JP2016525887A - 野菜の鮮度保持用又は栽培用箱、及び、野菜の生態的鮮度保持方法 - Google Patents

野菜の鮮度保持用又は栽培用箱、及び、野菜の生態的鮮度保持方法 Download PDF

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Abstract

本発明に係る野菜の生態的鮮度保持方法は、保温箱本体内の野菜の成長停滞又は低速成長の状態が保たれるように、保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給し、前記保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を調整するステップを含む。本発明に係る野菜の生態的鮮度保持方法を採用することで、野菜の成長状態を制御することができる。それによって、野菜の鮮度が最大限に保障される。

Description

本発明は、野菜の鮮度保持の技術分野に関し、特に、野菜の鮮度保持用又は栽培用箱、及び、野菜の生態的鮮度保持方法に関する。
現代人、特に大都市で生活する会社員達は、仕事が忙しく、通勤時間が長い。しかし、栄養及び健康を確保するために、自宅で自炊することを選択する人はいまだ少なくない。一方、毎日野菜を購入しなければならないなら、元々少ない余暇時間なのに、さらにその一部が無駄になってしまうに違いない。従って、多くの人は、1回で数日間ひいては1週間の野菜を購入することにしている。これでは、野菜の鮮度保持が問題になる。
現代の生活の中で、人々は冷蔵庫の冷蔵技術を採用して野菜の鮮度保持を実現する。冷蔵庫の存在によって野菜の鮮度保持の問題がある程度解決されたが、通常の冷蔵庫では、単に温度の調整だけが可能で、野菜などの食品の腐食を遅らせるだけであり、一定期間保存された野菜の鮮度及び食感は保障されず、しかも、腐食を遅らせる時間は短い。人々の生活ニーズが高まるにつれて、野菜が収穫、販売された後に、成長停滞又は低速成長の状態が保たれ、野菜の長期間の鮮度保持を確保可能な商品が期待されつつある。
本発明に係るいくつかの態様ついて、基本的な理解を提供するために、以下、本発明について簡単に説明する。この概要は、本発明に関する網羅的なものではないことについて理解すべきである。以下の説明は、本発明の要旨又は重要な部分を意図的に確定するものでもなく、本発明の範囲を意図的に限定するものでもない。以下の説明の目的は、後述する更なる詳細の説明の前置きとして、簡潔な形式でいくつかの概念を提供することにすぎない。
本発明は、野菜の鮮度を長期間保つための野菜の鮮度保持用又は栽培用箱において、
保温箱本体と、
前記保温箱本体に対して電気制御を行う電気制御部と、
前記保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を調整するための制御素子と、
前記保温箱本体内に栄養液を循環供給するための管路アセンブリとを備えている。
前記保温箱本体内に、野菜を鮮度保持又は栽培するための少なくとも1つの野菜積載部材が配置されている。
本発明に係る技術的解決手段において、保温箱本体内に野菜積載部材を配置することで、管路アセンブリを介して栄養液を箱本体内に循環させ、さらに、電気制御部を介して、保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を、野菜が生態的成長に必要な範囲内に調整することができる。これによって、野菜積載部材上の野菜が、成長環境の中で必要な養分を取得することができる。即ち、野菜が収穫、販売された後にも、成長停滞又は低速成長の状態が保たれ、長期間の鮮度保持を確保することができる。
本発明は、野菜の生態的鮮度保持方法をさらに提供する。当該方法によって、野菜の鮮度が改善され、鮮度保持の時間を延長することができる。
本発明の1つの態様において、野菜の生態的鮮度保持方法は、保温箱本体内の野菜の成長停滞又は低速成長の状態が保たれるように、前記保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給し、前記保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を調整するステップを含む。
