JP2016522630A - 無線電気通信ネットワークにおけるハンドオーバ間のDevice−to−Device(D2D)通信を管理するための無線デバイス、ネットワークノード、および、それらの方法 - Google Patents

無線電気通信ネットワークにおけるハンドオーバ間のDevice−to−Device(D2D)通信を管理するための無線デバイス、ネットワークノード、および、それらの方法 Download PDF

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Abstract

無線電気通信ネットワークにおいてソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのハンドオーバの間に、第2の無線デバイスとのDevice-to-Device (D2D)通信を管理するために該第1の無線デバイスによって実行される方法が提供される。該第1の無線デバイスは、該D2D通信を中断する。そして、該第1の無線デバイスは、該ソースネットワークノードへのアップリンクタイミングと該ターゲットネットワークノードへのアップリンクタイミングとの間の差として第1のアップリンクタイミング差を決定する。そして、該第1の無線デバイスは、該第1のアップリンクタイミング差に基づいて、該D2D通信を再構成する。そして、該第1の無線デバイスは、再構成された前記D2D通信を再開する。第1の無線デバイス(121)も提供される。さらに、D2D通信を管理するための、ターゲットネットワークノード(110、111、112)、ソースネットワークノード(110、111)、および、それらの方法が提供される。【選択図】図2A

Description

本実施形態は、無線電気通信ネットワークにおけるDevice-to-Device (D2D) 通信に関する。特に、本実施形態は、無線電気通信ネットワークにおける無線デバイスのハンドオーバの間のD2D通信を管理することに関する。
無線通信ネットワークにおいて、3GPPロングタームエヴォリューション(LTE)の近年の発展により、自宅、オフィス、公共のホットスポット、およびアウトドアの環境であっても、ローカルIPベースのサービスにアクセスすることが容易になっている。これらのローカルIPベースのアクセスおよびローカル接続が利用され得るエリアは、互いに近接近している無線デバイス間の直接通信におけるものである。この場合、近接近は、典型的には、数十メートル以下を参照するが、数百メートルまでを呼ぶ場合もある。
この直接モード、またはDevice-to−Device(D2D)通信は、伝統的なセルラ通信に対して、いくらかの潜在的な利益(gain)を示す。これは、D2Dデバイスが、NodeBといった無線ネットワーク等のセルラアクセスポイントを介して通信を行う必要のある他のセルラデバイスより、互いにかなり接近しているからである。
しかしながら、リソースの効率的な利用と干渉の管理を保証するために、ネットワークの観点から、D2D通信の制御を維持することが好ましいことに注意すべきである。
混合したこれらのセルラおよびD2D無線通信ネットワークにおいて、時間分割複信(Time-Division Duplex, TDD)がD2D通信の複信送信方法となるように、D2D通信を、セルラアップリンク(UL)上に位置づけることが提案されてきた。これは、時間分割多重(TDM)の方法で、セルラULリソースが、無線デバイスの各D2Dペアの間のアップストリーム方向とダウンストリーム方向の両方でD2D通信の送信に対して割り当てられることを意味する。
無線デバイスが互いに近接するデバイスを発見した時点で、無線デバイスおよび/またはネットワークは、2つの無線デバイス間のD2Dリンクの確立を初期化してもよい。これは、D2Dベアラの確立として、一般的に参照されることである。
しかしながら、2つの無線デバイス間のD2Dリンクを確立すると、2つの無線デバイスのうちの一方が現在のセルのセルラカバレッジを出て、別のセルのセルラカバレッジに入るとき、すなわちハンドオーバの間に、D2D通信をどのように管理するかが問題となる。従って、無線通信ネットワークにおいて、無線デバイスのハンドオーバの間のD2D通信を管理する方法を提供することが必要となる。
国際公開第2011/109027号には、異なるセル間で、D2Dペアの無線デバイスのハンドオーバについて記載されている。しかしながら、この場合では、D2Dペアの無線デバイスの両方が、ハンドオーバの一部であり、D2D通信のネットワーク制御では、単に、ソースセルのネットワークノードから、ターゲットセルのネットワークノードへ移している
本実施形態の目的は、無線通信ネットワークにおいて、無線デバイスのハンドオーバの間のD2D通信を管理する方法を提供することである。
本実施形態の第1の観点によれば、目的は、無線電気通信ネットワークにおいてソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイス(121)のハンドオーバの間に、第2の無線デバイスとのDevice-to-Device (D2D)通信を管理するために前記第1の無線デバイスによって実行される方法によって達成される。第1の無線デバイスは、D2D通信を中断する。その後、第1の無線デバイスはソースネットワークノードへのアップリンクタイミングとターゲットネットワークノードへのアップリンクタイミングとの間の差として、第1のアップリンクタイミング差を決定する。さらに、第1の無線デバイスは、該第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信を再構成する。その後、第1の無線デバイスは、再構成されたD2D通信を再開する。
本実施形態の第2の観点によれば、目的は、無線電気通信ネットワークにおいてソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのハンドオーバの間に、第2の無線デバイスとのDevice-to-Device (D2D)通信を管理するための第1の無線デバイスによって達成される。第1の無線デバイスは、D2D通信をまず中断するように構成された処理回路を有する。処理回路は、その後に、ソースネットワークノードへのアップリンクタイミングとターゲットネットワークノードへのアップリンクタイミングとの間の差としての第1のアップリンクタイミング差を決定するように構成される。さらに、処理回路は、第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信を再構成し、再構成されたD2D通信を再開するように構成される。
本実施形態の第3の観点によれば、目的は、無線電気通信ネットワークにおいてソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのハンドオーバの間に、第1の無線デバイスと第2の無線デバイスとの間のDevice-to-Device (D2D)通信を管理するためにターゲットネットワークノードによって実行される方法により達成される。ハンドオーバが完了した後、ターゲットネットワークノードは、第1の無線デバイスから第1の無線デバイスの第1のアップリンクタイミング差を少なくとも受信する。また、ターゲットネットワークノードは、少なくとも第1の無線デバイスの第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信に対するスケジューリングスキームを決定する。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングとの差である。
本実施形態の第4の観点によれば、目的は、無線電気通信ネットワークにおいてソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのハンドオーバの間に、第1の無線デバイスと第2の無線デバイスとの間のdevice-to-device (D2D)通信を管理するためのターゲットネットワークノードによって達成される。ターゲットネットワークノードは、ハンドオーバが干渉した後に、第1の無線デバイスから、少なくとも第1の無線デバイスの第1のアップリンクタイミング差を受信するように構成された処理回路を有する。処理回路は、さらに少なくとも第1の無線デバイスの第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定するように構成される。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングとの差である。
本実施形態の第5の観点によれば、目的は、無線電気通信ネットワークにおいてソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのハンドオーバの間に、第1の無線デバイスと第2の無線デバイスとの間のDevice-to-Device (D2D)通信を管理するためのソースネットワークノードにより実行される方法により達成される。ソースネットワークノードは、ハンドオーバが開始される前に、少なくとも第2の無線デバイスへのD2D通信を中断するための指示を送信する。その後、ハンドオーバが完了した後、ソースネットワークノードは、少なくとも第1の無線デバイスの第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングとの差である。
本実施形態の第6の観点によれば、目的は、無線電気通信ネットワークにおいてソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのハンドオーバの間に、第1の無線デバイスと第2の無線デバイスとの間のDevice-to-Device (D2D)通信を管理するためのソースネットワークノードにより達成される。ソースネットワークノードは、ハンドオーバが開始される前に、少なくとも第2の無線デバイスへのD2D通信を中断するための指示を送信するように構成された処理回路を有する。処理回路は、さらに、ハンドオーバが完了した後、少なくとも第1の無線デバイスの第1アップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定するように構成される。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングとの差である。
D2D通信を行っている無線デバイスが、ソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへのハンドオーバを実行する際に、ターゲットネットワークノードに対して、ソースネットワークノードとターゲットネットワークノードとの間のアップリンクタイミング差を与えることにより、D2D通信の制御に携わるネットワークノードは、ハンドオーバが完了した後に使用されるD2DF通信に対するスケジューリングスキームを決定することができる。すなわち、アップリンクタイミング差に基づいて、ネットワークノードは、D2D通信のスケジューリングのために用いられる時間位置に対して同意を得ることが可能となる。スケジューリングスキームは、ゆえに、セルラおよびD2Dリンクに対するリソースをスケジュールする分割したネットワーク制御ポイント、すなわち、D2D通信を制御する2つのネットワークノードを有する場合に、衝突を効果的に回避するだろう。
実施形態の上記の特徴及び利点、並びに他の特徴及び利点は、例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読み且つ添付の図面を参照することにより、当業者には容易に明らかになるだろう。
