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Description
本願は、2013年5月8日出願の米国仮特許出願第61/820,997号に基づく優先権を主張するものであり、参照により全内容を本願に援用する。
本開示は、対象の気道まで呼吸可能ガスの加圧流を送達するように構成される圧支持システムに関係する。
従量式換気の間のブレススタッキング(breath stacking)療法は既知である。ブレススタッキングは、多くの既知の物理的な利点を有する。例えば、呼吸蓄積は、患者における肺胞換気を改善する。呼吸蓄積の治療計画は、小児神経筋疾患患者における胸郭の発育不全を防ぎ、成人の換気装置患者における骨関節の動きの範囲に威力を及ぼし、さらに、予測された吸入又は咳の効果に対する最大強制吸気量の損失を防ぐ。圧力制御換気を好む患者及び/又は臨床医に対するブレススタッキング療法のための機構はない。
従って、本開示の1つ又は複数の態様は、対象の気道まで呼吸可能ガスの加圧流を送達するように構成される圧支持システムに関する。
当該圧支持システムは、圧力生成装置、1つ又は複数のセンサ、1つ又は複数のプロセッサ、及び/又は、他の構成要素を含む。圧力生成装置は、呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される。1つ又は複数のセンサは、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ出力信号を生成するように構成される。1つ又は複数のプロセッサは、コンピュータプログラムモジュールを実行するように構成される。コンピュータプログラムモジュールは、制御モジュール、事象モジュール、呼吸蓄積モジュール及び/又は他のモジュールを含む。制御モジュールは、圧力生成装置を制御して、圧力制御療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される。事象モジュールは、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示す出力信号に応答して呼吸蓄積事象を決定するように構成される。呼吸蓄積モジュールは、呼吸蓄積事象の決定に応答して、圧力生成装置を制御して、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される。
本開示のさらに別の態様は、圧支持システムを用いて対象の気道まで呼吸可能ガスの加圧流を送達する方法に関する。圧支持システムは、圧力生成装置、1つ又は複数のセンサ、1つ又は複数のプロセッサ、及び/又は、他の構成要素を含む。1つ又は複数のプロセッサは、コンピュータプログラムモジュールを実行するように構成される。コンピュータプログラムモジュールは、制御モジュール、事象モジュール、呼吸蓄積モジュール及び/又は他のモジュールを含む。当該方法は、圧力生成装置を用いて呼吸可能ガスの加圧流を生成するステップ;1つ又は複数のセンサを用いて、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ出力信号を生成するステップ;制御モジュールを用いて、圧力生成装置を制御して、圧力制御療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するステップ;事象モジュールを用いて、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示す出力信号に応答して呼吸蓄積事象を決定するステップ;及び、呼吸蓄積事象の決定に応答して、呼吸蓄積モジュールを用いて、圧力生成装置を制御して、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するステップ;を含む。
本開示のさらに別の態様は、対象の気道まで呼吸可能ガスの加圧流を送達するように構成される圧支持システムに関する。圧支持システムは、呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段;対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ出力信号を生成する手段;呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御して、圧力制御療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段;対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示す出力信号に応答して呼吸蓄積事象を決定する手段;及び、呼吸蓄積事象の決定に応答して、呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御して、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段;を含む。
本開示の上記及び他の目的、特徴、並びに特性だけでなく、作動方法及び関連する構造要素及び部品の組み合わせの機能も製造経済も、付随の図面を参考にして以下の説明及び添付の特許請求の範囲を考慮することによってより明らかになり、付随の図面の全てが本明細書の一部を形成し、類似の参照番号は種々の図において対応する部分を示している。しかし、図面は例示及び説明目的のためだけにあり、本開示の範囲を規定すると意図されないことを明確に理解されたい。
本明細書において使用される場合、単数形の不定冠詞又は定冠詞は、その内容が何か他に明確に指示していない限り、その複数形を含む。本明細書において使用される場合、2つ以上の部品又は構成要素が「連結される」という記載は、連接が生じる限り、その部品が結合されるか、又は、直接的若しくは間接的に、すなわち、1つ以上の中間の部品又は構成要素を介して共に作動することを意味する。本明細書において使用される場合、「直接連結される」は、2つの要素が互いに直接接触していることを意味する。本明細書において使用される場合、「固定して連結される」又は「固定される」は、2つの構成要素が、互いに対して一定の向きを維持しながら1つのものとして移動するように連結されることを意味する。
本明細書において使用される場合、「単体構造(unitary)」という単語は、構成要素がシングルピース又はユニットとして作製されることを意味する。すなわち、別々に作製され、次に、ユニットとして共に連結される部分品を含む構成要素は、「単体構造」構成要素又は「単体構造」体ではない。本明細書において利用される場合、2つ以上の部品又は構成要素が互いに「かみ合う」という記載は、その部品が、直接又は1つ以上の中間の部品又は構成要素を介して互いに対して力を及ぼすことを意味する。本明細書において利用される場合、「数」という用語は、1又は1以上の整数(すなわち、複数)を意味する。