本発明に係る野菜の生態的鮮度保持方法は、野菜を保温箱本体内に置き、野菜に栄養液を循環供給し、保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を調整することによって、保温箱本体内の野菜の成長停滞又は低速成長の状態が保たれ、それによって、野菜の鮮度を最大限に保障し、鮮度保持期間を最大限に延長することができる。
本発明の実施形態における野菜の鮮度保持用又は栽培用箱の構造概略図である。 本発明に係る野菜の鮮度保持用又は栽培用箱における電気制御部と制御素子との接続概略図である。 本発明に係る野菜の鮮度保持用又は栽培用箱の管路アセンブリの構造概略図である。 本発明に係る野菜の生態的鮮度保持方法の1つの実施形態のフローチャートである。 本発明の1つの実施形態に係る野菜の生態的鮮度保持方法を実現するために用いられる保温箱本体の構造図である。 本発明の1つの実施形態に係る野菜の生態的鮮度保持方法を実現するために用いられる保温箱本体における野菜積載部材の1つの実施形態の構造図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。本発明の1つの図面又は1つの実施形態に記載されている要素及び特徴は、1つ又は複数のほかの図面又は実施形態に表示された要素及び特徴と結合することができる。本発明の目的を明白にするために、図面及び説明において、本発明に関係せず且つ当業者にとって既知の部品及び処理の表示及び記載について省略することを理解されたい。
図1は、本発明の実施形態における野菜の鮮度保持用又は栽培用箱の構造概略図である。図2は、本発明に係る野菜の鮮度保持用又は栽培用箱における電気制御部と制御素子との接続概略図である。図1及び図2に示すように、当該野菜の鮮度保持用又は栽培用箱は、保温箱本体10と、保温箱本体10に電気制御を行うための電気制御部と、保温箱本体10内の温度、湿度及び/又は光照射を調整するための制御素子と、保温箱本体10内に栄養液を循環供給するための管路アセンブリとを備えている。
少なくとも1つの野菜積載部材11が、保温箱本体10内に配置される。当該野菜積載部材11は、野菜を鮮度保持又は栽培するために用いられる。保温箱本体10内に野菜積載部材11を配置し、管路アセンブリを介して栄養液を箱本体内に循環させ、さらに、保温箱本体10内の温度、湿度及び/又は光照射を、野菜が生態的成長に必要な範囲内に調整することによって、野菜積載部材11上の野菜が、成長環境の中で必要な養分を取得することができる。即ち、野菜が収穫、販売された後にも、成長停滞又は低速成長の状態が保たれ、長期間の鮮度保持を確保することができる。
電気制御部及び管路アセンブリは、具体的には、保温箱本体10の筐体に配置されてよい。野菜積載部材11は、管路アセンブリと水路によって連通することができる。
代替方法として、制御素子は、保温箱本体10内に配置され、上方から下方まで各野菜積載部材11に光照射を提供するための光照射素子22を含む。電気制御部は、光照射素子22の状態を制御するために用いられる。例えば、各野菜積載部材11の上方に、電気制御部と電気接続された導光板を取り付けてよい。電気制御部を介して、導光板の光度を、野菜積載部材11における野菜の成長に適する光度の範囲内に制御することができる。
光照射素子を介して上方から下方まで各野菜積載部材11に光照射を提供し、電気制御部を介してその状態を制御することで、光照射の均一性を確保し、実際のニーズに応じて調整を行い、野菜積載部材11における野菜に必要な光照射環境を提供することができ、野菜の成長及び鮮度保持に有益である。
具体的には、本発明に係る野菜の鮮度保持用又は栽培用箱の保温箱本体10には、複数の野菜積載部材11が配置されてよい。複数の野菜積載部材11は、上方から下方まで間隔をおいて並行に配置されている。この方式によって、異なる種類の野菜を、異なる野菜積載部材11の上に置くことができる。これによって、ユーザによる出し入れが便利になり、また、エリア毎に環境が異なるため異なる種類の野菜に対する成長及び鮮度保持の制御に有益である。
さらに、上方に位置する野菜積載部材11の底部には、その下方の野菜積載部材11に光照射を提供するための光照射素子22が配置されている。即ち、各野菜積載部材11の底部に配置された光照射素子22を、その下方の野菜積載部材11に光照射を提供することに用いることができ、野菜積載部材11に上方から下方までの光照射を提供することが実現される。この方式によって、空間の節約が可能であり、構造が簡単であり、配線が便利である。
