JP2016526132A - 温度セルフロック結合部を有する集成体 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つのファスナ・システム50によって互いに保持された、複合材料から形成された第1部分10及び第2部分20を含む集成体100であって、ねじ山付き部分32が延びる起点となる平頭部31を有するボルト30と、該ボルト30のねじ山付き部分32と協働するのに適したタッピング43を含むシャンク42が延びる起点となる平頭部41を有するナット40とを含む。ボルト30の頭部31が該第1部分10に形成された皿穴12に当接する。該ナット41の頭部が該第2部分20に形成された皿穴22に当接する。該ファスナ・システム50は該ファスナ・システム50の軸方向の膨張中に、該2つの頭部31,41の少なくとも一方を、当該頭部が収納されている皿穴12,22に向かって傾倒させるのに適している。【選択図】図3A

Description

本発明は、熱構造複合材料、例えばセラミック・マトリックス複合(CMC)材料又は炭素/炭素(C/C)材料から形成された部分を集成するために機械的結合部を用いることに関する。このような材料は典型的には、セラミック・マトリックスによって緻密化された多孔質基体、例えば多孔質繊維基体によって構成されている。基体の繊維は具体的には炭素又はセラミックから形成されていてよい。マトリックスは耐火セラミック、例えば耐火炭化物、窒化物、ホウ化物、又は酸化物から形成されている。熱構造複合材料は、これらの機械特性が複合材料を、構造エレメントを構成するのに適したものにするという理由から、また、高い温度でこれらの特性を維持できるという理由から、注目に値する。
本発明はより具体的には、例えば航空エンジンのための後部ボディ集成体の全て又は部分、例えば排気コーン(「排気プラグ」とも呼ばれる)、又は可変セクションノズルのためのフラップを製作するときのように、熱構造複合材料から形成された部分を高温流に浸そうとするときの、これらの部分を集成するために使用される機械的結合部の空気力学的且つ熱的な挙動に関する。
これらの用途において、集成するための部品は一般に比較的微細(厚さ数ミリメートル)であり、これらは空気力学的要件を満たす必要がある。これは、部分間の機械的結合部を形成するためにリベットを使用するのが好ましいことを意味する。航空エンジン後部ボディ部分を形成するために使用される集成体の場合に、一般的な慣行として使用するリベットは、集成体の一方の側に平頭部(すなわち平らな端部を有する円錐台形の頭部)を提供し、平頭部は集成されるべき部分の1つに形成された皿穴内に受容され、他方の側では、かなり膨張するリベットとほとんど膨張しない熱構造複合材料から形成された部分との間の膨張差を吸収するのに役立つカラム又はワッシャを提供する。集成体の一方の側に設けられた皿穴内にリベットの頭部を組み入れることによって、良好な空気力学的性能を得ることができるが、しかしこのことは集成体のその側にだけしか得られない。それというのも、集成体の他方の側にカラムとリベットのボディの一部とが存在することによって、かなりの妨げが引き起こされるからである。
可変セクションノズルのためのフラップを製造する際に用いられる別の解決手段は、熱構造複合材料から形成された部分をFybrfast(登録商標)の商品名で販売されているようなリベット、すなわち一方の端部に頭部を、他方の端部には部分を締め合わせるためにプレスされた平らな端部分を有するリベットで互いに結合することにある。にもかかわらず、このようなタイプのリベットの場合、頭部と、リベットのボディの平らな部分とは、集成体のいずれの側からも突出し、結果としてこれらは集成体の流線を超えて突出してしまう。
本発明の目的は、複合材料から成る部分の熱膨張率よりも高い熱膨張率を示す1つ又は2つ以上のファスナ・システムを使用して、複合材料から形成された部分を集成するための解決手段を提案することであり、ファスナ・システムが集成体の空気力学的性能に影響をほとんど又は全く及ぼさないことが必要である。
この目的は、少なくとも1つのファスナ・システムによって互いに保持された、複合材料から形成された第1部分及び第2部分を含む集成体であって、ねじ山付き部分が延びる起点となる平頭部を有するボルトと、ボルトのねじ山付き部分と協働するのに適したタッピングを含むシャンクが延びる起点となる平頭部を有するナットとを含み、ボルトの頭部が第1部分に形成された皿穴に当接し、ナットの頭部が第2部分に形成された皿穴に当接し、ファスナ・システムは前記ファスナ・システムの軸方向の膨張中に、2つの頭部の少なくとも一方を、当該頭部が収納されている皿穴に向かって傾倒させるのに適している、集成体によって達成される。
従って、本発明の集成体は、結合部の両側で一体化される機械的結合部によって形成される。すなわち、機械的結合部は、集成された部分の外面を超えて突出することはない。結果として、結合システムが空気力学的性能を劣化させることなしに、本発明の集成体を両側で高温流に浸すことができる。
