JP2016524933A - カプセル位置決め手段を備える浸出飲料調製装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は:前面、リング、後面、及びケーシングを設け、また容器を画定するカプセル(3)を収容するよう構成した支持体(2)と;浸出用液体をカプセル(3)に導入する注入手段と;フィルタ壁と流体連通し得るよう構成したほぼ垂直方向に延在する開口を有する浸出チャンバ(1)と;及び出口と;を備える装置に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、浸出飲料を調製する装置であって:
・浸出させるべき材料を乾燥した状態で収納するカプセルであり、フィルタ壁を有する前面、前記前面を包囲するリング、前記前面とは反対側の後面、前記リングと前記後面との間に延在して浸出させるべき材料を収納するよう構成した容器を画定する一体ケーシングを設けた、該カプセルを、前記カプセルの前面がほぼ垂直方向に延在する所定位置に収容するよう構成した支持体と;
・前記支持体が前記カプセルを収容するとき浸出用液体を前記カプセル内に導入するよう構成した注入手段と;
・ほぼ垂直方向に延在する開口を有する浸出チャンバであって、前記ほぼ垂直方向に延在する開口が前記フィルタ壁と流体連通するよう構成し、前記リングが流体交換ゾーンの外側の周囲環境に対する流体密の流体連通を維持するよう構成した封止手段を有する、該浸出チャンバと;及び
・浸出した液体が前記浸出チャンバから流出できるよう構成した開閉手段を設けた出口と;
を備えた、該装置に関する。
このような装置又は方法は、例えば、特許文献1(欧州特許第2112093号)から既知である。しかし、この特許文献によれば、水をカプセルの後面から注入し、したがって、後面に穿刺する必要がある。
不利なことに、後面穿刺には、カプセルが先端部に突き刺さったままとなり、人手の介入なしには容易に取外すことができず、このことは、時々装置の一部を取り外す、又はカプセルの配置領域に容易にアクセスできるようにすることを必要とするという点で幾つかの問題がある。どんな場合でも、カプセル後面に穿刺する先端部使用には、装置設計及びカプセル設計の双方の観点から幾つかの欠点を伴うものである。
特許文献2(国際公開第2012/020343号)には、2つの部分に分割した浸出チャンバを備える浸出装置が記載されている。比較的不動の第1部分に対し、浸出させるべきカプセルを含む第2部分を緊密に取り付ける。このような装置の浸出チャンバは、第1部分及び第2部分が流体連通するとき形成される。
不利なことに、このような装置の浸出容量は、浸出させるべき材料を収納するカプセルの浸出用容積空間によって制限される。
特許文献3(国際公開第2012/025259号)には、穿刺手段付きのプランジャを備える同一タブの装置が記載されている。このプランジャは精密低電圧モータによって移動し、このモータはプランジャの前進移動を制御し、一方では緊密性を維持し、他方ではプランジャがカプセルの後面に対して完全に横断することが必要な後面穿刺を可能にする完璧なプランジャ整列を確保する。
不利なことに、このような装置は、コストがかかり、空間を多くとる精密低電圧モータを付加的に必要とし、一方現在の動向としては、競争力のある価格でコンパクトな装置を求めている。
欧州特許第2112093号明細書 国際公開第2012/020343号パンフレット 国際公開第2012/025259号パンフレット
本発明の目的は、従来技術の欠点を克服し、低電圧モータを使用することなく、装置の製造コストを改善できる浸出飲料調製装置を得るにある。
この問題を解決するため、本発明は、冒頭に記載した装置において、前記浸出用液体を注入する手段は、浸出用液体注入管を介して前記浸出チャンバ又はカプセルの容器に達し、また前記装置は、
第1端部及び第2端部を有するシリンダであって、前記第1端部がカプセルの後面を押圧するよう構成した少なくとも1つの接触ゾーンを有する、該シリンダと、及び前記シリンダと前記浸出チャンバとの間に水平方向の相対並進運動を生じ、圧縮力を前記封止手段に加えることによって流体連通を維持するよう前記カプセルと前記浸出チャンバとの間の緊密性を維持する構成とした並進手段とを備え、前記並進手段を前記シリンダに連結し、前記シリンダは後退した第1位置と接触を生ずる第2位置をとるものとし、前記並進手段は、前記シリンダを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるよう構成し、前記第2位置は、前記カプセルが前記浸出チャンバと緊密に接触して、前記圧縮力を前記封止手段に加える位置に対応するものとする。
既存エネルギー又は人的エネルギーを用いる簡単な並進手段は、低電圧モータのような付加的装置を使用することがなく、カプセルと浸出チャンバとの間の緊密性を維持して両者間の流体連通を確実にするよう浸出チャンバとシリンダとの間における相対並進運動を行うことを可能にする。