さらに、最上層の野菜積載部材11に光照射を提供するための光照射素子は、保温箱本体10の内部空間の頂部に配置されてよい。
代替方法として、各野菜積載部材11は、保温箱本体10内に挿抜可能に配置され、電気制御部と挿抜可能に電気接続されている。1つの野菜積載部材11が保温箱本体から抜き出され且つ電気制御部との電気接続が切断される際に、当該電気制御部は、当該野菜積載部材11と管路アセンブリとの水路接続を切断させることができる。
上記の方式によって、野菜積載部材11を保温箱本体10から容易に引き出すことができ、野菜の出し入れが便利であり、メンテナンスにも便利である。さらに、各野菜積載部材11は、独立した作業が可能であり、保温箱本体10から引き出された後、ほかの野菜積載部材11の正常作業に影響を与えず、また、電気接続及び水路接続を介して連動し、野菜積載部材11が取り出される際の水漏れが回避される。
具体的な実施形態として、管路アセンブリにおける各野菜積載部材11と水路接続される箇所に挿抜可能な継手を取り付け、当該継手箇所にバルブを取り付けることができる。電気制御部と1つの野菜積載部材11との電気接続が切断された後、対応するバルブは、直ちに電気制御部の制御によって閉鎖される。これにより、管路アセンブリから当該野菜積載部材11への栄養液の通路が遮断される。
代替方法として、各野菜積載部材11には、栄養液を霧化するための霧化器24が取り付けられ、電気制御部は、さらに霧化器24の状態を制御するために用いられる。
栄養液を霧化することによって、野菜が栄養を吸収するのに役に立ち、鮮度をより有効的に保持することができる。さらに、電気制御部が霧化器24の状態を制御することによって、保温箱本体10内の湿度を制御することができ、また、野菜が栄養を吸収する程度をも制御することができ、野菜の成長が制御可能な状態が保たれる。
霧化器24は、具体的には、野菜積載部材11の底部の中心部に取り付けられてよい。この構成は、野菜が根部から均等に栄養を吸収するのに役に立つ。
具体的には、各野菜積載部材11は、溶液積載箱と、溶液積載箱の上方に位置する野菜仕切板とを含む。霧化器24は、溶液積載箱の中に配置されてよい。野菜の根部を中に挿入できるように、野菜仕切板には、当該溶液積載箱まで連通する複数の貫通孔を設けることができる。
さらに、溶液積載箱内において、突出した流れガイドの仕切によって曲がりくねった液体流路が形成されている。野菜仕切板は、当該液体流路の上面から離隔している。流れガイドの仕切を設けることによって、溶液積載箱内に栄養液が滞留する死角の形成が回避され、栄養液のスムーズな循環に有益である。また、野菜仕切板が液体流路の上面から離隔されたことによって、野菜の根部が液体に浸されることによる腐敗が回避され、栄養液の清潔が保たれ、気体の溶解度を霧化することによって、野菜のために提供される栄養を調整可能であり、成長状態に対する制御可能性が実現される。
図3は、本発明に係る野菜の鮮度保持用又は栽培用箱の管路アセンブリの構造概略図である。図3のように、上記の管路アセンブリは、上容器32、下容器34及び上容器32と下容器34とを連通する液体循環管路36を含む。液体循環管路36には、上方から下方まで少なくとも2つの貫通孔362が間隔をおいて設けられ、貫通孔362を介して、対応する少なくとも2つの野菜積載部材11と連通されている。上容器32は、保温箱本体10の頂部に配置されてよく、下容器34は、保温箱本体10の底部に配置されてよい。
従って、栄養液は、上容器32、液体循環管路36、各野菜積載部材11、下容器34の間で、順次に循環可能であり、単独の循環通路が形成される。この方式によって、各野菜積載部材11の独立した作業が可能となる。また、液体循環管路36との水路接続が切断される際に、ほかの野菜積載部材11の正常作業に影響が及ばない。また、この方式によって、栄養液が下容器34から上容器32に流れた後に、分かれて各野菜積載部材11まで流れる。これにより、野菜積載部材11の高さの不均一による液圧の相違が回避され、さらに、栄養液の供給不均一という問題も回避される。