例えば限定することなく、上、下、左、右、上方、下方、前、後ろ、及びその派生語等、方向を示す句は、本明細書において使用される場合、図面において示されている要素の向きに関し、明確に記載されていない限り、請求項の範囲を限定しない。
図1は、対象12に圧支持療法を提供するように構成される圧支持システム10を概略的に例示している。圧支持システム10は、対象12の気道に送達される呼吸可能ガスの加圧流の形で圧支持療法を提供するように構成される。圧支持システム10は、圧力制御換気の間に、対象12にブレススタッキング療法を提供するように構成される。ブレススタッキング療法は、人工呼吸が行われている患者が、間に部分的な呼息を有する及び/又は呼息を有さない連続的な吸入の間に、患者の気道内に呼吸可能ガスを蓄積するのを可能にする。ブレススタッキング療法の間、システム10は、通常の圧力制御換気の過程の間に提供される圧力よりも高い圧力の呼吸可能ガスの加圧流を提供するように構成される。一部の実施形態においてシステム10は、ブレススタッキング療法の間、対象12に所定の体積の呼吸可能ガスを提供する。
例えば、システム10は、各連続的な呼吸に対する一定の圧力変化、及び/又は、第1の圧力変化のステップは大きく且つ各連続的な呼吸が蓄積されるに従い小さくなる勾配を可能にするように構成されてもよい。別の例として、システム10は、肺コンプライアンスを評価する多くの方法のうちの1つを使用して、圧力増加が、そのコンプライアンスに基づき所与の体積を目標にすることができるように構成されてもよい。第3の例として、システム10は、設定された一回換気量に達するまで、圧力を増加して一回換気量をモニターしてもよい。この方法は、呼吸蓄積が可能にされながら従量式モードにおける呼吸蓄積を効果的にまね、さらに、呼吸蓄積が完了した後ですぐに圧支持換気まで戻る。
一部の実施形態において、呼吸蓄積は、外部の測定装置を介して用量設定されてもよく、直接的な装置の制御を介して及び/又は事象をトリガする患者に対する指標として、蓄積を実行するためのフィードバックを提供するために使用されてもよい。そのような測定の一例は、終末呼気炭酸ガス濃度であり得る。システム10は、対象12がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかを決定し、さらに、呼吸蓄積準備の決定直後の対象12の吸入の間に、増加した圧力及び/又は体積のガスを送達するように構成される。一部の実施形態において、システム10は、圧力生成装置14、対象インターフェース16、1つ又は複数のセンサ18、1つ又は複数のプロセッサ20、ユーザインターフェース22、電子記憶装置24及び/又は他の構成要素のうち1つ又は複数の構成要素を含む。
圧力生成装置14は、対象12の気道まで送達するためのガス流を生成するように構成される。圧力生成装置14は、治療目的に対して及び/又は他の目的に対して、ガス流の1つ又は複数のパラメータ(例えば、流量、圧力、体積、温度、ガス組成等)を制御することができる。非限定的な例として、圧力生成装置14は、対象12の気道へのガス流の圧力及び/又は体積を制御するように構成されてもよい。
圧力生成装置14は、ガス源(例えば周囲大気等)からガス流を受け、さらに、対象12の気道まで送達するためのそのガスの圧力を上げる。一部の実施形態において、圧力生成装置14は、入口ポートを介してガス源からガス流を受ける。圧力生成装置14は、患者への送達のために受けたガスの圧力を上げる能力を持つ、例えば、ポンプ、ブロワー、ピストン又はベローズ等、いかなる装置でもある。圧力生成装置14は、ガスの圧力/流れを制御するための1つ又は複数の弁を含んでもよい。本開示は、ブロワーの作動速度を、それのみ又はそのような弁と組み合わせて制御して、対象12に提供されるガスの圧力/流れを制御することも熟考する。
対象インターフェース16は、呼吸可能ガスの加圧流を対象12の気道まで導くように構成される。そのようなものとして、対象インターフェース16は、導管40、インターフェースアプライアンス42及び/又は他の構成要素を含む。導管40は、インターフェースアプライアンス42までガスの加圧流を運ぶように構成される。導管40は、可撓性のホースの長さ、及び/又は、圧力生成装置14と流通するようにインターフェースアプライアンス42を置く他の導管であってもよい。インターフェースアプライアンス42は、対象12の気道までガス流を送達するように構成される。インターフェースアプライアンス42は、対象12の気道と連通するように導管40を置く。一部の実施形態において、インターフェースアプライアンス42は、対象12と非侵襲的にかみ合うように構成される。非侵襲的なかみ合せは、対象12の気道とインターフェースアプライアンス42との間でガスを導くために、対象12の気道の1つ又は複数の外部の開口部(例えば、鼻孔及び/又は口等)と取り外し可能にかみ合うことを含む。
非侵襲的なインターフェースアプライアンス42の一部の例は、例えば、鼻カニューレ、鼻マスク、鼻/口マスク、フルフェースマスク、トータルフェースマスク、マウスピース、「シッピング」ストロー、患者回路チューブの開放端、及び/又は、対象の気道とガス流を連通させる他のインターフェースアプライアンスを含んでもよい。本開示は、これらの例に限定されず、さらに、気管内チューブ及び/又は他のアプライアンス等の侵襲的なインターフェースアプライアンスを含むいかなるインターフェースアプライアンスも使用した対象へのガス流の送達を熟考する。一部の実施形態において、インターフェースアプライアンス42は、導管40に取り外し可能に連結される。インターフェースアプライアンス42は、洗浄目的及び/又は他の目的で取り外されてもよい。
1つ又は複数のセンサ18は、対象12がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ出力信号を生成するように構成される。1つ又は複数のセンサ18は、対象12がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ出力信号が、システム10内のガスの1つ又は複数のパラメータに関する情報を運ぶ出力信号を含むように構成されてもよい。システム10内のガスの1つ又は複数のパラメータは、呼吸可能ガスの加圧流に関するガスパラメータ、対象12の呼吸に関する呼吸パラメータ及び/又は他のパラメータを含んでもよい。
呼吸可能ガスの加圧流の1つ又は複数のガスパラメータは、例えば、圧力、流量、体積、湿度、温度、加速度、速度及び/又は他のガスパラメータのうち1つ又は複数のパラメータを含んでもよい。対象12の呼吸に関する呼吸パラメータは、一回換気量、タイミング(例えば、吸入の開始及び/又は終了、呼息の開始及び/又は終了等)、呼吸速度、(例えば、吸入、呼息、1回の呼吸サイクル等の)持続期間、呼吸数及び/又は他の呼吸パラメータを含んでもよい。