さらに、このようにして、浸出用液体は、注入管によって浸出チャンバの頂部から浸出チャンバに進入し、リングと後面との間に延在する一体ケーシングによって画定され、浸出させるべき材料が位置する容器と流体連通する浸出チャンバを構成するアセンブリに徐々に充填するよう流入する。カプセル容器にも浸出チャンバと同じ速度で徐々に充填される。このように、注入容積空間は浸出チャンバ及びカプセル容器から構成される。
1つの代替的実施形態において、浸出チャンバに供給する浸出用液体は頂部から底部に流れ、既に存在している浸出用液体の部分に対して乱流を生じて、浸出チャンバ内に受容された浸出用液体に乱流を形成し、時間の経過により浸出した液体となる浸出用液体の均質化を高め、この浸出用液体と混合する。さらに、この浸出チャンバ経由の注入液体の注入は、浸出チャンバに存在する浸出用液体の温度とカプセル容器内に存在する浸出用液体の温度との間に3〜10℃、一般的には5℃の温度差を生ずることができる。このことにより、カプセル容器内を最適な浸出温度にすることができるとともに、浸出チャンバにおける浸出用液体を僅かに高い温度に維持し、したがって、浸出時間後に依然として十分熱い浸出した飲料を供することができる。浸出用液体の注入段階中、新たに注入される浸出用液体は、既に存在している浸出用液体を加熱することに留意されたい。
さらに他の代替的実施形態において、注入管は、浸出用液体をカプセルの前面に注入するよう構成したエルボで延長する。このようにして、浸出用液体は先ずカプセル容器に供給され、次に浸出チャンバに供給される。したがって、カプセル容器に供給される浸出用液体は頂部から底部に流れ、カプセル容器内に既に存在している浸出用液体の部分に対して乱流を生じて、浸出用液体に乱流を形成し、時間の経過により浸出した液体となる浸出用液体の均質化を高め、この浸出用液体と混合する。さらに、この浸出チャンバ経由の注入液体の注入は、浸出チャンバに存在する浸出用液体の温度とカプセル容器内に存在する浸出用液体の温度との間に3〜10℃、一般的には5℃の温度差を生ずることができる。このことにより、カプセル容器内を最適な浸出温度にすることができるとともに、浸出チャンバにおける浸出用液体を僅かに低い温度に維持し、したがって、浸出時間後に依然として十分熱い浸出した飲料を供することができる。浸出用液体の注入段階中、新たに注入される浸出用液体は、既に存在している浸出用液体を加熱することに留意されたい。
特別な一実施形態において、前記並進手段は、アイドル位置と作動位置をとるものとしたハンドルによって手動で制御し、前記ハンドルが前記アイドル位置にあるとき、前記シリンダは後退した位置ととり、また前記ハンドルが前記作動位置にあるとき前記シリンダは前記接触位置をとるようにする。
好適には、本発明は、前記並進手段を前記注入手段によって液圧的に制御する装置に関する。
有利には、本発明による装置は、さらに、前記シリンダと同心状に配置し、前記並進手段に対して連結又は一体構成にした第2シリンダを備える。
好適には、前記シリンダは、前記カプセルの前面とは反対側に位置する前記リングの後面に力を加え、また前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対して流体連通緊密性を維持する圧迫ゾーンを有するものとする。
有利には、前記シリンダと同心状の前記第2シリンダは、前記カプセルの前記後面に圧力を加え、前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対して流体連通緊密性を維持することを可能にする。
好適な一実施形態において、前記封止手段に加える前記圧縮力は能動的作用力とする。
本発明による他の代替的実施形態において、前記並進手段を前記浸出チャンバに連結し、前記浸出チャンバは後退した第1位置と接触を生ずる第2位置をとるものとし、前記並進手段は、前記浸出チャンバを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるよう構成し、前記第2位置は、前記カプセルが前記浸出チャンバと緊密に接触して、前記圧縮力を前記封止手段に加える位置に対応するものとする。
本発明による装置の1つの特別に有利な実施形態において、前記並進手段は、アイドル位置と作動位置をとるものとしたハンドルによって手動で制御し、前記ハンドルが前記アイドル位置にあるとき、前記浸出チャンバは後退した位置ととり、また前記ハンドルが前記作動位置にあるとき前記浸出チャンバは前記接触位置をとるようにする。
さらに、1つの特別な実施形態において、前記並進手段は、前記注入手段によって液圧的に制御する。
有利には、本発明による装置は、さらに、前記シリンダと同心状に配置した第2シリンダを備える。
好適には、前記シリンダは、前記カプセルの前面とは反対側に位置する前記リングの後面に力を加え、また前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対して流体密となる流体連通を維持する圧迫ゾーンを有する。