さらに、各野菜積載部材11は、高位液体入口及び低位液体出口を含む。高位液体入口は、上容器32と連通し、低位液体出口は、下容器34と連通している。上容器32内の栄養液は、重力の作用に基づいて、各野菜積載部材11を経て下容器34まで還流する。栄養液は、重力の作用に基づいて野菜積載部材11を経ることで、比較的遅い速度で循環を行う。これにより、コストを追加しない前提で、過度の循環速度によって引き起される、野菜が成長環境に適応しない問題が回避される。上記の説明からわかるように、高位液体入口及び低位液体出口は、具体的には、溶液積載箱に配置されてよい。
代替方法として、液体循環管路36には、各貫通孔362の水の流れの開通及び遮断を制御するためのバルブが取り付けられてもよい。電気制御部は、各バルブの状態を制御するためにも用いられる。各貫通孔362に対応するバルブの開通及び遮断を制御することによって、液体循環管路36と野菜積載部材11との間の水路の連通又は遮断を制御することができる。さらに、回路制御を実現すると共に、それに併せて野菜積載部材11と管路アセンブリとの間の水路接続を制御することができる。例えば、電気制御部が1つの野菜積載部材11の回路インタフェースとの接続が切断された後、対応するバルブを閉めることによって、当該野菜積載部材11まで接続された水路(当該野菜積載部材11に栄養液を提供するための液体通路。即ち、当該野菜積載部材11と連通する貫通孔362)の切断をも制御することができる。当該野菜積載部材11が再び保温箱本体10に入る際に、その回路インタフェースと回路アセンブリとは再び接続され、当該バルブを開けることによって、当該貫通孔及び野菜積載部材11が再び開通される。
具体的には、液体循環管路36は、挿抜可能な継手を介して各野菜積載部材11と連通される。挿抜可能な継手を介して野菜積載部材11と液体循環管路36とが接続されることで、メンテナンスが便利で、操作が容易であり、微調整によって比較的小さな接続転位を容易に修正することができる。例えば、各挿抜可能な継手は、液体循環管路36の貫通孔362と野菜積載部材11の高位液体入口との接続部に取り付けられてもよく、又は、液体循環管路36の貫通孔362と野菜積載部材11の低位液体出口との接続部に取り付けられてもよい。挿抜可能な継手は、具体的には、鋼心継手と、鋼心継手の外周に被覆されたフレキシブル材料層とを含む。野菜積載部材11が保温箱本体10から取り出されると共に、各継手もそれぞれ液体循環管路36の中から抜き出される。野菜積載部材11が再び保温箱本体10の中に挿入される際に、鋼心継手の外周のフレキシブル材料を介して、接続の過程で小さな転位がある場合、挿入位置に対して微調整を行えば、管路アセンブリの継手と簡単にマッチすることができる。これにより、野菜積載部材11がより容易に保温箱本体10に挿入され、野菜積載部材11と液体循環管路36との水路連通が実現される。
挿抜可能な継手の周囲に、下容器34を連通させる流れガイド溝が設けられてもよい。これにより、野菜積載部材11と液体循環管路36との間の水路接続が切断される際に、当該流れガイド溝を介して、挿抜可能な継手に残った液体を下容器34までガイドし、水漏れによる安全問題を回避することができる。
上記のバルブは、具体的には、挿抜可能な継手に対応するように取り付けられてよい。また、挿抜可能な継手の外周には、突出部が設けられてもよい。液体循環管路36に水漏れが生じた場合、漏れた水が当該突出部に沿って下容器34へ垂れる。これによって、継手における電気部品(例えば、水路の開通及び遮断を制御するためのバルブ)と水との接触が回避される。
代替方法として、上記の制御素子は、ヒートポンプシステムをさらに含み、上記の電気制御部は、ヒートポンプシステムの状態を制御するにも用いられる。1つの実施形態において、当該ヒートポンプシステムは、相互連通する圧縮機、凝縮器及び蒸発器を含んでよい。電気制御部は、具体的には、圧縮機の状態を制御するために圧縮機と接続し、保温箱本体10の温度が野菜の低速成長に適切な範囲内に維持されるように保温箱本体10の温度を制御することができる。