センサ18は、そのようなパラメータを(例えば、インターフェースアプライアンス42内のガス流との流通を介して)直接測定する1つ又は複数のセンサを含んでもよい。センサ18は、間接的に1つ又は複数のパラメータに関する出力信号を生成する1つ又は複数のセンサを含んでもよい。例えば、センサ18は、圧力生成装置14の作動パラメータ(例えば、モーターの電流、電圧、回転速度からの流量、体積及び/若しくは圧力の推定、並びに/又は、他の作動パラメータ等)に基づき出力を生成するように構成される1つ又は複数のセンサ、及び/又は、他のセンサを含んでもよい。
一部の実施形態において、センサ18は、対象12がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているという指標を対象12から受けるように構成される準備度指示装置を含む。準備度指示装置は、例えば、ボタン、スイッチ、カメラ、マイクロフォン、動作検知装置(例えば、対象12は手を振って準備度を示してもよい)、圧力検知装置(例えば、対象12は準備度指示装置を握って準備度を示してもよい)、対象インターフェース16から吸入される及び/若しくは対象インターフェース16に呼息される特別な呼吸パターンを認識するように構成される装置、並びに/又は、他の装置を含んでもよい。準備度指示装置は、システム10の他の構成要素(例えばプロセッサ20等)と無線で及び/又は有線を介して通信するように構成されてもよい。対象12は、ブレススタッキング療法をトリガするために準備度指示装置を使用してもよい。
センサ18は、図1において、システム10内の1つの位置にて例示されているけれども、これは、限定的であると意図されない。センサ18は、例えば導管40内の(若しくは導管40と連通する)種々の位置、圧力生成装置14内の種々の位置、インターフェースアプライアンス42内の(若しくはインターフェースアプライアンス42と連通する)種々の位置、ユーザインターフェース22内の(若しくはユーザインターフェース22と連通する)種々の位置及び/又は他の位置等、複数の位置において配置されるセンサを含んでもよい。一部の実施形態において、センサ18は、1つ又は複数のスタンドアロンの装置を含んでもよい。例えば、準備度指示装置は、対象12によって保持される、対象12によって装着される、対象12の近くに置かれる、及び/又は、他の構成を有する装置であってもよい。
プロセッサ20は、システム10において情報処理能力を提供するように構成される。そのようなものとして、プロセッサ20は、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されるデジタル回路、情報を処理するように設計されるアナログ回路、ステートマシン、及び/又は、情報を電子的に処理するための他の機構のうち1つ又は複数の機構を含んでもよい。プロセッサ20は、図1において単一の実在物として示されているけれども、これは、単に例示目的のためである。一部の実行において、プロセッサ20は、複数の処理ユニットを含んでもよい。これらの処理ユニットは、同じ装置(例えば圧力生成装置14)内に物理的に置かれてもよく、又は、プロセッサ20は、強調して作動する複数の装置の処理機能性を表してもよい。
図1において示されているように、プロセッサ20は、1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールを実行するように構成される。1つ又は複数のコンピュータプログラムモジュールは、パラメータモジュール50、制御モジュール52、事象モジュール54、呼吸蓄積モジュール56及び/又は他のモジュールのうち1つ又は複数のモジュールを含んでもよい。プロセッサ20は、ソフトウェア;ハードウェア;ファームウェア;ソフトウェア、ハードウェア及び/若しくはファームウェアのいくつかの組合せ;並びに/又は、プロセッサ20上の処理能力を構成するための他の機構によって、モジュール50、52、54及び/又は56を実行するように構成されてもよい。
モジュール50、52、54及び56は、単一の処理ユニット内の同じ場所に配置されているとして図1において例示されているけれども、プロセッサ20が多数の処理ユニットを含む実行において、モジュール50、52、54及び/又は56のうち1つ又は複数のモジュールは、他のモジュールから離れて配置されてもよいということが正しく理解されるべきである。モジュール50、52、54及び/又は56のいずれも、記載されるよりも多い又は少ない機能性を提供することができるため、以下に記載される異なるモジュール50、52、54及び/又は56によって提供される機能性の説明は、例示目的であり、限定的であると意図されない。例えば、モジュール50、52、54及び/又は56のうち1つ又は複数のモジュールは除去されてもよく、さらに、その機能性の一部又は全てが、他のモジュール50、52、54及び/又は56によって提供されてもよい。別の例として、プロセッサ20は、モジュール50、52、54及び/又は56の1つに起因する機能性の一部又は全てを行うことができる1つ又は複数のさらなるモジュールを実行するように構成されてもよい。
パラメータモジュール50は、システム10内の1つ又は複数のパラメータを決定するように構成される。システム10内の1つ又は複数のパラメータは、呼吸可能ガスの加圧流に関するガスパラメータ、対象12の呼吸に関する呼吸パラメータ、対象12がブレススタッキング療法に対する準備が出来ているということを示すパラメータ、及び/又は、他のパラメータを含んでもよい。パラメータモジュール50は、センサ18の出力信号及び/又は他の情報に基づき1つ又は複数のパラメータを決定するように構成される。パラメータモジュール50によって決定される情報は、圧力生成装置14を制御するために使用される、電子記憶装置24において格納される、及び/又は、他の用途に対して使用されてもよい。
呼吸可能ガスの加圧流の1つ又は複数のガスパラメータは、例えば、圧力、流量、体積、湿度、温度、加速度、速度及び/又は他のガスパラメータのうち1つ又は複数のパラメータを含んでもよい。対象12の呼吸に関する呼吸パラメータは、一回換気量、タイミング(例えば、吸入の開始及び/又は終了、呼息の開始及び/又は終了等)、呼吸速度、(例えば、吸入、呼息、1回の呼吸サイクル等の)持続期間、呼吸数及び/又は他の呼吸パラメータを含んでもよい。対象12がブレススタッキング療法に対する準備が出来ているということを示すパラメータは、ガスパラメータ、呼吸パラメータ及び/又は他のパラメータのうち1つ又は複数のパラメータを含んでもよい。一部の実施形態において、対象12がブレススタッキング療法に対する準備が出来ているということを示すパラメータは、準備度指示装置及び/又は他の装置から受け取った出力信号のレベルを含んでもよい。
