JP2016522618A - 異なる映画バージョンについての資産の配信 - Google Patents
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Abstract
方法およびシステムが、映画の異なるバージョンを配信するために開示される。デジタルシネマパッケージは、映画の異なるバージョンについての資産および映画の第1のバージョンを表す第1の構成プレイリストを含む。映画の第2のバージョンを表す第2の構成プレイリストは、第1のデジタルシネマパッケージとは別に利用可能である。デジタルシネマパッケージ内の少なくとも1つのピクチャトラックファイルは、第1の構成プレイリストによっては参照されないが、第2の構成プレイリストによって参照される部分を有する。
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この出願は、2013年5月2日に出願され、この出願に取り込まれる米国継続出願No.61/818,911の利益を主張する。
この出願は、2013年5月2日に出願され、この出願に取り込まれる米国継続出願No.61/818,911の利益を主張する。
本発明の実施形態は、同じ映画の複数のバージョンについてのデジタルシネマ構成物を配信するための方法およびシステムに関する。
現在、映画が公開のためのデジタルシネマ劇場に配信される予定である場合、デジタルシネマパッケージ(DCP)が作成される。DCPは、ピクチャ(ピクチャトラックファイル)と、サウンド(サウンドトラックファイル)と、他の資産(例えば、字幕、クローズドキャプション)とについての資産トラックファイルを含んでいる。DCPは、別のファイル、構成プレイリスト(CPL)をも含んでおり、それは、プレイアウト(playout)のための個別の資産トラックファイルをどのように組み立てるかを記述して、CPLによって表現される映画の個別のバージョンを描画する。CPLは、一連の1以上のリールとしての構成を編成し、各々のリールは、サウンドおよびピクチャトラックファイルといくつかの場合では他の種類の資産トラックファイルとの各々1つを言及し、それらのいくらかは以下に記述される。このトラックファイルの収集物およびCPLファイルは、このDCPで提供されるファイルのインベントリ(inventory)を提供するパッキングリストファイル(PKL)にリストされる。PKL内にリストされていない、1つの最後のファイルは資産マップであり、それは、全てのこれらのファイル(トラックファイル、CPL、およびPKL)の名前とユニバーサルユニーク識別子(UUID)との間の変換のための使い勝手のよい索引を提供し、これらのファイルは互いに参照するためにそれを使用する。これは重要であるが、その理由は、一旦構成がプレイアウトのためのスクリーンサーバに取り込まれると、ファイルの名前は存続する必要がないが、UUIDは存続すると期待されるからである。デジタルシネマパッケージのこの構成はよく知られており、特定のバージョンが、ニューヨーク州ホワイトプレインズの米国映画テレビ技術者協会(SMPTE)によって、それらの標準化のシリーズ、特にST 429 デジタルシネマパッケージング標準化ファミリ(D−Cinema Packaging family of standards)に記述されているように標準化されている。追加的に、SMPTEによって標準化されるのと実質的に同じ方法で機能する別のDCPフォーマットは、カリフォルニア州ハリウッドのデジタルシネマイニシアティブLLCによって規定されており、インターロプ(Interop)パッケージとして知られ、現在、最も広く使用されるデジタルシネマパッケージングフォーマットである。
DCPは、映画の1つ以上のバージョンを含むよう準備され得る。映画の第2のバージョンは必要とされ、例えば、外国語(すなわち、会話のほとんどが話される以外の言語)での字幕を含み、元の資産トラックファイルだけでなく字幕トラックファイルをもどのように組み立てるかを記述する新しい追加のCPLとして、字幕トラックファイルが(PKLによって適切にインベントリされ、かつ資産マップによって索引付けられる)DCPに追加される。DCPが公開劇場内のデジタルシネマ設備に提示されるとき、取り込むために(各々が映画の異なるバージョンに対応する)2つのCPLのうちのどちらかを選択することができる映写技師に対して2つのCPLが識別される。映写技師は、どちらか適切な方のCPLを選ぶことができる。
いくつかの場合において、2つの映画バージョンは別々のDCPとして出荷され、標準はそれがどのようになされたのかを記述する。