図1は、無線通信ネットワークにおける実施形態を示す概略的なブロック図である。 図2Aは、いくつかの実施形態による第1のD2Dハンドオーバシナリオを示す概略的なブロック図である。 図2Bは、いくつかの実施形態による第1のD2Dハンドオーバシナリオを示す概略的なブロック図である。 図3は、図2の第1のD2Dハンドオーバシナリオにおけるいくつかの実施形態によるシグナリングを示す概略的なシグナリング図である。 図4Aは、いくつかの実施形態による第2のハンドオーバシナリオを示す概略的なブロック図である。 図4Bは、いくつかの実施形態による第2のハンドオーバシナリオを示す概略的なブロック図である。 図5は、図4の第1のD2Dハンドオーバシナリオにおけるいくつかの実施形態によるシグナリングを示す概略的なシグナリング図である。 図6Aは、いくつかの実施形態による第3のハンドオーバシナリオを示す概略的なブロック図である。 図6Bは、いくつかの実施形態による第3のハンドオーバシナリオを示す概略的なブロック図である。 図7は、図6の第1のD2Dハンドオーバシナリオにおけるいくつかの実施形態によるシグナリングを示す概略的なシグナリング図である。 無線デバイスにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ターゲットネットワークノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ソースネットワークノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 無線デバイスの実施形態を示すブロック図である。 ターゲットネットワークノードの実施形態を示すブロック図である。 ソースネットワークノードの実施形態を示すブロック図である。
図は、概略的なものであり、明確性のために簡単化されている。また、図は、単にここに示す実施形態の理解に必須なものの詳細を示すに過ぎず、他の詳細な部分は省略されている。文中、同じ参照番号が、同一または対応する部分はステップに対して使用される。
図1は、本実施形態が実装され得る無線電気通信ネットワーク100を示す。いくつかの実施形態において、無線電気通信ネットワーク100は、LTE(例えば、LTE FDD、LTE TDD、LTE HD-FDD)、WCDMA、UTRA TDD、GSMネットワーク、GERANネットワーク、GSM evolutionに対するenhanced data rate (EDGE)ネットワーク、Multi-Standard Radio (MSR)
基地局、multi-RAT基地局等のRATのあらゆる組み合わせを含むネットワーク、あらゆる3GPPセルラネットワーク、Wimaxまたはあらゆるセルラネットワークまたはシステムであり得る。
無線電気通信システム100は、第1の無線ネットワークノード110を含む。第1の無線ネットワークノード110は、無線基地局であり、ゆえに無線基地局または基地局としても参照され得る。ネットワークノード110は、第1のセル115に対してサービスを行う。ネットワークノード110は、この例では、eNB、eNodeB、ホームNodeB、ホームeNodeB、ホームeNode B、フェムト基地局(BS)、ピコBS、または、無線デバイスや、クラスタヘッド等のデバイスのような無線電気通信システムにおけるマシーンタイプの通信デバイスに対するサービスが可能なあらゆる他のネットワークユニットであり得る。
第1の無線デバイス121は、第1のセル115内に位置する。無線デバイス121は、無線ネットワークノード110によりサービスを受ける第1のセル115に存在する場合に、無線リンク130上で無線ネットワークノード110を介して無線通信システム100内で通信するように構成されている。第1の無線デバイス121は、第2の無線デバイス122等の他の無線デバイスと、以下に述べるD2Dリンク140(図1の点線矢印)上で無線D2D通信を用いて通信を行うことが可能である。
この例において、第2の無線デバイス122も、第1のセル115内に位置している。しかしながら、他の実施形態において、第2の無線デバイス122は、第1のセル115に隣接し、別の第2の無線ネットワークノード111によりサービスを受ける第2のセル116のような別のセルにも位置し得る。第2の無線デバイス122は、基地局110によりサービスを受ける第1のセル115に存在する場合に、無線リンク150等の無線リンク上で第1の無線ネットワークノード110を介して無線通信システム100内で通信するように構成される。第2の無線デバイス122は、D2Dリンク140上で無線D2D通信を用いて、第1の無線デバイス121のような他の無線デバイスと通信を行うことが可能である。
第1の無線デバイス121はと第2の無線デバイス122は、例えば、無線端末、携帯電話、ラップトップ、PDA(Personal Digital Assistant)、無線機能を備えるタブレットコンピュータ、M2M(Machine to Machine)デバイス、または通信ネットワークにおいて無線リンク上で通信を行うことが可能なあらゆる他の無線ネットワークユニットのようなコンピュータのような無線デバイスであり得ることに注意すべきである。
また、無線ネットワーク100には多数の無線デバイスが位置し得ることに注意すべきである。第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、無線ネットワーク100に位置する無線デバイスの多くのペアの中の、一つの無線デバイスのペアと見なすことができる。
しかしながら、無線デバイスのうちの一つ、例えば第1の無線デバイス121が、第1のセル115のセルラカバレッジを出て、第2のセル116のような別のセルのセルラカバレッジに入る場合に、第1の無線ネットワークノード110は、もしハンドオーバが第1の無線デバイス121から第2の無線デバイス122に引き続き行われるならば、D2D通信のスケジューリングを制御することは、もはやできない。
したがって、この場合、無線デバイス間のD2D通信のネットワーク制御ポイントは、第1の無線ネットワークノード110と第2の無線ネットワークノード111との間を分離する必要がある。ここで、衝突を回避すること、すなわち、第1の無線ネットワークノードがD2D通信に対するスケジューリングを行い、第2の無線ネットワークノードがセルラ通信に対するスケジューリングを行うことは、セルラとD2Dリンクに対するリソースをスケジューリングする分離したネットワーク制御ポイントを設ける場合に、問題が生じる。この問題は、同期した隣接セルおよび同期していない隣接セルの両方に対して発生し得る。非同期していない場合については、セルタイミングが、2つのセルで異なり、セルタイミングが無線デバイスのD2Dペアに既知ではないことも問題となる。すなわち、無線デバイスのD2Dペアは、これらの無線デバイス間が同期すべきD2D通信によるデバイスの送信/受信の一つのペアである。
この問題は、ここに記述される実施形態により解決される。実施形態において、D2D通信に行っている無線デバイス121、122は、ソースネットワークノード、すなわちそれぞれの現在のセルのネットワークノードへのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノード、すなわちそれらが動いて入るセルのネットワークノードへのアップリンクタイミングとの間のアップリンクタイミング差を、該ソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへハンドオーバを行う際に提供する。したがって、D2D通信を制御するネットワークノードは、ハンドオーバが完了した後に使用されるD2D通信に対するスケジューリングスキームを決定し得る。すなわち、アップリンクタイミング差に基づいて、ネットワークノードは、D2D通信のスケジューリングのために使用される時間位置の合意に達する。したがって、このスケジューリングスキームは、セルラとD2Dリンクに対するリソースをスケジューリングする分離したネットワーク制御ポイントを設ける場合に、効果的に衝突を回避する。よって、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスのハンドオーバの間にD2D通信を管理する方法が提供される。
以下に、図2から図7を参照して、3つの異なるD2Dハンドオーバスキームを詳細に説明する。図2から図7は、D2D通信に対して示される実施形態により扱われる異なるハンドオーバの状況を示す。さらに、実施形態を図8から図13を参照して説明する。
図2Aと図2Bは、いくつかの実施形態による第1のD2Dハンドオーバシナリオを示す。図2Aにおいて、第1の無線デバイス121は、D2Dリンク140を介して第2の無線デバイス122とD2D通信を行っている。この第1のD2Dハンドオーバシナリオにおいて、第1の無線デバイス121は、(2重点線により示されるように、)現在のセル、すなわち、第1のネットワークノードによりサービスを受けている第1のセル115のセルラカバレッジから、第2のネットワークノード111によりサービスを受ける第2のセル116のカバレッジへ移り始める。第1のネットワークノード110は、このシナリオでは、ソースネットワークノードとして参照され、第2のネットワークノード111は、ターゲットネットワークノードとして参照される。これは、図3を参照して以下に詳細に参照して説明する実施形態のシグナリングのトリガとなり得る。
図2Bに示されるように、図3のシグナリングが完了すると、第2の無線デバイス121は、第1のネットワークノード110から第2のネットワークノード111へのハンドオーバを実行する。これは、第1の無線デバイス121が、今では第2のセル116に位置し、第2のネットワークノード111によりサービスを受けることを意味する。図3のシグナリングの結果として、第1の無線デバイス121は、なお、D2Dリンク140を介して第2の無線デバイス122とのD2D通信を行う。第2の無線デバイス122は、なお第1のセル115に位置し、第1のネットワークノード110によりサービスを受ける。
図3は、図2Aに示す第1のD2Dハンドオーバシナリオによりトリガされるいくつかの実施形態のシグナリングを示す。シグナリングは、主に3つのシグナリングブロックにより説明される。すなわち、D2Dハンドオーバ準備ステージ301、D2Dハンドオーバ実行ステージ302、そしてD2Dスケジューリングステージ303、である。
図3に示すように、シグナリングの前に、第1の無線デバイス121は、D2Dリンクを介して第2の無線デバイス122とのD2D通信を行っている。第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122はまた、それぞれ、第1のネットワークノード110、すなわちソースネットワークノード110を伴ってセルラリンクを確立する。この例において、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111は、互いに同期はしていない。
D2Dハンドオーバ準備ステージ301において、第1の無線デバイス121による従来の無線でデバイス測定報告により、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111の両方に対するハンドオーバ手順がトリガされる。
アクション301a。第1の無線デバイス121は、ソースネットワークノード110へ測定報告を送信する。測定報告は、決定された情報エレメント、MeasConfigと ReportConfig無線リソース制御(RRC)情報エレメント(IE)に基づく。これらのIEは、ソースネットワークノード110により、事前に、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122へ送信される。
第1の無線デバイス121から測定報告を受信すると、ソースネットワークノード110には、第2の無線デバイス122とのD2D通信を行う第1の無線デバイスがサービングセルを変更すること、すなわちソースネットワークノード110のカバレッジエリアからターゲットネットワークノード111のカバレッジエリアに移ろうとしていることが通知される。
アクション301b。測定報告に応答して、ソースネットワークノード110は、ハンドオーバ要求を、X2インタフェースを介してターゲットネットワークノード111へ送信する。ここで、ソースネットワークノード110は、ハンドオーバ要求に、第1の無線デバイス121はD2D機能を有する無線デバイスであり、該第1の無線デバイス121に関連したD2D通信が現在行われているという情報を加えてもよい。これにより、ターゲットネットワークノード111は、ターゲットネットワークノード111の能力、例えば、D2D通信を管理できるか否かの能力、および、現在のネットワークロードに基づいて、第1の無線デバイス121を受け入れることができるかを決定することができる。