さらに、本発明による好適な実施形態において、前記シリンダと同心状の前記第2シリンダは、前記カプセルの前記後面に圧力を加え、前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対する流体連通緊密性を維持することを可能にする。
好適には、前記封止手段に加える前記圧縮力は反力とする。
有利には、前記並進手段を前記シリンダ及び前記浸出チャンバに連結し、前記シリンダ及び前記浸出チャンバは後退した第1位置と接触を生ずる第2位置をとり、前記並進手段は、前記浸出チャンバ及び前記シリンダを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるよう構成し、前記第2位置は、前記カプセルが前記浸出チャンバと緊密に接触して、前記圧縮力を前記封止手段に加える位置に対応するものとする。
本発明の1つの特に好適な実施形態において、装置は、前記カプセルの前記後面に配置した情報を読み取るよう構成した検出手段を備え、前記検出手段は、前記シリンダ又は前記第2シリンダ内に少なくとも部分的に拘束する。
実際、この限りにおいては、本発明によれば、もはやシリンダはカプセルの後面に穿刺する手段を設ける必要はなく、したがって、シリンダは検出手段を収容することができるとともに、マシン環境、例えば、光から検出手段を保護して正確で有効な情報検出を確実に行うことができるようになる。この情報は、有利には、浸出ステップの継続時間に関する情報とともに、想定されかつ適用されるべき浸出用液体の温度、圧力、及び量(体積)に関するパラメータを含む。このとき、検出手段は、補助制御手段、例えば、圧力、温度及び量のパラメータを調整するための圧力、温度及び量用の調節器に、また浸出した液体を流出させる開口を制御する手段に伝送する信号を発生し、浸出させるべき乾燥した材料であって、最適な浸出を可能にするマシン設定においてそれぞれ異なる所定浸出条件(温度、圧力、時間及び量)を有する、浸出させるべき各材料の性質に関係なくあらゆる状況の下で完璧に浸出した飲料を取得できるようにする。
好適には、前記検出手段は、バーコード、色、ピクトグラム、タグ、及び同様のものを検出する手段とする。
有利には、前記浸出チャンバは、少なくとも部分的にポリフッ化物をベースとする材料、例えば、PTFE、FEP、又はPFAで形成する。
有利には、カプセルの支持体はほぼ開放した構造を有する着座部とする。
より好適には、前記浸出用液体注入管を、前記ほぼ垂直方向に延在する開口の近傍で前記浸出チャンバの上側部分に接続する。
さらに、本発明による装置は、すすぎ用液体を前記浸出チャンバに導入するよう構成したクリーニング手段を備える。
同様に、本発明による装置は、さらに、前記浸出用液体を加熱する手段を備える。
好適には、本発明による装置は、さらに、前記浸出用液体を加熱する手段に接続した又は前記浸出用液体を加熱する加熱手段を有する、前記浸出用液体のための容器を備える。
有利には、本発明による装置は、さらに、一方で前記浸出用液体注入管に接続した、及び随意的に浸出用液体の前記容器の形式とした浸出用液体源に接続したポンプを備える。
本発明による1つの代替的実施形態において、本発明による装置は、さらに、一方で前記浸出用液体注入管に接続し、また浸出用液体を加熱する前記加熱手段に接続した浸出用液体源に接続したポンプを備える。
好適には、本発明による装置は、さらに、前記浸出用液体注入管に接続した、及び前記ポンプが存在する場合、随意的に前記ポンプの上流又は下流で浸出用液体源に接続した圧力調節装置を備える。
さらに、本発明は、前記ポンプを前記並進手段にも接続する装置に関する。
1つの好適な実施形態において、前記浸出用液体注入管は、直線的ゾーンを有し、また一方の端部を前記浸出チャンバに接続する場合、前記直線的ゾーンがほぼ垂直方向に延在する。
本発明の1つの有利な代替的実施形態において、前記浸出用液体注入管の前記直線的ゾーンは、少なくとも部分的にポリフッ化物をベースとする材料、例えば、PTFE、FEP、又はPFAで形成する。
好適には、前記浸出用液体注入管の前記直線的ゾーンは、例えば、前記浸出チャンバ及び前記直線的ゾーンの同時成形によって得る。
本発明による装置の他の実施形態は、特許請求の範囲に記載する。
本発明は、さらに、浸出飲料を調製する方法に関し、この方法は:
・浸出させるべき材料を乾燥した状態で収納するカプセルであって、フィルタ壁を有する前面、前記前面を包囲するリング、前記前面とは反対側の後面、前記リングと前記後面との間に延在して浸出させるべき材料を収納するよう構成した容器を画定する一体ケーシングを設けた、該カプセルを、前記カプセルの前面がほぼ垂直方向に延在する所定位置をとるよう支持体に導入する導入ステップと;
・浸出用液体を前記カプセルの前記容器内に注入する注入ステップと;