1つのよく知られたアプローチは、各々が映画の対応するバージョンをプレイアウトするために必要である資産トラックファイルの完全なセットを伴う、2つの自己完結型のDCPを作ることである。このアプローチについての問題は、データの複製の膨大な量があることであり(例えば、ピクチャトラックファイルは数百ギガバイトの量だろう)、それは転送するには困難であり費用が高くつく。これらの2つのDCPを劇場に通信するのは、1つだけ通信するのよりもおおよそ2倍高くつく。
大量のデータが典型的なフレームレートでデジタルシネマ品質画像を提示するために必要であるので、ピクチャトラックファイルは「重い資産」と考えられる。視聴者が読もうとするテキストを含む字幕に加えてそれらのスクリーン上への配置(例えば、どこにいつ)のためのいくらかのメタデータは、比較的少量のデータゆえに、「軽い資産」と考えられる。字幕が画像として提供され、および(毎秒24フレームでの映画において100秒当たり144,000フレームで対比して)映画中に数百の字幕が存在しえる場合でさえ、字幕は、ピクチャトラックファイルと比べると、もっと「軽い」と考えられる。サウンドトラックファイルは中間であるが、ピクチャトラックファイルよりもなおもより小さい。
別のよく知られた映画配信のアプローチは、資産の複製を除去する。第1のバージョンについてのDCPは作成され、かつ「元のバージョン」すなわち「OV」として配信され得る。第2のバージョンについてのDCPは作成され得て、「補足的」パッケージと呼ばれ、パッキングリストは全てのコンポーネントを以前のように識別するが、重複した資産は資産マップにはリストされておらず、また補足的なDCPにも含まれない。ゆえに、補足的パッケージは、第2のCPLと、字幕トラックファイルと、これらのファイルおよびOVパッケージ内の資産を参照するPKLと、第2のCPLおよびPKLのみを索引付けする資産マップとを含むであろう。このアプローチにおいて、第1のDCP(OV)は実質的に変更されないが、第2のDCP(補足的パッケージ)は比較的小さく、例えば、約1MBであり、そのことによって、それが容易に電子メールで送られまたは非常に速くかつ経済的に別の方法で送信され得る。
しかしながら、映画の第2のバージョンがピクチャ資産への変更を含む場合は、困難が生ずる。これは、国際的に配信される映画が、元のバージョンに含まれていなかった追加的なクレジットを含む場合に共通して起こる。従来技術の配信アプローチは、新しいピクチャ資産(例えば、追加的なクレジットに対応するもの)を追加のピクチャ資産ファイルとしての補足的パッケージにし、それは、新しいリールとして対応するサウンド資産を伴い、第2のCPLによって参照される。しかしながら、これは補足的パッケージを実質的に大きくし(例えば、5−10GBのオーダーで)、例えば映画が字幕を付けられる予定の各々異なる言語について、多くの異なる補足的パッケージが必要とされる可能性があり、これらの映画の追加バージョンを配信する費用はさらに非常に上昇している。
代替的な回避手段が利用可能であるが、それは完全には信頼できない。この回避方法において、追加の資産(例えば、新しいクレジットを表す追加のピクチャ資産)はOV内に含まれるが、第1のCPLによって参照されない。このわずかに大きいDCPのPKLは、たとえ第1のCPLがそれらを使用しなくとも、(複数である場合もある)新しい資産ファイルを識別する。そして、必要とされる補足的パッケージは、第2のCPLと、字幕資産ファイルと、対応する第2のPKLおよび第2の資産マップとを含むだけである。この第2のPKLは、第2のCPLを伴う追加の資産をリストし、第2の資産マップはファイルが対応する索引を提供する。期待されることは、取り込みがなされるとすぐに、元のDCPの資産の全てがデジタルシネマ設備にロードされることである。続いて、補足的パッケージがデジタルシネマ設備に提供されるときに、第2のCPLおよび新しい資産(あれば)がロードされ、その後、必要な資産の全ては、プレイアウトのために第2のCPLに提示される。
残念ながら、この手段は信頼可能に動作しない。デジタルシネマシステムは、パッケージ全体を取り込む必要が無く、いくらかのシステムは、選択されたCPLに必要な資産のみを取り込むことによって、ロード時間を最適化することを選択する。そのような最適化のもとでは、第1のDCP内の余分な資産ファイル(例えば、追加的なクレジットに対応するもの)は取り込まれないだろう。補足的パッケージが遅れて到着し、システムに提示される場合、必要な資産のいくらかが利用可能でなく、(例えば、元のバージョンDCPが出荷される配信ドライブが復帰した場合、または使用されない資産がローカルライブラリサーバから除去された場合)しばしば映写技師はそれらにもはやアクセスできない。