アクション301c。ハンドオーバ要求に応答して、ターゲットネットワークノード111は、ハンドオーバ要求の応答(ACK)を、ソースネットワークノード110へ送信することができる。このハンドオーバ要求のACKは、ソースネットワークノード110に対して、ターゲットネットワークノード111は、第1の無線デバイス121のハンドオーバを受け入れる準備ができたことを示す。いくつかの実施形態において、IE MobilityControlInfoは、このシグナリング上でピギーバックされ得る。他の場合、これは、後のターゲットネットワークノード111へのアクセスのために、第1の無線デバイス121へ送信されてもよい。
次に、D2Dハンドオーバ実行ステージ302では、ソースネットワークノード110からのコマンドにより、第1の無線デバイス121は、サービングネットワークノードを、ターゲットネットワークノード111へ切り替えてもよい。このステージでは、いくつかの実施形態によれば、第1の無線デバイス121の主なタスクは、ハンドオーバ間でソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111の間のアップリンクタイミング差を測定し報告することである。アップリンクタイミング差は、ここでは、ソースネットワーク110へのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノード111へのアップリンクタイミングの間の差である。
アクション302a。ソースネットワークノード110は、ハンドオーバが開始される前に、D2D通信を中断すべきことを示すメッセージを、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122へ送信する。このメッセージを受信することに応答して、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122の間のD2D通信を、中断または一時的に停止する。
しかしながら、D2D通信が動的なスケジューリングに基づき、例えば1msの送信時間間隔毎の短い時間スケールで実行される場合、D2D通信を停止するための独立したシグナリングに対する必要性はないことに注意すべきである。ソースネットワークノード110は、D2D通信のスケジューリングを単に停止してもよい。一方、D2D通信がセミパーシステントスケジューリング(Semi-Persistent Scheduling, SPS)に基づき、例えば100ms〜500msの長い時間スケールで実行される場合、SPSを一時的に中断または一時的に停止する必要があり得る。
いくつかの実施形態において、メッセージは、PDCCHメッセージ上でのセミパーシステントスケジューリング(Semi-Persistent Scheduling)リリースであり得る。これは、例えば、D2D通信のための共有された無線ネットワークテンポラリ識別子(D2D_RNTI)を用いることにより、リソースをリリースするために、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122により送信され、受信され得る。
アクション302b。このアクションでは、ソースネットワークノード110は、第1の無線デバイス121は、ソースネットワークノード110からターゲットネットワークノード111へサービングネットワークノードを切り替えること、すなわちサービングセルを切り替えることを示すメッセージを、第1の無線デバイス121へ送信する。切り替えを実行するためにリリースされた情報は、ターゲットネットワークノード111からソースネットワークノード110により受信されるメッセージ、例えばMobilityControlInfo IEに含まれ得る。いくつかの実施形態において、このメッセージはまた、第1の無線デバイス121に対して、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111へのアップリンクタイミングの測定を実行することと、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111の間のアップリンクタイミング差を報告することを指示する。メッセージは、例えば、RRC接続再構成メッセージであり得る。
アクション302c。ターゲットネットワークノード111との、無衝突または衝突ベースのランダムアクセスチャネル(RACH)手順を通じ、第1の無線デバイス121は、ターゲットネットワークノード111から、ランダムアクセス応答(RAR)を介して、ターゲットネットワークノード111のアップリンクタイミングを取得する。第1の無線デバイス121は、その後、ターゲットネットワークノード111のアップリンクタイミングと、ソースネットワークノード110のアップリンクタイミングとを比較し、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111との間のアップリンクタイミング差を決定する。
このアップリンクタイミング差の内容は変化し得ることに注意すべきである。ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111との間のスケジューリングを調整するために、いくつかのサブフレーム程度でのアップリンクタイミング差を取得することで十分である。
しかしながら、例えば、セル間のピア発見のため、または、干渉の調整のため、アップリンクタイミング差の正確性は、より正確な精度のレベル、例えば、シンボルレベルまたはサンプル等のレベルである必要がある。したがって、本実施形態は、アップリンクタイミング差の特定の定量化スキームに限定するように構成されない。
アクション302d。このアクションでは、第1の無線デバイス121は、第1の無線デバイス121がターゲットネットワークノード111へのハンドオーバが成功したことを示すメッセージを送信する。このメッセージは、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111との間の決定されたアップリンクタイミング差をも含み、ゆえに、決定されたアップリンクタイミング差はターゲットネットワークノード111へ報告され得る。メッセージは、例えば、RRC接続再構成完了メッセージであり得る。
D2Dスケジューリングステージ303では、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111は、D2D通信のためのスケジューリングスキーム、すなわち、例えば、現在のセルラとD2D通信モードとの間の時間区分、および、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111のセルタイミングのそれぞれに基づいて、どのサブフレーム送信リソースがD2D通信に対して割り当てられるべきか、を交渉する。結果としてのD2Dスケジューリングスキームは、その後、D2D通信を再開するために、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122へ送信される。この手順は、同期しているセルと非同期のセルの両方に適用可能であることにも注意すべきである。
アクション303a−303b。これらのアクションでは、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111は、X2インタフェースを介して、互いにセル間調整メッセージを送信する。メッセージは、例えば、スケジューリング調整要求メッセージとスケジューリング調整要求ACKメッセージである。ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111は、D2D通信のために使用されるサブフレームの時間位置についての合意をとる必要がある。そうでないと、ソースネットワークノード110は、D2D通信のためにサブフレームをスケジュールするのに対し、ターゲットネットワークノード111は、セルラ通信のために同じサブフレームをスケジュールしてしまう。それにより、スケジューリングの衝突が起こる。
ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111との間のX2シグナリングの内容は、変化し得ることに注意すべきである。例えば、セルラサブフレームに対して0、D2Dサブフレームに対して1、というように、各サブフレームに対して、数値または2進値をとることが可能である。他の例によれば、交渉できるサブフレームに対して、例えば、値2、のように、より多くの情報がそこに含まれ得る。ソースネットワークノード110は、D2D通信のためのサブフレーム割り当てに優先権を有するので、これは好都合なことである。
さらに、この交渉の手順は、変化し得る。それは、ソースネットワークノード110またはターゲットネットワークノード111によりトリガされ、他方によって、許容/拒絶され得る。他の交渉手順も想定可能である。
アクション303c−303d。D2Dスケジューリングスキームがソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111により合意された場合、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111は、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122それぞれに対して、D2Dスケジューリングスキームを送信する。これは、SPS手順を介して行われる。例えば、SPS有効化PDCCHメッセージは、ソースネットワークノード110とターゲットネットワークノード111により使用され得る。
D2Dスケジューリングスキームを受信することに応答して、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、受信したD2Dスケジューリングスキームに基づいて、D2D通信を再開する。また、これに続いて、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、D2DベアラのTDD構成に基づいて、D2D通信の更なる事項、例えば、リソース位置、HARQタイミングを決定する。
本実施形態を通して使用されている「再開する」という言葉は、中断された時間におけるポイントからD2D通信を続けるものとして解釈される。
図4Aと図4Bは、いくつの実施形態における第2のD2Dハンドオーバシナリオを示す。図4Aでは、第1の無線デバイス121は、D2Dリンク140を介して第2の無線デバイス122とD2D通信を行っている。第1の無線デバイス121は、第2の無線デバイス122とは異なるセル、すなわち、第2の無線ネットワークノード111によりサービスされる第2のセル116に属している。例えば、上述した第1のシナリオの結果として、この状況は起こり得る。
この第2のD2Dハンドオーバシナリオにおいて、第1の無線デバイス121は、現在のセル、すなわち、第2のネットワークノード111によりサービスされる第2のセル116のセルラカバレッジを出て、第1のネットワークノード110によりサービスされる(2重点線矢印で示される)第1のセル115のセルラカバレッジに入る。これは、第1の無線デバイス121は、第2の無線デバイス122のセルに入ることを意味している。
このシナリオでは、第2のネットワークノード111は、ソースネットワークノードとして参照される。そして、第1のネットワークノード110はターゲットネットワークノードとして参照される。これは、図5を参照して以下に説明する実施形態のシグナリングをトリガし得る。
図4Bに示すように、この図5のシグナリングが完了すると、第1の無線デバイス121は、第2のネットワークノード111から第1のネットワークノード110へのハンドオーバを実行する。これは、第1の無線デバイス121が第1のセル115に位置し、第1のネットワークノード110によりサービスを受けることを意味する。図5のシグナリングの結果として、第1の無線デバイス121は、D2Dリンク140を介して、第2の無線デバイス122とのD2D通信を維持する。第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は両方同じセル、すなわち第1のセル115に位置しているので、第1のネットワークノード110は、D2D通信の単一のネットワーク制御ポイントを構成し、自身でD2D通信をスケジューリングすることができる。
図5は、図4Aに示される第2のD2Dハンドオーバシナリオによりトリガされるいくつかの実施形態のシグナリングを示す。シグナリングは、主たる2つのシグナリングブロックとして、D2Dハンドオーバ準備ステージ501と、D2Dハンドオーバ実行ステージ502により説明される。