・前記カプセルの容器と流体連通する浸出チャンバ内で浸出した飲料を形成するよう、浸出されるべき乾燥した状態の前記材料を浸出用液体で浸出させる浸出ステップと;及び
・前記浸出ステップ後に、前記浸出チャンバの底部に配置した開口から浸出した液体を流出させる流出ステップと;
を備える。
本発明方法は、さらに、シリンダと前記浸出チャンバとの間に相対並進運動を生じて、前記カプセルと前記浸出チャンバとの間における前記流体連通の緊密性を維持し、前記シリンダは、第1端部及び第2端部を有し、前記第1端部がカプセルの後面を押圧するよう構成した少なくとも1つの接触ゾーンを有するものとし、また前記方法は、前記シリンダと前記浸出チャンバとの間に水平方向の相対並進運動を生じ、圧縮力を封止手段に加えることによって流体連通を維持するよう前記カプセルと前記浸出チャンバとの間の緊密性を維持する並進手段により前記相対並進運動を行うことを特徴とする。
有利には、前記並進運動は前記シリンダの並進運動とする。
1つの代替的実施形態において、前記並進運動は前記浸出チャンバの並進運動とする。
他の代替的実施形態において、前記並進運動は前記シリンダ及び前記浸出チャンバの並進運動とする。
好適には、本発明による方法は、さらに、前記カプセルの前記後面に配置した情報を検出手段により検出するステップを備え、前記検出手段は、前記シリンダ内に少なくとも部分的に拘束する。
好適には、前記検出は、バーコード、色、ピクトグラム、タグ、及び同様のものを検出する。
有利には、前記情報の検出により信号を発生し、前記信号は制御手段に伝送し、その後前記制御手段は、浸出時間、浸出用液体圧力、及び浸出用液体量のための補助制御手段に作用して、情報に基づいて前記浸出用液体の温度及び/又は量及び/又は圧力並びに浸出時間に作用する。
好適には、前記カプセルの容器内への浸出用液体の注入は、前記カプセルの容器と流体連通する浸出チャンバに前記浸出用液体を注入することによって行い、前記浸出用液体は、前記浸出チャンバ内に流入して前記フィルタ壁から前記カプセルの容器内に浸透する。
優先的には、前記浸出ステップの一部は前記注入ステップと同時に生ずるようにする。
とくに優先的には、前記浸出用液体の注入は、前記浸出チャンバの頂部から底部に向けて行い、前記浸出チャンバ内に既に存在している前記浸出用液体に乱流を生ぜしめ、前記浸出用液体の内容を均質化する。
有利には、本発明による方法は、さらに、すすぎ用液体を前記浸出チャンバ内に導入し、また前記浸出チャンバから流出させるクリーニングステップを備える。
とくに、本発明方法は、さらに、浸出した液体を前記浸出チャンバから流出させた後、前記カプセルを前記カプセルの支持体から排出するステップを備えるものとする。
本発明による方法の他の実施形態は特許請求の範囲に記載する。
本発明の他の特徴、詳細及び利点は、非限定的説明目的である以下の記載及び添付図面から明確になるであろう。
本発明による装置の概略図である。 本発明による検出手段を設けたシリンダの概略図である。
図面において、同一又は等価な要素には同一参照符号を付している。
図面から分かるように、本発明の一態様は、原料収納のカプセル3を収容し、またカプセル3内に液体を注入し、次いで浸出チャンバ内へと浸出チャンバ経由させることにより原料の抽出を行うことを意図する装置に関する。
カプセル3は2つの部分間に位置決めする。2つの部分は、カプセル3を挿入又は排出するための開放位置から、加熱液体をカプセル3内に通過させる閉鎖位置へと互いに相対移動可能となるよう構成する。
有利には、図示の実施形態において、少なくとも一方の可動部分は、液体注入装置によって液圧的に作動して閉鎖位置に移動可能とする。
原則として、本発明装置は、原料収納のカプセル3を収容する飲料調製マシンを構成する。例えば、このマシンは、コーヒー、紅茶、チョコレート、又はスープを調製するマシンとする。とくに、この装置は、調製すべき飲料の原料、例えば、挽いたコーヒー又は紅茶又はチョコレート又はココア又は粉ミルクを収納するカプセル3内部に熱水又は他の液体を通過させることにより、浸出チャンバ1内で調製を行うよう構成する。
例えば、調製マシンは、使用するカプセル3を収容するよう構成して飲料を調製するための、また使用済みカプセルを排出するための調製ユニット、例えば、調製ユニットからカプセル3を排出して或るゾーンに送る開口を有する装置と、及び取り外したカプセル3を収集する保管スペースを形成するキャビティを有する貯蔵容器であって、充填レベルにおける貯蔵容器の領域にカプセルを収集する、該貯蔵容器と、を備える。貯蔵容器は、使用済みカプセル3を収集するためのゾーン内に挿入し、またこの領域から収集したカプセル3を空にすることができる。
より具体的には、浸出飲料調製装置は、浸出させるべき材料を乾燥した状態で収納するカプセル3であって、フィルタ壁を有する前面、前記前面を包囲するリング、前記前面とは反対側の後面、及び前記リングと前記後面との間に延在して浸出させるべき材料を収納するよう構成した容器を画定する一体ケーシングを設けた、該カプセル3を、前記カプセルの前面がほぼ垂直方向に延在する所定位置に収容するよう構成した支持体2を備える。