この問題は、(例えば、第1の観客席において)第1のデジタルシネマ設備が、(例えば、第2の、近くの、観客席において)第2のデジタルシネマ設備によって取り込まれる映画のためのソースとして使用される、「左右交互の(side-to-side)」転送(transfer)と呼ばれるものによってさらにひどくなる。典型的には、映写技師は、必要な資産に加えて、第1の設備から第2の設備に転送された、所望のCPLを特定する。映画が転送されているように映画が示される「緊急転送(emergency transfer)」の間、そのようなシナリオが実際に生じるだろう。緊急転送の後に、映画の転送されたバージョンが後続するプレイアウトのための第2の設備上で利用可能なままである。しかしながら、第1の設備が(第1のCPLによって必要とされないものも含む)元のバージョンDCPの資産全てを取り込んだとしても、左右交互の転送工程の間、それらは転送しないだろう。ゆえに、第2の設備は補足的パッケージ内の第2のCPLをプレイアウトするために必要な資産を提示されていないだろう。
ゆえに、同じ映画の複数のバージョンについてのデジタルシネマパッケージを準備する方法についての必要性が存在し、それによって、同じ映画の異なるバージョンについての補足的パッケージが提供されるときに利用可能となるように、ある資産がデジタルシネマ設備によって取り込まれかつ保持されることが確実となる。
本原理の一側面は、映画の2つのバージョンを作成し、配信するための方法を提供する。第1のデジタルシネマパッケージ、元のバージョンは、第1の構成プレイリストについての資産の全てを含み、それらの資産の少なくとも1つは、ピクチャ資産、または他の大きな資産、例えば第1の構成プレイリストによって参照されないサウンドまたはオーディオ資産(例えば、第1の構成プレイリストのプレイアウトにおいて使用されない)など比較的大きなサイズの資産である。第1の構成プレイリストを含む第1のデジタルシネマパッケージが作成され、かつ配信される。第2の構成プレイリストが作成され、第1のデジタルシネマパッケージ内の使用されない資産を参照する。この第2の構成プレイリストは個々に配信されることができ、この構成プレイリストは著しく小さいファイルサイズまたはピクチャ資産の大きさよりも小さい大きさのオーダーであるファイルサイズを有するので、この配信は早くかつ経済的であり得る。いくらかの場合、第2の構成プレイリストは第2のデジタルシネマパッケージ内で提供される。第2のバージョンについて必要とされ、第1のデジタルシネマパッケージ内で提供されないので、第2のデジタルシネマパッケージは追加の資産、例えば、字幕トラックファイルおよび/または代替的なサウンドトラックファイルをさらに含むことができる。
一実施形態は、映画配信のための方法を提供する。それは以下の構成を含む。
a)第1の構成パッキングリスト(CPL)およびピクチャトラックファイルを有する第1のデジタルシネマパッケージを配信するステップであって、上記ピクチャトラックファイルは、映画の第1のおよび第2のバージョンとそれぞれ関連付けられる第1のおよび第2のピクチャ資産にそれぞれ対応する第1の部分および別の第2の部分を有し、上記第1のCPLは、上記ピクチャトラックファイルの上記第1の部分を参照するが、上記第2の部分を参照しない、上記第1のデジタルシネマパッケージを配信するステップと、b)上記第2のピクチャ資産を持たない第2のCPLを配信するステップであって、上記第2のCPLは、上記ピクチャトラックファイルの少なくとも上記第2の部分を参照する、上記第2のCPLを配信するステップと、を含み、上記第1のCPLは、上記映画の第1のバージョンに対応し、上記第2のCPLは上記映画の第2のバージョンに対応する。
a)第1の構成パッキングリスト(CPL)およびピクチャトラックファイルを有する第1のデジタルシネマパッケージを配信するステップであって、上記ピクチャトラックファイルは、映画の第1のおよび第2のバージョンとそれぞれ関連付けられる第1のおよび第2のピクチャ資産にそれぞれ対応する第1の部分および別の第2の部分を有し、上記第1のCPLは、上記ピクチャトラックファイルの上記第1の部分を参照するが、上記第2の部分を参照しない、上記第1のデジタルシネマパッケージを配信するステップと、b)上記第2のピクチャ資産を持たない第2のCPLを配信するステップであって、上記第2のCPLは、上記ピクチャトラックファイルの少なくとも上記第2の部分を参照する、上記第2のCPLを配信するステップと、を含み、上記第1のCPLは、上記映画の第1のバージョンに対応し、上記第2のCPLは上記映画の第2のバージョンに対応する。
別の実施形態はデジタルシネマ配信を提供する。それは以下の構成を備える。