また、使用されるファスナ・システムは、温度上昇中にシステムの頭部のうちの少なくとも一方が傾倒することにより、付加的な保持力を加えるように構成されており、ひいてはファスナ・システムのそれぞれの膨張、具体的には軸方向膨張を補償し、高熱時に締め付け力を維持するのを可能にする。
本発明による集成体の1実施態様において、ファスナ・システムの平頭部のうちの少なくとも一方が、複数の半径方向スロットを含み、当該平頭部が収納されている部分の皿穴の角度よりも大きい角度を示し、当該頭部が前記皿穴内にプレストレスを加えられて保持されている。従って、集成体が高温流に晒されると、ファスナ・システムは膨張し、予めプレストレスされている状態にあった頭部は次いで、この頭部が受容されている皿穴に向かって傾倒する。このように傾倒することによって、頭部は次いで付加的な力を加える。この付加的な力は、高熱時のファスナ・システムが、部分に加える締め付け力を維持するのを可能にする。
本発明の集成体の態様において、ボルト及びナットは、次の材料、すなわち、Inconel(登録商標)625又は718、Waspaloy(登録商標)、Haynes(登録商標)282(登録商標)、A286ステンレス鋼、及び任意の他の高性能鋼のうちの少なくとも1つから選択された材料から形成されている。
本発明の別の実施態様では、ファスナ・システムは、ボルトの頭部とナットの頭部との間でファスナ・システム内部に延びるペグを含み、ペグは、ボルト及びナットの熱膨張率よりも高い熱膨張率を示す。従って、集成体が高い温度に晒されると、例えば燃焼ガスの熱流中に浸されると、ペグはファスナ・システムよりも強く膨張し、その下端部及び上端部を介してそれぞれボルトの頭部及びナットの頭部の内側部分に推力を加える。ペグの軸方向膨張中、頭部は次いで、これらが受容されている皿穴に向かって傾倒し、頭部のそれぞれはファスナ・システムが高熱時に、これが部分に加える締め付け力を維持するのを可能にする。
本発明の集成体の態様では、ボルト及びナットは、Inconel(登録商標)718(CTE600℃=14.8)から形成されているのに対して、ペグはA286ステンレス鋼(式26NCT25及びCTE600℃=18)から形成されている。本発明の集成体の同様の態様では、ボルト及びナットが、チタン(CTE600℃=9.9)から形成されているのに対して、ペグはWaspaloy(登録商標)(CTE600℃=14.6)から形成されている。
本発明の集成体の別の態様では、ボルトの頭部及びナットの頭部の両方がそれぞれのスロットを含んでいる。スロットは、ペグの膨張・収縮中の前記頭部の弾性変形を容易にする。
本発明の集成体の別の態様では、第1部分及び第2部分はセラミック・マトリックス複合材料から形成されている。
本発明の集成体のさらに別の態様では、第1部分及び第2部分のそれぞれが3ミリメートル(mm)未満の厚さを示す。
さらに本発明の集成体の別の態様では、第1部分及び第2部分が航空エンジンの後部ボディの部分である。
非制限的な例として提供される本発明の具体的な実施態様の下記説明から、添付の図面を参照することによって、本発明の他の特徴及び利点が明らかになる。
図1は、本発明の実施態様に基づいて形成された集成体を示す概略的斜視図である。 図2Aは、図1の集成体を低温時の状態で示す概略的断面図であり、図2Bは、図1の集成体を低温時の状態で示す概略的平面図である。 図3Aは、図1の集成体を、これが高温流に晒されたときの状態で示す概略的断面図であり、図3Bは、図1の集成体を、これが高温流に晒されたときの状態で示す概略的平面図である。 図4は、本発明の実施態様に基づいて形成された集成体を示す概略的斜視図である。 図5は、図4の集成体を低温時の状態で示す概略的断面図である。 図6は、図4の集成体を、これが高温流に晒されたときの状態で示す概略的断面図である。
本発明は大まかに言えば、複合材料から成る部分の熱膨張率よりも高い熱膨張率を示す1つ又は2つ以上のファスナ・システムを使用する、複合材料から形成された部分間のいかなる集成体にも適用される。ファスナ・システムは集成体の空気力学的性能に影響をほとんど又は全く及ぼさないことが必要である。
集成するための部分は具体的には、熱構造セラミック・マトリックス複合(CMC)材料から、すなわち耐火繊維(炭素又はセラミック)から形成された強化材によって構成された材料であって、同様に耐火性であるセラミック・マトリックスによって緻密化された材料、すなわちC/SiC、SiC/SiC、C/C−SiCなどのような材料から成っていてよい。部分は、低い熱膨張率を示す他の熱構造複合材料、例えばC/C材料(強化材及びマトリックスが両方とも炭素から成る)から形成されていてもよい。
本発明の集成体は具体的には、航空エンジンの後部ボディ集成体の全て又は部分、例えば排気コーン(排気プラグとも呼ばれる)、又は可変セクションノズルのためのフラップを製造する際に使用するためのものであるが、しかしこれに限定されることはない。