図5に示すように、シグナリングの前に、第1の無線デバイス121は、2つの異なるセル内で、D2Dリンクを介して第2の無線デバイス122とD2D通信を行っている。第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122はまた、それぞれ、第2および第1のネットワークノード111、110、すなわちソースネットワークノードとターゲットネットワークノードを伴って確立されたセルラリンクを有している。この例では、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード110は互いに同期していない。
D2Dハンドオーバ準備ステージ501では、第1の無線デバイス122による従来の無線デバイス測定報告により、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード110の両方に対するハンドオーバ手順がトリガされる。
アクション501a。第1の無線デバイス121は、ソースネットワークノード111へ測定報告を送信する。第1の無線デバイス121から測定報告を受信すると、ソースネットワークノード111には、第1の無線デバイス121がサービングセルを変更する意図があること、すなわち、ソースネットワークノード111のカバレッジエリアからターゲットネットワークノード110のカバレッジエリアに移動する意図があることが通知される。
アクション501b。測定報告に応答して、ソースネットワークノード111は、X2インタフェースを介してターゲットネットワークノード110に対してハンドオーバ要求を送信する。ここで、ソースネットワークノード111は、ハンドオーバ要求に、第1の無線デバイス1221はD2D機能を有する無線デバイスであるという情報を加えてもよい。
アクション501c。ハンドオーバ要求に応答して、ターゲットネットワークノード110は、ソースネットワークノード111に対して、ハンドオーバ要求応答(ACK)を送信する。このハンドオーバ要求ACKは、ソースネットワークノード111に対して、ターゲットネットワークノード110が第1の無線デバイス121のハンドオーバを受け入れる準備があることを示す。
次に、D2Dハンドオーバ実行ステージ502では、ソースネットワークノード111によるコマンドにより、第1の無線デバイス121は、サービングネットワークノードを、ターゲットネットワークノード110へ切り替える。しかしながら、この第2のシナリオでは、第1の無線デバイス121は、第2の無線デバイス122と同じセルへ移動し、同じネットワークノードの制御に入るので、第1の無線デバイス121は、アップリンクタイミング差を測定して報告する必要はない。これは、両方の無線デバイスは同じネットワークノードによりサービスを受けることから、アップリンクタイミング差は、もはや無いことを意味する。
アクション502a。ソースネットワークノード111は、D2D通信はハンドオーバが開始される前に中断されるべきであることを第1の無線デバイス121に示すメッセージを送信する。このメッセージを受信することに応答して、第1の無線デバイス121は、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス121間のD2D通信を中断または一時的に停止し得る。
アクション502b。ターゲットネットワークノード110は、ハンドオーバが開始される前に、D2D通信を中断すべきであるということを第2の無線デバイス122へ示すメッセージを送信する。このメッセージを受信することに応答して、第2の無線デバイス122は、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス121間のD2D通信を中断または一時的に停止することができる。
アクション502c。このアクションでは、ソースネットワークノード111は、第1の無線デバイス121は、サービングネットワークノードをソースネットワークノード111からターゲットネットワークノード110へ切り替えること、すなわちサービングセルを切り替えることを示すメッセージを、第1の無線デバイス121に送信する。このメッセージは、例えば、RRC接続再構成メッセージであり得る。
アクション502d。このアクションでは、第1の無線デバイス121は、無衝突または衝突ベースのランダムアクセスチャネル(RACH)手順を、ターゲットネットワークノードと共に、あらゆるアップリンクタイミングを取得する必要なしに、実行する。
アクション502e。このアクションでは、第1の無線デバイス121は、第1の無線デバイス121のハンドオーバが成功したことを示すメッセージをターゲットネットワークノード110へ送信する。このメッセージは、例えば、RRC接続再構成完了メッセージである。
アクション502f。ターゲットネットワークノード110は、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する。結果としてのD2Dスケジューリングスキームは、D2D通信を再度開始するために、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122の両方に送信される。そして、D2DベアラのTDD構成に基づいて、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、D2D通信のために、HARQタイミング等のリソース位置を決定する。
図6A〜図6Bは、いくつかの実施形態による第3のD2Dハンドオーバシナリオを示す。図6Aにおいて、第1の無線デバイス121は、D2Dリンク140を介して第2の無線デバイス122とD2D通信を行っている。第1の無線デバイス121はまた、この場合、第2の無線デバイス122と異なるセル、すなわち第2のネットワークノード111によりサービスされる第2のセル116に位置している。上述した第1のシナリオの結果として、例えばこの状況は起こり得る。
この第3のD2Dハンドオーバシナリオにおいて、第1の無線デバイス121は、現在のセル、すなわち、第2のネットワークノード111によりサービスされる第2のセル116のセルラカバレッジを出て、(二重点線矢印により示されるように)第3のネットワークノード112によりサービスされる第3のセル117のセルラカバレッジに入る。第2のネットワークノード111は、このシナリオではソースネットワークノードとして参照され、第3のネットワークノード112はターゲットネットワークノードとして参照される。これは、図7を参照して以下に説明する実施形態のシグナリングをトリガし得る。
図6Bに示すように、図7のこのシグナリングが一度完了すると、第1の無線デバイス121は、第2のネットワークノード111から第3のネットワークノード112へのハンドオーバを実行する。
これは、第2の無線デバイス121が、その後第3のセル117に位置し、第3のネットワークノード113によりサービスを受けることを意味する。図7のシグナリングの結果として、第1の無線デバイス121はまた、D2Dリンク140を介して第2の無線デバイス122とのD2D通信を維持する。ここで、第2の無線デバイス122は、第1のセル115にまだ位置し、第1のネットワークノード110によりサービスを受ける。
図7は、図6Aに示す第3のD2Dハンドオーバシナリオによりトリガされるいくつかの実施形態のシグナリングを示す。シグナリングは、3つの主たるシグナリングブロックにより説明される。すなわち、D2Dハンドオーバ準備ステージ601、D2Dハンドオーバ実行ステージ602、およびD2Dスケジューリングステージ603、である。
図7に示すように、シグナリングの前に、第2の無線デバイス121は、2つの異なるセル、すなわち、第2のセル116と第1のセル115の間でD2Dリンクを介して、第2の無線デバイス122とD2D通信を行っている。第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、それぞれ、第2のネットワークノード111と第1のネットワークノード110を伴って確立されたセルラリンクを有する。この例において、第2のネットワークノードと第1のネットワークノードを含むネットワークノードは、互いに同期していない。
D2Dハンドオーバ準備ステージ701では、第1の無線デバイス121による従来の無線デバイス測定報告により、ソースネットワークノード111、ターゲットネットワークノード112および第2のネットワークノード110にするハンドオーバ手順がトリガされる。
アクション701a。第1の無線デバイス121は、ソースネットワークノード111へ測定報告を送信する。第1の無線デバイス121から測定報告を受信すると、ソースネットワークノード111には、セル115において第2の無線デバイス122とD2D通信を行っている第1の無線デバイス121が、サービングセルを変更することを意図していること、すなわち、ソースネットワークノード111のカバレッジエリアを出て、ターゲットネットワークノード112のカバレッジエリアに入ることを意図していることが通知される。
アクション701b。測定報告に応答して、ソースネットワークノード111は、X2インタフェースを介して、ハンドオーバ要求をターゲットネットワークノード112に送信する。ここで、ソースネットワークノード111は、ハンドオーバ要求に、第1の無線デバイス121はD2D機能を有する無線デバイスであり、第1の無線デバイス121に関連するD2D通信を行っているという情報を追加してもよい。これにより、ターゲットネットワークノード112は、ターゲットネットワークノード112の能力、例えば、D2D通信を管理することができる否か、および、現在のネットワーク負荷に基づいて、第1の無線デバイス121を受け入れるかを決定することが可能となる。
アクション701c。ハンドオーバ要求に応答して、ターゲットネットワークノード112は、ハンドオーバ要求応答ACKをソースネットワークノード111に対して送信する。このハンドオーバ要求ACKは、ソースネットワークノード111に対して、ターゲットネットワークノード112が第1の無線デバイス121のハンドオーバを受け入れる準備があることを示している。いくつかの実施形態において、IE MobilityControlInfoは、このシグナリング上でピギーバックされる。他の場合、これはターゲットネットワークノード112へのアクセスのために、後に第1の無線デバイス121へ送信される。
アクション701d。さらに、このアクションでは、ソースネットワークノード111は、D2D通信のためのD2Dリソースを一時的にリリースすることを示すメッセージ、すなわち、D2D通信が中断されるべき、または一時的に停止されるべきであることを第1のネットワークノード110へ示すメッセージを、第1のネットワークノード110へ送信する。これは、第1の無線デバイス121のハンドオーバが開始される前に行われる。
次に、D2Dハンドオーバ実行ステージ702では、ソースネットワークノード111からのコマンドにより、第1の無線デバイス121は、サービングネットワークノードを、ターゲットネットワークノード112に切り替える。いくつかの実施形態によれば、このステージでは、第1の無線デバイス121の主たるタスクは、ハンドオーバの間、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード112間のアップリングタイミング差を測定し、報告することである。ここで、アップリンクタイミング差は、ソースネットワークノード111へのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノード112へのアップリンクタイミングとの間の差である。
アクション702a。アクション701dにおけるソースネットワークノード111からのメッセージに応答して、第1のネットワークノード110は、D2D通信はハンドオーバが開始される前に中断されるべきであることを第2の無線デバイス122へ示すメッセージを送信する。このメッセージを受信することに応答して、第2の無線デバイス122は、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122との間のD2D通信を中断または一時的に停止し得る。