第1のデジタルシネマパッケージであって、第1のピクチャ資産に対応する第1の部分および第2のピクチャ資産に対応する別の第2の部分を有する第1のピクチャトラックファイルであって、上記第1のピクチャ資産が映画の第1のバージョンに関連付けられ、上記第2のピクチャ資産は上記映画の第2のバージョンに関連付けられている、上記第1のピクチャトラックファイルと、上記第1のピクチャトラックファイルの上記第1の部分を参照するが、上記第2の部分は参照しない、第1の構成パッキングリストと、を有する、上記第1のデジタルシネマパッケージと、上記第1のピクチャトラックファイルの少なくとも上記第2の部分を参照する第2のCPLであって、上記第2のCPLは上記第2のピクチャ資産を含まない、上記第2のCPLと、を含み、上記第1のCPLは上記映画の第1のバージョンに対応し、上記第2のCPLは上記映画の第2のバージョンに対応する。
第1のデジタルシネマパッケージであって、第1のピクチャ資産に対応する第1の部分および第2のピクチャ資産に対応する別の第2の部分を有する第1のピクチャトラックファイルであって、上記第1のピクチャ資産が映画の第1のバージョンに関連付けられ、上記第2のピクチャ資産は上記映画の第2のバージョンに関連付けられている、上記第1のピクチャトラックファイルと、上記第1のピクチャトラックファイルの上記第1の部分を参照するが、上記第2の部分は参照しない、第1の構成パッキングリストと、を有する、上記第1のデジタルシネマパッケージと、上記第1のピクチャトラックファイルの少なくとも上記第2の部分を参照する第2のCPLであって、上記第2のCPLは上記第2のピクチャ資産を含まない、上記第2のCPLと、を含み、上記第1のCPLは上記映画の第1のバージョンに対応し、上記第2のCPLは上記映画の第2のバージョンに対応する。
本原理の教示は、添付図面と共に後述する詳細な記述を考慮することによって容易に理解され得る。
理解を容易にするために、特徴に共通する同一の要素を指すためには、可能であれば、同一の符号が用いられている。
図1は、第1の従来技術デジタルシネマパッケージ(DCP1)の略ブロック図を示しており、米国国内パッケージとして指定されるこの例において、第1のCPL(CPL1)および6つの資産ファイル、すなわち3つのサウンドトラックファイル(S1、S2、S3)および3つのピクチャトラックファイル(P1、P2、P3A)を備えている。CPL1から6つの資産それぞれへの矢印は、CPL1がこれらの資産を参照するということを示すことを意味する。当業者は、CPL1が、この例において、第1のリールがS1およびP1両方を参照して映画の第1の部分に同期したサウンドおよびピクチャを提供し、第2のリールが第2の部分のためのS2およびP2を参照し、第3のリールはS3およびP3を参照する、3つのリールを含むことを理解するであろう。それゆえ、これらの図面において、リールは暗に示されるが、明確に示されない。一部の実施形態では、追加のトラックファイル(例えば、クローズドキャプション)もまた提供され、よく理解される。この例において、これは元のバージョン(OV)パッケージである。
図1および後続する図面において、DCPについてのPKLおよび資産マップは表されておらず、両方とも従来の物であり当業者には知られているが、PKLは、UUIDによってCPLおよび同じ対応するパッケージの資産ファイルを識別し、対応する資産マップは、UUIDをそのパッケージに含まれる個別のファイルに関連付けする(索引付けする)。
従来技術でもある、第2のDCP(DCP2)は補足的パッケージとして図1に示され、この例において国際的なバージョンとして指定される。DCP2は、元のバージョンDCP(DCP1)からの5つのトラックファイル(S1、S2、S3、P1、P2)に加えて、置換ピクチャトラックファイル(P3B)を参照する、第2のCPL(CPL2)を含んでいる。CPL2において、第1のおよび第2のリールは同一であり、第1のリールにおけるS1およびP1と第2のリールにおけるS2およびP2を参照する。第3のリールは、新しいピクチャトラックファイルP3Bおよび元のサウンドファイルS3を参照する。一部の実施形態では、新しいサウンドファイル(図示されていない)は、第3のリール内での使用のために提供され得る。 本発明の実施形態は、映画の異なるバージョンを作成し、配信するための信頼可能な方法を提供する。第1のデジタルシネマパッケージ(DCP)は、映画の第1のバージョンについての第1の構成プレイリスト(CPL)を対応する資産とともに含んでおり、少なくとも1つの資産(例えば、ピクチャトラックファイルまたは他の重い資産)は「合成」資産、すなわち、少なくとも第1のCPLによって使用される第1の部分および第1のDCP内の任意のCPLによって使用されない第2の部分を含むが、映画の第2のバージョンでの使用は意図される。第2の部分は異なるかまたは第1の部分からは区別される。一旦作成されると、この第1のDCPは配信され、プレイヤによって取り込まれるときに、合成資産(第1のおよび第2の部分の両方)の全体がロードされる。