図1、2A、2B、3A、及び3Bは、本発明の実施態様に基づく集成体を示す。図1に示されているように、熱構造CMC材料から成る2つの部分10及び20間の集成体100がそれ自体、ボルト30及びナット40を含むファスナ・システム50によって形成される。ボルト30及びナット40は、部分10及び20に形成されたオリフィス11及び21内に配置される。より正確に言えば、ボルト30は平頭部31を有しており、この平頭部31からねじ山付き部分32が延びている。平頭部31は部分10に形成された皿穴12内に受容される。ナット40も平頭部41を有しており、この平頭部41から、ボルト30のねじ山付き部分32と協働するためのタッピング43を有するシャンク42が延びている。ナット40の平頭部41は、部分20に形成された皿穴22内に受容される。具体的には、ナット及びボルトは、次の材料、すなわち、Inconel(登録商標)625又は718、Waspaloy(登録商標)、Haynes(登録商標)282(登録商標)、A286ステンレス鋼、及び任意の他の高性能鋼のうちの少なくとも1つから形成されていてよい。
今説明している実施態様の場合、平頭部31及び41のそれぞれが、複数の半径方向スロット310及び410を含んでいる。また、ボルト30の平頭部31は、この平頭部が収納される皿穴12の角度α12よりも大きい角度β31を示す。同様に、ナット40の平頭部41は、この平頭部が収納される皿穴22の角度α22よりも大きい角度β41を示す。図2A及び2Bに示されているように、ボルト30は締め付け力によってナット40内にねじ込まれる。この締め付け力は、平頭部31及び41がそれぞれの皿穴12及び22内でプレストレスを加えられるのを可能にする。このようなプレストレスを加えられた状態では、スロット310及び410が存在するため、頭部31及び41は弾性変形させられる。
集成体100が高温に晒されると、例えば燃焼ガスの熱流中に浸されると、ファスナ・システムは、具体的には図3Aに示されているように軸方向DAに膨張する。それぞれの皿穴12及び22内で予めプレストレスを加えられていた平頭部31及び41は次いでファスナ・システムの軸方向膨張中に、これらが受容されている皿穴に向かって傾倒する。スロット310及び410は次いで、図3Bにおいて頭部41のスロット410に関して示されているような休止形態を成す。頭部31及び41は次いでそれぞれの力EM31及びEM41を部分10及び20に加える。これらの力は、ファスナ・システムが高熱時に、これが部分に加える締め付け力を維持するのを可能にする。冷却されると、集成体100は図2A及び2Bに示されている低温形態に戻る。
図4、5及び6は、本発明の別の実施態様に基づく集成体を示している。図4に示されているように、熱構造CMC材料から成る2つの部分60及び70間の集成体300がそれ自体、ボルト80及びナット90を含むファスナ・システム200によって形成される。ボルト80及びナット90は、部分60及び70に形成されたオリフィス61及び71に配置される。より正確に言えば、ボルト80は平頭部81を有しており、この平頭部81からねじ山付き部分32が延びている。平頭部81は部分60に形成された皿穴62内に受容される。ナット90も平頭部91を有しており、この平頭部91から、ボルト80のねじ山付き部分82と協働するためのタッピング93を有するシャンク92が延びている。ナット90の平頭部91は、部分70に形成された皿穴72内に受容される。
今説明している実施態様の場合、ファスナ・システム200が集成されたときにボルト80とナット90との間に画定される内部容積101内に、ペグ110も挿入されている(図5)。ペグ110は、ボルト80及びナット90の頭部81及び91と接触するように寸法設定されている。より正確に言えば、ペグ110の下端部111は、ボルト80の頭部81の内側部分810と接触している。この内側部分810は、ねじ山付き部分82に続いて設けられたボルト部分と同じ高さに位置する。これに対して、ペグ110の上端部112はナット90の頭部91の内側部分910と接触している。この内側部分910は、シャンク92に続いて設けられたナット部分と同じ高さに位置する。
ペグ110は、ボルト80及びナット90の熱膨張率よりも高い熱膨張率(CTE)を示す。従って、集成体300が高い温度に晒されると、例えば燃焼ガスの熱流中に浸されると、ペグ110はファスナ・システム200よりも強く膨張し、その下端部111及び上端部112を介して頭部81の内側部分810及び頭部91の内側部分910に推力F111及びF112を加える(図6)。ペグ110の軸方向膨張中、頭部81及び91は次いで、これらが受容されている皿穴に向かって傾倒される。頭部81及び91は次いでそれぞれの力EM81及びEM91を部分60及び70に加える。これらの力は、ファスナ・システムが高熱時に、これが部分に加える締め付け力を維持するのを可能にする。冷却されると、集成体100は図5に示されている低温形態に戻る。