アクション702b、ソースネットワークノード111は、D2D通信はハンドオーバが開始される前に中断されるべきであることを第1の無線デバイス121へ示すメッセージを送信する。このメッセージを受信することに応答して、第1の無線デバイス121は、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122との間のD2D通信を中断し得る。D2D通信は、アクション702aにおいて第2の無線デバイス122により、または、このアクション702bにおいて述べたように第1の無線デバイス121により、または、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122の両方により、中断され得ることに注意すべきである。
アクション702c。このアクションでは、ソースネットワークノード111は、第1の無線デバイス121は、サービングネットワークノードを、ソースネットワークノード111からターゲットネットワークノード112に切り替えること、すなわち、サービングセルを切り替えることを示すメッセージを、第1の無線デバイス121へ送信する。切り替えを実行するための関連した情報は、例えばX2シグナリングを介してターゲットネットワークノード112からソースネットワークノード111により受信された、MobilityControlInfo IEのようなメッセージに含まれ得る。いくつかの実施形態によれば、このメッセージは、また、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード112へのアップリンクタイミングの測定を実行し、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード112の間のアップリンクタイミング差を報告することを、第1の無線デバイス121へ指示し得る。メッセージは、例えばRRC接続再構成メッセージであり得る。
アクション702d。ターゲットネットワークノード112との間の無衝突または衝突ベースのランダムアクセスチャネル(RACH)手順を通じて、第1の無線デバイス121は、ターゲットネットワークノード112から、ランダムアクセス応答(RAR)メッセージ介して、ターゲットネットワークノード112のアップリンクタイミングを取得する。第1の無線デバイス121は、その後、ターゲットネットワークノード112のアップリンクタイミングを、ソースネットワークノード111のアップリンクタイミングと比較し、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード112の間のアップリンクタイミング差を決定する。
アップリンクタイミング差の内容は、変化し得ることに注意すべきである。ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード112の間のスケジューリングの調整のために、いくつかのサブフレームでのアップリンクタイミング差を取得することで十分である。
アクション702e。このアクションでは、第1の無線デバイス121は、第1の無線デバイス121のハンドオーバが成功したことを示すメッセージを、ターゲットネットワークノード112へ送信する。このメッセージは、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード112の間の決定されたアップリンクタイミング差を含み、ゆえに、決定されたアップリンクタイミング差は、ターゲットネットワークノード112へ報告される。メッセージは、例えば、RRC接続再構成完了メッセージであり得る。
D2Dスケジューリングステージ703では、ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノード110は、D2D通信のためのスケジューリングスキーム、すなわち、どのサブフレーム送信リソースがD2D通信のために割り当てられるべきかを交渉する。これは、例えば、現在のセルラとD2D通信モードとの間の時間区分、および、ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノード110のセルタイミングにそれぞれ基づく。
この交渉は、ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノードとの間のブリッジとして動作するソースネットワークノード111を介して行われる。結果としてのD2Dスケジューリングスキームは、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122それぞれのネットワークノードがD2D通信を再開するために、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122の両方へ送信される。この手順は、同期しているセルと非同期のセルの両方に適用可能であることに注意すべきである。
アクション703a−703b。これらのアクションでは、ターゲットネットワークノード120と第1のネットワークノード110は、X2インタフェースを介して、互いの間でセル間調整メッセージを送信する。これは、各ネットワークノードへ向かってメッセージを受信し送信するソースネットワークノード111を介して実行される。メッセージは、例えば、スケジューリング調整要求メッセージ、スケジューリング調整要求ACKメッセージであり得る。
ここで、ターゲットネットワークノードは、ソースネットワークノード111とターゲットネットワークノード112との間のアップリンクタイミング差のみを認識し得るが、第1のネットワークノード110のアップリンクタイミングはわからない。しかしながら、ソースネットワークノード111は、自身と第1のネットワークノード110の間のアップリンクタイミング差を認識する。したがって、この情報をターゲットネットワークノード112へ伝達することにより、ターゲットネットワークノードは、ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノード110との間のアップリンクタイミング差を決定し得る。
ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノード110は、D2D通信に使用するためのサブフレームの時間位置について合意を得る必要がある。そうしないと、前述したように、D2Dスケジューリングの衝突が起こり得る。
ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノード110の間のX2シグナリングの内容は、変化し得ることに注意すべきである。例えば、セルラのサブフレームに対しては0、D2Dサブフレームに対しては1、のように、各サブフレームに対して2値の値とすることが可能である。別の例によれば、例えば、交渉可能なサブフレームに対しては2、というように、より多くの情報がここに含まれ得る。
さらに、この交渉の手順は、変化し得る。例えば、ターゲットネットワークノード112または第1のネットワークノード110によりトリガされ、他方によって、許容または拒絶され得る。他の例によれば、アップリンクタイミング差を取得するために、ソースとターゲットネットワークノードとの間の事前の交渉手順があり、または、第1のネットワークノード110とソースネットワークノード111の間にいくつかの交渉手順が実装され得る。さらなる交渉手順も、同じ結果を伴って想定され得る。
アクション703c−703d。D2Dスケジューリングスキームが、ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノード110により合意された場合、ターゲットネットワークノード112と第1のネットワークノード110は、それぞれ第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122に対して、D2Dスケジューリングスキームを送信する。これは、SPS手順を介して行われ得る。例えば、SPS有効化DPCCHメッセージがターゲットネットワークノード112と第と第1のネットワークノード110により使用され得る。
D2Dスケジューリングスキームを受信することに応答して、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、受信したD2Dスケジューリングスキームに基づいて、D2D通信を再開する。また、これに続いて、第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122は、D2DベアラのTDD構成に基づいて、D2D通信の更なる事項、例えば、リソース位置、HARQタイミングを決定する。
第1の無線デバイス121がソースネットワークノード110、111からターゲットネットワークノード111、112へハンドオーバする間に、第2の無線デバイス122とのD2D通信を管理するために第1の無線デバイス121により実行される方法の実施形態の例を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
ここで、方法は、第1の無線デバイス121の観点から説明される。
方法は、以下のアクションを含み得る。これらのアクションはあらゆる適切な順番により実行される。
アクション801。このアクションでは、第1の無線デバイス121は、D2D通信を中断する。これは、ハンドオーバが開始される前に、D2D通信を中断するための指示をソースネットワークノードから受信することに応答して行われる。例えば、上述のアクション301a、502a、702bである。
アクション802。このアクションでは、第1の無線デバイス121は、ソースネットワークノードへのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへのアップリンクタイミングtpの間の差としての第1のアップリンクタイミング差を決定する。
いくつかの実施形態では、第1の無線デバイス121は、ハンドオーバの間に第1の無線デバイス121とターゲットネットワークノードとの間で実行されるランダムアクセス手順の一部として、ターゲットネットワークノードへのアップリンクタイミングを決定する。アップリンクタイミング差は、例えば、いくつかのサブフレーム程度で決定され得る。
アクション803。第1のアップリンクタイミング差に基づいて、第1の無線デバイス121は、D2D通信を再構成する。
いくつかの実施形態において、これは、ハンドオーバが完了した後に、第1の無線デバイス121により、決定された第1のアップリンクタイミング差をターゲットネットワークノードへ送信することにより、行われ得る。例えば、上述のアクション302d、502e、および702eである。
いくつかの実施形態において、これは、第1の無線デバイス121により、第2のアップリンクタイミング差をターゲットネットワークノードへ送信することによっても達成され得る。これは、第2のアップリンクタイミング差がD2D通信のために第1の無線デバイスにより決定されたときに、起こり得る。第2のアップリンクタイミング差は、ターゲットネットワークノードへのアップリンクタイミングと、第3のネットワークノードへのアップリンクタイミングとの差である。例えば、上述のアクション702eである。
その後、それに応じて、第1の無線デバイス121は、ターゲットネットワークノードからD2D通信のためのスケジューリングスキームを受信する。スケジューリングスキームは、ここでは、D2D通信のために送信リソースが割り当てられ得るサブフレームの時間位置を示す。例えば、上述のアクション302d、502fおよび703dである。
アクション804。このアクションでは、第1の無線デバイス121は、アクション803で再構成されたD2D通信を再開する。
無線電気通信ネットワークにおいて、第1の無線デバイス121がソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへハンドオーバする間に第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122との間のD2D通信を管理するためのターゲットネットワークノードにより実行される方法の実施形態の例を、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