映画の第2のバージョンに対応する(または規定する)第2のCPLが作成され、個別に配信されるが、合成資産の任意のものを複製することはない。ゆえに、第2の部分は、第1のDCPで配信され、第1のCPL(または第1のDCP内の任意のCPLでない)に参照されないが、第1のCPLが維持される一方で、それはロードされ維持される。したがって、第2のCPLが受信され、取り込まれるときに、合成資産の第2の部分は既に利用可能である。第2のCPLの小さいサイズは、その配信を早くかつ経済的にする。いくつかの場合において、第2のCPLは第2のDCPで提供される。第2のDCPは、追加資産、第2のバージョンについて必要とされ、第1のDCPで提供されないため、例えば、字幕トラックファイルおよび/または代替的なサウンドトラックファイルをさらに含むことができる。これらの様々な特徴は以下でさらに議論される。
図2は、本原理の一実施形態に従った2つのデジタルシネマパッケージを示している。第1のパッケージDCPIBは、第1のCPL(CPL1B)および6つの資産ファイル(S1、S2、S3、P1、P2、P3)を含む元のバージョン(さらに、例示として、米国国内バージョン)である。P3は、P3A内のピクチャ資産およびP3B内のピクチャ資産の両方を含む新しいピクチャ資産ファイルである。CPL1Bは、第1のリールがS1およびP1を参照し、第2のリールがS2およびP2を参照し、第3のリールがS3およびP3を参照する、3つのリールを有する。CPL1Bにおいて、P3への参照は、P3Aのピクチャ資産に対応する部分をさらに識別する。
資産トラックファイルの部分を識別する能力が、「エントリポイント」および「持続期間」の選択的パラメータを指定することによって、CPLにおいて提供され、前者は、識別された資産トラックファイル内のどのフレーム(またはそれらが正式に呼ばれるような「編集ユニット」)においてリールが開始するかを特定し、一方で後者は、リール内でプレイされる予定の資産のフレーム(または「編集ユニット」)の数を特定する。「エントリポイント」が省略される場合、リールのプレイアウトは資産ファイルの初めの時点において開始し、「持続時間」が省略される場合、リールのプレイアウトは資産ファイルの終わりに終了する。それゆえ、いずれも特定されない場合、リールがプレイされるべきときに資産トラックファイルの全体がプレイされることになる。
CPL1Bがデジタルシネマ設備によって取り込まれるときに、6つの資産ファイルS1、S2、S3、P1、P2、およびP3もまた取り込まれるだろう。CPL1Bのプレイアウトの間、第1のおよび第2のリールはノーマルとして再生されるだろうが、第3のリールのプレイアウトは、P3Aに対応するP3の部分に同期してS3を再生するだろう。かくして、CPL1Bのプレイアウトは図1のCPL1のプレイアウトに同じように現れるだろう。
CPL1Bを取り込むとすぐに、P3Bに対応する資産の部分が必然的に取り込まれ、かつ左右交互の転送を含む後続する転送においてCPL1Bをさらに伴う。この理由によって、図2の元のバージョンパッケージは「プリロードされた資産を伴う元のバージョン」と呼ぶことができる。
図2において、補足的デジタルシネマパッケージDCP2B(また一方、この例における国際的なバージョン)は、第2のCPL(CPL2B)を含み、この実施形態において、資産を含まない。上述したように、PKLおよび資産マップは示されていない。CPL2Bは第1のリールはS1およびP1を参照し、第2のリールはS2およびP2を参照し、第3のリールはS3およびP3を参照する、3つのリールを有している。この場合において、P3への参照は、必要に応じて「エントリポイント」および「持続期間」パラメータを再び使用して、P3Bのピクチャ資産に対応する部分をさらに識別する。この補足的パッケージは資産ファイルを持たないので、「軽い」パッケージと考えられる。
デジタルシネマ設備の一部の実施形態では、むきだしの、すなわちDCPに包み込まれておらず資産マップもPKLもないCPLが取り込まれることが可能である。これは可能であるが、なぜならば、資産マップおよびPKL内で提供される情報が、CPLおよび(CPLはUUIDによってそれらを参照するが)CPLが参照する全ての資産(それらが発見される場合)を徹底的に調べることによって、導き出され得るからである。DCPを取り込むとすぐに、いくらかのデジタルシネマ設備はコンテンツ(すなわち、資産トラックファイル)の索引をUUIDによって維持し、それによって後に、新しいCPLが取り込まれ、かつ参照された資産トラックファイルはPKLまたは資産マップに対する必要なしに識別される。
ゆえに、一部の実施形態では、「軽い配信」はPKLおよび資産マップを伴わないCPL2Bのみを含むことができる。PKLおよび資産マップを伴っても、図2の補足的DCPはなおも「軽い」と考えられる。