有利には、本発明は、液圧損失又は流体密減少を生ずるときでもカプセル3と浸出チャンバ1との間の緊密性を維持することを可能にする。プランジャ内の液圧増加が流体密減少に対して補償することを可能にする。カプセルと浸出チャンバとの間のいかなる流体密減少をも補償するのに適した1つの代替的実施形態もプランジャを使用し、この場合、プランジャがカプセルに対して流体密を保持するのに十分な圧力を維持するばねを設ける。
装置は、さらに、支持体2がカプセル3を収容するとき浸出用液体をカプセル3内に導入するよう構成した注入手段と、ほぼ垂直方向に延在する開口を有する浸出チャンバ1であって、前記ほぼ垂直方向に延在する開口が前記フィルタ壁と流体連通するよう構成し、前記リングが流体交換ゾーンの外側の周囲環境に対して流体密を維持するよう構成した封止手段を有する、該浸出チャンバ1と、及び浸出した液体が前記浸出チャンバ1から流出できるよう構成した開閉手段を設けた出口と、を備える。
図から分かるように、浸出用液体を注入する手段は、浸出用液体注入管8を介して浸出チャンバ1に達する。
本発明による装置は、第1端部及び第2端部を有するシリンダ9であって、第1端部がカプセル3の後面及び一体ケーシングを収容するよう構成した少なくとも1つの中空収容ゾーンを有する、該シリンダ9と、及び前記シリンダと前記浸出チャンバ1との間に水平方向の相対並進運動を生じ、圧縮力を前記封止手段に加えることによって流体連通を維持するよう前記カプセル3と前記浸出チャンバ1との間の緊密性を維持する構成とした並進手段と、を備える。
本発明によれば、装置は、非加熱液体を加圧しかつ少なくとも1つの支持体2に循環させるよう構成し、非加熱加圧液体を循環させることによって少なくとも1つの支持体2を作動及び移動させることを意図する。
一般的に、作動及び移動させるのに適した、好適には液圧による並進手段は、直線運動形態をとる。
一実施形態において、シリンダ9及び第2の同心状シリンダから形成した液圧プランジャ、例えば、プランジャチャンバ内で移動可能なプランジャを備え、液体注入装置はプランジャチャンバに接続し、加圧液体をこのプランジャチャンバ内に注入し、プランジャのカプセル3に対する圧力を液圧制御することにより閉鎖位置を生ずるようにする。
例えば、プランジャチャンバは、加圧液体をプランジャチャンバに循環させる入口及び出口を有する。カプセル3の着座部を液圧的に閉じ、閉じた閉鎖状態にカプセルを保持するための、及び材料をカプセル3から抽出するための単独液体循環装置を有する。しかし、液圧閉鎖及び着座部の閉鎖状態保持は非加熱循環液体で行うとともに、抽出は加熱中の液体によって行う。
他の実施形態において、液圧プランジャはばねを有する第2チャンバを閉鎖する。このばね付きチャンバによれば、圧力をプランジャチャンバに加えることができる。
一般的に、チャンバの液圧出口がプランジャチャンバの外部に液体を流出できるようにするとき、ばね付きチャンバに設けた少なくとも1つのばねは、プランジャチャンバにおけるこの流出を促進するとともに、カプセル3の着座部の開放位置をもたらすのを可能にする。
有利には、この開放位置が保持されるのは少なくとも1つのばねの力によってであり、装置で作動しているいかなる液圧によっても保持されない。
プランジャチャンバは、一般的には、支持体がカプセルを閉鎖位置に保持する間に、加圧液体をプランジャチャンバに循環させる入口及び出口を有する。
一般的には、装置はポンプに関連し、液圧支持体、例えばプランジャチャンバによって、液体をカプセル3に循環させる。
カプセル3の少なくとも1つの支持体は、機械的駆動装置によって対面するカプセル3に接近及び遠ざかる方向に移動することができる。機械的駆動装置は、力伝達レバー、とくにヒンジ構成、及び/又は力伝達歯車構成、とくに平歯車ピニオン構成を有する。機械的駆動装置は、手で駆動するのに適したハンドル、及び/又はモータ、とくに電動モータによって作動させることができる。
実施形態において、プランジャはカプセル3の識別コード24を読み取るシステムに関連させる。一般的に、この装置は、浸出パラメータが変化する浸出すべき材料を有するカプセル3を収容するのに適する。用語パラメータは、例えば、カプセル3に注入される液体の温度、カプセル3に含まれる材料の浸出時間、カプセル3に液体を注入する注入サイクルを意味する。
有利には、プランジャの移動量及び移動の線形性の精度が、読取り器に接触するカプセル面に配置した識別システム24の読み取り精度を高める。用語識別コードは、色コード、バーコード、ロゴ、ピクトグラム、QRコード(登録商標)等を示す。
本発明は上述の実施形態に限定するものではなく、また特許請求の範囲から逸脱することなく大きな変更を加えることができること勿論である。
1 浸出チャンバ
2 支持体
3 カプセル
8 浸出用液体注入管
9 シリンダ
24 識別コード