代替方法として、保温箱本体10の中に、電気制御部に温度感知信号を発信するための温度センサ、電気制御部に湿度感知信号を発信するための湿度センサ及び/又は電気制御部に濃度感知信号を発信するための濃度センサがさらに設けられている。電気制御部は、具体的には、温度感知信号に基づいてヒートポンプシステムの状態を制御し、又は、湿度感知信号に基づいて保温箱本体10内の加湿器(例えば各霧化器24)の状態を制御することができる。温度センサ及び湿度センサを設けることによって、温度及び湿度への制御がより精確であり、異常を迅速に検出することができる。当該濃度センサは、具体的には、上容器32の中に取り付けられてよい。これにより、野菜積載部材11ごとに濃度センサを取り付ける必要がなくなる。濃度感知信号を介して、栄養液が十分であるか否かについて判断することもできる。
代替方法として、保温箱本体10の筐体には、電気制御部と接続された制御パネルがさらに設けられている。当該制御パネルは、具体的には、例えば温度、湿度及び光強度などのような制御パラメータを表示するために用いられてもよく、ユーザの制御コマンドを受信するために用いられてもよく、そして、電気制御部を介して様々な制御操作を行う。
図4は、本発明に係る野菜の生態的鮮度保持方法の1つの実施形態のフローチャートを示す。
この実施形態において、野菜の生態的鮮度保持方法は、S10(保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給するステップ)を含む。
保温箱本体は、冷蔵庫、ワインキャビネット、及び、密封空間を有する筐体に類似するようなものであってよい。
植物に栄養分を送り込むことで、植物がその自身の栄養分をより良好に保ち、新鮮な状態を持続することができる。
この実施形態において、野菜の生態的鮮度保持方法は、さらに、S20(保温箱本体内の野菜の成長停滞又は低速成長の状態が保たれるように、保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を調整するステップ)を含む。
閉ループ制御の方法を採用して保温箱本体内の温度及び/又は湿度を調整することが好ましい。即ち、温度センサ及び/又は湿度センサを介して保温箱本体内の温度信号及び/又は湿度信号を収集し、温度コントローラ及び/又は湿度コントローラにフィードバックする。温度コントローラ及び/又は湿度コントローラは、現在の保温箱本体内の温度及び/又は湿度と、目標の温度及び/又は湿度との間の差分に基づいて、保温箱本体内の温度及び/又は湿度が目標の温度及び/又は湿度に達するように調整する。
保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給し、保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を調整することによって、保温箱本体内の野菜の成長停滞又は低速成長の状態が保たれ、それによって、野菜の鮮度を最大限に保障し、鮮度保持期間を最大限に延長することができる。
図5は、本発明の1つの実施形態に係る野菜の生態的鮮度保持方法を実現するために用いられる保温箱本体の構造図を示す。
野菜の鮮度を保つために、保温箱本体10内には、少なくとも2つ(例えば3つ)の野菜積載部材11が間隔をおいて上下に並行に配置され、さらに、野菜積載部材11と、保温箱本体10内の野菜に栄養液を循環供給するための栄養液循環管路12(つまり、管路アセンブリ)とが連通されることによって、野菜の生態的鮮度保持が実現される。
実施形態において、栄養液循環管路12における栄養液は、図5の矢印に示した方向に基づいて循環流動する。これによって、各野菜積載部材11に置かれた野菜に栄養液を供給することができる。
図6は、本発明の1つの実施形態に係る野菜の生態的鮮度保持方法を実現するために用いられる保温箱本体10における野菜積載部材11の1つの実施形態の構造図を示す。
図6に示すように、栄養液循環管路12と連通するように、野菜積載部材11に高位液体入口111及び低位液体出口115を設けてもよい。これによって、栄養液循環管路12において流動する栄養液は、重力の作用に基づいて野菜積載部材11を経て栄養液循環管路12まで還流する。栄養液が重力の作用に基づいて流動することで、省エネが可能であり、保温箱本体の電力消費量を節約することができる。高位液体入口111及び低位液体出口115は、野菜積載部材11における同一の側壁に設けられてよい。