図3は、CPL2Cが字幕トラックファイル301をさらに参照する、軽い補足的パッケージDCP2Cの代替的な実施形態を示している。字幕トラックファイル301はInteropフォーマットに従った単一のトラックファイルとすることができ、またはSMPTEフォーマットDCPでは、リール(図示されず)当たり1つの、3つの字幕トラックファイルに分割されるだろう。プレイアウトの間、CPL2Cは、字幕トラックファイル301からの字幕(または、SMPTE標準にしたがってパッケージされた場合は字幕トラックファイル)が追加されるが、図2のCPL2またはCPL2Bとして同じ表現を示すであろう。
図4は、低減された資産ファイルサイズのために、図1の配信よりもなおより軽い配信である本原理の他の実施形態を示す。補足的デジタルシネマパッケージDCP2D(例えば、国際的なバージョン)は、この例では最初の会話の言語をフランス語で有する異なるサウンドトラックファイルを含んでいる。ここで、CPL2Dに関して、第1のリールは、ピクチャトラックファイルP1を(第1のサウンドトラックファイルに対応するが、元の言語の代わりにフランス語会話で吹き替えられている)サウンドトラックファイルS1:FR401を用いてプレイし、第2のリールは、ピクチャトラックファイルP2をフランス語会話を伴う第2のサウンドトラックファイルS2:FR402を用いてプレイする。最後に、第3のリールは、ピクチャトラックファイルP3をプレイするが、P3Bのピクチャ資産に対応する部分およびフランス語会話を伴う第3のサウンドトラックファイルS3:FR403のみである。
図2から図4の各々において、同じDCP1Bは、米国国内バージョンとして提示され、かつ同じCPL1Bを含んでいることに注意されたい。かくして、同じ元のバージョンDCP1Bは、対応する異なる国際的なバージョンCPL(CPL2B−D)を伴う任意のDCP2B−Dに対する基準として使用されることが可能である。
図5は、本原理の一実施形態に従ったデジタルシネマパッケージの作成および配信工程500についてのフローチャートを示している。工程500は、2つの構成プレイリストを配信するために使用され、第1の構成プレイリストは、大きなファイルサイズを有する資産(例えば、ピクチャ資産)を有し、第2の構成プレイリストは、第1の構成プレイリストのピクチャ資産よりも相当小さいファイルサイズを有する資産を有する。この工程のスタートにおいて、第1の構成プレイリストに必要な資産は1つ以上のピクチャトラックファイルの形成における使用のために利用可能にされる。
工程のステップ504において、第1のピクチャトラックファイル(例えば、図2におけるP3)は、第1のピクチャ資産(例えば、TIFFファイルなどのピクチャトラックファイルP3A、またはピクチャトラックファイルP3Aそれ自体を構築するのに使用されるピクチャ資産)および第2のピクチャ資産(例えば、ピクチャトラックファイルP3B、またはピクチャトラックファイルP3Bそれ自体を構築するのに使用されるピクチャ資産)を組み合わせることによって、作り出される。このステップ504の結果は、第1の部分および第2の部分を含む合成ピクチャトラックファイルであり、第1の部分は第1のピクチャ資産に対応し、および第2の部分は第2のピクチャ資産に対応する。一実施形態では、第1のピクチャ資産(P3A)および第2のピクチャ資産(P3B)の少なくとも1つは、第1のピクチャトラックファイルとは異なる第2のピクチャトラックファイルから得られる。
ステップ506において、第1のピクチャトラックファイルの第1の部分への参照を含むが、第2の部分への参照は含まない、第1のCPL(例えば、CPL1B)が作成される。
ステップ508において、第1のピクチャトラックファイルの少なくとも第2の部分への参照を含む、第2のCPL(例えば、CPL2B)が作成される。個別のシチュエーションによって、第2のCPLは第1のピクチャトラックファイルの第1の部分への任意の参照を含んでも含まなくてもよい。例えば、国際的なバージョンが追加材料を追加するに過ぎないが、元のバージョン(このシナリオは図1から図4に示されない)からのどんなものも除外されない場合、第2のCPLピクチャトラックファイル内の第1のピクチャ資産のいくらかまたは全てに対応する参照を含むことができる。
ステップ510において、第1のCPL(例えば、CPL1B)およびピクチャトラックファイル(例えば、P3)を含む第1のデジタルシネマパッケージが配信される。ピクチャトラックファイル(例えば、P1−P3)の存在は、これを重い配信にする。理想的には、この配信は、適切なリードタイムで、利用可能な最も経済的な配信を使用してなされ(例えば、ハードドライブの出荷、または衛星リンクを使用してパッケージをダウンロードする)、その結果、転送エラーが存在する場合、別のハードドライブをなおも送ることができる。