ここで、方法は、ターゲットネットワークノードの観点から説明される。ここでは、ターゲットネットワークノードは、図2と図3を参照して、上記に示して説明したような第1のハンドオーバシナリオにおいて、第2の無線ネットワークノード111、または、図6と図7を参照して上記に示して説明したようなD2Dハンドオーバシナリオにおいて、第3のネットワークノード112であり得る。
方法は、以下のアクションを含み、これらのアクションは、あらゆる好適な順序をとり得る。
アクション901。このアクションでは、ターゲットネットワークノードは、ハンドオーバシナリオが完了した後、第1の無線デバイス121から、少なくとも第1の無線デバイス121の第1のアップリンクタイミング差を受信する。例えば、上述の302d、502e、および702eである。いくつかの実施形態において、ターゲットネットワークノードは、第1の無線デバイス121から、第1の無線デバイス121の第2のアップリンクタイミング差も受信する。例えば、上述の702eである。
アクション902。このアクションでは、ターゲットネットワークノードは、少なくとも第1の無線デバイス121の第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングとの差である。
いくつかの実施形態において、これは、X2インタフェースを介したソースネットワークノードとの通信を通じて、ターゲットネットワークノードにより、送信リソースがD2D通信のために割り当てられるサブフレームの時間位置が決定されることにより実行される。例えば、上述のアクション303a−303bおよびアクション703a−703bである。
いくつかの実施形態において、ターゲットネットワークノードが第1の無線デバイス121から第1の無線デバイスの第2のアップリンクタイミング差も受信した場合、これは、第1の無線デバイス121の第2のアップリンクタイミング差に基づいて、ターゲットネットワークノードによりさらに実行され得る。第1の無線デバイス121の第2のアップリンクタイミング差は、ここでは、ソースネットワークノードへの第2の無線デバイスのアップリンクタイミングと、第3のネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングとの差である。例えば、上述のアクション703a−703bである。
加えて、決定は、第3のネットワークノードが第2の無線デバイス121にサービスしている場合に、ターゲットネットワークノードによる第3のネットワークノードとの通信により、実行され得る。例えば、上述のアクション703a−703bである。
アクション903。このアクションでは、ターゲットネットワークノードは、D2D通信のスケジューリングスキームを第1の無線デバイス121へ送信する。例えば、上述のアクション303d、502f、および703dである。
無線電気通信ネットワークにおいて、第1の無線デバイス121がソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへハンドオーバする間に第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122との間のD2D通信を管理するためのソースネットワークノードにより実行される方法の実施形態の例を、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
ここで、方法は、ソースネットワークノードの観点から説明される。ソースネットワークノードは、ここでは、図2から図6を参照して上記に示して説明したような第1および第2のD2Dハンドオーバシナリオにおいて、第1の無線ネットワークノード110、または、図6と図7を参照して上記に説明したような第3のD2Dハンドオーバシナリオにおける第2の無線ネットワークノード111であり得る。
方法は、以下のアクションを含み、これらのアクションは、あらゆる好適な順序をとり得る。
アクション1001。このアクションでは、ソースネットワークノードは、ハンドオーバが開始される前に、少なくとも第2の無線デバイス122へ、D2D通信を中断するための指示を送信する。例えば、上述のアクション302a、502aである。
アクション1002。このアクションでは、ソースネットワークノードは、ハンドオーバが完了した後に、少なくとも第1の無線デバイスの第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングと、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイスのアップリンクタイミングとの差である。
いくつかの実施形態において、これは、X2インタフェースを介したターゲットネットワークノードとの通信を通じて、ターゲットネットワークノードにより、送信リソースがD2D通信のために割り当てられるサブフレームの時間位置が決定されることにより実行される。例えば、上述のアクション303a−303bおよびアクション703a−703bである。
アクション1003。このアクションでは、ソースネットワークノードは、D2D通信のスケジューリングスキームを第2の無線デバイス122へ送信する。例えば、上述のアクション303cおよびアクション703cである。
無線電気通信ネットワークにおいて、第1の無線デバイス121のソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへのハンドオーバの間、第2の無線デバイス122とのD2D通信を管理するための方法のアクションを実行するために、第1の無線デバイス121は、図11に示される以下の配置を含み得る。
図11は、第1の無線デバイス121の実施形態の概略ブロック図である。
第1の無線デバイス121は、処理ユニット1110を有する。これは、処理回路や、プロセッサ、とも称される。処理ユニット1110は、中断/再開始ユニット1101、決定ユニット1102、再構成ユニット1103、および送受信ユニット1104を有する、またはこれらに接続されるように構成される。
中断/再開ユニット1101は、D2D通信を中断するように構成される。いくつかの実施形態において、これは、ハンドオーバが開始される前に、ソースネットワークノードから、D2D通信を中断するための指示を受信することに応答して実行され得る。また、中断/再開ユニット1101は、D2D通信が再構成されたときに、D2D通信を再開するようにも構成されている。
決定ユニット1102は、ソースネットワークノードへのアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへのアップリンクタイミングとの差としての第1のアップリンクタイミング差を決定するように構成される。いくつかの実施形態において、送受信ユニット1104は、ハンドオーバが完了した後に、決定された第1のアップリンクタイミング差を、ターゲットネットワークノードへ送信するように構成される。そして、いくつかの実施形態では、送受信ユニット1104は、ターゲットネットワークノードから、D2D通信のためのスケジューリングスキームを受信する。スケジューリングスキームは、送信リソースがD2D通信のために割り当てられ得るサブフレームの時間位置を指定する。
いくつかの実施形態において、決定ユニット1102は、D2D通信のために、第1の無線デバイス121により決定された第2のアップリンクタイミング差を決定するようにも構成され得る。この場合、送受信ユニット1104は、さらに、ターゲットネットワークノードへ第2のアップリンクタイミング差を送信するように構成される。第2のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへのアップリンクタイミングと、第3のネットワークノードへのアップリンクタイミングとの差である。
再構成ユニット1103は、第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信を再構成するように構成される。
第1の無線デバイス121においてD2D通信を管理するための実施形態は、図11に示す第1の無線デバイス121における処理ユニット1101等のプロセッサの1つ以上を介して、本実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードを伴って実装され得る。前述のプログラムコードは、コンピュータプログラム製品としても提供され得る。例えば、第1の無線デバイス121へロードされたときに、本実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを運ぶデータキャリアの形式である。コンピュータプログラムコードは、例えば、無線デバイス121における、またはサーバ上の純粋なプログラムコードとして提供される、または、無線デバイス121へダウンロードされる。
第1の無線デバイス121は、さらに、1つ以上のメモリユニットを有するメモリ1120を有する。メモリ1120は、第1の無線デバイス121において実行される場合に本方法を実行するためのデータを記憶するために使用するように配置される。このデータは、例えば、送信バーストのエネルギーが第2のエネルギーレベルに増加すべきところの1つ以上の間隔に関する情報である。
当業者であれば、上述した処理ユニット1110とメモリ1120は、さらに、アナログ回路およびデジタル回路の組み合わせ、メモリ等に格納されているソフトウェア並びに/またはファームウェアを用いて構成された1つ以上のプロセッサを参照し、処理ユニット1110のようなプロセッサの1つ以上により実行される場合に、上述のことを実行することも、理解するだろう。1つ以上のこれらのプロセッサ、並びに、他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれ得る。または、いくつかのプロセッサと多種のデジタルハードウェアは、個々にパッケージされているか、システムオンチップ(SoC)にアレンブルされているかにかかわらず、いくつかの分離したコンポーネント間で分散され得る。
第1の無線デバイス121がソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへハンドオーバする間に第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122との間のD2D通信を管理するための方法のアクションを実行するために、ターゲットネットワークノードは、図12に示す以下の配置を含む。
図12は、ターゲットネットワークノードの実施形態の概略ブロック図である。ターゲットネットワークノードは、図2から図3を参照して上記に示して説明したような第1のD2Dハンドオーバシナリオにおける第2の無線ネットワークノード111、または、図4から図5を参照して上記に示して説明したような第1のD2Dハンドオーバシナリオにおける第1の無線ネットワークノード110、または、図6から図7を参照して上記に示して説明したような第3のD2Dハンドオーバシナリオにおける第3の無線ネットワークノード112であり得る。
ターゲットネットワークノードは、処理ユニット1210を含む。これは、処理回路とも称される。処理ユニット1210は、決定ユニット1201、および送受信ユニット1202を有する、またはこれらに接続されるように構成される。
送受信ユニット1202は、ハンドオーバが完了した後、第1の無線デバイス121から、少なくとも第1の無線デバイス121の第1のアップリンクタイミング差を受信するように構成される。いくつかの実施形態において、送受信ユニット1202は、D2D通信のスケジューリングスキームを第1の無線デバイス121へ送信するように構成される。いくつかの実施形態において、送受信ユニット1202はまた、第1の無線デバイス121から、第1の無線デバイス121の第2のアップリンクタイミング差も受信するように構成される。
決定ユニット1201は、少なくとも第1の無線デバイス121の第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定するように構成される。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングとの差である。いくつかの実施形態において、決定ユニット1201は、X2インタフェースを介したソースネットワークノードとの通信を通じて、送信リソースがD2D通信のために割り当てられ得るサブフレームの時間位置を決定するように構成される。