制御モジュール52は、圧力生成装置14を制御して、圧力制御換気療法の治療計画に従ってガス流を生成するように構成される。制御モジュール52は、センサ18からの出力信号、パラメータモジュール50によって決定される情報、ユーザによってユーザインターフェース22に入力される情報、及び/又は、他の情報に基づき圧力生成装置14を制御するように構成される。圧力生成装置14によって生成されるガスの加圧流は、対象12の通常の呼吸を交換する及び/又は補完するように制御される。圧力制御換気療法を使用して、対象12からの努力をほとんど及び/又は全く要求せずに酸素及び二酸化炭素をより容易に交換することができるように、対象12における気道を開ける及び/又は開いた気道を維持することができる。制御モジュール52は、吸入の間及び/又は他の時間に、陽圧が対象12の気道に加えられるように圧力生成装置14を制御することができる。陽圧のレベルは、ユーザインターフェース22を介して医師、介護者、対象12及び/若しくは他のユーザによって設定される圧力レベルに基づき決定される;対象12の以前の呼吸に基づき制御モジュール52によって決定される;並びに/又は、他の情報に基づき決定されてもよい。圧力制御換気療法の間に、制御モジュール52は圧力生成装置14に、吸入の間に、設定された圧力の呼吸可能ガスの加圧流を送達させる一方、一回換気量は変化することを許される。
非限定的な例として、制御モジュール52は、対象12に提供される圧力制御換気療法が、持続的強制換気(CMV)、間欠的強制換気(IMV)、補助調節(AC)、マウスピース換気(MPV)としても既知の間欠的非侵襲的陽圧換気(IPPV)、及び/又は、他のタイプの圧力制御換気療法を含むように圧力生成装置14を制御することができる。例えば、CMVは、医師、介護者、患者及び/又は他のユーザによって予め設定された変数に従って、患者のニーズ及び/又は努力にかかわらず、患者まで人工呼吸器の呼吸(呼吸可能ガスの加圧流)を送達する。IMVは、患者の努力及び/又はニーズに基づき、患者まで人工呼吸器の呼吸を間欠的に供給する。ACは、患者の吸気努力と、全ての人工呼吸器の呼吸の送達を同期する。IPPVは、非侵襲的なインターフェース(例えばインターフェースアプライアンス42等)を利用し、さらに、患者がマウスピースを付けた場合に、人工呼吸器の呼吸を間欠的にのみ送達する。
一部の実施形態において、制御モジュール52は、圧力生成装置14を制御して、上記の換気に加えて、及び/又は、上記の換気の代わりにある療法の治療計画に従ってガス流を生成するように構成される。例えば、制御モジュール52は、圧力生成装置14を制御して、持続的気道陽圧(CPAP)支持療法の治療計画、バイレベル気道陽圧(BPAP)支持療法の治療計画、従量式療法の治療計画、及び/又は、他の圧支持療法の治療計画に従ってガス流を生成するように構成されてもよい。例えば、CPAPは、固定された陽圧を供給して、患者において持続レベルの気道陽圧を維持する。BPAPは、第1の吸気圧(IPAP)、及び、換気の間のより容易な呼息のために、第2の、典型的にはより低い呼気圧(EPAP)を提供する。
一部の実施形態において、制御モジュール52は、対象12の呼吸の間に、呼吸相(例えば、吸入、呼息等)を決定するように構成される。モジュール52によって行われる呼吸相の決定は、センサ18からの出力信号、パラメータモジュール50によって決定される情報、及び/又は、他の情報に基づいている。呼吸相の決定は、圧力生成装置14を制御して、対象12まで送達される呼吸可能ガスの加圧流を生成するように制御モジュール52によって使用される、電子記憶装置24において格納される、及び/又は、他の用途に対して使用されてもよい。一部の実施形態において、制御モジュール52は、パラメータモジュール50によって決定される圧力、流量及び/又は他のパラメータにおける変化に基づき、呼吸相(例えば、吸入、呼息等)を決定するように構成される。
事象モジュール54は、呼吸蓄積事象を決定するように構成される。呼吸蓄積事象は、対象12からの、(例えば準備度指示装置を介した)対象が呼吸蓄積に対する準備が出来ているという指標、ある量の呼吸可能ガスの加圧流における流量の変化、ある量の流量の変化の欠如、呼吸回路における呼気量の非存在、(例えば対象12が呼息しない場合の)モニターされる期間の呼気までの対象12の気道における圧力及び/又は体積の欠如、1つ又は複数のユーザ設定の変化(例えば、対象12が、ユーザインターフェース22を介して圧力制御療法の治療計画の加えられる圧力を上げる等)、(例えば、ブレススタッキング療法がプレスケジュールベースで行われる場合の)プロセッサ20からの予めプログラムされたプロンプト、センサ18からの直接の入力(例えば、ボタン、スイッチ、カメラ、マイクロフォン、動作検知装置、圧力検知装置等)、及び/又は、他の呼吸蓄積事象のうち1つ又は複数の事象を含んでもよい。呼吸蓄積事象は、即座の発生(例えば、準備度指示装置を介した対象12からの指標等)、及び/又は、ある期間続く状態/状況(例えば、対象12は、圧力が対象12の気道において維持されるように、呼吸間に呼息しない等)を含んでもよい。
事象モジュール54は、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示す出力信号及び/若しくは決定されたパラメータに応答して、並びに/又は、他の情報に基づき呼吸蓄積事象を決定するように構成される。一部の実施形態において、呼吸蓄積事象は、1つの出力信号及び/又はパラメータに基づき決定される。例えば、事象モジュール54は、対象12が呼吸蓄積に対して準備が出来ているということを示す準備度指示装置からの出力信号に応答して呼吸蓄積事象を決定してもよい。一部の実施形態において、呼吸蓄積事象は、出力信号のうち1つ又は複数の信号、及び/又は、決定されたパラメータのうち1つ又は複数のパラメータの組合せに基づき決定される。例えば、対象12が呼吸蓄積に対して準備が出来ているということを示すパラメータは、ガスパラメータ及び/又は呼吸パラメータのうち1つ又は複数のパラメータの組合せであってもよい。所定の時間保持される対象12の気道におけるガスの一定の圧力は、対象12がブレススタッキング療法に対する準備が出来ているということを示してもよい。
一部の実施形態において、事象モジュール54は、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示すことが、閾値レベルを超える出力信号及び/又は決定されたパラメータを含むように構成される。一部の実施形態において、出力信号及び/又はパラメータに対する閾値レベルは、対象12の以前の呼吸に基づき、ユーザインターフェース22を介してユーザによって入力される及び/若しくは選択される情報に基づき、並びに/又は、他の情報に基づき決定されてもよい。ユーザは、医師、介護者、対象12及び/又は他のユーザを含んでもよい。非限定的な例として、ユーザは、ユーザインターフェース22を介して、閾値圧力レベル並びに閾値時間を入力及び/又は選択してもよい。