ステップ512において、第2のCPL(例えば、CPL2B−D)が配信される。これは、(デジタルシネマ設備のいくらかの例について、図2におけるCPL2Bに関して働くことができたように)むきだしのCPLを配信することによって、または、(図2−4に示されるように)対応するCPL2B−Dを含む補足的DCP2B−Dを配信することによって、生じることができる。図3から図4の実施形態の場合、対応するCPL2C−Dを含む補足的DCP2C−Dは、追加資産トラックファイル、例えば、示されるように、図3の字幕トラックファイル、または図4の置換サウンドトラックファイルS1:FR(401)、S2:FR(402)およびS3:FR(403)をも含むだろう。
いくらかの場合では、補足的DCPは、第2のCPLが参照することもできる、第1のCPLにおいて利用可能でない追加ピクチャトラックファイル(図2から図4には図示されず)を含むことができる。これらの追加ピクチャトラックファイルは、「軽い」配信の利益を持ち続けるために、最小または比較的小さいサイズに好ましくは維持される。
さらには、上記例において「重い」資産は、ピクチャトラックファイルとして識別されるが、本原理の1つ以上の特徴は、オーディオ資産に同様に適用することが可能である。例えば、第1の構成プレイリスト(または第1のDCP)においてより大きなファイルサイズの1つ以上のオーディオ資産を含むことによって、後続する配信のサイズを有利に減少させることも可能である。
図6は、本原理の1つ以上の実施形態に従ったデジタルシネマ資産の配信においての使用に適するシステム600のブロック図を示している。システム600は、少なくとも1つのプロセッサ602と、1つ以上のメモリ606および/またはハードディスクドライブなどのストレージデバイス608と、少なくとも1つのI/Oインタフェース604とを備える。様々な資産、ファイルおよび/またはデジタルシネマパッケージは、メモリ606およびストレージデバイス608の少なくとも1つに格納されることが可能である。資産、ファイルおよびデジタルシネマパッケージを格納および/または取り出すためのメモリ606およびストレージデバイス608の少なくとも1つに動作可能に接続されたプロセッサ602は、本原理に従った1以上の方法ステップを実行するためのプログラム命令(例えば、非一時的なコンピュータ可読媒体に格納される)を実行するように構成される。有線または無線であり得るI/Oインタフェース604は、システム600が、クラウドベースのコンピューティングまたはストレージサーバを含む他のコンピュータまたはサーバと通信することを可能にする。
いくつかの場合において、ストレージデバイス608は、デジタルシネマコンテンツが配信され得るメカニズムのために、携帯可能なデバイス、すなわちシステム600から着脱可能である。これは「重い」デジタルシネマパッケージにとりわけよく適する。メモリ606またはストレージデバイス608からの「軽い」パッケージは、I/Oインタフェース604を介して簡単に配信され得る。利用可能な帯域幅(または時間)にもよるが、I/Oインタフェース604は「重い」デジタルシネマパッケージについてもまた適することができる。
さらには、第1のおよび第2のピクチャ資産、ピクチャトラックファイル、第1のおよび第2の構成物のいくらかまたは全ては、本原理の1つ以上の実施形態での使用のための、非一時的なコンピュータまたはマシン可読媒体に記録または記憶されることができる。
ここに開示される様々な実施形態は、プロセッサ、コントローラまたはマシン、またはそれらの組合せによって実行される、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアとして実行され得る。さらには、ソフトウェアは、プログラム記憶ユニットまたは非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、ハードドライブ、着脱可能ストレージ、リードオンリメモリ、ランダムアクセス可能なメモリ、などである)上に明白に具現化されるアプリケーションプログラムとして好ましくは実施されて、任意の適したアーキテクチャを含むマシンにアップロードされ実行される。一実施形態では、プログラム命令はコンピュータ可読媒体に記憶されており、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、本発明の方法が上述したように実行されるようにしている。