Claims (44)

  1. 浸出飲料を調製する装置であって:
    ・浸出させるべき材料を乾燥した状態で収納するカプセル(3)であり、フィルタ壁を有する前面、前記前面を包囲するリング、前記前面とは反対側の後面、前記リングと前記後面との間に延在して浸出させるべき材料を収納するよう構成した容器を画定する一体ケーシングを設けた、該カプセル(3)を、前記カプセルの前面がほぼ垂直方向に延在する所定位置に収容するよう構成した支持体(2)と;
    ・前記支持体(2)が前記カプセル(3)を収容するとき浸出用液体を前記カプセル(3)内に導入するよう構成した注入手段と;
    ・ほぼ垂直方向に延在する開口を有する浸出チャンバ(1)であって、前記ほぼ垂直方向に延在する開口が前記フィルタ壁と流体連通するよう構成し、前記リングが流体交換ゾーンの外側の周囲環境に対する流体密の流体連通を維持するよう構成した封止手段を有する、該浸出チャンバ(1)と;及び
    ・浸出した液体が前記浸出チャンバ(1)から流出できるよう構成した開閉手段を設けた出口と;
    を備えた、該装置において、
    ・前記浸出用液体を注入する手段は、浸出用液体注入管(8)を介して前記浸出チャンバ(1)に達し、また
    ・さらに、前記装置は、
    第1端部及び第2端部を有するシリンダ(9)であって、前記第1端部がカプセル(3)の後面及び前記一体ケーシングを収容するよう構成した少なくとも1つの中空収容ゾーンを有する、該シリンダ(9)と、及び前記シリンダと前記浸出チャンバ(1)との間に水平方向の相対並進運動を生じ、圧縮力を前記封止手段に加えることによって流体連通を維持するよう前記カプセル(3)と前記浸出チャンバ(1)との間の緊密性を維持する構成とした並進手段とを備えたことを特徴とする、装置。
  2. 請求項1記載の装置において、前記並進手段を前記シリンダ(9)に連結し、前記シリンダ(9)は後退した第1位置と接触を生ずる第2位置をとるものとし、前記並進手段は、前記シリンダ(9)を前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるよう構成し、前記第2位置は、前記カプセル(3)が前記浸出チャンバ(1)と緊密に接触して、前記圧縮力を前記封止手段に加える位置に対応するものとする、装置。
  3. 請求項2記載の装置において、前記並進手段は、アイドル位置と作動位置をとるものとしたハンドルによって手動で制御し、前記ハンドルが前記アイドル位置にあるとき、前記シリンダ(9)は後退した位置ととり、また前記ハンドルが前記作動位置にあるとき前記シリンダ(9)は前記接触位置をとるようにする、装置。
  4. 請求項2記載の装置において、前記並進手段を前記注入手段によって液圧的に制御する、装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項記載の装置において、さらに、前記シリンダ(9)と同心状に配置し、前記並進手段に対して連結又は一体構成にした第2シリンダを備える、装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の装置において、前記シリンダ(9)は、前記カプセル(3)の前面とは反対側に位置する前記リングの後面に力を加え、また前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対して流体連通緊密性を維持する圧迫ゾーンを有する、装置。
  7. 請求項1〜5のうちいずれか一項記載の装置において、前記シリンダ(9)と同心状の前記第2シリンダは、前記カプセル(3)の前記後面に圧力を加え、前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対して流体連通緊密性を維持することを可能にする、装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項記載の装置において、前記封止手段に加える前記圧縮力は能動的作用力とする、装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項記載の装置において、前記並進手段を前記浸出チャンバ(1)に連結し、前記浸出チャンバ(1)は後退した第1位置と接触を生ずる第2位置をとるものとし、前記並進手段は、前記浸出チャンバ(1)を前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるよう構成し、前記第2位置は、前記カプセル(3)が前記浸出チャンバ(1)と緊密に接触して、前記圧縮力を前記封止手段に加える位置に対応するものとする、装置。
  10. 請求項9記載の装置において、前記並進手段は、アイドル位置と作動位置をとるものとしたハンドルによって手動で制御し、前記ハンドルが前記アイドル位置にあるとき、前記浸出チャンバ(1)は後退した位置ととり、また前記ハンドルが前記作動位置にあるとき前記浸出チャンバ(1)は前記接触位置をとるようにする、装置。