事象モジュール54は、入力された閾値時間の間、入力された圧力閾値レベルを超えて残る対象12の気道におけるガスの圧力レベルに応答して(例えば、対象12は呼息しておらず、ブレススタッキング療法に対する準備が出来ているということを示す)呼吸蓄積事象を決定してもよい。閾値レベルと比較して、対象12がブレススタッキング療法に対する準備が出来ているということを示すことができる他のパラメータの例として、ボタン(例えば電気信号等)、カメラ(例えば参照画像等)、マイクロフォン(例えば音響レベル等)、動作検知装置(例えば、手を振る等の特定の身振り等)、圧力検知装置(例えば、対象12は、所与の力を用いて準備度指示装置を握って、準備度を示してもよい等)、対象インターフェース16から吸入される及び/若しくは対象インターフェース16に呼息される特別な呼吸パターン(例えば、一連の圧力レベル及び/若しくは流量等)を認識するように構成される装置に関するパラメータ、並びに/又は、他のパラメータが挙げられてもよい。
呼吸蓄積モジュール56は、呼吸蓄積事象の決定に応答して、圧力生成装置14を制御して、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される。呼吸蓄積モジュール56は、圧力生成装置14を制御して、呼吸蓄積事象の決定に続く対象12の最新の吸入の間に、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される。呼吸蓄積モジュール56は、圧力生成装置14を制御してブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成することが、圧力生成装置14を制御して、対象12のすぐ前の吸入の間に生成された呼吸可能ガスの加圧流の第1の圧力レベルよりも高い第2の圧力レベルの呼吸可能ガスの加圧流を最新の吸入の間に生成することを含むように構成される。
一部の実施形態において、一連の連続的な呼吸における各呼吸に先立ち個々の呼吸蓄積事象が決定されるのに応答して、呼吸蓄積モジュール56は、圧力生成装置14を制御して、すぐ前の呼吸蓄積圧力レベルよりも高い圧力レベルの呼吸可能ガスの加圧流を、一連の連続的な呼吸における最新の吸入の間に生成するように構成される。
一部の実施形態において、1つの呼吸蓄積事象の決定に応答して、呼吸蓄積モジュール56は、圧力生成装置14を制御して、さらなる呼吸蓄積事象の決定を要することなく、(一連の後の吸入におけるすぐ前の吸入に対して)一連の1つ又は複数の後の吸入における吸入毎に呼吸可能ガスの加圧流の圧力レベルを上げるように構成されてもよい。一連の後の吸入における吸入の数は、製造時にプログラムされる、対象12の以前の呼吸に基づき決定される、ユーザインターフェース22を介して受け取った情報に基づき決定される、及び/又は、他の情報に基づき決定されてもよい。
一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、1つ又は複数の上げられた圧力レベル(例えば第2の圧力レベル等)が、所定の量だけ1つ又は複数のすぐ前の圧力レベル(例えば第1の圧力レベル等)よりも高いように構成される。所定の量は、製造時にプログラムされる、ユーザインターフェース22を介して医師によって設定される、介護者によって設定される、対象12によって設定される、及び/若しくは、他のユーザによって設定される、並びに/又は、他の方法を介して決定されてもよい。一部の実施形態において、所定の量は一定であってもよい。一部の実施形態において、一連の連続した呼吸に対するブレススタッキング療法の間等、所定の量は、最初の圧力増加は大きいが、次に、一連の呼吸における各連続的な呼吸が蓄積されるに従い小さくなるように、時間の経過とともに変化してもよい。
例えば、図2Aは、一連の連続した呼吸206に対する吸入204の間の増加した圧力レベル202が、一定の量208だけすぐ前の圧力レベルよりも高いブレススタッキング療法200を例示している。図2Aは、(呼吸1乃至7が例示されている)対象の圧力制御換気療法の間の呼吸4、5及び6に対応する連続した呼吸206を例示している。ブレススタッキング療法200は、呼吸4のすぐ前の呼吸蓄積事象、及び/又は、呼吸4、5及び6のすぐ前に決定される個々の呼吸蓄積事象の決定に応答性であってもよい。吸入の間の圧力レベル(P吸入)210は、ブレススタッキング療法200の前及び/又は後の圧力制御換気212の期間は、実質的に一定のままである。呼息の間の圧力レベル(P呼息)214は、圧力制御換気療法に適切ないかなる値を有してもよい。例えば、P呼息214は、正値、負値を有してもよく、及び/又は、ゼロであってもよい。一部の実施形態において、P呼息は、P吸入210と同じであってもよい。
図2Bは、一連の連続した呼吸206に対する吸入204の間の増加した圧力レベル202が、時間の経過とともに変化する量250、252及び254だけすぐ前の圧力レベルよりも高いブレススタッキング療法200を例示している。増加した圧力レベル202は、最初の圧力増加250が第2の圧力増加252よりも大きく、第2の圧力増加252もまた第3の圧力増加254よりも大きいように、時間の経過とともに変化する。時間の経過とともに変化するブレススタッキング療法200は、呼吸4のすぐ前の呼吸蓄積事象、及び/又は、呼吸4、5及び6のすぐ前に決定される個々の呼吸蓄積事象の決定に応答性であってもよい。
図1に戻ると、一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、出力信号、パラメータモジュール50によって決定されるパラメータに基づき、及び/又は、他の情報に基づき、1つ又は複数の上げられる圧力レベル(例えば第2の圧力レベル等)を決定するように構成される。例えば、呼吸蓄積モジュール56は、(例えば出力信号及び/又は決定されたパラメータを介して)対象12の肺コンプライアンスを評価し、さらに、その肺コンプライアンスに基づき、所与の一回換気量を目標にするよう1つ又は複数の圧力増加を設定するように構成されてもよい。所与の一回換気量の目標は、製造時にプログラムされる、対象12の以前の呼吸に基づき決定される、ユーザインターフェース22を介して受け取った情報に基づき決定される、及び/又は、他の情報に基づき決定されてもよい。
別の例として、呼吸蓄積モジュール56は、終末呼気炭酸ガス濃度レベルを示す出力信号及び/又は決定されたパラメータに基づき1つ又は複数の圧力増加を決定するように構成されてもよい。呼吸蓄積モジュール56は、終末呼気炭酸ガス濃度の閾値レベルに対する終末呼気炭酸ガス濃度レベルに基づき、1つ又は複数の圧力増加を調整するように構成されてもよい。終末呼気炭酸ガス濃度の閾値レベルは、製造時にプログラムされる、対象12の以前の呼吸に基づき決定される、ユーザインターフェース22を介して受け取った情報に基づき決定される、及び/又は、他の情報に基づき決定されてもよい。第3の例として、呼吸蓄積モジュール56は、酸素飽和度に基づき1つ又は複数の圧力増加を調整するように構成されてもよい。呼吸蓄積モジュール56は、酸素飽和度を(例えば出力信号及び/又は決定されたパラメータを介して)評価し、さらに、所与の酸素飽和度を目標にするよう1つ又は複数の圧力増加を設定するように構成されてもよい。