以上の記述は、デジタルシネマ設備における使用のための映画の複数のバージョンを作成し、かつ配信するための技術を記述する。以上の記述は本原理の様々な実施形態に向けられる一方で、本発明の他の実施形態は、それらの基本的範囲から離れることなく考案されてもよい。例えば、上述の例において記述された1つ以上の特徴は修正、省略、かつ/または異なる組合せで使用されることが可能である。ゆえに、本発明の適切な範囲は別記する特許請求の範囲に応じて決定されるべきである。
Claims (14)
- a) 第1の構成パッキングリスト(CPL)およびピクチャトラックファイル(P3)を有する第1のデジタルシネマパッケージ(DCP1B)を配信するステップであって、前記ピクチャトラックファイルは、第1のおよび第2の映画のバージョンとそれぞれ関連付けられた、第1のおよび第2のピクチャ資産(P3A、P3B)にそれぞれ対応する第1の部分および別の第2の部分を有し、前記第1のCPLは、前記ピクチャトラックファイル(P3)の前記第1の部分を参照するが、前記第2の部分を参照しない、前記第1のデジタルシネマパッケージ(DCP1B)を配信するステップと、
b) 前記第2のピクチャ資産を持たない第2のCPL(CPL2B)を配信するステップであって、前記第2のCPLは、前記ピクチャトラックファイル(P3)の少なくとも前記第2の部分を参照する、前記第2のCPL(CPL2B)を配信するステップと、
を含み、
前記第1のCPLは、前記映画の第1のバージョンに対応し、前記第2のCPLは前記映画の第2のバージョンに対応する、映画配信のための方法。 - 前記第2のCPLは、第2のデジタルシネマパッケージ(DCP2B)の部分として配信される、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のデジタルシネマパッケージ(DCP2C)は、字幕トラックファイル(301)をさらに含む、請求項2に記載の方法。
- 前記第2のCPL(CPL2C)は、前記字幕トラックファイルをさらに参照する、請求項3に記載の方法。
- 前記第2のCPLは、前記第1の部分を参照しない、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のデジタルシネマパッケージ(DCP2D)は、前記第2のCPL(CPL2D)によって参照されるオーディオトラックファイル(401)をさらに含む、請求項2から5のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のピクチャ資産(P3A)および前記第2のピクチャ資産(P3B)の少なくとも1つは、前記第1のピクチャトラックファイルとは異なる第2のピクチャトラックファイルから得られる、請求項1に記載の方法。
- 第1のピクチャ資産(P3A)に対応する第1の部分および第2のピクチャ資産(P3B)に対応する別の第2の部分を有する第1のピクチャトラックファイル(P3)であって、前記第1のピクチャ資産(P3A)が映画の第1のバージョンに関連付けられ、前記第2のピクチャ資産(P3B)は映画の第2のバージョンに関連付けられている、前記第1のピクチャトラックファイル(P3)と、
前記第1のピクチャトラックファイル(P3)の前記第1の部分を参照するが、前記第2の部分は参照しない、第1の構成パッキングリスト(CPL)と、
を有する、第1のデジタルシネマパッケージ(DCP1B)と、
前記第1のピクチャトラックファイル(P3)の少なくとも前記第2の部分を参照する第2のCPL(CPL2B)であって、前記第2のCPLは前記第2のピクチャ資産を含まない、前記第2のCPL(CPL2B)と、
を含み、
前記第1のCPLは前記映画の第1のバージョンに対応し、前記第2のCPLは前記映画の第2のバージョンに対応する、デジタルシネマ配信。 - 前記第2のCPLは、前記第2のデジタルシネマパッケージ(DCP2B)の部分として配信される、請求項8に記載のデジタルシネマ資産。
- 前記第2のデジタルシネマパッケージ(DCP2C)が、字幕トラックファイル(301)をさらに有する、請求項9に記載のデジタルシネマ資産。
- 前記第2のCPL(CPL2C)が、前記字幕トラックファイルをさらに参照する、請求項10に記載のデジタルシネマ資産。
- 前記第2のCPLが前記第1の部分を参照しない、請求項8に記載のデジタルシネマ資産。
- 前記第2のデジタルシネマパッケージ(DCP2D)が、前記第2のCPL(CPL2D)によって参照されるオーディオトラックファイル(401)をさらに有する、請求項9から12のいずれかに記載のデジタルシネマ資産。
- 前記第1のピクチャ資産(P3A)および前記第2のピクチャ資産(P3B)の少なくとも1つは、前記第1のピクチャトラックファイルとは異なる第2のピクチャトラックファイルから得られる、請求項8に記載のデジタルシネマ資産。
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