また、図6に示すように、野菜積載部材11の高位液体入口111と低位液体出口115との間に位置するエリアにおいて、突出した流れガイドの仕切113によって曲がりくねった液体流路112が形成されている。これによって、野菜積載部材11内に流れ込んだ栄養液が、曲がりくねった液体流路112を介して、野菜積載部材11内において、低位液体出口115へ拡散的に流動する。液体流路112の流れガイドを介して、栄養液がより均一に流動する。これによって、野菜積載部材11内に置かれたすべての野菜により良好に栄養を提供することができる。
図6に示すように、野菜積載部材11内に霧化器116をさらに配置してもよい。これにより、野菜積載部材11内に流れ込んだ栄養液に対して霧化処理を行うことができる。野菜積載部材11の中に置かれた野菜に霧化された栄養液を噴霧することで、野菜が栄養液をより充分に吸収することができる。霧化された噴霧はより均一であり、栄養液の節約も実現できる。1つの実施形態において、霧化器116は、例えば野菜積載部材11の底部の中心エリアに取り付けられてもよい。
図6に示すように、野菜積載部材11の上部に、貫通孔119が設けられた野菜シェルフ118を配置してもよい。鮮度保持待ちの野菜を貫通孔119に挿入し、貫通孔に挿入された野菜の根部を、野菜積載部材11内の栄養液の液面から上方に離隔させる。これにより、霧化器116を介して、野菜の根部に対して霧化された栄養液を噴霧することができる。
保温箱本体10の光照射を調整するために、上方から下方までの方式によって、保温箱本体10内の野菜に提供される光照射を調整することができる。
例えば、上方に位置する野菜積載部材11の底部に配置された第1光照射素子を介して、その下方に位置する野菜積載部材11内に積載された野菜に提供される光照射を調整することができる。異なる野菜積載部材11の底部の第1光照射素子は個別に制御することができ、それによって、異なる野菜の鮮度保持に必要な光照射が満足される。
そのほか、保温箱本体10の頂部の内壁に配置された第2光照射素子を調整することによって、第1層の野菜積載部材11内に積載された野菜に提供される光照射を調整することができる。
好ましくは、野菜の生態的鮮度保持方法は、保温箱本体10と野菜積載箱11との間に挿抜可能な電気接続を確立するステップをさらに含んでもよい。
例えば、野菜積載部材11と保温箱本体10とが電気接続されているか否かを検出することができる。電気接続されている場合、栄養液循環管路12から対応する野菜積載部材11までの栄養液の液体流路が解放され、電気接続されていない場合、当該液体流路が遮断される。これにより、栄養液の漏えいが回避され、保温箱本体10の清潔が確保される。
本発明に係る野菜の生態的鮮度保持方法は、野菜に栄養液を循環供給し、保温箱本体内の温度、湿度及び/又は光照射を調整することによって、野菜の成長状態を制御することができ、保温箱本体内の野菜の成長停滞又は低速成長の状態が保たれ、それによって、野菜の鮮度を最大限に保障し、鮮度保持期間を最大限に延長することができる。
以上、本発明に係るいくつかの実施形態について詳細に説明した。本発明に係る方法及び装置のすべて又はいずれのステップ若しくは部品は、任意のコンピューティングデバイス(プロセッサ及び記憶媒体などを含む。)又はコンピューティングデバイスのネットワークにおいて、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの組合せとして実現することができる。これについては、本発明の内容を理解した当業者が基本的なプログラミング技術を運用するだけで実現できるため、具体的な説明を省略する。
本発明に係る設備及び方法において、各部品又は各ステップは分解、組み合わせ及び/又は分解後の新たな組合せが可能であることは明らかである。これらの分解及び/又は新たな組合せは、本発明の同様効果の解決手段とみなされるべきである。また、上記一連の処理ステップは、説明及び時間の順序に沿って自然に施行してもよいが、かならずしも時間の順序に沿って施行する必要はない。一部のステップは、並行して又は互いに独立して施行することができる。また、上記の本発明に係る実施形態の説明において、1つの実施形態に対して説明した及び/又は示した特徴は、同様又は類似する方式で、1つ又は複数のほかの実施形態に使用することができ、ほかの実施形態における特徴と組み合わせること又はほかの実施形態における特徴を代替することができる。