一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、ブレススタッキング療法の1つ又は複数の圧力レベルを最大圧力レベルに限定するように構成される。呼吸蓄積モジュール56は、ブレススタッキング療法の1つ又は複数の圧力レベルを最大圧力レベルに限定して、対象12を保護するように構成される。最大圧力レベルは、製造時にプログラムされる;出力信号、パラメータモジュール50によって決定されたパラメータ、対象12の以前の呼吸及び/若しくは他の情報に基づき呼吸蓄積モジュール56によって決定される;医師、介護者、対象12及び/若しくは他のユーザによって設定される;並びに/又は、他の情報に基づき決定されてもよい。呼吸蓄積モジュール56は、続けられた呼吸蓄積事象の決定にかかわらず、ブレススタッキング療法の1つ又は複数の圧力レベルを最大圧力レベルに限定するように構成される。
一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、圧力生成装置14を制御して、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成することが、圧力生成装置14を制御して、最新の吸入の間の対象12による吸入のための所定の体積のガスを生成することを含むように構成される。所定の体積のガスは、製造時にプログラムされる;出力信号、パラメータモジュール50によって決定されたパラメータ、対象12の以前の呼吸及び/若しくは他の情報に基づき呼吸蓄積モジュール56によって決定される;医師、介護者、対象12及び/若しくは他のユーザによって設定される;並びに/又は、他の情報に基づき決定されてもよい。
一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、ブレススタッキング療法を、ユーザインターフェース22を介してユーザ(例えば、医師、介護者、対象12及び/若しくは他のユーザ等)によって可能にする及び/又は不可能にすることができるように構成されてもよい。例えば、呼吸蓄積モジュール56は、ユーザインターフェース22を介したユーザによる入力及び/又は選択が、ブレススタッキング療法を可能にする及び/又は不可能にすることができるように構成されてもよい。一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、自動的にブレススタッキング療法を可能にする及び/又は不可能にするように構成されてもよい。呼吸蓄積モジュール56は、出力信号、パラメータモジュール50によって決定されるパラメータ、対象12の以前の呼吸及び/又は他の情報に基づきブレススタッキング療法を可能にする及び/又は不可能にするように構成されてもよい。例えば、出力信号に基づき、呼吸蓄積モジュールは、ブレススタッキング療法が、所与の圧力制御換気療法セッションの間に対象12にとって有害であり得るということを決定し、さらに、準備度指示装置を介してブレススタッキング療法をトリガする対象12の能力を不可能にすることができる。
一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、圧力生成装置14を制御して、呼吸蓄積事象の決定にかかわらず、スケジュールベースでブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される。スケジュールは、例えば、ユーザインターフェース22を介して医師、介護者、対象12及び/若しくは他のユーザによって設定されてもよい。
一部の実施形態において、呼吸蓄積モジュール56は、対象12が準備度指示装置を介してブレススタッキング療法をトリガするべきであるということをユーザインターフェース22を介して対象12に示すように構成される。呼吸蓄積モジュール56は、対象12が出力信号、決定されるパラメータ及び/又は他の情報に基づきブレススタッキング療法をトリガするべきであるということを対象12に示すように構成される。
ユーザインターフェース22は、システム10と対象12及び/又は他のユーザとの間にインターフェースを提供するように構成され、そのインターフェースを介して対象12及び/又は他のユーザは、システム10に情報を提供し、さらに、システム10から情報を受け取ることができる。上記のように、他のユーザは、例えば、介護者、医師及び/又は他のユーザを含んでもよい。これは、ひとまとめにして「情報」と呼ばれるデータ、合図、結果及び/又は命令、並びに、いかなる他の伝えられ得るアイテムが、ユーザ(例えば対象12等)と、圧力生成装置14、プロセッサ20及び/又はシステム10の他の構成要素のうち1つ又は複数の構成要素との間で伝えられるのを可能にする。例えば、ユーザは、ブレススタッキング療法の圧力レベルの増加、最大のブレススタッキング療法の圧力レベル、ブレススタッキング療法が可能にされる及び/若しくは不可能にされるかどうか並びに/又は他の情報を、ユーザインターフェース22を介して特定することができる。別の例として、ブレススタッキング療法の頻度、療法の圧力、呼吸可能ガスの加圧流のガスパラメータ、対象12の呼吸パラメータ及び/又は他の情報が、ユーザインターフェース22を介してユーザ(例えば対象12等)に表示されてもよい。
ユーザインターフェース22における包含に適したインターフェース装置の例は、キーパッド、ボタン、スイッチ、キーボード、ノブ、レバー、ディスプレイスクリーン、タッチスクリーン、スピーカー、マイクロフォン、表示灯、可聴警報、プリンター、触覚フィードバック装置及び/又は他のインターフェース装置を含む。一実施形態において、ユーザインターフェース22は、複数の別々のインターフェースを含む。一実施形態において、ユーザインターフェース22は、圧力生成装置14と統合して提供される少なくとも1つのインターフェースを含む。
配線による又は無線の他の通信技術も、ユーザインターフェース22として本開示によって熟考されるということが理解されたい。例えば、本開示は、ユーザインターフェース22が、電子記憶装置24によって提供される取り外し可能なストレージインターフェースと統合されてもよいということを熟考する。この例において、情報は、取り外し可能な記憶装置(例えば、スマートカード、フラッシュドライブ、取り外し可能ディスク等)からシステム10にロードされてもよく、1人又は複数のユーザがシステム10の実行をカスタマイズするのを可能にする。ユーザインターフェース22としての、システム10との使用のために適応される他の例証的な入力装置及び技術は、RS−232ポート、RFリンク、IRリンク、モデム(電話、ケーブル又はその他)を含むがそれらに限定されない。要するに、情報をシステム10に伝えるためのいかなる技術も、ユーザインターフェース22として本開示によって熟考される。