  11. 請求項9記載の装置において、前記並進手段は、前記注入手段によって液圧的に制御する、装置。
  12. 請求項9〜11のうちいずれか一項記載の装置において、さらに、前記シリンダ(9)と同心状に配置した第2シリンダを備える、装置。
  13. 請求項9〜12のうちいずれか一項記載の装置において、前記シリンダ(9)は前記カプセル(3)の前面とは反対側に位置する前記リングの後面に力を加え、また前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対して流体密となる流体連通を維持する圧迫ゾーンを有する、装置。
  14. 請求項9〜13のうちいずれか一項記載の装置において、前記シリンダ(9)と同心状の前記第2シリンダは、前記カプセル(3)の前記後面に圧力を加え、前記封止手段に圧縮力を加えて前記周囲環境に対する流体連通緊密性を維持することを可能にする、装置。
  15. 請求項9〜14のうちいずれか一項記載の装置において、前記封止手段に加える前記圧縮力は反力とする、装置。
  16. 請求項9〜15のうちいずれか一項記載の装置において、前記並進手段を前記シリンダ(9)及び前記浸出チャンバ(1)に連結し、前記シリンダ(9)及び前記浸出チャンバ(1)は後退した第1位置と接触を生ずる第2位置をとり、前記並進手段は、前記浸出チャンバ(1)及び前記シリンダ(9)を前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるよう構成し、前記第2位置は、前記カプセル(3)が前記浸出チャンバ(1)と緊密に接触して、前記圧縮力を前記封止手段に加える位置に対応するものとする、装置。
  17. 請求項1〜15のうちいずれか一項記載の装置において、前記カプセル(3)の前記後面に配置した情報を読み取るよう構成した検出手段を備え、前記検出手段は、前記シリンダ(9)又は前記第2シリンダ内に少なくとも部分的に拘束する、装置。
  18. 請求項17記載の装置において、前記検出手段は、バーコード、色、ピクトグラム、タグ、及び同様のものを検出する手段とする、装置。
  19. 請求項1〜18のうちいずれか一項記載の装置において、前記浸出チャンバ(1)は、少なくとも部分的にポリフッ化物をベースとする材料、例えば、PTFE、FEP、又はPFAで形成する、装置。
  20. 請求項19記載の装置において、前記カプセル(3)の支持体(2)は、ほぼ開放した構造を有する着座部とする、装置。
  21. 請求項1〜20のうちいずれか一項記載の装置において、前記浸出用液体注入管を、前記ほぼ垂直方向に延在する開口の近傍で前記浸出チャンバ(1)の上側部分に接続する、装置。
  22. 請求項1〜21のうちいずれか一項記載の装置において、さらに、すすぎ用液体を前記浸出チャンバ(1)に導入するよう構成したクリーニング手段を備える、装置。
  23. 請求項1〜22のうちいずれか一項記載の装置において、さらに、前記浸出用液体を加熱する手段を備える、装置。
  24. 請求項23記載の装置において、さらに、前記浸出用液体を加熱する手段に接続した又は前記浸出用液体を加熱する加熱手段を有する、前記浸出用液体のための容器を備える、装置。
  25. 請求項1〜24のうちいずれか一項記載の装置において、さらに、一方で前記浸出用液体注入管に接続した、及び随意的に浸出用液体の前記容器の形式とした浸出用液体源に接続したポンプを備える、装置。
  26. 請求項24又は25記載の装置において、さらに、一方で前記浸出用液体注入管に接続し、また浸出用液体を加熱する前記加熱手段に接続する浸出用液体源に接続したポンプを備える、装置。
  27. 請求項1〜26のうちいずれか一項記載の装置において、さらに、前記浸出用液体注入管に接続し、また前記ポンプが存在する場合、随意的に前記ポンプの上流又は下流で浸出用液体源に接続した圧力調節装置を備える、装置。
  28. 請求項4又は請求項11に従属する場合の請求項25〜27のうちいずれか一項記載の装置において、前記ポンプを前記並進手段にも接続する、装置。
  29. 請求項1〜28のうちいずれか一項記載の装置において、前記浸出用液体注入管は、直線的ゾーンを有し、また一方の端部を前記浸出チャンバ(1)に接続する場合、前記直線的ゾーンがほぼ垂直方向に延在する、装置。
  30. 請求項29記載の装置において、前記浸出用液体注入管の前記直線的ゾーンは、少なくとも部分的にポリフッ化物をベースとする材料、例えば、PTFE、FEP、又はPFAで形成する、装置。
  31. 請求項30記載の装置において、前記浸出用液体注入管の前記直線的ゾーンは、前記浸出チャンバ(1)に堅固に接続し、また例えば、前記浸出チャンバ(1)及び前記直線的ゾーンの同時成形によって得る、装置。