強調すべきなのは、“包括/含む”といった専門用語は、本文に使用される際に、特徴、要素、ステップ又はモジュールの存在を指すが、1つ又は複数のほかの特徴、要素、ステップ又はモジュールの存在又は付加を排除するものではない。
以上、本発明及びその利点について詳細に説明したが、添付の請求項に限定された発明の精神及び範囲を超えない限り、種々の改変、代替及び置換等を行うことができることについて理解すべきである。また、本発明の範囲は、明細書に記載された過程、設備、手段、方法及びステップの具体的な実施形態だけに限定されない。以上に説明した本発明の実施形態とほぼ同様の機能を実行し又はそれとほぼ同様の結果を取得することができる現在及び将来に開発されようとする過程、設備、手段、方法、ステップ等を使用できることは、当業者であれば理解できるであろう。従って、添付の請求項の旨は、それらの範囲内において、このような過程、設備、手段、方法及びステップが包括されることを意味する。

Claims (20)

  1. 保温箱本体と、
    前記保温箱本体に対して電気制御を行うための電気制御部と、
    前記保温箱本体内の温度、湿度及び光照射のいずれか1つを調整するための制御素子と、
    前記保温箱本体内に栄養液を循環供給するための管路アセンブリとを備え、
    前記保温箱本体内に、野菜を鮮度保持又は栽培するための少なくとも1つの野菜積載部材が配置されていることを特徴とする野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  2. 前記制御素子は、前記保温箱本体内に配置され、上方から下方まで前記野菜積載部材に光照射を提供するための光照射素子を含み、
    前記電気制御部は、前記光照射素子の状態を制御するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  3. 複数の前記野菜積載部材が、前記保温箱本体内において、上方から下方まで間隔をおいて並行に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  4. 複数の前記野菜積載部材が、それぞれ、前記保温箱本体内に挿抜可能に配置され、前記電気制御部と挿抜可能に電気接続され、
    前記複数の野菜積載部材のいずれかが前記保温箱本体から抜き出され且つ前記電気制御部との電気接続が切断される際に、前記電気制御部は、前記管路アセンブリと対応する前記野菜積載部材との水路接続を切断させることを特徴とする請求項1に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  5. 複数の前記野菜積載部材のそれぞれに、前記栄養液を霧化するための霧化器が取り付けられ、
    前記電気制御部は、前記霧化器の状態を制御するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  6. 前記管路アセンブリは、上容器、下容器及び前記上容器と前記下容器とを連通する液体循環管路を含み、前記液体循環管路には、上方から下方まで少なくとも2つの貫通孔が間隔をおいて設けられ、前記貫通孔を介して、対応する少なくとも2つの前記野菜積載部材と連通されていることを特徴とする請求項1に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  7. 前記液体循環管路は、挿抜可能な継手を介して複数の前記野菜積載部材のそれぞれと連通されていることを特徴とする請求項6に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  8. 前記制御素子は、ヒートポンプシステムを含み、
    前記電気制御部は、前記ヒートポンプシステムを制御するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  9. 前記保温箱本体内に、前記電気制御部に温度感知信号を発信するための温度センサ及び前記電気制御部に湿度感知信号を発信するための湿度センサの少なくともいずれか一方がさらに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  10. 前記管路アセンブリは、前記下容器内の栄養液を前記上容器内に送るための液体ポンプをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の野菜の鮮度保持用又は栽培用箱。