一例としては、ボルト及びナットは、Inconel(登録商標)718(CTE600℃=14.8)から形成されているのに対して、ペグはA286ステンレス鋼(式26NCT25及びCTE600℃=18)から形成されている。別の非制限的な変更形では、ボルト及びナットが、チタン(CTE600℃=9.9)から形成されているのに対して、ペグはWaspaloy(登録商標)(CTE600℃=14.6)から形成されている。
今説明している実施態様の場合、ペグ110はまた中央ショルダ113を有している。この中央ショルダ113は、ペグが内部容積101内の所定の位置に保持されるのを可能にし、ペグが頭部81及び91に加える推力のバランスをとるのを可能にする。また今説明している実施態様の場合、頭部81及び91のそれぞれは、それぞれのスロット810及び910を含む。スロットは、ペグ110の膨張・収縮中の前記頭部の弾性変形を容易にする。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのファスナ・システム(50)によって互いに保持された、複合材料から形成された第1部分(10)及び第2部分(20)を含む集成体(100)であって、ねじ山付き部分(32)が延びる起点となる平頭部(31)を有するボルト(30)と、該ボルト(30)のねじ山付き部分(32)と協働するのに適したタッピング(43)を含むシャンク(42)が延びる起点となる平頭部(41)を有するナット(40)とを含み、該ボルト(30)の頭部(31)が該第1部分(10)に形成された皿穴(12)に当接し、該ナット(41)の頭部が該第2部分(20)に形成された皿穴(22)に当接し、該ファスナ・システム(50)は該ファスナ・システム(50)の軸方向の膨張中に、該2つの頭部(31,41)の少なくとも一方を、当該頭部が収納されている皿穴(12,22)に向かって傾倒させるのに適している、集成体(100)。
  2. 前記ファスナ・システムの複数の平頭部(31,41)のうちの少なくとも一方が、複数の半径方向スロット(310;410)を含み、当該複数の平頭部が収納されている部分の皿穴(12;22)の角度(α12,α22)よりも大きい角度(β31;β41)を示し、少なくとも一方の頭部(31;41)が前記皿穴(12;22)内にプレストレスを加えられて保持されていることを特徴とする、請求項1に記載の集成体。
  3. 前記ボルト(30)及び前記ナット(40)が、次の材料、すなわち、Inconel(登録商標)625又は718、Waspaloy(登録商標)、Haynes(登録商標)282(登録商標)、A286ステンレス鋼、及び高性能鋼のうちの少なくとも1つから選択された材料から形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の集成体。
  4. 前記ファスナ・システム(200)が、前記ボルト(80)の頭部(81)と前記ナット(90)の頭部(91)との間で前記ファスナ・システムの内部に延びるペグ(110)を含み、該ペグ(110)は、該ボルト(80)及びナット(90)の熱膨張率よりも高い熱膨張率を示すことを特徴とする、請求項1に記載の集成体。
  5. 前記ボルト(30;80)及び前記ナット(40;90)が、Inconel(登録商標)718(CTE600℃=14.8)から形成されており、前記ペグがA286ステンレス鋼(式26NCT25及びCTE600℃=18)から形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の集成体。
  6. 前記ボルト(30;80)及び前記ナット(40;90)が、チタン(CTE600℃=9.9)から形成されているのに対して、前記ペグがWaspaloy(登録商標)(CTE600℃=14.6)から形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の集成体。
  7. 前記ボルト(80)の頭部(81)及び前記ナット(90)の頭部(91)がそれぞれのスロット(810;910)を含んでいることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の集成体。
  8. 前記第1部分(10;60)及び前記第2部分(20;70)がセラミック・マトリックス複合材料から形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の集成体。
  9. 前記第1部分(10;60)及び前記第2部分(20;70)のそれぞれが3mm未満の厚さを示すことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の集成体。
  10. 前記第1部分(10;60)及び前記第2部分(20;70)が航空エンジンの後部ボディの部分であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の集成体。
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