いくつかの実施形態において、決定ユニット1202は、第1の無線デバイスの第2のアップリンクタイミング差にさらに基づいて、スケジューリングスキームを決定するようにも構成される。第1の無線デバイス121の第2のアップリンクタイミング差は、ここでは、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングと、第3のネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングとの差である。いくつかの実施形態において、決定ユニット1201は、第3のネットワークノードが第2の無線デバイス121をサービスしている場合に、第3のネットワークノードとの通信によりスケジューリングスキームを決定するように構成されてもよい。
ターゲットネットワークノードにおいてD2D通信を管理するための本実施形態は、図12に示すターゲットネットワークノードにおける処理ユニット1210のようなプロセッサの1つ以上を介して、本実施形態の機能および悪損を実行するためのコンピュータプログラムコードを伴って実装され得る。前述のプログラムコードは、コンピュータプログラム製品としても提供され得る。例えば、ターゲットネットワークノードへロードされたときに、本実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを運ぶデータキャリアの形式である。そのようなキャリアは、例えばCD ROMディスクの形態である。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアも実現可能である。コンピュータプログラムコードは、例えば、ターゲットネットワークノードにおける、またはサーバ上の純粋なプログラムコードとして提供される、または、ターゲットネットワークノードへダウンロードされる。
ターゲットネットワークノードは、さらに、1つ以上のメモリユニットを有するメモリ1220を有する。メモリ1220は、ターゲットネットワークノードにおいて実行される場合に本方法を実行するためのデータを記憶するために使用するように配置される。このデータは、例えば、送信バーストのエネルギーが第2のエネルギーレベルに増加すべきところの1つ以上の間隔に関する情報である。
当業者であれば、上述した処理ユニット1210とメモリ1220は、さらに、アナログ回路およびデジタル回路の組み合わせ、メモリ等に格納されているソフトウェア並びに/またはファームウェアを用いて構成された1つ以上のプロセッサを参照し、処理ユニット1210のようなプロセッサの1つ以上により実行される場合に、上述のことを実行することも、理解するだろう。1つ以上のこれらのプロセッサ、並びに、他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれ得る。または、いくつかのプロセッサと多種のデジタルハードウェアは、個々にパッケージされているか、システムオンチップ(SoC)にアレンブルされているかにかかわらず、いくつかの分離したコンポーネント間で分散され得る。
第1の無線デバイス121がソースネットワークノードからターゲットネットワークノードへハンドオーバする間に第1の無線デバイス121と第2の無線デバイス122との間のD2D通信を管理するための方法のアクションを実行するために、ソースネットワークノードは、図13に示す以下の配置を含み得る。
図13は、ソースネットワークノードの実施形態の概略ブロック図である。ソースネットワークノードは、図2から図5を参照して上記に示して説明したような第1のD2Dハンドオーバシナリオと第2のD2Dハンドオーバシナリオにおける第1の無線ネットワークノード111、または、図6から図7を参照して上記に示して説明したような第3のD2Dハンドオーバシナリオにおける第2の無線ネットワークノード111であり得る。
ソースネットワークノードは、処理ユニット1310を有する。これは、処理回路とも称される。ソースネットワークノードにおける処理ユニット1310は、決定ユニット1301、および送受信ユニット1302を有する、またはこれらに接続されるように構成される。
送受信ユニット1302は、ハンドオーバが開始される前に、D2D通信を中断するための指示を少なくとも第2無線デバイスへ送信するように構成される。いくつかの実施形態において、送受信ユニット1302はまた、D2D通信のスケジューリングスキームを第2の無線デバイス122へ送信するように構成される。
決定ユニット1301は、ハンドオーバが完了した後に、少なくとも第1の無線デバイス121の第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定するように構成される。第1のアップリンクタイミング差は、ソースネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングと、ターゲットネットワークノードへの第1の無線デバイス121のアップリンクタイミングとの差である。いくつかの実施形態において、決定ユニット1301は、X2インタフェースを介したソースネットワークノードとの通信を通じて、送信リソースがD2D通信のために割り当てれ得るサブフレームの時間位置を決定するように構成される。
ソースネットワークノードにおいてD2D通信を管理するための本実施形態は、図13に示すターゲットネットワークノードにおける処理ユニット1310のようなプロセッサの1つ以上を介して、本実施形態の機能および悪損を実行するためのコンピュータプログラムコードを伴って実装され得る。前述のプログラムコードは、コンピュータプログラム製品としても提供され得る。例えば、ターゲットネットワークノードへロードされたときに、本実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを運ぶデータキャリアの形式である。そのようなキャリアは、例えばCD ROMディスクの形態である。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアも実現可能である。コンピュータプログラムコードは、例えば、ソースネットワークノードにおける、またはサーバ上の純粋なプログラムコードとして提供される、または、ソースネットワークノードへダウンロードされる。
ソースネットワークノードは、さらに、1つ以上のメモリユニットを有するメモリ1320を有する。メモリ1320は、ソースネットワークノードにおいて実行される場合に本方法を実行するためのデータを記憶するために使用するように配置される。このデータは、例えば、送信バーストのエネルギーが第2のエネルギーレベルに増加すべきところの1つ以上の間隔に関する情報である。
当業者であれば、上述した処理ユニット1310とメモリ1320は、さらに、アナログ回路およびデジタル回路の組み合わせ、メモリ等に格納されているソフトウェア並びに/またはファームウェアを用いて構成された1つ以上のプロセッサを参照し、処理ユニット1310のようなプロセッサの1つ以上により実行される場合に、上述のことを実行することも、理解するだろう。1つ以上のこれらのプロセッサ、並びに、他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれ得る。または、いくつかのプロセッサと多種のデジタルハードウェアは、個々にパッケージされているか、システムオンチップ(SoC)にアレンブルされているかにかかわらず、いくつかの分離したコンポーネント間で分散され得る。
ターゲットネットワークノードとソースネットワークノードは、明確性を目的として、分離した要素として説明したが、ネットワークノードは、一般的には、現在のケースが、第1のD2Dハンドオーバシナリオ、第2のD2Dハンドオーバシナリオ、または第3のD2Dハンドオーバシナリオのいずれかであるかに依存して、ターゲットネットワークノードとソースネットワークノードの両方になることが可能であるように実装されてもよいことに注意すべきである。しがたって、このケースでは、処理ユニット1201とメモリ1220は、処理ユニット1301とメモリ1320と同じとなり得る。
本実施形態は、上記に説明した好適な実施形態に限定されない。多様な代案、修正、等化物が利用され得る。したがって、上記の実施形態は、限定するように構成されるべきではない。

Claims (26)

  1. 無線電気通信ネットワーク(100)においてソースネットワークノード(110、111)からターゲットネットワークノード(110、111、112)への第1の無線デバイス(121)のハンドオーバの間に、第2の無線デバイス(122)とのDevice-to-Device (D2D)通信を管理するために前記第1の無線デバイス(121)によって実行される方法であって、
    前記D2D通信を中断する工程(801)と、
    前記ソースネットワークノード(110、111)へのアップリンクタイミングと前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)へのアップリンクタイミングとの間の差として第1のアップリンクタイミング差を決定する工程(802)と、
    前記第1のアップリンクタイミング差に基づいて、前記D2D通信を再構成する工程(803)と、
    再構成された前記D2D通信を再開する工程(804)と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記中断する工程(801)は、前記ハンドオーバが開始される前に、ソースネットワークノード(110、111)から、前記D2D通信を中断するための指示を受信することに応答して行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)へのアップリンクタイミングは、前記ハンドオーバの間に前記第1の無線デバイス(121)と前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)との間で実行されるランダムアクセス手順の一部として決定されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記再構成する工程(803)は、さらに、
    前記ハンドオーバが完了した後に、前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)へ、前記決定された第1のアップリンクタイミング差を送信する工程と、
    前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)から、前記D2D通信のためのスケジューリングスキームを受信する工程と、
    を含み、
    前記スケジューリングスキームは、送信リソースが前記D2D通信のために割り当てられ得るサブフレームの時間位置を示すことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記送信する工程は、さらに、前記ソースネットワークノード(110、111)へのアップリンクタイミングと第3のネットワークノードへのアップリンクタイミングとの間の差である第2のアップリンクタイミング差が前記第1の無線デバイス(121)により決定された場合に、前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)へ、前記第2のアップリンクタイミング差を送信する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記アップリンクタイミング差は、いくつかのサブフレーム程度で決定されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 無線電気通信ネットワーク(100)においてソースネットワークノード(110、111)からターゲットネットワークノード(110、111、112)への第1の無線デバイス(121)のハンドオーバの間に、第2の無線デバイス(122)とのDevice-to-Device (D2D)通信を管理するための前記第1の無線デバイス(121)であって、
    前記D2D通信を中断し、
    前記ソースネットワークノード(110、111)へのアップリンクタイミングと前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)へのアップリンクタイミングとの間の差として第1のアップリンクタイミング差を決定し、