一部の実施形態において、電子記憶装置24は、情報を電子的に格納する電子記憶媒体を含む。電子記憶装置24の電子記憶媒体は、システム10と統合して提供される(すなわち、実質的には取り外しのできない)システムの記憶装置、及び/又は、例えばポート(例えば、USBポート、ファイアワイアポート等)若しくはドライブ(例えばディスクドライブ等)を介してシステム10に取り外し可能に接続することができる取り外し可能な記憶装置のうち1つ又はその両方を含んでもよい。電子記憶装置24は、光学的に可読な記憶媒体(例えば光ディスク等)、磁気的に可読な記憶媒体(例えば、磁気テープ、磁気ハードドライブ、フロッピー(登録商標)ドライブ等)、電荷ベースの記憶媒体(例えば、EEPROM、RAM等)、ソリッドステート記憶媒体(例えばフラッシュドライブ等)、及び/又は、他の電子的に可読な記憶媒体のうち1つ又は複数を含んでもよい。電子記憶装置24は、ソフトウェアアルゴリズム、プロセッサ20によって決定される情報、ユーザインターフェース22を介して受け取られる情報、及び/又は、システム10が適切に機能するのを可能にする他の情報を格納してもよい。電子記憶装置24は、(全体又は一部において)システム10内の別々の構成要素であってもよく、又は、電子記憶装置24は、(全体又は一部において)システム10の1つ又は複数の他の構成要素(例えば、ユーザインターフェース22、プロセッサ20等)と統合して提供されてもよい。
プロセッサ20によって決定される、及び/又は、電子記憶装置24によって格納される情報は、ブレススタッキング療法に関する情報(例えば、ブレススタッキング療法の頻度等)、圧力制御換気療法に関する情報、及び/又は、他の情報を含んでもよい。電子記憶装置24によって格納される情報は、ユーザインターフェース22を介して、電子記憶装置24を別のコンピュータに(有線及び/若しくは無線で)接続することによって、並びに/又は、他の方法を介して見られてもよい。電子記憶装置24によって格納される情報は、例えば、ブレススタッキング療法の設定を調整するために使用される、医学的決定を行うために医師によって使用される、及び/又は、他の用途に対して使用されてもよい。
図3は、圧支持システムを用いて対象の気道まで呼吸可能ガスの加圧流を送達する方法300を例示している。当該システムは、圧力生成装置、1つ又は複数のセンサ、1つ又は複数のプロセッサ及び/又は他の構成要素を含む。以下に示される方法300の作動は例示的であると意図される。一部の実施形態において、方法300は、記載されていない1つ又は複数のさらなる作動を有して、及び/又は、上記作動のうち1つ又は複数の作動を有することなく成し遂げられてもよい。加えて、方法300の作動が図3において例示され且つ以下に記載される順は、限定的であると意図されない。
一部の実施形態において、方法300は、1つ又は複数の処理装置(例えば、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されるデジタル回路、情報を処理するように設計されるアナログ回路、ステートマシン、及び/又は、情報を電子的に処理するための他の機構等)において行われてもよい。1つ又は複数の処理装置は、電子記憶媒体上に電子的に格納される命令に応じて方法300の作動の一部又は全てを実行する1つ又は複数の装置を含んでもよい。1つ又は複数の処理装置は、方法300の作動のうち1つ又は複数の作動の実行に対して特に設計されるようにハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアを介して構成される1つ又は複数の装置を含んでもよい。
作動302にて、呼吸可能ガスの加圧流が、圧力生成装置を用いて生成される。一部の実施形態において、作動302は、(図1において示され且つ本明細書において記載される)圧力生成装置14と同じか又は類似の圧力生成装置によって行われる。
作動304にて、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ1つ又は複数の出力信号が、1つ又は複数のセンサを用いて生成される。一部の実施形態において、1つ又は複数のセンサは、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているという指標を対象から受けるように構成される準備度指示装置を含んでもよい。一部の実施形態において、作動304は、(図1において示され且つ本明細書において記載される)センサ18と同じか又は類似のセンサによって行われる。
作動306にて、圧力生成装置が制御されて、圧力制御療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成する。一部の実施形態において、作動306は、(図1において示され且つ本明細書において記載される)制御モジュール52と同じか又は類似のコンピュータプログラムモジュールによって行われる。
作動308にて、呼吸蓄積事象が決定される。呼吸蓄積事象は、対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示す出力信号に応答して決定される。一部の実施形態において、作動308は、(図1において示され且つ本明細書において記載される)事象モジュール54と同じか又は類似のコンピュータプログラムモジュールによって行われる。
作動310にて、圧力生成装置が制御されて、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成する。呼吸蓄積事象の決定に応答して、圧力生成装置が制御されて、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成する。呼吸蓄積事象の決定に続く対象の最新の吸入の間に、圧力生成装置が制御されて、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成する。
一部の実施形態において、圧力生成装置を制御してブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成することは、圧力生成装置を制御して、対象のすぐ前の吸入の間に生成された呼吸可能ガスの加圧流の第1の圧力レベルよりも高い第2の圧力レベルの呼吸可能ガスの加圧流を最新の吸入の間に生成することを含む。第2の圧力は、出力信号に基づき決定されてもよく、所定の圧力であってもよく、及び/又は、他の方法によって決定されてもよい。一部の実施形態において、圧力生成装置を制御して、ブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成することは、圧力生成装置を制御して、最新の吸入の間の対象による吸入のための所定の体積のガスを生成することを含む。一部の実施形態において、作動310は、(図1において示され且つ本明細書において記載される)呼吸蓄積モジュール56と同じか又は類似のコンピュータプログラムモジュールによって行われる。
