曲点を有する、
    組織を採取する器具。
  36. カッターチューブと;
    部分除去タブと;
    アクチュエータと;
    を備え、
    前記カッターチューブがチューブ長手方向軸を有し、
    前記部分除去タブが長手方向に伸長された構成と長手方向に収縮された構成とを有し、
    収縮された構成であるとき、前記部分除去タブが2つの屈曲点を有する、
    組織を採取する器具。
  37. カッターチューブと;
    部分除去タブと;
    アクチュエータと;
    を備え、
    前記カッターチューブがチューブ長手方向軸を有し、
    前記部分除去タブが長手方向に伸長された構成と長手方向に収縮された構成とを有し、
    収縮された構成であるとき、前記部分除去タブが1つの変曲点を有する、
    組織を採取する器具。
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