    前記第1のアップリンクタイミング差に基づいて、前記D2D通信を再構成し、
    再構成された前記D2D通信を再開する、
    ように構成された処理回路(1110)を有することを特徴とする第1の無線デバイス。
  8. 前記処理回路(1110)は、さらに、前記ハンドオーバが開始される前に、ソースネットワークノード(110、111)から、前記D2D通信を中断するための指示を受信することに応答して、前記D2D通信を中断するように構成されることを特徴とする請求項7に記載の第1の無線デバイス。
  9. 前記処理回路(1110)は、さらに、前記ハンドオーバが完了した後に、前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)へ、前記決定された第1のアップリンクタイミング差を送信し、前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)から、前記D2D通信のためのスケジューリングスキームを受信するように構成され、
    前記スケジューリングスキームは、前記D2D通信のために送信リソースが割り当てられ得るサブフレームの時間位置を示すことを特徴とする請求項7または8に記載の第1の無線デバイス。
  10. 前記処理回路(1110)は、さらに、前記ソースネットワークノードへのアップリンクタイミングと第3のネットワークノードへのアップリンクタイミングとの間の差である第2のアップリンクタイミング差が前記第1の無線デバイス(121)により決定された場合に、前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)へ、第2のアップリンクタイミング差を送信するように構成されることを特徴とする請求項9に記載の第1の無線デバイス。
  11. 無線電気通信ネットワーク(100)においてソースネットワークノード(110、111)からターゲットネットワークノード(110、111、112)への第1の無線デバイス(121)のハンドオーバの間に、前記第1の無線デバイス(121)と第2の無線デバイス(122)との間のDevice-to-Device (D2D)通信を管理するために前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)によって実行される方法であって、
    前記ハンドオーバが完了した後に、前記第1の無線デバイス(121)から、少なくとも前記第1の無線デバイス(121)の第1のアップリンクタイミング差を受信する工程(901)と、
    少なくとも前記第1の無線デバイス(121)の前記第1のアップリンクタイミング差に基づいて、前記D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する工程(902)と、
    を含み、
    前記第1のアップリンクタイミング差は、前記ソースネットワークノード(110、111)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングと前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングとの間の差であることを特徴とする方法。
  12. 前記第1の無線デバイス(121)へ前記D2D通信の前記スケジューリングスキームを送信する工程(903)をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記スケジューリングスキームを決定する工程(902)は、さらに、X2インタフェースを介した前記ソースネットワークノード(110、111)との通信を通じて、送信リソースが前記D2D通信のために割り当てられ得るサブフレームの時間位置を決定する工程を含むことを特徴とする請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記受信する工程(901)は、さらに、前記第1の無線デバイス(121)から、前記第1の無線デバイス(121)の第2のアップリンクタイミング差を受信する工程を含み、
    前記決定する工程(902)は、さらに前記第1の無線デバイスの第2のアップリンクタイミング差に基づき、
    前記第1の無線デバイス(121)の第2のアップリンクタイミング差は、前記ソースネットワークノード(110、111)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングと第3のネットワークノードへの前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングとの間の差であることを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記スケジューリングスキームを決定する工程(902)は、前記第3のネットワークノードが前記第2の無線デバイス(121)をサービスしているときに、前記第3のネットワークノードとの通信によりさらに実行されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 無線電気通信ネットワーク(100)においてソースネットワークノード(110、111)からターゲットネットワークノード(110、111、112)への第1の無線デバイス(121)のハンドオーバの間に、第1の無線デバイス(121)と第2の無線デバイス(122)との間のDevice-to-Device (D2D)通信を管理するためのターゲットネットワークノード(110、111、112)であって、
    前記ハンドオーバが完了した後に、前記第1の無線デバイス(121)から、少なくとも前記第1の無線デバイス(121)の第1のアップリンクタイミング差を受信し、
    前記少なくとも前記第1の無線デバイス(121)の前記第1のアップリンクタイミング差に基づいて、D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する、
    ように構成された処理回路(1210)を有し、
    前記第1のアップリンクタイミング差は、前記ソースネットワークノード(110、111)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングと、前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングとの差であることを特徴とするターゲットネットワークノード。
  17. 前記処理回路(1210)は、さらに、前記第1の無線デバイス(121)へ前記スケジューリングスキームを送信するように構成されることを特徴とする請求項16に記載のターゲットネットワークノード。
  18. 前記処理回路(1210)は、さらに、X2インタフェースを介した前記ソースネットワークノード(110、111)との通信を通じて、送信リソースが前記D2D通信のために割り当てられ得るサブフレームの時間位置を決定することにより前記スケジューリングスキームを決定するように構成されることを特徴とする請求項16または17に記載のターゲットネットワークノード。
  19. 前記処理回路(1210)は、さらに、前記第1の無線デバイス(121)から、前記第1の無線デバイス(121)の第2のアップリンクタイミング差を受信し、
    前記第2のアップリンクタイミング差にさらに基づいて、前記スケジューリングスキームを決定するように構成され、
    前記第1の無線デバイス(121)の第2のアップリンクタイミング差は、前記ソースネットワークノード(110、111)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングと、第3のネットワークノードへの前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングとの差であることを特徴とする請求項16から18のいずれか1項に記載のターゲットネットワークノード。
  20. 前記処理回路(1210)は、さらに、前記第3のネットワークノードが前記第2の無線デバイス(122)にサービスしているときに、前記第3のネットワークノードとの通信によりスケジューリングスキームを決定するように構成されることを特徴とする請求項19に記載のターゲットネットワークノード。
  21. 無線電気通信ネットワーク(100)においてソースネットワークノード(110、111)からターゲットネットワークノード(110、111、112)への第1の無線デバイス(121)のハンドオーバの間に、第1の無線デバイス(121)と第2の無線デバイス(122)との間のDevice-to-Device (D2D)通信を管理するためのソースネットワークノード(110、111、112)により実行される方法であって、
    前記ハンドオーバが開始される前に前記D2D通信を中断するための指示を、少なくとも前記第2の無線デバイス(121、122)へ送信する工程(1001)と、
    前記ハンドオーバが完了した後に、少なくとも前記第1の無線デバイス(121)の第1のアップリンクタイミング差に基づいて、前記D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する工程(1002)と、
    を含み、
    前記第1のアップリンクタイミング差は、前記ソースネットワークノード(110、111)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングと、前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングとの差であることを特徴とする方法。
  22. 前記第2の無線デバイス(122)へ前記D2D通信のための前記スケジューリングスキームを送信する工程(1003)を更に含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記スケジューリングスキームを決定する工程(1002)は、さらに、X2インタフェースを介した前記ターゲットネットワークノード(111、112)との通信を通じて、送信リソースが前記D2D通信のために割り当てられ得るサブフレームの時間位置を決定する工程を含むことを特徴とする請求項21または22に記載の方法。
  24. 無線電気通信ネットワーク(100)においてソースネットワークノード(110、111)からターゲットネットワークノード(110、111、112)への第1の無線デバイス(121)のハンドオーバの間に、第1の無線デバイス(121)と第2の無線デバイス(122)との間のDevice-to-Device (D2D)通信を管理するためのソースネットワークノード(110、111)であって、
    前記ハンドオーバが開始される前に前記D2D通信を中断する指示を、少なくとも前記第2の無線デバイス(121、122)へ送信し、
    前記ハンドオーバが完了した後に、少なくとも前記第1の無線デバイス(121)の第1のアップリンクタイミング差に基づいて、前記D2D通信のためのスケジューリングスキームを決定する
    ように構成された処理回路(1310)を有し、
    前記第1のアップリンクタイミング差は、前記ソースネットワークノード(110、111)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングと前記ターゲットネットワークノード(110、111、112)への前記第1の無線デバイス(121)のアップリンクタイミングとの差であることを特徴とするソースネットワークノード。
  25. 前記処理回路(1310)は、さらに前記第2の無線デバイス(122)へ前記D2D通信の前記スケジューリングスキームを送信するように構成されることを特徴とする請求項24に記載のソースネットワークノード。
  26. 前記処理回路(1310)は、さらに、X2インタフェースを介したターゲットネットワークノードとの通信を通じて、送信リソースがD2D通信のために割り当てられ得るサブフレームの時間位置を決定することにより前記スケジューリングスキームを決定するように構成されることを特徴とする請求項24または25に記載のソースネットワークノード。

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