  11. 保温箱本体内の野菜の成長停滞又は低速成長の状態が保たれるように、前記保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給し、前記保温箱本体内の温度、湿度及び光照射の少なくともいずれか1つを調整するステップを含むことを特徴とする野菜の生態的鮮度保持方法。
  12. 野菜の鮮度を保つために前記保温箱本体内に前記野菜積載部材を間隔をおいて上下に並行に配置し、前記野菜積載部材と前記保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給するための栄養液循環管路とを連通するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  13. 前記保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給するステップは、
    前記栄養液循環管路と連通するように、前記野菜積載部材に高位液体入口及び低位液体出口を設けることによって、前記栄養液循環管路において流動する栄養液を、重力の作用に基づいて前記野菜積載部材を経て前記栄養液循環管路まで還流させることを含むことを特徴とする請求項12に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  14. 前記野菜積載部材の前記高位液体入口と前記低位液体出口との間に位置するエリアにおいて、突出した流れガイドの仕切によって形成された曲がりくねった液体流路を介して、前記野菜積載部材内に流れ込んだ栄養液を、前記野菜積載部材内において、前記低位液体出口へ拡散的に流動させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  15. 前記保温箱本体内の野菜に栄養液を循環供給するステップは、
    前記野菜積載部材内に配置された霧化器を介して、前記野菜積載部材内に流れ込んだ栄養液に対して霧化処理を行うことをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  16. 前記霧化器は、前記野菜積載部材の底部の中心エリアに取り付けられていることを特徴とする請求項15に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  17. 前記野菜積載部材の上部に、貫通孔が設けられた野菜シェルフを配置し、鮮度保持待ちの野菜を前記貫通孔に挿入し、前記貫通孔の中に挿入された野菜の根部を、前記野菜積載部材内の栄養液の液面から上方に離隔させることをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  18. 前記保温箱本体内の光照射を調整するステップは、上方から下方までの方式によって前記保温箱本体内の野菜に提供される光照射を調整することを含むことを特徴とする請求項12に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  19. 前記上方から下方までの方式によって前記保温箱本体内の野菜に提供される光照射を調整するステップは、
    上方に位置する前記野菜積載部材の底部に配置された第1光照射素子を介して、その下方に位置する前記野菜積載部材内に積載された野菜に提供される光照射を調整することを含むことを特徴とする請求項18に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
  20. 前記上方から下方までの方式によって前記保温箱本体内の野菜に提供される光照射を調整するステップは、
    前記保温箱本体の頂部の内壁に配置された第2光照射素子を調整することによって、第1層の前記野菜積載部材内に積載された野菜に提供される光照射を調整することを含むことを特徴とする請求項18に記載の野菜の生態的鮮度保持方法。
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