特許請求の範囲において、括弧内に置かれたいかなる参照番号も特許請求の範囲を限定するとして解釈するべきではない。「含む」という動詞及びその変化形の使用は、請求項に述べられたもの以外の要素又はステップの存在を除外しない。いくつかの手段を列挙する装置の請求項において、これらの手段のうちいくつかは、1つの且つ同じハードウェアのアイテムによって実現することができる。単数名詞を言及する際に不定冠詞又は定冠詞が使用されている場合は、その名詞の複数形の存在を除外しない。いくつかの手段を列挙するいかなる装置の請求項においても、これらの手段のうちいくつかは、1つの且つ同じハードウェアのアイテムによって実現することができる。特定の手段が互いに異なる従属項において列挙されるという単なる事実は、これらの手段を組み合わせて使用することができないと示しているのではない。
先に提供された記載は、最も実用的で好ましい実施形態であると現在考慮されるものに基づき例示を目的として詳細を提供しているけれども、そのような詳細は単にその目的のためだけであり、本開示は明確に開示された実施形態に限定されないが、それどころか、付随の特許請求の範囲の真意及び範囲内にある修正及び同等の構成をカバーするよう意図されることを理解されたい。例えば、本開示は、可能な限り、いかなる実施形態の1又は複数の特徴もいかなる他の実施形態の1又は複数の特徴とも組み合わせることができるということを熟考すると理解されたい。
Claims (10)
- 対象の気道まで呼吸可能ガスの加圧流を送達するように構成される圧支持システムであって、
前記呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される圧力生成装置と、
前記対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ出力信号を生成するように構成される1つ又は複数のセンサと、
コンピュータプログラムモジュールを実行するように構成される1つ又は複数のプロセッサであり、前記コンピュータプログラムモジュールは、
前記圧力生成装置を制御して、圧力が制御される換気療法の治療計画に従って前記呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される制御モジュール、
前記対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示す前記出力信号に応答して呼吸蓄積事象を決定するように構成される事象モジュール、及び、
呼吸蓄積事象の決定に応答して、前記圧力生成装置を制御して、ブレススタッキング療法の治療計画に従って前記呼吸可能ガスの加圧流を生成するように構成される呼吸蓄積モジュール、
を含む、1つ又は複数のプロセッサと、
を含み、
前記加圧流は、前記対象の一連の連続した呼吸において、吸入時の圧力レベルを前回の吸入時の圧力レベルより高くし、呼息時の圧力レベルは変化させない、
圧支持システム。 - 前記呼吸蓄積モジュールは、前記圧力生成装置を制御して前記ブレススタッキング療法の治療計画に従って前記呼吸可能ガスの加圧流を生成することが、前記圧力生成装置を制御して、前記対象のすぐ前の吸入の間に生成された前記呼吸可能ガスの加圧流の第1の圧力レベルよりも高い第2の圧力レベルの前記呼吸可能ガスの加圧流を吸入の間に生成することを含むように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 前記呼吸蓄積モジュールは、前記出力信号に基づき前記第2の圧力レベルを決定するように構成される、請求項2に記載のシステム。
- 前記1つ又は複数のセンサは、前記対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているという指標を前記対象から受けるように構成される準備度指示装置を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記呼吸蓄積モジュールは、前記圧力生成装置を制御して、前記ブレススタッキング療法の治療計画に従って前記呼吸可能ガスの加圧流を生成することが、前記圧力生成装置を制御して、前記対象による吸入のための所定の体積のガスを生成することを含むように構成される、請求項1に記載のシステム。
- 対象の気道まで呼吸可能ガスの加圧流を送達するように構成される圧支持システムであって、
前記呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段と、
前記対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているかどうかに関する情報を運ぶ出力信号を生成する手段と、
圧力が制御される換気療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するために、前記呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御する手段と、
前記対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているということを示す前記出力信号に応答して呼吸蓄積事象を決定する手段と、
呼吸蓄積事象の決定に応答してブレススタッキング療法の治療計画に従って呼吸可能ガスの加圧流を生成するために、呼吸蓄積事象の決定に応答して前記呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御する手段と、
を含み、
前記加圧流は、前記対象の一連の連続した呼吸において、吸入時の圧力レベルを前回の吸入時の圧力レベルより高くし、呼息時の圧力レベルは変化させない、
圧支持システム。 - 前記呼吸蓄積事象の決定に応答して呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御する手段は、前記呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御して、前記対象のすぐ前の吸入の間に生成された前記呼吸可能ガスの加圧流の第1の圧力レベルよりも高い第2の圧力レベルの前記呼吸可能ガスの加圧流を吸入の間に生成するように構成される、請求項6に記載のシステム。
- 前記呼吸蓄積事象の決定に応答して呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御する手段は、前記出力信号に基づき前記第2の圧力レベルを決定する、請求項7に記載のシステム。
- 前記出力信号を生成する手段は、前記対象がブレススタッキング療法を受ける準備が出来ているという指標を前記対象から受けるように構成される準備度指示装置を含む、請求項6に記載のシステム。
- 前記呼吸蓄積事象の決定に応答して呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御する手段は、前記呼吸可能ガスの加圧流を生成する手段を制御して、前記対象による吸入のための所定の体積のガスを生成する、請求項6に記載のシステム。
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