  32. 請求項1〜31のうちいずれか一項記載の装置において、前記浸出チャンバ(1)は頂部を有し、前記頂部において、第1頂部水平方向正接面及び前記浸出チャンバ(1)を2つの部分に分割する正中面が通過するものとし、前記2つの部分のうち第1の部分が前記ほぼ垂直方向に延在する開口を有するものとし、前記ほぼ垂直方向に延在する開口も、前記第1頂部水平方向正接面に平行である第2水平方向正接面が通過する頂部を有し、前記浸出用液体注入管を、浸出用液体が通過するよう前記浸出チャンバ(1)の外壁に貫通する浸出用液体通過開口を介して前記浸出チャンバ(1)に接続し、前記浸出用液体通過開口は、前記第1頂部水平方向正接面と、前記第2水平方向正接面との間で前記第1の部分に位置する、装置。
  33. 浸出飲料を調製する方法において:
    ・浸出させるべき材料を乾燥した状態で収納するカプセル(3)であって、フィルタ壁を有する前面、前記前面を包囲するリング、前記前面とは反対側の後面、前記リングと前記後面との間に延在して浸出させるべき材料を収納するよう構成した容器を画定する一体ケーシングを設けた、該カプセル(3)を、前記カプセルの前面がほぼ垂直方向に延在する所定位置をとるよう支持体(2)に導入する導入ステップと;
    ・浸出用液体を前記カプセル(3)の前記容器内に注入する注入ステップと;
    ・前記カプセル(3)の容器と流体連通する浸出チャンバ(1)内で浸出した飲料を形成するよう、浸出されるべき乾燥した状態の前記材料を浸出用液体で浸出させる浸出ステップと;及び
    ・前記浸出ステップ後に、前記浸出チャンバ(1)の底部に配置した開口から浸出した液体を流出させる流出ステップと;
    を備え、
    ・前記カプセル(3)の容器内への浸出用液体の注入は、前記浸出チャンバ(1)を経由して前記浸出チャンバ(1)内に行うものとし、さらに、シリンダ(9)と前記浸出チャンバ(1)との間に相対並進運動を生じて、前記カプセル(3)と前記浸出チャンバ(1)との間における前記流体連通の緊密性を維持し、前記シリンダ(9)は、第1端部及び第2端部を有し、前記第1端部がカプセル(3)の後面及び前記一体ケーシングを収容するよう構成した少なくとも1つの中空収容ゾーンを有するものとし、また前記方法は、前記シリンダと前記浸出チャンバ(1)との間に水平方向の相対並進運動を生じ、圧縮力を封止手段に加えることによって流体連通を維持するよう前記カプセル(3)と前記浸出チャンバ(1)との間の緊密性を維持する並進手段により前記相対並進運動を行うことを特徴とする、方法。
  34. 請求項33記載の方法において、前記並進運動は前記シリンダ(9)の並進運動とする、方法。
  35. 請求項33又は34記載の方法において、前記並進運動は前記浸出チャンバ(1)の並進運動とする、方法。
  36. 請求項33〜35のうちいずれか一項記載の方法において、前記並進運動は前記シリンダ(9)及び前記浸出チャンバ(1)の並進運動とする、方法。
  37. 請求項33〜36のうちいずれか一項記載の方法において、さらに、前記カプセル(3)の前記後面に配置した情報を検出手段により検出するステップを備え、前記検出手段は、前記シリンダ(9)内に少なくとも部分的に拘束する、方法。
  38. 請求項37記載の方法において、前記検出は、バーコード、色、ピクトグラム、タグ、及び同様のものを検出する、方法。
  39. 請求項37又は38記載の方法において、前記情報の検出により信号を発生し、前記信号は制御手段に伝送し、その後前記制御手段は、浸出時間、浸出用液体圧力、及び浸出用液体量のための補助制御手段に作用して、情報に基づいて前記浸出用液体の温度及び/又は量及び/又は圧力並びに浸出時間に作用する、方法。
  40. 請求項33〜39のうちいずれか一項記載の方法において、前記カプセル(3)の容器内への浸出用液体の注入は、前記カプセル(3)の容器と流体連通する浸出チャンバ(1)に前記浸出用液体を注入することによって行い、前記浸出用液体は、前記浸出チャンバ(1)内に流入して前記フィルタ壁から前記カプセル(3)の容器内に浸透する、方法。
  41. 請求項40記載の方法において、前記浸出ステップの一部は前記注入ステップと同時に生ずるようにする、方法。
  42. 請求項40又は41記載の方法において、前記浸出用液体の注入は、頂部から底部に向けて行い、前記浸出チャンバ(1)内に既に存在している前記浸出用液体に乱流を生ぜしめ、前記浸出用液体の内容を均質化する、方法。
  43. 請求項33〜42のうちいずれか一項記載の方法において、さらに、すすぎ用液体を前記浸出チャンバ(1)内に導入し、また前記浸出チャンバ(1)から流出させるクリーニングステップを備える、方法。
  44. 請求項33〜43のうちいずれか一項記載の方法において、さらに、浸出した液体を前記浸出チャンバ(1)から流出させた後、前記カプセル(3)を前記カプセル(3)の支持体(2)から排出するステップを備える、方法。
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